JP2018041892A - フィーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】フィーダ本体内のテープ搬送路の途中で発生するテープ詰りを解消する。【解決手段】フィーダ21は、複数の部品を収納したキャリアテープ900を挿入するためのテープ挿入部21dが後部に形成され、部品が取り出されたキャリアテープ900を排出するためのテープ排出部21eが前部に形成されるフィーダ本体21bと、テープ挿入部21d及びテープ排出部21eと連通するようにフィーダ本体21bの両側壁21ba,21bb間に設けられ、キャリアテープ900を後方から前方に向かって搬送するためのテープ搬送路38と、キャリアテープ900からカバーテープ902を剥離するテープ剥離装置70と、テープ搬送路38の上方を開放可能なカバー部材110と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、部品が収納されたキャリアテープを搬送するためのフィーダに関するものである。
特許文献1には、スプライシング作業を行うこと無く、キャリアテープに収納された部品を部品実装装置に供給するフィーダが記載されている。このフィーダには、フィーダ前部側である部品吸着位置の近傍に駆動スプロケットと、駆動スプロケットに隣接して押込スプロケットが設けられ、フィーダ後部側であるキャリアテープ挿入部に挿入スプロケットとが設けられている。キャリアテープは、これらのスプロケットにより、キャリアテープ挿入部から部品吸着位置へ送給されるようになっている。
特開2011−77096号公報
特許文献1のようなフィーダでは、リールから供給されるテープの状態が悪い場合、例えばテープのカールの程度が強い場合、フィーダ本体内のテープ搬送路の途中で、テープ詰りが発生することがある。このテープ詰りを解消するには、フィーダを部品実装機から外してフィーダ本体を分解し、絡まったテープを取り除く必要があり、生産効率が低下する問題がある。
本発明は、上記した課題に鑑みてなされたもので、フィーダ本体内のテープ搬送路の途中で発生するテープ詰りを容易に解消できるフィーダを提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するため、本発明のフィーダは、複数の部品を収納したキャリアテープを挿入するテープ挿入部が後部に形成され、前記部品が取り出された前記キャリアテープを排出するテープ排出部が前部に形成されるフィーダ本体と、前記テープ挿入部と前記テープ排出部とを連通するように前記フィーダ本体の両側壁間に設けられ、前記キャリアテープを後方から前方に向かって搬送するテープ搬送路と、前記フィーダ本体の前方に設けられ、前記キャリアテープからカバーテープを剥離するテープ剥離装置と、前記テープ剥離装置の後方に設けられ、前記テープ搬送路の上方を開放可能なカバー部材と、を備える。
フィーダ本体のテープ剥離装置の後方には、テープ搬送路の上方を開放可能なカバー部材が設けられるので、当該テープ搬送路においてテープ詰りが発生しても、作業者は、カバー部材を開いてテープ詰りを容易に解消できる。これにより、作業者は、従来のようにフィーダを部品実装機から外してフィーダ本体を分解する必要は無く、生産効率の低下を抑制できる。
本発明の実施に好適な部品実装機の全体平面図である。 キャリアテープの上面図である。 図2に示すキャリアテープの3−3線断面図である。 本発明の実施の形態を示すフィーダの側面図である。 図4に示すフィーダの4−4線断面図である。 フィーダのカバー部材を開いた状態を示す側面図である。 フィーダの分解側面図である。 フィーダの第3、第4スプロケットの周辺を拡大した詳細図である。 操作レバーを持ち上げた状態を示す図8の作動状態図である。 キャリアテープの搬送状態を示す図8の作動状態図である。 フィーダのカバー部材を開いてテープを挿入した状態を示す側面図である。
(部品実装機の構成)
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1は、フィーダ21を備えた部品実装機100を示し、部品実装機100は、基板搬送部10、部品供給部20、部品装着部40、リール保持部50及びそれらを制御する制御装置200を有する。なお、以下の説明においては、基板の搬送方向をX軸方向とし、X軸方向に直角な水平方向をY軸方向とする。
図1に示すように、部品供給部20は、複数のスロット20aと、各スロット20aに着脱可能に装着される複数のフィーダ21とから構成される。スロット20aは、部品供給部20に、X軸方向に複数並列に設けられる。リール保持部50には、キャリアテープ900(図2参照)が巻回された第1リール810及び第2リール820が交換可能に保持される。第1リール810と第2リール820は、Y方向に並列して1つずつ配設されるとともに、各フィーダ21に対応してX方向に複数配設される。
詳細は後述するが、各フィーダ21には、第1リール810及び第2リール820に巻回されたキャリアテープ900が、挿入可能となっている。そして、一方のリール810(820)に巻回されたキャリアテープ900がフィーダ21によってフィーダ21の先端部に設けられた部品取出位置21aに順次搬送される。これにより、当該キャリアテープ900に保持された部品が部品取出位置21aに位置決めされる。また、他方のリール820(810)に巻回されたキャリアテープ900は、フィーダ21によって送給されずに待機している。
