JP2001328755A - ウェブ接合支援装置および同装置を備えたウェブ加工機 - Google Patents

ウェブ接合支援装置および同装置を備えたウェブ加工機

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JP2001328755A
JP2001328755A JP2000146816A JP2000146816A JP2001328755A JP 2001328755 A JP2001328755 A JP 2001328755A JP 2000146816 A JP2000146816 A JP 2000146816A JP 2000146816 A JP2000146816 A JP 2000146816A JP 2001328755 A JP2001328755 A JP 2001328755A
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JP2000146816A
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Masashi Kuze
昌司 久世
Masato Takano
正人 高野
Terutada Tsuchiya
輝直 土屋
Masayuki Murata
村田  正幸
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Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工用ウェブを継ぐためのウェブ接合装置に
関し、特に、ウェブを反転せずにウェブの裏面に接合テ
ープを貼着できるウェブ接合支援装置を得る。 【解決手段】 ウェブ接合支援装置は、ウェブ走行方向
と直交する方向へ切断具を案内するための切断具案内手
段と、切断具案内手段の下流に設けられ、被接合ウェブ
の終端部を仮着するための終端部仮着手段と、切断具案
内手段の上流に設けられ、接合ウェブの始端部を仮着す
るための始端部仮着手段と、切断具案内手段と交換可能
に設けられ、ウェブの接合部裏面に貼着する接合テープ
を仮着するためのテープ仮着手段とで構成する。なお、
切断具案内手段は、ウェブ走行方向と直交する方向へ延
びる切断具案内溝を有し、また、終端部仮着手段および
始端部仮着手段は、ウェブ走行方向と直交する方向へ延
びるウェブ保持面を備え、さらに、テープ仮着手段は、
ウェブ走行方向と直交する方向へ延びるテープ保持面を
有する。このウェブ接合支援装置を、ウェブ加工機のウ
ェブ供給部から引き出されるウェブの下面側に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工用ウェブを継
ぐためのウェブ接合支援装置に関し、特に、ウェブを反
転せずに、ウェブの裏面に接合テープを貼着できるウェ
ブ接合支援装置を得ること目的とする。
【0002】
【従来の技術】ウェブの接合は、一般的に液状の接着剤
や粘着剤、もしくは粘着剤や接着剤を塗布した接合テー
プを用いる。接着剤や粘着剤の液剤を用いる場合は、被
接合ウェブの終端部上面に液剤を塗布し、次いで、接合
ウェブの始端部を前記液剤を塗布したウェブ終端上に重
ね合わせて2つのウェブを継いでいる。一方、粘着剤や
接着剤を塗布した接合テープを用いる場合は、通常、被
接合ウェブの終端部に接合ウェブの始端部を重ね合わ
せ、ついで、2つのウェブに跨がるように、接合ウェブ
の始端に沿って接合テープを貼り付けて、2つのウェブ
を継いでいる。
【0003】ところで、これらの接合作業は、通常、ウ
ェブ加工機のウェブ供給部にて行なわれ、例えば、大型
の高速輪転印刷機では、給紙部にオートペースタと呼ば
れる自動紙継ぎ装置を備え、印刷機を停止せずに巻取紙
の終端と始端を自動的に紙継ぎする例がある。一方、印
刷済みウェブの加工機、例えば、包装用フィルムのスリ
ッタ装置などでは、自動的にウェブを接合するオートペ
ースタを備えている例は少なく、もっぱら、手作業でウ
ェブを接合している。
【0004】これは、後加工の製袋加工機において支障
が生じないように、継ぎ足される被接合ウェブの印刷絵
柄と、継ぎ足す接合ウェブの印刷絵柄とを同調させる必
要があり、接合作業の自動化が困難なためである。ま
た、ウェブの継ぎ目を、突き合わせた状態にする必要が
あるため、もっぱら接合テープを用い、しかも、接合強
度を確保するため、ウェブの両面から接合テープを貼着
している。このように従来のウェブ加工機では、接合作
業のための特段の装置を備えることもなく、作業に難儀
しているのが実情である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特に、ウェブの両面か
ら接合テープを貼る場合、オモテ面は容易に貼ることが
