JP4728433B2 - 検査装置及び検査方法 - Google Patents

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Description

本発明は、検査装置及び検査方法に関し、特に電子部品の基板への実装状態を検査する検査装置及び検査方法に関する。
従来から、ITO(Indium Tin Oxide)等で構成される電極を持った液晶ディスプレイ及びプラズマディスプレイ等のフラットパネルディスプレイ(以下、パネルという)上に、電極を持ったTAB(Tape Automated Bonding)基板、半導体素子及びフレキシブル基板等の電子部品(以下、部品という)を実装することが行われている。
この実装では、部品とパネルとの間に異方性導電接着剤シート(以下、ACFという)を介在させた状態で部品のパネルへの仮圧着及び本圧着が行われ、パネルの電極と部品の電極とが接合される。仮圧着においては、熱圧着加圧ヘッドにより部品を弱く押圧して部品の仮圧着が行われ、その後の本圧着では、仮圧着された部品を熱圧着加圧ヘッドにより低圧着より高い温度と高い圧力で押圧して部品の本圧着が行われる。さらに、部品の所定の実装位置からの相対的なずれ量(位置ずれ量)が検査装置により検出される。検出された位置ずれ量は次のパネルの部品実装にフィードバックされ、位置ずれを補正した実装が行われる。
部品の位置ずれ量を検出する検査装置としては、例えば特許文献1に記載のものがある。この検査装置においてずれ量の検出は、パネル(透明基板)に設けられたアライメントマークと、部品に設けられたアライメントマークとのずれ量をパネルに実装された部品の位置ずれ量として検出することにより行われる。
特開2006−40978号公報
ところで、特許文献1に記載の検査装置において部品のアライメントマークの位置は、パネルの裏面(パネルに部品が実装されていない側のパネルの面)側から該アライメントマークに近赤外光を照射し、パネルの裏面側で撮像装置により該アライメントマークを撮像し、その撮像結果に基づいて検出される。しかし、金属等の導電性粒子は近赤外光を透過しない又は透過し難いため、パネルの裏面側から近赤外光を照射しても、近赤外光が部品に設けられたアライメントマークに届くことは無く、部品のアライメントマークを撮像することができないのである。部品の実装ピッチの狭ピッチ化が進むに従って導電性粒子の微細化・高密度化が進み、導電性粒子で光が遮られ易くなるので、より部品のアライメントマークに光が届き難くなる。その結果、部品のアライメントマークを認識し難くなるため、実装ピッチの狭ピッチ化が進むに従ってこの問題がより顕著になる。従って、この特許文献1の検査装置では、ACF等の導電性粒子を含む接合部材を介してパネルに実装された部品の位置ずれ量を検出することは極めて困難である。
そこで、本発明は、かかる問題点に鑑み、導電性粒子を含む接着部材を介してパネルに実装された部品の位置ずれ量を精度良く検出することが可能な検査装置及び検査方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の検査装置は、導電性粒子を含む接着部材を介してパネルの表面に実装された部品の所定の実装位置からのずれ量を検出する装置であって、パネルの表面に形成されたパネル認識マーク及び部品が実装されるパネルの表面に対向する前記部品の表面に形成された部品認識マークに光を照射する照明手段と、パネルに対し前記照明と反対側に配設され、前記光が照射されたパネル認識マーク及び部品認識マークを撮像するカメラと、前記カメラによる撮像結果としての画像から、前記パネル認識マーク及び前記部品認識マークの位置関係の所定の位置関係からのずれ量を算出する算出手段とを備え、前記照明手段は、パネル及び部品を透過し、かつ前記導電性粒子を透過しない又は透過し難い波長で光を照射し、前記照明手段の光軸は、前記パネル又は部品の表面の法線に対して傾いていることを特徴とする。
これにより、パネル又は部品の表面の法線に対して光軸が傾いた照明手段を用いてパネル認識マーク及び部品認識マークを撮像する。従って、照明手段からの光が導電性粒子により散乱され易くなり、散乱光がカメラに入ってパネル認識マーク及び部品認識マークの画像を形成するので、導電性粒子の影響によりパネル認識マーク及び部品認識マークが認識できないようなことを抑制することができる。その結果、導電性粒子の影響を低減させて部品の位置ずれ量を算出することができるので、導電性粒子を含む接着部材を介してパネルに実装された部品の位置ずれ量を精度良く検出することができる。
ここで、前記照明手段の光軸は、前記パネル認識マーク又は部品認識マークと交差してもよい。また、前記照明手段の光軸は、前記パネル又は部品の表面と45°以上60°未満の角度をなすのが好ましい。また、前記照明手段は、パネルに部品が実装される側とは反対側のパネルの裏面側に配設され、前記照明手段の光軸は、前記部品認識マークと交差し、前記部品の表面と45°以上60°未満の角度をなすのが好ましい。
