JP4218415B2 - テープカッター - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、巻テープを使用するために用いられるテープカッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
片面又は両面に粘着面を有し或いは非粘着性の樹脂テープ、紙テープ、布テープ等のテープを巻き付けた巻テープを使用するために用いられるテープカッターは、この巻テープをテープの引き出し操作に応じて回転可能に支持する支持部と、当該引き出したテープを適宜の使用長に切断するためのカット部とを備えたホルダを具備しているのが通例である。ここでカット部は、ホルダと別体のものであるかホルダに一体に形成したものであるかを問わず、鋸歯状のいわゆる「ギザ刃」又は鋭利な刃物であるのが一般的であるが、テープカッターの不使用時にこのカット部が外部に露出した状態にあると、カット部が使用者の指に接触するとその指を切ってしまう恐れがあり、特に子供や高齢者にはその危険性が高いといえる。このような危険性を防止するためのテープカッターとして、ホルダに、カット部を露出させないように隠蔽しておくようにしたカバーを備えたもの(例えば、特許文献1参照)や、ホルダを所定のケース内に出し入れ可能に収容する構成として、不使用時にはカット部と共にホルダをケース内に収容し、使用時にのみホルダをケースから引き出すようにしたもの(例えば、特許文献2参照)などが考えられている。
【0003】
【特許文献1】
実公平7−18549号公報(図3等)
【特許文献2】
特開平10−203712号公報(図1等)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような従来品のうち前者のテープカッターであると、カット部が外部から隠された構成ではあるが、使用時には少なくともテープの切断操作時にのみ引き出したテープの押下力によってカット部の先端を表出させるような機構を設けることが必須となり、そのために構造の複雑化が生じる。他方、後者のテープカッターであると、ホルダをそれとは別体のケースに内蔵するための構成が必要となるため、テープカッター全体の構造の複雑化及び大型化を招来する。さらにこのような理由から、従来の安全性を高めたテープカッターの製造コスト及び価格が高くなりがちである。
【0005】
また、この種のテープカッターは、上述のように安全性に配慮してあるか否かを問わず、消耗品である巻テープが使用済となった後に新たな巻テープと交換して使用することを前提とされているため、ホルダの支持部に巻テープを着脱可能に支持させるための構成として、ホルダをその支持部を分解時に開放することができるようにした少なくとも二部品からなる構造としているのが通例である。そして通常は、一旦分解された前記二部品を、それらの間に巻テープを支持させてホルダとして機能する正しい姿勢を保って組み立てられるようにするための構成として、これら二部品にフック爪や突部や凹部等からなる係合部を形成しておき、組立時にこの係合部を通じて係り合わせるようにされている。しかしながら、このようにホルダの構成部品に係合部を形成しようとすると、その部品を製造するための金型に係合部用の形状を形成しなければならず、必然的に金型の構造が複雑となって高コスト化し製造作業工程も増大することになっている。特にこれらホルダの構成部品同士をしっかりと係り合わせるためには、係合部における係合深さを十分に確保する必要があるため、金型にもそれに十分な程度の係合部用の形状を形成しておかなければならないことになる。そのうえ更に上述のように安全性を高める構造を採用すると、テープカッターの安価での提供や構造の簡易化を図るのは非常に困難であるといえる。
【0006】
