JPWO2002056467A1 - 移相器及び多ビット移相器 - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、マイクロ波帯、ミリ波帯で信号の通過位相を電気的に変化させる移相器及び多ビット移相器に関するものである。
図11は、例えば「マイクロ波半導体応用工学」(Joseph F.White著、CQ出版社発行、pp.336−339)に示された従来の移相器である。
図11において、1a、1bは入出力端子、9a、9bはSPDT(single−pole double−throw)スイッチ、10a、10bは線路である。
次に動作について説明する。
入出力端子1aから入力した高周波信号は、SPDTスイッチ9aにて切り替えられる。
まず、線路10aに高周波信号が通過する場合について説明する。SPDTスイッチ9aで切り替えられた高周波信号は、線路10aを通過して、SPDTスイッチ9bに入力される。SPDTスイッチ9bはSPDTスイッチ9aと連動しており、高周波信号は、入出力端子1bから出力される。
次に、線路10bに高周波信号が通過する場合について説明する。SPDTスイッチ9aで切り替えられた高周波信号は、線路10bを通過して、SPDTスイッチ9bに入力される。SPDTスイッチ9bはSPDTスイッチ9aと連動しており、高周波信号は、入出力端子1bから出力される。
ここで、線路10aと線路10bは長さが異なっており、高周波信号が線路10aを通過する場合と、線路10bを通過する場合とで通過位相を切り替えることができる。
従来の移相器では、移相量に応じて長さが異なる線路を用いるために回路が大きくなってしまう問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、FETのピンチオフ時のキャパシタを用いてフィルタを構成し、FETのON/OFFによって通過位相を変化させることができる小型な移相器及び多ビット移相器を得ることを目的とする。
発明の開示
上記目的を達成するために、この発明に係る移相器は、ドレイン電極とソース電極を入力端子と出力端子に接続した第一のFETと、ドレイン電極またはソース電極の一方の電極を前記第一のFETのソース電極に接続し、他方の電極を第一のインダクタを介して接地した第二のFETと、ドレイン電極またはソース電極の一方の電極を前記第一のFETのドレイン電極に接続し、他方の電極を第二のインダクタを介して接地した第三のFETとを備えたものである。
また、前記第二のFETと前記第三のFETのドレイン電極とソース電極の各電極間に第一と第二のインダクタをそれぞれ接続したことを特徴とするものである。
また、前記第一のFETのドレイン電極とソース電極間に第一のキャパシタを接続したことを特徴とするものである。
また、前記第二のFETと前記第三のFETのドレイン電極とソース電極の各電極間に第一と第二のキャパシタをそれぞれ接続したことを特徴とするものである。
また、前記第一のFETのドレイン電極と前記第二のFETのドレイン電極またはソース電極とを共通接続し、前記第一のFETのソース電極と前記第三のFETのドレイン電極またはソース電極とを共通接続したことを特徴とするものである。
また、この発明に係る多ビット移相器は、ドレイン電極とソース電極を入力端子と出力端子に接続した第一のFETと、ドレイン電極またはソース電極の一方の電極を前記第一のFETのソース電極に接続し、他方の電極を第一のインダクタを介して接地した第二のFETと、ドレイン電極またはソース電極の一方の電極を前記第一のFETのドレイン電極に接続し、他方の電極を第二のインダクタを介して接地した第三のFETとを備えた移相器を用い、移相量の異なる複数の移相器を組み合わせたものである。
また、前記第二のFETと前記第三のFETのドレイン電極とソース電極の各電極間に第三と第四のインダクタをそれぞれ接続したことを特徴とするものである。
また、ハイパスフィルタとローパスフィルタをSPDTスイッチで切り替えるスイッチ切り替え移相器でなる180°ビット移相器をさらに備え、前記第一ないし第三のFETと前記第一ないし第四のインダクタンスを有する移相器を90°ビット移相器として用いたことを特徴とするものである。
また、前記90°ビット移相器と同一構成を有する45°ビット移相器と、第四のFETのドレインとソースの間に第五のインダクタを並列に接続し、第五のFETのドレインまたはソースの一方にスイッチで切り替える一方を接地した第六のインダクタを接続し、第五のFETのドレインとソースを入出力端子とする移相器でなる22.5°ビット移相器と、第六のFETのドレインとソースの門に第七のインダクタを並列に接続し、第六のFETのドレインとソースを入出力端子とする移相器でなる11.25°ビットとをさらに備えたことを特徴とするものである。
また、前記第一のFETのドレイン電極とソース電極間に第一のキャパシタを接続したことを特徴とするものである。
