JP2850807B2 - 検査データ作成装置 - Google Patents

検査データ作成装置

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JP2850807B2
JP2850807B2 JP7280489A JP28048995A JP2850807B2 JP 2850807 B2 JP2850807 B2 JP 2850807B2 JP 7280489 A JP7280489 A JP 7280489A JP 28048995 A JP28048995 A JP 28048995A JP 2850807 B2 JP2850807 B2 JP 2850807B2
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正儀 木邑
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ作成装置
に関し、特にプリント基板のハンダ付き外観検査装置な
どのデータ作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント回路基板の製造においては、そ
の最終段階で、部品の実装状態を検査する。この検査に
おいては、以下の4段階のことが行われる。まず正規の
位置に所定の部品が配置されているかどうかを検査す
る。次に、ハンダ付けの状態が短絡しているかどうかを
検査する。次に、そのハンダ付けの位置がずれていない
かどうかを検査する。そして、ついているハンダの形状
を検査する。
【0003】この検査においては、テレビカメラなどに
より検査対象を撮像し、取込んだ画像を用いるようにし
ている。このため、どの範囲の画像を取込むかなど、画
像取込みのための情報が必要となる。従来、カメラで撮
像した検査対象の部品を観察して、これにもっとも適合
していると思われるものを、あらかじめ構築してあるデ
ータベースである部品ライブラリ中より選択すること
で、それらの情報を用意するようにしていた。また、検
査対象の部品と適合しているものを選び出せない場合
は、その検査のためのデータを新規に作成するようにし
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は以上のように構
成されていたので、以下に示すような問題があった。部
品ライブラリ中より適合しているものを選択するとき、
部品ライブラリには多数の部品データが格納されている
ので、適合しているものがある場合でも、それを探し出
すのに多くの時間を費やすことになる。これは、適合し
ているかどうかの判断は、作業者が行うためである。そ
して、この選択作業を迅速に行うためには、部品ライブ
ラリの中身をある程度把握している必要があり、部品ラ
イブラリの習熟度によって、検査データの用意にかかる
時間が異なってくる。また、適合の判断を作業者が行う
ため、検査のために用意するデータが作業者ごとに異な
る場合もあり、検査結果の再現性が低いものとなる。
【0005】一方、検査対象に適合する部品が部品ライ
ブラリになかった場合は、前述したように、検査対象の
部品に関する情報を、新規に作成することになる。検査
のために必要な情報としては、その部品の大きさや、そ
の部品の端子がハンダ付けされるプリント回路基板上の
パッドの大きさなどがある。これらの寸法は、カメラに
よって撮像された画面上で、作業者が寸法測定すること
などにより得られる。しかし、これでは検査のための工
数が増加することになり、検査時間を増加させることに
なってしまう。
【0006】この発明は、以上のような問題点を解消す
るためになされたものであり、検査に必要なデータを個
人差なく迅速に作成できるようにすることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の検査データ作
成装置は、検査対象となる部品を撮像するカメラと、カ
メラが撮像した部品の状態を画像処理することで抽出す
る画像処理部と、検査対象となる部品の状態と対応する
検査情報とから構成された部品ライブラリと、画像処理
部が抽出した状態と適合するものを部品ライブラリから
検索し、対応する検査情報を取り出すデータ処理部と
前記画像処理部が抽出した部品の状態より、検査対象部
分の寸法を測定する寸法計測部とを備え、前記データ処
理部は、寸法計測部が測定した寸法を用いて、適合する
ものを前記部品ライブラリから検索するとともに、前記
データ処理部は、寸法計測部が測定した寸法も用いて、
前記検査データを作成することを特徴とする。従って、
検査対象の部品と同様の部品を対象とした検査データ
