JPWO2008156145A1 - 磁性素子および磁性素子を用いたアンテナ装置 - Google Patents

磁性素子および磁性素子を用いたアンテナ装置 Download PDF

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Abstract

インサート成型でコアにベースが固定される場合であっても、コアに対するベースの固定強度を高めることが可能な磁性素子を提供すること。磁性素子1は、磁性材料からなるコア2と、コア2の端部側にインサート成型で形成されて固定される樹脂製のベース3、4とを備え、コア2には、端面2aから窪む凹部2bが形成されている。この磁性素子1では、コア2に対するベース3、4の固定強度を高めることが可能になる。

Description

本発明は、磁性材料からなるコアとコアに固定される樹脂製のベースとを備える磁性素子および磁性素子を用いたアンテナ装置に関する。
従来から、磁性材料からなるコアと、コアに固定される樹脂製のベースとを備えるインダクタンス素子が知られている(たとえば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載のインダクタンス素子は、磁性材料からなる第1のコアおよび第2のコアと、第1のコアの両端側に固定される樹脂製のベースとを備えている。また、ベースは、接着によって第1のコアに固定されている。
特開平2−150004号公報
上述のように、特許文献1に記載のインダクタンス素子では、接着によってベースがコアに固定されている。一方、製造工程の簡素化を図るため、インサート成型によって樹脂製のベースがコアに固定される場合もある。しかしながら、ベースが接着でコアに固定される場合と比較して、インサート成型でベースがコアに固定される場合には、コアに対するベースの固定強度を確保することが困難になる。
そこで、本発明の課題は、インサート成型でコアにベースが固定される場合であっても、コアに対するベースの固定強度を高めることが可能な磁性素子および磁性素子を用いたアンテナ装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の磁性素子は、磁性材料からなるコアと、コアの少なくとも一端側にインサート成型で形成されて固定される樹脂製のベースとを備え、ベースは、コアの一端側の端面には凹部または凸部が形成されていることを特徴とする。
本発明の磁性素子では、コアに、少なくともベースが固定される側のコアの端面から内側に窪む凹部が形成されている。そのため、インサート成型でベースが形成される際に、凹部に樹脂が入り込む。したがって、凹部が形成されている分だけ、ベースとコアとの接触面積を増加させることが可能になり、ベースとコアとの接触抵抗を大きくすることが可能になる。また、本発明の磁性素子では、コアに、少なくともコアの一端側の端面に凸部が形成されている。そのため、インサート成型でベースが形成される際に、そのコアの凸部との嵌合部分には、樹脂が形成されない。したがってコアの凸部が形成されている分だけ、ベースとコアとの接触面積を増加させることが可能になり、ベースとコアとの接触抵抗を大きくすることが可能になる。その結果、本発明では、インサート成型でコアにベースが固定される場合であっても、コアに対するベースの固定強度を高めることが可能になる。
本発明において、凹部の内側面または凸部の外側面は、コアの中心軸に対して平行に形成されていることが好ましい。このように構成すると、たとえば、コアの中心軸に対して、平行ではない形状とするよりも研磨やコーディングがしやすく、またコアの品質の確保もしやすくなる。
本発明において、凹部は、コアの端面を軸方向から見た形状が円形であることが好ましい。このように構成すると、たとえば、コアの端面を軸方向から見た形状が多角形である場合と比較して、凹部をより容易に形成することが可能になる。
本発明において、凹部は、コアの端面を軸方向から見た形状が多角形であることが好ましい。このように構成すると、たとえば、コアの端面を軸方向から見た形状が円形である場合と比較して、コアの円周方向への回転を防止することで、ベースの位置ズレを防止することが可能になる。
本発明において、凸部は、コアの端面を軸方向から見た形状が円形であることが好ましい。このように構成すると、たとえば、コアの端面を軸方向から見た形状が多角形である場合と比較して、凸部をより容易に形成することが可能になる。
