JPWO2006013997A1 - 調味料組成物、調味料素材、およびそれらを用いた食品の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
上記の課題を解決するために、これまで、塩化カリウムに対して、グルタミン酸塩、アミノ酸を用い、有機酸塩、核酸系呈味物質、グリチルリチンなどの高甘味度甘味料などの中から、1種類あるいは数種類を配合することによって、塩化カリウムの持つ苦味を抑制する方法について報告されている(特開昭57−138359号公報、特開昭59−187761号公報、特開平11−187841号公報、)。しかし、これらの技術では、上記に示した、好ましくない塩化カリウム特有の「苦味」や「えぐ味」を充分に抑制しえていなかった。また、ヒスチジン塩酸塩および/またはリジン塩酸塩、核酸、甘味成分およびクエン酸ナトリウムの配合により食塩代替物を得る方法(特開昭57−163464号公報)、塩化カリウムに有機酸カルシウム、グルタミン酸塩または/および核酸塩を配合することによる食塩代替組成物を得る方法(特許1794303号公報)、塩化ナトリウムに塩化カリウム、硫酸マグネシウムなどの無機塩、エキスや有機酸塩を配合する方法(特開平5−328937号公報、特開平10−4917号公報)、塩化ナトリウムに、塩化カリウム、アスコルビン酸ナトリウムやグルコン酸ナトリウムを配合する方法(特開平9−507125号公報、特開平10−57003号公報)などが報告されているが、塩化カリウムの「苦味」「えぐ味」が抑制されておらず、かつ、酸味などの好ましくない呈味を有するという課題を有している。
本発明に用いる塩化カリウムとしては、精製された塩化カリウムの粉末、顆粒、溶液いずれを使用することも可能である。また、海水から塩化ナトリウムを精製する際に副生する「にがり」など、塩化カリウムを含有する素材を用いることも可能である。
本発明に用いるヒスチジンまたはその塩類としては、ヒスチジン塩基、ヒスチジン塩酸塩などを挙げることができ、微生物発酵によって得られるものを用いることができる。ヒスチジン塩酸塩としては、1水和物や無水物を用いることができる。また、カツオやマグロなどの魚類の抽出物から得られるヒスチジン塩酸塩やヒスチジン塩酸塩含有組成物を用いることも可能である。含有量は、塩化カリウムを100重量部として、ヒスチジンまたはその塩類を1.5〜70重量部、望ましくは3〜40重量部、さらに望ましくは7〜20重量部であればよい。1.5重量部より少ない場合には、塩味が弱く、好ましくない呈味を示し、また、70重量部より多くなると、酸味や苦味を強く感じるため好ましくない。
本発明に用いるリジンとしては、リジン塩基またはリジン塩酸塩を用いることができる。リジン塩酸塩としては、通常は水和物が用いられるが、乾燥などにより、無水化したものも使用可能である。微生物発酵によって得られるものが通常用いられるが、化学合成法やタンパク加水分解物から得られるものも使用可能である。また、リジンを高濃度に含有する食品素材を用いることも可能である。含有量は、塩化カリウムを100重量部として、リジンまたはその塩類を4〜100重量部、望ましくは8〜60重量部、さらに望ましくは15〜50重量部であればよい。4重量部より少ない場合には、塩味が弱く、好ましくない呈味を示し、100重量部より多くなると、苦味やえぐ味を感じるため好ましくない。
