JPWO2016117016A1 - 検査支援装置 - Google Patents

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Abstract

部品実装機における電子部品の装着状態の目視検査の効率向上を図る検査支援装置を提供することを目的とする。検査支援装置は、電子部品のうち目視検査の対象とされる検査部品における外観上の特徴部および装着位置の周辺に位置する回路基板上の基準部位を検査部品に関連付けられた検査基準情報と、検査基準情報に基づいてカメラの撮像処理を制御して、当該検査部品に対応する特徴部および基準部位が収められた画像データを取得する撮像制御部と、カメラの撮像による画像データを表示装置に表示させる表示制御部と、を備える。

Description

本発明は、電子部品を回路基板に実装する部品実装機に適用される検査支援装置に関するものである。
部品実装機は、特許文献1に示すように、供給位置にある電子部品を吸着ノズルにより吸着し、この電子部品を回路基板上の所定の座標位置(装着位置)に装着する。部品実装機により複数の電子部品を実装された回路基板は、生産ラインにおいて部品実装機の下流側に位置する外観検査装置により電子部品の装着状態を自動検査される(特許文献2を参照)。電子部品の装着状態には、装着位置に対する電子部品のずれ量や電子部品の姿勢、破損の有無などが含まれる。
また、回路基板の検査には、上記のように実装済みの回路基板を外観検査装置による自動検査の他に、実装中の回路基板を対象とする作業者による目視検査が含まれる。目視検査は、例えば特に装着精度を要求される電子部品や、破損が発生しやすい電子部品を装着した場合に必要とされる。作業者は、目視検査において、回路基板に装着された検査対象の電子部品を目視して装着状態の良否を判定する。
特開2013−026278号公報 特開2002−299900号公報
しかしながら、部品実装機における目視検査では、電子部品が微細であるなどの要因によっては装着状態の良否の判定が容易でない場合がある。そうすると、目視検査に要する時間が長くなり、部品実装機の生産効率に検査時間が影響するおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、部品実装機における電子部品の装着状態の目視検査の効率向上を図る検査支援装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る検査支援装置は、供給位置に供給された電子部品を保持して回路基板上の装着位置まで当該電子部品を移載する移載装置を備える部品実装機に適用される。検査支援装置は、前記回路基板に装着された前記電子部品を対象として行われる装着状態の目視検査を支援する。
検査支援装置は、前記回路基板を撮像可能に前記移載装置に設けられたカメラと、前記電子部品のうち前記目視検査の対象とされる検査部品における外観上の特徴部および前記装着位置の周辺に位置する前記回路基板上の基準部位を前記検査部品に関連付けられた検査基準情報と、前記部品実装機による実装処理において前記検査部品が前記回路基板に装着された場合に、前記検査基準情報に基づいて前記カメラの撮像処理を制御して、当該検査部品に対応する前記特徴部および前記基準部位が収められた画像データを取得する撮像制御部と、前記カメラの撮像による前記画像データを表示装置に表示させる表示制御部と、を備える。
請求項1に係る発明の構成によると、検査支援装置は、部品実装機の機内に設けられたカメラの撮像による画像データを表示することにより、作業者による目視検査を可能とする。そのため、作業者は、検査部品の寸法によらず、検査対象の電子部品(検査部品)を確実に目視することができる。また、検査支援装置は、表示する画像データに検査部品の特徴部および予め設定された基準部位が収まるように撮像処理を制御する。これにより、作業者は、表示された特徴部と基準部位とに基づいて、検査部品の装着状態の良否を判定することができる。よって、上記のような構成により、装着状態の目視検査の効率向上を図ることができる。
実施形態における部品実装機を示す全体図である。 検査支援装置が適用された部品実装機の制御装置を示すブロック図である。 検査基準情報を示す図である。 回路基板における基準部位の第一態様を示す図である。 第一態様に対応する画像データの表示状態を示す図である。 回路基板における基準部位の第二態様を示す図である。 第二態様に対応する画像データの表示状態を示す図である。 回路基板における基準部位の第三態様を示す図である。 第三態様における電子部品の下面画像データを示す図である。 第三態様に対応する画像データの表示状態を示す図である。
