JP4769754B2 - 部品供給装置及び方法、並びに部品実装装置 - Google Patents

部品供給装置及び方法、並びに部品実装装置 Download PDF

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Description

本発明は、予め定められたピッチで配置された複数の部品搭載領域に部品が搭載されたキャリアテープから、上記部品搭載領域を含むそれぞれの部品打ち抜き領域を個別に打ち抜いて順次部品を供給する部品供給装置及び方法、並びにこのような部品供給装置により供給される部品を基板に実装する部品実装装置に関する。
従来、液晶パネル基板やプラズマディスプレイパネル(PDP)基板などの縁部に形成された部品実装領域に、TCP(Tape Carrier Package)などの半導体パッケージ部品を実装する部品実装装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような部品実装装置においては、予め定められたピッチで配置された複数の部品搭載領域に部品(半導体パッケージ部品、以降単に「部品」という。)が搭載されたキャリアテープから、金型等を用いた部品打ち抜き装置によりそれぞれの部品を個別に打ち抜いて順次供給する部品供給装置が備えられている。このようにキャリアテープから個別に打ち抜かれたそれぞれの部品は、パネル基板における部品実装領域に異方性導電膜テープを介して実装される。
例えば、特許文献1の部品実装装置が備える部品供給装置500の概略構成を図10に示す。図10に示すように、部品供給装置500は、複数の部品が搭載されたキャリアテープ524をテープ搬送経路に供給するテープ供給リール501と、テープ搬送経路に供給されて部品の打ち抜き処理が行われたキャリアテープ524を巻き取って回収するテープ回収リール505とを備えている。さらに、テープ搬送経路には、その搬送方向上流側より順に、キャリアテープ524に搭載されている部品の位置を検出する部品位置検出センサ509と、キャリアテープ524に部品が搭載されているかどうかを検出する部品有無検出センサ508と、部品搭載領域を含む部品打ち抜き領域より部品を打ち抜いて供給可能な状態とさせる部品打ち抜き装置510とが備えられている。なお、テープ搬送経路に供給されたキャリアテープ524は、その両側に形成されたパーフォレーションと係合されるスプロケット503、504が回転駆動されることで搬送される。
部品有無検出センサ508は、キャリアテープ524上に配置された部品の有無を検出するセンサであって、キャリアテープ524において部品の頭出しを行うセンサである。部品位置検出センサ509は、キャリアテープ524の個々の部品打ち抜き領域に形成されたマークを検出し、検出された位置をキャリアテープ524の原点として、キャリアテープ524の送り量の調整を行うセンサである。このように2つのセンサを用いることで、キャリアテープ524が交換された際に、テープの頭出し及び送り量の調整を自動的に行うことを可能としている。
特開2001−127489号公報
このようなキャリアテープ524においては、部品搭載領域に部品が搭載されていない場合や、部品搭載領域に搭載された部品が不良部品である場合があり、このような場合にあっては、部品打ち抜き装置510において、部品の打ち抜き動作をスキップさせる必要がある。
図10に示す特許文献1の部品供給装置500においては、部品有無検出センサ508により部品が搭載されていないことを検出することは可能であるが、部品有無検出センサ508だけでは搭載されている部品が不良部品であることを示すバッドマークの有無を検出することはできない。バッドマークの有無を検出するためには、第3のセンサを装備させる必要があり、センサの装備数が増加し、装置コストの上昇やセンサ調整作業が増えるという問題がある。
また、部品位置検出センサ509による部品位置検出を行うために、キャリアテープ524にマークを設ける必要があり、このようなマークの形成(例えば、周囲とは異なる色を付す、あるいは孔を設ける)は、部品打ち抜き領域において回路配置や部品配置などに対する設計的な制約になるという問題がある。
従って、本発明の目的は、上記問題を解決することにあって、予め定められたピッチで配置された複数の部品搭載領域に部品が搭載されたキャリアテープから、上記部品搭載領域を含むそれぞれの部品打ち抜き領域を個別に打ち抜いて順次部品を供給する部品供給において、交換されたキャリアテープの頭出し、並びに部品有無及び/又は部品不良であるバッドマークによる不良検出を効率的に実現しながら、効率的な部品供給を低コスト及び良好な作業性で実現する部品供給装置及び方法、並びに部品実装装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
本発明の第1態様によれば、予め定められたピッチで配置された複数の部品搭載領域に部品が搭載されたキャリアテープから、上記部品搭載領域を含むそれぞれの部品打ち抜き領域を個別に打ち抜いて順次部品を供給する部品供給装置において、
テープ供給部から供給される上記キャリアテープをテープ回収部に向けて搬送するテープ搬送装置と、
上記テープ供給部と上記テープ回収部との間のテープ搬送経路における打ち抜き位置に搬送された上記テープの上記部品打ち抜き領域に対して上記部品の打ち抜き動作を行う部品打ち抜き装置と、
上記テープ搬送経路において上記打ち抜き位置よりも搬送方向上流側に位置された部品検出位置に搬送された上記テープに搭載された上記部品を検出する第1検出部と、
