JPH09191021A - Tab工程における製品テープに接続されたリーダテープの検出方法およびその装置 - Google Patents

Tab工程における製品テープに接続されたリーダテープの検出方法およびその装置

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JPH09191021A
JPH09191021A JP343096A JP343096A JPH09191021A JP H09191021 A JPH09191021 A JP H09191021A JP 343096 A JP343096 A JP 343096A JP 343096 A JP343096 A JP 343096A JP H09191021 A JPH09191021 A JP H09191021A
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product
leader
tab
leader tape
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JP343096A
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Kazutoshi Sugiyama
和俊 杉山
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Toray Industries Inc
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0266Marks, test patterns or identification means
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0393Flexible materials
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0097Processing two or more printed circuits simultaneously, e.g. made from a common substrate, or temporarily stacked circuit boards

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2以上の処理工程に連続的にTABテープを
供給するに当って、製品テープどうしを接続するリーダ
テープを確実に検出する。 【解決手段】 テープリール11aから、リーダテープ
3により製品テープ2どうしが接続されたTABテープ
1を巻き出し、製品テープ2の製品搭載箇所に所定の処
理を施すTAB工程において、前記所定の処理を施す箇
所よりも上流側の所定位置で、銅箔パターンが存在する
か否かを判定し、銅箔パターンが存在しないと判定され
たことに応答して該当位置においてリーダテープ3であ
ると認識するリーダテープ認識手段12b,14c,1
6を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はTAB(Tape
Automated Bonding)工程における
製品テープに接続されたリーダテープの検出方法および
その装置に関し、さらに詳細にいえば、製品テープをT
AB工程にセットするに当ってテープ通しを行うために
製品テープに接続されたリーダテープを検出するための
方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からTAB工程の装置としてTAB
テープ製造装置、TAB実装装置が知られており、TA
Bテープ製造装置としては打ち抜き装置、錫めっき装
置、ソルダーレジスト印刷装置等があり、TAB実装装
置としてはインナーリードボンダー、樹脂封止装置、電
気テスト装置がある。
【0003】いずれの装置の場合も製品テープの前に接
続されたリーダテープを用いて装置へのテープ通しを行
い、製品テープの後に接続されたリーダテープをテープ
巻き出し部、テープ処理部、更にはテープ巻き取り部入
り口まで残すことにより製品テープ巻き取りを安定して
行っている。TABテープ製造装置の打ち抜き装置やT
AB実装装置のインナーリードボンダー、電気テスト装
置は製品1個の処理時間が数秒以下と短いため、製品は
1個ずつ順次処理を行い、最後の1個の処理が終了した
ときには製品テープの後に接続されたリーダテープを早
送りして製品テープの巻き取りを行うことができる。そ
のため通常は装置が要求する長さのリーダテープを製品
テープの後に接続し、テープ通し、処理、テープ巻き取
りの一連の処理を1リールづつ繰り返しても時間のロス
は小さい。
【0004】しかしTABテープ製造装置の錫めっき装
置、ソルダーレジスト印刷装置やTAB実装装置の樹脂
封止装置はそれぞれの錫めっき槽、ソルダーレジスト硬
化炉、樹脂硬化炉で数分から数十分の処理が必要である
ため、錫めっき槽、ソルダーレジスト硬化炉、樹脂硬化
炉を所定の長さとし、必要な処理時間が確保できるよう
にテープ速度を調整して使用する。従って、製品テープ
の最後の1個が錫めっき槽、ソルダーレジスト硬化炉、
樹脂硬化炉から出るまではリーダテープの早送りはでき
ず、待機することが必要になる。そのため1リール毎に
装置が要求するリーダテープを製品テープに接続し、1
リールづつ処理を行っていてはロス時間が長くなり、全
体としての処理効率が著しく低い。
【0005】そこで図11に示すように一番目のテープ
の後のリーダテープと二番目のテープの前のリーダテー
プを最少限の長さとし接続する。更に二番目のテープの
後のリーダテープと三番目のテープの前のリーダテープ
を最少限の長さとし接続することを繰り返し、処理する
テープを全て接続して、連続で処理していく方法が考え
られる。
【0006】テープを全て接続して処理することによ
り、1リールづつ処理を繰り返す場合に比べて、各テー
プにつきテープ通し時間と、製品の最後の1個が処理部
に入ってから出るまでの待機時間が省略でき、全体とし
ての処理効率が向上する。上記方法で処理を行っていく
ためには、錫めっき装置ではテープ巻き取り部の上流の
所定位置でリーダテープ接続部を検知し、オペレータが
接続部を切り離し、すでに一杯になっているリールを空
リールに交換し、新しいテープの巻き取りを再び開始す
ることが必要となる。通常は巻き取り部にセットする空
リールはテープ巻き出し部にセットする未処理のテープ
を巻いているリールと同じ径のものを用いるため、1リ
ール分しか巻き取れないためである。
【0007】また、ソルダーレジスト印刷装置、樹脂封
止装置ではテープ巻き取り部の上流の所定位置でリーダ
テープ接続部を検知し、オペレータが接続部を切り離
し、すでに一杯になっているリールを空リールに交換
し、新しいテープの巻き取りを再び開始することに加え
て、テープ処理部の上流所定の位置でリーダテープ接続
部を検知し、次のテープの製品部分の第1番目の製品が
処理部で正確に処理されるように位置合わせを行うこと
が必要である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように錫めっき
装置、ソルダーレジスト印刷装置、樹脂封止装置などで
は処理しようとするテープを次々につなぎ、連続で処理
していくことにより、全体としての処理効率を向上させ
ることができるが、そのためには錫めっき装置ではテー
プ巻き取り部の上流の所定位置で、ソルダーレジスト印
刷装置、樹脂封止装置では、テープ巻き取り部の上流の
所定位置とテープ巻き取り部の上流の所定位置でリーダ
テープ接続部を検知し、オペレータが所定の措置を行う
ことが必要である。
【0009】テープ巻き取り部でのリール交換作業は、
オペレータが予め所要時間を計算しておいて、リーダテ
ープ接続部を目視によって確認し対応することも可能で
はあるが、処理しようとするテープの品種によって処理
時間すなわちテープスピードの設定が異なるため、オペ
レータの操作ミスが発生しやすい。オペレータがリーダ
テープ接続部を見過ごすと、テープ巻き取りリールから
テープがあふれ、テープの走行異常が発生し、以後のテ
ープが全て不良になる可能性が高い。そのため、このよ
うな方法は採用できず、テープ巻き取り部の上流の所定
位置で装置自身がリーダテープ接続部を検知し、オペレ
ータに警報を発する、または警報を発するとともに一時
停機する等の機能が必要である。
【0010】またソルダーレジスト印刷装置、樹脂封止
装置では製品1個の長さ(製品テープのピッチ)づつテ
ープを間欠走行させるため、接続されたリーダテープ全
体の長さを製品テープのピッチの整数倍にしておけばテ
ープ処理部の上流所定の位置でリーダテープ接続部を検
知し、次のテープの製品部分の第1番目の製品の位置あ
わせする操作を省略しても、次のテープの製品部分の第
1番目の製品の位置がずれることはない。しかし実際上
は処理しようとするテープの品種によって製品テープの
ピッチが変化するとともにリーダテープを接続するに当
たって接続されたリーダテープ全体の長さを間違える可
能性があるので、このような方法は採用しがたい。
【0011】なぜならば、このような間違いが発生した
場合には、以後の製品テープの全ての部分の処理が不完
全にしか行われないことになってしまい、全ての製品が
不良品になってしまうからである。また前述したテープ
巻き取り部での措置と同様に、オペレータが予め所要時
間を計算しておいて、リーダテープ接続部を目視によっ
て確認し対応することも可能ではあるが、処理しようと
するテープの品種によって製品テープのピッチが変化す
るとともにテープ毎の処理時間が変化するため、オペレ
ータの操作ミスが発生しやすい。オペレータがリーダテ