以下、本発明の部品実装機を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。部品実装機は、供給位置にある電子部品を吸着ノズルにより吸着し、この電子部品を回路基板上の所定の座標位置(装着位置)に装着する装置である。検査支援装置は、上記の部品実装機に適用され、部品実装機における目視検査を支援する。
<実施形態>
(1.部品実装機1の全体構成)
部品実装機1の構成について、図1を参照して説明する。部品実装機1は、図1に示すように、基板搬送装置11と、部品供給装置12と、部品移載装置13と、部品カメラ15と、基板カメラ16と、制御装置30とを備える。以下の説明において、部品実装機1の水平幅方向(図1の左上から右下に向かう方向)をX軸方向とし、部品実装機1の水平長手方向(図1の右上から左下に向かう方向)をY軸方向とし、X軸およびY軸に垂直な鉛直方向(図1の上下方向)をZ軸方向とする。
基板搬送装置11は、ベルトコンベアなどにより構成され、回路基板40を搬送方向へと順次搬送する。基板搬送装置11は、部品実装機1の機内における所定の位置に回路基板40を位置決めする。そして、基板搬送装置11は、部品実装機1による実装処理が実行された後に、回路基板40を部品実装機1の機外に搬出する。
部品供給装置12は、回路基板40に装着される電子部品を供給位置Spに供給する。本実施形態において、上記の電子部品には、キャリアテープに所定ピッチで収容された電子部品と、ウエハWfを部品単位でカットしたチップとが含まれる。キャリアテープは、部品供給装置12の複数のスロットに着脱可能にセットされたフィーダにより送り移動される。これにより、部品供給装置12は、フィーダの先端側の取出し部において電子部品を供給する。
また、部品供給装置12は、ウエハWfのチップを供給するウエハ供給装置12aを備える。チップは、例えばウエハ本体において格子状に多数形成され、粘着シートに貼着された状態でレーザーカッタなどにより部品単位にカットされて形成される。キャリアテープに収容された電子部品、およびウエハWfのチップは、本発明の「電子部品」に相当する。
部品移載装置13は、X軸方向およびY軸方向に移動可能に構成される。部品移載装置13は、部品実装機1の長手方向の後部側(図1の右上側)から前部側の部品供給装置12の上方にかけて配置されている。部品移載装置13は、ヘッド駆動装置21と、移動台22と、装着ヘッド23とを有する。ヘッド駆動装置21は、直動機構により移動台22をXY軸方向に移動可能に構成されている。
装着ヘッド23は、ヘッド駆動装置21の移動台22に着脱可能に設けられている。また、装着ヘッド23は、複数のノズルホルダに着脱可能に設けられた複数の吸着ノズル24を支持する。装着ヘッド23は、Z軸と平行なR軸回りに回転可能に、且つ昇降可能に吸着ノズル24をそれぞれ支持する。
吸着ノズル24の各々は、装着ヘッド23に対する昇降位置(Z軸方向位置)や角度、負圧の供給状態を制御される。吸着ノズル24は、負圧を供給されることにより、フィーダの取出し部において供給される電子部品、およびウエハ供給装置12aにより供給されたウエハWfのチップを吸着して保持する。
部品カメラ15および基板カメラ16は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を有するデジタル式の撮像装置である。部品カメラ15および基板カメラ16は、通信可能に接続された制御装置30による制御信号に基づいてカメラ視野に収まる範囲の撮像を行い、当該撮像により取得した画像データを制御装置30に送出する。
部品カメラ15は、光軸が鉛直方向(Z軸方向)となるように部品実装機1の基台2に固定され、部品移載装置13の下方から撮像可能に構成される。より具体的には、部品カメラ15は、吸着ノズル24に保持された状態の電子部品の下面を撮像可能に構成される。詳細には、部品カメラ15のレンズユニットは、撮像素子から一定の距離にある対象物に焦点が合うように設定される。また、部品カメラ15のレンズユニットのカメラ視野は、装着ヘッド23が支持する全ての吸着ノズル24が収まる大きさに設定されている。
基板カメラ16(本発明の「カメラ」に相当する)は、光軸Axが鉛直方向(Z軸方向)となるように部品移載装置13の移動台22に設けられる。基板カメラ16は、回路基板40を撮像可能に構成されている。この基板カメラ16から画像データを取得した制御装置30は、画像処理により例えば基板に付された位置決めマークを認識することで、基板搬送装置11による回路基板40の位置決め状態を認識する。そして、制御装置30は、回路基板40の位置決め状態に応じて移動台22の位置を補正して、電子部品の装着を行うように実装処理を制御する。
また、本実施形態において、基板カメラ16は、部品実装機1における目視検査に用いられる画像データを取得するための撮像処理を実行する。この目視検査では、回路基板40に装着された電子部品のうち目視検査の対象とされる検査部品50を対象として、当該電子部品の装着状態の良否が判定される。つまり、基板カメラ16は、実装処理に用いられる画像データを取得する他に、目視検査に用いられる画像データの取得に兼用される。この基板カメラ16は、目視検査を支援する検査支援装置90を構成する。
