JP2008277509A - 部品供給装置及び部品実装装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 部品供給装置において、部品供給動作を停止することなくスプライシング作業を実行可能とする。
【解決手段】 部品供給装置1は、クランプ42、及びテープ滞留部44を備える。テープ滞留部44は、キャリアテープ5が上部側に巻き掛けられた少なくとも位置が固定されたガイドローラ34A,34Bと、ガイドローラ34A,34B間に配置され、鉛直方向に延びるガイド55に沿って移動自在であり、自重によりキャリアテープ5にテンションを付与するダンサーローラ54を備える。供給リールの交換時には、クラブ42を保持状態に切り換えてスプライシング作業部41におけるスプライシング作業を可能とし、テープ搬送部24でのキャリアテープ5の搬送は継続する。ダンサーローラ44が上方に変位することで、折り返し部51の経路長が減少する。
【選択図】図1

Description

本発明は、キャリアテープに配列された部品を順次供給する部品供給装置、及びこのような部品供給装置により供給される部品を基板に実装する部品実装装置に関する。
予め定められたピッチでキャリアテープに配列された部品を、キャリアテープの先端側に配列されたものから順次供給して実装に供する部品供給装置が知られている(特許文献1〜3参照)。この種の部品供給装置は、例えば、液晶パネル基板やプラズマディスプレイパネル(PDP)基板等のパネル基板の縁部に形成された部品実装領域にTCP(Tape Carrier Package)等の半導体パッケージ部品(以下「部品」という。)を実装する部品実装装置で採用されている。具体的には、キャリアテープは供給リールに巻回状態で収容されており、供給リールから巻き出されたキャリアテープはテープ回収部に向けて搬送される。供給リールとテープ回収部の間に配置された金型等を用いた部品打ち抜き装置によって、キャリアテープの先端側に搭載されたものから順次部品が打ち抜かれる。キャリアテープから打ち抜かれた部品は、実装ヘッドに保持され、パネル基板の部品実装領域に異方性導電膜テープを介して実装される。
この種の部品供給装置では、実装作業中にキャリアテープが使用し尽くされて部品切れが発生した場合、供給リールの交換作業が必要となる。この交換作業に関し、部品切れの供給リールのキャリアテープの終端側と新たな供給リールの先端側とを継ぎ合わせる、いわゆるスプライシング方式が知られている。例えば、特許文献1にはスプライシング作業の自動化に関する技術が開示されている。また、特許文献2,3には、スプライシング作業を支援するために使用中の供給リールのキャリアテープに残留している部品数(残部品数)を計数する技術が開示されている。
スプライシング作業は、手作業で実行するか装置によって自動的に実行するかにかかわらず、ある程度の時間を要する。従って、部品実装装置の生産性向上の観点から、スプライシング作業中も部品供給装置の部品供給動作が継続することが要求される。しかし、特許文献1〜3に開示されたものを含め、従来知られているこの種の部品供給装置では、スプライシング作業中も部品供給動作を継続するための具体的な機構は提案されていない。
特開2004−47553号公報 特開2003−332796号公報 特開2005−5289号公報
本発明は、キャリアテープに配列された複数の部品をキャリアテープの先端側から順次を供給する部品供給装置において、キャリアテープを巻回状態で収容した供給リールの交換時のスプライシング作業を、部品供給動作を停止することなく継続しつつ実行可能とすることを課題とする。
本発明は、キャリアテープ(5)に配列された複数の部品(4)を順次供給する部品供給装置であって、前記キャリアテープを巻回状態で収容した第1及び第2の供給リール(23A,23B)が着脱可能に装着され、かつ前記第1及び第2の供給リールから交互に前記キャリアテープを巻き出して供給可能であるテープ供給部(21)と、前記テープ供給部の前記第1及び第2の供給リールのうちの一方から巻き出された前記キャリアテープを、テープ回収部(22)へ向けて搬送するテープ搬送部(24)と、前記キャリアテープの搬送経路の前記テープ供給部と前記テープ回収部の間に配置され、前記キャリアテープに配列された前記部品を順次取り出し可能とする部品取出部(47)と、前記部品取出部よりも前記キャリアテープの搬送方向上流側に配置され、前記キャリアテープの一部を固定する保持状態と、前記キャリアテープの固定を解除する解除状態とに設定可能なテープ保持部(42)と、前記テープ保持部よりも前記搬送方向下流側かつ、前記部品取出部よりも前記搬送方向上流側に配置され、前記キャリアテープに予め定められたテンションを付与すると共に、前記キャリアテープの搬送経路に少なくとも1つの折り返し部(51,51A,51B)を形成し、前記テープ保持部が前記保持状態にあるときに前記テープ搬送部により前記キャリアテープが搬送されると前記折り返し部の経路長が減少し、この減少した経路長に相当する前記キャリアテープが前記部品取出部に向けて搬送される、テープ滞留部(44)と、前記テープ保持部よりも前記搬送方向上流側に配置され、前記第1及び第2の供給リールのうち供給中のものの前記キャリアテープの終端側に対して、前記第1及び第2の供給リールのうち待機中のものの前記キャリアテープの先端側を継ぎ合わせるためのスプライシング作業部(41)と、前記テープ保持部を前記解放状態で維持しつつ前記部品を前記部品取出部に順次位置決めするように前記テープ搬送部による搬送動作を制御し、前記供給リールの交換時期であることが検出されると、前記テープ保持部を前記解放状態から前記保持状態に切り換えて前記スプライシング作業部におけるスプライシング作業を可能とすると共に、前記テープ搬送部による搬送動作は継続させる、制御部(15)とを備える部品供給装置を提供する。
供給リールの交換時期であることが検出されてテープ保持部が解放状態から保持状態に切り換えられると、この部分でキャリアテープが固定される。その結果、テープ滞留部でキャリアテープに付与されるテンションやテープ搬送部がキャリアテープを搬送する際のテンションは、テープ保持部よりも搬送方向上流側のキャリアテープには作用しない。従って、テープ保持部よりも搬送方向上流側にあるスプライシング作業部において、スプライシング作業が可能となる。一方、テープ保持部が保持状態にあるときでも、テープ搬送部によりキャリアテープが搬送されるとテープ滞留部に形成された折り返し部の経路長が減少し、この減少した経路長に相当するキャリアテープが部品取出部に向けて搬送される。従って、テープ保持部が保持状態に切り換えられても、部品取出部へ順次部品が位置決めされて取り出し可能とされる。このように本実施形態の部品供給装置では、部品供給動作を停止することなく、キャリアテープの供給リールを交換するためのスプライシング作業を実行可能である。
キャリアテープが複数の部品を配列したものである限り、キャリアテープにより供給される部品の形態は特に限定されない。例えば、TCP(Tape Carrier Package)、FPC(Flexible Printed Circuit)、COF(Chip On Film)、キャリアテープに配列されたエンボス中にそれぞれ部品を収容すると共に剥離可能なカバーテープで覆った形態等について本発明を適用できる。
TCPの場合、前記キャリアテープには、前記予め設定されたピッチで配置された複数の部品搭載領域にそれぞれ前記部品が搭載され、前記部品取出部は、それぞれ前記部品搭載領域を含む複数の部品打ち抜き領域を個別に打ち抜いて順次前記部品を取出可能とする。
具体的には、前記第1及び第2の供給リールのうち供給中のものの前記キャリアテープに残存する部品数を計数するカウンタ(66)をさらに備え、前記制御装置は、前記カウンタの計数する残部品数が予め定められた規定数まで減少すれば、前記交換時期であると判断する。
代案としては、前記テープ滞留部よりも前記搬送方向上流側、かつ前記テープ保持部よりも搬送方向下流側、又は前記テープ滞留部よりも前記搬送方向下流側、かつ前記第1及び第2の供給リールよりも搬送方向下流側に配置され、前記キャリアテープに保持された部品の有無を検出する部品終端検出部(43)をさらに備え、前記制御装置は、前記テープ搬送部によるテープ搬送動作時に前記部品終端検出部が前記部品を検出しない回数が予め定められた所定回数に達すると、前記交換時期であると判断する。
