JP6922628B2 - コイル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえばリーケージトランスなどとして用いられるトランスなどのコイル装置に関する。
たとえば下記の特許文献1に示すトランスでは、端子ピンに二次巻線用ワイヤの途中を巻き付けて中間タップとする構造が提案されている。しかしながら、この構造では、二次巻線を構成するワイヤの線径が太い場合には、端子ピンへの巻き付けが困難になり、端子ピンを中間タップとすることが困難である。また、従来のトランスでは、リーケージ特性を安定させることが困難であった。
また、特許文献2に示すように、一次巻線を平板コイルで挟み込むトランスも知られている。しかしながら、このトランスでは、平板コイルを用いるために、巻き数を増大させることが困難であるという課題を有している。さらに、中間タップを作るためには、平板コイルの平板リード部がボビンの開口部を塞ぐことになり、放熱性が悪いという課題もある。
実開平05−48315号公報 特開2005−5386号公報
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、リーケージ特性を安定化させることが容易であり、しかも中間タップを容易に形成することができ、さらに巻き数の制御が容易で、放熱性にも優れているコイル装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係るコイル装置は、
ボビンを有するコイル装置であって、
前記ボビンは、
第1ワイヤが巻回される第1巻回部と、
前記第1巻回部と軸方向に異なる位置で、第2ワイヤが巻回される第2巻回部と、
前記第1巻回部および第2巻回部と軸方向に異なる位置で、第3ワイヤが巻回される第3巻回部と、を有し、
前記ボビンの軸方向に沿って、前記第2巻回部と前記第3巻回部との間に、前記第1巻回部が配置してあり、
前記第2ワイヤの一方の共通リード部と、前記第3ワイヤの一方の共通リード部とが、共通端子を介して接続してある。
本発明に係るコイル装置では、ボビンの軸方向に沿って、第2巻回部と第3巻回部との間に、第1巻回部が配置してあり、第2ワイヤと第3ワイヤとは、共通端子で接続してある。たとえば第1ワイヤを一次側コイルとし、第2ワイヤおよび第3ワイヤを二次側コイルとすれば、一次側コイルは、二次側コイルで軸方向に挟まれることになる。したがって、リーケージ特性が安定になる。なお、第1ワイヤを二次側コイルとし、第2ワイヤおよび第3ワイヤを一次側コイルとした場合でも同様である。
さらに、共通端子は、端子ピンとは異なり、第2ワイヤの一方の共通リード部と、前記第3ワイヤの一方の共通リード部とを容易に固定して接続することが可能である。たとえば共通端子には、継線用のカシメ部などを設けることで、これらのワイヤの線径が太い場合でも、第2ワイヤの一方の共通リード部と、第3ワイヤの一方の共通リード部とを容易に固定して接続することが可能である。
また、本発明のコイル装置では、平板コイルではなく、ワイヤによりコイルを構成するために、巻き数の制御が容易であると共に、放熱性にも優れている。
好ましくは、前記共通端子は、前記共通リード部がそれぞれ固定される少なくとも一対の継線部と、前記ボビンの端子台に固定される固定部とを有する。このように構成することで、共通リード部の継線が容易になると共に、ボビンに対する共通端子の固定が容易になる。
好ましくは、前記共通端子の前記固定部は、前記ボビンの嵌合孔に嵌合する嵌合片を有し、前記嵌合片には、抜け止め用突部が形成してある。このように構成することで、ボビンに対する共通端子の固定がさらに容易になる。
好ましくは、前記固定部は、一対の前記継線部の間に形成してある。このように構成することで、共通リード部の継線が容易になると共に、ボビンに対する共通端子の固定が容易になる。
好ましくは、前記共通端子は、前記ボビンの軸方向に沿って上部に設けられている。このように構成することで、共通リード部の継線が容易になると共に、ボビンに対する共通端子の固定が容易になる。
好ましくは、前記第1ワイヤは、前記ボビンの第1巻回部に、α巻きされている。このように構成することで、コイル装置の低背化にも寄与する。
