JP2001326255A - テープキャリアパッケージの打ち抜き装置および打ち抜き方法 - Google Patents

テープキャリアパッケージの打ち抜き装置および打ち抜き方法

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JP2001326255A
JP2001326255A JP2000146553A JP2000146553A JP2001326255A JP 2001326255 A JP2001326255 A JP 2001326255A JP 2000146553 A JP2000146553 A JP 2000146553A JP 2000146553 A JP2000146553 A JP 2000146553A JP 2001326255 A JP2001326255 A JP 2001326255A
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substrate
punching
shaped substrate
carrier package
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Yasuto Onizuka
安登 鬼塚
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープ状基板の供給リールの交換作業による
設備の稼働停止をなくして、設備稼働率を向上させるこ
とができるテープキャリアパッケージの打ち抜き装置お
よび打ち抜き方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 テープキャリアパッケージをテープ状基
板から個片ごとに打ち抜くテープキャリアパッケージの
打ち抜き装置において、交換用の供給リール4’をスタ
ンバイさせておき、既装着の供給リール4のテープ状基
板5の残量が所定長さになったならば、このテープ状基
板5の終端部と交換用の供給リール4’のテープ状基板
5Aの始端部とを、継合装置17によって継合し、テー
プ状基板5の打ち抜き機構11への送給を中断すること
なく打ち抜き作業を継続する。これにより、供給リール
の交換時に設備の稼働を停止することなく新たなテープ
状基板5を供給することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープ状基板に電
子部品を実装して成るテープキャリアパッケージをテー
プ状基板から個片ごとに打ち抜くテープキャリアパッケ
ージの打ち抜き装置および打ち抜き方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の種類として、半導体素子を
テープ状基板に実装したテープキャリアパッケージ(以
下、「TCP」と略記する。)が知られている。このT
CPの製造工程においては、接続用端子などの回路パタ
ーンが形成されたテープ状基板に半導体素子を連続的に
実装して樹脂封止を行った後に、半導体素子と接続用端
子の範囲のみを専用の打ち抜き装置によってテープ状基
板から打ち抜くことにより、個片のTCPを得る。
【0003】そしてこのTCPを基板に実装する際に
は、塵埃などによる汚染を極力避けるため、テープ状基
板から打ち抜かれた直後に実装装置へ供給される場合が
多い。打ち抜き前のテープ状基板は供給リールに卷回さ
れた状態にあるため、汚染を防止することができるから
である。このため、TCPの打ち抜き装置は実装装置と
連結して設けられる場合が多く、半導体素子が実装され
た状態のテープ状基板は、供給リールに卷回された状態
で打ち抜き装置に供給される。そしてテープ状基板から
TCPを打ち抜く作業を継続しておこなう過程で1つの
供給リールのテープ状基板が消費されると、既装着の供
給リールを取り外して新たな供給リールを装着するリー
ル交換作業が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、リール交換
作業を行う間は打ち抜き作業を中断する必要があるた
め、従来はこのリール交換作業の度にTCPの実装装置
を含めた装置全体の稼働が停止する。このため、TCP
を基板へ実装する実装設備には、テープ状基板の供給リ
ールの交換作業によって設備稼働率が低下するという問
題点があった。
【0005】そこで本発明は、テープ状基板の供給リー
ルの交換作業による設備の稼働停止を少なくして、設備
稼働率を向上させることができるテープキャリアパッケ