できるが、裏面側に接合テープを貼る際、ウェブを弛ま
せながら裏返して貼っているため、作業に手間取るとと
もに、ウェブにしわや擦り傷が生じ易く、製品の品質や
歩留りに影響を与えることになる。また、ウェブを弛ま
せながら裏返す際、ウェブが床と接触してほこりや汚れ
が付着しないように、慎重に作業する必要がある。さら
に、ウェブ加工機における加工精度や歩留りを確保する
ため、印刷絵柄を同調させ、かつ、ウェブの端面を正確
に突き合わせて継ぐのは至難なことであった。
【0006】本発明は上記事情に鑑み、各種加工機に適
用できるウェブ接合支援装置を提供するものであり、特
に、ウェブの品質や歩留りを損なうことがなく、かつ、
簡便正確に短時間でウェブの両面に接合テープを貼って
ウェブ同士を継ぐことができるウェブ接合支援装置を提
供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のウェブ接合支援
装置は、ウェブ走行方向と直交する方向へ切断具を案内
するための切断具案内手段と、切断具案内手段の下流に
設けられ、被接合ウェブの終端部を仮着するための終端
部仮着手段と、切断具案内手段の上流に設けられ、接合
ウェブの始端部を仮着するための始端部仮着手段と、切
断具案内手段と交換可能に設けられ、ウェブの接合部裏
面に貼着する接合テープを仮着するためのテープ仮着手
段とで構成する。
【0008】なお、切断具案内手段は、ウェブ走行方向
と直交する方向へ延びる切断具案内溝を有し、また、終
端部仮着手段および始端部仮着手段は、ウェブ走行方向
と直交する方向へ延びるウェブ保持面を備え、さらに、
テープ仮着手段は、ウェブ走行方向と直交する方向へ延
びるテープ保持面を有する。このウェブ接合支援装置
を、ウェブ加工機のウェブ供給部から引き出されるウェ
ブの下面側に設ける。
【0009】本発明のウェブ接合支援装置では、先ず、
終端部仮着手段と始端部仮着手段との間に、切断具案内
手段を装着しておく。この状態で、終端部仮着手段の上
面に設けられたウェブ保持面に、継ぎ足される被接合ウ
ェブの終端部を吸着保持する。そしてウェブの終端部
を、切断具案内手段の切断具案内溝に沿って、ウェブの
走行方向と直交する方向に切断する。
【0010】次に、テープ仮着手段の上面に設けられた
テープ保持面に、接合テープの基材面を吸着保持し、す
なわち接合テープの粘着剤面、もしくは接着剤面が露出
するようにテープ仮着手段に装着する。
【0011】次いで、被接合ウェブの絵柄と同調するよ
うに、継ぎ足す接合ウェブの始端部を、始端部仮着手段
の上面に設けられたウェブ保持面に吸着保持した後、継
ぎ足す接合ウェブの始端部を、切断具案内手段の切断具
案内溝に沿って、ウェブの走行方向と直交する方向に切
断することにより、2つのウェブの終端と始端とを切り
揃える。
【0012】ウェブを継ぐときは、先ず、切り揃えたウ
ェブの終端と始端に跨がるように、ウェブのオモテ面側
に接合テープを貼る。次いで、あらかじめ接合テープを
仮着してあるテープ仮着手段を、終端部仮着手段と始端
部仮着手段との間において、切断具案内手段と交換す
る。そして、ウェブの裏面側に位置させた接合テープの
粘着面をウェブのオモテ面側から押して、終端と始端に
跨がるようにウェブの裏面に接合テープを貼着しウェブ
を継ぐ。
【0013】上記ウェブ接合支援装置は、ウェブ加工機
のウェブ供給部から引き出されるウェブの下面側に設け
られ、このウェブ接合支援装置の上流側および/または
下流側に、ウェブの走行経路を規制するウェブ案内部材
を備え、当該ウェブ案内部材によって案内されるウェブ
と接触しない位置に、前記ウェブ接合支援装置を配設す
る。
【0014】ウェブ加工機は、また、ウェブ走行方向と
直交する方向へ接合テープを引き出し可能とするテープ
供給手段を、ウェブ接合部の上面側に設け、さらに、ウ
ェブ走行方向と直交する方向へ接合テープを引き出し可
能とするテープ供給手段を、テープ仮着手段のテープ保
持面延長位置に設け、さらに、切断具案内溝に沿って切
断具を移動可能に保持する切断具移動手段を、ウェブの
上面側に設けることにより、各種ウェブ加工機における
ウェブの接合作業を簡便迅速かつ正確に行なうことがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて詳細に説明する。なお、図1は、ウ
ェブ接合支援装置を備えたウェブ加工機を示す部分斜視
図である。また、図2は、ウェブが少なくなった状態を
示すウェブ加工機の部分側面図である。さらに、図3
は、ウェブ接合支援装置の要部を示す分解斜視図であ
る。
【0016】(ウェブ接合支援装置の装着例)図1は、
スリッタ装置などのウェブ加工機のウェブ供給部に装着
したウェブ接合支援装置を示す斜視図である。図におい
て、1はウェブ加工機、2はウェブ接合支援装置、3は
ウェブ案内部材である。ウェブ加工機1は、フレーム5