上記テープ搬送経路において上記打ち抜き位置と上記部品検出位置との間に位置された不良品検出位置に搬送された上記テープの上記部品打ち抜き領域に対して、部品の欠損及び/又は不良品識別マークの有無により不良を検出する第2検出部と、
上記部品検出位置、上記不良品検出位置、及び上記打ち抜き位置の相関的な位置情報を有し、上記第1検出部による部品検出位置の情報に基づいて、上記それぞれの部品打ち抜き領域を、上記不良品検出位置及び上記打ち抜き位置に順次位置決めするように上記テープ搬送装置による搬送動作を制御するとともに、上記第2検出部による不良品検出結果の情報に基づいて、上記打ち抜き位置において少なくとも上記部品の欠損又は不良品識別マークのいずれかを有する上記部品打ち抜き領域に対して上記部品の打ち抜き動作をスキップさせるように上記部品打ち抜き装置を制御する制御装置と、を備えることを特徴とする部品供給装置を提供する。
本発明の第2態様によれば、上記第2検出部は、
上記部品の搭載位置及び上記不良品識別マークの形成位置に対して同時に測定光の一部が照射されるように、上記不良品検出位置に位置決めされた上記部品打ち抜き領域に対して上記測定光を照射する照射部と、
上記部品打ち抜き領域を透過した上記測定光を受光する受光部とを備え、
上記受光部にて設定値を超えた光量の透過光が受光された場合に、上記部品打ち抜き領域が上記部品欠損である、あるいは不良品識別マークを有するものと検出する、第1態様に記載の部品供給装置を提供する。
本発明の第3態様によれば、上記第2検出部は、上記測定光としてライン状又はエリア状の光を照射する光透過式の検出センサである、第2態様に記載の部品供給装置を提供する。
本発明の第4態様によれば、上記第1検出部は、上記キャリアテープが有する搬送のためのパーフォレーションのピッチ以内の検出精度を有するスポット光透過式の検出センサである、第1態様から第3態様のいずれか1つに記載の部品供給装置を提供する。
本発明の第5態様によれば、上記部品搭載領域に搭載された上記部品は、上記キャリアテープが有する搬送のためのパーフォレーションのピッチ以下の長さ寸法を、その搬送方向における長さ寸法とするIC部品である、第1態様から第4態様のいずれか1つに記載の部品供給装置を提供する。
本発明の第6態様によれば、基板を保持する基板保持装置と、
第1態様から第5態様のいずれか1つに記載の部品供給装置と、
上記部品供給装置より供給される上記部品を保持して、上記基板保持装置に保持された上記基板の部品実装領域に上記部品を実装する部品実装ヘッド装置と、を備えることを特徴とする部品実装装置を提供する。
本発明の第7態様によれば、予め定められたピッチで配置された複数の部品搭載領域に部品が搭載されたキャリアテープから、上記部品搭載領域を含むそれぞれの部品打ち抜き領域を個別に打ち抜いて順次部品を供給する部品供給方法において、
上記キャリアテープのテープ搬送経路上の部品検出位置に位置された上記テープに搭載された上記部品を検出し、
上記部品位置の検出結果に基づいて、上記それぞれの部品打ち抜き領域を、上記テープ搬送経路において上記部品検出位置よりも搬送方向下流側に位置された不良品検出位置に順次位置決めし、
上記不良品検出位置にて、上記位置決めされた上記それぞれの部品打ち抜き領域に対して、部品の欠損及び/又は不良品識別マークの有無により不良を検出し、
上記部品位置の検出結果に基づいて、上記それぞれの部品打ち抜き領域を、上記テープ搬送経路において上記不良品検出位置よりも搬送方向下流側に位置された打ち抜き位置に順次位置決めし、
上記打ち抜き位置にて、上記位置決めされた上記それぞれの部品打ち抜き領域に対して、少なくとも上記部品の欠損又は不良品識別マークのいずれかを有することが検出された上記部品打ち抜き領域に対する上記部品の打ち抜き動作をスキップさせるように上記部品の打ち抜きを行って、上記それぞれの部品を順次供給することを特徴とする部品供給方法を提供する。
本発明の第8態様によれば、上記部品の欠損及び不良品識別マークの検出において、上記部品の搭載位置及び上記不良品識別マークの形成位置に対して同時に測定光の一部が照射されるように、上記不良品検出位置に位置決めされた上記部品打ち抜き領域に対して上記測定光を照射して、上記部品打ち抜き領域を透過した透過光の光量が設定値を超えている場合に、上記部品打ち抜き領域が上記部品欠損である、あるいは不良品識別マークを有するものと検出する、第7態様に記載の部品供給方法を提供する。
本発明の第9態様によれば、上記部品の欠損及び不良品識別マークの検出は、上記測定光としてライン状又はエリア状の光を照射することにより行われる、第8態様に記載の部品供給方法を提供する。
本発明の第10態様によれば、上記部品位置の検出において、上記キャリアテープが有する搬送のためのパーフォレーションのピッチ以内の検出精度を有するスポット光透過式の検出センサより上記キャリアテープに対して照射された光の透過光の光量が設定値を下回っている場合に、上記部品検出位置にて上記部品が位置されていることを検出する、第7態様から第9態様のいずれか1つに記載の部品供給方法を提供する。
