JP2017092348A - コイル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】放熱性を向上させることにより、コイル装置の大電流化に対応できるコイル装置を提供する。【解決手段】磁性コアと、ボビンと、前記ボビンに装着してあるコイルと、を有するコイル装置であって、前記コイルは、前記ボビンの外表面に形成してあり前記ボビンを構成する隔壁部によって互いに隔てられている複数のコイル区画に配置されており、前記ボビンにおける一の前記コイル区画と他の一の前記コイル区画との間には、前記ボビンよりも熱伝達率が高い熱伝導部材が配置されており、前記熱伝導部材は、前記隔壁部によって前記コイル区画に配置されている前記コイルに対して隔てられているコイル装置。【選択図】図1

Description

本発明は、たとえば車載用などの用途に用いられる比較的大きなトランスなどとしても好適に用いることができるコイル装置に関する。
たとえばEV用のバッテリー充電のためなどに用いられるトランスとして、下記の特許文献1が知られている。このように車載などに用いられるトランスには、高電流が印加され、放熱対策が必要となっている。
従来のコイル装置では、コアの外側に放熱板を設け、トランスを構成するコイル装置の下部をケース内部のポッティング樹脂で覆い、トランスの放熱を図っている。
特開2014−36194号公報
しかしながら、本発明者等の実験によれば、コアの外側に放熱板を設けるのみでは、コイル周辺やボビンにこもっている熱を効率的に逃がすことが困難であることが判明した。また、コイル装置の放熱が不十分であると、コイルの過熱により磁気特性が劣化するおそれがあるという知見も得られた。
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、放熱性を向上させることにより、コイル装置の大電流化に対応できるコイル装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係るコイル装置は、
磁性コアと、ボビンと、前記ボビンに装着してあるコイルと、を有するコイル装置であって、
前記コイルは、前記ボビンの外表面に形成してあり前記ボビンを構成する隔壁部によって互いに隔てられている複数のコイル区画に配置されており、
前記ボビンにおける一の前記コイル区画と他の一の前記コイル区画との間には、前記ボビンよりも熱伝達率が高い熱伝導部材が配置されており、
前記熱伝導部材は、前記隔壁部によって前記コイル区画に配置されている前記コイルに対して隔てられていることを特徴とする。
本発明に係るコイル装置では、コイルが配置されているコイル区画の間に、ボビンよりも熱伝導率が高い熱伝導部材が配置されているため、発熱するコイルの周辺や、そのコイルが巻回してあるボビンにこもっている熱を発散させることができるため、放熱性が向上する。また、熱伝導部材は、隔壁部によってコイル区画に対して隔てられているため、導電性の熱伝導部材を使用しても、コイル装置の絶縁特性を確保することができる。
また、例えば、前記ボビンの前記隔壁部は、前記コイルの巻軸方向に交差する方向に沿って、前記コイルと前記熱伝導部材とを隔てていてもよい。
コイルの巻軸方向に交差する方向に隔壁部および熱伝導部材を配置することにより、コイルを多層巻にしている場合でも、ボビンの熱を効率的に放熱することが可能である。
また、例えば、前記ボビンには、前記コイル区画を除く前記外表面に開口を有する溝部が形成されており、
前記熱伝導部材の少なくとも一部は、前記溝部に挿入されていてもよい。
このようなコイル装置は、ボビンに形成された溝部に熱伝導部材を挿入することにより、熱伝導部材をボビンに対して容易に取り付けることができ、製造が容易である。また、溝部の開口はコイル区画を除く部分に形成されているため、導電性の熱伝導部材を使用しても、コイル装置の絶縁特性を確保することができる。
また、例えば、前記熱伝導部材は、前記溝部に挿入されている挿入部と、前記挿入部に接続しており前記開口を介して前記溝部の外部へ露出している露出部と、を有してもよい。
熱伝導部材が露出部を有していることにより、コイル周辺やボビンの熱を、ボビンの外部へ効率的に放熱することが可能である。
