JPH02150004A - インダクタンス素子 - Google Patents

インダクタンス素子

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JPH02150004A
JPH02150004A JP30334088A JP30334088A JPH02150004A JP H02150004 A JPH02150004 A JP H02150004A JP 30334088 A JP30334088 A JP 30334088A JP 30334088 A JP30334088 A JP 30334088A JP H02150004 A JPH02150004 A JP H02150004A
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JP
Japan
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core
base
terminal
inductance element
coil
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JP30334088A
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English (en)
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Takeshi Naganuma
永沼 健
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Toko Inc
Original Assignee
Toko Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、インダクタンス素子の構成に係り、例えばD
C−DCコンバータ等のスイッチング電源装置における
電カドランスやコイルとして好適なインダクタンス素子
に関するものである。
〔従来の技術とその課題〕
近時、電子機器が小型軽量化されるのに伴い、インダク
タンス素子についても、小型で薄形、低背形の面接続タ
イプのものが要求されている。特に、携帯用電子機器の
電源装置などには薄形のトランスやコイルが強く要求さ
れる。
従来の面接続型インダクタンス素子としては、例えば第
7図に示すようなものがある。これは、コ字形の磁性コ
ア1の凹部にコイル2を巻回し、その端末をコア1の脚
部1aの下面に設けた電極3に半田付は接続するもので
ある。
このような構成によると、きわめて小型で薄形のインダ
クタンス素子を得られる利点がある。しかし、プリント
基板の配線パターンにコア1の下面が固定されているの
で、温度変化に弱い欠点がある。すなわち、コア1とプ
リント基板の熱膨張率が異なるため、高温と低温が繰り
返されるような環境下では、プリント基板の配線パター
ンの剥がれやコアlの破損を生じる問題があった。
プリント基板の伸び縮みによるストレスをコアに直接伝
えないようにして、このような欠点をなくした従来の面
接続型インダクタンス素子の構成例を第8図と第9図に
示す。
第8図のものは、絶縁材からなる縦型のボビン4にコイ
ル2を巻回し、ボビン4の孔4aにコア1を挿入すると
ともに、コア1と第2の磁性コア5とで閉磁路を形成し
ており、端子6を植設したベース7がコア1の下面に固
定されている。
一方、第9図に示すものは、端子6を植設した横型のボ
ビン4にコイル2を巻回し、ボビン4の孔4aの両側か
ら二つのコア1.5を挿入して、コア1とコア5とで閉
磁路を形成している。
これらのインダクタンス素子の場合は、プリント基板の
伸縮が合成樹脂製のベース7あるいはボビン4を介して
コア1に伝わるため、前述したようなコア破損等の問題
は起こらない。ところが、ボビン4に巻回したコイル2
の中にコア1やコア5を挿入する構成なので、小型で低
背形という条件の下で、コイル内のコアの断面積を充分
に大きくとることは困難である。このため、大きな電磁
エネルギーを蓄積できるインダクタンス素子を得られな
いという欠点があった。また、コアの断面積が小さく厚
みが薄くなればなるほどコアが破損し易くなり、インダ
クタンス素子の製造中の取り扱いに注意を払う必要があ
り厄介であった。
これらのインダクタンス索子はどちらも二つのコア1.
5で閉磁路を形成して漏れ磁束の減少を図った構成であ
る。飽和電流を大きくとるためには、コア1とコア5の
突き合わせ部分に小さな空隙を形成するとよく、そのた
めにはコア1とコア5の間に非磁性体のスペーサを取付
ければよい。
しかしながら、第8図及び第9図の構成では、構造的に
コア1とコア5の間にスペーサを組み込みにくいという
問題もあった。
〔発明の目的〕
本発明は、プリント基板の伸縮による応力をコアに直接
伝えない構成で、かつ大きな電磁エネルギーを蓄積でき
る低背形のインダクタンス素子を提供することを目的と
する。
また本発明は、二つのコアの間にスペーサを簡単に組み
込むことができ、しかも製造上の取り扱いが容易で生産
性のよいインダクタンス素子を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によるインダクタンス素子は、板状のコアの上に
スペーサを重ねた重合体と、端子を植設した二つのベー
スと、第2のコアとを備え、両端部に二つのベースを固
定した重合体にコイルを巻回し、コイルの端末を端子に
接続するとともに、第2のコアをスペーサの上に載置し
て固定した構成を特徴とする。
〔実施例〕
第1図は本発明のインダクタンス素子の一実施例を示す
分解斜視図、第2図は斜視図、第3図は正面断面図、第
4図は平面図である。
これらの図において、30は平板状のコア、40は絶縁
性のスペーサである。スペーサ40はポリエステル又は
シリコーンゴム等からなる薄いシート状のもので、コア
30の上に接着又は印刷等の手段で固定されている。コ
ア30とスペーサ40が合体したものを、「重合体」と
呼ぶことにする。
重合体50の両端には、横断面が略り字形の合成樹脂か
らなる二つのベース10を互いに向かい合う形に固定し
である。それぞれのベース10の内側には、段部12及
び内方へ突出した凸部14が形成してあり、凸部14は
重合体50の側面に設けた凹部52に嵌合させである。
また、ベース10の外側面には断面がV形の切欠部16
を形成し、別な側面には面接続型の端子20を植設しで
