JP6824101B2 - フィーダ及び実装装置 - Google Patents

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    • H05K13/04Mounting of components, e.g. of leadless components

Description

本発明は、基板実装用の部品を供給するフィーダ及びフィーダを備えた実装装置に関する。
一般に実装装置では、フィーダバンクと呼ばれる配置台に複数のフィーダが横並びに配置されている。フィーダバンクにはフィーダ毎にレール溝が形成されており、このレール溝に対してフィーダの下面のフィーダレールが差し込まれることでフィーダバンクにフィーダが位置決め状態で装着される。フィーダバンクにフィーダが装着されると、実装装置側のコネクタにフィーダのコネクタが結合して実装装置からフィーダに通電される。実装装置からの電力によって各フィーダが駆動されて、各フィーダから実装ヘッドのピックアップ位置に向けて部品が順番に送り出されている。
特開2014−033028号公報
ところで、幅広テープ用のフィーダの下面には一対のフィーダレールが並列に設けられており、フィーダバンクの2列のレール溝を使用してフィーダが装着される。しかしながら、一般に実装装置の種類等に応じてフィーダバンクのレール溝の間隔が異なっており、フィーダバンクに幅広テープ用のフィーダが常に取り付け可能であるとは限らない。このため、フィーダバンクのレール溝の間隔に、フィーダレールの間隔を合わせたフィーダを用意しなければならなかった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、レール溝の間隔が異なる複数種類のフィーダバンクで兼用できるフィーダ及び実装装置を提供することを目的の1つとする。
本発明の一態様のフィーダは、フィーダバンクに等間隔で配列されたレール溝に装着されるフィーダであって、供給位置に向けて部品を順次送り出すフィーダ本体と、前記フィーダ本体に取り付けられた一対のフィーダレールとを備え、前記一対のフィーダレールが前記フィーダバンクのレール溝に差し込まれるように、前記一対のフィーダレールの間隔が可変可能なことを特徴とする。
この構成によれば、フィーダバンクのレール溝の間隔に合わせて、一対のフィーダレールの間隔を可変することができる。よって、フィーダバンクの種類毎にレール溝の間隔が異なっていても、フィーダバンクの2列のレール溝を使用して同じフィーダを装着することができる。フィーダバンクの種類毎にフィーダを用意する必要がないため、フィーダの変更に要するオペレータの作業負担を軽減すると共にコストを低減することができる。
上記のフィーダにおいて、前記一対のフィーダレールが、前記フィーダ本体に固定された固定レールと、前記固定レールに対して離間又は接近可能に前記フィーダ本体に取り付けられた可動レールとから成っている。この構成によれば、固定レールに対して可動レールを動かすことで固定レールと可動レールの間隔が可変される。固定レールがフィーダ本体に固定されているため、固定レールを基準にしてフィーダバンクにフィーダを位置決め状態で装着することができる。
上記のフィーダにおいて、前記可動レールが、支持部材を介して前記フィーダ本体に可動可能に取り付けられ、前記支持部材には前記可動レールの取付穴に差し込まれる差し込み部が形成され、当該差し込み部の先端に抜け止め部材が設けられている。この構成によれば、支持部材の差し込み部に対して可動レールがスライドすることで、固定レールと可動レールの間隔を容易に可変することができる。また、差し込み部をスライドする可動レールが抜け止め部材によって抜け止めされる。
上記のフィーダにおいて、前記可動レールが、延在方向に沿って複数箇所で前記支持部材を介して前記フィーダ本体に可動可能に取り付けられている。この構成によれば、複数箇所で支持部材に可動レールが支持されるため、傾きを抑えながら可動レールをスライドさせて、可動レールのスライド時の齧りを防止することができる。
上記のフィーダにおいて、前記フィーダバンクが、前記レール溝が第1の間隔で形成された第1のフィーダバンク又は前記レール溝が第2の間隔で形成された第2のフィーダバンクであり、互いの差分が最小になるような前記第1の間隔の倍数と前記第2の間隔の倍数で、且つ前記フィーダ本体の幅寸法の範囲内である前記第1の間隔の倍数と前記第2の間隔の倍数の間で、前記一対のフィーダレールの間隔が可変可能である。この構成によれば、第1、第2のフィーダバンクの2種類のフィーダバンクでフィーダを兼用することができる。また、一対のフィーダレールが最小限しか可変されないため、傾きを抑えながら一対のフィーダレールを動かして、一対のフィーダレールの移動時の齧りを防止することができる。
