JP2004235701A - アンテナ及びアンテナを備えた腕時計 - Google Patents

アンテナ及びアンテナを備えた腕時計 Download PDF

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Abstract

【課題】アンテナの受信領域を大きくしても容易に製造可能とする。
【解決手段】電波によって磁化される磁性体(31)と、磁性体(31)の一部に巻回され、磁性体(31)に生じた磁界の大きさに基づいて電流が流れる導体(34)と、を備えるアンテナ(30)において、磁性体(31)に、導体(34)が巻回されるアンテナ本体部(33)と、アンテナ本体部(33)と独立して形成し、電波を捕捉する電波捕捉部(32)と、を備えた。更に、電波捕捉部(32)の電波捕捉領域の面積を、導体(34)の巻回方向に直交する方向のアンテナ本体部(33)の断面積よりも広く形成し、電波捕捉部(32)を、アンテナ本体部(33)の導体(34)の巻回方向の端部と接するように配置した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アンテナ及びアンテナを備えた腕時計に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、時刻を正確に表示する時計として、電波時計が知られている。電波時計は、時刻情報の電波を受信して時刻を修正し、修正後の正確な時刻を表示できるように構成されている。この電波時計には、時刻情報の電波を受信するアンテナが内蔵されている。図14に示すように、従来のアンテナ70は、棒状のフェライトから形成された磁性体71の周囲に導体72がコイル状に巻きつけられて構成されている。このようなアンテナ70においては、電波の受信領域の大きさ、すなわち、磁性体71の両端部面積の広さで感度が決定される。そこで、アンテナ70の電波受信感度を向上させるために、図15に示すアンテナ80のように、磁性体81の両端部を大きくして電波の受信領域の面積を広くする工夫がなされていた(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開昭55−91237号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、フェライトから形成される磁性体81は、機械的に脆いことから、磁性体81の両端部の受信領域を大きくするにつれて製造が困難になるとともに、強度的にも問題があったため、受信領域を大きくすることにも限度があった。
【0005】
そこで、本発明の課題は、磁性体の受信領域をより大きくしても容易に製造できるアンテナ及びこのアンテナを備えた腕時計を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、電波によって磁化される磁性体(例えば、図1〜図3の磁性体31)と、前記磁性体の一部に巻回され、前記磁性体に生じた磁界の大きさに基づいて電流が流れる導体(例えば、図1〜図3の導体34)と、を備えるアンテナ(例えば、図1〜図3のアンテナ30)において、前記磁性体は、前記導体が巻回されるアンテナ本体部(例えば、図1〜図3のアンテナ本体部33)と、前記アンテナ本体部と独立して形成され、電波を捕捉する電波捕捉部(例えば、図1〜図3の電波捕捉部32)と、を備え、前記電波捕捉部の電波捕捉領域の面積を、前記導体の巻回方向に直交する方向の前記アンテナ本体部の断面積よりも広く形成し、前記電波捕捉部を、前記アンテナ本体部の導体の巻回方向の端部と接するように配置したことを特徴とする。
ここで、導体の巻線方向とは、導体が巻きつけられていく方向、換言すれば、アンテナ本体部の軸線方向をいう。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、アンテナ本体部と電波捕捉部とを独立に形成しているので、アンテナ本体部、電波捕捉部ともに簡単な形状とすることができるため、電波捕捉部の電波捕捉領域の面積を大きくしても磁性体全体の製造が容易となる。また、強度においても、局所的に負荷がかかる場所がなくなるので、アンテナの機械的強度を向上させることができる。