JP4305219B2 - 電子部品供給用テープの接続用治具および接続方法 - Google Patents

電子部品供給用テープの接続用治具および接続方法 Download PDF

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Description

本発明は、電子部品を保持した電子部品供給用テープを突き合わせて接続する電子部品供給用テープの接続用治具および接続方法に関するものである。
電子部品実装装置において電子部品を移載ヘッドに供給する方法として、テープフィーダを用いる方法が知られている。テープフィーダを用いる場合には、実装作業中にテープフィーダで部品切れが発生した場合には、供給リールを新たなものと交換するリール交換作業が行われる。このリール交換作業に際し、近年電子部品供給用のキャリアテープ(以下、単に「テープ」と略記する。)自体を継ぎ合わせて接続するいわゆるスプライシング方式が採用されるようになっている。この方法では、既装着のテープの末尾部と新たなテープの先頭部とが接着テープなどによって接続される。
この接続作業は、通常テープ接続用の専用治具を用いて行われる(例えば特許文献1参照)。この専用治具では、まずテープに設けられたテープ送り孔を専用治具に設けられた位置決めピンに嵌合させることによって既装着テープと新たなテープとのアライメントを行い、次いで接着テープによって2つのテープを接合した後に専用治具から取り外す。
特開2003−31989号公報
しかしながら上述の接合作業は作業者が電子部品実装ラインの機側において手作業で行う煩瑣な作業であることから、手際の良否によっては一端接着された進級2つのテープが接合作業後に剥離する不具合が発生しやすいものであった。特に、位置合わせピンにテープ送り孔が嵌合した状態から接合後の2つのテープを取り外す際には、慎重・精緻な取り扱いが必要であった。すなわち取り外し時に片方側のテープに引張り力が偏ると、2つのテープがスムースに位置合わせピンから離脱せず、接着テープの剥離やアライメントのずれを生じやすく、テープ接続作業を容易且つ迅速に行うことが困難であった。
そこで本発明は、リール交換時のテープ接続作業を容易且つ迅速に行うことができる電子部品供給用テープの接続用治具および接続方法を提供することを目的とする。
本発明の電子部品供給用テープの接続用治具は、電子部品を保持した電子部品供給用テープを突き合わせて接続する電子部品供給用テープの接続用治具であって、接続対象の第1のテープおよび第2のテープを同一平面内の保持面によって保持する第1の保持部材および第2の保持部材と、この第1の保持部材および第2の保持部材のそれぞれの保持面から突没自在に設けられ第1のテープおよび第2のテープの両側端部に定ピッチで形成されたテープ送り孔に嵌合することにより第1のテープおよび第2のテープを一線に整列させるとともに第1のテープのテープ送り孔と第2のテープのテープ送り孔との間隔を所定寸法に保持して位置合わせする第1の位置合わせピンおよび第2の位置合わせピンと、第1のテープおよび第2のテープを第1の保持部材の保持面に押しつけることにより個別にクランプするクランプ手段と、第1の位置合わせピンおよび第2の位置合わせピンを昇降させることにより第1の保持部材および第2の保持部材それぞれの保持面から突没させるピン昇降手段とを備え、かつ第1の保持部材はベース部に固定配置し、第2の保持部材はテープの幅方向にスライド自在に配設することにより、第1の位置合わせピンと第2の位置合わせピンの間隔をテープの幅に応じて変更できるようにした。
本発明の電子部品供給用テープの接続方法は、電子部品を保持した電子部品供給用テープを突き合わせて接続する電子部品供給用テープの接続方法であって、ベース部に固定配置された第1の保持部材およびテープの幅方向にスライド自在な第2の保持部材と、第1の保持部材および第2の保持部材のそれぞれのテープの保持面から突没自在に設けられた第1の位置合わせピンと第2の位置合わせピンと、第1の位置合わせピン及び第2の位置合わせピンを昇降させて突没させるピン昇降手段とがあり、
第2の保持部材とをスライドさせることにより、第1の位置合わせピンと第2の位置合わせピンの位置を接続対象の第1のテープおよび第2のテープの両側端部のテープ送り孔の位置に合わせたうえで、第1の位置合わせピンと第2の位置合わせピンを両側端部のテープ送り孔に嵌合させることにより、前記第1のテープおよび第2のテープを一線に整列させるとともに第1のテープのテープ送り孔と第2のテープのテープ送り孔との間隔を所定寸法に保持して位置合わせする工程と、第1のテープおよび第2のテープをクランプ手段によって第1の保持部材の保持面に押しつけることによりクランプする工程と、第1のテープおよび第2のテープをそれぞれの切断端面を突き合わせた状態で接着テープにより接続する工程と、前記第1の位置合わせピンと第2の位置合わせピンをそれぞれの前記保持面から没入させて前記テープ送り孔から離脱させる工程と、前記接着テープによって接続された第1のテープおよび第2のテープを前記保持部材から取り外す工程とを含む。
