JPH09307299A - 実装基板の検査装置 - Google Patents

実装基板の検査装置

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JPH09307299A
JPH09307299A JP8123521A JP12352196A JPH09307299A JP H09307299 A JPH09307299 A JP H09307299A JP 8123521 A JP8123521 A JP 8123521A JP 12352196 A JP12352196 A JP 12352196A JP H09307299 A JPH09307299 A JP H09307299A
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JP8123521A
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Masahiro Kawabe
昌弘 河辺
Susumu Takayama
享 高山
Takeshi Kojima
剛 小島
Takayuki Murakoshi
貴行 村越
Kazuo Oohashi
主郎 大橋
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Sony Corp
Nagoya Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Sony Corp
Nagoya Electric Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検査部品に応じてズーミング倍率を最適値
に自動設定することにより、基板上に実装されたすべて
の部品を目視検査に最適な画像サイズの映像として映し
出すようにした実装基板の検査装置を提供すること。 【解決手段】 ズーミング方式のCCDカメラ9と、X
Y位置決め装置1と、各部品の位置情報を記憶した実装
座標位置メモリ35と、良品基板4Aの各部品について
の最適画像サイズの部品映像を記憶したビデオ映像メモ
リ42と、各部品についての最適画像サイズを与えるズ
ーミング倍率を記憶したズーミング倍率メモリ38と、
キーボード12またはマウス13と、CRTモニタ11
と、主制御部11とを備え、CCDカメラ9は部品毎に
ズーミング倍率メモリ38に記憶されたズーミング倍率
に自動設定するとともに、CRTモニタ11は良品基板
4Aの部品映像と被検査基板4Bの部品映像とを画面上
に同時に映し出すようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路(I
C)、チップ状電子部品、その他の電子部品を搭載した
実装基板の検査装置に係り、より詳しくは、予め記憶し
ておいた良品基板の実装部品の映像と、被検査基板の実
装部品の映像とをCRTモニタなどの画面上に同時に映
し出し、両者を比較照合することにより良否を判定する
ようにした実装基板の検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の小型化と薄型化に伴い、電子
機器に用いられるプリント配線基板の実装密度は益々高
密度化している。また、実装される電子部品もチップ状
電子部品を中心に一段と小型化が進んでいる。このよう
な状況下において、実装基板の検査も益々難しくなり、
例えば、実装基板上の電子部品が正しい位置にマウント
されているか否か、また正しい定数(仕様)であるか否
かなどを検査する方法も困難になりつつある。
【0003】通常、これらの実装基板の検査は、直接ル
ーペなどを用いて目視により行なわれるのが一般的であ
る。その場合、実装基板と、電子部品の実装位置を指示
した部品情報管理表と、電子部品の名称,定数,シンボ
ル,定格,特性などをプリントした検査データとを交互
に見比べることによって行なわねばならない。そのた
め、検査には部品のシンボルやカラーコードなどの仕様
を理解できる経験者が当たらねばならず、検査に多くの
時間が費やされることが多かった。
【0004】このような不便を解消するために、本出願
人のひとりは、CRTモニタの画面を見ながら部品の検
査を行なうことのできる実装基板の検査装置を特願平7
−25348号として出願した。この実装基板の検査装
置は、実装基板を載置するXYステージと、XYステー
ジ上の実装基板の部品を撮像するCCDカメラと、パー
ソナルコンピュータと、CRTモニタとを組み合わせた
もので、CCDカメラで撮像した実装基板上の被検査部
品の映像をCRTモニタ上に映し出すとともに、この映
し出されている被検査部品の検査に必要なデータ(部品
名称、定数、シンボル、定格、特性など)を同時に画面
上に表示し、この映し出された被検査部品の映像と表示
された検査データとを比較照合することにより、正しい
部品であるか否かを検査できるようにしたものである。
【0005】この実装基板の検査装置によれば、CCD
カメラで撮像した被検査部品の映像と、検査データとが
同一画面上に表示されるため、画面上だけで部品の照合
を行なうことができ、極めて便利なものであった。しか
しながら、画面上に表示される検査データは前述したよ
