JP2008218672A - 部品実装システム - Google Patents

部品実装システム Download PDF

Info

Publication number
JP2008218672A
JP2008218672A JP2007053389A JP2007053389A JP2008218672A JP 2008218672 A JP2008218672 A JP 2008218672A JP 2007053389 A JP2007053389 A JP 2007053389A JP 2007053389 A JP2007053389 A JP 2007053389A JP 2008218672 A JP2008218672 A JP 2008218672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
component
amount
mounting position
correction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007053389A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomotaka Nishimoto
智隆 西本
Hiroshi Uchiyama
宏 内山
Takahiro Yokomae
高広 横前
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2007053389A priority Critical patent/JP2008218672A/ja
Publication of JP2008218672A publication Critical patent/JP2008218672A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

【課題】位置ずれ量の検出結果をフィードバックして電子部品の位置ずれを補正することが可能な部品実装システムを提供する。
【解決手段】ラインコントローラ108は、ずれ検出装置105から位置ずれ量を受信し、マスタテーブル211aをパネル実装機101aに送信する通信I/F部214と、通信I/F部214により受信した位置ずれ量から補正量を算出する演算部215と、複数の補正量を複数のパネル実装機101aのそれぞれに対応付け、マスタテーブル211aとして格納する記憶部211と、パネル実装機101aは、ラインコントローラ108から受信したマスタテーブル211aよりパネル実装機101aで部品が実装される実装位置に対応付けられた補正量を抽出するデータ抽出部227と、データ抽出部227により抽出された補正量によりパネル実装機101aにおける実装位置を補正する制御部220とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、フラットパネルに部品を実装する部品実装システムに関するものである。
従来、液晶パネルなどの電子機器の表示パネル(フラットパネル)は、表示パネルの端部に沿って形成された電極に、例えば半導体素子、TAB(Tape Automated Bonding)基板、及びIC部品の搭載されたフレキシブル基板等の電子部品の電極をボンディングして組み立てられる。そして、電子部品及び表示パネルの電極は狭ピッチであって、高い位置合わせ精度が要求されることから、電子部品及び表示パネルの電極の間に異方性導電シート(以下「ACF」)を介在させてボンディングする方法が多用されている。このACFは、粘着性を有する合成樹脂シートから成っており、表示パネルの電極の上面、あるいは電子部品の下面に予め貼着される。
電子部品の表示パネルへの実装は、ACFを介して表示パネルに電子部品を仮圧着した後、熱圧着加圧ヘッドによる電子部品の押圧により本圧着して行われる。そして、電子部品及び表示パネルの電極の相対的な位置ずれが検査装置により検出される。検出された電子部品の位置ずれは、次の表示パネルのボンディングにフィードバックされ、位置ずれを補正した実装が行われる。
フィードバックを行うフィードバックシステムとしては、例えば特許文献1に記載のものがある。図19は、このフィードバックシステムの概略構成を示す図である。
このフィードバックシステムでは、製造工程13a〜13cが自動調整装置12a〜12cにより調整され、その調整内容及び調整結果が工程端末コンピュータ11a〜11cを介してホストコンピュータ8に送信される。ホストコンピュータ8は、送信された調整内容及び調整結果に基づいてフィードバックデータを作成し、このフィードバックデータを工程端末コンピュータ11a〜11cに送信する。自動調整装置12a〜12cは、送信されたフィードバックデータを加味して製造工程13a〜13cを調節する。
特開平8−139490号公報
ところで、表示パネルへの電子部品の実装を行う部品実装システムに特許文献1に記載のシステムを適用しようとした場合、次のような問題が発生する。
すなわち、表示パネルの実装において、製造工程を構成する装置、表示パネルの種類、あるいは実装される電子部品の実装位置や数が変更された場合、最適な実装条件が変わるため、各製造工程の作業内容が変わる。特許文献1に記載のシステムでは、ホストコンピュータが製造工程毎にその作業内容に応じたフィードバックデータを作成して個別に送信する構成をとるため、ホストコンピュータは、装置等が変更される毎に各フィードバックデータの内容を変更する必要が生じる。
従って、装置、表示パネル及び電子部品等の種類が多くなった今日においては、製造工程の作業内容が頻繁に変更されることとなり、フィードバックデータの内容を頻繁に変更する必要が生じる。その結果、装置等の変更に多くの時間を要し、特許文献1に記載のフィードバックシステムでは、検査結果をフィードバックして電子部品の位置ずれを補正することが困難である。