また、例えば、前記露出部は、前記コイルの前記巻軸方向の一方側に延びている上部露出部と、前記巻軸方向の他方側に延びている下方露出部と、を有してもよい。
露出部を巻軸方向に伸ばすことにより、コアとボビンの狭いスペースであっても、より面積の広い露出部を設けることができるため、放熱効率の向上と小型化を両立することが可能である。また、特に、露出部が延びる方向を、巻軸方向の両方向とすることにより、コアとボビンの狭いスペースをより効果的に利用して放熱効率を上げることができる。
また、例えば、前記熱伝導部材は、第1部材と、前記第1部材に対して所定の間隔を開けて配置されている第2部材とを有していてもよく、
前記第1部材は、前記溝部に挿入されている第1挿入部を有していてもよく、
前記第2部材は、前記第1挿入部と同一平面に配置されており前記溝部に挿入されている第2挿入部を有していてもよい。
同一平面における広い面積に熱伝導部材を配置することにより、小型で放熱効率の良いコイル装置を実現できる。また、同一平面に配置される熱伝導部材の挿入部が、互いに間隔を開けて配置される第1部分の第1挿入部と、第2部分の第2挿入部とに分かれた状態で配置されることにより、熱伝導部材に誘導電流が発生する問題を防止できる。
また、例えば、前記ボビンの前記外表面の少なくとも一部と、前記磁性コアの少なくとも一部とを覆う樹脂部を有していてもよく、
前記熱伝導部材は、前記樹脂部に接続していてもよい。
熱伝導部材と樹脂部とが接続されることにより、コイル周辺及びボビン等の熱を、樹脂部を介してより効率的に放熱することができる。
また、例えば、前記熱伝導部材は、前記ボビンの下方に位置し前記ボビンが設置されるボビン設置部に、熱伝達可能に接続していてもよい。
熱伝導部材とボビン設置部とが接続されることにより、コイル周辺及びボビン等の熱を、ボビン設置部を介して、より効率的に放熱することができる。
また、例えば、前記ボビンには、前記ボビンの下方に位置するボビン設置部に対して対向する下方開口を有し、上方に位置する前記コイルに対して前記隔壁部によって隔てられている下方溝が形成されていてもよく、
前記下方溝には、前記ボビンよりも熱伝達率が高い下方熱伝導ブロックが配置されていてもよい。
このような下方熱伝導ブロックを有するコイル装置は、熱伝導部材と下方熱伝導ブロックによって、ボビン等の熱を効率的放熱できる。
図1は本発明の第1実施形態に係るコイル装置としてのトランスの一部透明斜視図である。 図2は図1に示すトランスの分解斜視図である。 図3は図1に示すIII−III線に沿うトランスの断面図である。 図4は、本発明の第2の実施形態に係るコイル装置としてのトランスの一部透明斜視図である。 図5は図4に示すV−V線に沿うトランスの断面図である。 図6は、変形例に係るトランスの断面図である。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
第1実施形態
図1および図2に示すように、第1実施形態に係るコイル装置としてのトランス10は、たとえばリアクトルなどのトランスなどとして、特にEVのバッテリー充電などに用いられる。このトランス10は、磁性コア40と、ボビン20と、ボビン20に装着してあるコイル30(図3参照)と、を有する。図3に示すコイル30は、第1ワイヤ31と第2ワイヤ32とで構成される。また、図2に示すように、トランス10には、コイル30やボビン20の熱を放熱するための熱伝導部材70(図2)が備えられている。
図2に示すように、トランス10は、筐体60の表面に取り付けられる。トランス10は、筐体60に対して直接取り付けられてもよいが、例えば図2に示すように、トランス10から筐体60へ向かって効率的に熱を逃がすことができるように、ボビン設置部としての放熱板80を介して取り付けられてもよい。
図2に示すように、ボビン20は、ボビン20のX軸方向の両端上部に、ボビン20の他の部分と一体に成形してある端子台部22、23を有する。端子台部22には端子取付部22aが、端子台部23には端子取付部23aが、それぞれ2つずつ形成してあり、それぞれの端子取付部22a、23aに端子が取り付けられている。各端子には、後述する第1ワイヤ31のリード部31aおよび第2ワイヤ32のリード部32aが接続される。なお、ボビン20における端子台部22、23以外の部分については、断面図である図3等を用いて、後ほど説明する。
