JP3981804B2 - 変換テーブルの生成方法及び装置、並びに実装基板検査用プログラムの生成方法 - Google Patents

変換テーブルの生成方法及び装置、並びに実装基板検査用プログラムの生成方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、実装基板検査装置にて使用する実装基板検査用プログラムの生成に用いる変換テーブルの生成方法に係り、特に、実装基板設計用データベースより抽出されたCADデータと、実装基板検査用プログラムと、から変換テーブルを生成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
実装基板検査装置において使用される実装基板検査用プログラムの生成方法については、従前より様々な提案がなされている。このような実装基板検査用プログラムの生成方法の一つに、実装基板設計用データベースより抽出された基板上の各部品の座標とその座標に搭載された部品の識別情報とを含むCADデータと、各部品に関する部品識別情報とその部品の検査基準情報とを対応づけた変換テーブルとから、検査プログラムを生成する方法がある。
【0003】
前記変換テーブルを用いた実装基板検査用プログラム生成方法は、例えば、基板検査装置にCADデータ、マウントデータなどの基板上の部品の位置情報と部品識別情報とを含むデータを読み込み、その後、前記読み込んだデータとライブラリと変換テーブルとを用いて、部品の位置情報と検査基準情報とを含む検査用プログラムを生成する、という手順で行われる。
【0004】
ここで用いられるライブラリは、基板映像もしくは基板画像を元にして、基板上の部品の形状・色などの基板検査に必要な検査基準情報を生成し、見た目などの特徴により分類・登録したものである。
【0005】
基板上の部品は、ライブラリにおいては見た目などの特徴により分類されているが、位置情報を含むCADデータ、マウントデータなどでは数字やアルファベットで構成された部品識別情報で示されていることが多い。
【0006】
変換テーブルを用いた検査用プログラム生成方法では、上記のようなライブラリとCADデータ間の命名規則の違いを、部品識別情報と検査基準情報との変換テーブルを用いることにより吸収し、容易に検査プログラムを作成できる、という利点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、テキスト形式で記された部品識別情報から、部品の色・形状などを想起し、検査基準情報と関連付けることは熟練者においても容易なことではない。そのため変換テーブルの生成は、その部品識別情報に対応する部品がどのような部品であるかを部品カタログ等で一つ一つ調べ、検査基準情報と部品識別情報とを関連付けて登録する、という手順で行われる。ユーザによっては数万種もの部品を取り扱っていたり、また毎週のように新しい部品を仕入れたりしていることもあり、変換テーブルの生成は多大な労力を要するものであった。
【0008】
この発明は、上述の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、変換テーブルの生成に要する時間と労力を減らし、容易に変換テーブルが生成できる変換テーブル生成方法を提供することにある。
【0009】
この発明の他の目的とするところは、変換テーブルの生成が容易であり、かつ、CADデータと生成された変換テーブルとを用いて、実装基板検査用プログラムを自動生成することが可能である実装基板検査用プログラムの生成方法を提供することにある。
【0010】
また、この発明の他の目的とするところは、変換テーブルの生成に要する時間と労力を減らし、容易に変換テーブルが生成できる変換テーブル生成装置を提供することにある。
【0011】
また、この発明の他の目的とするところは、検査基準情報と部品識別情報との関連付け処理を繰り返し実行し、変換テーブルを自動生成させることが可能である変換テーブル生成方法を提供することにある。
【0012】
また、この発明の他の目的とするところは、変換テーブルの生成に要する時間と労力を減らし、容易に変換テーブルが生成できる変換テーブル生成方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムを提供することにある。
【0013】
また、この発明の他の目的とするところは、検査基準情報と部品識別情報との関連付け処理を繰り返し実行し、変換テーブルを自動生成させることが可能である変換テーブル生成方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムを提供することにある。
【0014】
また、この発明の他の目的とするところは、変換テーブルの生成に要する時間と労力を減らし、容易に変換テーブルが生成できる変換テーブル生成方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムを格納したコンピュータで読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
【0015】
また、この発明の他の目的とするところは、検査基準情報と部品識別情報との関連付け処理を繰り返し実行し、変換テーブルを自動生成させることが可能である変換テーブル生成方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムを格納したコンピュータで読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
【0016】
この発明のさらに他の目的並びに作用効果については、以下の記述を参照することにより、当業者であれば容易に理解されるであろう。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係る変換テーブル作成方法は、特定の実装基板の映像に関して、各部品座標に視野を順次に移動させてその部品の映像を取得し、その映像に対応する検査基準情報を前記部品の映像より得られた実測部品座標とマニュアル操作で関連付けて登録することにより生成された、各実測部品座標とその座標に搭載された部品の検査基準情報とを関係付けた実装基板検査用プログラムと、