そこで、本発明は、かかる問題点に鑑み、位置ずれ量の検出結果をフィードバックして電子部品の位置ずれを補正することが可能な部品実装システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の部品実装システムは、部品をフラットパネルに実装する実装装置と、前記フラットパネルに実装された部品の所定の実装位置からの位置ずれ量を検出するずれ検出装置と、前記実装装置及びずれ検出装置を制御する制御装置とを備え、前記位置ずれ量に基づいて前記実装装置における部品の実装位置を補正可能な部品実装システムであって、前記制御装置は、前記ずれ検出装置から位置ずれ量を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した位置ずれ量から補正量を算出する演算手段と、複数の前記補正量を複数の前記実装位置のそれぞれに対応付け、マスタテーブルとして格納する制御装置記憶手段と、前記マスタテーブルを前記実装装置に送信する送信手段とを備え、前記実装装置は、前記制御装置から受信したマスタテーブルより当該実装装置で部品が実装される実装位置に対応付けられた補正量を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された補正量により当該実装装置における実装位置を補正する補正手段とを備えることを特徴とする。ここで、前記実装装置は、前記補正された実装位置に部品を仮圧着した後、前記仮圧着された部品を本圧着することで部品を実装してもよい。
これによって、位置ずれ量の検出結果が実装装置における実装に反映される。従って、位置ずれ量の検出結果をフィードバックして部品の位置ずれを補正することができる。このとき、実装装置は各自で必要なデータをマスタテーブルから抽出するため、複数の実装装置に対して制御装置から同じマスタテーブルを送信することができる。従って、実装装置の機種、フラットパネルでの部品のレイアウト、又は実装装置のNCデータの内容が変わっても、制御装置はこれを考慮すること無くただマスタテーブルを送信するだけでよい。その結果、従来のフィードバックシステムと異なり、装置等の変更に際して制御装置の設定を変更する必要が無い。
また、前記実装装置は、さらに、当該実装装置で部品を実装する実装位置を示す実装データを格納する実装装置記憶手段を備え、前記抽出手段は、前記実装データに示された実装位置に対応付けられた補正量をマスタテーブルより抽出してもよいし、前記実装装置は、さらに、前記実装データの実装位置を変更する変更手段を備えてもよい。
これによって、実装装置における部品の実装条件を容易に変更することができる。
なお、本発明は、このような部品実装システムとして実現することができるだけでなく、実装位置補正方法及び部品実装方法として実現できる。さらに、実装位置補正方法により実装位置を補正するプログラム、部品実装方法により部品を実装するプログラム、又はそれらプログラムを格納する記憶媒体としても実現することができる。
本発明によれば、位置ずれ量の検出結果をフィードバックして部品の位置ずれを補正することが可能な部品実装システムを実現することができる。また、実装装置等の変更を短時間で行うことが可能な部品実装システムを実現することができる。
以下、本発明の実施の形態における部品実装システムについて、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態の部品実装システム100の全体構成を示す概念図である。
この部品実装システム100は、表示パネル111の異なる辺に電子部品(以下、単に部品という)128を実装する2つのパネル実装機101a及び101bと、表示パネル111における部品128の所定の実装位置からの位置ずれ量を計測するずれ検出装置105とから構成されるラインと、ライン全体の稼動状況や各種データの通信等を管理・制御するラインコントローラ108と、ラインコントローラ108と各装置とを接続する通信ケーブル109とから構成されている。部品実装システム100は、ずれ検出装置105で計測された位置ずれ量に基づいてパネル実装機101a及び101bにおける部品の実装位置を補正する。
なお、ラインコントローラ108は本発明の制御装置の一例であり、パネル実装機101a及び101bは本発明の実装装置の一例である。また、本発明において実装とは、ACFを介して表示パネル111に部品128を仮圧着・本圧着して装着することをいう。さらに、本発明において部品の実装位置の補正とは、位置ずれ量が小さくなるようにパネル実装機101a及び101bにおける部品の実装位置を変更することをいう。
パネル実装機101aは、ACF貼付装置102a、仮圧着装置103a及び本圧着装置104aから構成される。同様に、パネル実装機101bは、ACF貼付装置102b、仮圧着装置103b及び本圧着装置104bから構成される。
図2は、パネル実装機101aの詳細な構成を示す斜視図である。なお、パネル実装機101bはパネル実装機101aと同様の構成を有する。
ACF貼付装置102aは、表示パネル111にACFを貼り付ける。仮圧着装置103aは、表示パネル111に対して部品128を仮圧着する。本圧着装置104aは、表示パネル111に対して部品128を本圧着する。
ここで、ACF貼付装置102a、仮圧着装置103a及び本圧着装置104aのそれぞれには、表示パネル111を真空吸着状態で保持し、xy方向及び回転方向に移動自在な保持ステージ116が設けられている。
図3は部品128が実装された表示パネル111の平面図であり、図4はずれ検出装置105の要部斜視図である。
図3に示すように、表示パネル111の実装位置W1〜Wz、U1〜Ux及びV1〜Vyには部品128が実装されている。これらの部品128は、仮圧着時及び本圧着時に位置ずれを起こし、このため正規の位置からずれた位置にボンディングされていることがある。そこで、図4に示されるような観察部160に2台の認識カメラ161及び162を備えているずれ検出装置105で上述した位置ずれ量を計測する。
図5は、ずれ検出装置105において用いる部品128の位置ずれ量の算出方法の説明図である。
ずれ検出は、ずれ検出装置105に備えられている認識カメラ161及び162を用い、表示パネル111に形成されたマークと部品128に形成されたマークとを観察することで行われる。認識カメラ161及び162に接続されたずれ量算出部においてマーク同士の位置ずれ量及び中心点190及び191の位置ずれ量が算出される。
例えば、目標実装位置の中心点191が実際の実装位置の中心点190の座標と重なっている場合には(図5(a))、部品128の位置ずれ量は、(ΔX、ΔY)=(0、0)となる。また、目標実装位置の中心点191が実際の実装位置の中心点190の座標とずれている場合には(図5(b))、部品128の位置ずれ量は、(ΔX、ΔY)=(Xa、Ya)となる。この場合には、座標の回転軸はずれていない場合であるが、図5(b)のように、座標軸がVaだけ回転している場合には、この回転角も考慮して、補正を行う必要がある。以下の説明では、回転角がゼロであることを前提に説明を行う。
図6は、部品実装システム100の構成を示す機能ブロック図である。
ラインコントローラ108は、制御部210、記憶部211、入力部212、表示部213、通信I/F部214及び演算部215を備える。
