JP2000227401A - テープキャリア欠陥検査装置及びテープキャリア欠陥検査装置におけるテープキャリアの搬送方法 - Google Patents

テープキャリア欠陥検査装置及びテープキャリア欠陥検査装置におけるテープキャリアの搬送方法

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JP2000227401A
JP2000227401A JP11029963A JP2996399A JP2000227401A JP 2000227401 A JP2000227401 A JP 2000227401A JP 11029963 A JP11029963 A JP 11029963A JP 2996399 A JP2996399 A JP 2996399A JP 2000227401 A JP2000227401 A JP 2000227401A
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tape carrier
frame
pitch interval
product
area
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Hideki Matsui
秀樹 松井
Hiroshi Idemoto
浩 井手元
Yukio Nakamori
幸雄 中森
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NIPPON INTER CONNECTION SYSTEMS KK
Nippon Steel Corp
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NIPPON INTER CONNECTION SYSTEM
NIPPON INTER CONNECTION SYSTEMS KK
Nippon Steel Corp
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    • H01L2224/95Batch processes at chip-level, i.e. with connecting carried out on a plurality of singulated devices, i.e. on diced chips
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/151Die mounting substrate
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    • H01L2924/15172Fan-out arrangement of the internal vias
    • H01L2924/15173Fan-out arrangement of the internal vias in a single layer of the multilayer substrate

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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検査領域の送り方向の長さよりも長いフレー
ムを有するテープキャリアに対して適切な送り量を算出
し、各製品を漏れなく検査することができるテープキャ
リア欠陥検査装置を提供する。 【解決手段】 テープキャリアは搬送装置10により所
定の送り量ずつ搬送され、所定の検査領域に搬送されて
きたときにCCDカメラ31aで撮像される。統括制御
装置70は、テープキャリアについてのフレームのピッ
チ間隔が検査領域の送り方向の長さよりも長いときに、
各フレームを、検査領域の送り方向の長さ内に完全に含
めることができる一又は複数の製品を含む複数の領域に
分割し、入力装置50から入力されたフレームのピッチ
間隔及び製品の送り方向のピッチ間隔に基づいて、各フ
レームの各領域が順次検査領域に送られるような送り量
を算出する。そして、その送り量に基づいて搬送装置1
0の動作を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICなどを実装す
るのに用いられるテープキャリアに生じた欠陥を検査す
るテープキャリア欠陥検査装置及びテープキャリア欠陥
検査装置におけるテープキャリアの搬送方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】テープキャリアは、スプロケットホール
やデバイスホールなどが形成されたテープ(基材)上
に、銅箔でリードを形成したものである。このテープキ
ャリアは、全長が20〜200mの長尺であり、リール
に巻かれて、ユーザに出荷される。また、テープキャリ
アは、フレームと称される複数の領域に区分され、通
常、1フレームに一個の製品が含まれている。
【0003】テープキャリアをユーザに出荷する前に
は、テープキャリアの外観検査が行われる。このテープ
キャリアの外観検査は、専用の欠陥検査装置により行わ
れる。かかる欠陥検査装置では、リールからリールへの
搬送方式を用いて、テープキャリアを1フレームずつ送
る。テープキャリアの送り動作が停止する度に、CCD
カメラにより、所定の検査領域に送られてきたテープキ
ャリアの1フレームについての画像を撮像する。この検
査領域は1フレームとほぼ同じ大きさである。そして、
各フレーム毎の画像に基づいてテープキャリアの各製品
に生じた欠陥を検査する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年になっ
て、例えば図3及び図4に示すような、1フレームに複
数の製品が含まれるテープキャリアが現れてきた。特
に、図4に示すように、検査領域の送り方向の長さより
も長いフレームを有するテープキャリアを、1フレーム
ずつ送ったのでは、送り動作の停止時に検査領域に含ま
れない一部の製品については検査が行えなくなっしま
う。したがって、テープキャリアの種類に応じてテープ
キャリアの送り量を設定する必要がある。しかしなが
ら、従来の欠陥検査装置では、送り量の設定・変更を容
易に行うことができず、検査領域の送り方向の長さより
も長いフレームを有するテープキャリアに対応できない
のが実情である。このため、かかるテープキャリアであ