図2に示すように、本実施形態では、磁性コア40は、上部コア40aと、下部コア40bとを有する。上部コア40aは、ほぼ同様の形状を有する2つの分割コア42a、42aに分離可能であり、下部コア40bは、それぞれ同じ形状を持つ2つの分割コア42b、42bに分離可能である。本実施形態では、上部コア40aを構成する分割コア42a、42aと、下部コア40bを構成する分割コア42b、42bとは、全て同じ形状であるが、各分割コア42a、42bの形状は異なっていてもよい。
各分割コア42a、42bは、Z−Y断面で断面コ字形状を有し、U型コアの一種である。Z軸方向の上部に配置される一対の分割コア42a、42aが組み合わされることにより、Z−Y断面で断面E字形状を有し、いわゆるE型コアを構成する。Z軸方向の下部に配置される他の一対の分割コア42b、42bも、組み合わされることにより、Z−Y断面で断面E字形状を有し、いわゆるE型コアを構成する。
Z軸方向の上側に配置される2つの分割コア42aは、ぞれぞれ、Y軸方向に延びるベース部44aと、ベース部44aのY軸方向の一方の端部からZ軸方向に突出している中脚部46aと、他方の端部からZ方向に突出している側脚部48aとを有する。Z軸方向の下側に配置される分割コア42bは、ぞれぞれ、Y軸方向に延びるベース部44bと、ベース部44bのY軸方向の一方の端部からZ軸方向に突出している中脚部46bと、他方の端部からZ方向に突出している側脚部48bとを有する。
断面図である図3に示すように、一対の中脚部46aは、ボビン20のコア脚用貫通孔24aの内部にZ軸方向の上方から挿入されている。同様に、一対の中脚部46bは、ボビン20のコア脚用貫通孔24aの内部にZ軸方向の下方から挿入されている。中脚部46aと中脚部46bとは、コア脚用貫通孔24aの内部において、互いの先端同士が接触するように配置してあるか、または所定のギャップを挟んで互いの先端が向き合うように配置してある。
図1及び図2に示すように、コア脚用貫通孔24aの内部には、Y軸方向に向かい合う2つの分割コア42aの間に、分離用板部29(図2参照)が配置されている。また、分離用板部29は、Z軸方向に延びており、Y軸方向に向かい合う2つの分割コア42bの間にも配置されている。分離用板部29は、Y軸方向に向かい合う中脚部46a、46aまたは中脚部46b、46bの相互が、コア脚用貫通孔24aの内部において、所定の隙間で向き合い、接触しないように構成してある。所定の隙間は、分離用板部29のY軸方向の厚みにより調整することができる。
図2に示すように、中脚部46a、46aまたは中脚部46b、46bは、それぞれ組み合わされた状態で、コア脚用貫通孔24aの内周面形状に一致するように、X軸方向に長い楕円柱形状を有しているが、その形状は、特に限定されず、コア脚用貫通孔24aの形状に合わせて変化させても良い。また、側脚部48a、48bの内側は、凹曲面形状を有し、側脚部48a、48bの外面は、X−Z平面に平行な平面を有している。本実施形態における各分割コア42a、42bの材質としては、金属、フェライト等の軟磁性材料が挙げられるが、磁性コア40はその他の磁性材料で構成されていてもよい。
なお、図面において、X軸、Y軸およびZ軸は、相互に垂直であり、Z軸は、後述する第1ワイヤ31および第2ワイヤ32の巻軸と一致し、トランス10の高さ(厚み)に対応する。本実施形態では、トランス10のZ軸方向の負方向(下方)が、トランス10の設置面となる。また、Y軸は、一対の分割コア42a、42aまたは一対の分割コア42b、42bが分割される方向に一致する。さらに、X軸は、中脚部46a、46bの長手方向に一致するようになっている。
図3に示すように、本実施形態のトランス10におけるボビン20は、樹脂等の絶縁材料で構成される複数の隔壁部で構成されており、上述した端子台部23、24の他に、円筒状の円筒隔壁部24と、円筒隔壁部24から外径方向へ突出するリング状(鍔状)の隔壁部とを有する。円筒隔壁部24から外径方向へ突出する隔壁部には、第1隔壁部25と、第2隔壁部26と、第3隔壁部27と、上端隔壁部28aと、下端隔壁部28bとが含まれる。
