JP6076193B2 - 移相回路 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、マイクロ波の通過位相を変化させる移相回路に関する。
例えば、下記特許文献1に開示されている従来の移相回路では、図7に示すように、入出力端子10a,10b、3個の電界効果トランジスタ20a〜20c、高インピーダンス線路等によるインダクタ30a,30bから構成される。
従来の移相回路では、3個の電界効果トランジスタ20a〜20cのオン/オフ状態を切替えることにより、回路状態を高域通過フィルタまたは帯域通過フィルタに設定し、2つの回路状態の通過位相の差によって、所要の移相量を得るようにしている。
なお、高周波数になるほど、移相回路に必要なインダクタンスや容量値が小さくなることから、移相回路の大きさは電界効果トランジスタが大部分を占めることになる。
また、電界効果トランジスタは、理想的に経路を通過/遮断することができず、電界効果トランジスタ等の寄生成分の影響は、高周波数になるほど顕著になる。
特開2002−344201号公報(図8)
従来の移相回路は以上のように構成されているので、3個の電界効果トランジスタ20a〜20cのオン/オフ状態を切替えることで、回路状態を高域通過フィルタまたは帯域通過フィルタに設定することができる。
しかし、回路の大部分を示す電界効果トランジスタが3個実装されているため、回路サイズの小型化が困難であることに加え、高周波数においては電界効果トランジスタの寄生成分の影響を大きく受けるため、所望の電気特性を得ることが困難となる課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、回路サイズの小型化や、高周波数においても寄生成分の影響を低減し、所望の電気特性が得られる移相回路を得ることを目的とする。
本発明の移相回路は、第1の入出力端子と第2の入出力端子との間に第1のスイッチング素子と第1のインダクタとが直列に接続されて構成され、第1のスイッチング素子がオフ状態であるときの等価容量と第1のインダクタとが所要中心周波数で直列共振するように回路定数が設定された第1の直列回路と、第1の入出力端子と第2の入出力端子との間に第1のキャパシタと第2のキャパシタとが直列に接続されて構成され、第1の直列回路に並列に接続された第2の直列回路と、一端が第1のキャパシタと第2のキャパシタとの間に接続され、他端がグランドに接地された第3のキャパシタと、一端が第1のキャパシタと第2のキャパシタとの間に接続された第2のスイッチング素子と、第2のスイッチング素子の他端と一端が接続され、他端がグランドに接地された第2のインダクタにより構成され、第2のスイッチング素子がオフ状態であるときの等価容量と第2のインダクタとが所要中心周波数で直列共振するように回路定数が設定された第3の直列回路とを備え、第1のスイッチング素子がオフ状態および第2のスイッチング素子がオン状態である場合、第3のキャパシタと第2のインダクタとの並列共振周波数によって通過中心周波数が設定される帯域通過フィルタとして動作し、第1のスイッチング素子がオン状態および第2のスイッチング素子がオフ状態である場合には、第1のインダクタ、第1および第2のキャパシタから構成される低域通過フィルタとして動作することを特徴とするものである。
本発明によれば、回路状態を切替えるためのスイッチング素子を2つしか必要とせず、回路サイズを小型化することができる。
また、スイッチング素子は、インダクタと直列回路を構成しているので、スイッチング素子をオフとした場合のオフ容量は、インダクタと共に直列共振回路を構成することからスルー回路と見なすことができ、寄生容量の影響を低減することができる。
さらに、スイッチング素子の寄生インダクタンスは、直列接続されたインダクタの一部と見なすことができ、インダクタを寄生インダクタンスも含めて設定すれば、寄生インダクタンスの影響を低減することができる。
よって、回路サイズの小型化や、高周波数においても寄生成分の影響を低減し、所望の電気特性が得られる効果がある。
本発明の実施の形態1による移相回路を示す回路図である。 移相基準状態であるときの移相回路を示す等価回路図である。 移相遅延状態であるときの移相回路を示す等価回路図である。 本発明の実施の形態2による移相回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態3による移相回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態3による他の移相回路を示す回路図である。 従来の移相回路を示す回路図である。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1による移相回路を示す回路図である。
図1において、電界効果トランジスタ2aは、一端が入出力端子1aに接続され、第1のスイッチング素子を構成する。
インダクタ3aは、一端が電界効果トランジスタ2aの他端に接続され、他端が入出力端子1bに接続される。
なお、電界効果トランジスタは、0Vの制御電圧がゲート端子に印加された場合に、オン状態となって等価的に抵抗で表される。
一方、ピンチオフ電圧以下の制御電圧がゲート端子に印加された場合に、オフ状態となって等価的に容量で表される素子である。
以下、オン状態の電界効果トランジスタの抵抗をオン抵抗、オフ状態の電界効果トランジスタの容量をオフ容量と称する。
キャパシタ4aは、一端が入出力端子1aに接続される。