っても、適切な送り量を算出し、各製品を漏れなく検査
することができる欠陥検査装置の実現が望まれている。
【0005】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、検査領域の送り方向の長さよりも長いフレーム
を有するテープキャリアに対して適切な送り量を算出
し、各製品を漏れなく検査することができるテープキャ
リア欠陥検査装置及びテープキャリア欠陥検査装置にお
けるテープキャリアの搬送方法を提供することを目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明に係るテープキャリア欠陥検査装置は、テー
プキャリアを所定の送り量ずつ搬送する搬送手段と、前
記搬送手段で所定の検査領域に搬送されてきた前記テー
プキャリアを撮像する撮像手段と、前記撮像手段で得ら
れた画像に基づいて前記テープキャリアの各製品に生じ
た欠陥を検査する欠陥検査手段と、前記テープキャリア
についてのフレームのピッチ間隔及び1フレームに含ま
れる前記製品の送り方向のピッチ間隔を入力するための
入力手段と、前記フレームのピッチ間隔が前記検査領域
の送り方向の長さよりも長いときに、各フレームを、前
記検査領域の送り方向の長さ内に完全に含めることがで
きる一又は複数の製品を含む複数の領域に分割し、前記
フレームのピッチ間隔及び前記製品の送り方向のピッチ
間隔に基づいて、各フレームの前記各領域が順次前記検
査領域に送られるような送り量を算出し、且つ、その算
出した送り量に基づいて前記搬送手段の動作を制御する
制御手段と、を具備することを特徴とするものである。
【0007】また、上記の目的を達成するための本発明
に係るテープキャリア欠陥検査装置におけるテープキャ
リアの搬送方法は、搬送手段によりテープキャリアを所
定の送り量ずつ搬送し、所定の検査領域に搬送されてき
た前記テープキャリアを撮像し、その撮像して得られた
画像に基づいて前記テープキャリアの各製品に生じた欠
陥を検査するテープキャリア欠陥検査装置において、前
記テープキャリアについてのフレームのピッチ間隔が前
記検査領域の送り方向の長さよりも長い場合、各フレー
ムを、前記検査領域の送り方向の長さ内に完全に含める
ことができる一又は複数の製品を含む複数の領域に分割
し、各フレームの前記各領域が順次前記検査領域に送ら
れるように前記テープキャリアを搬送することを特徴と
するものである。
【0008】また、上記の目的を達成するための本発明
は、搬送手段によりテープキャリアを所定の送り量ずつ
搬送し、所定の検査領域に搬送されてきた前記テープキ
ャリアを撮像し、その撮像して得られた画像に基づいて
前記テープキャリアの各製品に生じた欠陥を検査するテ
ープキャリア欠陥検査装置をコンピュータに実現させる
ためのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可
能な記録媒体において、入力手段により入力された前記
テープキャリアについてのフレームのピッチ間隔及び1
フレーム内に含まれる前記製品の送り方向のピッチ間隔
を記憶手段に記憶させる第一手順と、前記フレームのピ
ッチ間隔が前記検査領域の送り方向の長さよりも長いと
きに、各フレームを、前記検査領域の送り方向の長さ内
に完全に含めることができる一又は複数の製品を含む複
数の領域に分割し、前記フレームのピッチ間隔及び前記
製品の送り方向のピッチ間隔に基づいて、各フレームの
前記各領域が順次前記検査領域に送られるような送り量
を算出する第二手順と、を実現させるためのプログラム
が記録されたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態
であるテープキャリア欠陥検査装置の概略構成図、図2
乃至図4はテープキャリアの種類を説明するための図、
図5(a)は本実施形態のテープキャリア欠陥検査装置
の検査ステージの概略拡大斜視図、図5(b)はその検
査ステージの動作を説明するための図、図6は本実施形
態のテープキャリア欠陥検査装置の第一CCDカメラ及
び第二CCDカメラを説明するための図、図7はそのテ
ープキャリア欠陥検査装置における第一欠陥検査部及び
第二欠陥検査部の検査内容を説明するための図である。
【0010】本実施形態のテープキャリア欠陥検査装置
は、図1に示すように、搬送装置10と、第一欠陥検査
部20aと、第二欠陥検査部20bと、パンチ部40
と、入力装置50と、表示装置60と、統括制御装置7
0とを備えるものである。
【0011】テープキャリア(Tape Carrier)100
は、全長が20〜200mの長尺であり、フレームと称
される複数の領域に区分されている。このフレームはテ
ープキャリア100の製造・加工時の単位となるもので
ある。テープキャリア100には、1フレームの長さや
1フレームに含まれる製品の数に応じて、さまざまな種
類のものがある。図2乃至図4に代表的なテープキャリ
ア100の例を示す。図2に示すテープキャリア100
は、通常製品と言われるものであり、1フレームに一個
の製品を含んでいる。そのフレームは略正方形状をして
いる。これに対し、図3及び図4に示すテープキャリア
100は、CSP(Chip Scale Packageあるいは Chip
Size Package)等に対応するものであり、1フレームに
複数の製品を含んでいる。図3に示すテープキャリア1
00では、フレームが略正方形状であり、1フレーム内
には、上下各行に2個ずつ合計4個の製品が含まれる。
一方、図4に示すテープキャリア100では、フレーム
の送り方向の長さが長く、1フレーム内には、上下各行
に6個ずつ合計12個の製品が含まれる。本実施形態の
テープキャリア欠陥検査装置では、これらすべての種類
のテープキャリア100を検査対象とする。
【0012】尚、1本のテープキャリアに上記各種類の
ものが混在することはない。したがって、1フレームの
サイズは各テープキャリア毎に一定に決まっている。
【0013】次に、テープキャリア100について詳し
く説明する。テープキャリア100は、例えば図2に示
すように、スプロケットホール111やデバイスホール
112が形成されたテープ(基材)110上に、銅箔で
リード120が形成されたものである。このリード12
0は各デバイスホール112の周りの略正方形状の領域
に所定のパターンで形成される。この一つの略正方形状
の領域が1個の製品となる。図2に示すテープキャリア
100では、この略正方形状の領域が1フレームとな