ある。第4図から明らかなように、ベース10の幅Bは
、重合体50の幅Aよりも大きくしてあり、ベース10
の端子20取付は部分が側方に突出した形になっている
重合体50にはコイル60を巻回し、その端末62は端
子20に半田付は又は溶接等の手段で接続しである。ス
ペーサ40の上には、コ字形の第2のコア70の脚部7
2を突き合わせて固定し、閉磁路を形成している。80
は、重合体50とコア70の側面に塗布した接着剤であ
る。
このインダクタンス素子の組立は、例えば次のようにし
て行えばよい。先ず、コア30の上面にスペーサ40を
接着剤等で固定して重合体50を作る。
そして、あらかじめ端子20をインサート成型したベー
ス10の段部12の上に重合体50を載せ、凸部14を
凹部52に嵌合しながら、ベース10と重合体50を接
着する。次いで、二つのベースIOの切欠部16付近を
図示しない巻線機のチャックで挟んで保持してコイル6
0を巻回し、その端末62を端子20に巻きつけて半田
付は又は溶接する。重合体50の幅Aよりもベース10
の幅」を充分大きくしておけば、このときの端子20へ
端末62の巻きつけ作業や半田付は等の作業が容易にな
る。この後、重合体50の上にコア70を載置し接着剤
80で互いに接着して完成する。
なお、コア30とコア70の材料としては、バルク状の
フェライト等に限らず、パーマロイなどの磁性薄膜を絶
縁層を介して多層に積層したものを用いることができる
重合体50の組み立て時にはコア30とスペーサ40の
位置を揃える必要があり、さらに重合体50とベース1
0との結合の際も、互いの位置を合わせる必要がある。
重合体50の両側面の凹部52は、この整列作業を能率
よく行うのに利用できる。すなわち凹部52をコア30
とスペーサ40の段階で形成しておけば、両端の二つの
凹部52に位置合わせ用の部材(図示せず)を噛み合わ
せながら、コア30とスペーサ40の位置を迅速に合わ
せられる。また、凹部52に凸部14を嵌合することで
ベース10と重合体50との位置合わせができる。
また、ベースlOの外側に設けた切欠部16は、巻線機
のチャックで挟んで重合体50に巻線を施す際に重合体
50の側面の中央位置を検出するのに利用でき、またチ
ャックとの保合保持自体にも役立てることができる。そ
の上、切欠部16があることで接着剤80の付着量が増
し、ベースIOとコア70との接合が補強される効果も
ある。
この例では切欠部16の形状を、V形の断面のものとし
たが、U形断面に変えるなどその形状は適宜変形し得る
ものである。また、切欠部16を設ける代わりに、例え
ば第5図に示すような突出部18を設けても、切欠部1
6の場合と全く同様な効果が得られる。二つのベース1
0の切欠部16又は突出部18を、それぞれ異なる寸法
又は形状にしてインダクタンス素子に方向性を持たせれ
ば、極性を正確に揃えられるなど製造工程での取り扱い
に有利である。実施例ではベース10側に凸部14を、
重合体50側に凹部52を設けたが、逆に、重合体50
に凸部を、ベース10に凹部を形成しても勿論よい。
ベース10を取付けた重合体50にコイル60を巻回す
る際にベース10側面の中央の位置を検出するには、切
欠部16や突出部18以外の手段を用い得る。
例えば第6図に示すように、磁性体を含む塗料90をベ
ース10の側面の一部に塗布しておき、チャックと連動
した磁気センサーによりベース10の側面の中央を検出
することもできる。塗料90を塗布する位置は必ずしも
ベー、7,10側面の中央でなくてもよい。塗料90は
電気的あるいは光学的など他のセンサーで検出できるも
のでもよいので、磁性塗料に限らず、導電塗料あるいは
カラーペイント等の塗料に代えてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によるインダクタンス素子は、その使用時には、
プリント基板とコアの間にベースが介在し、かつ絶縁性
ボビンを用いない構成なので、プリント基板の伸縮によ
る応力がコアに直接伝わらず、温度変化によるコア割れ
等を防止できる上、薄形化を図りながらコイル内のコア
の断面積を大きくできる利点がある。また、スペーサと
コアの重合体の両端部に二つのベースを取付ける構成で
あるので、巻数やサイズの異なる多品種のインダクタン
ス素子に対しても共通のベースを使用できる。さらに、
構成部品の形状がシンプルで、かつスペーサの取付けや
コアの組立など製造工程も単純であるので、組立の自動
化が容易に達成でき生産性を著しく向上しうる効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のインダクタンス素子の一実施例を示す
分解斜視図、第2図は斜視図、第3図は正面断面図、第
4図は平面図、第5図はベースの第2実施例を示す斜視
図、第6図はベースの第3実施例を示す斜視図、第7図
はインダクタンス素子の従来例を示す斜視図、第8図及
び第9図はそれぞれさらに異なる従来例を示す分解斜視
図である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)板状の第1のコアに絶縁性のスペーサを重ねて形
    成した重合体にコイルを巻回し、コ字形の第2のコアを
    スペーサの上に載置して固定するとともに、端子を植設
    した絶縁材からなる二つのベースを、重合体の両端部に
    それぞれ固定し、コイルの端末を該端子に接続したこと
    を特徴とするインダクタンス素子。
  2. (2)ベース又は重合体の一方に凹部を他方に凸部をそ
    れぞれ設け、該凹部と凸部を嵌合させた請求項1のイン
    ダクタンス素子。
  3. (3)ベースの断面が略L字形である請求項1のインダ
    クタンス素子。
  4. (4)ベースの外側面に切欠部又は突出部を形成した請
    求項1のインダクタンス素子。
  5. (5)二つのベースの外側面に設けられた切欠部又は突
    出部が、それぞれ異なる寸法又は形状である請求項4の
    インダクタンス素子。
  6. (6)ベースの幅を重合体の幅よりも大きくした請求項
    1のインダクタンス素子。
  7. (7)ベースの一部に、磁気的又は電気的又は光学的に
    検出可能な塗料を塗布した請求項1のインダクタンス素
    子。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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