JP2000095426A - 卓上型テープホルダー - Google Patents
卓上型テープホルダーInfo
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- JP2000095426A JP2000095426A JP10288743A JP28874398A JP2000095426A JP 2000095426 A JP2000095426 A JP 2000095426A JP 10288743 A JP10288743 A JP 10288743A JP 28874398 A JP28874398 A JP 28874398A JP 2000095426 A JP2000095426 A JP 2000095426A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- case
- spring plate
- shaft
- cutting edge
- Prior art date
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- Pending
Links
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H35/00—Delivering articles from cutting or line-perforating machines; Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices, e.g. adhesive tape dispensers
- B65H35/0006—Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices
- B65H35/002—Hand-held or table apparatus
- B65H35/0026—Hand-held or table apparatus for delivering pressure-sensitive adhesive tape
Landscapes
- Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 紙を基材とした粘着テープの巻回体の複数個
を収容し、粘着テープを繰り出し切断して簡便に使用で
きる、卓上型のテープホルダーを提供する。 【解決手段】 横長のテープ導出口3を有するケース1
0内に、テープ巻回体7の複数個を嵌装した回転不能な
テープ支持軸4と、揺動自在な帯状の跳ね板5とが取り
付けられ、跳ね板5の切断用エッジ50を有する外側片
5bがテープ導出口3から外へ張出し、ケース10内に
は跳ね板5の内側片5aが下位で当接するテープ受け軸
6を有し、テープ受け軸6の表面に弾性層62を有し、
テープ巻回体7の粘着テープ70を跳ね板5とテープ受
け軸6との間を通してテープ導出口3より引き出し、切
断用エッジ50部分で上向きに角度をつけて引っ張るこ
とにより、内側片5aとテープ受け軸6との間で挟み付
けた状態で切断する。
を収容し、粘着テープを繰り出し切断して簡便に使用で
きる、卓上型のテープホルダーを提供する。 【解決手段】 横長のテープ導出口3を有するケース1
0内に、テープ巻回体7の複数個を嵌装した回転不能な
テープ支持軸4と、揺動自在な帯状の跳ね板5とが取り
付けられ、跳ね板5の切断用エッジ50を有する外側片
5bがテープ導出口3から外へ張出し、ケース10内に
は跳ね板5の内側片5aが下位で当接するテープ受け軸
6を有し、テープ受け軸6の表面に弾性層62を有し、
テープ巻回体7の粘着テープ70を跳ね板5とテープ受
け軸6との間を通してテープ導出口3より引き出し、切
断用エッジ50部分で上向きに角度をつけて引っ張るこ
とにより、内側片5aとテープ受け軸6との間で挟み付
けた状態で切断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、修正テープ、仮
止めテープ、カラーテープ等の紙を基材とした粘着テー
プの巻回体の複数個を収容し、所要の粘着テープを必要
長さだけ繰り出し切断して簡便に使用できるようにした
卓上型のテープホルダーに関する。
止めテープ、カラーテープ等の紙を基材とした粘着テー
プの巻回体の複数個を収容し、所要の粘着テープを必要
長さだけ繰り出し切断して簡便に使用できるようにした
卓上型のテープホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、修正テープは、白色の紙基材の
裏面に粘着層を設けたものであり、書面等の修正を要す
る部位に貼着して表記を隠蔽すると共に、その上からボ
ールペンや鉛筆等によって必要な書き込みを行えるよう
になっている。従来、このような修正テープを始めとす
る紙基材の粘着テープに用いるテープホルダーとして、
テープ巻回体を1個だけ収めるタイプのものが多種市販
されているが、修正テープは書面の行間隔や活字の大き
さの違い等によってテープ幅の異なるものを使い分ける
ことが多いため、単一収納タイプでは収容テープの幅が
異なる複数個のホルダーを用意するか、ホルダーに幅が
異なるテープを入れ替える必要があり、非常に不便であ
る。
裏面に粘着層を設けたものであり、書面等の修正を要す
る部位に貼着して表記を隠蔽すると共に、その上からボ
ールペンや鉛筆等によって必要な書き込みを行えるよう
になっている。従来、このような修正テープを始めとす
