JP2001143339A - カセットホルダー - Google Patents

カセットホルダー

Info

Publication number
JP2001143339A
JP2001143339A JP32224999A JP32224999A JP2001143339A JP 2001143339 A JP2001143339 A JP 2001143339A JP 32224999 A JP32224999 A JP 32224999A JP 32224999 A JP32224999 A JP 32224999A JP 2001143339 A JP2001143339 A JP 2001143339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
cassette
tape
cassette holder
front lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP32224999A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Ota
修一 太田
Takashi Ietoku
隆史 家徳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP32224999A priority Critical patent/JP2001143339A/ja
Priority to US09/707,839 priority patent/US6441993B1/en
Priority to KR1020000066695A priority patent/KR100749427B1/ko
Priority to ES00403124T priority patent/ES2286992T3/es
Priority to DE60035659T priority patent/DE60035659T2/de
Priority to EP00403124A priority patent/EP1100082B1/en
Priority to CNB001359924A priority patent/CN1174419C/zh
Publication of JP2001143339A publication Critical patent/JP2001143339A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/087Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
    • G11B23/08707Details
    • G11B23/08735Covers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/675Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
    • G11B15/67581Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with pivoting movement of the cassette holder
    • G11B15/67592Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with pivoting movement of the cassette holder inside the apparatus
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/675Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
    • G11B15/67544Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side and subsequent movement perpendicular thereto, i.e. front loading