る。各フレームは一定間隔だけ離して形成される。尚、
一般に、製品はユーザの仕様に応じてさまざまな形状・
サイズに設計される。
【0014】スプロケットホール111は、テープキャ
リア100を搬送するための孔である。また、デバイス
ホール112にはインナーリード121が導出されてい
る。デバイスホール112は、このインナーリード12
1とボンディングされるICを配置するための孔であ
る。テープキャリア100のインナーリード121とI
Cの電極とを接続すると、TAB(Tape Automated Bon
ding)テープやFPC(Flexible Printed Circuit)テ
ープが得られる。
【0015】かかるテープキャリア100は、リールに
巻かれた状態でユーザに出荷される。本実施形態のテー
プキャリア欠陥検査装置では、ユーザに出荷する前に、
各製品についてリードに欠けや太り等の欠陥が生じてい
るかどうかについて検査する。
【0016】次に、テープキャリア欠陥検査装置の各部
について説明する。搬送装置10は、テープキャリア1
00をリールからリールへの搬送方式で搬送するもので
あり、図1に示すように、巻き出し部11と、巻き取り
部12と、駆動ローラ13と、モータ14と、搬送制御
装置15とを有する。巻き出し部11は、テープキャリ
ア100を送り出す供給リール11aと、インターリー
フを巻き取るインターリーフ巻取リール11bとから構
成される。また、巻き取り部12は、供給リール11a
から供給されるテープキャリア100を巻き取る巻取リ
ール12aと、テープキャリア100を巻き取るときに
インターリーフを供給するインターリーフ供給リール1
2bとから構成される。ここで、インターリーフとは、
テープキャリア100をリールに巻いたときに、製品に
傷が付かないようにテープキャリア100とテープキャ
リア100との間に挿入される保護用フィルムのことで
ある。また、搬送制御装置15は、統括制御装置70か
らの指示に基づいて、モータ14を駆動するものであ
る。モータ14により駆動ローラ13が回転すると、テ
ープキャリア100は供給リール11aから巻取リール
12aに向かって所定の送り量ずつ搬送される。尚、巻
き出し部11と巻き取り部12との間には、多数のガイ
ドローラ18が設けられている。
【0017】第一欠陥検査部20a及び第二欠陥検査部
20bは、テープキャリア100の各製品に生じた欠陥
を検査するものである。第一欠陥検査部20aは、テー
プキャリア2の搬送経路上の上流側に設けられ、一方、
第二欠陥検査部20bは、第一欠陥検査部20aより
も、テープキャリア2の搬送経路上の下流側に設けられ
る。第一欠陥検査部20aは、検査ステージ21aと、
第一CCDカメラ31aと、照明装置32aと、X−Y
ステージ33aと、ステージコントローラ34aと、第
一画像処理装置35aとを有する。第二欠陥検査部20
bは、検査ステージ21bと、第二CCDカメラ31b
と、照明装置32bと、X−Yステージ33bと、ステ
ージコントローラ34bと、第二画像処理装置35bと
を有する。
【0018】検査ステージ21a,21bは、図5
(a)に示すように、押さえ板25と、吸引台26と、
吸引装置(不図示)とを有する。押さえ板25の中央部
には、略正方形状の開口部25aが形成されている。吸
引台26には、吸引装置と繋がる多数の孔26aが形成
されている。これら押さえ板25及び吸引台26はとも
に、上下方向に移動可能に構成される。テープキャリア
100は、押さえ板25と吸引台26との間を通過す
る。テープキャリア100が所定の送り量だけ送られて
停止すると、押さえ板25が下方に移動すると共に吸引
台26が上方に移動して、図5(b)の右側の図に示す
ように、テープキャリア100をクランプする。そし
て、吸引装置で吸引すると、テープキャリア100の平
面が吸引台26に吸い付けられる。これにより、テープ
キャリア100はしっかりと固定され、この状態で検査
が行われる。このように検査時にテープキャリア100
を固定するのは、テープキャリア100はカールしてし
まうことがあり、かかる状態のテープキャリア100を
第一CCDカメラ31a又は第二CCDカメラ31bで
撮像すると、画像の焦点がボケてしまい、正確な検査が
行えないからである。
【0019】第一CCDカメラ31a及び第二CCDカ
メラ31bは、テープキャリア100を撮像するもので
あり、押さえ板25,25の開口部25aの上方に設け
られる。したがって、第一CCDカメラ31a及び第二
CCDカメラ31bは、押さえ板25,25の開口部2
5aに位置するテープキャリア100についての画像を
取得する。すなわち、本実施形態では、押さえ板25,
25の開口部25aがテープキャリア100の検査領域
となる。また、第一CCDカメラ31a及び第二CCD
カメラ31bの近傍にはそれぞれ、照明装置32a,3
2bが配置される。第一CCDカメラ31a及び第二C
CDカメラ31bはそれぞれ、照明装置32a,32b
から照射され、検査ステージ21a,21bに固定され
たテープキャリア100により反射された反射光を検出
することにより、テープキャリア100を撮像する。
【0020】また、第一CCDカメラ31aとしては、
図6(a)に示すように、広い視野を持つラインセンサ
を用いる。テープキャリア100が検査ステージ21に
固定されたときに、第一CCDカメラ31aがスキャニ
ングすることにより、開口部25aに含まれるテープキ
ャリア全面についての画像が取得される。例えば、図2
に示すテープキャリア100の場合には、図6(b)に
示すような画像が取得される。しかも、第一CCDカメ
ラ31aとしては、4000画素×4000画素からな
る高精細な画像を取得できるものを用いる。尚、第一C
CDカメラ31aとして視野の狭いものを用いる場合に
は、検査領域を複数の領域に分割し、各領域毎にスキャ
ニングすることにより、検査領域に含まれるテープキャ
リア全面についての画像を取得するようにしてもよい。
【0021】ところで、本実施形態のテープキャリア欠
陥検査装置では、押さえ板25として開口部25aの大
きさの異なるものを予め複数用意している。そして、テ
ープキャリア100を検査する際に、少なくとも一個の
製品が開口部25aに完全に含まれるような押さえ板2
5を使用する。したがって、第一CCDカメラ31aで
撮像された画像には、必ず一つの製品が入るようにな
る。ここで、第一CCDカメラ31aで撮像された画像