る紙基材の粘着テープに用いるテープホルダーとして、
テープ巻回体を1個だけ収めるタイプのものが多種市販
されているが、修正テープは書面の行間隔や活字の大き
さの違い等によってテープ幅の異なるものを使い分ける
ことが多いため、単一収納タイプでは収容テープの幅が
異なる複数個のホルダーを用意するか、ホルダーに幅が
異なるテープを入れ替える必要があり、非常に不便であ
る。
【0003】そこで、テープ幅の異なる複数のテープ巻
回体より必要幅のテープを選択して使用できるようにし
た複数収納タイプのテープホルダーが登場している(例
えば、実公平2−52869号公報、実開平4−112
855号公報等)。これらの複数収納タイプのテープホ
ルダーは、縦円筒形のケース内にテープ幅の異なる複数
のテープ巻回体が上下複数段に収納されており、各巻回
体のテープ始端をケースのスリット状開口部より導出し
てケース外面に止着させておき、所要のテープを引き出
し、その基部を前記開口部の近傍に配置したスライド部
材で挟み付けると共に、このスライド部材の端縁に設け
たテープ切断用エッジによって該テープを切断するよう
になっている。
回体より必要幅のテープを選択して使用できるようにし
た複数収納タイプのテープホルダーが登場している(例
えば、実公平2−52869号公報、実開平4−112
855号公報等)。これらの複数収納タイプのテープホ
ルダーは、縦円筒形のケース内にテープ幅の異なる複数
のテープ巻回体が上下複数段に収納されており、各巻回
体のテープ始端をケースのスリット状開口部より導出し
てケース外面に止着させておき、所要のテープを引き出
し、その基部を前記開口部の近傍に配置したスライド部
材で挟み付けると共に、このスライド部材の端縁に設け
たテープ切断用エッジによって該テープを切断するよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の複数収納タイプのテープホルダーでは、その使用
に際し、一方の手でケースを把持した状態で、他方の手
で所要のテープの始端を摘んで必要長さだけ引き出した
のち、ケースを把持した手でスライド部材を変位させ、
他方の手でテープを引き切ることから、両手を用いた操
作になる上、手順的にもやや煩雑であるという難点があ
った。また、ケースは把持する上でサイズに制約がある
ため、収納するテープ巻回体が数個程度(修正テープで
は通常2個又は3個)に限られ、テープ幅の種類を多く
できず、例えば修正テープにおいては修正部位の大きさ
(幅)の違いに充分に対応できないという問題があっ
た。
従来の複数収納タイプのテープホルダーでは、その使用
に際し、一方の手でケースを把持した状態で、他方の手
で所要のテープの始端を摘んで必要長さだけ引き出した
のち、ケースを把持した手でスライド部材を変位させ、
他方の手でテープを引き切ることから、両手を用いた操
作になる上、手順的にもやや煩雑であるという難点があ
った。また、ケースは把持する上でサイズに制約がある
ため、収納するテープ巻回体が数個程度(修正テープで
は通常2個又は3個)に限られ、テープ幅の種類を多く
できず、例えば修正テープにおいては修正部位の大きさ
(幅)の違いに充分に対応できないという問題があっ
た。
【0005】この発明者は、上述の事情に鑑みて、修正
テープ等の紙を基材とする粘着テープのホルダーを卓上
型として、テープ巻回体の収納数を多くすると共に、机
上等に置いた状態で所要のテープを引き出して切断可能
とする構成について検討を行った。しかるに、卓上型の
ホルダーの場合、テープ切断用エッジをケースに固定的
に設け、テープ巻回体から繰り出したテープをそのまま
テープ切断用エッジに当てがって引き切ることになる
が、紙基材の粘着テープでは繰り出し部分のテンション
を強くできないため、上記の引き切りが困難になるとい
う新たな課題が生じた。
テープ等の紙を基材とする粘着テープのホルダーを卓上
型として、テープ巻回体の収納数を多くすると共に、机
上等に置いた状態で所要のテープを引き出して切断可能
とする構成について検討を行った。しかるに、卓上型の
ホルダーの場合、テープ切断用エッジをケースに固定的
に設け、テープ巻回体から繰り出したテープをそのまま
テープ切断用エッジに当てがって引き切ることになる
が、紙基材の粘着テープでは繰り出し部分のテンション
を強くできないため、上記の引き切りが困難になるとい
う新たな課題が生じた。
【0006】すなわち、例えばセロハンテープの場合、
1個のテープ巻回体を水平支軸に回転自在に嵌装する卓
上型ホルダーが汎用されているが、粘着力が強いため、
引き出すテープの裏面と巻回側のテープ表面との剥離抵
抗が大きく、繰り出し部分を引っ張った状態で充分なテ
ンションがかかることから、そのまま鋸刃状カッターに
よる引き切りを容易に行える。これに対し、紙基材の粘
着テープでは、テープ裏面に下側のテープ表面の紙層や
繊維が剥がれて移着するのを防ぐため、粘着力は低く設
定されることから、引き出すテープの裏面と巻回側のテ
ープ表面との剥離抵抗が小さく、引っ張っただけテープ
が繰り出されてしまうので引き切りに必要なテンション
が得られない。
1個のテープ巻回体を水平支軸に回転自在に嵌装する卓
上型ホルダーが汎用されているが、粘着力が強いため、
引き出すテープの裏面と巻回側のテープ表面との剥離抵
抗が大きく、繰り出し部分を引っ張った状態で充分なテ
ンションがかかることから、そのまま鋸刃状カッターに
よる引き切りを容易に行える。これに対し、紙基材の粘
着テープでは、テープ裏面に下側のテープ表面の紙層や