本発明に用いるイノシン酸ナトリウムは、通常は水和物塩を用いることが好ましいが、乾燥操作によって得られる無水化物を使用することも可能である。また、グアニル酸ナトリウムも同様に通常は水和物が用いられるが、乾燥などにより、無水化したものも使用可能である。また、グアニル酸を高濃度に含有する食品素材を用いることも可能である。含有量は、塩化カリウムを100重量部として、イノシン酸ナトリウムおよび/またはグアニル酸ナトリウムを2〜100重量部、望ましくは4〜60重量部であればよい。2重量部より少ない場合には、塩味が弱く、好ましくない呈味を示し、また、100重量部より多くなると、うま味が強くなりすぎるため好ましくない。
本発明に用いる乳酸またはその塩類としては、液体組成物に用いる原料としては、50%乳酸、50%乳酸ナトリウムをあげることができる。また、粉末あるいは顆粒形態の調味料に用いる際には、乳酸カルシウムの5水和塩や無水塩、あるいは乳酸や乳酸ナトリウムに賦形剤を添加・乾燥して得られる粉末乳酸や粉末乳酸ナトリウムなどを使用することも可能である。含有量は、塩化カリウムを100重量部として、乳酸またはその塩類を20〜130重量部、望ましくは30〜90重量部であればよい。20重量部より少ない場合には、塩味が弱く、好ましくない呈味を示し、また、130重量部より多くなると、苦味を強く感じるため、好ましくない。
本発明に用いるリン酸またはその塩類としては、リン酸のアルカリ金属塩を用いることが望ましい。この際、リン酸ナトリウム塩を用いることが可能であるが、ナトリウム含量を低減させる目的から、リン酸一カリウムの水和物や無水物、リン酸二カリウムの水和物や無水物、リン酸三カリウムの水和物や無水物を用いることが好ましい。他の組成物の配合比率や対象となる食品のpHによって、上記の3種類から1種類以上のものを適宜、選択して使用することが望ましい。また、pHによっては、リン酸そのものをリン酸源の一部または全部に使用することが可能である。含有量は、塩化カリウムを100重量部として、リン酸またはその塩類5〜50重量部、望ましくは7〜30重量部であればよい。5重量部より少ない場合には、塩味が弱く、好ましくない呈味を示し、また、50重量部より多くなると、渋味を感じるために好ましくない。
なお、食塩を低減でき、かつ呈味に優れた調味料組成物、および食塩が低減され、かつ呈味に優れた食品を製造するために配合する、塩化カリウム、ヒスチジンまたはその塩類、リジンまたはその塩類、イノシン酸ナトリウムおよび/またはグアニル酸ナトリウム、乳酸またはその塩類、リン酸またはその塩類の添加濃度は、これを添加使用する対象とする飲食品などに応じてその至適使用量の範囲が異なるが、簡単な事前トライアルにより適当な使用量を定めることができる。
また、上記に示した調味料組成物に、魚介エキス、魚介節、畜肉エキス、畜肉そのものを混合することにより、食塩を低減でき、かつ、上記の天然素材の風味を有する調味料素材を提供することも可能である。この際に用いる魚介エキスとして、カツオ、サバ、イワシ、タイ、サケ、カキ、ホタテガイなどから水あるいはエチルアルコールなどによって抽出して得られたエキスを用いることができる。また、魚介節としては、鰹節、鯖節、ウルメイワシ節、ムロアジ節、鮪節、煮干などを用いることが可能である。また、上記節類から水やエチルアルコールなどで抽出して得られたエキスを用いることも可能である。畜肉系の原料としては、鶏肉、豚肉、牛肉、羊肉、馬肉などを加熱後、そのままペーストに加工したものや乾燥して粉末化して得られたもの、あるいは上記の肉類について熱水やエチルアルコールによって抽出して得られたエキスを用いることも可能である。調味料組成物の重量100に対して、魚介エキスの固形分または、魚介節粉末固形分、畜肉エキスの固形分または、畜肉粉末固形分を1〜100重量部配合することが好ましい。
