JPH07102618B2 - フィルム用接合機 - Google Patents

フィルム用接合機

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JPH07102618B2
JPH07102618B2 JP4353074A JP35307492A JPH07102618B2 JP H07102618 B2 JPH07102618 B2 JP H07102618B2 JP 4353074 A JP4353074 A JP 4353074A JP 35307492 A JP35307492 A JP 35307492A JP H07102618 B2 JPH07102618 B2 JP H07102618B2
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film
adhesive tape
pair
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work area
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佑造 音峰
栄治 高見澤
渉 成川
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Somar Corp
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    • G03D15/00Apparatus for treating processed material
    • G03D15/04Cutting; Splicing
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H21/00Apparatus for splicing webs
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  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接着テープによるフィ
ルムの接合を両面において行うためのフィルム接合機に
関し、特にTAB(テープ自動ボンディング)フィルム
の接合に好適なフィルム接合機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オーディオ磁気テープ、映写フィルム等
の情報記録テープの編集を行うには以前から情報記録テ
ープ編集用スプライサーが使用されている。この情報記
録テープ編集用スプライサーは、例えば特開昭62−8
6592号公報に記載されているように、予めカッター
で不要部分を切除された情報記録テープの各切断端をつ
き合わせて位置させるべきガイド部材ならびにこの切断
端にわたって接着すべき接着テープを巻装したロールを
上面に備えたベース本体と、基端をこのベース本体に枢
支してベース本体上を起伏自在に設けられたアーム部材
で構成され、ロールから接着テープを引き出して情報記
録テープ上に位置させたのちアーム部材連なるハンドル
を介してアーム部材をベース本体上面に圧下することに
より、アーム部材の下面に添着された押えプレートでガ
イド部材上の情報記録テープを押えるとともに、押えプ
レートを前後から挾んで設けられた接着テープカッター
により接着テープを切断し、こうして継ぎ合わせるべき
2本の情報記録テープを薄い接着テープで接着してテー
プ編集を行っていた。
【0003】ところで、近年TABが電卓、時計、液晶
モニター、コンピュータ等の民生、産業用分野でプリン
ト基板へのIC塔載方法として活発に採用されてきてい
る。このTABとは、長尺のフィルムの上にICに適合
した配線パターンを写真のコマ状に連続して形成しその
リードとICの端子を一括してボンディングする方法で
ある。TABフィルムはICの実装前後に目視検査が施
され、配線不良、ボンディング不良等のある配線パター
ンのコマは切除され、良品部分のみのフィルムが前述の
情報記録テープの編集と同様に接続され、連続した一つ
の長尺状フィルムとされる。ところが、上記のごときス
プライサーを用いてフィルムの接続を行った場合、その
つき合わせ部分にわたる片面に接着テープを添着して接
着されているに過ぎず、引張り力のかかりぐあいによっ
ては継ぎ目部分がはずれるおそれがある。
【0004】この点で、かつて映画用16ミリフィルム
の接合に行われた、つき合わせ部分を予め二つ折された
接着テープで挾んで接着したのち、接着テープの他端に
当る部分をはさみで切除する方法は、フィルムの両面を
囲んで接着テープが貼着されているため強度的にすぐれ
ている。しかしフィルムの一側方には接合テープの折曲
端がわずかではあるが外方に突出しているからフィルム
の取扱に障害となり、これをTABフィルムの接合に実
施することは不適当である。
【0005】一方、前記従来のスプライサーを2台用い
て、第1のスプライサーでTABフィルムの接合部分上
面に接着テープを貼着したのち切断し、次いでTABフ
ィルムを上下反転して下面を上方に向けたのち、第2の
スプライサーで同時に接着テープを貼着すれば上記の不
都合はなくなるが、直線流れの状態で反転させることは