本発明によれば、接続対象のテープを保持する第1および第2の保持部材のそれぞれの保持面から突没自在に設けられた第1および第2の位置合わせピンと、これらの位置合わせピンを昇降させるピン昇降手段を備え、接着テープによって2つのテープを接続した後に第1および第2の位置合わせピンを第1および第2の保持面から没入させてテープ送り孔から離脱させ、その後に接続状態のテープを保持部材から取り外すことにより、テープ取り外し時の接着テープ剥離などの不具合を防止して、リール交換時のテープ接続作業を容易且つ迅速に行うことができる。
また第1の保持部材はベース部に固定配置し、第2の保持部材はテープの幅方向にスライド自在に配設することにより、第1の位置合わせピンと第2の位置合わせピンの間隔をテープの幅に応じて変更できるようにしたことにより、同一の接続用治具によって異る幅寸法の複数種類のテープを接続することが可能となる。
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の電子部品供給用テープの接続用治具の平面図、図2、図3、図4は本発明の一実施の形態の電子部品供給用テープの接続用治具の断面図、図5は本発明の一実施の形態の電子部品供給用テープの接続用治具へのテープ装着状態の説明図、図6は本発明の一実施の形態の電子部品供給用テープの接続用治具のピン昇降手段の拡大機構図、図7は本発明の一実施の形態の電子部品供給用テープの接続用治具におけるピン昇降動作の説明図、図8、図9は本発明の一実施の形態の電子部品供給用テープの接続方法の説明図である。
まず図1、図2を参照して、電子部品供給用テープの接続用治具の全体構造を説明する。この接続用治具は、電子部品を保持した電子部品供給用テープであるキャリアテープ(以下、「テープ」と略記)を突き合わせて接続するスプライシング作業に用いられるものである。なお図2は図1におけるA−A断面を示している。
図1において、接続用治具1は、中央部に開口部2aが設けられたプレート状のベース部2に、第1の保持部材3および第2の保持部材4を配設した構成となっている。第1の保持部材3、第2の保持部材4の上面は、接続対象となる2つのテープ(図5に示す第1のテープ30A、第2のテープ30B参照)を保持する保持面となっており、第1の保持部材3、第2の保持部材4をベース部2に装着した状態では、第1の保持部材3、第2の保持部材4の上面は同一平面を形成する。すなわち第1の保持部材3、第2の保持部材4は、接続対象の第1のテープ30Aおよび第2のテープ30Bを同一平面内の保持面によって保持する保持部材となっている。
第1の保持部材3、第2の保持部材4の保持面には、接続対象のテープの両側端部に設けられたテープ送り孔に嵌合する第1の位置合わせピン5(図2、図5(a)、(b)では左側のピン5)と第2の位置合わせピン5(図2、図5(a)、(b)では右側のピン5)が定ピッチで設けられている(図5参照)。後述するように、第1の位置合わせピン5と第2の位置合わせピン5はピン昇降手段によって保持面からそれぞれ突没自在となっている。第1の位置合わせピン5(図2、図5(a)、(b)では左側のピン5)と第2の位置合わせピン5にテープの両側端部のテープ送り孔を嵌合させて第1の保持部材3、第2の保持部材4に接続対象の2つのテープを装着することにより、2つのテープは一線に整列されるとともに、2つのテープのテープ送り孔の間隔が所定寸法に保たれる。
すなわち第1の位置合わせピン5と第2の位置合わせピン5は、第1の保持部材3、第2の保持部材4のそれぞれの保持面から突没自在に設けられ、第1のテープ30Aおよび第2のテープ30Bに定ピッチで形成されたテープ送り孔に嵌合することにより、第1のテープ30Aおよび第2のテープ30Bを一線に整列させるとともに、第1のテープ30Aのテープ送り孔と第2のテープ30Bのテープ送り孔との間隔を所定寸法に保持して位置合わせする位置合わせピンとなっている。
ここで第1の保持部材3はベース部2に固定配置され、第2の保持部材4はベース部2に設けられたスライド溝2bに沿ってテープ(第1のテープ30Aおよび第2のテープ30B)の幅方向にスライド自在に配設されている。図2に示すように、第2の保持部材4