うに部品名称、定数、シンボル、定格、特性などの文字
データであったため、被検査部品の映像と比較照合する
には、電子部品に対する或る程度の知識を必要としてい
た。
【0006】そこで、これらの欠点を解消するために、
前記出願人は、前記実装基板の検査装置の改良品を特願
平7−146228号として出願した。この改良装置
は、CCDカメラで撮像した被検査部品の映像と、予め
画像データとして用意しておいた良品基板における該当
部品の映像とをCRTモニタの画面上に同時に映し出
し、この良品部品の映像と被検査部品の映像とを画面上
で比較照合することにより、正しい部品であるか否かを
検査するようにしたものである。
【0007】この改良装置によれば、比較照合を画像的
に行なうことができるため、検査時間を大幅に短縮でき
るとともに、電子部品に対する知識が不要となり、熟練
者でなくとも実装基板の部品検査を行なうことができる
というメリットがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記改
良装置も、実際に使用したところ次のような問題があっ
た。すなわち、基板上に実装される電子部品には大小様
々な寸法のものがあるが、前記改良装置の場合、CCD
カメラが固定倍率式とされていたため、すべての部品を
目視検査に最適な大きさに映し出すことができず、部品
によっては小さく映り過ぎたりあるいは大きく映り過ぎ
たりするという欠点があった。
【0009】本発明は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、CCDカメラなどの
撮像手段にズーミング方式のものを用い、被検査部品に
応じてそのズーミング倍率を最適値に自動設定すること
により、基板上に実装されたすべての部品を目視検査に
最適な画像サイズの映像として映し出すようにした実装
基板の検査装置を提供せんとするにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の実装基板の検査
装置は前記した目的を達成せんとするもので、その手段
は、電子部品を装着した実装基板の検査装置であって、
前記実装基板上の部品を撮像するズーミング方式の撮像
手段と、実装基板を載置され、かつ、前記撮像手段のX
Y平面方向の位置を制御するXY位置決め手段と、実装
基板の各部品の位置情報を記憶した実装座標位置記憶手
段と、良品基板の各部品についての最適画像サイズにズ
ーミングされた部品映像を記憶したビデオ映像記憶手段
と、各部品についての最適画像サイズを与えるズーミン
グ倍率を記憶したズーミング倍率記憶手段と、少なくと
も実装部品の良否の判定結果を入力する入力手段と、所
望の映像を表示する表示手段とを備え、前記撮像手段は
部品毎に前記ズーミング倍率記憶手段に記憶されたズー
ミング倍率に自動設定するとともに、前記表示手段は前
記ビデオ映像記憶手段に記憶されている良品基板の部品
映像と前記撮像手段によって撮像された被検査基板の部
品映像とを同一画面上に同時に映し出すようにしたこと
を特徴とするものである。
【0011】このような構成とした場合、良品基板の部
品映像と撮像された被検査基板の部品映像とが、目視検
査に適した同一の画像サイズで表示手段の画面上に同時
に表示される。このため、この2つの部品画像を見比べ
るだけで、被検査基板に実装された部品が正しい部品で
あるか否かを簡単かつ確実に判定することができる。
【0012】また、前記入力手段から入力された実装部
品の良否の判定結果を前記表示手段の画面上に所望の形
式で表示するようにしたことを特徴とするものである。
【0013】このような構成とした場合、判定結果を目
で確認しながら被検査基板に実装された各部品の検査を
順次行なうことができ、より確実な検査を実現できる。
【0014】さらに、前記撮像手段のズーミング倍率を
手動によって可変可能としたことを特徴とするものであ
る。
【0015】このような構成とした場合、何らかの事情
で、良品基板の部品映像と撮像された被検査基板の部品
映像との画像サイズが違っていた場合でも、簡単に同一
画像サイズに補正することができ、検査作業をよりスム
ーズに行なうことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。まず、図1を参照して本発
明の実装基板の検査装置の全体構成を説明する。なお、
図1は本発明の実装基板の検査装置の一例を示す外観斜
視図である。
【0017】図1に示すように、本発明の実装基板の検
査装置(以下、本発明装置という)は、大きく分けて、
XYステージを中心としたXY位置決め装置1と、パー
ソナルコンピュータを中心とした主制御装置2とから構
成されている。
【0018】XY位置決め装置1は、XYステージ3、
XYステージ3上にあって良品基板4Aまたは被検査基
板4Bなどの実装基板を載置する基板固定部5、Y摺動
軸6を介してY軸方向に摺動自在に保持された支持アー
ム7、支持アーム7上に位置してX摺動軸8を介してX
軸方向に摺動自在に保持された撮像手段としてのCCD
カメラ9とから構成されている。なお、CCDカメラ9
の近傍には、必要に応じて照明手段(図示省略)が配置
され、所望の撮像エリアを照らすことができるようにな
っている。また、X摺動軸8およびY摺動軸6には、後