本発明において、コアの端面を軸方向から見た形状が多角形であることが好ましい。このように構成すると、たとえば、凸部は、コアの端面を軸方向から見た形状が円形である場合と比較して、コアの円周方向への回転を防止でき、ベースの位置ずれを防止することが可能になる。
本発明において、凹部または凸部のコアの端面に平行な断面の中心軸は、コアの中心軸からずれて形成されていることが好ましい。このように構成すると、コアの回転半径の中心と、略円形状または多角形状の凹部または凸部の回転半径の中心が異なり、コア自体の円周方向への回転作用と、凹部または凸部の回転作用とが一致しないため、固定強度を高めることが可能になる。
本発明において、凹部は、コアの端面の径方向に、溝状に形成され、凸部はコアの端面に直線状に形成されていることが好ましい。このように構成すると、ベースとコアとの接触面積を増加させることが可能になり、ベースとコアとの接触抵抗を大きくすることが可能になる。また、コアの円周方向への回転を防止でき、ベースの位置ズレを防止することが可能になる。その結果、インサート成型でコアにベースが固定される場合であっても、コアに対するベースの固定強度を高めることが可能になる。
本発明において、凹部は、コアの端面に平行な断面が真円以外の形状となっていることが好ましい。このように構成すると、ベースとコアとの接触面積を増加させることが可能になり、ベースとコアとの接触抵抗を大きくすることが可能になる場合がある。また、コアの円周方向への回転を防止でき、ベースの位置ズレを防止することが可能になる場合がある。
本発明において、凹部の、ベースが固定される側のコアの端面から内側に窪んだ部分の長さは、ベースの、コアに固定する側の端面から凹部の端面と接触する部分までの長さより短くなるように形成されていることが好ましい。このように構成すると、凹部の底面の位置がベースのコアに固定する側の端面の位置と一致することがなく、コアの円周方向に対する固定強度が弱くなってしまうことを回避できる。
本発明において、凸部の先端からコアの端面までの長さは、ベースの、コアに固定する側の端面から凸部の先端と接触する部分までの長さより短くなるように形成されていることが好ましい。このように構成すると、凸部の底面の位置がベースのコアに固定する側の端面の位置と一致することがなく、コアの円周方向に対する固定強度が弱くなってしまうことを回避できる。
本発明において、コアの端面と平行な凹部の断面積は、凹部の深さ方向に向かって徐々に大きくなるように形成されていることが好ましい。このように構成すると、コアがベースから抜けにくくなり、コア抜けを防止することが可能になる。
本発明において、コアの端面と平行な凸部の断面積は、凸部の先端になるほど徐々に大きくなるように形成されていることが好ましい。このように構成すると、コアがベースから抜けにくくなり、コア抜けを防止することが可能になる。
本発明において、上述したいずれかの磁性素子を用いたアンテナ装置とすることが好ましい。
以上のように、本発明にかかる磁性素子では、インサート成型でコアにベースが固定される場合であっても、コアに対するベースの固定強度を高めることが可能になる。
本発明の第1の実施の形態にかかる磁性素子を示す斜視図である。 図1に示す磁性素子の分解斜視図である。 図1に示すコアを示す図であり、(A)は軸方向に直交する方向からコアを示し、(B)は軸方向から見たコアを示す図である。 図1に示すコアに対するベースの固定部分を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態にかかる磁性素子の効果を説明するための実験データである。 本発明の他の実施の形態1,2に係るコアの端面を軸方向から見た状態を示す図であり、(A)はD形状である凹部を示し、(B)は四角形状である凹部を示す。 本発明の他の実施の形態3に係るコアの凹部を示す図であり、(A)は軸方向から見た凹部を示し、(B)はa方向から見た凹部を示す図である。 本発明の他の実施の形態4に係るコアの凹部を示す図であり、(A)は軸方向から見た凹部を示し、(B)はb方向からの見た凹部の斜視図である。 本発明の他の実施の形態5に係るコアの凹部を示す図であり、(A)は軸方向から見た凹部を示し、(B)はc方向からの見た凹部の斜視図である。 