制御部210は、オペレータからの指示等に従って、記憶部221のライン制御データを実行し、その実行結果に従って各部を制御する。
記憶部211は、ハードディスクやメモリ等であり、ライン制御データ及びマスタテーブル211a等を保持する。なお、記憶部211は本発明の制御装置記憶手段の一例である。
マスタテーブル211aは、図7に示されるように、対応付けられた一組の実装位置及び補正量(フィードバック量)を示す情報からなる。ここで、「実装位置」のX及びYは、部品128の実装位置の表示パネル111上でのX座標及びY座標であり、「補正量」のΔA’及びΔB’は、X方向の補正量及びY方向の補正量である。
入力部212は、キーボードやマウス等であり、表示部213は、CRT(Cathode-Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等である。これらは、本ラインコントローラ108とオペレータとが対話する等のために用いられる。
通信I/F部214は、LAN(Local Area Network)アダプタ等であり、本ラインコントローラ108とパネル実装機101a及び101b、並びにずれ検出装置105との通信等に用いられる。なお、通信I/F部214は本発明の受信手段及び送信手段の一例である。
演算部215は、ずれ検出装置105で算出された位置ずれ量に基づいて、記憶部211のマスタテーブル211aを更新する。なお、演算部215は本発明の演算手段の一例である。
パネル実装機101aは、制御部220、記憶部221、入力部222、表示部223、通信I/F部224、機構部225、実装位置選定部226及びデータ抽出部227を備える。
制御部220は、オペレータからの指示等に従って、記憶部221のNCデータ(実装データ)を実行し、その実行結果に従って各部を制御する。なお、制御部220は本発明の補正手段の一例である。
記憶部221は、ハードディスクやメモリ等であり、NCデータ、及びフィードバックデータ221a等を保持する。なお、記憶部211は本発明の実装装置記憶手段の一例である。
フィードバックデータ221aは、図8に示されるように、対応付けられた一組の実装位置及び補正量を示す情報からなる。ここで、「実装位置」のX及びYは、部品128の実装位置の表示パネル111上でのX座標及びY座標であり、「補正量」のΔA’及びΔB’は、X方向の補正量及びY方向の補正量である。
入力部222は、キーボードやマウス等であり、表示部223は、CRTやLCD等である。これらは、本パネル実装機101aとオペレータとが対話する等のために用いられる。
通信I/F部224は、LANアダプタ等であり、本パネル実装機101aとラインコントローラ108との通信等に用いられる。
機構部225は、押圧ヘッド、搬送部、アーム、XYテーブル、部品供給部、及びこれらを駆動するモータやモータコントローラ等を含む機構部品の集合である。
実装位置選定部226は、本パネル実装機101aで部品128を実装すべき実装位置をユーザの要求に応じて選定し、記憶部221のNCデータを書き換える。ここで、実装位置選定部226での選定は、図9に示されるような表示パネル111と実装位置とが表示される画面において、ユーザからの実装位置の入力を受けることにより行われる。
データ抽出部227は、ラインコントローラ108から送信されたマスタテーブル211aをマスキングして必要なデータを抽出し、抽出したデータを基に記憶部221のフィードバックデータ221aを更新する。なお、データ抽出部227は本発明の抽出手段の一例である。
パネル実装機101bは、制御部230、記憶部231、入力部232、表示部233、通信I/F部234、機構部235、実装位置選定部236及びデータ抽出部237を備える。
制御部230は、オペレータからの指示等に従って、記憶部231のNCデータを実行し、その実行結果に従って各部を制御する。なお、制御部230は本発明の補正手段の一例である。
記憶部231は、ハードディスクやメモリ等であり、NCデータ、及びフィードバックデータ231a等を保持する。なお、記憶部231は本発明の実装装置記憶手段の一例である。
フィードバックデータ231aは、図10に示されるように、対応付けられた一組の実装位置及び補正量を示す情報からなる。ここで、「実装位置」のX及びYは、部品128の実装位置の表示パネル111上でのX座標及びY座標であり、「補正量」のΔA’及びΔB’は、X方向の補正量及びY方向の補正量である。
入力部232は、キーボードやマウス等であり、表示部233は、CRTやLCD等である。これらは、本パネル実装機101bとオペレータとが対話する等のために用いられる。
通信I/F部234は、LANアダプタ等であり、本パネル実装機101bとラインコントローラ108との通信等に用いられる。
機構部235は、押圧ヘッド、搬送部、アーム、XYテーブル、部品供給部、及びこれらを駆動するモータやモータコントローラ等を含む機構部品の集合である。
実装位置選定部236は、本パネル実装機101bで部品128を実装すべき実装位置をユーザの要求に応じて選定(変更)し、記憶部231のNCデータを書き換える。ここで、実装位置選定部236での選定は、実装位置選定部226と同様の方法で行われる。
データ抽出部237は、ラインコントローラ108から送信されたマスタテーブル211aをマスキングして必要なデータを抽出し、抽出したデータを基に記憶部231のフィードバックデータ231aを更新する。なお、データ抽出部237は本発明の抽出手段の一例である。
ずれ検出装置105は、制御部240、記憶部241、入力部242、表示部243、通信I/F部244、機構部245、ずれ量算出部246及び検査位置選定部247を備える。
制御部240は、オペレータからの指示等に従って、記憶部241のNCデータを実行し、その実行結果に従って各部を制御する。
記憶部241は、ハードディスクやメモリ等であり、NCデータ、及び検査位置データ241a等を保持する。
検査位置データ241aは、ずれ検出装置105において検査が行われる対象となる全ての実装位置を示す情報の集まりである。
入力部242は、キーボードやマウス等であり、表示部243は、CRTやLCD等である。これらは、本ずれ検出装置105とオペレータとが対話する等のために用いられる。
通信I/F部244は、LANアダプタ等であり、本ずれ検出装置105とラインコントローラ108との通信等に用いられる。
機構部245は、認識カメラ、搬送部、アーム、XYテーブル、及びこれらを駆動するモータやモータコントローラ等を含む機構部品の集合である。