円筒隔壁部24には、Z軸方向の貫通孔であるコア脚用貫通孔24aが形成されており、コア脚用貫通孔24aの内部には、磁性コア40の中脚部46a、46bが配置されている。円筒隔壁部24は、ボビン20の外表面20aに配置される第1及び第2ワイヤ31、32と、磁性コア40とを隔てている。
上端隔壁部28aは、円筒隔壁部24の上端に接続しており、下端隔壁部28bは円筒隔壁部24の下端に接続している。上端隔壁部28aと下端隔壁部28bの間に、第1ワイヤ31が配置される第1コイル区画20aaと、第2ワイヤ32が配置される第2コイル区画20abとが形成されている。
図3に示すように、ボビン20の外表面20aには、第1〜第3隔壁部25、26、27によって互いに隔てられている複数のコイル区画20aa、20abが形成されている。ボビン20のZ軸方向中央部からボビン20の上部にかけては、2つの第1コイル区画20aaが形成されている。2つの第1コイル区画20aaは、第1隔壁部25によって互いに隔てられており、それぞれの第1コイル区画20aaには、第1ワイヤ31が配置されている。
ボビン20のZ軸方向中央部からボビン20の下部にかけては、2つの第2コイル区画20abが形成されている。2つの第2コイル区画20abは、第2隔壁部26によって互いに隔てられており、それぞれの第2コイル区画20abには、第2ワイヤ32が配置されている。
ボビン20の上部に形成された第1コイル区画20aaと、ボビン20の下部に形成された第2コイル区画20abとは、ボビン20のZ軸方向中央部分において円筒隔壁部24から外径方向に突出する第3隔壁部27によって、互いに隔てられている。
図3に示すように、ボビン20の第3隔壁部27には、開口27aaを有する溝部27aが形成されており、溝部27aには、熱伝導部材70の少なくとも一部が挿入されている。溝部27aの開口27aaは、ボビン20の外表面20aのうち、第1及び第2コイル区画20aa、20abを除く部分に形成されている。本実施形態のトランス10では、開口27aaは、磁性コア40の側脚部48a、48bに対向するボビン20の外表面20a(図2参照)に形成されている。
図2に示すように、熱伝導部材70は、溝部27aに挿入されている挿入部71と、挿入部71に接続しており開口27aaを介して溝部27aの外部へ露出している露出部72とを有する。図3に示すように、溝部27aに挿入されている挿入部71は、第1コイル区画aaに配置された第1ワイヤ31及び第2コイル区画20abに配置された第2ワイヤ32に対して、露出部72より近い位置に配置される。しかし、熱伝導部材の挿入部71は、第1ワイヤ31及び第2ワイヤ32に対して、第3隔壁部27によって隔てられているため、熱伝導部材71と第1ワイヤ31及び第2ワイヤ32との間の絶縁性は、適切に確保される。
図3に示すように、ボビン20の第3隔壁部27は、第1及び第2ワイヤ31、32の巻軸方向であるZ軸方向に交差する方向、すなわち本実施形態ではZ軸方向に直交するX軸方向及びY軸方向に沿って、第1及び第2ワイヤ31、32と挿入部71とを隔てている。このような配置とすることにより、第1及び第2ワイヤ31、32が径方向(巻軸直交方向)に多層巻されている場合にも、第1及び第2ワイヤ31、32の周辺及びボビン20にこもった熱を、熱伝導部材70が好適に放熱できる。
露出部72は、第1及び第2ワイヤ31、32の巻軸方向であるZ軸方向の上方側に沿って延びており、挿入部71に対して垂直方向に延びている。このような形状を有していることにより、熱伝導部材70は、ボビン20と磁性コア40の側脚部48a、48bとの狭いスペースを利用して、効果的な放熱を行うことができる。
図2に示すように、熱伝導部材70は、第1部材70aと第2部材70bとを有しており、第2部材70bは、第1部材70aに対して所定の間隔を開けて配置されている。第1部材70aは、溝部27aに挿入される第1挿入部71aと、溝部27aから露出する第1露出部72aとを有しており、第2部材70bは、溝部27aに挿入される第2挿入部71bと、溝部27aから露出する第2露出部72bとを有している。第1挿入部71a及び第2挿入部71bはいずれも溝部27aに挿入されており、第2挿入部71bは第1挿入部71aと同一平面に配置されている。
