JP4744028B2 - 基板の検査方法及び検査装置並びに製造方法 - Google Patents

基板の検査方法及び検査装置並びに製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器用製品の検査方法及び検査装置、並びにこれらを使用する電子機器用製品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子機器用製品(配線基板、板状センサ、ICデバイス、リードフレーム等)の製造にあっては、まず、これら複数の製品が特定のレイアウトを有して、平面状に一体化した形態の基板を作製し、その後該基板を個々の製品に分割することにより行なわれる。このように、個々の製品毎のレイアウトを板状の基板に形成し、それを分割するという方法を採用するほうが、個々の製品を個別に作製するよりも飛躍的に歩留まりの向上が期待できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これらの製品については、その良・不良判定を行うために外観検査を行う場合も少なくない。例えば、該製品の周囲に突起状付着物(以下、バリともいう)が形成されているかどうかを調べることがある。また、他の不良要因を検出し、不良判定品として判定するとともに、該不良判定品を良判定品群から取り除いて出荷する必要がある。
【0004】
しかしながら、従来においては、上記のような検査は、目視により行なわれており、不良と判定された不良判定品については、良判定品群から人が抜き取るようにしていたので作業に時間がかかるという問題があった。また、人の目による目視検査のために、見逃しが発生する可能性も高い。
【0005】
本発明の目的は、電子機器用製品(配線基板、板状センサ、ICデバイス、リードフレーム等)の外観検査において、不良判定品の判別を精度よく迅速に行えるとともに、該不良判定品を出荷製品(良判定品群)から効率的に除去することができる電子機器用製品の検査方法及び検査装置並びに製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】
上記課題を解決するために、本発明の基板の検査方法は、個々に電子機器用製品となるべき所定数のワーク基板が、予め定められた配列にて一体化された基板製造単位において、個々のワーク基板の良・不良を非破壊検査により判定する検査判定工程と、
該検査判定工程における判定結果に基づいて、各ワーク基板の良・不良判定結果が識別可能となるように、前記ワーク基板に判定識別マークを付与する判定識別マーク付与工程と、
該判定識別マーク付与工程後において、又は該判定識別マーク付与工程に先立って、前記検査判定工程による前記検査判定後の基板製造単位を個々のワーク基板に切断・分離する分離工程と、
前記切断・分離後のワーク基板を不良排除しない形でトレーに収容するトレー収容工程と、
前記判定識別マークに基づいて、前記トレー内のワーク基板の不良判定品と良判定品とを識別し、そのいずれかを前記トレーから排除することにより良・不良の選別を行なう選別工程と、
を含むことを特徴とする。
【0007】
上記のワーク基板としては、電子機器等の部品に使われる電子機器用製品等とすることができ、さらに具体的には、上記電子機器用製品のうちでも特に配線基板とすることができる。
【0008】
上記のワーク基板は、これらワーク基板が所定数予め定められた配列にて一体化された基板製造単位として製造される。本発明においては、このような基板製造単位から分離した状態のワーク基板に対して行なわれる。まず、該ワーク基板には、検査判定工程において良・不良が判定された結果、これらを識別するための判定識別マークが判定識別マーク付与工程により形成される。なお、該判定識別マーク付与工程は、基板製造単位から各ワーク基板を分離する前に行うようにしてもよいし、基板製造単位からワーク基板を分離した後の個々のワーク基板について行うようにしてもよい。しかしながら、基板製造単位において、判定識別マーク付与工程を行うようにしたほうが、分離された後のワーク基板に対して判定識別マークを付与するよりも簡便に行うことが可能である。従って、該判定識別マークを付与した後に、基板製造単位からワーク基板を分離するのがよい。
【0009】
本発明の検査方法によれば、検査対象であるワーク基板をトレー収容工程において、トレー内に複数収容し、一括して検査を行うことができるので検査工程にかかる時間を削減することが可能である。さらに、本発明においては、良・不良判定結果に基づいて付与された判定識別マークにより良判定品あるいは不良判定品を識別し、これらのいずれかをトレー内から除去するようにしているので、不良判定品あるいは良判定品のみがトレーに収容された状態で、後工程に供することが可能となる。