好ましくは、前記第1ワイヤの一対の第1リード部は、一対の第1端子のそれぞれに接続してあり、
前記第2ワイヤの前記共通リード部とは反対側の第2リード部は、第2端子に接続してあり、
前記第3ワイヤの前記共通リード部とは反対側の第3リード部は、第3端子に接続してあり、
一対の前記第1端子は、前記ボビンの軸方向に沿って上部に設けられた第1端子台に固定してあり、
前記ボビンの軸方向に沿って上部に設けられて前記第1端子台とは反対側の端部に設けられた第2端子台には、前記共通端子と、前記第2端子と、前記第3端子とが固定してある。
このように構成することで、すべてのリード部の継線が容易になると共に、ボビンに対するすべての端子の固定が容易になる。また、コイル装置の低背化にも寄与する。また、すべての端子間の絶縁も容易になる。
好ましくは、前記第2端子台では、前記第2端子と前記第3端子との間に、前記共通端子が配置してある。このように構成する構成することで、共通端子、第2端子および第3端子からの外部回路への接続が容易になると共に、コイル装置のコンパクト化に寄与する。
図1Aは本発明の一実施形態に係るコイル装置の斜視図である。 図1Bは図1Aに示すコイル装置を異なる角度から見た斜視図である。 図2は図1Aに示すコイル装置の分解斜視図である。 図3Aは図2に示すワイヤと端子との関係を示す分解斜視図である。 図3Bは図2に示す共通端子の拡大斜視図である。 図4は図1Aに示すコイル装置のIV−IV線に沿う断面図である。 図5は図1Aに示すコイル装置のV−V線に沿う断面図である。 図6は図1Aに示すコイル装置のVI−VI線に沿う断面図である。 図7Aは図2に示すボビンの拡大斜視図である。 図7Bは図7Aに示すボビンを異なる角度から見た斜視図である。 図8はコイル装置の回路図である。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1Aおよび図1Bに示す本実施形態に係るコイル装置としてのトランス10は、たとえばリーケージトランスなどとして、たとえば車などの乗り物などに用いられる。このトランス10は、ボビン20と、磁性コア40a,40bと、カバー50と、テープ状部材60とを有する。
図2に示すように、ボビン20は、ボビン本体24と、ボビン本体24のX軸方向の両端でZ軸方向の上部に一体に成形してある第1端子台22および第2端子台23とを有する。第1端子台22には、Y軸方向の両端に、端子取付部22a,22bが形成してあり、その部分に第1端子70aおよび第2端子70bが取り付けられる。各端子70a,70bには、後述する第1ワイヤ37(図3A)の両端である一対の第1リード部37aおよび37bのそれぞれが接続される。
各端子70a,70bは、たとえば導電性に優れたタフピッチ鋼、黄銅などの金属板で構成される。図3Aに示すように、各端子70a,70bは、板状の固定片72a,72bを有する。
固定片72a,72bは、図2に示す端子取付部22a,22bにそれぞれ取り付けられる。図3Aに示すように、本実施形態では、固定片72a,72bには、それぞれ嵌合片74a,74bが一体成形してあり、嵌合片74a,74bが、図7Bに示す端子取付部22a,22bの嵌合孔22e,22f内に嵌合することで端子70a,70bが取付部22a,22bに各々取り付けられる。なお、嵌合片74a,74bの両側部には、図3Bに示す嵌合片84と同様に、抜け止め用突部85が形成してあってもよい。
また図3Aに示す固定片72a,72bには、継線フック片76a,76bがそれぞれ一体的に成形してある。各継線フック片76a,76bには、第1リード部37aおよび37bがそれぞれカシメ止めされて接続される。接続のための手段としては、熱融着、ハンダ接合などが例示される。
なお、図7Bに示す端子取付部22a,22bには、それぞれナット埋込孔22g,22hが形成してあり、それらに図2に示すナットなどが埋め込まれている。埋め込まれたナットには、ボルトが着脱自在に装着され、外部端子との接続が可能になっている。
