JP2007049309A - スイッチ回路 - Google Patents

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    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/10Auxiliary devices for switching or interrupting
    • H01P1/15Auxiliary devices for switching or interrupting by semiconductor devices

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Abstract

【課題】 従来のスイッチ回路は、大きなチップサイズを必要とする。
【解決手段】 スイッチ回路1は、キャパシタ12,14、インダクタ20、およびFET30(スイッチング素子)を有する単位回路を備えている。キャパシタ12,14は、入出力端子92,94間を結ぶ経路P1(第1の経路)中に設けられている。これらのキャパシタ12,14は、互いに直列に接続されている。経路P1には、経路P2(第2の経路)が接続されている。経路P2中には、互いに直列に接続されたインダクタ20およびFET30が設けられている。具体的には、接続点Nにインダクタ20の一端が接続され、インダクタ20の他端にFET30のソース(またはドレイン)が接続されている。FET30のドレイン(またはソース)は接地されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スイッチ回路に関する。
特許文献1,2には、FET(電界効果トランジスタ)がスイッチング素子として用いられた、ミリ波帯(30GHz〜300GHz)用のスイッチ回路が開示されている。これらのスイッチ回路において、FETは、オープンチャネル状態にあるとき、ソース・ドレイン間のオン抵抗に見え、ピンチオフ状態にあるとき、ソース・ドレイン間のオフ容量として扱うことができる。特許文献1に記載のスイッチ回路は、ハイパスフィルタ様の特性を利用したハイパス型スイッチ回路である。一方、特許文献2に記載のスイッチ回路は、インダクタとFETのオフ容量とのLC直列共振を利用したものである。
図15は、特許文献1に記載のスイッチ回路を示す回路図である。このスイッチ回路においては、入出力端子101,102間を結ぶ経路中に、FET103,104が設けられている。FET103,104は、一方のソースと他方のドレインとが接続されることにより、相互に直列に接続されている。また、それらの接続点Aには、一端が接地されたインダクタ105の他端が接続されている。かかる構成のスイッチ回路においては、抵抗器106を通じてFET103,104のゲートに共通の電圧を印加することにより、オン/オフが切り替えられる。
FET103,104がピンチオフ状態のとき、図16に示すように、2つのFET103,104のオフ容量およびインダクタ105によって構成される回路は、T型ハイパスフィルタの等価回路と一致する。したがって、このとき、図15のスイッチ回路は、カットオフ周波数以上で低損失特性を示し、スイッチがオン状態となる。一方、FET103,104がオープンチャネル状態のとき、FET103,104のオン抵抗で形成される回路のインピーダンスによって、整合ロスが生じ、スイッチはオフ状態となる。
図17は、特許文献2に記載のスイッチ回路を示す回路図である。このスイッチ回路においては、入出力端子111,112間を結ぶ経路中に、伝送線路113〜115が互いに直列に接続されて設けられている。伝送線路113,114の接続点とグランドとの間には、2本の経路が設けられている。1本の経路中にはFET116が設けられており、もう一本の経路中にはFET117および伝送線路118が設けられている。同様に、伝送線路114,115の接続点とグランドとの間には、FET119が設けられた経路と、FET120および伝送線路121が設けられた経路とが設けられている。また、FET116,119のゲートは互いに接続されており、その接続点とバイアス端子122との間には、伝送線路123が設けられている。同様に、FET117,120のゲートは互いに接続されており、その接続点とバイアス端子124との間には、伝送線路125が設けられている。
なお、上述の伝送線路113,114,115,118,121,123,125の特性インピーダンスは何れも50Ωである。また、伝送線路123,125の長さは、動作周波数において波長の1/4に等しい。
