JP2005216945A - フィーダ配置設定方法および同装置 - Google Patents

フィーダ配置設定方法および同装置 Download PDF

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Abstract

【課題】より多くのフィーダの配置を可能としながら実装作業の効率化を図る。
【解決手段】 配置設定対象とされる複数のフィーダを、フィーダ幅と、装着可能なフィーダセット位置34の条件とに応じてフィーダ種類に分別し、各フィーダセット位置34に装着するフィーダ種類を、近接するフィーダセット位置に装着されるフィーダ種類との隙間が最小となるように順次決定する。そして、各フィーダ種類に割り当てられたフィーダセット位置に、各フィーダ種類に属するフィーダ317,318の配置をタクトタイムを優先して設定する。
【選択図】 図11


Description

本発明は、プリント基板に電子部品を実装する実装機におけるフィーダ配置設定方法および同装置に関する。
従来から、プリント基板上に電子部品を実装する実装機として、部品供給部にセットされたIC等の電子部品を、ヘッドユニットに装備された吸着ヘッドで吸着して、プリント基板上の装着位置に移送して装着するものが知られている。部品供給部には、一般に、チップ状の電子部品を所定間隔毎に収納したテープを搭載したテープフィーダ等が多数並列して装備されている。また、多くの実装機では、ヘッドユニットには、実装効率を高めるため、複数の吸着ヘッドが搭載され、部品供給部から一度に複数の部品を吸着して基板上に移送できるようになっている。部品供給部には所定数のテープフィーダ取付部が所定のピッチで設けられている。
このような実装機では、多数の電子部品を基板上に装着するために要する実装時間を短縮するため、各フィーダが供給する電子部品の基板への搭載点数や搭載位置に応じて、さらに複数の吸着ヘッドが搭載された実装機では、多くの同時吸着の機会を確保できるように、各フィーダを配置することが望まれる。
このような観点から、同時吸着の機会を多く確保して実装時間の短縮を図ることを目的としたフィーダ配置の設定方法が種々提案されている(下記特許文献1〜3参照)。
特許第2836057号公報 特開2002−171097号公報 特開平7−297593
しかしながら、フィーダには種々のサイズがあるため、上記各方法により同時吸着の機会が多く確保されるようにフィーダを配置すると、装着すべきフィーダ数が実装機に装着できる限界数に近くなる場合には、隣接するテープフィーダ取付部の間隔がフィーダのサイズに合わず干渉を起こすため、隣接する両取付部のうち一方しかフィーダを装着できない箇所が発生し、所望の数のフィーダ全てを装着できない事態が生じることもあった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、より多くのフィーダの配置を可能としながら実装作業の効率化を図ることができるフィーダ配置の設定方法等を提供することを目的とする。
本発明は、下記の手段を提供する。すなわち、
[1]フィーダを装着可能な複数のフィーダセット部が所定ピッチで設けられ、前記フィーダから供給される電子部品をプリント基板上に実装する実装機に対し、複数のフィーダの配置を設定するフィーダ配置設定方法であって、
配置設定対象とされる各フィーダを、前記フィーダセット部に装着した際に占めるフィーダ幅に応じて、複数のフィーダ種類に分別し、
前記複数のフィーダセット部のうち所定の配置設定対象セット範囲のフィーダセット部に装着するフィーダのフィーダ種類を、近接するフィーダセット部に装着されるフィーダ種類に属するフィーダとの隙間が最小となるように、各フィーダセット部の並び順に応じて順次決定していくことにより、各フィーダ種類に対するフィーダセット部を割り当て、
各フィーダ種類に属する1または複数のフィーダの配置を、各フィーダ種類に割り当てられた1または複数のフィーダセット部に設定し、
設定された前記フィーダの配置設定を報知することを特徴とする実装機のフィーダ配置設定方法。
[2]前記フィーダ種類の分別は、前記フィーダ幅と、各フィーダを装着可能なフィーダセット部を限定するセット位置条件とに応じて行い、
前記各フィーダ種類に対するフィーダセット部の割り当ては、前記隙間の大きさと、前記セット位置条件とに応じて行うことを特徴とする前項1に記載のフィーダ配置設定方法。
[3]各フィーダを前記フィーダセット部に装着した際にそれぞれが占めるフィーダセット部の個数を前記配置設定対象とされる全フィーダについて合計した占有本数計と、前記配置設定対象セット範囲に属するフィーダセット部の個数を合計したセット位置総数とを比較し、
前記占有本数計が前記セット位置総数より多い場合に、前項1または2に記載のフィーダ配置の設定方法を実行することを特徴とするフィーダ配置設定方法。