【0010】
さらに、本発明においては、トレー内にワーク基板を不良排除しない形態で収容するようにしている。不良判定品であるワーク基板も良判定品のワーク基板と一緒にトレーに収容するようにし、その状態でワーク基板に形成されている判定識別マークの検出を行って、不良判定品を除外するようにしている。これによれば、トレーにワーク基板を収容する前の段階で不良判定品を除去する工程を省略することができる。このような工程においては、ワーク基板の寸法が小さくなり取り扱いも困難となることもあって、不良判定及び不良判定品の除去が容易ではない。本発明によれば、複数のワーク基板をトレー内に収容して、該トレー内にて不良判定及び不良判定品除去を行うため、ワーク基板の取り扱いが容易となる。
【0011】
本発明の対象となるワーク基板は、表面と裏面とが識別可能なものであり、これに形成される判定識別マークは、ワーク基板を基板製造単位から個々に分離する前に、表面と裏面とのいずれかに揃えて形成されているものとできる。これによれば、ワーク基板のどちらの面に不良が発生しているかに拘わらず、片側の面にのみ判定識別マークが形成されるため、その面のみを検査対象としておけばよいから、判定識別マークの検出が容易となる。さらに、個々に分離される前の基板製造単位の状態で判定識別マークを付与するようにしているので、基板製造単位からワーク基板を分離する分離工程よりも判定識別マーク付与工程を先に行うことで、該判定識別マーク付与工程の簡略化が期待できる。
【0012】
さらに、本発明の基板の検査方法における選別工程においては、不良判定されたワーク基板(不良判定品)を排除するとともに、該不良判定品が排除されたトレーにおいて、不良判定品排除により生じた空き収容部に良判定されたワーク基板(良判定品)を補充するのがよい。電子機器用製品としてのワーク基板は、基板製造単位から各々個々に分離された状態で、トレーのような収容物に収容されて出荷される場合もある。このような場合に、上記のような方法を採用して、トレーをそのまま出荷用トレーとして流用すれば、該トレー内に良判定品のみが収容された状態で、電子機器用製品を出荷することができる。
【0013】
また、本発明の基板検査装置は、個々に電子機器用製品となるべき所定数のワーク基板が、予め定められた配列にて一体化された基板製造単位から各々分離された前記ワーク基板に、それらの良・不良を識別する判定識別マークが形成されている基板の検査装置であって、
各々分離された状態でトレー内に不良排除されない形で収容された前記ワーク基板の外観を撮影し、外観撮影画像を取得する外観撮影手段と、
前記外観撮影画像上の基板画像から前記判定識別マークを検出し、その良・不良を判定する良・不良判定手段と、
前記良・不良判定手段による判定結果に基づき、前記ワーク基板の不良判定品あるいは良判定品のいずれかを前記トレー内から除去するワーク基板除去手段と、
前記良判定品あるいは不良判定品のいずれかを除去した後の前記トレーに対して、前記トレー内の前記ワーク基板が良判定品あるいは不良判定品のいずれかに統一されるように、前記ワーク基板の良判定品あるい不良判定品のいずれかを補充するワーク基板補充手段と、
を含むことを特徴とする。
【0014】
このように、本発明の基板検査装置においては、ワーク基板の外観を撮影する外観撮影手段と、該外観撮影手段により得られた外観撮影画像から判定識別マークを検出し、その検出結果に基づいてワーク基板の良・不良を判定する良・不良判定手段を有する。さらに、その判定結果に基づいて、トレー内からワーク基板の良判定品あるいは不良判定品のいずれかを除去するワーク基板除去手段を有し、さらに、トレー内のワーク基板が良判定品あるいは不良判定品のいずれかに統一されるように、除去されたワーク基板による空き収容部に、良判定品あるいは不良判定品を補充するワーク基板補充手段を有するものである。このような検査装置を使用することにより、前述の本発明の検査方法が効果的に実現でき、さらに自動化も容易である。
【0015】
さらに、前述の基板の検査方法に基づく本発明の基板の製造方法は、個々に電子機器用製品となるべき所定数のワーク基板が、予め定められた配列にて一体化された基板製造単位を作製する基板作製工程と、
該基板製造単位において、個々のワーク基板の良・不良を非破壊検査により判定する検査判定工程と、
該検査判定工程における判定結果に基づいて、各ワーク基板の良・不良判定結果が識別可能となるように、前記ワーク基板に判定識別マークを付与する判定識別マーク付与工程と、