繊維が剥がれて移着するのを防ぐため、粘着力は低く設
定されることから、引き出すテープの裏面と巻回側のテ
ープ表面との剥離抵抗が小さく、引っ張っただけテープ
が繰り出されてしまうので引き切りに必要なテンション
が得られない。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、既述した従
来の把持型のテープホルダーにおける難点を解決すると
共に、卓上型としての前記課題をも解決し、極めて実用
的な卓上型テープホルダーを提供するものである。
来の把持型のテープホルダーにおける難点を解決すると
共に、卓上型としての前記課題をも解決し、極めて実用
的な卓上型テープホルダーを提供するものである。
【0008】すなわち、この発明の請求項1に係る卓上
型テープホルダーは、前部に横長のテープ導出口を有し
て少なくとも上面の一部が透明ないし半透明であるケー
ス内に、リング状芯材に紙基材の粘着テープを巻装した
テープ巻回体の複数個を自転可能に嵌装したテープ支持
軸が水平状態で回転不能に保持されると共に、帯状の跳
ね板が幅方向中間部を通る回転軸を中心に揺動自在に且
つ前記テープ支持軸と平行状態に取り付けられ、前記跳
ね板は、端縁を切断用エッジとする外側片が前記テープ
導出口からケース外に張出するように配置し、前記ケー
ス内には跳ね板の内側片が下位で当接するテープ受け部
を備え、これら両者の当接部位の少なくとも一方側の表
面に弾性層を有し、各テープ巻回体より繰り出される粘
着テープを、前記跳ね板とテープ受け部との間を通して
テープ導出口より外部へ引き出し、跳ね板の切断用エッ
ジ部分で上向きに角度をつけて引っ張ることにより、回
動した該跳ね板の内側片とテープ受け部との間で該テー
プを挟み付け、この状態で切断用エッジにて切断するよ
うに構成されてなるものである。
型テープホルダーは、前部に横長のテープ導出口を有し
て少なくとも上面の一部が透明ないし半透明であるケー
ス内に、リング状芯材に紙基材の粘着テープを巻装した
テープ巻回体の複数個を自転可能に嵌装したテープ支持
軸が水平状態で回転不能に保持されると共に、帯状の跳
ね板が幅方向中間部を通る回転軸を中心に揺動自在に且
つ前記テープ支持軸と平行状態に取り付けられ、前記跳
ね板は、端縁を切断用エッジとする外側片が前記テープ
導出口からケース外に張出するように配置し、前記ケー
ス内には跳ね板の内側片が下位で当接するテープ受け部
を備え、これら両者の当接部位の少なくとも一方側の表
面に弾性層を有し、各テープ巻回体より繰り出される粘
着テープを、前記跳ね板とテープ受け部との間を通して
テープ導出口より外部へ引き出し、跳ね板の切断用エッ
ジ部分で上向きに角度をつけて引っ張ることにより、回
動した該跳ね板の内側片とテープ受け部との間で該テー
プを挟み付け、この状態で切断用エッジにて切断するよ
うに構成されてなるものである。
【0009】上記構成の卓上型テープホルダーでは、収
納されたテープの使用に際してケースを把持する必要が
ないから、ケースをテープ巻回体が多く収納できる大き
さに設定でき、例えば修正テープや仮止めテープとして
テープ幅の種類を増やしたり、多色のカラーテープを収
めることが可能となる。しかして、各テープ巻回体より
繰り出される粘着テープを、前記跳ね板とテープ受け部
との間を通してテープ導出口より外部へ引き出し、跳ね
板の切断用エッジ部分で上向きに角度をつけて引っ張る
と、該跳ね板が外側片を持ち上げるように回動し、これ
によって該跳ね板の内側片とテープ受け部との間で該テ
ープが挟み付けられるが、この挟み付けが弾性層を介し
て行われるために大きなクランプ力を生じ、もって引っ
張ったテープに切断用エッジによる引き切りに必要なテ
ンションが付与される。また、切断後のテープ始端部
は、粘着面が下面側になるため、基部をテープ受け部に
止着した状態で、跳ね板から離れてテープ導出口から外
側へ張出した形で保持されるから、次の使用に際して指
で容易に摘み出すことができる。また、ケース上面の透
明ないし半透明性の部分を通して各テープ巻回体のテー
プ残量を外部から視認可能である。
納されたテープの使用に際してケースを把持する必要が
ないから、ケースをテープ巻回体が多く収納できる大き
さに設定でき、例えば修正テープや仮止めテープとして
テープ幅の種類を増やしたり、多色のカラーテープを収
めることが可能となる。しかして、各テープ巻回体より
繰り出される粘着テープを、前記跳ね板とテープ受け部
との間を通してテープ導出口より外部へ引き出し、跳ね
板の切断用エッジ部分で上向きに角度をつけて引っ張る
と、該跳ね板が外側片を持ち上げるように回動し、これ
によって該跳ね板の内側片とテープ受け部との間で該テ
ープが挟み付けられるが、この挟み付けが弾性層を介し
て行われるために大きなクランプ力を生じ、もって引っ
張ったテープに切断用エッジによる引き切りに必要なテ
ンションが付与される。また、切断後のテープ始端部
は、粘着面が下面側になるため、基部をテープ受け部に
止着した状態で、跳ね板から離れてテープ導出口から外
側へ張出した形で保持されるから、次の使用に際して指
で容易に摘み出すことができる。また、ケース上面の透
明ないし半透明性の部分を通して各テープ巻回体のテー
プ残量を外部から視認可能である。
【0010】請求項2の発明では、上記請求項1の卓上
型テープホルダーにおいて、テープ受け部がケース内に
回転自在に取り付けられた軸体からなり、この軸体の外
周に弾性層が設けられてなる構成としている。この場
