JP5448887B2 - スプライシングされたキャリアテープ、そのキャリアテープに適用される検出用マーク、そのキャリアテープを送る方法および部品供給装置 - Google Patents

スプライシングされたキャリアテープ、そのキャリアテープに適用される検出用マーク、そのキャリアテープを送る方法および部品供給装置 Download PDF

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Description

本発明は、スプライシングされたキャリアテープ、そのキャリアテープに適用される検出用マーク、そのキャリアテープを送る方法および部品供給装置に関する。
スプライシングされたキャリアテープの一形式として、特許文献1に示されたものが知られている。特許文献1の図5に示されているように、スプライシングされたキャリアテープは、スプライステープ28,29でスプライシングされている。スプライステープ29は継目部Jを検出するためのテープである。また、継目部Jを挟む所定長さ範囲にある部品ポケット16aから電子部品Pを除去し、電子部品Pが存在しない空テープ部分を設けるようにしている(所定長さL1(=n×p)の空テープ部分である)。吸着ノズル8aがピックアップ動作を行うことによるピックアップミスを予め防止するためである。
さらに、キャリアテープを送る方法は次のとおりである。特許文献1の図8に示されているように、継目部Jがセンサ30により検出される(図8(a))。
その後、既装着のキャリアテープ15に保持された最後の電子部品P*がノズル8aによってピックアップされ、残部品のピックアップが完了する(図8(b))。このとき、継目部Jがセンサ30の位置に到達したタイミングにおける既装着のキャリアテープ15に保持された残部品数は既知であることから、上記タイミングからこの既知数だけピックアップ動作を反復した時点で、継目部Jがピックアップ位置の上流側の所定位置に到達したことが検知される。
そして、この検知を受けて、図8(b)に示されている、一括送り長さL2((n+1)×p)だけ、キャリアテープ15を単一送り動作でテープ送りする(図8(c))。一括送り長さL2(=(n+1)×p)は、所定長さL1に基づいて決定される。
また、特許文献2には、部品供給テープの途中に、テープ終端より一定個数の部品を余してマーク26を施し(特許文献2の図5参照)、このマーク26をセンサ27が検出する(特許文献2の図1参照)技術が開示されている。
特開2007−059663号公報 特開平03−008655号公報
特許文献1に記載のスプライス方法では、所定長さL1の空テープ部分を事前に設けるようにしている。この場合、その空テープ部分を正確に設けるための手間がかかる。
さらに、特許文献1に記載のキャリアテープを送る方法では、所定長さL1に基づいて決定される一括送り長さL2(=(n+1)×p)だけ、キャリアテープ15を単一送り動作でテープ送りするが、事前に設けられた空テープ部分が所定長さL1と異なる場合には、適切にテープを送ることができなかった。
特許文献2では、部品供給テープにマーク26を施し、このマーク26を検出したとき、残りの部品個数などから作業続行時間などを算出できる。この場合、テープ終端より一定個数の部品を余してマーク26を施す必要があるので、手間がかかる。
本発明は、上述した問題を解消するためになされたもので、スプライシングされたキャリアテープ、そのキャリアテープに適用される検出用マーク、そのキャリアテープを送る方法および部品供給装置において、管理された寸法のスプライシング用テープを使用することなく、かつ、事前の特別な管理が必要な工程なく、キャリアテープをスプライスし、ひいては、そのスプライシングされたキャリアテープを適切に送ることを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に係るスプライシングされたキャリアテープの発明の構成上の特徴は、部品供給装置に搭載され、複数の部品を保持するとともに部品供給位置に送られるスプライシングされたキャリアテープであって、送り方向下流側の第1キャリアテープと送り方向上流側の第2キャリアテープとはスプライス部材によりスプライシングされ、部品供給装置に備えられた検出センサによって検出できる検出用マークであり、かつ第1キャリアテープの最後の部品を示す位置に設けられる第1検出用マークと、検出センサによって検出できる検出用マークであり、かつ第2キャリアテープの最初の部品を示す位置に設けられる第2検出用マークと、を備えたことである。
また請求項2に係るキャリアテープに適用される検出用マークの発明の構成上の特徴は、部品供給装置に搭載され、複数の部品を保持するとともに部品供給位置に送られるスプライシングされたキャリアテープであり、かつ送り方向下流側の第1キャリアテープと送り方向上流側の第2キャリアテープとはスプライス部材によりスプライシングされたキャリアテープに適用される検出用マークであって、部品供給装置に備えられた検出センサによって検出できる検出用マークであり、かつ第1キャリアテープの最後の部品を示す位置に設けられる第1検出用マークと、検出センサによって検出できる検出用マークであり、かつ第2キャリアテープの最初の部品を示す位置に設けられる第2検出用マークと、から構成されることである。
また請求項3に係るキャリアテープを送る方法の発明の構成上の特徴は、請求項1に記載のキャリアテープを送る方法であって、部品供給装置に備えられた検出センサが第1検出用マークを検出すると、第1キャリアテープの最後の部品が部品供給位置に到達するまでは、キャリアテープを所定ピッチで送り、第1キャリアテープの最後の部品が部品供給位置に到達するとその時点から第2キャリアテープの最初の部品が部品供給位置に到達するまで早送りを行い、その後、所定ピッチに戻して送ることである。
また請求項4に係るキャリアテープを送る方法の発明の構成上の特徴は、請求項3において、第1検出用マークが検出センサにより検出された後であって、第2検出用マークが検出センサにより検出される前に、第1キャリアテープの最後の部品が部品供給位置に到達した場合には、第1キャリアテープの最後の部品が部品供給位置に到達するとその時点から検出センサが第2検出用マークを検出する時点まで、キャリアテープを早送りし、検出センサが第2検出用マークを検出すると、その検出時点から第2キャリアテープの最初の部品が部品供給位置に到達するまでさらに早送りすることである。
また請求項5に係るキャリアテープを送る方法の発明の構成上の特徴は、請求項3において、第1検出用マークが検出センサにより検出された後であって、第1キャリアテープの最後の部品が部品供給位置に到達する前に、第2検出用マークが検出センサにより検出された場合には、第2検出用マークが検出センサにより検出された時点に、検出センサにより検出された第1および第2検出用マークの各検出情報に基づいて第1検出用マークと第2検出用マークの距離を導出し、第1キャリアテープの最後の部品が部品供給位置に到達すると導出した距離と同じ送り量だけキャリアテープを早送りすることである。