本発明の一態様の実装装置は、上記に記載のフィーダと、前記フィーダから送り出された部品を基板に実装する実装ヘッドとを備えたことを特徴とする。この構成によれば、フィーダがレール溝の間隔が異なるフィーダバンクで兼用できるため、実装装置に対するオペレータの作業負担を軽減することができる。
本発明によれば、フィーダバンクのレール溝の間隔に合わせて、一対のフィーダレールの間隔を可変できるため、レール溝の間隔が異なる複数のフィーダバンクで同じフィーダを兼用することができる。
本実施の形態の実装装置全体を示す模式図である。 フィーダバンクへのフィーダの装着状態を示す図である。 本実施の形態のフィーダの斜視図である。 本実施の形態のフィーダの下面図である。 本実施の形態のフィーダ下部の断面図である。 本実施の形態のフィーダバンクの正面図である。 本実施の形態のフィーダバンクへのフィーダの取付動作の説明図である。
以下、添付図面を参照して、本実施の形態の実装装置について説明する。図1は、本実施の形態の実装装置全体を示す模式図である。なお、本実施の形態の実装装置は一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
図1に示すように、実装装置1は、フィーダ50によって供給された各種部品を、実装ヘッド30によって基板Wの所定位置に実装するように構成されている。実装装置1の基台10の略中央には、X軸方向に基板Wを搬送する基板搬送部15が配設されている。基板搬送部15は、X軸方向の一端側から部品実装前の基板Wを実装ヘッド30の下方に搬入して位置決めし、部品実装後の基板WをX軸方向の他端側から装置外に搬出している。また、基台10上には、基板搬送部15を挟んだ両側のフィーダバンク40に多数のフィーダ50がX軸方向に横並びに配置されている。
フィーダ50にはテープリール53が着脱自在に装着され、テープリール53には各種部品をパッケージングしたキャリアテープが巻回されている。各フィーダ50は、装置内に設けられたスプロケットホイールの回転によって実装ヘッド30にピックアップされる受け渡し位置に向けて順番に部品を繰り出している。実装ヘッド30の受け渡し位置では、キャリアテープから表面のカバーテープが剥離され、キャリアテープのポケット内の部品が外部に露出される。なお、部品は基板Wに対して実装可能であれば、特に電子部品等に限定されない。
基台10上には、実装ヘッド30をX軸方向及びY軸方向に水平移動させる水平移動機構20が設けられている。水平移動機構20は、Y軸方向に延びる一対のY軸駆動部21と、X軸方向に延びるX軸駆動部22とを有している。一対のY軸駆動部21は基台10の四隅に立設した支持部(不図示)に支持されており、X軸駆動部22は一対のY軸駆動部21にY軸方向に移動可能に設置されている。また、X軸駆動部22上には実装ヘッド30がX軸方向に移動可能に設置され、X軸駆動部22とY軸駆動部21とによって実装ヘッド30が水平移動されてフィーダ50からピックアップした部品が基板Wの所望の位置に実装される。
ところで、図2Aの比較例に示すように、フィーダバンク40には等間隔で複数のレール溝41が配列されており、各レール溝41に対してフィーダ50aが装着されることでフィーダ50aが実装装置1に電気的に接続される。この場合、フィーダバンク40のレール溝41は断面視略T字状に形成されており、このレール溝41にフィーダ50aの下部の断面視略T字状のフィーダレール52が差し込まれている。比較例として示す幅狭テープ用のフィーダ50aであれば、1本のフィーダレール52をレール溝41に差し込むことで、フィーダバンク40にフィーダ50aを位置決め状態で固定することができる。
図2Bで比較例として示す幅広テープ用のフィーダ50bでは、1本のフィーダレール52をレール溝41に差し込んだだけではフィーダ50bが搖動するため、2本のフィーダレール52を使用してフィーダ50bの搖動を規制している。しかしながら、フィーダバンク40のレール溝41の間隔は実装装置1の種類毎に異なっており、例えば、ロータリーヘッドの実装装置であれば12mm間隔、並列ヘッドの実装装置であれば17mm間隔でレール溝41が形成されている。このため、フィーダバンク40の種類毎に、フィーダレール52の間隔が異なるフィーダ50bを用意しなければならない。