また、上記の技術によって得られた調味料組成物や調味料素材を用いることにより、食塩含量が低減され、かつ、塩味の好ましさ、味の厚み・コク味などの呈味に優れた食品を製造することができる。本発明の対象は、粉末状・顆粒状あるいは液体状の調味料組成物およびこの調味料組成物を用いて得られる調味料素材および食品である。
以下に、本発明の調味料組成物および調味料素材について、方法とその効果について、実験例および実施例をあげて説明する。なお、本発明はこれらの実験例および実施例によって制限されるものではない。
味噌5.4%(市販白味噌;ハナマルキ社製 塩分濃度NaCl換算12.4%)を温水に懸濁して味噌溶液を調製し、表1に示した配合表にしたがって各種素材を添加して種々の味噌汁溶液を調製した(それぞれの試料は100mlに調整して評価に供した)。なお、本実験においては、ヒスチジン塩酸塩1水和物、リジン塩酸塩、イノシン酸二ナトリウム7.5水和塩(味の素製「IN(TRI)」)、50%乳酸ナトリウム、リン酸二カリウム(無水)を用いた。これらの味噌汁溶液について、味覚パネル5名による呈味評価を行った。結果を表1に示した。なお、いずれの試料においてもナトリウム濃度0.31%(w/w;NaCl換算0.80%)になるように、塩化ナトリウムを添加して官能評価に供した。この際、ナトリウム濃度0.4%(w/w;NaCl換算1.0%)の試料の塩味の強さ、味の好ましさを+++として、−(全く感じない、あるいは非常に好ましくない)〜++++(非常に強い、あるいは非常に好ましい)の5点評価にて、評価を行った。また、「厚み・コク味」についてはナトリウム濃度0.4%(w/w;NaCl換算1.0%)の試料の評点を++として、同様に評価を行った。表に示したように、塩化カリウムの重量を100として、ヒスチジン塩酸塩を2〜50、リジン塩酸塩を5〜100、イノシン酸ナトリウムを2〜60、乳酸を20〜100、リン酸カリウム塩10〜50の範囲にあるときに、塩味が強く感じられ、かつ、塩味が好ましく、味の厚み、コク味の強い、良好は呈味を発現することが確認された。
塩化カリウム100g、ヒスチジン塩酸塩20g、リジン塩酸塩を25g、イノシン酸ナトリウム(味の素社製「IN(TRI)」)10g、乳酸カルシウム(無水)を58g(乳酸として40g)、リン酸二カリウム(無水)25gを粉砕・混合して、本発明の調味料組成物粉末を得た。得られた粉末を0.48%(w/w)含有し、ナトリウム濃度が0.31%(NaCl換算0.8%)濃度の溶液を調製し、1%NaCl溶液との塩味強度の比較を、味覚パネル5名による味覚評価により検定した。評価は−2点(非常に弱い、または非常に好ましくない)〜2点(非常に強い、または非常に好ましい)の5点評価によって行った。また、この際に、既に報告されている各種技術との比較を行うために、比較例として、以下の試料を調製した。
[比較例1](特開昭57−138359号)
塩化カリウム100gにグリシン2g、アラニン1gを添加・混合して比較例1の調味料粉末を得た。この粉末2.06gを1Lの市水に溶解し、ナトリウム濃度が0.31%(NaCl換算0.8%)になるように塩化ナトリウムを添加して比較例1の溶液を得た。
[比較例2](特開昭57−138359号)
塩化カリウム100gにグリチルリチン1g、グリチルリチン酸ナトリウム1gを添加・混合して比較例1の調味料粉末を得た。この粉末2.02gを1Lの市水に溶解し、ナトリウム濃度が0.31%(NaCl換算0.8%)になるように塩化ナトリウムを添加して比較例2の溶液を得た。
[比較例3](特開昭57−163464号)