[4]フィーダを装着可能な複数のフィーダセット部が所定ピッチで設けられ、前記フィーダから供給される電子部品をプリント基板上に実装する実装機に対し、複数のフィーダの配置を設定するフィーダ配置設定装置であって、
配置設定対象とされる各フィーダを、前記フィーダセット部に装着した際に占めるフィーダ幅に応じて、複数のフィーダ種類に分別するフィーダ種類分別手段と、
前記複数のフィーダセット部のうち所定の配置設定対象セット範囲のフィーダセット部に装着するフィーダのフィーダ種類を、近接するフィーダセット部に装着されるフィーダ種類に属するフィーダとの隙間が最小となるように、各フィーダセット部の並び順に応じて順次決定していくことにより、各フィーダ種類に対するフィーダセット部を割り当てるセット位置割当て手段と、
各フィーダ種類に属する1または複数のフィーダの配置を、各フィーダ種類に割り当てられた1または複数のフィーダセット部に設定するフィーダ配置設定手段と、
設定された前記フィーダの配置設定を報知する報知手段と、
を備えたことを特徴とする実装機のフィーダ配置設定装置。
[5]フィーダを装着可能な複数のフィーダセット部が所定ピッチで設けられ、前記フィーダから供給される電子部品をプリント基板上に実装する実装機であって、
配置設定対象とされる各フィーダを、前記フィーダセット部に装着した際に占めるフィーダ幅に応じて、複数のフィーダ種類に分別するフィーダ種類分別手段と、
前記複数のフィーダセット部のうち所定の配置設定対象セット範囲のフィーダセット部に装着するフィーダのフィーダ種類を、近接するフィーダセット部に装着されるフィーダ種類に属するフィーダとの隙間が最小となるように、各フィーダセット部の並び順に応じて順次決定していくことにより、各フィーダ種類に対するフィーダセット部を割り当てるセット位置割当て手段と、
各フィーダ種類に属する1または複数のフィーダの配置を、各フィーダ種類に割り当てられた1または複数のフィーダセット部に設定するフィーダ配置設定手段と、
設定された前記フィーダの配置設定を報知する報知手段と、
を備えたことを特徴とする実装機。
[6]フィーダを装着可能な複数のフィーダセット部が所定ピッチで設けられ、前記フィーダから供給される電子部品をプリント基板上に実装する実装機に対し、複数のフィーダの配置を設定するフィーダ配置設定装置としてコンピュータを機能させるプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記コンピュータを、
配置設定対象とされる各フィーダを、前記フィーダセット部に装着した際に占めるフィーダ幅に応じて、複数のフィーダ種類に分別するフィーダ種類分別手段と、
前記複数のフィーダセット部のうち所定の配置設定対象セット範囲のフィーダセット部に装着するフィーダのフィーダ種類を、近接するフィーダセット部に装着されるフィーダ種類に属するフィーダとの隙間が最小となるように、各フィーダセット部の並び順に応じて順次決定していくことにより、各フィーダ種類に対するフィーダセット部を割り当てるセット位置割当て手段と、
各フィーダ種類に属する1または複数のフィーダの配置を、各フィーダ種類に割り当てられた1または複数のフィーダセット部に設定するフィーダ配置設定手段と、
設定された前記フィーダの配置設定を報知する報知手段と、
して機能させるプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
[7] フィーダを装着可能な複数のフィーダセット部が所定ピッチで設けられ、前記フィーダから供給される電子部品をプリント基板上に実装する実装機と、
前項4に記載のフィーダ配置設定装置と、を備えたことを特徴とする実装ライン。
上記発明[1],[4],[5],[6],[7]によると、各フィーダ種類に対するフィーダセット部が、近接するフィーダセット部に装着されるフィーダ種類に属するフィーダとの隙間が最小となるように割り当てられるため、より多くのフィーダを装着することができるとともに、各フィーダの配置は、フィーダ幅に応じて分別されたフィーダ種類単位で割り当てられたフィーダセット部の中から選択する余地があるため、実装作業の効率化を図ることができる。
上記発明[2]によると、各フィーダの装着可能なフィーダセット部が限定される場合であっても、各フィーダはこの条件を含めてフィーダ種類に分別され、各フィーダ種類にはこの条件を考慮してフィーダセット部が割り当てられるため、各フィーダは属するフィーダ種類に割り当てられたいずれのフィーダセット部であっても配置することができるという自由度が保証され、この自由度の中で容易に実装作業の効率化を図る配置を設定することができる。
上記発明[3]によると、装着すべき全フィーダに対してフィーダセット部の個数に余裕があるのか否かを予め確認し、余裕がない場合に上記したより多くのフィーダを装着することができるフィーダ配置の設定方法を実行するため、フィーダセット部の個数に余裕がある場合には実装作業の効率化を最優先にした方針等を採用するなど、その時々の事情に応じて適切なフィーダ配置の設定を行うことができる。
