JP2004192431A - 文字入力装置、文字入力方法、および、これを用いた証明用媒体発行装置、証明用媒体発行方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】入力イメージと欠字イメージを同一イメージとして描画することが可能となり、かつ、再度、呼び出しを行なった際も入力時の入力イメージと同一の入力イメージで描画することが可能となる文字入力装置およびこれを用いた証明用媒体発行装置を提供する。
【解決手段】個人情報の中に欠字が存在する場合に、その欠字を入力する欠字端末装置において、入力された欠字のイメージを直接描画するのではなく、入力された欠字に対し縮小・拡大処理した後に入力イメージとして描画する。
【選択図】 図4
【解決手段】個人情報の中に欠字が存在する場合に、その欠字を入力する欠字端末装置において、入力された欠字のイメージを直接描画するのではなく、入力された欠字に対し縮小・拡大処理した後に入力イメージとして描画する。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば、自動車の運転免許証や各種証明書(カードタイプや冊子タイプを含む)など、人物の顔画像および個人情報を一緒に証明用媒体に印刷することにより証明用媒体を発行する証明用媒体発行装置において、個人情報の中に存在する特殊文字としての欠字を手書きで入力する文字入力装置および文字入力方法に関する。
【0002】
また、本発明は、上記文字入力装置および文字入力方法を用いた証明用媒体発行装置および証明用媒体発行方法に関する。
【0003】
【従来の技術】
従来、たとえば、自動車の運転免許証を発行する証明用媒体発行装置は、登録端末装置から申請者の顔画像および個人情報(住所、氏名、生年月日など)を入力することにより、これらをホスト装置へ登録する。その場合、個人情報の中に、本発行装置にあらかじめ登録されておらず、手書き入力して文字データを登録する必要がある特殊文字としての欠字が存在する場合は特定の識別子に変換して登録される。
個人情報の中に欠字が存在する場合は、欠字端末装置で欠字を手書き入力することにより、これを欠字データベースに登録する。
【0004】
こうして、顔画像および個人情報、欠字を登録した後、印刷装置において、ホスト装置から顔画像および個人情報を取得するとともに、欠字データベースから欠字データを取得し、これらを免許証媒体に印刷することにより免許証を発行するようになっている。
【0005】
ところで、欠字端末装置における欠字の入力方法は以下のように行なわれる。すなわち、まず、ホスト装置から欠字が存在する個人情報を取得して、画面に表示する。次に、表示されている個人情報内の特定の識別子に対応する欠字を、ペンタブレットなどの手書入力手段を用いて直接画面上に入力イメージとして入力する。
【0006】
この場合、入力イメージは、たとえば、図6(a)に示すように、150ドット×150ドットの大きさに設定されていて、そのまま画面に描画するとともに、この入力イメージに対し縮小処理を施して、たとえば、図6(b)に示すように、50ドット×50ドットの大きさにしたイメージを欠字イメージとして同じ画面上に描画する。そして、全ての入力対象を入力し終わった時点で、図6(b)の欠字イメージを欠字として欠字データベースに登録する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来の欠字の入力方法には以下のような問題がある。すなわち、図6(a)のように手書き入力されたままに入力イメージを描画し、図6(b)のようにその描画された入力イメージに対し縮小処理を施して、欠字イメージとして同じ画面上に描画しているので、入力イメージと欠字イメージで目視したときのイメージが異なってしまう。
【0008】
また、登録された欠字イメージを再度、呼び出した場合、図7(a)に示すように呼び出した欠字イメージに対し拡大処理を施し、それを図7(b)に示すように入力イメージとして描画するため、実際に入力した際のイメージと呼び出したときの入力イメージが異なってしまう。
さらに、入力と呼び出しを繰り返し行なうと、毎回入力イメージおよび呼び出された欠字イメージが異なって描画されてしまうという不都合がある。
【0009】
そこで、本発明は、入力イメージと欠字イメージを同一イメージとして描画することが可能となり、かつ、再度、呼び出しを行なった際も入力時の入力イメージと同一の入力イメージで描画することが可能となる文字入力装置、文字入力方法、および、これを用いた証明用媒体発行装置、証明用媒体発行方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の文字入力装置は、所望の文字を手書きで入力する手書入力手段と、この手書入力手段により入力された文字のイメージを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された文字のイメージをあらかじめ定められた所定の大きさに縮小することにより入力文字イメージを作成する縮小手段と、この縮小手段により作成された入力文字イメージをあらかじめ定められた所定の大きさに拡大することにより入力イメージを作成する拡大手段と、前記記憶手段に記憶された文字のイメージを前記拡大手段により作成された入力イメージに書換える書換手段と、この書換手段により書換えられた前記記憶手段内の入力イメージおよび前記縮小手段により作成された入力文字イメージをそれぞれ表示する表示手段とを具備している。