が、部品ライブラリより取り出されるとともに、対応す
るデータがない場合において検査データ作成の作業が簡
略化されるる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は、この発明の1つの実施の形
態におけるデータ処理装置の構成を示す構成図である。
同図において、1はプリント回路基板、2はプリント回
路基板1上にハンダ付けにより実装される部品、3は実
装されている部品2の状態を撮像するカメラ、4はカメ
ラ3で取込んだ画像を処理する画像処理部、4aは画像
処理部4が処理した画像データ上で、対象とする形状の
寸法を測定する寸法計測部、5は画像処理部4から得ら
れるデータを処理するデータ処理部、5aは入力部であ
る。また、6はプリント回路基板1の名称とそれに対応
する基板上の実装部品および実装位置とを1レコードと
するデータが格納された部品座標データ格納部、7は検
査対象となる部品とその端子がハンダ付けされるパッド
のサイズなどの検査データとが格納されている部品ライ
ブラリ部、8は部品2の検査のための検査データが格納
される検査データ格納部である。そして、9はプリント
回路基板1が載置され、移動するステージである。
【0009】部品座標データ格納部6には、プリント回
路基板1上における部品2の実装状態と部品2の種類な
どのデータが格納されている。すなわち、プリント回路
基板1を示す記号と、部品2の種類を示す部品種と、記
号で示される基板上で部品種で示される部品2が実装さ
れる座標と、その実装角度とから1レコードが構成さ
れ、これが複数種格納されている。たとえば、「R1,
R1608,(x0,y0),90」のように1レコード
が構成されている。なお、部品座標は、図2に示すよう
に、プリント回路基板1上における、実装される部品2
の中心座標である。
【0010】また、部品ライブラリ部7には、以下の表
1にその一部を示すように、部品種と、それに対応する
プリント回路基板1上のパッド情報と、その検査のため
の検査対象領域の情報と、検査条件などとで1レコード
が構成され、これが複数種格納されている。
【0011】ここで、パッド外寸は、図3に示すよう
に、例えば、部品2の2つの端子がハンダ付けされるパ
ッド31とパッド32の距離Lを示し、パッド長はその
距離方向のパッドの長さBを示し、パッド幅はその距離
方向に直行する方向のパッドの長さAを示している。
【0012】なお、表1では、説明を簡単にするため
に、部品ライブラリの構成の一部を簡略化して示した
が、部品ライブラリは以下に示す構成をとっている。ま
ず、基本的な項目として、部品情報,部品寸法,パッド
寸法,検査領域情報から1レコードが構成されている。
そして、それらの項目の下に、小項目が存在する。たと
えば、上記表1では、部品情報として、部品種を示すコ
ードを示したが、ほかにも部品登録番号や、検査分解能
などが小項目としてある。また、上記表1では、検査領
域情報の小項目として検査領域を示したが、このほかに
も、検査アルゴリズムの条件や判定条件などが小項目と
してある。そして、この検査分解能や検査アルゴリズム
の条件などが、検査条件となる。
【0013】次に、この実施の形態における検査データ
作成について、図4のフローチャートを用いて説明す
る。まず、検査の対象となるプリント回路基板1の基板
名称を入力部5a(図1)よりデータ処理部5に入力す
る(ステップS1)。このことにより、データ処理部5
が、部品座標データ部6から最初の部品の搭載座標をと
りだす。データ処理部5は、その取り出した座標位置を
元に、プリント回路基板1を載置したステージ9を動か
して、カメラ3の撮像範囲の中に部品2が位置する状態
とする(ステップS2)。
【0014】ついで、画像処理部4が、カメラ3で撮像
している画像中より、プリント回路基板1上の部品2の
端子がハンダ付けされるパッドの画像を取込む(ステッ
プS3)。そして、寸法計測部4aが画像処理によりそ
のパッドの寸法,配置関係を測定する(ステップS
4)。パッド部は金属なので、その周辺のプリント回路
基板1とは光の反射状態が異なる。この反射状態の違い
により、パッドのエッジを検出することで、寸法計測部
4aはパッドの寸法を測定する。
【0015】次に、寸法計測部4aによる寸法測定の結
果を受け取ったデータ処理部5は、そのデータと一致す
るパッドに実装される部品の検査情報を、部品ライブラ
リ部7中より検索する(ステップS5)。そして、検索
されれば(ステップS6)、検索された検査データを検
査データ格納部8に格納する。一方、ここで、一致する
ものが検索されなかった場合(ステップS6)、新規に
