JP6002112B2 - 基板の欠陥分析装置、基板処理システム、基板の欠陥分析方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体 - Google Patents

基板の欠陥分析装置、基板処理システム、基板の欠陥分析方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、基板を撮像した基板画像を用いて基板の欠陥分析を行なう装置、欠陥分析装置を備えた基板処理システム、基板の欠陥分析を行なう方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体に関する。
例えば半導体デバイスの製造工程におけるフォトリソグラフィー工程では、ウェハ上にレジスト液を塗布してレジスト膜を形成するレジスト塗布処理、レジスト膜を所定のパターンに露光する露光処理、露光されたレジスト膜を現像する現像処理などの一連の処理が順次行われ、ウェハ上に所定のレジストパターンが形成される。これらの一連の処理は、ウェハを処理する各種処理部やウェハを搬送する搬送機構などを搭載した基板処理システムである塗布現像処理システムで行われている。
このような塗布現像処理システムで処理されたウェハに発生する欠陥の一つに、露光処理時のデフォーカスに起因するデフォーカス欠陥がある。デフォーカス欠陥は、露光装置のステージがパーティクルにより汚染されることが主な原因である。このステージの汚染は、露光装置に搬入されるウェハの特に裏面に付着したパーティクルにより引き起こされる。そのため、露光装置に搬入される前のウェハには、裏面が清浄であることが求められる。
また、露光装置内は高真空になっており、例えば露光装置のステージ汚染に伴う当該ステージの洗浄作業に際しては、一旦露光装置を大気解放し、洗浄作業終了後に再度高真空状態まで真空引きを行う必要がある。そのため、この洗浄作業には非常に多くの時間を要し、その間は塗布現像処理システムを稼働できないため、生産性の観点から非常に問題となる。
この点に関し、特許文献1には、露光装置に搬入されるウェハの裏面を清浄に保つために、ウェハの裏面を洗浄する洗浄ユニットや、洗浄後のウェハの裏面を例えばCCDラインセンサなどの撮像装置より撮像する検査ユニットを備えた基板処理システムが提案されている。
この基板処理システムでは、洗浄ユニットで洗浄後のウェハを検査ユニットで検査し、検査の結果パーティクルが許容範囲内であることが確認されたウェハのみが露光装置に搬入される。これにより、デフォーカス欠陥の低減及びステージ汚染の低減が図られる。
特開2008−135583号公報
しかしながら、洗浄ユニットでの洗浄及び検査ユニットでの検査を経て、パーティクルが許容範囲内であると確認されたウェハのみを露光装置に搬入しても、依然としてデフォーカス欠陥が生じてしまうことがあった。
本発明者らによれば、このデフォーカス欠陥は、パーティクルが許容範囲内であっても、複数のウェハが繰り返し搬送されることによりステージ上の同一箇所にパーティクルが徐々に堆積し、その結果、堆積したパーティクルが許容できない大きさまで成長することが原因であると推察される。
このような、許容範囲内であるパーティクルの堆積によるデフォーカス欠陥を防ぐには、例えばパーティクルの許容範囲をより厳密に設定することが考えられる。しかしながらその場合、従来は何ら問題なく露光処理できていたものまで検査を通過できなくなってしまうので現実的ではない。そこで本発明者らは、ウェハ面内で発生する、パーティクルを含む欠陥の傾向を累積的に把握し、例えばステージ上の同一箇所にパーティクルが連続して付着しないようにすれば、成長したパーティクルによるデフォーカス欠陥を低減できると考えた。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、ウェハの欠陥を分析することで、潜在的なトラブルを未然に防止することを目的としている。
前記の目的を達成するため、本発明は、基板の欠陥を分析する装置であって、被検査基板を撮像する撮像部と、前記撮像された基板の画像に基づいて、基板面内における欠陥の特徴量を抽出する欠陥特徴量抽出部と、複数の基板についての前記欠陥の特徴量を積算する欠陥特徴量積算部と、前記積算した欠陥の特徴量が所定の閾値を越えているか否かを判定する欠陥判定部と、前記欠陥判定部における判定結果を出力する出力部と、を有し、前記欠陥の特徴量は、欠陥の高さ又は欠陥の幅の少なくともいずれか1つを含むことを特徴としている。
本発明によれば、欠陥の特徴量を抽出する欠陥特徴量抽出部と、複数の基板についての前記欠陥の特徴量を積算する欠陥特徴量積算部を有しているので、基板面内で生じる欠陥の累積的な傾向を求めることができる。そして、出力部に欠陥判定部における判定結果を出力するので、当該出力に基づいて、例えば露光装置において、欠陥としてのパーティクルがステージの同一箇所に堆積しないように、基板とステージの相対的な位置を調整することができる。これにより、潜在的なトラブルを未然に防止できる。また、積算した欠陥の特徴量が大きくなる箇所については、例えば洗浄ユニットにおいて重点的に洗浄することで、欠陥としてのパーティクルが露光装置に持ち込まれてステージの同一箇所に堆積することを抑制できるので、この点においても潜在的なトラブルを未然に防止できる。
前記欠陥特徴量積算部は、基板上の同一座標毎に前記欠陥の特徴量を積算し、
前記欠陥判定部は、前記同一座標上における欠陥の積算高さ又は欠陥の積算幅の少なくともいずれか一つの値が所定の閾値を超えているか否かを判定してもよい。
記欠陥判定部はさらに、前記同一座標上における欠陥の発生回数所定の閾値を超えているか否かを判定してもよい。
欠陥の要因と前記欠陥の特徴量との相関データを予め記憶する記憶部を有し、前記欠陥判定部は、積算した欠陥の特徴量が所定の閾値を越えている場合に、当該積算した欠陥の特徴量と前記記憶部の相関データとを比較して、欠陥の要因を推定してもよい。