キャパシタ4bは、一端がキャパシタ4aの他端に接続され、他端が入出力端子1bに接続される。
キャパシタ4cは、一端がキャパシタ4aの他端と接続され、他端がグランドに接地される。
電界効果トランジスタ2bは、一端がキャパシタ4aの他端と接続され、第2のスイッチング素子を構成する。
インダクタ3bは、一端が電界効果トランジスタ2bの他端に接続され、他端がグランドに接地される。
次に動作について説明する。
図1の移相回路は、電界効果トランジスタ2a,2bのオン/オフ状態を切替えることで、回路状態を移相基準状態または移相遅延状態に設定することができる。
すなわち、電界効果トランジスタ2aがオフ状態、電界効果トランジスタ2bがオン状態となると、回路状態が移相基準状態となり、電界効果トランジスタ2aがオン状態、電界効果トランジスタ2bがオフ状態となると、回路状態が移相遅延状態となる。
まず、移相基準状態について説明する。
図2は移相基準状態であるときの移相回路を示す等価回路図である。
電界効果トランジスタ2aがオフ状態、電界効果トランジスタ2bがオン状態の場合に、移相回路の等価回路は図2のように表される。
図2では電界効果トランジスタ2aのオフ容量を22a、電界効果トランジスタ2bのオン抵抗を21bとして表している。
図2において、電界効果トランジスタ2aのオフ容量22aとインダクタ3aを、所要中心周波数にて直列共振するように回路定数を設定することにより、オフ状態の電界効果トランジスタ2aとインダクタ3aの直列回路は、所要中心周波数においてスルー回路となる。
よって、電界効果トランジスタ2aのオフ容量22aによる寄生容量は、所要中心周波数において影響を低減することができる。
さらに、電界効果トランジスタ2aの寄生インダクタンスは、直列接続されたインダクタ3aの一部と見なすことができ、インダクタ3aを寄生インダクタンスも含めて設定すれば、寄生インダクタンスの影響を低減することができる。
また、電界効果トランジスタ2bのオン抵抗21bが十分に小さいとすると、オン状態の電界効果トランジスタ2bはスルー回路と見なすことができる。
以上により、本回路は、キャパシタ4cとインダクタ3bの並列共振周波数によって、通過中心周波数が設定される帯域通過フィルタとして動作するものと見なすことができる。
なお、帯域通過フィルタは、通過中心周波数においての通過位相は0度となる。
次に、移相遅延状態について説明する。
図3は移相遅延状態であるときの移相回路を示す等価回路図である。
電界効果トランジスタ2aがオン状態、電界効果トランジスタ2bがオフ状態の場合に、移相回路の等価回路は図3のように表される。
図3では電界効果トランジスタ2aのオン抵抗を21a、電界効果トランジスタ2bのオフ容量を22bとして表している。
図3において、電界効果トランジスタ2aのオン抵抗21aが十分に小さいとすると、オン状態の電界効果トランジスタ2aはスルー回路と見なすことができる。
また、電界効果トランジスタ2bのオフ容量22bとインダクタ3bを、所要中心周波数にて直列共振するように回路定数を設定することにより、オフ状態の電界効果トランジスタ2bとインダクタ3bの直列回路は、所要中心周波数においてスルー回路となる。
よって、電界効果トランジスタ2bのオフ容量22bによる寄生容量は、所要中心周波数において影響を低減することができる。
さらに、電界効果トランジスタ2bの寄生インダクタンスは、直列接続されたインダクタ3bの一部と見なすことができ、インダクタ3bを寄生インダクタンスも含めて設定すれば、寄生インダクタンスの影響を低減することができる。
以上により、本回路は、インダクタ3a、キャパシタ4a,4bによって、低域通過フィルタとして動作する回路と見なすことができる。
本状態では、低域通過フィルタの定数の設定により、0°〜−90°の範囲で通過位相を遅らせることが可能となる。
したがって、図1の移相回路は、電界効果トランジスタ2a,2bのオン/オフ状態を切替えることで、回路状態を移相基準状態または移相遅延状態に切替えることができる。
以上により、本実施の形態1によれば、入出力端子1a,1b間に接続された電界効果トランジスタ2aとインダクタ3aによる直列回路と、入出力端子1a,1b間に接続されたキャパシタ4a,4bによる直列回路と、キャパシタ4a,4b間とグランドとの間に接続されたキャパシタ4cと、キャパシタ4a,4b間とグランドとの間に接続された電界効果トランジスタ2bとインダクタ3bによる直列回路とを備えた。
したがって、回路状態を切替えるための電界効果トランジスタを2個しか必要とせず、回路サイズを小型化することができる。
また、電界効果トランジスタは、インダクタと直列回路を構成しているので、電界効果トランジスタをオフとした場合のオフ容量は、インダクタと共に直列共振回路を構成することからスルー回路と見なすことができ、寄生容量の影響を低減することができる。
さらに、電界効果トランジスタの寄生インダクタンスは、直列接続されたインダクタの一部と見なすことができ、インダクタを寄生インダクタンスも含めて設定すれば、寄生インダクタンスの影響を低減することができる。
よって、回路サイズの小型化や、高周波数においても寄生成分の影響を低減し、所望の電気特性が得られる効果がある。
また、本実施の形態1によれば、インダクタ3a、キャパシタ4a,4bの回路定数の設定により、低域通過フィルタによる通過位相を90度の遅れ移相、45度の遅れ移相等任意に設定することができる効果がある。
実施の形態2.