第2端子台23には、Y軸方向の中央部に、共通端子取付部23aが配置してある。共通端子取付部23aには、共通端子80が取り付けられる。共通端子には、後述する第2ワイヤ38(図3A)の共通リード部38aと第3ワイヤ39(図3A)の共通リード部39aが接続される。また、第2端子台23のY軸方向の両端には、端子取付部23b1,23b2が形成してあり、それぞれの部分に第2端子90aと第3端子90bが取り付けられる。各端子90a,90bには、それぞれ後述する第2ワイヤ38(図3A)の第2リード部38bと第3ワイヤ39(図3A)の第3リード部39bが接続される。
共通端子80と第2端子端子90aと第3端子90bは、端子70a,70bと同様に、たとえば導電性に優れた金属板で構成される。図3Aに示すように、共通端子80は、板状の固定片82を有する。
固定片82は、図2に示す端子取付部23aに取り付けられる。図3Aに示すように、本実施形態では、固定片82の中央部には、貫通孔が形成してあり、その貫通孔のX軸方向の両側に、図3Bに示すように、Z軸方向の下側に突出する嵌合片84,84が一体成形してあり、嵌合片84,84bが、図7Aに示す端子取付部23aの嵌合孔23e内に嵌合することで端子80が取付部23aに取り付けられる。なお、嵌合片84,84の両側部には、抜け止め用突部85が形成してあってもよい。
また図3Aに示す固定片82のY軸方向の両側には、継線フック片86,86がそれぞれ一体的に成形してある。各継線フック片86,86には、それぞれ、第2ワイヤ38の一方の端部である共通リード部38aと、第3ワイヤ39の一方の端部である共通リード部38bがそれぞれカシメ止めされて接続される。接続のための手段としては、継線フック片76a,76bと同様である。
また固定片82のX軸方向の外側(コイルの軸芯から離れる方向)には、外部接続片88が一体に成形してある。外部接続片88は、図5に示すように、ボビン20の端子台23から外側に飛び出しており、外部接続端子が接続可能になっている。
図3Aに示すように、各端子90a,90bは、板状の固定片92a,92bを有する。固定片92a,92bは、図2に示す端子取付部23b1,23b2にそれぞれ取り付けられる。本実施形態では、固定片92a,92bには、それぞれ嵌合片94a,94bが一体成形してあり、嵌合片94a,94bが、図7Aに示す端子取付部23b1,23b2の嵌合孔23f1,23f2内に嵌合することで端子90a,90bが取付部23b1,23b2に各々取り付けられる。なお、嵌合片94a,94bの両側部には、図3Bに示す嵌合片84と同様に、抜け止め用突部85が形成してあってもよい。
また図3Aに示す固定片92a,92bには、継線フック片96a,96bがそれぞれ一体的に成形してある。各継線フック片96a,96bには、第2ワイヤ38の他方端である第2リード部38bと、第3ワイヤ39の他方端である第3リード部39bがそれぞれカシメ止めされて接続される。接続のための手段としては、継線フック片76a,76bと同様である。
また固定片92a,92bのX軸方向の外側(コイルの軸芯から離れる方向)には、外部接続片98a,98bが一体に成形してある。外部接続片98a,98bは、図5に示す共通端子80の外部接続片88と同様に、ボビン20の端子台23から外側に飛び出しており、外部接続端子が接続可能になっている。
図7Bに示すように、第1端子台22のY軸方向の中央部には、図3Bに示す第1リード部37a,37bをZ軸方向の上部へと導くリード用溝22c,22dが形成してある。これらのリード用溝22c,22dは、それぞれの端子取付部22a,22bに具備してあり、それらは、絶縁突起22αにより絶縁が確保されている。
図7Aに示すように、第2端子台23のY軸方向の中央部に具備してある共通端子取付部23aのY軸方向の両端部には、図3Aに示す共通リード部38a,39aをZ軸方向の上部へと導くリード用溝23c1,23c2が形成してある。これらのリード用溝23c1,23c2は、Y軸方向に所定幅で離されている。第2端子台23のY軸方向の両端部に具備してある端子取付部23b1,23b2には、図3Aに示す第2リード部38bおよび第3リード部39bをZ軸方向の上部へと導くリード用溝23d1,23d2が形成してある。
共通端子取付部23aのリード用溝23c1と第2端子取付部23b1のリード用溝213d1との間には、絶縁突起23αが具備してあり、それらの絶縁が確保されている。また、共通端子取付部23aのリード用溝23c2と第3端子取付部23b2のリード用溝213d2との間には、絶縁突起23αが具備してあり、それらの絶縁が確保されている。
