JP4065667B2 - フィルム接合装置の位置合わせ方法およびそのための位置合わせ用ゲージ部材ならびにフィルム接合装置 - Google Patents

フィルム接合装置の位置合わせ方法およびそのための位置合わせ用ゲージ部材ならびにフィルム接合装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フィルムの接合すべき端部同士を、接着テープによって相互に接合するためのフィルム接合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、フィルム、例えば、電子部品実装用フィルムキャリアテープ(TAB(Tape Automated Bonding)テープ、T-BGA(Tape Ball Grid Array)テープ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)テープなど)(以下、単に「フィルムキャリアテープ」と言う。)に対して、フィルムキャリアテープの接合すべき端部同士を、または、フィルムキャリアテープとリールテープの端部同士を、接着テープによって相互に接合することが行われている。
【0003】
すなわち、フィルムキャリアテープは、その製造の際に、通常、1ロットの長さが110mの規格でリールに巻かれて製造されているが、ユーザ仕様によっては、20〜40mの長さのフィルムキャリアテープが要求される場合があるため、1ロットを、例えば、3つに切断して、その巻き始めと巻き終わりに、リードテープを接合して、リールに巻装することが行われている。
【0004】
また、フィルムキャリアテープの製造の段階中で、不良部分が見つかった場合には、不良部分を切除した後、フィルムキャリアテープの端部同士を接合することが行われている。
いずれの場合にも、端部同士を接着テープによって相互に接合しているが、このためのフィルム接合装置が、従来より、種々提案されている(例えば、特開平06−079788号公報、特開平06−180493号公報、特公平06−026857号公報、特公平06−041177号公報、ならびに特公平07−102618号公報など参照)。
【0005】
ところで、このようなフィルム接合装置としては、従来より、図22に示したような、片面スプライサー方式と呼ばれるものがある。この片面スプライサー方式のフィルム接合装置200では、下記のように操作されるようになっている。すなわち、図22に示したように、予めカッター202で不要部分を切除したフィルムキャリアテープ204の接合すべき切断端部206同士を、ベース本体208上に配置したフィルム接合ダイス210に対して接近離反可能に構成された一対のガイド部材212、214の上に配置することによって、これらのガイド部材212、214の接近により、ベース本体208上に相互に突き合わせた状態で位置させる。その後、ベース本体208に備えられた接着テープ216を巻装したロール218から、接着テープ216を引き出して、フィルムキャリアテープ204の接合すべき切断端部の突き合わせ部分220の上にその粘着剤側を位置させる。
【0006】
そして、基端がベース本体208に軸支され、ベース本体208に対して回動自在に設けられたスプライスアーム222を、ベース本体208の上面に圧下する。これにより、スプライスアーム222の下面に装着された押えプレート224で、ガイド部材212、214、およびフィルム接合ダイス210上のフィルムキャリアテープ204、ならびに接着テープ216が押えられて、接着テープ216がフィルムキャリアテープ204の接合すべき切断端部の突き合わせ部分220に接着される。
【0007】
この際、図23に示したように、押えプレート224の側部縁に形成されたパンチ穴226を介して、一対の穿孔用パンチ部材228が、押さえプレート224から下方に突設して、フィルム接合ダイス210に形成されたパンチ穿孔穴230と係合して、フィルムキャリアテープ204と接着テープ216に同時にスプロケット孔232が穿孔される。
【0008】
これと同時に、スプライスアーム222を、ベース本体208上の接合ダイス210に対して押し下げた際に、押えプレート224の側方に設けられた一対の接着テープ切断刃234が、押さえプレート224から下方に突設して、フィルム接合ダイス210の幅方向端部236と係合して、接着テープ216がフィルムキャリアテープ204の幅方向の長さに切断されるようになっている。
【0009】
そして、このようにフィルムキャリアテープ204の片面に、接着テープ216が接着された後、フィルムキャリアテープ204を、図23の矢印のように、180°反転して裏返し、フィルムキャリアテープの裏面の接合端部にも、同様の操作によって、接着テープを接着することによって、接合作業が終了することになる。
【0010】
しかしながら、このようにフィルムキャリアテープ204を180°反転して裏返しする煩雑な作業が必要であり、歩留まりが低下することになる。また、このように、フィルムキャリアテープ204を180°反転して裏返しする際に、フィルムキャリアテープに対して曲げ応力(捻り)がかかることになるので、フィルムキャリアテープのデバイスホール部分に形成されたインナーリードが折曲したり、損傷したりするおそれがあり、デバイスをボンディングする際に支障をきたすことになる。
【0011】
このため、従来より、図24に示したような、両面スプライサー方式と呼ばれるフィルム接合装置が開発されている。この両面スプライサー方式のフィルム接合装置200では、下記のように操作されるようになっている。なお、上記の片面スプライサー方式の接合装置200と同じ構成部材には、同じ参照番号を付している。
【0012】
すなわち、図24に示したように、ベース本体208に備えられた接着テープ216を巻装したロール218から、接着テープ216を引き出して、ベース本体208上に配置したフィルム接合ダイス210上を、その粘着剤側が上方に向くように横断させて、ベース本体208上に設けられた接着テープ仮止め部材207のピン部材209に、接着テープ216の先端部分205を引っかけておく。
【0013】
そして、図26に示したように、予めカッター202で不要部分を切除したフィルムキャリアテープ204の接合すべき切断端部206同士を、ベース本体208上に配置したフィルム接合ダイス210に対して接近離反可能に構成された一対のガイド部材212、214の上に配置することによって、これらのガイド部材212、214の接近により、ベース本体208の上に相互に突き合わせた状態で、接着テープ216の粘着剤側上に位置させる。
【0014】
そして、図27に示したように、接着テープ仮止め部材207のピン部材209に引っかけておいた接着テープ216の先端部分205を剥がして、接着テープ折り返し部材201のピン部材203にて180°折り返して、その粘着剤側が下方に向くようにして、フィルムキャリアテープ204の接合すべき切断端部の突き合わせ部分220の上に、フィルムキャリアテープ204の幅方向に横断するようにして、その粘着剤側を位置させる。
【0015】