また、前記第二のFETと前記第三のFETのドレイン電極とソース電極の各電極間に第一と第二のキャパシタをそれぞれ接続したことを特徴とするものである。
さらに、前記第一のFETのドレイン電極と前記第二のFETのドレイン電極またはソース電極とを共通接続し、前記第一のFETのソース電極と前記第三のFETのドレイン電極またはソース電極とを共通接続としたこと特徴とするものである。
発明を実施するための最良の形態
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る移相器を示す回路図である。
また、図2は、図1に示す移相器のレイアウト図である。
これらの図において、1a、1bは入出力端子、2a、2b、2cはFET、3a、3bはインダクタ、4a、4b、4cは抵抗、5a、5bは制御信号端子、6は半導体基板、7はスルーホールである。FET2aのゲート端子は抵抗4aを介して制御信号端子5aに接続されており、FET2bと2cのゲート端子は各々抵抗4b、抵抗4cを介して制御信号端子5bに接続されている。
また、図3と図4は、この発明の移相器の動作を示す等価回路図である。
次に動作について説明する。
まず、制御信号端子5aに、FET2aがピンチオフになる電圧より低いバイアスが印加されており、制御信号端子5bに、FET2bと2cがピンチオフになる電圧より大きいバイアスが印加されている場合、すなわちFET2aがOFF状態、FET2bと2cがON状態の場合、FET2aのドレイン−ソース間はキャパシタと等価になり、FET2b、2cのドレイン−ソース間は各々ショートと等価にみなすことができる。
このような状態の等価回路を図3に示す。
この状態では、この発明の移相器は、キャパシタと等価のFET2aとインダクタ3a、3bから構成されたπ型のHPF(high−pass filter)として動作する。
入出力端子1a、1b間を通過する高周波信号の位相は、次式に示す量だけ進む。
FET2aのOFF時の容量Csとインダクタンス3a,3bのインダクタンスLpの関係式
次に、FET2aにピンチオフ以上のゲートバイアスが印加されており、FET2bと2cにピンチオフ以下のゲートバイアスが印加されている場合、すなわちFET2aがON状態、FET2bと2cがOFF状態の場合、FET2aのドレイン−ソース間はショートと等価にみなすことができ、FET2bと2cのドレイン−ソース間はキャパシタと等価に振る舞う。
このような状態の等価回路を図4に示す。
この状態では、この発明の移相器は、キャパシタと等価のFET2b及び2cと、インダクタ3a、3bから構成された回路として動作する。
ここで、FET2b及び2cのゲート幅を小さくし、OFF時の容量を非常に小さくすることにより、FET2b及び2cとインダクタ3a、3bの影響を小さくし、接続されていないのと同様に扱うことができる。この場合、入出力端子1a、1b間はショートと同等になる。
なお、図4において、Cpは、FET2bと2cのドレイン−ソース間のキャパシタ成分である。
上記のように、FET2a、2b、2cをON/OFFすることにより、図3に示す位相進み状態(基準状態)の等価回路と図4に示す位相遅れ状態(移相状態)の等価回路に示すように、通過位相を変化させることができ、移相器として動作する。
上記実施の形態1では、図2に示すように、半導体基板6上に回路を構成したモノリシック構造について記しているが、誘電体基板上にディスクリート部品を用いて回路を構成し、FETを接続しても同等の効果が得られる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、一方を接地したインダクタ3a,3bをFETによりON/OFFさせたが、FETと並列にインダクタを追加して並列共振回路を構成し、一方を接地したインダクタをON/OFFさせても同等の効果を得ることができる。
図5は、この発明の実施の形態2に係る移相器を示す回路図である。
図5において、図1に示す実施の形態1と同一部分は同一符号を付しその説明は省略する。新たな符号として、3c、3dはインダクタである。
次に動作について説明する。
FET2aにピンチオフ以上のゲートバイアスが印加されており、FET2bとFET2cにピンチオフ以下のゲートバイアスが印加されている場合、すなわちFET2aがON状態、FET2bと2cがOFF状態の場合、FET2aのドレイン−ソース間はショートと等価にみなすことができ、FET2bと2cのドレイン−ソース間はキャパシタと等価に振る舞う。
ここで、FET2bとインダクタ3c、FET2cとインダクタ3dでなる共振回路を所望の周波数で並列共振させることにより、インダクタ3a、3bの影響を小さくし、接続されていないのと同様に扱うことができる。この場合、入出力端子1a、1b間はショートと同等になる。
上記のように、FET2a、2b、2cをON/OFFすることにより、通過位相を変化させることができ、移相器として動作する。
実施の形態3.
