JP4402920B2 - バックアップピン位置出力方法、及びバックアップピン位置出力装置 - Google Patents

バックアップピン位置出力方法、及びバックアップピン位置出力装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4402920B2
JP4402920B2 JP2003299705A JP2003299705A JP4402920B2 JP 4402920 B2 JP4402920 B2 JP 4402920B2 JP 2003299705 A JP2003299705 A JP 2003299705A JP 2003299705 A JP2003299705 A JP 2003299705A JP 4402920 B2 JP4402920 B2 JP 4402920B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backup pin
board
image
backup
obtaining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003299705A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005072234A (ja
Inventor
明大 柾谷
信行 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xanavi Informatics Corp
Original Assignee
Xanavi Informatics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xanavi Informatics Corp filed Critical Xanavi Informatics Corp
Priority to JP2003299705A priority Critical patent/JP4402920B2/ja
Publication of JP2005072234A publication Critical patent/JP2005072234A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4402920B2 publication Critical patent/JP4402920B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Description

本発明は、電子部品を基板に搭載する際の基板バックアップ機構において用いられるバックアップピンの位置を出力する技術に関し、特に、複数種類の基板に共通するバックアップピンの位置を出力する技術に関する。
従来、電子部品装着装置において、バックアップピンなるものを用いて、部品の装着の際に基板を裏面から支持する機構が採用されている。この機構において、バックアップピンは差込治具に差込まれて固定されており、基板上の部品の装着されていない部分に接して基板を支持する。この機構は、主に、基板の片面に部品を装着した後、反対面にさらに部品を装着する際に用いられる。したがって、バックアップピンの位置は、基板の大きさ、基板に先付けした部品の装着場所により異なる。
特許文献1には、部品が実装された基板をカメラで撮像し、撮像した画像を画面上に表示し、画面上でバックアップピン設置可能エリアを指定する発明が記載されている。
特開平2003-92498号公報
しかし、特許文献1の技術では、人の操作によりバックアップピン設置可能エリアを指定するので、作業が煩雑となる。特に、多数の部品が配置されている基板においては、部品と部品との間の狭いエリアの中でピン設置可能エリアを一つずつ指定していくのは手間のかかる作業である。また、作業者によって作業時間や正確性に差が生じてしまう。
また、複数種類の基板についてバックアップピンの位置を出力する場合、特許文献1に記載の技術では、それぞれの基板ごとに、固有のバックアップピンの位置が求まることになる。したがって、基板に部品を装着する際、基板を変更するごとにバックアップピンの抜き差しを行なわなければならず、効率が悪いものであった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、人手を煩わすことなく、適切なバックアップピン位置を出力する技術を提供することにある。また、複数種類の基板を扱う場合でも、人手を煩わずことなく、効率的なバックアップピンの位置を出力する技術を提供することにある。
上記課題を解決すべく、本発明のバックアップピン位置出力方法は、生基板の画像及び実装基板の画像を入手する基板画像入手ステップと、前記生基板の画像及び実装基板の画像の一致部分Kを求める基板一致部分算出ステップと、を有する。