そして、図24に示したように、基端がベース本体208に軸支され、ベース本体208に対して回動自在に設けられたスプライスアーム222を、ベース本体208の上面に圧下する。これにより、スプライスアーム222の下面に装着された押えプレート224で、ガイド部材212、214、およびフィルム接合ダイス210上のフィルムキャリアテープ204、ならびにフィルムキャリアテープ204の上下両面に位置する接着テープ216が押えられて、接着テープ216がフィルムキャリアテープ204の接合すべき切断端部の突き合わせ部分220の両面に接着される。
【0016】
この際、図23と同様に、押えプレート224の側部縁に形成されたパンチ穴226を介して、一対の穿孔用パンチ部材228が、押さえプレート224から下方に突設して、フィルム接合ダイス210に形成されたパンチ穿孔穴230と係合して、フィルムキャリアテープ204と接着テープ216に同時にスプロケット孔232が穿孔される。
【0017】
これと同時に、スプライスアーム222を、ベース本体208上の接合ダイス210に対して押し下げた際に、押えプレート224の側方に設けられた一対の接着テープ切断刃234が、押さえプレート224から下方に突設して、フィルム接合ダイス210の幅方向端部236と係合して、接着テープ216がフィルムキャリアテープ204の幅方向の長さに切断され接合作業が終了することになる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このようなフィルム接合装置200を用いて、フィルムキャリアーテープ204を接合する場合には、位置精度良く接合しなければ、スプロケット孔232を基準にして位置合わせをして、ICなどの電子部品を実装しているので、フィルムキャリアーテープ204に対して、後の工程で行われるデバイスの実装作業などにおいて実装不良などの問題が発生することになる。
【0019】
このためには、フィルム接合装置200において、左右のガイド部材212、214を接近させて、フィルム接合ダイス210に対して左右のガイド部材212、214を当接させ、フィルムキャリアテープ204をベース本体208の上に相互に突き合わせた状態で、フィルムキャリアテープ204の接合すべき切断端部206同士が、ベース本体208上で幅方向および長手方向に正確に相互に突き合わせた状態となる必要がある。
【0020】
このような両面スプライサー方式のフィルム接合装置200では、左右のガイド部材212、214、およびフィルム接合ダイス210のベース本体208に対する位置合わせを行う際には、左右のガイド部材212、214、およびフィルム接合ダイス210に形成された締結ネジ部材212a、214a、210aを緩めて人の目視で位置合わせを行い、締め付けている。
【0021】
しかしながら、このような人の目視による位置合わせ作業では、これらの左右のガイド部材212、214、およびフィルム接合ダイス210のベース本体208に対する位置合わせを正確に行うことは困難である。そのため、フィルムキャリアテープ204の接合すべき切断端部206同士が、ベース本体208上で幅方向および長手方向に正確に相互に突き合わせた状態とならず、スプロケット孔232の間のピッチ間隔がずれてしまい、スプロケット孔232を基準にして位置合わせをして、ICなどの電子部品を実装しているので、フィルムキャリアーテープ204に対して、後の工程で行われるデバイスの実装作業などにおいて実装不良につながることになる。
【0022】
なお、上記のことは、片面スプライサーでも同様な問題となっている。
従って、本発明の目的とするところは、このような実情を考慮して、フィルムの接合すべき端部同士を、接着テープによって相互に接合する際に、フィルムキャリアテープの接合すべき切断端部同士を、ベース本体上で幅方向および長手方向に正確にかつ精度良く相互に突き合わせた状態で位置合わせを行うことができ、これにより、スプロケット孔を確実にかつ精度良く穿設することができ、接合箇所に貼付した接着テープにバリが発生することなく、確実にかつ精度良くフィルムの幅方向の長さに切断することの可能なフィルム接合装置の位置合わせ方法およびそのための位置合わせ用ゲージ部材ならびにフィルム接合装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述したような従来技術における課題及び目的を達成するために発明なされたものであって、本発明のフィルム接合装置の位置合わせ方法は、被接合部材である2つのフィルムを案内し、前記フィルムの接合端同士を当接させるように、フィルム接合ダイスに対して相互に接近移動自在な左右一対のフィルム案内スライドを備えたベース本体と、
前記ベース本体の基端部に、前記ベース本体に対して回動可能に軸支されたスプライスアームと、
前記スプライスアームの下面に形成され、前記ベース本体上に案内されたフィルムに対して押圧可能に構成された押さえプレートと、
前記スプライスアームを、前記ベース本体上のフィルムに対して傾倒した際に、前記押さえプレートから前記フィルム接合ダイスに設けられたスプロケット穿孔用孔内に係合するように下方に突設して、前記フィルムと、フィルムの接合端を接着するように前記フィルムの接合端にフィルムの幅方向に配置された接着テープとに、同時にスプロケット孔を穿孔する一対の穿孔用パンチ部材と、
前記スプライスアームを、前記ベース本体上のフィルムに対して傾倒した際に、前記押さえプレートから下方に突設して、前記接着テープを前記フィルムの幅方向の長さに切断する一対の接着テープ切断刃部材とを備えたフィルム接合装置を用いてフィルムを接合する際に、フィルム接合装置の位置合わせを行う方法であって、
前記左右のフィルム案内スライドにそれぞれ形成され、フィルムに形成されたスプロケット孔に係合するように突設されたスプロケット案内ピンと係合する案内スライド位置決め穴と、
前記フィルム接合ダイスに形成されたスプロケット穿孔用孔と対応するように形成され、穿孔用パンチ部材が嵌合するフィルム接合ダイス位置決め穴とを備えた位置合わせ用ゲージ部材を用いて、
前記左右のフィルム案内スライドをフィルム接合ダイスに接近当接させた状態で、前記左右のフィルム案内スライドとフィルム接合ダイスをベース本体に締結しているそれぞれの締結部材を緩め、
この状態で、前記位置合わせ用ゲージ部材の左右の案内スライド位置決め穴にそれぞれ、前記左右のフィルム案内スライドのスプロケット案内ピンを嵌合させるとともに、
前記フィルム接合ダイス位置決め穴に、前記フィルム接合ダイスのスプロケット穿孔用孔を合致させ、
前記スプライスアームを、前記ベース本体に対して傾倒して、前記押さえプレートから穿孔用パンチ部材を突設してスプロケット穿孔用孔内に係合させ、これにより、前記左右のフィルム案内スライドと、フィルム接合ダイスのベース本体に対する仮位置決めを行い、
その後、前記位置合わせ用ゲージ部材を取り外すとともに、前記左右のフィルム案内スライドとフィルム接合ダイスをベース本体に締結しているそれぞれの締結部材を締めて、前記左右のフィルム案内スライドと、フィルム接合ダイスのベース本体に対する位置決めを行うことを特徴とする。