ープ接続部を見過ごすと、以後の製品テープの全ての部
分の処理が不完全にしか行われないことになってしま
い、全ての製品が不良品になってしまう。そのため、こ
のような方法は採用できず、テープ処理部の上流の所定
位置で装置自身がリーダテープ接続部を検知し、オペレ
ータに警報を発する、または警報を発するとともに一時
停機する等の機能が必要である。
【0012】このような不都合を解消するために、赤茶
色で半透明なポリイミドからなる製品テープに対して透
明なポリエチレンテレフタレートからなるリーダテープ
を接続し、両テープの光透過率の差を利用して透過光セ
ンサを用いてリーダテープを検出することが考えられ
る。しかし、ポリエチレンテレフタレートの耐熱性がポ
リイミドと比較して著しく低いため、錫めっき装置のホ
イスカ発生防止のための加熱炉、ソルダーレジスト印刷
装置のソルダーレジスト硬化炉、樹脂封止装置の樹脂硬
化炉で行う加熱処理にリーダテープが耐えきれないこと
になり、採用することができない。
【0013】また、製品テープに特徴的なパターンを画
像処理装置で認識し、製品でない部分が所定個数以上連
続した場合にリーダテープと判定することも考えられ
る。しかし最先端のファインピッチテープなどではテー
プの製造歩留まりが低く、不良としてパンチされた部分
が多い。この結果、製品テープであってもパンチ部分が
連続的に発生している場合があり、リーダテープである
と誤判定してしまう可能性がある。この場合に、確実性
を高めようとすれば判定基準となる個数を増加させなけ
ればならなくなり、ひいてはリーダテープを長くしなけ
ればならなくなるので、ロス時間が増加してしまう。
【0014】
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、処理しようとするテープをリーダテープ
の部分を接続することで次々に接続し、連続して処理を
行っていくことで全体としての処理効率を高めることが
できるTAB工程において、製品テープに接続されたリ
ーダテープを検出する方法およびその装置を提供するこ
とを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1のTAB工程に
おける製品テープに接続されたリーダテープの検出方法
は、テープ巻き出し部でテープリールからリーダテープ
が接続された製品テープを巻き出し、テープ処理部で製
品テープの製品部分に所定の処理を施した後、テープ巻
き取り部で空のテープリールに巻き取るTAB工程にお
いて、前記テープ処理部の上流側の所定位置、前記テー
プ処理部の下流側から前記テープ巻き取り部の上流側の
所定位置のいずれか、またはその両方の位置でテープの
所定の位置に孔または銅箔パターンが存在するか否かを
判定し、孔または銅箔パターンが存在しないと判定され
たことに応答して、判定した位置においてリーダテープ
の存在を認識する方法である。
【0016】請求項2のTAB工程における製品テープ
に接続されたリーダテープの検出方法は、テープ巻き出
し部でテープリールからリーダテープが接続された製品
テープを巻き出し、テープ処理部で製品テープの製品部
分に所定の処理を施した後、テープ巻き取り部で空のテ
ープリールに巻き取るTAB工程において、製品テープ
の前に接続されたリーダテープまたは該製品テープの後
に接続されたリーダテープのいずれかまたは両方の所定
位置にリーダテープ識別用の薄板材を設けておき、前記
テープ処理部の上流側の所定位置、前記テープ処理部の
下流側から前記テープ巻き取り部の上流側の所定位置の
いずれか、またはその両方の位置でリーダテープ識別用
の薄板材が存在するか否かを判定し、リーダテープ識別
用の薄板材が存在すると判定されたことに応答して、判
定した位置においてリーダテープの存在を認識する方法
である。
【0017】請求項3のTAB工程における製品テープ
に接続されたリーダテープの検出方法は、テープ巻き出
し部でテープリールからリーダテープが接続された製品
テープを巻き出し、第1〜第Nの複数のテープ処理部で
製品テープの製品部分に各々所定の処理を施した後、テ
ープ巻き取り部で空のテープリールに巻き取るTAB工
程において、前記所定の処理を行う第1テープ処理部の
上流側の所定位置、第1〜第Nの複数のテープ処理部の
各々の間の所定位置、前記第Nのテープ処理部の下流側
から前記テープ巻き取り部の上流側の所定位置のいずれ
か、またはその選択した位置の複数の組み合わせ、また
はその全ての位置においてテープの所定の位置に孔また
は銅箔パターンが存在するか否かを判定し、孔または銅
箔パターンが存在しないと判定されたことに応答して、
判定した位置においてリーダテープの存在を認識する方
法である。
【0018】請求項4のTAB工程における製品テープ
に接続されたリーダテープの検出方法は、テープ巻き出
し部でテープリールからリーダテープが接続された製品
テープを巻き出し、第1〜第Nの複数のテープ処理部で
製品テープの製品部分に各々所定の処理を施した後、テ
ープ巻き取り部で空のテープリールに巻き取るTAB工
程において、製品テープの前に接続されたリーダテープ
または該製品テープの後に接続されたリーダテープのい
ずれかまたは両方の所定位置にリーダテープ識別用の薄
板材を設けておき、前記所定の処理を行う第1テープ処
理部の上流側の所定位置、第1〜第Nの複数のテープ処
理部の各々の間の所定位置、前記第Nのテープ処理部の
下流側から前記テープ巻き取り部よりも上流側の所定位
置のいずれか、またはその選択した位置の複数の組み合
わせ、またはその全ての位置においてリーダテープ識別
用の薄板材が存在するか否かを判定し、リーダテープ識
別用の薄板材が存在すると判定されたことに応答して、
判定した位置においてリーダテープの存在を認識する方
法である。
【0019】請求項5のTAB工程における製品テープ
に接続されたリーダテープの検出装置は、テープ巻き出
し部でテープリールからリーダテープが接続された製品
テープを巻き出し、テープ処理部で製品テープの製品部
分に所定の処理を施した後、テープ巻き取り部で空のテ
ープリールに巻き取るTAB工程において、前記テープ
処理部上流側の所定位置、前記テープ処理部の下流側か
ら前記テープ巻き取り部よりも上流側の所定位置のいず
れか、またはその両方の位置でテープの所定の位置に孔
が存在するか否かをテープの透過光または反射光に基づ
いて判定し、または銅箔パターンが存在するか否かをテ
ープの反射光に基づいて判定し、孔または銅箔パターン
が存在しないと判定されたことに応答して、判定した位
置においてリーダテープの存在を認識するリーダテープ
認識手段を設けてある。
【0020】請求項6のTAB工程における製品テープ
に接続されたリーダテープの検出装置は、テープ巻き出
し部でテープリールからリーダテープが接続された製品
テープを巻き出し、テープ処理部で製品テープの製品部
分に所定の処理を施した後、テープ巻き取り部で空のテ
ープリールに巻き取るTAB工程において、製品テープ
の前に接続されたリーダテープまたは該製品テープの後
に接続されたリーダテープのいずれかまたは両方の所定
位置にリーダテープ識別用の薄板材を設けておき、前記
テープ処理部の上流側所定位置、前記テープ処理部の下
流側から前記テープ巻き取り部よりも上流側の所定位置
のいずれか、またはその両方の位置でリーダテープ識別
用の薄板材が存在するか否かを判定し、リーダテープ識
別用の薄板材が存在すると判定されたことに応答して、
判定した位置においてリーダテープの存在を認識するリ
ーダテープ認識手段を設けてある。
【0021】請求項7のTAB工程における製品テープ
に接続されたリーダテープの検出装置は、テープ巻き出
し部でテープリールからリーダテープが接続された製品
テープを巻き出し、第1〜第Nの複数のテープ処理部で
製品テープの製品部分に各々所定の処理を施した後、テ
ープ巻き取り部で空のテープリールに巻き取るTAB工
程において、前記所定の処理を行う第1テープ処理部の
上流側の所定位置、第1〜第Nの複数のテープ処理部の
各々の間の所定位置、前記第Nのテープ処理部の下流側
から前記テープ巻き取り部の上流側の所定位置のいずれ
か、またはその選択した位置の複数の組み合わせ、また
はその全ての位置においてテープの所定の位置に孔があ
るか否かを透過光または反射光に基づいて判定し、また
は銅箔パターンが存在するか否かを反射光に基づいて判
定し、孔または銅箔パターンが存在しないと判定された
ことに応答して、判定した位置においてリーダテープの
存在を認識するリーダテープ認識手段を設けてある。を
特徴とするTAB工程における製品テープに接続 請求項8のTAB工程における製品テープに接続された
リーダテープの検出装置は、テープ巻き出し部でテープ
リールからリーダテープが接続された製品テープを巻き
出し、第1〜第Nの複数のテープ処理部で製品テープの
製品部分に各々所定の処理を施した後、テープ巻き取り
部で空のテープリールに巻き取るTAB工程において、
製品テープの前に接続されたリーダテープまたは該製品
テープの後に接続されたリーダテープのいずれかまたは
両方の所定位置にリーダテープ識別用の薄板材を設けて
おき、前記所定の処理を行う第1テープ処理部の上流側
の所定位置、第1〜第Nの複数のテープ処理部の各々の
間の所定位置、前記第Nのテープ処理部の下流側から前
記テープ巻き取り部よりも上流側の所定位置のいずれ
か、またはその選択した位置の複数の組み合わせ、また
はその全ての位置においてリーダテープ識別用の薄板材
が存在するか否かを判定し、リーダテープ識別用の薄板
材が存在すると判定されたことに応答して、判定した位
置においてリーダテープの存在を認識するリーダテープ
識別手段を設けてある。
【0022】請求項9のTAB工程における製品テープ
に接続されたリーダテープの検出装置は、リーダテープ
識別用の薄板材として製品テープよりも高いまたは低い