ージの打ち抜き装置および打ち抜き方法を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のテープキ
ャリアパッケージの打ち抜き装置は、テープ状基板に電
子部品を実装して成るテープキャリアパッケージをテー
プ状基板から個片ごとに打ち抜くテープキャリアパッケ
ージの打ち抜き装置であって、電子部品が実装されたテ
ープ状基板を卷回状態で供給する供給リールと、この供
給リールから前記テープ状基板を引き出す引き出し手段
と、引き出されたテープ状基板の残量が少なくなったこ
とを検出するテープ検出手段と、テープ状基板からテー
プキャリアパッケージを打ち抜く打ち抜き機構と、この
打ち抜き機構の上流側にあってテープ状基板を上流側へ
付勢して張力を付与する張力付与手段と、既装着の供給
リールに卷回されていたテープ状基板の終端部と新たに
装着される供給リールに卷回されたテープ状基板の始端
部とを継合する継合手段とを備えた。
【0007】請求項2記載のテープキャリアパッケージ
の打ち抜き方法は、テープ状基板に電子部品を実装して
成るテープキャリアパッケージをテープ状基板から個片
ごとに打ち抜くテープキャリアパッケージの打ち抜き方
法であって、供給リールから電子部品が実装されたテー
プ状基板を引き出してテープキャリアパッケージを打ち
抜く作業を行うに際し、既装着の供給リールから作業中
のテープ状基板の残量が少なくなったならば、前記作業
中のテープ状基板の終端部と新たに装着される供給リー
ルに卷回されたテープ状基板の始端部とを継合手段によ
り継合し、テープ状基板の送給を中断することなく打ち
抜き作業を継続するようにした。
【0008】本発明によれば、既装着の供給リールに卷
回されていた作業中のテープ状基板の残量が所定長さに
なったならば、作業中のテープ状基板の終端部と新たに
装着される供給リールに卷回されたテープ状基板の始端
部とを継合手段により継合し、テープ状基板の送給を中
断することなく打ち抜き作業を継続することにより、従
来の供給リールの交換時に不可避であった設備の稼働を
停止することなく新たなテープ状基板を供給することが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態のテー
プキャリアパッケージの打ち抜き装置および電子部品実
装装置の正面図、図2は本発明の一実施の形態のテープ
状基板の平面図、図3は本発明の一実施の形態のテープ
継合装置の斜視図、図4は本発明の一実施の形態のテー
プ継合装置の平面図、図5は本発明の一実施の形態のテ
ープ継合方法の工程説明図である。
【0010】まず図1を参照してテープキャリアパッケ
ージの打ち抜き装置について説明する。図1は電子部品
実装装置2と連結された状態のテープキャリアパッケー
ジの打ち抜き装置1を示している。図1において打ち抜
き装置1は立設されたフレーム3に以下の各要素を配設
して構成されており、フレーム3の上部にはTCPが打
ち抜かれる前の状態のテープ状基板5を巻回状態で収納
した供給リール4が配設されている。
【0011】ここで図2を参照してテープ状基板5につ
いて説明する。テープ状基板5はテープ状の連続した樹
脂基板に定ピッチで電子部品を実装し、実装部分を樹脂
封止したものである。図2に示すように、テープ状基板
5から上記実装部分を打ち抜くことにより、個片のTC
P5cが得られる。テープ状基板5には、テープ送り用
のスプロケット孔5bが両縁部に沿って一定のピッチP
で設けられている。また1つの供給リール4に収容され
る一連のテープ状基板5の終端部の所定長さ範囲には、
ダミー孔5dが設けられており、このダミー孔5dを検
出することにより、当該供給リール4のテープ状基板5
の品切れもしくはTCP無しを検知できるようになって
いる。
【0012】図1に示すように、供給リール4に収容さ
れた状態では、テープ状基板5相互の接触を防止するた
め、セパレータテープ5aを挟んで巻回される。供給リ
ール4から引き出されたテープ状基板5は、セパレータ
テープ5aとともにガイドローラ6によってガイドされ
下方に送給される。
【0013】この送給経路上には、テープ検出センサ7
が配設されている。テープ検出センサ7は、テープ状基
板5を光学的検出する。すなわち1つの供給リール4の
テープ状基板5が品切れになり、終端部がフリーな状態
となってガイドローラ6から外れることにより、テープ
検出センサ7はテープ無しを検出する。すなわち、テー
プ検出センサ7は引き出されたテープ状基板5の残量が
少なくなったことを検出するテープ検出手段となってい
る。この検出を承けて、フレーム3の上部に設けられた