これにより、照明手段からの光をパネル認識マーク又は部品認識マークに直接照射することができるので、光量の大きな照明手段を用いる必要が無くなり、低消費電力化を図ることができる。
また、前記照明手段の光軸は、前記パネル認識マーク及び部品認識マークと交差しなくてもよい。この場合、前記照明手段の光軸は、前記パネル又は部品の表面と50°以上85°未満の角度をなすのが好ましい。また、前記照明手段は、パネルに部品が実装される側とは反対側のパネルの裏面側に配設され、前記照明手段の光軸は、前記部品認識マークの表面と50°以上85°未満の角度をなすのが好ましい。
これにより、パネル認識マーク及び部品認識マークの明瞭な認識可能な画像を得ることが可能な角度の範囲が50°以上85°未満と広くなるので、設計自由度を高くすることができる。
また、前記照明手段は、異なる方向から前記パネル認識マーク及び部品認識マークに光を照射する複数の照明から構成されるのが好ましい。この場合、前記複数の照明のぞれぞれは、該照明の光軸が前記パネル認識マーク又は部品認識マークの輪郭を構成する直線部と直交するように配置されるのが好ましい。
これにより、パネル認識マーク又は部品認識マークのエッジが強調された画像を得ることができる。
また、本発明は、導電性粒子を含む接着部材を介してパネルの表面に実装された部品の所定の実装位置からのずれ量を検出する方法であって、パネルの表面に形成されたパネル認識マーク及び部品が実装されるパネルの表面に対向する前記部品の表面に形成された部品認識マークに光を照射する照明ステップと、パネルに対し前記照明と反対側に配設され、前記光が照射されたパネル認識マーク及び部品認識マークを撮像する撮像ステップと、前記カメラによる撮像結果としての画像から、前記パネル認識マーク及び前記部品認識マークの位置関係の所定の位置関係からのずれ量を算出する算出ステップとを含み、前記照明ステップでは、パネル及び部品を透過し、かつ前記導電性粒子を透過しない又は透過し難い波長で光を照射し、前記照明の光軸は、前記パネル又は部品の表面の法線に対して傾いていることを特徴とする検査方法とすることもできる。
これにより、導電性粒子を含む接着部材を介してパネルに実装された部品の位置ずれ量を精度良く検出することができる。
本発明によれば、導電性粒子を含む接着部材を介してパネルに実装された部品の位置ずれ量を精度良く検出することが可能な検査装置及び検査方法を実現できるという効果が奏される。
図1は、本発明の実施の形態の部品実装システムの全体構成を示す概念図である。 図2は、同部品実装システムのパネル実装機において部品がパネルに実装される様子を示す図である。 図3(a)は、同部品実装システムの検査機の概略構成を示す斜視図である。図3(b)は、同部品実装システムの検査機で実装済パネルが検査される様子を示す図である。 図4は、検査機においてパネル認識マーク及び部品認識マークに赤外光が照射される様子を示す図である。 図5は、同部品実装システムの概略構成を示す機能ブロック図である。 図6は、同部品実装システムのフィードバック動作を示すシーケンスである。 図7(a)は、部品認識マークの一例を示す図である。図7(b)は、パネル認識マークの一例を示す図である。図7(c)は、パネル認識マークの一例を示す図である。図7(d)は、部品認識マーク及びパネル認識マークの一例を示す図である。図7(e)は、部品認識マーク及びパネル認識マークの一例を示す図である。 図8(a)は、部品認識マークの一例を示す図である。図8(b)は、パネル認識マークの一例を示す図である。図8(c)は、部品認識マーク及びパネル認識マークの一例を示す図である。 図9(a)は、IRカメラによる撮像結果としての画像の一例を示す図である。図9(b)は、IRカメラによる撮像結果としての画像の一例を示す図である。 図10は、照射角度及び画像の評価結果の関係を示す図である。 図11Aは、照射角度、画像の評価結果及びマーク画像の関係を示す図である。 図11B(a)(b)は、マーク画像の一例を示す図である。 図11Cは、マーク画像の一例を示す図である。 図12は、検査機において部品認識マークに赤外光が照射される様子を示す図である。 図13は、検査機において部品認識マークに赤外光が照射される様子を示す図である。 図14は、検査機においてパネル認識マーク及び部品認識マークに赤外光が照射される様子を示す図である。 図15は、照射角度及び画像の評価結果の関係を示す図である。 図16は、照射角度、画像の評価結果及びマーク画像の関係を示す図である。 図17は、同部品実装システムの検査機で実装済パネルが検査される様子を示す図である。 図18は、検査機においてパネル認識マーク及び部品認識マークに赤外光が照射される様子を示す図である。 図19は、IRカメラによる撮像結果としての画像の一例を示す図である。 図20は、IRカメラによる撮像結果としての画像の一例を示す図である。 図21は、検査機においてパネル認識マーク及び部品認識マークに赤外光が照射される様子を示す図である。 図22は、IRカメラによる撮像結果としての画像の一例を示す図である。 図23は、検査機において部品認識マークに赤外光が照射される様子を示す図である。