ずれ量算出部246は、認識カメラの撮像により得られた画像データに基づき、部品の実装位置を認識し、位置ずれ量を算出する。
検査位置選定部247は、本ずれ検出装置105で検査すべき実装位置をユーザの要求に応じて選定(変更)し、記憶部241の検査位置データ241aを書き換える。
次に、部品実装システム100のフィードバック動作(部品の位置ずれ量を部品実装にフィードバックする流れ)について詳細に説明する。図11は、部品実装システム100のフィードバック動作を示すシーケンスである。
まず、ずれ検出装置105の制御部240は、ずれ量算出部246により、検査位置データ241aに示される実装位置の全てについて位置ずれ量を算出させる(ステップS11)。具体的には、検査位置データ241aに実装位置(X1、Y1)及び(X2、Y2)が示されている場合、実装位置(X1、Y1)及び(X2、Y2)における位置ずれ量(ΔX1、ΔY1)及び(ΔX2、ΔY2)を算出させる。
次に、ずれ検出装置105の制御部240は、通信I/F部244により、算出された位置ずれ量を検査位置データ241aに示された実装位置に対応付けてラインコントローラ108に送信させる(ステップS12)。具体的には、実装位置(X1、Y1)に位置ずれ量(ΔX1、ΔY1)を対応付け、実装位置(X2、Y2)に位置ずれ量(ΔX2、ΔY2)を対応付けて送信させる。
次に、ラインコントローラ108の制御部210は、演算部215により、通信I/F部214を介して受信した位置ずれ量に基づいて、記憶部231のマスタテーブル211aを更新させる(ステップS13)。具体的には、実装位置(X1、Y1)の補正量として(ΔA1、ΔB1)が対応付けられていた場合には、(ΔA1、ΔB1)から受信した位置ずれ量(ΔX1、ΔY1)を差し引いた、つまり(ΔA1’、ΔB1’)=(ΔA1―ΔX1、ΔB1―ΔY1)を新たな補正量とし、実装位置(X1、Y1)と対応付けて格納させる。
次に、ラインコントローラ108の制御部210は、通信I/F部244により、更新されたマスタテーブル211aをパネル実装機101a及び101bに送信させる(ステップS14及びS15)。
次に、パネル実装機101aの制御部220は、データ抽出部227により、通信I/F部224を介して受信したマスタテーブル211aを記憶部221のNCデータに基づいてフィルタリングし、パネル実装機101aでの実装に必要なデータのみを抽出させる(ステップS16)。具体的には、(X1、Y1)、(X4、Y4)及び(X7、Y7)等の実装位置について部品128を実装することが記憶部221のNCデータで示されている場合、マスタテーブル211aで(X1、Y1)、(X4、Y4)及び(X7、Y7)に対応付けられた補正量(ΔA1’、ΔB1’)、(ΔA4’、ΔB4’)及び(ΔA7’、ΔB7’)を抽出させる。
同様に、パネル実装機101bの制御部230は、データ抽出部237により、通信I/F部234を介して受信したマスタテーブル211aを記憶部231のNCデータに基づいてフィルタリングし、パネル実装機101bでの実装に必要なデータのみを抽出させる(ステップS17)。具体的には、(X2、Y2)、(X5、Y5)及び(X8、Y8)の実装位置について部品128を実装することが記憶部231のNCデータで示されている場合、マスタテーブル211aで(X2、Y2)、(X5、Y5)及び(X8、Y8)に対応付けられた補正量(ΔA2’、ΔB2’)、(ΔA5’、ΔB5’)及び(ΔA8’、ΔB8’)を抽出させる。
次に、パネル実装機101aの制御部220は、マスタテーブル211aから抽出されたデータに基づいて、記憶部221のフィードバックデータ221aを更新する(ステップS18)。具体的には、抽出された補正量(ΔA1’、ΔB1’)、(ΔA4’、ΔB4’)及び(ΔA7’、ΔB7’)を(X1、Y1)、(X4、Y4)及び(X7、Y7)の新たな補正量とする。
同様に、パネル実装機101bの制御部230は、マスタテーブル211aから抽出されたデータに基づいて、記憶部231のフィードバックデータ231aを更新する(ステップS19)。具体的には、抽出された補正量(ΔA2’、ΔB2’)、(ΔA5’、ΔB5’)及び(ΔA8’、ΔB8’)を(X2、Y2)、(X5、Y5)及び(X8、Y8)の新たな補正量とする。
最後に、パネル実装機101aの制御部220は、NCデータを実行し、機構部225により部品128を表示パネル111に実装させる(ステップS20)。実装に際しては更新されたフィードバックデータ221aを加味して実装位置が補正され、補正された実装位置に部品128が実装される。具体的には、(X1、Y1)の実装位置に部品128を実装する場合、フィードバックデータ221aで(X1、Y1)に対応付けられた(ΔA1’、ΔB1’)が考慮され、(X1−ΔA1’、Y1−ΔB1’)の実装位置に部品128が実装される。このとき、部品128の実装は、補正された実装位置に部品128を仮圧着した後、仮圧着された部品128を本圧着することにより行われる。
同様に、パネル実装機101bの制御部230は、NCデータを実行し、機構部235により部品128を表示パネル111に実装させる(ステップS21)。実装に際しては更新されたフィードバックデータ231aを加味して実装位置が補正され、補正された実装位置に部品128が実装される。具体的には、(X2、Y2)の実装位置に部品128を実装する場合、フィードバックデータ231aで(X2、Y2)に対応付けられた(ΔA2’、ΔB2’)が考慮され、(X2−ΔA2’、Y2−ΔB2’)の実装位置に部品128が実装される。
以上のように、本実施の形態の部品実装システム100によれば、ずれ検出装置105での位置ずれ量の検出結果がパネル実装機101a及び101bにおける実装に反映される。従って、位置ずれ量の検出結果をフィードバックして部品の位置ずれを補正することができる。
また、本実施の形態の部品実装システム100によれば、パネル実装機101a及び101bの両方に対して同じマスタテーブル211aを送信し(図12(a))、パネル実装機101a及び101bは各自で必要なデータを抽出する(図12(b))構成がとられる。従って、ライン構成、パネル実装機の機種、表示パネル111での部品128のレイアウト、又はパネル実装機のNCデータの内容が変わっても、ラインコントローラ108はこれを考慮すること無くただマスタテーブル211aを送信するだけでよい。その結果、従来のフィードバックシステムと異なり、ライン構成等の変更に際してラインコントローラ108の設定を変更する必要が無いので、ライン構成等の変更を短時間で行うことができる。
