JP2014093405A - コイル装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】E型コア12における一対の側脚16が、分離された一対の分割コア12a,12aのそれぞれに形成されるように、中脚14およびベース13は、分割コア12a,12aの分割面12b,12bで分離されている。分割面12b,12bの相互間の少なくとも一部には、放熱シート15が介在してあり、放熱シート15を介して分離された中脚14がボビン40の貫通孔44aに差し込まれている。
【選択図】図3A
Description
E型コアとボビンと前記ボビンの外周に装着してあるコイルとを有するコイル装置であって、
前記E型コアが、
相互に垂直な第1軸、第2軸および第3軸の内、前記第1軸および第2軸を含む平面に略平行なベースと、
前記第2軸方向に沿って前記ベースの両端から前記第3軸方向にそれぞれ突出する一対の側脚と、
前記一対の側脚の間で、前記ベースから前記第3軸方向に突出する中脚と、を有し、
一対の前記側脚が、分離された一対の分割コアのそれぞれに形成されるように、前記中脚およびベースは、前記分割コアの分割面で分離されており、
前記分割面の相互間の少なくとも一部には、放熱シートが介在してあり、
前記放熱シートを介して分離された前記中脚が前記ボビンの貫通孔に差し込まれていることを特徴とする。
前記ボビンの貫通孔には、一対の前記E型コアの分割された各中脚が、前記第3軸方向の相互に反対側から挿入され、
前記貫通孔の前記第3軸方向の途中において、分割された前記中脚の突出先端が、相互に向き合い、
前記ボビンの外側では、一対の前記E型コアの分離された側脚同士が、相互に突き合わされても良い。
前記I型コアは、前記E型コアにおける前記ベースに対して、前記第3軸方向に沿って前記ベースと反対側に位置する前記ボビンの端部に、前記ベースと略平行に配置され、
前記貫通孔に挿入してある前記中脚の突出先端は、前記I型コアの中間部に向き合うように配置され、
前記E型コアの両端部に形成してある側脚の突出先端は、前記I型コアの前記第2軸方向の両端部に突き合わされていてもよい。
一次コイルまたは二次コイルの内のいずれか一方を構成する第1ワイヤが巻回される第1巻回部が外周に形成された第1ボビンと、
前記第1ボビンの外周に装着され、前記一次コイルまたは二次コイルの内のいずれか他方を構成する第2ワイヤが巻回される第2巻回部が外周に形成された第2ボビンと、を有するコイル装置であって、
前記第1巻回部または第2巻回部の少なくともいずれかには、前記第1ワイヤまたは第2ワイヤの巻回軸に沿って相互に隣り合うワイヤ相互を分離する複数の隔壁が前記巻回軸に沿って所定間隔で形成してあり、
前記隔壁で分離される各区画における前記巻回軸に沿っての区画幅は、1本のみの前記ワイヤが入り込める幅に設定してあり、
前記隔壁の高さは、1本以上の前記ワイヤが入り込める高さに設定してあり、
それぞれの隔壁には、隣接する各区画相互を連絡する少なくとも1の連絡溝が形成してあっても良い。
前記一次コイルに比較して高電圧が作用する前記二次コイルを構成し、
前記第1巻回部に、複数の隔壁が前記巻回軸に沿って形成してある。
図1〜図4に示すように、本発明の一実施形態に係るコイル装置10は、一対のE型コア12と、第1ボビン40と、第2ボビン50と、ケース90とを有する。
図7および図8に示す第2実施形態に係るコイル装置10aは、図1〜図6に示す第1実施形態に係るコイル装置に比較して、第2ボビン50aの構造が異なるのみであり、その他は同様であり、以下、相違する部分について説明する。
第1実施形態では、図5に示すように、第1巻回部45における巻回軸方向の中心に対して、第2巻回部55における巻回軸方向の中心位置を合わせてあるが、それのみでなく、図9Aに示すように構成しても良い。この実施形態に係るコイル装置10bでは、第1巻回部45における巻回軸方向の下端位置に対して、第2巻回部55の下端を位置合わせするようにしても良い。
図10に示すように、この実施形態のコイル装置10eは、E型コア12Aと、I型コア17とを有している。E型コア12Aは、縦断面(Y軸およびZ軸を含む切断面)が略E字形状コアである。コア12Aは、Y軸方向に延びる平板状のベース13aと、ベース13aのY軸方向の両端からZ軸方向に突出する一対の側脚16a,16aと、ベース13aのY軸方向の中間位置からZ軸方向に突出する中脚14aとを有する。