第1挿入部71aと第2挿入部71bとで構成される挿入部71の面積を広げることにより、熱伝導部材70による放熱効率を上昇させることができる。また、熱伝導部材70が第1部材70aと第2部材70bとに分割され、間隔を開けて配置されていることにより、熱伝導部材70に誘導電流が発生する問題を防止できる。
図3に示すように、ボビン20に形成してあるコイル区画20aa、20abのうち、第1コイル区画20aaには第1ワイヤ31が巻回されており、第2コイル区画20abには第2ワイヤ32が巻回されている。本実施形態では、第1ワイヤ31が一次コイルを構成し、第2ワイヤ32が二次コイルを構成するが、逆であっても良い。
第1及び第2ワイヤ31、32が配置される各コイル区画20aa、20abにおけるZ軸方向の幅は、1本のみの第1及び第2ワイヤ31、32が入り込める幅に設定してある。ただし、コイル区画20aa、20abにおけるZ軸方向の幅は、二本以上の第1及び第2ワイヤ31、32が入り込める幅に設定してもよい。また、コイル区画20aa、20abにおけるZ軸方向の幅は、全てのコイル区画20aa、20abで同じであってもよく、異なっていても良い。
また、コイル区画20aa、20abの巻軸直交方向の幅は、1本(1層以上)以上の第1及び第2ワイヤ31、32が入り込める高さに設定してあり、本実施形態では、好ましくは2〜8層のワイヤが巻回できる幅に設定してある。コイル区画20aa、20abの巻軸直交方向の幅は、全て同じであってもよいが、異なっていても良い。各コイル区画20aa、20abに巻回される第1及び第2ワイヤ31、32の巻回方法は、特に限定されず、通常巻でもα巻でも良い。
ボビン20は、たとえばPPS、PET、PBT、LCPなどのプラスチックで構成してあるが、その他の絶縁部材で構成されても良い。ただし、本実施形態では、ボビン20としては、たとえば1W/m・K以上に熱伝導率が高いプラスチックで構成することが好ましく、たとえばPPS、ナイロンなどで構成してある。
第1及び第2ワイヤ31、32は、単線で構成されても良く、あるいは撚り線で構成されても良く、絶縁被覆導線で構成されることが好ましい。第1及び第2ワイヤ31、32の外径は、特に限定されないが、大電流を流す場合には、たとえばφ1.0〜φ3.0mmが好ましい。第2ワイヤ32は、第1ワイヤ31と同じであっても良いが、異なっていても良い。
図2に示すように、熱伝導部材70の第1部材70aでは、挿入部71と露出部72とが一枚の板材で、一体に成形してある。また、熱伝導部材70の第2部材70bについても、第1部材70aと同様に、挿入部71と露出部72とが一枚の板材で一体に成形してある。なお、露出部72は、ボビン20の外周側面に沿って湾曲した形状を有している。
熱伝導部材70は、たとえば単一の板材を折曲加工またはプレス加工して一体に形成することができる。あるいは、複数の板材をレーザ溶接などで接合して形成しても良い。この熱伝導部材70は、磁性コア40およびボビン20よりも熱伝達率が高い板材で構成してあり、たとえば熱伝導性樹脂あるいは金属などで構成される。熱伝導性樹脂としては、たとえばPPS、ナイロン、PETなどが例示される。また、金属としては、アルミニウム、銅またはこれらの単体金属を含む合金などが例示される。板材の厚みは、特に限定されないが、たとえば0.2〜1.5mm、好ましくは0.3mm〜0.7mmである。熱伝導部材70は、板状であることが熱伝達効率の観点から好ましいが、その他の形状であってもよい。
図2及び図3に示すように、トランス10は、放熱板80を介して筐体60に設置されている。放熱板80は、トランス10の底面形状に対応した形状を有しているが、それよりも大きくても小さくても良いが、大きいことが好ましい。放熱板80には、トランス10において最も下方に位置する下部コア40bの底面が接触している。また、図2に示すように、ボビン20の底面も、熱伝導性電気絶縁材90を介して、放熱板80に接続されている。
放熱板80には、放熱フィンなどのヒートシンクを具備させても良い。本実施形態では、放熱板80は、たとえば放熱伝導部材70と同様な金属で構成してあり、筐体60の表面に固定してある。筐体60が金属などの熱伝導性が高い部材で構成してある場合には、ボビン20の中央内部にこもっている熱を、熱伝導部材70、熱伝導性電気絶縁材90及び放熱板80を介して、筐体60に効率的に逃すことが可能になる。