から前方へ向けて延びたウェブ支持アーム6に軸承され
たウェブ支持軸7を備え、ウェブ支持軸7によって、ウ
ェブ8は回転自在に軸承されている。
【0017】ウェブ接合支援装置2およびウェブ案内部
材3は、固定部材4を介して、ウェブ加工機のフレーム
5に固着してある。なお、図1は、加工中の被接合ウェ
ブの終端部82を、ウェブ接合支援装置2に仮着してお
き、この終端部82に継ぎ足すウェブ8を、ウェブ加工
機のウェブ支持軸7に装填した状態、すなわち、ウェブ
接合支援装置2の使用状態を示している。
【0018】図2は、ウェブ加工機1のウェブ供給部を
示す部分側面図である。図において、2はウェブ接合支
援装置、3Aはウェブ接合支援装置2の上流側に配した
ウェブ案内部材、3Bはウェブ接合支援装置2の下流側
に配したウェブ案内部材を示し、これらの案内部材は、
いわゆるガイドローラである。本実施形態では、ウェブ
案内部材3A、3Bとウェブ接合支援装置2は、固定部
材4を介して、ウェブ加工機1のフレーム5に固定して
ある。なお、9はウェブ加工機1のウェブ供給部を示し
ている。
【0019】図2に示すように、ウェブ加工機1に供給
されるウェブ8は、ウェブ案内部材3A、3Bによって
その走行経路が規制される。ウェブ接合支援装置2は、
この2つのウェブ案内部材3Aと3Bによって規制され
る、ウェブ走行経路の下面側に配設する。なお、図2
は、ウェブ加工機1に供給されるウェブ8の走行経路を
示しており、ウェブ支持軸7に装着されているウェブの
外形寸法が変化しても、ウェブ接合支援装置2は、走行
中のウェブと直接、接触することはない。
【0020】(ウェブ接合支援装置の構成)次に、本発
明のウェブ接合支援装置の構成について説明する。図3
は、ウェブ接合支援装置2の要部を示す分解斜視図であ
る。図において、20はウェブ保持台、40はウェブカ
ット台、50はテープ保持台である。また、60は上下
移動手段、70は前後移動手段である。
【0021】ウェブ保持台20は、ウェブ8の走行方向
と直交する方向へ延びる開口部29が設けられ、開口部
29を挟んで、上流側の上面に接合ウェブの保持面2
1、下流側の上面に被接合ウェブの保持面31を有す
る。ウェブ保持面21、31は、ウェブ8の走行方向と
直交する方向へ延びる平坦面である。このウェブ保持面
21、31には、例えば、図示のように吸引孔22、3
2がそれぞれ列状に設けられ、図示しない吸引装置によ
ってウェブ8を吸着保持する。
【0022】ウェブ保持台20の両端部には、開口部2
9に勘合して装着されるウェブカット台40やテープ保
持台50をガイドするための案内軸23が、ウェブ保持
台20に対し垂直に嵌挿してある。ここで、上流側の接
合ウェブ保持面31と吸引孔群32は、接合ウェブの始
端部を仮着する始端部仮着手段である。また、下流側の
被接合ウェブ保持面21と吸引孔群22は、被接合ウェ
ブの終端部を仮着する終端部仮着手段である。
【0023】ウェブ保持台20の下部には、ウェブ8の
走行方向と直交する方向へ延び、図示しないウェブ切断
具を案内するための切断具案内溝42を設けたウェブカ
ット台40と、ウェブの裏面に貼着する接合テープを仮
着するための、ウェブ8の走行方向と直交する方向へ延
びるテープ保持面51を有するテープ保持台50とを、
それぞれ、前後および上下に移動可能に設けてある。
【0024】ここで、切断具案内溝42を備えたウェブ
カット台40は、切断具案内手段の一実施形態である。
なお、切断具案内溝42は、ウェブ走行方向と直交する
方向へ延びる、幅0.5〜2mm程度の溝である。この
溝は、カッターナイフなど切断具の刃先を傷めないよう
に、ウェブカット台40を貫通するように構成してい
る。また、このウェブカット台40の両端部には、ウェ
ブ保持台20に嵌挿した案内軸23と係合するための係
合穴43を設けてある。
【0025】一方、テープ保持台50の上面には、ほぼ
平坦なテープ保持面51が設けられ、さらにテープ保持
面51には、列状に吸引孔52が配設され、図示しない
吸引装置に接続してある。このテープ保持台50の両端
部にも、ウェブ保持台20に嵌挿した案内軸23と係合
するための係合穴53を設けてある。なお、吸引孔52
を有するテープ保持面51を備えたテープ保持台50
は、テープ仮着手段の一実施形態である。
【0026】前記ウェブカット台40の両端下部には、
係合穴43と係合するための係合ピン72を上面に備え
た主移動台71が配置され、また、テープ保持台50の
両端下部には、係合穴53と係合するための係合ピン7
4を上面に備えた副移動台73を配設してある。この主
移動台71と副移動台73とは、前後方向(ウェブ走行
方向)へ相対的に移動可能に連結され、前後移動手段7
0を構成している。
【0027】すなわち、ウェブカット台40は、主移動
台71と係合して前後方向に移動可能とされる。また、