【0024】
また、本発明の位置合わせ用ゲージ部材は、前記左右のフィルム案内スライドにそれぞれ形成され、フィルムに形成されたスプロケット孔に係合するように突設されたスプロケット案内ピンと係合する案内スライド位置決め穴と、
前記フィルム接合ダイスに形成されたスプロケット穿孔用孔と対応するように形成され、穿孔用パンチ部材が嵌合するフィルム接合ダイス位置決め穴とを備えていることを特徴とする。
【0025】
さらに、本発明のフィルム接合装置は、被接合部材である2つのフィルムを案内し、前記フィルムの接合端同士を当接させるように、フィルム接合ダイスに対して相互に接近移動自在な左右一対のフィルム案内スライドを備えたベース本体と、
前記ベース本体の基端部に、前記ベース本体に対して回動可能に軸支されたスプライスアームと、
前記スプライスアームの下面に形成され、前記ベース本体上に案内されたフィルムに対して押圧可能に構成された押さえプレートと、
前記スプライスアームを、前記ベース本体上のフィルムに対して傾倒した際に、前記押さえプレートから前記フィルム接合ダイスに設けられたスプロケット穿孔用孔内に係合するように下方に突設して、前記フィルムと、フィルムの接合端を接着するように前記フィルムの接合端にフィルムの幅方向に配置された接着テープとに、同時にスプロケット孔を穿孔する一対の穿孔用パンチ部材と、
前記スプライスアームを、前記ベース本体上のフィルムに対して傾倒した際に、前記押さえプレートから下方に突設して、前記接着テープを前記フィルムの幅方向の長さに切断する一対の接着テープ切断刃部材とを備えたフィルム接合装置を用いてフィルムを接合するフィルム接合装置であって、
前記左右のフィルム案内スライドにそれぞれ形成され、フィルムに形成されたスプロケット孔に係合するように突設されたスプロケット案内ピンと係合する案内スライド位置決め穴と、
前記フィルム接合ダイスに形成されたスプロケット穿孔用孔と対応するように形成され、穿孔用パンチ部材が嵌合するフィルム接合ダイス位置決め穴とを備えた位置合わせ用ゲージ部材を、
前記左右のフィルム案内スライドとフィルム接合ダイスをベース本体に対して位置決めする際に、前記スプロケット案内ピンを案内スライド位置決め穴に係合させるとともに、前記穿孔用パンチ部材をフィルム接合ダイス位置決め穴に嵌合させることによって、前記左右のフィルム案内スライドとフィルム接合ダイスに着脱自在に装着できるように構成したことを特徴とする。
【0026】
このように、左右のフィルム案内スライドをフィルム接合ダイスに接近当接させた状態で、左右のフィルム案内スライドとフィルム接合ダイスをベース本体に締結しているそれぞれの締結部材を緩める。この状態で、位置合わせ用ゲージ部材の左右の案内スライド位置決め穴にそれぞれ、左右のフィルム案内スライドのスプロケット案内ピンを嵌合させるとともに、フィルム接合ダイス位置決め穴に、フィルム接合ダイスのスプロケット穿孔用孔を合致させる。そして、スプライスアームを、ベース本体上のフィルムに対して傾倒して、押さえプレートから穿孔用パンチ部材を突設してスプロケット穿孔用孔内に係合させる。
【0027】
これによって、左右のフィルム案内スライドと、フィルム接合ダイスのベース本体に対する仮位置決めを行うことができる。その後、位置合わせ用ゲージ部材を取り外すとともに、左右のフィルム案内スライドとフィルム接合ダイスをベース本体に締結しているそれぞれの締結部材を締めることによって、左右のフィルム案内スライドと、フィルム接合ダイスのベース本体に対する位置決めを正確に精度良く行うことができる。
【0028】
従って、フィルムの接合すべき端部同士を、接着テープによって相互に接合する際に、フィルムキャリアテープの接合すべき切断端部同士を、ベース本体上で幅方向および長手方向に正確にかつ精度良く相互に突き合わせた状態で位置合わせを行うことができる。これにより、スプロケット孔を確実にかつ精度良く穿設することができ、接合箇所に貼付した接着テープにバリが発生することなく、確実にかつ精度良くフィルムの幅方向の長さに切断することが可能となる。
【0029】
従って、本発明によって接合されたフィルムキャリアテープを用いて、ICなどの電子部品を実装する際に、スプロケット孔のピッチが正確であるので、フィルムキャリアーテープに対して、正確にデバイスの実装作業が行え、実装不良などが発生することもない。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態(実施例)について説明する。図1は、本発明のフィルム接合装置の斜視図、図2は、図1のフィルム接合装置のガイド部材の移動機構を説明する概略斜視図、図3は、図1のフィルム接合装置の要部断面図、図4は、図1のフィルム接合装置の要部拡大断面図、図5は、図1のフィルム接合装置の要部分解斜視図、図6は、図1のフィルム接合装置のパンチホルダー部材の正面図、図7は、図6のパンチホルダー部材の下面図、図8は、図6のパンチホルダー部材の側面図、図9は、図1のフィルム接合装置の穿孔用パンチ部材の正面図、図10は、図9の穿孔用パンチ部材の側面図、図11は、図9の穿孔用パンチ部材の刃先尖端部の拡大斜視図である。
【0031】
図1に示したように、10は、全体で本発明のフィルム接合装置を示している。
フィルム接合装置10は、ベース本体12と、このベース本体12の基端部15に、ベース本体12に対して回動可能(傾倒可能)にピボット軸16で軸支されたスプライスアーム18とを備えている。
【0032】
ベース本体12には、その上面のほぼ中央部分に横方向にフィルムガイド部20が設けられている。このフィルムガイド部20には、左右一対のフィルム幅方向案内部材が22、24が設けられており、これらのフィルム幅方向案内部材22、24の間に、フィルムキャリアテープなどのフィルム30をその長手方向に案内する一対のフィルム案内スライド26、28が、相互に接近離反移動自在に設けられている。
【0033】
また、これらの案内スライド26、28の間には、ベース本体12に固着され、これらの案内スライド26、28が両側から当接するフィルム接合ダイス40が設けられている。
図1および図2に示したように、これらの案内スライド26、28には、フィルム30の幅方向の側縁部に長手方向に一定間隔離間して形成されたスプロケット孔に係合する、それぞれ6つのスプロケット案内ピン42が突設されている。
【0034】
また、図2に示したように、これらの案内スライド26、28はそれぞれ、スライドブラケット48、50上に固定されたベースブロック44、46に、ネジなどの締結部材52、54を介して、着脱自在に固定されている。
そして、これらのスライドブラケット48、50の前端部には、LMガイドなどの案内部材56、58を介して、ベース本体12に相互に接近離反移動可能に装着されている。
【0035】