該判定識別マーク付与工程後において、又は該判定識別マーク付与工程に先立って、前記検査判定工程による前記検査判定後の基板製造単位を個々のワーク基板に切断・分離する分離工程と、
前記切断・分離後のワーク基板を不良排除しない形でトレーに収容するトレー収容工程と、
前記判定識別マークに基づいて、前記トレー内のワーク基板の不良判定品と良判定品とを識別し、そのいずれかを前記トレーから排除することにより良・不良の選別を行なう選別工程と、
を含むことを特徴とする。
【0016】
このように、ワーク基板を作製した後、前述の検査方法によりワーク基板の良・不良を判定して、その結果に基づいてこれらを選別することにより、良判定品はその後出荷するとともに、不良判定品は選別されて、不良の原因等の追求を行うことが可能となる。
【0017】
また、ワーク基板には、該ワーク基板のトレーに対する収容方向識別のために、ワーク基板の面内方向及び/又は裏表を識別するための方向識別マークが形成されており、トレー内に収容されたワーク基板に対し、方向識別マークの検出を行い、その検出結果に基づいて各ワーク基板のトレーに対する収容方向を判定するとともに、その判定結果に基づいて、トレー内のワーク基板の方向修正を行うのがよい。例えば、該ワーク基板のトレーに対する収容方向が考慮されるような場合がある。このような場合には、上記のように、トレーに収容されるワーク基板の収容方向を判定するとともに、その判定結果に基づき方向修正処理を行って、トレーに収容されるワーク基板の収容方向を所望のものとする。なお、このような方向修正処理においては、方向修正が必要なワーク基板(以下、被修正基板という)をトレーから除去し、その除去後の空き収容部に、予め正常な方向を向くように調節された別のワーク基板を補充するのがよい。このような方向修正処理の方法を採用することによって、トレーに対して被修正基板を移載・除去するだけで該工程を行うことができ、工程の簡略化が期待できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の検査方法及び検査装置並びに製造方法の対象となるワーク基板10が一体化したセラミック配線基板の一例を示すものである。該セラミック配線基板20は、複数枚のレイヤとしてのセラミックシートが積層されてなり、さらに製品となるワーク基板10を一体的に配列状態で集合させた基板製造単位15(図1中の黒枠に囲まれた部分)を複数(図1においては8つ)含んだ形態にて作製される。該基板製造単位15は、個々のワーク基板10に分離されて、該ワーク基板10は後述するトレーに収容されて本発明の検査装置により、本発明の方法により検査されることになる。この基板製造単位15は図2(a)に示すようにワーク基板10が所定の配列にて形成されている。
【0019】
基板製造単位15に設けられるワーク基板10は、図2(b)のように、最上層側に開口する形態で凹部としてのキャビティ11が形成されている。このキャビティ11は、図2(c)のA−A断面図のごとく、最上層12を貫通する最上層孔11a、及びボンディングパット層としての第二層14を貫通する第二層孔11bが、第二層14が露出する形態にて互いに対応する位置に形成されてなり、第一層16がキャビティ11の底部をなす形態となっている。なお、各層(レイヤ)の積層数は、これに限定されるものではなく、適宜適当数(例えば2〜6層)に変更してもよい。さらに、上記説明においては、形成されるキャビティ11の形状を略方形状としているが、該形状もこれに限定されず、適宜好適な形状を採用できる。
【0020】
このように、キャビティ11(凹部)が形成されているワーク基板10のうち不良判定品に対しては、図2(d)に示すように、キャビティ11が形成されている面をマーキング面Mとし、判定識別マーク付与工程により該キャビティ11内にマーキング用インクを用いて判定識別マーク5が形成されている。該判定識別マーク5の有無により後述する良・不良判定が行なわれる。なお、本実施の形態においては、不良判定品に該判定識別マーク5が形成されている場合について説明しているが、本発明は、これに限られるものではなく、良判定品に判定識別マーク5が形成される形態を採用してもよい。なお、この場合ワーク基板10に形成されているキャビティ11に判定識別マーク5を形成する以外の方法で判定識別マーク5を形成することもできる。
【0021】