以下、本発明の実施の形態における部品実装システムについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態の部品実装システム100の全体構成を示す概念図である。
この部品実装システム100は、ローダ101、洗浄機102、2つのパネル実装機103a及び103b、部品供給ユニット104、検査機105並びにローダ106から構成されるラインと、ラインコントローラ108と、通信ケーブル109とから構成されている。
ローダ101は、パネルをラインに供給する。洗浄機102は、ローダ101により供給されたパネルのACFが貼り付けられる部分を洗浄する。2つのパネル実装機103a及び103bは、それぞれパネルの異なる辺に部品を実装する。部品供給ユニット104は、パネル実装機103aに部品を供給する。検査機105は、ACFを介してパネルの表面に実装された部品の所定の実装位置からの相対的なずれ量(位置ずれ量)を検出する。ローダ106は、部品が実装されたパネル(以下、実装済パネルという)を排出する。ラインコントローラ108は、ライン全体の稼動状況や各種データの通信等を管理・制御する。通信ケーブル109は、ラインコントローラ108と各装置とを接続する。
パネル実装機103aは、ACF貼付装置113、仮圧着装置114及び本圧着装置115から構成される。ACF貼付装置113は、パネルの表面の長辺及び短辺にACFを貼り付ける。仮圧着装置114は、熱圧着加圧ヘッドにより部品を載置し、弱く押圧してパネルの表面に仮圧着する。本圧着装置115は、パネルの表面の長辺に仮圧着された部品を熱圧着加圧ヘッドにより仮圧着より高い温度と圧力で押圧してパネルの表面に本圧着する。
パネル実装機103bは、本圧着装置116から構成される。本圧着装置116は、熱圧着加圧ヘッドによりパネルの表面の短辺に仮圧着された部品を仮圧着より高い温度と圧力で押圧してパネルの表面に本圧着する。
図2は、パネル実装機103a及び103bにおいて部品201がパネル200に実装される様子を示す図である。
まず、ACF貼付装置113でパネル200の表面の側縁部にACFを貼り付けた後、仮圧着装置114にパネル200を移動させる。
次に、部品201を保持する熱圧着加圧ヘッド202を下降させ(図2(a))、バックアップステージ203上に載置されたパネル200の表面のACFが貼り付けられた部分に部品201を仮圧着する(図2(b))。
次に、本圧着装置115にパネル200を移動させた後、熱圧着加圧ヘッド204を下降させ(図2(c))、バックアップステージ205上に載置されたパネル200の表面の長辺に仮圧着された部品201を本圧着する(図2(d))。
最後に、本圧着装置116にパネル200を移動させた後、熱圧着加圧ヘッド206を下降させ(図2(e))、バックアップステージ207上に載置されたパネル200の表面の短辺に仮圧着された部品201を本圧着する(図2(f))。
図3(a)は検査機105の概略構成を示す斜視図であり、図3(b)は検査機105により実装済パネル300が検査される様子を示す図である。
検査機105は、バックアップステージ301、パネル移載ステージ部302、パネル下搬送移載軸部303、赤外光照明305及び赤外線(IR)カメラ307を備える。
バックアップステージ301には、実装済パネル300が載置される。パネル移載ステージ部302は、バックアップステージ301に実装済パネル300を移載する。パネル下搬送移載軸部303は、実装済パネル300をパネル移載ステージ部302に移送する。
赤外光照明305は、パネル200の裏面(パネル200に部品201が実装される表面に対する裏面側のパネル200の面)側に配設され、パネル200に部品201が実装されているパネル200の表面に対する裏面である実装済パネル300の裏面に赤外光を照射する。パネル200は赤外光に対して透明であるため、赤外光照明305により照射された赤外光はパネル200を透過し、パネル200の表面(パネル200に部品201が実装されるパネル200の面)に形成されたパネル認識マーク、及びパネル200の表面に対向する部品201の表面(パネル200の表面と平行でパネル200と接合する部品201の面)に形成された部品認識マークに照射される。