そこで本発明は、以上のような問題を一挙に解消し、カット部による指の怪我等の危険性を排除して安全性を高めつつ構造の簡素化を図り、低価格化や良好な使用感の実現が可能なテープカッターの提供を主たる目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明のテープカッターは、環状に巻回したテープを有する巻テープを回転可能に支持する支持部、及び前記巻テープから引き出したテープを切断するカット部を備えたホルダと、前記カット部を開放し得る開放位置とカット部を隠蔽し得る隠蔽位置との間で移動可能に前記ホルダに取り付けられるカバーとを具備し、前記ホルダが、分解状態で巻テープを交換可能且つ組立状態で巻テープを支持し得る構成の相互に着脱可能な第1ホルダ要素及び第2ホルダ要素を備え、これら第1ホルダ要素及び第2ホルダ要素と前記カバーとの間に、第1ホルダ要素と第2ホルダ要素との所定の組立形状を保持する保形部を形成するとともに、前記ホルダとカバーとの間に、カバーの可動範囲を開放位置と隠蔽位置との間に規制する移動規制部と、当該移動規制部がその可動範囲の両終端に位置付けられた際にホルダ及びカバーのいずれか一方に設けた小突起が他方に設けた受孔に嵌り込むことによりカバーを可動範囲の両終端で保持するストッパとを形成し、前記小突起を、カバーの可動範囲における両終端の間の位置では前記ホルダの表面を押圧するものとしていることを特徴とする。
【0008】
なお、本発明でいうところの「テープ」には、樹脂テープ、紙テープ、布テープ等の材質を問わず、且つ粘着面を有しているか否かをも問わず、リボン状のものも含みおおよそテープとして把握されるもの全てが含まれる。さらに、このテープは環状に巻回されて巻テープとして用いられるものであるが、「環状」とは必ずしも円環状のものであるとは限らず、楕円形、多角形等の形状を問わずに「環」をなしていればよい。また、カット部には、ホルダに直接形成したものや別体の刃物を取り付けたものが含まれる。
【0009】
このような構成のテープカッターであれば、まず、ホルダに取り付けたカバーを動作させて、テープの不使用時にはカバーを隠蔽位置に位置付けることによりカット部を隠しておき、テープの使用時にのみカバーを開放位置に位置付けてカット部を露出させるというように、使用時と不使用時とでカット部の露出又は隠蔽を使用者自身の操作で選択することができるため、不使用時に不意な操作で使用者がカット部で指を切るというような危険性を防止することができる。また、ホルダを構成する第1ホルダ要素と第2ホルダ要素との間には、それらを相互に係り合わせるための従来品のような係合部を形成しておかなくても、ホルダに装着されるカバーによってホルダ本来の機能を発揮することができる組立姿勢に第1ホルダ要素と第2ホルダ要素とを組み立てることができるため、第1ホルダ要素及び第2ホルダ要素自体の構造の簡易化や、それらを製造するための金型の構造の簡易化を図ることができ、テープカッター全体のコストダウンにつなげることが可能となる。なお、本発明は、第1ホルダ要素と第2ホルダ要素とを相互に係り合わせるための係合部を形成することを妨げるものではなく、ホルダ自体又は金型の大幅な構造の複雑化や高コスト化を招かないものであれば斯かる係合部を形成してもよい。
【0010】
カバーを所要範囲でのみ動作可能なものとして、不要な動きを排除してコンパクト化を図るために本発明は、上述の通りホルダとカバーとの間に、カバーの可動範囲を開放位置と隠蔽位置との間に規制する移動規制部を形成している。
【0011】
具体的に、カバーによって第1ホルダ要素と第2ホルダ要素とを所定の組立姿勢に維持するための簡易な構成としては、カバーを、第1ホルダ要素の外側面とそれとは反対側を向く第2ホルダ要素の外側面とを両外側方から挟み込む姿勢でホルダに取り付けるように構成し、前記ストッパを、前記受孔を前記第1ホルダ要素の外側面及び第2ホルダ要素の外側面と前記カバーの内側面との間にのみ設けたものとすることが望ましい。より具体的且つ容易に、カバーによるカット部に対する隠蔽機能と第1ホルダ要素及び第2ホルダ要素の組立姿勢維持機能とを両立させるためには、カバーに、カット部を被覆するカバー本体と、このカバー本体の両側端部から延びる一対の側板とを設け、これら一対の側板の間に前記第1ホルダ要素及び第2ホルダ要素を挟み込むように構成することが有効である。
【0012】
また、保形部自体の構成の簡易化を図るには、第1ホルダ要素及び第2ホルダ要素に形成した凹部又は突部と、この凹部又は突部のいずれかと係り合うようにカバーの一対の側板に形成した突部又は凹部とから保形部を構成するとよい。