本発明の他の実施の形態6に係るコアを示す図である。 本発明の他の実施の形態8に係るコアの凸部を示す図であり、(A)は外側面がコアの中心軸と平行となる凸部を示し、(B)は先端に向かうほど徐々に断面積が大きくなる凸部の例を示す。 本発明の他の実施の形態7にかかるコアに対するベースの固定部分を示す断面図である。 本発明の他の実施の形態8に係るコアの凹部を示す図であり、(A)は軸方向から凹部を示し、(B)はd方向から凹部を示す図である。 本発明の他の実施の形態9に係るコアの凸部を示す図であり、(A)コアの軸方向から見た凸部を示し、(B)はe方向から見た凸部の斜視図を示す。 本発明の他の実施の形態10に係るコアの凸部を示す図であり、(A)コアの軸方向から見た凸部を示し、(B)はf方向から見た凸部の斜視図を示す。 本発明の他の実施の形態11に係るコアの凸部を示す図であり、(A)コアの軸方向から見た凸部を示し、(B)はg方向から見た凸部を示す。 本発明の他の実施の形態12にかかる磁性素子を示す斜視図であり、(A)は一方にベースが備えられた磁性素子を示し、(B)は他方にベースが備えられた磁性素子を示す斜視図である。
符号の説明
1 磁性素子、2 コア、2a 端面、2b,2d,2e,2f,2g 凹部、2h,2i,2j,2k,2m,2n 凸部、3,4 ベース
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。まず、第1の実施の形態に係る磁性素子1を図1から図5を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態に係る磁性素子の構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかる磁性素子1を示す斜視図である。図2は、図1に示す磁性素子1の分解斜視図である。図3は、図1に示すコア2を示す図であり、(A)は軸方向に直交する方向からコア2を示し、(B)は軸方向からコア2を示す。図4は、図1に示すコア2に対するベース3の固定部分を示す断面図である。
本形態の磁性素子1は、たとえば、自動車用の電子キーシステムやICタグ等を構成するアンテナ装置等の各種の電子部品、電子機器に用いられる。この磁性素子1は、図1に示すように、磁性材料からなるコア2と、コア2の端部側に固定されるベース3、4と、コア2の外周に巻回される導線(図示省略)とを備えている。
コア2は、上述のように磁性材料で形成されている。たとえば、コア2は、Mn−Zn系フェライトやNi−Zn系フェライト等の磁性材料で形成されている。このコア2は、直線状の細長い棒状に形成されている。具体的には、コア2は、円柱状(または略円柱状)に形成されている。また、コア2には、図3に示すように、端面2aから内側に窪む凹部2bが形成されている。具体的には、コア2には、有底で丸孔状の凹部2bがコア2の径方向内側に形成されている。すなわち、凹部2bの、端面2aに平行な断面(コア2の軸方向に直交する断面)は、径が一定の円形状(または略円形状)に形成されている。すなわち、軸方向から見たときの凹部2bは円形状(または略円形状)に形成されている。また、凹部2bは、コア2の両側の端面2aに形成されている。
ベース3、4は、非磁性かつ絶縁性の樹脂でブロック状に形成されている。本形態では、ベース3がコア2の一端側に固定され、ベース4がコア2の他端側に固定されている。具体的には、磁性素子1が実装される実装基板等への実装面(図1の紙面奥側を向く面、図4の下面)が互いに平行になるように、ベース3、4がコア2の端部側に固定されている。また、ベース3、4が端面2aおよびコア2の端部側の外周面を覆うように、ベース3、4がコア2の端部側に固定されている。
一端側に配置されるベース3には、コア2に巻回される導線の端部が巻回されて固定される2個の端子部3aが形成されている。この端子部3aは、コア2の軸方向の外側に向かって突出するように形成されている。なお、端子部3aが形成されている点を除けば、ベース4は、ベース3と同様に形成されている。
本形態では、後述のように、インサート成型によってコア2と一体でベース3、4が形成される。そのため、ベース3、4には、コア2の端部側が配置される配置孔3b、4bが形成されている。また、ベース3、4を構成する樹脂は、図4に示すように、凹部2bの中に入り込んで、充填されている。なお、本形態では、インサート成型によってコア2と一体でベース3、4が形成されるため、ベース3、4の実装面の平面度を高めることができる。
