JP5544721B2 - 磁性素子 - Google Patents

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Description

本発明は、各種の電子機器に用いられる磁性素子に関する。
各種の磁性素子の中には、ドラムコア、リングコアを備えると共に、樹脂製等のベースを備えるものがある。特許文献1には、このようなタイプの磁性素子の一例が示されている。また、図8に、このようなタイプの磁性素子100の斜視図(リングコアを取り除いたもの)を示す。この図に示す磁性素子100はトランスであり、手前側に並ぶ複数の端子111のうち2つ、および奥側に並ぶ複数の端子111のうち2つに対して、それぞれコイル120の端末121が絡げられている。
実開平1−163306号公報
ところで、上述の図8に示すように、端子111にコイル120の端末121を絡げる場合、ドラムコア130のうちコイル120が配置される部分(以下、この部分を巻枠部131とする。)から、ベース110のうちリングコアを載置する部分(以下、この部分をリング載置部112とする。)に向かって、コイル120の端末121(導線)が延伸する。その状態で、リングコアをリング載置部112に載置させようとすると、リング載置部112に端末121が位置したり、端末121がリングコアと干渉したりする。
リング載置部112に端末121が位置する場合、端末121がリングコアとリング載置部112との間に挟まれる。また、リングコアと端末121とが干渉する場合、リングコアのリング載置部112への適切な載置が困難となる。いずれにしても、リングコアに傾きが生じたり、リングコアがぐらつく等するので、リングコアが正確な位置に位置決めされない状態となる。すなわち、図8に示す構成においては、端末121がリング載置部112上に位置するのを防ぎながら、リングコアをリング載置部112上に載置する必要があるため、工数がかさむ状態となっており、リングコアの取り付けに際して端末121が邪魔となっている。
本発明は上記の事情にもとづきなされたもので、その目的とするところは、コイルの端末がリング載置部上に位置するのを防止可能な磁性素子を提供しよう、とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の磁性素子の第1の側面は、巻枠部を有する第1のコア部材と、第1のコア部材の外周の全周に亘って対向配置される第2のコア部材と、導線の巻回によって巻枠部に配置されるコイルと、第1のコア部材が載置される第1載置部を有し、第1載置部よりも隆起して設けられ両端部の間に位置しかつ第2のコア部材が載置される第2載置部を有すると共に、複数の端子が側方から突出して設けられるベースと、を具備し、さらに、第2載置部の端部には、当該第2載置部から離間する向きに延伸する突出部が設けられると共に、この突出部はベースの厚み寸法よりも小さく設けられ、コイルの端末は突出部のうち第2のコア部材が載置される側とは反対側の裏面に位置させた後に、端子に絡げられ、第1のコア部材には、位置決め突起が設けられると共に、第1載置部には位置決め突起が嵌め込まれて第1のコア部材の位置決めを行う窪み部が設けられていて、第2載置部の境界部分には、第2のコア部材の位置決めを行う第2周壁部が設けられている、ものである。
このように構成する場合には、コイルの端末は、突出部の裏面に位置させられるので、端末が第2載置部上に位置するのを防止することが可能となる。そのため、コイルの端末が第2のコア部材と第2載置部との間に挟まれるのを防止可能となり、第2のコア部材に傾きが生じたり、第2のコア部材がぐらつく等するのを防止可能となる。そのため、第2のコア部材の正確な位置決めが可能となる。また、端末が第2載置部上に位置するのを防止することができるので、第2のコア部材を第2載置部上に載置するのが容易となり、工数が増加するのを防ぐことが可能となる。
また、本発明の磁性素子の他の側面は、上述の発明において、ベースのうち、第2載置部の端部には、当該ベースの反対側の側面に向かって窪んだ凹み部が設けられていて、突出部は、第2のコア部材が載置される側から凹み部を覆う状態で設けられていることが好ましい。
このように構成する場合、コイルの端末は、凹み部に入り込む。加えて、突出部の裏面側に端末が位置させられることで、凹み部が設けられていない場合と比較して、より径方向の中心側に端末の屈曲部位を位置させることが可能となる。そのため、コイルの端末が第2のコア部材の載置に際して邪魔になるのを、有効に防止可能となる。
本発明によると、巻線がリング載置部上に位置するのを防止可能となる。