光反射率を有するものを採用し、リーダテープ認識手段
として光反射型センサを含むものを採用している。請求
項10のTAB工程における製品テープに接続されたリ
ーダテープの検出装置は、リーダテープ識別用の薄板材
として製品テープの色と異なる色を有するものを採用
し、リーダテープ認識手段としてカラーセンサを含むも
のを採用している。
【0023】請求項11のTAB工程における製品テー
プに接続されたリーダテープの検出装置は、リーダテー
プ識別用の薄板材として磁気を帯びたものを採用し、リ
ーダテープ認識手段として磁気センサを含むものを採用
している。請求項12のTAB工程における製品テープ
に接続されたリーダテープの検出装置は、リーダテープ
識別用の薄板材として製品テープとリーダテープとを接
続するための接続テープを採用している。
【0024】請求項13のTAB工程における製品テー
プに接続されたリーダテープの検出装置は、テープ処理
部として製品テープを加熱するものを採用している。請
求項14のTAB工程における製品テープに接続された
リーダテープの検出装置は、第1〜第Nのテープ処理部
のうち少なくとも一つのテープ処理部として製品テープ
を加熱するものを採用している。
【0025】請求項15のTAB工程における製品テー
プに接続されたリーダテープの検出装置は、TAB工程
としてTABテープに錫メッキを行う工程を採用してい
る。
【0026】
【作用】請求項1のTAB工程における製品テープに接
続されたリーダテープの検出方法であれば、テープリー
ルから、リーダテープが接続された製品テープを巻き出
し、製品テープの製品搭載箇所に所定の処理を施した
後、空のテープリールに巻き取るに当って、前記所定の
処理を施す箇所よりも上流側の所定位置、所定の処理を
施す箇所よりも下流側かつテープ巻き取り部よりも上流
側の所定位置のいずれか、またはその両方で、テープの
所定位置に孔または銅箔パターンが存在するか否かを判
定し、孔または銅箔パターンが存在しないと判定された
ことに応答して、判定した位置においてリーダテープの
存在を認識するのであるから、複数の製品テープどうし
をリーダテープを介して接続した状態でテープリールか
ら巻き出して製品テープの製品搭載箇所に所定の処理を
施すに当って、テープ通しのための作業時間が全体に占
める割合を小さくして全体としての処理効率を高めるこ
とができる。また、製品テープどうしを接続するリーダ
テープを確実に検出できるので、この部分を看過するこ
とにより後続の製品テープに搭載された製品のほぼ全部
が不良品になってしまうという不都合を防止できる。
【0027】請求項2のTAB工程における製品テープ
に接続されたリーダテープの検出方法であれば、テープ
リールから、リーダテープが接続された製品テープを巻
き出し、製品テープの製品搭載箇所に所定の処理を施し
た後、空のテープリールに巻き取るに当って、製品テー
プの前に接続されたリーダテープまたは製品テープの後
に接続されたリーダテープのいずれかまたは両方の所定
位置にリーダテープ識別用の薄板材を設けておき、前記
所定の処理を施す箇所よりも上流側の所定位置、所定の
処理を施す箇所よりも下流側かつテープ巻き取り部より
も上流側の所定位置のいずれか、またはその両方で、テ
ープの所定位置にリーダテープ識別用の薄板材が存在す
るか否かを判定し、リーダテープ識別用の薄板材が存在
すると判定されたことに応答して、判定した位置におい
てリーダテープの存在を認識するのであるから、複数の
製品テープどうしをリーダテープを介して接続した状態
でテープリールから巻き出して製品テープの製品搭載箇
所に所定の処理を施すに当って、テープ通しのための作
業時間が全体に占める割合を小さくして全体としての処
理効率を高めることができる。また、製品テープどうし
を接続するリーダテープを確実に検出できるので、この
部分を看過することにより後続の製品テープに搭載され
た製品のほぼ全部が不良品になってしまうという不都合
を防止できる。
【0028】請求項3のTAB工程における製品テープ
に接続されたリーダテープの検出方法であれば、テープ
リールから、リーダテープが接続された製品テープを巻
き出し、製品テープの製品搭載箇所に第1〜第Nの処理
を施した後、空のテープリールに巻き取るに当って、前
記第1の処理を施す箇所よりも上流側の所定位置、第1
〜第Nの複数のテープ処理部の各々の間の所定位置、第
Nのテープ処理部よりも下流側かつテープ巻き取り部よ
りも上流側の所定位置のいずれか、またはその選択した
位置の複数の組み合わせ、またはその全ての位置で、テ
ープの所定位置に孔または銅箔パターンが存在するか否
かを判定し、孔または銅箔パターンが存在しないと判定
されたことに応答して、判定した位置においてリーダテ
ープの存在を認識するのであるから、複数の製品テープ
どうしをリーダテープを介して接続した状態でテープリ
ールから巻き出して製品テープの製品搭載箇所に第1〜
第Nの処理を順次施すに当って、テープ通しのための作
業時間が全体に占める割合を小さくして全体としての処
理効率を高めることができる。また、製品テープどうし
を接続するリーダテープを確実に検出できるので、この
部分を看過することにより後続の製品テープに搭載され
た製品のほぼ全部が不良品になってしまうという不都合
を防止できる。
【0029】請求項4のTAB工程における製品テープ
に接続されたリーダテープの検出方法であれば、テープ
リールから、リーダテープが接続された製品テープを巻
き出し、製品テープの製品搭載箇所に第1〜第Nの処理
を施した後、空のテープリールに巻き取るに当って、製
品テープの前に接続されたリーダテープまたは製品テー
プの後に接続されたリーダテープのいずれかまたは両方
の所定位置にリーダテープ識別用の薄板材を設けてお
き、前記第1の処理を施す箇所よりも上流側の所定位
置、第1〜第Nの複数のテープ処理部の各々の間の所定
位置、第Nのテープ処理部よりも下流側かつテープ巻き
取り部よりも上流側の所定位置のいずれか、またはその
選択した位置の複数の組み合わせ、またはその全ての位
置で、テープの所定位置にリーダテープ識別用の薄板材
が存在するか否かを判定し、リーダテープ識別用の薄板
材が存在すると判定されたことに応答して、判定した位
置においてリーダテープの存在を認識するのであるか
ら、複数の製品テープどうしをリーダテープを介して接
続した状態でテープリールから巻き出して製品テープの
製品搭載箇所に第1〜第Nの処理を順次施すに当って、
テープ通しのための作業時間が全体に占める割合を小さ
くして全体としての処理効率を高めることができる。ま
た、製品テープどうしを接続するリーダテープを確実に
検出できるので、この部分を看過することにより後続の
製品テープに搭載された製品のほぼ全部が不良品になっ
てしまうという不都合を防止できる。
【0030】請求項5のTAB工程における製品テープ
に接続されたリーダテープの検出装置であれば、テープ
リールから、リーダテープが接続された製品テープを巻
き出し、製品テープの製品搭載箇所に第1の処理を施し
た後、所定時間の熱処理を要する第2の処理を施すTA
B工程のうち、前記第2の処理を施す箇所よりも上流側
の所定位置で、リーダテープ認識手段によって、テープ
の幅方向の中央部所定位置に孔が存在するか否かをテー
プの透過光に基づいて判定し、孔が存在しないと判定さ
れたことに応答してテープがリーダテープであると認識
することができる。したがって、複数の製品テープどう
しをリーダテープを介して接続した状態でテープリール
から巻き出して製品テープの製品搭載箇所に第1の処理
および熱処理を要する第2の処理を施すに当って、テー
プ通しのための作業時間が全体に占める割合を小さくし
て全体としての処理効率を高めることができる。また、
製品テープどうしを接続するリーダテープを確実に検出
できるので、この部分を看過することにより後続の製品
テープに搭載された製品のほぼ全部が不良品になってし
まうという不都合を防止できる。
【0031】請求項5のTAB工程における製品テープ
に接続されたリーダテープの検出装置であれば、テープ
リールから、リーダテープが接続された製品テープを巻
き出し、製品テープの製品搭載箇所に所定の処理を施し
た後、空のテープリールに巻き取るに当って、前記所定
の処理を施す箇所よりも上流側の所定位置、所定の処理
を施す箇所よりも下流側かつテープ巻き取り部よりも上
流側の所定位置のいずれか、またはその両方で、リーダ
テープ認識手段によってテープの所定位置に孔または銅
箔パターンが存在するか否かを判定し、孔または銅箔パ
ターンが存在しないと判定されたことに応答して、判定
した位置においてリーダテープの存在を認識するのであ
るから、複数の製品テープどうしをリーダテープを介し
て接続した状態でテープリールから巻き出して製品テー
プの製品搭載箇所に所定の処理を施すに当って、テープ
通しのための作業時間が全体に占める割合を小さくして
全体としての処理効率を高めることができる。また、製
品テープどうしを接続するリーダテープを確実に検出で
きるので、この部分を看過することにより後続の製品テ
ープに搭載された製品のほぼ全部が不良品になってしま
うという不都合を防止できる。
【0032】請求項6のTAB工程における製品テープ
に接続されたリーダテープの検出装置であれば、テープ
リールから、リーダテープが接続された製品テープを巻
き出し、製品テープの製品搭載箇所に所定の処理を施し
た後、空のテープリールに巻き取るに当って、製品テー
プの前に接続されたリーダテープまたは製品テープの後
に接続されたリーダテープのいずれかまたは両方の所定
位置にリーダテープ識別用の薄板材を設けておき、前記
所定の処理を施す箇所よりも上流側の所定位置、所定の
処理を施す箇所よりも下流側かつテープ巻き取り部より
も上流側の所定位置のいずれか、またはその両方で、リ