をスライドさせることにより、第1の保持部材3、第2の保持部材4のそれぞれに設けられた第1の保持部材3側の第1の位置合わせピン5と第2の保持部材4側の第2の位置合わせピン5の間隔を、B1〜B2のようにテープの両側端部のテープ送り孔の間隔に合わせて変更したうえで、上述のようにピン5をテープ送り孔に嵌合させることができるようになっており、これにより同一の接続用治具1によって異る幅寸法の複数種類のテープを対象とすることが可能となっている。
ベース部2の左端部にはクランプ部6が設けられている。図2に示すように、クランプ部6は押さえプレート8が昇降自在に装着されたクランプブロック7をブラケット6aを介してベース部2に固定した構成となっている。クランプブロック7は押さえプレート8を下方に付勢する付勢機構を内蔵しており、押さえプレート8を押し下げた状態では、押さえプレート8の先端部は第1の保持部材3の保持面に装着されたテープの上面を第1の保持部材3に対して押圧する。これにより、第1の保持部材3に装着された接続対象のテープは第1の保持部材3に固定保持される。
そして、押さえプレート8を引き上げると、押さえプレート8はその位置で位置保持され、第1の保持部材3へのテープ装着やテープ取り外し作業を妨げないようになっている。クランプ部6は、第1のテープ30Aおよび第2のテープ30Bを保持部材の保持面に押しつけることにより個別にクランプするクランプ手段となっている。
次に図3,図4を参照して、第1の保持部材3、第2の保持部材4の構造を説明する。図3、図4は図2におけるB−B断面、C−C断面をそれぞれ示している。図3に示すように、ベース部2の上面には、略門型の保持プレート16が固着されており、ベース部2の下面には保持プレート16と対向する形状の連結部材19が固着されている。連結部材19に固着されたスライダ20には昇降シャフト18が上下にスライド自在に嵌着されており、昇降シャフト18の上下端はそれぞれピン保持部材17、昇降プレート9に結合されている。昇降シャフト18は後述する昇降機構によって昇降自在となっており、昇降シャフト18が上昇した状態ではピン保持部材17は保持プレート16の下面に当接する。
位置合わせピン5はピン保持部材17の上面に植設されており、保持プレート16を貫通して設けられたピン孔16aに嵌合している。昇降シャフト18が上昇位置にある状態では、位置合わせピン5はピン孔16aを介して保持プレート16の上面、すなわち第1の保持部材3の保持面から突出する。そして昇降シャフト18が下降位置にある状態では、位置合わせピン5は16a内に没入する。
図4に示すように、ベース部2の上面には保持プレート16と類似形状の保持プレート21が載置されている。保持プレート21の下面に設けられたスライドピン22はベース部2に設けられたスライド溝2bに嵌合しており、スライドピン22がスライド溝2b内で紙面垂直方向に摺動することにより、第2の保持部材4はスライド溝2bに沿ってスライドする。保持プレート21には位置固定部15が設けられており、任意位置において保持プレート21をベース部2に対して位置固定することが可能となっている。
保持プレート21の下面には逆門型形状の連結部材25が固着されており、連結部材25に固着されたスライダ26には昇降シャフト24が上下自在にスライド自在に嵌着されている。昇降シャフト24は昇降シャフト18と同様に、後述する昇降機構によって昇降する。昇降シャフト24の上端はピン保持部材17と同様のピン保持部材23に結合されており、ピン保持部材23には保持プレート21に設けられたピン孔21aに嵌合する位
置合わせピン5が植設されている。
昇降シャフト24の下端はスライド部材24aに結合されており、スライド部材24aは昇降プレート9に設けられたスライド溝9bにスライド自在に嵌着されている。すなわち、スライド部材24aは昇降プレート9とともに昇降し、さらに第2の保持部材4がスライド溝2bに沿って移動する際には、スライド溝9bに沿って第2の保持部材4と共にスライド自在となっている。
図5は、接続用治具1を用いて第1のテープ30A、第2のテープ30Bを接続する際のテープ装着状態を示している。第1のテープ30A、第2のテープ30Bは部品保持用のエンボス部32が設けられたエンボス型のテープであり、両側端部にはテープ送り孔31が所定のピッチPで設けられている。第1の保持部材3、第2の保持部材4において位置合わせピン5は同一直線上に位置するように整列配置されており、かつ各位置合わせピン5間の間隔がピッチpの整数倍(n倍)となるように設けられている。