ここで、生基板とは、少なくともバックアップピンにより支持される面に部品が搭載されていない基板のことをいう。実装基板とは、少なくともバックアップピンにより支持される面に部品が搭載されている基盤のことをいう。
また、本発明のバックアップピン位置出力方法は、バックアップピン差込治具の設計データを入手するステップと、生基板の画像及び実装基板の画像を入手する基板画像入手ステップと、前記生基板の画像及び実装基板の画像の一致部分Kを求める基板一致部分算出ステップと、前記バックアップピン差込治具の設計データと前記Kとに基づいて、前記バックアップピン差込治具と前記Kとの一致部分K”を求めるピン設置可能エリア算出ステップと、を有する。
前記基板画像入手ステップは、n種(nは複数)の基板について、生基板の画像及び実装基板の画像を入手し、前記基板一致部分算出ステップは、前記n種の基板について、生基板の画像及び実装基板の画像の一致部分K1〜Knを求めた後、前記K1〜Knの一致部分Kを求めるものであってもよい。
また、前記バックアップピン差込治具の設計データには、バックアップピン差込治具上のバックアップピンを差し込む穴の位置に関する情報が含まれており、前記バックアップピンの位置出力方法は、さらに、バックアップピン差込治具の穴部分と前記K”との一致部分K’’’を求めるピン位置算出ステップとを有し、前記ピンの設置可能エリア算出ステップは、前記K’’’の数が、予め定めた数量未満の場合は、基板の数nを減少させて、減少させたm種(m<n)の基板について、生基板の画像及び実装基板の画像の一致部分K1〜Kmを求めた後、前記K1〜Kmの一致部分Kを、再度、求めるものであってもよい。
また、本発明のバックアップピンの位置出力方法は、複数の基板について、バックアップピン設置可能エリアに関する情報を入手するステップと、前記複数の基板に共通するバックアップピン設置可能エリアを求めるピン設置可能エリア算出ステップと、を有する。また、さらに、バックアップピン差込治具上のバックアップピンを差し込む穴の位置に関する情報を入手するステップと、前記穴の位置に関する情報と、前記バックアップピン設置可能エリアに関する情報とに基づいて、前記バックアップピンの設置可能エリアに差せるバックアップピンの数を求めるステップとを有し、前記ピン設置可能エリア算出ステップは、前記バックアップピン設置可能エリアに差せるバックアップピンの数が、予め定めた数量未満の場合は、基板の量を減少させて、減少させた複数の基板について共通するバックアップピンの設置可能エリアを再度求めるようにしてもよい。また、前記ピン設置可能エリア算出ステップは、前記バックアップピン設置可能エリアに差せるバックアップピンの位置が偏っている場合は、基板の量を減少させて、減少させた複数の基板について共通するバックアップピンの設置可能エリアを再度求めるようにしてもよい。
また、前記バックアップピン位置出力方法において、基板の穴部分に関する情報を入手するステップを有し、前記ピン設置可能エリア算出ステップは、前記基板の穴部分に相当する部分を除外してピン設置可能エリアを求めるようにしてもよい。
本発明によれば、人手を煩わすことなく、適切なバックアップピン位置を出力する技術が提供される。
以下に、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用されたバックアップピン位置出力システムの概略構成図である。
図示するように、本実施形態のバックアップピン位置出力システムは、バックアップピン位置出力装置1と、入力装置2と、撮像装置3と、ディスプレイ4と、印刷装置5とを有する。
入力装置2は、ユーザから種々の情報の入力を受け付け、受け付けた入力内容をバックアップピン位置出力装置1に送信するユニットである。例えば、キーボード、マウス、ディスプレイ上に貼られたタッチパネル、音声入力装置などで構成される。
撮像装置3は、電子部品を搭載する基板の像を画像情報として取り込む装置であり、スキャナなどで構成される。
ディスプレイ4は、バックアップピン位置出力装置1で生成されたグラフィック情報を表示出力するユニットで、CRTや液晶ディスプレイなどで構成される。
印刷装置5は、バックアップピン位置出力装置1で生成した文字情報や画像情報を印刷して出力する装置である。
バックアップピン位置出力装置1は、記憶部110と、演算処理部120と、入出力処理部130とを有する。以下に、これらの機能構成について説明する。
記憶部110は、バックアップピン差込治具の設計データ等を記憶するピン治具データ記憶部111と、電子部品を搭載する基板に関するデータを記憶する基板データ記憶部112と、バックアップピンの位置に関するデータを記憶するピン位置記憶部113とを有する。
演算処理部120は、様々な処理を行う中心的ユニットであり、ピン治具データ管理部121と、基板データ管理部122と、ピン位置算出部123と、出力情報作成部124とを有する。
ピン治具データ管理部121は、バックアップピン差込治具のサイズ、バックアップピン差込穴の位置、形状、大きさ等のバックアップピン差込治具に関する設計データを入力装置2を介して受信し、治具データ記憶部111に記憶する。