ーダテープ認識手段によってテープの所定位置にリーダ
テープ識別用の薄板材が存在するか否かを判定し、リー
ダテープ識別用の薄板材が存在すると判定されたことに
応答して、判定した位置においてリーダテープの存在を
認識するのであるから、複数の製品テープどうしをリー
ダテープを介して接続した状態でテープリールから巻き
出して製品テープの製品搭載箇所に所定の処理を施すに
当って、テープ通しのための作業時間が全体に占める割
合を小さくして全体としての処理効率を高めることがで
きる。また、製品テープどうしを接続するリーダテープ
を確実に検出できるので、この部分を看過することによ
り後続の製品テープに搭載された製品のほぼ全部が不良
品になってしまうという不都合を防止できる。
【0033】請求項7のTAB工程における製品テープ
に接続されたリーダテープの検出装置であれば、テープ
リールから、リーダテープが接続された製品テープを巻
き出し、製品テープの製品搭載箇所に第1〜第Nの処理
を施した後、空のテープリールに巻き取るに当って、前
記第1の処理を施す箇所よりも上流側の所定位置、第1
〜第Nの複数のテープ処理部の各々の間の所定位置、第
Nのテープ処理部よりも下流側かつテープ巻き取り部よ
りも上流側の所定位置のいずれか、またはその選択した
位置の複数の組み合わせ、またはその全ての位置で、リ
ーダテープ認識手段によってテープの所定位置に孔また
は銅箔パターンが存在するか否かを判定し、孔または銅
箔パターンが存在しないと判定されたことに応答して、
判定した位置においてリーダテープの存在を認識するの
であるから、複数の製品テープどうしをリーダテープを
介して接続した状態でテープリールから巻き出して製品
テープの製品搭載箇所に第1〜第Nの処理を順次施すに
当って、テープ通しのための作業時間が全体に占める割
合を小さくして全体としての処理効率を高めることがで
きる。また、製品テープどうしを接続するリーダテープ
を確実に検出できるので、この部分を看過することによ
り後続の製品テープに搭載された製品のほぼ全部が不良
品になってしまうという不都合を防止できる。
【0034】請求項8のTAB工程における製品テープ
に接続されたリーダテープの検出装置であれば、テープ
リールから、リーダテープが接続された製品テープを巻
き出し、製品テープの製品搭載箇所に第1〜第Nの処理
を施した後、空のテープリールに巻き取るに当って、製
品テープの前に接続されたリーダテープまたは製品テー
プの後に接続されたリーダテープのいずれかまたは両方
の所定位置にリーダテープ識別用の薄板材を設けてお
き、前記第1の処理を施す箇所よりも上流側の所定位
置、第1〜第Nの複数のテープ処理部の各々の間の所定
位置、第Nのテープ処理部よりも下流側かつテープ巻き
取り部よりも上流側の所定位置のいずれか、またはその
選択した位置の複数の組み合わせ、またはその全ての位
置で、リーダテープ認識手段によってテープの所定位置
にリーダテープ識別用の薄板材が存在するか否かを判定
し、リーダテープ識別用の薄板材が存在すると判定され
たことに応答して、判定した位置においてリーダテープ
の存在を認識するのであるから、複数の製品テープどう
しをリーダテープを介して接続した状態でテープリール
から巻き出して製品テープの製品搭載箇所に第1〜第N
の処理を順次施すに当って、テープ通しのための作業時
間が全体に占める割合を小さくして全体としての処理効
率を高めることができる。また、製品テープどうしを接
続するリーダテープを確実に検出できるので、この部分
を看過することにより後続の製品テープに搭載された製
品のほぼ全部が不良品になってしまうという不都合を防
止できる。請求項9のTAB工程における製品テープに
接続されたリーダテープの検出装置であれば、請求項6
または請求項8と同様の作用を達成することができる。
【0035】請求項10のTAB工程における製品テー
プに接続されたリーダテープの検出装置であれば、請求
項6または請求項8と同様の作用を達成することができ
る。請求項11のTAB工程における製品テープに接続
されたリーダテープの検出装置であれば、請求項6また
は請求項8と同様の作用を達成することができる。請求
項12のTAB工程における製品テープに接続されたリ
ーダテープの検出装置であれば、リーダテープ識別用の
薄板材として、製品テープとリーダテープとを接続する
ための接続テープを採用しているので、リーダテープ識
別用の薄板材を別途設ける場合と比較して作業を簡単化
することができるほか、請求項6、請求項8から請求項
11のいずれかと同様の作用を達成することができる。
【0036】請求項13のTAB工程における製品テー
プに接続されたリーダテープの検出装置であれば、請求
項5または請求項6と同様の作用を達成することができ
る。請求項14のTAB工程における製品テープに接続
されたリーダテープの検出装置であれば、請求項7また
は請求項8と同様の作用を達成することができる。請求
項15のTAB工程における製品テープに接続されたリ
ーダテープの検出装置であれば、TAB工程が錫メッキ
工程である場合に、請求項7から請求項12のいずれか
と同様の作用を達成することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、添付図面によってこの発明
の実施の態様を詳細に説明する。図1はこの発明のリー
ダテープ検出方法が適用されるTABテープの一例を示
す概略斜視図、図2は図1のTABテープの接続部分を
示す縦断面図である。このTABテープ1は、所定のピ
ッチでデバイスホール、インナーリードなどが設けられ
てなる製品テープ2と、この製品テープ2の前後に接続
テープ4によって接続されたリーダテープ3とで構成さ
れている。ここで、製品テープ2およびリーダテープ3
は共に加熱処理工程を通る可能性がある関係上、共にポ
リイミドからなるテープが採用されている。そして、製
品テープ2およびリーダテープ3の周縁部には、図示し
ないスプロケットホイールによる送り力を受けるための
スプロケット孔(図示せず)が設けられている。なお、
5はこのTABテープを巻いておくための、または巻き
取るためのテープリールである。また、前記リーダテー
プ3の所定位置にリーダテープ検出のための薄板材3a
が必要に応じて設けられる。
【0038】図3はTABテープ1に対する樹脂封止を
行うための樹脂封止装置の構成を概略的に示す正面図で
ある。この装置は、テープ巻き出し部11と、樹脂描画
部12と、樹脂硬化部13と、テープ巻き取り部14と
をこの順に配置してある。また、いずれかの構成部(図
3においては樹脂硬化部13)の所定位置に警報器15
が設けられている。
【0039】前記テープ巻き出し部11は、TABテー
プ1をスペーサテープ6と重ねた状態で巻回してある製
品供給リール11aと、TABテープ1の巻き出しに伴
なってスペーサテープ6を巻き取るスペーサテープ巻き
取りリール11bとを有している。前記樹脂描画部12
は、従来公知のように、製品テープ2の所定位置に封止
用樹脂を描画(塗布)する樹脂描画装置12aを有して
いる。そして、樹脂描画装置12aよりも上流側の所定
位置に銅箔パターンを検出するための第1銅箔パターン
検出器12bを有している。この銅箔パターン検出器1
2bとしては、例えば、図4に示すように、TABテー
プ1を基準として一方の側に互いに近接させて発光部1
2b1と受光部12b2とが配置されてなるもの(反射
型の光センサ)であればよい。
【0040】前記樹脂硬化部13は、描画された樹脂を
硬化させるのに十分な内部温度に保持された樹脂硬化炉
の内部に複数個のガイドロール13aを有し、描画され
た樹脂を硬化させるのに十分な時間だけ製品テープ2を
樹脂硬化炉内に存在させるようにTABテープ1を蛇行
させるようにしている。ただし、樹脂硬化炉で樹脂を硬
化させる程度としては、巻き取りに耐え得る程度でよ
い。
【0041】前記テープ巻き取り部14は、スペーサテ
ープ6を供給するスペーサテープ供給リール14aと、
樹脂硬化部13から送り出されるTABテープ1とスペ
ーサテープ6とを重ね合せた状態で巻き取る製品テープ
巻き取りリール14bと、製品テープ巻き取りリール1
4bの上流側の所定位置において銅箔パターンを検出す
るための第2銅箔パターン検出器14cとを有してい
る。この銅箔パターン検出器14cとしては、例えば、
前記第1銅箔パターン検出器12bと同様の構成のもの
が採用される。
【0042】図5は図3の樹脂封止装置におけるリーダ
テープ検出部の電気的構成を示すブロック図である。こ
のリーダテープ検出部は、銅箔パターン検出器12b,
14cからの出力信号を制御部(コントローラ)16に
供給し、制御部16から出力される一時停機信号を製品
テープ供給リール11a、製品テープ巻き取りリール1
4bを駆動するテープ駆動機構17および樹脂描画装置
12aに供給し、制御部16から出力される警報信号を
警報器15に供給している。
【0043】このリーダテープ検出部においては、銅箔
パターン検出器12b,14cによって銅箔パターンを
検出し、銅箔パターン検出信号を制御部16に供給す
る。この制御部16においては、所定時間内に銅箔パタ
ーン検出信号を受け取ったか否かを判定し、所定時間以
上銅箔パターン検出信号を受け取らないと判定した場合
に、該当する位置がリーダテープ3であると判定し、そ
の時点で遂行中であった1デバイス分の一連の動作(樹
脂描画動作、テープ走行動作)が終了したことを条件と
して、一時停機信号を製品テープ供給リール11a、製
品テープ巻き取りリール14bを駆動するテープ駆動機
構17および樹脂描画装置12aに供給してテープ走行
および樹脂描画を停止させ、警報信号を警報器15に供
給して警報(光および/または音)を発してオペレータ
に報知する。
【0044】そして、オペレータが新たなTABテープ
