JP2001255926A - 製品製造情報生成装置及びプログラム記録媒体 - Google Patents

製品製造情報生成装置及びプログラム記録媒体

Info

Publication number
JP2001255926A
JP2001255926A JP2000069597A JP2000069597A JP2001255926A JP 2001255926 A JP2001255926 A JP 2001255926A JP 2000069597 A JP2000069597 A JP 2000069597A JP 2000069597 A JP2000069597 A JP 2000069597A JP 2001255926 A JP2001255926 A JP 2001255926A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
information
product manufacturing
manufacturing information
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000069597A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Imaeda
克之 今枝
Katsuhiko Ashimoto
克彦 芦本
Mitsuhiro Ikeda
充宏 池田
Masayuki Miyagawa
正之 宮川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PFU Ltd filed Critical PFU Ltd
Priority to JP2000069597A priority Critical patent/JP2001255926A/ja
Publication of JP2001255926A publication Critical patent/JP2001255926A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、製品設計の早い段階に、製品の製造
に必要となる製品製造情報を簡単に生成できるようにす
る製品製造情報生成装置の提供を目的とする。 【解決手段】製品設計の早い段階に作成される構成品表
を入手して、構成品の配列位置と構成品の階層レベルと
に応じて、その入手した構成品表をツリー構造化してデ
ィスプレイ画面に表示し、対話処理に従って、そのツリ
ー構造を製品製造に適合させる形に編集していくととも
に、そのツリー構造に製品製造の手順となる工程情報を
付加することで、製品の製造に必要となる製品製造情報
を生成するという構成を採る。これにより、製品設計の
早い段階に、簡単に製品製造情報を生成できるようにな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品設計の早い段
階に、製品の製造に必要となる製品製造情報を簡単に生
成できるようにする製品製造情報生成装置と、その装置
の実現に用いられるプログラムが記録されるプログラム
記録媒体とに関する。
【0002】製品が設計されると、生産技術者は、その
設計情報を基にして、組立手順などからなる製品製造情
報を作成することで、その製品の量産準備に入り、それ
から、その製品の量産を開始していく。
【0003】量産開始までの期間を短縮していくために
は、この製品製造情報を設計の早い段階で作成できるよ
うにしていく必要があるとともに、この製品製造情報を
簡単に作成できるようにしていく必要がある。
【0004】
【従来の技術】これまでは、生産技術者の手作業によ
り、製品製造情報を作成していくように処理していた。
【0005】しかしながら、生産技術者の手作業により
製品製造情報を作成するようにしていると、生産技術者
に多大な負荷を強いるとともに、その作成に膨大な時間
を要するという問題点がある。
【0006】このようなことを背景にして、最近、CA
Dシステムにより製品の設計情報が作成されると、その
3次元モデルデータを入力することで、ビジュアルな製
品を表示する構成を採って、その製品表示を介して生産
技術者と対話することで、組立手順などを決めていくこ
とにより製品製造情報を作成していくというシステムが
開発されてきている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】確かに、このシステム
を用いると、製品製造情報を簡単に作成できるようにな
る。
【0008】しかしながら、このシステムでは、CAD
システムで設計された3次元モデルデータを入力し、そ
れを使って生産技術者と対話することで製品製造情報を
作成していくという構成を採っていることから、製品製
造情報を製品設計の早い段階に作成できないという問題
点がある。
【0009】すなわち、CADシステムによる設計が完
了した後でないと、製品製造情報の作成に入れないこと
から、製品製造情報を設計の早い段階に作成できないと
いう問題点がある。
【0010】これから、このシステムを用いても、量産
開始までの期間を短縮できないという問題点が残る。
【0011】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、製品設計の早い段階に、製品の製造に必要と
なる製品製造情報を簡単に生成できるようにする新たな
製品製造情報生成装置の提供と、その装置の実現に用い
られるプログラムが記録される新たなプログラム記録媒
体の提供とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の製品製造情報生成装置では、構成品のリス
トとして定義される製品の構成品表を入手する入手手段
と、入手手段の入手する構成品表を、構成品の配列位置
と構成品の階層レベルとに応じてツリー構造化して表示
し、対話処理に従い、必要に応じて構成品の配列位置及
び/又は階層レベルを変更するとともに、必要に応じて
構成品を追加削除しつつ、製品の製造に必要となる工程
情報を付加することで製品製造情報を生成する生成手段
と、生成手段の生成する製品製造情報を出力する出力手
段とを備える構成を採る。
【0013】更に、指定される比較対象の製品製造情報
を入力する入力手段と、表示中の製品製造情報と、入力
手段の入力する製品製造情報とを比較し、その違いを抽
出して出力する抽出手段とを備えることがある。
【0014】このように構成される本発明の製品製造情
報生成装置では、入手手段が構成品のリストとして定義
される製品の構成品表を入手すると、生成手段は、入手
された構成品表を、構成品の配列位置と構成品の階層レ
ベルとに応じてツリー構造化してディスプレイ画面に表
示し、対話処理に従い、必要に応じて構成品の配列位置
及び/又は階層レベルを変更するとともに、必要に応じ