本発明によれば、テープ搬送経路において、部品検出位置、不良品検出位置、及び打ち抜き位置の相関的な配置が予め決められた状態にて、まず、部品検出位置にて部品位置を検出することで、キャリアテープの頭出しを行って、それぞれの位置への部品打ち抜き領域の位置決めを確実に行うことができる。さらに、不良品検出位置において位置決めされた部品打ち抜き領域に対して、部品の欠損及び/又は不良品識別マークの有無により不良を検出することで、少なくとも部品欠損あるいは不良品識別マーク有りのいずれかと検出された部品打ち抜き領域が打ち抜き位置に位置された際に、その部品打ち抜き領域に対する部品打ち抜き動作をスキップさせることができる。従って、交換されたキャリアテープの頭出しを効率的に実現しながら、数少ないセンサ設置数にて不良部品や部品欠損に対する部品打ち抜き動作をスキップさせることができ、効率的な部品供給を低い装置コスト及び良好な作業性で実現することができる。
以下に、本発明にかかる実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の一の実施形態にかかる部品実装装置101の概略構成を示す模式斜視図を図1に示す。また、部品実装装置101の模式平面図を図2に、模式側面図を図3に示す。
図1〜図3に示す本実施形態の部品実装装置101は、液晶パネル基板やプラズマディスプレイパネル(PDP)基板などの基板(以降、「パネル基板」とする。)の縁部に形成された部品実装領域に、部品としてTCP(Tape Carrier Package)などの半導体パッケージ部品(以降、「IC部品」とする。)を実装する部品実装装置である。部品実装装置101においては、予め定められたピッチで配置された複数の部品搭載領域にIC部品が搭載されたキャリアテープから、金型等を用いた打ち抜き装置によりそれぞれのIC部品を個別に打ち抜いて順次供給するIC部品供給装置が備えられている。このようにキャリアテープから個別に打ち抜かれたそれぞれのIC部品は、パネル基板における部品実装領域に異方性導電膜テープを介して実装される。
具体的には、部品実装装置101は、パネル基板1が載置されて、パネル基板1を保持しながら図示X軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向の移動、並びにXY平面内のθ回転移動を行うパネル基板載置ステージ2(基板保持装置)と、パネル基板1を搬送してパネル基板載置ステージ2に搬入するパネル基板搬入装置3と、パネル基板載置ステージ2にて部品実装が行われたパネル基板1を搬出するパネル基板搬出装置4とを備えている。さらに部品実装装置101には、パネル基板載置ステージ2に保持された状態のパネル基板1の部品実装領域に対してIC部品の実装を行うIC部品実装ヘッド装置5と、キャリアテープに搭載された状態で複数のIC部品を収容するとともに、キャリアテープからIC部品を打ち抜いて部品実装ヘッド装置5に順次供給するIC部品供給装置6とが備えられている。なお、本実施形態においては、X軸方向とY軸方向とが水平面内において互いに直交する方向であり、Z軸方向が鉛直方向となっている。
IC部品実装ヘッド装置5は、パネル基板載置ステージ2に保持されたパネル基板1の部品実装領域に対して、予め配置された異方性導電膜テープを介してIC部品を実装する(あるいは仮付けする)実装ヘッド7と、IC部品供給装置6から供給されるIC部品を保持して取り出し、上下方向に反転させた後、実装ヘッド7にIC部品を受け渡す反転ヘッド8とを備えている。なお、実装ヘッド7をY軸方向及びZ軸方向に移動させる実装ヘッド移動装置7aと、反転ヘッド8をX軸方向及びZ軸方向に移動させる反転ヘッド移動装置8aとがさらに備えられている。
IC部品供給装置6は、パネル基板1のソース側の部品実装領域に実装されるIC部品の供給を行うソース側IC部品供給カセット9と、パネル基板1のゲート側の部品実装領域に実装されるIC部品の供給を行うゲート側IC部品供給カセット10とを備えている。なお、ソース側IC部品供給カセット9とゲート側IC部品供給カセット10とは、供給する部品の種類が異なるものの、両者は略同じ構成を有している。
また、部品実装装置101には、上述したそれぞれの構成部の動作制御を、互いに関連づけながら統括的に行う制御装置90が備えられている。制御装置90は、IC部品供給装置6によるIC部品供給動作の制御、IC部品実装ヘッド装置5におけるIC部品の実装動作の制御、パネル基板載置ステージ2におけるパネル基板1の保持動作および移動動作の制御などを行うことが可能となっている。
次に、このような構成を有する部品実装装置101において、パネル基板1に対して、IC部品の実装が行われる手順について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。なお、図4のフローチャートに示すそれぞれ動作制御は、制御装置90により行われる。
まず、図4のフローチャートのステップS1において、パネル基板搬入装置3によりパネル基板1が搬入される。その後、ステップS2にて、搬入されたパネル基板1がパネル基板載置ステージ2に載置されて保持される。次に、IC部品供給装置6にてキャリアテープ11より打ち抜かれたIC部品が、その打ち抜き位置にて反転ヘッド8により吸着保持されて取り出され、その後反転された状態にて、実装ヘッド7に吸着保持されて受け渡される(ステップS3)。その後、実装ヘッド移動装置7aにより実装ヘッド7が移動されるとともに、パネル基板載置ステージ2によりパネル基板1の移動が行われて、吸着保持されたIC部品と部品実装領域との位置合わせが行われ、部品実装領域に異方性導電膜テープを介してIC部品が実装される(ステップS4)。なお、このステップS4におけるIC部品の実装は、例えば、まず、ソース側IC部品供給カセット9より供給された複数のIC部品が、パネル基板1のソース側の部品実装領域に実装され、その後、パネル基板載置ステージ2によりパネル基板1が90度θ回転移動されて、ゲート側IC部品供給カセット10より供給された複数のIC部品が、パネル基板1のゲート側の部品実装領域に実装されるという手順にて行われる。