また請求項6に係るキャリアテープを送る部品供給装置の発明の構成上の特徴は、請求項1に記載のキャリアテープを送る部品供給装置であって、部品供給装置に備えられた検出センサが第1検出用マークを検出すると、第1キャリアテープの最後の部品が部品供給位置に到達するまでは、キャリアテープを所定ピッチで送り、第1キャリアテープの最後の部品が部品供給位置に到達するとその時点から第2キャリアテープの最初の部品が部品供給位置に到達するまで早送りを行い、その後、所定ピッチに戻して送ることである。
また請求項7に係るキャリアテープを送る部品供給装置の発明の構成上の特徴は、請求項6において、第1検出用マークが検出センサにより検出された後であって、第2検出用マークが検出センサにより検出される前に、第1キャリアテープの最後の部品が部品供給位置に到達した場合には、第1キャリアテープの最後の部品が部品供給位置に到達するとその時点から検出センサが第2検出用マークを検出する時点まで、キャリアテープを早送りし、検出センサが第2検出用マークを検出すると、その検出時点から第2キャリアテープの最初の部品が部品供給位置に到達するまでさらに早送りすることである。
また請求項8に係るキャリアテープを送る部品供給装置の発明の構成上の特徴は、請求項6において、第1検出用マークが検出センサにより検出された後であって、第1キャリアテープの最後の部品が部品供給位置に到達する前に、第2検出用マークが検出センサにより検出された場合には、第2検出用マークが検出センサにより検出された時点に、検出センサにより検出された第1および第2検出用マークの各検出情報に基づいて第1検出用マークと第2検出用マークの距離を導出し、第1キャリアテープの最後の部品が部品供給位置に到達すると導出した距離と同じ送り量だけキャリアテープを早送りすることである。
上記のように構成した請求項1に係る発明においては、送り方向下流側の第1キャリアテープと送り方向上流側の第2キャリアテープとはスプライス部材によりスプライシングされる。よって、そのスプライス部材により手間なく容易にスプライシングすることができる。
さらに、そのスプライシングされたキャリアテープには、第1キャリアテープの最後の部品を示す位置に設けられる第1検出用マークが備えられるとともに、第2キャリアテープの最初の部品を示す位置に設けられる第2検出用マークが備えられている。よって、従来のように空テープを所定長さだけ事前に準備するなどの事前の特別な管理が必要な工程がなくても、第1キャリアテープの最後の部品を示す位置と、第2キャリアテープの最初の部品を示す位置を的確かつ正確に示すことができる。
さらに、そのように備えられた第1および第2検出用マークを検出センサが検出することで、第1キャリアテープの最後の部品を示す位置と、第2キャリアテープの最初の部品を示す位置との間隔、すなわち部品が無い部分の距離を的確かつ正確に把握することができる。ひいては、その把握された部品が無い部分の距離に基づいて、スプライシングされたキャリアテープを適切に送ることができる。
上記のように構成した請求項2に係る発明においては、送り方向下流側の第1キャリアテープと送り方向上流側の第2キャリアテープとはスプライス部材によりスプライシングされたキャリアテープに適用される検出用マークは、第1キャリアテープの最後の部品を示す位置に設けられる第1検出用マークが備えられるとともに、第2キャリアテープの最初の部品を示す位置に設けられる第2検出用マークとから構成されている。よって、従来のように空テープを所定長さだけ事前に準備するなどの事前の特別な管理が必要な工程がなくても、第1キャリアテープの最後の部品を示す位置と、第2キャリアテープの最初の部品を示す位置を的確かつ正確に示すことができる。
さらに、そのように備えられた第1および第2検出用マークを検出センサが検出することで、第1キャリアテープの最後の部品を示す位置と、第2キャリアテープの最初の部品を示す位置との間隔、すなわち部品が無い部分の距離を的確かつ正確に把握することができる。ひいては、その把握された部品が無い部分の距離に基づいて、スプライシングされたキャリアテープを適切に送ることができる。
上記のように構成した請求項3に係る発明においては、上述のようにスプライシングされたキャリアテープを送る方法であって、部品供給装置に備えられた検出センサが第1検出用マークを検出すると、第1キャリアテープの最後の部品が部品供給位置に到達するまでは、キャリアテープを所定ピッチで送り、第1キャリアテープの最後の部品が部品供給位置に到達するとその時点から第2キャリアテープの最初の部品が部品供給位置に到達するまで早送りを行い、その後、所定ピッチに戻して送る。これにより、第1および第2検出用マークを検出センサが検出することで、第1キャリアテープの最後の部品を示す位置と、第2キャリアテープの最初の部品を示す位置との間隔、すなわち部品が無い部分の距離を的確かつ正確に把握することができる。ひいては、その把握された部品が無い部分の距離に基づいて、スプライシングされたキャリアテープを適切に送ることができる。
上記のように構成した請求項4に係る発明においては、第1検出用マークが検出センサにより検出された後であって、第2検出用マークが検出センサにより検出される前に、第1キャリアテープの最後の部品が部品供給位置に到達した場合には、第1キャリアテープの最後の部品が部品供給位置に到達するとその時点から検出センサが第2検出用マークを検出する時点まで、キャリアテープを早送りし、検出センサが第2検出用マークを検出すると、その検出時点から第2キャリアテープの最初の部品が部品供給位置に到達するまでさらに早送りする。これにより、部品供給位置と検出センサによる検出位置との間の距離が、第1検出用マークと第2検出用マーク間との間の距離より短い場合において、スプライシングされたキャリアテープの送りを適切に制御することができる。
上記のように構成した請求項5に係る発明においては、第1検出用マークが検出センサにより検出された後であって、第1キャリアテープの最後の部品が部品供給位置に到達する前に、第2検出用マークが検出センサにより検出された場合には、第2検出用マークが検出センサにより検出された時点に、検出センサにより検出された第1および第2検出用マークの各検出情報に基づいて第1検出用マークと第2検出用マークの距離を導出し、第1キャリアテープの最後の部品が部品供給位置に到達すると導出した距離と同じ送り量だけキャリアテープを早送りする。これにより、部品供給位置と検出センサによる検出位置との間の距離が、第1検出用マークと第2検出用マーク間との間の距離より長い場合において、スプライシングされたキャリアテープの送りを適切に制御することができる。
