JP3483971B2 - 部品データ作成方法 - Google Patents
部品データ作成方法Info
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Description
おいて電子部品の寸法や形状などのデータを記憶してお
く部品データライブラリを作成する場合に好適に利用で
きる部品データ作成方法に関するものである。
製品の軽薄短小化が進み、基板への電子部品の実装も高
密度、高精度化が要求されている。その結果、電子部品
自動実装機においてもさらに高密度化が要求されてお
り、電子部品装着時に電子部品位置を高精度に検出する
ため、画像認識技術による位置検出が多く用いられてき
ている。
誤検出防止のために事前に電子部品の寸法や形状を測定
し、部品データライブラリとして作成する必要が生じて
きている。特に、近年の部品の多様化、部品形状の複雑
化により、部品位置を検出するために必要な寸法項目が
増加し、また基準となる部品データライブラリの高精度
化が必要となってきている。
自動実装機においては、部品供給部から実装ヘッドにて
電子部品を吸着し、吸着した電子部品を認識カメラにて
撮像し、画像認識にて部品寸法、部品吸着位置の座標な
どを検出している。この時部品データライブラリ内の部
品データと部品寸法を比較し、誤った電子部品を吸着し
ていないかを確認し、同時に部品吸着位置の座標と本来
吸着すべき位置とのずれを検出している。そして、検出
されたずれ量をもとに基板位置を修正して部品吸着時の
ずれの補正を行なって実装することにより、精度の良い
実装を行なっている。
法について、図7を参照して説明する。まず、操作者は
部品ライブラリに登録する部品の必要な寸法をノギス等
の測定器で測定する(ステップ#31)。次に、測定し
たデータを部品データライブラリに入力する(ステップ
#32)。次に、部品寸法の全項目の測定・入力を完了
したかを判断することによって(ステップ#33)、部
品の必要な寸法について全て測定・入力を行う。以上の
ステップ#31〜#33の工程を全ての部品について繰
り返すことにより(ステップ#34)、部品データライ
ブラリの作成を終了する。
品データライブラリ作成時に上記のようにノギス等の測
定器で測定することによって部品データを得る方法で
は、そのために要する作業工数が大きく、かつ測定上の
誤差が大きいという問題がある。
い工数にて誤差の小さい部品データを得ることができる
部品データ作成方法を提供することを目的としている。
ータ作成方法は電子部品自動実装機において基板に実装
される電子部品の各部の寸法や形状のデータを有する部
品データの作成方法であって、前記部品データを作成す
べき部品を認識し画像表示する工程と、前記画像表示さ
れた部品画像上で測定を行いたい部分の一方および他方
の部品端に寸法測定位置を教示する教示工程と、前記教
示した寸法測定位置間の画像上の長さを算出し、前記画
像上の長さに基づき実際の電子部品の寸法を算出する工
程と、前記算出した寸法を部品データとして記憶する工
程とを有することを特徴とする。
方法は、第1発明の各工程に加え、作成した部品データ
から部品形状を示す画像を描画して表示する工程と、対
象部品を認識し画像表示する工程と、前記部品形状を描
画した画像と前記対象部品を認識して表示された画像の
少なくとも一方を移動させて他方に一致させ、前記部品
形状を描画した画像と対象部品を認識して表示された画
像とを比較し、部品の形状や部品各部の寸法が一致して
いるかどうかを判定する工程とを有することを特徴とす
る。
画像上で寸法測定位置を教示するだけで、寸法測定位置
間の距離が算出されて高精度の測定ができ、少ない工数
にて誤差の小さい部品データを得ることができる。
部品の形状を示す画像を描画して表示し、対象部品の画
像と比較することにより、部品データの正誤の確認、又
は対象部品の正誤の確認を容易に行なうことができる。
法について、図1〜図6を参照して説明する。
の概略構成を説明する。図3において、1は操作盤、2
は電子部品を吸着して基板上に実装する実装ヘッド、3
は電子部品を実装すべき基板を位置決めするXYテーブ
ル、4は電子部品を認識する認識カメラ、5は部品供給
部、6は制御部、7は画像表示部であり、制御部6内に
は部品データライブラリが記憶され保持されている。部
品データライブラリに保持されている部品データは、例
えば図4(a)に示すように電子部品8がチップコンデ
ンサの場合、図4(b)に示すように、電子部品8の長