基板データ管理部122は、バックアップピン支持面に部品が搭載される前の生基板や、バックアップピン支持面に部品が搭載された実装基板の画像情報を撮像装置3を介して受信し、基板データ記憶部112に記憶する。
ピン位置算出部123は、ピン治具データ記憶部111と基板データ記憶部112に記憶された情報を基に、バックアップピン差込治具に差せるピンの適切な位置を算出し、算出結果をピン位置記憶部113に記憶する。
出力情報作成部124は、ディスプレイ4、印刷装置5等の出力装置に出力する情報を、記憶部110に記憶された情報の中から抽出し、出力装置に適した出力信号に変換して出力する。
入出力処理部130は、バックアップピン位置出力装置1と、それに接続された入力装置2等の間の情報の送受を仲介する。
図2は、バックアップピン位置出力システムのハードウェア構成を示す図である。図示するように、バックアップピン位置出力システムは、CPU901と、メモリ902と、HDD等の外部記憶装置903と、CD−ROMやDVD−ROM等の可搬性を有する記憶媒体910からの情報を読み出す読取装置904と、ディスプレイ、プリンタなどの出力装置905と、キーボード、マウス、スキャナなどの入力装置906と、を備えたコンピュータシステムにより実行することができる。
図1で示す各機能は、図2に示すように、CPU901がメモリ902にロードされたプログラムを実行することで構築できる。その際、記憶部110は、メモリ902や外部記憶装置903が利用される。
上記の構成からなるバックアップピン位置出力装置1は、入力装置2を介して入力されたバックアップピン差込治具の設計データと、撮像装置3で撮像された生基板及び片面実装基板の画像情報とから、基板をバックアップピンで支持する際の差込治具上のピンの位置を求め、ディスプレイ4や印刷装置5に出力する。
[動作の説明]次に、上記構成のバックアップピン位置出力装置1の動作について説明する。
図3は、上記構成のバックアップピン位置出力装置1のバックアップピン位置出力動作を説明するためのフロー図である。このフローは、ピン位置算出部123が、入力装置2を介してユーザよりバックアップピン位置出力要求を受け付けることで開始される。そして、バックアップピン差込治具データの取込処理(S100)、基板画像の取込処理(S200)、ピン位置の算出処理(S300)、出力処理(S400)を行う。以下に、それぞれの処理を詳細に説明する。
まず、バックアップピン差込治具データの取込処理(S100)について説明する。図4は、ピン差込治具データの取込処理(S100)の流れを示すフロー図である。
ピン位置算出部123は、ユーザよりバックアップピン位置算出要求を受け取ると、ピン治具データ管理部121に、バックアップピン差込治具の設計データの取込を行うように指示する。これを受けてピン治具データ管理部121は、バックアップピン差込治具の設計データの取り込みを行う(S102)。具体的には、ユーザによりキーボード等の入力装置2を介して入力された設計データを、入出力処理部130を介して受信する。設計データは、ガーバーデータ等で構成され、バックアップピン差込治具の縦、横の長さ等のサイズに関する情報、バックアップピン差込穴の位置、形状、大きさ等に関する情報が含まれている。ピン治具データ管理部121は、受信した設計データを、ピン治具データ記憶部111に記憶する。
次に、ピン治具データ管理部121は、バックアップピン差込治具の中心位置を決定する(S104)。具体的には、設計データに含まれるバックアップピン差込治具の縦方向の真中と横方向の真中とが交差する点を求め、中心位置とする。通常、バックアップピン差込治具は長方形であるので、長方形の対角線の交点が中心位置となる。
次に、ピン治具データ管理部121は、図7で示すように、設計データを変換処理して、S104で求めた中心位置を原点(0,0)とする座標系で表現されたデータを作成する(S105)。本実施形態では、設計データから求まるバックアップピン差込治具の像、撮像した基板画像のそれぞれについて、中心位置を原点とした座標系のデータに変換することとしている。こうすることで、後述する画像の一致不一致の判定処理を容易にしている
S105での座標変換処理について、図8(A)に示すように、元の設計データが、左下が原点(0,0)となる座標系で表現されている場合を例にとり説明する。バックアップピン差込治具210の横の長さを2a、縦の長さを2bとすると、中心位置は(a,b)である。これを、座標変換処理により、中心位置が(0,0)である座標系(図8(B))に変換する。例えば、任意の点M(m,n)は、点M(m-a,n-b)と変換することで、中心を原点(0,0)とした座標系での座標を求めることができる。このような変換処理を、設計データに含まれる座標に関する情報の全てついて行うことで、バックアップピン差込治具の中心を(0,0)とする座標系で表現されたバックアップピン差込治具データK’が得られる。同様に、元の設計データがバックアップピン差込治具の左上、右上又は右下を原点とする座標系で表現されている場合でも、上記のような簡単な演算を行うことにより、バックアップピン差込治具の中心を原点(0,0)とする座標系のデータに変換することができる。