コア2の外周に巻回される導線(図示省略)は、導電性線材の表面に絶縁被膜が被覆されて形成されている。この導線の端部のそれぞれは、ベース3の端子部3aに巻回されて固定されている。具体的には、巻回された導線の端部が半田付けされることで、導線の端部のそれぞれは端子部3aに固定されている。
(第1の実施の形態に係る磁性素子の製造方法)
以上のように構成された磁性素子1は以下のように製造される。
すなわち、まず、金型を用いたプレスによって、フェライト等の磁性材料の粉体からコア2の原体を形成する。すなわち、粉末プレス成型により、コア2の原体を形成する。その後、コア2の原体を切削加工して、コア2を形成する。具体的には、切削加工によって、両側の端面2aを形成するとともに、端面2aから内側に窪む凹部2bを形成する。この切削加工で、コア2が完成する。
その後、コア2の両端部を金型内に配置して樹脂成型を行うインサート成型で、ベース3、4をコア2と一体で形成する。すなわち、コア2の両端部を金型内に配置して、金型に樹脂を充填し、金型内の樹脂を硬化させる。このインサート成型で、図2等に示すベース3、4が形成される。また、このインサート成型で、コア2の凹部2bの中には、ベース3、4を構成する樹脂が充填される。
その後、導線の一端を一方の端子部3aに巻回して絡げる。その状態で、コア2の外周に導線を巻回する。所定回数の巻回が終わると、導線の他端を他方の端子部3aに巻回して絡げる。その後、端子部3aに巻回された導線の端部の半田付けを行い、磁性素子1が完成する。
(本実施の形態1に係る磁性素子の主な効果)
以上説明したように、本実施の形態1に係る磁性素子1では、コア2に、端面2aから内側に窪む凹部2bが形成されている。そのため、インサート成型でベース3、4が形成される際に、凹部2bに樹脂が入り込んで充填される。したがって、コア2の端面2aおよびコア2の端部側の外周面に加え、凹部2bの内壁にベース3、4を構成する樹脂が接触する。すなわち、ベース3、4とコア2との接触面積を増加させることができ、ベース3、4とコア2との接触抵抗を大きくすることができる。その結果、本形態では、インサート成型でコア2にベース3、4が固定される場合であっても、コア2に対するベース3、4の固定強度を高めることができる。
この本形態の効果を実験データに基づいてより具体的に説明する。図5は、本発明の実施の形態にかかる磁性素子1の効果を説明するための実験データである。
実験として、図3に示すコア2の全長L1が8.8mm、コア2の外径D1が0.9mm、端面2aから凹部2b底までの深さL2が0.5mm、凹部2bの内径D2が0.5mmであるときのコア2の軸方向におけるコア2に対するベース3、4の固定強度(すなわち、抜け強度)を測定した。この測定では20個のサンプルを用いた。その結果を図5の「実施形態」の列に示す。また、比較のため、全長L1および外径D1がコア2と同じであるとともに、凹部2bが形成されていないコア(このコアを便宜上、「コア52」とする。)に対するベース3、4の抜け強度(コア52の軸方向における固定強度)を測定した。この測定でも20個のサンプルを用いた。その結果を図5の「参考形態」の列に示す。なお、この実験で用いたコア2、52の材質はマンガン系フェライトであり、ベース3、4の材質は液晶ポリマーである。
図5に示すように、コア2に対するベース3、4の抜け強度の平均値は13.31N(ニュートン)、最大値は15.6N、最小値は12Nであった。これに対して、コア52に対するベース3、4の抜け強度の平均値は6.91N、最大値は9.2N、最小値は4.4Nであった。このように、コア2に対するベース3、4の抜け強度は、コア52に対するベース3、4の抜け強度よりも大幅に高くなった。たとえば、コア2に対するベース3、4の抜け強度の平均値は、コア52に対するベース3、4の抜け強度の平均値の1.9倍となった。
このように、本形態では、コア2に対するベース3、4の抜け強度を大幅に高めることができる。また、ベース3、4とコア2との接触面積を増加させることができるため、コア2の円周方向におけるコア2に対するベース3、4の固定強度も高くなる。その結果、本形態では、インサート成型でコア2にベース3、4が固定される場合であっても、コア2に対するベース3、4の固定強度を高めることができる。