図1は、本発明にかかるフィーダ配置の設定方法の対象となる実装機を含む実装ラインの全体説明図である。この図に示すように、実装ライン90は、ラインにプリント基板を供給するローダー91、基板上にクリームはんだを塗布するはんだ印刷機92、基板上に接着剤等を塗布するディスペンサ93、基板上に電子部品を実装する複数台の実装機10…、実装機10外から電子部品を供給する外部供給装置94、クリームはんだを溶融させるリフロー炉95、生産された基板をラインから搬出するアンローダ96等を備えている。
この実装ライン90には、電子部品実装データ(基板データ)を作成し、ライン全体を統括的に制御するデータ作成装置(総括コントローラ)60が設けられ、このデータ作成装置60およびライン90を構成する各装置92,93,10…は、電子部品実装データや作業の進行情報等の各種情報を互いに伝達できるようにハブ97を介してケーブルで接続されている。後述するように、この総括コントローラ60は、実装機10におけるフィーダ配置の設定装置として機能する。
図2は、実装機の一例を示す平面図である。この図に示すように、実装機10は、基台11上に配置されてプリント基板Pを搬送するコンベア20と、このコンベア20の両側に配置された部品供給部30と、基台11の上方に設けられた電子部品実装用のヘッドユニット40とを備えている。
部品供給部30は、多数の電子部品が所定間隔で収納したテープを順次繰り出すテープフィーダ31…を備えている。このテープフィーダ31…は、コンベア20の両側の上流側と下流側とにそれぞれ着脱自在に装着されるフィーダ交換台車32…に、複数個が並列配置された状態で、実装機10にセットされるようになっている(図1参照)。また、コンベア20の両側の上流側と下流側のフィーダ交換台車32…の台車装着部37の間には、部品の吸着状態を視認する部品認識カメラ33,33が設けられている。なお、部品供給部30は、必要に応じてバルクフィーダ、トレイフィーダ等も装着することができるようになっている。
図3は、部品供給部の平面説明図である。この図に示すように、各フィーダ交換台車32には、テープフィーダ31やバルクフィーダ等の電子部品を供給するフィーダを装着可能な複数のフィーダ取付部35…が所定のピッチPで設けられ、フィーダ先端下部に設けられた取付部(図示せず)と係合することでフィーダを適切な姿勢で装着できるようになっている。各フィーダ取付部35のピッチPは、所定の規格の中で最小幅のフィーダ311,311を隣接する各フィーダ取付部35に密接して取り付けられる長さ(たとえば16mm)に設定されている。ここで、各フィーダ取付部35に最小幅のフィーダ311を装着した際に、各フィーダ311が占める領域をフィーダセット位置34と呼ぶこととする。ここでは、ここでは#1〜#20の合計20箇所のフィーダセット位置34…が設けられている。
なお、フィーダ幅には様々がものあり、図中#4のフィーダセット位置に破線で示すように、隣接するフィーダセット位置の領域までも占めるフィーダ312も存在している。
ヘッドユニット40は、部品供給部30から部品をピックアップしてプリント基板P上に装着し得るように、部品供給部30とプリント基板P上の実装位置とにわたって移動可能となっている。具体的には、ヘッドユニット40は、X軸方向(コンベア20の基板搬送方向)に延びるヘッドユニット支持部材42にX軸方向に移動可能に支持され、このヘッドユニット支持部材42はその両端部においてY軸方向(水平面内でX軸と直交する方向)に延びるガイドレール43,43にY軸方向に移動可能に支持されている。そして、ヘッドユニット40は、X軸サーボモータ44によりボールネジ45を介してX軸方向の駆動が行われ、ヘッドユニット支持部材42は、Y軸サーボモータ46によりボールネジ47を介してY軸方向の駆動が行われるようになっている。
また、ヘッドユニット40には、電子部品を吸着して基板に装着するための複数のヘッド41…がX軸方向に並んで搭載されている。各ヘッド41…は、Z軸サーボモータ48(図2では省略)を駆動源とする昇降機構により上下方向(Z軸方向)に駆動されるとともに、R軸サーボモータ49(図2では省略)を駆動源とする回転駆動機構により回転方向(R軸方向)に駆動されるようになっている。各ヘッド41…の先端には吸着ノズルが設けられており、部品吸着時には図外の負圧供給手段から吸着ノズルに負圧が供給されて、その負圧による吸引力で電子部品を吸着できるようになっている。
図4は、総括コントローラ(フィーダ配置設定装置)60と実装機10の機能ブロック図である。
この図に示すように、実装機10は、各サーボモータ44,46,48,49および部品認識カメラ33等を制御し、多数の電子部品をプリント基板Pに実装する制御ユニット50を備えている。