判定識別マーク5の形成は、ワーク基板10が基板製造単位15から分離される前の状態で行なわれる。具体的な判定識別マーク付与工程と、その前に行なわれる工程の概略を以下に示す。図1に示すような基板製造単位15を図示しない検査判定装置に搬送し、該基板製造単位15の表側及び裏側の外観を撮影する。そして、取得された基板製造単位15の外観撮影画像に基づいて、個々のワーク基板10の良・不良の検査判定工程を行い、本実施の形態においては、不良と判定されたワーク基板10に対しては、該ワーク基板10に上記の判定識別マーク5が付与される。
【0022】
上記のように不良判定品に判定識別マーク5が形成されたワーク基板10は、基板製造単位15から個々に分割されて、不良排除しない形で図3(a)に示すトレー30のワーク基板収容部としての凹部31に収容される。また、基板製造単位15から分離されたワーク基板10の面内方向及び裏表をそろえた形でトレーに収容される。トレー30の表面30aには、このような凹部31が格子状に複数配列されて形成されており、これらの凹部1つにつき1個のワーク基板10が収容される。
【0023】
なお、上記の判定識別マーク付与工程は、本実施の形態に示すように、基板製造単位15からワーク基板10を分離する前に行うようにするのが、良・不良の判定及び判定識別マーク5の付与が簡便に行なわれるので望ましいが、基板製造単位15からワーク基板10を分離した後に行うようにしてもよい。例えば、上記のようなトレー30にワーク基板10を収容した後に、個々のワーク基板10の検査判定工程を行って、判定識別マーク5を付与するようにしてもよい。この場合、本実施の形態とは、トレー収容工程と、検査判定工程及び判定識別マーク付与工程の順序が逆となる。
【0024】
さらに、ワーク基板10は、その配線の形態等の関係から、その平面内において方向性を有するものである。図3(b)は、方向性を有するワーク基板10の一例を示したものである。例えば、第二層14の露出部に切り欠き部17が形成されており、該切り欠き部17が、ワーク基板10の面内方向性及び/又は裏表を識別する方向識別マーク17の役割を担っている。また、方向性が識別できる場合は、例えば図3(c)に示すようなワーク基板10’も例示することができる。該ワーク基板10’はその外観が長方形状を有しており、そのため縦横の識別が可能となっている、さらに、第二層14の表面14aのキャビティ内での露出形態が方向によって異なっている。このような方向性を有するワーク基板10’において、後述するようなワーク基板のトレー30に対する収容方向の検出を行い易くするために、該ワーク基板10’の表面(例えば、最上層12の表面12a)に方向識別マーク18を形成するようにしてもよい。なお、これら方向識別マーク17、18はワーク基板の面内方向の判別を容易にするために、その形成位置をワーク基板10’の四隅に形成するのがよい。さらに、これらの方向識別マーク17、18は、ワーク基板10、10’の片面のみに形成することで、その有無に基づきワーク基板10、10’の裏表の判定をすることも可能である。
【0025】
このようにトレー30に収容されたワーク基板10に対する良判定品と不良判定品の選別は以下のような方法あるいは装置にて行う。図4は、本発明の基板検査装置の一例を示すものである。図4に示す基板検査装置50は、ワーク基板10をトレー30内にて外観検査する外観検査装置51を有し、該外観検査装置51による不良判定品の検出結果に基づき、不良判定品を除去するワーク基板除去手段としてのワーク基板除去装置52を有し、該ワーク基板除去装置52により除去された後のトレー30に対して、該トレー30内に収容されるワーク基板10が、良判定品に統一されるように別のトレーに収容されている良判定品であるワーク基板10を補充するワーク基板補充装置53を有する。
【0026】
さらに、外観検査装置51には、ワーク基板10の外観を撮影する外観撮影手段51aが含まれており、該外観撮影手段51aにより取得された外観撮影画像からの判定識別マーク5の検出結果に基づいて、良・不良判定する良・不良判別手段としてのマイクロプロセッサ(図示せず)を内蔵するコンピュータ54が連結されている。該マイクロプロセッサによる判別結果は、コンピュータ54のメモリに保存され、同様に該コンピュータ54に連結されているワーク基板除去装置52及びワーク基板補充装置53によるワーク基板10の除去、ワーク基板10の補充において、除去対象の位置の判定及び補充される空き収容部の位置の判定に用いられる。
【0027】
以下、図4の基板検査装置50の概略図、及び図5のフローチャートを用いて、本発明の検査方法の概要を説明する。まず、図5のS11において検査対象となるワーク基板10をトレー30に収容した形で基板検査装置50に供給する。そして、各工程が行なわれるように設定された各領域に、ワーク基板10を収容したトレー30が搬送されて各工程が行なわれる。
【0028】