て構成品を追加削除しつつ、製品の製造に必要となる工
程情報を付加することで製品製造情報を生成し、これを
受けて、出力手段は、生成された製品製造情報を出力す
る。
【0015】このとき、生成手段は、ディスプレイ画面
に構成品の属性情報の入力エントリーを表示して、その
入力エントリーに対する入力値を受け取ることで、製品
製造情報に組み込む構成品の属性情報を取得したり、デ
ータ記憶手段にアクセスすることで、製品製造情報に組
み込む構成品の属性情報を取得することがある。また、
指定される構成品及び/又は工程情報に対して、指定さ
れる画像情報を割り付けることで製品製造情報を生成す
ることがある。
【0016】このように、本発明の製品製造情報生成装
置では、製品設計の早い段階に作成される構成品表を入
手して、構成品の配列位置と構成品の階層レベルとに応
じて、その入手した構成品表をツリー構造化してディス
プレイ画面に表示し、対話処理に従って、そのツリー構
造を製品製造に適合させる形に編集していくとともに、
そのツリー構造に製品製造の手順となる工程情報を付加
することで、製品の製造に必要となる製品製造情報を生
成するという構成を採ることから、製品設計の早い段階
に、簡単に製品製造情報を生成できるようになる。
【0017】これから、量産開始までの期間を大幅に短
縮できるようになるとともに、製品設計の早い段階に、
製品の製造品質を机上で評価でき、それを設計にフィー
ドバックできるようになることで、高い製造品質を持つ
製品の設計を実現できるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に従って本発明
を詳細に説明する。
【0019】図1に、本発明を具備する製品製造情報生
成装置1の一実施例を図示する。
【0020】この図に示すように、本発明の製品製造情
報生成装置1は、構成品表データベース2に格納される
構成品表を入力として、生産・製品管理データベース3
に格納される部品の属性情報などの情報と、画像ファイ
ルシステム4に格納される部品の画像情報(ディジタル
カメラにより撮影されたものなど)とを参照しつつ、製
品の製造に必要となる製品製造情報(以下、装置PPL
情報と称する)を生成して装置PPL情報データベース
5に格納する処理を行うものであり、この処理を実現す
るために、前処理プログラム10と装置PPL情報生成
プログラム11というプログラムを備える構成を採って
いる。
【0021】ここで、この前処理プログラム10や装置
PPL情報生成プログラム11は、計算機が読み取り可
能な半導体メモリなどの適当な記録媒体に格納すること
ができる。
【0022】構成品表データベース2に格納される構成
品表は、製品設計の早い段階に、設計者により作成され
るものであって、図2に示すように、製品を構成する部
品のリストで構成されており、それらの部品の品名/部
品番号/数量について記述するものである。
【0023】この構成品表に記述される部品の並びは、
設計者が製品の組立順序を考慮した形で決定している。
しかしながら、それは設計者の自己判断によるものであ
って、通常の場合、製造に熟知した生産技術者の判断す
るものとは大きく異なることが多い。
【0024】一方、構成品表に記述される部品には、大
きく分けて、単一の部品で構成される単品部品と、単品
部品や他のユニット部品が組み付けられることで構成さ
れるユニット部品とがある。部品の部品番号を検索キー
にして、生産・製品管理データベース3を検索すること
で、その部品が単品部品であるのかユニット部品である
のかが分かり、更に、ユニット部品である場合には、そ
れを構成する単品部品やユニット部品が分かる。
【0025】このことから分かるように、構成品表は、
製品を構成する各部品の部品種別についても間接的に記
述しているとともに、製品を構成する各部品の階層レベ
ル(ユニット部品に組み付けられる毎に、単品部品の階
層レベルは1つ上がる)についても間接的に記述してい
るのである。
【0026】図3に、前処理プログラム10の実行する
処理フローの一実施例、図4ないし図7に、装置PPL
情報生成プログラム11の実行する処理フローの一実施
例を図示する。
【0027】次に、これらの処理フローに従って、本発
明の製品製造情報生成装置1の実行する処理について詳
細に説明する。
【0028】前処理プログラム10は、起動されると、
図3の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ
1で、構成品表データベース2から、処理対象となる製
品の構成品表を入力する。
【0029】続いて、ステップ2で、入力した構成品表
に記述される各部品の部品番号を検索キーにして生産・
製品管理データベース3を検索することで、各部品の属
性情報を取得して構成品表の部品に対応付ける。
【0030】例えば、その部品の調達方法や、その部品
の作業場所や、その部品の版数や、その部品が補助部品
(ネジなど)であるのか否かという情報や、その部品が
簡易メイバン(いわゆるシール)であるのか否かという
情報などを取得して、構成品表の部品に対応付けるので
ある。
【0031】ここで、補助部品であるのか否かという情
報や、簡易メイバンであるのか否かという情報は、それ
らの部品については製造現場が調達しなければならない
ことで重要な意味を持ち、これから、それらの情報を取
得するようにしている。
【0032】続いて、ステップ3で、入力した構成品表
に記述される各部品の部品番号を検索キーにして生産・
製品管理データベース3を検索することで、構成品表に
記述されるユニット部品を抽出するとともに、更に生産
・製品管理データベース3を参照することで、それらの
ユニット部品を単品部品に分解する。このとき、ユニッ
ト部品が更にユニット部品を持つときには、それを単品
部品に分解していくことを繰り返していく。
【0033】そして、この分解処理に応じて、入力した
構成品表に記述される単品部品及びユニット部品の階層
レベルを特定するとともに、それらのユニット部品を構
成する単品部品(ユニット部品がある場合にはそれも含
む)の階層レベルを特定する。
【0034】すなわち、構成品表に記述される最初に組
立対象となる部品の階層レベルを“1”、構成品表に記
述される完成品の階層レベルを“1”、その完成品に直
接組み付けられることになる構成品表に記述される部品
の階層レベルを“2”と定義するとともに、ユニット部
品を単品部品(ユニット部品がある場合にはそれも含
む)に分解するときには、分解された部品の階層レベル
を分解元のユニット部品の階層レベルより1つ下げる形
で決定するという定義方法を用いている場合には、この
定義方法に従って、分解処理により求められた単品部品
及びユニット部品の階層レベルを特定するのである。
【0035】更に、このステップ3では、生産・製品管