合、テープ始端部を摘んで引き出す際、テープ受け部の
軸体がテープとの接触によって自然に回転することにな
るから、摺接抵抗を生じない。
型テープホルダーにおいて、テープ受け部がケース内に
回転自在に取り付けられた軸体からなり、この軸体の外
周に弾性層が設けられてなる構成としている。この場
合、テープ始端部を摘んで引き出す際、テープ受け部の
軸体がテープとの接触によって自然に回転することにな
るから、摺接抵抗を生じない。
【0011】請求項3の発明では、上記請求項1又は2
の卓上型テープホルダーにおいて、前記ケース内に跳ね
板の内側片が上向き回動時に当接するストッパー部を有
すると共に、該跳ね板の外側片が内側片よりも重く設定
されてなる構成としている。この場合、テープ切断後の
跳ね板は自然に重い外側片が下がる方向に回動するが、
内側片のストッパー部との当接によって外側片の過度な
下がりが阻止されるから、次のテープ使用時にテープ始
端部を容易に摘み出すことができる。
の卓上型テープホルダーにおいて、前記ケース内に跳ね
板の内側片が上向き回動時に当接するストッパー部を有
すると共に、該跳ね板の外側片が内側片よりも重く設定
されてなる構成としている。この場合、テープ切断後の
跳ね板は自然に重い外側片が下がる方向に回動するが、
内側片のストッパー部との当接によって外側片の過度な
下がりが阻止されるから、次のテープ使用時にテープ始
端部を容易に摘み出すことができる。
【0012】請求項4の発明は、上記請求項1〜3のい
ずれかの卓上型テープホルダーにおいて、テープ支持軸
に、互いにテープ幅又は色合いの異なる複数のテープ巻
回体が嵌装されてなる構成としているから、修正部位の
大きさに応じて修正幅を使い分けする修正テープや多色
のカラーテープの収納に適する。
ずれかの卓上型テープホルダーにおいて、テープ支持軸
に、互いにテープ幅又は色合いの異なる複数のテープ巻
回体が嵌装されてなる構成としているから、修正部位の
大きさに応じて修正幅を使い分けする修正テープや多色
のカラーテープの収納に適する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例に係る
卓上型テープホルダーについて、図面を参照して具体的
に説明する。
卓上型テープホルダーについて、図面を参照して具体的
に説明する。
【0014】図1〜図3に示すように、このテープホル
ダーのケース10は、不透明の硬質合成樹脂成形物から
なるケース本体1と、その上に被さる透明ないし半透明
の硬質合成樹脂成形物からなる蓋体2とで構成され、前
部には該ケース本体1と蓋体2との間で形成された横長
のテープ導出口3を有している。そして、該ケース10
の内部には、硬質合成樹脂成形物からなる円筒状のテー
プ支持軸4と、硬質合成樹脂成形物からなる断面略へ字
形の跳ね板5と、硬質合成樹脂成形物からなる軸体61
にゴムチューブ62を被覆させたテープ受け軸6とが、
いずれも水平状態に配置している。
ダーのケース10は、不透明の硬質合成樹脂成形物から
なるケース本体1と、その上に被さる透明ないし半透明
の硬質合成樹脂成形物からなる蓋体2とで構成され、前
部には該ケース本体1と蓋体2との間で形成された横長
のテープ導出口3を有している。そして、該ケース10
の内部には、硬質合成樹脂成形物からなる円筒状のテー
プ支持軸4と、硬質合成樹脂成形物からなる断面略へ字
形の跳ね板5と、硬質合成樹脂成形物からなる軸体61
にゴムチューブ62を被覆させたテープ受け軸6とが、
いずれも水平状態に配置している。
【0015】7A〜7Dはテープ支持軸3に嵌装された
テープ幅の異なる4個のテープ巻回体(以下、総称して
テープ巻回体7とする)、8はこれらテープ巻回体7…
の各々の間に介在してテープ支持軸4に嵌装された硬質
合成樹脂成形物からなるリング状スペーサーである。な
お、テープ巻回体7は、紙基材の裏面に粘着層を有する
粘着テープ70が紙管からなるリング状芯材71に巻装
されたものであり、例えばテープ幅が7Aでは24m
m,7Bでは12mm,7Cでは10mm,7Dでは8
mmの5種となっている。
テープ幅の異なる4個のテープ巻回体(以下、総称して
テープ巻回体7とする)、8はこれらテープ巻回体7…
の各々の間に介在してテープ支持軸4に嵌装された硬質
合成樹脂成形物からなるリング状スペーサーである。な
お、テープ巻回体7は、紙基材の裏面に粘着層を有する
粘着テープ70が紙管からなるリング状芯材71に巻装
されたものであり、例えばテープ幅が7Aでは24m
m,7Bでは12mm,7Cでは10mm,7Dでは8
mmの5種となっている。
【0016】ケース本体1は、上縁中央側がテープ導出
口3の下半部を構成するように低くなった前壁部1a
と、左右両側壁部1b,1bと、上縁中央側が低段部1
1をなす後壁部1cと、底板部1dとで構成される平面
視略正方形の上方に開放した箱状をなし、前部寄り位置
に左右両側壁部1b,1b間にわたる隔壁12を有して
いる。そして、左右両側壁1b,1bの各内面側には、
図3に示すように、やや後方寄りに位置して半円状凹部
13と、その中間に位置して上下方向に沿う凸条部14
とが形成されており、両半円状凹部13,13間にテー
プ支持軸4が両端の切欠部4aを凸条部14に嵌合して
回転不能な状態で架設されている。また、隔壁12は上
縁中央側が凹陥し、この凹陥部分の左右両側面に設けた
半球状凹部12aに、テープ受け軸6の両端の半球状凸
部61aを嵌合することにより、該テープ受け軸6が隔
壁12に沿う水平状態で回転自在に保持されている。な