よって、従来よりも電波捕捉部の電波捕捉領域の面積を、導体の巻回方向に直交する方向のアンテナ本体部の断面積よりも更に広く形成することができることとなって、電波の受信感度を向上させることができるとともに、受信可能な方向が増えるので、指向性をより緩和させることができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、電波によって磁化される磁性体(例えば、図10〜図12の磁性体41)と、前記磁性体の一部に巻回され、前記磁性体に生じた磁界の大きさに基づいて電流が流れる導体(例えば、図10〜図12の導体44)と、を備えるアンテナ(例えば、図10〜図12のアンテナ40)において、前記磁性体は、前記導体が巻回されるアンテナ本体部(例えば、図10〜図12のアンテナ本体部43)と、前記アンテナ本体部と独立して形成され、電波を捕捉する電波捕捉部(例えば、図10〜図12の電波捕捉部42)と、を備え、前記電波捕捉部の電波捕捉領域の面積を、前記導体の巻回方向に直交する方向の前記アンテナ本体部の断面積よりも広く形成し、前記電波捕捉部を、前記アンテナ本体部から離間させて配置したことを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、アンテナ本体部と電波捕捉部とを独立に形成しているので、アンテナ本体部、電波捕捉部ともに簡単な形状とすることができるため、電波捕捉部の電波捕捉領域の面積を大きくしても磁性体全体の製造が容易となる。また、強度においても、局所的に負荷がかかる場所がなくなるので、アンテナの機械的強度を向上させることができる。よって、従来よりも電波捕捉部の電波捕捉領域の面積を、導体の巻回方向に直交する方向のアンテナ本体部の断面積よりも更に広く形成することができることとなって、電波の受信感度を向上させることができるとともに、受信可能な方向が増えるので、指向性をより緩和させることができる。
更に、電波捕捉部を、アンテナ本体部から離間させて配置したことにより、アンテナのレイアウトの自由度を高めることができ、設置スペースの制約を受ける小型の電子機器等においても好適に利用することができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、電波によって磁化される磁性体(例えば、図8の磁性体31e)と、前記磁性体の一部に巻回され、前記磁性体に生じた磁界の大きさに基づいて電流が流れる導体(例えば、図8の導体34e)と、を備えるアンテナ(例えば、図8のアンテナ30e)において、前記磁性体は、前記導体が巻回されるアンテナ本体部(例えば、図8のアンテナ本体部33e)と、前記アンテナ本体部と独立して形成され、電波を捕捉する電波捕捉部(例えば、図8の電波捕捉部32e)と、を備え、前記電波捕捉部の電波捕捉領域の面積を、導体の巻回方向に直交する方向のアンテナ本体部の断面積よりも広く形成し、前記電波捕捉部を、電子基板(例えば、図8の回路基板13)上にパターン形成するとともに、前記アンテナ本体部の導体の巻回方向の端部を、前記電波捕捉部と接するように前記電子基板に配置したことを特徴とする。
【0011】
請求項3に記載の発明によれば、アンテナ本体部と電波捕捉部とを独立して形成しているので、アンテナ本体部、電波捕捉部ともに簡単な形状とすることができるため、電波捕捉部の電波捕捉領域の面積を大きくしても磁性体全体の製造が容易となる。また、強度においても、局所的に負荷がかかる場所がなくなるので、アンテナの機械的強度を向上させることができる。よって、従来よりも電波捕捉部の電波捕捉領域の面積を、導体の巻回方向に直交する方向のアンテナ本体部の断面積よりも更に広く形成することができることとなって、電波の受信感度を向上させることができるとともに、受信可能な方向が増えるので、指向性をより緩和させることができる。
更に、電波捕捉部を、電子基板上にパターン形成することにより、電波捕捉部の厚さを薄くすることができるので、アンテナの薄型化を図ることができる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、電波によって磁化される磁性体(例えば、図13の磁性体41a)と、前記磁性体の一部に巻回され、前記磁性体に生じた磁界の大きさに基づいて電流が流れる導体(例えば、図13の導体44a)と、を備えるアンテナ(例えば、図13のアンテナ40a)において、前記磁性体は、前記導体が巻回されるアンテナ本体部(例えば、図13のアンテナ本体部43a)と、前記アンテナ本体部と独立して形成され、電波を捕捉する電波捕捉部(例えば、図13の電波捕捉部42a)と、を備え、前記電波捕捉部の電波捕捉領域の面積を、前記導体の巻回方向に直交する方向の前記アンテナ本体部の断面積よりも広く形成し、前記電波捕捉部を、電子基板(例えば、図13の回路基板13)上にパターン形成するとともに、前記アンテナ本体部を、前記電波捕捉部から離間させて前記電子基板に配置したことを特徴とする。
【0013】
請求項4に記載の発明によれば、アンテナ本体部と電波捕捉部とを独立に形成しているので、アンテナ本体部、電波捕捉部ともに簡単な形状とすることができるため、電波捕捉部の電波捕捉領域の面積を大きくしても磁性体全体の製造が容易となる。また、強度においても、局所的に負荷がかかる場所がなくなるので、アンテナの機械的強度を向上させることができる。よって、従来よりも電波捕捉部の電波捕捉領域の面積を、導体の巻回方向に直交する方向のアンテナ本体部の断面積よりも更に広く形成することができることとなって、電波の受信感度を向上させることができるとともに、受信可能な方向が増えるので、指向性をより緩和させることができる。