かかる構成のスイッチ回路においては、シャントのFET116,119およびFET117,120のオープンチャネル状態とピンチオフ状態とを切り替えることにより、オン/オフが切り替えられる。FET116,119がピンチオフ状態、FET117,120がオープンチャネル状態にあるとき、等価回路は図18(a)に示すようになる。同図からわかるように、LC並列共振により、シャント回路はハイインピーダンスとなり、スイッチはオン状態となる。FET116,119の状態とFET117,120の状態とが逆転するとき、等価回路は図18(b)に示すようになる。同図からわかるように、インダクタとして機能する伝送線路118,121と、FET116,119のオフ容量とのLC直列共振により、シャント回路はショートとなり、スイッチはオフ状態となる。
特開平11−74703号公報 特開平9−93001号公報
通常、FETのオン抵抗は数Ω〜十数Ωと小さいため、特許文献1に記載のスイッチ回路において充分なアイソレーション特性を得るためには、図15に示す回路を単位として、それを複数個直列に接続する必要がある。それゆえ、その回路全体としては、十数個程度の能動素子数が必要になる。したがって、100GHz以下の低い周波数で当該スイッチ回路を実現する場合、比較的大きなチップサイズが必要となる。このことは、低コストを妨げる要因になってしまう。
また、特許文献2に記載のスイッチ回路においては、上述のとおり、シャントのFET116,119およびFET117,120は、一方がオープンチャネル状態で、他方がピンチオフ状態となる。このように2系統のFETを用いることは、バイアス線路の配線の複雑化につながる。かかる問題は、SPnT(Single Pole n-Throw)のような分岐型スイッチにした場合に特に顕著となる。バイアス線路の配線が複雑になると、回路領域が増大し、ひいてはチップサイズが増大してしまう。
本発明によるスイッチ回路は、入出力端子間を結ぶ第1の経路中に設けられたキャパシタと、一端が上記第1の経路に接続された第2の経路中に設けられたインダクタと、上記第2の経路中に設けられ、上記インダクタと直列に接続されたスイッチング素子と、を有する単位回路を備えることを特徴とする。なお、スイッチング素子としては、例えば、FETまたはダイオードが挙げられる。
このスイッチ回路において、スイッチング素子は、導通状態にあるときオン抵抗に見える。すると、キャパシタとインダクタとによってハイパスフィルタが構成され、信号線路となる第1の経路のインピーダンスは略50Ωとなる。これにより、スイッチ回路はオンする。一方、スイッチング素子は、非導通状態にあるときオフ容量に見える。すると、そのオフ容量とインダクタとが直列共振し、第2の経路はショート状態になる。そのため、第1および第2の経路の接続点で、信号が全反射することとなり、高いアイソレーションが得られる。これにより、スイッチ回路はオフする。
このように、本発明によるスイッチ回路によれば、直列接続したインダクタとスイッチング素子のオフ容量との共振によって高いアイソレーション特性を得ることができる。したがって、図15のスイッチ回路とは異なり、アイソレーション向上のため、複数の単位回路を直列接続する必要がない。さらに、このスイッチ回路においては、図17のスイッチ回路とは異なり、1系統のスイッチング素子のみでオン/オフを切り替えることが可能である。これにより、バイアス線路の配線が複雑化するのを防ぐことができる。
本発明によれば、小さなチップサイズで実装することの可能なスイッチ回路が実現される。
以下、図面を参照しつつ、本発明によるスイッチ回路の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明によるスイッチ回路の第1実施形態を示す回路図である。スイッチ回路1は、キャパシタ12,14、インダクタ20、およびFET30(スイッチング素子)を有する単位回路を備えており、例えばマイクロ波帯およびミリ波帯のシステムにおいて用いられる。スイッチ回路1は、単位回路を1つだけ備えたSPST(Single Pole Single Throw)スイッチである。
キャパシタ12,14は、入出力端子92,94間を結ぶ経路P1(第1の経路)中に設けられている。これらのキャパシタ12,14は、互いに直列に接続されている。経路P1には、経路P2(第2の経路)が接続されている。これらの経路P1と経路P2との接続点Nは、キャパシタ12とキャパシタ14との間に位置している。