制御装置30は、主として、CPUや各種メモリ、制御回路により構成され、部品カメラ15および基板カメラ16の撮像により取得した画像データに基づいて回路基板40への電子部品の実装処理を制御する。この制御装置30は、図2に示すように、実装制御部31、画像処理部32、撮像制御部33、表示制御部34、および記憶装置35に、バスを介して入出力インターフェース36が接続されている。入出力インターフェース36には、モータ制御回路37および撮像制御回路38が接続されている。
実装制御部31は、モータ制御回路37を介して装着ヘッド23の位置や吸着機構の動作を制御する。より詳細には、実装制御部31は、部品実装機1に複数設けられた各種センサから出力される情報や、各種の認識処理の結果を入力する。そして、実装制御部31は、記憶装置35に記憶されている制御プログラム、各種センサによる情報、画像処理や認識処理の結果に基づいて、モータ制御回路37に制御信号を送出する。これにより、装着ヘッド23に支持された吸着ノズル24の位置および回転角度が制御される。
画像処理部32は、撮像制御回路38を介して部品カメラ15および基板カメラ16の撮像による画像データを取得して、用途に応じた画像処理を実行する。この画像処理には、例えば、画像データの二値化、フィルタリング、色相抽出、超解像処理などが含まれ得る。また、画像処理部32は、本実施形態において、画像データの一部を切り出す抽出処理、反転処理、および複数の画像データを位置合わせした状態で重ね合わせる処理を実行する。
撮像制御部33は、部品カメラ15および基板カメラ16により所定の対象物が撮像されるように、各装置に対して制御信号を送出する。詳細には、撮像制御部33は、回路基板40上に付された位置決めマークが収められた画像データを取得する場合には、部品供給装置12に対して移動台22に設けられた基板カメラ16を位置決めマークの上方に移動させるように制御信号を送出する。そして、撮像制御部33は、位置決めマークの上方に移動した基板カメラ16に対して撮像処理を実行するように、制御信号を送出する。
表示制御部34は、基板カメラ16の撮像による画像データを表示装置17に表示させる。表示装置17は、例えば制御装置30の操作盤に配置された液晶モニタやタッチスクリーンである(図4Bを参照)。表示制御部34は、画像処理部32により各種の画像処理を施された画像データを、表示枠80の範囲内に収めるように表示する。本実施形態において、画像データの表示枠80は、矩形状に予め設定されている。
本実施形態において、撮像制御部33は、部品実装機1における目視検査に用いられる画像データを取得するための撮像処理を制御する。また、表示制御部34は、作業者が目視検査を行えるように、種々の表示態様により画像データを表示する。目視検査を支援するための撮像制御部33による撮像処理の制御、および表示制御部34による表示処理の制御の詳細については後述する。
記憶装置35は、ハードディスク装置などの光学ドライブ装置、またはフラッシュメモリなどにより構成される。この記憶装置35には、部品実装機1を動作させるための制御プログラム、目視検査に用いられる検査基準情報SI、バスや通信ケーブルを介して部品カメラ15および基板カメラ16から制御装置30に転送された画像データ、画像処理部32による処理の一時データなどが記憶される。入出力インターフェース36は、CPUや記憶装置35と各制御回路76,77との間に介在し、データ形式の変換や信号強度を調整する。
モータ制御回路37は、実装制御部31による制御信号に基づいて、部品移載装置13に設けられた各軸モータの制御に用いられる。これにより、装着ヘッド23が各軸方向に位置決めされる。また、この各軸のモータの制御により、所定の吸着ノズル24の昇降位置(Z軸方向位置)および回転角度が割り出される。
撮像制御回路38は、撮像制御部33が送出する撮像の制御信号に基づいて、部品カメラ15および基板カメラ16による撮像を制御する。また、撮像制御回路38は、部品カメラ15および基板カメラ16の撮像による画像データを取得して、入出力インターフェース36を介して記憶装置35に記憶させる。
(2.検査支援装置90の構成)
本実施形態において、目視検査を支援する検査支援装置90は、部品実装機1における基板カメラ16と、検査基準情報SIと、画像処理部32と、撮像制御部33と、表示制御部34とを備えて構成される。検査支援装置90は、部品実装機1が回路基板40への装着を行った電子部品のうち対象とされる検査部品50の装着状態の目視検査を支援する。
(2−1.検査基準情報SIの詳細)