このようにして、バックアップピン差込治具の中心を(0,0)としたバックアップピン差込治具データK’が求められると、ピン治具データ管理部121は、このデータK’をピン治具データ記憶部111に記憶する(S106)。そして、ピン治具データ管理部121は、S200の処理を開始するように基板データ管理部122に指示する。
次に、基板画像の取込処理(S200)について説明する。図5は、基板画像の取込処理(S200)の流れを示すフロー図である。なお、基板画像の取込処理(S200)では、ユーザにより用意されたn枚の基板の画像を取り込み終えるまで、一連の処理(S202〜S210)を繰り返すようになっている(S220、S222)。
まず、基板データ管理部122は、電子部品が搭載されていない生基板の画像の取込を行う(S202)。具体的には、スキャナ等の撮像装置3により取り込まれた生基板の画像情報を入手力処理部130を介して受信し、基板データ記憶部112に記憶する。続いて、同様に、基板の片面に電子部品が実装済みの基板(片面実装基板)の画像の取込を行う(S204)。このとき、基板データ管理部122は、入力装置2を介して、基板の型式、基板が用いられる製品の機種名、商品名等のその基板を特定する情報の入力も受け付ける。なお、基板の画像は、基板をバックアップピンにより支持する際に、バックアップピンが接する面の画像である。
図9に、基板の撮像画像の例を示す。図9(A2)は、生基板であり、符号301a〜dは、基板の向きを認識するための認識点である。認識点301a〜dは、生基板に予め設けられている。符号312は、電子部品の接着のために設けられたパッドである。図9(A1)は、電子部品321が半田332により基板の片面に実装された片面実装基板である。生基板310、片面実装基板320の画像において、それぞれの部位はそれぞれ固有の色を呈している。
次に、基板データ管理部122は、生基板310と片面実装基板320の画像の一致部分を算出する(S206)。具体的には、まず、図9(B)に示すように、基板データ管理部122は、生基板310と片面実装基板320の画像の認識点301a〜dが一致するように、両基板の画像を重ね合わせる。次に、生基板310の画像と、片面実装基板320の画像の一致する部分を抽出する。このとき、それぞれの部分について色に関するRGB値が一致する場合、或いはRGB値の差が所定範囲内にある場合は、一致する部分とする。所定範囲は、部品が搭載された部分と搭載されていない部分とで区別できる範囲で予め設定されている。
図10に、より詳細に、生基板310と片面実装基板320の画像の共通部分を抽出する様子を示す。図10(B)に示す生基板310には、電子部品321が接着するパッド312が設けられている。また、図10(A)に示す片面実装基板320には、パッド312の上に電子部品321が半田322により接着されている。したがって、実装基板320と、生基板310の画像の一致する部分は、図10(C)に示すように、電子部品321と半田部分322の範囲331を除いた斜線部330となる。
なお、上記では、生基板と片面実装基板の画像を重ね合わせて一致する部分を算出すると説明したが、実際には、画像情報を元に演算処理により求める。すなわち、それぞれの画像情報は、ドットごとの座標と色情報の集合である。したがって、生基板と片面実装基板の画像情報について、同じ座標のドットについて、ドットごとに色情報(RGB値)を比較する処理を行うことで、両画像の一致部分を算出することができる。
生基板と片面実装基板の一致部分Ki(iは、入力された順に付された基板の番号を示す。)を算出すると、次に、基板データ管理部122は、Kiの中心位置を算出する(S208)。中心位置は、一致部分Kiの画像の輪郭から求められる基板の縦方向の真中と横方向の真中とが交差する点にあるとする。すなわち、基板は、通常、長方形であるため、長方形の対角線の交点が中心となる。
ここで、基板の画像が傾いている場合は、画像を回転することで傾きをなくす処理を行う。具体的には、基板の縦横の辺が、画面の縦軸と横軸とそれぞれ平行になるように、画像データKiを回転する。画像の回転処理は、既存の数式を用いることより行うことができる。
次に、図9(D)に示すように、画像データKiを、S208で求めた中心位置が原点(0,0)となる座標系で表現されたデータとなるように変換する。座標の変換処理は、上記したバックアップ差込治具データの設計データの座標変換の処理と同様に、簡単な演算処理を行うことにより達成できる。
そして、基板データ管理部122は、座標変換して得た画像データKiを基板データ記憶部112に記憶する。このとき、図11に示すように、基板の型式、基板が用いられる製品の機種名、商品名等の情報と対応させて記憶する(S210)。
