JP4963241B2 - 移相回路 - Google Patents

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この発明は、ミリ波帯の低損失でかつ小型な移相回路に関するものである。
従来の移相回路として、高周波信号入力端子と高周波信号出力端子との間に、第1の電界効果トランジスタと第2の電界効果トランジスタ(以下、電界効果トランジスタをFETと略す)とを設けると共に、第1のFETと第2のFETの接続点とグランドとの間に、第1のインダクタと、第3のFETと第2のインダクタとの並列接続体を直列接続したものがある(例えば、特許文献1参照)。
上述した従来の移相回路において、第1のFETは、オン状態とオフ状態を切り替えるスイッチとして動作する。第1のFETのドレイン電圧およびソース電圧と同電位の電圧をゲート端子に印加すると、第1のFETは、オン状態となり抵抗性(以下、オン抵抗という)を示す。一方、ピンチオフ電圧以下の電圧をゲート端子に印加すると、第1のFETは、オフ状態となり容量性(以下、オフ容量という)を示す。第2のFET、第3のFETも第1のFETと同様の動作をする。
次に、動作について説明する。第1のFETをオフ状態、第2のFETをオフ状態、第3のFETをオン状態としたときは、第1のFETのオフ容量、第2のFETのオフ容量、第1のインダクタとから構成される高域通過フィルタ(以下、HPFと略す)とみなすことができる。このとき、高周波信号入力端子から入力された信号は、前記HPFにより位相進みが生じて、高周波信号出力端子から出力される。
第1のFETをオン状態、第2のFETをオン状態、第3のFETをオフ状態としたときに、第2のインダクタと第3のFETのオフ容量から成る並列回路は、所望の周波数fで並列共振状態となるようにする。このとき、第1のインダクタが示すリアクタンスが十分大きいとすると、周波数f近傍の高周波信号を通過させる帯域通過フィルタ(以下、BPFと略す)とみなすことができる。高周波信号入力端子から入力された信号は、前記BPFによりほぼゼロの位相変化が生じて、高周波信号出力端子から出力される。
特許第3469563号公報(図8)
従来の移相回路では、前記HPFの状態において、動作周波数が高くなるほど、第1のFETのオフ容量が示すキャパシタンス、第2のFETのオフ容量が示すキャパシタンスは小さくなる。一般に、FETのオフ容量が示すキャパシタンスとオン抵抗は反比例する。すなわち、前記BPFの状態において、動作周波数が高くなるほど、第1のFETのオン抵抗、第2のFETのオン抵抗が大きくなるため、通過損失が大きくなるという問題があった。
この発明は前記のような問題点を解決するためになされたもので、低損失でかつ小型な移相回路を実現することを目的とする。
この発明に係る移相回路は、一端が高周波信号入力端子に接続され、かつ他端が高周波信号出力端子に接続され、オン時に抵抗性を示し、オフ時に容量性を示す第1のスイッチング素子と、オン時に抵抗性を示し、オフ時に容量性を示す第2のスイッチング素子と、前記第1のスイッチング素子に並列接続された第1のインダクタと、前記第2のスイッチング素子に並列接続された第2のインダクタと、前記第1のスイッチング素子の一端に接続された第1のキャパシタと、前記第1のスイッチング素子の他端に接続された第2のキャパシタと、前記第1のキャパシタと前記第2のキャパシタの他端同士と接続された第3のインダクタとを備え、前記第2のスイッチング素子は、一端を前記第3のインダクタの他端に接続し、他端をグランドに接続したことを特徴とする。
また、他の発明に係る移相回路は、一端が高周波信号入力端子に接続され、かつ他端が高周波信号出力端子に接続され、オン時に抵抗性を示し、オフ時に容量性を示す第1のスイッチング素子と、オン時に抵抗性を示し、オフ時に容量性を示す第2のスイッチング素子と、前記第1のスイッチング素子に並列接続された第1のインダクタと、前記第2のスイッチング素子に並列接続された第2のインダクタと、前記第1のスイッチング素子の一端に接続された第1のキャパシタと、前記第1のスイッチング素子の他端に接続された第2のキャパシタと、前記第2のスイッチング素子に一端が接続された第3のインダクタと