トランス10は、例えば、図2に示すように、ボビン20に対してワイヤ37および38がそれぞれ巻回された後に、Y軸方向に分離された一対の分割コア42a、42aの中脚部46aと、Y軸方向に分離された一対の分割コア42b、42bの中脚部46bが、コア脚用貫通孔24aのZ軸方向の両側から挿入されることにより製造される。
ただし、少なくとも上部コア40aを構成する分割コア42a、42a同士の中脚部46aを、コア脚用貫通孔24aのZ軸方向の上側から挿入する前に、ボビン20の溝部27aに、熱伝導部材70の挿入部71を挿入しておく。
ボビン20の溝部27aに熱伝導部材70の挿入部71をセットしてから、中脚部46aと中脚部46bを、コア脚用貫通孔24aのZ軸方向の両側から挿入すれば、図3に示すように、中脚部46a、46bのZ軸方向の先端同士がコア脚用貫通孔24aの内部において、突き合わされる。側脚部48a、48bのZ軸方向の先端同士は、直接に接触しても良く、あるいは、所定のギャップで向き合っても良い。このように、コア脚用貫通孔24aの内部では、磁性コア40の中脚部46a、46bが突き合わされ、ボビン20のY軸方向両側では側脚部48a、48bが付き合わされることにより、磁気回路が形成される。
本実施形態に係るトランス10では、図3に示すように、第1及び第2ワイヤ31、32の巻軸方向(Z軸方向)に沿って相互に隣り合うワイヤ巻回部分が、第1及び第2隔壁部25、26で隔てられているため、第1及び第2ワイヤ31、32の外径を太くしても絶縁化が容易であり、大電流化(高出力化)に対応しやすい。また、従来では、電圧の高周波化に伴い、相互に隣接するワイヤ相互が影響し合い、電流が流れ難くなると言う悪影響もあるが、本実施形態のトランス10では、第1及び第2隔壁部25、26を有するために、このような悪影響を少なくすることができ、高周波特性も向上する。
また、トランス10は、第1及び第2ワイヤ31、32配置されているコイル区画20aa、20abの間に、ボビン20よりも熱伝導率が高い熱伝導部材70が配置されているため、発熱するワイヤ31、32の周辺や、そのワイヤ31、32が巻回してあるボビン20にこもっている熱を発散させることができるため、放熱性が向上する。そのため、トランス10は大電流化に対応が可能であり、放熱性が向上し、ワイヤ31、32の過熱による磁気特性の劣化を抑制することができる。また、熱伝導部材70は、第3隔壁部27によって第1及び第2ワイヤ31、32に対して隔てられているため、導電性の熱伝導部材70を使用しても、トランス10の絶縁特性を確保することができる。
また、トランス10では、ボビン20に形成された溝部27aに熱伝導部材70の挿入部71を挿入することにより、熱伝導部材70をボビン20に対して容易に取り付けることができ、製造が容易である。また、溝部27aの開口27aaはコイル区画20aa、20abを除く部分に形成されているため、導電性の熱伝導部材70を使用しても、熱伝導部材70とワイヤ31、32とを好適に絶縁することができ、トランス10の絶縁特性を確保することができる。さらに、熱伝導部材70は、溝部27aから露出している露出部72を有しているため、ボビン20にこもった熱を効率的に放熱することができる。
また、本実施形態のトランス10では、特に放熱性が向上するために、従来用いていたポッティング樹脂などの使用を廃止することも可能である。
第2実施形態
図4は、第2実施形態に係るコイル装置としてのトランス100の断面図である。トランス100は、熱伝導部材170が上方露出部172と下方露出部173を有している点と、ボビン20及び磁性コア40における下方側(Z軸負方向側)の一部を覆う樹脂部91を有する点で第1実施形態に係るトランス10と異なるが、その他の構成はトランス10と同様である。したがって、トランス100の構成については、トランス10との相違点のみを説明し、トランス10との共通部分については、説明を省略する。
トランス100の断面図である図5に示すように、トランス100に含まれる熱伝導部材170は、ボビン20の溝部27aに挿入されている挿入部171と、挿入部171に接続しており、溝部27aの開口27aaを介して溝部27aの外部へ露出している上方露出部172及び下方露出部173とを有する。挿入部171は、図3に示すトランス10の挿入部71と同様に、第3隔壁部27によって、第1ワイヤ31及び第2ワイヤ32に対して隔てられている。