パネル基板1に対する全てのIC部品の実装が完了すると、ステップS5にて、パネル基板載置ステージ2によるパネル基板1の保持が解除されて、パネル基板搬出装置4によりパネル基板1が搬出される。その後、部品実装装置101において、次のパネル基板1に対する実装が行われるかどうか、すなわち生産終了かどうかが判断される(ステップS6)。次のパネル基板1に対する実装処理が行われる場合には、再びステップS1〜S5の処理が行われる。一方、次のパネル基板1に対する実装処理が行われない場合には、生産を終了する。
次に、部品実装装置101が備えるIC部品供給装置6の構成として、それぞれのIC部品供給カセット9、10を代表して、ゲート側IC部品供給カセット10の構成について説明する。この説明にあたって、図5にゲート側IC部品供給カセット10の模式構成図を示し、図6にこのIC部品供給カセット10にて取り扱われるキャリアテープ11の構成と、IC部品供給カセット10における主要部の構成を示す。
まず、図6に示すように、IC部品供給カセット10にて取り扱われるキャリアテープ11は柔軟なフィルム状の部材により形成されている。キャリアテープ11においては、その長手方向に沿って、IC部品が搭載される複数の部品搭載領域Rcが予め定められたピッチにて配列されて形成されている。個々の部品搭載領域Rcにおいては、キャリアテープ11のフィルム状部材に形成されている回路パターンと電気的に接続されるように、予め定められた位置にIC部品12が搭載されている。また、部品搭載領域Rcを含む領域である部品打ち抜き領域Rにおいて、このようにフィルム状部材に形成された回路パターンとIC部品12とが接続されたものが、後述するように打ち抜かれることにより、キャリアテープ11から分離されて供給可能なように取り出される。また、キャリアテープ11における幅方向のそれぞれの端部には、所定のピッチにてパーフォレーション11aが形成されている。
図5に示すように、IC部品供給カセット10は、キャリアテープ11が巻回された供給リールよりキャリアテープ11をテープ搬送経路に供給するテープ供給部13と、テープ搬送経路に供給されて、IC部品の打ち抜き動作が行われた使用済みのキャリアテープ11を回収するテープ回収部14と、テープ搬送経路に供給されたキャリアテープ11をテープ供給部13からテープ回収部14に向けて搬送するテープ搬送装置の一例である駆動ローラ15、16、17とを備えている。駆動ローラ15、16、及び17は、キャリアテープ11のそれぞれのパーフォレーション11aと係合する歯を有するスプロケットとして機能する。図示しない回転駆動装置によりそれぞれの駆動ローラ15、16及び17を所望の回転駆動量だけ回転させることで、キャリアテープ11の送り量を例えばパーフォレーション11aのピッチ単位で制御することが可能となっている。また、テープ搬送経路においては、キャリアテープ11に対して所定のテンション(張力)を付与するテンションローラ18と、キャリアテープ11の搬送を案内する複数の案内ローラ19とが備えられている。テープ回収部14は開放端部となっているため、テープ回収部14の直前に設けられている駆動ローラ17に係合されたキャリアテープ11を押さえるようにテープ押さえローラ20が備えられている。なお、テンションローラ18は、その配置を調整可能な構成とされており、付与するテンションを調整可能となっている。
また、図5に示すように、テープ搬送経路における駆動ローラ15と駆動ローラ16との間には、搬送方向上流側より順に、キャリアテープ11に搭載されたIC部品12の位置を検出する部品検出位置P1と、キャリアテープ11の個々の部品打ち抜き領域RにおいてIC部品12が搭載されているかどうか(部品の欠損)、及び/又は不良品識別マークであるバッドマークが存在するかどうかが検出される不良品検出位置P2と、キャリアテープ11の個々の部品打ち抜き領域Rに対してIC部品12の打ち抜き動作が行われる打ち抜き位置P3が配置されている。
まず、部品検出位置P1には、図5及び図6に示すように、第1検出部21として、スポット光を用いた光透過型センサが備えられている。この光透過型センサは、キャリアテープ11の上面側に配置され、スポット光(測定光)をキャリアテープ11に対して照射する照射部21aと、キャリアテープ11の下面側に照射部21aと対向して配置され、キャリアテープ11を透過した透過光を受光する受光部21bとを備えている。受光部21bは、透過光の受光光量を検出する機能を有しており、スポット光がIC部品12により遮られることにより受光量が予め設定された光量を下回った場合に、キャリアテープ11に搭載されているIC部品12が部品検出位置P1に位置された状態であるものとして検出する。