述する図3に示すX軸モータ8aとY軸モータ6aがそ
れぞれ連結されており、主制御装置2からの指示により
X軸モータ8a、Y軸モータ6aを正逆回転することに
より、CCDカメラ9と支持アーム7を前後左右へ自在
に移動できるように構成されている。
【0019】主制御装置2は、パーソナルコンピュータ
10、各種の映像やデータおよび検査結果を表示する表
示手段たる液晶表示装置やCRTモニタ11、判定結果
や制御コマンドを入力する入力手段たるキーボード12
およびマウス13、必要に応じて検査結果などを打ち出
すプリンタ14から構成されている。なお、パーソナル
コンピュータ10からXY位置決め装置1へのXY位置
データの送信はRS−232Cケーブル15により、C
CDカメラ9からパーソナルコンピュータ10への映像
データの送信は伝送ケーブル16により、また、パーソ
ナルコンピュータ10からCCDカメラ9へのズーミン
グ倍率データの送信はRS−232Cケーブル17によ
ってそれぞれ行なわれる。
【0020】図2は、前記CRTモニタ11に表示され
る画面例を示すもので、18はパーソナルコンピュータ
10に予め記憶されている判定基準となる良品基板4A
の部品映像を表示するための良品基板表示部、19はC
CDカメラ9によって撮像された被検査基板4Bの部品
映像を表示するための検査基板表示部、20は実装基板
の検査に必要な参考情報、例えば、部品名称:チップ抵
抗、定数:1KΩ、該定数1Kオームをベキ乗を用いて
略号化(10×102 =1000オーム)したシンボ
ル:102などのデータを表示するための検査データ表
示部、21は検査作業者がキーボード12やマウス13
から入力した判定結果を表示するための検査結果表示部
である。なお、検査データ表示部20に表示されるデー
タは検査作業の参考のために表示されるものであって、
本発明装置の用いた検査にとって必須の要件ではない。
【0021】次に、前記本発明装置の動作についてその
概略を説明する。詳細な処理動作については、後述する
図4〜図5のフローチャートを参照して改めて述べる。
【0022】まず、検査作業者は、XY位置決め装置1
の基板固定部5に良品基板4Aを載置し、本発明装置を
起動する。そして、主制御装置2のキーボード12また
はマウス13を操作することにより、CCDカメラ9と
支持アーム7をX軸およびY軸方向に移動し、CCDカ
メラ9を良品基板4A上の所定の部品位置まで移動させ
る。
【0023】CCDカメラ9で捉えた良品基板4Aの所
定の部品映像をCRTモニタ11に映し出しながら、当
該部品の目視検査にとって最適な画像サイズとなるよう
にCCDカメラ9のズーミング倍率を制御する。そし
て、最適な画像サイズとなったときの当該部品の映像
と、その時のズーミング倍率を取り込み、パーソナルコ
ンピュータ10内のメモリに格納記憶する。同様に、良
品基板4A上の他の部品についても次々に撮像し、すべ
ての実装部品について最適な画像サイズになったときの
映像と、その時のズーミング倍率をパーソナルコンピュ
ータ10内のメモリに順次格納記憶する。こうして得ら
れた良品基板4Aの部品映像とズーミング倍率は、被検
査基板4Bの実装部品の検査を行なう際の基準データと
して使用される。
【0024】次に、検査作業者は、XY位置決め装置1
の基板固定部5に被検査基板4Bを載置し、主制御装置
2のキーボード12またはマウス13を操作して、本発
明装置による部品検査をスタートする。部品検査がスタ
ートされると、CCDカメラ9は基板固定部5に載置さ
れた被検査基板4Bの予め設定された所定の部品位置ま
で自動的に移動される。
【0025】そして、良品基板4Aの同一位置の部品映
像をメモリから読み出し、図2に示すように、CRTモ
ニタ11の良品基板表示部18に表示するとともに、そ
の部品名称、定数、シンボルなどの参考情報を検査デー
タ表示部20に表示する。さらに、良品基板4Aの当該
部品を撮像したときのズーミング倍率を読み出し、CC
Dカメラ9のズーミング倍率を該読み出したズーミング
倍率となるように設定する。そして、この設定したズー
ミング倍率によって撮像された被検査基板4Bの部品映
像を、図2に示すように、CRTモニタ11の検査基板
表示部19に表示する。
【0026】前記CCDカメラ9のズーミング倍率は、
良品基板4Bの該当部品の映像を取り込んだ際に、目視
検査に最適な画像サイズとなるように設定されているの
で、検査基板表示部19に表示された被検査基板4Bの
部品映像は、良品基板表示部18に表示された良品基板
4Aの部品映像と同じ大きさとなり、2つの映像は目視
検査に最も適したサイズの画像として画面上に表示され
る。
【0027】検査作業者は、図2の良品基板表示部18
に表示された良品基板4Aの部品映像と、検査基板表示
部19に表示された被検査基板4Bの部品映像とを目視
によって見比べ、両者が一致しているか否かを判定し、
その判定結果をキーボード12あるいはマウス13から
入力し、CRTモニタ11の検査結果表示部21に“O
K”や“NG”などと表示する。
【0028】このとき、キーボード12により検査結果
を入力する場合は、例えば、“OK”や“NG”のコマ
ンドをファンクションキーを押すことにより行なう。ま
た、マウス13により検査結果を入力する場合は、例え