【0011】
また、本発明の証明用媒体発行装置は、証明用媒体の発行に必要な人物の個人情報を入力する個人情報入力手段と、この個人情報入力手段により入力された個人情報、および、当該個人情報の中に特殊文字である欠字が存在する場合、その欠字を特定の識別子に変換して登録する第1の登録手段と、前記個人情報の中に欠字が存在する場合、その欠字を入力する欠字入力手段と、この欠字入力手段により入力された欠字を登録する第2の登録手段と、前記第1の登録手段から個人情報を取得するとともに、当該個人情報の中に欠字が存在する場合、前記第2の登録手段から対応する欠字を取得し、これらを証明用媒体に印刷する印刷手段とを具備し、前記欠字入力手段は、前記第1の登録手段から当該欠字の存在する個人情報を取得して表示する第1の表示手段と、この第1の表示手段に表示された個人情報内の特定の識別子に対応する欠字を手書きで入力する手書入力手段と、この手書入力手段により入力された欠字のイメージを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された欠字のイメージをあらかじめ定められた所定の大きさに縮小することにより入力欠字イメージを作成する縮小手段と、この縮小手段により作成された入力欠字イメージをあらかじめ定められた所定の大きさに拡大することにより入力イメージを作成する拡大手段と、前記記憶手段に記憶された欠字のイメージを前記拡大手段により作成された入力イメージに書換える書換手段と、この書換手段により書換えられた前記記憶手段内の入力イメージおよび前記縮小手段により作成された入力欠字イメージをそれぞれ表示する第2の表示手段とから構成され、前記縮小手段により作成された入力欠字イメージが欠字として前記第2の登録手段に登録されることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る文字入力装置が適用される、たとえば自動車の運転免許証などを発行する証明用媒体発行装置の構成を概略的に示すものである。
【0013】
図1において、この証明用媒体発行装置は、申請者の少なくとも顔画像を入力する画像入力手段としての画像入力部(たとえば、ビデオカメラなど)11a、および、申請者の個人情報(住所、氏名、生年月日など)を入力する個人情報入力手段としての個人情報入力部(たとえば、キーボードなど)11bを有する登録端末装置11、登録端末装置11から入力された顔画像および個人情報を対応させて登録(記憶)する第1の登録手段(第1の記憶手段)としてのホスト装置(たとえば、ホストコンピュータ)12、個人情報の中に本装置に登録されていない特殊文字としての欠字が存在する場合、その欠字(文字)を手書きで入力する文字入力装置としての欠字端末装置13、欠字端末装置13から入力された欠字を登録(記憶)する第2の登録手段(第2の記憶手段)としての欠字データベース14、ホスト装置12から顔画像および個人情報を取得するとともに、欠字データベース14から欠字データを取得し、これらを証明用媒体(免許証媒体)に印刷することにより証明用媒体(免許証)を発行する印刷手段としての印刷装置15、および、これら相互を接続するLANなどのネットワーク16を有して構成されている。
【0014】
なお、登録端末装置11、欠字端末装置13、印刷装置15は、それぞれ複数個設置される場合もある。
【0015】
欠字端末装置13は、欠字の登録あるいは編集を行なうためのものであり、たとえば、図2に示すように、ペンPを用いて文字を手書きで入力するとともにその入力データなどを表示する手書入力手段および表示手段としてのペンタブレット13a、キー入力手段としてのキーボード13b、および、これらを制御するパーソナルコンピュータ(以後、単にパソコンと略称する)13cを有して構成されている。パソコン13c内には、ペンタブレット13aにより入力された欠字のイメージを記憶する記憶手段としてのメモリ17が設けられている。
【0016】
図3は、ペンタブレット13aにおけるデータ入力画面およびデータ表示画面の一例を示すもので、21は欠字が存在する個人情報を表示する個人情報表示領域、22は欠字イメージを表示する欠字イメージ表示領域、23は入力イメージを表示する入力イメージ表示領域、24は欠字イメージを欠字として登録する際に押下する登録ボタン、25は欠字登録処理を終了する際に押下する終了ボタンである。
【0017】
なお、入力イメージ表示領域23は、この例では5つの領域23a〜23eからなり、各領域23a〜23eに、ペンPを用いて各領域に対応する画面上に直接入力イメージとして欠字(文字)を1文字ずつ手書きで入力することにより、当該各領域23a〜23eにその入力イメージが表示されるとともに、当該入力イメージを縮小した欠字イメージが欠字イメージ表示領域22に順次表示されるようになっている。
【0018】
次に、このような構成において証明用媒体の発行処理について説明する。
まず、登録端末装置11から申請者の顔画像および個人情報(住所、氏名、生年月日など)を入力することにより、これらをホスト装置12へ登録する。その際、入力する個人情報の中に、本装置の図示しない文字データベースにあらかじめ登録されていない特殊文字としての欠字が存在することが判明した場合は、その欠字を特定の識別子に置き換えて登録する。
たとえば、図3に一例を示すように、住所に欠字が存在する場合は、その欠字C1を「*1」という識別子に置き換え、氏名に欠字が存在する場合は、その欠字C2を「*2」という識別子に置き換えて登録する。
【0019】