中に一部しか写っていない製品については、検査の対象
外とされる。特に、本実施形態では、図2及び図3に示
すテープキャリア100についての1フレームを完全に
含むことができるような大きさの開口部25aを有する
押さえ板25を使用することにする。但し、この押さえ
板25の開口部25aは、図4に示すテープキャリアに
ついての1フレームよりは小さいとする。
【0022】一方、第二CCDカメラ31bとしては、
第一CCDカメラ31aと異なり、図6(c)に示すよ
うに、狭い視野を持つエリアセンサを用いる。また、第
二CCDカメラ31bには第一CCDカメラ31aより
も高倍率の光学系を用い、図6(d)に示すように、製
品の局所的な拡大画像を取得することにしている。この
第二CCDカメラ31bにより、600〜800×40
0〜600画素からなる画像が得られる。尚、第二CC
Dカメラ31bにラインセンサを用いずにエリアセンサ
を用いたのは、制御が簡単であり、しかも、第二欠陥検
査部20bでは局所的な画像を取得するため小さい視野
を持つもので十分だからである。
【0023】X−Yステージ33a,33bはそれぞ
れ、第一CCDカメラ31a、第二CCDカメラ31b
をX−Y二次元平面内(テープキャリア100の表面に
平行な平面内)の所定の位置に移動するものである。X
−Yステージ33a,33bの動作はそれぞれ、ステー
ジコントローラ34a,34bにより制御される。した
がって、第一欠陥検査部20aでは、ステージコントロ
ーラ34aで第一CCDカメラ31aの位置を調整する
ことにより、検査領域内におけるテープキャリア100
全体の画像を取得することができ、一方、第二欠陥検査
部20bでは、ステージコントローラ34bで第二CC
Dカメラ31bの位置を移動することにより、検査領域
内におけるテープキャリア100の各製品について所望
の位置の拡大画像を取得することができる。
【0024】本実施形態においては、第一欠陥検査部2
0aでは、検査領域に含まれる一又は複数の製品の全面
を検査し、一方、第二欠陥検査部20bでは、各製品の
局所的な部分を検査する。すなわち、二つの欠陥検査部
20a,20bを用いて二段階の検査を行う。ここで、
本実施形態では、リードの欠け及びリードの太りを検査
対象とする場合について説明する。
【0025】第一欠陥検査部20aの第一画像処理装置
35aは、第一CCDカメラ31aによって取得された
画像に所定の処理を施し、その画像に完全に含まれてい
る各製品について検査する。具体的には、まず、パター
ンマッチングの手法を用いて、各製品毎に、リードの欠
け又は太りを検出する。ここで、欠けには断線が含ま
れ、太りには短絡が含まれる。第一画像処理装置35a
は、欠け又は太りを検出すると、欠け又は太りの部分
(欠陥箇所)の面積値を求めると共に、欠陥箇所の領域
の重心位置を求める。そして、欠陥箇所の面積値を予め
定められた所定のしきい値と比較し、欠陥箇所の面積値
がしきい値よりも大きいときに、大欠陥があると判定す
る。ここで、しきい値は検査項目、すなわち欠け又は太
りに応じて異なる。例えば、図7(a)に示すような画
像が取得された場合には、断線D1 と、大きな太りD2
とが生じており、第一画像処理装置35aは大欠陥があ
ると判定する。一方、欠陥箇所の面積値がしきい値以下
であるときに、再検査を必要とする微小な欠陥があると
判定する。例えば、図7(b)に示すような画像が取得
された場合には、微小な欠陥(欠け)D3 があると判定
する。第一画像処理装置35aでの検査結果は、統括制
御装置70に送られ、所定の記憶部に記憶される。尚、
同じリードであっても、インナーリードとパッド用リー
ドとでは、幅等が異なり、当然、欠陥の判定基準も異な
る。このため、リードを各部位別に区別し、その区別し
た部位毎に、しきい値を設定するようにしてもよい。ま
た、本実施形態では、リードに不純物が付着している場
合も欠けとして処理することができる。
【0026】第二欠陥検査部20bの第二画像処理装置
35bでは、第一欠陥検査部20aで微小な欠陥が検出
された場合のみ、各製品毎に、その微小な欠陥の箇所を
再検査する。したがって、第一欠陥検査部20aにおい
て欠陥が検出されなかった製品及び大欠陥が検出された
製品については、第二欠陥検査部20bでの検査は行わ
れない。
【0027】統括制御装置70は、再検査の必要な製品
が第二欠陥検査部20bの検査ステージ21bに送られ
てきたときに、再検査箇所の重心座標についての情報を
第二画像処理装置35bに送る。すると、第二画像処理
装置35bは、第二CCDカメラ31bの視野の中心が
再検査箇所の重心座標位置に一致するように、ステージ
コントローラ34bを介してX−Yステージ33bを移
動する。そして、第二CCDカメラ31bで当該製品に
ついて再検査箇所を含む拡大画像を取り込む。例えば、
第一欠陥検査部20aで図7(b)に示す微小な欠陥D
3 が検出された場合、第二CCDカメラ31bでは、図
7(b)の破線で示す範囲を、第一CCDカメラ31a
よりも拡大した倍率(例えば3、4倍程度)で撮像す
る。これにより、図7(c)に示すように、再検査箇所
3 の鮮明な画像を得ることができる。
【0028】その後、第二画像処理装置35bは、第一
画像処理装置35aと同様に、第二CCDカメラ31b
で取得された拡大画像に所定の処理を施し、パターンマ
ッチングの手法を用いて、再検査箇所を再検査する。具
体的には、再検査箇所の面積値を求め、その面積値を予
め定められた所定のしきい値を比較する。但し、第二画
像処理装置35bで用いるしきい値は第一画像処理装置
35aで用いるしきい値と異なる。第二画像処理装置3
5bは、再検査箇所の面積値がしきい値よりも大きいと
きに、欠陥であると判定し、一方、再検査箇所の面積値
がしきい値以下であるときに、欠陥ではないと判定す
る。第二画像処理装置35bでの検査結果は、統括制御
装置70に送られ、所定の記憶部に記憶される。尚、各
製品について複数の再検査箇所がある場合には、欠陥の
程度が高い再検査箇所から検査が行われる。
【0029】また、各製品について欠陥が生じているか
否かの最終的な判断は、統括制御装置70が第一画像処
理装置35a及び第二画像処理装置35bの検査結果に
基づいて行う。本実施形態では、このように二つの欠陥
検査部20a,20bを設け、二段階の検査を行うこと
により、各製品について欠陥が生じているか否かを正確
に判定することができる。
【0030】パンチ部40は、第二欠陥検査部20bよ