理データベース3を参照することで、分解処理により求
められた単品部品及びユニット部品の属性情報を取得す
る処理も行う。
【0036】続いて、ステップ4で、属性情報とユニッ
ト部品か否かの情報と階層レベルとを付加した構成品表
を、装置PPL情報生成プログラム11に渡して、処理
を終了する。
【0037】このようにして、前処理プログラム10
は、構成品表データベース2から処理対象となる製品の
構成品表を入力して、それに属性情報とユニット部品か
否かの情報と階層レベルとを付加していくように処理す
るのである。
【0038】なお、構成品表に記述されるユニット部品
の構成について記述する構成品表が別に用意されるとい
うように、構成品表が階層構造で構成されている場合に
は、前処理プログラム10は、生産・製品管理データベ
ース3を検索することなく、この階層構造の構成品表を
参照することで構成品の階層レベルを特定することが可
能になる。
【0039】装置PPL情報生成プログラム11は、こ
の前処理プログラム10の処理を受けて、図4ないし図
7の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1
で、その前処理された構成品表を受け取る。
【0040】続いて、ステップ2で、各部品位置に空の
工程(例えば、空の組立工程)を割り付けつつ、前処理
された構成品表に記述される部品のリスト位置/階層レ
ベル/部品種別から、プロセス・プロダクト・ツリーを
作成してディスプレイ画面に表示する。すなわち、例え
ば図8に示すような画面構造を持つシステム画面を表示
して、その左側部分に作成したプロセス・プロダクト・
ツリーを表示するのである。
【0041】ここで、このプロセス・プロダクト・ツリ
ー中、「▽」は単品部品、「▼」はユニット部品、
「○」は組立工程、「1〜6」は階層レベルを表してい
る。ここでは、説明の便宜上、階層レベルが下がる程、
階層レベル値が大きくなることを想定している。
【0042】続いて、ステップ3で、前処理された構成
品表に記述されている部品名及び部品番号と、それに対
応付けられている部品の属性情報とを、プロセス・プロ
ダクト・ツリーに記述される部品と対応をとりつつディ
スプレイ画面に表示する。すなわち、図8に示すよう
に、プロセス・プロダクト・ツリーと対応をとりつつ、
システム画面上に、構成品表に記述されている部品の部
品名/部品番号/属性情報を表示するのである。
【0043】続いて、ステップ4で、システム画面に対
するユーザ操作を待つ。すなわち、ユーザは、システム
画面の持つ入力エントリー(プロセス・プロダクト・ツ
リー以外の領域が入力エントリーとなる)に値を入力し
たり、システム画面の持つボタンを操作することでプロ
セス・プロダクト・ツリーの編集要求を指示してくるの
で、それらの入力を待つのである。
【0044】このステップ4でユーザ操作を検出する
と、ステップ5に進んで、ユーザが図8中に示す「格納
ボタン」を操作したのか否かを判断して、ユーザが「格
納ボタン」を操作したことを判断するときには、ステッ
プ6に進んで、これから説明する処理に従って作成した
装置PPL情報を、装置PPL情報データベース5に格
納して、処理を終了する。
【0045】一方、ステップ5で、ユーザが「格納ボタ
ン」を操作したのではないことを判断するときには、ス
テップ7に進んで、ユーザが入力エントリーへの入力要
求を発行したのか否かを判断して、ユーザがその入力要
求を発行したことを判断するときには、ステップ8に進
んで、指定される値を指定される入力エントリーに入力
する処理を実行してから、次のユーザ操作を処理すべく
ステップ4に戻る。
【0046】すなわち、生産・製品管理データベース3
から読み込んだ属性情報を変更したり、生産・製品管理
データベース3から読み込んだ属性情報には登録されて
いなかった属性項目に対して、値を入力したり、後述す
る処理により追加した部品に対して部品名や部品番号を
入力したり、初期設定した組立工程の工程名を変更した
りするなどの処理を行うのである。
【0047】一方、ステップ7で、ユーザが入力エント
リーへの入力要求を発行したのではないことを判断する
ときには、ステップ9(図5の処理フロー)に進んで、
ユーザが図8中に示す「削除ボタン」や「ユニットのみ
削除ボタン」を操作したのか否かを判断して、ユーザが
「削除ボタン」や「ユニットのみ削除ボタン」を操作し
たことを判断するときには、ステップ10に進んで、指
定される部品や工程を削除することでプロセス・プロダ
クト・ツリーを編集してから、次のユーザ操作を処理す
べくステップ4に戻る。
【0048】すなわち、プロセス・プロダクト・ツリ
ーの持つ単品部品が選択され、それに続けて「削除ボタ
ン」が操作されるときには、その選択された単品部品を
削除し、プロセス・プロダクト・ツリーの持つユニッ
ト部品が選択され、それに続けて「削除ボタン」が操作
されるときには、その選択されたユニット部品全体を削
除し、プロセス・プロダクト・ツリーの持つユニット
部品が選択され、それに続けて「ユニットのみ削除ボタ
ン」が操作されるときには、その選択されたユニット部
品を構成する部品については残し(階層レベルは1つ上
げる)つつ、その選択されたユニット部品のみを削除
し、プロセス・プロダクト・ツリーの持つ工程が選択
され、それに続けて「削除ボタン」が操作されるときに
は、その選択された工程を削除するのである。
【0049】なお、部品や工程の選択については、プロ
セス・プロダクト・ツリー上の表示マークを選択するの
ではなくて、それに対応付けられる行を選択することに
より選択することも可能である。
【0050】一方、ステップ9で、ユーザが「削除ボタ
ン」や「ユニットのみ削除ボタン」を操作したのではな
いことを判断するときには、ステップ11に進んで、ユ
ーザが部品の追加を指示するボタン(図8中に示す
「▽」や「▼」や「∨」や「∀」)を操作したのか否か
を判断して、ユーザがこの部品追加ボタンを操作したこ
とを判断するときには、ステップ12に進んで、指定さ
れる追加位置(罫線上位置やユニット部品)に、指定さ
れる部品を追加(階層レベルは1つ下)することでプロ
セス・プロダクト・ツリーを編集してから、次のユーザ
操作を処理すべくステップ4に戻る。
【0051】このとき、入力エントリーの「品名欄」に
は、追加部品の部品種別に応じて、「単品部品」とか、
「ユニット部品」といった一般名称を自動入力するよう
に処理している。
【0052】ここで、「▽」は単品部品の追加を指示す
るボタン、「▼」はユニット部品の追加を指示するボタ
ン、「∨」は構成品表には記載されていない自己調達部
品の追加を指示するボタン、「∀」は倉入れ対象となる
ユニット部品の追加を指示するボタンである。
【0053】一方、ステップ11で、ユーザが部品追加
ボタンを操作したのではないことを判断するときには、