例えば、前記テープ滞留部は、それぞれ前記キャリアテープが上部側に巻き掛けられた少なくとも2個の固定ローラ(34A,34B,34C)と、前記搬送経路の前記固定ローラ間に配置され、前記キャリアテープが下部側に巻き掛けられ、鉛直方向に延びるガイド(55,55A,55B)に沿って移動自在であり、自重により前記キャリアテープにテンションを付与する少なくとも1つの可動ローラ(54,54A,54B)とを備え、前記固定ローラと前記可動ローラによって前記搬送経路の前記折り返し部が形成されている。
代案としては、前記テープ滞留部は、それぞれ前記キャリアテープが上部側に巻き掛けられた少なくとも2個の固定ローラ(34A,34B,34C)と、前記搬送経路の前記固定ローラ間に配置され、上端側に開口を有し、かつ内部が真空ポンプ(72,72A,72B)により真空吸引される少なくとも1つのテープ吸込槽(71,71A,71B)とを備え、前記真空ポンプの吸引力により前記開口から前記テープ吸込槽内に前記キャリアテープが下向きに引き込まれることにより、前記キャリアテープにテンションが付与され、かつ前記搬送経路の前記折り返し部が形成されている。
前記テープ滞留部は、前記キャリアテープの前記折り返し部が、予め定められた最短長さまで前記経路長が減少した状態に対応する上限位置にあるか否かを検出する上限位置検出部(57)を備え、前記制御部は、前記テープ保持部が前記保持状態にあるときに前記折り返し部が前記上限位置にあることを前記上限位置検出部が検出すると、前記テープ搬送部及び前記部品取出部の動作を停止する。
上限位置検出部によりキャリアテープの折り返し部が上限位置にあることが検出されたとき、折り返し部の経路長は最短長さまで減少している。換言すれば、テープ保持部でキャリアテープの一部を固定した状態を維持したままでテープ搬送部の搬送動作でテープ回収部へ向けて搬送できるキャリアテープの残量(部品取出部に送ることができる部品の残数)が、使用し尽くされようとしている。従って、上限位置検出部が上限位置を検出すると、制御部はテープ搬送部及び部品取出部の動作を停止して部品供給動作を停止する。テープ保持部が解放状態から保持状態に切り換えられた後、上限位置検出部によりキャリアテープの折り返し部が上限位置にあることが検出されるまで、スプライシング作業部におけるスプライシング作業を実行可能である。
前記テープ滞留部は、前記キャリアテープの前記折り返し部が、予め定められた最長長さまで前記経路長が増加した状態に対応する下限位置にあるか否かを検出する下限位置検出部(58)を備え、前記制御部は、前記折り返し部が前記下限位置にあることを前記下限位置検出部が検出すると、前記テープ供給部の前記供給リールからの前記キャリアテープの供給動作を停止する。
下限位置検出部によりキャリアテープの折り返し部が下限位置にあることが検出されたとき、折り返し部の経路長は最長長さまで増加している。このとき、キャリアテープが途中で切れて分断され、その結果テープ滞留部において付与されるテンションにより折り返し部の経路長が過度に増加していると推測される。従って、下限位置検出部が下限位置を検出すると、制御部は供給リールからのキャリアテープの供給動作(巻き出し動作)を停止する。
前記テープ滞留部は、前記キャリアテープの前記折り返し部が、前記経路長が初期長さである状態に対応する原点位置にあるか否かを検出する原点位置検出部(56)をさらに備え、前記制御部は、前記キャリアテープ搬送動作時に所定時間を超えて前記折り返し部が前記原点位置にないことを前記原点位置検出部が検出すると前記テープ搬送部による搬送動作を停止する。
前記部品取出部より前記搬送方向上流側、かつ前記テープ滞留部よりも前記搬送方向下流側に配置され、前記キャリアテープに配列された個々の前記部品を検出する頭出し検出部(45)をさらに備え、前記制御部は、前記テープ搬送部によるテープ搬送動作時に前記頭出し検出部が前記部品を検出しない回数が予め定められた所定回数に達すると、前記頭出し検出部で前記部品が検出されるまで前記テープ搬送装置に搬送動作をさせる。
この構成により、スプライシング作業中も部品供給動作が継続されるだけでなく、スプライシング作業後の先頭の部品の頭出し動作が自動的に実行される。
また、本発明は、前述の部品供給装置と、基板を保持する基板保持装置と、前記部品供給装置の部品取出部で前記部品を保持し、この保持した部品を前記基板保持装置に保持された前記基板に実装する部品実装ヘッド装置とを備える部品実装装置を提供する。
本発明の部品供給装置では、部品供給動作を停止することなく継続しつつ、供給リール交換時のキャリアテープのスプライシング作業を実行できる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。以下の説明において、X軸方向とY軸方向は水平面内において互いに直交する方向であり、Z軸方向は鉛直方向である。
(第1実施形態)
図1から図3は、本発明の実施形態にかかる部品供給装置1を備える部品実装装置2を示す。この部品実装装置2は、液晶パネル基板やプラズマディスプレイパネル(PDP)基板等のパネル基板3の縁部に形成された部品実装領域に、部品としてTCP(Tape Carrier Package)などの半導体パッケージ部品(以下、「IC部品」という。)4を実装する。部品供給装置1は、予め定められたピッチで配置された複数の部品搭載領域にIC部品4が搭載されたキャリアテープ5から、部品打ち抜き部47によりIC部品4を個別に打ち抜いて順次供給する。部品供給装置1によってキャリアテープ5から個別に打ち抜かれた個々のIC部品4は、パネル基板3の部品実装領域に異方性導電膜テープを介して実装される。
詳細には、部品実装装置2は、パネル基板3が載置されて、パネル基板3を保持しながら図示X軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向の移動、並びにXY平面内のθ回転移動を行うパネル基板載置ステージ6(基板保持装置)と、パネル基板3を搬送してパネル基板載置ステージ2に搬入するパネル基板搬入装置7と、パネル基板載置ステージ6でIC部品4を実装済のパネル基板3を搬出するパネル基板搬出装置8とを備える。また、部品実装装置2は、パネル基板載置ステージ6に保持された状態のパネル基板3の部品実装領域に対してIC部品4の実装を行う部品実装ヘッド装置9を備える。さらに、部品実装装置2は、キャリアテープ5に搭載された状態で複数のIC部品4を収容するとともに、キャリアテープ5からIC部品4を打ち抜いて部品実装ヘッド装置9に順次供給するIC部品供給装置1を備える。
部品実装ヘッド装置9は、パネル基板載置ステージ6に保持されたパネル基板3の部品実装領域に対して、予め配置された異方性導電膜テープを介してIC部品を実装する(あるいは仮付けする)実装ヘッド11と、部品供給装置1から供給されるIC部品4を保持して取り出し、上下方向に反転させた後、実装ヘッド11に受け渡す反転ヘッド12とを備える。実装ヘッド11は実装ヘッド移動装置11aによりY軸方向及びZ軸方向に移動し、反転ヘッド12は反転ヘッド移動装置12aによりX軸方向及びZ軸方向に移動する。
部品供給装置1は、パネル基板3のソース側の部品実装領域に実装されるIC部品4の供給を行うソース側IC部品供給カセット13と、パネル基板3のゲート側の部品実装領域に実装されるIC部品4の供給を行うゲート側IC部品供給カセット14とを備える。ソース側IC部品供給カセット13とゲート側IC部品供給カセット14は、供給する部品の種類が異なるものの、略同じ構成を有する。
部品実装装置2は、上述したそれぞれの構成部の動作制御を、互いに関連づけながら統括的に行うコントローラ(制御部)15を備える。コントローラ15は、部品供給装置1によるIC部品供給動作の制御、部品実装ヘッド装置9におけるIC部品実装動作の制御、パネル基板載置ステージ6におけるパネル基板1の保持動作および移動動作の制御等を行う。