不良品検出位置P2には、図5及び図6に示すように、第2検出部22として、テープの長手方向沿いのライン状の光(測定光)を用いた光透過型センサが備えられている。この光透過型センサは、キャリアテープ11の上面側に配置され、ライン状の光をキャリアテープ11に対して照射する照射部22aと、キャリアテープ11の下面側に照射部22aと対向して配置され、キャリアテープ11を透過した透過光を受光する受光部22bとを備えている。受光部22bは、透過光の受光光量を検出する機能を有しており、部品打ち抜き領域Rにおいて照射されたライン状の光がIC部品12に遮られることなく透過することにより、あるいは、バッドマーク23(例えば、フィルム状部材において貫通孔(例えばφ5mm程度)とすることで形成されたマーク)を光が通過することにより、受光量が予め設定された光量を上回った場合に、その部品打ち抜き領域RにIC部品12が搭載されていない、あるいはバッドマーク23が存在するものとして検出する。図6に示すように、部品打ち抜き領域Rにおいてバッドマーク23が形成されるべき位置と、IC部品12が搭載されるべき位置とにこのライン状の光24が確実に照射されるように、照射部22aの配置が調整される。また、このライン状の光24は、隣接する部品打ち抜き領域Rを照射することなく、対象となる1つの部品打ち抜き領域Rにのみ照射するように、そのライン状の光24の照射幅が調整される。なお、図6においては、第1検出部21の受光部21bと第2検出部22の受光部22bの図示を省略している。
打ち抜き位置P3には、図5に示すように、部品打ち抜き装置25が配置されている。部品打ち抜き装置25は、キャリアテープ11の上面側に配置された受け部材25aと、この受け部材25aに対向してキャリアテープ11の下面側に配置された打ち抜き部材25bとを備えている。打ち抜き部材25bは、打ち抜き位置P3に位置されたキャリアテープ11の部品打ち抜き領域Rを受け部材25aに押圧することで、部品打ち抜き領域RからIC部品12(IC部品とその周囲の回路パターン部分を含む。)を打ち抜いて、キャリアテープ11の部品打ち抜き領域Rから1個のIC部品12を分離させる機能を有している。また、部品打ち抜き装置25の受け部材25aには図示しない開口部が設けられており、打ち抜かれたIC部品12に対して、この開口部を通じてその上方側から反転ヘッド8により吸着取り出しを行うことが可能となっている。
また、部品検出位置P1と不良品検出位置P2との間のテープ搬送経路上の距離は、キャリアテープ11のパーフォレーション11aのピッチの自然数倍の距離に設定されている。同様に、不良品検出位置P2と打ち抜き位置P3との間のテープ搬送経路上の距離も、パーフォレーション11aのピッチの自然数倍の距離に設定されている。このようなそれぞれの位置P1、P2、P3の相関的な位置情報は、制御装置90に予め記憶されており、これらの位置情報に基づいて、不良品検出位置P2及び打ち抜き位置P3へキャリアテープ11をパーフォレーション11aのピッチ単位にて送り搬送して、部品打ち抜き領域Rを位置決めすることができる。なお、部品検出位置P1及び不良品検出位置P2の位置は、打ち抜き位置P3の位置を基準として、調整することが可能となっており、調整が行われた後は、調整後の位置情報が制御装置90へ更新記憶される。
また、IC部品供給カセット10において、駆動ローラ15、16及び17の駆動量の制御、第1検出部21の検出制御、第2検出部22の検出制御、及び部品打ち抜き装置25の打ち抜き動作の制御は、制御装置90により行われる。具体的には、第1検出部21における検出制御としては、受光部21bにて検出された受光量の情報が制御装置90に出力され、制御装置90にて、検出された受光量と予め記憶されている設定値とを比較判断することにより、IC部品12の位置の検出を行う。また、第2検出部22における検出制御としては、受光部22bにて検出された受光量の情報が制御装置90に出力され、制御装置90にて、検出された受光量と予め記憶されている設定値とを比較判断することにより、IC部品12の欠損及びバッドマーク23の有無の検出を行う。
このような構成を有するIC部品供給カセット10において、装着されているキャリアテープ11に部品切れが生じて交換作業を行う場合の処理手順について、図7のフローチャート、及び図8A〜図8Cの模式説明図を用いて説明する。
まず、図7のステップS11にて、IC部品供給カセット10において、部品切れとなったキャリアテープ11を取り外す。次に、ステップS12にて、新たなキャリアテープ11をIC部品供給カセット10に装着して、キャリアテープ11の先端部分をテープ搬送経路に配置して、それぞれの駆動ローラ15、16及び17の回転駆動によりテープの送り搬送が可能な状態とさせる。なお、キャリアテープ11の先端部分にはIC部品12が搭載されておらず、この先端部分のテープのパーフォレーション11aがそれぞれの駆動ローラ15、16及び17のスプロケットと係合することにより、テープの送り搬送が可能な状態となる。
テープの送り搬送の準備が完了すると、ステップS13にて、それぞれの駆動ローラ15、16及び17が回転駆動されて、キャリアテープ11が送り搬送される。この送り搬送は、キャリアテープ11のパーフォレーション11aのピッチ単位で行われる。第1検出部21では、部品検出位置P1にて、照射部21aから受光部21bに向けてスポット光26が連続的に照射され、受光部21bにて検出された受光量の情報が制御装置90に出力され、設定値との比較判断が行われる(ステップS14)。この比較判断は、少なくともキャリアテープ11の送り駆動ピッチ単位にて行われる。制御装置90にて、受光量が設定値以上で有る場合に、再びステップS13にて、キャリアテープ11が1ピッチだけ送り搬送される。制御装置90にて、受光量が設定値を下回った場合には、キャリアテープ11において、先頭のIC部品12が部品検出位置P1に位置されているものとして、キャリアテープ11の原点位置を設定する(ステップS15:すなわち部品検出位置の位置情報を記憶して設定する。)。このような状態が、図8Aに示す状態である。すなわち、キャリアテープ11において、先頭のIC部品12として搭載された部品打ち抜き領域R1におけるIC部品12が、部品検出位置P1に位置された状態にある。