実装基板設計用データベースから実装基板検査に必要な、各部品の設計上の部品座標である設計部品座標とその座標に搭載されるべき部品の識別情報とを抽出することにより生成された、各設計部品座標とその座標に搭載されるべき部品の識別情報とを関係付けたCADデータとを用意し、
前記実装基板検査用プログラムに含まれる実測部品座標と前記CADデータに含まれる設計部品座標との所定範囲での一致に基づき、各部品に関する部品識別情報とその部品の検査基準情報とを対応づけた変換テーブルを生成する、
ことを特徴とする。
【0018】
ここで、「各部品座標に視野を順次に移動させてその部品の映像を取得」とは、基板もしくは基板の画像、写真上の特定の座標にカメラ、視界などを移動させてその座標にある部品の画像を取得することであり、具体的にはカメラで基板上の所定の位置を撮像する、基板の写真上の所定の位置に視線を移動させる、などの操作がこれにあたる。
【0019】
「検査基準情報」とは、実装基板検査用プログラムにおいて良否判断に用いる情報のことであり、部品の形状、大きさ、などの情報が含まれる。また、色、形状などの視覚的要素による検査基準分類によって、ライブラリ内で分類されていることが多い。
【0020】
また、「部品識別情報」とは、基板に使用する部品を識別するための情報であり、シリアルナンバーや部品名称などである。部品識別情報は、提供メーカー、部品種、特性値などを組み合わせた様々な命名基準によって命名されていることが多い。
【0021】
また、ここで言う「CADデータ」とは、実装基板設計用データベースから抽出されたデータであり、少なくとも、部品座標と、部品識別情報などの情報を含むものである。いわゆる設計用CADデータの他に、部品の位置情報と識別情報が含まれたテキストデータ、基板に部品を搭載するためのマウントデータなど、部品の座標と識別情報を含んだデータであれば、本発明のCADデータとして使用できる
【0022】
また、「変換テーブル」とは、検査基準情報(もしくは検査基準分類)と部品識別情報とを関連付けるための対照表であり、一つの検査基準情報(もしくは検査基準分類)について、一つ以上の部品識別情報が関連付けられている。
【0023】
さらに、「ライブラリ」とは、検査用プログラムにおいて使用される辞書で、部品種、検査基準分類などで階層的に分類されており、検査に必要な情報が様々な基準で分類され収められている。
【0024】
尚、ここで使用される検査用プログラム及びCADデータは、完成しているもの、作成途中であるもののいずれでもよい。
【0025】
そして、このような構成によれば、実装基板検査用プログラムとCADデータとから、共通情報である部品座標の所定範囲での一致に基づき検査基準情報と部品識別情報とを関連付けることが可能となる。このため、ユーザ部品名称と検査基準情報との関連付けを部品を一つ一つ確認しながら入力する、という手順を省くことができ、変換テーブルが従来よりも短時間でしかも容易に生成できる。
【0026】
本発明に係る変換テーブルの生成方法は、部品が実装された実装基板を撮像するカメラを備えた実装基板検査装置にセットされた特定の実装基板に関して、各部品座標にカメラを順次に移動させてその部品の映像を取得し、その映像に対応する検査基準情報をカメラの位置により実測した実測部品座標とマニュアル操作で関連付けて登録することにより生成された、各実測部品座標とその座標に搭載された部品の検査基準情報とを関係付けた実装基板検査用プログラムと、
実装基板設計用データベースから実装基板検査に必要な、各部品の設計上の部品座標である設計部品座標とその座標に搭載されるべき部品の識別情報とを抽出することにより生成された、各設計部品座標とその座標に搭載されるべき部品の識別情報とを関係付けたCADデータとを用意し、
前記実装基板検査用プログラムに含まれる実測部品座標と前記CADデータに含まれる設計部品座標との所定範囲での一致に基づき、各部品に関する部品識別情報とその部品の検査基準情報とを対応づけた変換テーブルを生成する、
ようにして行われても良い。
【0027】
このような構成によれば、基板上の部品をカメラで順次撮像して映像を取得するため予め基板の写真や画像等を準備したり登録したりする作業がいらず、変換テーブル生成に関する手間をより軽減することができる。
【0028】
本発明に係る実装基板用検査プログラムの生成方法は、請求項2に記載の変換テーブルの生成方法により生成された変換テーブルと、変換テーブル生成に当たって用意したCADデータとは異なる第2の実装基板に関するCADデータとを使用して、前記第2の実装基板に搭載される各部品座標とこの部品座標を有する部品の検査基準情報を登録することにより、第2の実装基板に適用される第2の実装基板検査用プログラムを自動生成する、ことを特徴とする。
【0029】
このような構成によれば、変換テーブルを容易に生成することが可能であり、しかもCADデータと生成された変換テーブルとを用いて、実装基板検査用プログラムを自動生成することができる。
【0030】
本発明に係る変換テーブル生成装置は、各実測部品座標とその座標に搭載された部品の検査基準情報とを関係付けた実装基板検査用プログラムを記憶させるための第1の記憶手段と、
各設計部品座標とその座標に搭載されるべき部品の識別情報とを関係付けたCADデータを記憶させるための第2の記憶手段と、
第1の記憶手段に実装基板検査用プログラムを読み込ませるための第1の読み込み制御手段と、
第2の記憶手段にCADデータを読み込ませるための第2の読み込み制御手段と、
第1の記憶手段に格納された前記実装基板検査用プログラムに含まれる実測部品座標と第2の記憶手段に格納された前記CADデータに含まれる設計部品座標との所定範囲での一致に基づき、各部品に関する部品識別情報とその部品の検査基準情報とを対応づけた変換テーブルを編集するテーブル編集手段と、
編集された変換テーブルを出力するための手段と、
を具備することを特徴とする。
【0031】