本発明の一実施の形態に係る磁性素子の構成を示す斜視図である。 図1の磁性素子のうち、リングコアを取り除いた構成を示す斜視図である。 図1の磁性素子を、ドラムコアの中心を通るXZ平面で切断した状態を示す断面図である。 図1の磁性素子を、ドラムコアの中心を通るYZ平面で切断した状態を示す断面図である。 図1の磁性素子のうち、ベースの構成を示す斜視図である。 図1の磁性素子のうち、ベースの構成を示す底面図である。 図1の磁性素子において、突出部、導線、端子およびリングコア等の位置関係を示す図である。 従来のドラムコアの構成を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施の形態に係る、磁性素子10について、図1から図7に基づいて説明する。
図1等に示すように、本実施の形態の磁性素子10は、トランスであり、ドラムコア20と、コイル30と、リングコア40と、ベース50とを備えている。これらのうち、ドラムコア20は、第1のコア部材に対応している。このドラムコア20は、図2〜図4に示すように、上鍔部21と、柱脚部22と、下鍔部23とを有している。上鍔部21、柱脚部22および下鍔部23の平面形状は円形状に設けられている。本実施の形態では、ドラムコア20の上鍔部21は、下鍔部23と同等の直径となるように設けられている。また、本実施の形態では、上鍔部21と下鍔部23とは、鍔部の厚み寸法が同等に設けられている。
なお、ドラムコア20のうち、上鍔部21、柱脚部22および下鍔部23で囲まれる部分は、巻枠部24(図3、図4参照)となっていて、導線31を巻回させてコイル30を形成することが可能となっている。また、図3、図4に示すように、本実施の形態では、磁性素子10はトランスであるため、一次コイル30A(内周側に位置するコイル30)と、二次コイル30B(外周側に位置するコイル30)とが巻枠部24に巻回されている。また、以下の説明においては、一次コイル30Aと二次コイル30Bとを区別する必要がない場合、単にコイル30と称呼する。
また、図3、図4等に示すように、本実施の形態では、下鍔部23の下面23a側からは、位置決め突起23bが下方に向かって突出している。この位置決め突起23bは、後述するベース50の窪み部58に嵌り込む部分であり、この嵌まり込みによりドラムコア20がベース50に対して位置決めされる。
また、リングコア40は、第2のコア部材に対応している。このリングコア40は、図1、図3および図4等に示すように、リングコア40は、上方から見た場合に円環状に形成されているコア部材であり、その開口部41に上述のドラムコア20を位置させることが可能となる。また、図4に示すように、リングコア40は、その高さ寸法Hrが、ドラムコア20の高さ寸法Hdよりも小さくなるように設けられている。しかしながら、これとは逆に、高さ寸法Hrが、高さ寸法Hdよりも大きくても良く、等しくても良い。
また、図3、図4の断面図に示すように、開口部41の径方向の寸法は、上方側よりも下方側の方が大きくなるように設けられている。すなわち、リングコア40のコア部分42の径方向における寸法は、上方側が最も大きく設けられていて、高さ方向の中途部分から下方に向かうとコア部分42の寸法が小さくなり、所定の位置から下端までは一定の寸法となっている。このような寸法を有することにより、コイル30の端末32は、巻枠部24から端子51に向かって引き出し易くなっている。
また、リングコア40には、下方から上方に向かって切欠部43が設けられている。切欠部43は、コイル30の端末32を端子51に向けて引き出すための部位である。この切欠部43は、ベース50のうち、端子51が並んで設けられている側(ベース50の短手方向)を向くように配置される。
なお、ドラムコア20とリングコア40は、その材質を磁性材としているが、磁性材としては、例えば、ニッケル系のフェライトまたはマンガン系のフェライト等の種々のフェライト、パーマロイ、センダスト等を用いることが可能である。
また、ベース50は例えば樹脂等の非磁性材を材質としていて、複数の端子51を埋め込んで形成されている。なお、図5に示すように、端子51は、ベース50の下面50aよりも下方に向かって突出する基板接続部51aを有している。それにより、実装基板への実装時に、この基板接続部51aが接触するように設けられている。
図5、図6等に示すように、ベース50は、埋め込まれている端子51の他の部位として、ドラム載置部52と、リング載置部53と、外周壁部54と、凹み部55と、突出部56とを有している。これらのうち、ドラム載置部52は、第1載置部に対応し、ベース50の上面側で最も高さ寸法が低い部分であり、ドラムコア20が載置される部分である。ここで、ドラム載置部52とリング載置部53との境界である第1周壁部57は、上方から見ると略円弧を為すように設けられている。また、ドラム載置部52の中心部から第1周壁部57までの径方向の寸法(半径に相当)は、ドラムコア20の下鍔部23の下面23aの半径よりも若干大きくなるように設けられている。なお、本実施の形態では、ドラム載置部52の中央部には窪み部58が設けられている。この窪み部58には、ドラムコア20の位置決め突起23bが嵌り込み、ベース50に対するドラムコア20の位置決めが為される。