【0013】
さらに、カバーの開放位置と隠蔽位置との間での動作の簡易化を図り、カバーの操作性を良好なものとするためには、カバーを、ホルダに対して相対的に回動可能に取り付けることが好ましい。この場合、カバーの動作及び操作の簡易化と、カバーによる第1ホルダ要素と第2ホルダ要素の組立姿勢維持のための簡易な構成とを、共通の構成により容易に実現できるようにするためには、保形部に、カバーのホルダに対する回動動作の中心となる回動軸及び軸受としての機能を兼ねさせることが有効である。
【0014】
また、テープの使用時又は不使用時を問わず、巻テープの汚損や破損を有効に防止するためには、ホルダに、カバーの開放位置及び隠蔽位置の何れにおいても巻テープの周囲ほぼ全域を包囲する保護壁を設けることが望ましい。
【0015】
さらにまた、特に不使用時には巻テープからカット部まで引き出したテープに埃が付着することがあり、テープの汚損や破損のみならず特に粘着テープの場合はその粘着性の低下の原因ともなる。このような問題を解消しつつ、無駄になるテープをなくし、さらに使用時におけるテープの引き出しやすさをも実現するためには、ホルダにおける支持部とカット部との間に、巻テープから引き出したテープを位置付けるとともにテープに使用者が指を掛け得るようにその指を挿入し得る案内路を形成し、カバーをその隠蔽位置において、カット部と共に該案内路内のテープをも隠蔽するように構成することが好ましい。特にこのような構成と、上述したホルダの保護壁とを併せ持った場合には、引き出したテープのみならず巻き付けられた状態の未使用のテープの汚損や粘着性能の低下を防止することができる。
【0016】
特にカバーの操作性を向上してテープカッターの使用感を良好なものとするには、カバーに、その開放位置と隠蔽位置との間の移動操作時に使用者が指を掛け得る指掛け部を形成するとよい。そして、この指掛け部に、滑り止め用突起又は滑り止め用凹部を形成すれば、さらにカバーの操作性を良好なものとすることができる。
【0017】
また、不使用時にはホルダを立てた状態で置いておき収納性を高めつつ、必要時に使用者が手で持ってすぐに使えるようにするためには、ホルダに、自立性を付与し得る脚部を形成しておくとよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
【0019】
本実施形態のテープカッター1は、図1{(a)は斜視図、(b)は側面図}及び図3(a)に使用時の状態を、図2{(a)は斜視図、(b)は側面図}及び図3(b)に不使用時の状態を示すように、巻テープ6を回転可能に支持するホルダ2と、このホルダ2に取り付けられるカバー5とを具備するものである。そして、カバー5をホルダ2に対して、巻テープ6から引き出したテープ61を適宜長さに切断するためにホルダ2が有するカット部22を図1及び図3(a)に示す使用時には開放し(以下、この状態をカバー5の開放位置Pと称する)、図2及び図3(b)に示す不使用時には隠蔽する(以下、この状態をカバー5の隠蔽位置Qと称する)ように取り付けている。ここで、このテープカッター1には、巻テープ6の一例として図4に示すように、紙製等の円環状をなす芯部62に適宜長さの樹脂製の片面粘着のテープ61を巻き付けたものを適用するものとしているが、両面粘着テープや非粘着性テープ、紙テープや布テープ等の適宜のものを適用することができる。以下、このテープカッター1の各部について具体的に説明する。なお、以下では、テープカッター1を机上等に載置した状態の姿勢でテープ61の引き出し方向を前側として前後左右上下を決めているものとする。
【0020】
まず、ホルダ2は、図1〜4及び図8(図8(a)は図2(b)におけるA−A線断面図、同(b)は図3(a)におけるB−B線断面図)に示すように、巻テープ6を回転可能に支持するための支持部21と、上述の通り巻テープ6から引き出したテープ61を切断するためのカット部22とを具備するものである。具体的にこのホルダ2は、凡そ半割構造をなす第1ホルダ要素3(図示例では左側)と第2ホルダ要素4(図示例では右側)の二部材を主体とするものである。またカット部22は、第1ホルダ要素3及び第2ホルダ要素4とは別体をなし鋸歯状のいわゆる「ギザ刃」と呼ばれる刃先を有する金属板製のカッター22aから構成したものであって、特に本実施形態では第2ホルダ要素4に埋め込まれた状態で取り付けられており、第1ホルダ要素3及び第2ホルダ要素4と共にホルダ2を構成している。