次に、図4のフローチャートを参照して、部品実装装置1におけるパネル基板3へのIC部品4の実装動作を説明する。この図4のフローチャート中の個々の動作制御は、コントローラ15により実行される。
まず、ステップS4−1において、パネル基板搬入装置7によりパネル基板3が搬入される。その後、ステップS4−2において、搬入されたパネル基板3がパネル基板載置ステージ6に載置されて保持される。次に、部品供給装置1によってキャリアテープ5より打ち抜かれたIC部品4が、その打ち抜き位置で反転ヘッド12により吸着保持されて取り出され、その後反転された状態にて、実装ヘッド11に吸着保持されて受け渡される(ステップS4−3)。その後、実装ヘッド移動装置11aにより実装ヘッド11が移動すると共に、パネル基板載置ステージ6によりパネル基板3が移動し、実装ヘッド11に吸着保持されたIC部品4と部品実装領域との位置合わせが行われ、部品実装領域に異方性導電膜テープを介してIC部品4が実装される(ステップS4−4)。このステップS4−4におけるIC部品4の実装では、例えば、まず、ソース側IC部品供給カセット13より供給された複数のIC部品4が、パネル基板3のソース側の部品実装領域に実装され、その後、パネル基板載置ステージ6によりパネル基板3が90度θ回転移動されて、ゲート側IC部品供給カセット14より供給された複数のIC部品4が、パネル基板1のゲート側の部品実装領域に実装される。
パネル基板3に対する全てのIC部品4の実装が完了すると、ステップS4−5において、パネル基板載置ステージ6によるパネル基板3の保持が解除されて、パネル基板搬出装置8によりパネル基板3が搬出される。その後、次のパネル基板3に対する実装が行われるか否か、すなわち生産終了か否かが判断される(ステップS4−6)。次のパネル基板3に対する実装処理が行われる場合には、ステップS4−1〜S4−5の処理が繰り返される。一方、次のパネル基板1に対する実装処理が行われない場合には、生産を終了する。
次に、部品実装装置2が備える部品供給装置1について詳細に説明する。部品供給装置1が備える2つのIC部品供給カセット9、10は略同一の構成を有するので、以下ゲート側IC部品供給カセット14について説明する。
図7を参照すると、キャリアテープ5は柔軟なフィルム状の部材により形成されている。キャリアテープ5には、IC部品4が搭載される複数の部品搭載領域Rcが長手方向に沿って予め定められたピッチで配列されている。個々の部品搭載領域Rcには、キャリアテープ5のフィルム状部材に形成されている回路パターンと電気的に接続されるように、予め定められた位置にIC部品4が搭載されている。また、部品搭載領域Rcを含む領域である部品打ち抜き領域Rにおいて、このようにフィルム状部材に形成された回路パターンとIC部品4とが接続されたものが、後述するように打ち抜かれることにより、キャリアテープ5から分離されて供給可能なように取り出される。また、キャリアテープ5における幅方向のそれぞれの端部には、所定のピッチにてパーフォレーション5aが形成されている。さらに、図9を併せて参照すると、キャリアテープ5の先端側及び終端側には、回路パターンが設けられておらずIC部品4も搭載されていないリーダテープ部5b,5cが設けられている。
図5を参照すると、IC部品供給カセット14は、キャリアテープ5を供給するテープ供給部21と、テープ供給部21から供給されてIC部品4の打ち抜き動作が行われた使用済みのキャリアテープ5を回収するテープ回収部22を備える。また、IC部品供給カセット14は、テープ供給部21の供給リール23A,23Bのうちの一方から巻き出されたキャリアテープ5をテープ回収部22へ向けて搬送経路に沿って搬送するテープ搬送部24を備える。
テープ供給部21は、キャリアテープ5を巻回状態で収容した供給リール23A,23Bが着脱可能に装着されるリール駆動軸25A,25Bを備える。個々のリール駆動軸25A,25Bはモータ等を備える供給リール駆動装置26A,26B(図6参照)により別個に回転駆動される。リール駆動軸25A,25Bが供給リール駆動装置26A,26Bにより矢印の方向に回転駆動されることにより、キャリアテープ5が巻き出されて搬送経路に供給される。後に詳述するように、2つのリール駆動軸25A,25Bのうちの一方に装着された供給リール23A,23Bからキャリアテープ5が供給され、供給リール23A,23Bのうち供給中のもののキャリアテープ5が使用し尽くされる(部品切れ)の前に、スプライシング作業を含むリール交換作業を経て供給リール23A,23Bのうち待機中のものからキャリアテープ5が供給される。換言すれば、2つの供給リール23A,23Bから交互にキャリアテープ5が巻き出されて搬送経路に供給される。
テープ回収部22は、搬送経路の終端からキャリアテープ5が自重により落下して収容される筐体である。テープ回収部22はキャリアテープ5を巻き取るリール、キャリアテープ5を吸引する吸引槽等の他の形態であってもよい。
テープ搬送部24は、テープ供給部21側(搬送方向上流側)から順に3つの駆動ローラ28A,28B,28Cを備える。個々の駆動ローラ28A〜28Cは、パーフォレーション5aと係合する歯を有するスプロケットとして機能する。回転駆動装置29(図6参照)により個々の駆動ローラ28A〜28Cを所望の回転駆動量だけ回転させることで、キャリアテープ5の送り量を例えばパーフォレーション5aのピッチ単位で制御できる。回転駆動装置29は、駆動ローラ28A〜28Cをタイミングベルトにより同期駆動するもの方式でも、個々の駆動ローラ28A〜28Cを別個のモータ等の駆動源で独立して駆動する方式でもよい。本実施形態におけるテープ回収部22は開放端部となっているため、テープ回収部22の直前に設けられている駆動ローラ28Cに巻き掛けられたキャリアテープ5を押さえるようにテープ押さえローラ30が配置されている。
キャリアテープ5の搬送経路を規定するガイド機構32として、前述の駆動ローラ28A〜28Cに加え、位置が固定された従動ローラであるガイドローラ33A,33B,34A,34B,35が設けられている。
キャリアテープ5の搬送経路には、上流側からテープ回収部22側(搬送方向下流側)に向けて、スプライシング作業部41、クランプ(テープ保持部)42、部品終端検出部43、テープ滞留部44、頭出し検出部45、不良検出部46、及び部品打ち抜き部(部品取出部)47が順に設けられている。クランプ42を基準とすると、部品終端検出部43、テープ滞留部44、頭出し検出部45、不良検出部46、及び部品打ち抜き部47がクランプ42よりも搬送方向下流側に配置され、スプライシング作業部41がクランプ42よりも搬送方向上流側に配置されている。本実施形態では部品終端検出部43をクランプ42よりも搬送方向下流側に配置しているが、部品終端検出部43はクランプ42よりも搬送方向上流側に配置してもよい。
部品打ち抜き部47は、図5及び図7を参照すると、搬送路の駆動ローラ28A,28Bの間に配置されている。部品打ち抜き部47は、キャリアテープ5の上面側に配置された受け部材47aと、この受け部材47aに対向してキャリアテープ5の下面側に配置された打ち抜き部材47bとを備える。打ち抜き部材47bは、打ち抜き位置P3に位置されたキャリアテープ5の部品打ち抜き領域Rを受け部材47aに押圧することで、部品打ち抜き領域RからIC部品4とその周囲の回路パターン部分を打ち抜いて、キャリアテープ5の部品打ち抜き領域Rから1個のIC部品4を分離させる機能を有する。また、部品打ち抜き部47の受け部材47aには図示しない開口部が設けられており、打ち抜かれたIC部品4に対して、この開口部を通じてその上方側から反転ヘッド8により吸着取り出しが可能である。
頭出し検出部45と不良検出部46は、部品打ち抜き部47に対して搬送方向上流側に隣接して、詳細には搬送経路の駆動ローラ28Aと部品打ち抜き部47の間に配置されている。頭出し検出部45は不良検出部46よりも搬送方向上流側に配置されている。