これらのスライドブラケット48、50の間には、バネ部材60が介装されており、これにより、スライドブラケット48、50が、相互に接近する方向に付勢されている。これらのスライドブラケット48、50の間には、略長楕円形状のカム部材62が、軸66の周りを回転できるように設けられている。そして、このカム部材の一端が、レバー部材64に連結されている。このレバー部材64の前端部のハンドル部68が、ベース本体12の前端に設けられた開口部70を介して、外部に突設されており、このハンドル部68を把持して、レバー部材64を左右に移動させることによって、カム部材62が回転するようになっている。
【0036】
これにより、ハンドル部68を把持して、レバー部材64を左に移動させることによって、カム部材62の長手方向両端部62a、62bがそれぞれ、スライドブラケット48、50に当接した際に、バネ部材60に抗して、スライドブラケット48、50が相互に離反する位置に移動するようになっている。これにより、案内スライド26、28が相互に最も離反する位置(図2の実線で示した位置)に移動するようになっている。逆に、ハンドル部68を把持して、レバー部材64を右に移動させることによって、カム部材62の長手方向両端部62a、62bがそれぞれ、スライドブラケット48、50との当接が解除され、バネ部材60の付勢力によって、スライドブラケット48、50が相互に接近して、案内スライド26、28が、フィルム接合ダイス40に当接する位置に移動するようになっている。これにより、案内スライド26、28が相互に最も接近する位置(図2の一点鎖線で示した位置)に移動するようになっている。
【0037】
また、これらの案内スライド26、28の中央部分にはそれぞれ、接着テープ折り返し部材72、74が固着されており、それぞれの先端部に、円盤状の接着テープ幅方向案内部材76、78と、ピン部材76a、78aとが設けられている。
従って、前述したようにハンドル部68を把持して、レバー部材64を左右に移動させることによって、これらの接着テープ折り返し部材72、74が、相互に最も離反する位置(図2の実線で示した位置)と、相互に最も接近する位置(図2の一点鎖線で示した位置)との間で移動できるようになっている。
【0038】
また、ベース本体12の後方には、フィルム接合ダイス40に相当する位置に、接着テープ80を巻装したロール82を、着脱自在にかつ回転可能に保持する接着テープ保持部材84が設けられている。一方、ベース本体12の前方には、フィルム接合ダイス40に相当する位置に、接着テープ仮止め部材86が固着され、その先端部に仮止め用ピン部材88が形成されている。
【0039】
さらに、ベース本体12上には、フィルムガイド部20の両端部側方近傍に、フィルム案内スライド26、28に対して傾倒可能に構成されたフィルム押さえ部材90、92が設けられており、このフィルム押さえ部材90、92の内側に形成されたフィルム当接部94、96で、フィルム案内スライド26、28上に案内されたフィルム30を押さえるように構成されている。
【0040】
また、ベース本体12の右端部には、フィルム30を切断するためのカッター部材98が、ピボット軸100を中心に回動可能に設けられている。
一方、スプライスアーム18には、図1および図3に示したように、略矩形平板状のアーム本体部102と、パンチ・カッターホルダー104と、スプライスアーム18をベース本体12に対して傾倒操作するためのハンドル106とが備えられている。
【0041】
また、図3に示したように、ハンドル106の基端部108は、軸111を介して、アーム本体部102に対して揺動可能に構成され、これによりパンチ・カッターホルダー104が上下方向に移動できるようになっている。また、ハンドル106は、アーム本体部102に対して、スプリング(図示せず)により常に離間する方向に付勢されており、これにより、そのレバー部110の下方に連結されたパンチ・カッターホルダー104が、上方向に常に付勢されている。
【0042】
このパンチ・カッターホルダー104は、図3および図4に示したように、パンチ・カッターホルダー本体112と、その下方にボルト114で固着されたパンチホルダー部材116とを備えている。
このパンチホルダー部材116は、図4〜図8に示したように、略直方体形状であり、その側面118、120の基端部(上方部)が側方に外側に延設されて、フランジ部122、124が形成されている。そして、これらの側面118、120とフランジ部122、124で画成された空間が、パンチ・カッター装着部126、128を形成している。また、これらのフランジ部122、124の上方部分が、さらに側方に外側に延設されて、カッター当接部130、132を形成している。
【0043】
このパンチホルダー部材116の側面118、120に当接するように、図3〜図5に示したように、穿孔用パンチ部材134が配置されている。そして、これらの穿孔用パンチ部材134にボルト用開口部136、138が形成され、これらのボルト用開口部136、138に対応して、パンチホルダー部材116の側面118、120にボルトネジ孔140、142が形成されている。これらのボルト用開口部136、138を介して、ボルトネジ孔140、142に、締結ボルト144を締め付けることにより、穿孔用パンチ部材134をパンチホルダー部材116の側面118、120に当接するように、パンチ・カッター装着部126、128に着脱自在に固定されている。
【0044】
この穿孔用パンチ部材134は、その下端部に、フィルム30に形成されたスプロケット孔32に対応するように設けられた複数の(図の実施例では、合計6個の)一定間隔離間したパンチ刃部材146が突設されている。
このパンチ刃部材146の刃先先端部148は、刃先端部148が、フィルム30と接着テープ80とに最初に点接触で接触し徐々にその当接面積が増大する形状の尖端部150を備えている。
【0045】
このような刃先先端部148は、図11に示したように、その矩形先端部を、相互に直角に交差する方向にV字形状にカットした四隅方向に向かって尖端部150を有するような形状に形成している(図11のc、d参照)。
すなわち、刃先先端部148の尖端部150はそれぞれ、二つの三角形状のテーパー面152、154と、2つの側面156、157で画成されて、その頂部に尖端160が形成されおり、これにより、小さい面積(すなわち点接触)であるこの四隅の突端部、すなわち尖端160から当接し始めて、徐々に大きい面積へとV字形状にカットされたテーパー面152、154で穿設されることになるので、その穿設能力に優れることになるとともに、刃先先端部148に余分な力が負荷されずにスプロケット孔を穿設することができる。従って、接着テープ80に、スプロケット孔を、確実にかつ精度良く穿設することができるとともに、その穿設寿命も大幅に改善されることになる。
【0046】
また、このような刃先先端部148としては、これ以外にも、図12に示したように、刃先端部が、その矩形先端部を、V字形状にカットした二隅方向に向かって2つの尖端部150を有するような形状に形成することも可能である。