別の観点による本発明は、前記の欠陥分析装置を備えた基板処理システムであって、基板の裏面を洗浄する裏面洗浄装置と、前記欠陥分析装置と前記裏面洗浄装置との間で基板を搬送する基板搬送装置と、前記欠陥分析装置での欠陥の分析結果に基づいて前記裏面洗浄装置で基板の裏面を洗浄するように前記裏面洗浄装置を制御する制御装置と、を有することを特徴としている。
前記制御装置は、前記欠陥判定部において積算した欠陥の特徴量が所定の閾値を越えていると判定された箇所を洗浄するように前記裏面洗浄装置を制御してもよい。
前記欠陥分析装置での欠陥の分析は、前記裏面洗浄装置で洗浄後の基板について行い、前記欠陥分析装置での欠陥の分析結果に基づく前記裏面洗浄装置での基板の裏面の洗浄は、前記裏面洗浄装置で洗浄後の基板に対して行われた前記欠陥分析装置での欠陥の分析結果に基づいて行われるものであってもよい。
基板処理システムの外部に設けられた露光装置のステージとの間で基板を搬入出する露光搬送装置を有し、前記露光搬送装置は、前記欠陥分析装置での欠陥の分析結果に基づいて、前記ステージと当該ステージに載置される基板との相対的な位置を調整してもよい。
さらに別の観点による本発明は、前記の欠陥分析装置を備えた基板処理システムであって、複数の突起を有する上面で基板を保持する基板保持部により基板を保持し、当該保持された基板に対して所定の処理を施す処理装置と、前記処理装置に対し基板の搬入出を行う基板搬送装置と、を有し、前記基板搬送装置は、前記欠陥分析装置での欠陥の分析結果に基づいて、前記処理装置の基板保持部と当該基板保持部に載置される基板との相対的な位置を調整することを特徴としている。
また別の観点による本発明は、基板の欠陥を分析する方法であって、被検査基板を撮像し、前記撮像された基板の画像に基づいて、基板面内における欠陥の特徴量を抽出し、複数の基板についての前記欠陥の特徴量を積算し、前記積算した欠陥の特徴量が所定の閾値を越えているか否かを判定し、前記欠陥判定部における判定結果を出力し、前記欠陥の特徴量は、欠陥の高さ又は欠陥の幅の少なくともいずれか1つを含むことを特徴としている。
前記欠陥特徴量の積算は基板上の同一座標毎行い、前記積算した欠陥の特徴量が所定の閾値を越えているか否かの判定は、前記同一座標上における欠陥の積算高さ又は欠陥の積算幅の少なくともいずれか一つの値が所定の閾値を超えているか否かを判定してもよい。
前記積算した欠陥の特徴量が所定の閾値を越えているか否かの判定はさらに、前記同一座標上における欠陥の発生回数所定の閾値を超えているか否かを判定してもよい。
欠陥の要因と前記欠陥の特徴量との相関データを予め記憶し、前記積算した欠陥の特徴量が所定の閾値を越えている場合に、当該積算した欠陥の特徴量と前記記憶した相関データとを比較して、欠陥の要因を推定してもよい。
別の観点による本発明は、前記基板の欠陥分析方法を基板の欠陥分析装置によって実行させるために、当該基板の欠陥検査装置を制御する制御装置のコンピュータ上で動作するプログラムが提供される。
また別の観点による本発明は、前記プログラムを格納した読み取り可能なコンピュータ記憶媒体が提供される。
本発明によれば、ウェハの欠陥を分析することで、潜在的なトラブルを未然に防止できる。
本実施の形態にかかる基板処理システムの内部構成の概略を示す平面図である。 本実施の形態にかかる基板処理システムの内部構成の概略を示す側面図である。 本実施の形態にかかる基板処理システムの内部構成の概略を示す側面図である。 欠陥分析ユニットの構成の概略を示す横断面図である。 欠陥分析ユニットの構成の概略を示す縦断面図である。 欠陥分析機構の構成の概略を示す説明図である。 欠陥抽出部で欠陥として特定された箇所をドットで示した欠陥分布図である。 欠陥抽出部で欠陥として特定された箇所をドットで示した欠陥分布図である。 欠陥抽出部で欠陥として特定された箇所をドットで示した欠陥分布図である。 欠陥抽出部で欠陥として特定された箇所をドットで示した欠陥分布図である。 欠陥の特徴量を欠陥の高さとした場合の積算データを示す説明図である。 欠陥の特徴量を欠陥の幅とした場合の積算データを示す説明図である。 欠陥の特徴量を欠陥の発生頻度とした場合の積算データを示す説明図である。 露光装置のステージとウェハ及びパーティクルの位置関係を示す説明図である。 露光装置のステージとウェハ及びパーティクルの位置関係を示す説明図である。 他の実施の形態にかかる欠陥分布図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる欠陥分析装置を備えた基板処理システム1の内部構成の概略を示す説明図である。図2及び図3は、基板処理システム1の内部構成の概略を示す側面図である。なお、本実施の形態では、基板処理システム1が、例えば基板のフォトリソグラフィー処理を行う塗布現像処理システムである場合を例にして説明する。
基板処理システム1は、図1に示すように例えば外部との間でカセットCが搬入出される搬入出部としてのカセットステーション2と、フォトリソグラフィー処理の中で枚葉式に所定の処理を施す複数の各種処理ユニットを備えた処理部としての処理ステーション3と、処理ステーション3に隣接する露光装置4との間でウェハWの受け渡しを行う搬送部としてのインターフェイスステーション5とを一体に接続した構成を有している。また、基板処理システム1は、当該基板処理システム1の制御を行う制御装置6を有している。
カセットステーション2は、例えばカセット搬入出部10とウェハ搬送部11に分かれている。例えばカセット搬入出部10は、基板処理システム1のY方向負方向(図1の左方向)側の端部に設けられている。カセット搬入出部10には、カセット載置台12が設けられている。カセット載置台12上には、複数、例えば4つの載置板13が設けられている。載置板13は、水平方向のX方向(図1の上下方向)に一列に並べて設けられている。これらの載置板13には、基板処理システム1の外部に対してカセットCを搬入出する際に、カセットCを載置することができる。