また、電波捕捉部を、電子基板上にパターン形成することにより、電波捕捉部の厚さを薄くすることができるので、アンテナの薄型化を図ることができる。更に、電波捕捉部を、アンテナ本体部から離間させて配置したことにより、アンテナのレイアウトの自由度を高めることができ、設置スペースの制約を受ける小型の電子機器等においても好適に利用することができる。
【0014】
請求項5に記載の発明は、前記電波捕捉部(例えば、図7の電波捕捉部32d)を、無端となるように構成し、前記アンテナ本体部(例えば、図7のアンテナ本体部33d)を前記電波捕捉部の内側に設けたことを特徴とする。
【0015】
請求項5に記載の発明によれば、電波捕捉部は、全方向からの電波を受信可能な状態となるため、請求項1〜4に記載のアンテナに比べてより指向性を緩和させることができる。
【0016】
請求項6に記載の発明は、腕時計において、請求項1〜5のいずれか一項に記載のアンテナ(例えば、図1〜図13のアンテナ30、30a〜30f、40、40a)をケース体(例えば、図2、図11の時計ケース2)内に備えたことを特徴とする。
【0017】
請求項6に記載の発明によれば、請求項1〜5に記載のアンテナを内蔵することにより、従来よりも電波の受信感度がより高く、且つ電波を受信可能な方向がより増えて指向性が緩和された腕時計を提供することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るアンテナ及びアンテナを備えた腕時計について詳細に説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1、図2に示すように、アンテナ30は、腕時計100に内蔵され、時刻情報の電波を受信して、腕時計100の表示時刻を修正するものである。
腕時計100には、時計モジュール1を内部に収納するケース体としての時計ケース2が備えられ、時計ケース2の上部中央には時計ガラス3がパッキン4を介して装着されている。また、時計モジュール1に備えられている枠状部材5は、その上部を時計ガラス3に当接するように配置されている。さらに、この時計ケース2の下面には、裏蓋6が防水リング7を介して取り付けられており、時計モジュール1と裏蓋6との間には、緩衝部材8が設けられている。また、この時計ケース2の上部外周にはベゼル9が設けられている。更に、時計ケース2には、バンド軸2Aを介し、時計バンドBが取り付けられている。
【0019】
時計モジュール1は、アナログ機能を備えたものである。図2に示すように、時計モジュール1には、中間部材としての上部ハウジング10と下部ハウジング11とが備えられ、上部ハウジング10の上面に文字板12が配置され、その文字板12の上面に枠状部材5が配置されている。また、枠状部材5の下方であって、予め定められた間隔を有する上部ハウジング10と下部ハウジング11との間に電子基板としての回路基板13が配置されている。時計モジュール1は、これら文字板12、上部ハウジング10、回路基板13、および下部ハウジング11が時計ケース2の中枠14に取り付けられた構造になっている。
また、上部ハウジング10には、アナログ指針機構15が備えられており、下部ハウジング11には、例えば、アナログ指針機構15等が動作するための電池(図示略)が組み込まれている。
【0020】
更に、上部ハウジング10には、アンテナ30が備えられている。
アンテナ30は、図3に示すように、電波によって磁化される磁性体31、この磁性体31の一部に巻きつけられ、磁性体31に生じた磁界の大きさに基づいて電流が流れる導体34等を備えている。
磁性体31は、時刻情報の電波を捕捉する電波捕捉部32と、電波捕捉部32に対して独立して形成され、導体34が巻きつけられるアンテナ本体部33と、を備えている。
電波捕捉部32は、フェライト等で構成され、上部ハウジング10に沿って帯状に曲成されて、上部ハウジング10上に配置されている。また、電波捕捉部32には、アンテナ本体部33を連結するための凹部32aが形成されている。電波捕捉部32は、アンテナ本体部33を挟んで互いに対向する位置、例えば、三時の位置と九時の位置に設けられ、アンテナ本体部33の各端部をそれぞれに対向する電波捕捉部32の凹部32aに嵌め込むことにより、電波捕捉部32とアンテナ本体部33とが連結される。すなわち、電波捕捉部32は、アンテナ本体部33に対して取り外し可能となるように設けられている。
【0021】
