JP4479383B2 - パターン検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、帯状のワークに形成されたパターンを検査する装置に関し、例えばテープキャリア方式によるTAB(Tape Automated Bonding)テープに照明光を照射し、TABテープ上に形成された配線などのパターンを、撮像手段により撮像し基準パターンと比較することにより外観検査を自動で行なう、パターン検査装置に関するものである。
半導体デバイスは、高集積化と高密度実装の要求に対応して、リードの多ピン化と微小化が進んでいる。この多ピン化や微小化に有利なことから、半導体チップをフィルム状のTABテープに設けた多数のリード線と接続する方法が採用されている。
図8は、パターンが形成されたTABテープの例を示す図である。
同図において、TABテープ101は、厚さ20〜150μm程度(多くは25〜75μm)の樹脂フィルム102上に、パーフォレーションホール103が形成される幅方向両側のエッジを除いて、銅箔などの金属箔が貼りつけられ、この金属箔(銅箔)を露光およびエッチングにより加工し、配線などのパターンを形成する。
同図のように、TABテープ101には、同一の回路を1ピースとして複数連続して製作される。同図の内部の白い長方形は、半導体チップを取り付ける開口部(デバイスホール)110であり、111は回路の配線パターンである。
このようなTABテープ101の製造工程においては、配線パターン111が、正しく形成されているかどうかを検査する必要があり、パターン検査装置によって検査が行なわれる。
パターン検査装置は、検査するTABテープ101を照明光で照明し、配線などのパターンの状態(外観)を撮像装置または目視にて検出し、基準パターンと比較して形成されたパターンの良否を判定する。
近年は、あらかじめ検査装置の制御部の記憶部に基準パターンを記憶させておき、記憶している基準パターンと、撮像装置により撮像した実際のパターンとを比較し、自動的に良否を判定する自動検査装置も用いられるようになってきた。
パターンを撮像するために、TABテープに対し照明光を照射する方法には、反射光を用いる方法と、透過光を用いる方法とがある。
反射光を用いる方法の場合は、TABテープの配線が形成されている面側から照明光を照射し、照明光が照射される側から、TABテープからの反射光によるパターン像を観察する。
一方、透過光を用いる方法の場合は、TABテープに照明光を照射し、テープに対し照明光が照射される側とは反対側から、TABテープを透過した透過光によるパターン像を観察する。
また、反射照明光と透過照明光の両方を用いて、TABテープを検査するものも提案されている。
例えば、特許文献1に記載のものは、TABテープを配線パターンが形成されている表面側から照明する落射(反射)照明装置と、裏面側から照明する透過照明装置、および落射(反射)照明によるパターンの画像(落射(反射)照明画像)と透過照明によるパターンの画像(透過照明画像)を撮像する撮像装置を設け、撮像した落射(反射)照明画像と透過照明画像に基づきパターンの検査を行なうものである。
図9に、従来の透過照明によりパターンの検査を行なう装置の概略構成を示す。
52は透過照明装置であり、TABテープ101の図面下方から照明光を照射する。53は例えばCCDカメラのような撮像装置であり、TABテープ101に対し照明光が照射される側とは反対側(図面上方)からTABテープ101を透過した光によるパターン像を撮像する。
撮像装置53により撮像したパターンの透過照明画像は制御部54に送られ、制御部54において、あらかじめ記憶されているパターンの基準パターン55と比較され、良否が判定される。
撮像装置53により透過照明画像を撮像するとき、撮像した画像がぼけていたのでは検査できない。そのため、TABテープ101の検査する個所を撮像装置53の焦点深度内に維持しておく必要があるが、TABテープ101は、厚さが薄いものは自重によりたわんだり、配線パターンを形成する露光、現像、エッチングの工程で反りや凹凸が発生したりすることがある。