お、ケース本体1の底板部1dの下面4隅には環状凸部
15が形成され、これら環状凸部15に滑り止めゴム9
が接着固定されている。
口3の下半部を構成するように低くなった前壁部1a
と、左右両側壁部1b,1bと、上縁中央側が低段部1
1をなす後壁部1cと、底板部1dとで構成される平面
視略正方形の上方に開放した箱状をなし、前部寄り位置
に左右両側壁部1b,1b間にわたる隔壁12を有して
いる。そして、左右両側壁1b,1bの各内面側には、
図3に示すように、やや後方寄りに位置して半円状凹部
13と、その中間に位置して上下方向に沿う凸条部14
とが形成されており、両半円状凹部13,13間にテー
プ支持軸4が両端の切欠部4aを凸条部14に嵌合して
回転不能な状態で架設されている。また、隔壁12は上
縁中央側が凹陥し、この凹陥部分の左右両側面に設けた
半球状凹部12aに、テープ受け軸6の両端の半球状凸
部61aを嵌合することにより、該テープ受け軸6が隔
壁12に沿う水平状態で回転自在に保持されている。な
お、ケース本体1の底板部1dの下面4隅には環状凸部
15が形成され、これら環状凸部15に滑り止めゴム9
が接着固定されている。
【0017】蓋体2は、上方へ円弧状に湾曲した後部よ
り前端へ下り勾配に傾斜した上板部2aと、左右の側板
部2b,2bとからなる枠状に形成されており、前端面
にテープ導出口3の上半部を構成する切欠部21を有す
ると共に、内側の前部寄りの位置に左右方向に沿う突縁
状のストッパー部22が形成され、また後端には上板部
2aより連続して下方へ延出する突縁部23を備えてお
り、この突縁部23をケース本体1の後壁部1cの低段
部11に嵌合して、且つ突縁部23の両側端の半球状凸
部23aを低段部11の両側端の半球状凹部11aに嵌
合することにより、この嵌合部分をヒンジとしてケース
本体1に開閉可能に枢着されている。
り前端へ下り勾配に傾斜した上板部2aと、左右の側板
部2b,2bとからなる枠状に形成されており、前端面
にテープ導出口3の上半部を構成する切欠部21を有す
ると共に、内側の前部寄りの位置に左右方向に沿う突縁
状のストッパー部22が形成され、また後端には上板部
2aより連続して下方へ延出する突縁部23を備えてお
り、この突縁部23をケース本体1の後壁部1cの低段
部11に嵌合して、且つ突縁部23の両側端の半球状凸
部23aを低段部11の両側端の半球状凹部11aに嵌
合することにより、この嵌合部分をヒンジとしてケース
本体1に開閉可能に枢着されている。
【0018】なお、蓋体2の両側板部2b,2bの前部
寄り位置に先端鉤形の係止片24が下向きに突設されて
おり、これら係止片24,24がケース本体1の左右両
側壁1b,1bの内面側の係止段部16に係嵌すること
により、蓋体2は閉止状態に保持される。しかして、ケ
ース本体1には係止段部16の直下の下向きコ字形のス
リット17aによって薄肉の係合解除片17を設けてあ
り、この係合解除片17を外側から押圧することによ
り、係止片24が押されて内向きに傾くように変位して
係止段部16から外れ、もって蓋体2が開放可能とな
る。
寄り位置に先端鉤形の係止片24が下向きに突設されて
おり、これら係止片24,24がケース本体1の左右両
側壁1b,1bの内面側の係止段部16に係嵌すること
により、蓋体2は閉止状態に保持される。しかして、ケ
ース本体1には係止段部16の直下の下向きコ字形のス
リット17aによって薄肉の係合解除片17を設けてあ
り、この係合解除片17を外側から押圧することによ
り、係止片24が押されて内向きに傾くように変位して
係止段部16から外れ、もって蓋体2が開放可能とな
る。
【0019】跳ね板5は、内側片5aと、これより幅広
の外側片5bとが中間の筒状部5cの両側に横断面略へ
字形に一体化したものであり、外側片5bの端縁側が側
面視楔状に尖って且つ全長にわたる鋸刃状の切断用エッ
ジ50を構成しており、筒状部5cに挿嵌した軸体51
の両端の半球状凸部51aを、蓋体2における側板部2
b,2bの前端近傍の内面側に設けた半球状凹部25に
嵌合することにより、該蓋体2に軸体51を中心として
垂直面内揺動自在に保持されている。しかして、蓋体2
の閉止状態において、該跳ね板5は、外側片5bがテー
プ導出口3から外側へ張出するように配置しており、自
由状態では内側片5aよりも幅広で重い外側片5b側が
下がることになるが、内側片5aが上方のストッパー部
21に当接するために外側片5bは前方へ若干下り勾配
の姿勢に保たれ、該外側片5bにてテープ導出口3の下
側を塞ぐ状態にはならない。なお、ストッパー部21に
当接した内側片5aの下方には、テープ受け軸6が配置
している。
の外側片5bとが中間の筒状部5cの両側に横断面略へ
字形に一体化したものであり、外側片5bの端縁側が側
面視楔状に尖って且つ全長にわたる鋸刃状の切断用エッ
ジ50を構成しており、筒状部5cに挿嵌した軸体51
の両端の半球状凸部51aを、蓋体2における側板部2
b,2bの前端近傍の内面側に設けた半球状凹部25に
嵌合することにより、該蓋体2に軸体51を中心として
垂直面内揺動自在に保持されている。しかして、蓋体2
の閉止状態において、該跳ね板5は、外側片5bがテー
プ導出口3から外側へ張出するように配置しており、自
由状態では内側片5aよりも幅広で重い外側片5b側が
下がることになるが、内側片5aが上方のストッパー部
21に当接するために外側片5bは前方へ若干下り勾配
の姿勢に保たれ、該外側片5bにてテープ導出口3の下
側を塞ぐ状態にはならない。なお、ストッパー部21に
