JPH0450594Y2 - - Google Patents
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- JPH0450594Y2 JPH0450594Y2 JP11897687U JP11897687U JPH0450594Y2 JP H0450594 Y2 JPH0450594 Y2 JP H0450594Y2 JP 11897687 U JP11897687 U JP 11897687U JP 11897687 U JP11897687 U JP 11897687U JP H0450594 Y2 JPH0450594 Y2 JP H0450594Y2
- Authority
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- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- cassette holder
- holder
- lever
- tape
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- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 56
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 26
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 26
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- 238000010899 nucleation Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案カセツトローデイング機構を以下の項目
に従つて説明する。
に従つて説明する。
A 産業上の利用分野
B 考案の概要
C 従来技術
a 一般的背景
b 従来のテープカセツトローデイング機構の
例[第6図乃至第8図] b−1 第1の例[第6図] b−2 第2の例[第7図] b−3 第3の例[第8図] D 考案が解決しようとする問題点[第6図乃至
第8図] E 問題点を解決するための手段 F 実施例[第1図乃至第5図] a テープカセツト[第1図乃至第3図、第5
図] b カセツト装着部[第1図、第2図] c テープカセツトローデイング機構[第1図
乃至第4図] c−1 支持壁[第1図乃至第4図] c−2 回動レバー[第1図乃至第4図] c−2−a 構造 c−2−b 支持壁への支持及び回動力、
ロツク子 c−3 連結リンク[第1図乃至第4図] c−3−a 構造 c−3−b 取付 c−3−c 移動 c−4 カセツトホルダー[第1図乃至第4
図] c−4−a 構造 c−4−b 支持壁及び連結リンクによる
支持及び移動 c−5 動作等[第1図、第2図] c−5−a テープカセツトのカセツトホ
ルダーへの挿入 c−5−b テープカセツトのカセツト装
着部への装着及びカセツト装着部からの
離脱 c−5−c カセツトホルダーの姿勢の保
持等 G 考案の効果 (A 産業上の利用分野) 本考案は新規なカセツトローデイング機構に関
する。詳しくは、テープカセツトやデイスクカセ
ツト等所定の記録媒体が収納されたカセツトケー
スを有する記録媒体カセツトを使用して記録や記
録内容の再生を行なう記録再生装置におけるカセ
ツトローデイング機構、特に、記録媒体カセツト
が着脱自在に挿入されると共に上記記録媒体カセ
ツトをカセツト装着部に装着せしめるカセツト装
着位置と該カセツト装着位置から記録媒体カセツ
トの厚み方向へ離間し記録媒体カセツトの挿入及
び取出を行なうことができるイジエクト位置との
間を移動されかつ常時インジエクト位置側への移
動力が付勢されたカセツトホルダーを有するカセ
ツトローデイング機構に関するものであり、カセ
ツトホルダーの支持手段を改良することにより、
カセツトホルダーをカセツト装着部と略垂直な方
向へ安定して移動せしめることができて奥行方向
における寸法を必要最小限の大きさにすることが
できると共に、記録媒体カセツトのカセツト装着
部に対する着脱をスムーズに行なうことができ、
しかも、カセツトホルダーに歪みが生ずることの
無い充分な強度を持たせることができるようにし
た新規なカセツトローデイング機構を提供しよう
とするものである。
例[第6図乃至第8図] b−1 第1の例[第6図] b−2 第2の例[第7図] b−3 第3の例[第8図] D 考案が解決しようとする問題点[第6図乃至
第8図] E 問題点を解決するための手段 F 実施例[第1図乃至第5図] a テープカセツト[第1図乃至第3図、第5
図] b カセツト装着部[第1図、第2図] c テープカセツトローデイング機構[第1図
乃至第4図] c−1 支持壁[第1図乃至第4図] c−2 回動レバー[第1図乃至第4図] c−2−a 構造 c−2−b 支持壁への支持及び回動力、
ロツク子 c−3 連結リンク[第1図乃至第4図] c−3−a 構造 c−3−b 取付 c−3−c 移動 c−4 カセツトホルダー[第1図乃至第4
図] c−4−a 構造 c−4−b 支持壁及び連結リンクによる
支持及び移動 c−5 動作等[第1図、第2図] c−5−a テープカセツトのカセツトホ
ルダーへの挿入 c−5−b テープカセツトのカセツト装
着部への装着及びカセツト装着部からの
離脱 c−5−c カセツトホルダーの姿勢の保
持等 G 考案の効果 (A 産業上の利用分野) 本考案は新規なカセツトローデイング機構に関
する。詳しくは、テープカセツトやデイスクカセ
ツト等所定の記録媒体が収納されたカセツトケー
スを有する記録媒体カセツトを使用して記録や記
録内容の再生を行なう記録再生装置におけるカセ
ツトローデイング機構、特に、記録媒体カセツト
が着脱自在に挿入されると共に上記記録媒体カセ
ツトをカセツト装着部に装着せしめるカセツト装
着位置と該カセツト装着位置から記録媒体カセツ
トの厚み方向へ離間し記録媒体カセツトの挿入及
び取出を行なうことができるイジエクト位置との
間を移動されかつ常時インジエクト位置側への移
動力が付勢されたカセツトホルダーを有するカセ
ツトローデイング機構に関するものであり、カセ
ツトホルダーの支持手段を改良することにより、
カセツトホルダーをカセツト装着部と略垂直な方
向へ安定して移動せしめることができて奥行方向
における寸法を必要最小限の大きさにすることが
できると共に、記録媒体カセツトのカセツト装着
部に対する着脱をスムーズに行なうことができ、
しかも、カセツトホルダーに歪みが生ずることの
無い充分な強度を持たせることができるようにし
た新規なカセツトローデイング機構を提供しよう
とするものである。
(B 考案の概要)
本考案カセツトローデイング機構は、記録媒体
カセツトが着脱自在に挿入されると共に上記記録
媒体カセツトをカセツト装着部に装着せしめるカ
セツト装着位置と該カセツト装着位置から記録媒
体カセツトの厚み方向へ離間し記録媒体カセツト
の挿入及び取出を行なうことができるイジエクト
位置との間を移動されかつ常時イジエクト位置側
への移動力が付勢されたカセツトホルダーを有す
るカセツトローデイング機構において、互いに略
並行に対向しかつ基端部が支持部材に回動自在に
支持された2つのアーム部と該アーム部の回動端
部間を連結した連結部とを有し常時その回動端部
がカセツト装着部から遠くなる方向への回動力が
付勢された回動レバーと、略中間部が上記回動レ
バーのアーム部に回動自在に連結され一端部が前
記支持部材に設けられた案内手段に摺動自在に支
持され回動レバーが回動することによつてその他
端部がカセツト装着部と略垂直な方向へ変位する
2つの連結リンクとを設けると共に、カセツトホ
ルダーの一部をカセツト装着部と略垂直な方向へ
延びる案内手段に摺動自在に係合すると共に他の
一部を前記連結リンクの他端部に回動自在に連結
し、それによつて、特別な同期手段を用いなくて
もカセツトホルダーの左右両側部が互いに同期移
動されるようにして歪みが生ずることが無いよう
にし、しかも、カセツトホルダーをカセツト装着
部と略垂直な方向へ移動せしめることができると
共に、この種の機構の奥行方向の寸法を必要最小
限の大きさとすることができ、かつ、回動レバー
の回動量の割りにはカセツトホルダーの移動量を
充分得ることができるようにしたものである。
カセツトが着脱自在に挿入されると共に上記記録
媒体カセツトをカセツト装着部に装着せしめるカ
セツト装着位置と該カセツト装着位置から記録媒
体カセツトの厚み方向へ離間し記録媒体カセツト
の挿入及び取出を行なうことができるイジエクト
位置との間を移動されかつ常時イジエクト位置側
への移動力が付勢されたカセツトホルダーを有す
るカセツトローデイング機構において、互いに略
並行に対向しかつ基端部が支持部材に回動自在に
支持された2つのアーム部と該アーム部の回動端
部間を連結した連結部とを有し常時その回動端部
がカセツト装着部から遠くなる方向への回動力が
付勢された回動レバーと、略中間部が上記回動レ
バーのアーム部に回動自在に連結され一端部が前
記支持部材に設けられた案内手段に摺動自在に支
持され回動レバーが回動することによつてその他
端部がカセツト装着部と略垂直な方向へ変位する
2つの連結リンクとを設けると共に、カセツトホ
ルダーの一部をカセツト装着部と略垂直な方向へ
延びる案内手段に摺動自在に係合すると共に他の
一部を前記連結リンクの他端部に回動自在に連結
し、それによつて、特別な同期手段を用いなくて
もカセツトホルダーの左右両側部が互いに同期移
動されるようにして歪みが生ずることが無いよう
にし、しかも、カセツトホルダーをカセツト装着
部と略垂直な方向へ移動せしめることができると
共に、この種の機構の奥行方向の寸法を必要最小
限の大きさとすることができ、かつ、回動レバー
の回動量の割りにはカセツトホルダーの移動量を
充分得ることができるようにしたものである。
(C 従来技術)
(a 一般的背景)
記録媒体カセツト、例えば、テープカセツトや
デイスクカセツト等記録媒体がカセツトケースに
収納されたものを使用して記録及び/又は記録内
容の再生を行なう記録再生装置には、一般に、当
該記録媒体カセツトを所定のカセツト装着部に装
着せしめるカセツト装着位置と記録媒体カセツト
の挿入及び取出を行なうことができるイジエクト
位置との間を移動されるカセツトホルダーを備え
たカセツトローデイング機構が設けられている。
デイスクカセツト等記録媒体がカセツトケースに
収納されたものを使用して記録及び/又は記録内
容の再生を行なう記録再生装置には、一般に、当
該記録媒体カセツトを所定のカセツト装着部に装
着せしめるカセツト装着位置と記録媒体カセツト
の挿入及び取出を行なうことができるイジエクト
位置との間を移動されるカセツトホルダーを備え
たカセツトローデイング機構が設けられている。
そして、このようなカセツトローデイング機構
には従来から各種のものがあるが、その中の1つ
に、所謂ポツプアツプ式のカセツトローデイング
機構、即ち、カセツトホルダーの移動方向がそれ
に挿入された記録媒体カセツトの厚み方向と略同
じ方向であり、かつ、カセツト装着位置に来てい
る状態からカセツトホルダーに対するロツクを解
除すると該カセツトホルダーがこれに付勢された
弾発力によつてイジエクト位置へと移動せしめら
れるように構成されたものがあり、そして、この
種のカセツトローデイング機構におけるカセツト
ホルダーは、通常、シヤーシ等の支持部材に、複
数のレバーもしくはアームあるいはリンクを介し
て所定の方向へ移動自在なるように支持されてい
る。
には従来から各種のものがあるが、その中の1つ
に、所謂ポツプアツプ式のカセツトローデイング
機構、即ち、カセツトホルダーの移動方向がそれ
に挿入された記録媒体カセツトの厚み方向と略同
じ方向であり、かつ、カセツト装着位置に来てい
る状態からカセツトホルダーに対するロツクを解
除すると該カセツトホルダーがこれに付勢された
弾発力によつてイジエクト位置へと移動せしめら
れるように構成されたものがあり、そして、この
種のカセツトローデイング機構におけるカセツト
ホルダーは、通常、シヤーシ等の支持部材に、複
