JP3126634U - 腕時計型icタグ - Google Patents

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圭一 伊藤
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Abstract

【課題】従来の腕時計型の電子機器では、回路基板に実装した無線通信用ICやチップアンテナ等の厚みにより筐体が厚くなるという問題点がある。また、表示部が有機EL素子の場合には、有機EL素子の全体の厚みにより電子機器の小型化が左右される問題点もある。
【解決手段】本考案の腕時計型ICタグは、腕時計型ケース2と、該ケースの内周に沿って設けられたアンテナコイル3と、該アンテナコイル3の内側に設けられた両面に配線を設けた実装基板4と、前記アンテナコイル3で受信した信号を表示する情報に変換する前記実装基板4に固着されたICチップ5と、前記ICチップ5からの情報を表示する有機EL素子から成る表示装置6とを備え、前記実装基板4上の前記ICチップ5に重ねて前記表示装置6を配置することで解決する。
【選択図】 図3

Description

本考案は、腕時計型ICタグに関し、特に有機EL素子を用いて表示する腕時計型ICタグに関する。
特許文献1には、アンテナ特性を向上し、通信品質を改善した腕時計型の電子機器が示されている。
この腕時計型の電子機器はケース本体と、回路基板と、アンテナとから構成される。腕時計型の電子機器は、裏蓋とカバーガラスとケーシング(ケース本体)とによって構成された筐体を備え、裏蓋はステンレス鋼、チタン等の導電体材であり、カバーガラスはクリスタルガラス等の透明材であり、ケース本体はプラスチック等の電波の通過を妨げない非導電部材である。筐体内部には回路基板がプラスチック等の非導電体材で構成される回路枠によって固定され、回路基板の一方の面には無線通信用ICが設けられ、もう一方の面にはMPUが設けられる。そして、無線通信用ICの近傍にはフレキシブル基板が回路枠に固定され、フレキシブル基板上には無線通信用ICに配線接続されたチップアンテナが設けられている。回路枠には導電体材によって構成され電池を固定する電池抑え板が取り付けられ、電池抑え板にはMPUおよび無線通信用ICがグランド接地されている。また、チップアンテナはその内部に誘電体が積層されており、逆Fアンテナとして構成され、フレキシブル基板上に配設されている。チップアンテナはフレキシブル基板の給電端子から延長された基板パターンを介して給電され、そしてフレキシブル基板のグランド端子から延長された基板パターンを介して接地される。なお、図示はされていないが、表示部は液晶ディスプレイあるいは有機EL素子等で構成されている。(特許文献1、図1参照)
特開2003−152582号公報
しかしながら、上述した腕時計型の電子機器では、以下のような問題点がある。
回路基板の一方の面には無線通信用ICが設けられ、もう一方の面にはMPUが設けられ、そして無線通信用ICの近傍にはフレキシブル基板が固定枠に固定され、フレキシブル基板上には無線通信用ICに配線接続されたチップアンテナが設けられているので、筐体に内蔵するには筐体の厚みが必要となる問題点がある。
また、表示部は液晶ディスプレイあるいは有機EL素子で構成されるので、有機EL素子の場合には有機EL素子の全体の厚みが電子機器の小型化を左右する問題点もある。
本考案は、上述した問題点に鑑みて為されたものであり、腕時計型ケースと、該腕時計型ケースの内周に沿って設けられたアンテナコイルと、該アンテナコイルの内側に設けられた両面に配線を設けた実装基板と、前記アンテナコイルで受信した信号を表示する情報に変換する前記実装基板に固着されたICチップと、前記ICチップからの情報を表示する有機EL素子から成る表示装置とを備え、前記実装基板上の前記ICチップに重ねて前記表示装置を配置することで解決するものである。
また、前記有機EL素子のガラス基板を研削して全体の厚さを0.9mmにし、前記腕時計型ケースに収納したことを特徴とするものである。
更に、前記アンテナコイルは電磁誘導により前記ICチップおよび表示装置へ動作電源を給電することを特徴とするものである。
本考案によれば、有機EL素子を実装基板に固着されたICチップに重ねて表示装置を配置することで、アンテナコイルで受信した信号をICチップで表示する情報に変換し、ICチップからの情報を有機EL素子に表示できる。
また、本考案によれば、有機EL素子のガラス基板を研削して全体の厚さを0.9mmにするので、有機EL素子全体の厚さを薄くでき、腕時計型ケースの厚さも薄くできる。
更に、本考案によれば、アンテナコイルは電磁誘導により磁界を発生するので、ICチップおよび表示装置の動作電源を給電でき、電池を不要にできる。
まず、図1に本考案の腕時計型ICタグの全体図を示す。腕時計型ICタグ1は、腕時計型ケース2、アンテナコイル3、実装基板4、ICチップ5、表示装置6、第1のバンド7、第2のバンド8とから構成される。
腕時計型ケース2は、ステンレス材等の導電材料或いはプラスチック材等の非導電部材からなり、上面は透明スケルトンやスモークの黒色をしたガラスやプラスチックなどの透明保護板である。腕時計型ケース2の上端および下端にはベルトの一端を固定する取付部がそれぞれ設けられている。腕時計型ケース2はデザインと取り扱い上から円形或いは四角形に形成される場合が多い。
アンテナコイル3は、細い導線が多数回巻かれて積層されてなり、具体的には腕時計型ケース2の内周に沿って円筒状に形成される。
実装基板4は、多層のプリント基板であり、具体的にはアンテナコイル3の内側に納められるように円形に形成され、基板の両面および内部には多層の配線が設けられる。基板の両面の配線には後述するチップ部品を固着されるパッド(図示せず)が設けられている。