当接した内側片5aの下方には、テープ受け軸6が配置
している。
【0020】上記構成の卓上型テープホルダーにあって
は、初期設定において、テープ巻回体7A〜7Dとリン
グ状スペーサー8…をテープ支持軸4に嵌装し、このテ
ープ支持軸4をケース本体1内に水平状態に係止させ、
各テープ巻回体7より繰り出した粘着テープ70の始端
70aを、跳ね板5とテープ受け軸6との間を通してテ
ープ導出口3より外部へ引き出しておく。そして、テー
プ70を使用する場合には、テープ始端70aを摘んで
所要長さだけ引き出し、跳ね板5の切断用エッジ50部
分で上向きに角度をつけて引き切ればよい。
は、初期設定において、テープ巻回体7A〜7Dとリン
グ状スペーサー8…をテープ支持軸4に嵌装し、このテ
ープ支持軸4をケース本体1内に水平状態に係止させ、
各テープ巻回体7より繰り出した粘着テープ70の始端
70aを、跳ね板5とテープ受け軸6との間を通してテ
ープ導出口3より外部へ引き出しておく。そして、テー
プ70を使用する場合には、テープ始端70aを摘んで
所要長さだけ引き出し、跳ね板5の切断用エッジ50部
分で上向きに角度をつけて引き切ればよい。
【0021】すなわち、引き出した粘着テープ70を跳
ね板5の切断用エッジ50部分で上向きに角度をつけて
引っ張ると、該跳ね板5が外側片5bを持ち上げるよう
に回動し、これによって該跳ね板5の内側片5aとテー
プ受け部6との間で該テープ70が挟み付けられ、この
挟み付けがゴムチューブ61の弾性層を介して行われる
ために大きなクランプ力を生じ、もって引っ張ったテー
プ70に切断用エッジ50による引き切りに充分なテン
ションが付与されるから、容易に且つ確実に切断を行え
る。
ね板5の切断用エッジ50部分で上向きに角度をつけて
引っ張ると、該跳ね板5が外側片5bを持ち上げるよう
に回動し、これによって該跳ね板5の内側片5aとテー
プ受け部6との間で該テープ70が挟み付けられ、この
挟み付けがゴムチューブ61の弾性層を介して行われる
ために大きなクランプ力を生じ、もって引っ張ったテー
プ70に切断用エッジ50による引き切りに充分なテン
ションが付与されるから、容易に且つ確実に切断を行え
る。
【0022】また、粘着テープ70の引き出しに際し、
テープ受け軸6が該テープ70との接触によって自然に
回転して摺接抵抗を生じないことから、引き出しを軽く
円滑に行えると共に、引き出しに伴ってテープ巻回体7
が自転するとき、両隣のテープ巻回体7,7はリング状
スペーサー8の介在によって共回りを生じず、この共回
りによるテープ70の弛み出しが防止される。
テープ受け軸6が該テープ70との接触によって自然に
回転して摺接抵抗を生じないことから、引き出しを軽く
円滑に行えると共に、引き出しに伴ってテープ巻回体7
が自転するとき、両隣のテープ巻回体7,7はリング状
スペーサー8の介在によって共回りを生じず、この共回
りによるテープ70の弛み出しが防止される。
【0023】一方、切断後のテープ始端70aは、粘着
面が下面側になるため、基部をテープ受け軸6に止着し
た状態で、跳ね板5から離れてテープ導出口3から外側
へ張出した形で保持される上、跳ね板5は内側片5aと
ストッパー部22との当接によって外側片5aの下がり
が阻止されるため、次の使用に際して指で容易に摘み出
すことができる。また、蓋体2を通して各テープ巻回体
7のテープ残量を外部から視認できるので、残量の少な
いテープ巻回体7については交換用の新品を予め準備で
きる。
面が下面側になるため、基部をテープ受け軸6に止着し
た状態で、跳ね板5から離れてテープ導出口3から外側
へ張出した形で保持される上、跳ね板5は内側片5aと
ストッパー部22との当接によって外側片5aの下がり
が阻止されるため、次の使用に際して指で容易に摘み出
すことができる。また、蓋体2を通して各テープ巻回体
7のテープ残量を外部から視認できるので、残量の少な
いテープ巻回体7については交換用の新品を予め準備で
きる。
【0024】上記実施例の卓上型テープホルダーではテ
ープ巻回体7としてテープ幅の異なる4種のもの7A〜
7Dを収容しているが、その収容数やテープ幅の数値は
種々設定できる。また、これらテープ幅の異なるテープ
巻回体7…は例えば隠蔽幅の違いに対応する修正テープ
や仮止めテープ等を想定しているが、これに代えて、例
えば紙基材のカラーテープとして同じテープ幅で色合い
が異なるテープ巻回体7…を複数個収納してもよい。し
かして、リング状スペーサー8については、収容するテ
ープ巻回体7…のテープ幅の種類と数に応じて、これら
テープ巻回体7…が嵌装状態で軸方向に移動しにくいよ
うに、適当な幅のものを選択して用いればよく、同幅の
ものを用いる必要はない。
ープ巻回体7としてテープ幅の異なる4種のもの7A〜
7Dを収容しているが、その収容数やテープ幅の数値は
種々設定できる。また、これらテープ幅の異なるテープ
巻回体7…は例えば隠蔽幅の違いに対応する修正テープ
や仮止めテープ等を想定しているが、これに代えて、例
えば紙基材のカラーテープとして同じテープ幅で色合い
が異なるテープ巻回体7…を複数個収納してもよい。し
かして、リング状スペーサー8については、収容するテ
ープ巻回体7…のテープ幅の種類と数に応じて、これら
テープ巻回体7…が嵌装状態で軸方向に移動しにくいよ
うに、適当な幅のものを選択して用いればよく、同幅の
ものを用いる必要はない。
【0025】なお、上記実施例ではケース10をケース
本体1と開閉可能な蓋体2とで構成しているが、ケース