ば、“OK”のときはマウス13の左ボタンをクリック
し、“NG”のときは右ボタンをクリックすることによ
り行なうなどすればよい。
【0029】前記のようにして、被検査基板4Bの或る
位置の部品の検査結果が“OK”あるいは“NG”に確
定されると、CCDカメラ9は予め設定されたプログラ
ムに従って次の被検査部品位置に自動的に移動され、前
述と同様の処理によって被検査基板4B上の各部品の検
査を順次遂行していく。そして、すべての部品について
の検査が終了した時点で、キーボード12上の所定のフ
ァンクションキーを押し、あるいはマウス13のボタン
をクリックすると、本発明装置の検査動作が終了され
る。前記検査の判定結果はパーソナルコンピュータ10
によって処理され、パーソナルコンピュータ10内のメ
モリに記憶される。この判定結果は、必要に応じてプリ
ンタ14によりプリントアウトすることができるし、C
RTモニタ11上に表示することもできる。
【0030】なお、CCDカメラ9を実装基板上の各部
品位置まで移動させるためのXY座標やその他検査に必
要なデータは、後述するCADデータ変換サブルーチン
(図5)の動作説明から明らかとなるように、予め用意
された当該実装基板についてのCADデータ(CAD:
Computer Aided Design =コンピュータを利用した設計
システム) を利用して検査作業前に自動的に作成され、
メモリに格納されている。また、各部品についてのズー
ミング倍率なども、後述する良品基板映像格納サブルー
チン(図6)の動作説明から明らかとなるように、予め
用意された部品仕様データベースに格納された各部品の
寸法データなどを用いて検査作業前に自動的に作成さ
れ、メモリに格納されている。
【0031】このように、本発明装置によれば、良品基
板4Aの部品映像と、被検査基板4Bの部品映像とを目
視検査に最も適したサイズでCRTモニタ11の画面上
に表示することができるので、両者を見比べることによ
り、被検査基板4Bに実装された部品が正しいものであ
るか否かを簡単かつ確実に判定することができる。
【0032】図3に、図1の実装基板の検査装置の電気
回路のブロック図を示す。なお、図1と同一部分には同
一の符号を付して示してある。
【0033】パーソナルコンピュータ2は、システム全
体の制御を行なうCPUたる主制御部31、制御に必要
なプログラムやデータを格納したシステムプログラムメ
モリ32、フロッピーディスクなどに格納されたCAD
データ33、該CADデータ33からXYステージ3
(図1)上の各部品の実装位置座標を求める座標変換部
34、座標変換部34で得られた各部品のXY座標やC
ADデータ中から読み出した部品の名称、定数、シンボ
ルなどの検査に必要なデータを格納する実装座標位置メ
モリ35、実装部品の寸法や形状などの部品仕様データ
を格納した部品仕様データベース36、該部品仕様デー
タベース36に格納された各部品の寸法や形状などのデ
ータを読み出して各部品についてのCCDカメラ9の最
適なズーミング倍率を算出するズーミング倍率変換部3
7、該得られた各部品毎のズーミング倍率を格納するズ
ーミング倍率メモリ38、該ズーミング倍率メモリ38
に格納されたズーミング倍率に従ってCCDカメラ9の
ズーミング倍率を自動制御するズーミング倍率制御部3
9、CCDカメラ9の出力するビデオ信号を制御するビ
デオ入力制御部40、CRTモニタ11に適応したRG
B信号などを生成して出力するビデオ出力制御部41、
CCDカメラ9で撮像された良品基板の部品映像などを
記憶するビデオ映像メモリ42などから構成されてい
る。
【0034】また、XY位置決め装置1は、パーソナル
コンピュータ10の主制御部31との間で制御データの
授受を行ない、位置決め装置全体の動作を制御する機構
制御部43、制御データに基づいてXY摺動軸8,6
(図1)の制御を行なう軸制御部44、軸制御部44の
制御の下にX摺動軸8を正逆回転するX軸モータ8a、
軸制御部44の制御の下にY摺動軸6を正逆回転するY
軸モータ6aとから構成されている。
【0035】図4〜図7に、前記パーソナルコンピュー
タ10内の主制御部(CPU)31の制御動作のフロー
チャートを示す。図4は装置全体の動作を示すメインル
ーチンのフローチャート、図5は図4中のCADデータ
変換サブルーチンのフローチャート、図6は図4中の良
品基板映像格納サブルーチンのフローチャート、図7は
図4中の検査サブルーチンのフローチャートである。
【0036】まず最初に、図4を参照して全体動作を説
明する。いま、検査作業者がパーソナルコンピュータ1
0の電源を投入すると、主制御部31はシステムプログ
ラムメモリ32にアクセスし、システムプログラムメモ
リ32に格納されている本装置のシステムプログラムを
起動する(ステップSP1)。次いで、ステップSP2
において、本装置のメインメニューをCRTモニタ11
上に表示する。そして、ステップSP3において、検査
作業者はメインメニューを見てキーボード12またはマ
ウス13を操作し、所望の機能番号を選択する。
【0037】ステップSP4において機能番号1が選択
されると、ステップSP5のCADデータ変換サブルー
チンが起動され、後述する図5に示されるようなCAD
データから検査データへの変換処理が実行される。機能