経路P2中には、互いに直列に接続されたインダクタ20およびFET30が設けられている。具体的には、接続点Nにインダクタ20の一端が接続され、インダクタ20の他端にFET30のドレイン(またはソース)が接続されている。FET30のソース(またはドレイン)は接地されている。また、FET30のゲートは、伝送線路32(RF分離回路)を介して制御端子96に接続されている。伝送線路32は、動作周波数の伝搬波長の1/4の長さをもつ1/4波長線路である。なお、RF分離回路としては、伝送線路32の代わりに、抵抗を用いてもよい。制御端子96は、FET30の導通/非導通を切り換えるための制御電圧が入力される端子である。制御電圧のハイ/ローを切り替えることで、スイッチ回路1のオン/オフを切り替えることができる。
次に、スイッチ回路1の動作シミュレーション結果と併せて、スイッチ回路1の動作を説明する。シミュレーションにおいては、FET30の閾値電圧を−1Vとした。また、キャパシタ12,14の容量C=0.2pF、インダクタ20のインダクタンスL=0.22nH、FET30のオフ容量Coff=0.02pF、FET30のオン抵抗Ron=13Ωとした。
制御端子96に0Vを印加したとき、スイッチ回路1はオン状態となり、図2(a)の等価回路で表すことができる。キャパシタ12,14とインダクタ20とがT型ハイパスフィルタを構成し、カットオフ周波数24GHz以上では、入出力端子92,94間のインピーダンスは50Ω付近に近づく。このとき、入出力端子92,94間のRF信号の通過特性は、図3(a)に示す(S21)ように、ハイパスフィルタ様の小信号周波数特性を示す。例えば、76GHzで0.26dBと、非常に低い損失を得ることができた。
一方、制御端子96に−5Vを印加したとき、スイッチ回路1はオフ状態となり、図2(b)の等価回路で表すことができる。インダクタ20とFET30のオフ容量との直列共振により、接続点Nでショートになる。よって、入出力端子92または入出力端子94から入力したRF信号は、接続点Nで全反射を受け、結局、入出力端子92,94間で信号は遮断される。図3(b)に入出力端子92,94間のRF小信号の通過特性を示した。76GHzにて、インダクタ20とFET30のオフ容量との直列共振によって信号が遮断されている様子がわかる。76GHzで37.5dBと、高いアイソレーション特性を得ることができた。
続いて、スイッチ回路1の効果を説明する。スイッチ回路1によれば、直列接続したインダクタ20とFET30のオフ容量との共振によって高いアイソレーション特性を得ることができる。したがって、図15のスイッチ回路とは異なり、100GHz以下の低い周波数であっても、アイソレーション向上のため、複数の単位回路を直列接続する必要がない。実際、図3(b)に示したとおり、1つのFET30を用いただけの非常に小さなチップサイズで、37.5dBという高いアイソレーションを得ることができた。
さらに、スイッチ回路1においては、図17のスイッチ回路とは異なり、1系統のFET30のみでオン/オフを切り替えることが可能である。これにより、SPnT化する場合であっても、バイアス線路の配線が複雑化するのを防ぐことができる。以上より、小さなチップサイズで実装することの可能なスイッチ回路1が実現されている。また、これにより、スイッチ回路1は、低コストで製造することができる。
また、スイッチ回路1は、1系統のFET30で構成されているため、FETの製造ばらつきの影響を受けにくい。そのうえ、スイッチ回路1は1つのFET30で構成されているため、この効果が一層顕著となっている。これに対して、2系統のFETを用いている図17のスイッチ回路は、FETの製造ばらつきの影響を受け易い。このことは、歩留低下につながってしまう。この点、製造ばらつきに強いスイッチ回路1であれば、高い歩留で製造することができる。
このように、本実施形態においては、小型且つ高歩留で製造可能であり、ミリ波帯でも高性能を発揮するスイッチ回路1が実現されている。従来から、高周波(特にミリ波帯)におけるスイッチ回路は多々報告されているが、これを小型に作成するのは非常に困難であった。なぜならば、図15および図17について上述したように回路を構成する素子数が多いためである。共振を用いた従来のスイッチ回路においては、特に能動素子数が多くなり、そのため、能動素子の製造ばらつきによる歩留低下が懸念される。このことは、MMIC(ミリ波モノリシック集積回路)スイッチの低価格化を実現する上で深刻な問題となり得る。したがって、ミリ波スイッチを構成する能動素子数をできるだけ少なくすることは、小型化のみならず、製造ばらつきによる歩留低下を回避するためにも、非常に肝要である。