数のレバーもしくはアームあるいはリンクを介し
て所定の方向へ移動自在なるように支持されてい
る。
(b 従来のテープカセツトローデイング機構の
例)[第6図乃至第8図] 第6図乃至第8図は従来のポツプアツプ式のテ
ープカセツトローデイング機構の各別の例a1,a2
及びa3を示すものである。
例)[第6図乃至第8図] 第6図乃至第8図は従来のポツプアツプ式のテ
ープカセツトローデイング機構の各別の例a1,a2
及びa3を示すものである。
尚、第6図乃至第8図に示す各テープカセツト
ローデイング機構においてその構造もしくは機能
が同じである部分については同じ符号を使用して
あり、従つて、重複する説明は省略する。また、
各図面にはテープカセツトローデイング機構の左
右両側面部の一方のみを示してあるが図示してな
い他方の側面部は一方の側面部と略左右対称な構
成を有している。
ローデイング機構においてその構造もしくは機能
が同じである部分については同じ符号を使用して
あり、従つて、重複する説明は省略する。また、
各図面にはテープカセツトローデイング機構の左
右両側面部の一方のみを示してあるが図示してな
い他方の側面部は一方の側面部と略左右対称な構
成を有している。
(b−1 第1の例)[第6図]
第6図に示すテープカセツトローデイング機構
a1は次のように構成されている。
a1は次のように構成されている。
bはリール台c及びカセツト位置決めピンd,
d,……や図示しないカセツトホルダー載置部等
が設けられたメカシヤーシであり、これらリール
台c、カセツト位置決めピンd,d,……等によ
りカセツト装着部eが構成されている。
d,……や図示しないカセツトホルダー載置部等
が設けられたメカシヤーシであり、これらリール
台c、カセツト位置決めピンd,d,……等によ
りカセツト装着部eが構成されている。
fはメカシヤーシbから立ち上がるように設け
られた支持壁であり、該支持壁f及びこれと所定
の距離離間して平行に対向した図示しないもう1
つの支持壁の前端部(第6図乃至第8図における
右側へ向う方向を前方とし、左側へ向う方向を後
方とする。)間に連結軸gがその軸回り方向へ回
動自在に支持されている。
られた支持壁であり、該支持壁f及びこれと所定
の距離離間して平行に対向した図示しないもう1
つの支持壁の前端部(第6図乃至第8図における
右側へ向う方向を前方とし、左側へ向う方向を後
方とする。)間に連結軸gがその軸回り方向へ回
動自在に支持されている。
hはその基端部、即ち、前端部が上記連結軸g
に固定された回動レバーであり、該回動レバーh
には、常時、引張スプリングiによる同図におけ
る時計回り方向への回動力が付勢されると共に、
メカシヤーシbの上面と略平行に延びる向きとな
る位置に来たとき図示しないロツク手段によつて
その位置にロツクされるようになつている。
に固定された回動レバーであり、該回動レバーh
には、常時、引張スプリングiによる同図におけ
る時計回り方向への回動力が付勢されると共に、
メカシヤーシbの上面と略平行に延びる向きとな
る位置に来たとき図示しないロツク手段によつて
その位置にロツクされるようになつている。
jは回動リンクであり、その長手方向における
略中間の部分が回動レバーhの長手方向における
略中間の部分と連結ピンkにより回動自在に支持
されると共にその両端寄りの位置に形成された2
つの長孔l,l′の一方lに支持壁fに突設された
規制ピンmが摺動自在に係合されている。
略中間の部分が回動レバーhの長手方向における
略中間の部分と連結ピンkにより回動自在に支持
されると共にその両端寄りの位置に形成された2
つの長孔l,l′の一方lに支持壁fに突設された
規制ピンmが摺動自在に係合されている。
nはテープカセツトoが着脱自在に挿入される
カセツトホルダーであり、その側板の互いに前後
方向に離間した2つの位置から連結ピンpと係合
ピンqが突設されており、上記連結ピンpが回動
レバーhの回動端部に回動自在に連結され、上記
係合ピンqが回動リンクjの他方の長孔l′に摺動
自在に係合されている。
カセツトホルダーであり、その側板の互いに前後
方向に離間した2つの位置から連結ピンpと係合
ピンqが突設されており、上記連結ピンpが回動
レバーhの回動端部に回動自在に連結され、上記
係合ピンqが回動リンクjの他方の長孔l′に摺動
自在に係合されている。
そこで、回動レバーhが回動すると、回動リン
クjは回動レバーhとの連結点である連結ピンk
が僅かに前後方向へ動きながら大略上下方向へ移
動し、その中間部が上記した方向へ変位されると
共に一方の長孔lの規制ピンmと係合している位
置が該規制ピンmによつて上下方向への変位を阻
止されていることにより上記連結ピンkを回動中
心として回動されてカセツトホルダーnから突出
している係合ピンqを前記方向と略同じ方向へ押
圧することになる。
クjは回動レバーhとの連結点である連結ピンk
が僅かに前後方向へ動きながら大略上下方向へ移
動し、その中間部が上記した方向へ変位されると
共に一方の長孔lの規制ピンmと係合している位
置が該規制ピンmによつて上下方向への変位を阻
止されていることにより上記連結ピンkを回動中
心として回動されてカセツトホルダーnから突出
している係合ピンqを前記方向と略同じ方向へ押
圧することになる。
しかして、回動レバーhが回動すると、カセツ
トホルダーnから突出している連結ピンp及び係
合ピンqが互いに同期して僅かに前後方向へ動き
ながら大略上下方向へ移動されるので、それによ
つてカセツトホルダーnが上記方向へ移動される
ことになる。
トホルダーnから突出している連結ピンp及び係
合ピンqが互いに同期して僅かに前後方向へ動き
ながら大略上下方向へ移動されるので、それによ
つてカセツトホルダーnが上記方向へ移動される
ことになる。
尚、回動レバーhが前記したロツクされる位置
に来ると、カセツトホルダーnが同図に実線で示
す位置、即ち、それに挿入されたテープカセツト
oをカセツト位置決めピンd,d,……に圧着す
るカセツト装着位置に到達すると共にテープカセ
ツトoに収納されているテープリールrがリール
台cに装着されることになり、また、回動リンク
jが時計回り方向への回動が阻止される位置、即
ち、同図に2点鎖線で示す位置まで来ると、カセ
ツトホルダーnがこれに対するテープカセツトo
の挿入及び取出を行なうことのできるイジエクト
位置に到達することになる。
に来ると、カセツトホルダーnが同図に実線で示
す位置、即ち、それに挿入されたテープカセツト
oをカセツト位置決めピンd,d,……に圧着す
るカセツト装着位置に到達すると共にテープカセ
ツトoに収納されているテープリールrがリール
台cに装着されることになり、また、回動リンク
jが時計回り方向への回動が阻止される位置、即
ち、同図に2点鎖線で示す位置まで来ると、カセ
ツトホルダーnがこれに対するテープカセツトo
の挿入及び取出を行なうことのできるイジエクト
位置に到達することになる。
(b−2 第2の例)[第7図]
次に、第7図に示すテープカセツトローデイン
グ機構a2について説明する。
グ機構a2について説明する。
s及びs′は互いに略平行な状態で前後方向に延
びる回動レバーであり、上側のものsの前端部が
支持壁fに設けられた連結軸gに固定され、下側
の回動レバーs′の前端部が支持ピンtを介して支
持壁fに回動自在に支持されると共に、それらの
回動端部がカセツトホルダーnの側板の互いに上
下方向にかつ稍前後方向に離間した2つの位置に
連結ピンk,k′を介して回動自在に連結されてい
る。
びる回動レバーであり、上側のものsの前端部が
支持壁fに設けられた連結軸gに固定され、下側
の回動レバーs′の前端部が支持ピンtを介して支
持壁fに回動自在に支持されると共に、それらの
回動端部がカセツトホルダーnの側板の互いに上
下方向にかつ稍前後方向に離間した2つの位置に
連結ピンk,k′を介して回動自在に連結されてい
る。
そして、上側の回動レバーsの基端部寄りの位
置と下側の回動レバーs′の回動端部との間に引張
スプリングiが張設されており、従つて、回動レ
バーs,s′には、常時、時計回り方向への回動力
が付勢されている。
置と下側の回動レバーs′の回動端部との間に引張
スプリングiが張設されており、従つて、回動レ
バーs,s′には、常時、時計回り方向への回動力
が付勢されている。
そこで、回動レバーs,s′がメカシヤーシbと
略平行に延びる姿勢となる位置に来ると、カセツ
トホルダーnがカセツト装着位置に到達すると共
に図示しないロツク手段によつてその位置にロツ
クされ、また、その状態から上記ロツクが解除さ
れると、回動レバーs,s′が時計回り方向へ回動
するので、カセツトホルダーnが上方へかつ稍後
方へ向けて浮上されてイジエクト位置へと移動さ
れる。
略平行に延びる姿勢となる位置に来ると、カセツ
トホルダーnがカセツト装着位置に到達すると共
に図示しないロツク手段によつてその位置にロツ
クされ、また、その状態から上記ロツクが解除さ
れると、回動レバーs,s′が時計回り方向へ回動
するので、カセツトホルダーnが上方へかつ稍後
方へ向けて浮上されてイジエクト位置へと移動さ
れる。
尚、下側の回動レバーs′の長さは上側の回動レ
バーsより稍短くなつており、また、下側の回動
レバーs′の回動端部のカセツトホルダーnとの連
結点は上側の回動レバーsの回動端部のカセツト
ホルダーnとの連結点より後側に位置しているの
で、カセツトホルダーnはカセツト装着位置から
イジエクト位置へと移動されて行く間にその姿勢
が稍後下がりに変化せしめられる。
バーsより稍短くなつており、また、下側の回動
レバーs′の回動端部のカセツトホルダーnとの連
結点は上側の回動レバーsの回動端部のカセツト
ホルダーnとの連結点より後側に位置しているの
で、カセツトホルダーnはカセツト装着位置から
イジエクト位置へと移動されて行く間にその姿勢
が稍後下がりに変化せしめられる。
(b−3 第3の例)[第8図]
また、第8図に示すテープカセツトローデイン
グ機構a3は次のように構成されている。
グ機構a3は次のように構成されている。
u及びvは互いの長手方向における中間の部分
が連結ピンkによつて回動自在に連結された回動
レバーであり、長い方の回動レバーuはその基端
部、即ち、後端部が支持ピンg′を介して支持壁f
に回動自在に支持されかつ、常時、引張スプリン
グiによつて同図における反時計回り方向への回
動力が付勢されていると共にその回動端部に固定
された係合ピンqがカセツトホルダーnの側板に
形成された略へ字状の係合溝wと摺動自在に係合
されており、また、短い方の回動レバーvはその
後端部がカセツトホルダーnの側板の上端部間に
架渡状に回転自在に支持された連結軸xに固定さ
れると共にその前端部に設けられた係合ピンq′が
支持壁fの前端部に形成された略逆への字状を為
すカム溝yと摺動自在に係合されている。
が連結ピンkによつて回動自在に連結された回動
レバーであり、長い方の回動レバーuはその基端
部、即ち、後端部が支持ピンg′を介して支持壁f
に回動自在に支持されかつ、常時、引張スプリン
グiによつて同図における反時計回り方向への回
動力が付勢されていると共にその回動端部に固定
された係合ピンqがカセツトホルダーnの側板に
形成された略へ字状の係合溝wと摺動自在に係合
されており、また、短い方の回動レバーvはその
後端部がカセツトホルダーnの側板の上端部間に
架渡状に回転自在に支持された連結軸xに固定さ
れると共にその前端部に設けられた係合ピンq′が
支持壁fの前端部に形成された略逆への字状を為
すカム溝yと摺動自在に係合されている。
そこで、回動レバーu,vが略前後方向に沿つ
て延びる姿勢となる位置に来ると、カセツトホル
ダーnがカセツト装着位置に到達すると共に図示
しないロツク手段によつてその位置にロツクさ
れ、また、その状態から上記ロツクが解除される
と、長い方の回動レバーuが反時計回り方向へ回
動すると共に短い方の回動レバーvは長い方の回
動レバーuと連結点である連結ピンkが上方稍後
側へ向けて移動することによつてその略中間部が
略上方へ変位されかつその前端部の上方への変位
量が係合ピンq′がカム溝yを前方へ向けて摺動す
ることにより小さく抑えられるので、上記連結ピ
ンkを回動中心として時計回り方向へ回動される
ことになり、従つて、連結軸xが略上方へ向けて