図2に示す磁性コア40a,40bは、本実施形態では、それぞれ単一のコアであるが、別実施形態では、それぞれ同じ形状を持つ2つの分割コアに分離可能であってもよい。本実施形態では、各磁性コア40a,40bは、全て同じ形状であり、Z−Y断面で断面E字形状を有し、E型コアの一種である。Z軸方向の下部に配置される他の磁性コア40a,40bも、Z−Y断面で断面E字形状を有し、いわゆるE型コアを構成する。
Z軸方向の上側に配置される各磁性コア40aは、Y軸方向に延びるベース部44aと、ベース部44aのY軸方向の両端からZ軸方向に突出している一対の側脚部48aと、ベース部44aのY軸方向の中央部からZ軸方向に突出している中脚部46aとを有する。Z軸方向の下側に配置される磁性コア40bは、Y軸方向に延びるベース部44bと、ベース部44bのY軸方向の両端からZ軸方向に突出している一対の側脚部48bと、ベース部44bのY軸方向の中央部からZ軸方向に突出している中脚部46bとを有する。
図4に示すように、中脚部46aは、ボビン20のコア脚用貫通孔26の内部にZ軸方向の上方から挿入されるようになっている。同様に、中脚部46bは、ボビン20のコア脚用貫通孔26の内部にZ軸方向の下方から挿入され、貫通孔26の内部において、それらの先端は、中脚部46aの先端に接触または所定のギャップで向き合うように構成してある。
中脚部42a,42bは、貫通孔26の内周面形状に一致するように、円柱形状を有しているが、その形状は、特に限定されず、貫通孔26の形状に合わせて変化させても良い。また、側脚部48a,48bは、カバー50におけるカバー本体52の外周面形状に合わせた内側凹曲面形状を有し、側脚部48a,48bの外面は、X−Z平面に平行な平面を有している。本実施形態では、各コア40a,40bの材質は、金属、フェライト等の軟磁性材料が挙げられるが、特に限定されない。
図2に示すカバー50のカバー本体52は、ボビン20における端子台22および23の間に位置するボビン本体24の外周を覆うような形状を有する。カバー本体52のZ軸方向の両端には、カバー本体52からボビン本体24に向けて略垂直方向に折り曲げられてる係止片54が一体成形してある。カバー本体52のZ軸方向の両側に形成してある一対の係止片54は、ボビン本体24のZ軸方向の上下面を挟み込むように取り付けられる。ボビン本体24の上面には、凸状の係合部が形成してあり、カバー50の上側の係止片54の内側に形成してあるフック状の係合部に着脱自在に嵌合可能になっている。
また、カバー本体52のX軸方向の両端外面には、それぞれZ軸方向に延びる側脚ガイド片56が一体に成形してある。一対の側脚ガイド片56の間に位置するカバー本体52の外面には、側脚部48a,48bの内面が接触し、側脚部48a,48bのX軸方向の移動が、一対の側脚ガイド片56により制限されるようになっている。
なお、図面において、X軸、Y軸およびZ軸は、相互に垂直であり、Z軸は、後述する第1ワイヤ37および第2ワイヤ38の巻軸と一致し、トランス10の高さ(厚み)に対応する。本実施形態では、トランス10のZ軸方向の下方が、トランスの設置面となる。また、Y軸は、第1端子台23の長手方向に一致する。さらに、X軸は、第1端子台22と第2端子台23とが並ぶ方向に一致するようになっている。
図4および図5に示すように、本実施形態のトランス10におけるボビン20の巻回筒部(巻回部)28のZ軸方向の両端には、端部隔壁鍔31および32が半径方向の外方に延びるように、X−Y平面に略平行に一体成形してある。端部隔壁鍔31および32のZ軸方向の間に位置する巻回筒部28には、第1巻回筒部34a,34bと第2巻回筒部35と第3巻回筒部36とがZ軸方向に異なる位置で連続して形成してある。
第1巻回筒部34a,34bは、巻回筒部28のZ軸方向の中央部に位置し、巻回隔壁鍔33により二つの区画S1,S2に分割されている。ただし、各区画S1,S2は、図6に示す鍔33の周方向一部に形成してある連絡溝33aにより連通してある。そのため、連絡溝33aを通して、各区画S1,S2に同じ第1ワイヤ37が第1巻回筒部34a,34bの周囲に巻回して一次コイル(二次コイルでもよい)を構成している。