本実施形態のコイル装置は、図11Aに示す放熱シート15Aを用いる以外は、前述した実施形態と同様な構成を有する。放熱シート15Aは、Z軸方向に平行な分割面接触部15aと、その分割面接触部15aの上部に、分割面接触部15aと同様にシート状の上放熱部15bが連結または一体成形してあり、全体として断面が略T字形状を有している。分割面接触部15aは、前述した実施形態における分割シート15と同様であり、分割面12b,12b相互間に挟まれ、上放熱部15bは、たとえば図3Aに示すZ軸方向の上側の分割コア12a,12aのベース部13の上表面を覆い、ベース部13の上表面に接触して、コイル装置10の上部に発生した熱を吸熱する。そのため、コイル装置の上部に発生した熱を、放熱シート15Aおよび放熱用樹脂92を通して、コイル装置の下方に逃がしやすくなる。もちろん、上放熱部15b自体からも放熱される。
その他の構成および作用効果は、上述した実施形態に係るコイル装置と同様である。
12,12A…E型コア
12a…分割コア
12b…分割面
13…ベース
14…中脚
15,15A,15A1…放熱シート
16…側脚
17…I型コア
17a…分割コア
17b…分割面
18,19,18a,19a…先端
20,20a…内側コイル
22(221 〜22n )…第1ワイヤ
22a…リード部
24…ハンダ部
30…外側コイル
32(321 〜32k ,32k+1 〜32n )…第2ワイヤ
32a…リード部
34…ハンダ部
40…第1ボビン
42…第1ボビン基板
44…第1中空筒部
44a…第1貫通孔
45…第1巻回部
46…隔壁
46a…連絡溝
47…区画
48…第1ボビン上鍔部
50…第2ボビン
52…第2ボビン下鍔部
54…第2中空筒部
55…第2巻回部
56,56d…隔壁
56a…連絡溝
57d…区画
58…第2ボビン上鍔部
60…カバー
70…第1端子
72…第2端子
80…テープ状部材
90…ケース
92…放熱用樹脂
Claims (7)
- E型コアとボビンと前記ボビンの外周に装着してあるコイルとを有するコイル装置であって、
前記E型コアが、
相互に垂直な第1軸、第2軸および第3軸の内、前記第1軸および第2軸を含む平面に略平行なベースと、
前記第2軸方向に沿って前記ベースの両端から前記第3軸方向にそれぞれ突出する一対の側脚と、
前記一対の側脚の間で、前記ベースから前記第3軸方向に突出する中脚と、を有し、
一対の前記側脚が、分離された一対の分割コアのそれぞれに形成されるように、前記中脚およびベースは、前記分割コアの分割面で分離されており、
前記分割面の相互間の少なくとも一部には、放熱シートが介在してあり、
前記放熱シートを介して分離された前記中脚が前記ボビンの貫通孔に差し込まれていることを特徴とするコイル装置。 - 前記コイル装置の前記第3軸方向に沿っての少なくとも下方部分が、ケース内に収容されて、放熱用樹脂に接触している請求項1に記載のコイル装置。
- 少なくとも前記中脚の突出先端に位置する分割面の相互間には、前記放熱シートが介在してあり、前記放熱シートが前記放熱用樹脂に接触している請求項2に記載のコイル装置。
- 前記放熱シートは、前記ベースのZ軸方向の上面の少なくとも一部を覆う上放熱部を有する請求項1〜3のいずれかに記載のコイル装置。
- 一対の前記E型コアを有し、
前記ボビンの貫通孔には、一対の前記E型コアの分割された各中脚が、前記第3軸方向の相互に反対側から挿入され、
前記貫通孔の前記第3軸方向の途中において、分割された前記中脚の突出先端が、相互に向き合い、
前記ボビンの外側では、一対の前記E型コアの分離された側脚同士が、相互に突き合わされる請求項1〜4のいずれかに記載のコイル装置。 - 前記E型コアと、I型コアとを有し、
前記I型コアは、前記E型コアにおける前記ベースに対して、前記第3軸方向に沿って前記ベースと反対側に位置する前記ボビンの端部に、前記ベースと略平行に配置され、
前記貫通孔に挿入してある前記中脚の突出先端は、前記I型コアの中間部に向き合うように配置され、
前記E型コアの両端部に形成してある側脚の突出先端は、前記I型コアの前記第2軸方向の両端部に突き合わされている請求項1〜4のいずれかに記載のコイル装置。 - 前記I型コアは、前記中間部において分離してあり、分離面の相互間には、前記放熱シートが介在してある請求項6に記載のコイル装置。
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