第1の保持部材3、第2の保持部材4に第1のテープ30A、第2のテープ30Bをそれぞれ先端部が幾分重ね合わされるようにして装着し、図5(a)に示す突合せ線ELの位置でこれらのテープを切断することにより、第1のテープ30A、第2のテープ30Bの切断端部が突合せられた状態となる。そしてこの状態で接着用のテープを突合せ線ELを跨いだ位置に貼り付けることにより、第1のテープ30Aと第2のテープ30Bは接続される。
この接続作業時には、図5に示すように、押さえプレート8によって第1のテープ30A、第2のテープ30Bのテープ送り孔31近傍を、第1の保持部材3の保持面に対して押し付ける。このとき、押さえプレート8には位置合わせピン5の位置に対応して切欠部8aが設けられているため、位置合わせピン5との干渉を生じることなく、テープ端部を押さえ付けて保持することができる。
次に昇降シャフト18、24を介して位置合わせピン5を昇降させる昇降機構について説明する。図2に示すように、ベース部2の下面の左端部には保持ブロック10が固着されており、保持ブロック10に水平方向に設けられた摺動孔10aにはレバー11が摺動自在に保持されている。レバー11の左端部に設けられたハンドル12を把持して水平動させることにより、レバー11はベース部2の下面側において水平動する。
レバー11の右端部は、カム溝11bが設けられたカム部11aとなっており、カム部11aは昇降プレート9の中央部に設けられた切欠開口部9a内に位置している。これにより、昇降プレート11はレバー11と干渉することなく昇降可能となっている。カム溝11bにはブロックを介して昇降プレート9の上面に結合されたカムフォロア13が嵌合している。
図6に示すように、カム溝11bは水平面に対して傾斜した形状となっており、カム部11aが水平動することにより、カムフォロア13はカム溝11b内でカム溝11bのカム形状に応じて上下方向に変位する。したがってハンドル12を水平方向に移動させることにより、昇降プレート9は図6に示すΔHだけ上下方向に変位する。そしてこれにより、第1の保持部材3、第2の保持部材4において昇降シャフト18、24が昇降し、ピン保持部材17、23に設けられた位置合わせピン5が、ピン孔16a、21a内で昇降する。
図7はハンドル12を右側に移動させることにより、第1の保持部材3において、ピン保持部材17が下降した状態を示している。これにより、保持プレート16の上面から突
出した状態にあった位置合わせピン5はピン孔16a内に没入する。すなわち、昇降プレート9、カム溝11bが設けられたレバー11、ハンドル12、カムフォロア13、昇降シャフト18、昇降シャフト24は、位置合わせピンを昇降させることにより保持面から突没させるピン昇降手段となっている。
次に図8、図9を参照して、電子部品を保持した電子部品供給用テープを突き合わせて接続する電子部品供給用テープの接続方法について説明する。まず図8(a)に示すように、テープ装着作業を妨げないように、押さえプレート8を上昇位置に引き上げる。次いで接続対象の第1のテープ30Aおよび第2のテープ30Bのテープ送り孔31を、第1の保持部材3,第2の保持部材4のそれぞれの保持面から突没自在に設けられた位置合わせピン5に嵌合させる。そしてこれにより、第1のテープ30Aおよび第2のテープ30Bを一線に整列させるとともに、第1のテープ30Aのテープ送り孔31と第2のテープ30Bのテープ送り孔21との間隔を、所定寸法に保持して位置合わせする。
次に図8(b)に示すように、押さえプレート8を押し下げて先端部を第1のテープ30A、第2のテープ30Bの端面に押し当てて、クランプする。すなわち第1のテープ30Aおよび第2のテープ30Bを、クランプ手段によって第1の保持部材3,第2の保持部材4の保持面に押しつけることによりクランプする。この状態で、図8(c)に示すように、第1の保持部材3,第2の保持部材4に位置合わせされた状態で保持された第1のテープ30Aおよび第2のテープ30Bを同一切断位置にて切断して切断端面を突き合わせ、第1のテープ30Aおよび第2のテープ30Bを接着テープ33により接続する。
この後、ハンドル12を操作して、図9(a)に示すように第1の保持部材3、第2の保持部材4においてそれぞれ昇降シャフト18、昇降シャフト24を下降させる。これにより、位置合わせピン5をそれぞれの保持面から没入させてテープ送り孔31から離脱させる。次いで図9(b)に示すように、押さえプレート8を上昇させて第1のテープ30A、第2のテープ30Bのクランプを解除し、この状態で図9(c)に示すように、接着テープ33によって接続された第1のテープ30Aおよび第2のテープ30Bを、第1の保持部材3、第2の保持部材4から取り外す。