なお、以下においては、説明の便宜上、搬送中(使用中)のキャリアテープ900と、待機中のキャリアテープ900とを区別するために、前者を第1キャリアテープ900A、後者を第2キャリアテープ900Bと称することがある。この場合、第1キャリアテープに収納された部品がすべて使用された後は、第2キャリアテープが第1キャリアテープとなることから、第1キャリアテープ、第2キャリアテープは、特定のキャリアテープを指すものではない。
図2及び図3に示すように、キャリアテープ900には、複数の電子部品等の部品が一列に収納される。キャリアテープ900は、ベーステープ901、カバーテープ902、ボトムテープ903とから構成される。ベーステープ901は、紙材や樹脂等の柔軟な材料で構成される。ベーステープ901の幅方向の中央部には、長さ方向に一定間隔をおいて空間である収納部901aが貫通形成される。この収納部901aに部品が収納される。ベーステープ901の側部には、長さ方向に一定間隔をおいて、係合穴901bが貫通形成される。
図2に示すように、カバーテープ902の両側部は、接着材902aによってベーステープ901上面の両側部に接着され、通常は、カバーテープ902は、収納部901aの上部を閉塞する。このカバーテープ902によって、収納部901aに収納された部品の飛び出しが防止される。カバーテープ902は、透明な高分子フィルムによって構成される。図3に示すように、ベーステープ901の下面には、ボトムテープ903が接着される。このボトムテープ903によって、収納部901aに収納された部品の脱落が防止される。ボトムテープ903は、透明又は半透明の紙材や高分子フィルム等で構成される。
図1に示すように、基板搬送部10には、部品装着部40の基台41上に、それぞれ一対のガイドレール13a,13bが設けられる。また、基板搬送部10には、これらガイドレール13a,13bによりそれぞれ案内される基板Bを支持して搬送する図略のコンベアベルトと、所定位置に搬送された基板Bを持ち上げてクランプする図略のクランプ装置が設けられる。部品が実装される基板Bは、基板搬送部10のガイドレール13a,13bにより案内されつつコンベアベルトにより、X軸方向に部品実装位置まで搬送される。部品実装位置に搬送された基板Bは、クランプ装置によって部品実装位置に位置決めクランプされる。
部品装着部40は、ガイドレール42、Y軸スライド43、X軸スライド45、図略の吸着ノズルを保持した部品装着ヘッド48を有している。Y軸スライド43及びX軸スライド45は、図略のY軸サーボモータ及びX軸サーボモータにより、Y軸方向及びX軸方向への移動が制御される。ガイドレール42及びY軸スライド43によって、Y軸ロボットが構成される。ガイドレール42は、基台41上にY軸方向に装架されて基板搬送部10の上方に配設される。Y軸スライド43は、ガイドレール42に沿ってY軸方向に移動可能に設けられる。Y軸スライド43は、図略のY軸サーボモータにより、ボールねじ機構を介してY軸方向に移動される。
X軸スライド45により、X軸ロボットが構成される。X軸スライド45は、Y軸スライド43に、X軸方向に移動可能に設けられる。Y軸スライド43には、図略のX軸サーボモータが設けられる。このX軸サーボモータにより、ボールねじ機構を介してX軸スライド45がX軸方向に移動される。X軸スライド45には、部品装着ヘッド48が設けられる。部品装着ヘッド48は、複数の吸着ノズル(図示せず)を着脱可能に保持している。吸着ノズルは、部品取出位置21aに搬送された部品を吸着して、基板搬送部10によって部品実装位置に位置決めされた基板B上に装着する。
X軸スライド45上には、基板カメラ46が取付けられる。基板カメラ46は、基板実装位置に位置決めされた基板Bに設けられた基準マーク、あるいは部品取出位置21aに搬送された部品等を上方より撮像し、基板位置基準情報及び部品位置情報等を取得する。また、基台41上には、吸着ノズルによって吸着された部品を下方より撮像可能な部品カメラ47が設けられる。
制御装置200は、フィーダ21を制御するものであり、後述するフィーダ21の第1サーボモータ22及び第2サーボモータ23の回転を制御する。制御装置200は、マイクロプロセッサや、サーボモータ22、23に駆動電流を供給するドライバを有している。フィーダ21が、部品供給部20のスロット20aに装着されると、図略の通信コネクタを介して部品実装機100の本体側からフィーダ21側に電力が供給されるとともに、フィーダID等の必要な情報がフィーダ21側から部品実装機100の制御装置200に送信される。これにより、フィーダ21のシリアルIDに基づいて、フィーダ21に装填されたキャリアテープ900によって送られる部品の情報が取得され、制御装置200に記憶される。
(フィーダの構成)