テープ保持台50は、主移動台71に連結された副移動
台73と係合して、ウェブカット台40とは相対的に前
後方向へ移動可能であるとともに、主移動台71の前後
方向への移動に伴って、ウェブカット台40とともに移
動可能とされる。なお、主移動台71は、ウェブ保持台
20を固定するための、図示しないフレームに設けられ
たガイドレールに沿って前後方向に移動可能とされる。
【0028】さらに、図3において、ウェブカット台4
0の端部下側に、ウェブカット台40、もしくはテープ
保持台50を、ウェブ保持台20に嵌挿した案内軸23
に沿って上下方向(ウェブに対し垂直方向)へ移動する
ための、エアーシリンダ61と駆動シャフト62とで構
成された上下移動手段60を設けてある。この上下移動
手段60は、ウェブ保持台20を固定するための、図示
しないフレームに設けてある。
【0029】(ウェブ接合支援装置の作用動作)上記ウ
ェブ接合支援装置2は、図2に示したように、ガイドロ
ーラ3A、3Bなどのウェブ案内部材に沿って走行して
いるウェブ8と接触しないように、ウェブ加工機1のフ
レームに固定されている。なお、図2は供給部のウェブ
8が残り少なくなった状態を示しており、ウェブの外径
が小さくなった場合でも、ウェブ8は、ウェブ接合支援
装置2と接触することなく加工機1に供給される。
【0030】次に、ウェブ接合支援装置各部の作用動
作、および使用方法について説明する。ウェブ接合支援
装置2を使用する場合は、ウェブ加工機1のウェブ走行
を停止した後、図3に示したウェブ保持台20のウェブ
保持面21、31に、吸引孔22、32の吸引作用によ
りウェブ8を吸着保持する。なお、ウェブの保持は、吸
引孔によらず、例えば、磁石の吸引作用を利用して、ウ
ェブを磁性体で挟み込む方式、あるいは、静電気を利用
して静電吸着するように構成してもよい。
【0031】次いで、エアシリンダ61を動作させ、駆
動シャフト62によってウェブカット台40を押し上げ
ることにより、ウェブカット台40は案内軸23にてガ
イドされつつ、ウェブ保持台20の空間部29に装着さ
れる。その後、カッターナイフなどの切断具(図示せ
ず)を用いて、ウェブ保持面21、31に吸着保持した
ウェブ8を、切断具案内溝42に沿って切断し、切り離
された上流側のウェブをウェブ保持面31から引き離
す。
【0032】このときのウェブ接合支援装置各部の状態
を、図4に模式的に示す。図4は、ウェブを切断すると
きのウェブ接合支援装置各部の配置状態を示す。ウェブ
8の終端部82は、ウェブ保持台20に設けた吸引孔2
2、32の吸引作用によりウェブ保持面21、31に吸
着保持された状態で、下方からエアシリンダ61によっ
て押し上げられたウェブカット台40と接触している。
この状態で、切断具49を用いて、ウェブ終端部82を
切断具案内溝42に沿って、ウェブ8の走行方向と直交
する方向へ切断する。
【0033】次いで、新しいウェブを装填する場合は、
切り離した上流側の終端部をウェブ保持面31から引き
離し、ウェブ8をウェブ支持軸7から取り外す。また、
現在装填されているウェブ8の、例えば印刷不良の部分
を除去する場合は、切り離した終端部をウェブ保持面3
1から引き離した後、不良部分が無くなるまでウェブ8
を巻きほぐし、不良部分を切断除去する。このとき、テ
ープ保持台50は、ウェブ操作の邪魔にならないよう
に、上流側のウェブ保持台20の下部に収納しておく。
【0034】次に、図5に示すように、ウェブの終端部
を取り去った空間へ向けて、テープ保持台50を前方へ
引き出し、そのテープ保持面51に、所定の長さ、例え
ば、ウェブの幅に相当する長さに切断した接合テープ9
0を、吸引孔52による吸引作用を利用して吸着保持さ
せる。ここで用いられる接合テープとしては、プラスチ
ック、紙、布、金属など、適度な引き裂き強度を有する
テープ状基材に、粘着剤、もしくは接着剤を塗布したも
のが用いられる。なお、接合テープ90は、基材面をテ
ープ保持面51へ向けて吸着させる。
【0035】次いで、図6に示すように、テープ保持台
50を後退させ、上流側のウェブ保持台20の下部位置
に収納する。このように、接合テープ90を吸着保持し
たテープ保持台50を、ウェブ保持台20の下部に収納
しておくことによって、接合テープ90の上向きになっ
た粘着面と、被接合ウェブの終端部82に継ぎ足す接合
ウェブとが接触し、接合作業に支障をきたすことを予防
することができる。
【0036】次に、被接合ウェブの終端部82に継ぎ足
す接合ウェブを供給部に装填する。そして、ウェブの始
端部をウェブから引き出し、ウェブ接合支援装置2に装
着する。このときのウェブおよびウェブ接合支援装置の
状態を、図7に示す。
【0037】図に示すように、被接合ウェブの終端部8
2は、ウェブ接合支援装置2の下流側ウェブ保持面21