りもテープキャリア100の搬送経路上の下流側に設け
られており、図1に示すように、パンチャ41と、X−
Yステージ42と、ステージコントローラ43と、位置
合わせ用カメラ44と、画像表示装置45とを有する。
パンチャ41は、統括制御装置70により最終的に不良
と判定された製品の所定位置にパンチ穴をあけるもので
ある。ここでは、エアーシリンダ式のパンチャ41を用
いている。このパンチャ41は、搬送制御装置15から
の信号に基づいて作動する。また、X−Yステージ42
は、パンチャ41をX−Y二次元平面内の所定の位置に
移動するものである。このX−Yステージ42の動作
は、搬送制御装置15からステージコントローラ43を
介して制御される。したがって、パンチ部40では、不
良製品について所望の位置にパンチ穴をあけることがで
きる。
【0031】また、位置合わせ用カメラ44は、X−Y
ステージ42上に設けられ、そのX−Yステージ42上
においてX−Y二次元平面内の所定の位置に手動で調整
可能に構成されている。画像表示装置45は、位置合わ
せ用カメラ44で映した画像を表示する。オペレータ
は、検査を開始する前に、画像表示装置45に映し出し
た画像を見ながら、位置合わせ用カメラ44の中心位置
をテープキャリア100上の所定の基準位置に合わせ
る。この基準位置はX−Yステージ42の座標原点とな
る。そして、オペレータが入力装置50を用いて、その
座標原点から実際にパンチ穴をあけたい位置までのオフ
セット量を入力することにより、製品上のパンチ穴をあ
ける位置が設定される。
【0032】入力装置50は、例えばキーボード等であ
って、この入力装置50から、検査を行う前に予め各テ
ープキャリア毎の検査に必要な情報等が入力される。入
力内容としては、例えば、テープキャリア100のフレ
ームのピッチ間隔F、1フレームに含まれる製品の送り
方向のピッチ間隔P等である(図2乃至図4参照)。ま
た、第一CCDカメラ31aにより撮像した画像に対し
て、検査領域に完全に含まれる製品の範囲を指定するこ
とにより、検査を行う範囲を設定したり、1フレーム内
に含まれる各製品について検査の順番を指定したりす
る。更に、各欠陥検査部20a,20bにおいて欠陥を
判定する際のしきい値を入力したりする。入力装置50
から入力された情報は、統括制御装置70に送られ、所
定の記憶部に記憶される。また、表示装置60は、第一
CCDカメラ31a又は第二CCDカメラ31bにより
撮像した画像を表示したり、各製品についての最終的な
検査結果を表示する。
【0033】統括制御装置70は、本テープキャリア欠
陥検査装置の各部の制御を統括するものである。例え
ば、第一欠陥検査部20aの第一画像処理装置35a及
び第二欠陥検査部20bの第二画像処理装置35bから
送られた検査結果に基づいて、最終的にテープキャリア
100の各製品に欠陥が生じているか否かを判定する。
具体的には、第一画像処理装置35aで大欠陥が生じて
いると判定された製品については、統括制御装置70は
不良品と判定する。また、第一画像処理装置35aで再
検査が必要であると判定された製品については、第二欠
陥検査部20bに再検査を実行させる。この再検査の結
果、第二画像処理装置35bで欠陥が生じていると判定
された製品については、統括制御装置70は不良品と判
定する。さらに、第一画像処理装置35aにおいて欠陥
が生じていないと判定された製品、及び第二画像処理装
置35bにおいて再検査の結果、欠陥が生じていないと
判定された製品については、統括制御装置70は良品と
判定する。
【0034】ところで、第一欠陥検査部20aでは、検
査領域に完全に含まれる製品について検査が行われる。
したがって、テープキャリア100の送り動作が停止し
たときに、製品の一部分しか検査領域に含まれない製品
については、検査は行われない。しかも、本実施形態で
は、図2乃至図4に示すようなさまざまな種類のテープ
キャリア100を検査対象としているので、テープキャ
リア100の種類に応じて、送り動作の停止時に各製品
が検査領域に完全に含まれるような送り量を設定する必
要がある。このため、統括制御装置70は、入力装置5
0で入力されたフレームのピッチ間隔F及び製品の送り
方向のピッチ間隔Pに基づいて、テープキャリア100
の種類に応じた適切な送り量を算出し、その算出した送
り量に基づいて搬送装置10の動作を制御する。
【0035】次に、統括制御装置70がテープキャリア
100の送り量を算出する手順について説明する。図8
はテープキャリア100の送り量を算出する手順を説明
するためのフローチャートである。
【0036】まず、オペレータは入力装置50を用い
て、今回の検査対象となるテープキャリア100につい
てのフレームのピッチ間隔Fと、一フレームに含まれる
製品の送り方向のピッチ間隔Pとを入力する(S1)。
統括制御装置70は、フレームのピッチ間隔Fが検査領
域の送り方向の長さR(図5参照)以下であるか否かを
判断する(S2)。ここで、検査領域のサイズは予め決
められており、検査領域の送り方向の長さRについての
情報は所定の記憶部に既に記憶されている。フレームの
ピッチ間隔Fが検査領域の送り方向の長さR以下である
と判断されると、統括制御装置70は、テープキャリア
100の一回の送り量Lをフレームのピッチ間隔Fに設
定する(S3)。この場合、テープキャリア100を一
回送る毎に、各フレームが順次検査領域に移動するの
で、送り動作の停止時に各製品は必ず検査領域に完全に
含まれる。
【0037】一方、ステップS2においてフレームのピ
ッチ間隔Fが検査領域の送り方向の長さRよりも長いと
判断されると、統括制御部70は、各フレームを、検査
領域の送り方向の長さR内に完全に含めることができる
一又は複数の製品を含む複数の領域に分割し、フレーム
のピッチ間隔F及び製品の送り方向のピッチ間隔Pに基
づいて、各フレームの各領域が順次、検査領域に送られ
るような送り量を算出する。これにより、各分割領域に
含まれる一又は複数の製品毎に検査が行われることにな
る。この場合、送り量は具体的には以下のように算出さ
れる。統括制御装置70は、まず、製品の送り方向のピ
ッチ間隔Pに基づいて、検査領域の送り方向の長さR内
に完全に含めることができる製品の送り方向に沿った最
大数nを算出する(S4)。この製品の最大数nは、検
査領域の送り方向の長さRを製品の送り方向のピッチ間
隔Pで割り、その得られた値の小数点以下を切り捨てる
ことにより、容易に求めることができる。