次に、ステップS16にて、キャリアテープ11が送り搬送されて、先頭のIC部品12を搭載している部品打ち抜き領域R1が、不良品検出位置P2に位置決めされる。具体的には、制御装置90にて予め記憶されている部品検出位置P1と不良品検出位置P2との相関的な位置情報と、キャリアテープ11の原点位置の情報とに基づいて、所定のピッチだけキャリアテープ11の送り搬送が行われることにより、部品打ち抜き領域R1が不良品検出位置P2に位置決めされる。
不良品検出位置P2では、第2検出部22の照射部22aから受光部22bに向けてライン状の光24が照射され、受光部22bにて検出された受光量の情報が制御装置90に出力され、設定値との比較判断が行われる(ステップS17)。制御装置90にて、ライン状の方向と関連付けられた受光量の情報が設定値と比較され、その一部にでも設定値を上回った場合には、部品打ち抜き領域R1にて、少なくともIC部品12が搭載されず欠損状態(光24が遮られることなく透過される状態)にある、あるいはバッドマーク23(例えば、フィルム状部材において貫通孔とすることで形成されたマーク)が形成されている、のいずれかとして、部品打ち抜き領域R1が「不良」であると判断する。すなわち、部品打ち抜き領域R1におけるIC部品12の形成位置及びバッドマーク23の形成位置にライン状の光24を同時に照射することで、部品の欠損及びバッドマーク23の有無が同時に検出可能とされる。例えば、図8Bに示す状態においては、不良品検出位置P2に位置された部品打ち抜き領域R1には、IC部品12が搭載されているが、バッドマーク23が形成されているため、部品打ち抜き領域R1は「不良」であると判断される。
「不良」であると判断された場合には、その不良情報が部品打ち抜き領域R1の位置情報と関連付けられて記憶される(ステップS20)。その後、制御装置90にて予め記憶されている不良品検出位置P2と打ち抜き位置P3との相関的な位置情報と、キャリアテープ11の原点位置の情報とに基づいて、所定のピッチだけキャリアテープ11の送り搬送が行われることにより、部品打ち抜き領域R1が打ち抜き位置P3に位置決めされる。しかしながら、部品打ち抜き領域R1には、不良情報が関連付けられているため、打ち抜き位置P3において打ち抜き動作は行われることなくスキップされる(ステップS21)。
なお、このように不良品検出位置P2から打ち抜き位置P3へのキャリアテープ11の送り搬送が、パーフォレーション11aのピッチ単位で行われることにより、キャリアテープ11において先頭の部品打ち抜き領域R1に隣接する部品打ち抜き領域R2が、不良品検出位置P2に位置決めされて、部品打ち抜き領域R2に対する不良の有無の検出が行われる。図8B及び図8Cに示すように、隣接する部品打ち抜き領域R2にはIC部品12が搭載されかつバッドマーク23も形成されていないため、「不良」ではないと判断される。このような場合には、図8Cに示すように、キャリアテープ11の送り搬送が行われて、隣接する部品打ち抜き領域R2が打ち抜き位置P3に位置決めされる(ステップS18)。その後、打ち抜き位置P3にて、部品打ち抜き装置25により打ち抜き動作が行われ、部品打ち抜き領域R2よりIC部品12が打ち抜かれてキャリアテープ11から分離される(ステップS19)。
その後、ステップS22にて、IC部品12の供給を継続して行うかどうかが判断される。継続して行う場合には、ステップS16〜S21までの処理が順次行われて、それぞれの部品打ち抜き領域R3〜R7に対する不良品検出処理及び打ち抜き処理が行われる。一方、継続して行わない場合は、部品供給を停止する。
次に、第1検出部21のスポット光照射による検出範囲について、図9A〜図9Cに示す模式説明図を用いて説明する。
図9A〜図9Cに示すように、キャリアテープ11の部品打ち抜き領域Rに搭載されるIC部品12は、例えばその短辺の長さが2mm程度とキャリアテープ11の長手方向において短小化される傾向にある。このような短辺長を有するIC部品12に対して、確実に位置決めしてスポット光を照射するためには、いくつかの設定条件が必要となる。例えば、キャリアテープ11のパーフォレーション11aのピッチは、例えば規格化された値として4.75mmが用いられるものとする。この場合、4.75mm単位でキャリアテープ11の送り搬送を行った場合に、図9Aに示すように、部品検出位置P1の1パーフォレーション手前の位置では、IC部品12に対してスポット光が照射されず、図9Bに示すように、部品検出位置P1にて確実にIC部品12に対してスポット光が照射され、さらに図9Cに示すように、部品検出位置P1の1パーフォレーション前進した位置では、IC部品12に対してスポット光が照射されないように、照射部21a及び受光部21bの位置調整が行われる必要がある。従って、第1検出部21の検出範囲は、±1パーフォレーションピッチとなり、かつIC部品12のキャリアテープ11の送り方向の長さは、1パーフォレーションピッチ以内とする。このことにより、キャリアテープ11にテープの原点マークを形成することなしに、IC部品12が搭載されている部品検出位置P1を検出することで、第1検出部21がキャリアテープ11の原点として、部品切れなどにより交換されたキャリアテープ11において先頭のIC部品12を検出可能となる。なお、図9A〜図9Cにおいては、駆動ローラ15における特定の歯部15aの回動位置を図示することで、キャリアテープ11の送り状態を表している。