図5に示すように、S12において検査1として判定識別マーク5および方向識別マーク17、18を検出し、S13において検査2として、ワーク基板10の外周縁を検出する。そして、これらの検出結果に基づいて、S14において、トレー30内に収納方向の正常でないワーク基板10(被修正基板)があるかどうかを判定し、被修正基板が存在する場合には、ワーク基板10の収納方向を修正する(S15)。
【0029】
ワーク基板10の外観を撮影するための外観撮影手段51aは、判定識別マーク5及び方向識別マーク17、18並びにワーク基板10の外周縁が識別可能な形の外観撮影画像として検出できるものを使用する。具体的には、CCDカメラ等の外観撮影手段51aを採用することができる。さらに、本実施の形態においては、ワーク基板10の外観を撮影する外観撮影手段51aは、ワーク基板10に形成されている判定識別マーク5と方向識別マーク17、18を検出するための第一外観撮影手段51a’と、ワーク基板10の外周縁を外観撮影画像上で検出するための第二外観撮影手段51a’’により構成されている。該外観撮影装置51aは、第一外観撮影手段51a’と第二外観撮影手段51a’’が連結部51dにより連結されて一体となっており、駆動部51b、51cにより同時に移動されて、トレー30上において同じ平面移動を行い、トレー30内に収容されている個々のワーク基板10に対して外観撮影を行っていく。そして、該工程の後、図4に示すワーク基板除去装置52及びワーク基板補充装置53にトレー30が搬送されて次の工程が行なわれる。
【0030】
S14の収納方向の判定結果において、トレー30内に方向修正が必要な被修正基板がある場合には、その収容方向を修正する(S15)。該ワーク基板の方向修正は、図6に示す形態にて行なわれる。図6(a)に示す方向性を有するワーク基板10において、切り欠き部17が形成されている辺の方向を、そのワーク基板10の基準方向とする。このようなワーク基板10がトレー30に対して、図6(b)のように収容されている場合、トレー30内のワーク基板が全て同一方向を向くように収容されるのが正常な収容方向であるとすると、相対的に他のワーク基板10と異なる方向に向いて収容されているワーク基板35は、収容方向の修正が必要な被修正基板である。該ワーク基板10の収容方向の判定は、方向識別マーク17、18が外観撮影画像上のどの位置に検出されるかにより判定することができる。そして、方向修正処理において、図7に示すようにトレー30に対する面内方向の相対的な関係が異常と判断されたワーク基板10を、一旦トレー30から取り出して面内方向処理により方向修正し、その後トレー30に戻す処理を行うことができる。このような工程により図6(b)に示すように被修正基板35の収容方向修正が完了する。
【0031】
同様に、第一外観撮影手段51a’による外観観察画像からワーク基板10の良・不良を識別する判定識別マーク5が個々のワーク基板10に形成されているかどうかを検出して、ワーク基板10の良・不良判定を行う(S16)。本実施形態においては、図8(a)に示すように判定識別マーク5が形成されているワーク基板10’を不良判定品10’として、S17において、トレー30に収容されている該不良判定品10’を、図4に示すワーク基板除去装置52のワーク基板除去アーム52aを駆動させて、不良ボックス52bに排出する。このとき、ワーク基板除去装置52は、外観検査装置51による外観撮影画像上における判定結果に基づいて、コンピュータ54の制御によりアーム駆動部52c、52dを用いてワーク基板除去アーム52aを平面移動させる。そして、トレー30内の不良判定品10’が存在する位置で、該ワーク基板除去アーム52aを駆動させる事により不良判定品10’を保持し、ついで、不良ボックス52bに位置させて、不良判定品10’を排出する。
【0032】
上記のように不良判定品10’がトレー30内から除去された後には、図8(b)に示すように、トレー30上に空き収容部11’が形成される。このような空き収容部11’には、後述するワーク基板10の補充工程において、ワーク基板補助装置53により、良判定品が補充される(S24)。該ワーク基板10の補充工程については、後に詳しく説明する。
【0033】