このとき、位置合わせピン5は第1の保持部材3、第2の保持部材4のいずれにおいても保持面から下降して没入状態にあるため、テープ取り外し動作においてテープ剥離による不具合、すなわち第1のテープ30A、第2のテープ30Bのいずれかが位置合わせピン5に引掛って無理な力がテープ貼着面に作用して装着テープ33が剥離する不具合が発生せず、テープ接続作業を容易かつ迅速に行うことができる。
本発明の電子部品供給用テープの接続用治具は、テープ取り外し時の接着テープ剥離などの不具合を防止して、リール交換時のテープ接続作業を容易且つ迅速に行うことができるという効果を有し、電子部品を保持した電子部品供給用テープを突き合わせて接続する用途に有用である。
本発明の一実施の形態の電子部品供給用テープの接続用治具の平面図 本発明の一実施の形態の電子部品供給用テープの接続用治具の断面図 本発明の一実施の形態の電子部品供給用テープの接続用治具の断面図 本発明の一実施の形態の電子部品供給用テープの接続用治具の断面図 本発明の一実施の形態の電子部品供給用テープの接続用治具へのテープ装着状態の説明図 本発明の一実施の形態の電子部品供給用テープの接続用治具のピン昇降手段の拡大機構図 本発明の一実施の形態の電子部品供給用テープの接続用治具におけるピン昇降動作の説明図 本発明の一実施の形態の電子部品供給用テープの接続方法の説明図 本発明の一実施の形態の電子部品供給用テープの接続方法の説明図
符号の説明
1 接続用治具
3 第1の保持部材
4 第2の保持部材
5 位置合わせピン
6 クランプ部
8 押さえプレート
11 レバー
11b カム溝
13 カムフォロア
18 昇降シャフト
21 保持プレート
22 スライドピン
24 昇降シャフト
30A 第1のテープ
30B 第2のテープ
31 テープ送り孔
33 接着テープ

Claims (2)

  1. 電子部品を保持した電子部品供給用テープを突き合わせて接続する電子部品供給用テープの接続用治具であって、接続対象の第1のテープおよび第2のテープを同一平面内の保持面によって保持する第1の保持部材および第2の保持部材と、この第1の保持部材および第2の保持部材のそれぞれの保持面から突没自在に設けられ第1のテープおよび第2のテープの両側端部に定ピッチで形成されたテープ送り孔に嵌合することにより第1のテープおよび第2のテープを一線に整列させるとともに第1のテープのテープ送り孔と第2のテープのテープ送り孔との間隔を所定寸法に保持して位置合わせする第1の位置合わせピンおよび第2の位置合わせピンと、第1のテープおよび第2のテープを第1の保持部材の保持面に押しつけることにより個別にクランプするクランプ手段と、第1の位置合わせピンおよび第2の位置合わせピンを昇降させることにより第1の保持部材および第2の保持部材それぞれの保持面から突没させるピン昇降手段とを備え、かつ第1の保持部材はベース部に固定配置し、第2の保持部材はテープの幅方向にスライド自在に配設することにより、第1の位置合わせピンと第2の位置合わせピンの間隔をテープの幅に応じて変更できるようにしたことを特徴とする電子部品供給用テープの接続用治具。
  2. 電子部品を保持した電子部品供給用テープを突き合わせて接続する電子部品供給用テープの接続方法であって、ベース部に固定配置された第1の保持部材およびテープの幅方向にスライド自在な第2の保持部材と、第1の保持部材および第2の保持部材のそれぞれのテープの保持面から突没自在に設けられた第1の位置合わせピンと第2の位置合わせピンと、第1の位置合わせピン及び第2の位置合わせピンを昇降させて突没させるピン昇降手段とがあり、
    第2の保持部材とをスライドさせることにより、第1の位置合わせピンと第2の位置合わせピンの位置を接続対象の第1のテープおよび第2のテープの両側端部のテープ送り孔の位置に合わせたうえで、第1の位置合わせピンと第2の位置合わせピンを両側端部のテープ送り孔に嵌合させることにより、前記第1のテープおよび第2のテープを一線に整列させるとともに第1のテープのテープ送り孔と第2のテープのテープ送り孔との間隔を所定寸法に保持して位置合わせする工程と、第1のテープおよび第2のテープをクランプ手段によって第1の保持部材の保持面に押しつけることによりクランプする工程と、第1のテープおよび第2のテープをそれぞれの切断端面を突き合わせた状態で接着テープにより
    接続する工程と、前記第1の位置合わせピンと第2の位置合わせピンをそれぞれの前記保持面から没入させて前記テープ送り孔から離脱させる工程と、前記接着テープによって接続された第1のテープおよび第2のテープを前記保持部材から取り外す工程とを含むことを特徴とする電子部品供給用テープの接続方法。
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