以上の処理(S202〜S210)を、ユーザが用意した基板の枚数nだけ繰り返した後(S220,S222)、次のステップS300に移行する。
次にバックアップピン位置算出処理(S300)について説明する。図6は、バックアップピン位置算出処理の流れを示すフロー図である。
まず、ピン位置算出部123は、K1〜Kn及びK’の一致部分、すなわち、K1∩K2…∩Kn∩K’を求める処理を行い、入力されたn個の基板の全てに共通するピン設置可能エリアK”を求める(S302)。具体的には、まず、K1とK2について、同じ座標のドットについて色情報(RGB値)を比較し、その差が所定範囲にある場合は、そのドットの座標は一致する部分であるとする。一方、所定範囲にないドットの座標は、一致しない部分と判定する。これを、全てのドットについて行い、K1とK2の一致する部分Kを算出する。次にこのKとK3の一致する部分を同様に求めて、一致する部分をKとする。さらにこのKとK4との一致する部分を求める。このような処理をKnまで順次繰り返す。さらに求めたKとK’とが重なる部分K”を求める。すなわち、Kは画像データであり、K’はバックアップピン差込治具の設計データであるが、Kのうちバックアップピン差込治具の外形に含まれる部分を求める。これにより、ピン設置可能エリアK”を求めることができる。なお、RGB値の差の所定範囲は、一致部分と非一致部分との区別ができる範囲となるように予め設定する。
ピン設置可能エリアK”が求まると、ピン位置算出部123は、ピン治具データ記憶部に記憶するバックアップピン差込治具データを呼び出し、ピン設置可能エリアK”とバックアップピン差込治具の穴の部分が一致する部分K’’’を求める(S304)。具体的には、バックアップピン差込治具データから、バックアップピン差込治具の穴ごとに、穴部分に相当する部分のドット集合を求め、ドット集合の座標が、ピン設置可能エリアK”に含まれるか否かを調べる。含まれる場合は、その穴にバックアップピンを打つことができるので、その穴の位置をK’’’として登録する。一方、含まれない場合は、その穴にバックアップピンを打つことはできないのでK’’’には登録しない。この処理を、穴の数だけ行うことにより、K’’’を求めることができる。
次に、ピン位置算出部123は、バックアップピン差込治具に打てるバックアップピンの数が所定数以上か否か調べる(S306)。ところで、入力する基板の数が多いと、それに共通するバックアップピン設置可能エリアは狭くなり、打てるバックアップピンの数も少なくなる。バックアップピンの数が少なすぎると、基板を十分に支持できない。そこで、本実施形態では、バックアップピンの数が少なすぎる場合は、入力する基板の数を減らして、基板を支持するのに十分はバックアップピンの数を最低限確保することとしたものである。
バックアップピンの所定数は、基板の大きさ、部品を装着したときの基板全体の重量などに応じて、予め定められている。また、ユーザにより選択可能にしてもよい。
S304で求めたK’’’の内容から判断して、バックアップピン差込治具に打てるバックアップピンの数が所定数未満である場合(S306でNo)、ピン位置算出部123は、入力基板の数nを減らして、S302からの処理を再度行う(S308)。入力基板の数を減らす量については、予め定めても良いし、ユーザにより選択できるようにしてもよい。
一方、K’’’が所定数以上ある場合(S306でYes)、ピン位置算出部123は、K’’’をピン位置記憶部113に記憶した後、ピン位置算出処理(S300)を終了して、出力処理(S400)に移行させる。
出力処理(S400)では、出力情報作成部125が、ユーザからの要求に応じて、バックアップピン位置を出力する。具体的には、ピン位置記憶部113に記憶しているデータK’’’を基にして、バックアップピン差込治具のどの差込穴にバックアップピンを打てるかに関する情報を、ディスプレイ4、印刷装置5に出力する信号を作成し、入出力処理部130を介して、出力する。このとき、出力情報作成部125は、基板データ記憶部112に記憶する基板の機種名等の情報(図11参照)を呼び出し、基板の機種名等もリストアップして出力するようにする。
出力の方法としては、ディスプレイ4、印刷装置5により、文字情報により出力する方法、画像情報により出力する方法があげれらる。画像情報により出力する場合は、バックアップピン差込治具の画像上に、表示色を変えるなどしてマーキングし、バックアップピンを打てる部分が判別できるような態様で表示する。
また、印刷する際は、バックアップピン差込治具の大きさと等倍になるように印刷するようにしてもよい。また、透明または半透明のシートに印刷するようにしてもよい。こうすれば、バックアップピンを打つ際に、バックアップピン差込治具に重ねあわせながら打つことができて、作業効率がよくなる。
以上、本発明の一実施形態について説明した。
尚、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で様々な変形が可能である。