また、本実施の形態においては、方向識別マーク17、18はワーク基板10の裏表を識別するためのものであり、トレー30から除去される被修正基板は、裏表が反転してトレー30内に収容されたものでもよい。図5のS18に示すように、ワーク基板10がトレー30上において、裏表逆に収容されているかどうか判定する。上記第一外観撮影手段51a’による外観撮影画像からの方向識別マーク17、18の検出結果に基づいて、ワーク基板10がトレー30に裏表が正常な状態で収容されているかどうかがわかる。第一外観撮影手段51aによる外観撮影画像に、図3に示すような方向識別マーク17、18が検出されない場合には、このようなワーク基板10は方向識別マーク17、18が形成されている面と反対の面がトレー30の表面に露出する形態で収容されていると判定される。これにより、方向識別マーク17、18が形成されていない面をワーク基板の裏面と定義した場合、図9(a)のように、裏側を向いてトレー30に収容されるワーク基板10’(ハッチングにて表すワーク基板)が被修正基板10’となる。そして、図9(b)のように、該被修正基板10’がワーク基板除去装置52により、図4に示す再検査トレー30’に移載される(S20)。この後、後述するワーク基板10の補充工程において良品を補充する。裏表が逆に収容されているワーク基板10’を再検査トレー30’に移載するのは、このような、ワーク基板10は、基本的に不良が発生しているものではないので、裏表を反転させてトレー30に収容しなおすためである。
【0034】
さらに、S13の検査2における第二外観撮影手段51a’’によるワーク基板10の外周縁の検出結果に基づき、該ワーク基板10に突起状付着物(バリ)が形成されているかどうかを判定する(S19)。図11(a)に示すように、基板製造単位15から分離された状態のワーク基板10の外周縁には、これらワーク基板10が一体化していたことに起因する突起状付着物(バリ)37が形成されている場合がある。本実施の形態においては、トレー30内においてワーク基板10の表面または裏面の外観を撮影し、それによって得られる外観撮影画像上の基板画像においてワーク基板10の外周縁における突起状付着物(バリ)37の有無を検出し、その検出結果に基づいてワーク基板10を新たに不良判定品として、選別工程を行うようにしている。具体的には、図11(b)に示すように、基板画像上において、ワーク基板10のエッジライン38を決定する一方、この基板画像に対し該エッジライン38と平行な外接基準線39を引き、該外接基準線39とエッジライン38との距離(以下、バリ長さともいう)tに応じて不良判定を行うようにしている。つまり、バリ長さtを、エッジライン38と外接基準線39との間の画素数により規定し、この画素数により規定されたバリ長さtが特定長さ以上である場合は、そのようなバリ37が形成されているワーク基板10は不良判定品とする。このような、バリ37の検出をワーク基板10の全ての外周縁において行って、バリが長さtが特定長さ以上となるバリが1つでも検出されるものについて不良判定品と判定する。そして、バリ37の形成のために不良判定品とされたワーク基板10は、バリ37の発生要因を追求するために、図4に示すワーク基板除去装置52により、再検査トレー30’に移載される。
【0035】
以上のような判定の結果、不良判定品や裏表反転品等が除去されたトレー30は、ワーク基板補充装置53に搬送され、ワーク基板10の補充工程が行なわれる。本実施の形態においては、上記のように不良判定品を排除済みのトレーの一部を図4に示すように補充用良品トレー30’’として流用し、その補充用良品トレー内の良品を、他のトレー30において不良判定品排除により生じた空き収容部11’に補充するようにしている。
【0036】
具体的に、空き収容部11’が存在するトレー30へのワーク基板10の補充は以下のようにして行われる。図5のS21に示すように、まず、補充用良品トレー30’’が補充用良品トレーストック53bに存在するかどうかを判定し、補充用良品トレー30’’が補充用良品トレーストック53bに存在しない場合には、ワーク基板補充装置53に搬送されているトレー30を新たに補充用良品トレー30’’として流用し、補充用良品トレーストック53bに移動させる(S22)。補充用良品トレー30’’が既に存在する場合は、S23において、トレー30に空き収容部11’があるかどうかを判定する。本実施例においては、厳密には、S16、S18、S19の各判定工程において、トレー30上においてどの位置に空き収容部11’が形成されるかは判定済みの状態となっている。空き収容部11’の存在が確認されると、図4に示すワーク基板補充アーム53aがアーム駆動部53c、53dにより駆動されて、図8(c)、図9(c)に示されるように、補充用良品トレー30’’から良品が該空き収容部11’に補充される。該補充工程の途中に、補充用良品トレー30’’に収容されている良品が無くなると、空となった補充用良品トレー30’’を補充済み空トレーストック53eに移動される。そして、ワーク基板補充装置53に存在するトレー30を新たに、補充用良品トレー30’’として流用する。