個人情報の中に欠字が存在する場合は、欠字端末装置13を用いて当該欠字を手書き入力することにより、これを欠字データベース14に登録する。なお、この欠字の入力、登録処理については後で詳細に説明する。
【0020】
こうして、顔画像および個人情報、欠字を登録した後、印刷装置15において、ホスト装置12から顔画像および個人情報を取得するとともに、欠字データベース14から欠字データを取得し、これらを証明用媒体に印刷することにより証明用媒体を発行する。
【0021】
次に、欠字端末装置13における欠字の登録(あるいは編集)処理について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。なお、当該処理は、主にパソコン13cのプログラムに基づく処理によって実行される。
【0022】
まず、ステップS1にて、終了ボタン25が押下されたか否かを監視することにより、欠字の登録(編集)が完了したかをチェックし、終了ボタン25が押下されて登録(編集)が完了すれば当該処理を終了するが、登録(編集)が完了しなければペンタブレット13aからの手書き入力があるか否かをチェックし(ステップS2)、手書き入力があれば以下の処理を実行する。
【0023】
すなわち、まず、キーボード13bの操作により、ホスト装置12から欠字が存在する個人情報を取得し、図3に示すように、ペンタブレット13aの個人情報表示領域21に表示する。次に、表示されている個人情報内の特定の識別子に対応する欠字を、ペンタブレット13aの入力イメージ表示領域23上に直接入力イメージとして入力する。図3の例では、最初に住所の欠字C1(識別子「*1」)を領域23aで手書き入力し、次に氏名の欠字C2(識別子「*2」)を領域23bで手書き入力する。
【0024】
こうして入力された欠字のイメージは、そのまま一旦、パソコン13c内のメモリ17内に格納(記憶)される(ステップS3)。メモリ17内に格納されたイメージ(以降、これをメモリイメージと称す)は、たとえば、図5(a)に示すように、150ドット×150ドットの大きさに設定されている。
【0025】
次に、メモリ17内のメモリイメージに対し縮小処理を施すことにより、入力欠字イメージ(欠字イメージ)を作成する(ステップS4)。この作成された入力欠字イメージは、たとえば、図5(b)に示すように、50ドット×50ドットの大きさに設定されている。ここに、このステップS4の処理が本発明における縮小手段に対応している。
【0026】
次に、ステップS4で作成された入力欠字イメージに対し拡大処理を施すことにより、入力イメージを作成する(ステップS5)。この作成された入力イメージは、たとえば、図5(c)に示すように、メモリイメージと同じ150ドット×150ドットの大きさに設定されている。ここに、このステップS5の処理が本発明における拡大手段に対応している。
【0027】
次に、メモリ17内のメモリイメージをステップS5で作成された入力イメージに書換える(ステップS6)。ここに、このステップS6の処理が本発明における書換手段に対応している。
次に、ステップS4で作成された入力欠字イメージをペンタブレット13aの欠字イメージ表示領域22に表示するとともに、メモリ17内の入力イメージをペンタブレット13aの領域23aに表示する(ステップS7)。
【0028】
以上の処理を繰り返して行ない、全ての欠字を入力し終わった時点で、ペンタブレット13a上の登録ボタン24を押下することにより、ステップS4で作成された入力欠字イメージを欠字として欠字データベース14に登録される。
【0029】
なお、既に当該欠字が登録されている場合は、キーボード13bの操作により、欠字データベース14から当該欠字(入力欠字イメージ)を取得し、入力欠字イメージ(図5(b)参照)として欠字イメージ表示領域22に表示するとともに、当該入力欠字イメージに対し拡大処理を施すことにより入力イメージ(図5(c)参照)を作成し、これをメモリ17内に格納して入力イメージ表示領域23に表示する。
【0030】
これ以降は、編集(たとえば、訂正)したい欠字が表示されている入力イメージ表示領域23において、訂正文字を表示画面上に直接手書きで入力することにより、上記同様な処理が行なわれて、既に登録されている欠字に対する編集(訂正)が行なわれる。
【0031】
このように、入力された欠字のイメージを直接描画するのではなく、入力された欠字に対し縮小・拡大処理した後に入力イメージとして描画することにより、入力イメージと欠字イメージを同一イメージとして描画することが可能となる。また、登録された欠字に対し再度、呼び出しを行なった際も、入力時の入力イメージと同一の入力イメージで描画することが可能となる。
【0032】
なお、前記実施の形態では、運転免許証などを発行する証明用媒体発行装置において、個人情報の中に存在する欠字を手書きで入力する欠字端末装置に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、所望の文字を手書きで入力する他の文字入力装置にも同様に適用できる。
【0033】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、入力イメージと欠字イメージを同一イメージとして描画することが可能となり、かつ、再度、呼び出しを行なった際も入力時の入力イメージと同一の入力イメージで描画することが可能となる文字入力装置、文字入力方法、および、これを用いた証明用媒体発行装置、証明用媒体発行方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る文字入力装置が適用される証明用媒体発行装置の構成を概略的に示すブロック図。