ヒスチジン塩酸塩10部、5‘−グアニル酸ソーダ10部、リボタイド(5’−グアニル酸:5’−イノシン酸=1:1の配合物、武田薬品(株)製品)5部、グリチミン(グリチルリチン0.9部、クエン酸ソーダ1.8部、デキストリン2.4部の配合物、丸善化学(株)製品)5部を粉砕後、均一に混合し、食塩代替物をつくった。この粉末4.0gを1Lの市水に溶解し、ナトリウム濃度が0.31%(NaCl換算0.8%)になるように塩化ナトリウムを添加して比較例3の溶液を得た。
[比較例4](特開昭57−163464号)
比較例3において、ヒスチジン塩酸塩の代りにリジン塩酸塩を用いて食塩代替調味料をつくった。この粉末4.0gを1Lの市水に溶解し、ナトリウム濃度が0.31%(NaCl換算0.8%)になるように塩化ナトリウムを添加して比較例4の溶液を得た。
[比較例5](特開昭59−18861号)
塩化カリウム1kgに、乳酸カルシウム100g、5’−リボヌクレオタイドナトリウム30gを混合・粉砕して、粉体状の調味料用組成物を得た。この粉末3.0gを1Lの市水に溶解し、ナトリウム濃度が0.31%(NaCl換算0.8%)になるように塩化ナトリウムを添加して比較例5の溶液を得た。
[比較例6](特開平4−108358)
塩化カリウム80部とクエン酸カルシウム5部、グルコン酸カルシウム5部、乳酸マグネシウム5部、グルタミン酸マグネシウム5部とを混合・粉砕し、比較例6の調味料粉末を得た。この粉末10gを1Lの市水に溶解し、ナトリウム濃度が0.31%(NaCl換算0.8%)になるように塩化ナトリウムを添加して比較例6の溶液を得た。
[比較例7](特許2991687号)
塩化カリウム100g、乳酸カルシウム15g、塩化アンモニウム15g、L−アスパラギン酸ナトリウム15gを粉砕・混合して比較例7の調味料粉末を得た。この粉末5gを1Lの市水に溶解し、ナトリウム濃度が0.31%(NaCl換算0.8%)になるように塩化ナトリウムを添加して比較例6の溶液を得た。
[比較例8](特開2002−233326号)
塩化カリウム100g、グルタミン酸ナトリウム(味の素(株)社製「味の素」)3.0g、ソルビトール粉末1.5g、砂糖2.0g、イノシン酸ナトリウム(味の素社製「IN(TRI)」)0.2gを粉砕・混合して比較例8の調味料粉末を得た。この粉末5.0gを1Lの市水に溶解し、ナトリウム濃度が0.31%(NaCl換算0.8%)になるように塩化ナトリウムを添加して比較例8の溶液を得た。
上記の比較例の溶液については、いずれも溶液中のナトリウム濃度が0.31%(NaCl換算0.8%)になるように塩化ナトリウムを添加して評価を実施した。官能評価の結果を表2に示す。表に示すように、本発明の調味料は既報告の各種技術と同等あるいは強い塩味を有し、かつ、より好ましい呈味を有することが確認された。
次に発明に用いる核酸塩の種類について検討を行った。実験例1と同様の方法で、表3に示した配合比率を示す、味噌汁を調製した。得られた味噌汁について、味覚パネル5名による味覚評価を行った。表3に示したように、核酸としてグアニル酸ナトリウム(味の素製「GN」)を用いた際も、イノシン酸ナトリウムと同様の結果を示していた。この結果から、グアニル酸ナトリウムも本発明に用いることが可能であると考えられた。
実験例2で用いた調味料組成物粉末を0.12〜2.4%含み、かつ、ナトリウム濃度が0.31%(NaCl換算0.8%)になるようにNaClを添加した水溶液を調整し、味覚パネル5名による官能評価を行った。なお、この際、ナトリウム濃度0.4%(w/w;NaCl換算1.0%)の試料を対照とし、対照溶液の塩味の強さ、味の好ましさを++++として、−(全く感じない、あるいは非常に好ましくない)〜++++の5点評価にて、評価を行った。結果を表4に示す。表4にしめしたように、本発明の調味料0.24〜1.8%(KClとして0.1〜0.75%)添加した際に塩味が感じられ、かつ、味の好ましさにおいても許容の範囲であることを確認した。上記の結果から、本発明の調味料を用いる際に、KClとして0.1〜0.75%濃度になるように本発明の調味料を添加することが望ましいと示唆された。