次に、フィーダ21の構成を、図4〜図8を用いて説明する。図4及び図7に示すように、フィーダ21は、主に、フィーダ本体21b、テープ搬送路としてのレール38、前部側スプロケットとしての第1スプロケット61及び第2スプロケット62、後部側スプロケットとしての第3スプロケット63及び第4スプロケット64、上面押さえ部材28、カバー部材110等から構成される。なお、図7は、フィーダ本体21bの一方(図7の奥側)の側壁21baを残し、他方(図7の手前側)の側壁21bbを除去して、フィーダ21の内部構造が視認できるようにしている。
フィーダ本体21bは、扁平な箱形である。フィーダ本体21bには、キャリアテープ900を挿入するためのテープ挿入部21dが後部に形成され、キャリアテープ900を排出するためのテープ排出部21eが前部に形成される。テープ挿入部21dは、テープ搬送路(レール)38の幅と同一の幅を有するテープ搬送路38の入口として形成され、テープ排出部21eは、テープ搬送路38の幅と同一の幅を有するテープ搬送路38の出口として形成される。
テープ搬送路38は、キャリアテープ900をフィーダ本体21bの後方から前方に向かって搬送するために、テープ挿入部21d及びテープ排出部21eと連通するようにフィーダ本体21bに設けられる。テープ搬送路38の前部38aは、水平に形成される。本実施形態では、テープ搬送路38は、その後部から前部38aの手前まで徐々に高くなるように傾斜している。なお、図示はしていないが、テープ搬送路38の両側には、キャリアテープ900の幅寸法よりも僅かに大きい寸法で離間したガイド部が設けられる。
第1スプロケット61及び第2スプロケット62は、テープ搬送路38の前部38aの下方のフィーダ本体21bに、つまり、フィーダ本体21bの部品取出位置21aに隣接する位置に、前方から後方(搬送方向下流側から上流側)に向かってそれぞれ回転可能に設けられる。第3スプロケット63及び第4スプロケット64は、テープ搬送路38の後部の下方のフィーダ本体21bに、前方から後方に向かってそれぞれ回転可能に設けられる。
図7に示すように、第1スプロケット61、第2スプロケット62、及び第3スプロケット63のそれぞれの外周には、一定角度をおいて、係合突起61a、62a、63aがそれぞれ全周に亘って形成される。第4スプロケット64の外周の一部には、180度の間隔をおいて係合突起64aが設けられる。すなわち、第4スプロケット64の係合突起64aの各間には、係合突起が形成されていない部分が存在している。それぞれの係合突起61a〜64aは、キャリアテープ900の係合穴901bと係合可能である。
第1スプロケット61〜第4スプロケット64の外周部よりも内側には、それぞれ、第1スプロケットギヤ61b、第2スプロケットギヤ62b、第3スプロケットギヤ63b、第4スプロケットギヤ64bが形成される。なお、テープ搬送路38の各スプロケット61〜64の上方には、図略の窓穴が設けられ、この窓穴から各係合突起61a〜64aがテープ搬送路38内に突入している。
第1サーボモータ22は、第1スプロケット61及び第2スプロケット62を回転させるモータである。第1サーボモータ22の回転軸22aには、第1ドライブギヤ22bが設けられる。第1ギヤ24は、第1スプロケット61及び第2スプロケット62の下方のフィーダ本体21bに回転可能に設けられる。第1ギヤ24に外周には、第1ドライブギヤ22bと噛合する第1外側ギヤ24aが形成される。第1ギヤ24の外周よりも内側には、第1内側ギヤ24bが形成される。
第2ギヤ25は、第1スプロケット61及び第2スプロケット62と第1ギヤ24の間のフィーダ本体21bに回転可能に設けられる。第2ギヤ25は、第1スプロケットギヤ61b、第2スプロケットギヤ62b、及び第1内側ギヤ24bと噛合している。このような構成によって、第1サーボモータ22の回転が減速されて第1スプロケット61及び第2スプロケット62に伝達され、第1スプロケット61及び第2スプロケット62が同期して回転する。
第2サーボモータ23は、第3スプロケット63及び第4スプロケット64を回転させるモータである。第2サーボモータ23の回転軸23aには、第2ドライブギヤ23bが設けられる。第3ギヤ26は、第3スプロケット63及び第4スプロケット64の下方のフィーダ本体21bに回転可能に設けられる。第3ギヤ26に外周には、第2ドライブギヤ23bと噛合する第3外側ギヤ26aが形成される。第3ギヤ26の外周よりも内側には、第3内側ギヤ26bが形成される。
第4ギヤ27は、第3スプロケット63及び第4スプロケット64と第3ギヤ26の間のフィーダ本体21bに回転可能に設けられる。第4ギヤ27は、第3スプロケットギヤ63b、第4スプロケットギヤ64b、及び第3内側ギヤ26bと噛合している。このような構成によって、第2サーボモータ23の回転が減速されて第3スプロケット63及び第4スプロケット64に伝達され、第3スプロケット63及び第4スプロケット64が同期して回転する。
図4及び図7に示すように、上面押さえ部材28は、第2スプロケット62と第3スプロケット63の間のテープ搬送路38上に沿って設けられる。上面押さえ部材28の前端には、軸支部28aが形成され、この軸支部28aが、フィーダ本体21bに設けられた軸部21cに軸支されて、上面押さえ部材28が揺動可能にフィーダ本体21bに取付けられる。上面押さえ部材28の後端には、上方に曲げられた案内部28bが形成される。上面押さえ部材28は、テープ搬送路38を搬送するキャリアテープ900の上面を押えてキャリアテープ900の浮上を防止するために、後述するトーションスプリングでなる付勢部材29で下方に付勢される。