上記のように構成した請求項6に係る発明においては、上述のようにスプライシングされたキャリアテープを送る部品供給装置であって、部品供給装置に備えられた検出センサが第1検出用マークを検出すると、第1キャリアテープの最後の部品が部品供給位置に到達するまでは、キャリアテープを所定ピッチで送り、第1キャリアテープの最後の部品が部品供給位置に到達するとその時点から第2キャリアテープの最初の部品が部品供給位置に到達するまで早送りを行い、その後、所定ピッチに戻して送る。これにより、第1および第2検出用マークを検出センサが検出することで、第1キャリアテープの最後の部品を示す位置と、第2キャリアテープの最初の部品を示す位置との間隔、すなわち部品が無い部分の距離を的確かつ正確に把握することができる。ひいては、その把握された部品が無い部分の距離に基づいて、スプライシングされたキャリアテープを適切に送ることができる。
上記のように構成した請求項7に係る発明においては、第1検出用マークが検出センサにより検出された後であって、第2検出用マークが検出センサにより検出される前に、第1キャリアテープの最後の部品が部品供給位置に到達した場合には、第1キャリアテープの最後の部品が部品供給位置に到達するとその時点から検出センサが第2検出用マークを検出する時点まで、キャリアテープを早送りし、検出センサが第2検出用マークを検出すると、その検出時点から第2キャリアテープの最初の部品が部品供給位置に到達するまでさらに早送りする。これにより、部品供給位置と検出センサによる検出位置との間の距離が、第1検出用マークと第2検出用マーク間との間の距離より短い場合において、スプライシングされたキャリアテープの送りを適切に制御することができる。
上記のように構成した請求項8に係る発明においては、第1検出用マークが検出センサにより検出された後であって、第1キャリアテープの最後の部品が部品供給位置に到達する前に、第2検出用マークが検出センサにより検出された場合には、第2検出用マークが検出センサにより検出された時点に、検出センサにより検出された第1および第2検出用マークの各検出情報に基づいて第1検出用マークと第2検出用マークの距離を導出し、第1キャリアテープの最後の部品が部品供給位置に到達すると導出した距離と同じ送り量だけキャリアテープを早送りする。これにより、部品供給位置と検出センサによる検出位置との間の距離が、第1検出用マークと第2検出用マーク間との間の距離より長い場合において、スプライシングされたキャリアテープの送りを適切に制御することができる。
本発明によるスプライシングされたキャリアテープが搭載された部品供給装置を適用した電子部品実装機の概略を示す上面図である。 図1に示す部品供給装置の側面図である。 (a)は本発明によりスプライシングされる2つのキャリアテープを示す上面図であり、(b)は側面図である。 (a)は本発明によるスプライシングされたキャリアテープを示す上面図であり、(b)は側面図である。 本発明によるスプライシングされたキャリアテープを送る制御を示すフローチャートである。 本発明によるスプライシングされたキャリアテープの変形例を示す上面図である。
以下、本発明によるスプライシングされたキャリアテープが搭載された部品供給装置を適用した電子部品実装機の一実施の形態について説明する。図1はこの電子部品実装機10の概略を示す上面図である。電子部品実装機10の基台11上には、基板SをY方向に搬送する基板搬送装置20が設けられている。
基板搬送装置20は、基板Sを所定方向(図1において左方向)に搬送するものであり、基台11上に組み付けられた第1および第2ガイドレール21,22を備えている。第1および第2ガイドレール21,22は搬送方向に延在しかつ互いに平行に対向して配置されており、基板Sを搬送方向に案内する。また、基板搬送装置20には、第1および第2ガイドレール21,22の直下に互いに平行に設けられた一対のコンベアベルトが並設されている。これらコンベアベルトは基板Sを支持して搬送方向に搬送する。また、基板搬送装置20には所定位置まで搬送された基板Sを押し上げてクランプするクランプ装置が備えられている。これにより、基板Sは基板搬送装置20上に搬入され所定位置まで搬送され、位置決め固定され、電子部品が装着され、その後搬出される。
基板搬送装置20の上側(図1において紙面垂直方向手前側)には、Y方向に細長い移動台31が、Y方向と直交するX方向に延びる固定レール(フレーム)32にX方向とY方向に移動可能に支持されている。なお、移動台31のXおよびY方向への移動はボールねじを介してサーボモータにより制御されている。移動台31には部品移載装置33と基板認識用カメラ34が取り付けられている。
部品移載装置33は、移動台31に着脱可能に取り付けられる支持ベース35と、この支持ベース35にX方向およびY方向と直角なZ方向に昇降可能に支持されてボールねじを介してサーボモータにより昇降が制御される部品実装ヘッド36と、この部品実装ヘッド36から下方に突出して設けられて下端に電子部品Pを吸着保持する円筒状の吸着ノズル37よりなるものである。
電子部品実装機10は、制御装置13を備えている。制御装置13は、基板搬送装置20、部品移載装置33、部品供給装置40の作動を制御するものである。
電子部品実装機10の両側には、基板搬送装置20を挟んで多数の部品供給装置40が並設されている。部品供給装置40は、図2に示すように、テープ式フィーダからなる部品供給装置である。部品供給装置40の本体41には、供給リール42が回転可能、かつ着脱可能に装着されている。供給リール42には、所定個数の部品(電子部品)43を一定のピッチ間隔に保持したキャリアテープ44が巻回されている。キャリアテープ44は、図3に示すように、所定の幅で細長く形成され、キャリアテープ44の長手方向に、例えば、エンボスからなる部品収納部45を一定のピッチ間隔に設けたものである。部品収納部45には、回路基板に実装される部品43がそれぞれ収納保持されている。部品収納部45の開口は、キャリアテープ44に貼り付けられたカバーテープ46によって覆われ、キャリアテープ44とカバーテープ46とによって部品43がテーピングされている。キャリアテープ44の幅方向の一端側には、送り穴47が部品43のピッチと関連付けられ、規格化された間隔で形成されている。
なお、図示してないが、供給リール42の側面には、識別コードが付与され、識別コードを読取ることにより、部品43の型番,寸法,キャリアテープ44に保持された部品43の個数、保持ピッチ、あるいはまた、キャリアテープ44がエンボスキャリア型であるかパンチキャリア型であるか等を識別できるようになっている。エンボスキャリア型は、長細い薄い樹脂材をプレス成形、圧空成形、真空成形など成形加工することで、部品収納部45が凹設されたキャリアテープである。パンチキャリア型は、例えば細長い比較的厚みのある原紙をパンチング(穴開け)することで、部品収納部45が凹設されたキャリアテープである。本実施形態では、エンボスキャリア型のキャリアテープが使用されている。
部品供給装置40の本体41には、部品移送装置49と検出センサ50がそれぞれ配設されている。