総括コントローラ(フィーダ配置設定装置)60は、CPU、メモリ、ハードディスク装置等の外部記憶部、キーボードやマウス等の入力部、CRTや液晶表示装置等の画像表示部、実装機10等とのインタフェース部等を備えたパーソナルコンピュータ等から構成され、部品データベース61、基板データベース62、フィーダ配分手段63、配置方針判断手段64、タクトタイム最優先配置設定手段65、フィーダ種類分別手段66、セット位置割当て手段67、フィーダ配置設定手段68、報知手段69、等としての機能がこのコンピュータ上に構成されている。
これら各機能は、この総括コントローラ60を構成するコンピュータにおいて読み取り可能なプログラムによって提供される。このプログラムは、CD−ROM、DVD−ROMまたはフロッピーディスク等の記録媒体や、LANやインターネット等のネットワーク回線を介してこのコンピュータに取り込まれるようになっている。
部品データベース61は、実装機10において取り扱われる複数種類の電子部品についての各種の情報が記憶されている。具体的に、部品データベース61には、各部品の特徴、荷姿、サイズ、吸着ヘッドのタイプや認識条件等を含む部品データ、部品供給に用いられるフィーダ種類、そのフィーダをフィーダセット位置に装着した場合のフィーダ幅等が記憶されている。
基板データベース62は、プリント基板Pに実装する電子部品の種類および実装位置等を規定する基板データを記憶するものである。
フィーダ配分手段63は、プリント基板Pを生産する際に使用するフィーダの設定処理と、この使用するフィーダを実装ライン90上の各実装機10…に配分処理を行うものである。これらの処理は、各電子部品の装着数や各実装機10の性能等に応じて、ライン全体の生産効率を考慮して行われる。このフィーダ配分手段63により、各実装機10…について、配置設定対象とされるフィーダとその数等が決定する。
図5は、ある実装機の配置設定対象とされたフィーダに関する情報の一例である。この例では、部品p〜tを供給するフィーダa〜eが配置設定対象とされ、それぞれの本数は、最右欄に示すように1本または2本となっている。各フィーダa〜eから部品p〜rをピックアップする吸着ヘッドタイプや、各フィーダa〜eをフィーダセット位置に装着した際に占めるフィーダ幅は、部品データベース61の部品データから判明している。
配置方針判断手段64は、各実装機10…毎に、装着すべき全フィーダに対してフィーダセット位置(フィーダ取付部)の個数に余裕があるのか否かを確認して、フィーダ配置の方針を判断するものである。
具体的には、フィーダをフィーダセット位置(フィーダ取付部)に装着した際に各フィーダが占めるフィーダセット位置(フィーダ取付部)の個数を、配置設定対象とされる全フィーダについて合計した占有本数計と、フィーダを装着できるフィーダセット位置(フィーダ取付部)の個数を合計したセット位置総数とを比較する。
この結果、占有本数計がセット位置総数以下である場合には、フィーダセット位置(フィーダ取付部)の個数に余裕があり、完全に空いたフィーダセット位置が生じない限りどのようにフィーダを配置してもフィーダセット位置(フィーダ取付部)が足りなくなることがないため、実装作業の効率化を最優先にした方法(タクトタイム最優先配置)を採用する。
一方、占有本数計がセット位置総数より多い場合には、フィーダセット位置(フィーダ取付部)の個数に余裕がなく、タクトタイム最優先配置を行うと、全てのフィーダを配置できない可能性があるため、より多くのフィーダを装着することができるフィーダ配置方法(フィーダの詰め込み配置)を採用する。
タクトタイム最優先配置設定手段65は、タクトタイム最優先配置を行うとされた実装機について、各フィーダが供給する電子部品の供給個数とプリント基板P上における装着位置とに応じて、同時吸着の機会をできるだけ多く確保し、部品の移送距離平均を小さくすることにより、タクトタイムの最小化を図ったフィーダ配置を設定するものである。具体的には、タクトタイムを優先してフィーダ配置を行う種々のアルゴリズムを採用しうる。
フィーダ種類分別手段66は、フィーダの詰め込み配置を行うとされた実装機について、配置設定対象とされる各フィーダを、フィーダセット位置(フィーダ取付部)に装着した際に占めるフィーダ幅と、各フィーダを装着可能なフィーダセット位置(フィーダ取付部)を限定するセット位置条件とに応じて、複数のフィーダ種類に分別するものである。
図6は、フィーダ幅の説明図である。この図の例に示すように、フィーダ313のフィーダ幅は、装着したフィーダセット位置341に近接するフィーダセット位置342…の領域にはみ出す左右それぞれの幅CL、CRによって区別される。上述した図5の例には、各フィーダa〜eのフィーダ幅CL、CRがたとえばミリメートル単位等で記載されている。なお、このフィーダ幅は、はみ出す長さをフィーダセット位置(フィーダ取付部)のピッチPを単位として表現してもよい。
