JPWO2015029125A1 - フィーダ - Google Patents

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Abstract

搬送方向に複数のスプロケットを備えたノンスプライシングフィーダであって、キャリアテープに収納された部品が供給位置に正確に供給されるノンスプライジングフィーダを提供する。本体21bの供給位置21aに隣接する位置に回転可能に設けられ、第二係合突起62aが形成された第二スプロケット62と、本体21bに挿入部21dに隣接する位置に回転可能に設けられ、第三係合突起63aが形成された第三スプロケット63と、第二スプロケット62及び第三スプロケット63の上方に設けられ、上面がキャリアテープ900の搬送路を構成するレール38と、を有し、第二スプロケット62と第三スプロケット63の間にあるレール38上には空間38cが形成され、第三スプロケット63と第二スプロケット62の両係合突起63a、62aがそれぞれキャリアテープ900の係合穴901bに係合した場合に、キャリアテープ900が弛んでレール38から空間38cに離間するように構成されている。

Description

本発明は、部品が収納されたキャリアテープを送給するためのフィーダに関するものである。
従来から特許文献1に示されるように、スプライシング作業を行うこと無く、キャリアテープに収納された部品を部品実装装置に供給するノンスプライシングフィーダが提案されている。このようなフィーダは、キャリアテープに形成された係合穴と係合するスプロケットが設けられ、当該スプロケットが回転することにより、キャリアテープが送給されるようになっている。特許文献1に示されるノンスプライシングフィーダには、挿入ゲートの近傍に挿入スプロケットが設けられ、供給位置の近傍に押込スプロケットが設けられている。
特開2011−77096号公報(図4参照)
特許文献1に示されるノンスプライシングフィーダでは、搬送方向に複数のスプロケットが設けられている。キャリアテープに形成された係合穴のピッチは、必ずしも等間隔では無い。このため、搬送方向に複数設けられたスプロケットと係合する係合穴間の距離が正規の距離よりも短い場合には、キャリアテープが搬送方向の上流側にあるスプロケットによって引っ張られて、キャリアテープに収納された部品が供給位置に正確に供給されない場合があるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、搬送方向に複数のスプロケットを備えたノンスプライシングフィーダであって、キャリアテープに収納された部品が供給位置に正確に供給されるノンスプライジングフィーダを提供する。
上述した課題を解決するためになされた、請求項1に係る発明によると、多数の部品が搬送方向に連続的に収納され、前記搬送方向において前記部品と所定位置関係にある係合穴が前記搬送方向に一定の穴ピッチで形成されたキャリアテープを挿入部から挿入し、前記部品が順次前記挿入部と反対側の供給位置に供給されるように前記キャリアテープを送給するフィーダであって、本体と、前記本体の前記供給位置に隣接する位置に回転可能に設けられ、外周部に前記係合穴と係合する係合突起が形成された下流側スプロケットと、前記本体の前記挿入部に隣接する位置に回転可能に設けられ、外周部に前記係合穴と係合する係合突起が形成された上流側スプロケットと、前記搬送方向に沿って、前記下流側スプロケット及び前記上流側スプロケットの上方に設けられ、上面が前記キャリアテープの搬送路を構成するレールと、を有し、前記下流側スプロケットと前記上流側スプロケットの間にある前記レール上には空間が形成され、前記下流側スプロケットと前記上流側スプロケットの両係合突起がそれぞれ前記キャリアテープの前記係合穴に係合した場合に、前記キャリアテープが弛んで前記レールから前記空間に離間するように構成されている。
このように、下流側スプロケットと上流側スプロケットの両係合突起のそれぞれにキャリアテープの係合穴が係合した場合に、キャリアテープが弛んでレールから空間に離間するように構成されている。これにより、下流側スプロケットの係合突起と上流側スプロケットの係合突起と係合する係合穴間の距離が正規の距離よりも短い場合であっても、下流側スプロケットの係合突起と係合穴で係合しているキャリアテープが、上流側スプロケットによって引っ張られない。このため、キャリアテープに収納された部品が供給位置に正確に供給される。
請求項2に係る発明によれば、請求項1に記載の発明において、前記下流側スプロケットと前記上流側スプロケットの回転軸間距離が、前記穴ピッチの倍数の正規距離より短く設定されている。これにより、下流側スプロケットと上流側スプロケットの両係合突起がそれぞれキャリアテープの係合穴に係合した場合に、キャリアテープが弛み、キャリアテープが確実にレールから空間に離間する。
請求項3に係る発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記空間が形成されているレールの上方には、前記キャリアテープの先頭部のレールから上方への浮上を防止する浮上防止部材が設けられている。これにより、浮上防止部材によって、キャリアテープの先頭部が、上方に浮き上がらずに下流側スプロケットに導かれて、確実に下流側スプロケットの係合突起と係合する。