【0037】
上記のように、トレー30の空き収容部11’に良品が全て補充されると、図5のS25において、図4に示すように良品と判定されたワーク基板10のみが収容された良品トレー33が排出機構55により基板検査装置50から排出される。
【0038】
なお、トレー30に収容されるワーク基板10の収容方向を修正する場合、図10に示すよに行うことも可能である。つまり、図10(a)に示すトレー30に対する面内方向の相対的な位置関係が異常と判定されたワーク基板35を、一旦トレーから取り出して、図10(b)に示すように、予め正常な方向を向くように調節された別のワーク基板10を補充するようにしてもよい。
【0039】
なお、上記実施の形態においては、基板としてセラミック配線基板を一例に説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、配線基板のなかでも、耐熱性樹脂板や繊維強化樹脂板等で構成されたものでも好適に使用でき、さらに、板状センサ、ICチップ等のICデバイス、リードフレーム等の複数のワークが平面的なレイアウトを保ちつつ一体化された製品単位をその製造工程において作製するような、多数個取りの電子機器用製品に広く適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】セラミック配線基板の一例を示す模式図。
【図2】ワーク基板の一例を示す図。
【図3】トレーに対するワーク基板の収容形態及びワーク基板に形成される方向識別マークの一例を示す模式図。
【図4】本発明の検査装置を示す概略図。
【図5】本発明の検査方法の流れを示すフローチャート。
【図6】方向性を有するワーク基板のトレーへの収容形態の一例及び方向修正処理の一例を説明する模式図。
【図7】方向修正処理の一形態示す模式図。
【図8】ワーク基板の除去工程及び補充工程の一例を示す図。
【図9】図8とは異なるワーク基板の除去工程及び補充工程の一例を示す図。
【図10】方向修正処理の一例を説明する図。
【図11】バリの形成形態及びバリ長さの検出方法を説明する図。
【符号の説明】
5 判定識別マーク
10、10’ ワーク基板(電子機器用製品)
11 キャビティ(凹部)
11 空き収容部
12 最上層(レイヤ)
12a 最上層の表面
14 第二層(レイヤ)
14a 第二層の表面
16 第一層(レイヤ)
16a 第一層の表面
15 基板製造単位(基板)
17 切り欠き部(方向識別マーク)
18 方向識別マーク
30 トレー
30’ 再検査トレー
30’’ 補充用良品トレー
33 良品トレー
37 突起上付着物(バリ)
38 エッジライン
39 外接基準線
50 基板検査装置
51 外観検査装置
51a 外観撮影手段
52 ワーク基板除去装置(ワーク基板除去手段)
53 ワーク基板補充装置(ワーク基板補充手段)

Claims (13)

  1. 個々に電子機器用製品となるべき所定数のワーク基板が、予め定められた配列にて一体化された基板製造単位において、個々のワーク基板の良・不良を非破壊検査により判定する検査判定工程と、
    該検査判定工程における判定結果に基づいて、各ワーク基板の良・不良判定結果が識別可能となるように、前記ワーク基板に判定識別マークを付与する判定識別マーク付与工程と、
    該判定識別マーク付与工程後において、又は該判定識別マーク付与工程に先立って、前記検査判定工程による前記検査判定後の基板製造単位を個々のワーク基板に切断・分離する分離工程と、
    前記切断・分離後のワーク基板を不良排除しない形でトレーに収容するトレー収容工程と、
    前記判定識別マークに基づいて、前記トレー内のワーク基板の不良判定品と良判定品とを識別し、そのいずれかを前記トレーから排除することにより良・不良の選別を行なう選別工程と、
    を含むことを特徴とする基板の検査方法。
  2. 前記ワーク基板は表面と裏面とが識別可能なものであり、
    前記判定識別マークは、前記ワーク基板を前記基板製造単位から個々に分離する前に、前記表面と前記裏面とのいずれかに揃えて形成される請求項1に記載の基板の検査方法。
  3. 前記選別工程において前記トレーから不良判定されたワーク基板(不良判定品)を排除するとともに、該不良判定品が排除されたトレーにおいて、不良判定品排除により生じた空き収容部に良判定されたワーク基板(良判定品)を補充する請求項1又は2に記載の基板の検査方法。