押圧されると共に長い方の回動レバーuの回動端
部がカセツトホルダーnの係合溝wを上方稍後方
へ向けて押圧することになるので、カセツトホル
ダーnが略上方へ向けて付勢されてイジエクト位
置へと移動されることになる。
て延びる姿勢となる位置に来ると、カセツトホル
ダーnがカセツト装着位置に到達すると共に図示
しないロツク手段によつてその位置にロツクさ
れ、また、その状態から上記ロツクが解除される
と、長い方の回動レバーuが反時計回り方向へ回
動すると共に短い方の回動レバーvは長い方の回
動レバーuと連結点である連結ピンkが上方稍後
側へ向けて移動することによつてその略中間部が
略上方へ変位されかつその前端部の上方への変位
量が係合ピンq′がカム溝yを前方へ向けて摺動す
ることにより小さく抑えられるので、上記連結ピ
ンkを回動中心として時計回り方向へ回動される
ことになり、従つて、連結軸xが略上方へ向けて
押圧されると共に長い方の回動レバーuの回動端
部がカセツトホルダーnの係合溝wを上方稍後方
へ向けて押圧することになるので、カセツトホル
ダーnが略上方へ向けて付勢されてイジエクト位
置へと移動されることになる。
尚、短い方の回動レバーvの後端部が連結され
ている連結軸xはカセツトホルダーnの後端部に
設けられているので、カセツトホルダーnはカセ
ツト装着位置からイジエクト位置へと移動されて
行く間にその姿勢が稍後下がりに変化せしめられ
る。
ている連結軸xはカセツトホルダーnの後端部に
設けられているので、カセツトホルダーnはカセ
ツト装着位置からイジエクト位置へと移動されて
行く間にその姿勢が稍後下がりに変化せしめられ
る。
(D 考案が解決しようとする問題点)[第6図
乃至第8図] 上記した従来のテープカセツトローデイング機
構a1,a2及びa3には強度や配置スペースあるいは
動作性等について次のような問題がある。
乃至第8図] 上記した従来のテープカセツトローデイング機
構a1,a2及びa3には強度や配置スペースあるいは
動作性等について次のような問題がある。
即ち、第6図に示したテープカセツトローデイ
ング機構a1や第7図に示したテープカセツトロー
デイング機構a2によると、カセツトホルダーnの
移動がカセツト装着部eに垂直な方向に対して稍
傾いた方向、即ち、リール台cやカセツト位置決
めピンd,d,……の軸方向と直交する方向の移
動成分を含む移動軌跡に沿つて為されるので、カ
セツトホルダーnに挿入されているテープカセツ
トoがカセツト装着部eに装着されるとき及びカ
セツト装着部eから離脱されるとき、テープカセ
ツトoのカセツトケース底面に形成されている位
置決め孔とカセツト位置決めピンd,d,……と
の間に、あるいは、テープリールrのリール台係
合孔とリール台cのリール係合軸との間に無理な
力が加えられることになり、従つて、カセツトホ
ルダーnの動きが重くなつたり、あるいはテープ
カセツトoやリール台c等が変形してその機能が
損なわれたりする惧れがあるという問題がある。
ング機構a1や第7図に示したテープカセツトロー
デイング機構a2によると、カセツトホルダーnの
移動がカセツト装着部eに垂直な方向に対して稍
傾いた方向、即ち、リール台cやカセツト位置決
めピンd,d,……の軸方向と直交する方向の移
動成分を含む移動軌跡に沿つて為されるので、カ
セツトホルダーnに挿入されているテープカセツ
トoがカセツト装着部eに装着されるとき及びカ
セツト装着部eから離脱されるとき、テープカセ
ツトoのカセツトケース底面に形成されている位
置決め孔とカセツト位置決めピンd,d,……と
の間に、あるいは、テープリールrのリール台係
合孔とリール台cのリール係合軸との間に無理な
力が加えられることになり、従つて、カセツトホ
ルダーnの動きが重くなつたり、あるいはテープ
カセツトoやリール台c等が変形してその機能が
損なわれたりする惧れがあるという問題がある。
また、カセツトホルダーnの移動が上記した方
向に為されるため、カセツトローデイング機構の
奥行方向の寸法が大きくなり、従つて、その配置
に必要なスペースを大きく必要とし、記録再生装
置の小型化を妨げる原因になるという問題があ
る。
向に為されるため、カセツトローデイング機構の
奥行方向の寸法が大きくなり、従つて、その配置
に必要なスペースを大きく必要とし、記録再生装
置の小型化を妨げる原因になるという問題があ
る。
そして、カセツトホルダーnが左右方向に歪み
のない姿勢で移動されるようにするために、左右
2つの回動レバーh,h,s,s,v,vの各一
端部間を一体的に連結した連結軸g又はxを用い
ているので、連結軸gの分部品点数が多くなると
共に上記連結を行なうための面倒な作業が必要に
なるという問題があり、特に、第8図に示したテ
ープカセツトローデイング機構a3においては、連
結軸xがカセツトホルダーnに支持されているた
め、カセツトホルダーnの厚み方向における寸法
が大きくなる等の問題もある。
のない姿勢で移動されるようにするために、左右
2つの回動レバーh,h,s,s,v,vの各一
端部間を一体的に連結した連結軸g又はxを用い
ているので、連結軸gの分部品点数が多くなると
共に上記連結を行なうための面倒な作業が必要に
なるという問題があり、特に、第8図に示したテ
ープカセツトローデイング機構a3においては、連
結軸xがカセツトホルダーnに支持されているた
め、カセツトホルダーnの厚み方向における寸法
が大きくなる等の問題もある。
更に、テープカセツトローデイング機構a1,a2
は、カセツトホルダーnのカセツト装着位置とイ
ジエクト位置との間の移動距離が回動レバーh,
hやs,s等の長さや回動量に略比例するので、
カセツトホルダーnの移動軌跡ができるだけ直線
的になりしかも上記移動距離を充分確保するため
にはこれら回動レバーがある程度の長さを有する
ことが必要になり、それを短くするには一定の限
度がある。
は、カセツトホルダーnのカセツト装着位置とイ
ジエクト位置との間の移動距離が回動レバーh,
hやs,s等の長さや回動量に略比例するので、
カセツトホルダーnの移動軌跡ができるだけ直線
的になりしかも上記移動距離を充分確保するため
にはこれら回動レバーがある程度の長さを有する
ことが必要になり、それを短くするには一定の限
度がある。
(E 問題点を解決するための手段)
そこで、本考案カセツトローデイング機構は、
上記した様々な問題点を解決するために、カセツ
ト装着位置とイジエクト位置との間を記録媒体カ
セツトの厚み方向に沿つて移動されかつ常時イジ
エクト位置側への移動力が付勢されたカセツトホ
ルダーを有するカセツトローデイング機構におい
て、カセツトホルダーの左右両側部に配置された
支持部材にカセツトホルダーの移動方向と略同じ
方向に沿つて延びかつカセツトホルダーの一部が
摺動自在に係合された第1の案内溝及び所定の方
向に沿つて延びる第2の案内溝を形成すると共
に、基端部が上記支持部材に回動自在に支持され
かつ互いに略平行に延びる2つのアーム部と該ア
ーム部の回動端部間を連結した連結部とから成る
回動レバーと、該回動レバーにその連結部をカセ
ツト装着部から遠くなる方向へ回動せしめる回動
力を付勢する弾発手段と、一端部が前記支持部材
に形成された第2の案内溝に摺動自在に係合され
他端部がカセツトホルダーと回動自在に連結され
かつ中間部が前記回動レバーのアーム部と回動自
在に連結され、回動レバーが回動することによつ
て上記他端部が前記第1の案内溝の延びる方向と
略同じ方向へ変位する2つの連結リンクとを設け
たものである。
上記した様々な問題点を解決するために、カセツ
ト装着位置とイジエクト位置との間を記録媒体カ
セツトの厚み方向に沿つて移動されかつ常時イジ
エクト位置側への移動力が付勢されたカセツトホ
ルダーを有するカセツトローデイング機構におい
て、カセツトホルダーの左右両側部に配置された
支持部材にカセツトホルダーの移動方向と略同じ
方向に沿つて延びかつカセツトホルダーの一部が
摺動自在に係合された第1の案内溝及び所定の方
向に沿つて延びる第2の案内溝を形成すると共
に、基端部が上記支持部材に回動自在に支持され
かつ互いに略平行に延びる2つのアーム部と該ア
ーム部の回動端部間を連結した連結部とから成る
回動レバーと、該回動レバーにその連結部をカセ
ツト装着部から遠くなる方向へ回動せしめる回動
力を付勢する弾発手段と、一端部が前記支持部材
に形成された第2の案内溝に摺動自在に係合され
他端部がカセツトホルダーと回動自在に連結され
かつ中間部が前記回動レバーのアーム部と回動自
在に連結され、回動レバーが回動することによつ
て上記他端部が前記第1の案内溝の延びる方向と
略同じ方向へ変位する2つの連結リンクとを設け
たものである。
従つて、本考案カセツトローデイング機構によ
れば、回動レバーが回動すると連結リンクのカセ
ツトホルダーと連結された位置が記録媒体カセツ
トの厚み方向と略同じ方向、即ち、カセツト装着
部に垂直な方向に変位されるので、カセツトホル
ダーは、常に、カセツト装着部に垂直な方向へ移
動されることになり、それによつて、カセツトホ
ルダーに挿入された記録媒体カセツトのカセツト
装着部に対する装着及び離脱が極めてスムーズに
行なわれると共に、この種の機構の奥行寸法を小
さくすることができ、また、カセツトホルダーの
左右両側部を各別に支持している2つの連結リン
クの動きはこれら連結リンクが連結されている回
動レバーによつて互いに同期されることになるの
で、この同期をとるために従来のカセツトローデ
イング機構が用いていた連結軸等の特別な部材を
使用しないで済み、しかも、カセツトホルダーの
移動量は回動レバーの回動量に比して大きくなる
ので回動レバーの回動量が少なくてもカセツトホ
ルダーの移動量を充分に得ることができる。
れば、回動レバーが回動すると連結リンクのカセ
ツトホルダーと連結された位置が記録媒体カセツ
トの厚み方向と略同じ方向、即ち、カセツト装着
部に垂直な方向に変位されるので、カセツトホル
ダーは、常に、カセツト装着部に垂直な方向へ移
動されることになり、それによつて、カセツトホ
ルダーに挿入された記録媒体カセツトのカセツト
装着部に対する装着及び離脱が極めてスムーズに
行なわれると共に、この種の機構の奥行寸法を小
さくすることができ、また、カセツトホルダーの
左右両側部を各別に支持している2つの連結リン
クの動きはこれら連結リンクが連結されている回
動レバーによつて互いに同期されることになるの
で、この同期をとるために従来のカセツトローデ
イング機構が用いていた連結軸等の特別な部材を
使用しないで済み、しかも、カセツトホルダーの
移動量は回動レバーの回動量に比して大きくなる
ので回動レバーの回動量が少なくてもカセツトホ
ルダーの移動量を充分に得ることができる。
(F 実施例)[第1図乃至第5図]
以下に、本考案カセツトローデイング機構の詳
細を添付図面に示した実施例に従つて説明する。
細を添付図面に示した実施例に従つて説明する。
尚、図面に示した実施例は本考案をテープカセ
ツトローデイング機構に適用したものである。
ツトローデイング機構に適用したものである。
先ず、テープカセツトの一例について説明し、
その後でカセツト装着部及びテープカセツトロー
デイング機構について説明する。
その後でカセツト装着部及びテープカセツトロー
デイング機構について説明する。
(a テープカセツト)[第1図乃至第3図、第
5図] 1はテープカセツトである。
5図] 1はテープカセツトである。
2はテープカセツト1のケース、即ち、カセツ
トケースであり、2つのケースハーフ3及び4が
一体的に結合されて比較的薄い箱形を為すと共
に、その幅方向における一側面、即ち、前面にテ
ープ引出用凹部5と該テープ引出用凹部5の両側
に位置したテープ出口6,6′が形成され、かつ、
上記前面を開閉し常時該前面を閉塞する方向への
回動力が付勢された前面蓋7(第5図においては
前面を開放した位置に来ている状態で示してあ
る。)が回動自在に支持され、また、カセツトケ
ース2の底板に形成されたリール台挿入孔8,
8′を開閉するシヤツター9が前後方向へ摺動自
在に設けられている。
トケースであり、2つのケースハーフ3及び4が
一体的に結合されて比較的薄い箱形を為すと共
に、その幅方向における一側面、即ち、前面にテ
ープ引出用凹部5と該テープ引出用凹部5の両側
に位置したテープ出口6,6′が形成され、かつ、