を備え、前記第2のスイッチング素子は、前記第3のインダクタとの接続端とは逆の他端を前記第1のキャパシタと前記第2のキャパシタの他端同士と接続すると共に、前記第3のインダクタの他端をグランドに接続したことを特徴とする。
この発明によれば、スイッチング素子2つとインダクタ3つとキャパシタ2つとスルーホール1つで移相回路を構成できるため、従来回路に比して、低損失でかつ小型な移相回路を実現することができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る移相回路の構成を示すレイアウト図である。図1に示す移相回路は、高周波信号入力端子1と高周波信号出力端子2との間に、オン時に抵抗性を示し、オフ時に容量生を示す第1のFET3aと、第1のスパイラルインダクタ4との並列接続体が設けられている。
第1のFET3aの高周波信号入力端子1及び高周波信号出力端子2と接続されるそれぞれの端子側には、第1のMIMキャパシタ7及び第2のMIMキャパシタ8がそれぞれ接続され、第1のMIMキャパシタ7及び第2のMIMキャパシタ8の他端同士は、第3のスパイラルインダクタ5が接続され、この第3のスパイラルインダクタ5の他端側には、オン時に抵抗性を示し、オフ時に容量生を示す第2のFET3bと、第2のスパイラルインダクタ6との並列接続体が設けられている。そして、この並列接続体の他端側はグランドとして作用するスルーホール11が設けられている。
なお、図1において、その他構成として、9は第1の抵抗、10は第2の抵抗、12は第1の制御信号端子、13は第2の制御信号端子を示し、これら構成は、半導体基板14上にモノリシックに構成される。
図2は、図1に示す本実施の形態1に係る移相回路の等価回路図である。図1と同一または相当する構成については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。新たな符号として、15は第1のMIMキャパシタ7に相当するキャパシタ、16は第2のMIMキャパシタ8に相当するキャパシタ、17は第1のスパイラルインダクタ4に相当するインダクタ、18は第3のスパイラルインダクタ5に相当するインダクタ、19は第2のスパイラルインダクタ6に相当するインダクタ、20はスルーホール11に相当するグランドである。
FET3aとFET3bは、オン/オフ状態を切り換えるスイッチとして動作する。FET3aにおいて、ドレイン電圧およびソース電圧と同電位の電圧をゲート端子に印加すると、FET3aはオン状態となり抵抗性(以下、オン抵抗という)を示す。一方、ピンチオフ電圧以下の電圧をゲート端子に印加すると、FET3aはオフ状態となり容量性(以下、オフ容量という)を示す。FET3bも同様の動作をする。
次に、図1に示す移相回路の動作について図2に示す等価回路を用いて説明する。図3は、FET3aがオフ状態、FET3bがオン状態のときの等価回路図である。21はFET3aのオフ容量、22はFET3bのオン抵抗である。ここで、インダクタ17とオフ容量21から成る並列回路は、所望周波数f0で並列共振(オープン)状態となるように設定する。さらに、インダクタ19によるリアクタンスがオン抵抗22に比べて十分大きいとき、オン抵抗22とインダクタ19から成る並列回路は、オン抵抗22のみから成る回路とみなすことができる。よって、図3に示す回路は、キャパシタ15とキャパシタ16とインダクタ18から成るハイパスフィルタ回路(以下、HPF回路)とみなすことができる。したがって、高周波信号入力端子1から入力された信号は、前記HPF回路により位相進みが生じ、高周波信号出力端子2から出力される。
ここで、キャパシタ15とキャパシタ16のキャパシタンスをC、インダクタ18のインダクタンスをLとする。CとLを適切に設定することにより、前記HPF回路は、所望周波数f0において、任意のインピーダンスで整合をとることができ、かつ、所望の位相進みを得ることができる。