図4及び図5に示すように、熱伝導部材170の露出部は、第1及び第2ワイヤ31、32の巻軸方向であるZ軸方向の一方側(上方側)に延びている上方露出部172と、Z軸方向の他方側(下方側)に延びている下方露出部173とを有している。上方露出部172は、第1実施形態の露出部72とほぼ同様の形状を有している。また、上方露出部172と下方露出部173とは、挿入部171との接続部分を基準として、略対称な形状を有している。
図5に示すように、磁性コア40の下方部分及びボビン20の外表面20aにおける下方部分は、樹脂部91で覆われている。樹脂部91は、トランス10を収容するケース93の内部に充填されており、その底部は筐体60及び放熱板80に接触している。樹脂部91は、シリコン系やエポキシ系の一般的なポッティング樹脂で構成されるが、特に限定されない。
樹脂部91は、磁性コア40の側脚部48bとボビン20の外表面20aとの隙間にも配置されており、熱伝導部材170の下方露出部173は、樹脂部91に接続している。また、熱伝導部材170は、ボビン設置部としての放熱板80に対して、樹脂部91を介して熱伝達可能に接続している。
第2実施形態に係るトランス100は、熱伝導部材170が上方露出部172と下方露出部173とを有しているため、側脚部48bとボビン20の外表面20aとの狭い空間を利用して、ボビン20にこもった熱を効率的に放熱することができる。また、熱伝導部材170が樹脂部91と接続しているため、樹脂部91を介してより効率的な放熱を実現できる。また、第2実施形態に係るトランス100は、第1実施形態に係るトランス10と同様の効果を奏する。
以上、実施形態を挙げて本発明について説明してきたが、本発明は、上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で種々に改変することができる。
例えば、図6は、本発明の変形例に関するトランス200の断面図である。図6は、図3に示す断面とは垂直な断面であるXZ断面で、トランス200を観察したものである。図6に示すように、ボビン220の下端隔壁部228bには下方溝228baが形成されており、下方溝228baには、ボビン220よりも熱伝達率が高い下方熱伝導ブロック92が配置されている。
下方溝228baは、ボビン220の下方に位置する放熱板80に対向する下方開口228bbを有しており、熱伝導ブロック92は、下方開口228bbを介して放熱板80と接続している。図6に示すように、熱伝導ブロック92は、熱伝導性電気絶縁材90を介して、放熱板80に固定及び接続されている。
下方熱伝導ブロック92の材質は特に限定されないが、例えば図3に示す熱伝導部材70と同様に、熱伝導性樹脂あるいは金属などで構成される。変形例に係るトランス200のように、ボビン220には、熱伝導ブロック92のように、熱伝導部材70以外にも熱伝導性が高い部材が配置されていてもよい。
変形例に係るトランス200は熱伝導ブロック92により、ボビン220の熱をより効果的に放熱することが可能である。なお、トランス200は、ボビン220に熱伝導ブロック92を収容する下方溝228baが形成されていることを除き第1実施形態に係るトランス10と同様の構成を有しており、トランス10と同様の効果を奏する。
また、本実施形態のトランス10、100では、熱伝導部材70、170の挿入部71、171は、第3隔壁部27の溝部27aに挿入されているが、挿入部71、171の配置はこれに限定されず、第1隔壁部25や、第2隔壁部26など、第1コイル区画20aa同士、又は第2コイル区画20ab同士の間に形成された隔壁部25、26に挿入されていてもよい。
また、本実施形態のトランス10、100では、熱伝導部材70、170は露出部72、172を有さず、挿入部71、171のみで構成されていてもよく、この場合、熱伝導部材70、170は、第3隔壁部27に埋め込まれていてもよい。また、熱伝導部材70の形状は特に限定されず、平板状やその他の形状であっても構わない。
また、本実施形態のトランス10、100では、磁性コアの分割の態様を変化させてもよい。たとえば上述した実施形態では、分割コアであるUコア−Uコアの組合せにより、磁性コアを構成したが、Uコア−Iコアの組合せにより、磁性コアを組み立てても良い。