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロントリッドを閉蓋時に前方へ移動するさ
せるための簡単な機構を提供すると共にフロントリッド
の前方への移動動作が安定して為されるようにすること
を課題とする。 【解決手段】 磁気テープ30を巻装したテープリール
40、50を内部に収納したカセットシェル20の前面
を横切るように位置された磁気テープの一部の前側を開
閉するフロントリッド60が磁気テープの前側を開放す
る開蓋時に上方へ回動すると共に後方へ移動するように
されたテープカセット10が挿入されると共に該テープ
カセットを記録再生装置110の所定の装着位置に装着
するためのカセットホルダー150であって、上記テー
プカセットがカセットホルダーから引き出されるときに
上記フロントリッドの中央部を前方へ向かって押圧する
リッド押圧片154を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規なカセットホル
ダーに関する。詳しくは、開蓋時に上方へ回動するとと
もに後方へ移動するフロントリッドを閉蓋時に前方へ移
動させる機構を簡単にすると共に前方への移動動作が安
定して為されるようにする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】テープカセットにおいて、記録の高密度
化に伴い、不使用時においてテープ状記録媒体のカセッ
トシェルから露出している部分をリッドと称する蓋体に
よって覆い、テープ状記録媒体に塵埃が付着したり、人
の手指が触れて油脂等が付着したりするのを防止する技
術がある。
【0003】従来にあっては、カセットシェルの前部に
設けた前方及び上下に開口したマウス部の前部を横切る
ように位置したテープ状記録媒体の前側をフロントリッ
ドで覆い、使用時には、フロントリッドをほぼ90度上
方へ回動させて、テープ状記録媒体を露出させるように
したものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のテープ
カセットにあっては、開蓋時にフロントリッドをほぼ9
0度上方へ回動させるだけであるので、マウス部の上側
がフロントリッドによって塞がれるため、使用時にマウ
ス部内に配置する部材が種々の制限を受けるという問題
がある。例えば、使用時に少なくとも一部が位置するヘ
ッドドラムの大きさや傾きが制限を受けてしまうという
問題がある。
【0005】そこで、開蓋時に、フロントリッドを上方
へ回動してテープ状記録媒体の前側を開放するだけでな
く、フロントリッドを後方へ移動させてマウス部の上方
をも開放することが考えられる。
【0006】そして、開蓋時にフロントリッドを上方へ
回動させると共に後方へ移動させるようにした場合、今
度は、テープ状記録媒体の前面を覆う閉蓋時に、フロン
トリッドを先ず前方へ移動させる手段が必要になってく
る。
【0007】そこで、本発明は、フロントリッドを閉蓋
時に前方へ移動させるための簡単な機構を提供すると共
にフロントリッドの前方への移動動作が安定して為され
るようにすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明カセットホルダー
は、上記した課題を解決するために、テープカセットが
カセットホルダーから引き出されるときにフロントリッ
ドの中央部を前方へ向かって押圧するリッド押圧部材を
設けたものである。
【0009】従って、本発明カセットホルダーにあって
は、カセットホルダーにリッド押圧部材を設けるという
簡単な機構によって、テープカセットをカセットホルダ
ーから引き出すときにフロントリッドを前方へ移動させ
ることができ、しかも、リッド押圧部材はフロントリッ
ドの中央部を押圧するので、フロントリッドを前方へ移
動させるための力が左右均等にかかり、フロントリッド
の前方への移動動作が安定して為される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明カセットホルダー
の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
【0011】先ず、本発明カセットホルダーを備える記
録再生装置において使用するテープカセットについて図
1乃至図3によって説明する。
【0012】カセットテープ10は、薄い箱状をしたカ
セットシェル20内にテープ状記録媒体である磁気テー
プ30を巻装したテープリール40、50が回転可能に
収納され、カセットシェル20の前面に沿って位置する
磁気テープ30の前面側を覆うフロントリッド60及び
該磁気テープ30の後側を覆うバックリッド70を備
え、そして、上記バックリッド70はカセットシェル2
0に前後方向に移動自在に支持されたスライダー80に