したがって、テープに生じるたわみや反り凹凸を矯正して平面に保持するための手段が必要になるが、透過照明により検査を行なうためには、不透明なステージを透過照明の光路内に配置することができない。
したがって、特許文献1に示された装置においては、テープの搬送方向に対しては、テープを搬送する機構によりテンションをかけ、テープの幅方向(搬送方向に対する直角方向)に対しては、テープの両エッジを挟持して幅方向に引っ張るテープ引っ張り機構50によりテンションをかけて、TABテープ101の検査する個所を撮像装置53の焦点深度内に維持している。
特開2004−28597
従来、TABテープの幅は30mmのものが主流であったが、最近は70mm〜160mmといった幅の広いテープを使い、一本のテープに複数列のパターンを形成するようなプロセスも採用されるようになってきた。このため、検査装置も様々な幅のTABテープに対応できるようにすることが望まれているが、テープの幅が広くなるにつれて、次のような問題が生じるようになった。
上記従来例に示したような、テープを引っ張って平面に保持する場合、テープの幅が広くなるにつれて、より強い力で幅方向に引っ張らなければならない。しかし、テープの幅方向にテンションをかけるテープ引っ張り機構50は、グリップ51によりテープのエッジのみを挟持する構造であるので、十分なテンションを与えるのが難しくなる。
特に、露光、現像、エッチングの工程を複数回繰り返してパターンを形成したTABテープの場合、テープに生じている反りや凹凸は大きくまた強固になり、テープのエッジを挟持して引っ張るだけでは、TABテープの検査する個所を、撮像装置の焦点深度内に維持できるほど十分な平面とすることが、ますます困難になる。
また、図9に示されるように、TABテープ101が搬送される時、テープのエッジは、テープ引っ張り機構50のテープを挟持するためのグリップ51の間を搬送されるが、テープの幅が広がるにつれて、テープエッジは、点線で示すように、グリップ51の間からの脱落が頻繁に生じるようになった。
テープエッジが脱落してしまうと、グリップ51はエッジを挟持できないので、テープ引っ張り機構50はテープにテンションをかけることができなくなる
テープの幅が従来の30mm程度のときは、グリップ51の間からの脱落は生じなかったが、幅が70mm以上になると、テープの自重たわみにより、脱落しやすくなったものと考えられる。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであって、その目的は、透過照明によりパターンの検査を行なう装置において、幅の広いワークや、反りや凹凸が生じたワークであっても、検査する個所を撮像装置の焦点深度内に維持することができ、また、搬送中に、ワークのエッジが、該エッジを挟持してテンションを与えるワーク引っ張り機構から脱落することのないパターン検査装置を提供することである。
上記課題を本発明においては、次のようにして解決する。
フィルム状の帯状ワークに形成されたパターンを、透過照明光により撮像し、該パター
ンの外観を検査するパターン検査装置において、上記帯状ワークの幅方向にテンションを
与えるワーク引っ張り機構と、上記帯状ワークを、パターンが撮像される際には吸着保持し、搬送される際にはエアーを吹き出すことにより浮上させるステージとを備える。
このステージは、長辺が帯状ワークの幅方向に、短辺が長手方向に対応する長方形状であり複数設ける。
ステージの表面には、ワークを吸着保持するための真空吸着孔または溝が形成されている。パターンを撮像する際には、ワーク引っ張り機構によりテンションが与えられた帯状ワークの、検査する個所の搬送方向上流側と下流側の部分が、このステージに吸着保持される。したがって、帯状ワークに反りや凹凸が生じていたとしても、検査する個所を撮像装置の焦点深度内に維持することができる。
また、ステージは、帯状ワークの両側にあるワーク引っ張り機構の間に、検査するパターンの帯状ワーク長手方向の長さに応じた間隔を開けて複数設けるので、検査を行なう個所には、ステージとステージの間から、透過照明光を照射することができる。
さらに、ステージは交換可能とし、長辺の長さが異なるものを準備しておけば、検査を行なう帯状ワークの幅に応じて交換することにより、幅の異なる帯状ワークの検査も可能になる。