作業上困難であるから実用的には例えば上下に配列され
たスプライサーにわたって一方からTABフィルムをS
型状の流れとして送ることが考えられる。しかし実装し
たIC等の回路部品の損傷防止等の観点からTABフィ
ルムの彎曲は本来一方向にのみ限られるべきであって表
裏を交互に彎曲することは好ましくない。さらに2台の
スプライサーにより別々に接着テープを貼着切断するこ
とは、貼着された上下の接着テープの切断端面が若干ず
れているのが普通であって、このことは同テープの粘着
面の一部がTABフィルムの外面に現われることとなり
好ましくない。
【0006】そこで、本出願人はこのような問題点を解
決するために、特開平4−5022号公報において、接
合すべきフィルムどうしの先端をつき合わせ、その部分
の上面に接着テープを貼着して相互に接続した後、接着
テープの先端部を切断する第1のスプライサーと、フィ
ルムの接続部下面に接着テープを貼着した後、接着テー
プの先端部を切断する第2のスプライサーを用い、第1
のスプライサーのガイド部材の前後にて接着テープを受
ける2つのテープ受部間の距離及び接着テープの先端部
を切断する2つのカッターの刃先間の距離がフィルムの
幅より若干幅広に形成され、かつ第2のスプライサーの
ガイド部材の前後にて接着テープを受ける2つのテープ
受部間の距離及び接着テープの先端部を切断する2つの
カッターの刃先間の距離がフィルムの幅と略等しく形成
されたフィルム接合機を提案した。
【0007】しかしながら、本出願人が特開平4−50
22号公報において提案したフィルム接合機では2台の
スプライサーを組み合わせて使用しているので、装置の
設置に広いスペースを要するため、省スペース化の点で
さらに改善の余地があり、また装置コストの点でもさら
に改善の余地があった。また、2台のスプライサーを用
いて上面及び下面での接続を行うため、接着テープの切
断作業を2度行わなければならず、作業性の点でもさら
に改善の余地があった。さらに、第2のスプライサーで
接着テープを粘着面を上面として引き出す時に、片面の
接合が終了したフィルムに誤ってくっつかないように注
意を払う必要があった。
【0008】本発明は以上のような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、一台の装置でフィルムの両面接合
を作業性よくかつ正確に行うことのできるフィルム接合
機を提供することを目的とする。なお、本発明のフィル
ム接合機で接合対象となるフィルムはTABフィルムは
もちろんのこと、オーディオ磁気テープ、映写フィルム
等の各種情報記録テープを包含する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、一側に所要のフィルムを切断する
カッターを備えるとともにフィルムガイド機構を上面に
形成したベース本体と、基端がベース本体に枢支されカ
ッターホルダーのハンドルを介してベース本体上面のフ
ィルムガイド機構に圧下されるアーム部材とからなり、
フィルムガイド機構のフィルム接合作業領域の後方位置
から接着テープを粘着面を上方として繰り出す接着テー
プ繰り出し部材、繰り出された接着テープの先端をフィ
ルム接合作業領域より一定距離隔てた前方位置にて一時
的に保持する保持部材及び繰り出された接着テープをフ
ィルム接合作業領域のすぐ前方位置にて折り返すための
接着テープ折り返し部材からなる接着テープ供給機構が
設けられ、さらに、アーム部材の下面に、カッターホル
ダーに連なり、接合に供した接着テープをフィルム接合
作業領域にてフィルム幅に対応させて切断する一対の接
着テープカッターが設けられていることを特徴とするフ
ィルム接合機が提供される。
【0010】また、本発明によれば、一側に所要のフィ
ルムを切断するカッターを備えるとともにフィルムガイ
ド機構を上面に形成したベース本体と、基端がベース本
体に枢支されカッターホルダーのハンドルを介してベー
ス本体上面のフィルムガイド機構に圧下されるアーム部
材とからなり、フィルムガイド機構は、フィルム接合作
業領域とその両側に配された一対のフィルムガイド領域
からなり、フィルム接合作業領域には、パーフォレーシ
ョン用ダイス穴を有しベース本体に固定された固定プレ
ートが設置されるとともに、各フィルムガイド領域に
は、パーフォレーションピンを有し左右方向に沿って形
成されたガイド溝内を摺動可能な可動プレートが設置さ
れ、さらに、各可動プレートの下面のフィルム接合作業
領域側の端部には、該可動プレートの移動中に、接合す
べきフィルム先端部を持ち上げるフィルム先端支持部材
が取り付けられ、かつ、一対の可動プレートの位置を、
接合すべきフィルムの先端をセットするための第1の位
置と、フィルム接合のための第2の位置に切り換える切
り換え機構と、フィルムガイド機構のフィルム接合作業
領域の後方から接着テープを粘着面を上方として繰り出
す接着テープ繰り出し部材、繰り出された接着テープの
先端をフィルム接合作業領域より前方位置にて一時的に
保持する保持部材及び繰り出された接着テープをフィル
ム接合作業領域のすぐ前方位置にて折り返すための接着
テープ折り返し部材からなる接着テープ供給機構が設け
られ、さらに、アーム部材の下面に、カッターホルダー