なお、上述の実験結果からも明らかなように、コア2の外径が0.9mmと比較的小さな場合に、本形態の構成を採用すると、顕著な効果を得ることができる。すなわち、本形態の構成は、小型の磁性素子1により適した構成となっている。
本形態では、軸方向から見たときの凹部2bは、円形状に形成されている。そのため、たとえば、軸方向から見たときの凹部2bが多角形状に形成されている場合と比較して、コア2を精度良く形成することが可能になるとともに、凹部2bを容易に形成することが可能になる。すなわち、軸方向から見たときの凹部2bが多角形状に形成されている場合には、粉末プレス成型で凹部2bを形成する必要があり、粉末プレス成型のみでコア2が形成されるため、コア2の長手方向の精度を高めることが難しくなり、また、コア2の径が小さくなると、金型強度の問題で、凹部2bを金型で形成するのが困難になる。これに対して、軸方向から見たときの凹部2bが円形状である場合には、粉末プレス成型後の切削加工で、コア2の長手方向の精度を高めることができ、かつ、凹部2bを容易に形成することができる。
本形態では、コア2が円柱状に形成されている。そのため、コア2が多角柱状に形成されている場合と比較して、粉末プレス成型後のコア2の反りを抑制することができ、コア2を精度良く形成することができる。また、本形態では、コア2が円柱状に形成されている場合であっても、上述のように、コア2の円周方向でのコア2に対するベース3、4の固定強度を高めることができる。そのため、この場合であっても、別途、コア2に対するベース3、4の回転止めのための構成を設ける必要がなくなり、磁性素子1の構成が簡素化される。また、本形態では、凹部2bの内側面は、コア2の軸方向の中心軸に対して平行に形成されている。これは、凹部2bの内側面をコア2の中心軸に対して平行ではなく、交叉するようにすることで傾斜面を形成する場合と比較して、粉末プレス成型後のコア2の研磨やコーディングがしやすく、一定の品質を確保することが容易となる。
本形態では、図4に示すように、コア2の端面2aから内側に窪んだ部分の長さ(L2)は、ベース3の、コア2と対向する側の端面3cから端面2aまでの長さ(L3)より短くなるように形成されている。これは、凹部2bの底面の位置が、ベース3のコア2に固定する側の端面3cの位置と一致させた場合(L2とL3の長さを一致させた場合)及びL2の方がL3より長くなるように形成した場合に、コア2に応力がかけられると、コア2の固定強度が弱くなってしまうことを回避するためである。
(他の実施の形態)
上述した形態では、粉末プレス成型後の切削加工で、両側の端面2aを形成するとともに、端面2aから内側に窪む凹部2bを形成している。この他にもたとえば、粉末プレス成型で、コア2の原体に端面2aから内側に窪む凹部2bを形成しても良い。この場合であっても、軸方向から見たときの凹部2bが円形状に形成されているため、軸方向から見たときの凹部2bが多角形状に形成されている場合と比較して、粉末プレス成型時の金型の構成を簡素化することができる。したがって、コア2の径が小さくなっても、金型の強度を向上させることができ、凹部2bを金型で容易に形成することが可能になる。また、この場合には、コア2自体の強度も向上させることができる。なお、この場合には、コア2の原体の一端側を研磨加工して、コア2の長手方向の精度を確保すれば良い。
上述した第1の実施の形態では、端面2aを軸方向から見たときの凹部2bは円形状に形成されている。この他にもたとえば、図6(A)に示す他の実施の形態2のように、端面2aを軸方向から見たときの形状が真円以外の形状であるD形状となる凹部2dがコア2の端面2aに形成されても良い。また、図6(B)に示す他の実施の形態2のように、軸方向から見たときの形状が四角形状となる凹部2eがコア2の端面2aに形成されても良い。また、端面2aを軸方向から見たときの形状が四角形状以外の多角形状(三角形状、五角形状等)や楕円形状となる凹部がコア2に形成されても良い。また、図7に示す他の実施の形態3のように、直線状かつ溝状に設けられた凹部2fがコア2の端面2aに形成されてもよい。図6および図7に示す構成とすると、ベース3,4とコア2との接触抵抗を大きくすることが可能になる。また、図6および図7に示すコア2の円周方向への回転を防止でき、ベース3,4の位置ズレを防止することが可能になる。その結果、図6および図7に示す構成では、インサート成型でコア2にベース3,4が固定される場合であっても、コア2に対するベース3,4の円周方向の固定強度を高めることが可能になる。