ステップ13に進んで、ユーザが工程の追加を指示する
ボタン(図8中に示す「○」や「●」や「◇」や
「◎」)を操作したのか否かを判断して、ユーザがこの
工程追加ボタンを操作したことを判断するときには、ス
テップ14に進んで、指定される追加位置(罫線上位
置)に、指定される工程を追加することでプロセス・プ
ロダクト・ツリーを編集してから、次のユーザ操作を処
理すべくステップ4に戻る。
【0054】このとき、入力エントリーの「工程名欄」
には、追加工程の工程種別に応じて、「組立」とか、
「段取り」とか、「試験/検査」とか、「その他」とい
った一般名称を自動入力するように処理している。
【0055】ここで、「○」は組立工程の追加を指示す
るボタン、「●」は段取り工程の追加を指示するボタ
ン、「◇」試験/検査工程の追加を指示するボタン、
「◎」はその他の工程の追加を指示するボタンである。
【0056】一方、ステップ13で、ユーザが工程追加
ボタンを操作したのではないことを判断するときには、
ステップ15に進んで、ユーザが図8に示す「移動ボタ
ン」を操作したのか否かを判断して、ユーザが「移動ボ
タン」を操作したことを判断するときには、ステップ1
6に進んで、指定される移動先位置(部品の移動先は罫
線上位置とユニット部品、工程の移動先は罫線上位置)
に、指定される部品や工程を移動することでプロセス・
プロダクト・ツリーを編集してから、次のユーザ操作を
処理すべくステップ4に戻る。
【0057】すなわち、プロセス・プロダクト・ツリ
ーの持つ単品部品が選択され、それに続けて移動先を指
定して「移動先ボタン」が操作されるときには、その選
択された単品部品をその移動先に移動し、プロセス・
プロダクト・ツリーの持つユニット部品が選択され、そ
れに続けて移動先を指定して「移動先ボタン」が操作さ
れるときには、その選択されたユニット部品及びそのユ
ニット部品が持つ部品をその移動先に移動し、プロセ
ス・プロダクト・ツリーの持つ工程が選択され、それに
続けて移動先を指定して「移動先ボタン」が操作される
ときには、その選択された工程をその移動先に移動する
のである。
【0058】ここで、この移動にあたって、移動対象と
なる部品や工程の名称/番号/属性情報についても、そ
れに合わせて自動的に移動するように処理している。
【0059】一方、ステップ15で、ユーザが「移動ボ
タン」を操作したのではないことを判断するときには、
ステップ17に進んで、ユーザが部品の表現形式の変更
を指示するボタン(図8中に示す「集合表現ボタン」や
「個別表現ボタン」や「ユニット切替ボタン」)を操作
したのか否かを判断して、ユーザがこの表現形式変更ボ
タンを操作したことを判断するときには、ステップ18
(図6の処理フロー)に進んで、指定される部品に対し
て指定される表現形式の変更処理を実行することでプロ
セス・プロダクト・ツリーを編集してから、次のユーザ
操作を処理すべくステップ4に戻る。
【0060】すなわち、プロセス・プロダクト・ツリー
の持つ部品が選択され、それに続けて「集合表現ボタ
ン」が操作されるときには、その選択された部品に対応
付けられる行と同一データを持つ上下に連続する行を1
つの行としてまとめるとともに、入力エントリーの「数
欄」に1つにまとめた行数を登録することで、プロセス
・プロダクト・ツリーの表現形式を変更(連続配置され
る同一部品を1つにまとめる)するのである。
【0061】そして、プロセス・プロダクト・ツリーの
持つ部品が選択され、それに続けて「個別表現ボタン」
が操作されるときには、その選択された部品に対応付け
られる行を入力エントリーの「数欄」に登録される数分
の行に分解するとともに、入力エントリーの「数欄」に
それぞれ“1”を登録することで、プロセス・プロダク
ト・ツリーの表現形式を変更(1つにまとめられた部品
を個々に分解する)するのである。
【0062】そして、プロセス・プロダクト・ツリーの
持つユニット部品が選択され、それに続けて「ユニット
切替ボタン」が操作されるときには、その選択されたユ
ニット部品に含まれる部品及び工程を特定して画面上か
ら消去するとともに、その選択されたユニット部品の表
示色を規定のものに変更することで、プロセス・プロダ
クト・ツリーの表現形式を変更するのである。
【0063】そして、その表示色の変更されたユニット
部品が選択され、それに続けて「ユニット切替ボタン」
が操作されるときには、その選択されたユニット部品に
含まれる部品及び工程を特定して画面上に再表示すると
ともに、その選択されたユニット部品の表示色を元のも
のに変更することで、プロセス・プロダクト・ツリーの
表現形式を変更するのである。
【0064】一方、ステップ17(図5の処理フロー)
で、ユーザが表現形式変更ボタンを操作したのではない
ことを判断するときには、ステップ19(図6の処理フ
ロー)に進んで、ユーザが図8中に示す「画像貼付ボタ
ン」や「自動貼付ボタン」を操作したのか否かを判断し
て、ユーザが「画像貼付ボタン」や「自動貼付ボタン」
を操作したことを判断するときには、ステップ20に進
んで、指定される部品や工程に指定される画像を貼付し
てから、次のユーザ操作を処理すべくステップ4に戻
る。
【0065】すなわち、プロセス・プロダクト・ツリー
の持つ部品が選択され、それに続けて「画像貼付ボタ
ン」が操作されるときには、指定される画像ファイルに
格納される画像の一覧を表示する構成を採って、その中
から選択される画像(例えば選択された部品の画像)を
その選択された部品に貼付するとともに、入力エントリ
ーの「PIC欄」に貼付した画像の数を登録すること
で、ユーザの選択した部品に画像を貼付するのである。
【0066】そして、プロセス・プロダクト・ツリーの
持つ工程が選択され、それに続けて「画像貼付ボタン」
が操作されるときには、指定される画像ファイルに格納
される画像の一覧を表示する構成を採って、その中から
選択される画像(例えば選択された工程における部品の
組み立て手順を示す画像)をその選択された工程に貼付
するとともに、入力エントリーの「PIC欄」に貼付し
た画像の数を登録することで、ユーザの選択した工程に
画像を貼付するのである。
【0067】そして、プロセス・プロダクト・ツリーの
持つ部品が選択され、それに続けて「自動貼付ボタン」
が操作されるときには、指定される画像ファイルに格納
される画像を貼付対象として、その選択された部品の部
品番号が指す画像を特定する構成を採って、その特定し
た画像をその選択された部品に貼付するとともに、入力
エントリーの「PIC欄」に貼付した画像の数を登録す
ることで、ユーザの選択した部品に画像を自動貼付する
のである。
【0068】そして、プロセス・プロダクト・ツリーの
持つ工程が選択され、それに続けて「自動貼付ボタン」
が操作されるときには、指定される画像ファイルに格納
される画像を貼付対象として、その選択された工程の工