なお、複数種類のフィーダバンク40でフィーダ50bを兼用するためには、各フィーダバンク40のレール溝41の間隔の最小公倍数にフィーダ50bのフィーダレール52の間隔を設定すればよいが、フィーダレール52の間隔が大きくなり過ぎてしまう。例えば、12mm間隔、17mm間隔でレール溝41が形成された2種類のフィーダバンク40では、12mmと17mmの最小公倍数である204mmにフィーダレール52の間隔を設定すればよい。しかしながら、フィーダ50bの幅寸法は、大きくても62mm程度であり、フィーダレール52の間隔が204mmだと、フィーダ50bの幅寸法を大きくオーバーするため現実的ではない。
そこで、本実施の形態では、フィーダ50の一対のフィーダレール52の間隔を可変可能にして、レール溝41の間隔が異なる複数種類のフィーダバンク40でフィーダ50を兼用できるようにしている。このとき、一対のフィーダレール52の間隔の可変幅が最小限になるように、各フィーダバンク40の複数のレール溝41から2つのレール溝41が選択されてフィーダ50が装着される。レール溝41の間隔が異なる複数種類のフィーダバンク40に同一のフィーダ50を装着することができ、オペレータの作業負担を軽減することが可能になっている。
以下、図3から図6を参照して、本実施の形態のフィーダについて説明する。図3は、本実施の形態のフィーダの斜視図である。図4は、本実施の形態のフィーダの下面図である。図5は、本実施の形態のフィーダ下部の断面図である。図6は、本実施の形態のフィーダバンクの正面図である。なお、本実施の形態のフィーダは一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
図3に示すように、フィーダ50は、実装装置1(図1参照)のフィーダバンク40に横並びに装着されるものであり、フィーダ本体51によって実装ヘッド30の供給位置に向けて部品を順次送り出している。フィーダ本体51の前方側にはフレーム57内にスプロケットホイール55が支持されており、スプロケットホイール55の駆動によってフィーダ本体51の後方に連結されたテープリール53(図1参照)からキャリアテープが繰り出される。上記したように、キャリアテープにはポケットが形成されており、キャリアテープの繰り出しによってポケット内の部品が繰り出される。
また、フィーダ本体51の上部は、実装ヘッド30に対する供給位置の手前で、キャリアテープからカバーテープを引き剥がすように構成されている。キャリアテープから引き剥がされたカバーテープはフィーダ本体51の後方側の一対の回収ローラ56によってフレーム57の内側に回収される。フィーダ本体51の中央下側にはコネクタ58が設けられており、フィーダバンク40のコネクタ(不図示)に接続されることで、実装装置1側からフィーダ50に電力が供給される。また、フィーダ本体51の前方側の下部には、一対のフィーダレール52が平行に取り付けられている。
図4に示すように、一対のフィーダレール52は、フィーダ本体51に固定された固定レール61と、固定レール61に対して離間又は接近可能にフィーダ本体51に取り付けられた可動レール71とで構成される。固定レール61に対して可動レール71が動かされることで、固定レール61と可動レール71の間隔が可変される。固定レール61がフィーダ本体51に固定されているため、固定レール61を基準にしてフィーダバンク40(図1参照)に対してフィーダ50が位置決め状態で装着される。よって、フィーダバンク40へのフィーダ50の装着時に、フィーダ50とフィーダバンク40のコネクタ同士が位置合わせされる。
図4及び図5に示すように、固定レール61は、断面視略T字状の段付きのレール部62の上部の複数箇所(本実施の形態では3箇所)にブラケット63を設けて構成されている。固定レール61は、延在方向に沿って複数箇所でブラケット63の取付穴64に差し込まれた固定ネジ65によってフィーダ本体51にネジ止めされている。フィーダ本体51に固定レール61が不動状態で固定されているため、固定レール61と可動レール71の間隔が固定レール61を基準にして調節されている。
可動レール71は、固定レール61と同様に、断面視略T字状の段付きのレール部72の上部の複数箇所(本実施の形態では3箇所)にブラケット73を設けて構成されている。可動レール71は、延在方向に沿って複数箇所で支持部材76を介してフィーダ本体51に取り付けられている。支持部材76は、両端側を小径にした段付きの円柱状に形成されており、一端側の小径部分には雄ネジ部77が形成され、他端側の小径部分にはブラケット73の取付穴74に差し込まれる差し込み部78が形成されている。また、ブラケット73から突出した差し込み部78の先端にはEリング等の抜け止め部材79が設けられている。