上記前面を開閉し常時該前面を閉塞する方向への
回動力が付勢された前面蓋7(第5図においては
前面を開放した位置に来ている状態で示してあ
る。)が回動自在に支持され、また、カセツトケ
ース2の底板に形成されたリール台挿入孔8,
8′を開閉するシヤツター9が前後方向へ摺動自
在に設けられている。
そして、カセツトケース2内部には、磁気テー
プ10の両端が固定され、かつ、所定量巻装され
た2つのテープリール11,11′が前記リール
台挿入孔8,8′と同軸上に位置した状態で回転
自在に収納されており、また、磁気テープ10の
一部はテープ出口6,6′からカセツトケース2
外へ導出されて前記テープ引出用凹部5の前面を
通されている。
プ10の両端が固定され、かつ、所定量巻装され
た2つのテープリール11,11′が前記リール
台挿入孔8,8′と同軸上に位置した状態で回転
自在に収納されており、また、磁気テープ10の
一部はテープ出口6,6′からカセツトケース2
外へ導出されて前記テープ引出用凹部5の前面を
通されている。
尚、テープカセツト1が使用されていない状態
において、シヤツター9はリール台挿入孔8,
8′を閉塞する位置に、また、前面蓋6はカセツ
トケース2の前面を閉塞する位置にそれぞれ保持
されており、テープカセツト1が後述するカセツ
トホルダーに挿入されると、シヤツター9が相対
的に後退(第5図においてシヤツター9は後退し
た位置に来ている状態で示してある。)されて該
シヤツター9に形成された孔12,12′がリー
ル台挿入孔8,8′と同軸上に位置し、それによ
つて、該リール台挿入孔8,8′が開放されると
共に、その状態からカセツトホルダーがカセツト
装着部側へ移動されて行くことによつて前面蓋7
がカセツトケース2の前面を開放する位置へと移
動されるようになつている。
において、シヤツター9はリール台挿入孔8,
8′を閉塞する位置に、また、前面蓋6はカセツ
トケース2の前面を閉塞する位置にそれぞれ保持
されており、テープカセツト1が後述するカセツ
トホルダーに挿入されると、シヤツター9が相対
的に後退(第5図においてシヤツター9は後退し
た位置に来ている状態で示してある。)されて該
シヤツター9に形成された孔12,12′がリー
ル台挿入孔8,8′と同軸上に位置し、それによ
つて、該リール台挿入孔8,8′が開放されると
共に、その状態からカセツトホルダーがカセツト
装着部側へ移動されて行くことによつて前面蓋7
がカセツトケース2の前面を開放する位置へと移
動されるようになつている。
13,13′はカセツトケース2の底面に開口
した位置決め孔であり、これら位置決め孔13,
13′は前端部底面の左右両端に寄つた位置に形
成されている。
した位置決め孔であり、これら位置決め孔13,
13′は前端部底面の左右両端に寄つた位置に形
成されている。
(b カセツト装着部)[第1図、第2図]
14はカセツト装着部であり、15はカセツト
装着部のベースとなるメカシヤーシである。
装着部のベースとなるメカシヤーシである。
16,16はリール台(図面では一方のものの
み示してある。)であり、該リール台16,16
の大部分は該メカシヤーシ15のうち互いに左右
方向(第1図に向つて手前側を左方とし、紙背へ
向う方向を右方とする。また、同図における左側
へ向う方向を前方とし、右側へ向う方向を後方と
する。以下の説明において向きを示すときはこの
方向によるものとする。)へ所定の距離離間した
2つの位置から突設されている。
み示してある。)であり、該リール台16,16
の大部分は該メカシヤーシ15のうち互いに左右
方向(第1図に向つて手前側を左方とし、紙背へ
向う方向を右方とする。また、同図における左側
へ向う方向を前方とし、右側へ向う方向を後方と
する。以下の説明において向きを示すときはこの
方向によるものとする。)へ所定の距離離間した
2つの位置から突設されている。
17,17及び18,18はカセツト位置決め
ピン(図面ではいずれも一方のもののみ示してあ
る。)であり、これらカセツト位置決めピン17,
17及び18,18のうち前側の2本17,17
はメカシヤーシ15のうちリール台16,16よ
り稍前側において互いに左右方向に離間した位置
から突設され、また、後側の2本18,18はメ
カシヤーシ15のリール台16,16より後方の
位置で互いに左右方向に離間して突設されると共
に後側のカセツト位置決めピン18,18の上端
面からは略円錐形の挿入部18a,18aが突出
されている。
ピン(図面ではいずれも一方のもののみ示してあ
る。)であり、これらカセツト位置決めピン17,
17及び18,18のうち前側の2本17,17
はメカシヤーシ15のうちリール台16,16よ
り稍前側において互いに左右方向に離間した位置
から突設され、また、後側の2本18,18はメ
カシヤーシ15のリール台16,16より後方の
位置で互いに左右方向に離間して突設されると共
に後側のカセツト位置決めピン18,18の上端
面からは略円錐形の挿入部18a,18aが突出
されている。
19はメカシヤーシ15の一側部の前端から立
設された蓋起し片であり、その上端にローラ20
が回転自在に支持されている。
設された蓋起し片であり、その上端にローラ20
が回転自在に支持されている。
尚、メカシヤーシ15のうち左側の2本のカセ
ツト位置決めピン17,18間及び右側の2本の
カセツト位置決めピン17,18間の所定の位置
には後述するカセツトホルダーが載置される図示
しないホルダー載置部が設けられており、この図
示しないホルダー載置部や前記したリール台1
6,16、カセツト位置決めピン17,17,1
8,18蓋起し片19等によつてカセツト装着部
14が構成されている。
ツト位置決めピン17,18間及び右側の2本の
カセツト位置決めピン17,18間の所定の位置
には後述するカセツトホルダーが載置される図示
しないホルダー載置部が設けられており、この図
示しないホルダー載置部や前記したリール台1
6,16、カセツト位置決めピン17,17,1
8,18蓋起し片19等によつてカセツト装着部
14が構成されている。
また、図示を省略してあるが、メカシヤーシ1
5には、前記テープカセツト1の磁気テープ10
を走行させるためのテープ走行手段や該磁気テー
プ10に対する記録や再生を行なう記録再生部及
び磁気テープ10をカセツトケース2から引き出
してテープ走行手段や記録再生部の所定のパスを
通るようにセツトするテープローデイング手段等
が設けられている。
5には、前記テープカセツト1の磁気テープ10
を走行させるためのテープ走行手段や該磁気テー
プ10に対する記録や再生を行なう記録再生部及
び磁気テープ10をカセツトケース2から引き出
してテープ走行手段や記録再生部の所定のパスを
通るようにセツトするテープローデイング手段等
が設けられている。
(c テープカセツトローデイング機構)[第1
図乃至第4図] 21はテープカセツトローデイング機構であ
り、メカシヤーシ15に固定された2つの支持壁
と該支持壁に支持された回動レバーと該回動レバ
ーの左右両側部に連結した2つの連結リンクと該
連結リンク及び上記支持壁に支持されたカセツト
ホルダー等から成る。
図乃至第4図] 21はテープカセツトローデイング機構であ
り、メカシヤーシ15に固定された2つの支持壁
と該支持壁に支持された回動レバーと該回動レバ
ーの左右両側部に連結した2つの連結リンクと該
連結リンク及び上記支持壁に支持されたカセツト
ホルダー等から成る。
(c−1 支持壁)[第1図乃至第4図]
22及び22′は前後方向に長い板状に形成さ
れた支持壁であり、メカシヤーシ15の上面に互
いに左右方向へ前記テープカセツト1の長手方向
における長さより稍長い距離離間して平行に対向
する向きで立設されており、その上端縁の略中央
部に略逆台形状の切欠部23,23′が形成され
ており、該切欠部23,23′の前側の部分はテ
ープカセツト1の厚みと略同じ高さを有し、後側
の部分はテープカセツト1の厚みより稍大きい高
さを有している。
れた支持壁であり、メカシヤーシ15の上面に互
いに左右方向へ前記テープカセツト1の長手方向
における長さより稍長い距離離間して平行に対向
する向きで立設されており、その上端縁の略中央
部に略逆台形状の切欠部23,23′が形成され
ており、該切欠部23,23′の前側の部分はテ
ープカセツト1の厚みと略同じ高さを有し、後側
の部分はテープカセツト1の厚みより稍大きい高
さを有している。
そして、支持壁22,22′の下縁のうち切欠
部23,23′の直ぐ後側に対応した部分は他の
部分より下方へ長く延びており、この下方へ長く
延びた部分の下端寄りの位置と上端寄りの位置と
の間に上下方向に沿つて略真直ぐ、即ち、メカシ
ヤーシ15と略垂直な方向へ延びる第1の案内溝
24,24′が形成され、また、切欠部23,2
3′と前側縁との間の略中央部に稍前下がりの方
向に延びる第2の案内溝25,25′が形成され
ている。
部23,23′の直ぐ後側に対応した部分は他の
部分より下方へ長く延びており、この下方へ長く
延びた部分の下端寄りの位置と上端寄りの位置と
の間に上下方向に沿つて略真直ぐ、即ち、メカシ
ヤーシ15と略垂直な方向へ延びる第1の案内溝
24,24′が形成され、また、切欠部23,2
3′と前側縁との間の略中央部に稍前下がりの方
向に延びる第2の案内溝25,25′が形成され
ている。
尚、上記第1の案内溝24,24′の幅はその
大部分が後述するカセツトホルダーから突出した
被ガイドピンの太さと略等しい大きさを有してお
り、また、その下端部24a,24′aは上記被
ガイドピンの太さより稍大きい径の円形に形成さ
れている。
大部分が後述するカセツトホルダーから突出した
被ガイドピンの太さと略等しい大きさを有してお
り、また、その下端部24a,24′aは上記被
ガイドピンの太さより稍大きい径の円形に形成さ
れている。
更に、支持壁22,22′の第1の案内溝24,
24′の上端部の後方の位置からレバー支持ピン
26,26′が外側へ向けて水平に突設され、ま
た、左側の支持壁22の案内溝25の前端寄りの
部分の略下方の位置にバネ掛ピン27が左側へ向
けて突設されている。
24′の上端部の後方の位置からレバー支持ピン
26,26′が外側へ向けて水平に突設され、ま
た、左側の支持壁22の案内溝25の前端寄りの
部分の略下方の位置にバネ掛ピン27が左側へ向
けて突設されている。
(c−2 回動レバー)[第1図乃至第4図]
28は回動レバーである。
(c−2−a 構造)
回動レバー28は上方から見て略形を成し、
その各部が板金材料により一体に形成されてい
る。
その各部が板金材料により一体に形成されてい
る。
29,29′は回動レバー28のアーム部であ
り、前記支持壁22,22′の前後方向における
長さと略同じ長さを有する前後方向に細長い板状
に形成されると共に、その上縁の中央部から稍後
側へ寄つた位置に切欠29a,29′aが形成さ
れている。また、アーム部29,29′の上縁の
うち切欠29a,29′aから前側の部分には内
方へ向つて屈曲された補強片30,30′が形成
されている。31は回動レバー28の連結部であ
り、該連結部31は支持壁22,22′間の距離
よりほんの少し長い左右方向に細長い板状に形成
されかつその前側縁に下方へ向けて屈曲された補
強片32が形成され、そして、連結部31の両端
がアーム部29,29′の補強片30,30′の前
端部に一体に連結されている。
り、前記支持壁22,22′の前後方向における
長さと略同じ長さを有する前後方向に細長い板状
に形成されると共に、その上縁の中央部から稍後
側へ寄つた位置に切欠29a,29′aが形成さ
れている。また、アーム部29,29′の上縁の
うち切欠29a,29′aから前側の部分には内
方へ向つて屈曲された補強片30,30′が形成
されている。31は回動レバー28の連結部であ
り、該連結部31は支持壁22,22′間の距離
よりほんの少し長い左右方向に細長い板状に形成
されかつその前側縁に下方へ向けて屈曲された補
強片32が形成され、そして、連結部31の両端
がアーム部29,29′の補強片30,30′の前
端部に一体に連結されている。
そして、アーム部29,29′には、その上縁
と後縁とが交わる隅角部寄りの位置に挿通孔3
3,33′が形成されると共に、下縁寄りの部分
の前後方向における略中間部に略小判形をした連