また、経路P1中には、2つのキャパシタ12,14が設けられており、経路P1と経路P2との接続点Nは、当該2つのキャパシタ12,14の間に位置している。これにより、スイッチ回路1のオン時には、完全なハイパス回路が構成されるため、低い挿入損失特性が得られる。ただし、単位回路が有するキャパシタの数は1つであってもよい。すなわち、キャパシタ12,14のうち何れか一方のみが設けられる構成であってもよい。その場合も、スイッチ回路1は、擬似ハイパスフィルタ回路として動作することができる。
スイッチング素子として、FETの他にダイオードも多用される。本発明によるスイッチ回路は、FETの代わりにダイオードを用いて構成することもできる。一般に、マイクロ波やミリ波帯で動作するスイッチ回路の高性能化には、能動素子の低オン抵抗化と低オフ容量化とが求められる。この点に関し、PINダイオードを用いると、低抵抗化および低容量化を比較的容易に実現することができ、好適である。一方、FETは大半のMMICを構成するヘテロ接合トランジスタプロセスとの整合性に富んでいること、およびFETは消費電流が小さいこと等の特徴を有している。これらスイッチング素子の選択は、通常、システムの要求にしたがって、最適なものが選ばれる。
(第2実施形態)
図4は、本発明によるスイッチ回路の第2実施形態を示す回路図である。スイッチ回路2は、キャパシタ12,14、伝送線路22(インダクタ)、およびFET30を有する単位回路を1つ備えたSPSTスイッチである。経路P1中には、キャパシタ12,14に加えて、伝送線路42,44が設けられている。これらのキャパシタ12、伝送線路42、伝送線路44およびキャパシタ14は、この順に、互いに直列に接続されている。
経路P2中には、互いに直列に接続された伝送線路22およびFET30が設けられている。具体的には、接続点Nに伝送線路22の一端が接続され、伝送線路22の他端にFET30のドレイン(またはソース)が接続されている。FET30のソース(またはドレイン)は接地されている。また、FET30のゲートは、伝送線路32を介して制御端子96に接続されている。伝送線路22は、インダクタとして機能する。すなわち、スイッチ回路2においてインダクタは、分布定数線路によって構成されている。
次に、スイッチ回路2の動作シミュレーション結果と併せて、スイッチ回路2の動作を説明する。シミュレーションにおいては、ヘテロ接合を有するGaAsFET(閾値電圧−1V、ゲート幅100μm)を用いた。GaAs基板の厚みは40μmとした。伝送線路42,44の幅および長さはそれぞれ25μmおよび30μmとした。伝送線路22の幅および長さはそれぞれ15μmおよび235μmとした。キャパシタ12,14は、MIM構造を有し、その幅および長さを共に70μm、単位面積あたりの容量を300pF/mmとした。また、FET30のオフ容量Coff=0.02pF、FET30のオン抵抗Ron=13Ωとした。
制御端子96に0Vを印加したとき、スイッチ回路2はオン状態となり、キャパシタ12,14と伝送線路22とがT型ハイパスフィルタを構成する。カットオフ周波数(約38GHz)以上では、入出力端子92,94間のインピーダンスは50Ω付近に近づく。このとき、入出力端子92,94間のRF信号の通過特性は、図5(a)に示すように、ハイパスフィルタ様の小信号周波数特性を示す。例えば、76GHzで0.84dBと、低損失特性を得ることができた。
一方、制御端子96に−5Vを印加したとき、スイッチ回路2はオフ状態となる。伝送線路22とFET30のオフ容量との直列共振により、接続点Nでショートになる。よって、入出力端子92または入出力端子94から入力したRF信号は、接続点Nで全反射を受け、結局、入出力端子92,94間で信号は遮断される。図5(b)に入出力端子92,94間のRF小信号の通過特性を示した。76GHzにて、伝送線路22とFET30のオフ容量との直列共振によって信号が遮断されている様子がわかる。76GHzで35.9dBと、高いアイソレーション特性を得ることができた。
かかる構成のスイッチ回路2は、スイッチ回路1が奏する効果に加えて、次の効果を奏する。すなわち、スイッチ回路2においては、インダクタが分布定数線路(伝送線路22)によって構成されているため、ミリ波帯での動作に特に適している。
(第3実施形態)
図6は、本発明によるスイッチ回路の第3実施形態を示す回路図である。スイッチ回路3は、キャパシタ16、インダクタ20a,20b、およびFET30a,30bを有する単位回路を1つ備えたSPSTスイッチである。