さ、幅、及び電極の幅(左右)の寸法等から成ってい
る。
説明する。基板はXYテーブル3に固定され、電子部品
は実装ヘッド2により部品供給部5から吸着される。吸
着された電子部品は認識カメラ4にて撮像され、画像認
識にて部品寸法、部品吸着位置の座標などが検出され
る。このとき、部品データライブラリ内の部品データと
部品寸法が比較され、誤った電子部品が吸着されていな
いか確認される。また、同時に部品吸着位置の座標と本
来吸着すべき位置とのずれが検出され、検出されたずれ
量をもとにXYテーブル3を移動して基板位置を修正
し、部品吸着時のずれの補正を行なう。位置修正後の基
板に実装ヘッド2に吸着された電子部品を基板に実装す
る。
ラリの作成方法について、図1を参照しながら説明す
る。まず、ステップ#1で部品データを作成すべき電子
部品を実装ヘッド2の先端部に吸着し、認識カメラ4に
て認識する。次に、ステップ#2で電子部品の画像を画
像表示部7に表示する。図5に電子部品8を画像表示し
た部品画像9の一例を示す。次に、ステップ#3、#4
で操作盤1のキー操作により測定位置教示ポイント10
aを移動させ、図5に示すように、画像上で測定を行い
たい部分の一方の部品端に測定位置教示ポイント10a
を一致させ、一致するとステップ#5で位置を決定す
る。次に、ステップ#6、#7で操作盤1のキー操作に
より他方の測定位置教示ポイント10bを移動させ、画
像上で測定を行いたい部分の他方の部品端に測定位置教
示ポイント10bを一致させ、一致するとステップ#8
で位置を決定する。測定位置教示ポイント10a、10
bの位置が決定すると、ステップ#9で部品画像9上の
教示ポイント10a、10b間の画像上の長さを算出す
る。ここで、画像上の長さと実際の長さの縮尺比を事前
に基準長となる治具(例えば10mm×mmの正方形)
を撮像して画像上の長さを求めるなどの方法により求め
ておく。そして、それにより求められた縮尺比と、教示
ポイント10a及び10bの画像上の長さを比例計算す
ることにより実際の電子部品8の寸法を算出する。次
に、ステップ#10で算出された部品寸法を部品データ
として部品データライブラリに記憶する。次に、ステッ
プ#11で電子部品8の部品データとして必要な寸法に
ついてステップ#3〜#10の動作を繰り返す。次に、
ステップ#12で全ての電子部品についてステップ#3
〜#11の動作を繰り返すことにより、部品データライ
ブラリの作成を終了する。
品を画像表示し、画像上で寸法測定位置を教示し、寸法
測定位置間の距離を算出し、算出した寸法を記憶するこ
とにより部品データを作成でき、部品データを高精度に
測定することができかつ測定にかかる工数を削減するこ
とができる。
ラリが作成された後の部品データライブラリの部品デー
タの確認、及び実装ヘッド2による吸着部品の確認方法
について図2を参照しながら説明する。
ラリに記憶、保持されている部品データをもとに、図6
に示すように、その輪郭線から成る部品形状を示す画像
11を画像表示部7に描画する。次に、ステップ#22
で実装ヘッド2にて対象とする電子部品8を吸着して認
識カメラ4にて認識し、その部品画像12を部品形状を
示す画像11と同時に画像表示部7に表示する。次に、
ステップ#23で電子部品の部品画像12を操作盤1の
キー操作により移動した後、ステップ#24で操作者が
部品画像12と部品形状を示す画像11を比較し、部品
の形状や部品各部の寸法が一致しているかどうかを判定
する。その結果、一致していれば、ステップ#25で部
品供給部5に正しい部品がセットされていることが確認
され、又は部品データライブラリのデータが正しいこと
が確認される。一方、一致していなければ、ステップ#
26で部品供給部5に間違った部品がセットされている
ことが確認され、又は部品データライブラリのデータが
誤っていることが確認される。次に、ステップ#27で
電子部品の確認を行なった後、処理を終了する。
示す画像を表示し、対象とする部品の部品画像を表示
し、部品の形状を示す画像と部品画像を比較することに
より、部品の部品供給部5へのセットの間違いの確認、
又は部品データライブラリの正誤の確認を容易に行なう
ことができる。
0a、10bが部品端に一致しているかどうかの判定を
操作者が行なったが、部品端等の検出を画像認識処理に
より制御部6が行なうようにしても良い。
示す画像を、部品形状を示す輪郭線としたが、電極部を
示す輪郭線でも良い。また、部品画像12を移動させて
部品形状を示す画像11に一致させるようにしたが、逆
に移動させても、両方を移動させるようにしても良い。