図4は、FET3aがオン状態、FET3bがオフ状態のときの等価回路図である。23はFET3aのオン抵抗、24はFET3bのオフ容量である。ここで、インダクタ19とオフ容量24から成る並列回路は、所望周波数f0で並列共振(オープン)状態となるように設定する。さらに、インダクタ17によるリアクタンスがオン抵抗23に比べて十分大きいとき、オン抵抗23とインダクタ17から成る並列回路は、オン抵抗23のみから成る回路とみなすことができる。ここで、キャパシタ15とキャパシタ16によるリアクタンスがオン抵抗23に比べて十分大きいので、図4に示す回路は、所望周波数f0近傍では、スルー回路とみなすことができる。オン抵抗23が十分小さいとき、位相変化はほとんど生じない。したがって、所望周波数f0において、高周波信号入力端子1から入力された信号は、位相変化は生じることなく、高周波信号出力端子2から出力される。
以上により、図1に示す実施の形態1の移相回路は、FET3aとFET3bのオン/オフ切換動作により、HPF回路とスルーとを切り換え、高周波信号入力端子1から高周波信号出力端子2への通過位相を変化させることができ、この通過位相の変化により、所望の移相量を得ることができる。
以上のように、本実施の形態1に係る移相回路によれば、FET2つとインダクタ3つとキャパシタ2つとスルーホール1つで移相回路を構成できるため、従来回路に比して、低損失でかつ小型な移相回路を実現することができる。
また、2つのFETは、それぞれインダクタが並列接続されており、それぞれのFETは、所望周波数f0で並列共振(オープン)状態となるように設定されればよいので、FETのサイズを自由に選ぶことができる。すなわち、従来回路に比べて、FETを大きくしてオン抵抗を小さくすることができ、通過損失を低減することができる。
また、2つのFETのサイズを適切に選ぶことにより、HPF回路の状態のときの通過損失と、スルーの状態のときの通過損失を等しくすることができる。
なお、図1に示す実施の形態1に係る移相回路において、FET3aおよびFET3bはスイッチング素子として用いているが、オン/オフ状態を切り換えることができるようなスイッチング機能を有するものであればどのような形式でもよい。
また、図1に示す実施の形態1に係る移相回路は、半導体基板14上にモノリシックに構成されているが、受動素子を誘電体基板に、能動素子を半導体基板に構成して、金属ワイヤまたは金バンプ等で両基板を電気的に接続して移相回路を構成してもよい。
実施の形態2.
図5は、この発明の実施の形態2に係る移相回路の構成を示すもので、図2に対応する等価回路図である。図5において、図2と同一または相当する構成については同一の符号を付して重複する説明を省略する。新たな符号として、25は第3のキャパシタ、26は第4のキャパシタである。本実施の形態2に係る移相回路は、前述した実施の形態1による移相回路の構成を示す図2において、FET3aをFET3aとキャパシタ25の並列回路に、FET3bをFET3bとキャパシタ26の並列回路に置換したものである。
次に、動作について説明する。図6は、FET3aがオフ状態、FET3bがオン状態のときの等価回路図である。図3と同一または相当する構成については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。ここで、インダクタ17とオフ容量21とキャパシタ25から成る並列回路は、所望周波数f0で並列共振(オープン)状態となるように設定する。さらに、インダクタ19とキャパシタ26によるリアクタンスがオン抵抗22に比べて十分大きいとき、オン抵抗22とインダクタ19とキャパシタ26とから成る並列回路は、オン抵抗22のみから成る回路とみなすことができる。よって、図6に示す回路は、キャパシタ15とキャパシタ16とインダクタ18から成るハイパスフィルタ回路(以下、HPF回路)とみなすことができる。したがって、高周波信号入力端子1から入力された信号は、前記HPF回路により位相進みが生じ、高周波信号出力端子2から出力される。
ここで、キャパシタ15とキャパシタ16のキャパシタンスをC、インダクタ18のインダクタンスをLとする。CとLを適切に設定することにより、前記HPF回路は、所望周波数f0において、任意のインピーダンスで整合をとることができ、かつ、所望の位相進みを得ることができる。