また、連絡溝33aは、巻回筒部28の外周壁まで到達する深さで形成してあることが好ましい。このように構成することで、連絡溝33aを通して、第1ワイヤ37を二つの区画S1,S2に跨がってα巻きすることも可能である。なお、第1ワイヤ37は、通常巻きでもよい。
また、第1巻回筒部34a,34bのZ軸方向の下方に位置する第2巻回筒部35では、第2ワイヤ38が巻回してあり、二次コイル(一次コイルでもよい)を構成している。さらに、第1巻回筒部34a,34bのZ軸方向の上方に位置する第3巻回筒部36では、第3ワイヤ39が巻回してあり、二次コイル(一次コイルでもよい)を構成している。
図3Aに示すように、第2ワイヤ38の一端である共通リード部38aと、第3ワイヤ39の一端である共通リード部39aとは、共通端子80を介して電気的に接続される。共通端子80は、図8に示すように、中間タップとして機能可能であり、第2ワイヤ38と第3ワイヤ39とは、単一のワイヤとして二次コイル(一次コイルでもよい)を構成することができると共に、いずれかのワイヤ38,39のみが二次コイル(一次コイルでもよい)を構成することができる。第2ワイヤ38と第3ワイヤ39とは、本実施形態では、通常巻きであるがα巻きとしてもよい。
図4に示すように、本実施形態では、第1巻回筒部34aと第2巻回筒部35との間に位置する巻回筒部28の外周には、X−Y平面に略平行な絶縁隔壁鍔30aが形成してある。また、第1巻回筒部34aと第3巻回筒部36との間に位置する巻回筒部28の外周には、X−Y平面に略平行な絶縁隔壁鍔30bが形成してある。
これらの絶縁隔壁鍔30a,30bは、高い絶縁性が要求されるために、巻回隔壁鍔33よりもZ軸方向の厚みが大きい。また、第1巻回筒部34a,34bは、二つ以上の区画S1,S2に分割されているが、単一の区画であってもよい。各区画S1,S2のZ軸方向高さは、第1ワイヤ37の線径の1倍〜2倍の範囲内が好ましい。
第2巻回筒部35のZ軸方向高さは、第3巻回筒部36のZ軸方向高さと略同程度が好ましいが、異なっていてもよく、それぞれの高さは、第2ワイヤ38または第3ワイヤ39の線径の1倍〜2倍の範囲内が好ましい。なお、各筒部35および36には、巻回隔壁鍔33(連絡溝33a付き)と同様な鍔を設けて複数の区画に分割してもよい。その場合には、各区画の高さが、上記の範囲内となることが好ましい。
なお、巻回隔壁鍔33とは異なり、絶縁隔壁鍔30a,30bおよび端部隔壁鍔31および32には、連絡溝は形成されていないが、リード部37a,37b,38a,38b,39a,39bをZ軸方向の上方に導くための浅いリード用溝(図示省略)が形成してあっても良い。
隔壁鍔30a,30b,31,32の径方向幅は、1本(1巻き以上)以上のワイヤ37〜39が入り込める幅に設定してあり、本実施形態では、好ましくは2〜4ターンのワイヤが巻回できる径方向幅に設定してある。各隔壁鍔30a,30b,31,32の径方向幅は、全て同じであることが好ましいが、異なっていても良い。
本実施形態では、ボビン20は、たとえばPPS、PET、PBT、LCPなどのプラスチックで構成してあるが、その他の絶縁部材で構成されても良い。また、カバー50は、ボビン20と同様なプラスチックなどの絶縁部材で構成してある。
次に、α巻きについて説明する。コイルを形成するためのワイヤの巻き方として、α巻き自体は、知られているが、本実施形態では、連絡溝33aを有する巻回隔壁鍔33を利用してα巻きを行っている。たとえば図4に示すように、隔壁鍔30a,30bの間に、第1ワイヤ38をα巻きするには、まず、リード部37a,37bの間の略中央に位置するワイヤ37の中央部分を、連絡溝34aに通す。
その後に、リード部37aに近い側のワイヤ37の一部は、図4に示す区画S1の内部で、たとえば左回りに第1巻回筒部34aの外周に複数層で巻回する。同時に、リード部37bに近い側のワイヤ37の他の一部は、区画S2の内部で、区画S1における巻き方とは逆の方向(または同一方向でもよい)に、第1巻回筒部34bの外周に複数層で巻回する。
