JPH0810867Y2 - カセツト装着機構 - Google Patents
カセツト装着機構Info
- Publication number
- JPH0810867Y2 JPH0810867Y2 JP1986162116U JP16211686U JPH0810867Y2 JP H0810867 Y2 JPH0810867 Y2 JP H0810867Y2 JP 1986162116 U JP1986162116 U JP 1986162116U JP 16211686 U JP16211686 U JP 16211686U JP H0810867 Y2 JPH0810867 Y2 JP H0810867Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- opening
- slider
- pin
- closing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、DAT(デジタル・オーディオ・テープレコ
ーダ)装置のカセット装着機構に係り、特に、装着され
るテープカセットの開閉蓋とスライダとを開蓋する機構
を備えたカセット装着機構に関する。
ーダ)装置のカセット装着機構に係り、特に、装着され
るテープカセットの開閉蓋とスライダとを開蓋する機構
を備えたカセット装着機構に関する。
(従来の技術と問題点) 近年、DAT装置及びこれに用いられるDAT用テープカセ
ットが開発されている。第3図(A)及び(B)はこの
ようなDAT用テープカセットを示す図で、同図(A)は
上面側より見た斜視図、同図(B)は底面側より見た斜
視図である。
ットが開発されている。第3図(A)及び(B)はこの
ようなDAT用テープカセットを示す図で、同図(A)は
上面側より見た斜視図、同図(B)は底面側より見た斜
視図である。
DAT用テープカセット(以下、テープカセットと称す
る)1のカセット筐体2内には、一対のテープリール
(図示せず)が内蔵され、これらのテープリールに巻回
された磁気テープ(図示せず)がカセット筐体2の前面
開口部に張架されている。
る)1のカセット筐体2内には、一対のテープリール
(図示せず)が内蔵され、これらのテープリールに巻回
された磁気テープ(図示せず)がカセット筐体2の前面
開口部に張架されている。
カセット筐体2の前面開口部には、張架された磁気テ
ープを保護する開閉蓋3が軸3a,3bにより開閉自在に軸
支されている。また、カセット筐体2の前面2D側の下面
開口部には、スライダ4が摺動自在に設けられている。
このスライダ4はカセット筐体2内のバネ(図示せず)
によって閉蓋方向(図中矢印Aで示す方向と反対の方
向)に常時付勢されており、このスライダ4はカセット
筐体2内のロック機構(図示せず)によって閉蓋位置
(図に示す位置)と開蓋位置とでロックされるように構
成されている。なお、2Cはカセット筐体の後面(背
面)、4a′,4b′はスライダロック解除用の溝、5はロ
ック解除用ピン、6はカセット筐体2の上面2Aに形成さ
れた保持用凹部である。
ープを保護する開閉蓋3が軸3a,3bにより開閉自在に軸
支されている。また、カセット筐体2の前面2D側の下面
開口部には、スライダ4が摺動自在に設けられている。
このスライダ4はカセット筐体2内のバネ(図示せず)
によって閉蓋方向(図中矢印Aで示す方向と反対の方
向)に常時付勢されており、このスライダ4はカセット
筐体2内のロック機構(図示せず)によって閉蓋位置
(図に示す位置)と開蓋位置とでロックされるように構
成されている。なお、2Cはカセット筐体の後面(背
面)、4a′,4b′はスライダロック解除用の溝、5はロ
ック解除用ピン、6はカセット筐体2の上面2Aに形成さ
れた保持用凹部である。
このようなテープカセット1を図示せぬDAT装置に装
着するには、最初にスライダ4のロック解除用ピン6を
押圧してロックを解除し、次にスライダ4をバネの付勢
力に抗して図中A方向に摺動して下面開口部を開蓋し、
さらに開閉蓋3を図中B方向に開蓋させる必要があっ
た。このため、装置のカセット装着機構が複雑になる問
題点があつた。
着するには、最初にスライダ4のロック解除用ピン6を