番号1が選択されない場合は、ステップSP6に進む。
【0038】ステップSP6において機能番号2が選択
されると、ステップSP7の良品基板映像格納サブルー
チンが起動され、後述する図6に示すような良品基板に
実装された各部品の映像の取り込みと、各部品について
の目視検査に最適な画像サイズを与えるCCDカメラ9
のズーミング倍率の設定処理が実行される。機能番号2
が選択されない場合は、ステップSP8に進む。
【0039】ステップSP8において機能番号3が選択
されると、ステップSP9の検査サブルーチンが起動さ
れ、後述する図7に示すような被検査基板の部品検査が
実行される。機能番号3が選択されない場合は、ステッ
プSP10に進む。
【0040】ステップSP10において機能番号4が選
択されると、ステップSP11でメインルーチンを終了
し、処理を停止する。機能番号4が選択されない場合
は、ステップSP2に戻り、前記動作を繰り返す。
【0041】次に、図5のCADデータ変換サブルーチ
ンの処理動作を説明する。この図5のCADデータ変換
サブルーチンは、部品の検査作業に先立って、実装部品
のXYステージ3(図1)上のXY座標およびその部品
名称、定数、シンボルなどの検査に必要なデータを得る
ためのデータ変換処理である。CCDカメラ9は、この
CADデータ変換サブルーチンで得られたXY座標情報
に従って所定の部品位置に自動的に移動されるものであ
る。
【0042】さて、いま前述した図4のメインルーチン
のステップSP4においで機能番号1を選択すると、図
5のステップSP12でCADデータ変換サブルーチン
が起動し、ステップSP13においてCRTモニタ11
上にサブメニューが表示される。そして、このサブメニ
ューの指示に従って、ステップSP14で変換元の入力
ファイル名として検査を行なう実装基板に該当するCA
Dデータファイル名を入力するとともに、ステップSP
15で変換先の出力ファイル名として当該実装基板に対
応した検査データファイル名を入力すると、主制御部3
1はステップSP16でCADデータ33と実装座標位
置メモリ35にアクセスし、該当するCADデータファ
イルと検査データファイルをオープンする。
【0043】ステップSP17では、CADデータファ
イルの終端EOF(End of File)であるか否か、すなわ
ち、当該実装基板についてのCADデータの変換が終了
したか否かを判定する。EOFでなければ、そのままス
テップSP18に進み、CADデータ33中のCADデ
ータファイルから当該実装基板中の第1の部品について
のCADデータを1レコード読み出し、ステップSP1
9で座標変換部34によって当該部品の実装基板上の位
置座標からXYステージ3上のXY座標へと変換する。
【0044】そして、ステップSP20において、前記
変換された部品のXY座標と、CADデータ中から読み
出した当該部品の部品名称や定数、シンボルなどの検査
に必要なデータを実装座標位置メモリ35内の検査デー
タファイルに1レコードとして格納した後、再びステッ
プS17に戻り、EFOが検出されるまで前記処理を繰
り返す。
【0045】前記ステップSP17においてEOFが検
出されると、基板に実装されたすべての部品の位置座標
変換が終了したものと判定し、処理はステップSP21
に進み、CADデータ33中のCADデータファイルと
実装座標位置メモリ35中の検査データファイルをクロ
ーズし、ステップSP22でCADデータ変換サブルー
チンを終了して、図4のメインルーチンのステップSP
2に戻る。
【0046】前記のようにして図5のCADデータ変換
サブルーチンが終了すると、実装座標位置メモリ35中
の検査データファイルには、当該実装基板のすべての部
品についてのXYステージ3上のXY座標、および当該
部品の部品名称や定数、シンボルなどの必要な検査デー
タが格納される。この格納されたXY座標は、CCDカ
メラ9の送り制御の位置データとなり、また、部品名称
や定数、シンボルなどの検査データは、図2のCRTモ
ニタ画面の検査データ表示部20に表示する参考情報と
して利用される。
【0047】次に、図6の良品基板映像サブルーチンの
処理動作を説明する。この図6の良品基板映像格納サブ
ルーチンは、部品の検査作業に先立って、部品仕様デー
タベース36に格納された実装部品の寸法や形状データ
に基づいて、各部品についての目視検査に最適なCCD
カメラ9のズーミング倍率を求めるとともに、この最適
なズーミング倍率で撮像した良品基板の部品映像を比較
基準画像として記憶しておくための処理である。なお、
図6の処理動作の開始に先立って、XYステージ3(図
1)上の基板固定部5には良品基板4Aが載置される。
【0048】さて、いま前述した図4のメインルーチン
のステップSP6において機能番号2を選択すると、図
6のステップSP23で良品基板映像格納サブルーチン
が起動され、ステップSP24において、実装座標位置
メモリ35内に格納された当該実装基板についての検査
データファイルがオープンされる。
【0049】次いで、ステップSP25において、検査
データファイルの終端EOFであるか否か、すなわち、
良品基板についての全ての部品映像の取り込みが終了し
たか否かを判定する。EOFでなければ、そのままステ
ップSP26に進み、第1の部品についての検査データ