一体に形成され、また、上記フロントリッド60は上記
スライダー80に回動自在に支持されている。
【0013】カセットシェル20は薄い箱状を為し、プ
ラスチックスで形成されていて、カセットシェル20の
前部にはマウス部と称される大きな凹部21が形成され
ている。該マウス部21は前方並びに上方及び下方に開
口されている。
【0014】また、カセットシェル20のマウス部21
の両脇の部分は角筒を寝かせた如き形状をしたテープ引
出部22、22とされ、該テープ引出部22、22の前
端22a、22aが開口している。そして、磁気テープ
30はテープ引出部22、22の開口22a、22aか
ら外部に引き出され、上記マウス部21の前面を横切る
ように開口22a、22a間に張り渡されている。
【0015】上記テープ引出部22、22の前端面のう
ち外側に位置する部分22b、22bのほぼ上半部には
前方へ突出したカム部23、23が形成されている。
【0016】カセットシェル20の底板にはリール台挿
通孔24、24が形成されており、テープカセット10
が記録再生装置に装着されたときに記録再生装置に設け
られたリール台が該リール台挿通孔24、24を通って
カセットシェル20内に挿入され、該リール台に設けら
れた係合軸が上記テープリール40、50に下面に開口
するように形成されたリール台係合孔40a、50aに
係合される。
【0017】スライダー80は薄い金属板で形成され
る。スライダー80は左右方向に長い板状をした上面部
81と該上面部81の左右両側縁から下方へ突出した側
面部とが一体に形成されて成る。側面部は、前後方向に
おける中央よりやや前寄りの部分から後端までの主面部
82、82と、主面部82、82より前側の部分のリッ
ド支持部83、83とから成る。
【0018】リッド支持部83、83は主面部よりやや
内側に位置しており、上下幅は主面部82、82のほぼ
半分になっている。そして、リッド支持部83、83に
は下方へ開口したほぼ半円状の軸保持部83a、83a
が形成されている。そして、上面部81の前端縁からバ
ックリッド70が下方へ垂設されている。
【0019】フロントリッド60は、ほぼ左右方向に長
い帯状をした前面部61と、該前面部61の左右両端縁
から後方へ突出した側面部62、62とが一体に形成さ
れて成る。前面部61の上端部は上方へゆくに従って後
方へ変位するように緩やかに湾曲している。
【0020】側面部62、62の内面の前面部61との
接合部に接した部分に厚肉部63、63が形成され、該
厚肉部63、63に側方から見て円弧面を為す規制面6
4、64が形成される。また、側面部62、62の内面
のほぼ中央部で上記規制面64、64に対向した部分に
回動支点軸65、66が突設されている。そして、上記
規制面64、64は回動支点軸65、66を中心とする
円弧面に形成されている。
【0021】左側の側面部62の内面の下端部に下方に
開口した凹部62aが形成されている。
【0022】向かって左側の側面部62の内面の回動支
点軸65から後ろ下方に離間した位置に支持軸67が突
設されている。
【0023】さらにまた、前面部61の向かって両端の
下端寄りの位置には前方と側方に開口した係合凹部61
a、61aが形成され、また、前面部61の下縁の左端
近くに挿通切欠61bが形成されている。
【0024】そして、フロントリッド60の回動支点軸
65、66がスライダー80の軸保持部83a、83a
に回転可能に係合され、これによって、フロントリッド
60はスライダー80の前端部のリッド支持部83、8
3に回動可能に支持される。
【0025】フロントリッド60の向かって左側の側面
部62の内側にはリッドロック部材90が取着される。
リッドロック部材90は全体に細長く形成され、中央部
に支持孔91が形成されている。そして、該支持孔91
にフロントリッド60の向かって左側の側面部62に形
成された支持軸67が挿通され、これによって該側面部
62に回動自在に支持される。
【0026】リッドロック部材90が向かって左側から
見て右下がりの姿勢であるとき(図9参照)に、上端部
にほぼ前方へ向かって突出した係止爪92が形成され、
該係止爪92が上記スライダー80の向かって左側のリ
ッド支持部83に形成された摺動突起83bの上面に後
方から係止し得るようになっている。支持孔91と下端
との間の部分で上記側面部62に対向した面と反対側の
面を切り欠いて形成したバネ掛け面93が形成されてい
る。さらに、下端面の前側の部分94は円弧面となって
いる。さらにまた、下端寄りの部分の左側面、すなわ
ち、フロントリッド60の側面部に対向した面にロック
ピン95が突設されている。そして、該ロックピン95
はフロントリッド60の左側の側面部62に形成された
凹部62a内に位置している。