よれば、部品画像上で寸法測定位置を教示するだけで、
寸法測定位置間の距離が算出されて高精度の測定がで
き、少ない工数にて誤差の小さい部品データを得ること
ができる。
よれば、第1発明の効果に加え、部品データの正誤の確
認、又は対象部品の正誤の確認を容易に行なうことがで
きる。
ーチャートである。
フローチャートである。
成を示す斜視図である。
ある。
の一例の説明図である。
像の比較を行なう表示画面の一例の説明図である。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 電子部品自動実装機において基板に実装
される電子部品の各部の寸法や形状のデータを有する部
品データの作成方法であって、 前記部品データを作成すべき部品を認識し画像表示する
工程と、 前記画像表示された部品画像上で測定を行いたい部分の
一方および他方の部品端に寸法測定位置を教示する教示
工程と、 前記教示した寸法測定位置間の画像上の長さを算出し、
前記画像上の長さに基づき実際の電子部品の寸法を算出
する工程と、 前記算出した寸法を部品データとして記憶する工程とを
有することを特徴とする部品データ作成方法。 - 【請求項2】 教示工程において、キー操作による移動
で測定位置教示ポイントの位置を画像上で測定を行いた
い部分の一方および他方の部品端に一致させ、前記位置
を決定した測定位置教示ポイント間の画像上の長さを算
出する請求項1に記載の部品データ作成方法。 - 【請求項3】 事前に求めた画像上の長さと実際の長さ
の縮尺比と、測定位置教示ポイント間の画像上の長さと
を比例計算することにより実際の電子部品の寸法を算出
する請求項2に記載の部品データ作成方法。 - 【請求項4】作成した部品データから部品形状を示す画
像を描画して表示する工程と、 対象部品を認識し画像表示する工程と、 前記部品形状を描画した画像と前記対象部品を認識して
表示された画像の少なくとも一方を移動させて他方に一
致させ、前記部品形状を描画した画像と対象部品を認識
して表示された画像とを比較し、部品の形状や部品各部
の寸法が一致しているかどうかを判定する工程とを有す
る請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の部品
データ作成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03402495A JP3483971B2 (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | 部品データ作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03402495A JP3483971B2 (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | 部品データ作成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08236990A JPH08236990A (ja) | 1996-09-13 |
JP3483971B2 true JP3483971B2 (ja) | 2004-01-06 |
Family
ID=12402816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03402495A Expired - Lifetime JP3483971B2 (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | 部品データ作成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3483971B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4530763B2 (ja) | 2004-08-23 | 2010-08-25 | 富士機械製造株式会社 | 部品データ作成方法及び部品データ作成装置 |
-
1995
- 1995-02-22 JP JP03402495A patent/JP3483971B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08236990A (ja) | 1996-09-13 |
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