が1レコード読み出される。前述したように、この検査
データには、当該部品のXYステージ3上のXY座標、
および当該部品の部品名称や定数、シンボルなどの所望
のデータが含まれている。
【0050】そして、ステップSP27で、X軸モータ
8aとY軸モータ6aを駆動して、XYステージ3上の
支持アーム7とCCDカメラ9をX,Y軸方向に移動
し、CCDカメラ9が検査データの指示する検査部品の
座標位置に位置するように制御する。この移動が完了す
ると、CCDカメラ9の視野中心に指定の部品が位置し
た状態となり、ステップSP28でCCDカメラ9より
映像を入力し、良品基板の当該部品の映像がCRTモニ
タ11の良品基板表示部18に表示される。
【0051】ところで、基板に実装された部品には大小
様々なものがあり、CCDカメラ9の倍率を固定して撮
像しても、画像が小さすぎたりあるいは大きすぎたりす
るので、目視検査に最適なサイズの画像として映し出す
ことが望ましい。そこで、ステップSP29において部
品仕様データベース36にアクセスし、当該部品につい
ての寸法データを読み出し、ステップSP30において
これらのデータを用いて当該部品についての最適な画像
サイズを与えるCCDカメラ9のズーミング倍率を計算
する。
【0052】最適なズーミング倍率が計算されたら、ス
テップSP31においてズーミング倍率制御部39を制
御し、CCDカメラ9のズーミング倍率を当該倍率にな
るように設定する。そして、ステップSP32におい
て、この計算された倍率で撮像した部品映像が目視検査
に最適なサイズの画像であるか否かをCRTモニタ11
の画面上で確認し、最適なサイズである場合はステップ
SP34へ進む。もし、最適なサイズでないと判断した
場合は、ステップSP33に進み、キーボード12また
はマウス13を操作することによりCCDカメラ9のズ
ーミング倍率を手動で可変制御し、最適なズーミング倍
率となるように補正する。
【0053】前記のようにして最適な部品映像が得られ
たら、ステップSP34において、CCDカメラ9で撮
像されている良品基板4Aの部品映像をパーソナルコン
ピュータに格納可能な映像データに変換する。
【0054】次いで、ステップSP35において、ビデ
オ映像メモリ42内の当該実装基板についての良品映像
データファイルをオープンするとともに、ズーミング倍
率メモリ38内のズーミング倍率データファイルをオー
プンし、ステップSP36で前記部品映像データとその
ときのズーミング倍率をそれぞれのファイルに格納す
る。そして、ステップSP37で映像データファイルと
ズーミング倍率データファイルをクローズした後、ステ
ップSP25に戻り、前述の処理を繰り返す。
【0055】ステップSP25において、検査データフ
ァイルの終端EOFが検出されると、ステップSP38
にて検査データファイルをクローズし、ステップSP3
9で良品基板映像格納サブルーチンを終了して、図4の
メインルーチンのステップSP2に戻る。
【0056】前記のようにして図6の良品基板映像格納
サブルーチンが終了すると、ビデオ映像メモリ42中の
映像データファイルには、良品基板4Aのすべての部品
についての最適な画像サイズによる映像データが記憶さ
れ、また、ズーミング倍率メモリ38中のズーミング倍
率データファイルには、良品基板4Aのすべての部品に
ついての最適な画像サイズを与えるズーミング倍率が格
納される。この格納された部品映像は部品検査時の比較
基準画像として用いられ、また、ズーミング倍率は、部
品検査時に被検査基板の該当部品を撮像する際のCCD
カメラ9のズーミング倍率として使用される。
【0057】最後に、図7の検査サブルーチンによる処
理動作を説明する。この検査サブルーチンは、被検査基
板上の実装部品の良否を判定するための処理ルーチンで
あり、その検査動作の開始時にXYステージ3(図1)
上の基板固定部5に被検査基板4Bが載置される。本発
明装置は、この検査サブルーチンを実行することによ
り、最終目的である被検査基板上の実装部品の良否判定
を実現するものである。
【0058】さて、いま前述した図4のメインルーチン
のステップSP8において機能番号3を選択すると、図
7のステップSP41で検査サブルーチンが起動すると
ともに、ステップSP42で実装座標位置メモリ35中
の当該実装基板についての検査データファイルがオープ
ンされる。
【0059】ステップSP43では、検査を終了するか
否かを選択する。検査継続の場合は、ステップSP44
で特定の検査ポイントを指定するか否かの選択を行な
う。キーボード12またはマウス13から特定の検査ポ
イントが指定された場合には、ステップSP45で指定
ポイントの部品位置まで移動する。
【0060】ステップSP46では、検査データファイ
ルより、予め設定された順番に従ってで第1番目の部品
についての検査データを1レコード読み出し、ステップ
SP47においてCCDカメラ9を該読み出された部品
のXY座標位置に移動する。
【0061】また、ステップSP48において、ビデオ
映像メモリ42内に格納されている当該実装基板につい
ての良品映像データファイルをオープンするとともに、
ズーミング倍率メモリ38内に格納されている当該実装
基板についてのズーミング倍率データファイルをオープ