アンテナ本体部33は、電波捕捉部32の凹部32aに連結できるように設けられ、電波捕捉部32が配置される上部ハウジング10にその両端部が支持されている。
また、アンテナ本体部33には、例えば、銅線等の導体34がコイル状に巻きつけられており、電波によってアンテナ本体部33が磁化され、磁化されたアンテナ本体部33に生じる磁界の大きさに伴った電流が導体34に流れる。
【0022】
アナログ指針機構15は、文字板12に設けられた軸孔12aからその上方に延びる指針軸17と、この指針軸17に取り付けられた時針、分針などの指針18とを備え、この指針18が文字板12の上方を運針するように構成されている。ここで、文字板12と指針18にはそれぞれ発光素子からの光を受光して発光する発光部19が所定の個所に設けられている。
【0023】
枠状部材5は、例えば、光透過性を有する合成樹脂、特に透明な合成樹脂で形成されている。この枠状部材5は、図2に示すように、時計ガラス3の周縁部の下面と文字板12(上部ハウジング10)の周縁部の上面とに当接した状態で、時計ケース2の内周面に装着されている。また、この枠状部材5の所定箇所、例えば、図1に示すように12時と6時とに対応する個所には、ブラックライトと呼ばれる紫外線発光素子201が配置されている。紫外線発光素子201が配置された枠状部材5は、保護部材または緩衝部材としての機能も兼備した部材である。紫外線発光素子201は、例えば波長が254〜420nm(ナノメートル)の紫外線、又は波長が374〜389nmの紫外線、好ましくは365nm付近の紫外線を発光する紫外線灯または紫外線発光ダイオード(LED)などで構成されている。
【0024】
また、この紫外線発光素子201は、図2に示すように、紫外線発光素子201に当接するコンタクト部材21と、このコンタクト部材21を付勢する付勢部材としてのコイルばね22とで構成されている接続部材21Aにより支持されて、固定されている。このコンタクト部材21は、紫外線発光素子201の電極端子(図示略)に対応した一対の支持軸21a(図2では一方のみを示す)を有しており、その支持軸21aが電極端子に当接している。
【0025】
コンタクト部材21は、導電性を有し、その中央部は上部ハウジング10に設けられた貫通孔10a内に挿入されるとともに、文字板12に設けられた貫通孔12b、および枠状部材5に設けられた貫通孔5aを通され、枠状部材5の上端部は、上方に突出するように配置される。この突出した上端部(一対の支持軸21a)に紫外線発光素子201が当接されている。紫外線発光素子201と時計ガラス3の間には、緩衝部材23が取り付けられている。
【0026】
コイルばね22は、導電性を有し、上部ハウジング10に設けられた貫通孔10a内に挿入され、その下端部が回路基板13に形成された接続端子Tに弾接し、上端部がコンタクト部材21の下端部に弾接している。これにより、コイルばね22はコンタクト部材21を紫外線発光素子201側に付勢し、弾性的に支持している。また、コンタクト部材21とコイルばね22とで構成された接続部材21Aにより紫外線発光素子201と回路基板13とは電気的に接続されている。
【0027】
発光部19は、図2に示すように、文字板12における所定個所、例えばマーク部分や時字の上面や、アナログ指針機構15における指針18の所定の個所に、樹脂部や、印刷部または塗装部として形成されている。その発光部19上面は透明なオーバーコート(図示略)で覆われて保護されていることが好ましい。
これら発光部19は、例えば、波長が350〜420nm、または254〜365nmの紫外線に反応して有色発光し、紫外線が照射されない通常状態のときに透明な状態を呈するものである。つまり、紫外線発光素子201から出力された紫外線や、光透過性を有する枠状部材5を介して出射される紫外線に反応して、発光部19は有色発光する。
【0028】
本実施の形態のアンテナ30によれば、アンテナ本体部33と電波捕捉部32とを独立に形成しているので、アンテナ本体部33、電波捕捉部32ともに簡単な形状とすることができるため、電波捕捉部33の電波捕捉領域の面積を大きくしても磁性体全体の製造が容易となる。また、強度においても、局所的に負荷がかかる場所がなくなるので、アンテナ30の機械的強度を向上させることができる。よって、従来よりも電波捕捉部32の電波捕捉領域の面積を、導体34の巻回方向に直交する方向のアンテナ本体部33の断面積よりも更に広く形成することができることとなって、電波の受信感度を向上させることができるとともに、受信可能な方向が増えるので、指向性をより緩和させることができる。
【0029】
次に、上記第1の実施の形態のアンテナ30の変形例を説明する。
(変形例1)