また、本実施の形態の部品実装システム100によれば、補正量はマスタテーブル211aで一元管理される。従って、部品実装システム100が複数のずれ検出装置を備える場合でも、ずれ検出装置のいずれからずれ量が送信されたかを考慮する必要が無い。その結果、ライン構成の変化に柔軟に対応することができる。
なお、本実施の形態の部品実装システム100において、パネル実装機101a及び101bのそれぞれは、実装位置選定部226及び236を備えるとした。しかし、ラインコントローラ108が実装位置選定部を備えてもよい。この場合には、各パネル実装機の機種が変更される毎に、ラインコントローラ108の実装位置選定部により各パネル実装機の実装位置を選定し、選定された実装位置を各パネル実装機に送信する。各パネル実装機は、受信した実装位置に基づきNCデータを書き換える。
(第2の実施の形態)
図13は、本実施の形態の部品実装システム300の全体構成を示す概念図である。
この部品実装システム300は、2つのラインを有するという点で第1の実施の形態の部品実装システム100と異なる。部品実装システム300は、2つのパネル実装機101a及び101bと、ずれ検出装置105とから構成される第1のライン310と、2つのパネル実装機101a及び101bと、ずれ検出装置105とから構成される第2のライン320と、ラインコントローラ108と、通信ケーブル109とから構成されている。部品実装システム300は、第1のライン310及び第2のライン320のずれ検出装置105で計測された位置ずれ量に基づいてパネル実装機101a及び101bにおける部品の実装位置を補正する。
この部品実装システム300では、第1のライン310のパネル実装機101a及び101bの前面と、第2のライン320のパネル実装機101a及び101bの前面とが向かい合わせして配置される。これにより、第1のライン310と第2のライン320との間の作業エリアでユーザが効率的に作業を行うことができる。
ここで、第1のライン310のパネル実装機101a及び101bの前面と、第2のライン320のパネル実装機101a及び101bの前面とが向かい合わせにされるため、第1のライン310のパネル実装機101a及び101bと、第2のライン320のパネル実装機101a及び101bとで部品128の実装順が異なる。しかし、部品128の実装順はパネル実装機101a及び101bのそれぞれに格納されたNCデータにより決定されるため、部品128の実装順が変わっても、ラインコントローラ108はこれを考慮すること無くただマスタテーブル211aを送信するだけでよい。
以上のように、本実施の形態の部品実装システム300によれば、第1の実施の形態の部品実装システム100と同様の理由により、ずれ量の検出結果をフィードバックして部品の位置ずれを補正することができる。
(第3の実施の形態)
図14は、本実施の形態の部品実装システム400の全体構成を示す概念図である。
この部品実装システム400は、ラインコントローラを有さず、ずれ検出装置がラインコントローラの機能を有するという点で第1の実施の形態の部品実装システム100と異なる。部品実装システム400は、2つのパネル実装機101a及び101bと、表示パネル111における部品128の所定の実装位置からの位置ずれ量を計測し、パネル実装機101a及び101bの稼動状況や各種データの通信等を管理・制御するずれ検出装置405と、ずれ検出装置405と各装置とを接続する通信ケーブル109とから構成されている。部品実装システム400は、ずれ検出装置405で計測された位置ずれ量に基づいてパネル実装機101a及び101bにおける部品の実装位置を補正する。
図15は、部品実装システム400の構成を示す機能ブロック図である。
ずれ検出装置405は、演算部415、制御部440、記憶部441、入力部242、表示部243、通信I/F部444、機構部245、ずれ量算出部246及び検査位置選定部247を備える。
制御部440は、オペレータからの指示等に従って、記憶部441のNCデータ及びライン制御データを実行し、その実行結果に従って各部を制御する。
記憶部441は、ハードディスクやメモリ等であり、ライン制御データ、マスタテーブル211a、NCデータ、及び検査位置データ241a等を保持する。
通信I/F部444は、LANアダプタ等であり、本ずれ検出装置405とパネル実装機101a及び101bとの通信等に用いられる。
演算部415は、ずれ量算出部246で算出された位置ずれ量に基づいて、記憶部441のマスタテーブル211aを更新する。
次に、部品実装システム400のフィードバック動作について詳細に説明する。図16は、部品実装システム400のフィードバック動作を示すシーケンスである。
まず、ずれ検出装置405の制御部440は、ずれ量算出部246により、検査位置データ241aに示される実装位置の全てについて位置ずれ量を算出させる(ステップS41)。
次に、ずれ検出装置405の制御部440は、演算部415により、算出した位置ずれ量に基づいて、記憶部441のマスタテーブル211aを更新させる(ステップS42)。
次に、ずれ検出装置405の制御部440は、通信I/F部444により、更新されたマスタテーブル211aをパネル実装機101a及び101bに送信させる(ステップS43及びS44)。
次に、パネル実装機101aの制御部220は、データ抽出部227により、通信I/F部224を介して受信したマスタテーブル211aを記憶部221のNCデータに基づいてフィルタリングし、パネル実装機101aでの実装に必要なデータのみを抽出させる(ステップS45)。
同様に、パネル実装機101bの制御部230は、データ抽出部237により、通信I/F部234を介して受信したマスタテーブル211aを記憶部231のNCデータに基づいてフィルタリングし、パネル実装機101bでの実装に必要なデータのみを抽出させる(ステップS46)。
次に、パネル実装機101aの制御部220は、マスタテーブル211aから抽出されたデータに基づいて、記憶部221のフィードバックデータ221aを更新する(ステップS47)。
同様に、パネル実装機101bの制御部230は、マスタテーブル211aから抽出されたデータに基づいて、記憶部231のフィードバックデータ231aを更新する(ステップS48)。
最後に、パネル実装機101aの制御部220は、NCデータを実行し、機構部225により部品128を表示パネル111に実装させる(ステップS49)。実装に際しては更新されたフィードバックデータ221aを加味して実装位置が補正され、補正された実装位置に部品128が実装される。