に吸着保持され、一方、新たにウェブ支持軸7に装填し
たウェブ8は、その始端部81を引き出し被接合ウェブ
の終端部82に重ねる。次いで、接合ウェブの始端部8
1を、ウェブ保持台20の上流側ウェブ保持面31に、
吸引孔32による吸引作用を利用して吸着保持する。そ
の後、切断具案内溝42に沿って、切断具49にて接合
ウェブの始端部81を切断し、接合ウェブの始端を被接
合ウェブの終端と切り揃える。
【0038】このとき、下流側ウェブ保持面21に吸着
されている被接合ウェブの印刷絵柄と、継ぎ足す接合ウ
ェブの印刷絵柄とを同調してウェブ保持台20に仮着す
ることにより、切断具案内溝42に沿って切断した終端
部と始端部の絵柄は、連続した印刷絵柄となり、製袋加
工などの後処理における、位置ずれなどによる加工不良
の発生を予防できる。
【0039】次に、端部を切り揃えた2つのウェブをウ
ェブ接合支援装置上で継ぐ。先ず、図8に示すように、
2つのウェブに跨がるように、ウェブの上面(オモテ
面)に接合テープ90を貼着する。このとき、ウェブカ
ット台40は、接合テープ90を押着するための支持台
として利用される。
【0040】次いで、ウェブの下面(裏面)に接合テー
プを貼着する。本装置の最も特徴とするところは、この
ウェブ裏面への接合テープ貼着であり、以下その詳細を
説明する。ウェブ裏面に貼着する接合テープは、前述し
たように、被接合ウェブ終端の切断処理の後、あらかじ
めテープ保持台50のテープ保持面に吸着保持してあ
る。
【0041】そこで、ウェブ保持台20の開口部29に
装着したウェブカット台40と、接合テープを吸着保持
したテープ保持台50とを交換する。この交換は、先
ず、図9に示すように、上下移動手段のエアシリンダ6
1を駆動し、ウェブカット台40をウェブ保持台20の
開口部29から、主移動台71上に引き戻して載置す
る。このときウェブカット台40は、図3に示したよう
に、その両端部に設けられた係合穴43が、主移動台7
1に嵌挿されている係合ピン72と係合し、主移動台7
1の所定位置に正確に位置決めされる。
【0042】次に、主移動台71を図示しない前後移動
手段によって後退させ、図10に示すように、主移動台
71に連結されている副移動台とともに、テープ保持台
50を、開口部29の直下まで移動する。
【0043】テープ保持台50の移動が完了すると、図
11に示すように、上下移動手段60のエアシリンダ6
1を駆動し、テープ保持台50を押し上げ、ウェブ保持
台20の開口部に装着する。この状態でウェブの上面か
ら接合部を押圧することにより、ウェブの接合部裏面に
接合テープが貼着され、被接合ウェブの終端82と継接
合ウェブの始端81とが完全に接合される。
【0044】ウェブの接合が完了すると、ウェブ保持台
20とテープ保持台50の各吸引孔による吸引作用を停
止させ、ウェブの走行準備を行なう。先ず、上下移動手
段を駆動してテープ保持台50を、ウェブ保持台20の
開口部29から離脱下降させる。開口部29から下降し
たテープ保持台50は、図3に示した副移動台73に嵌
挿された係合ピン74と、テープ保持台50の両端に設
けた係合穴53とが係合し、副移動台73上に位置決め
されて載置される。その後、図示しない前後移動手段を
駆動して、副移動台73を連結した状態で主移動台71
を、開口部29の直下まで前進する。
【0045】このときの状態を図12に示す。図に示す
ように、ウェブカット台40とテープ保持台50は、い
ずれもウェブ保持台20の下部に収納する。そして、ウ
ェブ保持台20の吸引作用を停止することにより、接合
テープで接合されたウェブ接合部は、ウェブ接合支援装
置から離脱し、ウェブ8は加工機へ向けて走行可能にな
る。
【0046】接合作業を完了した状態のウェブの状態を
図13に示す。ウェブ接合支援装置2のウェブ保持面か
ら離脱したウェブ接合部は、ガイドローラ3A、3Bで
規制される走行経路に維持される。このようにして一連
のウェブ接合作業を完了すると、ウェブ加工機を起動
し、継ぎ足した新しいウェブの加工処理を開始する。な
お、必要ならば、ウェブ接合支援装置2をウェブの走行
経路から十分に引き離すため、ウェブ接合支援装置2自
体を、ウェブに対し垂直方向に移動可能に構成してもよ
い。
【0047】(他の実施形態1)上述の実施形態では、
接合テープをウェブの接合部に手貼りする場合について
説明したが、図14に例示するような、接合テープ供給
手段をウェブ接合支援装置2に設けてもよい。図におい
て、90Aは、ウェブのオモテ面に貼着する接合テープ
であり、90Bは、ウェブの裏面に貼着する接合テープ
である。各接合テープは、ウェブ接合支援装置2のフレ
ームに、テープホルダ91A、91Bを介して、それぞ
れ着脱自在に備えてある。
【0048】図14の実施形態では、ウェブのオモテ面
に貼着する接合テープ90Aは、ウェブ走行方向と直交