図4に示すように、カバー部材110は、テープ剥離装置70の後方、第2スプロケット62と第3スプロケット63の間においてテープ搬送路38を開放可能なように設けられる。すなわち、カバー部材110は、テープ搬送路38のうち上面押さえ部材28が配置される部分を開放可能なように設けられる。そして、本例では、フィーダ本体21bの一方(図5の右側)の側壁21bbの側のみが開放される構成となっており、側壁21bbにおけるカバー部材110が設けられる部分は、カバー部材110の形状に合わせて切り欠かれている。カバー部材110が設けられる部分は、フィーダ本体21bの他方(図5の左側)の側壁21baが、テープ搬送路38よりも上方に突出して形成され、一方の側壁21bbが、他方の側壁21baよりも高さが低くなるように形成される。
具体的には、カバー部材110は、図4に示すように、側面視で台形状に形成され、図5に示すように、4−4断面視で逆L字形状に形成される。すなわち、図4に示すように、カバー部材110における側面視で下方の縁部111は、テープ搬送路38に沿うように形成される。そして、図5に示すように、カバー部材110の側面112は、側壁21bb側を覆うように形成され、カバー部材110の上面113は、テープ搬送路38の上部を覆うように形成される。
そして、図4に示すように、カバー部材110の搬送方向の一端部、本例では前側端部110aは、側壁21baに設けられた軸部114に回転可能に支持され、カバー部材110の後側端部110bは、当該後側端部に設けられた係止部材115によりフィーダ本体21bに係脱可能に係止される。
これにより、作業者は、係止部材115を外してカバー部材110を軸部114を中心に上方へ回転することにより、図4に示す上面押さえ部材28が配置されるテープ搬送路38を閉塞した状態(閉状態)から、図6示す上記テープ搬送路38を開放した状態(開状態)に移行できる。
また、図4に示すように、カバー部材110が閉状態のときは、付勢部材29の後側端部が上面押さえ部材28の上面に当接し、図6に示すように、カバー部材110が開状態のときは、付勢部材29の後側端部が上面押さえ部材28の上面から離間するように、付勢部材29の前側端部がカバー部材110の天井面に取り付けられる。
これにより、作業者は、スロット20aにフィーダ21を装着したままで、図6に示すように、カバー部材110を閉状態から開状態にすることで、付勢部材29を上面押さえ部材28の上面から離間させることができる。よって、上面押さえ部材28を持ち上げてテープ詰りを解消したり、リールから搬送できない長さが短いキャリアテープ900を差し込んで第2スプロケット62に係合させることができる。また、作業者は、スロット20aにフィーダ21を装着したままで、図4に示すように、カバー部材110を開状態から閉状態にすることで、付勢部材29を上面押さえ部材28の上面に当接させることができるので、フィーダ21の動作を直ちに開始できる。
図7及び図8に示すように、入口押さえ部材32は、テープ挿入部21dから挿入されるキャリアテープ900をテープ搬送路38に向けて押さえるもので、テープ挿入部21dに近接してテープ搬送路38の後部上面に沿って配置され、テープ搬送路38に対し離接可能に設けられる。入口押さえ部材32は、下流側押さえ部材33の後部から下方に、一対のシャフト34−2を介して、上下方向移動可能に取り付けられる。一対のシャフト34−2には、入口押さえ部材32を下方に付勢するスプリング35−2が取り付けられる。
下流側押さえ部材33は、入口押さえ部材32の下流側においてキャリアテープ900を押さえるもので、テープ搬送路38に対し離接可能に設けられる。下流側押さえ部材33は、フィーダ本体21bに取り付けられた第1支持部材30−1及び第2支持部材30−2に、シャフト34−1を介して、上下方向移動可能に取り付けられる。シャフト34−1には、下流側押さえ部材33を下方に付勢するスプリング35−1が取り付けられる。
操作レバー51は、フィーダ本体21bの後部のテープ挿入部21dより上方で後方に突出するように設けられ、ピボット52を中心にして回動可能に支持される。レバー操作用把持部57(図4も参照)は、操作レバー51より上方でフィーダ本体21bの後部から後方に突出するように形成される。操作レバー51は、作業者がレバー操作用把持部57を掌で握って操作ノブ51bを指で操作し易いように、ピボット52側がレバー操作用把持部57に収容され、操作ノブ51b側がレバー操作用把持部57から突出するように設けられる。
操作レバー51には、後述するように、入口押さえ部材32が作動的に連結される。入口押さえ部材32には、一対のシャフト34−2の間に、係合部材54が設けられる。操作レバー51の中央部には、入口押さえ部材32の係合部材54の下面に係合する作動係合部51aが形成される。操作レバー51は、スプリング55の付勢力によって図8の反時計回りに回動され、通常は、作動係合部51aを下降した位置に保持し、入口押さえ部材32をスプリング35−2の付勢力によって、テープ搬送路38に当接させる。これによって、通常は、入口押さえ部材32により、テープ挿入部21dよりキャリアテープ900を挿入できないようにしている。