シグナルタワー15が点灯し、テープ無しを報知するよ
うになっている。
【0014】テープ検出センサ7の下方にはガイドロー
ラ8が設けられており、ガイドローラ8を周回する際に
テープ状基板5とセパレータテープ5aとが分離する。
セパレータテープ5aは、下方に配設されたセパレータ
巻き取りリール14に回収される。またテープ状基板5
は、フレーム3の左端部に設けられたテープ送りローラ
12によって水平方向に引き出され、上方に設けられた
テープ巻き取りリール13によって回収される。テープ
送りローラ12は、供給リール4からテープ状基板5を
引き出す引き出し手段となっている。
【0015】ガイドローラ8とテープ送りローラ12の
間の送給経路には、上流側から順に部品検出部9、張力
付与部10および打ち抜き機構11が設けられている。
部品検出部9は透過式の光センサであり、この位置を通
過するテープ状基板5が正常部分であるか否か、すなわ
ちTCP5cとして打ち抜かれる実装部分であるか、も
しくはダミー孔5dが設けられたテープ終端部であるか
否かを光の透過の有無によって検出する。
【0016】張力付与部10は2つのローラの間にテー
プ状基板5を挟み込んで上流側方向への張力を付与す
る。すなわち張力付与部10はテープ状基板5を上流側
へ付勢する張力付与手段であり、これにより、テープ状
基板5の終端が供給リール4から外れてフリーな状態と
なった場合にあっても、下流側のテープ状基板5には常
に所定の張力が付与される。
【0017】打ち抜き機構11は、テープ状基板5から
TCP5c(図2参照)を打ち抜く。この打ち抜き動作
は、打ち抜きベッド上に載置された状態のテープ上基板
5に対して、上方から打ち抜き刃を下降させることによ
り行われる。このとき、テープ送りローラ12によって
テープ状基板5を定ピッチで送ることにより、テープ状
基板5からTCP5cが定ピッチで連続して打ち抜かれ
る。このようにして打ち抜かれたTCP5cは電子部品
実装装置2に渡される。
【0018】電子部品実装装置2について説明する。基
台20上にはTCP5cの取り出し機構21および基板
保持部25が配設されており、取り出し機構21と基板
保持部25を連結して、移載機構27が上方に配設され
ている。取り出し機構21は、旋回軸22廻りに回転す
るターンテーブル23を備えており、ターンテーブル2
3には複数の部品保持部24が装着されている。
【0019】部品保持部24は、テープ状基板5から打
ち抜かれたTCP5cを打ち抜き機構11の下方に位置
した状態で受け取り吸着して保持する。そしてターンテ
ーブル23が回転することにより、TCP5cを保持し
た部品保持部24は水平面内で旋回移動し、移載機構2
7の吸着ヘッド29によるピックアップ位置の下方に位
置する。TCP5cを保持した吸着ヘッド29は、移動
テーブル28によって基板保持部25に保持された基板
26上に移動し、ここで保持したTCP5cを基板26
の縁部に実装する。
【0020】フレーム3の上部には、右方へ延出したリ
ール保持用のアーム16が設けられており、アーム16
には交換用の供給リール4’が保持されている。供給リ
ール4’は、既装着の供給リール4のテープ状基板5が
品切れになった場合に直ちに交換できるよう、スタンバ
イ状態にある。
【0021】アーム16の下方には、継合装置17が設
けられている。継合装置17は、既装着の供給リールに
巻回されていたテープ状基板5の終端部と、新たに装着
される交換用の供給リール4’に巻回されたテープ状基
板5の始端部とを継合する。
【0022】継合装置17の構造について、図3、図4
を参照して説明する。図3においてブロック30の上面
には、テープ状基板5の載置溝32が形成されている。
載置溝32は継合対象のテープ状基板5の幅寸法Bに対
応したものとなっており、継合時のアライメントが確保
されるよう、長手方向に良好な真直度を保って設けられ
ている。載置溝32の中央部は継合対象の2つのテープ
状基板5が突き合わされて継合される突き合わせ部とな
っている。突き合わせ部には接着用のテープを装着する
テープ溝33が載置溝32を横断して設けられており、
継合作業時には、テープ溝33にテープ状基板5の端面
を接着する接着テープが装着される。
【0023】図4に示すように、突き合わせ部の中心で
ある突き合わせ線BLに関して対称な位置には、テープ
状基板5のスプロケット孔5b(図2参照)の幅に対応
してそれぞれ2本の位置合わせピン34が設けられてい
る。ここで、突き合わせ線BLから位置合わせピン34