さらに、ステージには、帯状ワークを吸着保持するための真空源とエアーを供給するエアー源とが接続され、切り換えバルブにより、ステージに供給する真空とエアーとを切り換える。
帯状ワークを搬送する際、切り換えバルブによりステージに供給される真空をエアーに切り換え、ステージの真空吸着孔または溝からエアーを吹き出させる。これにより、ワークの搬送中、幅の広いワークであっても、自重によるたわみを防ぎ、ワークのエッジがワーク引っ張り機構から脱落するのを防ぐことができる。
また、帯状ワークの裏面がステージ表面とこすれて、ワーク裏面に傷がつくのを防ぐことができる。
本発明においては、以下の効果を得ることができる。
帯状ワークを吸着保持するステージを設けたので、ワーク引っ張り機構によりテンションが与えられた帯状ワークをステージに吸着保持することにより、帯状ワークに反りや凹凸が生じていたとしても、パターンを検査する個所を撮像装置の焦点深度内に維持することができる。
ステージは、長辺が帯状ワークの幅方向に、短辺が長手方向に対応しているので、検査するパターンの帯状ワーク長手方向の長さに応じた間隔を開けて複数設けることにより、ステージとステージの間から帯状ワークに対して透過照明光を照射することができる。
また、ステージが交換可能であるので、長辺の長さが異なるステージを準備しておけば、検査を行なう帯状ワークの幅に応じて交換することにより、一つの装置で幅の異なる帯状ワークの検査を行なうことができる。
さらに、ステージには、帯状ワークを吸着保持するための真空源とエアーを供給するエアー源とが接続され、切り換えバルブにより、ステージに供給する真空とエアーとを切り換えることができるので、帯状ワークの搬送時、ステージからエアーを吹き出させることにより、ワークの自重によるたわみを防ぎ、ワークのエッジがワーク引っ張り機構から脱落するのを防ぐことができる。
また、帯状ワークの裏面がステージ表面とこすれて、ワーク裏面に傷がつくのを防ぐことができる。
以下に、図面に基づいて本発明の実施例の形態を具体的に説明する。
図1は検査装置における、ワークの保持手段となるワーク引っ張り機構10とステージ20を示す斜視図、図2は図1の矢印A(ワークの搬送)方向から見た断面図、図3は図1の矢印B(ワークの幅)方向から見た断面図、図4は図1の矢印C(上)方向から見た平面図である。
なお、検査を行なう回路パターンが形成された帯状ワークであるTABテープ1は、図1および図2において点線で示され、図1において矢印Gで示した方向に、不図示のドライブローラとブレーキローラの組み合わせにより搬送される。
これらの図において、11,12はTABテープ1を狭持する第1および第2のグリップ部であり、帯状ワークであるTABテープ1の両側に設けられる。13,14はグリップ用上部材およびグリップ用下部材であり、グリップ用上部材13の狭持面41とグリップ用下部材14の狭持面42とによりTABテープ1のエッジを狭持する。
15はグリップ駆動部であり、グリップ用上部材13を上下に移動させる。これによりTABテープ1のエッジは狭持または開放される。
16はリニアガイドであり、第2のグリップ部12は、リニアガイド16上を不図示の駆動手段により自在に移動する。第1のグリップ部11と第2のグリップ部12がTABテープ1を狭持した状態で、第2のグリップ部12がリニアガイド16上をTABテープ1の幅を広げる方向に移動することにより、TABテープ1にテンションがかかる。なお、第1のグリップ部11は、装置の基台に固定されており移動しない。
ワーク引っ張り機構10は、これらの第1第2のグリップ部11,12、グリップ部のグリップ用上部材および下部材13,14、グリップ駆動部15、リニアガイド16等により構成されている。
20,20’はステージであり、ワーク引っ張り機構10によりテンションがかけられたTABテープ1を吸着保持する。ステージ20は長方形状で、長辺をTABテープ1の幅方向に、短辺をテープの長手方向に対応させ、第1のグリップ部11と第2のグリップ部12の間に複数設けられる。
ステージ20と20’を設ける間隔は、TABテープ1上に形成されている一つの回路パターン(図8に点線で囲まれた1ピース)の、テープ長手方向の長さよりも長くする。