また、ここでは、FET3a1つの場合と比較して、キャパシタ25を追加したことにより、FET3aのオフ容量を小さくすることができる。すなわち、FET3aのサイズを小さくすることができる。
図7は、FET3aがオン状態、FET3bがオフ状態のときの等価回路図である。図4と同一または相当する構成については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。ここで、インダクタ19とオフ容量24とキャパシタ26とから成る並列回路は、所望周波数f0で並列共振(オープン)状態となるように設定する。さらに、インダクタ17とキャパシタ25によるリアクタンスがオン抵抗23に比べて十分大きいとき、オン抵抗23とインダクタ17とキャパシタ25とから成る並列回路は、オン抵抗23のみから成る回路とみなすことができる。また、キャパシタ15とキャパシタ16によるリアクタンスがオン抵抗23に比べて十分大きいので、図7に示す回路は、所望周波数f0近傍では、スルー回路とみなすことができる。オン抵抗23が十分小さいとき、位相変化はほとんど生じない。したがって、所望周波数f0において、高周波信号入力端子1から入力された信号は、位相変化は生じることなく、高周波信号出力端子2から出力される。
また、ここでは、FET3b1つの場合と比較して、キャパシタ26を追加したことにより、FET3bのオフ容量を小さくすることができる。すなわち、FET3bのサイズを小さくすることができる。
以上により、図5に示す実施の形態2の移相回路は、FET3aとFET3bのオン/オフ切換動作により、HPF回路とスルーとを切り換え、高周波信号入力端子1から高周波信号出力端子2への通過位相を変化させる。通過位相の変化により、所望の移相量を得ることができる。
以上のように、本実施の形態2に係る移相回路によれば、前記実施の形態1に係る移相回路と同様の効果が得られる。さらに、実施の形態1に係る移相回路と比較して、FET3aとFET3bのサイズを小さくすることができ、小型化を実現できる。
なお、図5に示す実施の形態2に係る移相回路において、FET3aおよびFET3bはスイッチング素子として用いているが、オン/オフ状態を切り換えることができるようなスイッチング機能を有するものであればどのような形式でもよい。
また、図5に示す実施の形態2に係る移相回路は、半導体基板上にモノリシックに構成されてしてもよい。また、受動素子を誘電体基板に、能動素子を半導体基板に構成して、金属ワイヤ、または金バンプ等で両基板を電気的に接続して移相回路を構成してもよい。
実施の形態3.
図8は、この発明の実施の形態3に係る移相回路の構成を示すもの、図2に対応する等価回路図である。図2と同一または相当する構成については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図8において、FET3aがオフ状態、FET3bがオン状態のときは、図3と同様の動作をする。ここで、グランド20を半導体基板上のスルーホール11で実現する場合、周波数が高くなると、スルーホール11のインダクタンスを無視できなくなる。すると、インダクタ18のインダクタンスを、スルーホール11のインダクタンス分小さくすることができる。
FET3aがオン状態、FET3bがオフ状態のときは、図4と同様の動作をする。
以上のように、図8に示す実施の形態3の移相回路によれば、実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、実施の形態1に係る移相回路と比較して、インダクタ18を小さくすることができ、小型化を実現できる。
なお、図8に示す実施の形態3に係る移相回路において、FET3aおよびFET3bはスイッチング素子として用いているが、オン/オフ状態を切り換えることができるようなスイッチング機能を有するものであればどのような形式でもよい。
また、図8に示す実施の形態3に係る移相回路は、半導体基板上にモノリシックに構成してもよい。また、受動素子を誘電体基板に、能動素子を半導体基板に構成して、金属ワイヤ、または金バンプ等で両基板を電気的に接続して移相回路を構成してもよい。
実施の形態4.