これに対して、操作レバー51の後端に設けられた操作ノブ51bが作業者によって持ち上げられ、操作レバー51がスプリング55の付勢力に抗して回動されると、入口押さえ部材32が作動係合部51aを介してスプリング35−2の付勢力に抗して上昇される。これにより、入口押さえ部材32がテープ搬送路38上より離間され、テープ挿入部21dよりキャリアテープ900の挿入が可能となる。
入口押さえ部材32の後部には、テープ挿入部21dを閉塞する邪魔板56が枢支されている。邪魔板56によって、キャリアテープ900をテープ搬送路38と入口押さえ部材32との間に挿入できないようにしている。なお、入口押さえ部材32の上昇時には、邪魔板56は、図9に示すように、下流側押さえ部材33の後部に係合して回動され、テープ挿入部21dを開放する。
入口押さえ部材32の下流側には、ストッパー部材31が隣接して設けられる。ストッパー部材31は、その中央部分に形成された軸支部31bが下流側押さえ部材33に軸支されて、回動可能となっている。ストッパー部材31の軸支部31bよりも前方の下部には、下方に突出形成された当接部31aが形成される。ストッパー部材31の後端は、停止部31cとなっている。
下流側押さえ部材33とストッパー部材31との間には、当接部31aをテープ搬送路38に当接する方向に付勢する図略のスプリングが設けられる。ストッパー部材31の軸支部31bよりも前方の上部には、上方に向けて突出する突出部31dが形成され、この突出部31dの先端にカムフォロア31eが設けられる。カムフォロア31eには、操作レバー51の前部に形成されたカム部51cが係脱可能に係合される。
操作レバー51がスプリング55の付勢力によって図8の反時計回りに回動され、入口押さえ部材32がテープ搬送路38に当接する位置に保持されている状態においては、操作レバー51に形成されたカム部51cが、ストッパー部材31のカムフォロア31eより離間される。これによって、ストッパー部材31はスプリングの付勢力により軸支部31bを中心にして、図8の時計回りに回動され、当接部31aをテープ搬送路38に当接させるとともに、停止部31cをテープ搬送路38より離間した位置に保持している。
一方、操作レバー51がスプリング55の付勢力に抗して回動されると、操作レバー51に形成されたカム部51cが、ストッパー部材31のカムフォロア31eに係合して、ストッパー部材31を図略のスプリングの付勢力に抗して図7の反時計回りに回動させ、停止部31cをテープ搬送路38に当接する。これにより、操作レバー51をスプリング55の付勢力に抗して回動させた状態で、第1キャリアテープ900Aがテープ挿入部21dより挿入されると、第1キャリアテープ900Aの先端はストッパー部材31の停止部31cに当接し、所定位置に停止される。
なお、第1キャリアテープ900Aが、ストッパー部材31の当接部31aとテープ搬送路38との間を通過すると、第1キャリアテープ900Aによって当接部31aが持ち上げられ、ストッパー部材31の停止部31cがテープ搬送路38に当接される。従って、その状態で、作業者によって、第2キャリアテープ900Bが、テープ挿入部21dより第1キャリアテープ900A上に挿入されると、第2キャリアテープ900Bの先端がストッパー部材31の停止部31cに当接し、停止される。これにより、第2キャリアテープ900Bの下流への搬送が阻止され、その位置で第2キャリアテープ900Bは待機する。
図8に示すように、フィーダ本体21bには、テープ挿入部21dより第1キャリアテープ900Aが挿入されると、第1キャリアテープ900Aの挿入を検出する第1センサ81が取付けられる。第1センサ81は、テープ搬送路38の上面より突出する第1ドッグ82が第1キャリアテープ900Aの挿入によって下降されることによって第1センサ81をオンする。第1ドッグ82は、通常図略のスプリングの付勢力によって、テープ搬送路38の上面より突出する位置に保持されており、第1キャリアテープ900が挿入されると、下方に押圧される。
また、フィーダ本体21bには、操作レバー51が回動されたことを検出する第2センサ83と、第2キャリアテープ900Bが第4スプロケット64上のテープ搬送路38まで搬送されたとき作動される第3センサ85が取付けられる。第2センサ83は、操作レバー51に取付けられた第2ドッグ84によってオンされる。第3センサ85は、第3ドッグ86の回動によってオンされる。
第3ドッグ86は、その中央部分に形成された軸支部86aが下流側押さえ部材33に軸支されて、回動可能となっている。第3ドッグ86は、通常図略のスプリングによって、図8の反時計回りに付勢される。これにより、第3ドッグ86は、テープ搬送路38にキャリアテープ900が存在していないときは、先端がテープ搬送路38の上面に当接されるが、テープ搬送路38に第1キャリアテープ900Aが存在しているときは、先端が第1キャリアテープ900A上の上面に当接される。