以上の実施の形態1と2では、通過位相を変化させるためのハイパスフィルタに用いるキャパシタをFETにて実現したが、FETと並列にキャパシタを接続しても同等の効果が得られる。
図6は、この発明の実施の形態3に係る移相器を示す回路図である。
図6において、図1に示す実施の形態1と同一部分は同一符号を付しその脱明は省略する。新たな符号として、8はキャパシタである。
次に動作について説明する。
まず、制御信号端子5aにFET2aがピンチオフになる電圧より低いバイアスが印加されており、制御信号端子5bにFET2bとFET2cがピンチオフになる電圧より大きいバイアスが印加されている場合、すなわちFET2aがOFF状態、FET2b、FET2cがON状態の場合、FET2aのドレイン−ソース間はキャパシタと等価に振る舞い、FET2b、FET2cのドレイン−ソース間はショートと等価にみなすことができる。
この状態では、この発明の移相器は、キャパシタと等価のFET2aとキャパシタ8およびインダクタ3a、3bから構成されたπ型のハイパスフィルタとして動作する。
上記のように、FET2a、2b、2cをON/OFFすることにより、通過位相を変化させることができ、移相器として動作する。
また、単位面積あたりの容量がFETよりもキャパシタの方が大きい場合、FETだけを用いてキャパシタを実現した場合に比べて、小型化が可能になる。
また、FET2aとキャパシタ8の合計容量が一定のままサイズを変化させることにより、移相量が一定のまま通過損失を変化させることができるために、位相切り替え時の損失差を小さくすることが可能になる。
実施の形態4.
上述した実施の形態2では、一方を接地したインダクタをFETと並列にインダクタを追加して並列共振回路を構成し、一方を接地したインダクタをON/OFFさせたが、FETに対しインダクタとキャパシタを並列に接続しても同等の効果を得ることができる。
図7は、この発明の実施の形態4に係る移相器を示す回路図である。
図7において、図5に示す実施の形態2と同一部分は同一符号を付しその説明は省略する。新たな符号として、8a,8bはキャパシタである。
次に動作について説明する。
FET2aにピンチオフ以上のゲートバイアスが印加されており、FET2bと2cにピンチオフ以下のゲートバイアスが印加されている場合、すなわちFET2aがON状態、FET2b、FET2cがOFF状態の場合、FET2aのドレイン−ソース間はショートと等価にみなすことができ、FET2bと2cのドレイン−ソース間はキャパシタと等価に振る舞う。
ここで、FET2bとインダクタ3cとキャパシタ8a、FET2cとインダクタ3dとキャパシタ8bでなる共振回路を所望の周波数で並列共振させることにより、インダクタ3a、3bの影響を小さくし、接続されていないのと同様に扱うことができる。この場合、入出力端子1a、1b間はショートと同等になる。
上記のように、FET2a、2b、2cをON/OFFすることにより、通過位相を変化させることができ、移相器として動作する。
また、単位面積あたりの容量がFETよりもキャパシタの方が大きい場合、FETだけを用いてキャパシタを実現した場合に比べて、小型化が可能になる。
また、FET2aとキャパシタ8の合計容量が一定のままサイズを変化させることにより、移相量が一定のまま通過損失を変化させることができるために、位相切り替え時の損失差を小さくすることが可能になる。
実施の形態5.