程番号(この処理を行うときには、予め工程番号を登録
しておく必要がある)が指す画像を特定する構成を採っ
て、その特定した画像をその選択された工程に貼付する
とともに、入力エントリーの「PIC欄」に貼付した画
像の数を登録することで、ユーザの選択した工程に画像
を自動貼付するのである。
【0069】なお、部品や工程が選択されずに、「自動
貼付ボタン」が操作されるときには、全ての部品及び工
程が選択されたものとして、この画像の自動貼付処理を
実行するように処理している。
【0070】ここで、この貼付した画像については、次
に説明する「画像表示ボタン」を使ってディスプレイ画
面上に表示しているときに「消去ボタン」が操作される
と、その登録を消去しているように処理している。
【0071】一方、ステップ19で、ユーザが「画像貼
付ボタン」や「自動貼付ボタン」を操作したのではない
ことを判断するときには、ステップ21に進んで、ユー
ザが図8中に示す「画像表示ボタン」を操作したのか否
かを判断して、ユーザが「画像表示ボタン」を操作した
ことを判断するときには、ステップ22に進んで、指定
される部品や工程に貼付される画像をシステム画面上に
表示してから、次のユーザ操作を処理すべくステップ4
に戻る。
【0072】すなわち、プロセス・プロダクト・ツリー
の持つ部品や工程が選択され、それに続けて「画像表示
ボタン」が操作されるときには、その選択された部品や
工程に貼付される画像を表示するとともに、複数の画像
が貼付される場合には、「NEXTボタン」の操作に応
答して、先頭に貼付される画像から順番に貼付される画
像をシステム画面上に表示していくのである。
【0073】一方、ステップ21で、ユーザが「画像表
示ボタン」を操作したのではないことを判断するときに
は、ステップ23に進んで、ユーザが図8中に示す「倉
入ボタン」を操作したのか否かを判断して、ユーザが
「倉入ボタン」を操作したことを判断するときには、ス
テップ24に進んで、指定されるユニット部品を倉入れ
部品に設定してから、次のユーザ操作を処理すべくステ
ップ4に戻る。
【0074】すなわち、プロセス・プロダクト・ツリー
の持つユニット部品が選択され、それに続けて「倉入ボ
タン」が操作されるときには、その選択されたユニット
部品に含まれる部品及び工程を特定して画面上から消去
するとともに、その選択されたユニット部品の表示マー
クを「▼」から「∀」に変更することで、ユーザの選択
したユニット部品を倉入れ部品に変更するのである。
【0075】一方、ステップ23で、ユーザが「倉入ボ
タン」を操作したのではないことを判断するときには、
ステップ25に進んで、ユーザが図8中に示す「UND
Oボタン」を操作したのか否かを判断して、ユーザが
「UNDOボタン」を操作したことを判断するときに
は、ステップ26に進んで、1編集処理前の状態に戻し
てから、次のユーザ操作を処理すべくステップ4に戻
る。
【0076】すなわち、「UNDOボタン」が操作され
る前に、部品の追加処理を実行しているときには、「U
NDOボタン」が操作されると、その追加処理を行う前
の状態に戻すといったように、1編集処理前の状態に戻
していくのである。
【0077】このようにして、ステップ4〜ステップ2
6の処理を繰り返していくことで、システム画面に表示
するプロセス・プロダクト・ツリーが生産技術者によっ
て編集され、これにより図9に示すような形で完成して
いくことになる。
【0078】ここで、この図から分かるように、プロセ
ス・プロダクト・ツリーに記述される各部品や各工程に
対しては1行が割り当てられ、この1行を使って、各部
品や各工程の持つ属性情報を表示するようにしている。
【0079】一方、ステップ25で、ユーザが「UND
Oボタン」を操作したのではないことを判断するときに
は、ステップ27(図7の処理フロー)に進んで、ユー
ザが図8中に示す「集計ボタン」を操作したのか否かを
判断して、ユーザが「集計ボタン」を操作したことを判
断するときには、ステップ28に進んで、入力エントリ
ーの「試算工数欄」に入力されている試算工数を集計し
て、その集計値を最終行に表示してから、次のユーザ操
作を処理すべくステップ4に戻る。
【0080】すなわち、入力エントリーの「試算工数
欄」に入力されている試算工数(例えば、秒を単位とし
て記述されている)を集計することで、処理対象となる
製品の完成に要する総工程時間を集計して、それを表示
していくように処理するのである。
【0081】この「試算工数欄」に入力される試算工数
は、生産技術者が入力していくことでもよいが、生産・
製品管理データベース3が工程番号を検索キーにして標
準的な試算工数を管理する構成を採っている場合は、そ
れを取得して「試算工数欄」に自動入力していくことで
よい。但し、この処理を行うときには、予め工程番号を
登録しておく必要がある。
【0082】一方、ステップ27で、ユーザが「集計ボ
タン」を操作したのではないことを判断するときには、
ステップ29に進んで、ユーザが図8中に示す「比較表
ボタン」を操作したのか否かを判断して、ユーザが「比
較表ボタン」を操作したことを判断するときには、ステ
ップ30に進んで、比較対象のプロセス・プロダクト・
ツリーと比較レベルとを設定する。
【0083】すなわち、「比較表ボタン」が操作される
ときには、これから説明するように、システム画面に表
示中のプロセス・プロダクト・ツリーと比較対象のプロ
セス・プロダクト・ツリーとを比較することでその差異
を抽出して、それをシステム画面上に表示するという処
理を行うことから、比較対象のプロセス・プロダクト・
ツリーと比較レベルとを設定するのである。
【0084】この比較対象のプロセス・プロダクト・ツ
リーの設定処理は、例えば、比較対象ファイルに格納さ
れるこれまでに作成したプロセス・プロダクト・ツリー
の一覧を表示する構成を採って、その中からプロセス・
プロダクト・ツリーを選択させることで行う。
【0085】また、この比較レベルの設定処理は、例え
ば、図番(部品番号と対応付けられている)の違う部
品を抽出するという比較レベルを設定する、図番の違
いに加えて、同一図番でも親図番が異なる部品について
は違う部品と見なすという比較レベルを設定する、図
番・親図番の違いに加えて、同一図番・同一親図番でも
階層レベルの異なる部品については違う部品と見なすと
いう比較レベルを設定する、という選択肢を持つ選択画
面を表示して、その中から選択させることで行う。
【0086】続いて、ステップ31で、装置PPL情報
データベース5から比較対象の装置PPL情報を読み込
み、その読み込んだ装置PPL情報の持つプロセス・プ
ロダクト・ツリーと、システム画面に表示中のプロセス
・プロダクト・ツリーとを比較することでその差異を抽
出して、それをシステム画面上に表示してから、次のユ
ーザ操作を処理すべくステップ4に戻る。