この間隔で設けられたステージ20と20’の間から、検査を行なうTABテープに対して透過照明光が照射される。
なお、回路パターンのテープ長手方向の長さは、製作される回路の種類により異なるが、現状長いものでも50mm程度なので、それ以上に間隔であれば問題ない。本実施例では、ステージ20と20’は約100mmの間隔で設けた。
また、ステージ20の表面は精度の良い平面加工がなされており、TABテープ1の裏面を吸着し保持するための真空吸着孔または溝が形成されている。
また、ステージ20の表面の高さ方向の位置は、TABテープ1の透過照明画像を撮像する撮像装置(不図示)の焦点位置になるように、支柱21により支持されている。
図5は、ステージ20と支柱21の構成の詳細を示す図であり、テープの搬送方向から見た断面図である。
図5(a)に示すように、ステージ20は支柱21に対し、位置決めピン23により位置決めされ、固定ねじ24により固定される。
上記したように、ステージ20の表面には真空吸着孔または溝22が形成されており、支柱21を介して、TABテープ1を吸着保持するための真空が供給される。
ステージ20は、図5(b)に示すように、取り外しが可能であり、図5(c)に示すように、幅の広いTABテープに対応した長辺の長いステージ25に交換することができる。
図6および図7は、長辺の長いステージ25に交換した場合のワークの保持手段の状態を示す図である。図6は図3と同じ方向から見た断面図、図7は図4と同じ方向から見た平面図である。
第2のグリップ部12を、図中矢印方向に移動させて、第1のグリップ部11との間隔を広げ、幅の広いTABテープ1’に対応したステージ25を支柱21に取り付ける。
図5(c)に戻り、支柱21を介してステージ20や25に真空を供給する配管には、真空を供給する真空源である真空ポンプ30だけでなく、エアー源である圧縮エアー31も接続されており、装置の制御部が切り換えバルブ32を切り換えることにより、ステージ20や25にエアーを供給することができる。エアーが供給されると、ステージ20や25の真空吸着孔または溝22からはエアーが吹き出される(バックブローされる)。
次に、ワーク引っ張り機構10とステージ20の動作について説明する。
検査を行なうTABテープ1の幅に合わせて、引っ張り機構10の第2のグリップ部12を、リニアガイド16上で移動させ、第1のグリップ部11との間隔を設定する。即ち、図2に示すように、TABテープ1のエッジ部分が、グリップ用上部材13の狭持面41とグリップ用下部材14の狭持面42の間にあるが、グリップ用下部材14の段差の側面43には触れないような間隔にする。テープ幅が広くなれば、図6のように、間隔が広がるように第2のグリップ部12を移動させる。
TABテープ1は、不図示のドライブローラとブレーキローラの組み合わせにより、図1の矢印G方向に搬送される。この時、ステージ20,20’にはエアー源から圧縮エアー31が供給され、真空吸着孔または溝22からは、エアーがバックブローされる。これにより、TABテープ1はステージ20,20’に対して浮上する。
図2は、TABテープ1が、エアーのバックブローによりステージ20に対して浮上している状態を示している。同図に示すように、TABテープ1はステージ20に対して浮上するが、同時にテープのエッジ部分もグリップ用下部材14の狭持面42に対して浮上する。
このように、ステージ20,20’からエアーがバックブローされることにより、TABテープ1には持ち上げられる力が働くので、自重によるたるみが発生せず、したがって、テープのエッジは、第1および第2のグリップ部11,12のグリップ用上部材13の狭持面41とグリップ用下部材14の狭持面42の間に保持され、この間から脱落することなく搬送される。
検査を行なう回路の配線パターンの個所が、ステージ20,20’の間に搬送されると、TABテープ1の搬送が停止し、ドライブローラとブレーキローラにより、テープの長さ方向に対してテンションがかけられる。
一方、テープの幅方向に関しては、グリップ駆動部15によりグリップ用上部材13が下降し、エープのエッジがグリップ用上部材13の狭持面41とグリップ用下部材14の狭持面42とにより狭持され、第2のグリップ部12がリニアガイド16上をテープ幅方向(図2における矢印P方向)に移動することによりテンションがかけられる。