塩化カリウム100g、ヒスチジン塩酸塩20g、リジン塩酸塩を25g、イノシン酸ナトリウム(味の素社製「IN(TRI)」)10g、乳酸カルシウム(無水)を58g(乳酸として40g)、リン酸二カリウム(無水)25gを粉砕・混合して、本発明の調味料組成物粉末を得た。得られた調味料組成物粉末を用いて、里芋の煮物を調製した。表5の配合表に従って、調味料、調味液を含む区分を鍋にて加熱し、沸騰後、冷凍里芋を加えて、再度沸騰した後に15分間加熱を行い、里芋の煮物を得た。なお、この際に、塩化ナトリウム使用区の煮物も同様に調製して、味覚パネル10名による比較評価を行った。評価は、−2(非常に弱い、または非常に好ましくない)から2点(非常に強い、または非常に好ましい)の5点評価法にて行った。官能評価結果を表6に示した。本発明の煮物は、塩化ナトリウム使用区と比較して、総合的な味・風味の好ましさにおいて、対照区に匹敵しうる高い評価を得ていることがわかった。この結果から、本発明により、食塩が低減され、かつ呈味の良好な煮物の提供が可能であることが示された。
実施例1にて得られた調味料組成物粉末を用いて、うどんつゆを調製した。表7の配合表に従って、調味料、調味液を混合して、各種うどんつゆ試料を得た。なお、この際に、塩化ナトリウム使用区の煮物も同様に調製して、味覚パネル10名による比較評価を行った。評価は、−2(非常に弱い、または非常に好ましくない)から2点(非常に強い、または非常に好ましい)の5点評価法にて行った。官能評価結果を表8に示した。本発明のうどんつゆは、塩化ナトリウム使用区(対照区)と比較して、総合的な味・風味の好ましさにおいても高い評価を得ていることがわかった。この結果から、本発明により、食塩が低減され、かつ呈味の良好なつゆ類の提供が可能であることが示された。
塩化カリウム100g、ヒスチジン塩酸塩20g、リジン塩酸塩を25g、イノシン酸ナトリウム(味の素社製「IN(TRI)」)10g、乳酸カルシウム(無水)を58g(乳酸として40g)、リン酸二カリウム(無水)25g、鰹節50gを粉砕・混合して、本発明の調味料素材粉末を得た。得られた調味料素材粉末4.0g、市販白味噌50gを1Lの熱水に溶解して、本発明の味噌汁を調整した。なお、この時、ナトリウム濃度が0.31%(NaCl換算0.8%)になるように塩化ナトリウムを添加した。なお、市販白味噌50g、塩化ナトリウム3.8gを熱水1Lに溶解してえられた味噌汁(ナトリウム0.4%、NaCl換算1.0%)を対照区として用いた。この2種類に味噌汁について、味覚パネル10名による比較評価を行った。評価は、−2(非常に弱い、または非常に好ましくない)から2点(非常に強い、または非常に好ましい)の5点評価法にて行った。官能評価結果を表9に示した。本発明の味噌汁は、塩化ナトリウム使用区(対照区)と比較して、総合的な味・風味の好ましさにおいて、高い評価を得ていることがわかった。この結果から、本発明により、食塩が低減され、かつ呈味の良好な味噌汁の提供が可能であることが示された。