ここで、「変換テーブル生成装置」とは、変換テーブル生成機能のみを有する装置に限らず、変換テーブル生成機能を有する実装基板検査装置、変換テーブル生成機能を実現させるためのプログラムを搭載したパソコンなどの、一機能として変換テーブル生成機能を有する装置も含む。
【0032】
そして、このような構成によれば、実装基板検査用プログラムとCADデータとから、変換テーブルが容易に生成できる。
【0033】
本発明に係る変換テーブル生成方法は、各実測部品座標とその座標に搭載された部品の検査基準情報とを関係付けた実装基板検査用プログラムを第1の記憶手段に記憶させる第1の記憶ステップと、
各設計部品座標とその座標に搭載されるべき部品の識別情報とを関係付けたCADデータを第2の記憶手段に記憶させる第2の記憶ステップと、
第1の記憶手段に格納された前記実装基板検査用プログラムに含まれる実測部品座標と第2の記憶手段に格納された前記CADデータに含まれる設計部品座標との所定範囲での一致に基づき、各部品に関する部品識別情報とその部品の検査基準情報とを対応づけた変換テーブルを編集するテーブル編集ステップと、
編集された変換テーブルを出力するためのテーブル出力ステップと、
を具備するものであってもよい。
【0034】
このような構成によれば、実装基板検査用プログラムとCADデータとから、変換テーブルが容易に生成できる。
【0035】
本発明の好ましい実施の形態においては、前記変換テーブル生成方法は、テーブル編集ステップが、
第1の記憶手段から1の検査基準情報を読み出す第1ステップと、
その検査基準情報と同じ部品座標を有する部品識別情報を第2の記憶手段から読み出す第2ステップと、
第1ステップで読み出された1の検査基準情報と第2ステップで読み出された部品識別情報とを関連付けて記憶させる第3ステップとを、
繰り返し実行する処理を含んでもよい。
【0036】
このような構成によれば、検査基準情報と部品識別情報との関連付け処理を繰り返し実行するため、変換テーブルを自動生成させることが可能である。
【0037】
本発明に係る変換テーブル生成方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムは、各実測部品座標とその座標に搭載された部品の検査基準情報とを関係付けた実装基板検査用プログラムを第1の記憶手段に記憶させる第1の記憶ステップと、各設計部品座標とその座標に搭載されるべき部品の識別情報とを関係付けたCADデータを第2の記憶手段に記憶させる第2の記憶ステップと、第1の記憶手段に格納された前記実装基板検査用プログラムに含まれる実測部品座標と第2の記憶手段に格納された前記CADデータに含まれる設計部品座標との所定範囲での一致に基づき、各部品に関する部品識別情報とその部品の検査基準情報とを対応づけた変換テーブルを編集するテーブル編集ステップと、編集された変換テーブルを出力するためのテーブル出力ステップと、を具備するものであってもよい
【0038】
このような構成によれば、実装基板検査用プログラムとCADデータとから、変換テーブルが容易に生成できる。
【0039】
また、本発明に係る変換テーブル生成方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムは、各実測部品座標とその座標に搭載された部品の検査基準情報とを関係付けた実装基板検査用プログラムを第1の記憶手段に記憶させる第1の記憶ステップと、
各設計部品座標とその座標に搭載されるべき部品の識別情報とを関係付けたCADデータを第2の記憶手段に記憶させる第2の記憶ステップと、
第1の記憶手段に格納された前記実装基板検査用プログラムに含まれる実測部品座標と第2の記憶手段に格納された前記CADデータに含まれる設計部品座標との所定範囲での一致に基づき、各部品に関する部品識別情報とその部品の検査基準情報とを対応づけた変換テーブルを編集するテーブル編集ステップと、
編集された変換テーブルを出力するためのテーブル出力ステップと、を具備し、かつ
テーブル編集ステップが、
第1の記憶手段から1の検査基準情報を読み出す第1ステップと、
その検査基準情報と同じ部品座標を有する部品識別情報を第2の記憶手段から読み出す第2ステップと、
第1ステップで読み出された1の検査基準情報と第2ステップで読み出された部品識別情報とを関連付けて記憶させる第3ステップとを、
繰り返し実行する処理を含むものであってもよい。
【0040】
このような構成によれば、検査基準情報と部品識別情報との関連付け処理を繰り返し実行するため、変換テーブルを自動生成させることが可能である。
【0041】
本発明に係る変換テーブル生成方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、各実測部品座標とその座標に搭載された部品の検査基準情報とを関係付けた実装基板検査用プログラムを第1の記憶手段に記憶させる第1の記憶ステップと、
各設計部品座標とその座標に搭載されるべき部品の識別情報とを関係付けたCADデータを第2の記憶手段に記憶させる第2の記憶ステップと、
第1の記憶手段に格納された前記実装基板検査用プログラムに含まれる実測部品座標と第2の記憶手段に格納された前記CADデータに含まれる設計部品座標との所定範囲での一致に基づき、各部品に関する部品識別情報とその部品の検査基準情報とを対応づけた変換テーブルを編集するテーブル編集ステップと、
編集された変換テーブルを出力するためのテーブル出力ステップと、
を具備することを特徴とする。
【0042】
このような構成によれば、実装基板検査用プログラムとCADデータとから、変換テーブルが容易に生成できる。
【0043】
また、本発明に係る変換テーブル生成方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、各実測部品座標とその座標に搭載された部品の検査基準情報とを関係付けた実装基板検査用プログラムを第1の記憶手段に記憶させる第1の記憶ステップと、
各設計部品座標とその座標に搭載されるべき部品の識別情報とを関係付けたCADデータを第2の記憶手段に記憶させる第2の記憶ステップと、