ウェハ搬送部11には、図1に示すようにX方向に延びる搬送路20上を移動自在なウェハ搬送装置21が設けられている。ウェハ搬送装置21は、上下方向及び鉛直軸周り(θ方向)にも移動自在であり、各載置板13上のカセットCと、後述する処理ステーション3の第3のブロックG3の受け渡しユニットとの間でウェハWを搬送できる。
処理ステーション3には、各種ユニットを備えた複数例えば4つのブロックG1、G2、G3、G4が設けられている。例えば処理ステーション3の正面側(図1のX方向負方向側)には、第1のブロックG1が設けられ、処理ステーション3の背面側(図1のX方向正方向側)には、第2のブロックG2が設けられている。また、処理ステーション3のカセットステーション2側(図1のY方向負方向側)には、第3のブロックG3が設けられ、処理ステーション3のインターフェイスステーション5側(図1のY方向正方向側)には、第4のブロックG4が設けられている。
第1のブロックG1には、図2に示すように複数の液処理ユニット、例えばウェハWを現像処理する現像処理ユニット30、ウェハWのレジスト膜の下層に反射防止膜(以下「下部反射防止膜」という)を形成する下部反射防止膜形成ユニット31、ウェハWにレジスト液を塗布してレジスト膜を形成するレジスト塗布ユニット32、ウェハWのレジスト膜の上層に反射防止膜(以下「上部反射防止膜」という)を形成する上部反射防止膜形成ユニット33が下から順に4段に重ねられている。
第1のブロックG1の各ユニット30〜33は、処理時にウェハWを収容するカップFを水平方向に複数有し、複数のウェハWを並行して処理することができる。
第2のブロックG2には、図3に示すようにウェハWの加熱処理や冷却処理を行う熱処理ユニット40、ウェハWを疎水化処理する疎水化処理装置としてのアドヒージョンユニット41、ウェハWの外周部を露光する周辺露光ユニット42が上下方向と水平方向に並べて設けられている。なお、熱処理ユニット40、アドヒージョンユニット41及び周辺露光ユニット42の数や配置は、任意に選択できる。
第3のブロックG3には、複数の受け渡しユニット50、51、52、53、54、55、56が下から順に設けられている。また、第4のブロックG4には、複数の受け渡しユニット60、61、62と、ウェハW裏面の欠陥の有無を検査する欠陥分析装置としての欠陥分析ユニット63、露光装置4に搬入される前のウェハWの裏面を洗浄する裏面洗浄装置としての裏面洗浄ユニット64が下から順に設けられている。
図1に示すように第1のブロックG1〜第4のブロックG4に囲まれた領域には、ウェハ搬送領域Dが形成されている。ウェハ搬送領域Dには、例えばウェハ搬送装置70が配置されている。
ウェハ搬送装置70は、例えばY方向、前後方向、θ方向及び上下方向に移動自在な搬送アームを有している。ウェハ搬送装置70は、ウェハ搬送領域D内を移動し、周囲の第1のブロックG1、第2のブロックG2、第3のブロックG3及び第4のブロックG4内の所定のユニットにウェハWを搬送できる。ウェハ搬送装置70は、例えば図3に示すように上下に複数台配置され、例えば各ブロックG1〜G4の同程度の高さの所定のユニットにウェハWを搬送できる。
また、ウェハ搬送領域Dには、第3のブロックG3と第4のブロックG4との間で直線的にウェハWを搬送するシャトル搬送装置80が設けられている。
シャトル搬送装置80は、例えば図3のY方向に直線的に移動自在になっている。シャトル搬送装置80は、ウェハWを支持した状態でY方向に移動し、第3のブロックG3の受け渡しユニット52と第4のブロックG4の受け渡しユニット62との間でウェハWを搬送できる。
図1に示すように第3のブロックG3のX方向正方向側には、ウェハ搬送装置90が設けられている。ウェハ搬送装置90は、例えば前後方向、θ方向及び上下方向に移動自在な搬送アームを有している。ウェハ搬送装置90は、ウェハWを支持した状態で上下に移動して、第3のブロックG3内の各受け渡しユニットにウェハWを搬送できる。
インターフェイスステーション5には、露光搬送装置100が設けられている。露光搬送装置100は、例えば前後方向、θ方向及び上下方向に移動自在な搬送アームを有している。露光搬送装置100は、例えば搬送アームにウェハWを支持して、第4のブロックG4内の各受け渡しユニット、露光装置4にウェハWを搬送できる。
次に、欠陥分析ユニット63の構成について説明する。
欠陥分析ユニット63は、図4に示すようにケーシング110を有している。ケーシング110内には、図5に示すようにウェハWを載置する載置台111が設けられている。この載置台111は、ウェハWの裏面を下に向けた状態で当該ウェハWの外周縁部を保持する保持部120と、保持部120を支持する支持部材121を有している。ケーシング110の底面には、ケーシング110内の一端側(図5中のX方向負方向側)から他端側(図5中のX方向正方向側)まで平行に延伸するガイドレール122、122が設けられている。支持部材121は、図示しない駆動機構によりガイドレール122、122上を移動自在に構成されている。
ケーシング110内の一端側(図5のX方向負方向側)の側面には、撮像部としての撮像装置130が設けられている。撮像装置130としては、例えば広角型のCCDカメラが用いられ、本実施の形態においては、例えばその画像のbit数が8bit(0〜255の256階調)のモノクロである場合を例にして説明する。欠陥分析ユニット63には、撮像装置130で撮像されたウェハWの画像(基板画像)に基づいて欠陥の分析を行う欠陥分析機構150が設けられている。欠陥分析機構150の詳細については後述する。
ガイドレール122、122の間であって、保持部120に保持されるウェハWよりも下方の領域には、例えば2つの照明装置131、131が設けられている。照明装置131、131は、保持部120に保持されたウェハの直径より広い領域を照射できるように構成されている。照明装置131、131には、例えばLEDが用いられる。照明装置131、131は互いに向かい合って斜め上方を照らすように配置されている。また、照明装置131、131は、互いの光軸が交差する高さと、保持部120に保持されたウェハWの裏面との高さが概ね一致するように配置されている。そのため、照明装置131、131から照射された光は、ウェハWの裏面の概ね同じ位置を照らす。