に連なり、接合に供した接着テープをフィルム接合作業
領域にてフィルム幅に対応させて切断する一対の接着テ
ープカッター及びこれらのすぐ内側に配されたパーフォ
レションを穿設するパーフォレーション用パンチが設け
られていることを特徴とするフィルム接合機が提供され
る。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。図1は本発明の一実施例に係るフィルム接合機
の全体を示す斜視図である。本実施例のフィルム接合機
の全体構成の概略を説明すると、図示の如く、一側に所
要のフィルムを切断するためのフィルムカッター1を備
えたベース本体2上にアーム部材3が枢支され、アーム
部材3に付勢用スプリング(図示せず)を介して付設さ
れたカッターホルダー4のハンドル5を介してアーム部
材3をベース本体2の上面に圧下することにより、アー
ム部材3の下面に添着された押えプレート6がベース本
体2上の接合すべきフィルムのためのフィルムガイド機
構7に重なるようになっている。そしてベース本体2上
の中央には、ガイド機構7をはさんで接着テープ供給機
構8が設置されている。
【0012】先ず、フィルムガイド機構(以下ガイド機
構とも称する)7について詳細に説明すると、ガイド機
構7はフィルム接合作業領域11とその両側に配された
一対のフィルムガイド領域12、13からなる。フィル
ム接合作業領域11はフィルムガイド機構7の左右方向
(載置すべきフィルムの長さ方向)の略中央に位置し、
ベース本体2に固定された固定プレート14が設置され
るとともに、該固定プレート14の後側及び前側には、
該固定プレート14の上面と同じ高さ位置のテープ受け
面を有する一対のテープ受け部15、16が、該固定プ
レート14に対して若干の距離をおいて設置されてい
る。ここでテープ受け部16の前方角部は若干の丸みを
帯びて形成されている。固定プレート14の上面はフィ
ルム載置面の一部をなし、その前後の幅は接合すべきフ
ィルムの幅と略等しく、後端側及び前端側にはパーフォ
レーション用ダイス穴17、18がそれぞれ形成されて
いる。また、固定プレート14の略中央には、接合すべ
きフィルムの先端が突き合わされるフィルム接合位置に
センターマーク19が刻設され、その両側の所定距離隔
てたフィルム先端セット位置にはセットマーク20、2
1がそれぞれ刻設されている。センターマーク19とセ
ットマーク20、21までの距離は後述する可動プレー
ト32、33の移動距離と等しくなるように設定され、
ここではその距離はパーフォレーション用ダイス穴1
7、18の穴間距離の2倍に設定されている。また、セ
ットマーク20、21間の距離は接着テープ60の幅よ
り若干幅広になっている。
【0013】フィルム接合作業領域11の左右両側に隣
接して配置されるフィルムガイド領域12、13には、
接合すべきフィルムの幅と略等しい幅で一定深さのガイ
ド溝22、23が左右方向に形成され、各ガイド溝2
2、23の底部の前後には、さらに左右方向に延びる細
幅の凹溝24、25;26、27がそれぞれ形成されて
いる。これら凹溝24〜27のセンターマーク側位置に
は突起28、29;30、31(図には28のみ現れて
いる)が突設されている。
【0014】また、ガイド溝22、23内には、可動プ
レート32、33が、後述する切り換え機構により、接
合すべきフィルムの先端をセットするための第1の位置
(センターマーク19に対する後退位置)と、フィルム
接合のための第2の位置(センターマーク19に対する
前進位置)との間を左右方向に摺動可能となるように設
置されている。ここで、ガイド溝22、23の各側壁は
精度よく仕上げられているため、可動プレート32、3
3の前後方向位置はその左右方向への摺動にかかわらず
きわめて高い精度が保たれるようになっている。可動プ
レート32、33の上面は固定プレート14と同じ高さ
位置にあり、フィルム載置面の一部をなしており、該上
面の前後端側にはそれぞれパーフォレーションピン3
4、35;36、37が立設されている。これらピン間
距離は載置すべきフィルムのパーフォレーションの穴間
距離の整数倍に設定されている。
【0015】また、可動プレート32、33の固定プレ
ート14側の各端部の前後両端にはそれぞれ矩形状の切
欠38、39、40、41が形成されるとともに、これ
ら切欠38〜41と左右方向に隣接する可動プレート部
分は、図2に明らかなように、切欠38〜41に向けて
なだらかな湾曲面を有するくさび状部42、43、4
4、45に形成されている(図には例示として切欠39
とそれに対応する各部しか現してないが、便宜上以下の
説明では図面に現れていない符号も記載する)。そし
て、くさび状部42〜45の基部42’〜45’から若
干の距離を隔てた可動プレート位置に、弾性金属片4
6、47、48、49の一端部がそれぞれネジ等の固定
手段50、51、52、53で固定されている。弾性金
属片46〜49は、その他端側が屈曲形状46’〜4
9’に形成されている。これら屈曲形状46’〜49’
は、可動プレート32、33の移動時にフィルム先端の
裏面と当接するフィルム受け部46a〜49a、可動プ
レート32、33の移動時に突起28〜31と係合する
折曲部46b〜49b及び46c〜49cを有してい