図7は、セット位置条件の説明図である。この図の例は、ヘッドユニット40がその動作範囲の左側限界にある状態を示しており、このとき、右端のヘッド412にのみ他のヘッド411とは異なる吸着ノズルが装着されているとすると、この吸着ノズル412によってピックアップされるべき部品を供給するフィーダは、右端のヘッド412によってピックアップ可能な#8より右側のフィーダセット位置34…にセットしなければならない。また、部品供給部30の左端に位置する#1のフィーダセット位置34には、左側にはみ出すフィーダ幅をもったフィーダは装着できない場合もある。このように、セット位置条件は、各フィーダが供給する電子部品を吸着する吸着ノズルタイプのヘッドユニット40における位置や、フィーダ幅によって課せられ、装着位置を設定する際の制約となる条件である。
図8は、図5に例示したフィーダa〜eをフィーダ種類に分別した一例である。この例では、フィーダa〜cが、供給する部品は異なるものの、吸着ヘッドタイプやフィーダ幅が同一であるため同じフィーダ種類Aに分別され、その本数が5本となっている。フィーダd,eは、吸着ヘッドタイプやフィーダ幅の違いのため、それぞれフィーダ種類B、Cに分別されている。なお、吸着ヘッドタイプが異なっても、セット位置条件が同じならば同じフィーダ種類とすることができる。
セット位置割当て手段67は、フィーダの配置を設定していくフィーダセット位置の順序を設定し、この順序に沿って、各フィーダセット位置に配置するフィーダ種類を順次決定していくものである。
フィーダの配置を設定するフィーダセット位置の順序は、プリント基板Pの搬送方向による実装効率等を考慮して、フィーダセット位置の並び順に設定される。ただし、図2に示す実装機10のように、複数の部品供給部30…が複数(4台)のフィーダ交換台車32…等の複数のフィーダセット位置からなるブロックに分かれている場合には、各ブロックの位置とプリント基板Pの搬送方向の関係や、オペレータの希望に応じて設定される。オペレータの希望とは、たとえば部品倉庫に近く、フィーダ装着作業に便利な部品供給部30…が優先的に使用されるようにするため、このような部品供給部30から先に決定したいという場合等がある。
各フィーダセット位置に配置するフィーダ種類は、フィーダ種類のセット位置条件により装着できないものを除いたフィーダ種類の中から、近接するフィーダセット位置に装着されることが先に決定しているフィーダ種類との隙間が最小になるものから設定する。たとえば、左側から右側に向かってフィーダ配置を設定している場合に、左側で先に決定しているフィーダ種類のフィーダ幅がその右側の近接するフィーダセット位置にはみ出している場合、このはみ出し量との合計がフィーダセット位置のピッチPに近い左側へのはみ出し量をもったフィーダ種類を設定すればよい。なお、隙間が最小となるフィーダ種類が複数存在する場合には、それらの中から任意のフィーダ種類を設定すればよい。
こうして、各フィーダ種類に対するフィーダセット位置が割り当てられることになる。図8の例では、フィーダ種類A,B,Cにはそれぞれ5箇所、2箇所、1箇所のフィーダセット位置が割り当てられる。
フィーダ配置設定手段68は、各フィーダ種類に属する1または複数のフィーダの配置を、各フィーダ種類に割り当てられた1または複数のフィーダセット位置に設定する。この各フィーダ種類に属するフィーダの配置は、各フィーダが供給する電子部品の供給個数とプリント基板上における装着位置とに応じて、実装時間の短時間化を図るように行う。具体的には、各フィーダの配置はフィーダ種類に割り当てられたセット位置の中から選択するという制約のもとで、上述したタクトタイム最優先配置と同様のアルゴリズムよって行えばよい。
報知手段69は、タクトタイム最優先配置設定手段65やフィーダ配置設定手段68によって設定されたフィーダの配置設定をオペレータに報知する。この報知は、次に生産するプリント基板Pの準備(段取り替え)等のため、オペレータがフィーダの配置を確認する場合などに、オペレータからの指示に応じてモニタ画面やプリンタ等への出力することによって行われる。
次に、フィーダ配置の設定方法の手順について説明する。なお、このフィーダ配置の設定に先だって、部品データベース61には、実装する部品の部品データが予め記憶され、基板データベース62には、フィーダ配置を設定する対象となるプリント基板Pの基板データが予め記憶されている。
図9は、フィーダ配置の設定手順のフローチャートである。
この図に示すように、フィーダ配置の設定は、まず、フィーダ配分手段63により、フィーダ配置を設定する対象となるプリント基板Pを生産する際に使用するフィーダが設定され、各実装機10…に装着するフィーダが分配される(S11)。
つづいて、配置方針判断手段64により、各実装機10…ごとに、分配された全フィーダのセット位置換算の占有本数計が求められ(S12)、各実装機10…のセット位置総数と比較してフィーダの詰め込み配置が必要か否かが判断される(S13)。
占有本数計がセット位置数以下である実装機10では(S13でNO)、フィーダセット位置の個数に余裕があるため、タクトタイム最優先配置設定手段65により、実装作業の効率化を最優先にしたタクトタイム最優先配置が行われる(S14)。