ICチップ5は、リードフレームに実装されパッケージされた半導体素子であり、具体的に本形態ではICチップ5としてRFIC(高周波検出用)およびマイコンを用いている。いずれもQFPパッケージなどの薄型樹脂モールト゛タイプとなっている。
表示装置6は、有機EL素子で構成され、ガラス板上に設けた透明電極(陽極)の上に有機EL材料を蒸着して、更にその上に金属材料の陰極を形成して窒素雰囲気で封止したものである。有機ELパネルは通常長方形状であり、ガラス板から発光させて表示を行うものである。表示装置6は実装基板4とフレキシブル基板で接続されおり、ICチップ5からの情報を表示する。
第1のバンド7および第2のバンド8は、プラスチック材等で形成され、その一端は
腕時計型ケース2の取付部とかん穴を介して取りつけられる。かん穴とは、第1のバンド7および第2のバンド8を取りつける時に操作するばね棒が入る穴である。
腕時計型ICタグは、図のように腕時計型ケース2に第1のバンド7および第2のバンド8を取りつけて伸ばした状態では、約254mmの長さになる。
続いて、図2を用いて本考案の腕時計型ICタグの詳細を説明する。図2(A)は要部の拡大図であり、図2(B)はその側面図である。
腕時計型ケース2は、外径が37mmの円柱形に、内径が33mmの円柱形の凹みが形成されている。また、腕時計形ケース2の厚みは5.30mmである。
アンテナコイル3は、外径が32mmで、内径が28mmの円筒状に積層されて形成される。
実装基板4は、直径が27mmの円形に形成され、アンテナコイル3の内側に収まる大きさになっている。また、実装基板4はICチップ5およびチップ部品を含めて厚さが3.00mm以内に収まるように設計されている。
表示装置6は、縦が16mmで、横が18mmで、高さが0.9mmの長方形状に形成される。表示装置を形成する有機EL素子は、まず厚さ1.0mmのガラス基板上に形成され、このガラス基板を研削することにより全体の厚さを薄くできる。なお、ICチップ5は表示装置6よりも小さい形状に形成される。
次に、図3に本考案の腕時計型ICタグの断面図を示す。
腕時計型ケース2は、直径33mm、高さ3.75mmの空間を形成している。この腕時計型ケースの空間に、腕時計型ケースの内周に沿ってアンテナコイル3が設けられ、アンテナコイル3の内側に両面に配線を設けた実装基板4を設けている。そして、アンテナコイル3で受信した信号を表示する情報に変換するICチップ5が実装基板に固着され、ICチップ5からの情報を表示する有機EL素子から成る表示装置6が実装基板4上のICチップ5に重ねて設けられている。なお、図示はしていないが、表示装置6はFPC(Flexible Printed Circuit)9により実装基板4の電極と電気的に接続されている。
最後に、図4に本考案の腕時計型ICタグの動作を説明するブロック図を示す。ここでは、腕時計型ICタグが、リーダーライターに接続されたパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと省略する)より入力された表示装置に表示させたい情報を受信するシステムを例に説明する。
まず、表示装置に表示させたい情報をパソコンに入力する。具体的には、「1234」と4桁の数字を入力する。入力した情報は、シリアル通信によりパソコンからリーダーライターへと転送される。リーダーライターはアンテナコイルと制御部とを有し、制御部で転送された情報を信号に変換して、アンテナコイルでその信号を送信する。具体的には、電磁誘導による磁界を発生し、かつ125kHzの周波数で信号を送信している。
そして、本考案の腕時計型ICタグ1の腕時計型ケース2をリーダーライターに近づける。腕時計型ケース2に内蔵されたアンテナコイル3は、リーダーライターの磁界の影響により電流が流れてアンテナとなり、リーダーライターが送信している信号を受信する。また、磁界によりICチップおよび表示装置へも動作電源を給電するので、電池は不要となる。具体的には、RF・ICへ電源が供給されて、受信した信号を情報(この場合は、1234)へと変換し、マイコンへその情報を送る。続いて、マイコンは情報をもとに有機ELパネルへ表示内容の指示を送り、有機ELパネルには「1234」という情報が表示される。
なお、ここでは表示装置に表示する情報を4桁の数字としているが、時計や社員番号を表示してもよいし、ニュースやラジオ等の情報を表示できるようにしてもよい。
本考案の腕時計型ICタグの全体図である。 本考案の腕時計型ICタグの(A)要部の拡大図、(B)側面図である。 本考案の腕時計型ICタグの構成を示す断面図である。 本考案の腕時計型ICタグの動作を説明するブロック図である。
符号の説明
1 腕時計型ICタグ
2 腕時計型ケース
3 アンテナコイル
4 実装基板
5 ICチップ
6 表示装置
7 第1のバンド
8 第2のバンド
9 FPC

Claims (3)

  1. 腕時計型ケースと、
    該腕時計型ケースの内周に沿って設けられたアンテナコイルと、
    該アンテナコイルの内側に設けられた両面に配線を設けた実装基板と、
    前記アンテナコイルで受信した信号を表示する情報に変換する前記実装基板に固着されたICチップと、
    前記ICチップからの情報を表示する有機EL素子から成る表示装置とを備え、
    前記実装基板上の前記ICチップに重ねて前記表示装置を配置することを特徴とする
    腕時計型ICタグ。
  2. 前記有機EL素子のガラス基板を研削して全体の厚さを0.9mmにし、前記腕時計型ケースに収納したことを特徴とする請求項1に記載の腕時計型ICタグ。
  3. 前記アンテナコイルは電磁誘導により前記ICチップおよび表示装置へ動作電源を給電することを特徴とする請求項1に記載の腕時計型ICタグ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2020241392A1 (ja) * 2019-05-28 2020-12-03

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