目視検査に用いられる検査基準情報SIは、制御装置30の記憶装置35に記憶される。検査基準情報SIは、部品実装機1が実装を行う複数の電子部品のうち目視検査の対象とされる検査部品50における外観上の特徴部、および装着位置Mp(図4Aなどを参照)の周辺に位置する回路基板40上の基準部位を検査部品50に関連付けられた情報である。より具体的には、図3に示すように、検査基準情報SIには、検査部品を特定するID、検査部品の部品種別、特徴部、基準部位、寸法情報が含まれる。
検査部品50の「特徴部」とは、作業者による目視検査において、作業者が検査部品の装着状態を認識するために捉えられる検査部品50における形状、模様、色彩またはこれらの結合によって表される部位である。より具体的には、検査部品50の特徴部は、検査部品50の外形が矩形状の場合には、角部や一辺である直線状端部としてもよい。その他に、部品種別によっては、リード部や、部品上面に付されたマークなどが特徴部として設定され得る。なお、検査部品50の装着状態には、装着位置Mpに対する検査部品50のずれ量や検査部品50の姿勢、破損の有無などが含まれる。
また、回路基板40上の「基準部位」とは、作業者による目視検査において、作業者が検査部品の装着状態を認識するために基準として捉えられる回路基板40における形状、模様、色彩またはこれらの結合によって表される部位(領域を含む)である。具体的には、回路基板40上の基準部位は、回路基板40または電子部品を位置決めするために回路基板40上に付された位置決めマーク、または回路基板40上に配置された部品としてもよい。回路基板40上に配置された部品には、部品実装機1による実装処理とは別の工程で配置された部品や、実装処理によって検査部品に先行して装着された他の電子部品などが含まれる。
なお、回路基板40上の基準部位は、それぞれの検査部品50ごとに設定される。つまり、2つの検査部品50が同一の部品種別であっても、装着位置Mpが相違することから、別々の基準部位がそれぞれの検査部品50に設定され得る。これにより、例えば図3に示すように、同じ部品種別Aである2つの検査部品50のうち一方の検査部品50(ID=T101)は、基準部位を位置決めマークに設定される。また、他方の検査部品50(ID=T102)は、基準部位を周辺部品に設定される。
その他に、回路基板40上の基準部位としては、理想部品の周縁部から規定距離までの背景領域であるものとしてもよい。上記の「理想部品」とは、検査部品50の装着位置Mpに理想の姿勢で装着された仮想的な検査部品に相当する。回路基板40上において、検査部品50の周辺に基準となるマークや部品、電極、配線等が存在しない場合には、理想部品から規定距離までの背景領域が基準部位として検査部品と共に表示されるよって、背景領域は、作業者による目視検査における基準部位になり得る。
また、検査基準情報SIの「寸法情報」とは、部品種別ごとに定められた当該検査部品の寸法に係る情報である。具体的には、例えば検査部品50の特徴部の長さ、最長となる対角線長さ、検査部品50の上面の面積などに基づいて、寸法情報が設定される。この寸法情報は、本実施形態において、表示制御部34よる表示処理における拡大率の算出に用いられる。
(2−2.撮像処理および表示処理の制御)
撮像制御部33は、目視検査に用いられる画像データを取得するために、基板カメラ16による撮像処理を制御する。詳細には、撮像制御部33は、部品実装機1による実装処理において検査部品50が回路基板40に装着された場合に、検査基準情報SIに基づいて基板カメラ16の撮像処理を制御する。
このとき、撮像制御部33は、先ず検査基準情報SIに設定されている当該検査部品50に対応する特徴部および基準部位を読み出す。次に、撮像制御部33は、読み出された特徴部および基準部位が収められた画像データを取得するように撮像処理を制御する。表示制御部34は、作業者が目視検査を行えるように、取得された画像データを表示装置17に表示させる。
ここで、検査基準情報SIに対応した撮像処理および表示処理の制御の態様について、図3、図4A〜図6Cを参照して説明する。図4A、図5A、および図6Aは、各態様の撮像処理の実行により取得された画像データを示す。図4B、図5B、および図6Cは、各態様の表示処理の実行により表示装置17に表示された画像データの表示状態を示す。
第一態様において、図3における検査基準情報SIの第一列に示すように、検査部品50(ID=T101)に関連づけて、特徴部として「角部」が設定され、基準部位として「位置決めマーク」が設定されているものとする。この場合に、撮像制御部33は、当該検査部品50が装着された後に所定のタイミングで、検査部品50の角部51および位置決めマーク41がカメラ視野に収まるように、移動台22に設けられた基板カメラ16を移動させる。