【0038】その後、統括制御装置70は、ステップS
4で得られた製品の最大数nに基づいて1フレームを複
数の領域に分割したときの分割領域の数dを算出する
(S5)。この分割領域の数dは、フレームのピッチ間
隔Fを製品の最大数nで割り、その得られた値の少数点
以下を切り上げることにより、容易に求めることができ
る。ここでは、各フレームをd個の分割領域に分割する
際、最初から最後の一つ前までの各分割領域には送り方
向に沿って最大数dの製品を含むように、最後の分割領
域には残りの製品を含むようにd個の分割領域を決定す
る。また、各フレームにおいて最初の分割領域が検査領
域に入っている状態から最後の分割領域が検査領域に入
っている状態に移行させるのに要する送り動作の回数
は、d−1回である。
【0039】次に、統括制御装置70は、各フレームに
おいて一の分割領域から次の分割領域を検査領域に送る
ときの送り量L1 を、製品の送り方向のピッチ間隔Pと
製品の最大数nとの積で与えられる値(P×n)として
算出する(S6)。これにより、1フレーム内に含まれ
る各製品は必ず検査領域に完全に含まれることになる。
また、一のフレームの最後の分割領域が検査領域に入っ
ている状態から次のフレームの最初の分割領域が検査領
域に入る状態に移行する際には、フレーム間に一定の間
隔が設けられていることを考慮する必要がある。このた
め、統括制御装置70は、一のフレームの最後の分割領
域から次のフレームの最初の分割領域を検査領域に送る
ときの送り量L2 を、フレームのピッチ間隔Fから製品
の送り方向のピッチ間隔Pと製品の最大数nと分割領域
の数から1引いた数d−1との積を減じて得られる値
(F−P×n×(d−1))として算出する(S7)。
これにより、次のフレームの最初の分割領域について
は、当該一のフレームの最初の分割領域が検査領域に入
っている状態と全く同じ状態が再現される。
【0040】次に、本実施形態のテープキャリアの欠陥
検査装置においてテープキャリア100の送り動作につ
いて説明する。図9は図2に示すテープキャリア100
の送り動作を説明するための図、図10は図3に示すテ
ープキャリア100の送り動作を説明するための図、図
11は図4に示すテープキャリア100の送り動作を説
明するための図である。
【0041】まず、図2に示すテープキャリア100の
送り動作について説明する。図2に示すテープキャリア
100では、そのフレームのピッチ間隔Fが検査領域の
送り方向の長さR以下であるので、テープキャリア10
0の送り量Lをフレームのピッチ間隔Fに設定する。こ
の場合は、テープキャリア100を常にこの送り量Lず
つ搬送する。例えば、図9(a)に示すように、一のフ
レームf1 が検査領域に完全に含まれている状態から、
テープキャリア100をフレームのピッチ間隔Fだけ送
ると、図9(b)に示すように、当該一のフレームf1
の次のフレームf2 が検査領域に完全に含まれるように
なる。図2に示すテープキャリアでは、1フレームに1
個の製品が含まれているので、第一欠陥検査部20aで
は、CCDカメラ31により検査領域内に含まれるフレ
ームが撮像され、その撮像された画像に基づいて、フレ
ーム内の1個の製品について検査が行われる。
【0042】次に、図3に示すテープキャリア100の
送り動作について説明する。図3に示すテープキャリア
100においても、そのフレームのピッチ間隔Fが検査
領域の送り方向の長さR以下であるので、テープキャリ
ア100の送り量Lをフレームのピッチ間隔Fに設定す
る。この場合も、テープキャリア100を常にこの送り
量Lずつ搬送する。そして、図9の場合と同様に、図1
0(a)に示すように、一のフレームf1 が検査領域に
完全に含まれている状態から、テープキャリア100を
フレームのピッチ間隔Fだけ送ると、図10(b)に示
すように、当該一のフレームf1 の次のフレームf2
検査領域内に完全に含まれるようになる。但し、図3に
示すテープキャリア100は、1フレームに複数の製品
が含まれているので、各フレーム内の複数の製品につい
てまとめて検査が行われる。
【0043】次に、図4に示すテープキャリア100の
送り動作について説明する。図4に示すテープキャリア
100では、フレームのピッチ間隔Fが検査領域の送り
方向の長さRよりも長いので、1フレームを複数の領域
に分割し、各フレームの各分割領域が順次、検査領域に
送られるようにテープキャリア100を搬送する。例え
ば、図11(a)に示すように、検査領域の送り方向の
長さR内に2個の製品が完全に含まれるものとする(n
=2)。また、分割領域の数dは3である。この場合、
図11(a)に示す当該フレームの最初の分割領域r1
が検査領域に完全に含まれている状態から、テープキャ
リア100を送り量L1 =2×Pだけ送ると、図11
(b)に示すように、次の分割領域r2 が検査領域に完
全に含まれるようになる。次に、図11(b)の状態か
らテープキャリア100を送り量L 1 =2×Pだけ送る
と、図11(c)に示すように、最後の分割領域r3
検査領域に完全に含まれるようになる。そして、図11
(c)の状態からテープキャリア100を送り量L2
F−4×Pだけテープキャリア100を送ると、次のフ
レームについて図11(a)と同じ状態が再現される。
その後は、同様の送り動作が繰り返される。
【0044】本実施形態のテープキャリア欠陥検査装置
では、フレームのピッチ間隔が検査領域の送り方向の長
さよりも長いときに、各フレームを、検査領域の送り方
向の長さ内に完全に含めることができる一又は複数の製
品を含む複数の領域に分割し、フレームのピッチ間隔及
び製品の送り方向のピッチ間隔に基づいて、各フレーム
の各分割領域が順次、検査領域に送られるような送り量
を算出し、且つ、その算出した送り量に基づいてテープ
キャリアを搬送することにより、検査領域の送り方向の
長さよりも長いフレームを有するテープキャリアについ
て、送り動作が停止したときに各製品が検査領域に完全
に含まれるような送り量を算出することができるので、
各製品を漏れなく検査することができる。
【0045】また、本実施形態のテープキャリア欠陥検
査装置では、入力装置から入力されたフレームのピッチ
間隔が検査領域の送り方向の長さ以下であるかどうかを
判断し、フレームのピッチ間隔が検査領域の送り方向の
長さ以下であるときには、テープキャリアの送り量をフ
レームのピッチ間隔に設定することにより、フレームの
長さや1フレームに含まれる製品数に関係なく、どのよ