このとき、図4に示されるように、赤外光照明305の光軸は部品認識マーク520の表面と交差している。さらに、赤外光照明305の光軸は部品認識マーク520の表面及び実装済パネル300の表面の法線(部品201の表面の法線)に対して傾いており、実装済パネル300の表面と45°以上60°未満の角度をなしている。このような光軸の傾いた赤外光照明305によりパネル認識マーク530及び部品認識マーク520への光照射を行った場合には、ACF500における赤外光の光路長が長くなって導電性粒子(ACF粒子)510に当たり易くなる。これにより、導電性粒子510は球形であるため、ACF500において赤外光照明305からの赤外光が導電性粒子510により散乱され易くなる。従って、赤外光照明305の光軸が実装済パネル300の表面の法線に平行である場合には、IRの直進性により赤外光照明305からの赤外光がIRカメラ307に直接入って部品認識マーク520の画像を形成する。この場合、導電性粒子510が部品認識マーク520に重なる部分は赤外線光が導電性粒子510を透過しない又は透過しにくい波長のため、導電性粒子510により部品認識マーク520の一部が欠けた画像になるが、赤外光照明305の光軸が傾いている場合には、赤外光の導電性粒子510による散乱光がIRカメラ307に入って部品認識マーク520の画像を形成する。その結果、導電性粒子510は赤外光を透過しない又は透過し難いにも関わらず、ACF500における導電性粒子510の存在する粒子部分も画像において明るく映り、粒子部分と導電性粒子510の存在しないバインダ部分(熱硬化性樹脂部分)との画像における輝度差が小さくなるため、導電性粒子510により部品認識マーク520の一部が欠けた画像となることが無くなる。
ここで、IRカメラ307は、実装済パネル300に対し赤外光照明305と反対側、つまり部品201の裏面(部品201がパネル200と接合する面とは反対側の部品201の面)側に配設される。IRカメラ307は、赤外光が照射されたパネル認識マーク530及び部品認識マーク520を撮像する。IRカメラ307の光軸は部品認識マーク520の表面及び実装済パネル300の表面の法線(部品201の表面の法線)と平行である。
このとき、それぞれの材質は主に、部品はポリイミドやSiで、パネル200はガラスでパネル認識マーク530及び部品認識マーク520はAlであり、導電性粒子510の表面はNiで形成されている。
図5は、部品実装システム100の概略構成を示す機能ブロック図である。
ラインコントローラ108は、制御部410、記憶部411、入力部412、表示部413、通信I/F部414及び演算部415を備える。
制御部410は、オペレータからの指示等に従って、記憶部411のライン制御データを実行し、その実行結果に従って各部を制御する。
記憶部411は、ハードディスクやメモリ等であり、ライン制御データ及びマスタテーブル411a等を保持する。マスタテーブル411aは、対応付けられた一組の実装位置及び補正量(フィードバック量)を示す情報からなる。
入力部412は、キーボードやマウス等であり、表示部413は、CRT(Cathode-Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等である。これらは、本ラインコントローラ108とオペレータとが対話する等のために用いられる。
通信I/F部414は、LAN(Local Area Network)アダプタ等であり、本ラインコントローラ108とパネル実装機103a及び検査機105との通信等に用いられる。
演算部415は、検査機105で算出された実装済パネル300のパネル200に実装された部品201の位置ずれ量に基づいて補正量を算出し、記憶部411のマスタテーブル411aを更新する。
パネル実装機103aは、制御部430、記憶部431、入力部432、表示部433、通信I/F部434、機構部435及びデータ更新部436を備える。
制御部430は、オペレータからの指示等に従って、記憶部431のNCデータを実行し、その実行結果に従って各部を制御する。
記憶部431は、ハードディスクやメモリ等であり、NCデータ、及びフィードバックデータ431a等を保持する。フィードバックデータ431aは、対応付けられた一組の実装位置及び補正量を示す情報からなる。
入力部432は、キーボードやマウス等であり、表示部433は、CRTやLCD等である。これらは、パネル実装機103aとオペレータとが対話する等のために用いられる。
通信I/F部434は、LANアダプタ等であり、パネル実装機103aとラインコントローラ108との通信等に用いられる。
機構部435は、パネル実装機103aの熱圧着加圧ヘッド202、204及び206、搬送部、アーム、XYテーブル、部品供給部、並びにこれらを駆動するモータやモータコントローラ等を含む機構部品の集合である。
データ更新部436は、ラインコントローラ108から送信されたマスタテーブル411aを基に記憶部431のフィードバックデータ431aを更新する。
検査機105は、制御部440、記憶部441、入力部442、表示部443、通信I/F部444、機構部445、ずれ量算出部446及び取得部448を備える。
制御部440は、オペレータからの指示等に従って、記憶部441のNCデータを実行し、その実行結果に従って各部を制御する。
記憶部441は、ハードディスクやメモリ等であり、NCデータ、検査位置データ441a及び特徴点データ441b等を保持する。検査位置データ441aは、検査機105において検査が行われる対象となる全ての位置を示す情報の集まりである。特徴点データ441bは、パネル認識マーク530及び部品認識マーク520の特徴点に関する情報である。