例えば、基板には、スルーホールと呼ばれる穴が設けられている場合がある。この穴の形状は丸とは限らず、長方形や何センチもの細い線上の切り抜きである場合もある。また、基板の端などには、スリッドと呼ばれる基板を割りやすいようにする切り込みがある場合もある。このような基板をバックアップピンにより支持する場合、穴の部分にバックアップピンが位置する場合がある。かかるバックアップピンは、設けられていても部品に接触することがなければ大きな問題とはならない。しかし、基板を支持する目的を達成するものではないため、このようなピンは無駄であり作業効率を低下させるものとなる。したがって、このような基板について上記実施形態を適用する場合には、以下のような処理を追加するとよい。
例えば、生基板の画像取込処理(S202)の後、ディスプレイ4に、生基板の画像を表示出力する。そして、スルーホール(スリッド)の部分を画面上のカーソル操作により囲うなどして、ユーザにより入力装置2を介して指定させる。指定された部分の領域はバックアップピン設置不要エリアNとして、基板データ記憶部122に記憶しておく。そして、バックアップピン位置算出処理(S300)におけるS304でK”を求めた後、K”にバックアップピン設置不要エリアNが含まれているか否かを判定し、含まれている場合は、K”からNの領域を除く処理を行う。そして、S306以降の処理を行う。
なお、ユーザによりスルーホール(スリッド)が含まれない部分の領域を指定させ、この領域内をバックアップピン設置要エリアPとして記憶しておき、S304でK”を求めた後、さらにK”とPとの共通部分を求め、求めた結果をK”として登録する処理を行うようにしてもよい。
このようにすれば、スルーホールやスリッド部分にバックアップピンが位置するのを防止することができる。また、基板のガーバーデータ等の設計データには、これらスルーホールやスリッドの情報が含まれているが、実際の製造現場ではスルーホール(スリッド)の情報が含まれていない実装データしかない場合がある。かかる場合でも、上記のようにすれば、打つ必要のないバックアップピンを除外して、バックアップピンの位置を出力することができる。
また、基板に対してバックアップピンの位置が偏った場合、入力基板の数を減らして再度バックアップピン位置を求める処理をするようにしてもよい。例えば、図6において、S306でYesと判定された場合、さらに、バックアップピンの位置が偏っていないかどうかを判定し、偏っていない場合は、処理を終了する。一方、偏っている場合は、S308に移行するようにしてもよい。バックアップピンの位置が偏っているかどうかの判定は、例えば、基板の領域を所定領域に分割(例えば4分割)して、分割した領域に所定数(基板を支持するのに十分なバックアップピン数)以上のバックアップピンが打てるか否かで判定する。このようにすれば、バックアップピン位置が基板の右半分に集中して、左半分にはないような結果が出力される場合でも、基板数を減らして、再度、バックアップピン位置出力処理を行うことになる。そして、基板に対して適度に分散したバックアップピンの位置を出力することができることとなる。
図1は、本発明の一実施形態が適用されたバックアップピン位置出力システムの概略構成図である。 図2は、バックアップピン位置出力システムのハードウェア構成を示す図である。 図3は、本実施形態が適用されたバックアップピン位置出力装置の動作を説明するためのフロー図である。 図4は、図3のバックアップピン差込治具の設計データ取込処理(S100)の流れを説明するためのフロー図である。 図5は、図3の基板画像の取込処理(S200)の流れを説明するためのフロー図である。 図6は、図3のバックアップピン位置算出処理(S300)の流れを説明するためのフロー図である。 図7は、バックアップピン差込治具の設計データの座標変換処理を説明するための図である。 図8は、左下に原点がある座標系で表現された設計データを座標変換する様子を説明するための図である。 図9は、生基板の画像と片面実装基板の画像の一致部分を求める様子を説明するための図である。(A1)は、片面実装基板、(A2)は生基板、(B)は両基板を、重ね合わせたところ、(C)は、一致部分(斜線部)、(D)は中心を原点とした座標系にしたところ、の図である。 図10は、生基板の画像と片面実装基板の画像の一致部分を求める様子を説明するための図である。 図11は、基板データ記憶部に記憶される、基板を特定する情報とKiの構成を示す図である。
符号の説明
1…バックアップピン位置出力装置、2…入力装置、3…撮像装置、4…ディスプレイ、5…印刷装置、
110…記憶部、111…ピン治具データ記憶部、112…基板データ記憶部、113…ピン位置記憶部、120…演算処理部、121…ピン治具データ管理部、122…基板データ管理部、123…ピン位置算出部、124…出力情報作成部、130…入出力部、
901…CPU、902…メモリ、903…外部記憶装置、904…読取装置、905…出力装置、906…入力装置、910…情報記録媒体