第1の記憶手段に格納された前記実装基板検査用プログラムに含まれる実測部品座標と第2の記憶手段に格納された前記CADデータに含まれる設計部品座標との所定範囲での一致に基づき、各部品に関する部品識別情報とその部品の検査基準情報とを対応づけた変換テーブルを編集するテーブル編集ステップと、
編集された変換テーブルを出力するためのテーブル出力ステップと、を具備し、かつ
テーブル編集ステップが、
第1の記憶手段から1の検査基準情報を読み出す第1ステップと、
その検査基準情報と同じ部品座標を有する部品識別情報を第2の記憶手段から読み出す第2ステップと、
第1ステップで読み出された1の検査基準情報と第2ステップで読み出された部品識別情報とを関連付けて記憶させる第3ステップとを、
繰り返し実行する処理を含むものであってもよい。
【0044】
このような構成によれば、検査基準情報と部品識別情報との関連付け処理を繰り返し実行するため、変換テーブルを自動生成させることが可能である。
【0045】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の好適な実施の一形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0046】
先に述べたように、本発明に係るテーブル生成装置は、記憶手段、制御手段、テーブル編集手段、などを実行させるための構成を有するものである。このようなテーブル生成装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図が、図1に示されている。同図において、101は制御部、102はROM、103はRAM、104は操作部、105は表示部、106はプリンタ、107は外部記憶装置、108はシステムバス、である。ここで、制御部101は、上述のシステム要素102〜107を統括制御するものであり、いわゆるCPUなどがこの制御部101に相当する。
【0047】
尚、本発明に係る変換テーブル生成装置としては、変換テーブル生成機能のみをもった装置の他に、変換テーブル生成方法を実行するためのプログラムを読み込んだパソコン、変換テーブル作成機能を備えた実装基板検査装置などが考えられる。また、表示部については、基板の画像と検査基準情報とを同時に表示できるような構成が望ましく、一例として、複数の表示部を備えた装置や、画面が複数に分割されそれぞれ別の情報を表示できる装置が考えられる。
【0048】
上述のような構成を有する変換テーブル生成装置においては、図2に示される処理に基づいて変換テーブル生成が行われる。
【0049】
まず、ステップ201においては、装置にCADデータを読み込む処理が行われる。既に述べたように、ここで用いられるCADデータは実装基板設計用データベースから抽出されたものであり、基板上の各部品の座標、部品搭載向き、部品識別情報、などの情報が含まれたテキストデータであり、同様の情報を有するマウントデータなどで置き換えることも可能である。このようなCADデータの一例が、図3に示されている。同図に示されたテキストデータには、部品識別情報、部品座標などの情報が含まれており、本発明において使用されるCADデータはこのような情報を有するものである。以下、CADデータと記されるものは、上記説明を参照とする。
【0050】
図2に戻って、ステップ202においては、上記CADデータに対応する検査プログラムの読み込み処理が行われる。このような検査プログラムの一例が図4に示されている。ここで、図4(a)には、線画で表された検査用プログラムの一例が示されており、同図において、Pwは基板の幅、Phは基板の高さである。尚、変換テーブルが存在しない状態での検査用プログラムの生成処理については、図12及び図13に示されており、これらについては後述する。
【0051】
図4に戻って、図4(b)には、検査用プログラムに含まれる情報の一例がテキスト形式で示されている。検査用プログラムには、例えば、基板名(同図においては、‘PanelA’とされている)、基板の幅(Pw)、基板の高さ(Ph)、部品の位置座標(X、Y)、検査基準情報などの情報が含まれている。
【0052】
尚、図2に係る変換テーブル生成処理が実装基板検査装置において行われる場合は検査装置に既に登録されている検査プログラムを使用することも可能であるから、必ずしもこのステップを必要とするものでないことは言うまでもない。
【0053】
また、ステップ201のCADデータ読み込み処理、及び、ステップ202の検査プログラム読み込み処理に関しては、その処理の順番が逆になっても、以下の処理においては何ら問題ない。
【0054】
図2に戻って、ステップ203において、ステップ202において読み込まれた検査プログラムから部品データが一つ選択され、続くステップ204において、前記選択された部品データと同じ座標に存在する部品の部品識別情報を、CADデータから検出する。
【0055】
尚、ここで、ステップ203及びステップ204に係る処理については、処理の順番が逆となり、CADデータから部品識別情報を一つ選択し、検査用プログラム内の対応する部品を検索する、という手順でもよい。
【0056】
前記ステップ203及びステップ204において、検査プログラムから選択された部品に対応する部品識別情報がCADデータに存在しない場合、ステップ205において、「該当データなし」と判断され(ステップ205NO)、ステップ208のエラー処理に進む。エラー処理については、適宜必要に応じて設定することが可能である。
【0057】
また、ステップ205において「該当データあり」と判断された場合(ステップ205YES)は、ステップ206に進み、対応する検査基準情報と部品識別情報との組み合わせが変換テーブルに登録される。
【0058】
ステップ206に続くステップ207においては、CADデータ及び/または検査用プログラムに登録された全部品データについて処理が行われたか否かの判断が行われる。処理されていない部品が存在する(ステップ207NO)場合は、ステップ203に戻って、全ての部品についての処理が終了するまでステップ203〜ステップ206の処理を繰り返す。また、ステップ207において、全ての部品データが登録された(ステップ207YES)と判断された場合は、変換テーブルの生成処理を終了する。