【図2】欠字端末装置の構成を概略的に示すブロック図。
【図3】ペンタブレットにおけるデータ入力画面およびデータ表示画面の一例を示す図。
【図4】欠字の登録(編集)処理について説明するフローチャート。
【図5】欠字端末装置における欠字入力処理について説明する図。
【図6】従来の欠字端末装置における欠字入力処理について説明する図。
【図7】従来の欠字端末装置における欠字入力処理について説明する図。
【符号の説明】
11…登録端末装置、11a…画像入力部(画像入力手段)、11b…個人情報入力部(個人情報入力手段)、12…ホスト装置(第1の登録手段、第1の記憶手段)、13…欠字端末装置(文字入力装置)、14…欠字データベース(第2の登録手段、第2の記憶手段)、15…印刷装置(印刷手段)、16…ネットワーク、P…ペン、13a…ペンタブレット(手書入力手段、表示手段)、13b…キーボード、13c…パーソナルコンピュータ、17…メモリ(第3の記憶手段)。
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば、自動車の運転免許証や各種証明書(カードタイプや冊子タイプを含む)など、人物の顔画像および個人情報を一緒に証明用媒体に印刷することにより証明用媒体を発行する証明用媒体発行装置において、個人情報の中に存在する特殊文字としての欠字を手書きで入力する文字入力装置および文字入力方法に関する。
【0002】
また、本発明は、上記文字入力装置および文字入力方法を用いた証明用媒体発行装置および証明用媒体発行方法に関する。
【0003】
【従来の技術】
従来、たとえば、自動車の運転免許証を発行する証明用媒体発行装置は、登録端末装置から申請者の顔画像および個人情報(住所、氏名、生年月日など)を入力することにより、これらをホスト装置へ登録する。その場合、個人情報の中に、本発行装置にあらかじめ登録されておらず、手書き入力して文字データを登録する必要がある特殊文字としての欠字が存在する場合は特定の識別子に変換して登録される。
個人情報の中に欠字が存在する場合は、欠字端末装置で欠字を手書き入力することにより、これを欠字データベースに登録する。
【0004】
こうして、顔画像および個人情報、欠字を登録した後、印刷装置において、ホスト装置から顔画像および個人情報を取得するとともに、欠字データベースから欠字データを取得し、これらを免許証媒体に印刷することにより免許証を発行するようになっている。
【0005】
ところで、欠字端末装置における欠字の入力方法は以下のように行なわれる。すなわち、まず、ホスト装置から欠字が存在する個人情報を取得して、画面に表示する。次に、表示されている個人情報内の特定の識別子に対応する欠字を、ペンタブレットなどの手書入力手段を用いて直接画面上に入力イメージとして入力する。
【0006】
この場合、入力イメージは、たとえば、図6(a)に示すように、150ドット×150ドットの大きさに設定されていて、そのまま画面に描画するとともに、この入力イメージに対し縮小処理を施して、たとえば、図6(b)に示すように、50ドット×50ドットの大きさにしたイメージを欠字イメージとして同じ画面上に描画する。そして、全ての入力対象を入力し終わった時点で、図6(b)の欠字イメージを欠字として欠字データベースに登録する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来の欠字の入力方法には以下のような問題がある。すなわち、図6(a)のように手書き入力されたままに入力イメージを描画し、図6(b)のようにその描画された入力イメージに対し縮小処理を施して、欠字イメージとして同じ画面上に描画しているので、入力イメージと欠字イメージで目視したときのイメージが異なってしまう。
【0008】
また、登録された欠字イメージを再度、呼び出した場合、図7(a)に示すように呼び出した欠字イメージに対し拡大処理を施し、それを図7(b)に示すように入力イメージとして描画するため、実際に入力した際のイメージと呼び出したときの入力イメージが異なってしまう。
さらに、入力と呼び出しを繰り返し行なうと、毎回入力イメージおよび呼び出された欠字イメージが異なって描画されてしまうという不都合がある。
【0009】
そこで、本発明は、入力イメージと欠字イメージを同一イメージとして描画することが可能となり、かつ、再度、呼び出しを行なった際も入力時の入力イメージと同一の入力イメージで描画することが可能となる文字入力装置、文字入力方法、および、これを用いた証明用媒体発行装置、証明用媒体発行方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の文字入力装置は、所望の文字を手書きで入力する手書入力手段と、この手書入力手段により入力された文字のイメージを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された文字のイメージをあらかじめ定められた所定の大きさに縮小することにより入力文字イメージを作成する縮小手段と、この縮小手段により作成された入力文字イメージをあらかじめ定められた所定の大きさに拡大することにより入力イメージを作成する拡大手段と、前記記憶手段に記憶された文字のイメージを前記拡大手段により作成された入力イメージに書換える書換手段と、この書換手段により書換えられた前記記憶手段内の入力イメージおよび前記縮小手段により作成された入力文字イメージをそれぞれ表示する表示手段とを具備している。