までの距離D2、位置合わせピン34からブロック30
の両側の端面までの距離D1は、D2がD1よりも大き
く、かついずれもスプロケット孔5bのピッチP(図
2)の整数倍+P/2となるよう(本実施の形態におい
ては、D1=2.5P、D2=3.5P)に設定される
(図5(a)参照)。
【0024】図3において、ブロック30上面の側方に
は、上方へ突出する突部30aが設けられており、突部
30aにはカッタプレート35が軸35a廻りに回転自
在に装着されている。カッタプレート35は上面のハン
ドル36を操作することによって軸35a廻りに回動
し、カッタプレート35の下面にはテープ溝33の位置
に対応して、押さえ部材37、テープカッタ38および
ピン孔打ち抜きカッタ39が設けられている。
【0025】押さえ部材37は、テープ溝33の幅Aお
よび載置溝32の幅Bに対応した押さえ面を有してお
り、カッタプレート35をブロック30の上面に対して
下降させることにより、載置溝32に装着されたテープ
状基板5の突き合わせ部を上から押さえ込む。この状態
で更にハンドル36を押し下げることにより、テープカ
ッタ38およびピン孔打ち抜きカッタ39が下降する。
ブロック30の上面にはこれらのテープカッタ38、ピ
ン孔打ち抜きカッタ39に対応した位置に、打ち抜き孔
33a,33bが設けられており、テープカッタ38、
ピン孔打ち抜きカッタ39によって、テープ状基板5の
側端面およびスプロケット孔5bを打ち抜くことができ
るようになっている。
【0026】ブロック30の側面には、テープ切断用の
カッタ40が刃先を側端面に沿わせて設けられており、
載置溝32にテープ状基板5が装着された状態でカッタ
40を押し下げることにより、テープ状基板5は切断位
置Cでカットされる。
【0027】次に図5を参照してテープ状基板5の継合
方法について説明する。まず図5(a)において、ブロ
ック30の載置溝32に継合対象のテープ状基板5を装
着する。このとき、所望継合位置、すなわち正規部分
(TCP5cが設けられた部分)と廃却部分(ダミー孔
5dが設けられた部分)との境界がブロック30の端面
の切断位置Cに一致するようにスプロケット孔5bを選
択して位置合わせピン34に合わせる。ここに示す例で
は、距離D1,D2はそれぞれ2.5P、3.5Pに設
定されている。
【0028】そしてこの状態でカッタ40を下降させて
押し下げることにより、テープ状基板5は切断位置Cで
カットされる。この切断処理は、既装着の供給リール4
のテープ状基板5の終端部および交換予定の供給リール
4’のテープ状基板5Aの始端部の双方について行われ
る。
【0029】次に、図5(b)に示すようにテープ溝3
3にテープ状基板接着用の接着テープ41を接着用の粘
着面を上向きにして装着する。そしてテープ状基板5の
切断端e1と新たなテープ状基板5Aの切断端e2とが
突き合わせ線BL上で隙間なく突き合わせられるよう
に、スプロケット孔5bを選択して位置合わせピン34
に合わせて、2つのテープ状基板5,5Aを載置溝32
に装着する。このとき、D1,D2はそれぞれピッチP
の整数倍+P/2で設定されているため、突き合わせ部
に隙間を生じることなく装着することができる。
【0030】そしてこの状態でハンドル36を操作して
カッタプレート35を押し下げる。これにより、押さえ
部材37によってテープ状基板5,5Aの突き合わせ部
が接着テープ41に対して押し付けられ、双方が接着テ
ープ41に接着されることによって継合される。この
後、ハンドル36を更に押し下げることにより、テープ
カッタ38、ピン孔打ち抜きカッタ39が下降する。こ
れにより、図5(d)に示すように突き合わせ部の端面
e3からはみ出した部分の接着テープ41がカットされ
るとともに、スプロケット孔5bの位置も同様に打ち抜
かれる。この継合処理により、テープ状基板5,5Aは
隣接位置のTCP5c間のパッケージピッチPPが正し
く保たれた状態で継合される。
【0031】このテープキャリアパッケージの打ち抜き
装置は上記のように構成され、次に打ち抜き方法につい
て説明する。まず図1において、テープ状基板5が収容
された供給リール4を装着し、テープ状基板5を引き出
してガイドローラ6,8、テープ送りローラ12を順次
周回させてテープ巻き取りリール13に巻き込むととも
に、セパレータテープ5aをセパレータ巻き取りリール
14に巻き込む。そして所定のTCPの打ち抜き動作を
開始したならば、次回使用予定の交換用の供給リール
4’をアーム16に保持させ、スタンバイ状態にする。
このとき、供給リール4’のテープ状基板5Aの始端部