【0059】
尚、図2の変換テーブル生成処理に用いられるCADデータと検査プログラムは、含まれた部品情報が相互に対応したものであれば、一つの基板についての全ての部品情報が登録されたデータでなくともよい。ここでは、変換テーブルを生成することが目的であるから、設計途中の実装基板設計用データベースから抽出されたCADデータとこれに対応した検査プログラムとを用いてもよい。
【0060】
図2において示された変換テーブル生成方法の一実施形態が、図5に示されている。同図において、領域Z1には線画による検査プログラムの検査基準情報が示され部品が一つ選択されており、領域Z2にはライブラリが示されZ1において選択された部品に対応する検査基準分類が選択されており、領域Z3にはCADデータが示されZ1において選択された部品に対応する座標の部品識別情報が選択されている。また、501は選択された部品の線画情報、502は選択された部品を示すカーソル、503はカーソル座標、504はZ1において選択された部品に対応する検査基準情報、505はZ1において選択された部品の座標情報と同一の座標情報をもつ部品識別情報である。
【0061】
同図においては、領域Z1において検査用プログラムから選択された部品501と同一の座標を有する部品識別情報505が、CADデータから選択されている。ここで、「同一の座標を有する部品識別情報」とは、部品501の線画領域内のいずれかの座標と同一の座標を有する部品識別情報である。
【0062】
本発明に係る変換テーブル生成方法は、CADデータと検査プログラムとから自動生成されるものであるが、図5に示されるような複数の表示領域を有する装置で視認してもよい。
【0063】
また、本発明に係る変換テーブル生成方法の他の実施形態が、図6に示されている。同図において、領域Z4にはCADデータが表示され、任意の部品識別情報601が選択されている。そして、領域Z5に示されたライブラリ及び領域Z6に示された検査基準情報においては、前記任意の部品識別情報601に対応する検査基準情報が検査プログラムから検出されている。領域Z6では、部品識別情報601と同一の座標を含む線画情報604が示されている。ここで、カーソル603は部品識別情報601の座標位置を示すものであり、具体的な座標が座標枠605に表示されている。「同一の座標を有する」ことの判断基準については、前述のとおりである。領域Z5には、領域Z6に表示されている線画情報604のライブラリ内の検査基準情報602が示されている。
【0064】
同図においては、CADデータから任意に選択された部品識別情報601に対応する検査基準情報602と線画情報604とが、領域Z5及び領域Z6に示されている。
【0065】
さて、このようにして作成された変換テーブルの一例が、図7に示されている。各部品を識別するための部品識別情報は、ユーザごとに様々な基準で命名されており、同図に示されるように、部品の種類や特性を示す名前や何桁かの数字が用いられていることが多い。一つの検査基準分類には一つ以上の部品識別情報が関連付けられている。
【0066】
前記変換テーブルによって関連付けられたライブラリと部品識別情報とのつながりを示す説明図が、図8に示されている。
【0067】
ライブラリは階層状に構成され視覚的要素(見た目)で分類されており、同図においては、部品種、検査基準分類、部品識別情報の三つの階層に分けられている。部品種、検査基準分類は部品の視覚的要素により分類されているため、正確な部品名や分類名とは多少異なる場合がある。ここで、検査基準分類と部品識別情報とのつながりは、変換テーブルによりなされたものである。
【0068】
尚、この例では部品種、検査基準分類、部品識別情報という三層の構成となっているが、これらの階層の間、もしくは部品種よりも上、部品識別情報よりも下に他の階層を新たに設けたり、本実施形態において用いている階層の代わりに用いたりすることは、ユーザが適宜に行えることである。
【0069】
ここで、本発明による変換テーブル生成方法と比較するために、従来の変換テーブル生成方法の処理手順を、図9を参照しつつ説明する。
【0070】
まず、ステップ901において、変換テーブル生成装置にCADデータが読み込まれ、続くステップ902において、前記読み込まれたCADデータ中の部品識別情報が表示部に表示される。この際、部品識別情報は、座標、識別情報などの規則に従って任意の順番で表示される。
【0071】
ステップ903においては、前記表示された部品識別情報のうち、任意の部品識別情報を対応付けるための検査基準分類を選択し、続くステップ904において、前記任意の部品識別情報をステップ903において選択した検査基準分類と対応付けて登録する。
【0072】
ここで、ステップ903及びステップ904について、「ライブラリから検査基準分類を選択」し、「検査基準分類に対応付ける部品識別情報を入力する」とされている処理は、任意の部品識別情報に対応する部品をカタログ等で形状を調べ、調べた結果を基にして登録する検査基準分類をライブラリから選択し、検査基準分類と部品識別情報を対応付けることにより行われる。
【0073】
この任意の部品識別情報に対応する部品がどのような形状のものであるか調べ、検査基準分類と対応付けるという処理は、部品の種類だけ繰り返す必要があり、従来はこの処理に多大な労力を要していた。
【0074】
ステップ905においては、全ての部品識別情報を検査基準分類と対応付けたか否かについて判断が行われ、対応付けが全て終了した時点(905YES)で同図における処理は終了する。また、ここで対応付けが終了していない部品がある(905NO)と判断された場合は、ステップ906に進む。
【0075】
ステップ906においては、未登録である部品識別情報に対応する検査基準分類があるか否かが判断される。ここで、対応する検査基準分類が存在する(906YES)と判断された場合は、ステップ903に戻って、全ての部品識別情報を登録し終えるまでステップ903〜ステップ906の処理が繰り返される。
【0076】