【0021】
第1ホルダ要素3は、図5及び図8(a)にも示すように、概略円盤状をなしその前上端部分を直線的且つ部分的に切除した形状の側壁31と、この側壁31の弧状をなす外縁に沿って内側に向けて突出させた周壁32と、ホルダ2に保持された巻テープ6からのテープ61の引き出しをガイドするテープ導出部33とを一体に具備するものであり、これら各部を例えば合成樹脂の一体成形によって形成している。側壁31の内側面には、内向きに突出させた第1主嵌合突部311を形成している。この第1主嵌合突部311は、側壁31の概略外縁形状である円形の中心と同心の円筒状をなすものであり、側壁31と一体に形成してある。また、この側壁31の中心に中心を一致させて、側壁31の外側面側を窪ませた側面視円形状をなす凹部312を形成している。この凹部312は、カバー5を回動動作させるための軸受として機能するものである。また、凹部312の内周に沿った下端部及び斜め後端部には、側壁31の肉厚を貫通する2つの受孔313、314を形成している。これら受孔313、314の形状は、本実施形態では矩形としているが、丸形や多角形とすることもできる。さらにまた、凹部312の前上端部には、当該凹部312の周上に沿って外側に当該凹部312と同程度に側壁31の外側面を窪ませたガイド溝315を形成している。このガイド溝315は、カバー5の可動範囲を規制する移動規制部12の構成要素である(図8及び図9参照)。また周壁32は、側壁31の外縁のうち弧状をなす部位に沿ってホルダ2の約半分の幅寸法で内側方へ突出させて形成したものである。そして、この周壁32及び側壁31の下端部において前後に離間する二箇所に、周壁32の幅方向に延びて突条をなす前後一対の脚部34、35を形成している。なお、前側の脚部34は後側の脚部35よりも大きくしてある。テープ導出部33は、側壁31と周壁32の前端部において高さ方向中央部から前上方へ連続するように突出させて一体に形成したものである。具体的にテープ導出部33は、前記側壁31において円盤形状から切除された形状の部分に該当する前上端部分の下端部に連続する側面視L字形状の導出側壁331と、この導出側壁331の下縁及び前記周壁32の前端部に連続して内側方へ突出させた底壁332とからなる。導出側壁331の屈曲する前下端部には、円筒状をなして内側方へ突出する第1副嵌合突部331aを形成している。本実施形態においてこの第1副嵌合突部331aは、円柱形状をなしている。また、導出側壁331の上端部における前面側には、後述するカバー5の先端部を受け入れるようにした段部331bを形成している。さらに導出側壁331の後向面側は、側壁31の前上端部分の前向面と半円形状をなして滑らかに連続させている。
【0022】
第2ホルダ要素4は、図6及び図8(a)(b)にも示すように、第1ホルダ要素3の側壁31と略同形状の側壁41及び周壁42と、巻テープ6からのテープ61の引き出しをガイドするとともにカッター22aの保持機能を備えたテープ導出部43とを一体に具備するものであり、これら各部を例えば合成樹脂の一体成形によって形成している。側壁41の内側面には、内向きに突出させた第2主嵌合突部411を形成している。この第2主嵌合突部411は、側壁41の概略外縁形状である円形の中心と同心の円筒状をなし、且つ第1ホルダ要素3に形成した第1主嵌合突部311を内側に緩く嵌め合わし得るように側壁41と一体に形成したものであり、その外周を、巻テープ6を嵌めて回転可能に支持する支持部21として機能させている。また、この側壁41の中心に中心を一致させて、側壁41の外側面側を窪ませた側面視円形状をなす凹部412を形成している。この凹部412にも、第1ホルダ要素3の凹部312と同様に、2つの受孔413、414と、移動規制部12の構成要素となるガイド溝415とを形成している。