上記実施の形態1乃至4では、3個のFETを用いているが、互いに接続するFETの電極を共通の構成にしても同等の効果が得られる。
図8は、この発明の実施の形態5に係る移相器を示すレイアウト図である。
すなわち、図8では、マルチフィンガタイプのFET2a,2b,2cに対し、FETの2aのドレイン電極とFET2bのドレイン電極(またはソース電極)とを共通接続し、FET2aのソース電極とFET2cのソース電極(またはドレイン電極)とを共通接続している。
上記のように構成することにより、FETの電極間を接続する線路が不要になり小型にすることが可能になる。
上記実施の形態5では、半導体基板6上に回路を構成したモノリシック構造について記しているが、誘電体基板上に回路を構成し、電極を共通化したFETを接続しても同等の効果が得られる。
実施の形態6.
図9は、この発明の実施の形態6に係る移相器を示す回路図である。
図9において、20aと20bはSPDT(single−pole double−throw)スイッチ、21はハイパスフィルタ、22はローパスフィルタ、23は180°bit移相器、24は90°bit移相器である。180°bit移相器は、2つのSPDTスイッチ20aと20b、ハイパスフィルタ21、ローパスフィルタ22から構成されており、90°bit移相器24は、前記実施の形態2に示した移相器である。
次に動作について説明する。
入出力端子1aに入力した高周波信号は、SPDTスイッチ20aおよび20bにて通過する経路を切り替えられる。
まず、ハイパスフィルタ21を通過する場合、通過位相はハイパスフィルタ21によって進む。一方、ローパスフィルタ21を通過する場合、通過位相はローパスフィルタ22によって遅れる。ここで、ハイパスフィルタ21により進む位相と、ローパスフィルタ22により遅れる位相との差を180°に設定することにより、180°移相器として動作する。
次に、90°bit移相器の回路定数を移相量が90°になるように設定することにより、90°移相器24は90°位相を切り替えることができる。
上記のように構成することにより、通過位相を90°ステップで切り替える2ビット移相器として動作する。
実施の形態7.
図10は、この発明の実施の形態7に係る移相器を示す回路図である。
図10において、25は45°bit移相器、26は22.5°bit移相器、27は11.25°bit移相器である。
上記のように、実施の形態6の構成に対し、45°bit移相器25、22.5°bit移相器26、11.25°bit移相器27を順次接続する構成とすることにより、通過位相を11.25°ステップで切り替える5ビット移相器として動作することになる。
産業上の利用の可能性
以上のように、この発明は、FETのピンチオフ時のキャパシタを用いてフィルタを構成し、FETのON/OFFによって通過位相を変化させることができる小型な移相器及び多ビット移相器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、この発明の実施の形態1に係る移相器を示す回路図、
図2は、この発明の実施の形態1に係る移相器を示すレイアウト図、
図3は、この発明の移相器の動作を示す位相進み状態の等価回路図、
図4は、この発明の移相器の動作を示す位相遅れ状態の等価回路図、
図5は、この発明の実施の形態2に係る移相器を示す回路図、
図6は、この発明の実施の形態3に係る移相器を示す回路図、
図7は、この発明の実施の形態4に係る移相器を示す回路図、
図8は、この発明の実施の形態5に係る移相器を示すレイアウト図、
図9は、この発明の実施の形態6に係る移相器を示す回路図、
図10は、この発明の実施の形態7に係る移相器を示す回路図、
図11は、従来の移相器を示す回路図である。
Claims (14)
- ドレイン電極とソース電極を入力端子と出力端子に接続した第一のFETと、
ドレイン電極またはソース電極の一方の電極を前記第一のFETのソース電極に接続し、他方の電極を第一のインダクタを介して接地した第二のFETと、