ンする。そして、ステップSP49でそれぞれのファイ
ルから当該部品についての良品映像データと最適画像サ
イズを与えるズーミング倍率を読み出し、該読み出した
良品映像を図2に示すようにCRTモニタ11の良品基
板表示部18に表示した後、ステップSP50で前記2
つのファイルをクローズする。
【0062】次いで、ステップSP51においてズーミ
ング倍率制御部39を制御し、CCDカメラ9のズーミ
ング倍率を前記読み出した倍率になるように設定し、ス
テップS52でCCDカメラ9で撮像した被検査基板4
Bの部品映像を図2に示すようにCRTモニタ11の検
査基板表示部19に表示する。
【0063】そして、ステップSP53において、この
検査基板表示部19に表示された部品映像が良品基板表
示部18に表示された良品映像の画像サイズと同じであ
るか否かを確認し、同じである場合はステップ55へ進
む。もし、同じ画像サイズでない場合はステップSP5
4に進み、キーボード12またはマウス13を操作する
ことによりCCDカメラ9のズーミング倍率を手動で可
変制御し、検査基板表示部19に表示された被検査基板
4Bの部品映像が良品基板表示部18に表示された良品
映像の画像サイズと同じになるように調節する。
【0064】前記のようにして同一画像サイズの部品映
像が良品基板表示部18と検査基板表示部19に表示さ
れた状態において、ステップSP55で両者の映像を目
視により見比べ、被検査基板4Bの実装部品の良否の判
定を行なう。同一である場合は、キーボード12または
マウス13から“OK”を入力し、また、同一でない場
合は“NG”を入力する。この判定結果は、図2に示す
ように、CRTモニタ11の検査結果表示部21に表示
されるとともに、ステップSP56においてシステムプ
ログラムメモリ32中などに用意された判定結果ファイ
ルに書き込まれる。
【0065】その後、ステップSP43に戻り、前述の
処理を繰り返す。ステップSP43で検査終了が検出さ
れた場合には、ステップSP57において検査データフ
ァイルをクローズし、ステップSP58で検査サブルー
チンを終了して、図4のメインルーチンのステップSP
2に戻り、本発明装置の一連の処理動作を終了する。
【0066】なお、前記の例では、被検査基板4Bの部
品が正しいものであるか否かの判定を検査作業者が目視
によって人手で行なう場合について示したが、この合否
の判定を自動化することもできる。この場合には、予め
記憶された良品基板4Aの部品映像と、CCDカメラ9
で撮像された被検査基板4Bの部品映像との一致・不一
致をパターンマッチングなどを利用して判定すればよ
い。前述したように、良品基板4Aの部品映像と被検査
基板4Bの部品映像とは同じズーミング倍率によって同
じ大きさの画像として撮影されているので、パターンマ
ッチングの前処理として必要な画像寸法の正規化処理が
不要であり、簡単に実現することができる。
【0067】前記自動合否判定処理を採用した場合に
は、CCDカメラ9は予め設定されたプログラムに従っ
て次々に被検査部品の位置へ移動され、指定された検査
エリアの検査を終了後に自動的に動作を停止する。した
がって、検査作業者は、動作停止後、“NG”判定され
た被検査部品のみを抽出してCRTモニタ11に表示し
たり、プリンタ14によってプリントアウトすることに
より、正確な検査情報を入手することができる。
【0068】また、被検査基板上に実装された部品の検
査順序は、X座標またはY座標に沿ってラスタ方式で順
次移動していってもよいし、CCDカメラの移動時間よ
りもCCDカメラのズーム変更時間の方がかかることを
考慮して、同じ種類の部品同士を1グループとして順に
検査していってもよい。さらに、同じ種類の部品の場合
でも、遠く離れた位置にある部品については、その移動
時間とズーム変更時間とを比べて早い方を先に検査する
など、検査時間短縮のための種々の方法を採用すること
ができる。
【0069】また、予め定めた順序に従ってCCDカメ
ラを自動移動させるだけでなく、キーボード12または
マウス13からのダイレクト指示によって任意の位置に
手動によって順次移動させることもできる。
【0070】また、前記例では、CCDカメラ9を移動
させるようにしたが、CCDカメラ9は固定とし、XY
ステージ3の方を移動することによりXY座標位置を制
御するようにしてもよい。
【0071】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこれらに限定されるものではなく、その
発明の主旨に沿った各種の変形が可能である。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によるときは、良品基板の部品映像と撮像された被検
査基板の部品映像とを目視検査に適した同じ画像サイズ
で同一画面上に同時に表示することができ、両方の部品
画像を目視によって見比べるだけで、被検査基板に実装
されている部品が正しい部品であるか否かを簡単かつ確
実に判定することができる。このため、実装部品につい
ての知識のない者でも簡単に検査を行なうことができ
る。また、実装されている部品の大きさが大小種々異な
っていても、撮像された部品映像は自動的に目視検査に
適した画像サイズにズーミングして表示されるので、検