同様に、パネル実装機101bの制御部230は、NCデータを実行し、機構部235により部品128を表示パネル111に実装させる(ステップS50)。実装に際しては更新されたフィードバックデータ221aを加味して実装位置が補正され、補正された実装位置に部品128が実装される。
以上のように、本実施の形態の部品実装システム400によれば、第1の実施の形態の部品実装システム100と同様の理由により、ずれ量の検出結果をフィードバックして部品の位置ずれを補正することができる。
また、本実施の形態の部品実装システム400によれば、パネル実装機の機種、表示パネル111での部品128のレイアウト、又はパネル実装機のNCデータの内容が変わっても、ずれ検出装置405はこれを考慮すること無くただマスタテーブル211aを送信するだけでよい。従って、従来のフィードバックシステムと異なり、実装装置等の変更に際してずれ検出装置405の設定を変更する必要が無いので、装置等の変更を短時間で行うことができる。
以上、本発明の部品実装システムについて、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内で当業者が思いつく各種変形を施したものも本発明の範囲内に含まれる。
例えば、上記実施の形態において、ラインコントローラ108とパネル実装機101a及び101b並びにずれ検出装置105、又はずれ検出装置405とパネル実装機101a及び101bとは、図17(a)及び(b)に示されるように個別にパラレルに接続されてもよいし、図18(a)及び(b)に示されるようにループ状に接続されてもよい。
本発明は、部品実装システムに利用でき、特に部品の実装位置を補正する部品実装システム等に利用することができる。
本発明の第1の実施の形態の部品実装システムの全体構成を示す概念図である。 同実施の形態のパネル実装機の詳細な構成を示す斜視図である。 部品が実装された表示パネルの平面図である。 同実施の形態のずれ検出装置の要部斜視図である。 同実施の形態のずれ検出装置において用いる部品の位置ずれ量の算出方法の説明図である。 同実施の形態の部品実装システムの構成を示す機能ブロック図である。 マスタテーブルを示す図である。 フィードバックデータを示す図である。 実装位置選定部での選定が行われる際に表示部に表示される画面の一例を示す図である。 フィードバックデータを示す図である。 同実施の形態の部品実装システムのフィードバック動作を示すシーケンスである。 マスタテーブルがパネル実装機に送信される様子を示す概念図である。 本発明の第2の実施の形態の部品実装システムの全体構成を示す概念図である。 本発明の第3の実施の形態の部品実装システムの全体構成を示す概念図である。 同実施の形態の部品実装システムの構成を示す機能ブロック図である。 同実施の形態の部品実装システムのフィードバック動作を示すシーケンスである。 (a)ラインコントローラとパネル実装機及びずれ検出装置との接続状態を示す図である。(b)ずれ検出装置とパネル実装機との接続状態を示す図である。 (a)ラインコントローラとパネル実装機及びずれ検出装置との接続状態を示す図である。(b)ずれ検出装置とパネル実装機との接続状態を示す図である。 従来のフィードバックシステムの概略構成を示す図である。
符号の説明
8 ホストコンピュータ
11a、11b、11c 工程端末コンピュータ
12a、12b、12c 自動調整装置
13a、13b、13c 製造工程
100、300、400 部品実装システム
101a、101b パネル実装機
102a、102b ACF貼付装置
103a、103b 仮圧着装置
104a、104b 本圧着装置
105、405 ずれ検出装置
108 ラインコントローラ
109 通信ケーブル
111 表示パネル
116 保持ステージ
128 部品
160 観察部
161、162 認識カメラ
190、191 中心点
210、220、230、240、440 制御部
211、221、231、241、441 記憶部
211a マスタテーブル
212、222、232、242 入力部
213、223、233、243 表示部
214、224、234、244、444 通信I/F部
215、415 演算部
221a、231a フィードバックデータ
225、235、245 機構部
226、236 実装位置選定部
227、237 データ抽出部
241a 検査位置データ
246 ずれ量算出部
247 検査位置選定部
310 第1のライン
320 第2のライン

Claims (10)

  1. 部品をフラットパネルに実装する実装装置と、前記フラットパネルに実装された部品の所定の実装位置からの位置ずれ量を検出するずれ検出装置と、前記実装装置及びずれ検出装置を制御する制御装置とを備え、前記位置ずれ量に基づいて前記実装装置における部品の実装位置を補正可能な部品実装システムであって、
    前記制御装置は、
    前記ずれ検出装置から位置ずれ量を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した位置ずれ量から補正量を算出する演算手段と、
    複数の前記補正量を複数の前記実装位置のそれぞれに対応付け、マスタテーブルとして格納する制御装置記憶手段と、
    前記マスタテーブルを前記実装装置に送信する送信手段とを備え、
    前記実装装置は、
    前記制御装置から受信したマスタテーブルより当該実装装置で部品が実装される実装位置に対応付けられた補正量を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された補正量により当該実装装置における実装位置を補正する補正手段とを備える
    ことを特徴とする部品実装システム。
  2. 前記実装装置は、前記補正された実装位置に部品を仮圧着した後、前記仮圧着された部品を本圧着することで部品を実装する
    ことを特徴とする請求項1に記載の部品実装システム。
  3. 前記実装装置は、さらに、当該実装装置で部品を実装する実装位置を示す実装データを格納する実装装置記憶手段を備え、
    前記抽出手段は、前記実装データに示された実装位置に対応付けられた補正量をマスタテーブルより抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の部品実装システム。
  4. 前記実装装置は、さらに、前記実装データの実装位置を変更する変更手段を備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の部品実装システム。
  5. 部品をフラットパネルに実装する実装装置と、前記フラットパネルに実装された部品の所定の実装位置からの位置ずれ量を検出するずれ検出装置とを備え、前記位置ずれ量に基づいて前記実装装置における部品の実装位置を補正可能な部品実装システムであって、