図7に示すように、第3スプロケット63の下流側(フィーダ21の後端部側)のフィーダ本体21bには、キャリアテープ900の有無を検知し、その検知信号を制御部39に出力する第4センサ65が設けられる。第4センサ65は、第1キャリアテープ900Aと第2キャリアテープ900Bとの境界部分を検知するセンサである。第2スプロケット62の上流側(フィーダ21の前端部側)のフィーダ本体21bには、キャリアテープ900の有無を検知し、その検知信号を制御部39に出力する第5センサ66が設けられる。
テープ剥離装置70は、フィーダ本体21bの前方上部に設けられ、キャリアテープ900からカバーテープ902を剥離し、部品取出位置21aに位置決めされた収納部901aより部品を取出しできるようにする。
(フィーダの動作)
次に、上記した実施の形態に係るフィーダ21の動作について図8〜図11を参照して説明する。ここで、第1キャリアテープ900Aは、前方側のリール810に巻回され、第2キャリアテープ900Bは、後方側のリール820に巻回されている。通常は、操作レバー51は、スプリング55の付勢力によって、図8に示す状態に保持され、入口押さえ部材32がテープ搬送路38に当接されているとともに、邪魔板56が自重により回動されてテープ挿入部21dを閉塞している。
しかる状態で、図9に示すように、操作レバー51の操作ノブ51bが作業者によって持ち上げ操作される。操作レバー51が持ち上げ操作されると、第2ドッグ84によって第2センサ83が動作され、操作レバー51の作動が検出される。操作レバー51の回動により、作動係合部51aを介して入口押さえ部材32が上昇される。
これにより、入口押さえ部材32がテープ搬送路38から離間されるとともに、邪魔板56が下流側押さえ部材33によって回動される。その結果、テープ挿入部21dが開放されて、キャリアテープ900の挿入が可能となる。同時に、操作レバー51の回動により、ストッパー部材31がカム部51cによって回動され、停止部31cがテープ搬送路38に当接される。
その状態で、作業者により、第1キャリアテープ900Aの先端が、テープ挿入部21dからテープ搬送路38上を通ってストッパー部材31の停止部31cに当接する所定位置まで挿入される。これにより、第1キャリアテープ900Aによって、第1ドッグ82及び第3ドッグ86が作動されるので、第1センサ81及び第3センサ85が動作され、第1キャリアテープ900Aが所定位置に挿入されたことが検出される。
第1キャリアテープ900Aが停止部31cに当接する位置まで挿入されると、操作レバー51の操作が解除され、操作レバー51は、スプリング55の付勢力によって、図9の二点鎖線で示す原位置に回動復帰する。操作レバー51の回動復帰により、入口押さえ部材32がテープ搬送路38に向けて下降され、挿入された第1キャリアテープ900Aをテープ搬送路38に向けて押さえる。
図10に示すように、第1キャリアテープ900Aの挿入が検出され、操作レバー51が原位置に回動復帰されたことが検出(第2センサ83がオフ)されると、第2サーボモータ23が駆動され、第3及び第4スプロケット63、64が回転される。これにより、第4スプロケット64の係合突起64aが第1キャリアテープ900Aの係合穴901bに係合され、第1キャリアテープ900Aは、第4スプロケット64によって第3スプロケット63側に搬送される。
第4スプロケット64による第1キャリアテープ900Aの搬送により、第1キャリアテープ900Aによって下流側押さえ部材33がスプリング35−1の付勢力に抗して持ち上げられ、第1キャリアテープ900Aは、下流側押さえ部材33とテープ搬送路38との間を搬送される。
この際、第4スプロケット64の係合突起64aは、第4スプロケット64の外周の一部にしか形成されていないので、第1キャリアテープ900Aの係合穴901bに係合突起64aが係合すると、第1キャリアテープ900Aは間欠的に第3スプロケット63側に移動される。その結果、第1キャリアテープ900Aが急激に、第3スプロケット63側に引き込まれることがない。なお、第1キャリアテープ900Aによって下流側押さえ部材33が持ち上げられると、ストッパー部材31及び第3ドック86の軸支部31b、86aが、一体的に上昇される。
第4スプロケット64によって搬送される第1キャリアテープ900Aに形成された係合穴901bが第3スプロケット63の係合突起63aと係合すると、第3スプロケット63によって第1キャリアテープ900Aが第2スプロケット62側に搬送される。第3スプロケット63の外周には、全周にわたって係合突起63aが形成されているので、短時間で第1キャリアテープ900Aが第2スプロケット62側に搬送される。
さらに、第1キャリアテープ900Aの先端は、案内部28bとテープ搬送路38の間から、上面押さえ部材28の下方に侵入する。第1キャリアテープ900Aの先端は、上面押さえ部材28によってテープ搬送路38からの浮き上がりが抑制され、第2スプロケット62に向けて搬送される。第5センサ66が、第3スプロケット63によって搬送された第1キャリアテープ900Aの先端を検出すると、第1サーボモータ22及び第2サーボモータ23は、スプロケット61〜64を部品のピッチ間隔で間欠的に回転させる。