検査データを作成し(ステップ7)、これを検査データ
格納部8に格納する(ステップS8)。
【0016】この、検査データの作成では、まず、寸法
計測部4aが測定したパッドの寸法や位置関係のデータ
をもとに、データ処理部4が検査領域を割り出す。そし
て、この割り出された検査領域に加えて、上記表1に示
したような他の検査項目なども決定して検査データとす
る。以上の操作をプリント回路基板1に搭載されている
全部品に対して行い、作成された検査データを検査デー
タ格納部8に格納して終了する。そして、検査データ格
納部に格納された検査データを用いて、プリント回路基
板1上に実装された部品の実装状態の検査が行われる。
【0017】以上示したように、この実施の形態では、
取込んだ画像をもとに測定した寸法により、データベー
スである部品ライブラリ中より対応する検査データを取
り出すようにした。また、対応するデータがない場合
は、その寸法データをもとに、検査データを作成するよ
うにした。このため、検査データ作成の作業が簡略化さ
れ、作成される検査データの個人差が解消される。
【0018】なお、上述では、2極チップ部品の場合を
例に取り説明したが、その他の部品の場合でも同様であ
ることは言うまでもない。また、上述では、基板に設け
られた部品装着用のパッド寸法を抽出するようにしてい
るが、部品外形寸法を抽出するようにしても同様であ
る。すなわち、検査対象の部品の外形寸法をキーとして
用い、部品ライブラリより所望とする検査データを検索
するようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、検
査対象部品の画像処理部が抽出した状態と適合するもの
を部品ライブラリから検索し、対応する検査情報を取り
出すようにした。このため、この発明によれば、作業者
の検査データ作成の工数を低減でき、また、個人差なく
迅速に作成できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の1つ実施の形態におけるデータ処
理装置の構成を示す構成図である。
【図2】 プリント回路基板1上での実装される部品2
の中心座標を示す説明図である。
【図3】 部品とパッドとの位置関係を示す平面図であ
る。
【図4】 この発明の検査データ作成について示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1…プリント回路基板、2…部品、3…カメラ、4…画
像処理部、4a…寸法計測部、5…データ処理部、5a
…入力部、6…部品座標データ格納部、7…部品ライブ
ラリ部、8…検査データ格納部、9…ステージ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 11/00 - 11/30 G01N 21/88,21/89 H05K 13/08 G06F 17/30 G06T 7/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に実装される部品を検査するための
    検査データを作成する検査データ作成装置において、 検査対象となる部品を撮像するカメラと、 前記カメラが撮像した前記部品の状態を画像処理するこ
    とで抽出する画像処理部と、 検査対象となる部品の状態と対応する検査情報とから構
    成された部品ライブラリと、 前記画像処理部が抽出した状態と適合するものを前記部
    品ライブラリから検索し、対応する検査情報を取り出す
    データ処理部と 前記画像処理部が抽出した部品の状態より、検査対象部
    分の寸法を測定する寸法計測部とを備え、 前記データ処理部は、寸法計測部が測定した寸法を用い
    て、適合するものを前記部品ライブラリから検索すると
    ともに、 前記データ処理部は、寸法計測部が測定した寸法も用い
    て、前記検査データを作成する ことを特徴とする検査デ
    ータ作成装置。
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JP2013236063A (ja) * 2012-03-28 2013-11-21 Koh Young Technology Inc Pcb検査装置の作業データ生成及び検査方法

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980526

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Effective date: 19981013