【0027】捩じりコイルバネ100が設けられること
によって、フロントリッド60及びリッドロック部材9
0がそれぞれ所定の方向に付勢される。
【0028】捩じりコイルバネ100のコイル部101
はフロントリッド60の左側側面部62に形成された回
動支点軸65に外嵌され、一方の腕片102はスライダ
ー80の左側のリッド支持部83に形成された摺動突起
83bの上面に前側から弾接され、また、他方の腕片1
03はリッドロック部材90のバネ掛け面93に弾接さ
れている(図9参照)。これによって、リッドロック部
材90は左側から見て時計回り方向に付勢され、また、
フロントリッド60はリッドロック部材90及び支持軸
67を介して左側から見て時計回り方向、すなわち、前
面部61によってマウス部21の前側を閉塞する閉塞方
向に付勢される。
【0029】このように、リッドロック部材90はフロ
ントリッド60が開くのをロックしているが、フロント
リッド60とスライダー80を捩じりコイルバネ100
の力で押さえていることにもなるので、フロントリッド
60及びスライダー80のガタも吸収している。
【0030】記録再生装置110は、メインシャーシ1
20、スライドシャーシ130、移動フレーム140及
びカセットホルダー150を備える。
【0031】メインシャーシ120は、回転ヘッドドラ
ム121、テープ引出ガイド122、122等磁気テー
プ30をカセットシェル20を引き出して所定のテープ
パスを形成して走行させるため等の主要な機構を備える
部分である。
【0032】スライドシャーシ130は、メインシャー
シ120の前側に位置すると共にメインシャーシ120
に対して前後方向に移動可能に支持されている。そし
て、該スライドシャーシ130には上記したテープカセ
ット10が装着されるようになっており、テープリール
40、50と係合して回転させるためのリール台13
1、131等が設けられている。
【0033】移動フレーム140は、ほぼ四角い枠状を
した上面部141の左右両側縁から下方へ側面板14
2、142が突設されており、側面板142、142の
後端部がメインシャーシ120の後端部に回動自在に支
持されており、捩じりコイルバネ143によって上方へ
付勢されている。側面板142、142には前後方向に
延びる案内スリット142a、142aが形成されてい
る。
【0034】カセットホルダー150は、側面板15
1、151の上端のほぼ前半部間が前側上面板152に
よって連結され、また、側面板151、151の後端部
間が後端部上面板153によって連結されている。そし
て、前部上面板の後端縁の中央部には上方へ突出したリ
ッド押圧片154が形成されている。側面板151、1
51の下縁からは互いに近づくように受け板155、1
55が突設されている。
【0035】そして、上記したカセットホルダー150
は上記移動フレーム140に前後方向に移動可能に支持
されている。なお、カセットホルダー150を移動フレ
ーム140に支持する部材の一である側面板151、1
51に突設された摺動ピン156、156が移動フレー
ム140の案内スリット142a、142aに摺動自在
に係合されている。
【0036】回動リンク160、160の一端部がカセ
ットホルダー150の側面板151、151のうち移動
フレーム140の側面板142、142の下縁から突出
した部分に回動自在に連結されており、該回動リンク1
60、160の他端部が上記スライドシャーシ130の
前端部に取着された前面板132に回動自在に支持され
ている。
【0037】上記カセットホルダー150にはフロント
リッド60及びバックリッド70を開放位置へ移動させ
る手段としてリッドオープナー170、170が設けら
れる。
【0038】リッドオープナー170、170は長い腕
状を為し、その上端部が側面板151、151の内側の
面の上端部に回動自在に支持される。リッドオープナー
170、170の回動端部の内面には係合突起171、
171が突設されている。捩じりコイルバネ180、1
80のコイル部181、181がリッドオープナー17
0、170の回動軸172、172に外嵌され、一方の
腕182、182が側面板151、151の一部を切り
起こし状に内側に突出させて形成したバネ掛け片151
a、151aに上方から弾接し、他方の腕183、18
3がリッドオープナー170、170の前縁のうち回動
支点寄りの位置に弾接され、これによって、リッドオー
プナー170、170は左方から見て(図9参照)時計
回り方向に付勢される。そして、リッドオープナー17
0、170は上端寄りの部分がバネ掛け片151a、1
51aに当接することによって回動端が下端に位置する
垂直な姿勢に保持される。
【0039】左側の受け板155のリッドオープナー1
70配置位置に対応した部分にロック解除カム190が