部品移送装置49は、供給リール42に巻回されたキャリアテープ44を1ピッチずつ送り出して、部品43を本体41の先端部に設けられた部品供給位置48に1個ずつ移送する。部品移送装置49は、キャリアテープ44を部品供給位置48に案内するガイド部49aと、本体41に回転可能に支承されキャリアテープ44の送り穴47に係合するスプロケット49bと、スプロケット49bを1ピッチ分ずつ回転させる図略のモータとを備えている。ガイド部49aは、検出センサ50と部品供給位置48との間に配設され、これによって、供給リール42より送り出されたキャリアテープ44は、ガイド部49aに案内されながら定められた搬送路49c上を搬送される。
スプロケット49bがモータによって1ピッチ分回動されると、キャリアテープ44がスプロケット49bにより1ピッチ分送られ、部品供給位置48に部品収納部45に収納された部品43が1個ずつ供給される。部品供給位置48に供給された部品43は、部品移載装置33の吸着ノズル37に吸着されて部品実装機の実装位置に移送され、基板Sに実装される。部品43が取り出されたキャリアテープ44は、本体41の下方に回収され、一方、カバーテープ46は部品供給位置48の手前で引き剥がされ、複数のローラ49dに案内されながら所定位置に排出される。
検出センサ50は、部品供給位置48と供給リール42との間に配置され、キャリアテープ44(第1および第2キャリアテープ44A,44B)に設けられた第1および第2検出用マーク71,72を検出する。検出センサ50は、被検査体の通過によって生じる磁界の変化に基づいて被検査体中の金属の有無の検出を行うものである。第1および第2検出用マーク71,72は、金属材を含有するテープで構成されている。これにより、第1および第2検出用マーク71,72は、検出センサ50により検出される。なお、第1および第2検出用マーク71,72は、第1および第2キャリアテープ44A,44Bの継目を挟んで進行方向前後位置に設けられている。
キャリアテープ44の残りが少なくなると、このキャリアテープ44(以下、第1キャリアテープ44Aと称する)に、新しい別のキャリアテープ44(以下、第2キャリアテープ44Bと称する)をスプライス(接続)して補給するようにしている。第1キャリアテープ44Aは、送り方向(図3、図4に矢印で示す進行方向)下流側に位置するキャリアテープであり、第2キャリアテープ44Bは、送り方向上流側に位置するキャリアテープである。図4に示すように、第1キャリアテープ44Aの終端部44A1と、第2キャリアテープ44Bの始端部44B1とは、スプライス部材であるスプライステープ61によりスプライシングされている。
なお、第1キャリアテープ44Aと第2キャリアテープ44Bとをスプライシングするにあたって、事前処理を説明する。第1キャリアテープ44Aの部品43が収納されていない部分(空テープ部分)を、スプライステープ61を貼り付ける部分を残して不要な部分を切断する。このとき、切断する長さ(スプライステープ61を貼り付けるのに必要な長さ)は規定されていない。第2キャリアテープ44Bも同様に切断される。本実施形態では、第1キャリアテープ44Aは部品43が収納されていない空状態の部品収納部45を2つ残して切断されており、第2キャリアテープ44Bは空状態の部品収納部45を3つ残して切断されている。このように、事前処理において、切断長さ(空テープ部分の長さ)も任意であるため、工程を管理する手間を省くことができる。
スプライステープ61は、キャリアテープ44の送り方向の長さが任意に設定される。すなわち、スプライステープ61は、第1および第2キャリアテープ44A,44Bを繋ぐことができる程度の長さがあれば十分であり、その長さは規定されていない。したがって、作業者は、規定の長さに正確に切断することが必要なくなるので、スプライステープ61を手間なく切断することができる。さらに、スプライステープ61は、一般的に流通しているもの(たとえば、ビニール材の粘着テープ)でよく、専用のテープを使用しなくてすむ。
第2キャリアテープ44Bには、上記したキャリアテープ44(第1キャリアテープ44A)と同様に、長手方向に部品収納部45が第1キャリアテープ44Aと同一のピッチ間隔で形成され、これら部品収納部45に同一の部品43がそれぞれ収納保持されている。また、第2キャリアテープ44Bの幅方向の一端側には、第1キャリアテープ44Aと同一のピッチ間隔で送り穴47が形成されている。部品収納部45の開口は、第2キャリアテープ44Bに貼り付けたカバーテープ46によって覆われている。
第1キャリアテープ44Aには、図4に示すように、第1検出用マーク71が設けられている。第1検出用マーク71は、検出センサ50によって検出できる検出用マークであり、かつ第1キャリアテープ44Aの最後の部品を示す位置に設けられるものである。本実施形態では、第1検出用マーク71は金属材を含有する粘着テープで構成されている。この粘着テープは一般的に流通されているものを使用する。
第1検出用マーク71は、第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aが収納されている部品収納部45aの横に貼り付けられるのが好ましい。その貼り付け位置は、送り穴47が形成された側の端部が好ましい。貼り付け易く、部品43による誤検知を抑制することができるためである。その貼り付け位置は、最後の部品43aが収納されている部品収納部45aの上流側に隣設された部品収納部45と下流側に隣接された部品収納部45との間でもよい。
第1検出用マーク71の長手方向(送り方向)の長さは、部品収納部45aを挟む送り穴47間に収まる長さが好ましい。また、その送り穴47間距離より長くなってもよいが、その場合には、検出用マーク61の先端(進行方向の前端)をその送り穴47間に配設するように位置合わせすることが好ましい。なお、長手方向(送り方向)の長さは、最後の部品43aが収納されている部品収納部45aの上流側に隣設された部品収納部45と下流側に隣接された部品収納部45との間に収まる長さが好ましい。第1検出用マーク71の幅は、送り穴47が形成されている端部の幅より小さいのが好ましく、また第1キャリアテープ44Aの幅より小さいのが好ましい。
第1検出用マーク71は、上述した条件の範囲内であればよい。さらに、その切断した第1検出用マーク71を第1キャリアテープ44Aに手間なく取り付けることができる。
第2キャリアテープ44Bには、図4に示すように、第1検出用マーク71と同様に構成された第2検出用マーク72が設けられている。第2検出用マーク72は、検出センサ50によって検出できる検出用マークであり、かつ第2キャリアテープ44Bの最初の部品43bを示す位置に設けられるものである。具体的には、第2検出用マーク72は、第1検出用マーク71と同様に、第2キャリアテープ44Bの最初の部品43bが収納されている部品収納部45bの横に貼り付けられるのが好ましい。なお、第1キャリアテープ61と第2キャリアテープ62は、上述した条件の範囲内であれば、必ずしも同一形状である必要はなく、別々の形状であっても差し支えない。