第1キャリアテープ900Aに形成された係合穴901bが第2スプロケット62の係合突起62aに係合すると、第2スプロケット62によって第1キャリアテープ900Aがテープ剥離装置70に送られ、テープ剥離装置70によって第1キャリアテープ900Aからカバーテープ902が剥離される。そして、第1キャリアテープ900Aに形成された係合穴901bが第1スプロケット61の係合突起61aに係合すると、第1スプロケット61によって第1キャリアテープ900Aに収納された部品が順次部品取出位置21aに位置決めされる。
第1キャリアテープ900Aが、フィーダ21によって搬送されている場合には、図10に示すように、第1キャリアテープ900Aがストッパー部材31の当接部31aを押圧して、ストッパー部材31がスプリング36の付勢力に抗して回動される。これにより、ストッパー部材31の停止部31cが第1キャリアテープ900Aの上面と接触する。
その状態で、前述したように、操作レバー51を回動操作(第2センサ83がオン)して、第2キャリアテープ900Bの先端をテープ挿入部21dを通して第1キャリアテープ900Aと入口押さえ部材32との間に挿入する。すると、第2キャリアテープ900Bの先端がストッパー部材31の停止部31cに当接し、第2キャリアテープ900Bはその位置で停止される。
これにより、第2キャリアテープ900Bの下流への搬送が阻止され、その位置で第2キャリアテープ900Bは待機する。第2キャリアテープ900Bがストッパー部材31の停止部31cに当接する位置まで挿入されると、第2キャリアテープ900Bによって第3ドッグ86が作動されるため、第2キャリアテープ900Bの挿入が第3センサ85によって検出される。
第2キャリアテープ900Bを挿入した後、操作レバー51の操作を解除すると、操作レバー51は原位置に復帰するが、第1キャリアテープ900Aがストッパー部材31の当接部31aを押圧しているので、ストッパー部材31の停止部31cによって第2キャリアテープ900Bの停止状態が持続される。なお、操作レバー51を回動操作することなく、第2キャリアテープ900Bをテープ挿入部21dより挿入しようとしても、第1キャリアテープ900Aの上面に当接する邪魔板56によって、第2キャリアテープ900Bの挿入が阻止される(図10参照)。
第1キャリアテープ900Aの後端が第2キャリアテープ900Bの先端よりも下流側に搬送されると、第2キャリアテープ900Bに形成された係合穴901bが第4スプロケット64の係合突起64aと係合する。その後、第2キャリアテープ900Bは、第1キャリアテープ900Aによって作られているテープ搬送路38とストッパー部材31との隙間に進入し、第2スプロケット62に向けて搬送される。なお、第2キャリアテープ900Bの先端が当接部31aを押し上げると、前述したように、ストッパー部材31がスプリング36の付勢力に抗して再び回動され、ストッパー部材31によって新たなキャリアテープ900の侵入が阻止される。
ここで、フィーダ21の動作中に第2スプロケット62と第3スプロケット63の間において、キャリアテープ900がテープ詰りを起こした場合は、以下のように対応する。作業者は、図6に示すように、係止部材115を外してカバー部材110を付勢部材29とともに軸部114を中心に上方へ回転し、第2スプロケット62と第3スプロケット63の間のテープ搬送路38を開放する。そして、上面押さえ部材28を持ち上げてキャリアテープ900を引き出すことによりテープ詰りを解消する。
また、リール810,820から搬送できない長さが短いキャリアテープ900を搬送する場合は、以下のように対応する。作業者は、上述の動作と同様の動作を行って第2スプロケット62と第3スプロケット63の間のテープ搬送路38を開放する。そして、図11に示すように、上面押さえ部材28を持ち上げて長さが短いキャリアテープ900を差し込み、当該キャリアテープ900の係合穴901bを第2スプロケット62の係合突起62aに係合させ、当該キャリアテープ900を搬送する。
(効果)
上記した実施の形態のフィーダ21は、複数の部品を収納したキャリアテープ900を挿入するためのテープ挿入部21dが後部に形成され、部品が取り出されたキャリアテープ900を排出するためのテープ排出部21eが前部に形成されるフィーダ本体21bと、テープ挿入部21d及びテープ排出部21eと連通するようにフィーダ本体21bの両側壁21ba,21bb間に設けられ、キャリアテープ900を後方から前方に向かって搬送するためのテープ搬送路38と、を備える。
さらに、フィーダ本体21bに回転可能に設けられ、テープ挿入部21dから挿入されるキャリアテープ900の係合穴901bに係合可能な係合突起63a,64aを有し、当該キャリアテープ900をテープ搬送路38に沿って送出する後部側スプロケット63,64と、フィーダ本体21bに回転可能に設けられ、後部側スプロケット63,64で搬送されるキャリアテープ900の係合穴901bに係合可能な係合突起61a,62aを有し、当該キャリアテープ900をテープ排出部21eに送出する前部側スプロケット61,62と、後部側スプロケット63,64及び前部側スプロケット61,62の間においてテープ搬送路38を覆うようにフィーダ本体21bに開閉可能に設けられるカバー部材110と、を備える。