また周壁42は、第1ホルダ要素3と組み立てた際に第1ホルダ要素3の周壁31と当接し合うものであり、周壁31と同様に、側壁41の外縁のうち弧状をなす部位に沿ってホルダ2の約半分の幅寸法で内側方へ突出させて形成したものである。さらに、この周壁42及び側壁41の下端部において前後に離間する二箇所に、第1ホルダ要素3の脚部34、35と当接し合う前後一対の脚部44、45を形成している。特に前側の脚部44には、紐等(図示省略)を通してこのテープカッター1を携帯したり吊り下げたりすることができるようにするための貫通孔44aを形成している。なお、第1ホルダ要素3において前側の脚部34には、第2ホルダ要素4の脚部44のような貫通孔44aを設けていないが、第1ホルダ要素3と第2ホルダ要素4の何れか一方、又は両方に斯かる貫通孔を設けることは可能であるし、いずれにも設けないこととすることもできる。テープ導出部43は、第1ホルダ要素3のテープ導出部33と同様の側面視L字形状をなす導出側壁431及び底壁432に加えて、カッター22aを保持するための前壁433を有している。この前壁433の下端部には、第1副嵌合突部331aを内部に収容し得る第2副嵌合凹部433aとして、円筒状の孔を内側面側に開口させて形成している。また、前壁433は上端部側において前後に対面し合う前要素433b及び後要素433cの二つの部位に分割されており、これら前要素433bと後要素433cとの間に、薄肉な刃物であるカッター22aをその刃先が上を向くように挟み込んで保持している。このときカッター22aは、前要素433b及び後要素433cの弾性変形により前後に挟み付けられているが、テープカッター1の分別廃棄時には、前要素433bと後要素433cとの間を広げてカッター22aを取り出せるようにしている。また、導出側壁431及び前壁433の上端部における前面側には、第1ホルダ要素3の導出側壁331の段部331bと同様の段部431bを形成している。さらに導出側壁431の後向面側は、側壁41の前上端部分の前向面と半円形状をなして滑らかに連続させている。
【0023】
このような第1ホルダ要素3と第2ホルダ要素4とは、支持部21たる第2主嵌合突部411の外周に巻テープ6の芯部62を嵌め合わせた状態で、第1主嵌合突部311と第2主嵌合突部411との緩い嵌め合い関係、及び第1副嵌合突部331aと第2副嵌合凹部433aとの緩い嵌め合い関係によって、巻テープ6を回転可能に支持した一体のホルダ2として組み立てられる。この状態で、巻テープ6からテープ61の先端部を巻テープ6の回転動作を伴い引き出してカット部22たるカッター22aで切断することによって、テープカッター1としての基本的な機能を発揮できるようになる。なお、引き出したテープ61の先端部の粘着面は、第2ホルダ要素4のテープ導出部43における前壁433の後要素433cの上面に剥離可能に接着する。また、テープ導出部33、43と側壁31、41との間の空間は、使用者がテープ61の引き出し時に指を差し入れることができる左右両側方に開放された案内路23として機能する。また、側壁31、41及び周壁32、42によって巻テープ6の略全体が覆われることになるので、これら側壁31、41及び周壁32、42は保護壁24として機能する。しかしながらこのままの状態では、カッター22aが常に露出された状態にあって危険性を有しており、また上述のように第1ホルダ要素3と第2ホルダ要素4とは緩く嵌め合わされただけの状態であって簡単に左右に分解するので、これらを一挙に防止する目的で、ホルダ2にカバー5を装着することとしている。
【0024】