請求項4に係る発明によれば、請求項2又は請求項3に記載の発明において、前記下流側スプロケットと、前記上流側スプロケットとをそれぞれ回転させる回転駆動部と、前記下流側スプロケットの上流側において、前記キャリアテープの先頭部を検出する先頭部検出部と、前記先頭検出部が前記キャリアテープの先頭部を検出した場合に、前記下流側スプロケットの前記係合突起が前記キャリアテープの先頭部に形成された前記係合穴に係合するように、前記回転駆動部を制御する係合制御部と、を有する。
これにより、下流側スプロケットと上流側スプロケットの回転軸間距離が、穴ピッチの倍数の正規距離より短く設定されていたとしても、確実に下流側スプロケットの係合突起がキャリアテープの先頭部に形成された係合穴に係合する。
請求項5に係る発明によれば、請求項4に記載の発明において、前記係合制御部は、前記キャリアテープの先頭部に形成された前記係合穴と前記下流側スプロケットの前記係合突起との係合時に、前記下流側スプロケットと前記上流側スプロケットの回転開始のタイミングがずれるように前記回転駆動部を制御する。
これにより、容易な方法により、確実に下流側スプロケットの係合突起をキャリアテープの先頭部に形成された係合穴に係合させることができる。
請求項6に係る発明によれば、請求項1〜請求項5に記載の発明において、前記搬送方向において、前記下流側スプロケットの前記係合突起の歯厚寸法は、前記上流側スプロケットの前記係合突起の歯厚寸法よりも小さく設定されている。このため、下流側スプロケットの係合突起は係合穴に侵入し易いので、キャリアテープの先頭部に形成された係合穴への、下流側スプロケットの係合突起の係合が確実なものとなる。
部品実装装置の上視概略図である。 キャリアテープの上面図である。 図2に示すキャリアテープのA−A断面図である。 フィーダの分解側面図である。 フィーダの挿入部を表した分解側面図である。 フィーダの挿入部を表した分解側面図である。 (A)第二係合突起の側面図である。 (B)第三係合突起の側面図である。 (A)第二係合突起が係合穴に侵入している状態を示した説明図である。 (B)第三係合突起が係合穴に係合している状態を示した説明図である。 テープ剥離ユニットを取付けたノンスプライシングフィーダの斜視図である。 テープ剥離ユニットの詳細を示す斜視図である。 テープ剥離ユニットの側面図である。 図11のB−Bに沿って切断した断面図である。 図11のC−Cに沿って切断した断面図である。 テープ剥離ユニットによってカバーテープを折り返した状態を示す図である。 キャリアテープがレールから空間に離間した状態を表した説明図である。
(部品実装装置)
図1を用いて、本実施形態のフィーダ21が用いられる部品実装装置100について説明する。なお、以下の説明において、基板Bの搬送方向をX軸方向と称し、水平面内においてX軸方向に直角な方向をY軸方向と称し、X軸方向とY軸方向とに直角な方向をZ軸方向と称する。部品実装装置100は、基板搬送装置10と、部品供給部20、部品装着装置40、及びリール保持部50を有する。
部品供給部20は、複数のスロット20aと、各スロット20aに着脱可能に装着される複数のフィーダ21と、から構成されている。スロット20aは、部品供給部20に、X軸方向に複数並列に設けられている。
リール保持部50は、キャリアテープ900が巻回された第一リール810及び第二リール820を交換可能に保持するものである。第一リール810と第二リール820は、Y方向に並列して1つずつ配設されるとともに、各フィーダ21に対応してX方向に複数配設されている。
キャリアテープ900は、多数の電子部品等の部品をキャリアテープ900の搬送方向に連続的に収容するものである。図2や図3に示すように、キャリアテープ900は、ベーステープ901、カバーテープ902、ボトムテープ903とから構成されている。ベーステープ901は、紙材や樹脂等の柔軟な材料で構成されている。ベーステープ901幅方向の中央部には、長さ方向に一定ピッチP1(以下、部品ピッチP1と略す)をおいて、空間である収納部901aが貫通形成されている。この収納部901aに部品が収納される。ベーステープ901の側部には、長さ方向に一定ピッチP2(以下、穴ピッチP2と略す)をおいて、係合穴901bが貫通形成されている。なお、係合穴901bの形成位置と、収納部901aの形成位置とは関係がある。本実施形態では、穴ピッチP2の4倍が、部品ピッチP1となっている。
カバーテープ902の両側部は、接着材902aによってベーステープ901上面の両側部に接着されている。カバーテープ902は、透明な高分子フィルムによって構成されている。
図3に示すように、ベーステープ901下面には、ボトムテープ903が接着されている。このボトムテープ903によって、収納部901aに収納された部品の脱落が防止される。ボトムテープ903は、紙材や高分子フィルム等で構成されていて、透明又は半透明となっている。
各フィーダ21には、第一リール810及び第二リール820に巻回されたキャリアテープ900が、それぞれ差し込まれている。そして、一方のリール810に巻回されたキャリアテープ900が、フィーダ21の後端部に設けられた挿入部21dから挿入され、フィーダ21によってフィーダ21の先端部(挿入部21dと反対側)に設けられた供給位置21aに順次送給される。このようにして、当該キャリアテープ900に保持された部品が供給位置21aに供給される。また、他方のリール820に巻回されたキャリアテープ900は、フィーダ21に差し込まれているが、フィーダ21によって送給されずに待機している。フィーダ21については、後で詳細に説明する。