これらの作業は、自動巻機を用いて行っても良い。なお、ワイヤ37〜39は、単線で構成されても良く、あるいは撚り線で構成されても良く、絶縁被覆導線で構成されることが好ましい。ワイヤ37〜39の外径は、特に限定されないが、大電流を流す場合には、たとえばφ3.0mm以上、φ3.5〜φ5.0mmが好ましい。第2ワイヤ38の外径は、第1ワイヤ37の外径と同じであっても良いが、異なっていても良い。また第3ワイヤ39は、第2ワイヤ38と共通端子80を介して接続され、それらの外径は、同じであることが好ましいが、異なっていてもよい。
ボビン20に対してワイヤ37〜39がそれぞれ巻回された後には、図2に示すように、一対のカバー50がボビン20に対して取り付けられる。その後に、Z軸方向に分離された一対のコア40a,40bの中脚部46a,46bが、コア脚用貫通孔26のX軸方向の両側から挿入される。
その結果、図4に示すように、脚部46a,46bのZ軸方向の先端同士が貫通孔26の内部において突き合わされる。脚部46a,46bのZ軸方向の先端同士は、直接に接触しても良く、あるいは、所定のギャップで向き合っても良い。いずれにしても貫通孔26には、分離可能な磁性コアの脚部46a,46bが挿入されて、磁気回路が形成される。
その後に、図1に示すように、テープ状部材60により、磁性コア40a,40bの外周を覆い、コア40a,40bが分離されないようにボビン20に固定する。テープ状部材60は、たとえばたとえばPET、PPS、紙などの材料などで構成される。
テープ状部材60に放熱性をも持たせる場合には、テープ状部材60は、磁性コア40a,40bよりも熱導電性に優れる材料で構成されることが好ましく、具体的には、たとえばアルミニウム、銅などの金属、あるいはこれらの合金などの熱導電性に優れる材料などにより構成される。もちろん、テープ状部材60としては、上述した各種材料から成るテープ状部材を組み合わせて使用しても良い。なお、各端子70a,70b,80,90a,90bに対する各リード部37a,37b,38a,38b,39a,39bの継線工程は、巻線作業が完了後のいずれかの工程の後に行われる。
本実施形態に係るトランス10では、第1巻回筒部34aと第2巻回筒部35との間に位置する巻回筒部28の外周には、絶縁隔壁鍔30aが形成してあり、この絶縁隔壁鍔30aが、一次コイルと二次コイルとの間を絶縁することになり絶縁性に優れている。また、第1巻回筒部34aと第3巻回筒部36との間に位置する巻回筒部28の外周には、絶縁隔壁鍔30bが形成してあり、この絶縁隔壁鍔30bが、一次コイルと二次コイルとの間を絶縁することになり絶縁性に優れている。また、これらの絶縁隔壁鍔30a,30bの厚みを調整することでも、リーケージ特性の調整が可能であり、その調節が容易である。
さらに本実施形態のトランス10では、巻回隔壁鍔33には、隣接する各区画S1,S2相互を連絡する少なくとも1の連絡溝33aが形成してあることから、その連絡溝33aを介して、少なくとも第1ワイヤ37を第1巻回筒部34a,34bにα巻きする作業が容易である。また、α巻きは、巻き数を増大させても、巻軸方向の層数を少なくすることができるために、トランス10の小型化に寄与する。
本実施形態に係るトランス10では、図4にも示すように、ボビン20の軸方向(Z軸方向)に沿って、第2巻回部35と第3巻回部36との間に、第1巻回部34a,34bが配置してあり、第2ワイヤ35と第3ワイヤ36とは、図3Aに示す共通端子80で接続してある。たとえば第1ワイヤ37を一次側コイルとし、第2ワイヤ38および第3ワイヤ39を二次側コイルとすれば、一次側コイルは、二次側コイルで軸方向に挟まれることになる。したがって、リーケージ特性が安定になる。なお、第1ワイヤ37を二次側コイルとし、第2ワイヤ38および第3ワイヤ39を一次側コイルとした場合でも同様である。
さらに、共通端子80は、端子ピンとは異なり、第2ワイヤ38の一方の共通リード部38aと、第3ワイヤ39の一方の共通リード部39aとを容易に固定して接続することが可能である。たとえば共通端子80には、継線フック片86,86などを設けることで、これらのワイヤ38,39の線径が太い場合でも、第2ワイヤ38の一方の共通リード部38aと、第3ワイヤ39の一方の共通リード部39aとを容易に固定して接続することが可能である。
また、本実施形態のトランス10では、平板コイルではなく、ワイヤ37〜39によりコイルを構成するために、巻き数の制御が容易であると共に、放熱性にも優れている。