設けられている。該ロック解除カム190はテープカセ
ット10が挿入されてくる側の端面が傾斜部191とな
っている。そして、このロック解除カム190の左右幅
はフロントリッド60の前面部61に形成された挿通切
欠61bの幅よりやや小さく形成されている。
【0040】次ぎに、上記テープカセット10の使用に
ついて説明する。
【0041】先ず、スライドシャーシ130が引出位置
にある状態で移動フレーム140を上方へ回動させてカ
セットホルダー150を図4に示すイジェクト位置に移
動させ、その状態でテープカセット10をカセットホル
ダー150に前面側、すなわち、フロントリッド60の
側から図9の矢印Aの方向に挿入していくと、ロック解
除カム190がフロントリッド60の前面部61に形成
された挿通切欠61bからフロントリッド60の内側に
相対的に挿入されていく(図9参照)。
【0042】そして、リッドオープナー170、170
の係合突起171、171がフロントリッド60の係合
凹部61a、61aに係合し、また、ロック解除カム1
90の傾斜部191をリッドロック部材90の下端円弧
面94が滑り上がり、これによって、リッドロック部材
90が図11で見て反時計回り方向に回動して、係止爪
92のスライダー80の摺動突起83bへの係合が外れ
る。従って、フロントリッド60の閉塞位置へのロック
が解除される(図11参照)。
【0043】そこからさらに、テープカセット10がカ
セットホルダ−150内に挿入されると、すなわち、図
中矢印A方向に移動されると、リッドオープナー17
0、170は回動端に設けた係合突起171、171が
矢印A方向に押されるので、図11で見て反時計回り方
向、すなわち、図中矢印B方向に回動され、従って、上
記係合突起171、171が上方へと移動し、該係合突
起171、171と係合凹部61a、61aが係合して
いるフロントリッド60が反時計回り方向、すなわち、
図中矢印B方向へと回動していく(図12参照)。
【0044】なお、スライダー80は、フロントリッド
60を介してリッドオープナー170、170の係合突
起171、171によってカセットシェル20に対して
相対的に後方へ移動する力を受けるが、フロントリッド
60の規制面64、64がカセットシェル20のカム部
23、23と当接していることによって、カセットシェ
ル20に対して後方へ移動することができず、フロント
リッド60のみが上方へ回動していく(図11、図12
参照)。
【0045】また、この図11及び図12に示す状態に
おいては、リッドロック部材90のロックピン95はフ
ロントリッド60の左側の側面部62に形成された凹部
62aの後側の内側面に当接しており、この状態からフ
ロントリッド60がさらに矢印B方向に回動するのに伴
って、ロックピン95が凹部62aの後側内側面によっ
て矢印B方向に引っ張られ、これによって、リッドロッ
ク部材130も矢印B方向に回動していくことになる。
【0046】そして、フロントリッド60が最初の状態
(図9に示す閉塞状態)から矢印B方向へ90度回動す
ると、フロントリッド60の規制面64、64とカセッ
トシェル20のカム部23、23との係合が外れ(図1
3参照)、スライダー80がカセットシェル20に対し
て後方へ移動できる状態となる。また、この図13に示
した状態で、カセットホルダー150の前側上面板15
2に形成したリッド押圧片154はフロントリッド60
の前面部61の上端に後方から近接した状態となる。
【0047】図13の状態からさらにテープカセット1
0をカセットホルダー150の奥へ、すなわち、矢印A
方向へ移動させると、フロントリッド60は係合凹部6
1a、61aにリッドオープナー170、170の係合
突起171、171が係合していることにより、フロン
トリッド60及び該フロントリッド60が支持されてい
るスライダー80は矢印A方向には移動することができ
ず、その場所に置いて行かれる形になるので、スライダ
ー80がフロントリッド60と共にカセットシェル20
に対して相対的に後方へ移動することになる。もちろ
ん、バックリッド70もカセットシェル20に対して相
対的に後方へ移動する。
【0048】そして、テープカセット10のカセットホ
ルダー150に対する挿入が完了する(図14参照)。
【0049】なお、フロントリッド60はカセットシェ
ル20の上面に弾接するため、捩じりコイルバネ180
の弾発力がカセットシェル20をカセットホルダー15
0から浮き上がらせるように作用することはない。すな
わち、、捩じりコイルバネ180の弾発力はフロントリ
ッド60をカセットシェル20の上面に弾接させるよう
に作用するだけであるからである。
【0050】テープカセット10がカセットホルダー1
50に挿入完了位置まで挿入されると、移動フレーム1
40が下方へ回動し、これに伴ってカセットホルダー1