すなわち、刃先先端部148の尖端部150はそれぞれ、テーパー面151、152を備え、その頂部に尖端160が形成されおり、これにより、小さい面積(すなわち点接触)であるこの二隅の突端部、すなわち尖端160から当接し始めて、徐々に大きい面積へとV字形状にカットされたテーパー面151、152で穿設されることになる。したがって、この形状でも、その穿設能力に優れることになるとともに、刃先先端部148に余分な力が負荷されずにスプロケット孔を穿設することができる。従って、接着テープ80に、スプロケット孔を、確実にかつ精度良く穿設することができるとともに、その穿設寿命も大幅に改善されることになる。
【0047】
さらに、このような刃先先端部148としては、これ以外にも、図13に示したように、その矩形先端部を、斜めテーパ形状にカットした一隅方向に向かって尖端部150を有するような形状に形成することもできる。
すなわち、刃先先端部148の尖端部150は、テーパー面153を備え、その一方の頂部に尖端160が形成されおり、これにより、小さい面積(すなわち点接触)であるこの一隅の突端部、すなわち尖端160から当接し始めて、他方の端部163に向かって、徐々に大きい面積へとV字形状にカットされたテーパー面153で穿設されることになる。したがって、この形状でも、その穿設能力に優れることになるとともに、刃先先端部148に余分な力が負荷されずにスプロケット孔を穿設することができる。従って、接着テープ80に、スプロケット孔を、確実にかつ精度良く穿設することができるとともに、その穿設寿命も大幅に改善されることになる。
【0048】
また、上記実施例では、パンチ刃部材14の数を合計6個としたが、その数は、例えば、5個にするなど適宜変更可能である。
このようにパンチホルダー部材116の側面118、120に当接するように、パンチ・カッター装着部126、128に固定された穿孔用パンチ部材134の外側にそれぞれ、所定の厚さを有する一対のスペーサ部材156が当接するように配置されている。また、これらのスペーサ部材156の外側には、接着テープ切断刃部材158が当接配置されている。さらに、この接着テープ切断刃部材158の外側には、切断刃押さえ部材161が配置されている。
【0049】
そして、切断刃押さえ部材161に開口160aが設けられ、接着テープ切断刃部材158にスリット開口158aが設けられ、スペーサ部材156に開口156aが設けられ、穿孔用パンチ部材134に開口134aがそれぞれ対応して設けられている。これにより、スペーサ部材156、接着テープ切断刃部材158が、締め付けボルト162にて、これらの切断刃押さえ部材161に設けた開口160a、接着テープ切断刃部材158に設けたスリット開口158a、スペーサ部材156に設けた開口156a、ならびに、穿孔用パンチ部材134に設けた開口134aを介して、パンチホルダー部材116の側面118、120に形成した取り付け用ネジ孔118a、120aに、着脱自在に固定されている。
【0050】
なお、この際、接着テープ切断刃部材158の上端158bが、カッター当接部130、132に当接するように、スリット開口158aの位置を調整して配置することによって、接着テープ切断刃部材158の刃先158cが上下に斜めに傾斜して装着されることが防止できるようになっている。
また、スペーサ部材156には、穿孔用パンチ部材134に形成したボルト用開口部136、138に対応した開口156aが設けられており、この開口156a内に、パンチホルダー部材116の締結ボルト144の頭部が収容されるようになっている。
【0051】
また、スプライスアーム18のアーム本体部102の下面には、フィルムガイド部20の案内スライド26、28とフィルム接合ダイス40の形状に概略対応した形状の押さえプレート164が装着されている。この押さえプレート164には、穿孔用パンチ部材134のパンチ刃部材146が突出することのできるパンチ刃用開口部164aが形成されている。そして、パンチ刃部材146が、パンチ刃用開口部164aから突出して、フィルム接合ダイス40に形成されたスプロケット穿孔用孔40a内に嵌入するようになっている。
【0052】
この場合、パンチホルダー部材116は、切削加工などによって、その側面118、120の間の距離Lが、精密に所定の寸法になるように作製されており、これにより、この側面118、120に、順に当接配置される穿孔用パンチ部材134、スペーサ部材156が、所定の幅を有するように予め設定されており、これにより、穿孔用パンチ部材134、接着テープ切断刃部材158の位置が正確に所定の位置に配置されるようになっている。
【0053】
また、例えば、フィルムキャリアテープの幅、35mm、48mm、70mmなどの寸法に応じて、幅の異なった穿孔用パンチ部材134、スペーサ部材156を用意しておけば、これらの寸法の異なったフィルムにも使用することができる。
図14は、本発明の位置合わせ用ゲージ部材の平面図である。
【0054】
図14に示したように、本発明の位置合わせ用ゲージ部材21は、ベースフィルムテープ本体12のフィルムガイド部20に対応するように略矩形平板形状のゲージ部材本体21aを備えている。このゲージ部材本体21aの長手方向の略中央部分には、フィルム接合ダイス40に形成されたスプロケット穿孔用孔40aに対応するように、フィルム接合ダイス位置決め穴23が形成されている。このフィルム接合ダイス位置決め穴23には、穿孔用パンチ部材134のパンチ刃部材146が嵌合するようになっている。
【0055】
また、位置合わせ用ゲージ部材21には、左右の案内スライド26、28に突設されたスプロケット案内ピン42と係合する案内スライド位置決め穴25、27がそれぞれ形成されている、
このようなフィルム接合ダイス位置決め穴23、および案内スライド位置決め穴25、27の位置合わせ用ゲージ部材21における形成位置は、予め、設定された規格範囲内、例えば、1/100mmの誤差となるように作製されている。この場合、フィルム接合ダイス位置決め穴23の直径は、フィルム接合ダイス40のスプロケット穿孔用孔40aと同じ直径とし、案内スライド位置決め穴25、27の直径は、スプロケット案内ピン42よりも僅かに大きくしている。
【0056】
また、この位置合わせ用ゲージ部材21の厚さは、特に限定されるものではないが、少なくともスプロケット案内ピン42と係合するような厚さとなるように設定すればよい。
さらに、位置合わせ用ゲージ部材21の材質としては、金属製、合成樹脂製など特に限定されるものではないが、一定の規格範囲内の精度を有するためには、例えば、SUSなどの金属製とするのが望ましい。
【0057】
このように構成される本発明の接合装置を用いて、フィルムを接合する操作について、下記に説明する。
先ず、図16に示したように、ハンドル部68を把持して、レバー部材64を右に移動させることによって、案内スライド26、28を、フィルム接合ダイス40に当接する最も接近する位置(図2の一点鎖線で示した位置)に移動させる。これにより、左右のフィルム案内スライド26、28をフィルム接合ダイス40に接近当接させた状態となる。
【0058】
そして、左右のフィルム案内スライド26、28とフィルム接合ダイス40をベース本体12に締結しているそれぞれの締結部材52、53、54を緩める。この状態で、図15および図17の矢印で示したように、位置合わせ用ゲージ部材21の左右の案内スライド位置決め穴25、27にそれぞれ、左右のフィルム案内スライド26、28のスプロケット案内ピン42を嵌合させる(図18参照)。