本実施形態において単位回路には、2つの経路P2a,P2bが設けられている。これら2つの経路P2a,P2bは、キャパシタ16の両端でそれぞれ経路P1に接続されている。経路P2aには、互いに直列に接続されたインダクタ20aおよびFET30aが設けられている。具体的には、FET30aのドレイン(またはソース)がインダクタ20aの一端に接続されるとともに、ソース(またはドレイン)が接地されている。同様に、経路P2bには、互いに直列に接続されたインダクタ20bおよびFET30bが設けられている。具体的には、FET30bのドレイン(またはソース)がインダクタ20bの一端に接続されるとともに、ソース(またはドレイン)が接地されている。FET30a,30bのゲートには、伝送線路32を介して制御端子96が共通に接続されている。
次に、スイッチ回路3の動作シミュレーション結果と併せて、スイッチ回路3の動作を説明する。シミュレーションにおいては、FET30の閾値電圧を−1Vとした。また、キャパシタ16の容量C=0.05pF、インダクタ20a,20bのインダクタンスL=0.22nH、FET30a,30bのオフ容量Coff=0.02pF、FET30のオン抵抗Ron=13Ωとした。
制御端子96に0Vを印加したとき、スイッチ回路3はオン状態となり、キャパシタ16とインダクタ20a,20bとがπ型ハイパスフィルタを構成する。カットオフ周波数(約48GHz)以上では、入出力端子92,94間のインピーダンスは50Ω付近に近づく。このとき、入出力端子92,94間のRF信号の通過特性は、図7(a)に示すように、ハイパスフィルタ様の小信号周波数特性を示す。例えば、76GHzで0.52dBと、低損失特性を得ることができた。
一方、制御端子96に−5Vを印加したとき、スイッチ回路3はオフ状態となる。インダクタ20a,20bとFET30a,30bのオフ容量との直列共振により、入出力端子92,94間でショートになる。よって、入出力端子92または入出力端子94から入力したRF信号は、接続点Nで全反射を受け、結局、入出力端子92,94間で信号は遮断される。図7(b)に入出力端子92,94間のRF小信号の通過特性を示した。76GHzにて、信号が遮断されている様子がよくわかる。76GHzで78.6dBと、高いアイソレーション特性を得ることができた。
かかる構成のスイッチ回路3は、スイッチ回路1が奏する効果に加えて、次の効果を奏する。すなわち、スイッチ回路3においては、単位回路に、キャパシタの両側それぞれで経路P1に接続された2つの経路P2a,P2bが設けられている。これにより、図7(b)からもわかるように、スイッチ回路1,2に比べても、より高いアイソレーション特性を得ることができる。
(第4実施形態)
図8は、本発明によるスイッチ回路の第4実施形態を示す回路図である。スイッチ回路4は、キャパシタ16、伝送線路22a,22b(インダクタ)、およびFET30a,30bを有する単位回路を1つ備えたSPSTスイッチである。経路P1中には、キャパシタ16に加えて、伝送線路42a,42b,44a,44bが設けられている。これらの伝送線路42a,44a、キャパシタ16ならびに伝送線路42b,44bは、この順に、互いに直列に接続されている。
経路P2aには、互いに直列に接続された伝送線路22aおよびFET30aが設けられている。同様に、経路P2bには、互いに直列に接続された伝送線路22bおよびFET30bが設けられている。FET30a,30bのゲートには、伝送線路32を介して制御端子96が共通に接続されている。伝送線路22a,22bは、インダクタとして機能する。すなわち、スイッチ回路4においてインダクタは、分布定数線路によって構成されている。
次に、スイッチ回路4の動作シミュレーション結果と併せて、スイッチ回路4の動作を説明する。シミュレーションにおいては、ヘテロ接合を有するGaAsFET(閾値電圧−1V、ゲート幅100μm)を用いた。GaAs基板の厚みは40μmとした。伝送線路42a,42b,44a,44bの幅および長さはそれぞれ25μmおよび30μmとした。伝送線路22の幅および長さはそれぞれ15μmおよび235μmとした。キャパシタ16は、MIM構造を有し、その幅および長さをそれぞれ20μmおよび10μm、単位面積あたりの容量を300pF/mmとした。また、FET30a,30bのオフ容量Coff=0.02pF、FET30a,30bのオン抵抗Ron=13Ωとした。