押圧してロックを解除し、次にスライダ4をバネの付勢
力に抗して図中A方向に摺動して下面開口部を開蓋し、
さらに開閉蓋3を図中B方向に開蓋させる必要があっ
た。このため、装置のカセット装着機構が複雑になる問
題点があつた。
(問題点を解決するための手段) カセット筐体の前面開口部を開閉する開閉蓋と下面開
口部を開閉するスライダとが設けられたテープカセット
を、前記開閉蓋を先導端としてカセットホルダに収納
し、この収納されたテープカセットの前面側を中心とし
て前記カセットホルダを回動することにより、このテー
プカセットを装置に装着するカセット装着機構であっ
て、前記カセットホルダの底面に摺動自在に設けられ、
かつ、前記スライダの前面部と係合する係合部とこの係
合部により前記スライダを開閉するためのピンとを有す
る摺動板と、前記装置のシャーシに立設され、かつ、前
記スライダの開蓋方向に向かって低くなる傾斜部と側部
とを有して、前記摺動板に設けた前記ピンを案内する立
設片と、前記装置のシャーシに設けられ、かつ、前記カ
セットホルダの回動に伴って前記開閉蓋と係合してこの
開閉蓋を開閉する立設ピンとからなり、前記カセットホ
ルダの回動時、前記摺動板のピンが前記立設片の傾斜部
に摺接して、前記摺動板の係合部により前記スライダが
開蓋された後に、前記摺動板のピンが前記立設片の側部
に摺接して、前記立設ピンにより前記開閉蓋が開蓋され
るように構成したことを特徴とするカセット装着機構を
提供するものである。
口部を開閉するスライダとが設けられたテープカセット
を、前記開閉蓋を先導端としてカセットホルダに収納
し、この収納されたテープカセットの前面側を中心とし
て前記カセットホルダを回動することにより、このテー
プカセットを装置に装着するカセット装着機構であっ
て、前記カセットホルダの底面に摺動自在に設けられ、
かつ、前記スライダの前面部と係合する係合部とこの係
合部により前記スライダを開閉するためのピンとを有す
る摺動板と、前記装置のシャーシに立設され、かつ、前
記スライダの開蓋方向に向かって低くなる傾斜部と側部
とを有して、前記摺動板に設けた前記ピンを案内する立
設片と、前記装置のシャーシに設けられ、かつ、前記カ
セットホルダの回動に伴って前記開閉蓋と係合してこの
開閉蓋を開閉する立設ピンとからなり、前記カセットホ
ルダの回動時、前記摺動板のピンが前記立設片の傾斜部
に摺接して、前記摺動板の係合部により前記スライダが
開蓋された後に、前記摺動板のピンが前記立設片の側部
に摺接して、前記立設ピンにより前記開閉蓋が開蓋され
るように構成したことを特徴とするカセット装着機構を
提供するものである。
(実施例) 本考案になるカセット装着機構の一実施例を説明す
る。なお、本実施例は、このカセット装着機構をDAT
(デジタル・オーディオ・テープレコーダ)装置(以
下、装置と称する)に適用したものである。
る。なお、本実施例は、このカセット装着機構をDAT
(デジタル・オーディオ・テープレコーダ)装置(以
下、装置と称する)に適用したものである。
第1図(A)〜(D)は、カセット装着機構の概略側
面図、第2図は同概略平面図である。同図中、10はシャ
ーシで、このシャーシ10には、磁気ヘッドを備えた回転
ヘッドドラム,テープカセット内の磁気テープを引き出
すローディングポール,テープ駆動機構(いずれも図示
せず)などが設けられている。
面図、第2図は同概略平面図である。同図中、10はシャ
ーシで、このシャーシ10には、磁気ヘッドを備えた回転
ヘッドドラム,テープカセット内の磁気テープを引き出
すローディングポール,テープ駆動機構(いずれも図示
せず)などが設けられている。
11はシャーシ10に図中C,C′方向に回動自在に軸支さ
れたカセットドアで、カセット収納(挿入)位置と、カ
セット装着位置との間を回動するものである。12a,12b
はシャーシ10に立設された支持部であり、カセットドア
11の両側に設けた一対の腕部11a,11bは、支持部12a,12b
に軸13a,13bによって軸着されている。
れたカセットドアで、カセット収納(挿入)位置と、カ
セット装着位置との間を回動するものである。12a,12b
はシャーシ10に立設された支持部であり、カセットドア