は、継合装置17によって予め所定位置でカットされて
いる。
【0032】そして供給リール4からテープ状基板5を
引き出して、TCP5cを打ち抜く作業を継続して行
う。この過程で、テープ状基板5の残量が所定長さにな
ると、テープ状基板5の終端部が供給リール4から外
れ、フリーな状態となる。このテープ無し状態はテープ
検出センサ7によって検出され、シグナルタワー15が
点灯してこの旨報知する。
【0033】この報知を承けて、オペレータは打ち抜き
作業中のテープ状基板5の終端部を継合装置17により
カットする処理を行う。そしてこのテープ状基板5の終
端部と、予めカット処理されたテープ状基板5Aの始端
部とを継合装置17により継合する。この後供給リール
4を取り外して新たに供給リール4’を装着する。これ
により、テープ状基板5の送給を中断することなく打ち
抜き作業を継続しながら、供給リール交換作業を行うこ
とができる。したがって、連結された電子部品実装装置
へのTCP5cの供給が中断されることがなく、設備稼
働率を向上させることが可能となる。
【0034】なお本実施の形態では、交換用の供給リー
ル4’を打ち抜き装置本体に予め別途装着してスタンバ
イさせる例を示しているが、テープ状基板5の始端部カ
ット処理がなされた供給リール4’を打ち抜き装置の近
傍に別置きに保管しておく方法を用いてもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、既装着の供給リールに
卷回されていた作業中のテープ状基板の残量が所定長さ
になったならば、作業中のテープ状基板の終端部と新た
に装着される供給リールに卷回されたテープ状基板の始
端部とを継合手段により継合し、テープ状基板の送給を
中断することなく打ち抜き作業を継続するようにしたの
で、従来の供給リールの交換時に不可避であった設備の
稼働を停止することなく新たなテープ状基板を供給する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のテープキャリアパッケ
ージの打ち抜き装置および電子部品実装装置の正面図
【図2】本発明の一実施の形態のテープ状基板の平面図
【図3】本発明の一実施の形態のテープ継合装置の斜視
【図4】本発明の一実施の形態のテープ継合装置の平面
【図5】本発明の一実施の形態のテープ継合方法の工程
説明図
【符号の説明】
4、4’ 供給リール 5、5A テープ状基板 5c TCP(テープキャリアパッケージ) 7 テープ検出センサ 9 部品検出部 10 張力付与部 11 打ち抜き機構 17 継合装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープ状基板に電子部品を実装して成るテ
    ープキャリアパッケージをテープ状基板から個片ごとに
    打ち抜くテープキャリアパッケージの打ち抜き装置であ
    って、電子部品が実装されたテープ状基板を卷回状態で
    供給する供給リールと、この供給リールから前記テープ
    状基板を引き出す引き出し手段と、引き出されたテープ
    状基板の残量が少なくなったことを検出するテープ検出
    手段と、テープ状基板からテープキャリアパッケージを
    打ち抜く打ち抜き機構と、この打ち抜き機構の上流側に
    あってテープ状基板を上流側へ付勢して張力を付与する
    張力付与手段と、既装着の供給リールに卷回されていた
    テープ状基板の終端部と新たに装着される供給リールに
    卷回されたテープ状基板の始端部とを継合する継合手段
    とを備えたことを特徴とするテープキャリアパッケージ
    の打ち抜き装置。
  2. 【請求項2】テープ状基板に電子部品を実装して成るテ
    ープキャリアパッケージをテープ状基板から個片ごとに
    打ち抜くテープキャリアパッケージの打ち抜き方法であ
    って、供給リールから電子部品が実装されたテープ状基
    板を引き出してテープキャリアパッケージを打ち抜く作
    業を行うに際し、既装着の供給リールから作業中のテー
    プ状基板の残量が少なくなったならば、前記作業中のテ
    ープ状基板の終端部と新たに装着される供給リールに卷
    回されたテープ状基板の始端部とを継合手段により継合
    し、テープ状基板の送給を中断することなく打ち抜き作
    業を継続することを特徴とするテープキャリアパッケー
    ジの打ち抜き方法。
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