また、図8に示す他の実施の形態4および図9に示す他の実施形態5のように、上述した凹部2d、2eの中心軸X1、X2が、コア2の中心軸X3とずれてコア2に形成されてもよい。これらの場合には、コア2のベース3、4に対する周方向の固定強度を大幅に高めることができ、ベース3、4に対するコア2の回転止めを確実に行うことができる。
また、上述した形態では、凹部2d、2e、2fは、軸方向に対して平行な内側面または外側面を有する形状としている。この他にもたとえば、図10に示す他の実施の形態6の端面2aのように、内側面2g1がコア2の中心軸X3に対して平行とはならず、交叉することとなる傾斜面を有し、コア2の深さ方向に向かって断面積が徐々に大きくなるような円柱台形状に形成された凹部2gが形成されていても良い。なお、円柱台形状に形成された凹部2gを角柱台形状としてもよい。
上述した第1の実施の形態では、コア2には、端面2aから窪む凹部2bがコア2の径方向内側に形成されている。この他にもたとえば、図11(A)に示すように、コア2の端面2aには、コア2の先端のみを突出させた凸部2hが形成されても良い。この場合には、図11(A)に示すように凸部2hの外側面は、コア2の中心軸に対して平行に形成されることが好ましい。また、図11(B)に示す他の実施形態8のように、コア2の端面2aと平行な凸部2iの断面積は、凸部2iの先端に向かって徐々に大きくなるように形成されてもよい。図11(B)に示すように構成すると、コア2がベース3,4から抜けにくくなり、コア抜けを防止することが可能になる。
また、図12に示すように、凸部2hの、突出部分の先端2haから端面2aまでの長さ(L4)は、ベース3の、コア2と対向する側の端面3cから凸部2hまでの長さ(L5)より短くなるように形成されることが好ましい。これは、凸部2hの底面の位置が、ベース3のコア2に固定する側の端面3cの位置と一致させた場合(L4とL5の長さを一致させた場合)及びL4の方がL5より長くなるように形成した場合に、コア2に応力がかけられると、コア2の固定強度が弱くなってしまうことを回避するためである。
また、図13(A)に示す他の実施形態8のように、コア2を軸方向から見たときの端面2aの部分だけ切り落とし、残りの突起部分を凸部2jとしてもよい。
また、図14の他の実施の形態9および図15に示す他の実施の形態10のように、上述した凹部2d、2eと同様に、D形状の凸部2k、四角形状の凸部2mとしてもよい。これら凸部2k、2mの中心軸は、コア2の中心軸X3と同一とされている。なお、これらの凸部2j、2k、2mの中心軸X3とコア2の中心軸とずらして形成してもよい(不図示)。この場合であっても、ベース3、4とコア2との接触面積を増加させて、コア2に対するベース3、4の固定強度を高めることが可能になる。
また、図16(A)に示す他の実施形態11のように、軸方向からみたコア2を径方向に横断または縦断するように突出形成された凸部2nが形成されてもよい。この凸部2nは、図16(B)に示すように、g方向からみるとコアの一端の外周から他端の外周まで凸部2nが形成されている。このような構成であっても、ベース3、4とコア2との接触面積を増加させて、コア2に対するベース3、4の固定強度を高めることが可能になる。
上述した各実施の形態では、コア2は円柱状に形成されている。この他にもたとえば、コア2は四角柱状や五角柱状等の多角柱状に形成されても良い。また、コア2は楕円柱状に形成されても良い。また、上述した各実施の形態では、コア2の中心軸X3と凹部または凸部の中心軸とが同一または平行となるように形成されているが、これらの中心軸が同一とならず、かつ平行とならないようにしてもよい。