Claims (8)

  1. バックアップピン位置出力方法であって、
    複数の基板について、バックアップピン設置可能エリアに関する情報を入手するステップと、
    前記複数の基板に共通するバックアップピン設置可能エリアを求めるバックアップピン設置可能エリア算出ステップと、
    バックアップピン差込治具上のバックアップピンを差し込む穴の位置に関する情報を入手するステップと、
    前記穴の位置に関する情報と、前記バックアップピン設置可能エリアに関する情報とに基づいて、前記バックアップピンの設置可能エリアに差せるバックアップピンの数を求めるステップとを有し、
    前記バックアップピン設置可能エリア算出ステップは、前記バックアップピン設置可能エリアに差せるバックアップピンの位置が偏っている場合は、基板の量を減少させて、減少させた複数の基板について共通するバックアップピンの設置可能エリアを再度求める
    ことを特徴とするバックアップピン位置出力方法。
  2. 請求項に記載のバックアップピン位置出力方法であって、さらに、
    前記基板の穴部分に関する情報を入手するステップを有し
    前記バックアップピン設置可能エリア算出ステップは、前記基板の穴部分に相当する部分を除外してバックアップピン設置可能エリアを求める
    ことを特徴とするバックアップピン位置出力方法。
  3. 請求項に記載のバックアップピン位置出力方法であって、さらに
    記憶装置に、前記バックアップピン設置可能エリアを、基板を特定する情報に対応させて記憶するステップ
    を有することを特徴とするバックアップピン位置出力方法。
  4. 請求項に記載のバックアップピン位置出力方法であって、さらに
    前記バックアップピン設置可能エリアを表示するステップ
    を有することを特徴とするバックアップピン位置出力方法。
  5. バックアップピン位置出力方法であって、
    バックアップピン差込治具の設計データを入手するステップと、
    生基板の画像及び実装基板の画像を入手する基板画像入手ステップと、
    前記生基板の画像及び実装基板の画像の一致部分Kを求める基板一致部分算出ステップと、
    前記バックアップピン差込治具の設計データと前記Kとに基づいて、前記バックアップピン差込治具と前記Kとの一致部分K”をバックアップピン設置可能エリアとして求めるバックアップピン設置可能エリア算出ステップと、
    を有し、
    前記基板画像入手ステップは、n種(nは複数)の基板について、生基板の画像及び実装基板の画像を入手し、
    前記基板一致部分算出ステップは、前記n種の基板について、生基板の画像及び実装基板の画像の一致部分K1〜Knを求めた後、前記K1〜Knの一致部分Kを求める
    ことを特徴とするバックアップピン位置出力方法。
  6. 請求項5に記載のバックアップピン位置出力方法であって、
    前記バックアップピン差込治具の設計データには、バックアップピン差込治具上のバックアップピンを差し込む穴の位置に関する情報が含まれており、
    前記バックアップピン位置出力方法は、さらに、
    バックアップピン差込治具の穴部分と前記K”との一致部分K’’’を求めるバックアップピン位置算出ステップを有し、
    前記バックアップピン設置可能エリア算出ステップは、前記K’’’の数が、予め定めた数量未満の場合は、基板の数nを減少させて、減少させたm種(m<n)の基板について、生基板の画像及び実装基板の画像の一致部分K1〜Kmを求めた後、前記K1〜Kmの一致部分Kを、再度、求める
    ことを特徴とするバックアップピン位置出力方法。
  7. バックアップピン位置出力装置であって、
    複数の基板について、バックアップピン設置可能エリアに関する情報を入手する手段と、
    前記複数の基板に共通するバックアップピン設置可能エリアを求めるバックアップピン設置可能エリア算出手段と、
    バックアップピン差込治具上のバックアップピンを差し込む穴の位置に関する情報を入手する手段と、
    前記穴の位置に関する情報と、前記バックアップピン設置可能エリアに関する情報とに基づいて、前記バックアップピンの設置可能エリアに差せるバックアップピンの数を求める手段とを有し、
    前記バックアップピン設置可能エリア算出手段は、前記バックアップピン設置可能エリアに差せるバックアップピンの位置が偏っている場合は、基板の量を減少させて、減少させた複数の基板について共通するバックアップピンの設置可能エリアを再度求める
    ことを特徴とするバックアップピン位置出力装置。
  8. バックアップピン位置出力装置であって、
    バックアップピン差込治具の設計データを入手する手段と、
    生基板の画像及び実装基板の画像を入手する基板画像入手手段と、
    前記生基板の画像及び実装基板の画像の一致部分Kをバックアップピン設置可能エリアとして求める基板一致部分算出手段と、
    前記バックアップピン差込治具の設計データと前記Kとに基づいて、前記バックアップピン差込治具と前記Kとの一致部分K”を求めるバックアップピン設置可能エリア算出手段と、
    を前記基板画像入手手段は、n種(nは複数)の基板について、生基板の画像及び実装基板の画像を入手し、
    前記基板一致部分算出手段は、前記n種の基板について、生基板の画像及び実装基板の画像の一致部分K1〜Knを求めた後、前記K1〜Knの一致部分Kを求める
    ことを特徴とするバックアップピン位置出力装置。
JP2003299705A 2003-08-25 2003-08-25 バックアップピン位置出力方法、及びバックアップピン位置出力装置 Expired - Fee Related JP4402920B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003299705A JP4402920B2 (ja) 2003-08-25 2003-08-25 バックアップピン位置出力方法、及びバックアップピン位置出力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003299705A JP4402920B2 (ja) 2003-08-25 2003-08-25 バックアップピン位置出力方法、及びバックアップピン位置出力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005072234A JP2005072234A (ja) 2005-03-17
JP4402920B2 true JP4402920B2 (ja) 2010-01-20