次に、上述したスプライシングされたキャリアテープのスプライス方法について図3および図4を参照して説明する。一般に流通している切断装置(例えば、はさみ)を使って、第1キャリアテープ44Aの部品43が収納されていない部分(空テープ部分)を、スプライステープ61を貼り付ける部分を残して不要な部分を切断する。第2キャリアテープ44Bも同様に切断する。このとき、切断する長さは規定されておらず、任意である。本実施形態では、第1キャリアテープ44Aは部品43が収納されていない空状態の部品収納部45を2つ残して切断しており、第2キャリアテープ44Bは空状態の部品収納部45を3つ残して切断している(図3参照)。
そして、適当な大きさの第1検出用テープ71を、上述した条件の範囲内にて第1キャリアテープ44Aに貼り付け、適当な大きさの第2検出用テープ72を、上述した条件の範囲内にて第2キャリアテープ44Bに貼り付ける(図4参照)。そして、スプライステープ61を、第1キャリアテープ44Aの終端部44A1と第2キャリアテープ44Bの始端部44B1とをスプライシングするように貼り付ける(図4参照)。なお、スプライステープ61と第1および第2検出用テープ71,72の貼り付け順番は逆でもよい。
次に、上述したスプライス方法でスプライシングされたキャリアテープを送る方法について図5に示すフローチャートを参照して説明する。
電子部品実装機の主電源(図示省略)が投入されると、制御装置13は、図5に示すフローチャートに沿ったプログラムを所定短時間ごとに繰り返し実行する。また、各フラグFa,Fb,Fcは電源投入時に初期化される。
1)第1検出用マークが検出されるまで
制御装置13は、電源投入時にフラグFa,Fb,Fcがそれぞれ0にクリアされるので、フラグFcが1に設定されるまで(第1検出用マーク71が検出されるまで)は、ステップ102,104,106,108で「YES」,「YES」,「YES」,「NO」の判定を繰り返す。
そして、制御装置13は、ステップ110において、スプライシングされたキャリアテープ44を所定ピッチで送るようにモータ(部品供給装置40に搭載されている)を制御する。本実施例の所定ピッチは、送り穴47間のピッチと同一である。
なお、フラグFaは、第2検出用マーク72が検出センサ50により検出される前に、第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aが部品供給位置48に到達したか否かを示すものである。フラグFaは、1で、第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aが部品供給位置48に到達した後に、第2検出用マーク72が検出センサ50により検出したことを示し、0で、第2検出用マーク72が検出センサ50により検出した後に、第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aが部品供給位置48に到達したことを示す。
また、フラグFbは、第2検出用マーク72が先に検出された場合、後述する送り量の導出が終了したか否かを示すフラグであり、1で導出の終了を示し、0で導出前または導出中を示している。
さらに、フラグFcは、第1検出用マーク71を検出したか否かを示すフラグであり、0はまだ検出していないことを示し、1は既に検出していることを示している。
以下、第1検出用マーク71が検出された後において、第2検出用マーク72が検出される時点と、第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aが部品供給位置48に到達する時点の先後を場合分けして説明する。
2)先に第2検出用マークが検出される場合
制御装置13は、検出センサ50により第1検出用マーク71が検出されると、ステップ102,104,106,108でそれぞれ「YES」と判定し、送り量(一括送り量)の導出を開始する(ステップ114)。このとき、フラグFcは1に設定される(ステップ116)。
送り量(一括送り量)は、第1検出用マーク71を検出した時点から第2検出用マーク72を検出した時点までのスプロケット49bの送り量を導出し、この導出された送り量を一括送り量とすることで導出することができる。よって、ステップ114では、導出しようとしている送り量を0に設定し、送り量のカウントアップを開始すればよい。また、第1検出用マーク71を検出した時点の送り量を記憶してもよい。
その後、制御装置13は、フラグFcは1に設定された(ステップ116)ので、ステップ106で「NO」と判定し、プログラムをステップ118にジャンプさせる。制御装置13は、検出センサ50により第2検出用マーク72が検出されるまでは、ステップ118で「NO」の判定を繰り返す。
また、制御装置13は、ステップ118で「NO」の判定をすると、プログラムをステップ120に進める。制御装置13は、ステップ120において、第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aが部品供給位置48に到達したか否かを判定する。
具体的には、ステップ120において、次のようにして、最後の部品43aが部品供給位置48に到達したことを判定する。今回の実施例では、第1検出用マーク71が最後の部品43aの横に設けられているので、第1検出用マーク71の位置が最後の部品43aの位置と同一である。よって、検出センサ50が第1検出マーク71を検出した時点を基準にして、所定ピッチに基づいてその時点からキャリアテープ44の送り量を導出する。その導出された送り量が、部品供給位置48と検出センサ50の位置との距離(既知)に到達すれば、最後の部品43aが部品供給位置48に到達したと判定することができる。
本ケースでは、第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aが部品供給位置48に到達する前に、先に第2検出用マーク72が検出されるので、制御装置13はステップ118,120でそれぞれ「NO」の判定を繰り返す。よって、制御装置13は、プログラムをステップ110に進めて、スプライシングされたキャリアテープ44を所定ピッチで送るようにモータを制御する。
そして、制御装置13は、検出センサ50により第2検出用マーク72が検出されると、ステップ118で「YES」と判定し、送り量(一括送り量)の導出を終了する(ステップ122)。このとき、フラグFbは1に設定される(ステップ124)。ステップ122では、カウントアップされた送り量を一括送り量として記憶し、送り量のカウントアップを終了する。また、第2検出用マーク72を検出した時点の送り量と先に記憶した第1検出用マーク71を検出した時点の送り量との差を一括送り量として記憶するようにしてもよい。
その後、制御装置13は、フラグFbは1に設定された(ステップ124)ので、ステップ104で「NO」と判定し、プログラムをステップ126にジャンプさせる。制御装置13は、第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aが部品供給位置48に到達したと判定するまでは、ステップ126で「NO」の判定を繰り返す。ステップ126の処理は、上述したステップ120の処理と同一内容である。