頭出し検出部45はキャリアテープ5に搭載された個々のIC部品12を検出するものであり、図5及び図7を参照すると、スポット光を用いた光透過型センサが備える。この光透過型センサは、キャリアテープ5の上面側に配置され、スポット光(測定光)をキャリアテープ5に対して照射する照射部45aと、キャリアテープ5の下面側に照射部45aと対向して配置され、キャリアテープ5を透過した透過光を受光する受光部45bとを備える。受光部45bは、透過光の受光光量を検出する機能を有しており、スポット光がIC部品4により遮られることにより受光量が予め設定された光量を下回った場合に、キャリアテープ5に搭載されているIC部品4が部品検出位置P1に位置された状態であるものとして検出する。
不良検出部46は、図5及び図7を参照すると、テープの長手方向沿いのライン状の光(測定光)を用いた光透過型センサを備える。この光透過型センサは、キャリアテープ5の上面側に配置され、ライン状の光をキャリアテープ5に対して照射する照射部46aと、キャリアテープ5の下面側に照射部46aと対向して配置され、キャリアテープ5を透過した透過光を受光する受光部46bとを備える。受光部46bは、透過光の受光光量を検出する機能を有し、部品打ち抜き領域Rにおいて照射されたライン状の光がIC部品12に遮られることなく透過することにより、あるいは、バッドマーク48(例えば、フィルム状部材において貫通孔(例えばφ5mm程度)とすることで形成されたマーク)を光が通過することにより、受光量が予め設定された光量を上回った場合に、不良検出位置P2に位置する部品打ち抜き領域RにIC部品12が搭載されていない、あるいはバッドマーク23が存在するものとして検出する。照射部46aからのライン状の光は、1つの打ち抜き領域Rのバッドマーク23が形成されるべき位置と、IC部品12が搭載されるべき位置の両方に確実に照射され、かつ隣接する他の打ち抜き領域Rには照射されないように調整される。
クランプ42は、図5、図8、及び図9を参照すると、キャリアテープ5の上面側及び下面側に、それぞれ平面視でキャリアテープ5を幅方向に横切るように配置された上下方向に可動のクランプ部材42a,42bを備える。クランプ42は、クランプ部材42a,42bがそれぞれキャリアテープ5の下面と上面に当接してクランプ部材42a,42b間にキャリアテープ5の一部を挟み込んで固定する保持状態と、クランプ部材42a,42bがそれぞれキャリアテープ5の下面と上面から離れてキャリアテープ5の固定を解除する解除状態とに設定可能である。
部品終端検出部43はキャリアテープ5に保持されたIC部品4の有無を検出するもので、クランプ42の搬送方向下流側に隣接して配置されている(前述のように部品終端部43はクランプ42に対して搬送方向上流側に配置してもよい。)。図5、及び図8から図10を参照すると、部品終端検出部43は、前述の頭出し検出部45と同様のスポット光を用いた光透過型センサが備える。この光透過型センサは、キャリアテープ5の上面側に配置された照射部43aと、キャリアテープ5の下面側に照射部43aと対向して配置され、キャリアテープ5を透過する照射部43aのスポット光を受光する受光部43bとを備える。受光部43bはスポット光がIC部品4により遮られることにより受光量が予め設定された光量を下回った場合に、キャリアテープ5に搭載されているIC部品4が終端検出位置P4に位置された状態であるものとして検出する。
図5を参照すると、テープ滞留部44は、クランプ42よりも搬送方向下流側かつ、部品打ち抜き部47よりも搬送方向上流側に配置されている。詳細には、テープ滞留部44はキャリアテープ5の搬送経路の部品終端検出部43と駆動ローラ28Aの間に配置されている。
テープ滞留部44は主として2つの機能を有する。まず、テープ滞留部44はガイド機構32で案内されるキャリアテープ5に対して、キャリアテープ5の材質等の条件に基づいて予め定められたテンションを付与する機能を有する。また、テープ滞留部44はキャリアテープ5の搬送経路に折り返し部51を設ける機能を有する。この折り返し部51はキャリアテープ5の搬送経路を意図的に迂回させてキャリアテープ5を滞留させるものである。後に詳述するように、スプライシング作業中にはキャリアテープ5の折り返し部51を構成する部分が部品打ち抜き部47へ搬送されるため、スプライシング作業を実行するためにテープ供給部21からのキャリアテープ5の供給が途絶えても、一定時間は部品供給動作を停止することなく継続できる。
次に、本実施形態におけるテープ滞留部44の具体的な構成説明する。テープ滞留部44は前述したキャリアテープ5のガイド機構32の一部としても機能する一対のガイドローラ(固定ローラ)34A,34Bを備える。これらのガイドローラ34A,34Bは、IC部品供給カセット14のフレーム52に固定されており、略同一高さ位置に水平方向に間隔をあけて配置されている。個々のガイドローラ34A,34Bの上部側にキャリアテープ5が巻き掛けられている。また、テープ滞留部44は搬送経路のガイドローラ34A,34B間に配置されたダンサーローラ(可動ローラ)54を備える。このダンサーローラ54は、キャリアテープ5の移動に対して従動回転する。また、ダンサーローラ54はフレーム52に対して固体された直動ガイド55に沿って鉛直方向に移動自在である。ダンサーローラ54の下部側にキャリアテープ5が巻き掛けられている。
鉛直方向に移動自在であるダンサーローラ54は、それ自体の自重によりガイドローラ34A,34B間のキャリアテープ5を下向きに引っ張る。すなわち、ガイドローラ34A,34Bの自重によってキャリアテープ5に対して前述のテンションが付与される。また、図5に示す釣合状態では、ダンサーローラ54はガイドローラ34A,34Bよりも下側に位置する。そのため、キャリアテープ5の搬送経路のうち上流側のガイドローラ34Aからダンサーローラ54を経て下流側のガイドローラ34Bに到るまでの部分では、以下のように搬送経路の向きが変化して折り返し部51を構成する。まず、搬送方向上流側のガイドローラ34Aからダンサーローラ54までは、搬送経路は鉛直方向下向きである。次に、ダンサーローラ54の下側部でキャリアテープ5の搬送経路は鉛直方向下向きから上向きに反転する。さらに、ダンサーローラ54から下流側のガイドローラ34Bまでは、搬送経路は鉛直方向上向きである。ダンサーローラ54の位置が下方に移動する程折り返し部51の経路長が増加し、ダンサーローラ54の位置が下方に移動する程折り返し部51の経路長が減少する。本実施形態ではダンサーローラ54はキャリアテープ5を下向きに引っ張っているが、引張ばねや低摺動シリンダ(いずれも図示せず)等によってキャリアテープ5を略横方向ないしは略水平方向に引っ張ってもよい。
テープ滞留部44は、ダンサーローラ54が前述した釣合状態に対応する高さ位置(原点位置)にあるか否か、換言すればキャリアテープ5の折り返し部51の経路長が予め定められた初期長さにある状態に対応する位置にあるか否かを検出する原点位置検出部56を備える。
テープ滞留部44は、原点位置検出部56の上方に、ダンサーローラ54が原点位置から過度に上昇した位置(上限位置)にあるか否か、換言すればキャリアテープ5の折り返し部51の経路長が予め定められ最短長さまで減少したか否かを検出する上限位置検出部57を備える。クランプ42が保持状態のときにダンサーローラ54が上限位置にあることは、クランプ42でキャリアテープ5の一部を固定した状態を維持したままでテープ搬送部24の搬送動作によりテープ滞留部44からテープ回収部22へ向けて搬送できるキャリアテープ5の残量(部品打ち抜き部47に送ることができる部品の残数)が、使用し尽くされようとしていることを示す。
テープ滞留部44は、原点位置検出部56の下方に、ダンサーローラ54が原点位置から過度に降下した位置(下限位置)にあるか否か、換言すればキャリアテープ5の折り返し部51の経路長が予め定められた最長長さまで増加したか否かを検出する下限位置検出部58を備える。ダンサーローラ54が下限位置にあれば、キャリアテープ5が途中で切れて分断され(テープ切れ)、その結果折り返し部51の経路長が過度に増加していると推測される。
上限位置検出部57、下限位置検出部58は、及び下限位置検出部58は、ダンサーローラ54が対応する高さ位置にあるか否かをある程度の精度で検出できる限り、具体的な構成は特に限定されない。例えば、光学センサ、磁気センサ等を採用できる。