【0087】すなわち、例えば図10に示すような形
で、その2つのプロセス・プロダクト・ツリーの違いを
表示するのである。このとき、ユーザが比較表の行位置
を指定して比較表の持つ「ツリー検索ボタン」を操作す
るときには、その違いの個所となるプロセス・プロダク
ト・ツリー部分にカーソルを対応付けることで、どこの
部分が違うのかを示すとともに、ユーザがシステム画面
の持つ「次検索ボタン」を操作するときには、その違い
の個所となる次のプロセス・プロダクト・ツリー部分に
カーソルを対応付けていくのである。
【0088】なお、比較元となる表示中のプロセス・プ
ロダクト・ツリーの方が少ないことで違いとなる個所を
持たないときには、親図番の指す位置にカーソルを対応
付けていくように処理している。更に、ユーザが比較表
の持つ「比較表格納ボタン」を操作するときには、作成
した比較表を指定されるファイルに格納するように処理
している。
【0089】ここで、図10に示す比較結果では、比較
表の1行目で、表示中のプロセス・プロダクト・ツリー
の製品では、単品部品(PWR PLATE,11base)が1個少な
いことを示し、比較表の2行目で、表示中のプロセス・
プロダクト・ツリーの製品では、単品部品(基本部品,
buhin01 )が1個多いことを示し、比較表の3行目で、
表示中のプロセス・プロダクト・ツリーの製品では、ユ
ニット部品(MB,pa00700-258k-prt)が1個少ないことを
示し、比較表の4行目で、表示中のプロセス・プロダク
ト・ツリーの製品では、自己調達部品(コネシ゛,ru6sw2n3-
061-prt)が2個少ないことを示している。
【0090】この比較機能が用意されていることで、設
計変更などがあった場合に、部品や工程の違いを簡単に
抽出できるようになる。
【0091】一方、ステップ29で、ユーザが「比較表
ボタン」を操作したのではないことを判断するときに
は、ステップ32に進んで、ユーザ操作の指定する処理
を実行してから、次のユーザ操作を処理すべくステップ
4に戻る。
【0092】このようにして、装置PPL情報生成プロ
グラム11は、前処理プログラム10から、属性情報と
部品種別と階層レベルとが付加された構成品表を受け取
ると、その構成品表の指定するプロセス・プロダクト・
ツリーを初期ツリーとして表示し、生産技術者と対話す
ることでそれを編集して、生産技術者のノウハウに基づ
いた形でプロセス・プロダクト・ツリーを完成させるの
である。
【0093】このようにして完成されるプロセス・プロ
ダクト・ツリーは、処理対象の製品を製造するのには、
どのような部品を用意する必要があるのかということに
ついて記述するとともに、「製品本体のA単品部品にB
単品部品を組み付け、その後、それとCユニット部品と
を組み付け、その後、それとD単品部品とEユニット部
品とを組み付け、・・・・」といったように、それらの
部品をどのような手順で組み立てていけばよいのかとい
うことについて記述している。
【0094】更に、このプロセス・プロダクト・ツリー
には、処理対象の製品の製造に必要となる部品や工程の
属性情報が対応付けて記述されているとともに、画像が
対応付けて登録されている。したがって、完成されたプ
ロセス・プロダクト・ツリーは、処理対象の製品を製造
するにあたって必要となる製造情報を全て記述している
と言える。
【0095】これから、生産技術者は、このシステム画
面に表示される情報(装置PPL情報)に従って、設計
の早い段階に、これから設計される製品の製造品質を机
上で評価できるようになる。
【0096】図11に、このようにして生成される装置
PPL情報を使って、製品製造情報の提供サービスを実
行する製品製造情報提供装置20の一例を図示する。
【0097】この製品製造情報提供装置20は、キッテ
ィングリスト作成プログラム21と、作業手順書作成プ
ログラム22と、設計変更通知プログラム23というプ
ログラムを使って製品製造情報の提供サービスを実行す
る。
【0098】このキッティングリスト作成プログラム2
1は、装置PPL情報データベース5から装置PPL情
報を読み込むと、その装置PPL情報から工程情報を取
り除くことで部品情報のみを抽出する。
【0099】そして、端末30を介して生産技術者と対
話することで、それらの部品情報の分類方法(例えば、
作業場所毎にグループピングするといった分類方法)を
設定して、それらの部品情報をその指定される分類方法
(例えば作業場所別)に従って分類することで、図12
に示すような部品リストを作成する。
【0100】このとき、ユーザに対して、ユニット部品
については出力対象から外すとか、ユニット部品のみを
出力対象とするとか、全ての部品を出力対象とするとか
を選択させ、その選択に従って出力対象とする部品を決
定して、出力対象とする部品であるのか否かを明示する
形で部品リストを表示する。
【0101】そして、分類が変わるときに改ページする
形式に従いつつ、図13に示すような出力対象とする各
部品の画像のリスト(ビジュアルなキッティングリス
ト)を作成して、それをプリンタ40で印刷したり、W
EBサーバに登録することで閲覧できるようにする。
【0102】このようにして作成されるビジュアルなキ
ッティングリスト(部品の画像に対応付けて、その部品
の部品名称や図面番号についても記述している)が用意
されることで、製品を製造する作業者は、製品を製造す
るにあたって、どのような部品を用意しなけれはならな
いのかを正確かつ簡単に把握できるようになる。
【0103】一方、作業手順書作成プログラム22は、
装置PPL情報データベース5から装置PPL情報を読
み込むと、端末30のディスプレイ画面に、図14に示
すような入力画面を表示する。すなわち、装置PPL情
報の持つプロセス・プロダクト・ツリーと、図15に示
すような入力エントリーとを持つ入力画面を表示するの
である。
【0104】そして、この入力画面を使って生産技術者
と対話することで、読み込んだ装置PPL情報の持つプ
ロセス・プロダクト・ツリーに記述される各工程毎に、
どのような手順で作業を行い、どのようなことが作業の
急所になっていて、その理由はこうであるというような
ドキュメント情報を作成する。このとき、工程に貼付さ
れた画像を表示して、図16に示すように、そこに矢印
や文字などを書き込むことで、作業の手順が分かり易い
ものとなるようにする。
【0105】そして、このようにして作成した図17に
示すようなドキュメント情報を作業手順書として、プリ
ンタ40で印刷したり、WEBサーバに登録することで
閲覧できるようにする。
【0106】このようにして作成される作業手順書が用
意されることで、製品を製造する作業者は、製品を製造
するにあたって、どのような手順に従い、どのようなこ
とに注意しながら作業を進めなければならないのかとい
うことを正確かつ簡単に把握できるようになる。