11の両側に設けた一対の腕部11a,11bは、支持部12a,12b
に軸13a,13bによって軸着されている。
14は第3図に示すテープカセット1が挿入されるカセ
ットホルダで、両側板14a,14b及び底面14cから略コに構
成され、前記カセットドア11と一体に形成されている。
ットホルダで、両側板14a,14b及び底面14cから略コに構
成され、前記カセットドア11と一体に形成されている。
また、カセットホルダ14の底面14cには収納されるテ
ープカセット1のロック解除用の溝4a′,4b′と対応し
た位置に細長状のロック解除用凸部15a,15bが突出形成
されている。このロック解除用凸部15a,15bは、テープ
カセット1の底面2Bに形成されたスライダロック解除用
の溝4a′,4b′と係合して、スライダ4のロックを解除
するものである。
ープカセット1のロック解除用の溝4a′,4b′と対応し
た位置に細長状のロック解除用凸部15a,15bが突出形成
されている。このロック解除用凸部15a,15bは、テープ
カセット1の底面2Bに形成されたスライダロック解除用
の溝4a′,4b′と係合して、スライダ4のロックを解除
するものである。
16はカセットホルダ14の底面14cに取付けられた摺動
板であり、前記カセットホルダ14との間に張架されたバ
ネ17により、摺動板16は常時図中D方向に付勢されてい
る。この摺動板16には、ガイド溝16a,16bが形成され、
カセットホルダ14の底面14cより植設されたガイドピン1
7a,17bが前記ガイド溝16a,16bに嵌挿されている。摺動
板16はテープカセット1の収納(挿入)及び排出方向
(図中D,D′方向)に摺動自在である。
板であり、前記カセットホルダ14との間に張架されたバ
ネ17により、摺動板16は常時図中D方向に付勢されてい
る。この摺動板16には、ガイド溝16a,16bが形成され、
カセットホルダ14の底面14cより植設されたガイドピン1
7a,17bが前記ガイド溝16a,16bに嵌挿されている。摺動
板16はテープカセット1の収納(挿入)及び排出方向
(図中D,D′方向)に摺動自在である。
また摺動板16の前面、すなわちカセット挿入口14dの
反対側には、カセットホルダ14に挿入されたテープカセ
ット1の前面2Dと当接し、さらにテープカセット1のス
ライダ4を開蓋する一対の係合部16c,16dが突出形成さ
れている。
反対側には、カセットホルダ14に挿入されたテープカセ
ット1の前面2Dと当接し、さらにテープカセット1のス
ライダ4を開蓋する一対の係合部16c,16dが突出形成さ
れている。
さらに、摺動板16の一側にはL字状の突出片16eが形
成され、この突出片16eには案内部となるピン16fが植設
されている。突出片16e,ピン16fは前記カセットホルダ1
4の側板14aより外側に突出している。
成され、この突出片16eには案内部となるピン16fが植設
されている。突出片16e,ピン16fは前記カセットホルダ1
4の側板14aより外側に突出している。
18はカセットホルダ14に収納されたテープカセット1
を所要の位置(状態)に保持するようカセットホルダ14
内に取付けられた保持板である。この保持板18の先端に
は、略く字状に屈曲した弾性力のある保持片18aが形成
されている。保持板18はカセットホルダ14の上面、すな
わちカセットドア11の裏面に固定され、保持片18aがテ
ープカセット1の上面2Aに形成された保持用凹部6と嵌
合して、収納されたテープカセット1をカセットホルダ
14内に位置決め保持するものである。
を所要の位置(状態)に保持するようカセットホルダ14
内に取付けられた保持板である。この保持板18の先端に
は、略く字状に屈曲した弾性力のある保持片18aが形成
されている。保持板18はカセットホルダ14の上面、すな
わちカセットドア11の裏面に固定され、保持片18aがテ
ープカセット1の上面2Aに形成された保持用凹部6と嵌
合して、収納されたテープカセット1をカセットホルダ
14内に位置決め保持するものである。
19はシャーシ10に設けられた立設ピンで、装着された
テープカセット1の開閉蓋3に当接して、この開閉蓋3
を開蓋するものである。
テープカセット1の開閉蓋3に当接して、この開閉蓋3
を開蓋するものである。