実施例3にて得られた調味料素材粉末を用いて、すまし汁を調製した。得られた調味料素材粉末2.5g、市販濃口醤油30gを1Lの熱水に溶解して、本発明のすまし汁を調製した。なお、この時、ナトリウム濃度が0.31%(NaCl換算0.8%)になるように塩化ナトリウムを添加した。なお、市販濃口醤油30g、塩化ナトリウム4.0gを熱水1Lに溶解してえられたすまし汁(ナトリウム0.4%、NaCl換算1.0%)を対照区として用いた。この2種類について、味覚パネル10名による比較評価を行った。評価は、−2(非常に弱い、または非常に好ましくない)から2点(非常に強い、または非常に好ましい)の5点評価法にて行った。官能評価結果を表10に示した。本発明のすまし汁は、塩化ナトリウム使用区(対照区)と比較して、総合的な味・風味の好ましさにおいて、高い評価を得ていることがわかった。この結果から、本発明により、食塩が低減され、かつ呈味の良好なすまし汁の提供が可能であることが示された。
実施例3にて得られた調味料素材粉末を用いて、うどんつゆを調製した。得られた調味料素材粉末2.5g、市販薄口醤油30g、砂糖3g、みりん2g、「本造り一番だし」かつお昆布あわせ(味の素製)50gを1Lの熱水に溶解して、本発明のうどんつゆを調製した。なお、この時、ナトリウム濃度が0.27%(NaCl換算0.7%)になるように塩化ナトリウムを添加した。なお、市販濃口醤油30g、塩化ナトリウム4.0g、砂糖3g、みりん2g、「本造り一番だし」かつお昆布あわせ(味の素製)50gを熱水1Lに溶解してえられたうどんつゆ(ナトリウム0.4%、NaCl換算1.0%)を対照区として用いた。この2種類について、味覚パネル10名による比較評価を行った。評価は、−2(非常に弱い、または非常に好ましくない)から2点(非常に強い、または非常に好ましい)の5点評価法にて行った。官能評価結果を表11に示した。本発明のうどんつゆは、塩化ナトリウム使用区(対照区)と比較して、総合的な味・風味の好ましさにおいて、高い評価を得ていることがわかった。この結果から、本発明により、食塩が低減され、かつ呈味の良好なうどんつゆの提供が可能であることが示された。
塩化カリウム100g、ヒスチジン塩酸塩10g、リジン塩酸塩を20g、イノシン酸ナトリウム(味の素社製「IN(TRI)」)10g、グアニル酸ナトリウム(味の素社製「GN」)10g、乳酸カルシウム(無水)を58g(乳酸として40g)、リン酸二カリウム(無水)25g、チキンエキスパウダー(味の素製)20g、ポークエキスパウダー(丸善食品社製)10gを粉砕・混合して、本発明の調味料素材粉末を得た。得られた調味料素材粉末を用いて、表12の配合表に従って、原料を混合・溶解して、本発明および対照のラーメンスープを調製した。なお、この時、ナトリウム濃度が0.31%(NaCl換算0.8%)になるように塩化ナトリウムを添加した。この2種類にラーメンスープについて、味覚パネル5名による比較評価を行った。評価は、−2(非常に弱い、または非常に好ましくない)から2点(非常に強い、または非常に好ましい)の5点評価法にて行った。官能評価結果を表13に示した。本発明のラーメンスープは、対照区と比較して、総合的な味・風味の好ましさにおいて、高い評価を得ていることがわかった。この結果から、本発明により、食塩が低減され、かつ呈味の良好なラーメンスープの提供が可能であることが示された。
塩化カリウム100g、ヒスチジン塩酸塩10g、リジン塩酸塩を20g、イノシン酸ナトリウム(味の素社製「IN(TRI)」)10g、グアニル酸ナトリウム(味の素社製「GN」)10g、乳酸カルシウム(無水)を58g(乳酸として40g)、リン酸二カリウム(無水)25g、チキンエキスパウダー(日研フード製)20gを粉砕・混合して、本発明の調味料素材粉末を得た。この調味料素材粉末を用いて、野菜スープを調製して官能評価に供した。水600gに市販コンソメキューブ(味の素製)1個(5.3g)、本発明の調味料素材粉末2.4g、食塩1.15gに市販冷凍ミックスベジタブルを加えて、沸騰後5分間過熱を行って本発明の野菜スープを得た。