結孔34,34′が形成され、更に、その前端部
から被ロツクピン35,35′が内方へ向けて突
設されており、また、左側のアーム部29の下縁
の後端部からバネ掛片36が左側へ向けて突設さ
れている。
と後縁とが交わる隅角部寄りの位置に挿通孔3
3,33′が形成されると共に、下縁寄りの部分
の前後方向における略中間部に略小判形をした連
結孔34,34′が形成され、更に、その前端部
から被ロツクピン35,35′が内方へ向けて突
設されており、また、左側のアーム部29の下縁
の後端部からバネ掛片36が左側へ向けて突設さ
れている。
(c−2−b 支持壁への支持及び回動力、ロツ
ク子) そして、回動レバー28はそのアーム部29,
29′に形成された上記挿通孔33,33′に支持
壁22,22′に設けられた前記レバー支持ピン
26,26′に回動自在に支持され、また、アー
ム部29に形成されたバネ掛片36と支持壁22
に設けられたバネ掛ピン27との間に引張スプリ
ング37が張設されている。
ク子) そして、回動レバー28はそのアーム部29,
29′に形成された上記挿通孔33,33′に支持
壁22,22′に設けられた前記レバー支持ピン
26,26′に回動自在に支持され、また、アー
ム部29に形成されたバネ掛片36と支持壁22
に設けられたバネ掛ピン27との間に引張スプリ
ング37が張設されている。
従つて、回動レバー28には、常時、第1図に
おける時計回り方向への回動力が付勢されてい
る。
おける時計回り方向への回動力が付勢されてい
る。
38,38(図面では左側のもののみ示してあ
る。)はロツク子であり、該ロツク子38,38
は側方から見て略くの字状を為し、かつ、その上
端部に後方へ向けて突出した係合爪38a,38
aが形成されており、その下端部が支持壁22,
22′の前端部の下端寄りの位置にピン39,3
9によつて回動自在に支持されると共に、常時、
第1図における時計回り方向への回動力が付勢さ
れ、かつ、その上部が略上下方向に沿つて延びる
向きとなつたときにそれ以上時計回り方向へ回動
するのを阻止されるようになつている。
る。)はロツク子であり、該ロツク子38,38
は側方から見て略くの字状を為し、かつ、その上
端部に後方へ向けて突出した係合爪38a,38
aが形成されており、その下端部が支持壁22,
22′の前端部の下端寄りの位置にピン39,3
9によつて回動自在に支持されると共に、常時、
第1図における時計回り方向への回動力が付勢さ
れ、かつ、その上部が略上下方向に沿つて延びる
向きとなつたときにそれ以上時計回り方向へ回動
するのを阻止されるようになつている。
そこで、回動レバー28がそのアーム部29,
29′が第2図に示すように前後方向に沿つて略
水平に延びる向きとなる位置(以下、「水平位置」
と言う。)に至る直前の位置まで来ると、アーム
部29,29′に設けられた被ロツクピン35,
35′がロツク子38,38の係合爪38a,3
8aの上縁を略前方斜め下方へ向けて押圧してロ
ツク子38,38を一旦反時計回り方向へ回動せ
しめ、次いで、回動レバー28が上記した水平位
置に到達すると被ロツクピン35,35′がロツ
ク子38,38の係合爪38a、38aより下に
来るため、ロツク子38,38が時計回り方向へ
回動してその係合爪38a,38aが被ロツクピ
ン35,35′に上方から係合することになる。
29′が第2図に示すように前後方向に沿つて略
水平に延びる向きとなる位置(以下、「水平位置」
と言う。)に至る直前の位置まで来ると、アーム
部29,29′に設けられた被ロツクピン35,
35′がロツク子38,38の係合爪38a,3
8aの上縁を略前方斜め下方へ向けて押圧してロ
ツク子38,38を一旦反時計回り方向へ回動せ
しめ、次いで、回動レバー28が上記した水平位
置に到達すると被ロツクピン35,35′がロツ
ク子38,38の係合爪38a、38aより下に
来るため、ロツク子38,38が時計回り方向へ
回動してその係合爪38a,38aが被ロツクピ
ン35,35′に上方から係合することになる。
しかして、回動レバー28は水平位置に来たと
きロツク子38,38によつてその位置にロツク
されることになる。
きロツク子38,38によつてその位置にロツク
されることになる。
尚、この状態からイジエクト操作が為される
と、ロツク子38,38が一時的に反時計回り方
向へ回動されて回動レバー28に対するロツクが
解除され、それにより、回動レバー28が引張ス
プリング37の弾発力によつて時計回り方向へ回
動されることになり、また、アーム部29,2
9′が第1図に示すようにメカシヤーシ15に対
して前上がりに45°程度傾いた向きとなる位置
(以下、「起上位置」と言う。)に来たところでそ
れ以上時計回り方向へ回動するのを阻止される。
この回動の阻止は回動レバー28に連結された後
述する連結リンクの上方への移動が阻止されるこ
とによつて為される。
と、ロツク子38,38が一時的に反時計回り方
向へ回動されて回動レバー28に対するロツクが
解除され、それにより、回動レバー28が引張ス
プリング37の弾発力によつて時計回り方向へ回
動されることになり、また、アーム部29,2
9′が第1図に示すようにメカシヤーシ15に対
して前上がりに45°程度傾いた向きとなる位置
(以下、「起上位置」と言う。)に来たところでそ
れ以上時計回り方向へ回動するのを阻止される。
この回動の阻止は回動レバー28に連結された後
述する連結リンクの上方への移動が阻止されるこ
とによつて為される。
(c−3 連結リンク)[第1図乃至第4図]
40,40′は連結リンクである。
(c−3−a 構造)
該連結リンク40,40′は回動レバー28の
アーム部29,29′の長さの略3分の2の長さ
を有する比較的細長い板状を為すと共に、第2図
に示す状態において上方を向いている側縁の中間
部から稍後ろ寄りの部分が上方へ向けて突出され
ており、その上方へ向けて突出した部分から連結
ピン41,41′が外方へ向けて水平に突設され
ている。
アーム部29,29′の長さの略3分の2の長さ
を有する比較的細長い板状を為すと共に、第2図
に示す状態において上方を向いている側縁の中間
部から稍後ろ寄りの部分が上方へ向けて突出され
ており、その上方へ向けて突出した部分から連結
ピン41,41′が外方へ向けて水平に突設され
ている。
そして、連結リンク40,40′の前端部には
係合ピン42,42′が外方へ向けて略水平に突
設され、また、後端部に連結孔43,43′が形
成されている。
係合ピン42,42′が外方へ向けて略水平に突
設され、また、後端部に連結孔43,43′が形
成されている。
(c−3−b 取付)
連結リンク40,40′は支持壁22,22′の
内側面に沿うように位置すると共に、連結ピン4
1,41′が回動レバー28のアーム部29,2
9′に形成された略小判形の連結孔34,34′に
稍余裕を有した状態で挿通され、また、係合ピン
42,42′が支持壁22,22′に形成された前
記第2の案内溝25,25′に摺動自在に係合さ
れる。
内側面に沿うように位置すると共に、連結ピン4
1,41′が回動レバー28のアーム部29,2
9′に形成された略小判形の連結孔34,34′に
稍余裕を有した状態で挿通され、また、係合ピン
42,42′が支持壁22,22′に形成された前
記第2の案内溝25,25′に摺動自在に係合さ
れる。
44,44′はトーシヨンバネであり、そのコ
イル部44a,44′aが支持壁22,22′に設
けられたレバー支持ピン26,26′のうち回動
レバー28の挿通孔33,33′から突出した部
分に外嵌されると共に、一方の腕44b,44′
bの先端部が連結リンク40,40′の連結ピン
41,41′のうち回動レバー28の連結孔43,
43′から突出している部分に上方から弾接され、
また、他方の腕44c,44′cの先端部が回動
レバー28のアーム部29,29′の補強片30,
30′の後端部に下面に弾接されている。
イル部44a,44′aが支持壁22,22′に設
けられたレバー支持ピン26,26′のうち回動
レバー28の挿通孔33,33′から突出した部
分に外嵌されると共に、一方の腕44b,44′
bの先端部が連結リンク40,40′の連結ピン
41,41′のうち回動レバー28の連結孔43,
43′から突出している部分に上方から弾接され、
また、他方の腕44c,44′cの先端部が回動
レバー28のアーム部29,29′の補強片30,
30′の後端部に下面に弾接されている。
従つて、連結リンク40,40′の連結ピン4
1,41′は、常時、トーシヨンバネ44,4
4′の一方の腕44b,44′bにより下方へ向け
て押圧されており、これにより、連結リンク4
0,40′に回動レバー28に対する相対的な略
上方へ向けての押圧力が加えられていない状態に
おいては、第1図に示すように、連結ピン41,
41′が回動レバー28の連結孔34,34′の開
口縁に略下方へ向けて押し付けられており、この
状態において、上記連結ピン41,41′が回動
レバー28と一体的に移動されることになる。
1,41′は、常時、トーシヨンバネ44,4
4′の一方の腕44b,44′bにより下方へ向け
て押圧されており、これにより、連結リンク4
0,40′に回動レバー28に対する相対的な略
上方へ向けての押圧力が加えられていない状態に
おいては、第1図に示すように、連結ピン41,
41′が回動レバー28の連結孔34,34′の開
口縁に略下方へ向けて押し付けられており、この
状態において、上記連結ピン41,41′が回動
レバー28と一体的に移動されることになる。
尚、回動レバー28が前記した水平位置に来て
いる状態においては、連結リンク40,40′の
係合ピン42,42′が支持壁22,22′の第2
の案内溝25,25′の前端部に位置しており、
従つて、この状態において、係合ピン42,4
2′が連結ピン41,41′の左稍斜め下方に位置
することになるので連結リンク40,40′は略
前後方向に沿つて延びる向きとなつている。ま
た、連結リンク40,40′の後端部は後述する
カセツトホルダーと連結されており、該カセツト
ホルダーはこれに前記テープカセツト1が挿入さ
れている状態では回動レバー28が水平位置に至
るほんの少し前にテープカセツト1が前記カセツ
ト位置決めピン17,17,18,18上に載置
されることによつて下方への移動を阻止されるよ
うになつているので、連結リンク40,40′も
回動レバー28が水平位置に至る直前に下方への
移動が阻止されることになり、従つて、連結リン
ク40,40′は回動レバー28が水平位置に到
達する直前に回動レバー28に対して相対的に上
方へ押圧されることになるので、回動レバー28
が水平位置に来たとき連結リンク40,40′の
連結ピン41,41′は第2図に示すように、回
動レバー28の連結孔34,34′の下縁から稍
上方へ浮き上がつて位置することになる。
いる状態においては、連結リンク40,40′の
係合ピン42,42′が支持壁22,22′の第2
の案内溝25,25′の前端部に位置しており、
従つて、この状態において、係合ピン42,4
2′が連結ピン41,41′の左稍斜め下方に位置
することになるので連結リンク40,40′は略
前後方向に沿つて延びる向きとなつている。ま
た、連結リンク40,40′の後端部は後述する
カセツトホルダーと連結されており、該カセツト
ホルダーはこれに前記テープカセツト1が挿入さ
れている状態では回動レバー28が水平位置に至
るほんの少し前にテープカセツト1が前記カセツ
ト位置決めピン17,17,18,18上に載置
されることによつて下方への移動を阻止されるよ
うになつているので、連結リンク40,40′も
回動レバー28が水平位置に至る直前に下方への
移動が阻止されることになり、従つて、連結リン
ク40,40′は回動レバー28が水平位置に到
達する直前に回動レバー28に対して相対的に上
方へ押圧されることになるので、回動レバー28
が水平位置に来たとき連結リンク40,40′の
連結ピン41,41′は第2図に示すように、回
動レバー28の連結孔34,34′の下縁から稍
上方へ浮き上がつて位置することになる。
(c−3−c 移動)
そこで、前記したように、回動レバー28が水
平位置に来ている状態からロツク子38,38に
よるロツクが解除されると回動レバー28が時計
回り方向へ回動するので、連結リンク40,4