また、リング載置部53は、第2載置部に対応する。このリング載置部53は、第1周壁部57を挟んでドラム載置部52の外径側に位置していて、ドラム載置部52よりも隆起する(上方に位置する)ように設けられている。このリング載置部53は、リングコア40が載置される部分である。ここで、リング載置部53と外周壁部54との境界である第2周壁部59は、第1周壁部57と同様、上方から見ると略円弧を為すように設けられている。また、リング載置部53にリングコア40の下面40a側を載置できるよう、ドラム載置部52の中心部から第2周壁部59までの径方向の寸法が設定されている。
なお、図2等から明らかなように、リング載置部53は、弧状に設けられていて、両端部が存在する(有限の長さである)状態に設けられている。また、リング載置部53の両端部には、後述する凹み部55および突出部56が設けられている。
また、凹み部55は、上述のようにリング載置部53の両端部に位置していて、図6に示すように、ベース50の短手方向に沿って、当該ベース50を切り欠いた形状に設けられている。なお、本実施の形態では、凹み部55は、略周形状を為す一対のリング載置部53の両端にそれぞれ設けられているため、合計4つ存在している。この凹み部55は、後述するようにコイル30の端末32が通される部分である。
なお、凹み部55の形状は、図6に示すものでは、頂部がRとなっている略直角三角形状に設けられている。しかしながら、凹み部55の形状は、このような形状には限られず、種々の形状(例えば四角形状等の多角形状、円形状等)を採用することが可能である。また、凹み部55の個数(次に述べる突出部56も同様)は、4つに限られるものではなく、少なくとも2つ以上あれば良い。
また、凹み部55の上方を覆うように、突出部56が設けられている。突出部56は、リング載置部53の端部を、凹み部55の上方に張り出させた形状に設けられている。この突出部56は、図5に示すように、その下面56aが端子51の上端部分よりも上方に位置するように設けられている。また、突出部56の下面56aには、コイル30の端末32が位置させられるため、当該突出部56は、それに対応させる分だけ、凹み部55の上方に突出していれば良い。なお、図6に示すように、本実施の形態では、突出部56は、凹み部55の略半分程度を覆うように、突出している。
<磁性素子の組み付け方法について>
以上のような構成を有する磁性素子10の組み付け方法について、以下に説明する。まず、ドラムコア20を、ベース50のドラム載置部52に載置する。このとき、位置決め突起23bが窪み部58に嵌り込む状態とする。なお、ドラムコア20のドラム載置部52への載置に際して、予め下鍔部23の下面23aに接着剤を塗布するようにしても良い。
続いて、ドラムコア20の巻枠部24に対して、巻線機等を用いるか、または手作業によって、導線31を巻回させる。それにより、一次コイル30Aおよび二次コイル30Bが形成される。なお、このとき、一次コイル30Aおよび二次コイル30Bの端末32は、引き出した状態としておく。
また、コイル30の端末32を引き出し、この端末32が凹み部55に位置するようにすると共に、端末32が突出部56の下面56aに位置させるようにする。そして、コイル30の端末32を端子51に到達させ、当該端子51に端末32を絡げさせる。すると、図7に示すように、導線31の端末32は、突出部56に当接して曲げられることで、屈曲部位Pが形成される状態となる。また、端末32を端子51に絡げさせた後に、半田付けによって両者を電気的に導通する状態で取付固定するようにしても良い。
この後に、リングコア40の切欠部43が、端子51が並んでいる側を向く配置とし、リングコア40をリング載置部53に載置する。ここで、図7に示すように、突出部56の存在により端末32に屈曲部位Pが形成されるが、同時に端末32は凹み部55に入り込んでいる。そのため、屈曲部位Pよりもコイル30側の導線31は、よりドラムコア20の中心側に寄せられる状態となる(図7の導線31の実線のものと二点鎖線のものとを参照)。そのため、リングコア40と導線31とが干渉するのを防ぐ状態となる。なお、リングコア40の載置に際しては、リングコア40の下面40a側に接着剤を塗布するようにしても良い。
<効果>
以上のような構成の磁性素子10によれば、コイル30の端末32は、凹み部55に位置し、その後突出部56の下面56aに位置させられるので、当該端末32がリング載置部53の上に差し掛かることが無くなる。そのため、コイル30の端末32が、リングコア40をリング載置部53に載置する際に邪魔になるのを防止することが可能となる。