図4に示すように、変形例1のアンテナ30aは、電波捕捉部32aに溝部35aを形成し、アンテナ本体部33aの両端部に溝部35aと嵌合する突状部36aを形成したものである。溝部35aは、電波捕捉部32aを上部ハウジング10上に配置したときに腕時計100の上面側から下面側に延びるように形成され、導体34aをコイル状に巻いたアンテナ本体部33aの突状部36aが上方から嵌め込まれてアンテナ30aが構成される。
【0030】
このような構成とすることにより、電波捕捉部32aを上部ハウジング10に取り付けた後に、アンテナ本体部33aを取り付けることができるので、製造上の自由度が増す。また、アンテナ本体部33aの取り外しの際にもアンテナ本体部33aを溝部35aに沿って引き抜くだけでよいので、取り外し作業を容易に行うことができる。
【0031】
(変形例2)
図5に示すように、変形例2のアンテナ30bは、変形例1における円弧状の電波捕捉部32aを略L字状の電波捕捉部32bとしたものである。
電波捕捉部32bは、腕時計100の上面の中心位置に対して点対称となるように二つ配置され、それぞれに溝部35bが形成されている。また、アンテナ本体部33bの両端部には、溝部35bと嵌合する突状部36bが形成されている。溝部35bは、電波捕捉部32bを上部ハウジング10上に配置したときに腕時計100の上面側から下面側に延びるように形成され、導体34bをコイル状に巻いたアンテナ本体部33bの突状部36bが上方から嵌め込まれてアンテナ30bが構成される。
【0032】
このような構成とすることにより、変形例1と同様の効果を得ることができるほか、二つの電波捕捉部32bによって外周が略四角形状となるので、アンテナ30bを四角形の腕時計に用いることができる。
【0033】
(変形例3)
図6に示すように、変形例3のアンテナ30cは、アンテナ本体部33cの両端部を山形部と谷形部とが連続する鋸歯形状に形成し、電波捕捉部32cのアンテナ本体部33cとの接続部を山形部と谷形部とが連続する鋸歯形状に形成し、互いの山形部と谷形部とを接続したものである。
【0034】
このような構成とすることにより、変形例1又は変形例2に比べて、電波捕捉部32cとアンテナ本体部33cの接触面積が増加するので、電波捕捉部32cとアンテナ本体部33cとの接続箇所に発生する摩擦が大きくなることとなって、アンテナ30cをより安定した状態で維持することができるので、電波の受信感度をより安定させることができる。
【0035】
(変形例4)
図7に示すように、変形例4のアンテナ30dは、上記第1の実施の形態における円弧状の電波捕捉部32をアンテナ本体部33の外側を全周にわたって囲むリング状の電波捕捉部32dとしたものである。
電波捕捉部32dは、その内周面側にアンテナ本体部33dが接続されている。電波捕捉部32dには、アンテナ本体部33dを連結するための凹部35dが形成され、アンテナ本体部33dの各端部をそれぞれ電波捕捉部32dの凹部35dに嵌め込むことにより、電波捕捉部32dとアンテナ本体部33dとが連結されてアンテナ30dを構成する。
【0036】
このような構成とすることにより、全方向からの電波が受信可能な状態となるため、腕時計100がどのような向きにおかれていても受信感度を良好に維持することができる。
【0037】
(変形例5)
図8に示すように、変形例5のアンテナ30eは、上記第1の実施の形態における円弧状の電波捕捉部32を回路基板13上にパターン形成し、アンテナ本体部33を、回路基板13に対して取り外し可能に取り付けたものである。
電波捕捉部32eは、回路基板13上に銅箔等で二箇所にパターン形成され、回路基板13の電波捕捉部32e間には、アンテナ本体部33eを取り付けるための取付孔Hが形成されている。この取付孔Hにアンテナ本体部33eが嵌め込まれることにより、アンテナ30eが構成される。
【0038】
このような構成とすることにより、アンテナ30eの厚さは、アンテナ本体33eが有する厚さよりも回路基板13の厚さ分だけ薄くなる。よって、アンテナ30eの薄型化を図ることができ、腕時計100をより薄型化することができる。
【0039】
(変形例6)
図9に示すように、変形例6のアンテナ30fは、フィルム基板Fに銅箔等で二箇所にパターン形成された電波捕捉部32fと、この電波捕捉部32f間に設けられたフィルム状コイル素子からなるアンテナ本体部33fとを備えている。アンテナ本体部33fは、例えば、ポリエチレンテレフタラート(PET)やポリ塩化ビニール(PCB)等の合成樹脂から作られた2枚のベースフィルム50a、50bが接着剤51により相互に接着され、さらにこのベースフィルム50a、50bの間に薄膜誘電体52が埋設されている。また、各ベースフィルム50a、50bの表面上に薄膜誘電体52を挾んで対向する位置に、銅箔等の薄膜導体53a、53bがそれぞれ接着剤51により接着されている。更に、この2枚の薄膜導体53a、53bは接続導体としてのスルーホール54により接続されている。スルーホール54で接続された薄膜導体53は、薄膜誘電体52の周囲を螺旋状に巻く形状となり、薄膜誘電体52を芯材とする疑似コイルを形成する。