撮像制御部33は、次に基板カメラ16に対して撮像処理を実行するように、制御信号を送出する。これにより、制御装置30の撮像制御回路38が基板カメラ16の撮像による画像データ71(図4Aを参照)を取得して、当該画像データ71が記憶装置35に記憶される。続いて、検査支援装置90は、検査基準情報SIの寸法情報に基づいて、表示する画像データの拡大率を算出するとともに、超解像処理の要否を判定する。
本実施形態において、検査支援装置90は、検査部品50の種々の寸法に対して、拡大表示された当該検査部品50の見かけの大きさが同程度となるように、検査部品50の寸法と拡大後の寸法との割合から拡大率を算出する。また、検査支援装置90は、算出された拡大率が規定値を超える場合には、超解像処理が必要であると判定する。拡大率および超解像処理の要否の判定結果は、表示情報DIに設定された後に、記憶装置35に記憶される。
表示制御部34は、画像データ71を表示情報DIに基づいて表示装置17に表示させる。詳細には、表示制御部34は、表示情報DIに設定された拡大率S11と、画像データの表示枠80との比に基づいて、画像データにおける抽出範囲71aの大きさを設定する。さらに、表示制御部34は、検査部品50(ID=T101)の特徴部が角部51であり、基準部位が位置決めマーク41であることから、これらが含まれるように抽出範囲71aの位置を設定する。
画像処理部32は、設定された抽出範囲71aの大きさおよび位置に基づいて、画像データ71のうち抽出範囲71aを切り出す抽出処理を実行する。なお、画像処理部32は、当該検査部品50(ID=T101)については超解像処理が不要との判定結果に基づいて、超解像処理を行わずに画像データ71に対する画像処理を行う。表示制御部34は、図4Bに示すように、寸法情報に基づく拡大率S11で画像データ71の抽出範囲71aを拡大して表示装置17に表示させる。
これにより、表示された画像データ71における検査部品50の特徴部(検査部品50の角部51)および基準部位(回路基板40の位置決めマーク41)の位置関係等に基づいて、作業者による目視検査が行われる。なお、図3における検査基準情報SIの第二列に示すように、検査部品50(ID=T102)に関連付けて、基準部位として「周辺部品」が設定されている場合には、第一態様と同様に、検査部品50と周辺部品42との位置関係等に基づいて、作業者による目視検査が行われる(図4Bを参照)。
第二態様において、図3における検査基準情報SIの第三列に示すように、検査部品50(ID=T201)に関連付けて、特徴部として「直線状端部」が設定され、基準部位として「背景領域」が設定されているものとする。この場合に、撮像制御部33は、第一態様と同様に、基板カメラ16を移動させるとともに、撮像処理を実行するように制御信号を送出する。また、検査支援装置90は、第一態様と同様に、画像データ72の拡大率を算出するとともに、超解像処理の要否を判定する。
基準部位である背景領域43は、図5Aにおいて一点鎖線で示されるように、理想部品60(図5Aの破線で示す)の周縁部から規定距離Lrまでの領域である。第二態様においては検査部品50の特徴部が「直線状端部」に設定されている。そこで、表示制御部34は、図5Bに示すように、背景領域43のうち理想部品60の直線状端部62から規定距離Lrに位置する直線状の周縁部43aを画像データ72の表示枠80に一致させて表示装置17に表示させる。
これにより、表示された画像データ72における検査部品50の特徴部(検査部品50の直線状端部52)および基準部位(回路基板40の背景領域43)の位置関係等に基づいて、作業者による目視検査が行われる。なお、検査部品50の特徴部として、直交または平行な2箇所の直線状端部52が設定されている場合には、表示制御部34は、これらの直線状端部52をともに画像データ72の表示枠80に一致させて表示させてもよい。
さらに、表示制御部34は、理想部品60の中心部63を画像データ72の表示枠80の中心部81に一致させて、画像データ72の抽出領域72aを表示装置17に表示させる。これにより、目視検査を行う作業者は、表示枠80に基づいて検査部品50が装着されるべき回路基板40上の装着位置Mpを推定することが可能となる。
第三態様において、図3における検査基準情報SIの第五列に示すように、検査部品50(ID=T301)に関連付けて、特徴部として「直線状端部」および「バンプ部」が設定され、基準部位として「仮想バンプ部」が設定されているものとする。この場合に、撮像制御部33は、第一態様と同様に、基板カメラ16を移動させるとともに、撮像処理を実行するように制御信号を送出する。また、検査支援装置90は、第一態様と同様に、画像データ73(図6Aを参照)の拡大率を算出するとともに、超解像処理の要否を判定する。