うな種類のテープキャリアに対しても自動で送り量を算
出して欠陥の検査を行うことができる。尚、本発明は上
記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範
囲内において種々の変形が可能である。
【0046】例えば、上記の実施形態では、フレームの
ピッチ間隔が検査領域の送り方向の長さよりも長い場
合、各フレームを複数の分割領域に分割する際に、最初
から最後の一つ前までの各分割領域には送り方向に沿っ
て検査領域の送り方向の長さ内に完全に含めることがで
きる最大数の製品を含むように、最後の分割領域には残
りの製品を含むように複数の分割領域を定めた。しか
し、送り方向に沿って上記最大数より少ない数の製品を
含むように各分割領域を定めてもよい。この場合は、当
然のことながら、その少ない数を含む各分割領域が順
次、検査領域に送られるような送り量を算出することに
なる。
【0047】尚、本発明は、上記の実施形態の機能を実
現するプログラムを記録媒体に格納し、コンピュータを
用いてその記録媒体に格納されたプログラムを読み出し
て実行するようにしてもよい。記録媒体としては、フロ
ッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気
ディスク、CD−ROM等を用いることができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明のテープキャ
リア欠陥検査装置によれば、フレームのピッチ間隔が検
査領域の送り方向の長さよりも長いときに、各フレーム
を、検査領域の送り方向の長さ内に完全に含めることが
できる一又は複数の製品を含む複数の領域に分割し、フ
レームのピッチ間隔及び製品の送り方向のピッチ間隔に
基づいて、各フレームの各分割領域が順次、検査領域に
送られるような送り量を算出し、且つ、その算出した送
り量に基づいてテープキャリアを搬送することにより、
検査領域の送り方向の長さよりも長いフレームを有する
テープキャリアについて、送り動作が停止したときに各
製品が検査領域に完全に含まれるような送り量を算出す
ることができるので、各製品を漏れなく検査することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるテープキャリアの欠
陥検査装置の概略構成図である。
【図2】1フレームに1個の製品を含むテープキャリア
を説明するための図である。
【図3】1フレームに複数の製品を含むテープキャリア
を説明するための図である。
【図4】1フレームに複数の製品を含み且つ1フレーム
の長さが図3に示すものに比べて長いテープキャリアを
説明するための図である。
【図5】(a)は本実施形態のテープキャリア欠陥検査
装置の検査ステージの概略拡大斜視図、(b)はその検
査ステージの動作を説明するための図である。
【図6】本実施形態のテープキャリア欠陥検査装置の第
一CCDカメラ及び第二CCDカメラを説明するための
図である。
【図7】そのテープキャリア欠陥検査装置における第一
欠陥検査部及び第二欠陥検査部の検査内容を説明するた
めの図である。
【図8】テープキャリアの送り量を算出する手順を説明
するためのフローチャートである。
【図9】図2に示すテープキャリアの送り動作を説明す
るための図である。
【図10】図3に示すテープキャリアの送り動作を説明
するための図である。
【図11】図4に示すテープキャリアの送り動作を説明
するための図である。
【符号の説明】
10 搬送装置 11 巻き出し部 11a 供給リール 11b インターリーフ巻取リール 12 巻き取り部 12a 巻取リール 12b インターリーフ供給リール 13 駆動ローラ 14 モータ 15 搬送制御装置 18 ガイドローラ 20a 第一欠陥検査部 20b 第二欠陥検査部 21a,21b 検査ステージ 25 押さえ板 25a 開口部 26 吸引台 26a 孔 31a 第一CCDカメラ 31b 第二CCDカメラ 32a,32b 照明装置 33a,33b X−Yステージ 34b,34b ステージコントローラ 35a 第一画像処理装置 35b 第二画像処理装置 40 パンチ部 41 パンチャ 42 X−Yステージ 43 ステージコントローラ 44 位置合わせ用カメラ 45 画像表示装置 50 入力装置 60 表示装置 70 統括制御装置 100 テープキャリア 110 テープ 111 スプロケットホール 112 デバイスホール 120 リード 121 インナーリード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井手元 浩 東京都千代田区大手町2丁目6番3号 新 日本製鐵株式会社内 (72)発明者 中森 幸雄 千葉県君津市君津1番地 日本インターコ ネクションシステムズ株式会社内 Fターム(参考) 2G051 AA61 AA90 AB20 BA01 BA20 CA03 CA04 CA07 CB01 CD04 DA01 DA06 EA14 EB01 EB02 ED07 ED15 ED23 FA10 4M106 AA04 AA05 CA39 DB04 DB21 DB30 DJ04 DJ14 DJ21 DJ23 5F044 MM00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープキャリアを所定の送り量ずつ搬送
    する搬送手段と、 前記搬送手段で所定の検査領域に搬送されてきた前記テ
    ープキャリアを撮像する撮像手段と、 前記撮像手段で得られた画像に基づいて前記テープキャ
    リアの各製品に生じた欠陥を検査する欠陥検査手段と、 前記テープキャリアについてのフレームのピッチ間隔及
    び1フレームに含まれる前記製品の送り方向のピッチ間
    隔を入力するための入力手段と、 前記フレームのピッチ間隔が前記検査領域の送り方向の
    長さよりも長いときに、各フレームを、前記検査領域の
    送り方向の長さ内に完全に含めることができる一又は複
    数の製品を含む複数の領域に分割し、前記フレームのピ
    ッチ間隔及び前記製品の送り方向のピッチ間隔に基づい
    て、各フレームの前記各領域が順次前記検査領域に送ら
    れるような送り量を算出し、且つ、その算出した送り量
    に基づいて前記搬送手段の動作を制御する制御手段と、 を具備することを特徴とするテープキャリア欠陥検査装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記製品の送り方向の