支持部材76の雄ネジ部77はフィーダ本体51にネジ止めされ、支持部材76の差し込み部78が可動レール71の取付穴74に差し込まれている。可動レール71のスライドが抜け止め部材79と支持部材76の大径部分に規制されるため、抜け止め部材79と支持部材76の規制面によって可動レール71の可動範囲(可動量)が設定される。また、上記したように複数箇所で支持部材76に可動レール71が支持されるため、可動レール71が傾くことなく支持部材76に沿ってスライドされて、可動レール71のスライド時の齧りを防止することが可能になっている。
図6に示すように、フィーダ50(図3参照)は、フィーダバンク40としての第1、第2のフィーダバンク40A、40Bで兼用される。第1のフィーダバンク40Aはレール溝41Aが第1の間隔L1で形成されており、第2のフィーダバンク40Bはレール溝41Bが第2の間隔L2で形成されている。また、各レール溝41A、41Bは、複数のガイドレール42A、42Bによって断面視略T字状に形成されており、固定レール61及び可動レール71(図5参照)よりも僅かに大きく形成されている。フィーダ50は、これら複数のレール溝41A、41Bから2列のレール溝41A、41Bを選択して第1、第2のフィーダバンク40A、40Bに装着される。
この第1、第2のフィーダバンク40A、40Bで使用されるフィーダ50(図5参照)は、第1、第2の間隔L1、L2に基づいて固定レール61に対する可動レール71の可動範囲が設定される。この場合、互いの差分が最小になるような第1の間隔L1の倍数と第2の間隔L2の倍数であり、且つフィーダ本体51の幅寸法の範囲に収まる第1の間隔L1の倍数と第2の間隔L2の倍数が使用される。すなわち、第1の間隔L1×n(nは整数)、第2の間隔L2×m(mは整数)の値が最も近く、さらにフィーダ本体51の幅寸法から食み出さない第1の間隔L1×nと第2の間隔L2×mの値に可動範囲が設定される。
例えば、幅寸法38mmのフィーダ50を、レール溝41Aの間隔が17mmの第1のフィーダバンク40A、レール溝41Bの間隔が12mmの第2のフィーダバンク40Bに装着する場合について考える。17mmの倍数は、34mm、51mm…であり、12mmの倍数は、24mm、36mm、48mm…である。この中で、17mmと12mmの倍数で最も近いのは34mmと36mmである。なお、17mmと12mmの倍数で51mmと48mmも近いが、いずれもフィーダ50の幅寸法(占有幅)である38mmを大きくオーバーする。
このため、フィーダ50(図7参照)の固定レール61と可動レール71の間隔が34mm−36mmの範囲で可変可能に構成される。第1のフィーダバンク40Aにフィーダ50を装着する場合には、固定レール61と可動レール71の間隔を34mmにして、レール溝41Aを1列分空けた2列のレール溝41Aに固定レール61と可動レール71が差し込まれる。また、第2のフィーダバンク40Bにフィーダ50を装着する場合には、固定レール61と可動レール71の間隔を36mmにして、レール溝41Bを2列分空けた2列のレール溝41Bに固定レール61と可動レール71が差し込まれる。
なお、第1、第2のフィーダバンク40A、40Bに限らず、可動レール71の可動範囲内であれば、別のフィーダバンクのレール溝に可動レール71を装着することが可能である。例えば、別のフィーダバンクのレール溝の間隔が18mmである場合には、18mmの倍数は、36mm、54mm…であり、36mmであれば可動レール71の可動範囲内に収まる。よって、2種類のフィーダバンクに限らず、複数種類のフィーダバンクのレール溝に装着可能なように、固定レール61と可動レール71の間隔が調節可能に形成されていてもよい。
このように、第1の間隔L1のレール溝41Aと第2の間隔L2のレール溝41Bにフィーダ50を装着することができ、第1、第2のフィーダバンク40A、40Bの2種類のフィーダバンクでフィーダ50を兼用することができる。可動レール71が支持部材76にスライドされるため、固定レール61と可動レール71の間隔を調節することができる。さらに、固定レール61に対して可動レール71が最小限(2mm)しか可変されないため、可動レール71が傾くことなく支持部材76に沿ってスライドされて、可動レール71のスライド時の齧りが防止されている。
以下、図7を参照して、フィーダバンクに対するフィーダの取付動作について説明する。図7は、本実施の形態のフィーダバンクへのフィーダの取付動作の説明図である。