なお、本実施形態では、第1検出部21のスポット光として、IC部品12の短辺長さよりも小さなスポット径、例えば、0.3〜0.5mm程度のスポット径を有する光が用いられる。また第2検出部22のライン状の光としては、1つの部品搭載領域Rc(例えば5mm×16mm)を含むキャリアテープ11の部品打ち抜き領域R内にそのライン長が納まり、かつIC部品12の搭載位置とバッドマーク23の形成位置に対して確実に照射できるようなライン長さの光、例えば10mm程度の長さのライン状の光が用いられる。なお、部品打ち抜き領域Rは、28mm×8mm〜43mm×20mm程度の大きさとなっている。
なお、上述の説明においては、図5に示すIC部品供給カセット10の構成にて、3個の駆動ローラ15、16及び17が備えられるような場合について説明したが、このような駆動ローラの装備数や装備位置は、設計により適宜決定することができる。
また、部品打ち抜き領域Rに搭載されたIC部品12が、その送り方向において短小化されたIC部品である場合について説明したが、このような場合に代えて、例えば部品打ち抜き領域Rの略全体の大きさに近いような大型のIC部品が用いられるような場合であってもよい。このような場合には、部品検出位置P1にて、始めて受光量の低下が検出された位置を部品位置として検出することができる。
また、第2検出部22にて用いられる光がライン状の光であるような場合について説明したが、このような場合に代えて、エリア状の光(ライン状の光に十分な幅を持たせたもの)が用いられるような場合であってもよい。
また、IC部品供給カセット10における部品切れの検出は、例えば、不良品検出位置P2にて、「不良」が連続して複数回検出された場合に、キャリアテープ11にIC部品12が残っていないものとして検出することができる。また、このような場合に代えて、キャリアテープ11に搭載されているIC部品の個数情報を予め設定しておき、打ち抜き個数と不良品個数とをカウントすることで、部品切れを検出することもできる。
また、キャリアテープにより供給される部品の形態としては、TCPの他にも、FCP(Flexible Printed Circuit)やCOF(Chip On Film)等の形態を採用することができる。
上記実施形態によれば、テープ搬送経路において、部品検出位置P1、不良品検出位置P2及び打ち抜き位置P3の相関的な位置関係が予め定められた状態にて、まず、部品検出位置P1にてIC部品12の±1パーフォレーション以内の部品検出範囲で搭載位置を検出することで、キャリアテープ11における原点位置を検出することができる。この原点位置の位置情報を用いることで、不良品検出位置P2及び打ち抜き位置P3へそれぞれの部品打ち抜き領域Rを確実に位置決めすることができる。
また、不良品検出位置P2において位置決めされた部品打ち抜き領域Rに対して、部品搭載領域Rcとバットマーク23が同時に検出できるようにライン状の光を照射してその受光量を検出することにより、IC部品12の欠損及びバッドマーク23の有無を同時に1つのセンサにて効率的に検出することができる。
さらに、この不良品の情報を用いることで、打ち抜き位置P3に位置決めされた不良であると判断された部品打ち抜き領域Rに対して、打ち抜き動作をスキップすることができ、不良なIC部品12等を打ち抜いて供給してしまうという無駄さ作業を確実に省くことができる。従って、IC部品供給装置において、数少ないセンサにて、効率的な部品供給を行うための必須の情報を検出することができるとともに、部品切れが生じた場合のキャリアテープの交換作業における頭出し処理を確実に行うことができる。
なお、上記様々な実施形態のうちの任意の実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明の一の実施形態にかかる部品実装装置の模式斜視図 図1の部品実装装置の模式平面図 図1の部品実装装置の模式側面図 部品実装装置における部品実装動作の手順を示すフローチャート 部品実装装置が備えるIC部品供給カセットの模式構成図 図5のIC部品供給カセットの主要部の構成を示す模式説明図 IC部品供給カセットにおけるキャリアテープの交換手順を示すフローチャート キャリアテープにおける頭出し処理の手順を示す模式説明図であって、部品検出位置にてIC部品の位置が検出されている状態を示す図 キャリアテープにおける頭出し処理の手順を示す模式説明図であって、不良品検出位置にて不良が検出されている状態を示す図 キャリアテープにおける頭出し処理の手順を示す模式説明図であって、打ち抜き位置にて不良の部品搭載領域がスキップされた状態を示す図 第1検出部とキャリアテープの送りピッチとの関係を説明する模式説明図 第1検出部とキャリアテープの送りピッチとの関係を説明する模式説明図 第1検出部とキャリアテープの送りピッチとの関係を説明する模式説明図 従来の部品供給装置の模式構成図
符号の説明
1 パネル基板
2 パネル基板載置ステージ
3 パネル基板搬入装置
4 パネル基板搬出装置
5 IC部品実装ヘッド装置
6 IC部品供給装置
7 実装ヘッド
8 反転ヘッド
9 ソース側IC部品供給カセット
10 ゲート側IC部品供給カセット
11 キャリアテープ
11a パーフォレーション
12 IC部品
13 テープ供給部
14 テープ回収部
15、16、17 駆動ローラ
18 テンションローラ
19 案内ローラ
20 テープ押さえローラ
21 第1検出部
22 第2検出部
23 バッドマーク
24 ライン状の光
25 部品打ち抜き装置
26 スポット光
90 制御装置
101 部品実装装置
R、R1〜R7 部品打ち抜き領域
Rc 部品搭載領域
P1 部品検出位置
P2 不良品検出位置
P3 打ち抜き位置

Claims (6)