    ピッチ間隔に基づいて前記検査領域の送り方向の長さ内
    に完全に含めることができる製品の最大数を求め、各フ
    レームにおいて一の前記領域から次の前記領域を前記検
    査領域に送るときの送り量を前記製品の送り方向のピッ
    チ間隔と前記最大数との積で与えられる値として算出す
    ると共に、一のフレームの最後の前記領域から次のフレ
    ームの最初の前記領域を前記検査領域に送るときの送り
    量を、前記フレームのピッチ間隔から前記製品の送り方
    向のピッチ間隔と前記最大数と前記分割した領域の数か
    ら1引いた数との積を減じて得られる値として算出する
    ことを特徴とする請求項1記載のテープキャリア欠陥検
    査装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記フレームのピッチ
    間隔が前記検査領域の送り方向の長さ以下であるか否か
    を判断し、前記フレームのピッチ間隔が前記検査領域の
    送り方向の長さ以下であるときには、前記テープキャリ
    アの送り量を前記フレームのピッチ間隔とすることを特
    徴とする請求項1又は2記載のテープキャリア欠陥検査
    装置。
  4. 【請求項4】 搬送手段によりテープキャリアを所定の
    送り量ずつ搬送し、所定の検査領域に搬送されてきた前
    記テープキャリアを撮像し、その撮像して得られた画像
    に基づいて前記テープキャリアの各製品に生じた欠陥を
    検査するテープキャリア欠陥検査装置において、 前記テープキャリアについてのフレームのピッチ間隔が
    前記検査領域の送り方向の長さよりも長い場合、各フレ
    ームを、前記検査領域の送り方向の長さ内に完全に含め
    ることができる一又は複数の製品を含む複数の領域に分
    割し、各フレームの前記各領域が順次前記検査領域に送
    られるように前記テープキャリアを搬送することを特徴
    とするテープキャリア欠陥検査装置におけるテープキャ
    リアの搬送方法。
  5. 【請求項5】 前記フレームのピッチ間隔が前記検査領
    域の送り方向の長さより長い場合、前記製品の送り方向
    のピッチ間隔に基づいて前記検査領域の送り方向の長さ
    内に完全に含めることができる製品の最大数を求め、各
    フレームにおいて一の前記領域から次の前記領域を前記
    検査領域に送るときには、前記製品の送り方向のピッチ
    間隔と前記最大数との積で与えられる送り量だけ前記テ
    ープキャリアを搬送すると共に、一のフレームの最後の
    前記領域から次のフレームの最初の前記領域を前記検査
    領域に送るときには、前記フレームのピッチ間隔から前
    記製品の送り方向のピッチ間隔と前記最大数と前記分割
    した領域の数から1引いた数との積を減じて得られる送
    り量だけ前記テープキャリアを搬送することを特徴とす
    る請求項4記載のテープキャリア欠陥検査装置における
    テープキャリアの搬送方法。
  6. 【請求項6】 前記フレームのピッチ間隔が前記検査領
    域の送り方向の長さ以下である場合には、前記テープキ
    ャリアを前記フレームのピッチ間隔ずつ搬送することを
    特徴とする請求項4又は5記載のテープキャリア欠陥検
    査装置におけるテープキャリアの搬送方法。
  7. 【請求項7】 搬送手段によりテープキャリアを所定の
    送り量ずつ搬送し、所定の検査領域に搬送されてきた前
    記テープキャリアを撮像し、その撮像して得られた画像
    に基づいて前記テープキャリアの各製品に生じた欠陥を
    検査するテープキャリア欠陥検査装置をコンピュータに
    実現させるためのプログラムが記録されたコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体において、 入力手段により入力された前記テープキャリアについて
    のフレームのピッチ間隔及び1フレーム内に含まれる前
    記製品の送り方向のピッチ間隔を記憶手段に記憶させる
    第一手順と、 前記フレームのピッチ間隔が前記検査領域の送り方向の
    長さよりも長いときに、各フレームを、前記検査領域の
    送り方向の長さ内に完全に含めることができる一又は複
    数の製品を含む複数の領域に分割し、前記フレームのピ
    ッチ間隔及び前記製品の送り方向のピッチ間隔に基づい
    て、各フレームの前記各領域が順次前記検査領域に送ら
    れるような送り量を算出する第二手順と、 を実現させるためのプログラムが記録されたことを特徴
    とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 前記第二手順では、前記製品の送り方向
    のピッチ間隔に基づいて前記検査領域の送り方向の長さ
    内に完全に含めることができる製品の最大数を求め、各
    フレームにおいて一の前記領域から次の前記領域を前記
    検査領域に送るときの送り量を前記製品の送り方向のピ
    ッチ間隔と前記最大数との積で与えられる値として算出
    すると共に、一のフレームの最後の前記領域から次のフ
    レームの最初の前記領域を前記検査領域に送るときの送
    り量を、前記フレームのピッチ間隔から前記製品の送り
    方向のピッチ間隔と前記最大数と前記分割した領域の数
    から1引いた数との積を減じて得られる値として算出す
    ることを特徴とする請求項7記載のコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】 前記フレームのピッチ間隔が前記検査領
    域の送り方向の長さ以下であるか否かを判断する手順
    と、 前記フレームのピッチ間隔が前記検査領域の送り方向の
    長さ以下であるときに、前記テープキャリアの送り量を
    前記フレームのピッチ間隔に設定する手順と、 をコンピュータに実現させるためのプログラムが記録さ
    れたことを特徴とする請求項7又は8記載のコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
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