1(樹脂封止すべき製品テープ2を含むTABテープ
1)の接続を行い、またはTABテープ1を巻き取った
製品テープ巻き取りリール14bを空の製品テープ巻き
取りリール14bと交換して次のTABテープ1のリー
ダテープ3をこの製品テープ巻き取りリール14bと接
続した後に、テープ走行および樹脂描画を再開させるべ
きことを指示することにより、再び一連の樹脂封止動作
を行わせることができる。
【0045】ここで、テープ走行および樹脂描画を停止
させれば、樹脂硬化炉中における滞留時間が長くなる
が、滞留時間の増加は樹脂の硬化を進めるだけであるか
ら何ら不都合はない。以上から明らかなように、複数の
製品テープ2どうしをリーダテープ3を介して接続した
状態でテープリールから巻き出して製品テープ2の製品
搭載箇所に所定の処理を施すに当って、テープ通しのた
めの作業時間が全体に占める割合を小さくして全体とし
ての処理効率を高めることができる。また、製品テープ
2どうしを接続するリーダテープ3を確実に検出できる
ので、この部分を看過することにより後続の製品テープ
2に搭載された製品のほぼ全部が不良品になってしまう
(後続の製品テープ2における樹脂描画の位置がずれて
しまい、製品のほぼ全部が不良品になってしまう)とい
う不都合を防止できる。
【0046】図6はTABテープ1に対する錫メッキを
行うための錫メッキ装置の構成を概略的に示す正面図で
ある。この装置は、テープ巻き出し部21と、第1バッ
ファ部22と、錫メッキ部23と、第2バッファ部24
と、テープ巻き取り部25とをこの順に配置してある。
また、いずれかの構成部の所定位置に警報器(図示せ
ず)が設けられている。前記テープ巻き出し部21は、
TABテープ1をスペーサテープ6と重ねた状態で巻回
してある製品供給リール21aと、TABテープ1の巻
き出しに伴なってスペーサテープ6を巻き取るスペーサ
テープ巻き取りリール21bとを有している。
【0047】前記第1バッファ部22は、例えば、1対
のガイドローラ22a,22bの間において図示しない
駆動源によって上方または下方に移動するように構成さ
れた可動ガイドローラ22cを有し、TABテープ1を
ガイドローラ22a−可動ガイドローラ22c−ガイド
ローラ22bの順に掛けわたすことによって、TABテ
ープ1に常に所定の張力を与えるようにしたものであ
る。したがって、テープ巻き出し部21によりTABテ
ープ1の巻き出しが行われている状態において、予め設
定した長さのTABテープ1を蓄積し、テープ巻き出し
部21によるTABテープ1の巻き出しが停止されてい
る状態において、前記蓄積された長さのTABテープ1
を錫メッキ部23に送り出すことができる。そして、上
流側のガイドローラ22aの上流側に第1テープ孔検出
器22dを設けている。この第1テープ孔検出器22d
は、例えば、図7に示すように、TABテープ1を挟ん
で発光部22d1と受光部22d2とが対向配置されて
なるもの(透過型の光センサ)であればよく、デバイス
ホールなどのようにTABテープ1に設けられているテ
ープ孔を検出することができる。
【0048】前記錫メッキ部23は、従来公知のよう
に、前処理槽23a、錫メッキ槽23bおよび後処理槽
23cをこの順に有している。前記第2バッファ部24
は第1バッファ部22とほぼ同様の構成であり、第2テ
ープ孔検出器24dが下流側のガイドローラ24bの下
流側に設けられている点が異なるだけである。したがっ
て、テープ巻き取り部25によるTABテープ1の巻き
取りが停止されている状態において、メッキ部23より
送り出されるTABテープ1を蓄積することができる。
【0049】前記テープ巻き取り部25は、スペーサテ
ープ6を供給するスペーサテープ供給リール25aと、
第2バッファ部24から送り出されるTABテープ1と
スペーサテープ6とを重ね合せた状態で巻き取る製品テ
ープ巻き取りリール25bとを有している。図8は図6
の錫メッキ装置におけるリーダテープ検出部の電気的構
成を示すブロック図である。
【0050】このリーダテープ検出部は、第1テープ孔
検出器22dからの出力信号を第1制御部(コントロー
ラ)26aに供給し、第1制御部26aから出力される
一時停機信号を製品テープ供給リール21aを駆動する
第1テープ駆動機構27aに供給し、第1制御部26a
から出力される始動信号を第1バッファ部22に供給
し、第1制御部26aから出力される警報信号を警報器
に供給している。また、第2テープ孔検出器24dから
の出力信号を第2制御部(コントローラ)26bに供給
し、第2制御部26bから出力される一時停機信号を製
品テープ巻き取りリール25bを駆動する第2テープ駆
動機構27bに供給し、第2制御部26bから出力され
る始動信号を第2バッファ部24に供給し、第2制御部
26bから出力される警報信号を警報器に供給してい
る。
【0051】このリーダテープ検出部においては、テー
プ孔検出器22d,24dによってテープ孔を検出し、
テープ孔検出信号をそれぞれ第1、第2制御部26a,
26bに供給する。これらの制御部26a,26bにお
いては、所定時間内にテープ孔検出信号を受け取ったか
否かを判定し、所定時間以上テープ孔検出信号を受け取
らないと判定した場合に、該当する位置がリーダテープ
3であると判定し、一時停機信号を第1テープ駆動機構
27a、第2テープ駆動機構27bに供給してTABテ
ープ1の巻き出し、TABテープ1の巻き取りを停止す
るとともに、始動信号を第1バッファ部22、第2バッ
ファ部24に供給してバッファ動作を開始させ、警報信
号を警報器に供給して警報(光および/または音)を発
してオペレータに報知する。なお、ここでは、両制御部
26a,26bにより同時に一時停機信号、始動信号、
警報信号が出力されるように説明が行われているが、実
際には、リーダテープ3が同時に両制御部26a,26
bにおいて検出されることは殆どないので、いずれか一
方の制御部による制御が行われるだけである。
【0052】また、第1バッファ部22におけるバッフ
ァ動作は蓄積されたTABテープ1の送り出し動作であ
り、第2バッファ部24におけるバッファ動作はTAB
テープ1の蓄積動作である。そして、オペレータが新た
なTABテープ1(錫メッキが施されるべき製品テープ
2を含むTABテープ1)の接続を行い、またはTAB
テープ1を巻き取った製品テープ巻き取りリール14b
を空の製品テープ巻き取りリール14bと交換して次の
TABテープ1のリーダテープ3をこの製品テープ巻き
取りリール14bと接続した後に、テープ走行を再開さ
せるべきことを指示することにより、再びTABテープ
巻き出し、またはTABテープ巻き取りを行わせること
ができる。また、この指示に応答して、第1バッファ部
22においてはTABテープ1の蓄積動作を行い、第2
バッファ部24においては蓄積されたTABテープ1の
送り出し動作を行う。
【0053】ここで、TABテープ巻き出し、またはT
ABテープ巻き取りを停止させた場合であっても、第1
バッファ部22または第2バッファ部24を動作させる
ことにより、錫メッキ部23におけるTABテープ1の
走行をそのまま継続させることができるので、TABテ
ープ1が錫メッキ槽23bを通過する時間を一定に保持
し続けることができ、この結果、錫メッキ厚を一定にす
ることができる。
【0054】以上から明らかなように、複数の製品テー
プ2どうしをリーダテープ3を介して接続した状態でテ
ープリールから巻き出して製品テープ2の製品搭載箇所
に錫メッキ処理を施すに当って、テープ通しのための作
業時間が全体に占める割合を小さくして全体としての処
理効率を高めることができる。図9はTABテープ1に
対するインナーリードボンディング、樹脂封止、マーキ
ングをこの順に行うための装置の構成を概略的に示す正
面図である。
【0055】この装置は、テープ巻き出し部31と、イ
ンナーリードボンダ32と、第1バッファ部33と、樹
脂描画部34と、樹脂硬化部35と、第2バッファ部3
6と、マーキング部37と、テープ巻き取り部38とを
この順に配置してある。また、いずれかの構成部の所定
位置に警報器(図示せず)が設けられている。また、前
記樹脂描画部34および樹脂硬化部35によって樹脂封
止部が構成されている。
【0056】前記テープ巻き出し部31は、TABテー
プ1をスペーサテープ6と重ねた状態で巻回してある製
品供給リール31aと、TABテープ1の巻き出しに伴
なってスペーサテープ6を巻き取るスペーサテープ巻き
取りリール31bとを有している。前記インナーリード
ボンダ32は、従来公知のように、TABテープ1の所
定位置においてインナーリードボンディングを行うボン
ディング部32aを有している。そして、このボンディ
ング部32aよりも上流側の所定位置に第1リーダテー
プ検出器32bを有している。
【0057】前記第1バッファ部33は、例えば、1対
のガイドローラ33a,33bの間において所定の付勢
力によって上方または下方に移動するように付勢された
可動ガイドローラ33cを有し、TABテープ1をガイ
ドローラ33a−可動ガイドローラ33c−ガイドロー
ラ33bの順に掛けわたすことによって、TABテープ
1に所定の張力を与えるとともに、前後の処理部におけ
る速度差を吸収するようにしたものである。したがっ
て、インナーリードボンダ32の処理速度が樹脂描画部
34の処理速度が大きいことに応答して、可動ガイドロ
ーラ33cが1対のガイドローラ33a,33bから離
れる方向に移動して両処理速度の差を吸収する。
【0058】前記樹脂描画部34は、従来公知のよう
に、インナーリードボンダ32によってTABテープ1
の所定位置にボンディングされたチップを覆うように封
止樹脂を描画する樹脂描画装置34aを有している。そ
して、樹脂描画装置34aよりも上流側の所定位置に第
2リーダテープ検出器34bを有している。前記樹脂硬