する方向へ接合テープを引き出し可能とするテープ供給
手段、すなわち、テープホルダ91Aに装着してあり、
このテープホルダ91Aは、ウェブ走行方向と直交する
方向へ移動可能に、ウェブの上面側に設けてある。した
がって、接合テープ90Aの先端をウェブ接合部の一端
に貼着した後、テープホルダ91Aを、ガイドレール9
2に沿って接合部の他端へ向けて移動することにより、
接合テープを真っ直ぐ引き出すことができ、簡便迅速、
かつ正確に、接合テープをウェブの接合部オモテ面に貼
着することができる。
【0049】また、ウェブの裏面に貼着する接合テープ
90Bは、ウェブ走行方向と直交する方向へ接合テープ
を引き出し可能とするテープ供給手段、すなわち、テー
プホルダ91Bに装着してあり、このテープホルダ91
Bは、テープ保持台(図示せず)のテープ保持面延長位
置にあるフレーム10Aに固定してある。したがって、
テープホルダ91Bの接合テープ90Bを、ウェブ走行
方向と直交する方向へ真っ直ぐ引き出すことができ、簡
便迅速に、接合テープ90Bをテープ保持台のテープ保
持面に仮着することができる。
【0050】さらに、図14の実施形態では、ウェブ走
行方向と直交する方向へ移動可能なテープホルダ91A
の下面に、ウェブ切断用の切断具49を装着してある。
この切断具49の刃先を、切断具案内溝42に位置合わ
せした後、テープホルダ91Aを移動することにより、
ウェブの切断作業を容易化することができる。なお、本
実施形態では、切断具49をテープホルダ91Aに一体
化して装着しているが、切断具49を単独で、ウェブ走
行方向と直交する方向へ移動するように構成してもよ
い。また、ウェブ加工機の運転開始前に、テープホルダ
91Aや切断具49を、ウェブ接合支援装置2の端部に
退避しておくことにより、これらが走行中のウェブと接
触することはない。
【0051】(他の実施形態2)次に、図3に示した例
とは異なる構成のウェブ接合支援装置について説明す
る。図3に示したウェブ接合支援装置では、切断具案内
溝を備えた切断具案内手段と、ウェブの裏面に貼着する
接合テープを仮着しておく接合テープ仮着手段とを別体
で構成し、それらを前後上下に移動しながらウェブ接合
作業を行なうように構成した。一方、図15のウェブ接
合支援装置は、切断具案内手段と接合テープ仮着手段と
を一体に構成した例である。
【0052】図15において、100は、その周面に切
断具案内手段と接合テープ仮着手段とを設けた回動体で
ある。この回動体100は、切断具案内手段がウェブ保
持面と平行になる位置と、接合テープ仮着手段がウェブ
保持面と平行になる位置との間で、回動可能に構成して
ある。またこの回動体100は、ウェブ保持台に吸着保
持されているウェブと離接可能に構成してある。
【0053】回動体100の下流側には、ウェブ走行方
向と直交する方向へ伸び、上面にウェブを吸着保持する
ためのウェブ保持面を備えた固定ウェブ保持台が設けら
れ、回動体100の上流側には、ウェブ走行方向と直交
する方向へ伸び、上面にウェブを吸着保持するためのウ
ェブ保持面を備えた可動ウェブ保持台が設けてある。そ
して、この上流側の可動ウェブ保持台は、回動体のテー
プ保持面を露出または閉鎖するよう、開閉可能に構成さ
れている。
【0054】図15のウェブ接合支援装置を用いて、被
接合ウェブの終端部切断作業を行なうときは、図15
(a)に示すように、回動体100を回転し、切断具案
内溝42がウェブ8と対向した状態でウェブを切断す
る。次に、図15(b)に示す回動体100のテープ保
持面51に、ウェブの裏面用接合テープを仮着する際
は、図5(a)に示した可動ウェブ保持台30を、回動
ハンドル34を操作して、テープ保持面51が露出する
ように開放した後、接合テープを仮着する。
【0055】次いで、可動ウェブ保持台30を閉じ、継
ぎ足す接合ウェブを可動ウェブ保持台30に仮着する。
そして、接合ウェブの始端部を切断した後、切り揃えた
2つのウェブの接合部オモテ面に接合テープを貼着す
る。さらに、ウェブの接合部裏面に接合テープを貼着す
る際は、回動体100の端部に設けた回動ハンドル10
2を操作して、接合テープを仮着したテープ保持面51
が、ウェブの接合部と対向する位置に回動体100を回
転する。
【0056】なお、回動体100を回転するときは、回
動体100自体、または仮着してある接合テープがウェ
ブ8と接触しないように、エアシリンダ61を駆動して
回動体100を下降させておく。その後、回動体100
を上昇させ、テープ保持面51に仮着した接合テープ
を、ウェブの接合部裏面に貼着して接合を完了する。
【0057】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明のウ
ェブ接合支援装置は、請求項1に示したように、ウェブ
走行方向と直交する方向へ切断具を案内するための切断