ステージ20,20’には、切り換えバルブ32が切り換えられることにより、圧縮エアー31に換えて真空ポンプ30から真空が供給され、長さ方向にも幅方向にもテンションがかけられたTABテープ1の検査を行なう回路の周辺部、即ち検査する個所の搬送方向上流側と下流側の部分が吸着保持される。
これにより、TABテープ1は平面に保持される。上記したように、TABテープは露光、現像、エッチング等の各工程により反りや凹凸が発生していることが多いが、このように検査を行なう回路パターンの周辺をステージ20,20’に保持させることにより反りや凹凸が矯正され、検査を行なう回路の配線パターンの部分を、撮像装置の焦点深度内に維持することができる。
この状態で、ステージ20と20’の間から、TABテープ1に対して透過照明光が照射される。撮像手段が、テープを透過した光を受像することにより、配線パターンの透過照明画像が撮像される。
装置の制御部は、撮像した配線パターンの透過照明画像と、あらかじめ記憶しておいた基準パターンとを比較し良否を判定する。
配線パターンの撮像が終わると、グリップ駆動部15によりグリップ用上部材13が上昇し、TABテープ1のエッジが開放される。また、切り換えバルブ32が切り換えられ、ステージ20,20’には真空に換えてエアーが供給される。ステージ20,20’からはエアーがバックブローされ、ドライブローラによるテープの搬送が再開される。
なお、上記のようなワーク引っ張り機構とステージを組み合わせたワーク保持手段を、1台の検査装置に複数設けることにより、テープの複数個所の回路のパターンを同時に検査することができる。
以上、本実施例は、検査を行なう帯状ワークとしてTABテープを例にして説明したが、それ以外の帯状ワーク、例えばフレキシブルプリント(FPC)基板の検査を行なう場合であっても、同様に適用することができる。
ワーク引っ張り機構とステージを示す斜視図である。 図1のワークの搬送方向から見た断面図である。 図1のワークの幅方向から見た断面図である。 図1の上方向から見た平面図である。 ステージと支柱の構成の詳細を示す図である。 長辺の長いステージに交換した場合のワークの保持手段の状態を示す断面図である。 長辺の長いステージに交換した場合のワークの保持手段の状態を示す平面図である。 パターンが形成されたTABテープの例を示す図である。 従来の透過照明によりパターンの検査を行なう装置の概略構成を示す図である。
符号の説明
1,1’ TABテープ
11 第1のグリップ部
12 第2のグリップ部
13 グリップ用上部材
14 グリップ用下部材
15 グリップ駆動部
16 リニアガイド
20,20’ ステージ
21 支柱
22 真空吸着孔または溝
23 位置決めピン
24 固定ねじ
25 長辺の長いステージ
30 真空ポンプ
31 圧縮エアー
32 切り換えバルブ
41,42 狭持面
50 テープ引っ張り機構
51 グリップ
52 透過照明装置
53 撮像装置
54 制御部
55 マスターデータ
101 TABテープ
102 樹脂フィルム
103 パーフォレーションホール
110 デバイスホール
111 配線パターン

Claims (2)

  1. フィルム状の帯状ワークに形成されたパターンを、透過照明光により撮像し、該パターンの外観を検査するパターン検査装置において、
    上記帯状ワークの幅方向にテンションを与えるワーク引っ張り機構と、上記帯状ワークを、パターンが撮像される際には吸着保持し、搬送される際にはエアーを吹き出すことにより浮上させるステージとを備え、上記ステージは、長辺が帯状ワークの幅方向に短辺が長手方向に対応する長方形状であり、帯状ワークの検査する個所の搬送方向上流側と下流側に設けられ、ステージとステージの間から帯状ワークに対して透過照明光を照射することを特徴とするパターン検査装置。
  2. 上記ステージは、交換可能であることを特徴とする請求項1に記載のパターン検査装置。
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