ガイドレール122、122の間の領域であって、照明装置131、131の光軸が交差する位置の鉛直下方には、ミラー132が設けられている。このミラー132は、撮像装置130とは逆の方向に、例えば水平位置から22.5度下方に向けて傾斜して配置されている。また、撮像装置130の正面であって、ミラー132の45度斜め上方の位置には、ミラー133が設けられている。このミラー133は、例えばケーシング110の底面の方向に、例えば鉛直位置から22.5度下方に向けて傾斜して配置されている。そのため、ミラー132の鉛直上方の位置は、撮像装置130の撮像視野内となる。これにより、ウェハWの裏面で反射した照明装置131、131からの光は、ミラー132及びミラー133でそれぞれ45度ずつ方向転換しながら反射して、撮像装置130に取り込まれる。したがって、ガイドレール122、122に沿って載置台111を一方向に移動させ、当該載置台111に保持されるウェハWをミラー132の上方を横切らせることで、撮像装置130によりウェハW裏面の全面を撮像することができる。なお、照明装置131は必ずしも2つ設ける必要はなく、ウェハWの裏面に適当に光を照射できれば、その配置や設置数は任意に設定が可能である。また、ミラー132、133についても、例えば照明装置131、131の光軸が交差する位置の鉛直下方に、45度傾けたミラーを1つ配置してもよく、その配置や設置数も任意に設定が可能である。撮像されたウェハWの画像(基板画像)は、制御装置6を介して欠陥分析機構150に入力される。
制御装置6は、例えばCPUやメモリなどを備えたコンピュータにより構成され、プログラム格納部(図示せず)を有している。プログラム格納部には、上述した各種処理ユニットや搬送装置などの駆動系の動作を制御して、基板処理システム1の所定の作用、すなわちウェハWへのレジスト液の塗布、現像、加熱処理、ウェハWの受け渡し、各ユニットの制御などを実現させるためのプログラムも格納されている。なお、前記プログラムは、例えばハードディスク(HD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリーカードなどのコンピュータに読み取り可能な記憶媒体Hに記録されていたものであって、その記憶媒体Hから制御装置6にインストールされたものであってもよい。
次に、撮像装置130で撮像された基板画像に基づいて、欠陥の分析を行う欠陥分析機構150の構成について説明する。欠陥分析機構150は、例えばCPUやメモリなどを備えた汎用コンピュータにより構成されている。欠陥分析機構150は、例えば図6に示すように、撮像装置130で撮像された基板画像に基づいて、ウェハWの面内における欠陥の特徴量を抽出する欠陥特徴量抽出部160と、欠陥特徴量抽出部160で抽出された欠陥の特徴量を、複数のウェハWについて蓄積し、当該蓄積された各ウェハWの欠陥の特徴量を積算する欠陥特徴量積算部161と、欠陥特徴量積算部161で積算された欠陥の特徴量が所定の閾値を越えているか否かを判定する欠陥判定部162と、制御装置6との間で各種情報の入出力を行なう通信部163と、基板画像の出力表示や欠陥判定部162での判定欠陥を出力するための、出力表示部164が設けられている。
欠陥特徴量抽出部160は、制御装置6から欠陥分析機構150に入力された基板画像を、例えばピクセル単位で画素値として数値化する機能を有している。そして、欠陥特徴量抽出部160では、ウェハW面内の各ピクセルと所定の設定値との比較を行い、所定の設定値を超えているピクセルではウェハWで欠陥が生じているものとして、欠陥ピクセルと特定する。そして、欠陥ピクセルが連続して分布する領域を一つの欠陥(欠陥領域)として特定し、当該欠陥領域における特徴量を抽出する。図7は、欠陥特徴量抽出部160において欠陥領域Eとして特定された箇所を、ドットで表した図(欠陥分布図)の一例を示す説明図である。欠陥の特徴量としては、例えば欠陥の高さや欠陥の幅などがあげられる。例えば欠陥の特徴量としての欠陥の幅は、例えば連続する欠陥ピクセルの領域の広さと、例えば予め試験により求められた、実際の欠陥の幅と欠陥ピクセルの広さとの相関関係に基づいて求められる。また、欠陥の高さについても同様に、例えば欠陥領域における各ピクセルの画素値と、例えば予め試験により求められた、実際の欠陥の高さと欠陥ピクセルの画素値との相関関係に基づいて求められる。図7では、各欠陥領域Eを単純にドットで表示しているが、欠陥特徴量抽出部160では、各欠陥領域Eごとに欠陥の特徴量が求められている。
欠陥特徴量積算部161では、例えば上述の図7に示すような欠陥分布図の他に、例えば図8〜図10に示すような複数の他のウェハWについての欠陥分布図についても蓄積する。そして、当該蓄積された複数のウェハWについての欠陥分布図における欠陥の特徴量を積算して、例えば図11、図12、図13に示すような新たな積算データAH、AW、AFを作成する。積算データAH、AW、AFについて説明する。
例えば積算データAH、AW、AFは、複数のウェハWの欠陥分布図における欠陥の特徴量を、同一の各ピクセルについて積算し、当該積算した特徴量を、ウェハWの面内に再度プロットしたものである。図11〜図13は、例えば50枚のウェハWについて欠陥の特徴量を積算して作成した場合の積算データAH、AW、AFの一例である。積算データAH、AW、AFは、例えば複数、本実施の形態では50枚のウェハWの欠陥分布図における欠陥の特徴量を、例えば50枚のウェハWについて同一座標のピクセル毎に積算して求められる。図11は、欠陥の特徴量として、例えば欠陥の高さを各ウェハWの同一座標のピクセル毎に積算した積算データAHを表している。図11に示す「×」印は、欠陥の特徴量としての欠陥の高さを50枚のウェハWについて積算した結果、当該積算値が201μm以上となったピクセルを示している。また、図11の「△」は積算値が151〜200μm、「□」は積算値が101〜150μm、「○」は積算値が51〜100μm、「・(ドット)」は積算値が1〜50μmとなったピクセルを示している。