50も下降していき、カセットホルダー150が下降範
囲の最下端まで下降すると(図7参照)、スライドシャ
ーシ130に設けられたリール台131、131がリー
ル台挿通孔24、24からカセットシェル20内に挿入
され、リール台131、131のリール係合軸131
a、131aがテープリール40、50のリール台係合
孔40a、50aと係合する。また、メインシャーシ1
20に設けられたテープ引出ガイド122、122、図
示しないピンチローラ等がマウス21内に位置される。
【0051】次いで、スライドシャーシ130がメイン
シャーシ120に対して奥へ移動して行き、所定の引込
み位置に到達する(図8参照)。
【0052】そして、スライドシャーシ130が引込み
位置に到達すると、テープ引出ガイド122、122や
ピンチローラ等が所定の位置へと移動して磁気テープ3
0をカセットシェル20から引き出して、磁気テープ3
0を回転ヘッドドラム121に所定の巻き付け角で巻き
付けると共に所定のテープパスを形成する。
【0053】磁気テープ30に対する記録又は再生が終
了すると、テープ引出ガイド122、122やピンチロ
ーラ等の部材がマウス部21内に移動し、一方のテープ
リール40に余分な磁気テープ30が巻き取られる。
【0054】それから、スライドシャーシ130が上記
引出位置まで戻され、次いで移動フレーム140が上方
へ回動してカセットホルダー150がイジェクト位置に
位置される。
【0055】そこで、テープカセット10のカセットホ
ルダー150の前端から突出している部分を把持してカ
セットホルダー150から引き出すようにすると、テー
プカセット10が取り出し方向、すなわち、図中矢印C
方向に移動される(図15参照)。
【0056】テープカセット10が矢印C方向に移動さ
れると、カセットホルダー150の前側上面板152の
中央部に設けられたリッド押圧片154がフロントリッ
ド60の前面部61の上端部の中央部を相対的に矢印C
方向と反対の方向に押圧し、これによって、フロントリ
ッド60及びスライダー80(バックリッド70も一
緒)はカセットシェル20の前端方向に向かって移動せ
しめられる。この時、フロントリッド60は前面部61
の上端部の中央部が押圧されるので、左右にバランス良
く移動力が加えられることになる。
【0057】スライダー80が移動範囲の前端に達する
と(図16参照)、フロントリッド60の厚肉部63、
63の下端部がカセットシェル20の上面から外れるの
で、フロントリッド60は下方へ回動し得る状態とな
り、リッドロック部材90を介して加えられる捩じりコ
イルバネ100の付勢力によって、フロントリッド60
は下方へ回動し、閉蓋位置に達し、前進してきているバ
ックリッド70と協同して磁気テープ30を覆う。そし
て、リッドロック部材90の係止爪92がスライダー8
0の摺動突起83bの上面に係合する。そして、テープ
カセット10はカセットホルダー150から取り出され
る。
【0058】上記したカセットホルダー150にあって
は、カセットホルダー150にリッド押圧片154を設
けるという簡単な機構によって、テープカセット10を
カセットホルダー150から引き出すときにフロントリ
ッド60を前方へ移動させることができ、しかも、リッ
ド押圧片154はフロントリッド60の中央部を押圧す
るので、フロントリッド60を前方へ移動させるための
力が左右均等にかかり、フロントリッドの前方への移動
動作が安定して為される。
【0059】なお、上記した実施の形態において示した
各部の形状乃至構造は、何れも本発明を実施するに際し
て行う具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これ
らによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるよ
うなことがあってはならないものである。
【0060】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明カセットホルダーは、テープ状記録媒体を巻
装したテープリールを内部に収納したカセットシェルの
前面を横切るように位置されたテープ状記録媒体の一部
の前側を開閉するフロントリッドがテープ状記録媒体の
前側を開放する開蓋時に上方へ回動すると共に後方へ移
動するようにされたテープカセットが挿入されると共に
該テープカセットを記録再生装置の所定の装着位置に装
着するためのカセットホルダーであって、上記テープカ
セットがカセットホルダーから引き出されるときに上記
フロントリッドの中央部を前方へ向かって押圧するリッ
ド押圧部材を有することを特徴とする。
【0061】従って、本発明カセットホルダーにあって
は、カセットホルダーにリッド押圧部材を設けるという