さらに共通端子80は、共通リード部38a,39aがそれぞれ固定される少なくとも一対の継線フック片86と、ボビン20の端子台23に固定される固定片82とを有する。このため、共通リード部38a,39aの継線が容易になると共に、ボビン20の端子台23に対する共通端子80の固定が容易になる。
また図3Bに示すように、共通端子80の固定片82は、図7Aに示すボビン20の嵌合孔23eに嵌合する嵌合片84を有し、嵌合片84には、抜け止め用突部85が形成してある。このため、ボビン20の端子台23に対する共通端子80の固定がさらに容易になる。
しかも固定片82は、一対の継線用フック片86の間に形成してある。このため、図3Aに示す共通リード部38a,39aの継線が容易になると共に、ボビン20の端子台23に対する共通端子80の固定が容易になる。
また共通端子80は、ボビン20のZ軸方向に沿って上部に設けられている。このため、共通リード部38a,39aの継線が容易になると共に、ボビン20の端子台23に対する共通端子80の固定が容易になる。
さらに第1ワイヤ37は、図4に示すように、ボビン20の第1巻回部34a,34bにα巻きされている。このため、トランス10のZ軸方向の低背化にも寄与する。第2ワイヤ38および第3ワイヤ39に関してもα巻きされていてもよい。
本実施形態では、図3Aに示すように、第1ワイヤ38の一対の第1リード部37a,37bは、一対の第1端子70a,70bのそれぞれに接続してある。第2ワイヤ38の共通リード部38aとは反対側の第2リード部38bは、第2端子90aに接続してある。第3ワイヤ39の共通リード部39aとは反対側の第3リード部39bは、第3端子90bに接続してある。
一対の第1端子70a,70bは、図1Bに示すように、ボビン20のZ軸方向に沿って上部に設けられた第1端子台22に固定してある。ボビン20の軸方向に沿って上部に設けられて第1端子台22とはX軸方向の反対側の端部に設けられた第2端子台23には、図1Aに示すように、共通端子80と、第2端子90aと、第3端子90bとが固定してある。
このように構成することで、図3Aに示す全てのリード部37a,37b,38a,38b,39a,39bの継線が容易になると共に、図2に示すボビン20に対するすべての端子70a,70b,80,90a,90bの固定が容易になる。また、トランス10の低背化にも寄与する。また、すべての端子70a,70b,80,90a,90b間の絶縁も容易になる。
また、第2端子台23では、第2端子90aと第3端子90bとの間に、共通端子80が配置してある。このため、共通端子80、第2端子90aおよび第3端子90bからの外部回路への接続が容易になると共に、トランス10のコンパクト化に寄与する。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
たとえば、本実施形態のトランス10では、トランス10の巻軸(Z軸)方向に沿っての少なくとも下方部分が、図示省略してあるケース内に収容されて、放熱用樹脂(ポッティング用樹脂)に接触していてもよい。放熱用樹脂に接触させることで、中脚部46a,46bの放熱性がさらに向上する。
10… トランス(コイル装置)
20… ボビン
22,23… 端子台
22a,22b,23a,23b1,23b2… 端子取付部
22c,22d,23c1,23c2,23d1,23d2… リード用溝
22e,22f,23e,23f1,23f2…嵌合孔
22g,22h… ナット埋込孔
22α,23α… 絶縁突起
24… ボビン本体
26… コア脚用貫通孔
28… 巻回筒部
30… 絶縁隔壁鍔
31,32… 端部隔壁鍔
33… 巻回隔壁鍔
34a,34b… 第1巻回筒部
35… 第2巻回筒部
36… 第3巻回筒部
37… 第1ワイヤ
37a,37b… 第1リード部
38… 第2ワイヤ
38a… 共通リード部
38b… 第2リード部
39… 第3ワイヤ
39a… 共通リード部
39b… 第3リード部
40a,40b… 磁性コア
44a,44b… ベース部
46a,46b… 中脚部
48a,48b… 側脚部
50… カバー
52… カバー本体
54… 係合片
56… 側脚ガイド片