上述した各実施の形態では、コア2の両端側にベース3、4が固定されている。この他にもたとえば、図17(A)もしくは図17(B)に示す他の実施の形態12のように、コア2の一端側または他端側の一方のみにベース3、4が固定されても良い。この場合には、ベース3、4が固定される側の端面2aにのみ凹部2bが形成されても良いし、上述した形態と同様に、コア2の両側の端面2aに凹部2bが形成されても良い。また、上述した各実施の形態では、1つのコア2と2つのベース3,4の例と1つのコア2と1つのベース3,4の例とが示されているが、2つのコア2と1つのベース3とから形成される磁性素子としたり、2つのコア2と2つのベース3,4とで形成される磁性素子としたり、1つのコア2と3つのベースとして形成される磁性素子としてもよい。
上述した各実施の形態では、ベース3に2個の端子部3aが形成されているが、ベース3、4にそれぞれ1個ずつ端子部が形成されても良い。また、ベース3および/またはベース4に金属製の端子が一体で形成されても良い。また、上述した磁性素子は、導線を含むものとしているが、導線が含まれない状態のものを磁性素子としてもよい。更にコア2の中心軸X3に対し、凹部2bなどの凹部を形成する内側面の輪郭線や凸部2hなどの凸部を形成する外側面の輪郭線は、平行または略平行に形成されているが、この出願では、図10や図11(B)に示すような略平行の場合(中心軸X3に対する傾きが10度以内のもの)も含めて「平行」ということとする。なお、これらの輪郭線は平行でなくともよい。

Claims (14)

  1. 磁性材料からなるコアと、上記コアの少なくとも一端側にインサート成型で形成されて固定される樹脂製のベースとを備え、上記ベースは、上記コアの上記一端側の端面には凹部または凸部が形成されていることを特徴とする磁性素子。
  2. 前記凹部の内側面または前記凸部の外側面は、前記コアの中心軸に対して平行に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の磁性素子。
  3. 前記凹部は、前記コアの端面を軸方向から見た形状が円形であることを特徴とする請求項1に記載の磁性素子。
  4. 前記凹部は、前記コアの端面を軸方向から見た形状が多角形であることを特徴とする請求項1に記載の磁性素子。
  5. 前記凸部は、前記コアの端面を軸方向から見た形状が円形であることを特徴とする請求項1に記載の磁性素子。
  6. 前記凸部は、前記コアの端面を軸方向から見た形状が多角形であることを特徴とする請求項1に記載の磁性素子。
  7. 前記凹部または凸部の前記コアの端面に平行な断面の中心軸は、前記コアの中心軸からずれて形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の磁性素子。
  8. 前記凹部は、前記コアの端面の径方向に、溝状に形成され、前記凸部は前記コアの端面に直線状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の磁性素子。
  9. 前記凹部は、前記コアの端面に平行な断面が真円以外の形状となっていることを特徴とする請求項2に記載の磁性素子。
  10. 前記凹部の、前記ベースが固定される側の前記コアの端面から内側に窪んだ部分の長さは、
    前記ベースの、前記コアに固定する側の端面から前記凹部の端面と接触する部分までの長さより短くなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の磁性素子。
  11. 前記凸部の先端から前記コアの端面までの長さは、
    前記ベースの、前記コアに固定する側の端面から前記凸部の先端と接触する部分までの長さより短くなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の磁性素子。
  12. 前記コアの端面と平行な前記凹部の断面積は、前記凹部の深さ方向に向かって徐々に大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の磁性素子。
  13. 前記コアの端面と平行な前記凸部の断面積は、前記凸部の先端方向に向かって徐々に大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の磁性素子。
  14. 前記請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の磁性素子を用いることを特徴とするアンテナ装置。
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