図7Aに示すように、第1のフィーダバンク40Aにフィーダ50を装着する場合には、支持部材76の差し込み部78に対して可動レール71をスライドさせて、固定レール61と可動レール71の間隔が調節される。固定レール61が第1のフィーダバンク40Aの1列目のレール溝41Aに差し込まれ、可動レール71が第1のフィーダバンク40Aの3列目のレール溝41Aに差し込まれる。固定レール61がフィーダ本体51に固定されているため、固定レール61がレール溝41Aに差し込まれることで、固定レール61を基準にしてフィーダ50が第1のフィーダバンク40Aに位置決めされる。
次に、図7Bに示すように、第2のフィーダバンク40Bにフィーダ50を装着する場合には、支持部材76の差し込み部78に対して可動レール71を外側にスライドさせて、固定レール61と可動レール71の間隔が僅かに広げられる。固定レール61が第2のフィーダバンク40Bの1列目のレール溝41Bに差し込まれ、可動レール71が第2のフィーダバンク40Bの4列目のレール溝41Bに差し込まれる。固定レール61がフィーダ本体51に固定されているため、固定レール61がレール溝41Bに差し込まれることで、固定レール61を基準にしてフィーダ50がフィーダバンク40Bに位置決めされる。
このとき、支持部材76の差し込み部78に可動レール71がスライド可能に取り付けられているため、簡易な構成で固定レール61と可動レール71の間隔を容易に可変することが可能になっている。差し込み部78の先端には抜け止め部材79が設けられているため、差し込み部78に可動レール71がスライド可能に取り付けられても、可動レール71が差し込み部78から脱落することがない。また、可動レール71の可変量が最小限であるため、固定レール61に対して可動レール71を平行状態に維持したままスライドされ、差し込み部78に対する可動レール71の齧りを抑えることができる。
以上のように、本実施の形態のフィーダ50では、フィーダバンク40のレール溝41の間隔に合わせて、一対のフィーダレール52の間隔を可変することができる。よって、フィーダバンク40の種類毎にレール溝41の間隔が異なっていても、フィーダバンク40の2列のレール溝41を使用して同じフィーダ50を装着することができる。フィーダバンク40の種類毎にフィーダ50を用意する必要がないため、フィーダ50の変更に要するオペレータの作業負担を軽減すると共にコストを低減することができる。
なお、本実施の形態において、2種類のフィーダバンクにフィーダが装着可能な構成にしたが、この構成に限定されない。フィーダは、レール溝の間隔が異なる複数種類のフィーダバンクに装着可能であればよい。
また、本実施の形態において、一対のフィーダレールが固定レールと可動レールである構成にしたが、この構成に限定されない。一対のフィーダレールは、少なくとも一方が可動レールであればよく、両方が可動レールで構成されてもよい。
また、本実施の形態において、可動レールの取付穴に支持部材の差し込み部が差し込まれて、差し込み部に可動レールがスライド可能に取り付けられる構成にしたが、この構成に限定されない。可動レールは、支持部材を介してフィーダ本体に可動可能に取り付けられていればよく、例えば、バネやアクチュエータ等によってフィーダ本体に可動可能に取り付けられてもよい。
また、本実施の形態において、抜け止め部材がEリングである構成にしたが、この構成に限定されない。抜け止め部材は、可動レールを抜け止め可能な留め具であればよく、例えば、Cリング、Uリング、割りピン、ナットで構成されてもよい。
また、本実施の形態において、固定レールがフィーダ本体にネジ止めされる構成にしたが、この構成に限定されない。固定レールは、フィーダ本体に固定されていればよく、例えば、フィーダ本体に対して締結方式、接着方式、磁着方式、接合方式、圧着方式のいずれの方式で固定されてもよい。
また、本実施の形態において、可動レールが複数箇所でフィーダ本体に取り付けられる構成にしたが、この構成に限定されない。可動レールは、1箇所でフィーダ本体に取り付けられていてもよい。
また、本実施の形態において、フィーダのフィーダレール及びフィーダバンクのレール溝が断面視略T字状に形成されたこの構成に限定されない。フィーダレール及びレール溝は差し込み可能に形成されていればよい。
また、本実施の形態において、実装装置に設けられたフィーダバンクに、フィーダが着脱される一例を示したが、これに限定されることなく、フィーダバンクを有する台車一体型の周知のフィーダ一括交換台車に適用することも容易に考えられる。
また、本発明の実施の形態及び変形例を説明したが、本発明の他の実施の形態として、上記実施の形態及び変形例を全体的又は部分的に組み合わせたものでもよい。