【0059】
また、位置合わせ用ゲージ部材21のフィルム接合ダイス位置決め穴23に、フィルム接合ダイス40のスプロケット穿孔用孔40aを合致させる(図18参照)。
この状態で、図18の矢印で示したように、スプライスアーム18のハンドル106を把持して、スプライスアーム18を押し下げる、すなわち、スプライスアーム18を、ベース本体12に対して傾倒する。これにより、押さえプレート164から穿孔用パンチ部材134を突設してスプロケット穿孔用孔40a内に係合させて、左右のフィルム案内スライド26、28と、フィルム接合ダイス40のベース本体12に対する仮位置決めを行う(図18の実線参照)。
【0060】
その後、位置合わせ用ゲージ部材21を取り外すとともに、左右のフィルム案内スライド26、28とフィルム接合ダイス40をベース本体12に締結しているそれぞれの締結部材52、53、54を締めて、左右のフィルム案内スライド26、28と、フィルム接合ダイス40のベース本体12に対する正確な位置決めを行う。
【0061】
このように左右のフィルム案内スライド26、28と、フィルム接合ダイス40のベース本体12に対する正確な位置決めを行った後、接合すべき一方のフィルム30のスプロケット孔32を案内スライド28のスプロケット案内ピン42に嵌合させて位置合わせをして、ベース本体12の右端部からフィルム30の端部を突出させて、カッター部材98を用いて、フィルム30不要部分を切除する。もう一方の接合すべきフィルム30についても同様にして不要部分を切除する。
【0062】
そして、ハンドル部68を把持して、レバー部材64を左に移動させ案内スライド26、28が相互に最も離反する位置(図2の実線で示した位置)に移動した状態にておく。
この状態で、図19に示したように、ベース本体12に備えられた接着テープ80を巻装したロール82から、接着テープ80を引き出して、ベース本体12上に配置したフィルム接合ダイス40上を、その粘着剤側が上方に向くように横断させて、ベース本体128上に設けられた接着テープ仮止め部材86のピン部材88に、接着テープ80の先端部分80aを引っかけておく。
【0063】
そして、接合すべきフィルム30のスプロケット孔32を案内スライド26、28のスプロケット案内ピン42に、それぞれ嵌合させ位置合わせをして、ベース本体12上に配置した一対の案内スライド26、28の上に配置する。
次に、図20に示したように、ハンドル部68を把持して、レバー部材64を右に移動させることによって、案内スライド26、28を、フィルム接合ダイス40に当接する最も接近する位置(図2の一点鎖線で示した位置)に移動させる。これによって、接合すべき切断端部30a同士を、これらの案内スライド26、28の接近により、フィルム接合ダイスの上に相互に突き合わせた状態で、接着テープ80の粘着剤側上に位置させる。
【0064】
そして、図21に示したように、接着テープ仮止め部材86のピン部材88に引っかけておいた接着テープ80の先端部分80aを剥がして、接着テープ折り返し部材72、74のピン部材76a、78aにて180°折り返して、その粘着剤側が下方に向くようにして、フィルム30の接合すべき切断端部の突き合わせ部分30aの上に、フィルム30の幅方向に横断するようにして、その粘着剤側を位置させる。
【0065】
そして、フィルム押さえ部材90、92の内側に形成されたフィルム当接部94、96で、フィルム案内スライド26、28上に案内されたフィルム30を押さえる。
この状態で、図3に示したように、スプライスアーム18のハンドル106を把持して、スプライスアーム18を押し下げることによって、アーム本体部102を、ベース本体12に対して接近する方向に回動させる。これにより、アーム本体部102の下面に装着された押さえプレート164が、フィルムガイド部20の所定の位置に配置された、接合すべきフィルム30全体を押さえつけて動かないようになっている。
【0066】
さらに、スプライスアーム18のハンドル106を押し下げることによって、ハンドル106の基端部108が軸111を介して、スプリングに抗して、アーム本体部102に対して下方に揺動して、そのレバー部110の下方に連結されたパンチ・カッターホルダー104が下方に移動する。
これにともなって、パンチホルダー部材116が下方に移動して、このパンチホルダー部材116の側面118、120に当接配置されて固定された穿孔用パンチ部材134が下方に移動する。これによって、穿孔用パンチ部材134のパンチ刃部材146が押さえプレート164のパンチ刃用開口部164aから突出して、フィルム接合ダイス40に形成されたスプロケット穿孔用孔40a内に嵌入することによって、フィルム接合ダイス40上に配置されたフィルム30の接合部のスプロケット孔32の形状に合致したスプロケット孔が接着テープ80に穿設される。
【0067】
この際、前述のように、パンチ刃部材146の刃先先端部148その矩形先端部を、相互に直角に交差する方向にV字形状にカットした四隅方向に向かって尖端部150を有するような形状に形成している小さい面積(すなわち点接触)であるこの四隅の突端部、すなわち尖端160から当接し始めて、徐々に大きい面積へとV字形状にカットされたテーパー面152、154で穿設されることになるので、その穿設能力に優れることになるとともに、刃先先端部148に余分な力が負荷されずにスプロケット孔を穿設することができる。従って、接着テープ80に、スプロケット孔を、確実にかつ精度良く穿設することができるとともに、その穿設寿命も大幅に改善されることになる。
【0068】
また、この際、パンチホルダー部材116が下方に移動する際に、このパンチホルダー部材116の側面118、120に固定された穿孔用パンチ部材134の外側に、スペーサ部材156を介して固定された接着テープ切断刃部材158も下方に移動する。これによって、接着テープ切断刃部材158が、押さえプレート164から下方に突設して、接着テープ80がフィルム30の幅方向の長さに切断され、接合作業が終了することになる。
【0069】
この場合、パンチホルダー部材116は、切削加工などによって、その側面118、120の間の距離Lが、精密に所定の寸法になるように作製されており、これにより、この側面118、120に、順に当接配置される穿孔用パンチ部材134、スペーサ部材156が、所定の幅を有するように予め設定されており、これにより、穿孔用パンチ部材134、接着テープ切断刃部材158の位置が正確に所定の位置に配置されるようになっている。
【0070】
従って、接着テープのバリが発生することなく、確実にかつ精度良くフィルムの幅方向の長さに切断することが可能である。
さらに、接着テープ切断刃部材158を交換する際にも、締結部材である締め付けボルト162を緩めるだけで、接着テープ切断刃部材158を、新しい接着テープ切断刃部材158または研ぎ直した接着テープ切断刃部材158と交換できる。
【0071】