図9は、この発明の実施の形態4に係る移相回路の構成を示すもので、図5に対応する等価回路図である。図5と同一または相当する構成については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図9において、FET3aがオフ状態、FET3bがオン状態のときは、図6と同様の動作をする。ここで、グランド20を半導体基板上のスルーホール11で実現する場合、周波数が高くなると、スルーホール11のインダクタンスを無視できなくなる。すると、インダクタ18のインダクタンスを、スルーホール11のインダクタンス分小さくすることができる。
FET3aがオン状態、FET3bがオフ状態のときは、図7と同様の動作をする。
以上のように、図9に示す実施の形態4の移相回路は、実施の形態2と同様の効果が得られるとともに、実施の形態2に係る移相回路と比較して、インダクタ18を小さくすることができ、小型化を実現できる。
なお、図9に示す実施の形態4に係る移相回路において、FET3aおよびFET3bはスイッチング素子として用いているが、オン/オフ状態を切り換えることができるようなスイッチング機能を有するものであればどのような形式でもよい。
図9に示す実施の形態4に係る移相回路は、半導体基板上にモノリシックに構成してもよい。また、受動素子を誘電体基板に、能動素子を半導体基板に構成して、金属ワイヤ、または金バンプ等で両基板を電気的に接続して移相回路を構成してもよい。
この発明の実施の形態1に係る移相回路の構成を示すレイアウト図である。 図1に示す移相回路の等価回路図である。 図1に示す移相回路のFET3aがオフ状態、FET3bがオン状態のときの等価回路図である。 図1に示す移相回路のFET3aがオン状態、FET3bがオフ状態のときの等価回路図である。 この発明の実施の形態2に係る移相回路の構成を示すもので、図2に対応する等価回路図である。 図5に示す移相回路のFET3aがオフ状態、FET3bがオン状態のときの等価回路図である。 図5に示す移相回路のFET3aがオン状態、FET3bがオフ状態のときの等価回路図である この発明の実施の形態3に係る移相回路の構成を示すもの、図2に対応する等価回路図である。 この発明の実施の形態4に係る移相回路の構成を示すもので、図5に対応する等価回路図である。
符号の説明
1 高周波信号入力端子、2 高周波信号出力端子、3a 第1のFET(第1のスイッチング素子)、3b 第2のFET(第2のスイッチング素子)、4 第1のスパイラルインダクタ(第1のインダクタ)、5 第3のスパイラルインダクタ(第3のインダクタ)、6 第2のスパイラルインダクタ(第2のインダクタ)、7 第1のMIMキャパシタ(第1のキャパシタ)、8 第2のMIMキャパシタ(第2のキャパシタ)、11 スルーホール(グランド)、25 第3のキャパシタ、26 第4のキャパシタ。

Claims (3)

  1. 一端が高周波信号入力端子に接続され、かつ他端が高周波信号出力端子に接続され、オン時に抵抗性を示し、オフ時に容量性を示す第1のスイッチング素子と、
    オン時に抵抗性を示し、オフ時に容量性を示す第2のスイッチング素子と、
    前記第1のスイッチング素子に並列接続された第1のインダクタと、
    前記第2のスイッチング素子に並列接続された第2のインダクタと、
    前記第1のスイッチング素子の一端に接続された第1のキャパシタと、
    前記第1のスイッチング素子の他端に接続された第2のキャパシタと、
    前記第1のキャパシタと前記第2のキャパシタの他端同士と接続された第3のインダクタと
    を備え、
    前記第2のスイッチング素子は、一端を前記第3のインダクタの他端に接続し、他端をグランドに接続した
    ことを特徴とする移相回路。
  2. 一端が高周波信号入力端子に接続され、かつ他端が高周波信号出力端子に接続され、オン時に抵抗性を示し、オフ時に容量性を示す第1のスイッチング素子と、
    オン時に抵抗性を示し、オフ時に容量性を示す第2のスイッチング素子と、
    前記第1のスイッチング素子に並列接続された第1のインダクタと、
    前記第2のスイッチング素子に並列接続された第2のインダクタと、
    前記第1のスイッチング素子の一端に接続された第1のキャパシタと、
    前記第1のスイッチング素子の他端に接続された第2のキャパシタと、
    前記第2のスイッチング素子に一端が接続された第3のインダクタと
    を備え、
    前記第2のスイッチング素子は、前記第3のインダクタとの接続端とは逆の他端を前記第1のキャパシタと前記第2のキャパシタの他端同士と接続すると共に、
    前記第3のインダクタの他端をグランドに接続した
    ことを特徴とする移相回路。
  3. 請求項1または2に記載の移相回路において、
    前記第1のスイッチング素子を、当該第1のスイッチング素子に第3のキャパシタが並列接続された並列回路に置換すると共に、
    前記第2のスイッチング素子を、当該スイッチング素子に第4のキャパシタが並列接続された並列回路に置換した
    ことを特徴とする移相回路。
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