上記の検査部品50の特徴部である「バンプ部」とは、チップ部品などの電子部品の下面に設けられる突起である。本実施形態において、ウエハ供給装置12aにより供給されるウエハWfのチップを目視検査の対象である検査部品50とし、当該チップの下面に複数設けられた突起状の端子をバンプ部53としている。ここで、ウエハWfのチップは、上記のように、カットされて形成されるため、加工精度等の影響によりチップの外形に対するバンプ部53の位置が個々に相違することがある。
そのため、このような電子部品を回路基板40に装着するに、部品実装機1は、以下のように、実装処理を制御する。先ず、制御装置30は、部品カメラ15の撮像により電子部品の下面画像データ75(図6Bを参照し)を取得する。次に、画像処理部32は、取得した下面画像データ75に含まれるバンプ部53の位置に基づいて、部品移載装置13による電子部品の保持状態を認識する。この認識処理によって、電子部品を保持する吸着ノズル24の軸中心に対する電子部品のバンプ部53の位置が認識される。
そして、制御装置30は、予め設定されている制御プログラムと認識された電子部品の保持状態とに基づいて、部品移載装置13の動作を制御する。これにより、電子部品のバンプ部53が回路基板40上の電極部に電気的に接続されるように、電子部品が回路基板40に装着される。このように、電子部品の下面に設けられたバンプ部53は、電子部品の外観上の特徴部であり、本発明の「下面特徴部」に相当する。
第三態様においては検査部品50の特徴部が「直線状端部」および「バンプ部」に設定され、且つ基準部位が「仮想バンプ部」に設定されている。そこで、表示制御部34は、図6Cに示すように、画像データ73の抽出領域73aを表示装置17に表示させる。より詳細には、表示制御部34は、画像処理部32による検査部品50の保持状態の認識処理に用いられた下面画像データ75に含まれるバンプ部53を反転させて、反転後の下面特徴部である仮想バンプ部76を画像データ73の抽出領域73aに重ねて表示させる。
なお、本実施形態においては、検査部品50が装着される前の回路基板40の画像データからバンプ部53がそれぞれ電気的に接続される電極部を抽出し、仮想電極部77として、画像データ73および仮想バンプ部76とともに表示させる。これにより、表示された画像データ73における検査部品50の特徴部(検査部品50の直線状端部52)、下面特徴部(バンプ部53)および基準部位(仮想バンプ部76)の位置関係等に基づいて、作業者による目視検査が行われる。また、本実施形態においては、仮想電極部77が併せて表示されるため、バンプ部53が対応する電極部に接続される位置となるように、電子部品が装着されたかが検査可能となる。
(3.実施形態の構成による効果)
実施形態において、検査支援装置90は、供給位置Spに供給された電子部品を保持して回路基板40上の装着位置Mpまで当該電子部品を移載する移載装置(部品移載装置13)を備える部品実装機1に適用される。検査支援装置90は、回路基板40に装着された電子部品を対象として行われる装着状態の目視検査を支援する。
検査支援装置90は、回路基板40を撮像可能に移載装置に設けられたカメラ(基板カメラ16)と、電子部品のうち目視検査の対象とされる検査部品50における外観上の特徴部および装着位置Mpの周辺に位置する回路基板40上の基準部位を検査部品50に関連付けられた検査基準情報SIと、部品実装機1による実装処理において検査部品50が回路基板40に装着された場合に、検査基準情報SIに基づいてカメラの撮像処理を制御して、当該検査部品50に対応する特徴部および基準部位が収められた画像データ71〜73を取得する撮像制御部33と、カメラの撮像による画像データ71〜73を表示装置17に表示させる表示制御部34と、を備える。
このような構成によると、検査支援装置90は、部品実装機1の機内に設けられた基板カメラ16の撮像による画像データ71〜73を表示することにより、作業者による目視検査を可能とする。そのため、作業者は、検査部品50の寸法によらず、検査対象の検査部品50を確実に目視することができる。また、検査支援装置90は、表示する画像データ71〜73に検査部品50の特徴部および予め設定された基準部位が収まるように撮像処理を制御する。これにより、作業者は、表示された特徴部と基準部位とに基づいて、検査部品50の装着状態の良否を判定することができる。よって、上記のような構成により、装着状態の目視検査の効率向上を図ることができる。
また、検査基準情報SIには、検査部品50に関連付けられた当該検査部品50の寸法情報が含まれる。表示制御部34は、寸法情報に基づく拡大率で画像データ71〜73を拡大して表示装置17に表示させる。
このような構成によると、部品種別ごとに検査部品50の寸法が相違する場合に、これらの寸法に基づいて拡大率が自動で調整されて、画像データ71〜73が表示される。これにより、作業者は、検査部品50の特徴部および基準部位を好適に目視して、効率的に目視検査を行うことができる。