る。弾性金属片46〜49は左右方向に取り付けられ、
そのフィルム受け部46a〜49aは切欠38〜41に
臨み、可動プレート32、33が上記第1の位置及び第
2の位置にあるときは可動プレート32、33の上面
(フィルム載置面)の高さ位置より若干下方の位置にあ
る。
【0016】上記ガイド機構7の両端付近にはゴム部材
54、55を備えたフィルム押さえアーム56、57が
起伏自在に取り付けられており、フィルム押さえアーム
57よりさらに右側の端部にはフィルムを切断するため
のフィルムカッター1が取り付けられている。
【0017】次に、接着テープ供給機構8について詳述
する。ガイド機構7のフィルム接合作業領域11の後方
には接着テープ60を装架した接着テープホルダー61
が取り付けられており、フィルム載置面の高さ位置より
若干低いところから接着テープ60を粘着面を上面とし
てかつその幅方向の中心をセンターマーク19と略一致
させて引き出せるようになっている。
【0018】フィルム接合作業領域11の前方には所定
距離隔てて、引き出した接着テープ60の先端を一時的
に保持する保持部材62が設置されている。この保持部
材62はベース本体2にネジ等の固定手段63で固定さ
れた支持体64の一側面にピン65を水平方向に突設し
て構成されている。ピン65の位置はセンターマーク1
9の延長線上にくるように設定されている。
【0019】また、フィルム接合作業領域11のすぐ前
方位置には、繰り出したテープ60を適当な部分のとこ
ろで折り返すための接着テープ折り返し部材66、67
がベース本体2に形成されたスロット(図には現れてい
ない)に沿って左右方向に移動可能に設置されている。
接着テープ折り返し部材66、67は後述する切り換え
機構に連結された支持体70、71と、該支持体70、
71の対向面から水平方向に突設したテープ受けピン7
2、73からなり、テープ受けピン72、73は接着テ
ープ折り返し時に接着テープ60の幅方向位置を規制す
る鍔状の規制部材74、75を備えている。接着テープ
折り返し部材66、67は後述する切り換え機構によ
り、接着テープ折り返しのための接近位置(接着テープ
中心に対する前進位置)と、接着テープ折り返しに利用
しない時の離間位置(接着テープ中心に対する後退位
置)とに切り換えられるようになっている。上記接近位
置において、一対の規制部材74、75間の距離は略接
着テープ幅に等しくなるように設定されている。なお、
テープ受けピン72、73は接着テープ60に対する粘
着性が弱い材料、例えばポリアセタール、フッ素樹脂、
ポリプロピレン、ポリエチレン、シリコン樹脂等の材料
で形成されているのが望ましい。
【0020】接着テープ折り返し部材66、67と保持
部材62の間隔は、接着テープ折り返し部材66、67
とテープ受け部15の後方端との間隔と略等しく設定さ
れ、接着テープ60を折り返したときに接着テープのロ
スをできるだけ少なくして、しかも十分な接合が行える
ようにしてある。なお、テープ受けピン72、73はフ
ィルム載置面より若干低い位置に、保持部材62のピン
65はテープ受けピン72、73の高さ位置より若干低
い位置に設定されている。
【0021】次に、可動プレート32、33の位置を切
り換える切り換え機構について詳述する。図3は切り換
え機構の構成を示す斜視図であり、その大部分の要素は
ベース本体2の上面壁の裏側の空洞内に設置されてい
る。80、81は支持プレートであり、その後方の幅狭
部分80’、81’には四角柱状の支持柱82、83が
対称的に立設されており、これら支持柱82、83の上
面に可動プレート32、33がネジ等の固定手段84、
85で固定されている。また幅狭部分80’、81’の
前方側には接着テープ折り返し部材66、67のクラン
ク状の支持体70、71がそのテープ受けピン72、7
3取付側面を対向させて対称的に取り付けられている。
支持プレート80、81の裏面には図示はしないが左右
に延びるガイド部材が取り付けられており、これがベー
ス本体2側に固定された図示しないレール部材と係合
し、支持プレート80、81が左右方向に摺動するよう
になっている。可動プレート32、33のための支持柱
82、83はベース本体2の上面壁に形成された図示し
ない各スロットを介してベース本体2の上面側に臨んで
いる。この各スロットの前後方向の幅は支持柱82、8
3の前後方向の幅と略等しく設定され、支持柱82、8
3の前後方向位置を正確に規制する一方、各スロットの
左右方向の幅は支持柱82、83の移動幅を考慮して支
持柱82、83の左右方向の幅より十分余裕をもって設
定されている。また、テープ折り返し部材66、67の
支持体70、71もベース本体2の上面壁に形成された
図示しない別の各スロットを介してベース本体2の上面
側に臨んでいる。この各スロットは支持体70、71に
対して前後左右方向に若干の遊びをもって形成されてい
る。
【0022】また、支持プレート80と81の間には長
楕円形状もしくは略菱形状のカム部材86がベース本体
2側に枢支された枢軸87に固定され、同じく該枢軸8
7に固定されたレバー88の操作で回動し、図3の実線
で示す状態(前記の第1の位置ないし離間位置に対応)
と二点鎖線で示す状態(前記の第2の位置ないし接近位