ドレイン電極またはソース電極の一方の電極を前記第一のFETのドレイン電極に接続し、他方の電極を第二のインダクタを介して接地した第三のFETと
を備えた移相器。 - 請求項1に記載の移相器において、
前記第二のFETと前記第三のFETのドレイン電極とソース電極の各電極間に第一と第二のインダクタをそれぞれ接続したことを特徴とする移相器。 - 請求項1に記載の移相器において、
前記第一のFETのドレイン電極とソース電極間に第一のキャパシタを接続したことを特徴とする移相器。 - 請求項2に記載の移相器において、
前記第一のFETのドレイン電極とソース電極間に第一のキャパシタを接続したことを特徴とする移相器。 - 請求項2に記載の移相器において、
前記第二のFETと前記第三のFETのドレイン電極とソース電極の各電極間に第一と第二のキャパシタをそれぞれ接続したことを特徴とする移相器。 - 請求項1ないし5のいずれかに記載の移相器において、
前記第一のFETのドレイン電極と前記第二のFETのドレイン電極またはソース電極とを共通接続し、前記第一のFETのソース電極と前記第三のFETのドレイン電極またはソース電極とを共通接続したことを特徴とする移相器。 - ドレイン電極とソース電極を入力端子と出力端子に接続した第一のFETと、
ドレイン電極またはソース電極の一方の電極を前記第一のFETのソース電極に接続し、他方の電極を第一のインダクタを介して接地した第二のFETと、
ドレイン電極またはソース電極の一方の電極を前記第一のFETのドレイン電極に接続し、他方の電極を第二のインダクタを介して接地した第三のFETと
を備えた移相器を用い、移相量の異なる複数の移相器を組み合わせた多ビット移相器。 - 請求項7に記載の多ビット移相器において、
前記第二のFETと前記第三のFETのドレイン電極とソース電極の各電極間に第三と第四のインダクタをそれぞれ接続したことを特徴とする多ビット移相器。 - 請求項8に記載の多ビット移相器において、
ハイパスフィルタとローパスフィルタをSPDTスイッチで切り替えるスイッチ切り替え移相器でなる180°ビット移相器をさらに備え、
前記第一ないし第三のFETと前記第一ないし第四のインダクタンスを有する移相器を90°ビット移相器として用いた
ことを特徴とする多ビット移相器。 - 請求項9に記載の多ビット移相器において、
前記90°ビット移相器と同一構成を有する45°ビット移相器と、
第四のFETのドレインとソースの間に第五のインダクタを並列に接続し、第五のFETのドレインまたはソースの一方にスイッチで切り替える一方を接地した第六のインダクタを接続し、第五のFETのドレインとソースを入出力端子とする移相器でなる22.5°ビット移相器と、
第六のFETのドレインとソースの門に第七のインダクタを並列に接続し、第六のFETのドレインとソースを入出力端子とする移相器でなる11.25°ビットと
をさらに備えたことを特徴とする多ビット移相器。 - 請求項8に記載の多ビット移相器において、
前記第一のFETのドレイン電極とソース電極間に第一のキャパシタを接続したことを特徴とする多ビット移相器。 - 請求項8に記載の多ビット移相器において、
前記第一のFETのドレイン電極とソース電極間に第一のキャパシタを接続したことを特徴とする多ビット移相器。 - 請求項8に記載の多ビット移相器において、
前記第二のFETと前記第三のFETのドレイン電極とソース電極の各電極間に第一と第二のキャパシタをそれぞれ接続したことを特徴とする多ビット移相器。 - 請求項7ないし13のいずれかに記載の多ビット移相器において、
前記第一のFETのドレイン電極と前記第二のFETのドレイン電極またはソース電極とを共通接続し、前記第一のFETのソース電極と前記第三のFETのドレイン電極またはソース電極とを共通接続したことを特徴とする多ビット移相器。
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