一方、占有本数計がセット位置総数より多い実装機10では(S13でYES)、フィーダセット位置の個数に余裕がないため、より多くのフィーダを装着することができるフィーダの詰め込み配置が行われる(S15)。
図10は、フィーダの詰め込み配置の手順を示すフローチャートである。
この図に示すように、フィーダの詰め込み配置は、フィーダの詰め込み配置を行うとされた実装機10について、フィーダ種類分別手段66により、配置設定対象とされる各フィーダが複数のフィーダ種類に分別され(S21)、セット位置割当て手段67により、フィーダの配置を設定していくフィーダセット位置の順序が設定される(S22)。
つづいて、この順序に従ってフィーダ種類を設定する対象のフィーダセット位置を特定して、各フィーダ種類のセット位置条件に応じてこの対象のフィーダセット位置に配置可能なフィーダ種類を抽出し(S23)、こうして抽出された配置可能なフィーダ種類の中で、割り当て済みの隣接するフィーダ種類との隙間が最小のフィーダ種類を対象のフィーダセット位置に割り当てる(S24)。
次に、全てのフィーダ種類が配置されてフィーダセット位置の割り当てが完了したかが判断され(S25)、未だ配置されていないフィーダ種類が残っていれば(S25でNO)、次に対象とするフィーダセット位置の有無が判断される(S26)。なお、ここで次に対象とするフィーダセット位置は、割り当て済みの隣接するフィーダ種類がはみ出してきておらず、残るフィーダ種類を配置可能なフィーダセット位置であるか否かが実質的に判断される。
次のフィーダセット位置がなければ(S26でNO)、フィーダの詰め込み配置を行っても配置設定対象とされた全てのフィーダをこの実装機10に装着することができないため、各実装機10…へのフィーダの分配をやり直すべくステップS11に戻る。
一方、次のフィーダセット位置があれば(S26でYES)、フィーダ種類を設定する対象のフィーダセット位置を次に進め(S27)、ステップS23に戻る。
こうしてフィーダ種類を設定する対象のフィーダセット位置を順次進め、全てのフィーダ種類に対するフィーダセット位置が割り当てが完了すれば(S25でYES)、フィーダ配置設定手段68により、各フィーダ種類に属するフィーダの配置を、各フィーダ種類に割り当てられたフィーダセット位置の中で、タクトタイムが最短となるように設定し(S28)、フィーダの詰め込み配置を完了する。
図9に戻って、こうしてタクトタイム最優先配置(S14)またはフィーダの詰め込み配置(S15)によってフィーダ配置設定が決定すれば、決定したフィーダ配置による当該実装機10におけるタクトタイムが推定される(S16)。
以上の一連のフィーダ配置設定処理が全ての実装機10…について繰り返し行われ(S17でNO)、全ての実装機10…について完了すれば(S17でYES)、この完成したフィーダ配置が当該プリント基板Pの基板データの一部として記憶される(S18)。
そして、段取り替え準備等のためにオペレータからの指示があれば、報知手段69により、設定されたフィーダ配置がオペレータに報知されるとともに(S19)、当該基板Pの製造時には、各実装機10…等に対してこのフィーダ配置を含む基板データが送信される(S20)。
図11は、以上の手順に基づき、フィーダの詰め込み配置によって設定されたフィーダ配置の一例である。
この例は、各フィーダセット位置34からの左右へのはみ出しのないセット位置換算が1本であるフィーダ種類に属するフィーダ317を5本、左右へのはみ出しがあるセット位置換算が3本であるフィーダ種類に属するフィーダ318を3本の、合計8本のフィーダを、#1〜#12までの12箇所のフィーダセット位置34…に配置することが求められている場合を想定している。
この例では、全フィーダのセット位置換算の合計(占有本数計)が14本(1本換算フィーダ×5本+3本換算フィーダ×3本)となり、セット位置総数は12であるので詰め込み配置が必要であると判断される。
そして、#1のフィーダセット位置から装着するフィーダを割り当てて行った場合、#1が左へのはみ出しが許されないとすると、#1にはセット位置換算が1本のフィーダ種類317が割り当てられる。つづいて#2〜#5では、隣合うフィーダセット位置との隙間を最小とできる同じフィーダ種類317が順次割り当てられ、1本換算のフィーダ種類317はなくなる。残るフィーダ種類318は左右へのはみ出しがあるので#6に配置することはできず#7に配置され、同じく#8は配置できないので#9,#10は配置できないので#11が順次割り当てられ、結局、全てのフィーダ種類が収まっている。
この後、各フィーダ種類317…、318…に属する各フィーダが供給する部品種類等を考慮して、各フィーダ種類に割り当てられた範囲内でタクトタイムを考慮しながら各フィーダが配置される。