入力部442は、キーボードやマウス等であり、表示部443は、CRTやLCD等である。これらは、検査機105とオペレータとが対話する等のために用いられる。
通信I/F部444は、LANアダプタ等であり、検査機105とラインコントローラ108との通信等に用いられる。
機構部445は、検査機105のパネル移載ステージ部302、パネル下搬送移載軸部303、赤外光照明305及びIRカメラ307並びにこれらを駆動するモータやモータコントローラ等を含む機構部品の集合である。
ずれ量算出部446は、本発明の算出手段の一例であり、IRカメラ307による撮像結果としての画像からパネル認識マーク530と部品認識マーク520との部品201をパネル200に実装した時の所定の実装の位置関係からのずれ量を算出する。具体的には、IRカメラ307による撮像結果としての画像においてパネル認識マーク530の特徴点の位置を基準とした所定の位置からの、部品認識マーク520における所定の特徴点の位置のずれ量を算出する。
取得部448は、IRカメラ307による撮像結果としての画像においてパネル認識マーク530の所定の特徴点及び部品認識マーク520の所定の特徴点の位置を取得する。
次に、部品実装システム100のフィードバック動作(部品201の位置ずれ量を部品実装にフィードバックする流れ)について詳細に説明する。図6は、部品実装システム100のフィードバック動作を示すシーケンスである。
まず、検査機105の制御部440は、機構部445により実装済パネル300の1組のパネル認識マーク530及び部品認識マーク520を撮像させる(ステップS11)。具体的には、検査位置データ441aに示される位置の1つに形成されたパネル認識マーク530及び部品認識マーク520に、実装済パネル300の裏面(パネル200に部品201が実装された表面に対する裏面側の面)側から赤外光照明305により赤外光を照射させ、実装済パネル300の表面(パネル200に部品201が実装されている側の面)側において該パネル認識マーク530及び部品認識マーク520をIRカメラ307により撮像させる。
次に、検査機105の制御部440は、取得部448にパネル認識マーク530及び部品認識マーク520の特徴点の位置を取得させる(ステップS12)。
例えば、図7(a)に示されるような部品認識マーク520が部品201の表面(部品201が実装されるパネル200の面に対向する部品201の面)に形成され、図7(b)又は(c)に示されるようなパネル認識マーク530がパネル200の表面(部品201が実装されるパネル200の面)に形成され、部品201が所定の実装位置でパネル200に実装されると部品認識マーク520及びパネル認識マーク530が図7(d)又は(e)に示されるような位置関係となるとする。この場合、部品認識マーク520及びパネル認識マーク530のそれぞれの輪郭を構成する直線が交わるエッジ(コーナ)A1及びA2が特徴点として特徴点データ441bに示されているとすると、エッジA1及びA2の位置が取得される。
また、図8(a)に示されるような部品認識マーク520が部品201の表面(部品201が実装されるパネル200の面に対向する部品201の面)に形成され、図8(b)に示されるようなパネル認識マーク530がパネル200の表面(部品201が実装されるパネル200の面)に形成され、部品201が所定の実装位置でパネル200に実装されると部品認識マーク520及びパネル認識マーク530が図8(c)に示されるような位置関係となるとする。この場合、部品認識マーク520及びパネル認識マーク530を構成する円の重心B1及びB2が特徴点として特徴点データ441bに示されているとすると、円の重心B1及びB2の位置が取得される。
次に、検査機105の制御部440は、ずれ量算出部446によりパネル認識マーク530の特徴点の位置を基準とした所定の位置からの、部品認識マーク520の所定の特徴点の位置のずれ量を部品201の実装位置のずれ量である位置ずれ量として算出させる(ステップS13)。具体的には、パネル認識マーク530の所定の特徴点の位置を基準とした部品認識マーク520の所定の特徴点の位置を算出させ、パネル認識マーク530の所定の特徴点の位置を基準とした所定の位置からの算出された部品認識マーク520の所定の特徴点の位置のずれ量を算出させる。
次に、検査機105の制御部440は、通信I/F部444により、算出された部品201の位置ずれ量を検査位置データ441aに示された実装位置に対応付けてラインコントローラ108に送信させる(ステップS14)。
次に、ラインコントローラ108の制御部410は、演算部415により、通信I/F部414を介して受信した位置ずれ量に基づいて、記憶部411のマスタテーブル411aを更新させる(ステップS15)。
次に、ラインコントローラ108の制御部410は、通信I/F部414により、更新されたマスタテーブル411aをパネル実装機103aに送信させる(ステップS16)。