を一体物として側面や底面に開閉口を設け、これら開閉
口よりテープ交換を行う構造としてもよい。また、跳ね
板5は、前記実施例のような筒状部5cがなく、それ自
体の両端に設けた適当な枢支部分によってケース10に
直接に枢着させる構造としてもよい。更に、この跳ね板
5の内側片5aとの間でテープ70を挟み付けるテープ
受け部については、実施例のテープ受け軸6のような回
転型とせずに、例えば実施例の隔壁12の頂部のような
固定部にて構成することもできる。しかして、弾性層
は、またゴムや軟質合成樹脂からなる帯状片を貼着した
り、エラストマーを含む塗料の塗布にて形成することも
可能であり、且つ実施例とは逆に跳ね板5の内側片5a
側に当該弾性層を設けてもよい。その他、この発明にお
いては、ケースの形状と大きさ、ケース上面の透明ない
し半透明とする領域の大きさ、ストッパー部の形状、テ
ープ支持軸をケースに回転不能に保持させるための保持
構造、ケース本体に蓋体を閉止状態で係止するための係
合構造等、細部構成については実施例以外に種々設計変
更可能である。
本体1と開閉可能な蓋体2とで構成しているが、ケース
を一体物として側面や底面に開閉口を設け、これら開閉
口よりテープ交換を行う構造としてもよい。また、跳ね
板5は、前記実施例のような筒状部5cがなく、それ自
体の両端に設けた適当な枢支部分によってケース10に
直接に枢着させる構造としてもよい。更に、この跳ね板
5の内側片5aとの間でテープ70を挟み付けるテープ
受け部については、実施例のテープ受け軸6のような回
転型とせずに、例えば実施例の隔壁12の頂部のような
固定部にて構成することもできる。しかして、弾性層
は、またゴムや軟質合成樹脂からなる帯状片を貼着した
り、エラストマーを含む塗料の塗布にて形成することも
可能であり、且つ実施例とは逆に跳ね板5の内側片5a
側に当該弾性層を設けてもよい。その他、この発明にお
いては、ケースの形状と大きさ、ケース上面の透明ない
し半透明とする領域の大きさ、ストッパー部の形状、テ
ープ支持軸をケースに回転不能に保持させるための保持
構造、ケース本体に蓋体を閉止状態で係止するための係
合構造等、細部構成については実施例以外に種々設計変
更可能である。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、紙基材の粘着
テープを対象としたテープホルダーとして、収納された
テープの使用に際してケースを把持する必要がない卓上
型であって、従来の把持型のものに比較してテープ巻回
体をより多く収納でき、例えば修正テープや仮止めテー
プとしてテープ幅の種類を増やしたり、多色のカラーテ
ープを収めることが可能であり、しかも引き出した粘着
テープを切断用エッジにて引き切る際に、該テープの引
き出し部分に自動的に充分なテンションがかかる状態と
なるため、容易に且つ確実に切断を行うことができ、切
断後のテープ始端が次の使用時に指で簡単に摘み出せる
状態に保持され,また各テープ巻回体のテープ残量を外
部から視認して必要時に交換品を準備しておくことがで
き、極めて実用性に優れるものが提供される。
テープを対象としたテープホルダーとして、収納された
テープの使用に際してケースを把持する必要がない卓上
型であって、従来の把持型のものに比較してテープ巻回
体をより多く収納でき、例えば修正テープや仮止めテー
プとしてテープ幅の種類を増やしたり、多色のカラーテ
ープを収めることが可能であり、しかも引き出した粘着
テープを切断用エッジにて引き切る際に、該テープの引
き出し部分に自動的に充分なテンションがかかる状態と
なるため、容易に且つ確実に切断を行うことができ、切
断後のテープ始端が次の使用時に指で簡単に摘み出せる
状態に保持され,また各テープ巻回体のテープ残量を外
部から視認して必要時に交換品を準備しておくことがで
き、極めて実用性に優れるものが提供される。
【0027】請求項2の発明によれば、上記卓上型テー
プホルダーにおいて、特に粘着テープの引き出しを軽く
円滑に行えるという利点がある。
プホルダーにおいて、特に粘着テープの引き出しを軽く
円滑に行えるという利点がある。
【0028】請求項3の発明によれば、上記卓上型テー
プホルダーにおいて、特にテープ使用時のテープ始端部
の摘み出しがより容易になるという利点がある。
プホルダーにおいて、特にテープ使用時のテープ始端部
の摘み出しがより容易になるという利点がある。
【0029】請求項4の発明によれば、上記の卓上型テ
ープホルダーとして、特に修正テープを対象として修正
部位の大きさに応じた使い分けをより細かく行えるもの
や、多色のカラーテープを収納できるものが提供され
る。
ープホルダーとして、特に修正テープを対象として修正
部位の大きさに応じた使い分けをより細かく行えるもの
や、多色のカラーテープを収納できるものが提供され
る。
【図1】 この発明の一実施例に係る卓上型テープホル
ダーの斜視図である。
ダーの斜視図である。
【図2】 同卓上型テープホルダーを示し、(A)図は
縦断側面図、(B)図は(A)図のB−B線の断面矢視
図である。
縦断側面図、(B)図は(A)図のB−B線の断面矢視
図である。
【図3】 同卓上型テープホルダーよりテープ支持軸と
跳ね板及びテープ受け軸を取り出した状態を示す斜視図
である。
跳ね板及びテープ受け軸を取り出した状態を示す斜視図
である。