20はシャーシ10に設けられた立設片である。この立設
片20は、前記摺動板16を摺動させて、装着されたテープ
カセット1のスライダ4を開蓋するもので、前記摺動板
16のピン16fが摺接する傾斜部20a,側部20bが形成され、
傾斜部20aは前記スライダ4の開蓋方向に向かって順次
低くなるように形成されている。
片20は、前記摺動板16を摺動させて、装着されたテープ
カセット1のスライダ4を開蓋するもので、前記摺動板
16のピン16fが摺接する傾斜部20a,側部20bが形成され、
傾斜部20aは前記スライダ4の開蓋方向に向かって順次
低くなるように形成されている。
21a,21b,22a,22bはシャーシ10に立設され、装着され
たテープカセット1の底面2Bに当接する位置規制部材で
ある。
たテープカセット1の底面2Bに当接する位置規制部材で
ある。
次に、以上のように構成されたカセット装着機構の動
作について説明する。
作について説明する。
第1図(A)はカセットホルダ14にテープカセット1
が挿入されたカセット挿入(収納)位置を示す図であ
る。カセット挿入口14dよりテープカセット1を前面2D
を先導端としてカセットホルダ14へ挿入し、奥方に押し
込むと、第1図(B)に示すように、摺動板16の係合部
16c,16dがテープカセット1の前面2D下方に形成された
開閉蓋3の切り欠き部3d,3eと係合し、テープカセット
1のスライダ4の前面に当接する。同時に、保持板18の
保持片18aがテープカセット1の上面2Aに形成された保
持用凹部6と嵌合して、テープカセット1はカセットホ
ルダ14に保持される。
が挿入されたカセット挿入(収納)位置を示す図であ
る。カセット挿入口14dよりテープカセット1を前面2D
を先導端としてカセットホルダ14へ挿入し、奥方に押し
込むと、第1図(B)に示すように、摺動板16の係合部
16c,16dがテープカセット1の前面2D下方に形成された
開閉蓋3の切り欠き部3d,3eと係合し、テープカセット
1のスライダ4の前面に当接する。同時に、保持板18の
保持片18aがテープカセット1の上面2Aに形成された保
持用凹部6と嵌合して、テープカセット1はカセットホ
ルダ14に保持される。
この時、テープカセット1の底面2Bのスライダロック
用溝4a′,4b′とカセットホルダ14のロック解除用凸部1
5a,15bとが嵌合して、テープカセット1のスライダ4の
ロックは解除された状態となる。
用溝4a′,4b′とカセットホルダ14のロック解除用凸部1
5a,15bとが嵌合して、テープカセット1のスライダ4の
ロックは解除された状態となる。
そして、軸13a,13bを中心として、すなわち収納した
テープカセット11の前面2D側の前方を中心として、カセ
ットドア11を図中C方向に回動させると、前記摺動板16
のピン16fが開閉片20の傾斜部20aに当接し、この傾斜部
20aを摺接し始める。その結果、摺動板16はバネ17の付
勢力に抗して図中D′方向に摺動され、テープカセット
1のスライダ4の前面に当接,係合した摺動板16の係合
部16c,16dによって、第1図(C)に示すように、テー
プカセット1のスライダ4が開蓋される。
テープカセット11の前面2D側の前方を中心として、カセ
ットドア11を図中C方向に回動させると、前記摺動板16
のピン16fが開閉片20の傾斜部20aに当接し、この傾斜部
20aを摺接し始める。その結果、摺動板16はバネ17の付
勢力に抗して図中D′方向に摺動され、テープカセット
1のスライダ4の前面に当接,係合した摺動板16の係合
部16c,16dによって、第1図(C)に示すように、テー
プカセット1のスライダ4が開蓋される。
さらに、カセットドア11を図中C方向に回動させる
と、テープカセット1の開閉蓋3の下面3cに、立設ピン
19の先端19aが当接,係合し、第1図(D)に示すよう
に、開閉蓋3が開蓋される。
と、テープカセット1の開閉蓋3の下面3cに、立設ピン
19の先端19aが当接,係合し、第1図(D)に示すよう
に、開閉蓋3が開蓋される。
前記摺動片16のピン16fは立設片20の傾斜部20aから側
部20bを摺接し、摺動板16は図中D′方向に摺動したま
ま保持されている。したがって、テープカセット1のス