化部35は、描画された樹脂を硬化させるのに十分な内
部温度に保持された樹脂硬化炉の内部に複数個のガイド
ロール35aを有し、描画された樹脂を硬化させるのに
十分な時間だけ製品テープ2を樹脂硬化炉内に存在させ
るようにTABテープ1を蛇行させるようにしている。
ただし、樹脂硬化炉で樹脂を硬化させる程度としては、
マーキング処理、巻き取りに耐え得る程度でよい。
【0059】前記第2バッファ部36は、第1バッファ
部33と同様の構成を有するものである。したがって、
マーキング部37の処理速度が樹脂硬化部35の処理速
度が大きいことに応答して、可動ガイドローラ36cが
1対のガイドローラ33a,33bに接近する方向に移
動して両処理速度の差を吸収する。前記マーキング部3
7は、従来公知のように、TABテープ1にボンディン
グされ、かつ樹脂封止されたチップ上に型番などを印刷
するマーキング装置37aを有している。そして、この
マーキング装置37aよりも上流側の所定位置に第3リ
ーダテープ検出器37bを有している。
【0060】前記テープ巻き取り部38は、スペーサテ
ープ6を供給するスペーサテープ供給リール38aと、
マーキング部37から送り出されるTABテープ1とス
ペーサテープ6とを重ね合せた状態で巻き取る製品テー
プ巻き取りリール38bとを有している。そして、製品
テープ巻き取りリール38bよりも上流側の所定位置に
第4リーダテープ検出器38cを有している。
【0061】前記第1〜第4リーダテープ検出器32
b,34b,37b,38cは、図4または図7に示す
構成のものであってもよい。また、光センサに代えて磁
気を検出する磁気センサ(図示せず)からなるものであ
ってもよい。ここで、図4に示す構成のリーダテープ検
出器(反射型のもの)が採用されている場合には、リー
ダテープ3に製品テープ2の光反射率と大幅に異なる光
反射率を有する{例えば、光反射率が著しく大きいか著
しく小さい、または反射光の波長依存性が製品テープ2
のそれと大幅に異なる(ポリイミドが赤茶色であるか
ら、青色のものを採用し、反射型の光センサとして青色
用の光センサを採用する)}マークテープ3aを設けれ
ばよく、また、マークテープ3aを設ける代わりに製品
テープ2に存在している銅箔パターンを検出できるよう
にリーダテープ検出部を配置してもよい。ただし、リー
ダテープ検出部を銅箔パターン形成側に配置しておくこ
とが必要である。また、図7に示す構成のリーダテープ
検出部(透過型のもの)が採用されている場合には、製
品テープ2に存在するデバイスホール、アウターリード
ホール、スリットなどを検出できるようにリーダテープ
検出部を設ければよい。ただし、特別に孔(図示せず)
を形成してもよい。この場合における孔はリーダテープ
3、製品テープ2の何れかに設ければよい。さらに、磁
気を検出するリーダテープ検出部が採用されている場合
には、マークテープ3aに代えて磁気を帯びたテープを
設ければよい。
【0062】さらに、リーダテープ検出部は、リーダテ
ープ3の全範囲を検出し続ける必要はなく、リーダテー
プ3と製品テープ2との境界部(接続部)を検出できれ
ばよいのであるから、マークテープ3aと同様の機能を
接続テープ4に持たせてもよい。図10は図9の装置に
おけるリーダテープ検出部の電気的構成を示すブロック
図である。
【0063】このリーダテープ検出部は、第1リーダテ
ープ検出器32bからの出力信号を第1制御部(インナ
ーリードボンダコントローラ)41に供給し、第1制御
部41から出力される一時停機信号をインナーリードボ
ンダ32と、製品テープ供給リール31aを駆動する第
1テープ駆動機構39aとに供給し、第1制御部41か
ら出力される警報信号を警報器に供給している。また、
第2リーダテープ検出器34bからの出力信号を第2制
御部(樹脂封止装置コントローラ)42に供給し、第2
制御部42から出力される一時停機信号を樹脂描画部3
4と、第1テープ駆動機構39aと、製品テープ巻き取
りリール38bを駆動する第2テープ駆動機構39bと
に供給し、第2制御部42から出力される警報信号を警
報器に供給している。また、第3リーダテープ検出器3
7b、第4リーダテープ検出器38cからの出力信号を
第3制御部(マーキング装置コントローラ)43に供給
し、第3制御部43から出力される一時停機信号をマー
キング部37と、第2テープ駆動機構39bとに供給
し、第3制御部43から出力される警報信号を警報器に
供給している。
【0064】さらに、第1バッファ部33がその前後の
処理速度の差を吸収できなくなったこと(可動ガイドロ
ーラ33cが限界位置まで移動したこと)に応答して一
時停機信号をインナーリードボンダ32に供給する。第
2バッファ部36がその前後の処理速度の差を吸収でき
なくなったこと(可動ガイドローラ36cが限界位置ま
で移動したこと)に応答して一時停機信号を樹脂描画部
34と樹脂硬化部35とに供給する。
【0065】このリーダテープ検出部においては、リー
ダテープ検出器32b,34b,37b,38cによっ
てリーダテープを検出し、リーダテープ検出信号をそれ
ぞれ第1、第2、第3制御部41,42,43に供給す
る。これらの制御部41,42,43においては、リー
ダテープ検出器から受け取ったリーダテープ検出信号に
基づいて該当する位置がリーダテープ3であると判定
し、一時停機信号を第1テープ駆動機構39a、第2テ
ープ駆動機構39bに供給してTABテープ1の巻き出
し、TABテープ1の巻き取りを停止するとともに、イ
ンナーリードボンダ32、樹脂描画部34、樹脂硬化部
35、マーキング部37に供給して該当する処理を停止
する。また、各制御部は警報信号を警報器に供給して警
報(光および/または音)を発してオペレータに報知す
る。なお、ここでは、3つの制御部41,42,43に
より同時に一時停機信号、警報信号が出力されるように
説明が行われているが、実際には、リーダテープ3が同
時に全てのリーダテープ検出器32b,34b,37
b,38cにおいて検出されることは殆どないので、い
ずれか1つまたは2つの制御部による制御が行われるだ
けである。
【0066】したがって、いずれかのリーダテープ検出
部によってTABテープ1のリーダテープ3が検出され
た場合に、停止させるべき処理部、テープ駆動機構のみ
を停止させ、同時に警報器を動作させてオペレータに対
してリーダテープ3が検出されたことを報知する。そし
て、いずれかの処理部、テープ駆動機構が停止された場
合には、該当するバッファ部によってその前後の処理速
度の差を吸収させ、停止させられてない処理部による処
理を継続させる。なお、バッファ部におけるTABテー
プ1の蓄積量には限界があるので、いずれかの処理部が
著しく長時間にわたって停止させられたままであると、
処理速度の差を吸収し得なくなってしまう可能性があ
る。このような場合には、該当するバッファ部からイン
ナーリードボンダ32または樹脂描画部34、樹脂硬化
部35に対して一時停機信号を供給することにより該当
する処理部を停止させる。したがって、停止時間が著し
く長くなった場合には、停止させられる処理部が増加す
るのでTABテープ1に対する処理効率が低下するが、
TABテープ1に対して悪影響を及ぼすおそれはない。
【0067】そして、オペレータが新たなTABテープ
1(処理が施されるべき製品テープ2を含むTABテー
プ1)の接続を行い、またはTABテープ1を巻き取っ
た製品テープ巻き取りリール14bを空の製品テープ巻
き取りリール14bと交換して次のTABテープ1のリ
ーダテープ3をこの製品テープ巻き取りリール14bと
接続し、または樹脂描画のための位置合わせ、マーキン
グのための位置合わせを行った後に、テープ走行を再開
させるべきことを指示することにより、再びTABテー
プ巻き出し、TABテープ巻き取り、停止されていた処
理部による処理を行わせることができる。
【0068】以上から明らかなように、複数の製品テー
プ2どうしをリーダテープ3を介して接続した状態でテ
ープリールから巻き出して製品テープ2の製品搭載箇所
にインナーリードボンディング処理、樹脂封止処理、マ
ーキング処理を順次施すに当って、テープ通しのための
作業時間が全体に占める割合を小さくして全体としての
処理効率を高めることができる。また、製品テープ2ど
うしを接続するリーダテープ3を確実に検出できるの
で、この部分を看過することにより後続の製品テープ2
に搭載された製品のほぼ全部が不良品になってしまう
(後続の製品テープ2におけるインナーリードボンディ
ングの位置、樹脂描画の位置、マーキングの位置がずれ
てしまい、製品のほぼ全部が不良品になってしまう)と
いう不都合を防止できる。
【0069】以上の説明から明らかなように、これらの
実施態様のリーダテープ検出方法を採用することによ
り、複数の製品テープ2をリーダテープ3を介して接続
してなるTABテープ1に対する処理を連続して行わせ
ることができ、全体の所要時間に対するテープ通し時間
の占める割合を小さくして処理効率を著しく高めること
ができる。また、製品テープ2が代わるごとにオペレー
タによる調節作業を確実に行わせることができるので、
不良品の発生を著しく低減することができる。
【0070】
【発明の効果】請求項1の発明は、複数の製品テープど
うしをリーダテープを介して接続した状態でテープリー
ルから巻き出して製品テープの製品搭載箇所に所定の処
理を施すに当って、テープ通しのための作業時間が全体
に占める割合を小さくして全体としての処理効率を高め
ることができ、また、製品テープどうしを接続するリー
ダテープを確実に検出できるので、この部分を看過する
ことにより後続の製品テープに搭載された製品のほぼ全
部が不良品になってしまうという不都合を防止できると
いう特有の効果を奏する。
【0071】請求項2の発明は、複数の製品テープどう
しをリーダテープを介して接続した状態でテープリール