具案内手段と、切断具案内手段の下流に設けられ、被接
合ウェブの終端部を仮着するための終端部仮着手段と、
切断具案内手段の上流に設けられ、接合ウェブの始端部
を仮着するための始端部仮着手段と、切断具案内手段と
交換可能に設けられ、ウェブの接合部裏面に貼着する接
合テープを仮着するためのテープ仮着手段とで構成した
ので、簡単な構成で作業性の良好なウェブ接合支援装置
を得られる。
【0058】特に、裏面側に接合テープを貼着する際、
ウェブを弛ませながら裏返す必要がないので、接合作業
中にウェブが床と接触することもなく、ほこりや汚れが
付着せず衛生管理面からもより好ましい。さらに、絵柄
の同調を崩すことなく、迅速確実に接合作業を行なうこ
とができる。
【0059】また、本ウェブ接合支援装置における切断
具案内手段は、請求項2に示したように、ウェブ走行方
向と直交する方向へ延びる切断具案内溝を有するので、
切断具によるウェブの切断を正確かつ迅速に行なうこと
ができる。
【0060】さらに、本ウェブ接合支援装置における終
端部仮着手段および始端部仮着手段は、請求項3に示し
たように、ウェブ走行方向と直交する方向へ延びるウェ
ブ保持面を備えたので、被接合ウェブの終端、および接
合ウェブの始端を、それぞれウェブの全幅において確実
に保持することができる。
【0061】さらにまた、本ウェブ接合支援装置におけ
るテープ仮着手段は、請求項4に示したように、ウェブ
走行方向と直交する方向へ延びるテープ保持面を有する
ので、接合テープをウェブ走行方向と直交する方向に正
確に保持し、したがって、ウェブの接合部裏面に接合テ
ープを正確に貼着することができる。
【0062】本発明のウェブ加工機は、請求項5に示し
たように、ウェブ加工機に供給するウェブの始端を、加
工中のウェブの終端に継ぐために、ウェブ供給部から引
き出されるウェブの下面側に、請求項1〜請求項4のい
ずれかに記載のウェブ接合支援装置を配設したので、熟
練者でなくても簡便迅速かつ正確にウェブの接合作業を
行なうことができ、ウェブ加工の生産性が向上する。
【0063】また、本ウェブ加工機は、請求項6に示し
たように、ウェブ接合支援装置の上流側および/または
下流側に、ウェブの走行経路を規制するウェブ案内部材
を備え、当該ウェブ案内部材によって案内されるウェブ
と接触しない位置に、前記ウェブ接合支援装置を配設し
たので、ウェブ接合支援装置がウェブを擦って傷つける
ことがない。
【0064】さらに、本ウェブ加工機は、請求項7に示
したように、ウェブ走行方向と直交する方向へ接合テー
プを引き出し可能とするテープ供給手段を、ウェブの上
面側に備えたので、接合テープを、ウェブのオモテ面に
迅速正確に貼着することができる。また、接合テープが
装置に物理的に装着されているので、テープの取り扱い
操作が容易である。
【0065】さらにまた、本ウェブ加工機は、請求項8
に示したように、ウェブ走行方向と直交する方向へ接合
テープを引き出し可能とするテープ供給手段を、テープ
仮着手段のテープ保持面延長位置に設けたので、ウェブ
の裏面接合用テープを、テープ仮着手段のテープ保持面
に、迅速正確に仮着することができる。また、接合テー
プが装置に物理的に装着されているので、テープの取り
扱い操作が容易である。
【0066】なお、本ウェブ加工機は、請求項9に示し
たように、切断具を切断具案内溝に沿って移動可能に保
持する切断具移動手段を、ウェブの上面側に設けたの
で、ウェブを正確かつ迅速に切断することができる。ま
た、切断具が装置に物理的に装着されているので、切断
具の取り扱い操作が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図 1】 ウェブ接合支援装置を備えたウェブ加工機
を示す部分斜視図である。
【図 2】 ウェブが少なくなった状態を示すウェブ加
工機の部分側面図である。
【図 3】 ウェブ接合支援装置の要部を示す分解斜視
図である。
【図 4】 ウェブの終端部を切断するときのウェブ接
合支援装置を示す。
【図 5】 テープ仮着手段に裏面用接合テープをセッ
トした状態を示す。
【図 6】 テープ仮着手段をウェブ仮着手段の下部に
収納した状態を示す。
【図 7】 継ぎ足す接合ウェブの始端部を切断すると
きの状態を示す。
【図 8】 ウェブのオモテ面に接合テープを貼着して
いる状態を示す。
【図 9】 ウェブカット台をウェブ仮着手段の下部に
収納した状態を示す。
【図10】 テープ仮着手段を開口部の下部に移動した
状態を示す。
【図11】 ウェブの裏面に接合テープを貼着している
状態を示す。
【図12】 接合作業完了状態のウェブ接合支援装置を
示す。
【図13】 接合作業完了状態を示すウェブ加工機の部
分側面図である。
【図14】 ウェブ接合支援装置の他の実施形態を示す
部分斜視図である。