1 ケース本体 10 ケース 2 蓋体 22 ストッパー部 3 テープ導出口 4 テープ支持軸 5 跳ね板 5a 内側片 5b 外側片 50 切断用エッジ 6 テープ受け軸(テープ受け部) 61 軸体 62 ゴムチューブ(弾性層) 7,7A〜7D テープ巻回体 70 粘着テープ 70a テープ始端 8 スペーサー
Claims (4)
- 【請求項1】 前部に横長のテープ導出口を有して少な
くとも上面の一部が透明ないし半透明であるケース内
に、リング状芯材に紙基材の粘着テープを巻装したテー
プ巻回体の複数個を自転可能に嵌装したテープ支持軸が
水平状態で回転不能に保持されると共に、帯状の跳ね板
が幅方向中間部を通る回転軸を中心に揺動自在に且つ前
記テープ支持軸と平行状態に取り付けられ、 前記跳ね板は、端縁を切断用エッジとする外側片が前記
テープ導出口からケース外に張出するように配置し、 前記ケース内には跳ね板の内側片が下位で当接するテー
プ受け部を備え、これら両者の当接部位の少なくとも一
方側の表面に弾性層を有し、 各テープ巻回体より繰り出される粘着テープを、前記跳
ね板とテープ受け部との間を通してテープ導出口より外
部へ引き出し、跳ね板の切断用エッジ部分で上向きに角
度をつけて引っ張ることにより、該テープを回動した該
跳ね板の内側片とテープ受け部との間で挟み付け、この
状態で切断用エッジにて切断するように構成されてなる
卓上型テープホルダー。 - 【請求項2】 テープ受け部がケース内に回転自在に取
り付けられた軸体からなり、この軸体の外周に弾性層が
設けられてなる請求項1記載の卓上型テープホルダー。 - 【請求項3】 前記ケース内に跳ね板の内側片が上向き
回動時に当接するストッパー部を有すると共に、該跳ね
板の外側片が内側片よりも重く設定されてなる請求項1
又は2に記載の卓上型テープホルダー。 - 【請求項4】 テープ支持軸に、互いにテープ幅又は色
合いの異なる複数のテープ巻回体が嵌装されてなる請求
項1〜3のいずれかに記載の卓上型テープホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10288743A JP2000095426A (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 卓上型テープホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10288743A JP2000095426A (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 卓上型テープホルダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000095426A true JP2000095426A (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17734132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10288743A Pending JP2000095426A (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 卓上型テープホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000095426A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USD496690S1 (en) | 2003-10-15 | 2004-09-28 | 3M Image Properties Company | Desktop tape dispenser |
CN103395652A (zh) * | 2013-07-31 | 2013-11-20 | 河南科技大学第一附属医院 | 一种医用透明胶带盒 |
JP5624233B1 (ja) * | 2014-02-04 | 2014-11-12 | 俊子 吉沢 | クラフトテープホルダー |
CN104555550A (zh) * | 2013-10-18 | 2015-04-29 | 洪性万 | 具有旋转壳体的带切割装置 |
KR102102454B1 (ko) * | 2019-09-09 | 2020-04-20 | (주)지니덴탈 | 치과용 교합지 절단기 |
-
1998
- 1998-09-25 JP JP10288743A patent/JP2000095426A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USD496690S1 (en) | 2003-10-15 | 2004-09-28 | 3M Image Properties Company | Desktop tape dispenser |
CN103395652A (zh) * | 2013-07-31 | 2013-11-20 | 河南科技大学第一附属医院 | 一种医用透明胶带盒 |
CN104555550A (zh) * | 2013-10-18 | 2015-04-29 | 洪性万 | 具有旋转壳体的带切割装置 |
JP5624233B1 (ja) * | 2014-02-04 | 2014-11-12 | 俊子 吉沢 | クラフトテープホルダー |
KR102102454B1 (ko) * | 2019-09-09 | 2020-04-20 | (주)지니덴탈 | 치과용 교합지 절단기 |
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