図1に示すように、基板搬送装置10には、部品装着装置40の基台41上に、それぞれ一対のガイドレール13a,13bが設けられている。また、基板搬送装置10は、これらガイドレール13a,13bによりそれぞれ案内される基板Bを支持して搬送する図略の一対のコンベアベルトが設けられている。また、基板搬送装置10には、所定位置に搬送された基板Bを持ち上げてクランプする図略のクランプ装置が設けられている。
この基板搬送装置10では、部品を実装する基板Bは、ガイドレール13a,13bにより案内されつつコンベアベルトにより、X軸方向に部品実装位置まで搬送される。部品実装位置に搬送された基板Bは、クランプ装置によって部品装着位置に位置決めクランプされる。
図1に示すように、部品装着装置40は、ガイドレール42、Y軸スライド43、Y軸サーボモータ(不図示)、X軸スライド45、X軸サーボモータ(不図示)、部品装着ヘッド48、吸着ノズル47(図11示)を有している。
ガイドレール42、Y軸スライド43、及びY軸サーボモータとから、Yロボットが構成されている。ガイドレール42は、基台41上にY方向に装架されて基板搬送装置10の上方に配設されている。Y軸スライド43は、ガイドレール42に沿ってY軸方向に移動可能に設けられている。Y軸スライド43は、Y軸サーボモータの出力軸に連結されたボールねじを有するボールねじ機構によってY軸方向に移動される。
X軸スライド45、X軸サーボモータから、Xロボットが構成されている。X軸スライド45は、Y軸スライド43に、X軸方向に移動可能に設けられている。Y軸スライド43にはX軸サーボモータが設けられている。このX軸サーボモータの出力軸に連結された図略のボールねじ機構によって、X軸スライド45がX軸方向に移動される。
X軸スライド45には、部品装着ヘッド48が設けられている。部品装着ヘッド48は、吸着ノズル47(図11示)を着脱可能に保持している。吸着ノズル47は、供給位置21aに供給された部品を吸着して、基板搬送装置10によって部品実装位置に位置決めされた基板B上に装着する。
(フィーダ)
以下に、図4〜図8を用いて本実施形態のフィーダ21について説明する。なお、以下の説明において「搬送方向」とは、キャリアテープ900の搬送方向を指す。また、図4〜図8において、紙面右側を前方(搬送方向下流側)とし、紙面左側を後方(搬送方向上流側)とする。また、図4〜図6において、紙面上方を上方とし、紙面下方を下方とする。
フィーダ21は、主に、本体21b、第一サーボモータ22、第二サーボモータ23、第一ギヤ24、第二ギヤ25、第三ギヤ26、第四ギヤ27、浮上防止部材28、トーションスプリング29、ストッパー部材31、上流側押さえ部材32、下流側押さえ部材33、第一スプロケット61、第二スプロケット62、第三スプロケット63、第四スプロケット64、レール38、制御部39、テープ剥離ユニット70とから構成されている。
フィーダ21は、その前方側からスロット20aに差し込まれて装着されるようになっている。本体21bは、扁平な箱形である。なお、図4〜図6は、本体21bの側壁を除去して、フィーダ21の内部構造が視認できるようにした図である。
レール38は、第四スプロケット64〜第一スプロケット61の上方において、キャリアテープ900の搬送方向に沿って、本体21bの挿入部21dから供給位置21aに設けられている。レール38は、その上面がキャリアテープ900の搬送路を構成している。レール38の前部38aは、水平に形成されている。本実施形態では、レール38は、その後部から前部38aの手前まで徐々に高くなるように傾斜している。なお、図示はしていないが、レール38の両側には、キャリアテープ900の幅寸法よりも僅かに大きい寸法で離間したガイド部材が設けられている。
レール38の前部38aの下方の本体21bには、つまり、本体21bの供給位置21aに隣接する位置には、前方から後方(搬送方向下流側から上流側)に向かってそれぞれ、第一スプロケット61及び第二スプロケット62が回転可能に設けられている。レール38の後部の下方の本体21bには、つまり、本体21bの挿入部21dに隣接する位置には、前方から後方に向かってそれぞれ、第三スプロケット63及び第四スプロケット64が回転可能に設けられている。
第二スプロケット62と第三スプロケット63の回転軸間距離(図15示)は、穴ピッチP2の倍数の正規距離より短く設定されている。本実施形態では、第二スプロケット62と第三スプロケット63の回転軸間距離は、1つの穴ピッチP2よりも短い距離分短く設定されている。
第一スプロケット61、第二スプロケット62、及び第三スプロケット63のそれぞれの外周部には、一定角度をおいて、第一係合突起61a、第二係合突起62a、第三係合突起63aが形成されている。第四スプロケット64の外周部の一部には、一定角度をおいて第四係合突起64aが設けられている。それぞれの係合突起61a〜64aは、キャリアテープ900の係合穴901bと係合する。