0′は、回動レバー28の回動が開始された直後
からその連結ピン41,41′が回動レバー28
の連結孔34,34′の縁によつて押圧されるこ
とにより、その略中間部が回動レバー28と一体
的に時計回り方向へ、即ち、上方稍斜め後側へ向
けて移動されると共に、係合ピン42,42′の
移動方向が支持壁22,22′の第2の案内溝2
5,25′によつて後方稍斜め上方へ向けて案内
されることによつて、連結ピン41,41′を回
動中心として反時計回り方向へ回動することにな
る。
平位置に来ている状態からロツク子38,38に
よるロツクが解除されると回動レバー28が時計
回り方向へ回動するので、連結リンク40,4
0′は、回動レバー28の回動が開始された直後
からその連結ピン41,41′が回動レバー28
の連結孔34,34′の縁によつて押圧されるこ
とにより、その略中間部が回動レバー28と一体
的に時計回り方向へ、即ち、上方稍斜め後側へ向
けて移動されると共に、係合ピン42,42′の
移動方向が支持壁22,22′の第2の案内溝2
5,25′によつて後方稍斜め上方へ向けて案内
されることによつて、連結ピン41,41′を回
動中心として反時計回り方向へ回動することにな
る。
即ち、連結リンク40,40′は反時計回り方
向へ回動しながら上方稍斜め後側へ移動されて行
くことになり、従つて、その後端部は略真上に向
けて移動して行くことになる。
向へ回動しながら上方稍斜め後側へ移動されて行
くことになり、従つて、その後端部は略真上に向
けて移動して行くことになる。
そして、連結リンク40,40′はその係合ピ
ン42,42′が支持壁22,22′の第2の案内
溝25,25′の後端縁に当接したところでそれ
より上方への移動が阻止されることになり、それ
によつて、回動レバー28が前記した起上位置に
おいてそれ以上時計回り方向へ回動するのを阻止
されることになる。
ン42,42′が支持壁22,22′の第2の案内
溝25,25′の後端縁に当接したところでそれ
より上方への移動が阻止されることになり、それ
によつて、回動レバー28が前記した起上位置に
おいてそれ以上時計回り方向へ回動するのを阻止
されることになる。
また、回動レバー28が起上位置に来ている状
態から反時計回り方向へ回動されると、連結リン
ク40,40′はその連結ピン41,41′が回動
レバー28と一体的に下方稍斜め前方へ向けて移
動されると共に係合ピン42,42′の移動方向
が第2の案内溝25,25′によつて前方稍斜め
下方へ向けて案内されることによつて時計回り方
向へ回動しながら下方稍斜め前方へ向けて移動し
て行くことになり、回動レバー28が水平位置に
来ると略前後方向に沿つて延びる向きとなり、こ
の状態において、その後端部が支持壁22,2
2′に形成されている第1の案内溝24,24′の
略中間の部分と対応する高さに来る。
態から反時計回り方向へ回動されると、連結リン
ク40,40′はその連結ピン41,41′が回動
レバー28と一体的に下方稍斜め前方へ向けて移
動されると共に係合ピン42,42′の移動方向
が第2の案内溝25,25′によつて前方稍斜め
下方へ向けて案内されることによつて時計回り方
向へ回動しながら下方稍斜め前方へ向けて移動し
て行くことになり、回動レバー28が水平位置に
来ると略前後方向に沿つて延びる向きとなり、こ
の状態において、その後端部が支持壁22,2
2′に形成されている第1の案内溝24,24′の
略中間の部分と対応する高さに来る。
(c−4 カセツトホルダー)[第1図乃至第4
図] (c−4−a 構造) 45はテープカセツト1が着脱自在に挿入され
るカセツトホルダーである。
図] (c−4−a 構造) 45はテープカセツト1が着脱自在に挿入され
るカセツトホルダーである。
該カセツトホルダー45はその前後方向におけ
る長さがテープカセツト1の幅の略3分の2の長
さを有すると共にテープカセツト1の厚みよりも
稍大きい高さを有する2つの側板46,46′と
該側板46,46′の上縁間を連結している天板
47及び下縁間を連結している底板48により、
前後方向から見て左右方向に長い矩形の略枠形に
形成されており、天板47に窓47aが形成され
ている。また、底板48には、その前後方向にお
ける略中央部に左右方向に離間して位置した2つ
の挿通孔49,49′が形成されると共に、その
後縁のうち中央から稍左右両端に寄つた位置から
上方へ向けて突出した突当片50,50′が形成
されている。
る長さがテープカセツト1の幅の略3分の2の長
さを有すると共にテープカセツト1の厚みよりも
稍大きい高さを有する2つの側板46,46′と
該側板46,46′の上縁間を連結している天板
47及び下縁間を連結している底板48により、
前後方向から見て左右方向に長い矩形の略枠形に
形成されており、天板47に窓47aが形成され
ている。また、底板48には、その前後方向にお
ける略中央部に左右方向に離間して位置した2つ
の挿通孔49,49′が形成されると共に、その
後縁のうち中央から稍左右両端に寄つた位置から
上方へ向けて突出した突当片50,50′が形成
されている。
51,51′は側板46,46′の後ろ寄りの位
置から下方へ向けて突設された突片であり、該突
片51,51′の下端部から被ガイドピン52,
52′が外方へ向けて略水平に突設されている。
置から下方へ向けて突設された突片であり、該突
片51,51′の下端部から被ガイドピン52,
52′が外方へ向けて略水平に突設されている。
53,53′は側板46,46′の下方部のうち
上記被ガイドピン52,52′の略真上の位置に
固定された連結ピンである。
上記被ガイドピン52,52′の略真上の位置に
固定された連結ピンである。
(c−4−b 支持壁及び連結リンクによる支持
及び移動) そして、カセツトホルダー45は、その被ガイ
ドピン52,52′が支持壁22,22′に形成さ
れた第1の案内溝24,24′に摺動自在に係合
されることによつて、その一部の移動方向が略上
下方向となるように案内されると共に、連結ピン
53,53′が連結リンク40,40′に形成され
た連結孔43,43′に回動自在に連結されてい
る。
及び移動) そして、カセツトホルダー45は、その被ガイ
ドピン52,52′が支持壁22,22′に形成さ
れた第1の案内溝24,24′に摺動自在に係合
されることによつて、その一部の移動方向が略上
下方向となるように案内されると共に、連結ピン
53,53′が連結リンク40,40′に形成され
た連結孔43,43′に回動自在に連結されてい
る。
尚、前記したように、回動レバー28が水平位
置に来ている状態において、連結リンク40,4
0′の後端部は支持壁22,22′の第1の案内溝
24,24′の略中間の部分に対向する位置に来
ており、また、カセツトホルダー45に設けられ
た被ガイドピン52,52′と連結ピン53,5
3′は互いに上下方向に対応して位置しているの
で、回動レバー28が水平位置に来ている状態に
おいて、カセツトホルダー45はメカシヤーシ1
5と略平行な姿勢に保持されている。
置に来ている状態において、連結リンク40,4
0′の後端部は支持壁22,22′の第1の案内溝
24,24′の略中間の部分に対向する位置に来
ており、また、カセツトホルダー45に設けられ
た被ガイドピン52,52′と連結ピン53,5
3′は互いに上下方向に対応して位置しているの
で、回動レバー28が水平位置に来ている状態に
おいて、カセツトホルダー45はメカシヤーシ1
5と略平行な姿勢に保持されている。
そこで、前記したように、連結リンク40,4
0′の後端部は回動レバー28が回動することに
よつて略上下方向に沿つて変位されるので、回動
レバー28が回動すると、カセツトホルダー45
の連結ピン53,53′及び被ガイドピン52,
52′が上下方向へ変位することになる。従つて、
カセツトホルダー45はメカシヤーシ15と略平
行な姿勢を保持した状態のまま略上下方向へ移動
されることになる。
0′の後端部は回動レバー28が回動することに
よつて略上下方向に沿つて変位されるので、回動
レバー28が回動すると、カセツトホルダー45
の連結ピン53,53′及び被ガイドピン52,
52′が上下方向へ変位することになる。従つて、
カセツトホルダー45はメカシヤーシ15と略平
行な姿勢を保持した状態のまま略上下方向へ移動
されることになる。
尚、支持壁22,22′に形成されている第2
の案内溝25,25′の後端は、回動レバー28
が時計回り方向へ回動することによつて移動され
て行く連結リンク40,40′の後端部が僅かに
後ろ寄りの方向へ変位するまで係合ピン42,4
2′の後方への移動を許すところまで延びており、
従つて、連結リンク40,40′の後端部、即ち、
カセツトホルダー45との連結点は上方への移動
が終了する少し手前の位置から後方へ僅かに変位
することになり、これによつて、回動レバー28
が起上位置に到達した状態においては、カセツト
ホルダーの連結ピン53,53′が被ガイドピン
52,52′の真上の位置から僅かに後側へ寄つ
て位置することになる。
の案内溝25,25′の後端は、回動レバー28
が時計回り方向へ回動することによつて移動され
て行く連結リンク40,40′の後端部が僅かに
後ろ寄りの方向へ変位するまで係合ピン42,4
2′の後方への移動を許すところまで延びており、
従つて、連結リンク40,40′の後端部、即ち、
カセツトホルダー45との連結点は上方への移動
が終了する少し手前の位置から後方へ僅かに変位
することになり、これによつて、回動レバー28
が起上位置に到達した状態においては、カセツト
ホルダーの連結ピン53,53′が被ガイドピン
52,52′の真上の位置から僅かに後側へ寄つ
て位置することになる。
しかして、カセツトホルダー45は、回動レバ
ー28が水平位置に来ているときは、第2図に示
すように、メカシヤーシ15と略平行な姿勢でそ
の底板48の上面がカセツト位置決めピン17,
17,18,18の上端面よりほんの少し下方に
来ている位置(以下、「カセツト装着位置」と言
う。)に保持され、また、この状態から回動レバ
ー28が起上位置へと移動すると、その前側の開
口面54、即ち、カセツト挿入口が前方稍上方を
向く姿勢となつて上記カセツト装着位置よりその
高さと略同じ高さ分上がつた位置(以下、「イジ
エクト位置」と言う。)へと移動されることにな
る。
ー28が水平位置に来ているときは、第2図に示
すように、メカシヤーシ15と略平行な姿勢でそ
の底板48の上面がカセツト位置決めピン17,
17,18,18の上端面よりほんの少し下方に
来ている位置(以下、「カセツト装着位置」と言
う。)に保持され、また、この状態から回動レバ
ー28が起上位置へと移動すると、その前側の開
口面54、即ち、カセツト挿入口が前方稍上方を
向く姿勢となつて上記カセツト装着位置よりその
高さと略同じ高さ分上がつた位置(以下、「イジ
エクト位置」と言う。)へと移動されることにな
る。
尚、テープカセツトローデイング機構21は図
示しない外筐内部のうち該外筐に形成されたカセ
ツト着脱口の下方に配置しており、カセツトホル
ダー45はイジエクト位置に来ることによつて上
記カセツト着脱口から外筐外へ突出されるように
なつている。
示しない外筐内部のうち該外筐に形成されたカセ
ツト着脱口の下方に配置しており、カセツトホル
ダー45はイジエクト位置に来ることによつて上
記カセツト着脱口から外筐外へ突出されるように
なつている。
(c−5 動作等)[第1図、第2図]
そこで、このように構成されたテープカセツト
ローデイング機構21による動作は次のように行
なわれる。
ローデイング機構21による動作は次のように行
なわれる。
(c−5−a テープカセツトのカセツトホルダ
ーへの挿入) テープカセツト1のローデイングを行なうとき
は、先ず、イジエクト操作をしてロツク子38,
38による回動レバー28に対するロツクを解除
する。これにより、回動レバー28が起上位置へ
と移動するので、カセツトホルダー45がイジエ
クト位置へと移動せしめられる。
ーへの挿入) テープカセツト1のローデイングを行なうとき
は、先ず、イジエクト操作をしてロツク子38,
38による回動レバー28に対するロツクを解除
する。これにより、回動レバー28が起上位置へ
と移動するので、カセツトホルダー45がイジエ
クト位置へと移動せしめられる。
そこで、テープカセツト1をカセツトホルダー