すなわちカバー5は、図7及び図8にも示すように、同一構成を有する左右一対の側板51、51と、これら側板51、51の前端部間を繋ぎカッター22aを隠蔽し得るカバー本体52とを例えば合成樹脂の一体成形により形成したものである。両側板51はいずれもホルダ2の側壁31、41よりも小振りな概略円盤状をなす円盤部511と、この円盤部511とカバー本体52とを繋ぐ連結板部512とからなる。円盤部511は、ホルダ2の側壁31、41の外側方に位置付けられるものであり、それらの内側面には、凹部312、412に外側方から嵌り込むリング状の突部513をそれぞれ形成している。この突部513は、カバー5の回動軸として機能するものである。さらに突部513の外周上には、突部513を凹部312、412に嵌めた際にガイド溝315、415内に収容されるように外方へ突出させた突起部514を形成している。この突起部514は、ガイド溝315、415と共にカバー5の可動範囲を決める移動規制部12として機能する。また、突部513上には、受孔313、413又は受孔314、414に選択的に嵌り合う小突起515を形成している。なお、両円盤部511の外側面は、使用者の持ちやすさ及びデザイン上の観点から、部分球面状に窪ませてある。また、両連結板部512は、いずれも概略矩形板状をなして円盤部511から一方向に突出させて形成したものである。カバー本体52は、カバー5の隠蔽位置Qにおける連結板部512の前端側上半部に連続する前板521と、連結板部512の上端側前半部に連続する上板522と、この上板522の後端から上斜め後方に向けて側面視部分円弧状をなして傾斜する傾斜板523とからなる。そして、前板531と前記連結板部512には、カバー5を使用者が操作するための指掛け部53を形成している。具体的に指掛け部53は、前板521において幅方向に延び上下に並べて形成した複数本(本実施形態では3本)の滑り止め用突起521aと、連結板部512の前端部において側方に形成した小さな部分球面状の複数(本実施形態では縦3個X横3個の合計9個)の滑り止め用突起512aとから構成される。
【0025】
そして、このようなカバー5をホルダ2に取り付ける際には、側板51、51を弾性変形により若干外方へ拡げた状態として、突部513、513を対応する側壁31、41の凹部312、412に挿入する。このようにすることで、弾性復帰力により側板51、51の間にホルダ2が挟み込まれるので、第1ホルダ要素3と第2ホルダ要素4とが分解することなくホルダ2としての形状を保つことになる。すなわち、突部513、513と凹部312、412とが、凹凸係合することによってホルダ2の形状を保持する保形部11として機能することになる。すなわち、第1ホルダ要素3と第2ホルダ要素4とを特に直接係合させなくても、カバー5と第1ホルダ要素3及び第2ホルダ要素4との間の保形部11によってホルダ2としての形状が維持されるため、従来品のように第1ホルダ要素3と第2ホルダ要素4とを係合させるための格別な係合部が不要となり、さらにその結果、斯かる係合部を形成するための複雑な形状で高価な金型も不要とすることができる。
【0026】
またこのとき、突部513、513はカバー5の回動軸として、凹部312、412はその軸受としての機能をも兼ね備えていることになる。さらにこの状態で突起部514、514は、それぞれガイド溝315、415内を回動動作することになるが、突起部514、514の可動範囲すなわちカバー5の可動範囲は、突起部514、514がガイド溝315、415の両端部に当接する範囲内に規制される。そして、突起部514、514がその可動範囲の両終端に位置付けられた際に、小突起515、515が、受孔313、413又は受孔314、414の何れかに嵌り込むことになる。すなわち、両突起部514は、ガイド溝315、415と共に移動規制部12を構成している。一方、小突起515、515は、受孔313、413又は受孔314、414と共に、カバー5を所定位置で停止させるストッパとして機能する。詳述すると、図9に動作説明図を示すように、カバー5をカバー本体52が上方を向く開放位置Pに位置付けてカッター22aを露出させた場合(図9(a))には、突起部514、514がガイド溝315、415の上端部に位置付けられるとともに、小突起515、515が下側の受孔313、413に嵌り込み、この開放位置Pにカバー5が軽く固定される。その状態からカバー5を前方へ回動させると、突起部514、514がガイド溝315、415を移動するとともに、小突起515、515が下側の受孔313、413から出ることになり、カバー本体52が斜め上前方を向く隠蔽位置Qに位置付けてカッター22aを隠蔽した状態(図9(b))とすると、突起部514、514がガイド溝315、415の下端部に位置付けられるとともに、小突起515、515が後側の受孔314、414に嵌り込み、この隠蔽位置Qにカバー5が軽く固定される。なお、カバー5が開放位置P又は隠蔽位置Qに到達する際には、小突起515、515が受孔313、413又は受孔314、414に嵌り込むことによる小さな音やクリック感が得られるので、カバー5がその位置に到達したことを使用者が容易に認識することができる。