置に対応)に設定されるようになっている。さらに、支
持プレート80と81は、幅狭部分80’、81’の底
部間に掛け渡されるバネ部材89によりセンターマーク
19側に付勢されている。
【0023】次に、アーム部材3側の構成を述べる。ベ
ース本体2に枢支されたアーム部材3の下面には、図
1、図4及び図5に明らかなように、押さえプレート
6、2列のパーフォレーション用パンチ90、91、及
びカッターホルダー4に連なる一対の接着テープカッタ
ー92、93がそれぞれ付設されている。接着テープカ
ッター92、93はフィルム両面の接合部に貼着された
接着テープ60をフィルム幅に切断するために使用さ
れ、それらの刃先間距離はフィルム幅と略等しく設定さ
れ、各刃先は水平方向に対して若干の角度を有してい
る。なお、図中94、95はアーム部材3を圧下した際
に、パーフォレーション用パンチ90、91が突出する
ための穴である。
【0024】次に、上記構成の実施例の動作を説明す
る。先ず、上記フィルム接合機の操作手順を述べる。 (1) 図1の状態で、TABフィルムをガイド機構7に嵌
合し、そのパーフォレーションをパーフォレーションピ
ン36、37に係合して固定し、フィルム押えアーム5
7でフィルムを押えた後、フィルムカッター1でTAB
フィルムの不要の切除部分の前端に当たる部分を切断す
る。 (2) 次いでフィルムをガイド機構7からはずし、位置を
ずらして再びガイド機構7上に載置係合した後、不要の
切除部分の末端に当たる部分を同様にフィルムカッター
1で切断する。 (3) 先に切断したフィルムの一方をガイド機構7上に、
パーフォレーションをパーフォレーションピン34、3
5に係合し、先端を固定プレート14に刻設されたセッ
トマーク20に一致させて載架したた後、テープ押さえ
アーム56でフィルムを固定する。次に、もう一方のフ
ィルムのパーフォレーションをパーフォレーションピン
36、37に係合し、その先端を固定プレート14に刻
設されたセットマーク21に一致させて載架した後、テ
ープ押さえアーム57でフィルムを固定する。 (4) 次に、接着テープホルダー61から接着テープ60
を粘着面を上面として引き出し、図6に示すように、そ
の先端を保持部材62のピン65に一時的に保持させ
る。 (5) この状態で、レバー88を反時計方向に回転させ、
右位置とする。これにより上記切り換え機構が作動し
て、可動プレート32、33がセンターマーク19方向
に、第1の位置から第2の位置まで移動するとともに、
一対のテープ折り返し部材66、67が離間位置から接
近位置に移動する(図7)。また、可動プレート32、
33の移動に伴い弾性金属片46〜49が各フィルムの
先端を持ち上げ、可動プレート32、33が第2の位置
に達したときに初めて接着テープ60の粘着面に接し、
かつ粘着面上でフィルム先端部どうしが突き合わされ
る。そこで、フィルム先端部を手で粘着面に押しつけ、
フィルム裏面の接合を行う。 (6) 次に、図8に示すように、接着テープ60の先端部
を保持部材62のピン65からはずし、接着テープ60
を、テープ折り返し部材66、67のテープ受けピン7
2、73の下側から折り返し、折り返した接着テープ部
分でフィルム上面の接合を行った後、その先端をテープ
受け部15側の接着テープ60に接着させる。 (7) この状態でハンドル5を圧下してTABフィルムを
押さえプレート6とガイド機構7の間に挟圧し、さらに
ハンドル5を押下してハンドル5に設けられた受支ロー
ル(図示せず)を介してかつ付勢用スプリング(図示せ
ず)に抗してカッターホルダー4を圧下させることによ
り、図5に示すように接着テープカッター92、93の
刃先及びパーフォレーション用パンチ90、91をガイ
ド機構7の面より下方に突出させ、パーフォレーション
を穿設するとともに接着テープ60をフィルム幅に切断
する。以上のようにして接合作業が終了する。
【0025】次に、切り換え機構による切り換え動作及
び弾性金属片によるフィルム先端持ち上げ動作について
詳述する。フィルムの不要部分を切除するとき及びフィ
ルム先端をガイド機構7にセットするときには、図1及
び図3に示すように、レバー88は左位置にあり、可動
プレート32、33は第1の位置(後退位置)に、一対
のテープ折り返し部材66、67は離間位置(後退位
置)にある。このとき、カム部材86はその長軸が左右
方向を向いた位置にあり、バネ89に抗して支持プレー
ト80、81を図3の実線位置に保持する。このとき、
可動プレート32、33の下部に取り付けられた弾性金
属片46〜49は図9の(a)に示すような状態にあ
る。即ち、弾性金属片46〜49の折曲部46b〜49
b及び46c〜49cともに突起28〜31と非係合状
態にあり、かつフィルム受け部46a〜49aは可動プ
レート32、33の上面(フィルム載置面)よりやや下
方に位置している。なお、図中Fはフィルムである。
【0026】フィルム接合のために、レバー88を左位
置から右位置に回転させると、カム部材86が枢軸87
とともに、その短軸が左右方向を向いた図3の二点鎖線
位置まで回転する。このときバネ89により支持プレー
ト80、81は内向きに付勢されているので、スムーズ
に切り換えが行え、レバー88が途中でふらつくことは
ない。この切り換えにより、可動プレート32、33は