    前記ずれ検出装置は、
    前記位置ずれ量を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出した位置ずれ量から補正量を算出する演算手段と、
    複数の前記補正量を複数の前記実装位置のそれぞれに対応付け、マスタテーブルとして格納する記憶手段と、
    前記マスタテーブルを前記実装装置に送信する送信手段とを備え、
    前記実装装置は、
    前記ずれ検出装置から受信したマスタテーブルより当該実装装置で部品が実装される実装位置に対応付けられた補正量を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された補正量により当該実装装置における実装位置を補正する補正手段とを備える
    ことを特徴とする部品実装システム。
  6. 前記実装装置は、前記補正された実装位置に部品を仮圧着した後、前記仮圧着された部品を本圧着することで部品を実装する
    ことを特徴とする請求項5に記載の部品実装システム。
  7. 部品をフラットパネルに実装する実装装置と、前記フラットパネルに実装された部品の所定の実装位置からの位置ずれ量を検出するずれ検出装置と、前記実装装置及びずれ検出装置を制御する制御装置とを備え、前記位置ずれ量に基づいて前記実装装置における部品の実装位置を補正する実装位置補正方法であって、
    前記制御装置において実行されるステップには、
    前記ずれ検出装置から位置ずれ量を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信した位置ずれ量から補正量を算出する演算ステップと、
    複数の前記補正量を複数の前記実装位置のそれぞれに対応付け、マスタテーブルとして格納する格納ステップと、
    前記マスタテーブルを前記実装装置に送信する送信ステップとが含まれ、
    前記実装装置において実行されるステップには、
    前記制御装置から受信したマスタテーブルより当該実装装置で部品が実装される実装位置に対応付けられた補正量を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップで抽出された補正量により当該実装装置における実装位置を補正する補正ステップとが含まれる
    ことを特徴とする実装位置補正方法。
  8. 前記実装装置において実行されるステップには、さらに、
    前記補正された実装位置に部品を仮圧着する仮圧着ステップと、
    前記仮圧着された部品を本圧着する本圧着ステップとが含まれる
    ことを特徴とする請求項7に記載の実装位置補正方法。
  9. 部品をフラットパネルに実装する実装装置と、前記フラットパネルに実装された部品の所定の実装位置からの位置ずれ量を検出するずれ検出装置と、前記実装装置及びずれ検出装置を制御する制御装置とを備え、前記位置ずれ量に基づいて前記実装装置における部品の実装位置を補正する部品実装方法であって、
    前記制御装置において実行されるステップには、
    前記ずれ検出装置から位置ずれ量を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信した位置ずれ量から補正量を算出する演算ステップと、
    複数の前記補正量を複数の前記実装位置のそれぞれに対応付け、マスタテーブルとして格納する格納ステップと、
    前記マスタテーブルを前記実装装置に送信する送信ステップとが含まれ、
    前記実装装置において実行されるステップには、
    前記制御装置から受信したマスタテーブルより当該実装装置で部品が実装される実装位置に対応付けられた補正量を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップで抽出された補正量により当該実装装置における実装位置を補正する補正ステップとが含まれる
    ことを特徴とする部品実装方法。
  10. 前記実装装置において実行されるステップには、さらに、
    前記補正された実装位置に部品を仮圧着する仮圧着ステップと、
    前記仮圧着された部品を本圧着する本圧着ステップとが含まれる
    ことを特徴とする請求項9に記載の部品実装方法。
JP2007053389A 2007-03-02 2007-03-02 部品実装システム Pending JP2008218672A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007053389A JP2008218672A (ja) 2007-03-02 2007-03-02 部品実装システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007053389A JP2008218672A (ja) 2007-03-02 2007-03-02 部品実装システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008218672A true JP2008218672A (ja) 2008-09-18

Family

ID=39838365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007053389A Pending JP2008218672A (ja) 2007-03-02 2007-03-02 部品実装システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008218672A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101438697B1 (ko) 2008-11-14 2014-11-04 삼성테크윈 주식회사 부품실장기의 장착정확도 검사방법
JP2016058603A (ja) * 2014-09-11 2016-04-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品実装方法および部品実装システム
JP2016058604A (ja) * 2014-09-11 2016-04-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品実装方法および部品実装システム