よって、制御装置13は、ステップ126で「NO」の判定をすると、プログラムをステップ110に進めて、スプライシングされたキャリアテープ44を所定ピッチで送るようにモータを制御する。
そして、制御装置13は、第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aが部品供給位置48に到達したと判定すると、ステップ126で「YES」と判定し、先に導出し記憶していた送り量だけキャリアテープ44を一度に早送りする(ステップ128)。その後、フラグFb,Fcはそれぞれ0にリセットされる(ステップ130)とともに、送り量も0にリセットされる(ステップ132)。
3)先に最後の部品が部品供給位置に到達する場合
制御装置13は、検出センサ50による第2検出用マーク72の検出より先に第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aが部品供給位置48に到達した場合、ステップ118,120で「NO」,「YES」と判定し、プログラムをステップ134以降に進める。
制御装置13は、先に開始した送り量の導出を終了するとともに送り量をクリアし(ステップ134)、キャリアテープ44の早送りを開始する(ステップ136)。このとき、フラグFaは1に設定される(ステップ138)。
その後、制御装置13は、フラグFaは1に設定された(ステップ138)ので、ステップ102で「NO」と判定し、プログラムをステップ140にジャンプさせる。制御装置13は、検出センサ50により第2検出用マーク72が検出されるまでは、ステップ140で「NO」の判定を繰り返す。
制御装置13は、ステップ140で「NO」の判定をすると、プログラムをステップ142に進めて、キャリアテープ44の早送りを継続する。
制御装置13は、検出センサ50により第2検出用マーク72が検出されると、ステップ140で「YES」と判定し、プログラムをステップ144に進める。制御装置13は、ステップ144において、第2キャリアテープ44Bの最初の部品43bが部品供給位置48に到達したか否かを判定する。
具体的には、ステップ120において、次のようにして、最初の部品43bが部品供給位置48に到達したことを判定する。今回の実施例では、第2検出用マーク72が最初の部品43bの横に設けられているので、第2検出用マーク72の位置が最初の部品43bの位置と同一である。よって、検出センサ50が第2検出マーク72を検出した時点を基準にして、所定ピッチ(送り穴のピッチ)に基づいてその時点からキャリアテープ44の送り量を導出する。その導出された送り量が、部品供給位置48と検出センサ50の位置との距離(既知)に到達すれば、最初の部品43bが部品供給位置48に到達したと判定することができる。
具体的には、制御装置13は、検出センサ50により第2検出用マーク72が検出された時点以降に、第2キャリアテープ44Bの最初の部品43bが部品供給位置48に到達したと判定しない場合、ステップ140,144で「YES」,「NO」と判定し、キャリアテープ44の早送りを継続する(ステップ142)。
一方、制御装置13は、検出センサ50により第2検出用マーク72が検出された時点以降に、第2キャリアテープ44Bの最初の部品43bが部品供給位置48に到達したと判定した場合、ステップ140,144でそれぞれ「YES」と判定し、キャリアテープ44の早送りを終了する(ステップ146)。このとき、フラグFa,Fcは0にリセットされる(ステップ148)。
なお、ステップ136でキャリアテープ44の早送りが開始されてから終了されるまで、一度に早送りしたが、第2検出用マーク72を検出した時点に瞬間的に一旦送りを中止し、その後すぐ再送りを開始するようにしてもよい。
なお、検出センサ50は第1検出用マーク71と第2検出用マーク72を識別できない場合、最初に検出したものを第1検出用マーク71として認識する。
上述した説明から明らかなように、本実施形態に係るスプライシングされたキャリアテープにおいては、送り方向下流側の第1キャリアテープ44Aと送り方向上流側の第2キャリアテープ44Bとはスプライス部材61によりスプライシングされる。また、第1キャリアテープ44Aと第2キャリアテープを接続できればよく、スプライス部材61の貼り付け位置も規定されていないため、そのスプライス部材61により手間なく容易にスプライシングすることができる。
さらに、そのスプライシングされたキャリアテープには、第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aを示す位置に設けられる第1検出用マーク71が備えられるとともに、第2キャリアテープ44Bの最初の部品43bを示す位置に設けられる第2検出用マーク72が備えられている。よって、従来のように空テープを所定長さだけ事前に準備するなどの事前の特別な管理が必要な工程がなくても、第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aを示す位置と、第2キャリアテープ44Bの最初の部品43bを示す位置を検出用マークの取り付け位置をルール化することにより、的確かつ正確に示すことができる。
さらに、そのように備えられた第1および第2検出用マーク71,72を検出センサ50が検出することで、第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aを示す位置と、第2キャリアテープ44Bの最初の部品43bを示す位置との間隔、すなわち部品が無い部分の距離を的確かつ正確に把握することができる。ひいては、その把握された部品が無い部分の距離に基づいて、スプライシングされたキャリアテープを適切に送ることができる。
また、送り方向下流側の第1キャリアテープ44Aと送り方向上流側の第2キャリアテープ44Bとはスプライス部材61によりスプライシングされたキャリアテープに適用される検出用マーク70は、第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aを示す位置に設けられる第1検出用マーク71が備えられるとともに、第2キャリアテープ44Bの最初の部品43bを示す位置に設けられる第2検出用マーク72とから構成されている。よって、従来のように空テープを所定長さだけ事前に準備するなどの事前の特別な管理が必要な工程がなくても、第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aを示す位置と、第2キャリアテープ44Bの最初の部品43bを示す位置を的確かつ正確に示すことができる。
さらに、そのように備えられた第1および第2検出用マーク71,72を検出センサ50が検出することで、第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aを示す位置と、第2キャリアテープ44Bの最初の部品43bを示す位置との間隔、すなわち部品が無い部分の距離を的確かつ正確に把握することができる。ひいては、その把握された部品が無い部分の距離に基づいて、スプライシングされたキャリアテープを適切に送ることができる。