【0011】
また、本発明の証明用媒体発行装置は、証明用媒体の発行に必要な人物の個人情報を入力する個人情報入力手段と、この個人情報入力手段により入力された個人情報、および、当該個人情報の中に特殊文字である欠字が存在する場合、その欠字を特定の識別子に変換して登録する第1の登録手段と、前記個人情報の中に欠字が存在する場合、その欠字を入力する欠字入力手段と、この欠字入力手段により入力された欠字を登録する第2の登録手段と、前記第1の登録手段から個人情報を取得するとともに、当該個人情報の中に欠字が存在する場合、前記第2の登録手段から対応する欠字を取得し、これらを証明用媒体に印刷する印刷手段とを具備し、前記欠字入力手段は、前記第1の登録手段から当該欠字の存在する個人情報を取得して表示する第1の表示手段と、この第1の表示手段に表示された個人情報内の特定の識別子に対応する欠字を手書きで入力する手書入力手段と、この手書入力手段により入力された欠字のイメージを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された欠字のイメージをあらかじめ定められた所定の大きさに縮小することにより入力欠字イメージを作成する縮小手段と、この縮小手段により作成された入力欠字イメージをあらかじめ定められた所定の大きさに拡大することにより入力イメージを作成する拡大手段と、前記記憶手段に記憶された欠字のイメージを前記拡大手段により作成された入力イメージに書換える書換手段と、この書換手段により書換えられた前記記憶手段内の入力イメージおよび前記縮小手段により作成された入力欠字イメージをそれぞれ表示する第2の表示手段とから構成され、前記縮小手段により作成された入力欠字イメージが欠字として前記第2の登録手段に登録されることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る文字入力装置が適用される、たとえば自動車の運転免許証などを発行する証明用媒体発行装置の構成を概略的に示すものである。
【0013】
図1において、この証明用媒体発行装置は、申請者の少なくとも顔画像を入力する画像入力手段としての画像入力部(たとえば、ビデオカメラなど)11a、および、申請者の個人情報(住所、氏名、生年月日など)を入力する個人情報入力手段としての個人情報入力部(たとえば、キーボードなど)11bを有する登録端末装置11、登録端末装置11から入力された顔画像および個人情報を対応させて登録(記憶)する第1の登録手段(第1の記憶手段)としてのホスト装置(たとえば、ホストコンピュータ)12、個人情報の中に本装置に登録されていない特殊文字としての欠字が存在する場合、その欠字(文字)を手書きで入力する文字入力装置としての欠字端末装置13、欠字端末装置13から入力された欠字を登録(記憶)する第2の登録手段(第2の記憶手段)としての欠字データベース14、ホスト装置12から顔画像および個人情報を取得するとともに、欠字データベース14から欠字データを取得し、これらを証明用媒体(免許証媒体)に印刷することにより証明用媒体(免許証)を発行する印刷手段としての印刷装置15、および、これら相互を接続するLANなどのネットワーク16を有して構成されている。
【0014】
なお、登録端末装置11、欠字端末装置13、印刷装置15は、それぞれ複数個設置される場合もある。
【0015】
欠字端末装置13は、欠字の登録あるいは編集を行なうためのものであり、たとえば、図2に示すように、ペンPを用いて文字を手書きで入力するとともにその入力データなどを表示する手書入力手段および表示手段としてのペンタブレット13a、キー入力手段としてのキーボード13b、および、これらを制御するパーソナルコンピュータ(以後、単にパソコンと略称する)13cを有して構成されている。パソコン13c内には、ペンタブレット13aにより入力された欠字のイメージを記憶する記憶手段としてのメモリ17が設けられている。
【0016】
図3は、ペンタブレット13aにおけるデータ入力画面およびデータ表示画面の一例を示すもので、21は欠字が存在する個人情報を表示する個人情報表示領域、22は欠字イメージを表示する欠字イメージ表示領域、23は入力イメージを表示する入力イメージ表示領域、24は欠字イメージを欠字として登録する際に押下する登録ボタン、25は欠字登録処理を終了する際に押下する終了ボタンである。
【0017】
なお、入力イメージ表示領域23は、この例では5つの領域23a〜23eからなり、各領域23a〜23eに、ペンPを用いて各領域に対応する画面上に直接入力イメージとして欠字(文字)を1文字ずつ手書きで入力することにより、当該各領域23a〜23eにその入力イメージが表示されるとともに、当該入力イメージを縮小した欠字イメージが欠字イメージ表示領域22に順次表示されるようになっている。
【0018】
次に、このような構成において証明用媒体の発行処理について説明する。
まず、登録端末装置11から申請者の顔画像および個人情報(住所、氏名、生年月日など)を入力することにより、これらをホスト装置12へ登録する。その際、入力する個人情報の中に、本装置の図示しない文字データベースにあらかじめ登録されていない特殊文字としての欠字が存在することが判明した場合は、その欠字を特定の識別子に置き換えて登録する。
たとえば、図3に一例を示すように、住所に欠字が存在する場合は、その欠字C1を「*1」という識別子に置き換え、氏名に欠字が存在する場合は、その欠字C2を「*2」という識別子に置き換えて登録する。