スプライシング作業部41は、クランプ42に対して搬送方向上流側に隣接して、詳細にはガイドローラ34A,34Bとクランプ42の間に配置されている。図5及び図8から図10を参照すると、本実施形態におけるスプライシング作業部41は、手作業でスプライシング作業を行うための治具である。スプライシング作業部41は、上面にキャリアテープ5と同一幅の直線状の凹状溝61aが形成された位置決め台61を備える。また、凹状溝61aの底部から3対の位置決めピン62A,62Bが上向きに突出している。隣接する位置決めピン62A,62Bの対の間の距離は、パーフォレーション5aのピッチの整数倍に設定されている。
スプライシング作業時には、供給リール23A,23Bのうち現在供給中であって部品切れにより交換されるもの(例えば、供給リール23A)のキャリアテープ5の終端側のリーダテープ部5cを、位置決め台61の凹状溝61a内に配置する。この際、キャリアテープ5の終端側の端縁少なくとも凹状溝61aの長手方向の中央付近に位置させる。位置決めピン62A,62Bをパーフォレーション5aに挿入することで、供給リール23Aのキャリアテープ5が凹状溝61aに対して正確に位置決めされる。次に、両面テープ等の接着部材63を凹状溝61a内に位置している供給リール23Aのキャリアテープ5のリーダテープ部5cの上面に貼り付ける。続いて、供給リール23A,23Bのうち待機中ないしは新たに使用するもの(例えば、供給リール23B)のキャリアテープ5の先端側のリーダテープ部5bを、凹状溝61a内に配置し、接着部材63を介して供給リール23Aのキャリアテープ5の終端側のリーダテープ部5cに重ね合わせる。この位置決めピン62A〜62Bをパーフォレーション5aに挿入することで、供給リール23Bのキャリアテープ5が供給リール23Aのキャリアテープ5に対して正確に位置決めされる。2本のキャリアテープ5を互いに加圧すれば、接着部材63によって両者が接合されてスプライシング作業が完了する。
スプライシング作業部41は自動的にスプライシング作業を実行するものでもよい。例えば、図8にのみ模式的に示す吸着ノズル64により供給リール23A,23Bのリーダテープ部5b,5cの凹状溝61aへの配置及び両者の加圧を実行し、図示しない貼り付け機構により接着部材63の貼り付けを実行することでスプライシング作業を自動化できる。なお、キャリアテープ5の位置決めは位置決めピン62A,62Bによって行われるので、位置決め台61の上面は凹状溝61aを設けない平坦な形状であってもよい。
図6に模式的に示すように、コントローラ15は記憶部としてのメモリ65やカウンタ66と協働してIC部品供給カセット14の動作を制御する。具体的には、頭出し検出部45、不良検出部46、部品終端検出部43、原点位置検出部56、上限位置検出部57、及び下限位置検出部58における検出結果に基づいて、回転駆動装置29、供給リール駆動装置26A,26B、部品打ち抜き部47、及びクランプ42の動作を制御する。
次に、図11のフローチャートを参照して、通常の供給動作中のIC部品供給カセット13の動作を説明する。この通常供給動作中、クランプ42は解放状態にある。また、この通常動作は、図13のフローチャートを参照して後に説明する頭出し処理が完了後に実行される。
まず、ステップS11−1において、キャリアテープ5の搬送動作時に予め定められた所定時間を超えて(又は所定時間以上)ダンサーローラ54が原点位置にないことを原点位置検出部56が検出すれば、ステップS11−2においてテープ搬送部24によるキャリアテープ5の搬送動作を停止する。これは、クランプ42が解放状態にあるにもかかわらずダンサーローラ54が原点位置にない場合、すなわちダンサーローラ54が原点位置から上限位置側又は下限位置側に変位している場合、部品切れや、テープ切れ又はテープ送り不良等のキャリアテープ送り不良が生じている又は生じつつあると判断できるからである。一方、ステップS11−1においてダンサーローラ54がキャリアテープ5の搬送動作時に予め定められた所定時間内(未満又はそれ以上)原点位置になければ、供給リール23A又は23Bからのキャリアテープ5の巻き出し動作を行う、この巻き出し動作によってダンサーローラ54が原点位置となれば、供給リール23A又は23Bからのキャリアテープ5の巻き出し動作を停止し、ステップS11−3において、キャリアテープ5の搬送動作を行い、先頭のIC部品4を搭載している部品打ち抜き領域Rが、不良検出位置P2に位置決めされる。
次に、ステップS11−4において、ダンサーローラ54が下限位置にあることを下限位置検出部58が検出すれば、ステップS11−5において、テープ供給部21の供給リール駆動装置26A,26Bを停止し、供給リール23A,23Bからのキャリアテープ5の巻き出し動作を停止する。これは、ダンサーローラ54が下限位置にあれば、前述のようにテープ切れが発生していると判断できるからである。一方、ステップS11−4において、ダンサーローラ54が下限位置にあることを下限位置検出部58が検出しなければ、ステップS11−6に処理が移行する。
ステップS11−6において、ダンサーローラ54が上限位置にあることを上限位置検出部57が検出すれば、ステップS11−2に処理が移行してテープ搬送部24によるキャリアテープ5の搬送動作を停止する。これは、ダンサーローラ54が上限位置まで上昇していることは、それ以上テープ供給21の供給リール23A又は23Bからキャリアテープ5を巻き出すことができない、すなわち供給リール23A又は23Bから供給可能なキャリアテープの残量が使用され尽くされようとしており、部品切れが発生しつつあるか、あるいはテープ引っ掛かり等のキャリアテープ送り不良が生じていると判断できるからである。一方、ステップS11−6においてダンサーローラ54が上限位置になければ、ステップS11−7に処理が移行する。
ステップS11−7では、不良検出部46により部品欠損とバッドマーク48の有無が判断される。具体的には、不良品検出位置P2では、不良検出部46の照射部46aから受光部46bに向けてライン状の光が照射され、受光部46bにて検出された受光量の情報がコントローラ15に出力され、設定値との比較判断が行われる。制御装置90にて、ライン状の方向と関連付けられた受光量の情報が設定値と比較され、その一部にでも設定値を上回った場合には、部品打ち抜き領域Rにて、少なくともIC部品12が搭載されず欠損状態(光24が遮られることなく透過される状態)にある、あるいはバッドマーク48が形成されている、のいずれかとして、部品打ち抜き領域Rが「不良」であると判断する。例えば、図7に示す状態においては、不良検出位置P2に位置された部品打ち抜き領域Rには、IC部品4が搭載されているが、バッドマーク48が形成されているため、この部品打ち抜き領域Rは「不良」であると判断される。
ステップS11−7において「不良」であると判断された場合には、ステップS11−8においてその不良情報が部品打ち抜き領域Rの位置情報と関連付けられて記憶される。その後、先頭の部品打ち抜き領Rが打ち抜き位置3に位置決めされる。しかしながら、この部品打ち抜き領域Rには、不良情報が関連付けられているため、打ち抜き位置P3において打ち抜き動作は行われることなくスキップされる(ステップS11−9)。
一方、ステップS11−7において部品欠損もバッドマーク48も検出されず「不良」でないと判断された場合には、ステップS11−10においてキャリアテープ5を搬送して先頭のIC部品4を搭載している部品打ち抜き領域Rが打ち抜き位置P3に位置決めされる。続いて、ステップS11−11において部品打ち抜き部47により打ち抜き動作が行われ、先頭の部品打ち抜き領域RよりIC部品12が打ち抜かれてキャリアテープ11から分離される。
その後、ステップS11−12において、IC部品12の供給を継続して行うかどうかが判断される。継続して行う場合には、ステップS11−1〜S11−12までの処理が順次行われて、個々の部品打ち抜き領域Rに対する不良品検出処理及び打ち抜き処理が行われる。一方、継続して行わない場合は、部品供給を停止する。
次に、図12A及び図12Bのフローチャートを参照して、スプライシング作業に関するIC部品供給カセット13の動作を説明する。この図12A及び図12Bに示す処理のうちステップS12−1,12−2は、図11を参照して説明した通常の供給動作中に常時繰り返し実行される。