【0107】一方、設計変更通知プログラム23は、定
期的に設計変更データベース50にアクセスすること
で、設計変更された製品があるのか否かをチェックす
る。そして、設計変更された製品があることを判断する
ときには、装置PPL情報データベース5にアクセスす
ることで、その製品の装置PPL情報のIDを取得し
て、そのIDの情報と設計変更データベース50から得
られた設計変更情報とを、装置PPL情報に対応付けて
登録されている担当の生産技術者に電子メールで通知し
ていく。
【0108】この設計変更通知プログラム23が用意さ
れることで、生産技術者は、製品の設計変更が行われた
ときに、その製品の装置PPL情報に迅速にアクセスで
きるようになることで、設計変更に適切に対処できるよ
うになる。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、製品
設計の早い段階に作成される構成品表を入手して、構成
品の配列位置と構成品の階層レベルとに応じて、その入
手した構成品表をツリー構造化してディスプレイ画面に
表示し、対話処理に従って、そのツリー構造を製品製造
に適合させる形に編集していくとともに、そのツリー構
造に製品製造の手順となる工程情報を付加することで、
製品の製造に必要となる製品製造情報を生成するという
構成を採ることから、製品設計の早い段階に、簡単に製
品製造情報を生成できるようになる。
【0110】これから、量産開始までの期間を大幅に短
縮できるようになるとともに、製品設計の早い段階に、
製品の製造品質を机上で評価でき、それを設計にフィー
ドバックできるようになることで、高い製造品質を持つ
製品の設計を実現できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である。
【図2】構成品表の説明図である。
【図3】前処理プログラムの実行する処理フローであ
る。
【図4】装置PPL情報生成プログラムの実行する処理
フローである。
【図5】装置PPL情報生成プログラムの実行する処理
フローである。
【図6】装置PPL情報生成プログラムの実行する処理
フローである。
【図7】装置PPL情報生成プログラムの実行する処理
フローである。
【図8】ディスプレイ画面の説明図である。
【図9】ディスプレイ画面の説明図である。
【図10】ディスプレイ画面の説明図である。
【図11】本発明を利用するシステムの説明図である。
【図12】ディスプレイ画面の説明図である。
【図13】キッティングリストの説明図である。
【図14】ディスプレイ画面の説明図である。
【図15】ディスプレイ画面の説明図である。
【図16】ディスプレイ画面の説明図である。
【図17】作業手順書の説明図である。
【符号の説明】
1 製品製造情報生成装置 2 構成品表データベース 3 生産・製品管理データベース 4 画像ファイルシステム 5 装置PPL情報データベース 10 前処理プログラム 11 装置PPL情報生成プログラム
フロントページの続き (72)発明者 池田 充宏 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 宮川 正之 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 Fターム(参考) 5B046 DA01 GA01 HA05 5B049 AA04 BB07 CC21 DD01 DD05 EE00 EE05 EE07 FF03 FF09 9A001 CC01 JJ33 JJ48 JZ44

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品の製造に必要となる製品製造情報を
    生成する製品製造情報生成装置であって、 構成品のリストとして定義される製品の構成品表を入手
    する入手手段と、 上記入手手段の入手する構成品表を、構成品の配列位置
    と構成品の階層レベルとに応じてツリー構造化して表示
    し、対話処理に従い、必要に応じて構成品の配列位置及
    び/又は階層レベルを変更するとともに、必要に応じて
    構成品を追加削除しつつ、製品の製造に必要となる工程
    情報を付加することで製品製造情報を生成する生成手段
    と、 上記生成手段の生成する製品製造情報を出力する出力手
    段とを備えることを、 特徴とする製品製造情報生成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の製品製造情報生成装置に
    おいて、 生成手段は、構成品の属性情報の入力エントリーを表示
    して、その入力エントリーに対する入力値を受け取るこ
    とで、製品製造情報に組み込む構成品の属性情報を取得
    することを、 特徴とする製品製造情報生成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の製品製造情報生成装置に
    おいて、 生成手段は、データ記憶手段にアクセスすることで、製
    品製造情報に組み込む構成品の属性情報を取得すること
    を、 特徴とする製品製造情報生成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載される製
    品製造情報生成装置において、 生成手段は、指定される構成品及び/又は工程情報に対
    して、指定される画像情報を割り付けることで製品製造
    情報を生成することを、 特徴とする製品製造情報生成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載される製
    品製造情報生成装置において、 指定される比較対象の製品製造情報を入力する入力手段
    と、 表示中の製品製造情報と、上記入力手段の入力する製品
    製造情報とを比較し、その違いを抽出して出力する抽出
    手段とを備えることを、 特徴とする製品製造情報生成装置。
  6. 【請求項6】 製品の製造に必要となる製品製造情報を
    生成する製品製造情報生成装置の実現に用いられるプロ
    グラムが記録されるプログラム記録媒体であって、 構成品のリストとして定義される製品の構成品表を入手
    する入手処理と、 上記入手処理で入手する構成品表を、構成品の配列位置
    と構成品の階層レベルとに応じてツリー構造化して表示
    し、対話処理に従い、必要に応じて構成品の配列位置及
    び/又は階層レベルを変更するとともに、必要に応じて
    構成品を追加削除しつつ、製品の製造に必要となる工程
    情報を付加することで製品製造情報を生成する生成処理
    と、 上記生成処理で生成する製品製造情報を出力する出力処
    理とをコンピュータに実行させるプログラムが記録され