また、検査基準情報SIにおける基準部位は、回路基板40上に付された位置決めマーク41、または回路基板40上に配置された部品(周辺部品42)である。
装着状態の目視検査においては、検査部品50が回路基板40上に載置されていても装着状態の適否を判定することが難しい場合がある。これは、単に検査部品50を目視したのでは、制御上理想の装着位置Mpが不明であり、検査部品50がどの程度、装着位置Mpからずれているかなどの判別が容易でないことに起因する。そこで、基準部位として、回路基板40上の位置決めマーク41または周辺部品42を設定することにより、作業者は、基準部位に対する検査部品50の相対位置に基づいて、装着状態の良否を判定することができる。
また、検査基準情報SIにおける基準部位は、装着位置Mpに理想の姿勢で装着された検査部品50を理想部品60として、当該理想部品60の周縁部から規定距離Lrまでの背景領域43である。
装着状態の目視検査においては、検査部品50が回路基板40上に載置されていても装着状態の適否を判定することが難しい場合がある。これは、単に検査部品50を目視したのでは、制御上理想の装着位置Mpが不明であり、検査部品50がどの程度、装着位置Mpからずれているかなどの判別が容易でないことに起因する。そこで、基準部位として、理想部品60の周縁部から規定距離Lrまでの背景領域43を設定することにより、作業者は、基準部位に対する検査部品50の相対位置に基づいて、装着状態の良否を判定することができる。
また、検査基準情報SIにおける特徴部は、検査部品50における直線状端部52である。表示制御部34は、背景領域43のうち理想部品60における直線状端部52から規定距離Lrに位置する直線状の周縁部43aを画像データ72の表示枠80に一致させて表示装置17に表示させる。
このような構成によると、理想部品60の直線状端部52と平行な表示枠80をもって画像データ72が表示される。これにより、作業者は、検査部品50の直線状端部52と、表示枠80とを見比べることによって、検査部品50の姿勢などの装着状態を目視で把握することが可能となる。よって、上記のような構成によって、目視検査の効率が向上する。
また、表示制御部34は、理想部品60の中心部63を画像データ72の表示枠80の中心部81に一致させて、画像データ72を表示装置17に表示させる。
このような構成によると、作業者は、表示枠80をもって制御上理想の装着位置Mpを把握することができる。よって、作業者は、表示枠80の内部に収められた検査部品50と表示枠80の位置関係に基づいて、目視による装着状態の良否を判定することができる。
また、部品実装機1は、移載装置(部品移載装置13)に保持された電子部品の下面を撮像可能な部品カメラ15と、部品カメラ15の撮像による電子部品の下面画像データ75に含まれる電子部品の下面特徴部(バンプ部53)に基づいて、移載装置による電子部品の保持状態を認識する画像処理部32と、予め設定されている制御プログラムと認識された電子部品の保持状態とに基づいて移載装置の動作を制御する制御装置30と、を備える。表示制御部34は、画像処理部32による検査部品50の保持状態の認識処理に用いられた下面画像データ75に含まれる下面特徴部を反転させて、反転後の下面特徴部(仮想バンプ部76)を画像データ73に重ねて表示装置17に表示させる。
このような構成によると、表示装置17には、基準部位および検査部品50の特徴部に加えて、当該検査部品50ごとに相違し得る下面特徴部(バンプ部53)が画像データ73に重ねて表示される。これにより、作業者は、現実に装着された検査部品50の下面特徴部(バンプ部53)を透視したかのように目視できる。よって、当該検査部品50が下面特徴部(バンプ部53)の位置に基づいて適正に装着されたか否かを判定できるので、検査部品50の装着状態の良否判定が容易となる。従って、目視検査の効率向上を図ることができる。
<実施形態の変形態様>
実施形態において、表示装置17に表示される画像データ71〜73の表示制御部34は、矩形状であるものとした。これに対して、表示枠80は、任意の形状に設定することが可能である。また、抽出領域71a〜73aにより表示される検査部品50は、表示枠80の大きさなどを勘案して、検査基準情報SIに設定された特徴部が収まっていれば、電子部品の一部のみが表示される態様としてもよい。
また、実施形態において、表示枠80の中心部81に、理想部品60の中心部63を一致させて、画像データ72の抽出領域72aを表示装置17に表示させるものとした。これに対して、表示枠80の中心部81には、上記のように装着位置Mpと一致させる他に、基準部位、または特徴部と基準部位の中間地点などを一致させて、画像データを表示させるようにしてもよい。