第2の位置(前進位置)に、一対のテープ折り返し部材
66、67は接近位置(前進位置)となる。
【0027】この切り換えのときの弾性金属片46〜4
9の動作は、折曲部46b〜49bが先ず突起28〜3
1と係合した後、図9の(b)に示すように折曲部46
c〜49cが突起28〜31と係合することにより、フ
ィルム受け部46a〜49aはその受け面がやや下向き
であったものがやや上向きになるとともに、その高さ位
置が可動プレート32、33の上面(フィルム載置面)
より低かったものが該上面より上に突出するようにな
る。これにより、フィルム先端部がやや上向きとなる状
態で持ち上げられるので、移動中にフィルム先端が接着
テープ60の粘着面にくっつくことはない。また、弾性
金属片46〜49の折曲部46c〜49cが突起28〜
31を越えることにより、フィルム受け部46a〜49
aは次第に高さ位置が低くなり、最終的には、図9の
(c)に示すように、可動プレート32、33の上面よ
り若干下方の高さ位置となる。従って、この状態で接合
すべきフィルム先端どうしがはじめて接着テープ60の
粘着面上で突き合わされることになる。レバー88を右
位置から左位置に切り換えるときには、上記と逆の動作
を行い図3の状態となる。
【0028】上記切り換え機構の切り換え動作により、
一対のテープ折り返し部材66、67は図3に示すよう
に離間位置と接近位置に切り換えられるが、接近位置で
は規制部材74、75間の距離が略テープ幅と等しくな
るので、接着テープ60の折り返しが行いやすくなり、
また離間位置では接着テープ60の保持部材62までの
引き出しにじゃまにならず、しかも接着テープ60の切
断後の切り屑の除去が容易となる。
【0029】以上のように、本実施例のフィルム接合機
によれば、1台の装置で、しかも1回の接着テープ切断
動作でフィルム両面接合がきわめて作業性よく、かつ確
実に行えるようになる。
【0030】次に、本発明の別の実施例を説明する。図
10は本発明の別の実施例に係るフィルム接合機の全体
構成を示す斜視図である。図中図1と同様な要素には同
じ符号を付してある。このフィルム接合機は図1の構成
をよりシンプルなものとして1回の動作でフィルムの両
面接合を可能にしたものである。即ち、図1の構成にお
いて、フィルムガイド機構7を固定式の機構7’とする
とともに、前記と同様の切り換え機構によりテープ折り
返し部材66、67のみを離間位置と接近位置の間で切
り換えるように構成したものである。
【0031】この実施例のフィルムガイド機構7’もフ
ィルム接合作業領域11’とその両側に配された一対の
フィルムガイド領域12’と13’とからなるが、これ
ら領域のフィルム載置面は図示の如く連続し、かつベー
ス本体2に対して固定されている。
【0032】図10のフィルム接合機を用いた場合、フ
ィルム接合は以下のようにして行う。 (1) 図1の装置の場合と同様にしてフィルムの不要部分
の切除を行う。 (2) 次に、接着テープホルダー61から接着テープ60
を粘着面を上面として引き出し、その先端を保持部材6
2のピン65に一時的に保持させる。 (3) この状態で、上記で先に不要部分を切除した一方の
フィルムの先端部をガイド機構7’上に嵌合し、そのパ
ーフォレーションをパーフォレーションピン34、35
に係合し、テープ押さえアーム56でフィルムのガイド
機構端部側を固定し、フィルム先端をフィルム接合作業
領11’のセンターマーク19に一致させて接着テープ
60のの粘着面に押しつけ、同様に、もう一方のフィル
ムをガイド機構7’上に嵌合し、そのパーフォレーショ
ンをパーフォレーションピン36、37に係合し、テー
プ押さえアーム57でフィルムのガイド機構端部側を固
定し、フィルム先端を同じくセンターマーク19に一致
させて接着テープ60の粘着面に押し付け、フィルム下
面の接合を行う。 (4) この状態でレバー88を反時計方向に回転させ、右
位置とする。これにより上記切り換え機構が作動して、
一対のテープ折り返し部材66、67が離間位置(後退
位置)から接近位置(前進位置)に移動する。 (5) 次に、接着テープ60の先端部を保持部材62のピ
ン65からはずし、接着テープ60を、テープ折り返し
部材66、67のテープ受けピン72、73の下側から
折り返し、折り返した接着テープ部分でフィルム上面の
接合を行った後、その先端をテープ受け部15側の接着
テープ60に接着させる。 (6) 以下図1の装置の場合と同様にハンドル5を圧下し
てパーフォレーションを穿設するとともに、接着テープ
60をフィルム幅に切断する。以上のようにして接合作
業が終了する。
【0033】図10のフィルム接合機の場合、上記(3)
の手順において、不用意にフィルム先端が接着テープ6
0の粘着面の別の箇所にくっつかないように留意すれ
ば、より簡単な装置構成にてフィルム両面の接合が1回
の動作で行えるようなる。
【0034】以上本発明を実施例により説明してきた
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の変形、変更が可能である。
【0035】例えば、図1及び図10のフィルム接合機
はフィルム幅35mmのフィルム編集用に設計されたも