また、水600gに市販コンソメキューブ(味の素製)1個(5.3g)、食塩2.3gに市販冷凍ミックスベジタブルを加えて、沸騰後5分間加熱を行うことにより対照の野菜スープを得た。この2種類にスープについて、味覚パネル5名による比較評価を行った。評価は、−2(非常に弱い、または非常に好ましくない)から2点(非常に強い、または非常に好ましい)の5点評価法にて行った。官能評価結果を表14に示した。本発明のスープは、対照スープと比較して、総合的な味・風味の好ましさにおいて、高い評価を得ていることがわかった。この結果から、本発明により、食塩が低減され、かつ呈味の良好なスープの提供が可能であることが示された。
塩化カリウム100g、ヒスチジン塩酸塩20g、50%リジン塩酸塩を25g、イノシン酸ナトリウム(味の素社製「IN(TRI)」)10g、乳酸ナトリウムを100g(乳酸として40g)、リン酸二カリウム(無水)25gを1kgになるように蒸留水に溶解して、本発明の液体状調味料組成物を得た。得られた調味料組成物を用いて、うどんつゆを調製した。得られた調味料組成物40g、市販薄口醤油30g、砂糖3g、みりん2g、「本造り一番だし」かつお昆布あわせ(味の素製)50gを1Lの熱水に溶解して、本発明のうどんつゆを調製した。なお、この時、ナトリウム濃度が0.27%(NaCl換算0.7%)になるように塩化ナトリウムを添加した。なお、市販薄口醤油30g、塩化ナトリウム4.0g、砂糖3g、みりん2g、「本造り一番だし」かつお昆布あわせ(味の素製)50gを熱水1Lに溶解してえられたうどんつゆ(ナトリウム0.4%、NaCl換算1.0%)を対照区として用いた。この2種類について、味覚パネル10名による比較評価を行った。評価は、−2(非常に弱い、または非常に好ましくない)から2点(非常に強い、または非常に好ましい)の5点評価法にて行った。官能評価結果を表15に示した。本発明のうどんつゆは、塩化ナトリウム使用区(対照区)と比較して、総合的な味・風味の好ましさにおいて、高い評価を得ていることがわかった。この結果から、本発明により、食塩が低減され、かつ呈味の良好なうどんつゆの提供が可能であることが示された。
また、上記の調味料組成物に魚介エキス、魚介節粉末、魚介粉末あるいは畜肉エキスや畜肉粉末を配合することにより、より呈風味が好ましく、食品中の食塩を低減しうる調味料素材を得ることが可能であることを明らかにした。また、上記の技術によって得られた調味料組成物や調味料素材を用いることにより、食塩含量が低減され、かつ、呈味に優れた食品を提供することが可能であった。また、塩味の好ましさ、味の厚み、コク味などの呈味に優れた食品を提供できる。
Claims (4)
- 塩化カリウムを100重量部として、ヒスチジンまたはその塩類を1.5〜70重量部、リジンまたはその塩類を4〜100重量部、イノシン酸ナトリウムおよび/またはグアニル酸ナトリウムを2〜100重量部、乳酸またはその塩類を20〜130重量部、リン酸またはその塩類5〜50重量部を含有してなることを特徴とする調味料組成物。
- 請求項1に記載の調味料組成物の重量100に対して、魚介エキスの固形分または、魚介節粉末固形分を1〜100重量部配合することを特徴とする調味料素材。
- 請求項1に記載の調味料組成物の重量100に対して、畜肉エキスの固形分または、畜肉粉末固形分を1〜100重量部配合することを特徴とする調味料素材。
- 請求項1〜3に示した調味料組成物または調味料素材を用いて調味を行うことを特徴とする食品の製造方法。
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