45に挿入する。この挿入は、テープカセツト1
をその前面蓋7が後方を向く向きでカセツトホル
ダー45のカセツト挿入口54から挿入すること
により行なう。
45に挿入する。この挿入は、テープカセツト1
をその前面蓋7が後方を向く向きでカセツトホル
ダー45のカセツト挿入口54から挿入すること
により行なう。
すると、テープカセツト1のシヤツター9がそ
れの前端縁がカセツトホルダー45の底板48に
形成されている突当片50,50′に当接して該
突当片50,50′により相対的に押圧されてそ
の孔12,12′がカセツトケース2に形成され
ているリール台挿入孔8,8′と重なる位置へと
移動されると共に、図示しないロツク解除手段に
よつて前面蓋7に対するロツクが解除される。
れの前端縁がカセツトホルダー45の底板48に
形成されている突当片50,50′に当接して該
突当片50,50′により相対的に押圧されてそ
の孔12,12′がカセツトケース2に形成され
ているリール台挿入孔8,8′と重なる位置へと
移動されると共に、図示しないロツク解除手段に
よつて前面蓋7に対するロツクが解除される。
尚、テープカセツト1がカセツトホルダー45
の所定の挿入位置まで挿入されるとカセツトケー
ス2のリール台挿入孔8,8′及びシヤツター9
の孔12,12′がカセツトホルダー45の底板
48に形成された前記挿通孔49,49′と同軸
上に位置されることになる。
の所定の挿入位置まで挿入されるとカセツトケー
ス2のリール台挿入孔8,8′及びシヤツター9
の孔12,12′がカセツトホルダー45の底板
48に形成された前記挿通孔49,49′と同軸
上に位置されることになる。
また、カセツトホルダー45の天板47と底板
48との間の間隔はテープカセツト1の厚みより
稍大きくなつているが、天板47の下面には図示
しない弾発的な押圧手段が設けられていて、カセ
ツトホルダー45に挿入されたテープカセツト1
は該押圧手段によつてカセツトホルダー45の底
板48に弾発的に押し付けられることになり、そ
れによつて、テープカセツト1のカセツトホルダ
ー45に挿入された位置が保持されるようになつ
ている。
48との間の間隔はテープカセツト1の厚みより
稍大きくなつているが、天板47の下面には図示
しない弾発的な押圧手段が設けられていて、カセ
ツトホルダー45に挿入されたテープカセツト1
は該押圧手段によつてカセツトホルダー45の底
板48に弾発的に押し付けられることになり、そ
れによつて、テープカセツト1のカセツトホルダ
ー45に挿入された位置が保持されるようになつ
ている。
(c−5−b テープカセツトのカセツト装着部
への装着及びカセツト装着部からの離脱) そして、この状態から、例えば、回動レバー2
8の連結部31を下方へ押圧して回動レバー28
を平行位置へと向けて移動せしめる。
への装着及びカセツト装着部からの離脱) そして、この状態から、例えば、回動レバー2
8の連結部31を下方へ押圧して回動レバー28
を平行位置へと向けて移動せしめる。
すると、回動レバー28がロツク子38,38
によつてその位置にロツクされると共に、カセツ
トホルダー45がカセツト装着位置へと移動され
て、これに挿入されているテープカセツト1のカ
セツトケース2がカセツト位置決めピン17,1
7,18,18上に載置され、かつ、後側のカセ
ツト位置決めピン18,18の挿入部18a,1
8aがカセツトケース2に形成されている前記位
置決め孔13,13′に相対的に挿入されること
になり、また、テープカセツト1のテープリール
11,11′のリール台係合孔にリール台16,
16のリール係合軸16a,16aが相対的に挿
入されることになる。
によつてその位置にロツクされると共に、カセツ
トホルダー45がカセツト装着位置へと移動され
て、これに挿入されているテープカセツト1のカ
セツトケース2がカセツト位置決めピン17,1
7,18,18上に載置され、かつ、後側のカセ
ツト位置決めピン18,18の挿入部18a,1
8aがカセツトケース2に形成されている前記位
置決め孔13,13′に相対的に挿入されること
になり、また、テープカセツト1のテープリール
11,11′のリール台係合孔にリール台16,
16のリール係合軸16a,16aが相対的に挿
入されることになる。
しかして、テープカセツト1がカセツト装着部
14に水平方向及び高さ方向の位置決めが為され
た状態で装着されると共にテープリール11,1
1′がリール台16,16に装着されることにな
る。
14に水平方向及び高さ方向の位置決めが為され
た状態で装着されると共にテープリール11,1
1′がリール台16,16に装着されることにな
る。
尚、テープカセツト1は回動レバー28が水平
位置に到達する少し前にカセツト位置決めピン1
7,17,18,18上に載置され、それから、
カセツトホルダー45が僅かに下方に移動した後
カセツトホルダー45及び連結リンク40,4
0′の下方への移動が阻止され、これと略同時に
回動レバー28が水平位置に到達するので、回動
レバー28が水平位置に至る直前に連結リンク4
0,40′は回動レバー28に対して相対的に僅
かに略上方へ移動することになり、これによつ
て、連結リンク40,40′の連結ピン41,4
1′が回動レバー28のアーム部29,29′の連
結孔34,34′の縁から離れ、これにより、ト
ーシヨンバネ44,44′の一方の腕44b,4
4′bの弾発力がテープカセツト1をカセツト位
置決めピン17,17,18,18に圧着する圧
着力として作用することになる。
位置に到達する少し前にカセツト位置決めピン1
7,17,18,18上に載置され、それから、
カセツトホルダー45が僅かに下方に移動した後
カセツトホルダー45及び連結リンク40,4
0′の下方への移動が阻止され、これと略同時に
回動レバー28が水平位置に到達するので、回動
レバー28が水平位置に至る直前に連結リンク4
0,40′は回動レバー28に対して相対的に僅
かに略上方へ移動することになり、これによつ
て、連結リンク40,40′の連結ピン41,4
1′が回動レバー28のアーム部29,29′の連
結孔34,34′の縁から離れ、これにより、ト
ーシヨンバネ44,44′の一方の腕44b,4
4′bの弾発力がテープカセツト1をカセツト位
置決めピン17,17,18,18に圧着する圧
着力として作用することになる。
そして、テープカセツト1がこのようにしてカ
セツト装着部14に装着されるとき、前面蓋7は
その回動端部が前記蓋起し片19のローラ20に
よつて相対的に下方から押圧され、これによつて
カセツトケース2の前面を開放する位置へと移動
せしめられる。
セツト装着部14に装着されるとき、前面蓋7は
その回動端部が前記蓋起し片19のローラ20に
よつて相対的に下方から押圧され、これによつて
カセツトケース2の前面を開放する位置へと移動
せしめられる。
また、テープカセツト1がカセツト装着部14
に装着されている状態からイジエクト操作が為さ
れると、回動レバー28が起上位置へと移動され
ると共にカセツトホルダー45がイジエクト位置
へと移動されることになり、それによつて、テー
プカセツト1がカセツト装着部14から離脱して
カセツトホルダー45からの取出が為される状態
となる。
に装着されている状態からイジエクト操作が為さ
れると、回動レバー28が起上位置へと移動され
ると共にカセツトホルダー45がイジエクト位置
へと移動されることになり、それによつて、テー
プカセツト1がカセツト装着部14から離脱して
カセツトホルダー45からの取出が為される状態
となる。
(c−5−c カセツトホルダーの姿勢の保持
等) テープカセツト1のカセツト装着部14に対す
る装着及び離脱は、上記したように、カセツトホ
ルダー45がカセツト装着位置とイジエクト位置
との間を移動することによつて行なわれるが、カ
セツトホルダー45が支持されている左右2つの
連結リンク40,40′はこれらが連結されてい
る1つの回動レバー28によつて互いに同期して
回動されるため、カセツトホルダー45の移動は
左右方向に歪みが生ずることなく安定した姿勢で
行なわれることになり、従つて、該カセツトホル
ダー45に挿入されたテープカセツト1をカセツ
ト装着部14に対して正しい姿勢をした状態で移
動せしめることができる。
等) テープカセツト1のカセツト装着部14に対す
る装着及び離脱は、上記したように、カセツトホ
ルダー45がカセツト装着位置とイジエクト位置
との間を移動することによつて行なわれるが、カ
セツトホルダー45が支持されている左右2つの
連結リンク40,40′はこれらが連結されてい
る1つの回動レバー28によつて互いに同期して
回動されるため、カセツトホルダー45の移動は
左右方向に歪みが生ずることなく安定した姿勢で
行なわれることになり、従つて、該カセツトホル
ダー45に挿入されたテープカセツト1をカセツ
ト装着部14に対して正しい姿勢をした状態で移
動せしめることができる。
また、カセツトホルダー45はカセツト装着位
置とイジエクト位置との間をカセツト装着部14
と略垂直な方向に沿つて移動されるため、それに
挿入されたテープカセツト1のカセツト位置決め
ピン17,17,18,18に対する着脱、特
に、その位置決め孔13,13′に対するカセツ
ト位置決めピン18,18の挿入部18a,18
aの相対的な挿入及び離脱、あるいは、テープリ
ール11,11′のリール台係合孔に対するリー
ル台16,16のリール係合軸16a,16aの
挿入及び離脱がスムーズに行なわれることにな
る。
置とイジエクト位置との間をカセツト装着部14
と略垂直な方向に沿つて移動されるため、それに
挿入されたテープカセツト1のカセツト位置決め
ピン17,17,18,18に対する着脱、特
に、その位置決め孔13,13′に対するカセツ
ト位置決めピン18,18の挿入部18a,18
aの相対的な挿入及び離脱、あるいは、テープリ
ール11,11′のリール台係合孔に対するリー
ル台16,16のリール係合軸16a,16aの
挿入及び離脱がスムーズに行なわれることにな
る。
尚、前記したように、カセツトホルダー45の
移動方向を案内する第1の案内溝24,24′の
下端部24a,24′aは他の部分より稍大きく
形成されており、カセツトホルダー45がカセツ
ト装着位置に来ると、その被ガイドピン52,5
2′が上記下端部24a,24′a内に位置されて
カセツトホルダー45が多少前後方向へ移動し得
るようになるので、テープカセツト1のテープリ
ール11,11′とリール台16,16との間や
テープカセツト1の位置決め孔13,13′とカ
セツト位置決めピン18,18の挿入部18a,
18aとの間においてこれらの相対的な嵌合によ
り為される自動的な位置合わせの如何によつては
カセツトホルダー45が多少前後方向へ移動され
ることになり、それによつて、上記位置合わせが
よりスムーズに行なわれることになる。
移動方向を案内する第1の案内溝24,24′の
下端部24a,24′aは他の部分より稍大きく
形成されており、カセツトホルダー45がカセツ
ト装着位置に来ると、その被ガイドピン52,5
2′が上記下端部24a,24′a内に位置されて
カセツトホルダー45が多少前後方向へ移動し得
るようになるので、テープカセツト1のテープリ
ール11,11′とリール台16,16との間や
テープカセツト1の位置決め孔13,13′とカ
セツト位置決めピン18,18の挿入部18a,
18aとの間においてこれらの相対的な嵌合によ
り為される自動的な位置合わせの如何によつては
カセツトホルダー45が多少前後方向へ移動され
ることになり、それによつて、上記位置合わせが
よりスムーズに行なわれることになる。
更に、カセツトホルダー45を支持している連
結リンク40,40′の後端部、即ち、カセツト
ホルダー45との連結点は、この連結リンク4
0,40′の回動量に回動レバー28の回動量を
加えた量略上下方向へ変位されるので、回動レバ
ー28の回動量の割にはカセツトホルダー45の
変位量を大きく得ることができる。
結リンク40,40′の後端部、即ち、カセツト
ホルダー45との連結点は、この連結リンク4
0,40′の回動量に回動レバー28の回動量を
加えた量略上下方向へ変位されるので、回動レバ
ー28の回動量の割にはカセツトホルダー45の
変位量を大きく得ることができる。
(G 考案の効果)