  1. 予め定められたピッチで配置された複数の部品搭載領域に部品が搭載されたキャリアテープから、上記部品搭載領域を含むそれぞれの部品打ち抜き領域を個別に打ち抜いて順次部品を供給する部品供給装置において、
    テープ供給部から供給される上記キャリアテープをテープ回収部に向けて搬送するテープ搬送装置と、
    上記テープ供給部と上記テープ回収部との間のテープ搬送経路における打ち抜き位置に搬送された上記テープの上記部品打ち抜き領域に対して上記部品の打ち抜き動作を行う部品打ち抜き装置と、
    上記テープ搬送経路において上記打ち抜き位置よりも搬送方向上流側に位置された部品検出位置に搬送された上記テープに搭載された上記部品を検出する第1検出部と、
    上記テープ搬送経路において上記打ち抜き位置と上記部品検出位置との間に位置された不良品検出位置に搬送された上記テープの上記部品打ち抜き領域に対して、部品の欠損及び/又は不良品識別マークの有無により不良を検出する第2検出部と、
    上記部品検出位置、上記不良品検出位置、及び上記打ち抜き位置の相関的な位置情報を有し、上記第1検出部による部品検出位置の情報に基づいて、上記それぞれの部品打ち抜き領域を、上記不良品検出位置及び上記打ち抜き位置に順次位置決めするように上記テープ搬送装置による搬送動作を制御するとともに、上記第2検出部による不良品検出結果の情報に基づいて、上記打ち抜き位置において上記部品の欠損又は不良品識別マークを有する上記部品打ち抜き領域に対して上記部品の打ち抜き動作をスキップさせるように上記部品打ち抜き装置を制御する制御装置と、を備え
    上記第2検出部は、
    上記キャリアテープの長手方向に沿って並んで配置された上記部品の搭載位置と上記不良品識別マークの形成位置とに対して同時に測定光の一部が照射されるように、上記不良品検出位置に位置決めされた上記部品打ち抜き領域に対して上記測定光を照射する照射部と、
    上記部品打ち抜き領域を透過した上記測定光を受光する受光部とを備え、
    上記第2検出部は、上記測定光として上記キャリアテープの長手方向に長いライン状又はエリア状の光を照射する光透過式の検出センサであり、上記受光部にて設定値を超えた光量の透過光が受光された場合に、上記部品打ち抜き領域が上記部品欠損である、あるいは不良品識別マークを有するものと検出することを特徴とする部品供給装置。
  2. 上記第1検出部は、上記キャリアテープが有する搬送のためのパーフォレーションのピッチ以内の検出精度を有するスポット光透過式の検出センサである、請求項1に記載の部品供給装置。
  3. 上記部品搭載領域に搭載された上記部品は、上記キャリアテープが有する搬送のためのパーフォレーションのピッチ以下の長さ寸法を、その搬送方向における長さ寸法とするIC部品である、請求項1または2に記載の部品供給装置。
  4. 基板を保持する基板保持装置と、
    請求項1からのいずれか1つに記載の部品供給装置と、
    上記部品供給装置より供給される上記部品を保持して、上記基板保持装置に保持された上記基板の部品実装領域に上記部品を実装する部品実装ヘッド装置と、を備えることを特徴とする部品実装装置。
  5. 予め定められたピッチで配置された複数の部品搭載領域に部品が搭載されたキャリアテープから、上記部品搭載領域を含むそれぞれの部品打ち抜き領域を個別に打ち抜いて順次部品を供給する部品供給方法において、
    上記キャリアテープのテープ搬送経路上の部品検出位置に位置された上記テープに搭載された上記部品を検出し、
    上記部品位置の検出結果に基づいて、上記それぞれの部品打ち抜き領域を、上記テープ搬送経路において上記部品検出位置よりも搬送方向下流側に位置された不良品検出位置に順次位置決めし、
    上記不良品検出位置にて、上記位置決めされた上記それぞれの部品打ち抜き領域に対して、部品の欠損及び/又は不良品識別マークの有無により不良を検出し、
    上記部品位置の検出結果に基づいて、上記それぞれの部品打ち抜き領域を、上記テープ搬送経路において上記不良品検出位置よりも搬送方向下流側に位置された打ち抜き位置に順次位置決めし、
    上記打ち抜き位置にて、上記位置決めされた上記それぞれの部品打ち抜き領域に対して、上記部品の欠損又は不良品識別マークを有することが検出された上記部品打ち抜き領域に対する上記部品の打ち抜き動作をスキップさせるように上記部品の打ち抜きを行って、上記それぞれの部品を順次供給し、
    上記部品の欠損及び不良品識別マークの検出において、上記キャリアテープの長手方向に沿って並んで配置された上記部品の搭載位置と上記不良品識別マークの形成位置とに対して同時に測定光の一部が照射されるように、上記不良品検出位置に位置決めされた上記部品打ち抜き領域に対して、上記測定光として上記キャリアテープの長手方向に長いライン状又はエリア状の光を照射して、上記部品打ち抜き領域を透過した透過光の光量が設定値を超えている場合に、上記部品打ち抜き領域が上記部品欠損である、あるいは不良品識別マークを有するものと検出することを特徴とする部品供給方法。
  6. 上記部品位置の検出において、上記キャリアテープが有する搬送のためのパーフォレーションのピッチ以内の検出精度を有するスポット光透過式の検出センサより上記キャリアテープに対して照射された光の透過光の光量が設定値を下回っている場合に、上記部品検出位置にて上記部品が位置されていることを検出する、請求項5に記載の部品供給方法。
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