から巻き出して製品テープの製品搭載箇所に所定の処理
を施すに当って、テープ通しのための作業時間が全体に
占める割合を小さくして全体としての処理効率を高める
ことができ、また、製品テープどうしを接続するリーダ
テープを確実に検出できるので、この部分を看過するこ
とにより後続の製品テープに搭載された製品のほぼ全部
が不良品になってしまうという不都合を防止できるとい
う特有の効果を奏する。
【0072】請求項3の発明は、複数の製品テープどう
しをリーダテープを介して接続した状態でテープリール
から巻き出して製品テープの製品搭載箇所に第1〜第N
の処理を順次施すに当って、テープ通しのための作業時
間が全体に占める割合を小さくして全体としての処理効
率を高めることができ、また、製品テープどうしを接続
するリーダテープを確実に検出できるので、この部分を
看過することにより後続の製品テープに搭載された製品
のほぼ全部が不良品になってしまうという不都合を防止
できるという特有の効果を奏する。
【0073】請求項4の発明は、複数の製品テープどう
しをリーダテープを介して接続した状態でテープリール
から巻き出して製品テープの製品搭載箇所に第1〜第N
の処理を順次施すに当って、テープ通しのための作業時
間が全体に占める割合を小さくして全体としての処理効
率を高めることができ、また、製品テープどうしを接続
するリーダテープを確実に検出できるので、この部分を
看過することにより後続の製品テープに搭載された製品
のほぼ全部が不良品になってしまうという不都合を防止
できるという特有の効果を奏する。
【0074】請求項5の発明は、複数の製品テープどう
しをリーダテープを介して接続した状態でテープリール
から巻き出して製品テープの製品搭載箇所に所定の処理
を施すに当って、テープ通しのための作業時間が全体に
占める割合を小さくして全体としての処理効率を高める
ことができ、また、製品テープどうしを接続するリーダ
テープを確実に検出できるので、この部分を看過するこ
とにより後続の製品テープに搭載された製品のほぼ全部
が不良品になってしまうという不都合を防止できるとい
う特有の効果を奏する。
【0075】請求項6の発明は、複数の製品テープどう
しをリーダテープを介して接続した状態でテープリール
から巻き出して製品テープの製品搭載箇所に所定の処理
を施すに当って、テープ通しのための作業時間が全体に
占める割合を小さくして全体としての処理効率を高める
ことができ、また、製品テープどうしを接続するリーダ
テープを確実に検出できるので、この部分を看過するこ
とにより後続の製品テープに搭載された製品のほぼ全部
が不良品になってしまうという不都合を防止できるとい
う特有の効果を奏する。
【0076】請求項7の発明は、複数の製品テープどう
しをリーダテープを介して接続した状態でテープリール
から巻き出して製品テープの製品搭載箇所に第1〜第N
の処理を順次施すに当って、テープ通しのための作業時
間が全体に占める割合を小さくして全体としての処理効
率を高めることができ、また、製品テープどうしを接続
するリーダテープを確実に検出できるので、この部分を
看過することにより後続の製品テープに搭載された製品
のほぼ全部が不良品になってしまうという不都合を防止
できるという特有の効果を奏する。
【0077】請求項8の発明は、複数の製品テープどう
しをリーダテープを介して接続した状態でテープリール
から巻き出して製品テープの製品搭載箇所に第1〜第N
の処理を順次施すに当って、テープ通しのための作業時
間が全体に占める割合を小さくして全体としての処理効
率を高めることができ、また、製品テープどうしを接続
するリーダテープを確実に検出できるので、この部分を
看過することにより後続の製品テープに搭載された製品
のほぼ全部が不良品になってしまうという不都合を防止
できるという特有の効果を奏する。
【0078】請求項9の発明は、請求項6または請求項
8と同様の効果を奏する。請求項10の発明は、請求項
6または請求項8と同様の効果を奏する。請求項11の
発明は、請求項6または請求項8と同様の効果を奏す
る。請求項12の発明は、リーダテープ識別用の薄板材
を別途設ける場合と比較して作業を簡単化することがで
きるほか、請求項6、請求項8から請求項11のいずれ
かと同様の効果を奏する。
【0079】請求項13の発明は、請求項5または請求
項6と同様の効果を奏する。請求項14の発明は、請求
項7または請求項8と同様の効果を奏する。請求項15
の発明は、TAB工程が錫メッキ工程である場合に、請
求項7から請求項12のいずれかと同様の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のリーダテープ検出方法が適用される
TABテープの一例を示す概略斜視図である。
【図2】図1のTABテープの接続部分を示す縦断面図
である。
【図3】TABテープに対する樹脂封止を行うための樹
脂封止装置の構成を概略的に示す正面図である。
【図4】反射型光センサからなる銅箔パターン検出部の
構成を示す概略図である。
【図5】図3の樹脂封止装置におけるリーダテープ検出
部の電気的構成を示すブロック図である。
【図6】TABテープに対する錫メッキを行うための錫
メッキ装置の構成を概略的に示す正面図である。
【図7】透過型光センサからなるテープ孔検出部の構成
を示す概略図である。
【図8】図6の錫メッキ装置におけるリーダテープ検出
部の電気的構成を示すブロック図である。
【図9】TABテープに対するインナーリードボンディ
ング、樹脂封止、マーキングをこの順に行うための装置
の構成を概略的に示す正面図である。
【図10】図9の装置におけるリーダテープ検出部の電
気的構成を示すブロック図である。
【図11】反社型光センサからなるリーダテープ検出部
の構成を示す概略図である。
【符号の説明】
1 TABテープ 2 製品テープ 3 リーダテープ 3a 薄板材 4 接続テープ 12b 第1銅箔パターン検出器 14c 第2銅箔パターン検出器 16 制御部 22d 第1テープ孔検出器 24d 第2テープ孔
検出器 26a 第1制御部 26b 第2制御部 32b 第1リーダテープ検出器 34b 第2リー
ダテープ検出器 37b 第3リーダテープ検出器 38c 第4リー
ダテープ検出器 41 第1制御部 42 第2制御部 43 第3制御部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ巻き出し部でテープリール(5)
    からリーダテープ(3)が接続された製品テープ(2)
    を巻き出し、テープ処理部で製品テープ(2)の製品部
    分に所定の処理を施した後、テープ巻き取り部で空のテ
    ープリールに巻き取るTAB工程において、前記テープ
    処理部の上流側の所定位置、前記テープ処理部の下流側
    から前記テープ巻き取り部の上流側の所定位置のいずれ
    か、またはその両方の位置でテープ(1)の所定の位置
    に孔または銅箔パターンが存在するか否かを判定し、孔
    または銅箔パターンが存在しないと判定されたことに応
    答して、判定した位置においてリーダテープ(3)の存
    在を認識することを特徴とするTAB工程における製品
    テープに接続されたリーダテープの検出方法。
  2. 【請求項2】 テープ巻き出し部でテープリール(5)
    からリーダテープ(3)が接続された製品テープ(2)
    を巻き出し、テープ処理部で製品テープ(2)の製品部
    分に所定の処理を施した後、テープ巻き取り部で空のテ
    ープリールに巻き取るTAB工程において、製品テープ
    (2)の前に接続されたリーダテープ(3)または該製
    品テープ(2)の後に接続されたリーダテープ(3)の
    いずれかまたは両方の所定位置にリーダテープ識別用の
    薄板材(3a)を設けておき、前記テープ処理部の上流
    側の所定位置、前記テープ処理部の下流側から前記テー
    プ巻き取り部の上流側の所定位置のいずれか、またはそ
    の両方の位置でリーダテープ識別用の薄板材(3a)が
    存在するか否かを判定し、リーダテープ識別用の薄板材
    (3a)が存在すると判定されたことに応答して、判定
    した位置においてリーダテープ(3)の存在を認識する
    ことを特徴とするTAB工程における製品テープに接続
    されたリーダテープの検出方法。
  3. 【請求項3】 テープ巻き出し部でテープリール(5)
    からリーダテープ(3)が接続された製品テープ(2)
    を巻き出し、第1〜第Nの複数のテープ処理部で製品テ
    ープ(2)の製品部分に各々所定の処理を施した後、テ
    ープ巻き取り部で空のテープリールに巻き取るTAB工
    程において、前記所定の処理を行う第1テープ処理部の
    上流側の所定位置、第1〜第Nの複数のテープ処理部の
    各々の間の所定位置、前記第Nのテープ処理部の下流側
    から前記テープ巻き取り部の上流側の所定位置のいずれ
    か、またはその選択した位置の複数の組み合わせ、また
    はその全ての位置においてテープ(1)の所定の位置に
    孔または銅箔パターンが存在するか否かを判定し、孔ま
    たは銅箔パターンが存在しないと判定されたことに応答
    して、判定した位置においてリーダテープ(3)の存在
    を認識することを特徴とするTAB工程における製品テ
    ープに接続されたリーダテープの検出方法。
  4. 【請求項4】 テープ巻き出し部でテープリール(5)
    からリーダテープ(3)が接続された製品テープ(2)
    を巻き出し、第1〜第Nの複数のテープ処理部で製品テ
    ープ(2)の製品部分に各々所定の処理を施した後、テ
    ープ巻き取り部で空のテープリールに巻き取るTAB工