また、穿孔用パンチ部材134を交換する際にも、締結部材である締結ボルト144を緩めるだけで、新しい穿孔用パンチ部材134と容易に交換することができる。
さらに、これらの部材を順にパンチホルダー部材の端部に当接して、締結部材で固定すればよいので、その作業が容易で、精度よく所定の位置に配置でき、交換後においても、接着テープのバリが発生することなく、確実にかつ精度良くフィルムの幅方向の長さに切断することが可能である。
【0072】
なお、本発明の位置合わせ用ゲージ部材21を用いて、左右のフィルム案内スライド26、28と、フィルム接合ダイス40のベース本体12に対する正確な位置決めを行った後、本発明のフィルム接合装置を用いて、フィルムキャリアテープを接合したところ、30000回のショットにおいても、スプロケット孔の穿設不良や、接着テープのはみ出しは発生せず、また、インナーリードの曲がりも生じなかった。さらに、従来の両面スプライサーを用いた場合に比較して、作業時間も1/3)と非常に短縮できた。
【0073】
なお、本発明では、パンチホルダー部材116と、その側面に配置した穿孔用パンチ部材134、スペーサ部材156、および接着テープ切断刃部材158とで構成したが、これを、例えば、金型成形により一体的に形成することも可能である。
さらに、上記実施例では、本発明の接合装置の一例を示したが、本発明は何らこれに限定されるものではなく、上記実施例では、フィルムキャリアテープ同士を接続する場合に適用したが、フィルムキャリアテープとリードテープを接合する場合にも、また、その他の映写フィルムなどのフィルムの接合にも用いることも可能であり、さらには、従来の片面スプライサー方式、両面スプライサー方式にも適用できるなど本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0074】
【発明の効果】
本発明によれば、左右のフィルム案内スライドをフィルム接合ダイスに接近当接させた状態で、左右のフィルム案内スライドとフィルム接合ダイスをベース本体に締結しているそれぞれの締結部材を緩め、この状態で、位置合わせ用ゲージ部材の左右の案内スライド位置決め穴にそれぞれ、左右のフィルム案内スライドのスプロケット案内ピンを嵌合させるとともに、フィルム接合ダイス位置決め穴に、フィルム接合ダイスのスプロケット穿孔用孔を合致させ、そして、スプライスアームを、ベース本体上のフィルムに対して傾倒して、押さえプレートから穿孔用パンチ部材を突設してスプロケット穿孔用孔内に係合させるようにしている。
【0075】
これによって、左右のフィルム案内スライドと、フィルム接合ダイスのベース本体に対する仮位置決めを行うことができ、その後、位置合わせ用ゲージ部材を取り外すとともに、左右のフィルム案内スライドとフィルム接合ダイスをベース本体に締結しているそれぞれの締結部材を締めることによって、左右のフィルム案内スライドと、フィルム接合ダイスのベース本体に対する位置決めを正確に精度良く行うことができる。
【0076】
従って、本発明によれば、フィルムの接合すべき端部同士を、接着テープによって相互に接合する際に、フィルムキャリアテープの接合すべき切断端部同士を、ベース本体上で幅方向および長手方向に正確にかつ精度良く相互に突き合わせた状態で位置合わせを行うことができる。これにより、スプロケット孔を確実にかつ精度良く穿設することができ、接合箇所に貼付した接着テープにバリが発生することなく、確実にかつ精度良くフィルムの幅方向の長さに切断することが可能となる。
【0077】
従って、本発明によって接合されたフィルムキャリアテープを用いて、ICなどの電子部品を実装する際に、スプロケット孔のピッチが正確であるので、フィルムキャリアーテープに対して、正確にデバイスの実装作業が行え、実装不良などが発生することもないなど幾多の顕著で特有な作用効果を奏する極めて優れた発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のフィルム接合装置の斜視図である。
【図2】図2は、図1のフィルム接合装置のガイド部材の移動機構を説明する概略斜視図である。
【図3】図3は、図1のフィルム接合装置の要部断面図である。
【図4】図4は、図1のフィルム接合装置の要部拡大断面図である。
【図5】図5は、図1のフィルム接合装置の要部分解斜視図である。
【図6】図6は、図1のフィルム接合装置のパンチホルダー部材の正面図である。
【図7】図7は、図6のパンチホルダー部材の下面図である。
【図8】図8は、図6のパンチホルダー部材の側面図である。
【図9】図9は、図1のフィルム接合装置の穿孔用パンチ部材の正面図である。
【図10】図10は、図9の穿孔用パンチ部材の側面図である。
【図11】図11(A)は、図9の穿孔用パンチ部材の刃先尖端部の拡大斜視図、図11(B)は、そのカット状態を説明する拡大斜視図、図11(C)は、その上面図である。
【図12】図12は、本発明の穿孔用パンチ部材の別の実施例の刃先尖端部の拡大斜視図である。
【図13】図13は、本発明の穿孔用パンチ部材の別の実施例の刃先尖端部の拡大斜視図である。
【図14】図14は、本発明の位置合わせ用ゲージ部材の平面図である。
【図15】図15は、本発明の位置合わせ用ゲージ部材を用いて位置合わせを行う状態を説明する斜視図である。
【図16】図16は、本発明の位置合わせ用ゲージ部材を用いて位置合わせを行う状態を説明する拡大断面図である。
【図17】図17は、本発明の位置合わせ用ゲージ部材を用いて位置合わせを行う状態を説明する拡大断面図である。
【図18】図18は、本発明の位置合わせ用ゲージ部材を用いて位置合わせを行う状態を説明する拡大断面図である。
【図19】図19は、本発明の接合装置によるフィルムの接合装置の接合状態を説明する部分拡大斜視図である。
【図20】図20は、本発明の接合装置によるフィルムの接合装置の接合状態を説明する部分拡大斜視図である。
【図21】図21は、本発明の接合装置によるフィルムの接合装置の接合状態を説明する部分拡大斜視図である。
【図22】図22は、従来の片面スプライサー方式のフィルム接合装置の斜視図である。
【図23】図23は、従来の片面スプライサー方式のフィルム接合装置の接合状態を説明する部分拡大斜視図である。
【図24】図24は、従来の両面スプライサー方式のフィルム接合装置の斜視図である。
【図25】図25は、従来の両面スプライサー方式のフィルム接合装置の接合状態を説明する部分拡大斜視図である。
【図26】図26は、従来の両面スプライサー方式のフィルム接合装置の接合状態を説明する部分拡大斜視図である。
【図27】図27は、従来の両面スプライサー方式のフィルム接合装置の接合状態を説明する部分拡大斜視図である。
【符号の説明】
10 フィルム接合装置
12 ベース本体
14 パンチ刃部材
15 基端部
16 ピボット軸
18 スプライスアーム
20 フィルムガイド部
21 位置合わせ用ゲージ部材
21a ゲージ部材本体
22 フィルム幅方向案内部材
23 フィルム接合ダイス位置決め穴
25、27 案内スライド位置決め穴
26、28 フィルム案内スライド
30 フィルム
30a 切断端部
32 スプロケット孔