また、ステップ906において、対応する検査基準分類なし(906NO)と判断された場合はステップ907に進み、新たな検査基準分類の作成及び登録の処理を行う。この検査基準分類の作成処理については、後段にて詳述する。
【0077】
図2もしくは図9の処理によって得られた変換テーブルを用いて実装基板検査用プログラムを生成する手順のフローチャートが、図10に示されている。
【0078】
まず、ステップ1001において、CADデータが実装基板検査装置に読み込まれ、続くステップ1002において、CADデータとライブラリとを変換テーブルで関連付け、検査用プログラムを生成する処理が行われる。
【0079】
ここで、ステップ1002における検査用プログラム生成処理をより詳細に説明する。この処理において用いられる、CADデータ、ライブラリ、変換テーブルには、少なくとも以下の情報が含まれている。
CADデータ:A−部品識別情報、B−部品座標、など
変換テーブル:A−部品識別情報とC−検査基準分類が関連付けられた対照表
ライブラリ(辞書部):C−検査基準分類、D−検査基準情報、など
【0080】
上述のA〜Dの情報の中で、検査用プログラムに必要とされている情報は、B−部品座標、D−検査基準情報、である。そこで、CADデータに含まれているA−部品識別情報とライブラリに含まれているC−検査基準分類とを変換テーブルによって関連付けることにより、CADデータから得られたA−部品座標(及び他の情報)と、ライブラリから得られたD−検査基準情報(及び他の情報)とを有する検査用プログラムが生成される。
【0081】
ステップ1002の処理に続くステップ1003において、検査プログラムに未登録の部品がない(1003NO)と判断された場合は、この基板についての検査用プログラム生成処理を終了する。また、ステップ1003において、未登録部品あり(1003YES)と判断された場合には、ステップ1004に進む。
【0082】
ステップ1004において、対応する検査基準分類あり(1004YES)と判断された場合はステップ1005に進み、未登録部品の変換テーブルへの追加登録処理を行う。未登録部品の変換テーブルへの登録処理については、図2及び図9に関する説明において既に述べてあるので、ここでは省略する。
【0083】
また、ステップ1004において、対応する検査基準分類なし(1004NO)と判断された場合は、ステップ1006に進み検査基準分類の生成及び登録処理を行う。新たな検査基準分類の生成及び登録の手順については、後述する。
【0084】
次に、図10に示される処理によって得られた実装基板用検査プログラムの一実施形態を、図11を参照しつつ説明する。領域Z7にはカメラで撮像されている基板上の所定の位置が表示されており、選択された部品1101、前記選択された部品1101に対応する線画情報1102、選択位置を示すカーソル1103、カーソル座標1104が示されている。また領域Z8においては、前記選択された部品1101に対応する部品識別情報1105が選択されており、同様に領域Z9においては、前記部品識別情報1105の登録画像1106が示されている。この例においては、登録された線画情報や登録画像を元に自動で基板検査を行っても良いし、部分的に不良率が高いなどの場合には目視で確認を行ってもよい。
【0085】
さて、本発明に係る実装基板検査用プログラムの生成を円滑に行うためには、ライブラリに十分な量の検査基準分類、検査基準情報が登録されている必要がある。そこで以下において、ライブラリに検査基準分類及び/または検査基準情報を登録する処理について、図12を参照しつつ説明する。
【0086】
まず、ステップ1201及びステップ1202の関連して、検査基準情報を作成しライブラリに登録する処理の詳細を、図13を用いて説明する。尚、図13において1301は部品、1302はランド、1303はライブラリから取り出された部品データの雛形、である。
【0087】
ステップ1201に関して、ライブラリから部品データの雛形1303を取り出し、検査プログラムに貼り付けた状態が図13(a)に示されている。部品1301上に貼り付けられた雛形1303は、部品1301と重なるようにマウス、キーボードなどの所定の操作で大きさ・位置などを調整される。この操作により、雛形1303が部品1301の大きさ・位置に重なった状態が、図13(b)に示されている。尚、図13(b)においては、便宜上雛形1303は部品1301の外側に示されているが、実際はひな形1303は部品本体1301と重なり合っている。
【0088】
同様にして、ランド1302についてもひな形を貼り付け調整した状態が、図13(c)に示されている。このようにして、部品及びランドの位置・大きさを線画情報として登録し、色・良否基準などについても登録することにより、選択された部品についての検査プログラムが完成する。
【0089】
図12に戻り、上述の操作により、ステップ1201及びステップ1202の処理を行う。生成された検査基準情報は、検査基準分類と結びつけてライブラリに登録する処理がステップ1203である。
【0090】
尚、この際に、作成したデータを登録するのに適切な検査基準分類が存在しない場合には、適宜新たな検査基準分類を作成することが望ましい。
【0091】
ステップ1203で生成した検査基準を使える部品、もしくは同じ雛形から作成できる検査基準情報がある場合、検査プログラムの所定の位置に貼り付け、前記生成・登録処理を行う。(ステップ1204)
【0092】
ステップ1204に続くステップ1205においては、処理を行っている基板上に搭載されている全ての部品について検査基準分類の登録がなされているか否かが判断され、全てが登録されている場合(1205YES)は図12に関する処理は終了する。また、未登録の部品があると判断された場合(1205NO)は、全ての部品に部品データを貼り付けるまで、ステップ1202〜ステップ1205の処理を繰り返す。
【0093】
上記図12に関する処理が行われるのは、基本的には起動直後の検査基準情報が十分に登録されておらず、また、変換テーブルも生成されていない状態の場合である。
【0094】