なお、図7の(A)や(B)に示すように、搬送方向において、第二係合突起62aの歯厚寸法bは、第三係合突起63a、第一係合突起61a、第四係合突起64aの歯厚寸法aよりも小さく設定されている。なお、本実施形態では、図8に示すように、第三係合突起63a、第一係合突起61a、第四係合突起64aの歯幅寸法cと第二係合突起62aの歯幅寸法dは同一となっている。なお、歯幅寸法とは歯厚寸法と直交する方向の係合突起62a、63aの寸法である。
図8の(B)に示すように、第三係合突起63a、第一係合突起61a、第四係合突起64aを上面視した場合に、第一係合突起61aの四隅は係合穴901bの内周面に接触している。これにより、係合穴901bと確実に係合している第一係合突起61aによって、キャリアテープ900に収納された部品が供給位置21aに正確に位置決めされて供給される。一方で、図8の(A)に示すように、第二係合突起62aを上面視した場合に、第二係合突起62aと係合穴901bとの間にはクリアランスを有する。
第一スプロケット61〜第四スプロケット64の外周部よりも内側には、それぞれ、第一スプロケットギヤ61b、第二スプロケットギヤ62b、第三スプロケットギヤ63b、第四スプロケットギヤ64bが形成されている。なお、レール38の各スプロケット61〜64の上方には、窓穴38b(図5、図15示)が設けられている。この窓穴38bから、各係合突起61a〜64aがレール38上から突出する。
第一サーボモータ22は、第一スプロケット61及び第二スプロケット62を回転させるサーボモータである。第一サーボモータ22の回転軸22aには、第一ドライブギヤ22bが設けられている。第一ギヤ24は、第一スプロケット61及び第二スプロケット62の下方の本体21bに回転可能に設けられている。第一ギヤ24に外周には、第一ドライブギヤ22bと噛合する第一外側ギヤ24aが形成されている。第一ギヤ24の外周よりも内側には、第一内側ギヤ24bが形成されている。
第二ギヤ25は、第一スプロケット61及び第二スプロケット62と第一ギヤ24の間の本体21bに回転可能に設けられている。第二ギヤ25は、第一スプロケットギヤ61b、第二スプロケットギヤ62b、及び第一内側ギヤ24bと噛合している。このような構成によって、第一サーボモータ22の回転が減速されて第一スプロケット61及び第二スプロケット62に伝達されて、第一スプロケット61及び第二スプロケット62が同期して回転する。
第二サーボモータ23は、第三スプロケット63及び第四スプロケット64を回転させるサーボモータである。第二サーボモータ23の回転軸23aには、第二ドライブギヤ23bが設けられている。第三ギヤ26は、第三スプロケット63及び第四スプロケット64の下方の本体21bに回転可能に設けられている。第三ギヤ26に外周には、第二ドライブギヤ23bと噛合する第三外側ギヤ26aが形成されている。第三ギヤ26の外周よりも内側には、第三内側ギヤ26bが形成されている。
第四ギヤ27は、第三スプロケット63及び第四スプロケット64と第三ギヤ26の間の本体21bに回転可能に設けられている。第四ギヤ27は、第三スプロケットギヤ63b、第四スプロケットギヤ64b、及び第三内側ギヤ26bと噛合している。このような構成によって、第二サーボモータ23の回転が減速されて第三スプロケット63及び第四スプロケット64に伝達されて、第三スプロケット63及び第四スプロケット64が同期して回転する。
下流側押さえ部材33は、ブロック状であり、レール38後部の上方に、本体21bの挿入部21dに設けられている。下流側押さえ部材33は、本体21bに取り付けられた第一支持部材30−1及び第二支持部材30−2に、シャフト34−1を介して、上下方向移動可能に取り付けられている。シャフト34−1には、下流側押さえ部材33を下方に付勢するコイルスプリング35−1が取り付けられている。下流側押さえ部材33の前方には、第三スプロケット63上においてレール38と当接する押さえ部33dが形成されている。このような構成によって、押さえ部33dは、レール38から離接する。図5に示すように、押さえ部33dの後端下部には、侵入部33bが切欠形成されている。
上流側押さえ部材32は、ブロック状であり、レール38の後部上面に沿って設けられている。上流側押さえ部材32は、下流側押さえ部材33の後部から下方に、シャフト34−2を介して、上下方向移動可能に取り付けられている。上流側押さえ部材32は、押さえ部33dの後方に隣接している。シャフト34−2には、上流側押さえ部材32を下方に付勢するコイルスプリング35−2が取り付けられている。このような構成によって、上流側押さえ部材32は、レール38から離接する。上流側押さえ部材32の後端の下部には、挿入凹部32aが切欠形成されている。
図5に示すように、ストッパー部材31は、ブロック状であり、上流側押さえ部材32の下流側に隣接して設けられている。ストッパー部材31は、その中間部分に形成された軸支部31bが下流側押さえ部材33に軸支されて、揺動可能となっている。ストッパー部材31の軸支部31bよりも前方の下部は、下方に突出形成された当接部31aが形成されている。ストッパー部材31の下部の後端は、停止部31cとなっている。