まず、ステップS12−1において、残部品数が所定数以下であるか否かが判断される。具体的には、供給リール23A,23Bの交換時に、その供給リール23A,23Bに収容されたキャリアテープ5の総部品数がメモリ65に記憶される。また、部品打ち抜き部47で打ち抜き動作(図11のステップS11−9)を実行する毎に、カウンタ66によって供給部品数が計数される。そして、この供給部品数とメモリ65に記憶された総部品数に基づいて残部品数が計数される。ステップS12−1において、残部品数が所定数(例えば、総部品数が1200個の場合50個)以下であれば、キャリアテープ5が使用し尽くされようとしている(部品切れが発生しようとしている)ので、ステップ12−3〜12−10において供給リール23A,23Bの交換作業が実行される。
ステップS12−1において残部品数が所定数以下でない場合、ステップS12−2に処理が移行する。ステップS12−2では、部品終端検出部43がテープ搬送部24の所定回数の搬送動作にわたってIC部品4を検出しない状態が継続しているか否かを判断する。具体的には、テープ搬送部24による搬送動作時に部品終端検出部43がIC部品4を検出しない回数をカウンタ66が計数する。そして、このカウンタ66が計数した回数と、メモリ65が予め記憶している所定回数が比較される。部品終端検出部43が所定回数までIC部品4を検出しないことは、供給リール23A,23Bから巻き出されるキャリアテープ5が終端側のリーダテープ部5cまで達しており、それ以上キャリアテープ5を巻き出してもIC部品4が供給されないことを意味する。ステップS12−2において、部品終端検出部43がIC部品4を検出しない回数が所定回数まで達していれば、ステップ12−3〜12−10で供給リール23A,23Bの交換作業が実行される。一方、ステップS12−2において部品終端検出部43がIC部品4を検出しない回数が所定回数に達していなければ、ステップS12−1に処理が戻る。
ステップS12−1,12−2は、いずれもキャリアテープ5が使用され尽くされようとしているか、すなわち残部品数が残り少ない状態にあって供給リール23A,23Bの交換時期であるか否かを監視する処理である。従って、ステップS12−1,12−2のうちのいずれか一方のみを実行してもよい。また、他の手法で供給リール23A,23Bの交換時期を監視してもよい。
ステップS12−3では、クランプ42が解放状態(図14A)から保持状態(図14B)に切り換えられる。その結果、クランプ部材42a,42bによってキャリアテープ5の一部が固定される。また、ステップS12−4においてテープ供給部21の供給リール駆動装置26A,26Bが停止され、供給リール23A,23Bの送り動作が停止する。このクランプ42の保持状態への切り換えと送り動作の停止により、スプライシング作業を含む供給リール23A,23Bの交換作業が実行可能となる。
クランプ42が保持状態である供給リール23A,23Bの交換作業中も、テープ搬送部24によりキャリアテープ5の搬送と部品打ち抜き部47によりIC部品4の打ち抜きは(部品供給)は継続される。換言すれば、本実施形態の部品供給装置1では、部品供給動作を停止することなく、キャリアテープ5の供給リール23A,23Bを交換するためのスプライシング作業を実行可能である。以下、この点について説明する。保持状態となったクランプ42でキャリアテープ5の一部が固定された結果、テープ滞留部44のダンサーローラ54の自重でキャリアテープ5に付与されるテンションやテープ搬送部24がキャリアテープ5を搬送する際のテンションは、クランプ42よりも搬送方向上流側のキャリアテープ5には作用しない。従って、クランプ42よりも搬送方向上流側にあるスプライシング作業部41において、スプライシング作業が可能となる。一方、クランプ42が保持状態にあるときでも、テープ搬送部24によりキャリアテープ5が搬送されると、ダンサーローラ54が上方に変位することでテープ滞留部44に形成された折り返し部51の経路長が減少し、この減少した経路長に相当するキャリアテープ5が部品打ち抜き部47に向けて搬送される。従って、クランプ42が保持状態に切り換えられても、打ち抜き位置P3へ順次IC部品4が位置決めされて部品打ち抜き部47で打ち抜かれる。
ステップS12−5,12−10で概念的に示すように、クランプ42を保持状態に切り換えた後は、ダンサーローラ54が上限位置にあるか否かを上限位置検出部57が常時監視する。図14Cを参照すると、クランプ42が保持状態にあるときにダンサーローラ54が上限位置まで上昇していることは、部品打ち抜き部47へ向けてキャリアテープ5が搬送された結果、テープ滞留部44の折り返し部51が最短長さまで低減しており、クランプ42を保持状態に維持したままでそれ以上テープ滞留部44からキャリアテープ5を供給できない(テープ滞留部44から供給可能なキャリアテープの残量が使用され尽くされようとしている)ことを意味する。従って、ダンサーローラ54が上限位置にあるかことを上限位置検出部57が検出すると(ステップS12−5,12−10)、ステップS12−12において部品供給が停止される。クランプ42が解放状態から保持状態に切り換えられた後(ステップS12−3)、上限位置検出部56によりキャリアテープ5の折り返し部51が上限位置にあることが検出されるまでは、スプライシング作業部41におけるスプライシング作業を実行可能である。
ステップS12−6では、部品切れとなった供給リール(例えば、供給リール23A)をIC部品供給カセット13から取り外す。次に、ステップS12にて、新たな供給リール(例えば、供給リール23B)をIC部品供給カセット13に装着して、キャリアテープ11の先端部分をガイド機構32に沿って配置し、テープ搬送部24による送り搬送が可能な状態とさせる。具体的には、キャリアテープ5の先端側のテープリーダ部5bのパーフォレーション11aをそれぞれの駆動ローラ28A〜28Cのスプロケットと係合することにより、テープの送り搬送が可能な状態となる。
続いて、ステップS12−8において、スプライシング作業部41におけるスプライシング作業が実行される。すなわち、スプライシング作業部41において、供給リールのうち供給中のもの(例えば、供給リール23A)のキャリアテープ5の終端側のリーダテープ部5cに対して、供給リールのうちステップS12−7で新たに装着した待機中のもの(例えば、供給リール23B)のキャリアテープ5の先端側のリーダテープ部5bを継ぎ合わせる。
スプライシング作業の完了後、ステップS12−10においてクランプ42が保持状態から解放状態に復帰する(図14Dを併せて参照)。続いて、テープ供給部21のリール駆動機構(例えば、ステップS12−7において供給リール23Bを新たに装着した場合には、供給リール駆動機構26B)によるキャリアテープ5の送り動作が再開する。
次に、IC部品供給カセット13が実行する頭出し動作を図13のフローチャートを参照して説明する。ステップS13−1に示すように頭出し検出部45がテープ搬送部24の所定回数の搬送動作にわたってIC部品を検出しない状態が継続しているか否かの判断が常時繰り返して実行される。具体的には、テープ搬送部24による搬送動作時に頭出し検出部45がIC部品4を検出しない回数をカウンタ66が計数する。そして、このカウンタ66が計数した回数と、メモリ65が予め記憶している所定回数が比較される。頭出し検出部45が所定回数までIC部品4を検出しないことは、キャリアテープ5のうち先端側のリーダテープ部5bが頭出し検出部45を通過中であることを意味する。
ステップS13−1において、頭出し検出部45がIC部品4を検出しない回数が所定回数まで達していれば、頭出し検出部45がキャリアテープ5の先頭に位置するIC部品4を検出するまで、テープ搬送部24がキャリアテープの搬送動作を連続的に実行する(ステップS13−2,13−3)。ステップS13−3において頭出し検出部45がIC部品4を検出すると、ステップS13−3においてキャリアテープ5の先頭のIC部品12が部品検出位置P1に位置されているものとして、キャリアテープ5の原点位置を設定する。
このように本実施形態の部品供給装置1ではスプライシング作業中も部品供給動作が継続されるだけでなく、スプライシング作業後の先頭のIC部品4の頭出し動作が自動的に実行される。