    程において、製品テープ(2)の前に接続されたリーダ
    テープ(3)または該製品テープ(2)の後に接続され
    たリーダテープ(3)のいずれかまたは両方の所定位置
    にリーダテープ識別用の薄板材(3a)を設けておき、
    前記所定の処理を行う第1テープ処理部の上流側の所定
    位置、第1〜第Nの複数のテープ処理部の各々の間の所
    定位置、前記第Nのテープ処理部の下流側から前記テー
    プ巻き取り部よりも上流側の所定位置のいずれか、また
    はその選択した位置の複数の組み合わせ、またはその全
    ての位置においてリーダテープ識別用の薄板材(3a)
    が存在するか否かを判定し、リーダテープ識別用の薄板
    材(3a)が存在すると判定されたことに応答して、判
    定した位置においてリーダテープ(3)の存在を認識す
    ることを特徴とするTAB工程における製品テープに接
    続されたリーダテープの検出方法。
  5. 【請求項5】 テープ巻き出し部でテープリール(5)
    からリーダテープ(3)が接続された製品テープ(2)
    を巻き出し、テープ処理部で製品テープ(2)の製品部
    分に所定の処理を施した後、テープ巻き取り部で空のテ
    ープリールに巻き取るTAB工程において、前記テープ
    処理部上流側の所定位置、前記テープ処理部の下流側か
    ら前記テープ巻き取り部よりも上流側の所定位置のいず
    れか、またはその両方の位置でテープ(1)の所定の位
    置に孔が存在するか否かをテープ(1)の透過光または
    反射光に基づいて判定し、または銅箔パターンが存在す
    るか否かをテープ(1)の反射光に基づいて判定し、孔
    または銅箔パターンが存在しないと判定されたことに応
    答して、判定した位置においてリーダテープ(3)の存
    在を認識するリーダテープ認識手段(12b)(14
    c)(16)(22d)(24d)(26a)(26
    b)を設けてあることを特徴とするTAB工程における
    製品テープに接続されたリーダテープの検出装置。
  6. 【請求項6】 テープ巻き出し部でテープリール(5)
    からリーダテープ(3)が接続された製品テープ(2)
    を巻き出し、テープ処理部で製品テープ(2)の製品部
    分に所定の処理を施した後、テープ巻き取り部で空のテ
    ープリールに巻き取るTAB工程において、製品テープ
    (2)の前に接続されたリーダテープ(3)または該製
    品テープ(2)の後に接続されたリーダテープ(3)の
    いずれかまたは両方の所定位置にリーダテープ識別用の
    薄板材(3a)を設けておき、前記テープ処理部の上流
    側所定位置、前記テープ処理部の下流側から前記テープ
    巻き取り部よりも上流側の所定位置のいずれか、または
    その両方の位置でリーダテープ識別用の薄板材(3a)
    が存在するか否かを判定し、リーダテープ識別用の薄板
    材(3a)が存在すると判定されたことに応答して、判
    定した位置においてリーダテープ(3)の存在を認識す
    るリーダテープ認識手段(12b)(14c)(16)
    を設けてあることを特徴とするTAB工程における製品
    テープに接続されたリーダテープの検出装置。
  7. 【請求項7】 テープ巻き出し部でテープリール(5)
    からリーダテープ(3)が接続された製品テープ(2)
    を巻き出し、第1〜第Nの複数のテープ処理部で製品テ
    ープ(2)の製品部分に各々所定の処理を施した後、テ
    ープ巻き取り部で空のテープリールに巻き取るTAB工
    程において、前記所定の処理を行う第1テープ処理部の
    上流側の所定位置、第1〜第Nの複数のテープ処理部の
    各々の間の所定位置、前記第Nのテープ処理部の下流側
    から前記テープ巻き取り部の上流側の所定位置のいずれ
    か、またはその選択した位置の複数の組み合わせ、また
    はその全ての位置においてテープ(1)の所定の位置に
    孔があるか否かを透過光または反射光に基づいて判定
    し、または銅箔パターンが存在するか否かを反射光に基
    づいて判定し、孔または銅箔パターンが存在しないと判
    定されたことに応答して、判定した位置においてリーダ
    テープ(3)の存在を認識するリーダテープ認識手段
    (32b)(34b)(37b)(38c)(41)
    (42)(43)を設けてあることを特徴とするTAB
    工程における製品テープに接続されたリーダテープの検
    出装置。
  8. 【請求項8】 テープ巻き出し部でテープリール(5)
    からリーダテープが接続された製品テープ(2)を巻き
    出し、第1〜第Nの複数のテープ処理部で製品テープ
    (2)の製品部分に各々所定の処理を施した後、テープ
    巻き取り部で空のテープリールに巻き取るTAB工程に
    おいて、製品テープ(2)の前に接続されたリーダテー
    プ(3)または該製品テープ(2)の後に接続されたリ
    ーダテープ(3)のいずれかまたは両方の所定位置にリ
    ーダテープ識別用の薄板材(3a)を設けておき、前記
    所定の処理を行う第1テープ処理部の上流側の所定位
    置、第1〜第Nの複数のテープ処理部の各々の間の所定
    位置、前記第Nのテープ処理部の下流側から前記テープ
    巻き取り部よりも上流側の所定位置のいずれか、または
    その選択した位置の複数の組み合わせ、またはその全て
    の位置においてリーダテープ識別用の薄板材(3a)が
    存在するか否かを判定し、リーダテープ識別用の薄板材
    (3a)が存在すると判定されたことに応答して、判定
    した位置においてリーダテープ(3)の存在を認識する
    リーダテープ識別手段(32b)(34b)(37b)
    (38c)(41)(42)(43)を設けてあること
    を特徴とするTAB工程における製品テープに接続され
    たリーダテープの検出装置。
  9. 【請求項9】 リーダテープ識別用の薄板材(3a)が
    製品テープ(2)よりも高いまたは低い光反射率を有す
    るものであり、リーダテープ認識手段(12b)(14
    c)(16)(32b)(34b)(37b)(38
    c)(41)(42)(43)が光反射型センサを含む
    ものである請求項6または請求項8に記載のTAB工程
    における製品テープに接続されたリーダテープの検出装
    置。
  10. 【請求項10】 リーダテープ識別用の薄板材(3a)
    が製品テープ(2)の色と異なる色を有するものであ
    り、リーダテープ認識手段(22d)(24d)(26
    a)(26b)(32b)(34b)(37b)(38
    c)(41)(42)(43)がカラーセンサを含むも
    のである請求項6または請求項8に記載のTAB工程に
    おける製品テープに接続されたリーダテープの検出装
    置。
  11. 【請求項11】 リーダテープ識別用の薄板材(3a)
    が磁気を帯びたものであり、リーダテープ認識手段(3
    2b)(34b)(37b)(38c)(41)(4
    2)(43)が磁気センサを含むものである請求項6ま
    たは請求項8に記載のTAB工程における製品テープに
    接続されたリーダテープの検出装置。
  12. 【請求項12】 リーダテープ識別用の薄板材(3a)
    が製品テープ(2)とリーダテープ(3)とを接続する
    ための接続テープ(4)である請求項6、請求項8から
    請求項11のいずれかに記載のTAB工程における製品
    テープに接続されたリーダテープの検出装置。
  13. 【請求項13】 前記テープ処理部は製品テープ(2)
    を加熱するものである請求項5または請求項6に記載の
    TAB工程における製品テープに接続されたリーダテー
    プの検出装置。
  14. 【請求項14】 前記第1〜第Nのテープ処理部のうち
    少なくとも一つのテープ処理部が製品テープ(2)を加
    熱するものである請求項7または請求項8に記載のTA
    B工程における製品テープに接続されたリーダテープの
    検出装置。
  15. 【請求項15】 TAB工程がTABテープに錫メッキ
    を行う工程である請求項7から請求項12のいずれかに
    記載のTAB工程における製品テープに接続されたリー
    ダテープの検出装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100344820B1 (ko) * 1999-09-29 2002-07-19 주식회사 하이닉스반도체 코로나 처리를 이용한 본딩 테이프의 제조 방법
KR100365473B1 (ko) * 2001-01-13 2002-12-26 주식회사 다이나테크 웨이퍼 마운터용 접착테이프의 이형지 권취장치
US7371071B2 (en) 2003-07-22 2008-05-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Connection structure of circuit substrate
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KR101430965B1 (ko) * 2014-05-20 2014-08-20 테크밸리 주식회사 반도체 테이프릴의 칩 카운팅방법 및 그 디스플레이시스템

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