【0027】
特に隠蔽位置Qにおいては、カバー本体52の前板521の下端部がホルダ2の段部331b、431bに前上方から引っ掛かり、その状態でカバー本体52がホルダ2のカッター22aを含む前方及び上方を隠蔽し、さらに連結板部512、512がホルダ2の案内路23を左右両側方から隠蔽することとなるので、ホルダ2の保護壁24と共に巻テープ6及びそれから引き出したテープ61の略全体を包囲することとなる。したがって、不使用時におけるカッター22aの露出を防いで安全性を高めるとともに、テープ61の粘着面への埃の付着による汚れや粘着性能の低下を図り得ることにもなる。
【0028】
さらに、開放位置Pと隠蔽位置Qとの間におけるカバー5の移動操作は、使用者はカバー5に形成した指掛け部53のうち何れかの滑り止め用突起512a、521aに軽く指を掛けて力を加えればよいので、操作性も極めて良好である。さらにホルダ2に設けた脚部34、35、44、45によってテープカッター1に自立性が与えられているため保管性にも優れている。
【0029】
また、ホルダ2とカバー5とを別パーツとしており、さらにホルダ2を第1ホルダ要素3及び第2ホルダ要素4の二つの主要パーツから構成しているので、これらの素材や色を適宜変更することで、テープカッター1の商品としてのバリエーションを増やし、商品訴求力を高めることもできる。
【0030】
なお、本発明は上述した実施形態に限られるものではない。例えばカバーは、ホルダに取り付けた状態で開放位置と隠蔽位置との間で移動可能なものであれば、回動動作に限らずスライド動作等の他の動作を行うようにすることもできる。また、カバーを回動動作させる場合であっても、第1ホルダ要素と第2ホルダ要素との保形機能を奏する部位と、回動軸及び軸受として機能する部位とを分けて個別に形成することもできる。さらに、本質的にカバーによって第1ホルダ要素と第2ホルダ要素との保形を確保していれば、第1ホルダ要素と第2ホルダ要素とを緩い凹凸係合やテーパ係合などによって直接的に係合させることを妨げるものではない。また、上記実施形態における態様とは逆に、ホルダ側に突部を形成しカバー側に凹部を形成して、それらによって保形部を構成することもできる。また、カバーの操作性を向上するためには、指掛け部として形成される滑り止め用突部の代わりに、滑り止め用凹部を形成したり、その他適宜の滑り止め加工を施すことも有効である。さらに、カッターの保持構造などの、その他の各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0031】
【発明の効果】
以上に詳述したように、本発明のテープカッターによれば、ホルダに取り付けたカバーによって、テープを切断するためにホルダに設けられるカット部を使用時にのみ露出させ、不使用時には隠しておくことができるので、極めて高い安全性が得られる。そのうえ、巻テープの交換のためにホルダが第1ホルダ要素と第2ホルダ要素とに分解可能な構造を有しているが、カバーと第1ホルダ要素及び第2ホルダ要素との間に形成される保形部によってホルダとして機能するために必要な形状が維持されるため、これら第1ホルダ要素と第2ホルダ要素とを直接的に係合させるための構成やそのために施される金型の加工が不要となり、好適にコストダウンを図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における使用時の状態を示す図。
【図2】同実施形態の不使用時の状態を示す図。
【図3】同実施形態の正面図。
【図4】同実施形態の分解斜視図。
【図5】同実施形態における第1ホルダ要素を示す図。