すなわち、コイル30の端末32が、リングコア40とリング載置部53との間に挟まれるのを防止可能となり、リングコア40に傾きが生じたり、リングコア40がぐらつく等するのを防止可能となる。そのため、リングコア40の正確な位置決めが可能となる。また、端末32がリング載置部53上に位置するのを防止することができるので、リングコア40をリング載置部53上に載置するのが容易となり、工数が増加するのを防ぐことが可能となる。
また、本実施の形態では、コイル30の端末32は、凹み部55に入り込む。そのため、凹み部55が設けられていない場合と比較して、ドラムコア20のより径方向の中心側に端末32の屈曲部位Pを位置させることが可能となる。そのため、屈曲部位Pよりもコイル30側の導線31が、よりドラムコア20の中心側に寄せられる状態となるので、リングコア40と導線31とが干渉するのを防ぐことが可能となり、リングコア40と導線31とが干渉する(端末32がリングコア40の載置の邪魔となる)のを、有効に防止可能となる。
<変形例>
以上、本発明の一実施の形態に係る磁性素子10について説明したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となっている。以下、それについて述べる。
上述の実施の形態においては、第1のコア部材としてドラムコア20を用いると共に、第2のコア部材としてリングコア40を用いる場合について説明している。しかしながら、第1のコア部材は、ドラムコア20には限られないと共に、第2のコア部材は、リングコア40には限られない。例えば、第1のコア部材として、T字型のコアを用いると共に、第2のコア部材として、ポット型のコアを用いるようにしても良い。
また、上述の実施の形態では、ドラムコア20の上鍔部21と下鍔部23とは、略同程度の直径に設けられている。しかしながら、例えば上鍔部を下鍔部よりも大径に形成しても良く、それとは逆に上鍔部を下鍔部よりも小径に形成しても良い。また、ドラムコアの代わりに、T字型のコアと円盤状のコアとを組み合わせて、ドラム型のコアを形成するようにしても良い。
また、本実施の形態では、ドラムコア20およびリングコア40は、上方から見た形状が、円形状に設けられている。しかしながら、ドラムコアおよびリングコアは、上方から見た場合の形状が、円形に限られるものではなく、種々の形状を採用可能である。種々の形状の例としては、四角形状、六角形状、八角形状等の多角形状があり、その他、楕円形状等がある。
また、上述の実施の形態では、本発明を適用する磁性素子として、トランスの場合について説明している。しかしながら、磁性素子はトランスに限られるものではなく、トランス以外の磁性素子(インダクタ、チョークコイル、フィルタ等)に本発明を適用するようにしても良い。
また、上述の実施の形態における磁性素子10は、その用途は特に限定されるものではなく、種々の用途に用いることが可能である。
本発明の磁性素子は、電気機器の分野において利用することができる。
10…磁性素子
20…ドラムコア(第1のコア部材に対応)
21…上鍔部
22…柱脚部
23…下鍔部
30…コイル
31…導線
32…端末
40…リングコア(第2のコア部材に対応)
41…開口部
42…コア部分
50…ベース
51…端子
52…ドラム載置部(第1載置部に対応)
53…リング載置部(第2載置部に対応)
54…外周壁部
55…凹み部
56…突出部
58…窪み部

Claims (2)

  1. 巻枠部を有する第1のコア部材と、
    上記第1のコア部材の外周の全周に亘って対向配置される第2のコア部材と、
    導線の巻回によって上記巻枠部に配置されるコイルと、
    上記第1のコア部材が載置される第1載置部を有し、上記第1載置部よりも隆起して設けられ両端部の間に位置しかつ上記第2のコア部材が載置される第2載置部を有すると共に、複数の端子が側方から突出して設けられるベースと、
    を具備し、さらに、
    上記第2載置部の端部には、当該第2載置部から離間する向きに延伸する突出部が設けられると共に、この突出部は上記ベースの厚み寸法よりも小さく設けられ、
    上記コイルの端末は上記突出部のうち上記第2のコア部材が載置される側とは反対側の裏面に位置させた後に、上記端子に絡げられ、
    上記第1のコア部材には、位置決め突起が設けられると共に、上記第1載置部には上記位置決め突起が嵌め込まれて上記第1のコア部材の位置決めを行う窪み部が設けられていて、
    上記第2載置部の境界部分には、上記第2のコア部材の位置決めを行う第2周壁部が設けられている、
    ことを特徴とする磁性素子。
  2. 請求項1記載の磁性素子において、
    前記ベースのうち、前記第2載置部の端部には、当該ベースの反対側の側面に向かって窪んだ凹み部が設けられていて、
    前記突出部は、前記第2のコア部材が載置される側から上記凹み部を覆う状態で設けられている、
    ことを特徴とする磁性素子。
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