ライダ4も開蓋状態に保持されている。
部20bを摺接し、摺動板16は図中D′方向に摺動したま
ま保持されている。したがって、テープカセット1のス
ライダ4も開蓋状態に保持されている。
なお、カセットドア11が、第1図(D)に示すカセッ
ト装着位置まで回動されると、位置規制部材21a,21b,22
a,22bがテープカセット1の底面2Bに当接し、テープカ
セット1は所定の高さに支持される。同時に、カセット
ホルダ14の透孔14C−1,14C−2を通して、テープカセッ
ト1の一対のリールに、シャーシ10に設けられたリール
駆動軸23,24が嵌合し、ローディングポールによって磁
気テープが引き出されて、回転ヘッドドラムに巻装され
る。
ト装着位置まで回動されると、位置規制部材21a,21b,22
a,22bがテープカセット1の底面2Bに当接し、テープカ
セット1は所定の高さに支持される。同時に、カセット
ホルダ14の透孔14C−1,14C−2を通して、テープカセッ
ト1の一対のリールに、シャーシ10に設けられたリール
駆動軸23,24が嵌合し、ローディングポールによって磁
気テープが引き出されて、回転ヘッドドラムに巻装され
る。
(考案の効果) カセット筐体の前面開口部を開閉する開閉蓋と下面開
口部を開閉するスライダとが設けられたテープカセット
を、前記開閉蓋を先導端としてカセットホルダに収納
し、この収納されたテープカセットの前面側を中心とし
て前記カセットホルダを回動することにより、このテー
プカセットを装置に装着するカセット装着機構であっ
て、前記カセットホルダの底面に摺動自在に設けられ、
かつ、前記スライダの前面部と係合する係合部とこの係
合部により前記スライダを開閉するためのピンとを有す
る摺動板と、前記装置のシャーシに立設され、かつ、前
記スライダの開蓋方向に向かって低くなる傾斜部と側部
とを有して、前記摺動板に設けた前記ピンを案内する立
設片と、前記装置のシャーシに設けられ、かつ、前記カ
セットホルダの回動に伴って前記開閉蓋と係合してこの
開閉蓋を開閉する立設ピンとからなり、前記カセットホ
ルダの回動時、前記摺動板のピンが前記立設片の傾斜部
に摺接して、前記摺動板の係合部により前記スライダが
開蓋された後に、前記摺動板のピンが前記立設片の側部
に摺接して、前記立設ピンにより前記開閉蓋が開蓋され
るように構成したものであるから、装着されたテープカ
セットの開閉蓋とスライダとをスムーズに開蓋すること
ができる効果がある。また、構成が簡単であり、故障も
少ないという利点もある。
口部を開閉するスライダとが設けられたテープカセット
を、前記開閉蓋を先導端としてカセットホルダに収納
し、この収納されたテープカセットの前面側を中心とし
て前記カセットホルダを回動することにより、このテー
プカセットを装置に装着するカセット装着機構であっ
て、前記カセットホルダの底面に摺動自在に設けられ、
かつ、前記スライダの前面部と係合する係合部とこの係
合部により前記スライダを開閉するためのピンとを有す
る摺動板と、前記装置のシャーシに立設され、かつ、前
記スライダの開蓋方向に向かって低くなる傾斜部と側部
とを有して、前記摺動板に設けた前記ピンを案内する立
設片と、前記装置のシャーシに設けられ、かつ、前記カ
セットホルダの回動に伴って前記開閉蓋と係合してこの
開閉蓋を開閉する立設ピンとからなり、前記カセットホ
ルダの回動時、前記摺動板のピンが前記立設片の傾斜部
に摺接して、前記摺動板の係合部により前記スライダが
開蓋された後に、前記摺動板のピンが前記立設片の側部
に摺接して、前記立設ピンにより前記開閉蓋が開蓋され
るように構成したものであるから、装着されたテープカ
セットの開閉蓋とスライダとをスムーズに開蓋すること
ができる効果がある。また、構成が簡単であり、故障も
少ないという利点もある。
第1図は本考案になるカセット装着機構の一実施例を示
す概略側面図で、同図(A)〜(D)は動作説明図、第
2図は同概略正面図、第3図(A)及び(B)はこのカ
セット装着機構に装着されるDAT用テープカセットの各
斜視図である。 1…テープカセット、2…カセット筐体、2D…テープカ
セットの前面、3…開閉蓋、4…スライダ、10…シャー
シ、11…カセットドア、14…カセットホルダ、15a,15b