次に、パネル実装機103aの制御部430は、通信I/F部434を介して受信したマスタテーブル411aに基づいて、記憶部431のフィードバックデータ431aを更新する(ステップS17)。
最後に、パネル実装機103aの制御部430は、NCデータを実行し、機構部435により部品201をパネル200に実装させる(ステップS18)。実装に際しては更新されたフィードバックデータ431aを加味して部品201の実装位置が補正され、補正された実装位置に部品201がACF500を介して実装される。
以上のように本実施の形態に係る検査機105によれば、得られたパネル認識マーク530及び部品認識マーク520の画像に基づいて検査機105が部品201の位置ずれ量を算出する。従って、ACF500を介してパネル200に実装された部品201の位置ずれ量を精度良く検出することができる。
また、本実施の形態に係る検査機105によれば、赤外光照明305の光軸は実装済パネル300の表面の法線に対して傾き、赤外光照明305の光軸は実装済パネル300の表面あるいは部品201の表面と45°以上60°未満の角度をなしている。従って、導電性粒子510の影響を抑制し部品認識マーク520を撮像することができるので、部品201の位置ずれ量を算出することができ、ACF500を介してパネル200に実装された部品201の位置ずれ量を確実に検出することができる。
すなわち、赤外光照明305の光軸が実装済パネル300の表面の法線に平行である場合、図9(a)に示されるように、赤外線光が導電性粒子510を透過しない又は透過しにくい波長のため、導電性粒子510が赤外線光を遮ることによる影響によりパネル認識マーク530及び部品認識マーク520の輪郭が不明瞭で特徴点を認識できない画像しか得られない。しかし、赤外光照明305の光軸を実装済パネル300の表面の法線に対して傾けることにより、図9(b)に示されるような、導電性粒子510の影響が排除された、パネル認識マーク530及び部品認識マーク520の輪郭が明瞭で特徴点を認識可能な画像が得ることができる。
これは、図10及び11Aから明らかである。図10は、赤外光照明305の光軸と実装済パネル300の表面あるいは部品201の表面とがなす角度(照射角度)、並びにパネル認識マーク530及び部品認識マーク520の画像が輪郭の明瞭な認識可能なものであるか否かの評価結果(画像の評価結果)の関係を示している。図11Aは、照射角度、画像の評価結果並びにパネル認識マーク530及び部品認識マーク520の画像(マーク画像)の関係を示している。なお、画像の評価結果の「○」はパネル認識マーク530及び部品認識マーク520の画像が輪郭の明瞭な認識可能なものであることを示し、「×」はそうでないことを示している。図10及び11Aでは、照射角度が45°以上60°未満のときに、マーク画像が輪郭の明瞭な認識可能なものになることが示されている。例えば、照射角度が40°の場合には、図11Bに示される輪郭の不明瞭なマーク画像しか得られず、画像処理(多値化処理)にて表されるグラフにおいて、X座標に対する認識マークの輝度レベルの変化点の境界が不明瞭で認識マークの境界の検出が困難である。一方、照射角度が50°の場合には、図11Cに示される輪郭の明瞭な認識可能なマーク画像が得られ、画像処理(多値化処理)にて表されるグラフにおいて、X座標に対する認識マークの輝度レベルの変化点の境界が明瞭で認識マークの境界の検出が可能であり、認識マークの位置認識が可能である。
また、本実施の形態に係る検査機105によれば、図12に示されるように、赤外光照明305はその光軸(図12における軸A)が部品認識マーク520の表面と交差するように配置される。従って、赤外光照明305からの赤外光を部品認識マーク520に直接照射することができるので、赤外光照明305の光量を大きくする必要が無くなり、低消費電力化を図ることができる。
以上、本発明の検査装置及び検査方法について、上記の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内で当業者が思いつく各種変形を施したものも本発明の範囲内に含まれる。
例えば、上記実施の形態において、ラインに検査機105を設けるとした。しかし、パネル実装機103a及び103bに実装済パネル300を検査する機能を持たせてもよい。この場合、パネル実装機103a及び103bは、実装済パネル300に対し、上記実施の形態の検査機105と同様の位置関係で配置された赤外光照明305及びIRカメラ307を備える。
また、上記実施の形態において、パネル認識マーク530及び部品認識マーク520を撮像するために検査機105には赤外光照明305及びIRカメラ307が設けられるとした。しかし、パネル認識マーク530及び部品認識マーク520を撮像できる光つまりパネル200及び部品201を透過し、かつ導電性粒子510を透過しない又は透過し難い波長の光を発する照明、及びその光を受光できるカメラであればこれに限られない。