簡単な機構によって、テープカセットをカセットホルダ
ーから引き出すときにフロントリッドを前方へ移動させ
ることができ、しかも、リッド押圧部材はフロントリッ
ドの中央部を押圧するので、フロントリッドを前方へ移
動させるための力が左右均等にかかり、フロントリッド
の前方への移動動作が安定して為される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2及び図3と共に本発明カセットホルダーを
備えた記録再生装置において使用するテープカセットの
例を示すものであり、本図はリッドが閉塞位置にある状
態を示す斜視図である。
【図2】リッドが開放位置にある状態を示す斜視図であ
る。
【図3】リッドが開放位置にある状態を下面側から見た
斜視図である。
【図4】図5乃至図8と共に本発明に係るカセットホル
ダーを備えた記録再生装置を示すものであり、本図はカ
セットホルダーがイジェクト位置にある状態を示す概略
斜視図である。
【図5】イジェクト位置にあるかセットホルダーにテー
プカセットが挿入された状態を示す概略斜視図である。
【図6】図5の状態を一部を切り欠いて示す概略斜視図
である。
【図7】カセットホルダーが下降し、スライドシャーシ
が引出位置にある状態を示す概略斜視図である。
【図8】スライドシャーシが記録再生位置まで引き込ま
れた状態を示す概略斜視図である。
【図9】図10乃至図16と共にテープカセットが記録
再生装置に挿脱される状態を示すものであり、本図はカ
セットホルダにテープカセットが挿入され始めた状態を
要部を切り欠いて示す概略左側面図である。
【図10】カセットホルダにテープカセットが挿入され
始めた状態を示す概略平面図である。
【図11】リッドロック部材によるロックが解除された
状態を要部を切り欠いて示す概略左側面図である。
【図12】図11に続く状態を要部を切り欠いて示す概
略左側面図である。
【図13】フロントリッドが開放位置に達した状態を要
部を切り欠いて示す概略左側面図である。
【図14】スライダーが後退しフロントリッド及びバッ
クリッドが共に開蓋位置に達した状態を要部を切り欠い
て示す概略左側面図である。
【図15】テープカセットがカセットホルダーから引き
出され始めた状態を要部を切り欠いて示す概略左側面図
である。
【図16】スライダーが移動範囲の前端に達した状態を
要部を切り欠いて示す概略側面図である。
【符号の説明】
10…テープカセット、20…カセットシェル、30…
磁気テープ(テープ状記録媒体)、40…テープリー
ル、50…テープリール、60…フロントリッド、11
0…記録再生装置、150…カセットホルダー、154
…リッド押圧片(リッド押圧部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状記録媒体を巻装したテープリー
    ルを内部に収納したカセットシェルの前面を横切るよう
    に位置されたテープ状記録媒体の一部の前側を開閉する
    フロントリッドがテープ状記録媒体の前側を開放する開
    蓋時に上方へ回動すると共に後方へ移動するようにされ
    たテープカセットが挿入されると共に該テープカセット
    を記録再生装置の所定の装着位置に装着するためのカセ
    ットホルダーであって、 上記テープカセットがカセットホルダーから引き出され
    るときに上記フロントリッドの中央部を前方へ向かって
    押圧するリッド押圧部材を有することを特徴とするカセ
    ットホルダー。
JP32224999A 1999-11-12 1999-11-12 カセットホルダー Abandoned JP2001143339A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32224999A JP2001143339A (ja) 1999-11-12 1999-11-12 カセットホルダー
US09/707,839 US6441993B1 (en) 1999-11-12 2000-11-08 Cassette Holder
KR1020000066695A KR100749427B1 (ko) 1999-11-12 2000-11-10 카세트 홀더
ES00403124T ES2286992T3 (es) 1999-11-12 2000-11-10 Portacasete.
DE60035659T DE60035659T2 (de) 1999-11-12 2000-11-10 Kassettenbehälter
EP00403124A EP1100082B1 (en) 1999-11-12 2000-11-10 Cassette holder
CNB001359924A CN1174419C (zh) 1999-11-12 2000-11-11 磁带托架