図15は第1実施形態の変形例を示す。この変形例では、テープ滞留部44は、3個の固定ガイドローラ34A,34B,34Cを備え、個々の隣接するガイドローラ34A〜34Cの対の間、すなわちガイドローラ34A,34B間及びガイドローラ34B,34C間に、それぞれ鉛直方向の直動ガイド55A,55Bで案内されるダンサーローラ54A,54Bを備える。この変形例の構成では、2つの折り返し部51A,51Bが形成されるので、クランプ42が保持状態にあるときにテープ滞留部44から部品打ち抜き部47へ搬送できるキャリアテープ5の量が増加し、部品供給動作を維持したスプライシング作業に費やすことができる時間が延びる。
(第2実施形態)
図16は本発明の第2実施形態にかかる部品供給装置1を示す。この第2実施形態の部品供給装置1は、テープ滞留部44の構造が第1実施形態と相違する。
テープ滞留部44は、上部側にキャリアテープ5が巻掛けられた2つの固定のガイドローラ34A,34Bと、このガイドローラ34A,34B間に配置されたテープ吸込槽71を備える。テープ吸込槽71は上端側に開口71aを備える。また、テープ吸込槽71は真空ポンプ72に接続されており、この真空ポンプ72によりテープ吸込槽71の内部が真空吸引される。真空ポンプ72の吸引力により開口71aからテープ吸込槽71内にキャリアテープ5が下向きに引き込まれている。この吸引力により、キャリアテープ5にテンションが付与されている。また、キャリアテープ5のうち吸引力によりテープ吸込槽71の内部に引き込まれた部分は、搬送方向上流側(ガイドローラ34A側)で搬送経路が下向きで、テープ吸込槽71の底部付近で搬送経路が下向きから上向きに反転し、搬送方向下流側(ガイドローラ34B側)で搬送経路は上向きである。このようにキャリアテープ5のうちテープ吸込槽71の内部に引き込まれた部分が折り返し部51を構成する。換言すれば、第1実施形態ではダンサーローラ54(図5参照)の自重によりキャリアテープ5へのテンション付与と折り返し部51の形成を実現しているのに対して、本実施形態では真空ポンプ72の吸引力によりキャリアテープ5へのテンション付与と折り返し部51の形成を実現している。
本実施形態のおける原点位置検出部56、上限位置検出部57、及び下限位置検出部58は、折り返し部51の下端部分(キャリアテープ5の搬送経路が下向きから上向きに反転する部分)を、例えば光学的に検出する。第2実施形態のその他の構成及び作用は、第1実施形態と同様である。
図17A〜17Cは、それぞれ第2実施形態の変形例を示す。
図17Aの第1の変形例では、テープ滞留部44は、3個の固定ガイドローラ34A,34B,34Cを備え、個々の隣接するガイドローラ34A〜34Bの対の間、すなわちガイドローラ34A,34B間及びガイドローラ34B,34C間に、それぞれテープ吸込槽71A,71Bを備える。また、個々のテープ吸込槽71A,71Bは、それぞれ別個の真空ポンプ72A,72Bによって内部が真空吸引される。この変形例の構成では、2つの折り返し部51A,51Bが形成されるので、部品供給動作を維持したスプライシング作業に費やすことができる時間が延びる。
図17Bの第2の変形例は、2つのテープ吸込槽71A,71Bの内部を共通の真空ポンプ72で吸引している点を除き、図17Aの第1の変形例と同様である。
図17Cの第3の変形例は、2つのテープ吸込槽71A,71Bの内部を別個の真空ポンプ72A,72Bで真空吸引する点は第1の変形例と同様であるが、一方の真空ポンプ72A,72Bは吸引のタイミングを切り換える点が異なる。詳細には、一方のテープ吸込槽71A及び真空ポンプ72Aは、部品供給動作を停止しないスプライシング作業を実現するためのもので、真空ポンプ72Aは通常の部品供給動作時は真空吸引を行わないオフ状態であり、スプライシング作業時(図12のステップS12−3〜12−11参照)に真空吸引を実行するオン状態となる。他方のテープ吸込槽71B及び真空ポンプ72Bは、通常の部品動作時にキャリアテープ5にテンションを付与するためのもので、真空ポンプ72Bは通常の部品供給動作時は真空吸引を実行するオン状態であるが、スプライシング作業時には真空吸引を行わないオフ状態となる。図17Cの変形例では2つのテープ吸込槽71A,71Bの内部を別個の真空ポンプ72A,72Bで真空吸引しているが、2つのテープ吸込槽71A,71Bを真空切換バルブを介して1個の真空ポンプに接続し、この真空切換バルブの切換によって、1個の真空ポンプで2個のテープ吸込槽71A,71Bに対して交互に又は当時に真空吸引を行ってもよい。また、第2実施形態及び第1〜第3の変形例においてテープ吸込槽の真空源は真空ポンプに限定されず、真空エジェクタや工場真空などの他の真空源を採用してもよい。
本発明は、前記実施形態に限定されず種々の変形が可能である。例えば、テープ滞留部は、キャリアテープにテンションを付加し、かつクランプ(テープ保持部)が保持状態のときに部品打ち抜き部(部品取出部)へキャリアテープを供給する折り返し部を形成できるものである限り、実施形態の構成に限定されない。また、キャリアテープにより供給される部品の形態は、TCPに限定されず、FPC(Flexible Printed Circuit)、COF(Chip On Film)、キャリアテープに配列されたエンボス中にそれぞれ部品を収容すると共に剥離可能なカバーテープで覆った形態等の他の形態であってもよい。
本発明の第1実施形態にかかる部品供給装置(IC部品供給カセット)を備える部品実装装置の模式的な斜視図。 図1の部品実装装置の平面図。 図1の部品実装装置の正面図。 部品実装動作を説明するためのフローチャート。 IC部品供給カセットを示す模式図。 IC部品供給カセットの制御系を示すブロック図。 IC部品供給カセットの頭出し検出部及び不良検出部を示す模式図。 IC部品供給カセットのスプライシング作業部を示す模式図。 IC部品供給カセットのスプライシング作業部を示す模式的な平面図。 IC部品供給カセットのスプライシング作業部の模式的な側面図。 通常の部品供給時のIC部品供給カセットの動作を説明するためのフローチャート。 スプライシング作業時のIC部品供給カセットの動作を説明するためのフローチャート。 スプライシング作業時のIC部品供給カセットの動作を説明するためのフローチャート。 頭出し動作時のIC部品供給カセットの動作を説明するためのフローチャート。 スプライシング作業時のIC部品供給カセットの動作を説明するための模式図。 スプライシング作業時のIC部品供給カセットの動作を説明するための模式図。 スプライシング作業時のIC部品供給カセットの動作を説明するための模式図。 スプライシング作業時のIC部品供給カセットの動作を説明するための模式図。 第1実施形態のIC部品供給カセットの変形例を示す模式図。 本発明の部品供給装置の第2実施形態にかかる部品供給装置(IC部品供給カセット)を示す模式図。 第2実施形態のIC部品供給カセットの第1の変形例を示す模式図。 第2実施形態のIC部品供給カセットの第2の変形例を示す模式図。 第2実施形態のIC部品供給カセットの第3の変形例を示す模式図。
符号の説明
1 部品供給装置
2 部品実装装置
3 パネル基板
4 IC部品
5 キャリアテープ
5a パーフォレーション
5b,5c リーダテープ部
6 パネル基板載置ステージ
7 パネル基板搬入装置
8 パネル基板搬出装置
9 部品実装ヘッド装置
11 実装ヘッド
11a 実装ヘッド移動装置
12 反転ヘッド
12a 反転ヘッド移動装置
13 ソース側IC部品供給カセット
14 ゲート側IC部品供給カセット
15 コントローラ
21 テープ供給部
22 テープ回収部
23A,23B 供給リール
24 テープ搬送部
25A,25B リール駆動軸
26A,26B 供給リール駆動装置
28A,28B,28C 駆動ローラ
29 回転駆動装置
30 テープ押さえローラ
32 ガイド機構
33A,33B,34A,34B,34C,35 ガイドローラ
41 スプライシング作業部
42 クランプ
42a,42b クランプ部材
43 部品終端検出部
43a 照射部
43b 受光部
44 テープ滞留部
45 頭出し検出部