また、上記実施の形態において、取得部448によりパネル認識マーク530及び部品認識マーク520のそれぞれにおいて1つの特徴点の位置を取得するとした。しかし、2つの特徴点の位置を取得してもよい。これにより、2つの特徴点をむすぶ直線の傾きのずれ量や2つの特徴点の中心のずれ量も部品201の位置ずれ量として算出することができるので、ACF500を介してパネル200に実装された部品201の位置ずれ量をより精度良く検出することができる。
また、上記実施の形態において、検査機105はパネル認識マーク530を基準として部品認識マーク520のずれ量を部品201の位置ずれ量とするとした。しかし、パネル200の配線パターンを基準として部品201の配線パターン又は回路パターンとのずれ量を部品201の位置ずれ量としてもよい。
また、上記実施の形態において、図12に示すように、赤外光照明305はその光軸が部品認識マーク520の表面と交差するように配置されるとした。しかし、図13及び14に示されるように、赤外光照明305はその光軸(図13における軸A)が部品認識マーク520の表面と交差しないように配置されてもよい。この場合には、赤外光照明305は、その光軸が部品認識マーク520の表面つまり実装済パネル300の表面(部品201の表面に実質的に平行な面)と50°以上85°未満の角度をなすように配置される。これにより、導電性粒子510が赤外線光を遮ることによる影響が抑制された、パネル認識マーク530及び部品認識マーク520の輪郭が明瞭で特徴点を認識可能な画像を得ることができる。さらに、図12に示されるような配置をした場合と比較して、位置認識のための画像認識可能な明瞭な画像を得ることが可能な角度の範囲が50°以上85°未満と広くなるので、設計自由度を高くすることができる。
これは、図15及び16から明らかである。図15は、図13及び14に示されるような位置関係で赤外光照明305を配置したときの、照射角度、及び画像の評価結果の関係を示している。図16は、図13及び14に示されるように赤外光照明305を配置したときの、照射角度、画像の評価結果及びパネル認識マーク530及び部品認識マーク520のマーク画像の関係を示している。なお、画像の評価結果の「○」はパネル認識マーク530及び部品認識マーク520の画像が輪郭の明瞭な認識可能なものであることを示し、「×」はそうでないことを示している。図15及び16では、照射角度が50°以上85°未満のときに、マーク画像が輪郭の明瞭な認識可能なものになることが示されている。また、上記実施の形態において、検査機105には1つの赤外光照明305のみが配設されるとした。しかし、図17及び18に示されるように、検査機105には異なる方向からパネル認識マーク530及び部品認識マーク520に光を照射する複数の赤外光照明305が配設されてもよい。例えば、図19に示される部品認識マーク520のエッジが強調された画像が得られるように4つの赤外光照明305が配置される。すなわち、IRカメラ307による撮像結果としての画像において光軸が部品認識マーク520の輪郭を構成する直線部と直交するように4つの赤外光照明305が配置される。または、図20に示される円形の部品認識マーク520のエッジ(認識マークの輪郭の境界)が強調された画像が得られるように4つの赤外光照明305が配置される。
また、上記実施の形態において、赤外光照明305がパネル200の裏面側に配設され、IRカメラ307が部品201の裏面側に配設されるとした。しかし、赤外光照明305及びIRカメラ307が実装済パネル300を跨いで対向して位置すればこれに限られず、IRカメラ307がパネル200の裏面側に配設され、赤外光照明305が部品201の裏面側に配設されてもよい。この場合には、赤外光照明305の光軸がパネル認識マーク530の表面と交差し、さらに該光軸がパネル認識マーク530の表面つまり実装済パネル300の表面の法線(パネル200の表面の法線)に対して傾き、実装済パネル300の表面と45°以上60°未満の角度をなすようにされる。または、赤外光照明305の光軸がパネル認識マーク530の表面と交差せず、さらに該光軸が実装済パネル300の表面の法線に対して傾き、実装済パネル300の表面と50°以上85°未満の角度をなすようにされる。
例えば、図21に示されるように、異なる方向からパネル認識マーク530及び部品認識マーク520に光を照射する複数の赤外光照明305が部品201の裏面側に配設され、IRカメラ307がパネル200の裏面側に配設される。そして、複数の赤外光照明305は、図22に示されるパネル認識マーク530のエッジが強調された画像が得られるように配置される。すなわち、4つの赤外光照明305は、IRカメラ307による撮像結果としての画像において光軸がパネル認識マーク530の輪郭を構成する直線部と直交するように配置される。
また、図23に示されるように、部品201の裏面に赤外光が照射されないように赤外光照明305が配置される場合、部品201の裏面の傷によるパネル認識マーク530及び部品認識マーク520の画像への悪影響を抑えることができる。