また、上述のようにスプライシングされたキャリアテープを送る方法であって(または部品供給装置40であって)、部品供給装置40に備えられた検出センサ50が第1検出用マーク71を検出すると(ステップ108で「YES」と判定すると)、第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aが部品供給位置48に到達するまでは(ステップ126で「YES」と判定するまでは)、キャリアテープ44を所定ピッチで送り(ステップ110)、第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aが部品供給位置48に到達するとその時点から第1検出用マーク71と第2検出用マーク72の距離と同じ送り量だけ(第2キャリアテープ72の最初の部品43bが部品供給位置48に到達するまで)早送りを行い(ステップ128、ステップ138,142,146)、その後、所定ピッチに戻して送る(ステップ110)。これにより、第1および第2検出用マーク71,72を検出センサ50が検出することで、第1キャリアテープ44Aの最後43aの部品を示す位置と、第2キャリアテープ44Bの最初の部品43bを示す位置との間隔、すなわち部品が無い部分の距離を的確かつ正確に把握することができる。ひいては、その把握された部品が無い部分の距離に基づいて、スプライシングされたキャリアテープを適切に送ることができる。
なお、本実施形態では、第1検出用マーク71と第2検出用マーク72の距離は、両マーク71,72の中心間距離である。なお、中心間距離でなく、第1検出用マーク71の内側端(第2検出用マーク72側端)と第2検出用マーク72の内側端(第1検出用マーク71側端)の間の距離でもよい。
また、第1検出用マーク71が検出センサ50により検出された後であって、第2検出用マーク72が検出センサ50により検出される前に、第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aが部品供給位置48に到達した場合には、第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aが部品供給位置48に到達すると(ステップ120で「YES」と判定する)その時点から検出センサ50が第2検出用マーク72を検出する時点まで(ステップ140で「YES」と判定する)、キャリアテープ44を早送りし(ステップ136,142)、検出センサ50が第2検出用マーク72を検出すると(ステップ140で「YES」と判定する)、その検出時点から第2キャリアテープ44Bの最初の部品43bが部品供給位置48に到達する(ステップ144で「YES」と判定する)までさらに早送りする(ステップ142,146)。これにより、部品供給位置48と検出センサ50による検出位置との間の距離が、第1検出用マーク71と第2検出用マーク72間との間の距離より短い場合において、スプライシングされたキャリアテープの送りを適切に制御することができる。
また、第1検出用マーク71が検出センサ50により検出された後であって、第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aが部品供給位置48に到達する前に、第2検出用マーク72が検出センサ50により検出された場合には、第2検出用マーク72が検出センサ50により検出された時点に(ステップ118で「YES」と判定する)、検出センサ50により検出された第1および第2検出用マーク71,72の各検出情報に基づいて距離(送り量)を導出し(ステップ122)、第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aが部品供給位置48に到達すると(ステップ126で「YES」と判定する)導出した第1検出用マーク71と第2検出用マーク72の距離(送り量)と同じ送り量だけ(第2キャリアテープ72の最初の部品43bが部品供給位置48に到達するまで)キャリアテープを早送りする(ステップ128)。これにより、部品供給位置48と検出センサ50による検出位置との間の距離が、第1検出用マーク71と第2検出用マーク72間との間の距離より長い場合において、スプライシングされたキャリアテープの送りを適切に制御することができる。
なお、第1検出用マーク71が検出センサ50により検出された以降において、第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aが部品供給位置48に到達する前に、第2検出用マーク72が検出センサ50により検出された場合には、第1および第2検出用マーク71,72の検出結果に基づいて第1検出用マーク71と第2検出用マーク72の距離を導出し、第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aが部品供給位置48に到達した時点から導出された距離だけ早送りを行い、一方、第2検出用マーク72が検出センサ50により検出される前に、第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aが部品供給位置48に到達した場合には、第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aが部品供給位置48に到達した時点から、第2検出用マーク72が検出センサ50により検出された時点に基づいて決定される第2キャリアテープ44Bの最初の部品43bが部品供給位置48に到達する時点までの間は早送りを行うように制御することができる。
なお、上述した実施形態では、第1検出用マーク71を第1キャリアテープ44Aの最後の部品43aが収納されている部品収納部45aの横に貼り付けるとともに、第2検出用マーク72を第2キャリアテープ44Bの最初の部品43bが収納されている部品収納部45bの横に貼り付けるようにしたが(図4参照)、図6に示すように、第1検出用マーク71を第1キャリアテープ44Aの進行方向最初に位置する空である部品収納部45cの横に貼り付けるとともに、第2検出用マーク72を第2キャリアテープ44Bの進行方向最後に位置する空である部品収納部45dの横に貼り付けるようにしてもよい。この場合、第1キャリアテープ44Aの進行方向最初に位置する空である部品収納部45cの周辺が、第1キャリアテープ44Aの最後の部品を示す位置である。第2キャリアテープ44Bの進行方向最後に位置する空である部品収納部45dの周辺が、第2キャリアテープ44Bの最初の部品を示す位置である。また、この場合、一括送り量は、空テープ部分の前後端において部品収納部45のピッチ分だけ補正を必要とする。