【0019】
個人情報の中に欠字が存在する場合は、欠字端末装置13を用いて当該欠字を手書き入力することにより、これを欠字データベース14に登録する。なお、この欠字の入力、登録処理については後で詳細に説明する。
【0020】
こうして、顔画像および個人情報、欠字を登録した後、印刷装置15において、ホスト装置12から顔画像および個人情報を取得するとともに、欠字データベース14から欠字データを取得し、これらを証明用媒体に印刷することにより証明用媒体を発行する。
【0021】
次に、欠字端末装置13における欠字の登録(あるいは編集)処理について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。なお、当該処理は、主にパソコン13cのプログラムに基づく処理によって実行される。
【0022】
まず、ステップS1にて、終了ボタン25が押下されたか否かを監視することにより、欠字の登録(編集)が完了したかをチェックし、終了ボタン25が押下されて登録(編集)が完了すれば当該処理を終了するが、登録(編集)が完了しなければペンタブレット13aからの手書き入力があるか否かをチェックし(ステップS2)、手書き入力があれば以下の処理を実行する。
【0023】
すなわち、まず、キーボード13bの操作により、ホスト装置12から欠字が存在する個人情報を取得し、図3に示すように、ペンタブレット13aの個人情報表示領域21に表示する。次に、表示されている個人情報内の特定の識別子に対応する欠字を、ペンタブレット13aの入力イメージ表示領域23上に直接入力イメージとして入力する。図3の例では、最初に住所の欠字C1(識別子「*1」)を領域23aで手書き入力し、次に氏名の欠字C2(識別子「*2」)を領域23bで手書き入力する。
【0024】
こうして入力された欠字のイメージは、そのまま一旦、パソコン13c内のメモリ17内に格納(記憶)される(ステップS3)。メモリ17内に格納されたイメージ(以降、これをメモリイメージと称す)は、たとえば、図5(a)に示すように、150ドット×150ドットの大きさに設定されている。
【0025】
次に、メモリ17内のメモリイメージに対し縮小処理を施すことにより、入力欠字イメージ(欠字イメージ)を作成する(ステップS4)。この作成された入力欠字イメージは、たとえば、図5(b)に示すように、50ドット×50ドットの大きさに設定されている。ここに、このステップS4の処理が本発明における縮小手段に対応している。
【0026】
次に、ステップS4で作成された入力欠字イメージに対し拡大処理を施すことにより、入力イメージを作成する(ステップS5)。この作成された入力イメージは、たとえば、図5(c)に示すように、メモリイメージと同じ150ドット×150ドットの大きさに設定されている。ここに、このステップS5の処理が本発明における拡大手段に対応している。
【0027】
次に、メモリ17内のメモリイメージをステップS5で作成された入力イメージに書換える(ステップS6)。ここに、このステップS6の処理が本発明における書換手段に対応している。
次に、ステップS4で作成された入力欠字イメージをペンタブレット13aの欠字イメージ表示領域22に表示するとともに、メモリ17内の入力イメージをペンタブレット13aの領域23aに表示する(ステップS7)。
【0028】
以上の処理を繰り返して行ない、全ての欠字を入力し終わった時点で、ペンタブレット13a上の登録ボタン24を押下することにより、ステップS4で作成された入力欠字イメージを欠字として欠字データベース14に登録される。
【0029】
なお、既に当該欠字が登録されている場合は、キーボード13bの操作により、欠字データベース14から当該欠字(入力欠字イメージ)を取得し、入力欠字イメージ(図5(b)参照)として欠字イメージ表示領域22に表示するとともに、当該入力欠字イメージに対し拡大処理を施すことにより入力イメージ(図5(c)参照)を作成し、これをメモリ17内に格納して入力イメージ表示領域23に表示する。
【0030】
これ以降は、編集(たとえば、訂正)したい欠字が表示されている入力イメージ表示領域23において、訂正文字を表示画面上に直接手書きで入力することにより、上記同様な処理が行なわれて、既に登録されている欠字に対する編集(訂正)が行なわれる。
【0031】
このように、入力された欠字のイメージを直接描画するのではなく、入力された欠字に対し縮小・拡大処理した後に入力イメージとして描画することにより、入力イメージと欠字イメージを同一イメージとして描画することが可能となる。また、登録された欠字に対し再度、呼び出しを行なった際も、入力時の入力イメージと同一の入力イメージで描画することが可能となる。
【0032】
なお、前記実施の形態では、運転免許証などを発行する証明用媒体発行装置において、個人情報の中に存在する欠字を手書きで入力する欠字端末装置に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、所望の文字を手書きで入力する他の文字入力装置にも同様に適用できる。
【0033】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、入力イメージと欠字イメージを同一イメージとして描画することが可能となり、かつ、再度、呼び出しを行なった際も入力時の入力イメージと同一の入力イメージで描画することが可能となる文字入力装置、文字入力方法、および、これを用いた証明用媒体発行装置、証明用媒体発行方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る文字入力装置が適用される証明用媒体発行装置の構成を概略的に示すブロック図。