本発明は、検査装置及び検査方法に利用でき、特にパネルに部品を実装する部品実装システム等に利用することができる。
100 部品実装システム
101、106 ローダ
102 洗浄機
103a、103b パネル実装機
104 部品供給ユニット
105 検査機
108 ラインコントローラ
109 通信ケーブル
113 ACF貼付装置
114 仮圧着装置
115、116 本圧着装置
200 パネル
201 部品
202、204、206 熱圧着加圧ヘッド
203、205、207、301 バックアップステージ
300 実装済パネル
302 パネル移載ステージ部
303 パネル下搬送移載軸部
305 赤外光照明
307 IRカメラ
410、430、440 制御部
411、431、441 記憶部
411a マスタテーブル
412、432、442 入力部
413、433、443 表示部
414、434、444 通信I/F部
415 演算部
431a フィードバックデータ
435、445 機構部
436 データ更新部
441a 検査位置データ
441b 特徴点データ
446 ずれ量算出部
448 取得部
500 ACF
510 導電性粒子
520 部品認識マーク
530 パネル認識マーク

Claims (10)

  1. 導電性粒子を含む接着部材を介してパネルの表面に実装された部品の所定の実装位置からのずれ量を検出する装置であって、
    パネルの表面に形成されたパネル認識マーク及び部品が実装されるパネルの表面に対向する前記部品の表面に形成された部品認識マークに光を照射する照明手段と、
    パネルに対し前記照明と反対側に配設され、前記光が照射されたパネル認識マーク及び部品認識マークを撮像するカメラと、
    前記カメラによる撮像結果としての画像から、前記パネル認識マーク及び前記部品認識マークの位置関係の所定の位置関係からのずれ量を算出する算出手段とを備え、
    前記照明手段は、パネル及び部品を透過し、かつ前記導電性粒子を透過しない又は透過し難い波長で光を照射し、
    前記照明手段の光軸は、前記パネル又は部品の表面の法線に対して傾いている
    ことを特徴とする検査装置。
  2. 前記照明手段の光軸は、前記パネル認識マーク又は部品認識マークと交差する
    ことを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記照明手段の光軸は、前記パネル又は部品の表面と45°以上60°未満の角度をなす
    ことを特徴とする請求項2に記載の検査装置。
  4. 前記照明手段は、パネルに部品が実装される側とは反対側のパネルの裏面側に配設され、
    前記照明手段の光軸は、前記部品認識マークと交差し、前記部品の表面と45°以上60°未満の角度をなす
    ことを特徴とする請求項3に記載の検査装置。
  5. 前記照明手段の光軸は、前記パネル認識マーク及び部品認識マークと交差しない
    ことを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
  6. 前記照明手段の光軸は、前記パネル又は部品の表面と50°以上85°未満の角度をなす
    ことを特徴とする請求項5に記載の検査装置。
  7. 前記照明手段は、パネルに部品が実装される側とは反対側のパネルの裏面側に配設され、
    前記照明手段の光軸は、前記部品認識マークの表面と50°以上85°未満の角度をなす
    ことを特徴とする請求項6に記載の検査装置。
  8. 前記照明手段は、異なる方向から前記パネル認識マーク及び部品認識マークに光を照射する複数の照明から構成される
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の検査装置。
  9. 前記複数の照明のぞれぞれは、該照明の光軸が前記パネル認識マーク又は部品認識マークの輪郭を構成する直線部と直交するように配置される
    ことを特徴とする請求項8に記載の検査装置。
  10. 導電性粒子を含む接着部材を介してパネルの表面に実装された部品の所定の実装位置からのずれ量を検出する方法であって、
    パネルの表面に形成されたパネル認識マーク及び部品が実装されるパネルの表面に対向する前記部品の表面に形成された部品認識マークに光を照射する照明ステップと、
    パネルに対し前記照明と反対側に配設され、前記光が照射されたパネル認識マーク及び部品認識マークを撮像する撮像ステップと、
    前記カメラによる撮像結果としての画像から、前記パネル認識マーク及び前記部品認識マークの位置関係の所定の位置関係からのずれ量を算出する算出ステップとを含み、
    前記照明ステップでは、パネル及び部品を透過し、かつ前記導電性粒子を透過しない又は透過し難い波長で光を照射し、
    前記照明の光軸は、前記パネル又は部品の表面の法線に対して傾いている
    ことを特徴とする検査方法。
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