撮像制御部33は、検査基準情報SIの寸法情報に基づいて、微細な電子部品の目視検査に対応した撮像処理を制御してもよい。具体的には、例えば基板カメラ16の可変焦点レンズを採用する場合には、当該可変焦点レンズの動作を制御して画像データにおける検査部品の面積が占める割合を増加させるように制御する。また、基板カメラ16が固定焦点レンズを採用する場合には、超解像処理に用いられる複数の画像データを取得するために、複数回に亘って検査部品50を撮像するように制御する。
また、表示制御部34は、画像データ71〜73を表示させる際に、種々の補助表示を行ってもよい。具体的には、理想部品60の表示や、理想部品60に対する実際の検査部品50の位置、角度のずれ量の表示、予め設定された許容誤差の表示を、画像データに重ねて行ってもよい。このような構成により、作業者による目視検査が支援され、目視検査の効率向上を図ることができる。
1:部品実装機、 2:基台
13:部品移載装置(移載装置)
22:移動台、 23:装着ヘッド、 24:吸着ノズル、
15:部品カメラ、 16:基板カメラ(カメラ)、 17:表示装置
30:制御装置
32:画像処理部、 33:撮像制御部、 34:表示制御部
SI:検査基準情報、 DI:表示情報
40:回路基板
41:位置決めマーク(基準部位)
42:周辺部品(基準部位)
43:背景領域(基準部位)、 43a:周縁部
Lr:規定距離
50:検査部品(電子部品)
51:直線状端部(特徴部)、 52:中心部
53:バンプ部(下面特徴部)
60:理想部品
61:直線状端部(特徴部)、 62:中心部
71〜73:画像データ、 71a〜73a:抽出範囲
75:下面画像データ、 76:仮想バンプ部(反転後の下面特徴部)
80:表示枠、 81:中心部、 82:横枠部
90:検査支援装置
Sp:供給位置、 Mp:装着位置

Claims (7)

  1. 供給位置に供給された電子部品を保持して回路基板上の装着位置まで当該電子部品を移載する移載装置を備える部品実装機に適用され、
    前記回路基板に装着された前記電子部品を対象として行われる装着状態の目視検査を支援する検査支援装置であって、
    前記回路基板を撮像可能に前記移載装置に設けられたカメラと、
    前記電子部品のうち前記目視検査の対象とされる検査部品における外観上の特徴部および前記装着位置の周辺に位置する前記回路基板上の基準部位を前記検査部品に関連付けられた検査基準情報と、
    前記部品実装機による実装処理において前記検査部品が前記回路基板に装着された場合に、前記検査基準情報に基づいて前記カメラの撮像処理を制御して、当該検査部品に対応する前記特徴部および前記基準部位が収められた画像データを取得する撮像制御部と、
    前記カメラの撮像による前記画像データを表示装置に表示させる表示制御部と、
    を備える検査支援装置。
  2. 前記検査基準情報には、前記検査部品に関連付けられた当該検査部品の寸法情報が含まれ、
    前記表示制御部は、前記寸法情報に基づく拡大率で前記画像データを拡大して前記表示装置に表示させる、請求項1に記載の検査支援装置。
  3. 前記検査基準情報における前記基準部位は、前記回路基板上に付された位置決めマーク、または前記回路基板上に配置された部品である、請求項1または2に記載の検査支援装置。
  4. 前記検査基準情報における前記基準部位は、前記装着位置に理想の姿勢で装着された前記検査部品を理想部品として、当該理想部品の周縁部から規定距離までの背景領域である、請求項1または2に記載の検査支援装置。
  5. 前記検査基準情報における前記特徴部は、前記検査部品における直線状端部であり、
    前記表示制御部は、前記背景領域のうち前記理想部品における前記直線状端部から規定距離に位置する直線状の周縁部を前記画像データの表示枠に一致させて前記表示装置に表示させる、請求項4に記載の検査支援装置。
  6. 前記表示制御部は、前記理想部品の中心部を前記画像データの前記表示枠の中心部に一致させて、前記画像データを前記表示装置に表示させる、請求項5に記載の検査支援装置。
  7. 前記部品実装機は、
    前記移載装置に保持された前記電子部品の下面を撮像可能な部品カメラと、
    前記部品カメラの撮像による前記電子部品の下面画像データに含まれる前記電子部品の下面特徴部に基づいて、前記移載装置による前記電子部品の保持状態を認識する画像処理部と、
    予め設定されている制御プログラムと認識された前記電子部品の保持状態とに基づいて前記移載装置の動作を制御する制御装置と、を備え、
    前記表示制御部は、前記画像処理部による前記検査部品の保持状態の認識処理に用いられた前記下面画像データに含まれる前記下面特徴部を反転させて、反転後の前記下面特徴部を前記画像データに重ねて前記表示装置に表示させる、請求項1〜6の何れか一項に記載の検査支援装置。
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