また、上述した実施形態では、第1および第2検出用マーク71,72を金属材を含有する粘着テープで構成するとともに検出センサ50を金属を検出可能なもので構成するようにしたが、これに限られず、第1および第2検出用マーク71,72をパンチ穴で構成するとともに検出センサ50をそのパンチ穴を検出する検出装置(例えば反射型光センサ)で構成するようにしてもよい。また、金属材を含有する粘着テープでなく、金属部材(例えば、ホッチキス、リベット)を使用するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、スプライス部材は粘着テープで構成されたスプライステープであったが、他の接続部材(例えば、ホッチキス)でもよい。
また、本実施形態では、検出センサ50の位置が部品供給位置48より上流側に配置された構成でもよい。
10…電子部品実装機、11…基台、13…制御装置、20…基板搬送装置、21,22…第1および第2ガイドレール、31…移動台、32…固定レール(フレーム)、33…部品移載装置、34…基板認識用カメラ、35…支持ベース、36…部品実装ヘッド、37…吸着ノズル、40…部品供給装置、41…本体、42…供給リール、43…部品(電子部品)、43a…第1キャリアテープの最後の部品、43b…第2キャリアテープの最初の部品、44…キャリアテープ、44A,44B…第1および第2キャリアテープ、45…部品収納部、46…カバーテープ、47…送り穴、48…部品供給位置、49…部品移送装置、49a…ガイド部、49b…スプロケット、49c…搬送路、50…検出センサ、61…スプライステープ、71,72…第1および第2検出用マーク、S…基板。

Claims (8)

  1. 部品供給装置に搭載され、複数の部品を保持するとともに部品供給位置に送られるスプライシングされたキャリアテープであって、
    送り方向下流側の第1キャリアテープと送り方向上流側の第2キャリアテープとはスプライス部材によりスプライシングされ、
    前記部品供給装置に備えられた検出センサによって検出できる検出用マークであり、かつ前記第1キャリアテープの最後の部品を示す位置に設けられる第1検出用マークと、
    前記検出センサによって検出できる検出用マークであり、かつ前記第2キャリアテープの最初の部品を示す位置に設けられる第2検出用マークと、
    を備えたことを特徴とするスプライシングされたキャリアテープ。
  2. 部品供給装置に搭載され、複数の部品を保持するとともに部品供給位置に送られるスプライシングされたキャリアテープであり、かつ送り方向下流側の第1キャリアテープと送り方向上流側の第2キャリアテープとはスプライス部材によりスプライシングされたキャリアテープに適用される検出用マークであって、
    前記部品供給装置に備えられた検出センサによって検出できる検出用マークであり、かつ前記第1キャリアテープの最後の部品を示す位置に設けられる第1検出用マークと、
    前記検出センサによって検出できる検出用マークであり、かつ前記第2キャリアテープの最初の部品を示す位置に設けられる第2検出用マークと、
    から構成されることを特徴とするスプライシングされたキャリアテープに適用される検出用マーク。
  3. 請求項1に記載のキャリアテープを送る方法であって、
    前記部品供給装置に備えられた検出センサが前記第1検出用マークを検出すると、前記第1キャリアテープの最後の部品が前記部品供給位置に到達するまでは、前記キャリアテープを所定ピッチで送り、
    前記第1キャリアテープの最後の部品が前記部品供給位置に到達するとその時点から前記第2キャリアテープの最初の部品が前記部品供給位置に到達するまで早送りを行い、
    その後、前記所定ピッチに戻して送ることを特徴とするスプライシングされたキャリアテープを送る方法。
  4. 請求項3において、前記第1検出用マークが前記検出センサにより検出された後であって、前記第2検出用マークが前記検出センサにより検出される前に、前記第1キャリアテープの最後の部品が前記部品供給位置に到達した場合には、
    前記第1キャリアテープの最後の部品が前記部品供給位置に到達するとその時点から前記検出センサが前記第2検出用マークを検出する時点まで、前記キャリアテープを早送りし、
    前記検出センサが前記第2検出用マークを検出すると、その検出時点から前記第2キャリアテープの最初の部品が前記部品供給位置に到達するまでさらに早送りすることを特徴とするスプライシングされたキャリアテープを送る方法。
  5. 請求項3において、前記第1検出用マークが前記検出センサにより検出された後であって、前記第1キャリアテープの最後の部品が前記部品供給位置に到達する前に、前記第2検出用マークが前記検出センサにより検出された場合には、
    前記第2検出用マークが前記検出センサにより検出された時点に、前記検出センサにより検出された前記第1および第2検出用マークの各検出情報に基づいて前記第1検出用マークと前記第2検出用マークの距離を導出し、
    前記第1キャリアテープの最後の部品が前記部品供給位置に到達すると前記導出した距離と同じ送り量だけ前記キャリアテープを早送りすることを特徴とするスプライシングされたキャリアテープを送る方法。
  6. 請求項1に記載のキャリアテープを送る部品供給装置であって、
    前記部品供給装置に備えられた検出センサが前記第1検出用マークを検出すると、前記第1キャリアテープの最後の部品が前記部品供給位置に到達するまでは、前記キャリアテープを所定ピッチで送り、
    前記第1キャリアテープの最後の部品が前記部品供給位置に到達するとその時点から前記第2キャリアテープの最初の部品が前記部品供給位置に到達するまで早送りを行い、
    その後、前記所定ピッチに戻して送ることを特徴とする部品供給装置。
  7. 請求項6において、前記第1検出用マークが前記検出センサにより検出された後であって、前記第2検出用マークが前記検出センサにより検出される前に、前記第1キャリアテープの最後の部品が前記部品供給位置に到達した場合には、
    前記第1キャリアテープの最後の部品が前記部品供給位置に到達するとその時点から前記検出センサが前記第2検出用マークを検出する時点まで、前記キャリアテープを早送りし、
    前記検出センサが前記第2検出用マークを検出すると、その検出時点から前記第2キャリアテープの最初の部品が前記部品供給位置に到達するまでさらに早送りすることを特徴とする部品供給装置。
  8. 請求項6において、前記第1検出用マークが前記検出センサにより検出された後であって、前記第1キャリアテープの最後の部品が前記部品供給位置に到達する前に、前記第2検出用マークが前記検出センサにより検出された場合には、
    前記第2検出用マークが前記検出センサにより検出された時点に、前記検出センサにより検出された前記第1および第2検出用マークの各検出情報に基づいて前記第1検出用マークと前記第2検出用マークの距離を導出し、
    前記第1キャリアテープの最後の部品が前記部品供給位置に到達すると前記導出した距離と同じ送り量だけ前記キャリアテープを早送りすることを特徴とする部品供給装置。
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