以上に記載したところから明らかように、本考
案カセツトローデイング機構は、記録媒体カセツ
トが着脱自在に挿入されると共に上記記録媒体カ
セツトをカセツト装着部に装着せしめるカセツト
装着位置と該カセツト装着位置から記録媒体カセ
ツトの厚み方向へ離間し記録媒体カセツトの挿入
及び取出を行なうことができるイジエクト位置と
の間を移動されかつ常時イジエクト位置側への移
動力が付勢されたカセツトホルダーを有するカセ
ツトローデイング機構であつて、カセツトホルダ
ーの左右両側に配置されていて、カセツトホルダ
ーの移動方向と略同じ方向に沿つて延びかつカセ
ツトホルダーの一部が摺動自在に係合された第1
の案内溝及び所定の方向に沿つて延びる第2の案
内溝が形成された支持部材と、基端部が上記支持
部材に回動自在に支持されかつ互いに略平行に延
びる2つのアーム部と該アーム部の回動端部間を
連結した連結部とから成る回動レバーと、該回動
レバーにその連結部をカセツト装着部から遠くな
る方向へ回動せしめる回動力を付勢する弾発手段
と、一端部が前記支持部材に形成された第2の案
内溝に摺動自在に係合され他端部がカセツトホル
ダーと回動自在に連結されかつ中間部が前記回動
レバーのアーム部と回動自在に連結され、回動レ
バーが回動することによつて上記他端部が前記第
1の案内溝の延びる方向と略同じ方向へ変位する
2つの連結リンクとを備えたことを特徴とする。
案カセツトローデイング機構は、記録媒体カセツ
トが着脱自在に挿入されると共に上記記録媒体カ
セツトをカセツト装着部に装着せしめるカセツト
装着位置と該カセツト装着位置から記録媒体カセ
ツトの厚み方向へ離間し記録媒体カセツトの挿入
及び取出を行なうことができるイジエクト位置と
の間を移動されかつ常時イジエクト位置側への移
動力が付勢されたカセツトホルダーを有するカセ
ツトローデイング機構であつて、カセツトホルダ
ーの左右両側に配置されていて、カセツトホルダ
ーの移動方向と略同じ方向に沿つて延びかつカセ
ツトホルダーの一部が摺動自在に係合された第1
の案内溝及び所定の方向に沿つて延びる第2の案
内溝が形成された支持部材と、基端部が上記支持
部材に回動自在に支持されかつ互いに略平行に延
びる2つのアーム部と該アーム部の回動端部間を
連結した連結部とから成る回動レバーと、該回動
レバーにその連結部をカセツト装着部から遠くな
る方向へ回動せしめる回動力を付勢する弾発手段
と、一端部が前記支持部材に形成された第2の案
内溝に摺動自在に係合され他端部がカセツトホル
ダーと回動自在に連結されかつ中間部が前記回動
レバーのアーム部と回動自在に連結され、回動レ
バーが回動することによつて上記他端部が前記第
1の案内溝の延びる方向と略同じ方向へ変位する
2つの連結リンクとを備えたことを特徴とする。
従つて、本考案カセツトローデイング機構によ
れば、回動レバーが回動すると連結リンクのカセ
ツトホルダーと連結された位置が記録媒体カセツ
トの厚み方向と略同じ方向、即ち、カセツト装着
部に対して垂直な方向へ変位するので、カセツト
ホルダーは、常に、カセツト装着部に垂直な方向
へ移動されることになり、それによつて、カセツ
トホルダーに挿入された記録媒体カセツトのカセ
ツト装着部に対する装着及び離脱が極めてスムー
ズに行なわれると共に、この種の機構の奥行寸法
を小さくすることができる。
れば、回動レバーが回動すると連結リンクのカセ
ツトホルダーと連結された位置が記録媒体カセツ
トの厚み方向と略同じ方向、即ち、カセツト装着
部に対して垂直な方向へ変位するので、カセツト
ホルダーは、常に、カセツト装着部に垂直な方向
へ移動されることになり、それによつて、カセツ
トホルダーに挿入された記録媒体カセツトのカセ
ツト装着部に対する装着及び離脱が極めてスムー
ズに行なわれると共に、この種の機構の奥行寸法
を小さくすることができる。
また、カセツトホルダーの左右両側部を各別に
支持している2つの連結リンクの動きはこれら連
結リンクが連結されている回動レバーによつて互
いに同期されることになるので、この同期をとる
ために従来のカセツトローデイング機構が用いて
いた連結軸等の特別な部材を使用しないで済み、
従つて、部品点数及び組立工数を削減することが
できる。
支持している2つの連結リンクの動きはこれら連
結リンクが連結されている回動レバーによつて互
いに同期されることになるので、この同期をとる
ために従来のカセツトローデイング機構が用いて
いた連結軸等の特別な部材を使用しないで済み、
従つて、部品点数及び組立工数を削減することが
できる。
しかも、カセツトホルダーの移動量は回動レバ
ーの回動量に比して大きくなるので回動レバーの
回動量が少なくてもカセツトホルダーの移動量を
充分に得ることができる。
ーの回動量に比して大きくなるので回動レバーの
回動量が少なくてもカセツトホルダーの移動量を
充分に得ることができる。
尚、前記実施例においては、回動レバーの連結
部をカセツトホルダーの上面のカセツト挿入口側
の端部と対向した状態で設け、カセツトホルダー
がカセツト装着位置に来ているときは上記連結部
がカセツトホルダーの上面に重なるように位置さ
れカセツトホルダーがイジエクト位置に来たとき
はカセツトホルダーの上面から離間して位置する
ようにしたが、このようにすることによつて、回
動レバーを、カセツトホルダーをカセツト装着位
置へと移動せしめる押圧力を加えるための操作部
として使用することができると共にその押圧力を
カセツトホルダーに直接加えないで済む。
部をカセツトホルダーの上面のカセツト挿入口側
の端部と対向した状態で設け、カセツトホルダー
がカセツト装着位置に来ているときは上記連結部
がカセツトホルダーの上面に重なるように位置さ
れカセツトホルダーがイジエクト位置に来たとき
はカセツトホルダーの上面から離間して位置する
ようにしたが、このようにすることによつて、回
動レバーを、カセツトホルダーをカセツト装着位
置へと移動せしめる押圧力を加えるための操作部
として使用することができると共にその押圧力を
カセツトホルダーに直接加えないで済む。
そして、前記実施例においては、回動レバーの
連結部が2つのアーム部の先端部間を連結するよ
うにしたが、この連結部による連結は必ずしもア
ーム部の先端部である必要は無く、少なくとも、
アーム部の支持部材に支持された位置から先端寄
りの位置であれば良い。
連結部が2つのアーム部の先端部間を連結するよ
うにしたが、この連結部による連結は必ずしもア
ーム部の先端部である必要は無く、少なくとも、
アーム部の支持部材に支持された位置から先端寄
りの位置であれば良い。
また、前記実施例においては、本考案をテープ
カセツトローデイング機構に適用したものを示し
たが、本考案はこのような適用例に限らず、デイ
スクカセツトあるいはその他の所定の記録媒体カ
セツトを使用する各種の記録再生装置のカセツト
ローデイング機構に適用することができる。
カセツトローデイング機構に適用したものを示し
たが、本考案はこのような適用例に限らず、デイ
スクカセツトあるいはその他の所定の記録媒体カ
セツトを使用する各種の記録再生装置のカセツト
ローデイング機構に適用することができる。
第1図乃至第4図は本考案カセツトローデイン
グ機構をテープカセツトローデイング機構に適用
した実施の一例を示すものであり、第1図はカセ
ツトホルダーがイジエクト位置に来ている状態の
側面図、第2図はカセツトホルダーがカセツト装
着位置に来ている状態の側面図、第3図はカセツ
トホルダーがイジエクト位置に来ている状態の斜
視図、第4図は要部の分解斜視図、第5図はテー
プカセツトの斜視図、第6図乃至第8図は従来の
テープカセツトローデイング機構の各別の例を示
す側面図である。 符号の説明、1……記録媒体カセツト、14…
…カセツト装着部、21……カセツトローデイン
グ機構、22,22′……支持部材、24,2
4′……第1の案内溝、25,25′……第2の案
内溝、28……回動レバー、29,29′……ア
ーム部、31……連結部、37……弾発手段、4
0,40′……連結リンク、45……カセツトホ
ルダー、52,52′……(カセツトホルダーの)
一部。
グ機構をテープカセツトローデイング機構に適用
した実施の一例を示すものであり、第1図はカセ
ツトホルダーがイジエクト位置に来ている状態の
側面図、第2図はカセツトホルダーがカセツト装
着位置に来ている状態の側面図、第3図はカセツ
トホルダーがイジエクト位置に来ている状態の斜
視図、第4図は要部の分解斜視図、第5図はテー
プカセツトの斜視図、第6図乃至第8図は従来の
テープカセツトローデイング機構の各別の例を示
す側面図である。 符号の説明、1……記録媒体カセツト、14…
…カセツト装着部、21……カセツトローデイン
グ機構、22,22′……支持部材、24,2
4′……第1の案内溝、25,25′……第2の案
内溝、28……回動レバー、29,29′……ア
ーム部、31……連結部、37……弾発手段、4
0,40′……連結リンク、45……カセツトホ
ルダー、52,52′……(カセツトホルダーの)
一部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 記録媒体カセツトが着脱自在に挿入されると共
に上記記録媒体カセツトをカセツト装着部に装着
せしめるカセツト装着位置と該カセツト装着位置
から記録媒体カセツトの厚み方向へ離間し記録媒
体カセツトの挿入及び取出を行なうことができる
イジエクト位置との間を移動されかつ常時イジエ
クト位置側への移動力が付勢されたカセツトホル
ダーを有するカセツトローデイング機構であつ
て、 カセツトホルダーの左右両側に配置されてい
て、カセツトホルダーの移動方向と略同じ方向に
沿つて延びかつカセツトホルダーの一部が摺動自
在に係合された第1の案内溝及び所定の方向に沿
つて延びる第2の案内溝が形成された支持部材
と、 基端部が上記支持部材に回動自在に支持されか
つ互いに略平行に延びる2つのアーム部と該アー
ム部の回動端部間を連結した連結部とから成る回
動レバーと、 該回動レバーにその連結部をカセツト装着部か
ら遠くなる方向へ回動せしめる回動力を付勢する
弾発手段と、 一端部が前記支持部材に形成された第2の案内
溝に摺動自在に係合され他端部がカセツトホルダ
ーと回動自在に連結されかつ中間部が前記回動レ
バーのアーム部と回動自在に連結され、回動レバ
ーが回動することによつて上記他端部が前記第1
の案内溝の延びる方向と略同じ方向へ変位する2
つの連結リンクとを備えた ことを特徴とするカセツトローデイング機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11897687U JPH0450594Y2 (ja) | 1987-08-03 | 1987-08-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11897687U JPH0450594Y2 (ja) | 1987-08-03 | 1987-08-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6424555U JPS6424555U (ja) | 1989-02-09 |
JPH0450594Y2 true JPH0450594Y2 (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=31363802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11897687U Expired JPH0450594Y2 (ja) | 1987-08-03 | 1987-08-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0450594Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-08-03 JP JP11897687U patent/JPH0450594Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6424555U (ja) | 1989-02-09 |
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