…ロック解除用突出部、16…摺動板、16c,16d…係合
部、16f…ピン(案内部)、19…立設ピン、20…立設
片、20a…傾斜部。
す概略側面図で、同図(A)〜(D)は動作説明図、第
2図は同概略正面図、第3図(A)及び(B)はこのカ
セット装着機構に装着されるDAT用テープカセットの各
斜視図である。 1…テープカセット、2…カセット筐体、2D…テープカ
セットの前面、3…開閉蓋、4…スライダ、10…シャー
シ、11…カセットドア、14…カセットホルダ、15a,15b
…ロック解除用突出部、16…摺動板、16c,16d…係合
部、16f…ピン(案内部)、19…立設ピン、20…立設
片、20a…傾斜部。
Claims (1)
- 【請求項1】カセット筐体の前面開口部を開閉する開閉
蓋と下面開口部を開閉するスライダとが設けられたテー
プカセットを、前記開閉蓋を先導端としてカセットホル
ダに収納し、この収納されたテープカセットの前面側を
中心として前記カセットホルダを回動することにより、
このテープカセットを装置に装着するカセット装着機構
であって、 前記カセットホルダの底面に摺動自在に設けられ、か
つ、前記スライダの前面部と係合する係合部とこの係合
部により前記スライダを開閉するためのピンとを有する
摺動板と、 前記装置のシャーシに立設され、かつ、前記スライダの
開蓋方向に向かって低くなる傾斜部と側部とを有して、
前記摺動板に設けた前記ピンを案内する立設片と、 前記装置のシャーシに設けられ、かつ、前記カセットホ
ルダの回動に伴って前記開閉蓋と係合してこの開閉蓋を
開閉する立設ピンとからなり、 前記カセットホルダの回動時、前記摺動板のピンが前記
立設片の傾斜部に摺接して、前記摺動板の係合部により
前記スライダが開蓋された後に、前記摺動板のピンが前
記立設片の側部に摺接して、前記立設ピンにより前記開
閉蓋が開蓋されるように構成したことを特徴とするカセ
ット装着機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986162116U JPH0810867Y2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 | カセツト装着機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986162116U JPH0810867Y2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 | カセツト装着機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6368143U JPS6368143U (ja) | 1988-05-09 |
JPH0810867Y2 true JPH0810867Y2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=31089068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986162116U Expired - Lifetime JPH0810867Y2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 | カセツト装着機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0810867Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62248158A (ja) * | 1986-04-21 | 1987-10-29 | Hitachi Ltd | カセツトテ−プの装着装置 |
-
1986
- 1986-10-22 JP JP1986162116U patent/JPH0810867Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6368143U (ja) | 1988-05-09 |
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