下流側押さえ部材33には、ストッパー部材31を、当接部31aがレール38に近接する方向に付勢するスプリング36が取り付けられている。図5に示すように、搬送方向に関し、下流側押さえ部材33の前端とストッパー部材31の後端との間に、第四スプロケット64の頂部が位置している。
図4に示すように、浮上防止部材28は、板状であり、第三スプロケット63と第二スプロケット62の間のレール38上に沿って設けられている。浮上防止部材28の前端には、軸支部28aが形成され、この軸支部28aが、本体21bに設けられた軸部21cに軸支されて、浮上防止部材28が揺動可能に本体21bに取り付けられている。浮上防止部材28の後端には、上方に曲げられた案内部28bが形成されている。トーションスプリング29は、浮上防止部材28の上方の本体21bに取り付けられ、浮上防止部材28を下方に付勢している。このトーションスプリング29によって、浮上防止部材28の下面は、レール38の上面に密接されている。
なお、第二スプロケット62と第三スプロケット63の間にあるレール38上には、空間38cが形成されている。
制御部39は、フィーダ21を制御するものであり、第一サーボモータ22及び第二サーボモータ23の回転を制御する。制御部39は、マイクロプロセッサや、サーボモータ22、23に駆動電流を供給するドライバを有している。
第三スプロケット63の下流側の本体21bには、キャリアテープ900の有無を検知し、その検知信号を制御部39に出力する第一センサ65が設けられている。第一センサ65は、後述する搬送テープ910と待機テープ920の境界部分を検知するセンサである。第二スプロケット62の上流側の本体21bには、キャリアテープ900の有無を検知し、その検知信号を制御部39に出力する第二センサ66が設けられている。この第二センサ66の役割については、後述する。
(テープ剥離ユニット)
次に、図9〜図14を用いて本実施形態のテープ剥離ユニット70について説明する。図4や図9に示すように、フィーダ21の前方部の上部には、テープ剥離ユニット70が、フィーダ21の本体21bに着脱可能に固着されている。テープ剥離ユニット70は、供給位置21aに送られたキャリアテープ900のカバーテープ902を剥離するためのものである。
図9〜図13に示すように、テープ剥離ユニット70は、下側が開放された箱形のユニット本体71を有している。ユニット本体71の両側壁71a、71bの前後がビス等の締結手段によって本体21bの両側面に固定されている。両側壁71a、71b間でキャリアテープ900が案内されるようになっている。図10に示すように、ユニット本体71の上壁71cの前部には、切欠き部71c1が形成されている。図11に示すように、切欠き部71c1の前部が供給位置21aであり、この切欠き部71c1からキャリアテープ900の収納部901aに収納された部品が吸着ノズル47によって吸着されて取り出せるようになっている。
図11に示すように、供給位置21a(切欠き部71c1)の搬送方向下流側の本体21bに、第一スプロケット61が設けられている。つまり、第一スプロケット61の頂部に位置している第一係合突起61aは、切欠き部71c1(供給位置21a)の搬送方向下流側に位置している。
図9や図10に示すように、ユニット本体71の上壁71cには、板状のカッタ部材72が、切欠き部71c1を覆うように、レール38(キャリアテープ900)の上方位置に固定されている。カッタ部材72の後方には、キャリアテープ900のカバーテープ902を剥離する先端が鋭利な刃先72aを有する。
図11に示すように、カッタ部材72の刃先72aの搬送方向上流側には、第二スプロケット62が設けられている。つまり、第二スプロケット62の頂部に位置している第二係合突起62aは、カッタ部材72の刃先72aの搬送方向上流側に位置している。
カッタ部材72の刃先72aは、キャリアテープ900に両端を接着されたカバーテープ902の一方の端部(係合穴901b側の端部)に対応する位置に配置されている。そして、カッタ部材72の刃先72aは、キャリアテープ900の送りによって、ベーステープ901とカバーテープ902との間に介入され、カバーテープ902の他方の端部の接着状態を保ちつつ、カバーテープ902の一方の端部を剥離する。
なお、キャリアテープ900の係合穴901bが第一係合突起61aと係合している場合には、キャリアテープ900は第一スプロケット61によって引っ張られて、カッタ部材72の刃先72aによって、カバーテープ902の一方の端部が剥離される。一方で、先行するキャリアテープ900がフィーダ21によって完全に送給され、新たなキャリアテープ900の先頭部に形成された係合穴901bが第二係合突起62aのみと係合している場合には、キャリアテープ900は第二スプロケット62によって、カッタ部材72に押し込まれ、カッタ部材72の刃先72aによって、カバーテープ902の一方の端部が剥離される。
図10に示すように、ユニット本体71の上壁71c上には、板状の折り返し部材73がキャリアテープ900の上面との間に僅かな隙間が形成されるように設けられている。折り返し部材73は、剥離されたカバーテープ902の一方の端部を立ち上げて折り返すものである。折り返し部材73には、カバーテープ902の幅方向に傾斜した傾斜面73aが、キャリアテープ900の送り方向に沿って所定長さに亘って形成されている。折り返し部材73の傾斜面73aは、カッタ部材72に対してカバーテープ902の幅方向に突出されている。