【図2】欠字端末装置の構成を概略的に示すブロック図。
【図3】ペンタブレットにおけるデータ入力画面およびデータ表示画面の一例を示す図。
【図4】欠字の登録(編集)処理について説明するフローチャート。
【図5】欠字端末装置における欠字入力処理について説明する図。
【図6】従来の欠字端末装置における欠字入力処理について説明する図。
【図7】従来の欠字端末装置における欠字入力処理について説明する図。
【符号の説明】
11…登録端末装置、11a…画像入力部(画像入力手段)、11b…個人情報入力部(個人情報入力手段)、12…ホスト装置(第1の登録手段、第1の記憶手段)、13…欠字端末装置(文字入力装置)、14…欠字データベース(第2の登録手段、第2の記憶手段)、15…印刷装置(印刷手段)、16…ネットワーク、P…ペン、13a…ペンタブレット(手書入力手段、表示手段)、13b…キーボード、13c…パーソナルコンピュータ、17…メモリ(第3の記憶手段)。
Claims (6)
- 所望の文字を手書きで入力する手書入力手段と、
この手書入力手段により入力された文字のイメージを記憶する記憶手段と、
この記憶手段に記憶された文字のイメージをあらかじめ定められた所定の大きさに縮小することにより入力文字イメージを作成する縮小手段と、
この縮小手段により作成された入力文字イメージをあらかじめ定められた所定の大きさに拡大することにより入力イメージを作成する拡大手段と、
前記記憶手段に記憶された文字のイメージを前記拡大手段により作成された入力イメージに書換える書換手段と、
この書換手段により書換えられた前記記憶手段内の入力イメージおよび前記縮小手段により作成された入力文字イメージをそれぞれ表示する表示手段と、
を具備したことを特徴とする文字入力装置。 - 所望の文字を手書きで入力する手書入力ステップと、
この手書入力ステップにより入力された文字のイメージを記憶手段に記憶する記憶ステップと、
前記記憶手段に記憶された文字のイメージをあらかじめ定められた所定の大きさに縮小することにより入力文字イメージを作成する縮小ステップと、
この縮小ステップにより作成された入力文字イメージをあらかじめ定められた所定の大きさに拡大することにより入力イメージを作成する拡大ステップと、
前記記憶手段に記憶された文字のイメージを前記拡大ステップにより作成された入力イメージに書換える書換ステップと、
この書換ステップにより書換えられた前記記憶手段内の入力イメージおよび前記縮小ステップにより作成された入力文字イメージをそれぞれ表示する表示ステップと、
を具備したことを特徴とする文字入力方法。 - 証明用媒体の発行に必要な人物の個人情報を入力する個人情報入力手段と、
この個人情報入力手段により入力された個人情報、および、当該個人情報の中に特殊文字である欠字が存在する場合、その欠字を特定の識別子に変換して登録する第1の登録手段と、
前記個人情報の中に欠字が存在する場合、その欠字を入力する欠字入力手段と、
この欠字入力手段により入力された欠字を登録する第2の登録手段と、
前記第1の登録手段から個人情報を取得するとともに、当該個人情報の中に欠字が存在する場合、前記第2の登録手段から対応する欠字を取得し、これらを証明用媒体に印刷する印刷手段とを具備し、
前記欠字入力手段は、
前記第1の登録手段から当該欠字の存在する個人情報を取得して表示する第1の表示手段と、
この第1の表示手段に表示された個人情報内の特定の識別子に対応する欠字を手書きで入力する手書入力手段と、
この手書入力手段により入力された欠字のイメージを記憶する記憶手段と、
この記憶手段に記憶された欠字のイメージをあらかじめ定められた所定の大きさに縮小することにより入力欠字イメージを作成する縮小手段と、
この縮小手段により作成された入力欠字イメージをあらかじめ定められた所定の大きさに拡大することにより入力イメージを作成する拡大手段と、
前記記憶手段に記憶された欠字のイメージを前記拡大手段により作成された入力イメージに書換える書換手段と、
この書換手段により書換えられた前記記憶手段内の入力イメージおよび前記縮小手段により作成された入力欠字イメージをそれぞれ表示する第2の表示手段とから構成され、
前記縮小手段により作成された入力欠字イメージが欠字として前記第2の登録手段に登録されることを特徴とする証明用媒体発行装置。 - 人物の少なくとも顔画像を入力する画像入力手段と、
証明用媒体の発行に必要な前記人物の個人情報を入力する個人情報入力手段と、
前記画像入力手段により入力された顔画像および前記個人情報入力手段により入力された個人情報、および、当該個人情報の中に特殊文字である欠字が存在する場合、その欠字を特定の識別子に変換して登録する第1の登録手段と、
前記個人情報の中に欠字が存在する場合、その欠字を入力する欠字入力手段と、
この欠字入力手段により入力された欠字を登録する第2の登録手段と、
前記第1の登録手段から顔画像および個人情報を取得するとともに、当該個人情報の中に欠字が存在する場合、前記第2の登録手段から対応する欠字を取得し、これらを証明用媒体に印刷する印刷手段とを具備し、
前記欠字入力手段は、
前記第1の登録手段から当該欠字の存在する個人情報を取得して表示する第1の表示手段と、
この第1の表示手段に表示された個人情報内の特定の識別子に対応する欠字を手書きで入力する手書入力手段と、