のであるが、本発明のフィルム接合機は任意の幅のフィ
ルム接合に適用可能であり、例えば158mmといった
非常に幅広のフィルムの接合に使用するときには、アー
ム部材3側を、特開平4−161326号公報に示すよ
うに、下端が接着テープカッターに連なるカッターホル
ダーを前後に2個設けるとともに、基端をアーム部材上
面に枢支されたハンドルを相当の長さに形成し、かつそ
の2個所をカッタホルダーにそれぞれ支架させた構造と
すればよい。
【0036】また、図1の実施例では、切欠38〜4
1、突起28〜31、弾性金属片46〜49の組み合わ
せを各フィルムガイド領域12、13につき後側及び前
側の2個所に設けたが、接合すべきフィルム幅が狭い時
は各フィルムガイド領域につき中央部の1個所にのみに
設けてもよく、接合すべきフィルム幅が広いときには各
フィルムガイド領域につき3個所以上設けてもよい。
【0037】また、図1の実施例では、突起28〜31
をガイド溝22、23の底部に形成した凹溝24〜27
に設けたが、直接ガイド溝22、23の底部に設けると
ともに、後述する可動プレート32、33の肉厚をやや
厚めにし、その固定プレート14側の前後端の下方を切
り欠いて、その切欠部分の中で弾性金属片46〜49と
突起28〜31が係合する構成としてもよい。また、突
起28〜31をガイド溝22、23の底部に形成された
凹溝24〜27あるいはガイド溝22、23に設ける代
わりに、ガイド溝22、23の壁部に設けてもよい。
【0038】さらに、弾性金属片46〜49の形状及び
突起28〜31の形状も、両者の係合により、可動プレ
ート32、33の移動中に、フィルム先端持ち上げ動作
を行うことを可能にするものであれば、任意の形状とす
ることができる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、フィルム接合機を前記
のように構成したので、1台の装置でフィルムの両面接
合をきわめて作業性よく、しかも精度よく行うことが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のフィルム接合機の全体を示
す斜視図である。
【図2】可動プレート及びその付設部材の説明図であ
る。
【図3】切り換え機構を説明するための斜視図である。
【図4】アーム部材に付設した部材の説明図である。
【図5】接着テープカッター及びパーフォレーションパ
ンチの説明図である。
【図6】図1のフィルム接合機の操作説明図である。
【図7】図1のフィルム接合機の操作説明図である。
【図8】図1のフィルム接合機の操作説明図である。
【図9】弾性金属片の動作説明図である。
【図10】本発明の別の実施例の全体構成を示す斜視図
である。
【符号の説明】 1 フィルムカッター 2 ベース本体 3 アーム部材 4 カッターホル
ダー 5 ハンドル 6 押さえプレー
ト 7、7’ フィルムガイド機構 8 接着テープ供
給機構 11、11’ フィルム接合作業領域 12、12’、13、13’ フィルムガイド機構 14 固定プレート 15、16 テー
プ受け部 17、18 パーフォレーション用ダイス穴 19 センターマーク 20、21 セッ
トマーク 22、23 ガイド溝 24〜27 凹溝 28〜31 突起 32、33 可動
プレート 34〜37 パーフォレーションピン 38〜41 切欠 46〜49 弾性
金属片 56、57 フィルム押さえアーム 60 接着テープ 61 接着テープホルダー 62 保持部材 65 ピン 66、67 接着
テープ折り返し部材 72、73 テープ受けピン 74、75 規制
部材 80、81 支持プレート 82、83 支持
柱 86 カム部材 87 枢軸 88 レバー 89 バネ部材 90、91 パーフォレーション用パンチ 92、93 接着テープカッター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 27/06 A 8224−5D H01L 21/60 311 W 6918−4M // B29L 7:00 (72)発明者 成川 渉 東京都中央区銀座四丁目11番2号 ソマー ル株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−161326(JP,A) 特開 昭54−112626(JP,A) 特開 昭51−134122(JP,A)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側に所要のフィルムを切断するカッタ
    ーを備えるとともにフィルムガイド機構を上面に形成し
    たベース本体と、基端がベース本体に枢支されカッター
    ホルダーのハンドルを介してベース本体上面のフィルム
    ガイド機構に圧下されるアーム部材とからなり、 フィルムガイド機構のフィルム接合作業領域の後方位置
    から接着テープを粘着面を上方として繰り出す接着テー
    プ繰り出し部材、繰り出された接着テープの先端をフィ
    ルム接合作業領域より一定距離隔てた前方位置にて一時
    的に保持する保持部材及び繰り出された接着テープをフ
    ィルム接合作業領域のすぐ前方位置にて折り返すための
    接着テープ折り返し部材からなる接着テープ供給機構が