図12は、図11と同じ想定のもとで、タクトタイム最優先配置を行った場合の例である。ここでは、たとえば多くの同時吸着機会を確保するため、まず、それぞれが3本換算である3本のフィーダ318がセット位置4つ分ずつ離れた#2,#6,#10に配置された場合を想定しており、このとき、先に配置された3本換算のフィーダ318はそれぞれの左右のセット位置にはみ出しているため、残る1本換算のフィーダ317…は、#4,#8,#12の3箇所にしかできず、結果として2本のフィーダ317、317が配置できなくなっている。
以上のようなフィーダ配置の設定方法によれば、各フィーダ種類に対するフィーダセット位置が、近接するフィーダセット位置に装着されるフィーダ種類との隙間が最小となるように割り当てられるため、より多くのフィーダを装着することができるとともに、各フィーダの配置は、フィーダ幅に応じて分別されたフィーダ種類単位で割り当てられたフィーダセット位置の中から選択する余地があるため、実装作業の効率化を図ることができる。
また、各フィーダの装着可能なフィーダセット位置が限定される場合であっても、各フィーダはこの条件を含めてフィーダ種類に分別され、各フィーダ種類にはこの条件を考慮してフィーダセット位置が割り当てられるため、各フィーダは属するフィーダ種類に割り当てられたいずれのフィーダセット位置であっても配置することができるという自由度が保証され、この自由度の中で容易に実装作業の効率化を図る配置を設定することができる。
また、装着すべき全フィーダに対してフィーダセット位置の個数に余裕があるのか否かを予め確認し、余裕がない場合に上記したより多くのフィーダを装着することができるフィーダ配置の設定方法を実行するため、フィーダセット位置の個数に余裕がある場合には実装作業の効率化を最優先にした方針等を採用するなど、その時々の事情に応じて適切なフィーダ配置の設定を行うことができる。
以上、一実施形態について説明したが、本発明は以下のように構成してもよい。
(1)上記実施形態では、フィーダ配置設定装置を実装機本体10とは異なる総括コントローラ60上に構成したが、実装機10が備える制御ユニット50上など、実装機10が備えるように構成してもよい。
(2)上記実施形態では、フィーダの詰め込み配置かタクトタイム最優先配置かというフィーダ配置の方針を、各実装機10…毎に決定したが、各実装機10が備える一部のフィーダセット位置をフィーダの詰め込み配置を行う配置設定対象セット範囲とし、この配置設定対象セット範囲に所定の配置設定対象とするフィーダを割り当て、他のフィーダセット位置には残りのフィーダをたとえばタクトタイム最優先で配置するようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、フィーダ配置方針の判断を行ってからフィーダの詰め込み配置の中で各フィーダをフィーダ種類に分別したが、フィーダ種類への分別を行ってから各フィーダ種類が占めるフィーダセット位置の個数の合計をもって占有本数計を算出して、フィーダ配置方針を判断するようにしてもよい。
本発明にかかるフィーダ配置の設定方法の対象となる実装機を含む実装ラインの全体説明図である。 実装機の一例を示す平面図である。 部品供給部の平面説明図である。 総括コントローラ(フィーダ配置設定装置)と実装機の機能ブロック図である。 ある実装機の配置設定対象とされたフィーダに関する情報の一例である。 フィーダ幅の説明図である。 セット位置条件の説明図である。 図5に例示したフィーダa〜eをフィーダ種類に分別した一例である。 フィーダ配置の設定手順のフローチャートである。 フィーダの詰め込み配置の手順を示すフローチャートである。 フィーダの詰め込み配置によって設定されたフィーダ配置の例である。 タクトタイム最優先配置によって設定されたフィーダ配置の例である。
符号の説明
10 実装機
20 コンベア
30 部品供給部
31 テープフィーダ
32 フィーダ交換台車
34 フィーダセット位置
35 フィーダ取付部
40 ヘッドユニット
41 ヘッド
50 制御ユニット
60 データ作成装置
63 フィーダ配分手段
64 配置方針判断手段
65 タクトタイム最優先配置設定手段
66 フィーダ種類分別手段
67 セット位置割当て手段
68 フィーダ配置設定手段
69 報知手段

Claims (7)

  1. フィーダを装着可能な複数のフィーダセット部が所定ピッチで設けられ、前記フィーダから供給される電子部品をプリント基板上に実装する実装機に対し、複数のフィーダの配置を設定するフィーダ配置設定方法であって、
    配置設定対象とされる各フィーダを、前記フィーダセット部に装着した際に占めるフィーダ幅に応じて、複数のフィーダ種類に分別し、
    前記複数のフィーダセット部のうち所定の配置設定対象セット範囲のフィーダセット部に装着するフィーダのフィーダ種類を、近接するフィーダセット部に装着されるフィーダ種類に属するフィーダとの隙間が最小となるように、各フィーダセット部の並び順に応じて順次決定していくことにより、各フィーダ種類に対するフィーダセット部を割り当て、
    各フィーダ種類に属する1または複数のフィーダの配置を、各フィーダ種類に割り当てられた1または複数のフィーダセット部に設定し、