以上述べたとおり、本発明に係る変換テーブル生成方法は、図2に示した手順でなされ、得られた変換テーブルを元にして、図10の手順に従って実装基板検査用プログラムが生成される。このような本発明の変換テーブル生成方法によれば、従来の変換テーブル生成方法(図9参照)と比べて容易に変換テーブルを生成することが可能である。
【0095】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明の変換テーブル生成方法によれば、このような構成によれば、実装基板検査用プログラムとCADデータとから、変換テーブルが容易に生成できる。
【0096】
また、本発明の検査用プログラム生成方法によれば、変換テーブル生成が容易であるため、検査用プログラム作成に要する時間も短縮することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたテーブル生成装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明による変換テーブル生成方法を示すフローチャートである。
【図3】本発明において使用されるCADデータの一例を示す図である。
【図4】検査用プログラムの一例を示す図である。
【図5】本発明による変換テーブル生成方法の一実施形態を示す図である。
【図6】本発明による変換テーブル生成方法の別の実施形態を示す図である。
【図7】本発明による変換テーブルの一例を示す図である。
【図8】ライブラリの一例を示す図である。
【図9】従来の変換テーブル生成方法の一例を示す図である。
【図10】実装基板検査用プログラムの生成方法を示すフローチャートである。
【図11】本発明による実装基板検査用プログラムの一実施形態を示す図である。
【図12】ライブラリに検査基準情報及び/または検査基準分類を登録する手順を示すフローチャートである。
【図13】新たな検査基準の生成手順を示す説明図である。
【符号の説明】
101 制御部
102 ROM
103 RAM
104 操作部
105 表示部
106 プリンタ
107 外部記憶装置
108 システムバス
501 選択された部品の線画情報
502 カーソル
503 カーソル座標
504 選択された部品の検査基準情報
505 選択された部品の部品識別情報
601 選択された部品の部品識別情報
602 選択された部品の検査基準情報
603 カーソル
604 選択された部品の線画情報
605 カーソル座標
1101 選択された部品の画像
1102 選択された部品の線画情報
1103 カーソル
1104 カーソル座標
1105 選択された部品識別情報
1106 選択された部品の登録画像
1301 部品
1302 ランド
1303 ひな形

Claims (10)

  1. 特定の実装基板の映像に関して、各部品座標に視野を順次に移動させてその部品の映像を取得し、その映像に対応する検査基準情報を前記部品の映像より得られた実測部品座標とマニュアル操作で関連付けて登録することにより生成された、各実測部品座標とその座標に搭載された部品の検査基準情報とを関係付けた実装基板検査用プログラムと、
    実装基板設計用データベースから実装基板検査に必要な、各部品の設計上の部品座標である設計部品座標とその座標に搭載されるべき部品の識別情報とを抽出することにより生成された、各設計部品座標とその座標に搭載されるべき部品の識別情報とを関係付けたCADデータとを用意し、
    前記実装基板検査用プログラムに含まれる実測部品座標と前記CADデータに含まれる設計部品座標との所定範囲での一致に基づき、各部品に関する部品識別情報とその部品の検査基準情報とを対応づけた変換テーブルを生成する、
    ことを特徴とする変換テーブルの生成方法。
  2. 部品が実装された実装基板を撮像するカメラを備えた実装基板検査装置にセットされた特定の実装基板に関して、各部品座標にカメラを順次に移動させてその部品の映像を取得し、その映像に対応する検査基準情報をカメラの位置により実測した実測部品座標とマニュアル操作で関連付けて登録することにより生成された、各実測部品座標とその座標に搭載された部品の検査基準情報とを関係付けた実装基板検査用プログラムと、
    実装基板設計用データベースから実装基板検査に必要な、各部品の設計上の部品座標である設計部品座標とその座標に搭載されるべき部品の識別情報とを抽出することにより生成された、各設計部品座標とその座標に搭載されるべき部品の識別情報とを関係付けたCADデータとを用意し、
    前記実装基板検査用プログラムに含まれる実測部品座標と前記CADデータに含まれる設計部品座標との所定範囲での一致に基づき、各部品に関する部品識別情報とその部品の検査基準情報とを対応づけた変換テーブルを生成する、
    ことを特徴とする変換テーブルの生成方法。
  3. 請求項2に記載の変換テーブルの生成方法により生成された変換テーブルと、変換テーブル生成に当たって用意したCADデータとは異なる第2の実装基板に関するCADデータとを使用して、前記第2の実装基板に搭載される各部品座標とこの部品座標を有する部品の検査基準情報を登録することにより、第2の実装基板に適用される第2の実装基板検査用プログラムを自動生成する、
    ことを特徴とする変換テーブルを用いた実装基板用検査プログラムの生成方法。
  4. 各実測部品座標とその座標に搭載された部品の検査基準情報とを関係付けた実装基板検査用プログラムを記憶させるための第1の記憶手段と、
    各設計部品座標とその座標に搭載されるべき部品の識別情報とを関係付けたCADデータを記憶させるための第2の記憶手段と、
    第1の記憶手段に実装基板検査用プログラムを読み込ませるための第1の読み込み制御手段と、
    第2の記憶手段にCADデータを読み込ませるための第2の読み込み制御手段と、
    第1の記憶手段に格納された前記実装基板検査用プログラムに含まれる実測部品座標と第2の記憶手段に格納された前記CADデータに含まれる設計部品座標との所定範囲での一致に基づき、各部品に関する部品識別情報とその部品の検査基準情報とを対応づけた変換テーブルを編集するテーブル編集手段と、