    ることを、 特徴とするプログラム記録媒体。
JP2000069597A 2000-03-14 2000-03-14 製品製造情報生成装置及びプログラム記録媒体 Pending JP2001255926A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000069597A JP2001255926A (ja) 2000-03-14 2000-03-14 製品製造情報生成装置及びプログラム記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000069597A JP2001255926A (ja) 2000-03-14 2000-03-14 製品製造情報生成装置及びプログラム記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001255926A true JP2001255926A (ja) 2001-09-21

Family

ID=18588445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000069597A Pending JP2001255926A (ja) 2000-03-14 2000-03-14 製品製造情報生成装置及びプログラム記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001255926A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004109561A1 (ja) * 2003-06-03 2004-12-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 製品のパーツカタログを作成する方法及びシステム
JP2005322129A (ja) * 2004-05-11 2005-11-17 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 製品を追跡するための装置及び方法
JP2006072887A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Hitachi Ltd 部品表管理システム、部品表作成方法、およびプログラム
JP2015087962A (ja) * 2013-10-30 2015-05-07 富士通株式会社 編集支援プログラム、編集支援方法、および編集支援装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004109561A1 (ja) * 2003-06-03 2004-12-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 製品のパーツカタログを作成する方法及びシステム
US7567850B2 (en) 2003-06-03 2009-07-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method and system for creating a product parts catalog
JP2005322129A (ja) * 2004-05-11 2005-11-17 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 製品を追跡するための装置及び方法
JP2006072887A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Hitachi Ltd 部品表管理システム、部品表作成方法、およびプログラム
JP2015087962A (ja) * 2013-10-30 2015-05-07 富士通株式会社 編集支援プログラム、編集支援方法、および編集支援装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5675753A (en) Method and system for presenting an electronic user-interface specification
US5963724A (en) Component-based analog and mixed-signal simulation model development
JP3347964B2 (ja) 自動プログラミング装置および方法
US7386793B2 (en) Apparatus, method and program for supporting a review
KR100716514B1 (ko) 좌석 예매/판매를 위한 공연장 맵 생성 방법 및 이를이용한 좌석 예매 서비스 제공 방법
JP2001255926A (ja) 製品製造情報生成装置及びプログラム記録媒体
JP2004220081A (ja) 形状モデル簡略化装置
JP2020204817A (ja) 3次元モデル作成装置、3次元モデル作成方法、およびプログラム
JP2001273342A (ja) 製品製造方法と製品製造支援方法
JP2720807B2 (ja) シナリオ編集装置
JP2001265756A (ja) 作業手順書作成装置及びプログラム記録媒体
JPH0997277A (ja) 設計支援装置
JP2007025896A (ja) 部品表連携3次元cadデータ生成装置及び生成方法
JP2005100038A (ja) 解析モデル作成支援装置
JP3576914B2 (ja) データベースアクセス部品作成支援システムおよびそのプログラム記録媒体
JP3309665B2 (ja) ハイパーメディアのプレゼンテーションシステム
JPH10232874A (ja) 情報処理ノウハウ共有方法
JP6531855B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム
JP3102222B2 (ja) 知識獲得方法及びその実施装置
JP2002280800A (ja) 変換テーブルの生成方法
JPH08221265A (ja) ソフトウエア開発支援装置
JP2002521768A (ja) 資源およびプロジェクトの管理のシステム
JP3608418B2 (ja) マルチメディアアプリケーション開発上流工程支援方法及び装置及びマルチメディアアプリケーション開発上流工程支援プログラムを格納した記憶媒体
JP2732645B2 (ja) 映像作成上映装置、映像作成装置および映像上映装置
JP2001297113A (ja) 部品構成作成編集装置と部品構成作成編集方法と部品構成作成編集処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体