図4は本発明の実施の形態2による移相回路を示す回路図である。
図4において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので、説明を省略する。
キャパシタ4dは、電界効果トランジスタ2aと並列に接続される。
キャパシタ4eは、電界効果トランジスタ2bと並列に接続される。
本実施の形態2は、上記実施の形態1における図1の移相回路と比較して、電界効果トランジスタ2aと並列にキャパシタ4dが接続され、電界効果トランジスタ2bと並列にキャパシタ4eが接続される点で相違する。
電界効果トランジスタ2aがオフ状態であるとき、電界効果トランジスタ2aとキャパシタ4dからなる並列回路の容量は、電界効果トランジスタ2aのオフ容量22aとキャパシタ4dとの合成容量として表される。
そのため、上記実施の形態1よりも、電界効果トランジスタ2aのサイズを小さくすることができる。
すなわち、電界効果トランジスタ2aのオフ容量22aとキャパシタ4dとの合成容量で表される並列回路の容量が、上記実施の形態1における電界効果トランジスタ2aのオフ容量22aと同値になるように設定することができるため、本実施の形態2における電界効果トランジスタ2aのサイズを小さくすることができる。
一般に、固定容量のキャパシタのサイズは、同等の容量値を得るためのトランジスタサイズよりも十分に小さいため、同等の容量値を小型な回路サイズで実現することが可能となる。
同様に、電界効果トランジスタ2bがオフ状態であるとき、電界効果トランジスタ2bとキャパシタ4eからなる並列回路の容量は、電界効果トランジスタ2bのオフ容量22bとキャパシタ4eとの合成容量として表される。
そのため、上記実施の形態1によりも、電界効果トランジスタ2bのサイズを小さくすることができる。
すなわち、電界効果トランジスタ2bのオフ容量22bとキャパシタ4eとの合成容量で表される並列回路の容量が、上記実施の形態1における電界効果トランジスタ2bのオフ容量22bと同値になるように設定することができるため、本実施の形態2における電界効果トランジスタ2bのサイズを小さくすることができる。
なお、電界効果トランジスタ2a,2bがオン状態のとき、電界効果トランジスタ2a,2bのオン抵抗21a,21bが小さいとすると、電界効果トランジスタ2aとキャパシタ4dからなる並列回路および電界効果トランジスタ2bとキャパシタ4eからなる並列回路は、ほぼスルーの回路と見なすことができる。
以上により、本実施の形態2によれば、電界効果トランジスタ2aと並列にキャパシタ4dを接続し、電界効果トランジスタ2bと並列にキャパシタ4eを接続するように構成したので、上記実施の形態1と同等の効果を実現しながら、上記実施の形態1よりも、電界効果トランジスタ2a,2bのサイズを小さくでき、回路サイズを小型化することができる効果がある。
実施の形態3.