また、本発明の実施の形態は上記の実施の形態及び変形例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよい。さらには、技術の進歩又は派生する別技術によって、本発明の技術的思想を別の仕方で実現することができれば、その方法を用いて実施されてもよい。したがって、特許請求の範囲は、本発明の技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施態様をカバーしている。
また、本発明の実施の形態では、本発明をフィーダに適用した構成について説明したが、一対のレールによって装着対象のレール溝に着脱可能な他の装置に適用することが可能である。
さらに、上記実施形態では、フィーダバンク40に等間隔で配列されたレール溝41に装着されるフィーダ50であって、供給位置に向けて部品を順次送り出すフィーダ本体51と、フィーダ本体51に取り付けられた一対のフィーダレール52とを備え、一対のフィーダレール52がフィーダバンク40のレール溝41に差し込まれるように、一対のフィーダレール52の間隔が可変可能なことを特徴とする。この構成によれば、フィーダバンク40のレール溝41の間隔に合わせて、一対のフィーダレール52の間隔を可変することができる。よって、フィーダバンク40の種類毎にレール溝41の間隔が異なっていても、フィーダバンク40の2列のレール溝41を使用して同じフィーダ50を装着することができる。フィーダバンク40の種類毎にフィーダ50を用意する必要がないため、フィーダ50の変更に要するオペレータの作業負担を軽減すると共にコストを低減することができる。
以上説明したように、本発明は、レール溝の間隔が異なる複数種類のフィーダバンクで兼用できるという効果を有し、特に、フィーダバンクに横並びに装着されるテープフィーダ等のフィーダ及び実装装置に有用である。
1 実装装置
30 実装ヘッド
40 フィーダバンク
40A 第1のフィーダバンク
40B 第2のフィーダバンク
41 レール溝
41A、41B レール溝
50 フィーダ
51 フィーダ本体
52 フィーダレール
61 固定レール
71 可動レール
74 取付穴
76 支持部材
77 雄ネジ部
78 差し込み部
79 抜け止め部材
L1 レール溝の第1の間隔
L2 レール溝の第2の間隔

Claims (6)

  1. フィーダバンクに等間隔で配列されたレール溝に装着されるフィーダであって、
    供給位置に向けて部品を順次送り出すフィーダ本体と、
    前記フィーダ本体に取り付けられた一対のフィーダレールとを備え、
    前記一対のフィーダレールが前記フィーダバンクのレール溝に差し込まれるように、前記一対のフィーダレールの間隔が可変可能なことを特徴とするフィーダ。
  2. 前記一対のフィーダレールが、前記フィーダ本体に固定された固定レールと、前記固定レールに対して離間又は接近可能に前記フィーダ本体に取り付けられた可動レールとから成ることを特徴とする請求項1に記載のフィーダ。
  3. 前記可動レールが、支持部材を介して前記フィーダ本体に可動可能に取り付けられ、
    前記支持部材には前記可動レールの取付穴に差し込まれる差し込み部が形成され、当該差し込み部の先端に抜け止め部材が設けられたことを特徴とする請求項2に記載のフィーダ。
  4. 前記可動レールが、延在方向に沿って複数箇所で前記支持部材を介して前記フィーダ本体に可動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載のフィーダ。
  5. 前記フィーダバンクが、前記レール溝が第1の間隔で形成された第1のフィーダバンク又は前記レール溝が第2の間隔で形成された第2のフィーダバンクであり、
    互いの差分が最小になるような前記第1の間隔の倍数と前記第2の間隔の倍数で、且つ前記フィーダ本体の幅寸法の範囲内である前記第1の間隔の倍数と前記第2の間隔の倍数の間で、前記一対のフィーダレールの間隔が可変可能であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のフィーダ。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載のフィーダと、
    前記フィーダから送り出された部品を基板に実装する実装ヘッドとを備えたことを特徴とする実装装置。
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