なお、積算データAHでは、例えば10μmの高さの欠陥が50枚中5枚のウェハWに生じていた場合においても、例えば50μmの高さの欠陥が50枚中1枚のウェハWのみに生じていた場合においても、欠陥の特徴量の積算値は同じ値となる。
図12は、欠陥の特徴量として、例えば欠陥の幅を各ウェハWの同一座標のピクセル毎に積算した積算データAWである。図12では、図11と同様に、欠陥の幅の積算値をそれぞれ対応する記号で示している。また、積算データAWも積算データAHと同様に、例えば10μmの幅の欠陥が50枚中5枚のウェハWに生じていた場合においても、例えば50μmの幅の欠陥が50枚中1枚のウェハWのみに生じていた場合においても、欠陥の特徴量の積算値は同じ値となる。
図13は、欠陥の特徴量として、例えば欠陥の発生頻度を同一のピクセル毎に積算した積算データAFを表している。積算データAFは、欠陥の特徴量としての欠陥の高さ、欠陥の幅が、所定の設定値を超えているピクセルを、同一座標毎に積算することで求められる。より具体的には、本実施の形態では、50枚のウェハW中で例えば20枚のウェハWにおいて同一座標のピクセルで欠陥領域Eが発生している場合、欠陥の発生頻度が20回であるとして、例えば図12中に「○」で表される。そして、この積算作業をウェハW面内の全ピクセル毎に行うことで、図13に示すような積算データAFが求められる。
なお、欠陥特徴量積算部161では、例えば撮像装置130で基板画像が撮像されるたびに、新たな欠陥分布図を作成し、当該欠陥分布図を積算データ積算データAH、AW、AFに対して順次積算することで、積算データAH、AW、AFを順次更新してもよい。また、欠陥特徴量積算部161において、個別の基板画像及び欠陥特徴量抽出部160での欠陥データを全て一旦記憶しておいて、欠陥特徴量積算部161では、記憶したデータを任意のタイミングで積算データAH、AW、AFを作成するようにしてもよい。以下では、特に明記しない限り、積算データAH、AW、AFを順次更新する場合を例にして説明する。
欠陥判定部162では、各積算データAH、AW、AFにおける欠陥の特徴量の積算値が所定の閾値を超えているか否かを判定する。積算データAHの場合を例にすると、例えば欠陥高さの積算値が例えば201μm以上の箇所では露光装置4のステージ(図示せず)において欠陥としてのパーティクルの累積的な堆積によりデフォーカス欠陥が生じる可能性があるものと仮定すると、閾値を例えば100μm以上と201μm以上の2つ設定する。そして、積算データAHにおいて、欠陥の高さの積算値が100μm以上となったピクセルが生じた時点で、例えば「デフォーカスリスク高」と判定し、欠陥の高さの積算値が201μm以上となったピクセルが生じた時点で、例えば「デフォーカスリスク高高」と判定する。欠陥判定部162での判定結果は、出力表示部164に例えば警報として表示される。
次に、欠陥分析機構150における欠陥の分析結果の使用方法の一例について説明する。例えば積算データAHにおいて欠陥の高さの積算値が100μm以上となったピクセルが生じ、出力表示部164に「デフォーカスリスク高」と表示された場合、当該出力を確認した作業員は、例えば露光装置4のステージ(図示せず)の所定の箇所にパーティクルが堆積し、デフォーカスが発生する可能性が高まっていることを知見できる。しかしながら、積算データAHの所定のピクセルにおいて積算値が100μm以上となった場合に、当該ピクセルの積算値が、例えば10μmの高さの欠陥が50枚中10枚のウェハWに生じたことによるものか、例えば100μm以上の高さの欠陥が50枚中1枚のウェハWのみに生じた場合かを判断することは困難である。
そこで、例えば出力表示部164に表示された積算データAFを積算データAHと比較して用いることで、例えば欠陥の高さの積算値が100μm以上となったピクセルにおいて、どの程度欠陥が発生しているのかを確認することができる。そして、積算データAFと積算データAHを比較して、例えば欠陥の発生頻度が低く欠陥の積算高さが高い場合、突発的な欠陥であると判断できる。また欠陥の発生頻度が高く且つ欠陥の積算高さも高い場合、再現性のある欠陥であり、ウェハW処理のプロセス上で改善が必要な要因があると判断できる。したがって、作業員は出力表示部164の積算データAFと積算データAHを確認することで、欠陥の傾向をつかむことでき、欠陥を抑制するために、具体的にどのような作業を行うべきかの判断を行うことが可能となる。
具体的には、例えば欠陥の発生頻度が高く且つ欠陥の積算高さも高い、再現性のある欠陥が発生した場合、当該欠陥の発生している箇所から、例えば欠陥の原因となるプロセスを特定する。例えば図11に示す積算データAHのように、ウェハWに同心円状の欠陥が発生する場合、この欠陥は、例えばウェハWに対してスピンコートによる塗布処理を行った際に生じた欠陥であると推定することができるので、主に液処理ユニットを重点的に点検することで、欠陥の原因特定が容易となる。
また、欠陥の発生頻度が低く欠陥の積算高さが高い場合、突発的な欠陥であると判断できるので、高さ方向に大きな欠陥が生じる可能性のある処理プロセスを検討し、原因特定を行うことができる。なお、欠陥の発生頻度が低く欠陥の積算高さも低い場合は、緊急性を要しないため、経過を観察するといった判断を行うことも可能である。また、欠陥の発生頻度が高いものの、欠陥の積算高さが低い場合は、予見されるデフォーカスリスクに応じて直ちに機器点検を行うべきか、定期的な検査時に、原因特定のための機器点検を併せて行うべきかといった判断も可能となる。
本実施の形態に係る基板処理システム1は以上のように構成されており、次に、以上のように構成された基板処理システム1で行われるウェハWの処理について説明する。
ウェハWの処理においては、先ず、複数枚のウェハWを収容したカセットCがカセット搬入出部10の所定の載置板13に載置される。その後、ウェハ搬送装置21によりカセットC内の各ウェハWが順次取り出され、処理ステーション3の第3のブロックG3の例えば受け渡しユニット53に搬送される。
次にウェハWは、ウェハ搬送装置70によって第2のブロックG2の熱処理ユニット40に搬送され、温度調節される。その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって例えば第1のブロックG1の下部反射防止膜形成ユニット31に搬送され、ウェハW上に下部反射防止膜が形成される。その後ウェハWは、第2のブロックG2の熱処理ユニット40に搬送され、加熱処理が行われる。その後第3のブロックG3の受け渡しユニット53に戻される。
次にウェハWは、ウェハ搬送装置90によって同じ第3のブロックG3の受け渡しユニット54に搬送される。その後ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって第2のブロックG2のアドヒージョンユニット41に搬送され、疎水化処理される。その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によってレジスト塗布ユニット32に搬送され、ウェハW上にレジスト膜が形成される。その後ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって熱処理ユニット40に搬送されて、プリベーク処理される。その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって第3のブロックG3の受け渡しユニット55に搬送される。
次にウェハWは、ウェハ搬送装置70によって上部反射防止膜形成ユニット33に搬送され、ウェハW上に上部反射防止膜が形成される。その後ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって熱処理ユニット40に搬送されて、加熱され、温度調節される。その後、ウェハWは、周辺露光ユニット42に搬送され、周辺露光処理される。
その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって第3のブロックG3の受け渡しユニット56に搬送される。
次にウェハWは、ウェハ搬送装置90によって受け渡しユニット52に搬送され、シャトル搬送装置80によって第4のブロックG4の受け渡しユニット62に搬送される。その後、ウェハWは、インターフェイスステーション7の露光搬送装置100によって裏面洗浄ユニット64に搬送され、裏面洗浄される。裏面洗浄されたウェハWは、露光搬送装置100によって欠陥分析ユニット63に搬送され、ウェハW裏面の撮像が行われる。
欠陥分析ユニット63で撮像された基板画像は制御装置6と通信部163を介して欠陥分析機構150に入力される。欠陥分析機構150では、欠陥特徴量抽出部160により基板画像に基づいて順次欠陥分布図が作成される。欠陥特徴量積算部161では、基板画像が順次積算され、積算データAH、AW,AFが順次更新される。
それと共に、欠陥判定部162では、各積算データAH、AW,AFに対して順次判定を行い、積算値が所定の閾値を超えた場合は、出力表示部164にその旨を出力する。そして、例えば積算値が所定の閾値を越えない限りは、制御装置6のプログラムによりウェハWの状態が露光装置4で露光可能と判断され、ウェハWは露光搬送装置100により露光装置4に搬送される。
ここで、各積算データAH、AW,AFの積算値が閾値を超えた場合で且つ欠陥の頻度が高い場合、例えば図14に示すように、露光装置4のステージ4aに累積的にパーティクルPが付着することで、所定の高さのパーティクルPが堆積していることが想定される。かかるステージ4aのように、例えば複数の突起を有する上面でウェハWを保持する場合、例えば露光装置4において、ステージ4aとウェハWとの相対的な位置をずらすように搬送する。こうすることで、例えば図15に示すように、パーティクルPが同一箇所、特にステージ4aの突起の先端に付着することを回避して、デフォーカスが発生することを防止することができる。
なお、各積算データAH、AW,AFの積算値が閾値を超えた場合で且つ欠陥の頻度が高い場合、例えば制御装置6により露光不可と判定し、当該ウェハWの以後の処理を中止してもよい。かかる場合、露光搬送装置100により受け渡しユニット62に搬送し、次いでシャトル搬送装置80により受け渡しユニット52に搬送する。その後、以後の処理が中止されたウェハWはカセットステーション2へ搬送されて、次いで所定の載置板13のカセットCに回収される。
なお、各積算データAH、AW,AFの積算値が閾値を超えた場合で且つ欠陥の頻度が低い場合は、例えば制御装置6により、最後に撮像された基板画像に対応するウェハW、換言すれば、積算値が閾値を超えるに至った基板画像に対応するウェハWのみデフォーカスリスクが高いものと判断し、当該ウェハWのみを露光搬送装置100により受け渡しユニット62に搬送し、それ以外のウェハWについては、露光装置4への搬送を継続するようにしてもよい。また、例えば最後に撮像された基板画像に対応するウェハWを再度裏面洗浄ユニット64に搬送して裏面洗浄を行い、その後欠陥分析ユニット63での再度の検査を行うようにしてもよい。かかる場合、裏面洗浄ユニット64でのウェハWの洗浄は、欠陥判定部162での判定結果に基づいて行われることが好ましく、具体的には、デフォーカスリスクが高いと判断された欠陥に対応する箇所のみを再度裏面洗浄ユニット64で洗浄したり、当該箇所を重点的に洗浄したりすることが好ましい。
露光処理されたウェハWは、露光搬送装置100によって第4のブロックG4の受け渡しユニット60に搬送される。その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって熱処理ユニット40に搬送され、露光後ベーク処理される。その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって現像処理ユニット30に搬送され、現像される。現像終了後、ウェハWは、ウェハ搬送装置90によって熱処理ユニット40に搬送され、ポストベーク処理される。
その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって第3のブロックG3の受け渡しユニット50に搬送され、その後カセットステーション2のウェハ搬送装置21によって所定の載置板13のカセットCに搬送される。こうして、一連のフォトリソグラフィー工程が終了する。
以上の実施の形態によれば、欠陥分析ユニット63が、欠陥の特徴量を抽出する欠陥特徴量抽出部160と、複数の基板についての前記欠陥の特徴量を積算する欠陥特徴量積算部161を有しているので、ウェハW面内で生じる欠陥の累積的な傾向を求めることができる。そして、出力表示部に欠陥判定部162における判定結果を出力するので、当該出力に基づいて、例えば露光装置4において、欠陥としてのパーティクルPがステージ4aの同一箇所に堆積しないように、ウェハWとステージ4aの相対的な位置を調整するなどの対応をとることができる。これにより、潜在的なトラブルを未然に防止できる。また、欠陥の特徴量の積算値が大きくなる箇所については、例えば裏面洗浄ユニット64において重点的に洗浄するように制御装置6により裏面洗浄ユニット64を制御することで、欠陥としてのパーティクルPが露光装置に持ち込まれてステージ4aの同一箇所に堆積することを抑制できる。そのため、この点においても潜在的なトラブルを未然に防止できる。
なお、以上の実施の形態では、出力表示部164に、積算データAH、AW,AFと「デフォーカスリスク高」、「デフォーカスリスク高高」といった警報のみを出力したが、例えば欠陥判定部162において、欠陥の特徴量の積算値と閾値との比較のみでなく、欠陥の発生頻度との比較を行うことで、例えば、直ちに処理を停止すべき欠陥であるのか否かといった、他の情報を表示するようにしてもよい。
また、例えば図6に示すように、例えば欠陥分析機構150に、欠陥の特徴量と欠陥の要因との相関データを予め記憶する記憶部165を設け、欠陥判定部162において閾値を超えると判定された場合に、例えば欠陥判定部162において記憶部165の相関データと欠陥の特徴量とを比較することで欠陥発生の原因を推定し、当該推定原因を例えば出力表示部164に表示するようにしてもよい。具体的には、例えば上述したように、ウェハWにおいて同心円状に欠陥の特徴量の積算値が高い箇所が発生することと、ウェハWに対してスピンコートによる塗布処理を行うこととの間に相関関係がある場合、これを欠陥の特徴量と欠陥の要因との相関データとして記憶部165に記憶しておく。そして、欠陥判定部162において、閾値を超えると判定された箇所と記憶部165の相関データとを比較することで、当該欠陥の要因が例えばスピンコートにかかるものであると推定する。
なお、以上の実施の形態では、基板画像のピクセル毎に欠陥特徴量を判定したが、例えば所定の領域のピクセルにおける欠陥の特徴量を平均し、当該平均した値に基づいて、積算データAH、AW、AFを作成したり、欠陥判定を行うようにしたりしてもよい。かかる場合、例えば図16に示すように、各領域R毎に欠陥の判定結果を出力表示部164に表示するようにしてもよい。なお、図16では領域Rを格子状に設定しているが、領域Rをどのように設定するかについては任意に設定が可能である。
また、以上の実施の形態では、パーティクルPが露光装置4のステージ4aの同一箇所に堆積しないように、ウェハWとステージ4aの相対的な位置を調整する場合の一例について説明したが、パーティクルPが同一箇所に堆積しないようにウェハWの搬送位置を調整するという手法は、例えば他の処理装置に対しても適用可能である。例えば、プラズマを用いてウェハWに対して成膜処理やエッチング処理を行うプラズマ処理装置や、ウェハWの貼り合わせを行う接合装置においても、例えば図14に示すような、複数の突起を有する上面でウェハWを保持する静電チャックや真空チャックなどの基板保持部を備えている。このような処理装置においても、露光装置4のステージ4aの場合と同様にウェハWと基板保持部との相対的な位置を調整し、パーティクルPが同一箇所、特に基板保持部の突起の先端に付着することを回避して、ウェハWがパーティクルにより撓むことに起因するトラブルを避けることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。本発明はこの例に限らず種々の態様を採りうるものである。以上の実施の形態では、撮像対象は基板の裏面であったが、基板の表面を撮像する場合にも本発明は適用できる。また、上述した実施の形態は、半導体ウェハの塗布現像処理システムにおける例であったが、本発明は、半導体ウェハ以外のFPD(フラットパネルディスプレイ)、フォトマスク用のマスクレチクルなどの他の基板の塗布現像処理システムである場合にも適用できる。
本発明は、ウェハの欠陥分析を行う際に有用である。
1 基板処理システム
2 カセットステーション
3 処理ステーション
4 露光装置
5 インターフェイスステーション
6 制御装置
10 カセット搬入出部
11 ウェハ搬送部
12 カセット載置台
13 載置板
20 搬送路
21 ウェハ搬送装置
30 現像処理ユニット
31 下部反射防止膜形成ユニット
32 レジスト塗布ユニット
33 上部反射防止膜形成ユニット
40 熱処理ユニット
41 アドヒージョンユニット
42 周辺露光ユニット
63 欠陥検査ユニット
70 ウェハ搬送装置
80 シャトル搬送装置
90 ウェハ搬送装置
100 露光搬送装置
110 ケーシング
111 載置台
120 保持部
121 支持部材
122 ガイドレール
130 撮像装置
150 欠陥分析機構
160 欠陥特徴量抽出部
161 欠陥特徴量積算部
162 欠陥判定部
163 通信部
164 出力表示部
C カセット
D ウェハ搬送領域
P ピクセル
E 欠陥領域
X1、X2 プログラム
W ウェハ

Claims (15)

  1. 基板の欠陥を分析する装置であって、
    被検査基板を撮像する撮像部と、
    前記撮像された基板の画像に基づいて、基板面内における欠陥の特徴量を抽出する欠陥特徴量抽出部と、
    複数の基板についての前記欠陥の特徴量を積算する欠陥特徴量積算部と、
    前記積算した欠陥の特徴量が所定の閾値を越えているか否かを判定する欠陥判定部と、
    前記欠陥判定部における判定結果を出力する出力部と、を有し、
    前記欠陥の特徴量は、欠陥の高さ又は欠陥の幅の少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする、欠陥分析装置。
  2. 前記欠陥特徴量積算部は、基板上の同一座標毎に前記欠陥の特徴量を積算し、
    前記欠陥判定部は、前記同一座標上における欠陥の積算高さ又は欠陥の積算幅の少なくともいずれか一つの値が所定の閾値を超えているか否かを判定することを特徴とする、請求項1に記載の欠陥分析装置。
  3. 記欠陥判定部はさらに、前記同一座標上における欠陥の発生回数所定の閾値を超えているか否かを判定することを特徴とする、請求項2に記載の欠陥分析装置。
  4. 欠陥の要因と前記欠陥の特徴量との相関データを予め記憶する記憶部を有し、
    前記欠陥判定部は、積算した欠陥の特徴量が所定の閾値を越えている場合に、当該積算した欠陥の特徴量と前記記憶部の相関データとを比較して、欠陥の要因を推定することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の欠陥分析装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の欠陥分析装置を備えた基板処理システムであって、
    基板の裏面を洗浄する裏面洗浄装置と、
    前記欠陥分析装置と前記裏面洗浄装置との間で基板を搬送する基板搬送装置と、
    前記欠陥分析装置での欠陥の分析結果に基づいて前記裏面洗浄装置で基板の裏面を洗浄するように前記裏面洗浄装置を制御する制御装置と、を有することを特徴とする、基板処理システム。
  6. 前記制御装置は、前記欠陥判定部において積算した欠陥の特徴量が所定の閾値を越えていると判定された箇所を洗浄するように前記裏面洗浄装置を制御することを特徴とする、請求項5に記載の基板処理システム。
  7. 前記欠陥分析装置での欠陥の分析は、前記裏面洗浄装置で洗浄後の基板について行い、
    前記欠陥分析装置での欠陥の分析結果に基づく前記裏面洗浄装置での基板の裏面の洗浄は、前記裏面洗浄装置で洗浄後の基板に対して行われた前記欠陥分析装置での欠陥の分析結果に基づいて行われるものであることを特徴とする、請求項5または6のいずれか一項に記載の基板処理システム。
  8. 基板処理システムの外部に設けられた露光装置のステージとの間で基板を搬入出する露光搬送装置を有し、
    前記露光搬送装置は、前記欠陥分析装置での欠陥の分析結果に基づいて、前記ステージと当該ステージに載置される基板との相対的な位置を調整することを特徴とする、請求項5〜7のいずれか一項に記載の基板処理システム。
  9. 請求項1〜4のいずれかに記載の欠陥分析装置を備えた基板処理システムであって、
    複数の突起を有する上面で基板を保持する基板保持部により基板を保持し、当該保持された基板に対して所定の処理を施す処理装置と、前記処理装置に対し基板の搬入出を行う基板搬送装置と、を有し、
    前記基板搬送装置は、前記欠陥分析装置での欠陥の分析結果に基づいて、前記処理装置の基板保持部と当該基板保持部に載置される基板との相対的な位置を調整することを特徴とする、基板処理システム。
  10. 基板の欠陥を分析する方法であって、
    被検査基板を撮像し、
    前記撮像された基板の画像に基づいて、基板面内における欠陥の特徴量を抽出し、
    複数の基板についての前記欠陥の特徴量を積算し、
    前記積算した欠陥の特徴量が所定の閾値を越えているか否かを判定し、
    前記欠陥の判定結果を所定の出力手段に出力し、
    前記欠陥の特徴量は、欠陥の高さ又は欠陥の幅の少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする、欠陥分析方法。
  11. 前記欠陥の特徴量の積算は基板上の同一座標毎行い、
    前記積算した欠陥の特徴量が所定の閾値を越えているか否かの判定は、前記同一座標上における欠陥の積算高さ又は欠陥の積算幅の少なくともいずれか一つの値が所定の閾値を超えているか否かを判定することを特徴とする、請求項10に記載の欠陥分析方法。
  12. 記積算した欠陥の特徴量が所定の閾値を越えているか否かの判定はさらに、前記同一座標上における欠陥の発生回数所定の閾値を超えているか否かを判定することを特徴とする、請求項11に記載の欠陥分析方法。
  13. 欠陥の要因と前記欠陥の特徴量との相関データを予め記憶し、
    前記積算した欠陥の特徴量が所定の閾値を越えている場合に、当該積算した欠陥の特徴量と前記記憶した相関データとを比較して、欠陥の要因を推定することを特徴とする、請求項10〜12のいずれか一項に記載の欠陥分析方法。
  14. 請求項10〜13のいずれかに記載の欠陥分析方法を基板処理システムによって実行させるように、当該基板処理システムを制御する制御装置のコンピュータ上で動作するプログラム。
  15. 請求項14に記載のプログラムを格納した読み取り可能なコンピュータ記憶媒体。
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