また、ボビン20、120の形状や構造、ワイヤ37および38の巻回数や巻回方法なども、図示する実施形態に限定されず、種々に改変しても良い。
10、100、200… トランス
20、220… ボビン
20a… 外表面
20aa… 第1コイル区画
20ab… 第2コイル区画
24a… コア脚用貫通孔
25… 第1隔壁部
26… 第2隔壁部
27… 第3隔壁部
28b、228b… 下端隔壁部
30… コイル
31… 第1ワイヤ
32… 第2ワイヤ
40… 磁性コア
40a… 上部コア
40b… 下部コア
46a、46b… 中脚部
48a、48b… 側脚部
60… 筐体
70、170… 熱伝導部材
70a… 第1部材
70b… 第2部材
71、171… 挿入部
71a… 第1挿入部
71b… 第2挿入部
72a… 第1露出部
72b… 第2露出部
172… 上方露出部
173… 下方露出部
80… 放熱板
92… 下方熱伝導ブロック
90… 熱伝導性電気絶縁材

Claims (9)

  1. 磁性コアと、ボビンと、前記ボビンに装着してあるコイルと、を有するコイル装置であって、
    前記コイルは、前記ボビンの外表面に形成してあり前記ボビンを構成する隔壁部によって互いに隔てられている複数のコイル区画に配置されており、
    前記ボビンにおける一の前記コイル区画と他の一の前記コイル区画との間には、前記ボビンよりも熱伝達率が高い熱伝導部材が配置されており、
    前記熱伝導部材は、前記隔壁部によって前記コイル区画に配置されている前記コイルに対して隔てられていることを特徴とするコイル装置。
  2. 前記ボビンの前記隔壁部は、前記コイルの巻軸方向に交差する方向に沿って、前記コイルと前記熱伝導部材とを隔てていることを特徴とする請求項1に記載のコイル装置。
  3. 前記ボビンには、前記コイル区画を除く前記外表面に開口を有する溝部が形成されており、
    前記熱伝導部材の少なくとも一部は、前記溝部に挿入されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコイル装置。
  4. 前記熱伝導部材は、前記溝部に挿入されている挿入部と、前記挿入部に接続しており前記開口を介して前記溝部の外部へ露出している露出部と、を有することを特徴とする請求項3に記載のコイル装置。
  5. 前記露出部は、前記コイルの前記巻軸方向の一方側に延びている上方露出部と、前記巻軸方向の他方側に延びている下方露出部と、を有する請求項4に記載のコイル装置。
  6. 前記熱伝導部材は、第1部材と、前記第1部材に対して所定の間隔を開けて配置されている第2部材とを有しており、
    前記第1部材は、前記溝部に挿入されている第1挿入部を有しており、
    前記第2部材は、前記第1挿入部と同一平面に配置されており前記溝部に挿入されている第2挿入部を有することを特徴とする請求項2から請求項5のいずれかに記載のコイル装置。
  7. 前記ボビンの前記外表面の少なくとも一部と、前記磁性コアの少なくとも一部とを覆う樹脂部を有しており、
    前記熱伝導部材は、前記樹脂部に接続していることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかに記載のコイル装置。
  8. 前記熱伝導部材は、前記ボビンの下方に位置し前記ボビンが設置されているボビン設置部に、熱伝達可能に接続していることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれかに記載のコイル装置。
  9. 前記ボビンには、前記ボビンの下方に位置するボビン設置部に対して対向する下方開口を有し、上方に位置する前記コイルに対して前記隔壁部によって隔てられている下方溝が形成されており、
    前記下方溝には、前記ボビンよりも熱伝達率が高い下方熱伝導ブロックが配置されていることを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれかに記載のコイル装置。
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