図5は本発明の実施の形態3による移相回路を示す回路図である。
図5において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので、説明を省略する。
抵抗5aは、電界効果トランジスタ2aと並列に接続される。
抵抗5bは、電界効果トランジスタ2bと並列に接続される。
本実施の形態3は、上記実施の形態1における図1の移相回路と比較して、電界効果トランジスタ2aと並列に抵抗5aが接続され、電界効果トランジスタ2bと並列に抵抗5bが接続される点で相違する。
電界効果トランジスタ2aがオフ状態であるとき、電界効果トランジスタ2aと抵抗5aからなる並列回路は、抵抗5aによる損失を持つこととなる。
一方、電界効果トランジスタ2aがオン状態であるとき、電界効果トランジスタ2aと抵抗5aからなる並列回路は、電界効果トランジスタ2aのオン抵抗21aが抵抗5aの抵抗値よりも十分に小さい場合に、電界効果トランジスタ2aのオン抵抗21aのみの損失を持つこととなる。
すなわち、電界効果トランジスタ2aと抵抗5aからなる並列回路は、電界効果トランジスタ2aがオフ状態にのみ、損失が増大することになる。
同様に、電界効果トランジスタ2bがオフ状態であるとき、電界効果トランジスタ2bと抵抗5bからなる並列回路は、抵抗5bによる損失を持つこととなる。
一方、電界効果トランジスタ2bがオン状態であるとき、電界効果トランジスタ2bと抵抗5bからなる並列回路は、電界効果トランジスタ2bのオン抵抗21bが抵抗5bの抵抗値よりも十分に小さい場合に、電界効果トランジスタ2bのオン抵抗21bのみの損失を持つこととなる。
すなわち、電界効果トランジスタ2bと抵抗5bからなる並列回路は、電界効果トランジスタ2aがオフ状態にのみ、損失が増大することになる。
以上により、本実施の形態3によれば、電界効果トランジスタ2aと並列に抵抗5aを接続し、電界効果トランジスタ2bと並列に抵抗5bを接続するように構成したので、抵抗5a,5bにより損失を操作できるため、移相基準および移相遅延状態間の損失差を等しくすることができる効果がある。
また、図6に示すように、上記実施の形態2における図4の移相回路の電界効果トランジスタ2aと並列に抵抗5aを接続し、電界効果トランジスタ2bと並列に抵抗5bを接続するようにしても良く、同様の効果がある。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1a,1b 入出力端子、2a,2b 電界効果トランジスタ、3a,3b インダクタ、4a〜4e キャパシタ、5a,5b 抵抗、21a,21b オン抵抗、22a,22b オフ容量。

Claims (5)

  1. 第1の入出力端子と第2の入出力端子との間に第1のスイッチング素子と第1のインダクタとが直列に接続されて構成され、上記第1のスイッチング素子がオフ状態であるときの等価容量と上記第1のインダクタとが所要中心周波数で直列共振するように回路定数が設定された第1の直列回路と、
    上記第1の入出力端子と上記第2の入出力端子との間に第1のキャパシタと第2のキャパシタとが直列に接続されて構成され、上記第1の直列回路に並列に接続された第2の直列回路と、
    一端が上記第1のキャパシタと上記第2のキャパシタとの間に接続され、他端がグランドに接地された第3のキャパシタと、
    一端が上記第1のキャパシタと上記第2のキャパシタとの間に接続された第2のスイッチング素子と、上記第2のスイッチング素子の他端と一端が接続され、他端がグランドに接地された第2のインダクタにより構成され、上記第2のスイッチング素子がオフ状態であるときの等価容量と上記第2のインダクタとが上記所要中心周波数で直列共振するように回路定数が設定された第3の直列回路とを備え
    上記第1のスイッチング素子がオフ状態および上記第2のスイッチング素子がオン状態である場合、上記第3のキャパシタと上記第2のインダクタとの並列共振周波数によって通過中心周波数が設定される帯域通過フィルタとして動作し、
    上記第1のスイッチング素子がオン状態および上記第2のスイッチング素子がオフ状態である場合には、上記第1のインダクタ、上記第1および上記第2のキャパシタから構成される低域通過フィルタとして動作することを特徴とする移相回路。
  2. 上記第1のスイッチング素子がオン状態、上記第2のスイッチング素子がオフ状態であるときに、
    上記第1のインダクタ、上記第1および上記第2のキャパシタから構成されるフィルタによる通過位相が90度の遅れ移相になるように、上記第1のインダクタ、上記第1および上記第2のキャパシタの回路定数が設定されることを特徴とする請求項1記載の移相回路。
  3. 上記第1のスイッチング素子がオン状態、上記第2のスイッチング素子がオフ状態であるときに、
    上記第1のインダクタ、上記第1および上記第2のキャパシタから構成されるフィルタによる通過位相が45度の遅れ移相になるように、上記第1のインダクタ、上記第1および上記第2のキャパシタの回路定数が設定されることを特徴とする請求項1記載の移相回路。
  4. 上記第1のスイッチング素子および上記第2のスイッチング素子のうちの少なくとも一方と並列に接続された第4のキャパシタを備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の移相回路。
  5. 上記第1のスイッチング素子および上記第2のスイッチング素子のうちの少なくとも一方と並列に接続された抵抗を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の移相回路。
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