  4. 前記不良判定品を排除済みのトレーの一部を補充用良判定品トレーとして流用し、その補充用良判定品トレー内の、良判定品を、他のトレーにおいて不良判定品排除により生じた空き収容部に補充する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の基板の検査方法。
  5. 前記ワーク基板には、該ワーク基板の前記トレーに対する収容方向識別のために、該基板の面内方向及び裏表の少なくとも一方を識別するための方向識別マークが形成されており、
    前記トレー内に収容された前記ワーク基板に対し、前記方向識別マークの検出を行ない、その検出結果に基づいて各ワーク基板の前記トレーに対する収容方向を判定するとともに、その判定結果に基づいて、前記トレー内のワーク基板の方向修正処理を行う請求項1ないし4のいずれか1項に記載の基板の検査方法。
  6. 前記方向修正処理において、方向修正が必要な前記ワーク基板(以下、被修正基板という)を前記トレーから除去し、その除去後の空き収容部に、予め正常な方向を向くように調整された別のワーク基板を補充する請求項5に記載の基板の検査方法。
  7. 前記方向識別マークは前記ワーク基板の裏表を識別するためのものであり、前記トレーから除去される被修正基板は、裏表が反転して前記トレーに収容されたものである請求項6に記載の基板の検査方法。
  8. 前記方向修正処理において、前記トレーに対する面内方向の相対的な位置関係が異常と判定されたワーク基板を、一旦トレーから取り出して面内回転処理により方向修正し、その後トレーに戻す処理を行なう請求項6に記載の基板の検査方法。
  9. 前記トレー内にて前記ワーク基板の表面又は裏面の外観を撮影し、それによって得られる基板画像上において前記ワーク基板の外周縁における突起状付着物の有無を検出し、
    その検出結果に基づいて前記ワーク基板を新たに前記不良判定品と判定し、選別処理を行なう請求項1ないし8のいずれか1項に記載の基板の検査方法。
  10. 前記基板画像上において前記ワーク基板のエッジラインを決定する一方、該基板画像に対し前記エッジラインと平行な外接基準線を引き、該外接基準線と前記エッジラインとの距離に応じて不良判定を行う請求項9に記載の基板の検査方法。
  11. 前記基板製造単位において、前記ワーク基板は表裏をそろえた形で一体化されてなり、該基板製造単位から分離されたワーク基板を、面内方向及び裏表を揃えた形で前記トレーに収容する請求項1ないし10のいずれか1項に記載の基板の検査方法。
  12. 個々に電子機器用製品となるべき所定数のワーク基板が、予め定められた配列にて一体化された基板製造単位から各々分離された前記ワーク基板に、それらの良・不良を識別する判定識別マークが形成されている基板の検査装置であって、
    各々分離された状態でトレー内に不良排除されない形で収容された前記ワーク基板の外観を撮影し、外観撮影画像を取得する外観撮影手段と、
    前記外観撮影画像上の基板画像から前記判定識別マークを検出し、その良・不良を判定する良・不良判定手段と、
    前記良・不良判定手段による判定結果に基づき、前記ワーク基板の不良判定品あるいは良判定品のいずれかを前記トレー内から除去するワーク基板除去手段と、
    前記良判定品あるいは不良判定品のいずれかを除去した後の前記トレーに対して、前記トレー内の前記ワーク基板が良判定品あるいは不良判定品のいずれかに統一されるように、前記ワーク基板の良判定品あるい不良判定品のいずれかを補充するワーク基板補充手段と、
    を含むことを特徴とする基板の検査装置。
  13. 個々に電子機器用製品となるべき所定数のワーク基板が、予め定められた配列にて一体化された基板製造単位を作製する基板作製工程と、
    該基板製造単位において、個々のワーク基板の良・不良を非破壊検査により判定する検査判定工程と、
    該検査判定工程による判定結果に基づいて、各ワーク基板の良・不良判定結果が識別可能となるように、前記ワーク基板に判定識別マークを付与する判定識別マーク付与工程と、
    該判定識別マーク付与工程後において、又は該判定識別マーク付与工程に先立って、前記検査判定工程による前記検査判定後の基板製造単位を個々のワーク基板に切断・分離する分離工程と、
    前記切断・分離後のワーク基板を不良排除しない形でトレーに収容するトレー収容工程と、
    前記判定識別マークに基づいて、前記トレー内のワーク基板の不良判定品と良判定品とを識別し、そのいずれかを前記トレーから排除することにより良・不良の選別を行なう選別工程と、
    を含むことを特徴とする基板の製造方法。
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