40a スプロケット穿孔用孔
40 フィルム接合ダイス
42 スプロケット案内ピン
44 ベースブロック
48 スライドブラケット
52、53、54 締結部材
56 案内部材
60 バネ部材
62 カム部材
62a 長手方向両端部
64 レバー部材
66 軸
68 ハンドル部
70 開口部
72 部材
76a ピン部材
76 接着テープ幅方向案内部材
80 接着テープ
80a 先端部分
82 ロール
84 接着テープ保持部材
86 部材
88 仮止め用ピン部材
90、92 フィルム押さえ部材
94 フィルム当接部
98 カッター部材
100 ピボット軸
102 アーム本体部
104 パンチ・カッターホルダー
106 ハンドル
108 基端部
110 レバー部
111 軸
112 パンチ・カッターホルダー本体
114 ボルト
116 パンチホルダー部材
118 側面
118a ネジ孔
122 フランジ部
126 パンチ・カッター装着部
128 ベース本体
130 カッター当接部
134a 開口
134 穿孔用パンチ部材
136 ボルト用開口部
140 ボルトネジ孔
144 締結ボルト
146 パンチ刃部材
148 刃先先端部
150 尖端部
152 テーパー面
155 接着テープ切断刃部材
156 スペーサ部材
156a 開口
156、157 側面
158a スリット開口
158b 上端
158c 刃先
158 接着テープ切断刃部材
160a 開口
160 尖端
161 切断刃押さえ部材
162 ボルト
164a パンチ刃用開口部
164 押さえプレート

Claims (3)

  1. 被接合部材である2つのフィルムを案内し、前記フィルムの接合端同士を当接させるように、フィルム接合ダイスに対して相互に接近移動自在な左右一対のフィルム案内スライドを備えたベース本体と、
    前記ベース本体の基端部に、前記ベース本体に対して回動可能に軸支されたスプライスアームと、
    前記スプライスアームの下面に形成され、前記ベース本体上に案内されたフィルムに対して押圧可能に構成された押さえプレートと、
    前記スプライスアームを、前記ベース本体上のフィルムに対して傾倒した際に、前記押さえプレートから前記フィルム接合ダイスに設けられたスプロケット穿孔用孔内に係合するように下方に突設して、前記フィルムと、フィルムの接合端を接着するように前記フィルムの接合端にフィルムの幅方向に配置された接着テープとに、同時にスプロケット孔を穿孔する一対の穿孔用パンチ部材と、
    前記スプライスアームを、前記ベース本体上のフィルムに対して傾倒した際に、前記押さえプレートから下方に突設して、前記接着テープを前記フィルムの幅方向の長さに切断する一対の接着テープ切断刃部材とを備えたフィルム接合装置を用いてフィルムを接合する際に、フィルム接合装置の位置合わせを行う方法であって、
    前記左右のフィルム案内スライドにそれぞれ形成され、フィルムに形成されたスプロケット孔に係合するように突設されたスプロケット案内ピンと係合する案内スライド位置決め穴と、
    前記フィルム接合ダイスに形成されたスプロケット穿孔用孔と対応するように形成され、穿孔用パンチ部材が嵌合するフィルム接合ダイス位置決め穴とを備えた位置合わせ用ゲージ部材を用いて、
    前記左右のフィルム案内スライドをフィルム接合ダイスに接近当接させた状態で、前記左右のフィルム案内スライドとフィルム接合ダイスをベース本体に締結しているそれぞれの締結部材を緩め、
    この状態で、前記位置合わせ用ゲージ部材の左右の案内スライド位置決め穴にそれぞれ、前記左右のフィルム案内スライドのスプロケット案内ピンを嵌合させるとともに、
    前記フィルム接合ダイス位置決め穴に、前記フィルム接合ダイスのスプロケット穿孔用孔を合致させ、
    前記スプライスアームを、前記ベース本体に対して傾倒して、前記押さえプレートから穿孔用パンチ部材を突設してスプロケット穿孔用孔内に係合させ、これにより、前記左右のフィルム案内スライドと、フィルム接合ダイスのベース本体に対する仮位置決めを行い、
    その後、前記位置合わせ用ゲージ部材を取り外すとともに、前記左右のフィルム案内スライドとフィルム接合ダイスをベース本体に締結しているそれぞれの締結部材を締めて、前記左右のフィルム案内スライドと、フィルム接合ダイスのベース本体に対する位置決めを行うことを特徴とするフィルム接合装置の位置合わせ方法。
  2. 請求項1に記載のフィルム接合装置の位置合わせ方法に用いるための位置合わせ用ゲージ部材であって、
    前記左右のフィルム案内スライドにそれぞれ形成され、フィルムに形成されたスプロケット孔に係合するように突設されたスプロケット案内ピンと係合する案内スライド位置決め穴と、
    前記フィルム接合ダイスに形成されたスプロケット穿孔用孔と対応するように形成され、穿孔用パンチ部材が嵌合するフィルム接合ダイス位置決め穴とを備えていることを特徴とする位置合わせ用ゲージ部材。
  3. 被接合部材である2つのフィルムを案内し、前記フィルムの接合端同士を当接させるように、フィルム接合ダイスに対して相互に接近移動自在な左右一対のフィルム案内スライドを備えたベース本体と、
    前記ベース本体の基端部に、前記ベース本体に対して回動可能に軸支されたスプライスアームと、
    前記スプライスアームの下面に形成され、前記ベース本体上に案内されたフィルムに対して押圧可能に構成された押さえプレートと、
    前記スプライスアームを、前記ベース本体上のフィルムに対して傾倒した際に、前記押さえプレートから前記フィルム接合ダイスに設けられたスプロケット穿孔用孔内に係合するように下方に突設して、前記フィルムと、フィルムの接合端を接着するように前記フィルムの接合端にフィルムの幅方向に配置された接着テープとに、同時にスプロケット孔を穿孔する一対の穿孔用パンチ部材と、
    前記スプライスアームを、前記ベース本体上のフィルムに対して傾倒した際に、前記押さえプレートから下方に突設して、前記接着テープを前記フィルムの幅方向の長さに切断する一対の接着テープ切断刃部材とを備えたフィルム接合装置を用いてフィルムを接合するフィルム接合装置であって、
    前記左右のフィルム案内スライドにそれぞれ形成され、フィルムに形成されたスプロケット孔に係合するように突設されたスプロケット案内ピンと係合する案内スライド位置決め穴と、
    前記フィルム接合ダイスに形成されたスプロケット穿孔用孔と対応するように形成され、穿孔用パンチ部材が嵌合するフィルム接合ダイス位置決め穴とを備えた位置合わせ用ゲージ部材を、
    前記左右のフィルム案内スライドとフィルム接合ダイスをベース本体に対して位置決めする際に、前記スプロケット案内ピンを案内スライド位置決め穴に係合させるとともに、前記穿孔用パンチ部材をフィルム接合ダイス位置決め穴に嵌合させることによって、前記左右のフィルム案内スライドとフィルム接合ダイスに着脱自在に装着できるように構成したことを特徴とするフィルム接合装置。
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