査ミスを低減し、実装基板の不良発生率を低減すること
ができる。また、自動的に目視検査に適した画像サイズ
にズーミングされるので、手動で撮像手段のレンズを交
換したりズーミング倍率を調整する必要がなくなり、検
査時間を短縮することができる。
【0073】また、請求項2記載の発明は、前記請求項
1記載の発明において、前記入力手段から入力された実
装部品の良否の判定結果を前記表示手段の画面上に所望
の形式で表示するようにしたので、前記請求項1記載の
発明の効果に加え、判定結果を目で確認しながら被検査
基板に実装された各部品の検査を順次行なうことがで
き、より確実な検査を実現できる。
【0074】さらに、請求項3記載の発明は、前記請求
項1または2記載の発明において、前記撮像手段のズー
ミング倍率を手動によって可変可能としたので、前記請
求項1または2記載の発明に加え、何らかの事情で、良
品基板の部品映像と撮像された被検査基板の部品映像と
の画像サイズが違っていた場合でも、簡単に同一画像サ
イズに補正することができ、検査作業をよりスムーズに
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一例を示す外観斜視図である。
【図2】本発明装置のCRTモニタの表示画面の例を示
す図である。
【図3】本発明装置の電気回路のブロック図である。
【図4】本発明装置全体の処理動作を示すメインルーチ
ンのフローチャートである。
【図5】図4中のCADデータ変換サブルーチンのフロ
ーチャートである。
【図6】図4中の良品基板映像格納サブルーチンのフロ
ーチャートである。
【図7】図4中の検査サブルーチンのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 XY位置決め装置 2 主制御装置 3 XYステージ 4A 良品基板 4B 被検査基板 5 基板固定部 6 Y摺動軸 6a Y軸モータ 7 支持アーム 8 X摺動軸 8a X軸モータ 9 CCDカメラ 10 パーソナルコンピュータ 11 CRTモニタ 12 キーボード 13 マウス 14 プリンタ 18 良品基板表示部 19 検査基板表示部 20 検査データ表示部 21 検査結果表示部 31 主制御部(CPU) 32 システムプログラムメモリ 33 CADデータ 34 座標変換部 35 実装座標位置メモリ 36 部品仕様データベース 37 ズーミング倍率変換部 38 ズーミング倍率メモリ 39 ズーミング倍率制御部 40 ビデオ入力制御部 41 ビデオ出力制御部 42 ビデオ映像メモリ 43 機構制御部
フロントページの続き (72)発明者 小島 剛 愛知県一宮市大字高田字池尻6番地 ソニ ー一宮株式会社内 (72)発明者 村越 貴行 三重県桑名郡多度町大字香取字高割550 名古屋電機工業株式会社OE事業部内 (72)発明者 大橋 主郎 三重県桑名郡多度町大字香取字高割550 名古屋電機工業株式会社OE事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を装着した実装基板の検査装置
    であって、 前記実装基板上の部品を撮像するズーミング方式の撮像
    手段と、 実装基板を載置され、かつ、前記撮像手段のXY平面方
    向の位置を制御するXY位置決め手段と、 実装基板の各部品の位置情報を記憶した実装座標位置記
    憶手段と、 良品基板の各部品についての最適画像サイズにズーミン
    グされた部品映像を記憶したビデオ映像記憶手段と、 各部品についての最適画像サイズを与えるズーミング倍
    率を記憶したズーミング倍率記憶手段と、 少なくとも実装部品の良否の判定結果を入力する入力手
    段と、 所望の映像を表示する表示手段とを備え、 前記撮像手段は部品毎に前記ズーミング倍率記憶手段に
    記憶されたズーミング倍率に自動設定するとともに、前
    記表示手段は前記ビデオ映像記憶手段に記憶されている
    良品基板の部品映像と前記撮像手段によって撮像された
    被検査基板の部品映像とを同一画面上に同時に映し出す
    ようにしたこと、 を特徴とする実装基板の検査装置。
  2. 【請求項2】 前記入力手段から入力された実装部品の
    良否の判定結果を前記表示手段の画面上に所望の形式で
    表示するようにしたことを特徴とする請求項1記載の実
    装基板の検査装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像手段のズーミング倍率を手動に
    よって可変可能としたことを特徴とする請求項1または
    2記載の実装基板の検査装置。
JP8123521A 1996-05-17 1996-05-17 実装基板の検査装置 Pending JPH09307299A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005257655A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Ind Technol Res Inst 肉眼による低コントラスト画像認識時の補助システム及びその方法
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