フィーダ本体21bの後部側スプロケット63,64及び前部側スプロケット61,62の間には、テープ搬送路38を開放可能なカバー部材110が設けられるので、当該テープ搬送路38においてテープ詰りが発生しても、作業者は、カバー部材110を開いてテープ詰りを容易に解消できる。これにより、作業者は、従来のようにフィーダ21を部品実装機100から外してフィーダ本体21bを分解する必要は無く、生産効率の低下を抑制できる。
また、カバー部材110は、テープ搬送路38よりも上方に突出して形成されるフィーダ本体21bの一側壁21baよりも高さが低くなるように形成されるフィーダ本体21bの他側壁21bb側及びテープ搬送路38の上部を覆うように形成される。そして、カバー部材110における搬送方向の一端部110aが一側壁21baに回転可能に支持されるので、作業者は、テープ搬送路38を広く開放させることができ、テープ詰りの解消作業を簡易に行うことができる。
また、フィーダ本体21bには、カバー部材110で覆われるテープ搬送路38を搬送するキャリアテープ900の上面を押える上面押さえ部材28が設けられる。これにより、作業者は、テープ詰りを解消したキャリアテープ900を当該テープ搬送路38に置いて上面押さえ部材28で押えることで、キャリアテープ900を当該テープ搬送路38に確実に沿わせることができる。
また、カバー部材110には、上面押さえ部材28を下方へ付勢する押さえ付勢部材29が設けられるので、カバー部材110を開くとカバー部材110と一緒に付勢部材29を上面押さえ部材28から離間させることができる。よって、作業者は、テープ詰りを解消したキャリアテープ900を当該テープ搬送路38に容易に置くことができる。
(その他)
上記した実施の形態においては、カバー部材110は、図5に示すように、4−4断面視で逆L字形状に形成したが、フィーダ本体21bの両側壁21ba,21bbをテープ搬送路38と同一の高さで形成し、カバー部材110を4−4断面視で逆U字形状に形成することで、テープ搬送路38の両側が開放可能となるように構成してもよい。また、フィーダ本体21bの両側壁21ba,21bbをテープ搬送路38よりも上方に突出して形成し、カバー部材110を4−4断面視で長方形状に形成することで、テープ搬送路38の上部が開放可能となるように構成してもよい。
また、カバー部材110は、前側端部110aを軸部114に回転可能に支持し、後側端部110bを係止部材115によりフィーダ本体21bに係脱可能に係止する構成としたが、前側端部110aを係止部材115によりフィーダ本体21bに係脱可能に係止し、後側端部110bを軸部114に回転可能に支持する構成としてもよい。また、カバー部材110は、前後に開閉する構成としたが、左右(両側壁21ba,21bb)の一方に開閉する構成としてもよい。また、付勢部材29は、トーションスプリングで構成したが、コイルスプリングやゴム材、エアダンパ等の弾性力を有するもので構成してもよい。
本発明は上記した実施の形態で述べた構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲
に記載した本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の形態を採り得るものである。
21…フィーダ、21b…フィーダ本体、21ba,21bb…側壁、21d…テープ挿入部、21e…テープ排出部、38…テープ搬送路、61…第1スプロケット、62…第2スプロケット、63…第3スプロケット、64…第4スプロケット、61a、62a、63a、64a…係合突起、28…上面押さえ部材、29…付勢部材、100…部品実装機、110…カバー部材、900…キャリアテープ、901b…係合穴。

Claims (4)

  1. 複数の部品を収納したキャリアテープを挿入するテープ挿入部が後部に形成され、前記部品が取り出された前記キャリアテープを排出するテープ排出部が前部に形成されるフィーダ本体と、
    前記テープ挿入部と前記テープ排出部とを連通するように前記フィーダ本体の両側壁間に設けられ、前記キャリアテープを後方から前方に向かって搬送するテープ搬送路と、
    前記フィーダ本体の前方に設けられ、前記キャリアテープからカバーテープを剥離するテープ剥離装置と、
    前記テープ剥離装置の後方に設けられ、前記テープ搬送路の上方を開放可能なカバー部材と、
    を備える、フィーダ。
  2. 前記カバー部材は、前記テープ搬送路よりも上方に突出して形成される前記フィーダ本体の一側壁よりも高さが低くなるように形成される前記フィーダ本体の他側壁側及び前記テープ搬送路の上部を覆うように形成され、前記カバー部材における搬送方向の一端部が前記一側壁に回転可能に支持される、請求項1に記載のフィーダ。
  3. 前記フィーダ本体には、前記カバー部材で覆われる前記テープ搬送路を搬送する前記キャリアテープの上面を押える上面押さえ部材が設けられる、請求項1又は2に記載のフィーダ。
  4. 前記カバー部材には、前記上面押さえ部材を下方へ付勢する押さえ付勢部材が設けられる、請求項3に記載のフィーダ。

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