60… テープ状部材
70a,70b… 第1端子
80… 共通端子
82… 固定片(固定部)
84… 嵌合片
85… 抜け止め用突部
86… 継線フック片(継線部)
88… 外部接続片
90a… 第2端子
90b… 第3端子

Claims (7)

  1. ボビンを有するコイル装置であって、
    前記ボビンは、
    第1ワイヤが巻回される第1巻回部と、
    前記第1巻回部と軸方向に異なる位置で、第2ワイヤが巻回される第2巻回部と、
    前記第1巻回部および第2巻回部と軸方向に異なる位置で、第3ワイヤが巻回される第3巻回部と、を有し、
    前記ボビンの軸方向に沿って、前記第2巻回部と前記第3巻回部との間に、前記第1巻回部が配置してあり、
    前記第2ワイヤの一方の共通リード部と、前記第3ワイヤの一方の共通リード部とが、共通端子を介して接続してあり、
    前記共通端子は、前記共通リード部がそれぞれ固定される少なくとも一対の継線部と、前記ボビンの端子台に固定される固定部とを有するコイル装置。
  2. 前記共通端子の前記固定部は、前記ボビンの嵌合孔に嵌合する嵌合片を有し、
    前記嵌合片には、抜け止め用突部が形成してある請求項に記載のコイル装置。
  3. 前記固定部は、一対の前記継線部の間に形成してある請求項1または2に記載のコイル装置。
  4. ボビンを有するコイル装置であって、
    前記ボビンは、
    第1ワイヤが巻回される第1巻回部と、
    前記第1巻回部と軸方向に異なる位置で、第2ワイヤが巻回される第2巻回部と、
    前記第1巻回部および第2巻回部と軸方向に異なる位置で、第3ワイヤが巻回される第3巻回部と、を有し、
    前記ボビンの軸方向に沿って、前記第2巻回部と前記第3巻回部との間に、前記第1巻回部が配置してあり、
    前記第2ワイヤの一方の共通リード部と、前記第3ワイヤの一方の共通リード部とが、共通端子を介して接続してあり、
    前記共通端子は、前記ボビンの軸方向に沿って上部に設けられているコイル装置。
  5. ボビンを有するコイル装置であって、
    前記ボビンは、
    第1ワイヤが巻回される第1巻回部と、
    前記第1巻回部と軸方向に異なる位置で、第2ワイヤが巻回される第2巻回部と、
    前記第1巻回部および第2巻回部と軸方向に異なる位置で、第3ワイヤが巻回される第3巻回部と、を有し、
    前記ボビンの軸方向に沿って、前記第2巻回部と前記第3巻回部との間に、前記第1巻回部が配置してあり、
    前記第2ワイヤの一方の共通リード部と、前記第3ワイヤの一方の共通リード部とが、共通端子を介して接続してあり、
    前記第1ワイヤは、前記ボビンの第1巻回部に、α巻きされているコイル装置。
  6. ボビンを有するコイル装置であって、
    前記ボビンは、
    第1ワイヤが巻回される第1巻回部と、
    前記第1巻回部と軸方向に異なる位置で、第2ワイヤが巻回される第2巻回部と、
    前記第1巻回部および第2巻回部と軸方向に異なる位置で、第3ワイヤが巻回される第3巻回部と、を有し、
    前記ボビンの軸方向に沿って、前記第2巻回部と前記第3巻回部との間に、前記第1巻回部が配置してあり、
    前記第2ワイヤの一方の共通リード部と、前記第3ワイヤの一方の共通リード部とが、共通端子を介して接続してあり、
    前記第1ワイヤの一対の第1リード部は、一対の第1端子のそれぞれに接続してあり、前記第2ワイヤの前記共通リード部とは反対側の第2リード部は、第2端子に接続してあり、
    前記第3ワイヤの前記共通リード部とは反対側の第3リード部は、第3端子に接続してあり、
    一対の前記第1端子は、前記ボビンの軸方向に沿って上部に設けられた第1端子台に固定してあり、
    前記ボビンの軸方向に沿って上部に設けられて前記第1端子台とは反対側の端部に設けられた第2端子台には、前記共通端子と、前記第2端子と、前記第3端子とが固定してあるコイル装置。
  7. 前記第2端子台では、前記第2端子と前記第3端子との間に、前記共通端子が配置してある請求項に記載のコイル装置。
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