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32224999A JP2001143339A (ja) 1999-11-12 1999-11-12 カセットホルダー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001143339A true JP2001143339A (ja) 2001-05-25

Family

ID=18141572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32224999A Abandoned JP2001143339A (ja) 1999-11-12 1999-11-12 カセットホルダー

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6441993B1 (ja)
EP (1) EP1100082B1 (ja)
JP (1) JP2001143339A (ja)
KR (1) KR100749427B1 (ja)
CN (1) CN1174419C (ja)
DE (1) DE60035659T2 (ja)
ES (1) ES2286992T3 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100424575B1 (ko) * 2001-10-20 2004-03-27 엘지전자 주식회사 자기기록재생기의 카세트 밀림방지장치

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4370487B2 (ja) * 1999-11-17 2009-11-25 ソニー株式会社 テープカセット
JP2001319456A (ja) * 2000-05-12 2001-11-16 Sony Corp テープカセット

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2280952A1 (fr) * 1974-07-30 1976-02-27 Staar Sa Dispositif de chargement de cassettes pour des appareils d'enregistrement et de lecture a bandes magnetiques
JPS59178644A (ja) * 1983-03-30 1984-10-09 Imazaike Seikou Kk 磁気記録再生装置におけるカセツトの蓋開閉装置
JPS61170951A (ja) * 1985-01-23 1986-08-01 Sony Corp カセツトホルダ−
DE3853638T2 (de) * 1987-12-09 1996-01-25 Mitsubishi Electric Corp Bandkassette-Lademechanismus in einem Bandwiedergabegerät.
US5214548A (en) * 1987-12-09 1993-05-25 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Tape cassette loading mechanism in tape player
US5289324A (en) * 1989-12-06 1994-02-22 Sony Corporation Cassette holder with means for opening and closing the closure member of a cassette
JPH0741735U (ja) * 1993-12-24 1995-07-21 ティアック株式会社 カセットコンパートメント機構

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100424575B1 (ko) * 2001-10-20 2004-03-27 엘지전자 주식회사 자기기록재생기의 카세트 밀림방지장치

Also Published As

Publication number Publication date
EP1100082A3 (en) 2002-10-16
DE60035659D1 (de) 2007-09-06
KR100749427B1 (ko) 2007-08-14
US6441993B1 (en) 2002-08-27
EP1100082B1 (en) 2007-07-25
CN1174419C (zh) 2004-11-03
KR20010060290A (ko) 2001-07-06
DE60035659T2 (de) 2008-05-21
EP1100082A2 (en) 2001-05-16
CN1301021A (zh) 2001-06-27
ES2286992T3 (es) 2007-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4673145A (en) Cassette holder in recording and reproducing apparatus for magnetic tape cassette having underside-covering sliding shutter member
US4954916A (en) Cassette loading apparatus with improved access
JP2001143339A (ja) カセットホルダー
JP4370487B2 (ja) テープカセット
JP2000339904A (ja) テープカセット
JP2000339905A (ja) テープカセット
JP2000339908A (ja) テープカセット及び記録再生装置
JP2001351358A (ja) テープカセット及びカセットホルダー
JP2805950B2 (ja) テーププレーヤのカセットイジェクト機構
JP2001357654A (ja) テープカセット及びカセットホルダー
JP2001344934A (ja) テープカセット及びカセットホルダー
JP2001351357A (ja) テープカセット及びカセットホルダー
JPS6331244Y2 (ja)
JP2526420B2 (ja) カセットロ―ディング装置
JPH0348754Y2 (ja)
JP3453817B2 (ja) テープカセット
JPH0345308Y2 (ja)
JPH0810867Y2 (ja) カセツト装着機構
JPH05325482A (ja) テープカセット及び記録再生装置
JP2506778B2 (ja) テ−プカセツト
JP2616501B2 (ja) カセットローディング装置
JPH0450594Y2 (ja)
JP2870917B2 (ja) テーププレーヤの操作機構
JP2521986Y2 (ja) 携帯用カセットテープレコーダの押釦操作装置
JP2734143B2 (ja) テーププレーヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060309

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20080826

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080826