この手書入力手段により入力された欠字のイメージを記憶する記憶手段と、
この記憶手段に記憶された欠字のイメージをあらかじめ定められた所定の大きさに縮小することにより入力欠字イメージを作成する縮小手段と、
この縮小手段により作成された入力欠字イメージをあらかじめ定められた所定の大きさに拡大することにより入力イメージを作成する拡大手段と、
前記記憶手段に記憶された欠字のイメージを前記拡大手段により作成された入力イメージに書換える書換手段と、
この書換手段により書換えられた前記記憶手段内の入力イメージおよび前記縮小手段により作成された入力欠字イメージをそれぞれ表示する第2の表示手段とから構成され、
前記縮小手段により作成された入力欠字イメージが欠字として前記第2の登録手段に登録されることを特徴とする証明用媒体発行装置。 - 証明用媒体の発行に必要な人物の個人情報を入力する個人情報入力ステップと、
この個人情報入力ステップにより入力された個人情報、および、当該個人情報の中に特殊文字である欠字が存在する場合、その欠字を特定の識別子に変換して第1の記憶手段に登録する第1の登録ステップと、
前記個人情報の中に欠字が存在する場合、その欠字を入力する欠字入力ステップと、
この欠字入力ステップにより入力された欠字を第2の記憶手段に登録する第2の登録ステップと、
前記第1の記憶手段から個人情報を取得するとともに、当該個人情報の中に欠字が存在する場合、前記第2の記憶手段から対応する欠字を取得し、これらを証明用媒体に印刷する印刷ステップとを具備し、
前記欠字入力ステップは、
前記第1の登録手段から当該欠字の存在する個人情報を取得して表示する第1の表示ステップと、
この第1の表示ステップにより表示された個人情報内の特定の識別子に対応する欠字を手書きで入力する手書入力ステップと、
この手書入力ステップにより入力された文字のイメージを第3の記憶手段に記憶する記憶ステップと、
前記第3の記憶手段に記憶された文字のイメージをあらかじめ定められた所定の大きさに縮小することにより入力文字イメージを作成する縮小ステップと、
この縮小ステップにより作成された入力文字イメージをあらかじめ定められた所定の大きさに拡大することにより入力イメージを作成する拡大ステップと、
前記第3の記憶手段に記憶された文字のイメージを前記拡大ステップにより作成された入力イメージに書換える書換ステップと、
この書換ステップにより書換えられた前記第3の記憶手段内の入力イメージおよび前記縮小ステップにより作成された入力文字イメージをそれぞれ表示する第2の表示ステップとから構成され、
前記縮小ステップにより作成された入力欠字イメージが欠字として前記第2の記憶手段に登録されることを特徴とする証明用媒体発行方法。 - 人物の少なくとも顔画像を入力する画像入力ステップと、
証明用媒体の発行に必要な前記人物の個人情報を入力する個人情報入力ステップと、
前記画像入力ステップにより入力された顔画像および前記個人情報入力ステップにより入力された個人情報、および、当該個人情報の中に特殊文字である欠字が存在する場合、その欠字を特定の識別子に変換して第1の記憶手段に登録する第1の登録ステップと、
前記個人情報の中に欠字が存在する場合、その欠字を入力する欠字入力ステップと、
この欠字入力ステップにより入力された欠字を第2の記憶手段に登録する第2の登録ステップと、
前記第1の記憶手段から顔画像および個人情報を取得するとともに、当該個人情報の中に欠字が存在する場合、前記第2の記憶手段から対応する欠字を取得し、これらを証明用媒体に印刷する印刷ステップとを具備し、
前記欠字入力ステップは、
前記第1の記憶手段から当該欠字の存在する個人情報を取得して表示する第1の表示ステップと、
この第1の表示ステップにより表示された個人情報内の特定の識別子に対応する欠字を手書きで入力する手書入力ステップと、
この手書入力ステップにより入力された文字のイメージを第3の記憶手段に記憶する記憶ステップと、
前記第3の記憶手段に記憶された文字のイメージをあらかじめ定められた所定の大きさに縮小することにより入力文字イメージを作成する縮小ステップと、
この縮小ステップにより作成された入力文字イメージをあらかじめ定められた所定の大きさに拡大することにより入力イメージを作成する拡大ステップと、
前記第3の記憶手段に記憶された文字のイメージを前記拡大ステップにより作成された入力イメージに書換える書換ステップと、
この書換ステップにより書換えられた前記第3の記憶手段内の入力イメージおよび前記縮小ステップにより作成された入力文字イメージをそれぞれ表示する第2の表示ステップとから構成され、
前記縮小ステップにより作成された入力欠字イメージが欠字として前記第2の記憶手段に登録されることを特徴とする証明用媒体発行方法。
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JP2002360945A JP2004192431A (ja) | 2002-12-12 | 2002-12-12 | 文字入力装置、文字入力方法、および、これを用いた証明用媒体発行装置、証明用媒体発行方法 |
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- 2002-12-12 JP JP2002360945A patent/JP2004192431A/ja active Pending
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