【図15】 ウェブ接合支援装置の他の実施形態を示す
分解斜視図である。
【符号の説明】 1 ウェブ加工機 2 ウェブ接合支援装置 3、3A、3B ウェブ案内部材 8 ウェブ 20 ウェブ保持台 21 ウェブ保持面 30 可動ウェブ保持台 31 ウェブ保持面 40 ウェブカット台 42 切断具案内溝 49 切断具 50 テープ保持台 51 テープ保持面 81 始端部 82 終端部 90、90A、90B 接合テープ 91A、91B テープホルダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土屋 輝直 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 村田 正幸 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 3F064 AA01 AA04 BB02 BB07 BB18 DA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェブ走行方向と直交する方向へ切断具
    を案内するための切断具案内手段と、切断具案内手段の
    下流に設けられ、被接合ウェブの終端部を仮着するため
    の終端部仮着手段と、切断具案内手段の上流に設けら
    れ、接合ウェブの始端部を仮着するための始端部仮着手
    段と、切断具案内手段と交換可能に設けられ、ウェブの
    接合部裏面に貼着する接合テープを仮着するためのテー
    プ仮着手段と、で構成したことを特徴とするウェブ接合
    支援装置。
  2. 【請求項2】 切断具案内手段は、ウェブ走行方向と直
    交する方向へ延びる切断具案内溝を有することを特徴と
    する請求項1に記載のウェブ接合支援装置。
  3. 【請求項3】 終端部仮着手段および始端部仮着手段
    は、ウェブ走行方向と直交する方向へ延びるウェブ保持
    面を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の
    ウェブ接合支援装置。
  4. 【請求項4】 テープ仮着手段は、ウェブ走行方向と直
    交する方向へ延びるテープ保持面を有することを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載のウェブ接合支援装
    置。
  5. 【請求項5】 ウェブ加工機に供給するウェブの始端
    を、加工中のウェブの終端に継ぐために、ウェブ供給部
    から引き出されるウェブの下面側に、請求項1〜請求項
    4のいずれかに記載のウェブ接合支援装置を設けたこと
    を特徴とするウェブ加工機。
  6. 【請求項6】 ウェブ接合支援装置の上流側および/ま
    たは下流側に、ウェブの走行経路を規制するウェブ案内
    部材を備え、当該ウェブ案内部材によって案内されるウ
    ェブと接触しない位置に、前記ウェブ接合支援装置を配
    設したことを特徴とする請求項5に記載のウェブ加工
    機。
  7. 【請求項7】 ウェブ走行方向と直交する方向へ接合テ
    ープを引き出し可能とするテープ供給手段を、ウェブ接
    合部の上面側に設けたことを特徴とする請求項5または
    6に記載のウェブ加工機。
  8. 【請求項8】 ウェブ走行方向と直交する方向へ接合テ
    ープを引き出し可能とするテープ供給手段を、テープ仮
    着手段のテープ保持面延長位置に設けたことを特徴とす
    る請求項5〜7のいずれかに記載のウェブ加工機。
  9. 【請求項9】 切断具案内溝に沿って切断具を移動可能
    に保持する切断具移動手段を、ウェブ接合部の上面側に
    設けたことを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載
    のウェブ加工機。
JP2000146816A 2000-05-18 2000-05-18 ウェブ接合支援装置および同装置を備えたウェブ加工機 Withdrawn JP2001328755A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016079032A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 日東電工株式会社 光学フィルムの接続装置
JP2016108096A (ja) * 2014-12-08 2016-06-20 トヨタ自動車株式会社 膜の継ぎ合わせ方法
JP2019119508A (ja) * 2018-01-09 2019-07-22 株式会社川島製作所 包装機における縦継ぎ方法及び装置
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