折り返し部材73は、カッタ部材72の刃先72aによって剥離されたカバーテープ902の一方の端部を、傾斜面73aによって徐々に立ち上げながら折り返し、供給位置21aに供給された部品を収納した収納部901aの上面を開放(露出)させる。折り返し部材73の傾斜面73aによって折り返されたカバーテープ902は、図14に示すように、折り返し部材73とキャリアテープ900(ベーステープ901)の上面との間の隙間に強制的に押し込まれ、収納部901aの上面の開放状態を維持する。
このようにすることにより、従来のように、カバーテープ902を折り返して回収する別個の回収機構が不要となり、カバーテープ902はキャリアテープ900のベーステープ901と一体的に回収できるようになる。なお、図9中74は、カバーテープ902とともにキャリアテープ900を回収するためのガイドであり、本体21bの先端部に固定されている。
(フィーダの動作)
以下に、フィーダ21の動作について説明する。作業者は、キャリアテープ900を、図4に示す挿入凹部32aとレール38の後端との間に差し込む。すると、差し込まれたキャリアテープ900の先端部に形成された係合穴901bに第四係合突起64aが係合して、当該キャリアテープ900が第四スプロケット64によって第三スプロケット63に搬送される。第四係合突起64aは、第四スプロケット64の外周の一部にしか形成されていないので、差し込まれたキャリアテープ900の先端部に形成された係合穴901bに第四係合突起64aが係合すると、当該キャリアテープ900は間欠的に第三スプロケット63側に移動する。このため、キャリアテープ900が急激に、第三スプロケット63側に引き込まれないので、安全である。
第四スプロケット64によって下流側に送給されるキャリアテープ900の先端は、侵入部33bから、押さえ部33dの下方に侵入する。そして、キャリアテープ900の先頭部に形成された係合穴901bが第三係合突起63aと係合すると、第三スプロケット63によってキャリアテープ900が第二スプロケット62に搬送される。第三スプロケット63の外周には、全周にわたって第三係合突起63aが形成されているので、短時間でキャリアテープ900が第二スプロケット62側に搬送される。なお、搬送テープ910は、押さえ部33dによって上方から押し付けられて、係合穴901bと第三係合突起36aとの係合が外れないようになっている。
キャリアテープ900の先端は、案内部28bとレール38の間から、浮上防止部材28の下方に侵入する。キャリアテープ900の先端は、浮上防止部材28によってレール38からの浮き上がりが抑制されて、第二スプロケット62に搬送される。
第二センサ66が、第三スプロケット63によって搬送されたキャリアテープ900の先頭を検出すると、制御部39は、第一サーボモータ22及び第二サーボモータ23を間欠的に回転させることにより、スプロケット61〜64を部品ピッチP1(図2示)分間欠的に回転させる。この際に、制御部39は、キャリアテープ900の先端部に形成された係合穴901bが第二係合突起62aに係合するように、第二サーボモータ23の回転開始よりも早く第一サーボモータ22の回転を開始させる。このようにして、第二スプロケット62と第三スプロケット63の回転軸間距離が、穴ピッチP2の倍数の正規距離より短く設定されていても、第二スプロケット62の回転が第三スプロケット63の回転よりも早く開始されることにより、キャリアテープ900の先端部に形成された係合穴901bが第二係合突起62aに係合する。
次に、制御部39は、キャリアテープ900の先頭部に形成された係合穴901bが第二係合突起62aに係合したタイミングで、第一サーボモータ22と第二サーボモータ23の回転の開始を同じタイミングで行い、第一サーボモータ22及び第二サーボモータ23を間欠的に回転させ、これにより、第三スプロケット63及び第二スプロケット62が同位相で間欠的に回転する。上述したように、第二スプロケット62と第三スプロケット63の回転軸間距離は、穴ピッチP2の倍数の正規距離より短く設定されているので、図15に示すように、第三スプロケット63と第二スプロケット62間のキャリアテープ900は、上方に弛んで、当該間のレール38から上方に離間する。
そして、間欠的に回転する第二スプロケット62によってキャリアテープ900がテープ剥離ユニット70に送られ、テープ剥離ユニット70によってキャリアテープ900からカバーテープ902が剥離される。そして、キャリアテープ900の先頭に形成された係合穴901bが第一係合突起61aに係合すると、第一スプロケット61によってキャリアテープ900に収納された部品が順次供給位置21aに位置決めされて供給される。
搬送中のキャリアテープ900である搬送テープ910がフィーダ21によって搬送されている場合には、図5に示すように、搬送テープ910が当接部31aを押圧して、ストッパー部材31がスプリング36の付勢力に抗して停止部31cがレール38に近接する方向に揺動し、ストッパー部材31の後下端が搬送テープ910の上面と接触する。