    設けられ、 さらに、アーム部材の下面に、カッターホルダーに連な
    り、接合に供した接着テープをフィルム接合作業領域に
    てフィルム幅に対応させて切断する一対の接着テープカ
    ッターが設けられていることを特徴とするフィルム接合
    機。
  2. 【請求項2】 アーム部材の下面でかつ対をなす接着テ
    ープカッターの内側に、パーフォレーションを穿設する
    パーフォレーション用パンチをそれぞれ所定長さにわた
    って設けたことを特徴とする請求項1に記載のフィルム
    接合機。
  3. 【請求項3】 接着テープ折り返し部材が、左右方向に
    離間して立設された一対の支持体と該支持体の対向面か
    ら該対向面と垂直な方向に各突設した接着テープ受けピ
    ンとからなるとともに、一対の支持体が左右方向に移動
    自在に構成され、かつ一対の支持体の左右方向の位置
    を、接着テープの折り返しのための接近位置と、接着テ
    ープの折り返しに使用しないときのための離間位置に切
    り換える切り換え機構を設けたことを特徴とする請求項
    1又2に記載のフィルム接合機。
  4. 【請求項4】 一側に所要のフィルムを切断するカッタ
    ーを備えるとともにフィルムガイド機構を上面に形成し
    たベース本体と、基端がベース本体に枢支されカッター
    ホルダーのハンドルを介してベース本体上面のフィルム
    ガイド機構に圧下されるアーム部材とからなり、 フィルムガイド機構は、フィルム接合作業領域とその両
    側に配された一対のフィルムガイド領域からなり、フィ
    ルム接合作業領域には、パーフォレーション用ダイス穴
    を有しベース本体に固定された固定プレートが設置され
    るとともに、各フィルムガイド領域には、パーフォレー
    ションピンを有し左右方向に沿って形成されたガイド溝
    内を摺動可能な可動プレートが設置され、さらに、各可
    動プレートの下面のフィルム接合作業領域側の端部に
    は、該可動プレートの移動中に、接合すべきフィルム先
    端部を持ち上げるフィルム先端支持部材が取り付けら
    れ、 かつ、一対の可動プレートの位置を、接合すべきフィル
    ムの先端をセットするための第1の位置と、フィルム接
    合のための第2の位置に切り換える切り換え機構と、 フィルムガイド機構のフィルム接合作業領域の後方から
    接着テープを粘着面を上方として繰り出す接着テープ繰
    り出し部材、繰り出された接着テープの先端をフィルム
    接合作業領域より前方位置にて一時的に保持する保持部
    材及び繰り出された接着テープをフィルム接合作業領域
    のすぐ前方位置にて折り返すための接着テープ折り返し
    部材からなる接着テープ供給機構が設けられ、 さらに、アーム部材の下面に、カッターホルダーに連な
    り、接合に供した接着テープをフィルム接合作業領域に
    てフィルム幅に対応させて切断する一対の接着テープカ
    ッター及びこれらのすぐ内側に配されたパーフォレショ
    ンを穿設するパーフォレーション用パンチが設けられて
    いることを特徴とするフィルム接合機。
  5. 【請求項5】 接合すべきフィルムの先端を持ち上げる
    フィルム先端支持部材が、先端が屈曲形状に形成された
    弾性片からなり、該弾性片は可動プレートのフィルム接
    合作業領域側の端部に形成された切欠に臨むように可動
    プレート下面に左右方向に沿って取り付けられ、可動プ
    レートの移動中に、ガイド溝の底部又は壁部に形成され
    た突起と係合し、屈曲形状の最先端部分が可動プレート
    の上面より上方に突出するように構成されていることを
    特徴とする請求項4に記載のフィルム接合機。
  6. 【請求項6】 接着テープ折り返し部材が、左右方向に
    離間して立設された一対の支持体と該支持体の対向面か
    ら該対向面と垂直な方向に各突設した接着テープ受けピ
    ンとからなるとともに、一対の支持体が左右方向に移動
    自在に構成され、かつ一対の支持体の左右方向の位置
    を、接着テープの折り返しのための接近位置と、接着テ
    ープの折り返しに使用しないときのための離間位置に切
    り換える切り換え機構を設けたことを特徴とする請求項
    4又5に記載のフィルム接合機。
  7. 【請求項7】 一対の可動プレートの位置を切り換える
    切り換え機構が、可動プレートが上面部に固定される柱
    状部材、柱状部材をそれぞれ支持し同一平面内にて左右
    方向に離間して配される一対の支持プレート、これら支
    持プレート間に配されるカム部材、該カム部材に連結さ
    れるレバー及び支持プレート間に掛け渡されるバネ部材
    から構成されることを特徴とする請求項4〜6のいずれ
    か一項に記載のフィルム接合機。
  8. 【請求項8】 テープ折り返し部材の支持体が支持プレ
    ートに固定されていることを特徴とする請求項7に記載
    のフィルム接合機。
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