【0040】
このような構成とすることにより、図8に示すような回路基板13にアンテナ本体部33eを取り付ける場合に比べてアンテナ30fの厚さを格段に薄くすることができる。よって、アンテナ30fの薄型化を図ることができ、腕時計100をより薄型化することができる。
【0041】
〔第2の実施の形態〕
図10、図11に示すように、第2の実施の形態におけるアンテナ40は、腕時計200に内蔵され、時刻情報の電波を受信して、腕時計200の表示時刻を修正するものである。なお、第1の実施の形態と同様の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
アンテナ40は、図12に示すように、電波によって磁化される磁性体41、磁性体41に巻きつけられ、磁性体41に生じた磁界の大きさに基づいて電流が流れる導体44等を備えている。
磁性体41は、導体44が巻きつけられるアンテナ本体部43、このアンテナ本体部43と独立して形成され、電波を捕捉する電波捕捉部42等を備えている。本実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、電波捕捉部42をアンテナ本体部43から離間させて配置した点である。
電波捕捉部42は、フェライト等の磁性体で構成され、図11に示すように、時計ケース2及び中枠14に形成された収納部S内に設けられ、時計ケース2及び中枠14に沿って帯状に曲成されている。また、電波捕捉部42は、互いに対向する位置、例えば、三時の位置と九時の位置に設けられ、アンテナ本体部43の各端部から離間された状態で配置されている。
【0042】
アンテナ本体部43は、フェライト等の磁性体で構成され、対向する電波捕捉部42間に設けられ、上部ハウジング10にその両端部が支持されている。
また、アンテナ本体部43には、導体44がコイル状に巻きつけられている。これにより、電波捕捉部42が捕捉した電波によってアンテナ本体部43が磁化され、磁化されたアンテナ本体部43が形成する磁界の大きさに伴った電流が導体44に流れる。
【0043】
本実施の形態のアンテナ40によれば、アンテナ本体部43と電波捕捉部42とを独立に形成しているので、アンテナ本体部43、電波捕捉部42ともに簡単な形状とすることができるため、電波捕捉部43の電波捕捉領域の面積を大きくしても磁性体全体の製造が容易となる。また、強度においても、局所的に負荷がかかる場所がなくなるので、アンテナ40の機械的強度を向上させることができる。よって、従来よりも電波捕捉部42の電波捕捉領域の面積を、導体44の巻回方向に直交する方向のアンテナ本体部43の断面積よりも更に広く形成することができることとなって、電波の受信感度を向上させることができるとともに、受信可能な方向が増えるので、指向性をより緩和させることができる。
更に、電波捕捉部42をアンテナ本体部43から離間させて配置したことにより、アンテナ40のレイアウトの自由度を高めることができ、設置スペースの制約を受ける腕時計200等の小型の電子機器においても好適に利用することができる。
【0044】
(変形例1)
図13に示すように、変形例1のアンテナ40aは、上記第2の実施の形態における円弧状の電波捕捉部42を回路基板13上にパターン形成し、アンテナ本体部43を、回路基板13に対して取り外し可能に取り付けたものである。
電波捕捉部42は、回路基板13上に銅箔等で二箇所にパターン形成され、回路基板13の電波捕捉部42間には、アンテナ本体部43を取り付けるための取付孔Hが形成されている。この取付孔Hにアンテナ本体部43が嵌め込まれることにより、アンテナ40aが構成される。
【0045】
このような構成とすることにより、アンテナ40aの厚さは、アンテナ本体部43が有する厚さよりも回路基板13の厚さ分だけ薄くなる。よって、アンテナ40aの薄型化を図ることができ、腕時計200をより薄型化することができる。
【0046】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、アンテナは、アナログ式の腕時計に限らず、デジタル式の腕時計に内蔵してもよい。また、電波捕捉部、アンテナ本体部の形状や配置も自由に設計変更可能である。
その他、発明の要旨を逸脱しない範囲内であれば変更が可能である。