作業者は、待機させるキャリアテープ900である待機テープ920を、挿入凹部32aと搬送テープ910の間に差し込む。すると、ストッパー部材31の後下端が搬送テープ910の上面と接触しているので、待機テープ920の先端がストッパー部材31の停止部31cに当接し、待機テープ920の下流への搬送が阻止されて、待機テープ920が搬送テープ910上において待機される。
待機テープ920は、上流側押さえ部材32によって、搬送テープ910に押し付けられている。このため、待機テープ920の先端の搬送テープ910から浮き上がりが防止され、待機テープ920の先端の上流側押さえ部材32の前端とストッパー部材31の後端との間への侵入が防止される。
なお、搬送テープ910が、前方側のリール810に巻回されている。また、待機テープ920は、後方側のリール820に巻回されている。
図6に示すように、搬送テープ910の後端が待機テープ920の先端よりも下流側に搬送されると、待機テープ920がレール38上に載置された状態となり、待機テープ920の先頭部に形成された係合穴901bが第四係合突起64aと係合する。そして、第四スプロケット64によって送給されるキャリアテープ900の先端は、侵入部33bから、押さえ部33dの下方に侵入する。そして、キャリアテープ900の先頭部に形成された係合穴901bが第三係合突起63aと係合すると、第三スプロケット63によってキャリアテープ900が第二スプロケット62に搬送され、上述したように供給位置21aまで搬送される。
待機テープ920であったキャリアテープ900の先端が当接部31aを押圧すると、ストッパー部材31がスプリング36の付勢力に抗して、停止部31cがレール38の上面に近接する方向に揺動し、ストッパー部材31の後下端が新たな搬送テープ910(旧待機テープ920)に当接する。
作業者は、搬送テープ910が全て送給された使用済みのリール810を、リール保持部50から除去するとともに、新たな待機テープ920が巻回されたリール820を、リール保持部50に保持させる。そして、作業者は、新たな待機テープ920の先端を、挿入凹部32aと搬送テープ910の間に差し込んで、新たな待機テープ920をセットする。上述したように、ストッパー部材31の後下端が新たな搬送テープ910に当接しているので、新たな待機テープ920の先端がストッパー部材31の停止部31cに当接し、待機テープ920の下流への搬送が阻止されて、待機テープ920が搬送テープ910上において待機される。
(本実施形態の効果)
以上の説明から明らかなように、図15に示すように、第二スプロケット62(下流側スプロケット)と第三スプロケット63(上流側スプロケット)の両係合突起62a、63aのそれぞれにキャリアテープ900の係合穴901bが係合した場合に、キャリアテープ900が弛んでレール38から空間に離間するように構成されている。これにより、第二係合突起62aと第三係合突起63aと係合する係合穴901b間の距離が正規の距離よりも短い場合であっても、第二係合突起62aと係合穴901bで係合しているキャリアテープ900が、第三スプロケット63によって引っ張られない。このため、キャリアテープ900に収納された部品が供給位置21aに正確に供給される。
また、キャリアテープ900が第三スプロケット63によって引っ張られないので、第二スプロケット62及び第三スプロケット63の回転が阻害されず、第一サーボモータ22及び第二サーボモータ23に負担がかからない。このため、出力が大きい第一サーボモータ22及び第二サーボモータ23を用いなくても、キャリアテープ900に収納された部品が供給位置21aに正確に供給される。
また、第二スプロケット62と第三スプロケット63の回転軸間距離(図15示)が、穴ピッチP2(図2示)の倍数の正規距離より短く設定されている。これにより、図15に示すように、第二係合突起62aと第三係合突起63aがそれぞれキャリアテープ900の係合穴901bに係合した場合に、キャリアテープ900が弛み、キャリアテープ900が確実にレール38から空間38cに離間する。
また、図15に示すように、空間38cが形成されているレール38の上方には、キャリアテープ900の先頭部のレール38から上方への浮上を防止する浮上防止部材28が設けられている。これにより、浮上防止部材28によって、キャリアテープ900の先頭部が、上方に浮き上がらずに第二スプロケット62に導かれて、確実に第二スプロケット62の第二係合突起62aと係合する。
また、制御部39(係合制御部)は、第二センサ66(先頭検出部)がキャリアテープ900の先頭部を検出した場合に、キャリアテープ900の先頭部に形成された係合穴901bに第二係合突起62aが係合するように、第一サーボモータ22(回転駆動部)及び第二サーボモータ23(回転駆動部)を制御する。これにより、第二スプロケット62と第三スプロケット63の回転軸間距離が、穴ピッチP2の倍数の正規距離より短く設定されていたとしても、確実に第二係合突起62aがキャリアテープ900の先頭部に形成された係合穴901bに係合する。また、サーボモータ22、23の制御により、第二係合突起62aがキャリアテープ900の先頭部に形成された係合穴901bに係合するので、コスト増とならない。
また、制御部39は、キャリアテープ900の先頭部に形成された係合穴901bと第二係合突起62aとの係合時に、第二スプロケット62と第三スプロケット63の回転開始タイミングがずれるように第一サーボモータ22及び第二サーボモータ23を制御する。これにより、容易な方法により、確実に第二係合突起62aをキャリアテープ900の先頭部に形成された係合穴901bに係合させることができる。