    設定された前記フィーダの配置設定を報知することを特徴とする実装機のフィーダ配置設定方法。
  2. 前記フィーダ種類の分別は、前記フィーダ幅と、各フィーダを装着可能なフィーダセット部を限定するセット位置条件とに応じて行い、
    前記各フィーダ種類に対するフィーダセット部の割り当ては、前記隙間の大きさと、前記セット位置条件とに応じて行うことを特徴とする請求項1に記載のフィーダ配置設定方法。
  3. 各フィーダを前記フィーダセット部に装着した際にそれぞれが占めるフィーダセット部の個数を前記配置設定対象とされる全フィーダについて合計した占有本数計と、前記配置設定対象セット範囲に属するフィーダセット部の個数を合計したセット位置総数とを比較し、
    前記占有本数計が前記セット位置総数より多い場合に、請求項1または2に記載のフィーダ配置の設定方法を実行することを特徴とするフィーダ配置設定方法。
  4. フィーダを装着可能な複数のフィーダセット部が所定ピッチで設けられ、前記フィーダから供給される電子部品をプリント基板上に実装する実装機に対し、複数のフィーダの配置を設定するフィーダ配置設定装置であって、
    配置設定対象とされる各フィーダを、前記フィーダセット部に装着した際に占めるフィーダ幅に応じて、複数のフィーダ種類に分別するフィーダ種類分別手段と、
    前記複数のフィーダセット部のうち所定の配置設定対象セット範囲のフィーダセット部に装着するフィーダのフィーダ種類を、近接するフィーダセット部に装着されるフィーダ種類に属するフィーダとの隙間が最小となるように、各フィーダセット部の並び順に応じて順次決定していくことにより、各フィーダ種類に対するフィーダセット部を割り当てるセット位置割当て手段と、
    各フィーダ種類に属する1または複数のフィーダの配置を、各フィーダ種類に割り当てられた1または複数のフィーダセット部に設定するフィーダ配置設定手段と、
    設定された前記フィーダの配置設定を報知する報知手段と、
    を備えたことを特徴とする実装機のフィーダ配置設定装置。
  5. フィーダを装着可能な複数のフィーダセット部が所定ピッチで設けられ、前記フィーダから供給される電子部品をプリント基板上に実装する実装機であって、
    配置設定対象とされる各フィーダを、前記フィーダセット部に装着した際に占めるフィーダ幅に応じて、複数のフィーダ種類に分別するフィーダ種類分別手段と、
    前記複数のフィーダセット部のうち所定の配置設定対象セット範囲のフィーダセット部に装着するフィーダのフィーダ種類を、近接するフィーダセット部に装着されるフィーダ種類に属するフィーダとの隙間が最小となるように、各フィーダセット部の並び順に応じて順次決定していくことにより、各フィーダ種類に対するフィーダセット部を割り当てるセット位置割当て手段と、
    各フィーダ種類に属する1または複数のフィーダの配置を、各フィーダ種類に割り当てられた1または複数のフィーダセット部に設定するフィーダ配置設定手段と、
    設定された前記フィーダの配置設定を報知する報知手段と、
    を備えたことを特徴とする実装機。
  6. フィーダを装着可能な複数のフィーダセット部が所定ピッチで設けられ、前記フィーダから供給される電子部品をプリント基板上に実装する実装機に対し、複数のフィーダの配置を設定するフィーダ配置設定装置としてコンピュータを機能させるプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記コンピュータを、
    配置設定対象とされる各フィーダを、前記フィーダセット部に装着した際に占めるフィーダ幅に応じて、複数のフィーダ種類に分別するフィーダ種類分別手段と、
    前記複数のフィーダセット部のうち所定の配置設定対象セット範囲のフィーダセット部に装着するフィーダのフィーダ種類を、近接するフィーダセット部に装着されるフィーダ種類に属するフィーダとの隙間が最小となるように、各フィーダセット部の並び順に応じて順次決定していくことにより、各フィーダ種類に対するフィーダセット部を割り当てるセット位置割当て手段と、
    各フィーダ種類に属する1または複数のフィーダの配置を、各フィーダ種類に割り当てられた1または複数のフィーダセット部に設定するフィーダ配置設定手段と、
    設定された前記フィーダの配置設定を報知する報知手段と、
    して機能させるプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. フィーダを装着可能な複数のフィーダセット部が所定ピッチで設けられ、前記フィーダから供給される電子部品をプリント基板上に実装する実装機と、
    請求項4に記載のフィーダ配置設定装置と、を備えたことを特徴とする実装ライン。
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