【0047】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、アンテナ本体部と電波捕捉部とを独立に形成しているので、アンテナ本体部、電波捕捉部ともに簡単な形状とすることができるため、電波捕捉部の電波捕捉領域の面積を大きくしても磁性体全体の製造が容易となる。また、強度においても、局所的に負荷がかかる場所がなくなるので、アンテナの機械的強度を向上させることができる。よって、従来よりも電波捕捉部の電波捕捉領域の面積を、導体の巻回方向に直交する方向のアンテナ本体部の断面積よりも更に広く形成することができることとなって、電波の受信感度を向上させることができるとともに、受信可能な方向が増えるので、指向性をより緩和させることができる。
【0048】
請求項2に記載の発明によれば、アンテナ本体部と電波捕捉部とを独立に形成しているので、アンテナ本体部、電波捕捉部ともに簡単な形状とすることができるため、電波捕捉部の電波捕捉領域の面積を大きくしても磁性体全体の製造が容易となる。また、強度においても、局所的に負荷がかかる場所がなくなるので、アンテナの機械的強度を向上させることができる。よって、従来よりも電波捕捉部の電波捕捉領域の面積を、導体の巻回方向に直交する方向のアンテナ本体部の断面積よりも更に広く形成することができることとなって、電波の受信感度を向上させることができるとともに、受信可能な方向が増えるので、指向性をより緩和させることができる。
更に、電波捕捉部を、アンテナ本体部から離間させて配置したことにより、アンテナのレイアウトの自由度を高めることができ、設置スペースの制約を受ける小型の電子機器等においても好適に利用することができる。
【0049】
請求項3に記載の発明によれば、アンテナ本体部と電波捕捉部とを独立して形成しているので、アンテナ本体部、電波捕捉部ともに簡単な形状とすることができるため、電波捕捉部の電波捕捉領域の面積を大きくしても磁性体全体の製造が容易となる。また、強度においても、局所的に負荷がかかる場所がなくなるので、アンテナの機械的強度を向上させることができる。よって、従来よりも電波捕捉部の電波捕捉領域の面積を、導体の巻回方向に直交する方向のアンテナ本体部の断面積よりも更に広く形成することができることとなって、電波の受信感度を向上させることができるとともに、受信可能な方向が増えるので、指向性をより緩和させることができる。
更に、電波捕捉部を、電子基板上にパターン形成することにより、電波捕捉部の厚さを薄くすることができるので、アンテナの薄型化を図ることができる。
【0050】
請求項4に記載の発明によれば、アンテナ本体部と電波捕捉部とを独立に形成しているので、アンテナ本体部、電波捕捉部ともに簡単な形状とすることができるため、電波捕捉部の電波捕捉領域の面積を大きくしても磁性体全体の製造が容易となる。また、強度においても、局所的に負荷がかかる場所がなくなるので、アンテナの機械的強度を向上させることができる。よって、従来よりも電波捕捉部の電波捕捉領域の面積を、導体の巻回方向に直交する方向のアンテナ本体部の断面積よりも更に広く形成することができることとなって、電波の受信感度を向上させることができるとともに、受信可能な方向が増えるので、指向性をより緩和させることができる。
また、電波捕捉部を、電子基板上にパターン形成することにより、電波捕捉部の厚さを薄くすることができるので、アンテナの薄型化を図ることができる。更に、電波捕捉部を、アンテナ本体部から離間させて配置したことにより、アンテナのレイアウトの自由度を高めることができ、設置スペースの制約を受ける小型の電子機器等においても好適に利用することができる。
【0051】
請求項5に記載の発明によれば、電波捕捉部は、全方向からの電波を受信可能な状態となるため、請求項1〜4に記載のアンテナに比べてより指向性を緩和させることができる。
【0052】
請求項6に記載の発明によれば、請求項1〜5に記載のアンテナを内蔵することにより、従来よりも電波の受信感度がより高く、且つ電波を受信可能な方向がより増えて指向性が緩和された腕時計を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における腕時計の概略平面図である。
【図2】図1のII−II部断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるアンテナの概略平面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における変形例1のアンテナの概略平面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における変形例2のアンテナの概略平面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における変形例3のアンテナの概略平面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態における変形例4のアンテナの概略平面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態における変形例5のアンテナの概略図であり、(a)は概略平面図、(b)は(a)のVIII−VIII部断面図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態における変形例6のアンテナの概略図であり、(a)は概略平面図、(b)は(a)のIX−IX部断面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態における腕時計の概略平面図である。