また、図7や図8に示すように、第二係合突起62aの歯厚寸法bは、第三係合突起63aの歯厚寸法aよりも小さく設定されている。このため、第二係合突起62aは係合穴901bに侵入し易いので、キャリアテープ900の先頭部に形成された係合穴901bへの、第二係合突起62aの係合が確実なものとなる。
(別の実施形態)
以上説明した実施形態では、第二スプロケット62と第三スプロケット63の回転開始のタイミングをずらすことにより、キャリアテープ900の先頭部に形成された係合穴901bに第二係合突起62aを係合させている。しかし、制御部39が、第二スプロケット62の回転速度が第三スプロケット63の回転速度よりも速くなるように、第一サーボモータ22及び第二サーボモータ23を制御することにより、キャリアテープ900の先頭部に形成された係合穴901bに第二係合突起62aを係合させる実施形態であっても差し支え無い。
また、第二スプロケット62と第三スプロケット63の間のレール38上に、上下方向に移動可能であり上方に付勢されているテンションローラを設け、第二スプロケット62と第三スプロケット63に係合したキャリアテープ900を強制的に弛ませる実施形態であっても差し支え無い。
また、第二スプロケット62と第三スプロケット63の回転軸間距離は、穴ピッチP2(図2示)の倍数の正規距離より短く設定されている。しかし、第二スプロケット62と第三スプロケット63の回転軸間距離が、穴ピッチP2(図2示)の倍数の正規距離と同一であり、キャリアテープ900の先頭部に形成された係合穴901bに第二係合突起62aが係合した後に、第一サーボモータ22が停止されて、第二スプロケット62の回転が停止されることにより、キャリアテープ900を緩ませる実施形態であっても差し支え無い。
21…フィーダ、21a…供給位置、21b…本体、21d…挿入部、22…第一サーボモータ(回転駆動部)、23…第二サーボモータ(回転駆動部)、28…浮上防止部材、38…レール、39…制御部(係合制御部)、62…第二スプロケット(下流側スプロケット)、62a…第二係合突起(係合突起)、63…第三スプロケット(上流側スプロケット)、63a…第三係合突起(係合突起)、66…第二センサ(先頭部検出部)、900…キャリアテープ、901b…係合穴

Claims (6)

  1. 多数の部品が搬送方向に連続的に収納され、前記搬送方向において前記部品と所定位置関係にある係合穴が前記搬送方向に一定の穴ピッチで形成されたキャリアテープを挿入部から挿入し、前記部品が順次前記挿入部と反対側の供給位置に供給されるように前記キャリアテープを送給するフィーダであって、
    本体と、
    前記本体の前記供給位置に隣接する位置に回転可能に設けられ、外周部に前記係合穴と係合する係合突起が形成された下流側スプロケットと、
    前記本体の前記挿入部に隣接する位置に回転可能に設けられ、外周部に前記係合穴と係合する係合突起が形成された上流側スプロケットと、
    前記搬送方向に沿って、前記下流側スプロケット及び前記上流側スプロケットの上方に設けられ、上面が前記キャリアテープの搬送路を構成するレールと、を有し、
    前記下流側スプロケットと前記上流側スプロケットの間にある前記レール上には空間が形成され、
    前記下流側スプロケットと前記上流側スプロケットの両係合突起がそれぞれ前記キャリアテープの前記係合穴に係合した場合に、前記キャリアテープが弛んで前記レールから前記空間に離間するように構成されているフィーダ。
  2. 前記下流側スプロケットと前記上流側スプロケットの回転軸間距離が、前記穴ピッチの倍数の正規距離より短く設定されている請求項1に記載のフィーダ。
  3. 前記空間が形成されているレールの上方には、前記キャリアテープの先頭部のレールから上方への浮上を防止する浮上防止部材が設けられている請求項1又は請求項2に記載のフィーダ。
  4. 前記下流側スプロケットと、前記上流側スプロケットとをそれぞれ回転させる回転駆動部と、
    前記下流側スプロケットの上流側において、前記キャリアテープの先頭部を検出する先頭部検出部と、
    前記先頭検出部が前記キャリアテープの先頭部を検出した場合に、前記下流側スプロケットの前記係合突起が前記キャリアテープの先頭部に形成された前記係合穴に係合するように、前記回転駆動部を制御する係合制御部と、を有する請求項2又は請求項3のいずれかに記載のフィーダ。
  5. 前記係合制御部は、前記キャリアテープの先頭部に形成された前記係合穴と前記下流側スプロケットの前記係合突起との係合時に、前記下流側スプロケットと前記上流側スプロケットの回転開始のタイミングがずれるように前記回転駆動部を制御する請求項4に記載のフィーダ。
  6. 前記搬送方向において、前記下流側スプロケットの前記係合突起の歯厚寸法は、前記上流側スプロケットの前記係合突起の歯厚寸法よりも小さく設定されている請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のフィーダ。
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