JP2017139364A (ja) * 2016-02-04 2017-08-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品実装システムおよび部品実装方法
JP2019160854A (ja) * 2018-03-08 2019-09-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品実装方法及び部品実装ライン
JP2020113800A (ja) * 2020-04-28 2020-07-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品実装システムおよび部品実装方法ならびに補正値算出装置
US10750649B2 (en) 2014-11-20 2020-08-18 Koh Young Technology Inc. Inspection apparatus and component mounting system having the same

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09167786A (ja) * 1995-12-15 1997-06-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品実装装置の調整方法及び電子部品実装方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09167786A (ja) * 1995-12-15 1997-06-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品実装装置の調整方法及び電子部品実装方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101438697B1 (ko) 2008-11-14 2014-11-04 삼성테크윈 주식회사 부품실장기의 장착정확도 검사방법
JP2016058603A (ja) * 2014-09-11 2016-04-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品実装方法および部品実装システム
JP2016058604A (ja) * 2014-09-11 2016-04-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品実装方法および部品実装システム
US10750649B2 (en) 2014-11-20 2020-08-18 Koh Young Technology Inc. Inspection apparatus and component mounting system having the same
JP2017139364A (ja) * 2016-02-04 2017-08-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品実装システムおよび部品実装方法
JP2019160854A (ja) * 2018-03-08 2019-09-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品実装方法及び部品実装ライン
JP2023017936A (ja) * 2018-03-08 2023-02-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品実装方法及び部品実装ライン
JP2020113800A (ja) * 2020-04-28 2020-07-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品実装システムおよび部品実装方法ならびに補正値算出装置
JP6994630B2 (ja) 2020-04-28 2022-01-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品実装システムおよび部品実装方法ならびに補正値算出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10162323B2 (en) Component mounting system and component mounting method
JP2008218672A (ja) 部品実装システム
JP4728433B2 (ja) 検査装置及び検査方法
JP4628205B2 (ja) フィードバック補正方法および部品実装方法
CN107889447B (zh) 检查装置及部件安装系统以及部件安装方法
KR101333382B1 (ko) 부품 접합 방법 및 부품 접합 장치
JP7129619B2 (ja) 部品実装システムおよび部品実装方法ならびに補正値算出装置
JPWO2009041005A1 (ja) 検査装置及び検査方法
US8405715B2 (en) Inspection apparatus and inspection method
US8689435B2 (en) Mounting system for mounting electronic components
JP2012019144A (ja) 部品実装方法
JP4852513B2 (ja) 部品実装システム
JP7065294B2 (ja) 製造システムおよび製造方法
JP4718378B2 (ja) 品質改善方法
JP2016149384A (ja) 部品実装装置および部品実装方法ならびに部品実装ライン
JP4918015B2 (ja) 部品実装方法
JP6398077B2 (ja) 実装データ作成方法
WO2017072908A1 (ja) 基板位置検索装置、および部品実装機
KR101096460B1 (ko) 기판 부착물 부착장치를 이용한 기판 부착물 부착방법
JP2009239126A (ja) 基板組立実装ラインの管理方法
JP7503789B2 (ja) 部品装着エラー管理装置及び部品装着装置
JP6706768B2 (ja) 部品実装システムおよび部品実装方法ならびに補正値算出装置
JP2008124169A (ja) 表面実装装置
JP2023039021A (ja) 部品実装システムおよび部品実装方法
JP2010256669A (ja) パネル処理装置およびその方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110411

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110426