【図11】図10のXI−XI部断面図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態におけるアンテナの概略平面図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態における変形例1のアンテナの概略図であり、(a)は概略平面図、(b)は(a)のXIII−XIII部断面図である。
【図14】従来技術におけるアンテナの説明図である。
【図15】従来技術におけるアンテナの説明図である。
【符号の説明】
2 時計ケース(ケース体)
13 回路基板(電子基板)
30、30a〜30f、40、40a アンテナ
31、31a〜31f、41、41a 磁性体
32、32a〜32f、42、42a 電波捕捉部
33、33a〜33f、43、43a アンテナ本体部
34、34a〜34f、44、44a 導体
100、200 腕時計

Claims (6)

  1. 電波によって磁化される磁性体と、前記磁性体の一部に巻回され、前記磁性体に生じた磁界の大きさに基づいて電流が流れる導体と、を備えるアンテナにおいて、
    前記磁性体は、前記導体が巻回されるアンテナ本体部と、前記アンテナ本体部と独立して形成され、電波を捕捉する電波捕捉部と、を備え、
    前記電波捕捉部の電波捕捉領域の面積を、前記導体の巻回方向に直交する方向の前記アンテナ本体部の断面積よりも広く形成し、
    前記電波捕捉部を、前記アンテナ本体部の導体の巻回方向の端部と接するように配置したことを特徴とするアンテナ。
  2. 電波によって磁化される磁性体と、前記磁性体の一部に巻回され、前記磁性体に生じた磁界の大きさに基づいて電流が流れる導体と、を備えるアンテナにおいて、
    前記磁性体は、前記導体が巻回されるアンテナ本体部と、前記アンテナ本体部と独立して形成され、電波を捕捉する電波捕捉部と、を備え、
    前記電波捕捉部の電波捕捉領域の面積を、前記導体の巻回方向に直交する方向の前記アンテナ本体部の断面積よりも広く形成し、
    前記電波捕捉部を、前記アンテナ本体部から離間させて配置したことを特徴とするアンテナ。
  3. 電波によって磁化される磁性体と、前記磁性体の一部に巻回され、前記磁性体に生じた磁界の大きさに基づいて電流が流れる導体と、を備えるアンテナにおいて、
    前記磁性体は、前記導体が巻回されるアンテナ本体部と、前記アンテナ本体部と独立して形成され、電波を捕捉する電波捕捉部と、を備え、
    前記電波捕捉部の電波捕捉領域の面積を、前記導体の巻回方向に直交する方向の前記アンテナ本体部の断面積よりも広く形成し、
    前記電波捕捉部を、電子基板上にパターン形成するとともに、
    前記アンテナ本体部の導体の巻回方向の端部を、前記電波捕捉部と接するように前記電子基板に配置したことを特徴とするアンテナ。
  4. 電波によって磁化される磁性体と、前記磁性体の一部に巻回され、前記磁性体に生じた磁界の大きさに基づいて電流が流れる導体と、を備えるアンテナにおいて、
    前記磁性体は、前記導体が巻回されるアンテナ本体部と、前記アンテナ本体部と独立して形成され、電波を捕捉する電波捕捉部と、を備え、
    前記電波捕捉部の電波捕捉領域の面積を、前記導体の巻回方向に直交する方向の前記アンテナ本体部の断面積よりも広く形成し、
    前記電波捕捉部を、電子基板上にパターン形成するとともに、
    前記アンテナ本体部を、前記電波捕捉部から離間させて前記電子基板に配置したことを特徴とするアンテナ。
  5. 前記電波捕捉部を、無端となるように構成し、
    前記アンテナ本体部を前記電波捕捉部の内側に設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のアンテナ。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のアンテナをケース体内に備えたことを特徴とするアンテナを備えた腕時計。
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