【図6】同実施形態における第1ホルダ要素を示す図。
【図7】同実施形態におけるカバーを示す図。
【図8】同実施形態の要部を示す断面図。
【図9】同実施形態の動作説明図。
【符号の説明】
1…テープカッター
2…ホルダ
3…第1ホルダ要素
4…第2ホルダ要素
5…カバー
6…巻テープ
11…保形部
12…移動規制部
21…支持部
22…カット部
23…案内路
24…保護壁
34、35、44、45…脚部
51…側板
52…カバー本体
53…指掛け部
312、412…凹部
512a、521a…滑り止め用突起
513…突部
P…開放位置
Q…隠蔽位置
Claims (11)
- 環状に巻回したテープを有する巻テープを回転可能に支持する支持部、及び前記巻テープから引き出したテープを切断するカット部を備えたホルダと、前記カット部を開放し得る開放位置とカット部を隠蔽し得る隠蔽位置との間で移動可能に前記ホルダに取り付けられるカバーとを具備し、前記ホルダが、分解状態で巻テープを交換可能且つ組立状態で巻テープを支持し得る構成の相互に着脱可能な第1ホルダ要素及び第2ホルダ要素を備え、これら第1ホルダ要素及び第2ホルダ要素と前記カバーとの間に、第1ホルダ要素と第2ホルダ要素との所定の組立形状を保持する保形部を形成するとともに、
前記ホルダとカバーとの間に、カバーの可動範囲を開放位置と隠蔽位置との間に規制する移動規制部と、当該移動規制部がその可動範囲の両終端に位置付けられた際にホルダ及びカバーのいずれか一方に設けた小突起が他方に設けた受孔に嵌り込むことによりカバーを可動範囲の両終端で保持するストッパとを形成し、前記小突起を、カバーの可動範囲における両終端の間の位置では前記ホルダの表面を押圧するものとしていることを特徴とするテープカッター。 - 前記カバーを、第1ホルダ要素の外側面とそれとは反対側を向く第2ホルダ要素の外側面とを両外側方から挟み込む姿勢でホルダに取り付けるように構成し、前記ストッパを、前記受孔を前記第1ホルダ要素の外側面及び第2ホルダ要素の外側面と前記カバーの内側面との間にのみ設けたものとしている請求項1記載のテープカッター。
- 前記カバーが、カット部を被覆するカバー本体と、該カバー本体の両側端部から延びる一対の側板とを具備し、これら一対の側板の間に前記第1ホルダ要素及び第2ホルダ要素を挟み込むように構成している請求項2記載のテープカッター。
- 前記保形部を、前記第1ホルダ要素及び第2ホルダ要素に形成した凹部又は突部と、この凹部又は突部のいずれかと係り合うように前記一対の側板に形成した突部又は凹部とから構成している請求項3記載のテープカッター。
- 前記カバーを、ホルダに対して相対的に回動可能に取り付けている請求項1、2、3又は4記載のテープカッター。
- 前記保形部が、カバーのホルダに対する回動動作の中心となる回動軸及び軸受を兼ねている請求項5記載のテープカッター。
- 前記ホルダが、前記カバーの開放位置及び隠蔽位置の何れにおいても巻テープの周囲ほぼ全域を包囲する保護壁を具備している請求項1、2、3、4、5又は6記載のテープカッター。
- 前記ホルダにおける支持部とカット部との間に、巻テープから引き出したテープを位置付けるとともに該テープに使用者が指を掛け得るようにその指を挿入し得る案内路を形成し、前記カバーを隠蔽位置において、カット部と共に該案内路内のテープをも隠蔽するように構成している請求項1、2、3、4、5、6又は7記載のテープカッター。
- 前記カバーに、その開放位置と隠蔽位置との間の移動操作時に使用者が指を掛け得る指掛け部を形成している請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載のテープカッター。
- 前記指掛け部に、滑り止め用突起又は滑り止め用凹部を形成している請求項9記載のテープカッター。
- 前記ホルダに、自立性を付与し得る脚部を形成している請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10記載のテープカッター。
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