45a 照射部
45b 受光部
46 不良検出部
46a 照射部
46b 受光部
47 部品打ち抜き部
47a 受け部材
47b 打ち抜き部材
48 バッドマーク
51,51A,51B 折り返し部
52 フレーム
54,54A,54B ダンサーローラ
55,55A,55B 直動ガイド
56 原点位置検出部
57 上限位置検出部
58 下限位置検出部
61 位置決め台
61a 凹状溝
62A,62B 位置決めピン
63 接着部材
64 吸着ノズル
65 メモリ
66 カウンタ
71,71A,71B テープ吸込槽
71a 開口
72,72A,72B 真空ポンプ

Claims (10)

  1. キャリアテープ(5)に配列された複数の部品(4)を順次供給する部品供給装置であって、
    前記キャリアテープを巻回状態で収容した第1及び第2の供給リール(23A,23B)が着脱可能に装着され、かつ前記第1及び第2の供給リールから交互に前記キャリアテープを巻き出して供給可能であるテープ供給部(21)と、
    前記テープ供給部の前記第1及び第2の供給リールのうちの一方から巻き出された前記キャリアテープを、テープ回収部(22)へ向けて搬送するテープ搬送部(24)と、
    前記キャリアテープの搬送経路の前記テープ供給部と前記テープ回収部の間に配置され、前記キャリアテープに配列された前記部品を順次取り出し可能とする部品取出部(47)と、
    前記部品取出部よりも前記キャリアテープの搬送方向上流側に配置され、前記キャリアテープの一部を固定する保持状態と、前記キャリアテープの固定を解除する解除状態とに設定可能なテープ保持部(42)と、
    前記テープ保持部よりも前記搬送方向下流側かつ、前記部品取出部よりも前記搬送方向上流側に配置され、前記キャリアテープに予め定められたテンションを付与すると共に、前記キャリアテープの搬送経路に少なくとも1つの折り返し部(51,51A,51B)を形成し、前記テープ保持部が前記保持状態にあるときに前記テープ搬送部により前記キャリアテープが搬送されると前記折り返し部の経路長が減少し、この減少した経路長に相当する前記キャリアテープが前記部品取出部に向けて搬送される、テープ滞留部(44)と、
    前記テープ保持部よりも前記搬送方向上流側に配置され、前記第1及び第2の供給リールのうち供給中のものの前記キャリアテープの終端側に対して、前記第1及び第2の供給リールのうち待機中のものの前記キャリアテープの先端側を継ぎ合わせるためのスプライシング作業部(41)と、
    前記テープ保持部を前記解放状態で維持しつつ前記部品を前記部品取出部に順次位置決めするように前記テープ搬送部による搬送動作を制御し、前記供給リールの交換時期であることが検出されると、前記テープ保持部を前記解放状態から前記保持状態に切り換えて前記スプライシング作業部におけるスプライシング作業を可能とすると共に、前記テープ搬送部による搬送動作は継続させる、制御部(15)と
    を備える部品供給装置。
  2. 前記第1及び第2の供給リールのうち供給中のものの前記キャリアテープに残存する部品数を計数するカウンタ(66)をさらに備え、
    前記制御装置は、前記カウンタの計数する残部品数が予め定められた規定数まで減少すれば、前記交換時期であると判断する、請求項1に記載の部品供給装置。
  3. 前記テープ滞留部よりも前記搬送方向上流側、かつ前記テープ保持部よりも搬送方向下流側、又は前記テープ滞留部よりも前記搬送方向下流側、かつ前記第1及び第2の供給リールよりも搬送方向下流側に配置され、前記キャリアテープに保持された部品の有無を検出する部品終端検出部(43)をさらに備え、
    前記制御装置は、前記テープ搬送部によるテープ搬送動作時に前記部品終端検出部が前記部品を検出しない回数が予め定められた所定回数に達すると、前記交換時期であると判断する、請求項1又は請求項2に記載の部品供給装置。
  4. 前記テープ滞留部は、
    それぞれ前記キャリアテープが上部側に巻き掛けられた少なくとも2個の固定ローラ(34A,34B,34C)と、
    前記搬送経路の前記固定ローラ間に配置され、前記キャリアテープが下部側に巻き掛けられ、鉛直方向に延びるガイド(55,55A,55B)に沿って移動自在であり、自重により前記キャリアテープにテンションを付与する少なくとも1つの可動ローラ(54,54A,54B)と
    を備え、
    前記固定ローラと前記可動ローラによって前記搬送経路の前記折り返し部が形成されている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の部品供給装置。
  5. 前記テープ滞留部は、
    それぞれ前記キャリアテープが上部側に巻き掛けられた少なくとも2個の固定ローラ(34A,34B,34C)と、
    前記搬送経路の前記固定ローラ間に配置され、上端側に開口を有し、かつ内部が真空ポンプ(72,72A,72B)により真空吸引される少なくとも1つのテープ吸込槽(71,71A,71B)と
    を備え、
    前記真空ポンプの吸引力により前記開口から前記テープ吸込槽内に前記キャリアテープが下向きに引き込まれることにより、前記キャリアテープにテンションが付与され、かつ前記搬送経路の前記折り返し部が形成されている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の部品供給装置。
  6. 前記テープ滞留部は、前記キャリアテープの前記折り返し部が、予め定められた最短長さまで前記経路長が減少した状態に対応する上限位置にあるか否かを検出する上限位置検出部(57)を備え、
    前記制御部は、前記テープ保持部が前記保持状態にあるときに前記折り返し部が前記上限位置にあることを前記上限位置検出部が検出すると、前記テープ搬送部及び前記部品取出部の動作を停止する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の部品供給装置。
  7. 前記テープ滞留部は、前記キャリアテープの前記折り返し部が、予め定められた最長長さまで前記経路長が増加した状態に対応する下限位置にあるか否かを検出する下限位置検出部(58)を備え、
    前記制御部は、前記折り返し部が前記下限位置にあることを前記下限位置検出部が検出すると、前記テープ供給部の前記供給リールからの前記キャリアテープの供給動作を停止する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の部品供給装置。
  8. 前記テープ滞留部は、前記キャリアテープの前記折り返し部が、前記経路長が初期長さである状態に対応する原点位置にあるか否かを検出する原点位置検出部(56)をさらに備え、
    前記制御部は、前記キャリアテープ搬送動作時に所定時間を超えて前記折り返し部が前記原点位置にないことを前記原点位置検出部が検出すると、前記テープ搬送部による搬送動作を停止する、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の部品供給装置。
  9. 前記部品取出部より前記搬送方向上流側、かつ前記テープ滞留部よりも前記搬送方向下流側に配置され、前記キャリアテープに配列された個々の前記部品を検出する頭出し検出部(45)をさらに備え、
    前記制御部は、前記テープ搬送部によるテープ搬送動作時に前記頭出し検出部が前記部品を検出しない回数が予め定められた所定回数に達すると、前記頭出し検出部で前記部品が検出されるまで前記テープ搬送装置に搬送動作をさせる、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の部品供給装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の部品供給装置と、
    基板を保持する基板保持装置と、
    前記部品供給装置の部品取出部で前記部品を保持し、この保持した部品を前記基板保持装置に保持された前記基板に実装する部品実装ヘッド装置と
    を備える部品実装装置。
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