    編集された変換テーブルを出力するための手段と、
    を具備することを特徴とする変換テーブル生成装置。
  5. 各実測部品座標とその座標に搭載された部品の検査基準情報とを関係付けた実装基板検査用プログラムを第1の記憶手段に記憶させる第1の記憶ステップと、
    各設計部品座標とその座標に搭載されるべき部品の識別情報とを関係付けたCADデータを第2の記憶手段に記憶させる第2の記憶ステップと、
    第1の記憶手段に格納された前記実装基板検査用プログラムに含まれる実測部品座標と第2の記憶手段に格納された前記CADデータに含まれる設計部品座標との所定範囲での一致に基づき、各部品に関する部品識別情報とその部品の検査基準情報とを対応づけた変換テーブルを編集するテーブル編集ステップと、
    編集された変換テーブルを出力するためのテーブル出力ステップと、
    を具備することを特徴とする変換テーブル生成方法。
  6. テーブル編集ステップが、
    第1の記憶手段から1の検査基準情報を読み出す第1ステップと、
    その検査基準情報と同じ部品座標を有する部品識別情報を第2の記憶手段から読み出す第2ステップと、
    第1ステップで読み出された1の検査基準情報と第2ステップで読み出された部品識別情報とを関連付けて記憶させる第3ステップとを、
    繰り返し実行する処理を含む、ことを特徴とする請求項5に記載の変換テーブル生成方法。
  7. 各実測部品座標とその座標に搭載された部品の検査基準情報とを関係付けた実装基板検査用プログラムを第1の記憶手段に記憶させる第1の記憶ステップと、
    各設計部品座標とその座標に搭載されるべき部品の識別情報とを関係付けたCADデータを第2の記憶手段に記憶させる第2の記憶ステップと、
    第1の記憶手段に格納された前記実装基板検査用プログラムに含まれる実測部品座標と第2の記憶手段に格納された前記CADデータに含まれる設計部品座標との所定範囲での一致に基づき、各部品に関する部品識別情報とその部品の検査基準情報とを対応づけた変換テーブルを編集するテーブル編集ステップと、
    編集された変換テーブルを出力するためのテーブル出力ステップと、
    を具備することを特徴とする変換テーブル生成方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. 各実測部品座標とその座標に搭載された部品の検査基準情報とを関係付けた実装基板検査用プログラムを第1の記憶手段に記憶させる第1の記憶ステップと、
    各設計部品座標とその座標に搭載されるべき部品の識別情報とを関係付けたCADデータを第2の記憶手段に記憶させる第2の記憶ステップと、
    第1の記憶手段に格納された前記実装基板検査用プログラムに含まれる実測部品座標と第2の記憶手段に格納された前記CADデータに含まれる設計部品座標との所定範囲での一致に基づき、各部品に関する部品識別情報とその部品の検査基準情報とを対応づけた変換テーブルを編集するテーブル編集ステップと、
    編集された変換テーブルを出力するためのテーブル出力ステップと、を具備し、かつ
    テーブル編集ステップが、
    第1の記憶手段から1の検査基準情報を読み出す第1ステップと、
    その検査基準情報と同じ部品座標を有する部品識別情報を第2の記憶手段から読み出す第2ステップと、
    第1ステップで読み出された1の検査基準情報と第2ステップで読み出された部品識別情報とを関連付けて記憶させる第3ステップとを、
    繰り返し実行する処理を含む、ことを特徴とする変換テーブル生成方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
  9. 各実測部品座標とその座標に搭載された部品の検査基準情報とを関係付けた実装基板検査用プログラムを第1の記憶手段に記憶させる第1の記憶ステップと、
    各設計部品座標とその座標に搭載されるべき部品の識別情報とを関係付けたCADデータを第2の記憶手段に記憶させる第2の記憶ステップと、
    第1の記憶手段に格納された前記実装基板検査用プログラムに含まれる実測部品座標と第2の記憶手段に格納された前記CADデータに含まれる設計部品座標との所定範囲での一致に基づき、各部品に関する部品識別情報とその部品の検査基準情報とを対応づけた変換テーブルを編集するテーブル編集ステップと、
    編集された変換テーブルを出力するためのテーブル出力ステップと、
    を具備することを特徴とする変換テーブル生成方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 各実測部品座標とその座標に搭載された部品の検査基準情報とを関係付けた実装基板検査用プログラムを第1の記憶手段に記憶させる第1の記憶ステップと、
    各設計部品座標とその座標に搭載されるべき部品の識別情報とを関係付けたCADデータを第2の記憶手段に記憶させる第2の記憶ステップと、
    第1の記憶手段に格納された前記実装基板検査用プログラムに含まれる実測部品座標と第2の記憶手段に格納された前記CADデータに含まれる設計部品座標との所定範囲での一致に基づき、各部品に関する部品識別情報とその部品の検査基準情報とを対応づけた変換テーブルを編集するテーブル編集ステップと、
    編集された変換テーブルを出力するためのテーブル出力ステップと、を具備し、かつ
    テーブル編集ステップが、
    第1の記憶手段から1の検査基準情報を読み出す第1ステップと、
    その検査基準情報と同じ部品座標を有する部品識別情報を第2の記憶手段から読み出す第2ステップと、
    第1ステップで読み出された1の検査基準情報と第2ステップで読み出された部品識別情報とを関連付けて記憶させる第3ステップとを、
    繰り返し実行する処理を含む、ことを特徴とする変換テーブル生成方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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