Family

ID=34404843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003299705A Expired - Fee Related JP4402920B2 (ja) 2003-08-25 2003-08-25 バックアップピン位置出力方法、及びバックアップピン位置出力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4402920B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006237251A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Fujitsu Ltd ピン位置決定方法およびピン位置決定装置
JP7229889B2 (ja) * 2019-09-26 2023-02-28 ヤマハ発動機株式会社 共通立設位置の位置決定方法、位置決定装置、及び、位置決定プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005072234A (ja) 2005-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040093432A1 (en) Method and system for conducting image processing from a mobile client device
US20070260978A1 (en) Embedded display system and method used by the system
US20060126120A1 (en) Image recording apparatus, method of generating print data for the same, and control program for implementing the method
US8797361B2 (en) Image display system and method to identify images according to an aspect ratio of an editing layout
JP6712045B2 (ja) 情報処理システムと、その処理方法及びプログラム
JP6248404B2 (ja) 情報処理装置、処理方法、プログラム。
JP5116638B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
US7280693B2 (en) Document information input apparatus, document information input method, document information input program and recording medium
JP4402920B2 (ja) バックアップピン位置出力方法、及びバックアップピン位置出力装置
US20050157344A1 (en) Printing data creation apparatus, printing data creation method and printing data creation program
JP2006277445A (ja) 情報取得方法、及び情報取得プログラム
JP2001076055A (ja) 査定金額算出方法及び損害査定システム
JP2001166763A (ja) 画像表示装置
CN113468355B (zh) 显示母板数据管理方法及装置
JP4740972B2 (ja) 印刷情報と印刷データの連携を行う情報連携サーバ、方法及びプログラム
JP3981804B2 (ja) 変換テーブルの生成方法及び装置、並びに実装基板検査用プログラムの生成方法
JP4396719B2 (ja) 印刷システム、携帯端末、及び携帯端末プログラム
JP2006072601A (ja) 工程管理システム、工程管理方法および工程管理装置
JP2007102265A (ja) 身分証認識装置及び身分証認識方法
JP2017028531A (ja) 画像処理システム、画像処理方法、画像処理プログラム、画像処理装置およびその制御方法と制御プログラム
JPH11272797A (ja) 携帯端末通信システム、携帯端末通信方法、及び携帯端末通信のためのプログラムを記録した媒体
JP2005309633A (ja) データ入力支援方法
JPH10285389A (ja) 画像処理方法、画像処理装置、および、記録媒体
JP2011028611A (ja) 文字情報読取装置および文字情報読取方法
JP3095308B2 (ja) 電気部品概略位置決定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060802

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060802

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20061011

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090310

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090526

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091027

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091030

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121106

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121106

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121106

Year of fee payment: 3

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121106

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121106

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131106

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees