JP3459306B2 - 電子部品供給装置 - Google Patents

電子部品供給装置

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JP3459306B2
JP3459306B2 JP03194595A JP3194595A JP3459306B2 JP 3459306 B2 JP3459306 B2 JP 3459306B2 JP 03194595 A JP03194595 A JP 03194595A JP 3194595 A JP3194595 A JP 3194595A JP 3459306 B2 JP3459306 B2 JP 3459306B2
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種真 原田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャリアテープに実装
された、例えばIC(Integrated Circuit)などの電子
部品を分離・供給する電子部品供給装置に係り、特に、
キャリアテープの伸びや継ぎ目による打抜きズレを防止
した電子部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ICの実装においてはリードフレ
ームとICのベアチップをワイヤボンディング装置で接
続し、接続後、合成樹脂でモールドしたフラットパッケ
ージ型のICが一般的に用いられている。
【0003】ところが、近年、電子機器の小型化・軽量
化・薄型化への要求が高まるにつれて、リードフレーム
の代わりにキャリアテープを用いたTAB(Tape Automa
tedBonding)実装が使われるようになってきている。特
に、LCD(Liquid CrystalDisplay)駆動用のICの実
装においては、著しい普及を見せている。このTAB実
装の普及に伴い、キャリアテープにICを実装する実装
装置、いわゆるILB(Inner Lead Bonding)装置や、イ
ンナリードボンディング後のキャリアテープを実装する
実装装置、いわゆる、OLB(Outer Lead Bonding)装置
が開発され、市販されている。上記した実装装置はキャ
リアテープのハンドリングを必要としているため、テー
プを収納する部分、テープを搬送する部分、テープの安
定走行のためにテープにテンションをかける部分、およ
びテープを巻き取る部分などの機構部を備えている。
【0004】一方、製品の薄型化・小型化に伴なってI
Cの多ピン化が進み、接続するリードも狭ピッチになっ
てきており、実装するTCP(Tape Carrier Package)
も小型化してきている。このため、キャリアテープのテ
ープハンドリングの際の位置決め精度やテープの走行安
定性などが重要となってきている。
【0005】従来のOLB装置におけるキャリアテープ
のハンドリングの一例を図12に示す。すなわち、図1
2において、1 は電子部品、例えばIC2 が実装されて
いるキャリアテープで、このキャリアテープ1 はテンシ
ョンローラー(不図示)によりテンションを付与された
後、キャリアテープ1 の両側部に形成されているパーフ
オレーション孔3 と係合してキャリアテープ1 の幅方向
の位置を規制する後部スプロケットホイール4 に巻回さ
れ、X方向に搬送される。X方向に搬送されたキャリア
テープ1 は打抜き金型部5 を通過した後、後部スプロケ
ットホイール4と同様にキャリアテープ1 に形成されて
いるパーフォレーション孔3 と係合してキャリアテープ
1 を所定長さ送りする前部スプロケットホイール(不図
示)に巻回される。
【0006】後部スプロケットホイール4 と前部スプロ
ケットホイールとの間に位置するキャリアテープ1 の走
行路に沿って設置されている打抜き金型部5 は、走行路
を挟んで上下に配置されている上金型5aと下金型5bから
なり、上金型5aはエアーシリンダーにより昇降してキャ
リアテープ1 に実装されているIC2 を所定の形状に打
抜く。
【0007】また、後部スプロケットホイール4 は正逆
回転可能なパルスモーター6 の回転軸に取着され、パル
スモーター6 の回転に伴ない回転し、巻回されているキ
ャリアテープ1 を走行駆動する。また、パルスモータ6
によるキャリアテープ1 のテープ送り量を把握するため
に、キャリアテープ1 の走行路に沿って透過式のパーフ
ォセンサー7 が配置され、パーフォレーション孔3 を検
出している。
【0008】従来のOLB装置においては、パーフォセ
ンサー7 で検出されたパーフォレーション孔3 をカウン
トすることにより、キャリアテープ1 を定ピッチ量ずつ
送って、キャリアテープ1 に実装されているIC2 を打
抜き金型部5 に送り、所定の位置に停止させている。所
定の位置に停止されたIC2 は打抜き金型部5 によって
所定の形状に打抜かれる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のOLB装置においては、パーフォセンサー7 で
検出されたパーフォレーション孔3 をカウントすること
により、IC2 を打抜き金型部5 に定ピッチ量送ってい
るが、キャリアテープ1 は後部スプロケットホイール4
と前部スプロケットホイールとの間をテンションを付与
されて走行駆動されているため、キャリアテープ1 が伸
びてしまうことがある。キャリアテープ1が伸びてしま
った場合には、打抜き金型部5 におけるIC2 の停止位
置がずれてしまい、停止位置がずれた状態でIC2 が打
抜かれると、IC2 の接続パターンがずれ、打抜き後の
基板との接続に障害を与えてしまうという問題があっ
た。
【0010】また、キャリアテープ1 はその製造工程の
関係から接続部(継ぎ目)を有する形態となっており、
キャリアテープ1 の継ぎ目が後部スプロケットホイール
4 と打抜き金型5 の中心部との間にあった場合、打抜き
金型部5 におけるIC2 の停止位置がずれてしまい、停
止位置がずれた状態でIC2 が打抜かれると、上記と同
様に、IC2 の接続パターンがずれ、打抜き後の基板と
の接続に障害を与えてしまうという問題があった。
【0011】また、キャリアテープ1 はその製造工程の
関係から接続部を有する形態となっており、この接続精
度が位置決めに影響を及ぼしている。従来、接続部はI
C2の部分が打抜かれて、不良IC部分と同様な形状と
なっていることが一般的であった。このため、接続部分
に対しては±0.2mm程度以内の接続精度をキャリア
テープ1 の製造工程に要望しているが、これを完全に実
施することはコスト上昇を招くため、上記規格を満たさ
ないキャリアテープ1 も扱っており、OLB装置におけ
る歩留まりを下げる原因となっていた。
【0012】また、低コスト化を狙って、キャリアテー
プ1 の幅いっぱいにTCP外形を設定し、送り方向をで
きるだけ詰めてテープコストの低減を図るような部品も
出はじめている。特に、OLB装置における場合は、テ
ープ送り位置が打抜き精度に影響し、打抜き精度がTC
P外形とパターン位置との関係を決めているため、より
一層の接続精度の向上が必要となっている。
【0013】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、キャリアテープに伸びが発生したり、あるいは継ぎ
目が存在しても、キャリアテープの伸びや継ぎ目による
打抜きズレを防止した電子部品供給装置を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、キャリアテープに実装された電子部品を
分離・供給する電子部品供給装置において、上記キャリ
アテープを搬送駆動する駆動手段と、この駆動手段によ
って搬送される上記キャリアテープの幅方向端部に形成
されているパーフォレーション孔を検出して計数し上記
キャリアテープの位置情報を生成する位置情報生成手段
と、この位置情報生成手段から所定間隔離間して上記キ
ャリアテープの搬送路に沿って配設され上記キャリアテ
ープに実装されている電子部品を打抜く打抜き手段と、
上記位置情報生成手段から所定間隔離間して配設され上
記位置情報生成手段がパーフォレーション孔を検出した
際に上記キャリアテープのズレ量を検出するズレ量検出
手段と、このズレ量検出手段によって検出されたズレ量
と上記位置情報生成手段によって生成される位置情報に
基づいて上記駆動手段を制御し上記打抜き手段内の所定
位置までの上記キャリアテープの搬送量を補正する制御
手段とを具備したことを特徴とする。
【0015】また、本発明は、キャリアテープに実装さ
れた電子部品を分離・供給する電子部品供給装置におい
て、上記キャリアテープを搬送駆動する駆動手段と、こ
の駆動手段によって搬送される上記キャリアテープの幅
方向端部に形成されているパーフォレーション孔を検出
して計数し上記キャリアテープの位置情報を生成する位
置情報生成手段と、この位置情報生成手段から所定間隔
離間して上記キャリアテープの搬送路に沿って配設され
上記キャリアテープに実装されている電子部品を打抜く
打抜き手段と、上記位置情報生成手段から所定間隔離間
して配設され上記位置情報生成手段がパーフォレーショ
ン孔を検出した際に上記キャリアテープの伸び量を検出
する第1の伸び量検出手段と、この第1の伸び量検出手
段から所定間隔離間して配設され上記位置情報生成手段
がパーフォレーション孔を検出した際に上記キャリアテ
ープの伸び量を検出する第2の伸び量検出手段と、上記
第1と第2の伸び量検出手段によって検出された上記キ
ャリアテープの伸び量に基づいて上記キャリアテープの
伸び率を算出するとともにこの算出された伸び率および
上記第1と第2の伸び量検出手段のいずれか一方と上記
打抜き手段との間隔から上記打抜き手段内の所定位置に
おける上記キャリアテープの伸び量を演算する伸び率算
出手段と、この伸び率算出手段によって演算された上記
打抜き手段内の所定位置における上記キャリアテープの
伸び量と上記位置情報生成手段によって生成される位置
情報に基づいて上記駆動手段を制御し上記打抜き手段内
の所定位置までの上記キャリアテープの搬送量を補正す
る制御手段とを具備したことを特徴とする また、本発明の電子部品供給装置は、第1と第2の伸び
量検出手段は打抜き手段のキャリアテープ搬送方向上流
側と下流側にそれぞれ配設されていることを特徴とする また、本発明の電子部品供給装置は、第1と第2の伸び
量検出手段は打抜き手段のキャリアテープ搬送方向上流
側にそれぞれ配設されていることを特徴とする。
【0016】また、本発明の電子部品供給装置は、第1
と第2の伸び量検出手段は打抜き手段のキャリアテープ
搬送方向下流側にそれぞれ配設されていることを特徴と
する。
【0017】また、本発明は、継ぎ目が形成されたキャ
リアテープに実装された電子部品を分離・供給する電子
部品供給装置において、上記キャリアテープを搬送駆動
する駆動手段と、この駆動手段によって搬送される上記
キャリアテープの幅方向端部に形成されているパーフォ
レーション孔を検出して計数し上記キャリアテープの位
置情報を生成する位置情報生成手段と、この位置情報生
成手段から所定間隔離間して上記キャリアテープの搬送
路に沿って配設され上記キャリアテープに実装されてい
る電子部品を打抜く打抜き手段と、上記位置情報生成手
段から所定間隔離間して上記打抜き手段のキャリアテー
プ搬送方向上流側に配設されパーフォレーション孔を検
出する第1の検出手段と、この第1の検出手段から所定
間隔離間して上記打抜き手段のキャリアテープ搬送方向
上流側に配設されパーフォレーション孔を検出する第2
の検出手段と、上記第1と第2の検出手段の検出結果に
基づいて上記継ぎ目を検出する継ぎ目検出手段と、上記
位置情報生成手段から所定間隔離間して上記打抜き手段
のキャリアテープ搬送方向下流側に配設され上記位置情
報生成手段がパーフォレーション孔を検出した際に上記
キャリアテープのズレ量を検出するズレ量検出手段と、
このズレ量検出手段によって検出されたズレ量と上記位
置情報生成手段によって生成される上記継ぎ目検出手段
による上記継ぎ目の検出位置の位置情報に基づいて上記
駆動手段を制御し上記継ぎ目検出手段が上記継ぎ目を検
出してから上記継ぎ目が上記打抜き手段内の所定位置に
到達するまでの間の上記キャリアテープの搬送量を補正
する制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0018】また、本発明は、継ぎ目が形成されたキャ
リアテープに実装された電子部品を分離・供給する電子
部品供給装置において、上記キャリアテープを搬送駆動
する駆動手段と、この駆動手段によって搬送される上記
キャリアテープの幅方向端部に形成されているパーフォ
レーション孔を検出して計数し上記キャリアテープの位
置情報を生成する位置情報生成手段と、この位置情報生
成手段から所定間隔離間して上記キャリアテープの搬送
路に沿って配設され上記キャリアテープに実装されてい
る電子部品を打抜く打抜き手段と、上記位置情報生成手
段から所定間隔離間して配設され上記キャリアテープに
形成された上記継ぎ目を検出する継ぎ目検出手段と、こ
の継ぎ目検出手段から所定間隔離間して配設され上記継
ぎ目検出手段の検出情報に基づいて上記継ぎ目が通過す
る際のパーフォレーション孔を検出して上記キャリアテ
ープのズレ量を検出するズレ量検出手段と、このズレ量
検出手段によって検出されたズレ量と上記位置情報生成
手段によって生成される位置情報に基づいて上記駆動手
段を制御し上記継ぎ目が上記打抜き手段内の所定位置に
到達したことに基づき上記キャリアテープの搬送量を補
正する制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0019】また、本発明の電子部品供給装置は、継ぎ
目は検出用の孔を有することを特徴とする。
【0020】また、本発明の電子部品供給装置は、継ぎ
目は検出用のマークを有することを特徴とする。
【0021】
【作用】本発明は上記のように構成したので、制御手段
が、位置情報生成手段がパーフォレーション孔を検出し
た際にズレ量検出手段によって検出されたキャリアテー
プのズレ量と位置情報生成手段によって生成される位置
情報に基づいて駆動手段を制御し、打抜き手段内の所定
位置までのキャリアテープの搬送量を補正することによ
り、キャリアテープに伸びや継ぎ目があっても、打抜き
手段におけるキャリアテープの伸びや継ぎ目による打抜
きズレが防止されて、キャリアテープが打抜き位置に精
度よく位置決めされ、打抜き精度の向上を図ることが可
能となる。
【0022】また、本発明は、制御手段が、伸び率算出
手段によって第1と第2の伸び量検出手段のいずれか一
方と打抜き手段との間の間隔から算出された打抜き手段
内の所定位置におけるキャリアテープの伸び量と位置情
報生成手段によって生成される位置情報に基づいて駆動
手段を制御し、打抜き手段内の所定位置までのキャリア
テープの搬送量を補正することにより、キャリアテープ
に伸びが発生しても、打抜き手段におけるキャリアテー
プの伸びによる打抜きズレが防止されて、キャリアテー
プが打抜き位置に精度よく位置決めされ、打抜き精度の
向上を図ることが可能となる。
【0023】また、本発明は、制御手段が、位置情報生
成手段がパーフォレーション孔を検出した際にズレ量検
出手段によって検出されたズレ量と位置情報生成手段に
よって生成される継ぎ目検出手段による継ぎ目の検出位
置の位置情報に基づいて駆動手段を制御し、継ぎ目検出
手段が継ぎ目を検出してから継ぎ目が打抜き手段内の所
定位置に到達するまでの間のキャリアテープの搬送量を
補正することにより、キャリアテープに継ぎ目が存在し
ても、打抜き手段におけるキャリアテープの継ぎ目によ
る打抜きズレが防止されて、キャリアテープが打抜き位
置に精度よく位置決めされ、打抜き精度の向上を図るこ
とが可能となる。
【0024】さらに、本発明は、制御手段が、継ぎ目検
出手段の検出情報に基づいて検出手段によって検出され
たズレ量と位置情報生成手段によって生成される位置情
報に基づいて駆動手段を制御し、継ぎ目が打抜き手段内
の所定位置に到達したことに基づきキャリアテープの搬
送量を補正することにより、キャリアテープに継ぎ目が
存在しても、継ぎ目の接続精度に左右されずに、打抜き
手段におけるキャリアテープの継ぎ目による打抜きズレ
が防止されて、キャリアテープが打抜き位置に精度よく
位置決めされ、打抜き精度の向上を図ることが可能とな
る。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。
【0026】図1は本発明の第1の実施例の電子部品供
給装置の概略構成を示す図、図2は本発明の第1の実施
例の概略回路図、図3は本発明の第1の実施例の動作を
示すフローチャート、図4は本発明の第1の実施例の他
の実施例の概略構成を示す図で、図4(a)は第1の他
の実施例を示す図および図4(b)第2の他の実施例を
示す図、図5は本発明の第2の実施例の電子部品供給装
置の概略構成を示す図、図6は本発明の第2の実施例の
概略回路図、図7は本発明の第2の実施例の動作を示す
フローチャート、図8は本発明の第3の実施例の電子部
品供給装置の概略構成を示す図、図9はキャリアテープ
の接続部分のマーキングを示す図で、図9(a)は孔を
用いた例を示す図および図9(b)はインクマークを用
いた例を示す図、図10は本発明の第3の実施例の概略
回路図、図11は本発明の第3の実施例の動作を示すフ
ローチャート、および図11は従来の電子部品供給装置
の概略構成を示す図である。
【0027】まず、図1乃至図3を参照し、本発明の第
1の実施例について説明する。
【0028】上記図において、11は電子部品、例えばI
C12が実装されているキャリアテープで、このキャリア
テープ11はテンションローラー(不図示)によりテンシ
ョンを付与された後、キャリアテープ11の両側部に形成
されているパーフオレーション孔13と係合してキャリア
テープ11の幅方向の位置を規制する前部スプロケットホ
イール14に巻回され、X方向に搬送される。X方向に搬
送されたキャリアテープ11は打抜き金型部15を通過した
後、前部スプロケットホイール14と同様にキャリアテー
プ11に形成されているパーフォレーション孔13と係合し
てキャリアテープ11を所定長さ送りする後部スプロケッ
トホイール(不図示)に巻回される。
【0029】前部スプロケットホイール14と後部スプロ
ケットホイールとの間に位置するキャリアテープ11の走
行路に沿って設置されている打抜き金型部15は、走行路
を挟んで上下に配置されている上金型15a と下金型15b
とを有しており、上金型5aはエアーシリンダーにより昇
降してキャリアテープ11に実装されているIC12を所定
の形状に打抜く。
【0030】また、前部スプロケットホイール14は正逆
回転可能なパルスモーター16の回転軸に取着され、パル
スモーター16の回転に伴ない回転し、巻回されているキ
ャリアテープ11を走行駆動する。パルスモーター16は制
御部17に制御されて回転するが、その回転量、つまり前
部スプロケットホイール14の回転位置はパルスモーター
16に取付けられているエンコーダー(不図示)に検出さ
れて制御部17に入力される。制御部17はパルスモーター
17の回転量が制御回転量に達すると、パルスモーター16
の回転を停止してキャリアテープ11の走行を停止する。
すなわち、エンコーダーがキャリアテープ11の走行量、
つまり位置状態を検出していることにより、パルスモー
ター16はキャリアテープ11を間欠的に駆動し、キャリア
テープ11は走行と停止を繰り返す。キャリアテープ11の
停止時に、打抜き金型部15が制御部17に制御され、キャ
リアテープ11からIC12を打抜く動作を実行する。
【0031】また、キャリアテープ11にはIC12がパー
フォレーション孔13の所定個数毎、例えば4個毎に実装
されており、このパーフォレーション孔13を検出して、
キャリアテープ11のテープ送り量を把握するために、例
えば透過式のパーフォセンサー18がキャリアテープ11の
走行路に沿って打抜き金型部15から定ピッチ量離間して
打抜き金型部15の上流側に配置されている。パーフォセ
ンサー18はパーフォレーション孔13を検出した際の検出
信号をカウンター19に出力し、カウンター19はパーフォ
センサー18から出力される検出信号を計数し、その計数
値を制御部17に出力する。つまり、パーフォセンサー18
でパーフォレーション孔13を検出して、カウンター19で
パーフォレーション孔13を計数することにより、例えば
打抜き金型部15で打抜かれるIC12に関するキャリアテ
ープ11上の位置情報が生成され、この生成された位置情
報が制御部17に出力される。
【0032】打抜き金型部15のキャリアテープ搬送方向
上流側と下流側に金型部15内の所定位置、例えば中心部
から定ピッチ量ずつ離間してパーフォレーション孔13を
検出する第1の認識部20と第2の認識部21がそれぞれ設
置されている。第1の認識部20と第2の認識部21は、例
えばビデオカメラなどからなるとともに、キャリアテー
プ11に実装されているIC12の打抜き金型部15における
正規の打抜き位置、つまり、IC12が打抜き金型部15内
の所定位置に位置するときのパーフォレーション孔13の
正規の位置情報を画像メモリ(不図示)に記憶してお
り、パーフォセンサー18がパーフォレーション孔13を検
出した際に検出されたパーフォレーション孔13を正規の
位置情報と比較して、画像処理技術を用いてキャリアテ
ープ11がそれぞれどれだけ伸びているかの伸び量を認識
する。第1の認識部20と第2の認識部21によって認識さ
れた伸び量は伸び率算出部22に出力される。また、第1
の認識部20と第2の認識部21との間の間隔は「a」(パ
ーフォレーション)に設定され、第1の認識部20を基準
として第1の認識部20と打抜き金型15内の所定位置との
間隔を「b」(パーフォレーション)に設定されてい
る。
【0033】伸び率算出部22は第1の認識部20と第2の
認識部21から出力された伸び量に基づいて、第1の認識
部20と第2の認識部21との間のキャリアテープ11の伸び
量を算出して単位長さ当たりの伸び率を算出し、さら
に、基準とした第1の認識部20あるいは第2の認識部21
のいずれか一方から打抜き金型15内の所定位置までの間
隔に対応した打抜き金型15内の所定位置におけるキャリ
アテープ11の伸び量を算出する。例えば、第1の認識部
20と第2の認識部21との間のキャリアテープ11の伸び量
を「A」とすると、第1の認識部20と第2の認識部21と
の間の間隔は「a」(パーフォレーション)で、基準と
しての第1の認識部20と打抜き金型15内の所定位置との
間隔は「b」(パーフォレーション)であるので、キャ
リアテープ11の伸び率は「A/a」と算出され、さら
に、基準とした第1の認識部20から打抜き金型15内の所
定位置までのキャリアテープ11の伸び量、つまり、打抜
き金型15内の所定位置におけるキャリアテープ11の伸び
量は「b×A/a」と算出される。この伸び率算出部22
で算出された打抜き金型15内の所定位置におけるキャリ
アテープ11の伸び量(b×A/a)は制御部17に出力さ
れる。
【0034】制御部17はカウンター19から入力された情
報と伸び率算出部22から入力された打抜き金型15内の所
定位置におけるキャリアテープ11の伸び量に基づいて、
キャリアテープ11のテープ送り量の補正量を決定し、パ
ルスモーター16に印加するパルス数を制御する。パルス
モーター16に印加するパルス数を制御して、キャリアテ
ープ11のテープ送り量を補正することにより、キャリア
テープ11に実装されているIC12は打抜き金型15による
打抜き時には正規の位置へ精度よく位置決めされ、キャ
リアテープ11の伸びによる打抜きズレが防止される。
【0035】次に、図3に示すフローチャートを参照
し、上記構成の本発明の第1の実施例の作用について説
明する。
【0036】キャリアテープ11に伸びが発生していない
状態では、キャリアテープ11のテープ送り量の補正が行
なわれない通常の運転が行なわれる。(ステップS1)。
【0037】この通常の運転時には、常時、キャリアテ
ープ11に伸びが発生していないか否かが認識される。す
なわち、パーフォセンサー18はパーフォレーション孔13
を検出した際に、第1と第2の認識部20,21 はそれぞれ
パーフォレーション孔13を検出し、画像処理技術を用い
て、検出されたパーフォレーション孔13とIC12が打抜
き金型部15内の所定位置に位置するときのパーフォレー
ション孔13の正規の位置情報とを比較する。このパーフ
ォレーション孔13の比較の結果、キャリアテープ11に伸
びが発生していないか否かが認識される。第1と第2の
認識部20,21 によりキャリアテープ11に伸びがあると認
識された場合には、伸び率算出部22は第1の認識部20と
第2の認識部21との間の伸び量(A)を算出し、また、
伸びなしと認識された場合には、処理はステップS5に移
行する。(ステップS2)。
【0038】さらに、伸び率算出部22は、算出した伸び
量(A)から単位長さ当たりの伸び率(A/a)を算出
して、第1の認識部20(基準)から打抜き金型15内の所
定位置までのキャリアテープ11の伸び量、つまり、打抜
き金型15内の所定位置におけるキャリアテープ11の伸び
量(b×A/a)を算出する。(ステップS3)。
【0039】続いて、制御部17はカウンター19から入力
された位置情報と伸び率算出部22から入力された打抜き
金型15内の所定位置におけるキャリアテープ11の伸び量
(b×A/a)に基づいて、パルスモーター16に印加す
るパルス数を制御して、キャリアテープ11のテープ送り
量を補正する。(ステップS4)。
【0040】そして、ステップS5では、伸びが発生して
いないキャリアテープ11に実装されているIC12、ある
いは、伸びが発生しても制御部17によってテープ送り量
が補正されているキャリアテープ11に実装されているI
C12の打抜きが行なわれる。IC12の打抜き時には、キ
ャリアテープ11に伸びが発生しても、制御部17がパルス
モーター16に印加するパルス数を制御して、キャリアテ
ープ11のテープ送り量を補正することにより、伸びが発
生しているキャリアテープ11に実装されているIC12
は、伸びが発生していないキャリアテープ11に実装され
ているIC12と同様に、正規の位置へ精度よく位置決め
され、キャリアテープ11の伸びによる打抜きズレが防止
される。(ステップS5)。
【0041】IC12の打抜き後、処理はステップS6に移
行して、ステップS1と同様の通常の運転が続行され、そ
して、ステップS2からステップS5までの処理動作が繰り
返される。(ステップS6)。
【0042】上記したように、本発明の第1の実施例に
よれば、制御部17が、伸び率算出部22によって算出され
た第1と第2の認識部20,21 のいずれか一方、例えば第
1の認識部20と打抜き金型15との間の間隔から打抜き金
型15内の所定位置におけるキャリアテープ11の伸び量
(b×n/a)およびパーフォセンサー18とカウンター
19によって生成される位置情報に基づいて、パルスモー
ター16の回転量を制御し、打抜き金型15内の所定位置ま
でのキャリアテープ11の搬送量を補正することにより、
キャリアテープ11に伸びが発生しても、打抜き金型15に
おけるキャリアテープ11の伸びによる打抜きズレが防止
されて、キャリアテープを打抜き位置に精度よく位置決
めすることができ、打抜き精度の向上を図ることが可能
となる。
【0043】なお、上記第1の実施例では、第1の認識
部20と第2の認識部21をそれぞれ打抜き金型部15の前方
(キャリアテープ搬送方向上流側)と後方(キャリアテ
ープ搬送方向下流側)に配設するようにしたが、これに
限ることはなく、例えば、図4(a)に示すように、第
1の認識部20と第2の認識部21をともに打抜き金型15の
前方(キャリアテープ搬送方向上流側)に配設して、第
2の認識部21を基準とし、あるいは、図4(b)に示す
ように、第1の認識部20と第2の認識部21をともに打抜
き金型15の後方(キャリアテープ搬送方向下流側)に配
設して、第1の認識部20を基準としてもよく、第1の認
識部20と第2の認識部21をいずれに配設しても、上記第
1の実施例と同様の作用・効果が得られることは勿論で
ある。
【0044】次に、図5乃至図7を参照し、本発明の第
2の実施例について説明する。なお、図1と図2と同一
部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0045】本発明の第2の実施例はキャリアテープ11
に接続などによる継ぎ目11a がキャリアテープ11に存在
する場合におけるテープ送り量の補正に関するもので、
図5に示すように、打抜き金型部15の前方(キャリアテ
ープ搬送方向上流側)にパーフォレーション孔13を検出
する、例えば、パーフォセンサー18と同様の透過式の第
1の継ぎ目センサー23と第2の継ぎ目センサー24がキャ
リアテープ11の走行路に沿ってパーフォセンサー18から
それぞれ定ピッチ量離間して配置され、さらに、打抜き
金型部15の後方(キャリアテープ搬送方向下流側)に、
第1の実施例における第1の認識部20あるいは第2の認
識部21と同様に、パーフォレーション孔13を検出して画
像メモリ(不図示)に予め記憶されているIC12が打抜
き金型部15内の所定位置に位置するときのパーフォレー
ション孔13の正規の位置情報と比較し、画像処理技術を
用いてキャリアテープ11がどれだけズレているかのズレ
量を認識する認識部25がパーフォセンサー18から定ピッ
チ量離間して配置されている。また、第1と第2の継ぎ
目センサー23,24 の中間点から打抜き金型15内の所定位
置までの間隔と打抜き金型15の中心から認識部25までの
間隔は、例えばそれぞれ「n」パーフォレーションと
「m」パーフォレーションに設定されている。第1と第
2の継ぎ目センサー23,24 の出力はそれぞれ継ぎ目検出
部26に入力され、継ぎ目検出部26は第1と第2の継ぎ目
センサー23,24 の出力に基づいて、キャリアテープ11の
継ぎ目11a を検出する。すなわち、キャリアテープ11に
接着などによる継ぎ目11a が存在すると、パーフォレー
ション孔13の位置にズレ、例えば、パーフォレーション
孔13間の間隔が短くなることによるズレが生じているの
で、継ぎ目11a が第1の継ぎ目センサー23を通過した直
後に第1の継ぎ目センサー23がパーフォレーション孔13
を検出してON信号を出力した際に、第2の継ぎ目セン
サー24はパーフォレーション孔13を検出できずにOFF
信号を出力することにより、継ぎ目検出部26はキャリア
テープ11に継ぎ目11a が存在することを検出する。この
継ぎ目検出部26の検出出力は制御部17に出力される。
【0046】なお、継ぎ目22の検出は、第2の継ぎ目セ
ンサー24がON信号を出力する際に第1の継ぎ目センサ
ー23がOFF信号を出力することにより、継ぎ目検出部
26がキャリアテープ11に継ぎ目11a が存在することを検
出するようにしてもよい。
【0047】また、認識部25は、パーフォセンサー18が
パーフォレーション孔13を検出した際に、パーフォレー
ション孔13を検出してキャリアテープ11のズレ量を認識
するように構成されている。すなわち、継ぎ目22のパー
フォセンサー18の通過前は、パーフォレーション孔13の
位置にズレが生じていないので、認識部25は画像メモリ
に予め記憶されているパーフォレーション孔13の正規の
位置情報と比較して、キャリアテープ11にズレが生じて
いないことを認識する。一方、継ぎ目11a がパーフォセ
ンサー18を通過した直後には、パーフォレーション孔13
の位置にズレが生じているので、認識部25は画像メモリ
に予め記憶されているパーフォレーション孔13の正規の
位置情報と比較し、画像処理技術を用いて、キャリアテ
ープ11のズレ量を認識する。この認識部25で認識された
結果は制御部17に出力される。
【0048】制御部17はカウンター19から入力された位
置情報、継ぎ目検出部26から出力される継ぎ目11a の検
出情報、および認識部25から入力されるキャリアテープ
11のズレ量に基づいて、継ぎ目22が打抜き金型15内の所
定位置を通過するまでのキャリアテープ11のテープ送り
量の補正量を決定し、パルスモーター16に印加するパル
ス数を制御する。パルスモーター16に印加するパルス数
を制御し、キャリアテープ11のテープ送り量を補正する
ことによって、キャリアテープ11に実装されているIC
12は打抜き金型15による打抜き時には正規の位置へ精度
よく位置決めされ、キャリアテープ11のズレによる打抜
きズレが防止される。
【0049】次に、図7に示すフローチャートを参照
し、上記構成の本発明の第2の実施例の作用について説
明する。
【0050】キャリアテープ11に形成されている継ぎ目
11a がパーフォセンサー18を通過していない状態では、
パーフォセンサー18と打抜き金型15(あるいは認識部2
5)との間にはキャリアテープ11のズレが発生していな
いので、ステップS1と同様に、キャリアテープ11のテー
プ送り量の補正が行なわれない通常の運転が行なわれ
る。継ぎ目11a がパルスモータ16を通過し、さらにパー
フォセンサー18を通過するまでは、通常の運転が行なわ
れる。(ステップS11 、ステップS12 )。
【0051】この通常の運転時には、常時、キャリアテ
ープ11にズレが発生していないか否かが認識される。す
なわち、パーフォセンサー18がパーフォレーション孔13
を検出した際に、認識部25はパーフォレーション孔13を
検出し、画像処理技術を用いて、検出されたパーフォレ
ーション孔13とIC12が打抜き金型部15内の所定位置に
位置するときのパーフォレーション孔13の正規の位置情
報とを比較する。これらパーフォレーション孔13の比較
の結果、キャリアテープ11にズレが発生していないか否
かが認識され、キャリアテープ11のズレ量が認識され
る。この認識されたズレ量は制御部17に出力される。認
識部25によってキャリアテープ11にズレがあると認識さ
れた場合には、処理はステップS14 に移行し、また、ズ
レなしと認識された場合には、処理はステップS18 に移
行する。(ステップS13 )。
【0052】ステップS14 では、継ぎ目検出部26が、第
1と第2の継ぎ目センサー23,24 の出力に基づいて、キ
ャリアテープ11に形成されている継ぎ目11a を検出す
る。すなわち、継ぎ目11a が第1と第2の継ぎ目センサ
ー23,24 の間に搬送されると、第1と第2の継ぎ目セン
サー23,24 がそれぞれ0N(あるいはOFF)信号およ
びOFF(あるいはON)信号を出力することにより、
継ぎ目検出部26は継ぎ目11a を検出する。この継ぎ目11
a の検出情報は制御部17に出力される。(ステップS14
)。
【0053】制御部17は入力されたキャリアテープ11の
ズレ量、継ぎ目11a の検出情報、およびパーフォセンサ
ー18とカウンター19によって生成される位置情報に基づ
いて、継ぎ目11a が打抜き金型15内の所定位置、つまり
打抜き位置を通過するまでのキャリアテープ11の送り量
を補正する。すなわち、第1と第2の継ぎ目センサー2
3,24 の中間点から打抜き金型15内の所定位置までの間
隔が「n」パーフォレーションに設定されていることに
より、継ぎ目検出部26による継ぎ目11a の検出後、カウ
ンター19がパーフォレーション13を「n」回カウントす
るまで、認識部25から入力されたズレ量に基づいて、パ
ルスモーター16に印加するパルス数を制御して、キャリ
アテープ11のテープ送り量を補正する。(ステップS15
)。
【0054】続いて、継ぎ目11a が打抜き金型15内の所
定位置を通過すると、継ぎ目11a の存在によるテープ送
り量の補正は必要なくなることにより、制御部17はテー
プ送り量の補正は行なわないが、継ぎ目11a が認識部25
に到達するまではキャリアテープ11にズレが発生してい
るので、打抜き金型15内の所定位置から認識部25間での
間隔が「m」パーフォレーションに設定されていること
により、継ぎ目11a が打抜き金型15内の所定位置を通過
後、カウンター19がパーフォレーション13を「m」回カ
ウントするまで、認識部25はキャリアテープ11のズレ量
の検出を続行する。(ステップS16 )。
【0055】継ぎ目11a が認識部25を通過すると、次の
継ぎ目11a が送られてくるまで、パーフォセンサー18、
第1と第2の継ぎ目センサー23,24 、および認識部25に
よって監視される。(ステップS17 )。
【0056】次の継ぎ目11a が送られてくる間では通常
の運転が行なわれ、そして、次の継ぎ目11a が送られて
くると、ステップS13 からステップ17間での処理動作が
繰り返され、キャリアテープ11のテープ送り量が補正さ
れる。(ステップS18 )。
【0057】上記したように、本発明の第2の実施例に
よれば、制御部17が、パーフォセンサー18がパーフォレ
ーション孔13を検出した際に認識部25によって検出され
たズレ量と、パーフォセンサー18とカウンター19によっ
て生成される第1と第2の継ぎ目センサー23,24 による
継ぎ目11a の検出位置の位置情報に基づいて、パルスモ
ーター16を制御し、継ぎ目検出部26が継ぎ目11a を検出
してから継ぎ目11a が打抜き金型15内の所定位置に到達
するまでの間のキャリアテープ11の搬送量を補正するこ
とにより、キャリアテープ11に継ぎ目11a が存在して
も、打抜き金型15におけるキャリアテープ11の継ぎ目11
a による打抜きズレが防止されて、キャリアテープ11が
打抜き位置に精度よく位置決めすることができ、打抜き
精度の向上を図ることが可能となる。
【0058】次に、図8乃至図11を参照し、本発明の
第3の実施例について説明する。なお、図1と図2と同
一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略す
る。
【0059】本発明の第3の実施例はキャリアテープ11
に接続部分による継ぎ目27が存在する場合におけるテー
プ送り量の補正に関するもので、継ぎ目27には、図9
(a)あるいは図9(b)に示すように、継ぎ目27を検
出するための検出孔28あるいはインクからなる検出マー
ク29が形成されている。
【0060】また、図8に示すように、キャリアテープ
11は打抜き金型15のキャリアテープ搬送方向の下流側に
配設されている後部スプロケット30に巻回されて、この
後部スプロケット30を回転する、第1あるいは第2の実
施例と同様のパルスモーター31の回転に伴ない、X方向
に走行駆動される。また、金型15の前方に継ぎ目27に形
成されている検出孔28あるいは検出マーク29を検出す
る、例えば、透過式あるいは反射式の継ぎ目センサー32
がキャリアテープ11の走行路に沿ってパーフォセンサー
18から定ピッチ量離間して配置され(図8には検出マー
ク29を検出する反射式の継ぎ目センサー32が図示されて
いる)、この継ぎ目センサー32は継ぎ目27に形成されて
いる検出マーク29を検出すると、その検出出力を制御部
17に出力する。さらに、継ぎ目センサー32の後方(キャ
リアテープ搬送方向下流側)に、第1あるいは第2の実
施例と同様に、パーフォレーション孔13を検出して画像
メモリ(不図示)に予め記憶されているIC12が打抜き
金型部15内の所定位置に位置するときのパーフォレーシ
ョン孔13の正規の位置情報と比較し、画像処理技術を用
いてキャリアテープ11がどれだけズレているかのズレ量
を認識する認識部33がパーフォセンサー18から定ピッチ
量離間して配置され、この認識部33で認識されたズレ量
は制御部17に出力される。また、継ぎ目センサー32から
認識部33までの間隔と継ぎ目センサー32から打抜き金型
15内の所定位置までの間隔は、例えばそれぞれ「n」パ
ーフォレーションと「m」パーフォレーションに設定さ
れている。
【0061】次に、図11に示すフローチャートを参照
し、上記構成の本発明の第3の実施例の作用について説
明する。
【0062】キャリアテープ11に形成されている継ぎ目
27に形成されている検出マーク29が継ぎ目センサー32を
通過していない状態では、継ぎ目センサー32と打抜き金
型15(あるいは認識部33)との間にはキャリアテープ11
のズレが発生していないので、ステップS1と同様に、キ
ャリアテープ11のテープ送り量の補正が行なわれない通
常の運転が行なわれ、検出マーク29が継ぎ目センサー32
に到達すると、継ぎ目センサー32は検出マーク29を検出
する。(ステップS21 、ステップS22 )。
【0063】継ぎ目センサー32によって検出マーク29が
検出されると、この継ぎ目検出情報に基づいて、キャリ
アテープ11にズレが発生していないか否かが認識され
る。すなわち、継ぎ目センサー32が検出マーク29を検出
してから、継ぎ目センサー32から認識部31までの間隔が
「n」パーフォレーションに設定されていることによ
り、カウンター19がパーフォレーション13を「n」回カ
ウントした後に、認識部31はパーフォレーション孔13を
検出し、パーフォレーション孔13の位置を画像メモリに
記憶する。画像メモリに記憶後、画像処理技術を用い
て、検出されたパーフォレーション孔13とIC12が打抜
き金型部15内の所定位置に位置するときのパーフォレー
ション孔13の正規の位置情報とを比較する。これらパー
フォレーション孔13の比較の結果、キャリアテープ11に
ズレが発生していないか否かが認識され、キャリアテー
プ11のズレ量が認識される。この認識されたズレ量は制
御部17に出力される。認識部31によってキャリアテープ
11にズレがあると認識された場合には、処理はステップ
S25 に移行し、また、ズレなしと認識された場合には、
処理はステップS26 に移行する。(ステップS23 、ステ
ップS24 )。
【0064】ステップS25 では、制御部17は入力された
キャリアテープ11のズレ量、継ぎ目27の検出情報、およ
びパーフォセンサー18とカウンター19によって生成され
る位置情報に基づいて、キャリアテープ11が、上述した
第1の実施例あるいは第2の実施例とは異なり、後部ス
プロケット30に巻回されてパルスモーター31によってX
方向に走行駆動されているために、継ぎ目27が打抜き金
型15内の所定位置、つまり打抜き位置を通過した時点で
キャリアテープ11の送り量を補正する。すなわち、継ぎ
目センサー32から打抜き金型15内の所定位置までの間隔
が「n」パーフォレーションに設定されていることによ
り、継ぎ目検出部26による継ぎ目27の検出後、カウンタ
ー19がパーフォレーション13を「n」回カウントした時
点で、認識部25から入力されたズレ量に基づいて、パル
スモーター31に印加するパルス数を制御して、キャリア
テープ11のテープ送り量を補正する。(ステップS25
)。
【0065】次の継ぎ目27が送られてくる間では通常の
運転が行なわれ、そして、次の継ぎ目27が送られてくる
と、ステップS22 からステップ25間での処理動作が繰り
返され、キャリアテープ11のテープ送り量が補正され
る。(ステップS26 )。
【0066】上記したように、本発明の第3の実施例に
よれば、制御部17が、継ぎ目センサー32の検出情報に基
づいて認識部33によって検出されたズレ量と、パーフォ
センサー18とカウンター19によって生成される位置情報
に基づいてパルスモーター29を制御し、継ぎ目27が打抜
き金型15内の所定位置に到達した時点でキャリアテープ
11の搬送量を補正することにより、キャリアテープ11に
継ぎ目27が存在しても、継ぎ目27の接続精度に左右され
ずに、打抜き金型15におけるキャリアテープ11の継ぎ目
27による打抜きズレが防止されて、キャリアテープ11を
打抜き位置に精度よく位置決めすることができ、打抜き
精度の向上を図ることが可能となる。
【0067】なお、上記実施例では、本発明をOLB装
置に適用して説明したが、これに限ることはなく、IL
B装置などのようにキャリアテープ11を用いる装置に適
用できることは勿論である。
【0068】また、上記実施例では、キャリアテープ11
に実装される電子部品をIC12としたが、これに限るこ
とはなく、抵抗やコンデンサーなどの電子部品を実装し
てもよく、本発明はチップ部品全般に適用することがで
きる。
【0069】また、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
可能であることは勿論である。
【0070】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の電子部品
供給装置によれば、制御手段が、位置情報生成手段がパ
ーフォレーション孔を検出した際にズレ量検出手段によ
って検出されたキャリアテープのズレ量と位置情報生成
手段によって生成される位置情報に基づいて駆動手段を
制御し、打抜き手段内の所定位置までのキャリアテープ
の搬送量を補正することにより、キャリアテープに伸び
や継ぎ目があっても、打抜き手段におけるキャリアテー
プの伸びや継ぎ目による打抜きズレが防止されて、キャ
リアテープを打抜き位置に精度よく位置決めすることが
でき、打抜き精度の向上を図ることが可能となる。
【0071】また、本発明は、制御手段が、伸び率算出
手段によって第1と第2の伸び量検出手段のいずれか一
方と打抜き手段との間の間隔から算出された打抜き手段
内の所定位置におけるキャリアテープの伸び量と位置情
報生成手段によって生成される位置情報に基づいて駆動
手段を制御し、打抜き手段内の所定位置までのキャリア
テープの搬送量を補正することにより、キャリアテープ
に伸びが発生しても、打抜き手段におけるキャリアテー
プの伸びによる打抜きズレが防止されて、キャリアテー
プを打抜き位置に精度よく位置決めすることができ、打
抜き精度の向上を図ることが可能となる。
【0072】また、本発明は、制御手段が、位置情報生
成手段がパーフォレーション孔を検出した際にズレ量検
出手段によって検出されたズレ量と位置情報生成手段に
よって生成される継ぎ目検出手段による継ぎ目の検出位
置の位置情報に基づいて駆動手段を制御し、継ぎ目検出
手段が継ぎ目を検出してから継ぎ目が打抜き手段内の所
定位置に到達するまでの間のキャリアテープの搬送量を
補正することにより、キャリアテープに継ぎ目が存在し
ても、打抜き手段におけるキャリアテープの継ぎ目によ
る打抜きズレが防止されて、キャリアテープを打抜き位
置に精度よく位置決めすることができ、打抜き精度の向
上を図ることが可能となる。
【0073】さらに、本発明は、制御手段が、継ぎ目検
出手段の検出情報に基づいて検出手段によって検出され
たズレ量と位置情報生成手段によって生成される位置情
報に基づいて駆動手段を制御し、継ぎ目が打抜き手段内
の所定位置に到達した時点でキャリアテープの搬送量を
補正することにより、キャリアテープに継ぎ目が存在し
ても、継ぎ目の接続精度に左右されずに、打抜き手段に
おけるキャリアテープの継ぎ目による打抜きズレが防止
されて、キャリアテープを打抜き位置に精度よく位置決
めすることができ、打抜き精度の向上を図ることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の電子部品供給装置の概
略構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例の概略回路図である。
【図3】本発明の第1の実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】本発明の第1の実施例の他の実施例の概略構成
を示す図で、図4(a)は第1の他の実施例を示す図お
よび図4(b)第2の他の実施例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例の電子部品供給装置の概
略構成を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施例の概略回路図である。
【図7】本発明の第2の実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図8】本発明の第3の実施例の電子部品供給装置の概
略構成を示す図である。
【図9】キャリアテープの接続部分のマーキングを示す
図で、図9(a)は孔を用いた例を示す図および図9
(b)はインクマークを用いた例を示す図である。
【図10】本発明の第3の実施例の概略回路図である。
【図11】本発明の第3の実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
【図12】従来の電子部品供給装置の概略構成を示す図
である。
【符号の説明】
11…キャリアテープ 11a …継ぎ目 12…IC(電子部品) 13…パーフォレーション孔 15…打抜き金型(打抜き手段) 16…パルスモーター(駆動手段) 17…制御部(制御手段) 18…パーフォセンサー(位置情報生成手段) 19…カウンター(位置情報生成手段) 20…第1の認識部(ズレ量検出手段、第1の伸び量検出
手段) 21…第2の認識部(ズレ量検出手段、第2の伸び量検出
手段) 22…伸び率算出部(伸び率算出手段) 23…第1の継ぎ目センサー(第1の検出部) 24…第2の継ぎ目センサー(第2の検出部) 25…認識部(ズレ量検出手段) 26…継ぎ目検出部(継ぎ目検出手段) 27…継ぎ目 28…検出孔 29…検出マーク 31…パルスモーター(駆動手段) 32…継ぎ目センサー(継ぎ目検出手段) 33…認識部(ズレ量検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/60

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリアテープに実装された電子部品を
    分離・供給する電子部品供給装置において、上記キャリ
    アテープを搬送駆動する駆動手段と、この駆動手段によ
    って搬送される上記キャリアテープの幅方向端部に形成
    されているパーフォレーション孔を検出して計数し上記
    キャリアテープの位置情報を生成する位置情報生成手段
    と、この位置情報生成手段から所定間隔離間して上記キ
    ャリアテープの搬送路に沿って配設され上記キャリアテ
    ープに実装されている電子部品を打抜く打抜き手段と、
    上記位置情報生成手段から所定間隔離間して配設され上
    記位置情報生成手段がパーフォレーション孔を検出した
    際に上記キャリアテープのズレ量を検出するズレ量検出
    手段と、このズレ量検出手段によって検出されたズレ量
    と上記位置情報生成手段によって生成される位置情報に
    基づいて上記駆動手段を制御し上記打抜き手段内の所定
    位置までの上記キャリアテープの搬送量を補正する制御
    手段とを具備したことを特徴とする電子部品供給装置。
  2. 【請求項2】 キャリアテープに実装された電子部品を
    分離・供給する電子部品供給装置において、上記キャリ
    アテープを搬送駆動する駆動手段と、この駆動手段によ
    って搬送される上記キャリアテープの幅方向端部に形成
    されているパーフォレーション孔を検出して計数し上記
    キャリアテープの位置情報を生成する位置情報生成手段
    と、この位置情報生成手段から所定間隔離間して上記キ
    ャリアテープの搬送路に沿って配設され上記キャリアテ
    ープに実装されている電子部品を打抜く打抜き手段と、
    上記位置情報生成手段から所定間隔離間して配設され上
    記位置情報生成手段がパーフォレーション孔を検出した
    際に上記キャリアテープの伸び量を検出する第1の伸び
    量検出手段と、この第1の伸び量検出手段から所定間隔
    離間して配設され上記位置情報生成手段がパーフォレー
    ション孔を検出した際に上記キャリアテープの伸び量を
    検出する第2の伸び量検出手段と、上記第1と第2の伸
    び量検出手段によって検出された上記キャリアテープの
    伸び量に基づいて上記キャリアテープの伸び率を算出す
    るとともにこの算出された伸び率および上記第1と第2
    の伸び量検出手段のいずれか一方と上記打抜き手段との
    間隔から上記打抜き手段内の所定位置における上記キャ
    リアテープの伸び量を演算する伸び率算出手段と、この
    伸び率算出手段によって演算された上記打抜き手段内の
    所定位置における上記キャリアテープの伸び量と上記位
    置情報生成手段によって生成される位置情報に基づいて
    上記駆動手段を制御し上記打抜き手段内の所定位置まで
    の上記キャリアテープの搬送量を補正する制御手段とを
    具備したことを特徴とする電子部品供給装置。
  3. 【請求項3】 第1と第2の伸び量検出手段は打抜き手
    段のキャリアテープ搬送方向上流側と下流側にそれぞれ
    配設されていることを特徴とする請求項2記載の電子部
    品供給装置。
  4. 【請求項4】 第1と第2の伸び量検出手段は打抜き手
    段のキャリアテープ搬送方向上流側にそれぞれ配設され
    ていることを特徴とする請求項2記載の電子部品供給装
    置。
  5. 【請求項5】 第1と第2の伸び量検出手段は打抜き手
    段のキャリアテープ搬送方向下流側にそれぞれ配設され
    ていることを特徴とする請求項2記載の電子部品供給装
    置。
  6. 【請求項6】 継ぎ目が形成されたキャリアテープに実
    装された電子部品を分離・供給する電子部品供給装置に
    おいて、上記キャリアテープを搬送駆動する駆動手段
    と、この駆動手段によって搬送される上記キャリアテー
    プの幅方向端部に形成されているパーフォレーション孔
    を検出して計数し上記キャリアテープの位置情報を生成
    する位置情報生成手段と、この位置情報生成手段から所
    定間隔離間して上記キャリアテープの搬送路に沿って配
    設され上記キャリアテープに実装されている電子部品を
    打抜く打抜き手段と、上記位置情報生成手段から所定間
    隔離間して上記打抜き手段のキャリアテープ搬送方向上
    流側に配設されパーフォレーション孔を検出する第1の
    検出手段と、この第1の検出手段から所定間隔離間して
    上記打抜き手段のキャリアテープ搬送方向上流側に配設
    されパーフォレーション孔を検出する第2の検出手段
    と、上記第1と第2の検出手段の検出結果に基づいて上
    記継ぎ目を検出する継ぎ目検出手段と、上記位置情報生
    成手段から所定間隔離間して上記打抜き手段のキャリア
    テープ搬送方向下流側に配設され上記位置情報生成手段
    がパーフォレーション孔を検出した際に上記キャリアテ
    ープのズレ量を検出するズレ量検出手段と、このズレ量
    検出手段によって検出されたズレ量と上記位置情報生成
    手段によって生成される上記継ぎ目検出手段による上記
    継ぎ目の検出位置の位置情報に基づいて上記駆動手段を
    制御し上記継ぎ目検出手段が上記継ぎ目を検出してから
    上記継ぎ目が上記打抜き手段内の所定位置に到達するま
    での間の上記キャリアテープの搬送量を補正する制御手
    段とを具備したことを特徴とする電子部品供給装置。
  7. 【請求項7】 継ぎ目が形成されたキャリアテープに実
    装された電子部品を分離・供給する電子部品供給装置に
    おいて、上記キャリアテープを搬送駆動する駆動手段
    と、この駆動手段によって搬送される上記キャリアテー
    プの幅方向端部に形成されているパーフォレーション孔
    を検出して計数し上記キャリアテープの位置情報を生成
    する位置情報生成手段と、この位置情報生成手段から所
    定間隔離間して上記キャリアテープの搬送路に沿って配
    設され上記キャリアテープに実装されている電子部品を
    打抜く打抜き手段と、上記位置情報生成手段から所定間
    隔離間して配設され上記キャリアテープに形成された上
    記継ぎ目を検出する継ぎ目検出手段と、この継ぎ目検出
    手段から所定間隔離間して配設され上記継ぎ目検出手段
    の検出情報に基づいて上記継ぎ目が通過する際のパーフ
    ォレーション孔を検出して上記キャリアテープのズレ量
    を検出するズレ量検出手段と、このズレ量検出手段によ
    って検出されたズレ量と上記位置情報生成手段によって
    生成される位置情報に基づいて上記駆動手段を制御し上
    記継ぎ目が上記打抜き手段内の所定位置に到達したこと
    に基づき上記キャリアテープの搬送量を補正する制御手
    段とを具備したことを特徴とする電子部品供給装置。
  8. 【請求項8】 継ぎ目は検出用の孔を有することを特徴
    とする請求項6あるいは7記載の電子部品供給装置。
  9. 【請求項9】 継ぎ目は検出用のマークを有することを
    特徴とする請求項6あるいは7記載の電子部品供給装
    置。
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