制御端子96に0Vを印加したとき、スイッチ回路4はオン状態となり、キャパシタ16と伝送線路22a,22bとがπ型ハイパスフィルタを構成する。カットオフ周波数(約60GHz)以上では、入出力端子92,94間のインピーダンスは50Ω付近に近づく。このとき、入出力端子92,94間のRF信号の通過特性は、図9(a)に示すように、ハイパスフィルタ様の小信号周波数特性を示す。例えば、76GHzで1.86dBと、低損失特性を得ることができた。
一方、制御端子96に−5Vを印加したとき、スイッチ回路4はオフ状態となる。伝送線路22a,22bとFET30a,30bのオフ容量との直列共振により、入出力端子92,94間でショートになる。よって、入出力端子92または入出力端子94から入力したRF信号は、接続点Nで全反射を受け、結局、入出力端子92,94間で信号は遮断される。図9(b)に入出力端子92,94間のRF小信号の通過特性を示した。76GHzにて、伝送線路22とFET30のオフ容量との直列共振によって信号が遮断されている様子がわかる。76GHzで73.9dBと、高いアイソレーション特性を得ることができた。
かかる構成のスイッチ回路4は、スイッチ回路3が奏する効果に加えて、次の効果を奏する。すなわち、スイッチ回路4においては、インダクタが分布定数線路(伝送線路22a,22b)によって構成されているため、ミリ波帯での動作に特に適している。
(第5実施形態)
図10は、本発明によるスイッチ回路の第5実施形態を示す回路図である。スイッチ回路5は、複数の単位回路U1,U2を備えるSPDT(Single Pole Double Throw)スイッチである。これらの単位回路U1,U2は、入出力端子92を共有している。各単位回路U1,U2の経路P1a,P1bには、それぞれ伝送線路50a,50bが設けられている。伝送線路50a,50bは、動作周波数の伝搬波長の1/4の長さをもつ1/4波長線路であり、一端が入出力端子92に接続されている。各単位回路U1,U2のその他の構成は、図1で説明したものと同様である。
次に、スイッチ回路5の動作を説明する。スイッチ回路5においては、制御端子96a,96bに印加する電圧のハイ/ローを相補的に切り替えることで、信号の透過するチャネルを切り替えることができる。例えば、制御端子96aに0V、制御端子96bに−5Vを印加したとき、入出力端子92,94a間がオン・ブランチ、入出力端子92,94b間がオフ・ブランチとなる。このときの等価回路図を図11に示す。オフ・ブランチは、伝送線路50bとキャパシタ12bを介して、接地している。オフ・ブランチのインダクタ20bとFET30bとは直列共振しており、キャパシタ12bはインダクタ20bとの接続点でショートになるためである。キャパシタ12bの容量を動作周波数でショートとなる値に選べば、入出力端子92と伝送線路50aとの接続点では、伝送線路50bを介して、オフ・ブランチはオープンに見える。
一方、オン・ブランチでは、スイッチ回路1について説明したように、T型ハイパスフィルタが構成される。そして、これに伝送線路50aが接続された回路となっているため、オフ・ブランチでRF信号を損失することなく、信号を低損失にて透過する。スイッチ回路5においては、制御端子96a,96bに印加する電圧を切り替えることによって、オン/オフのブランチを切り替えることができる。切替後の動作は、上記説明で入出力端子92,94a間をオフ・ブランチ、入出力端子92,94b間をオン・ブランチと読み替えたとおりである。
かかる構成のスイッチ回路5によれば、スイッチ回路1と同様の効果を奏するSPDTが実現される。なお、本実施形態では、第1実施形態で説明したT型回路を単位回路に用いたが、第2実施形態で説明したT型回路を用いてもよく、第3乃至第4実施形態で説明したπ型回路を用いてもよい。また、本実施形態と同様な方法により、本発明はSPnTスイッチあるいは、mPnT(m-Pole n-Throw)スイッチにも容易に拡張することができる。
(第6実施形態)
図19は、本発明によるスイッチ回路の第6実施形態を示す回路図である。スイッチ回路6は、図10のスイッチ回路5と同様に、複数の単位回路を備えるSPDTスイッチである。スイッチ回路6においては、各ブランチに複数の単位回路が設けられている点で、スイッチ回路5と相違する。具体的には、経路P1a側のブランチには、図1に示した構成の単位回路が2つ設けられており、これらは互いに直列に接続されている。経路P1b側のブランチについても同様である。すなわち、スイッチ回路6は、互いに直列に接続された複数の単位回路によって構成される単位回路群を複数備え、当該複数の単位回路群は、入出力端子92を共有している。また、各単位回路群の経路P1a,P1b中には、一端が入出力端子92に接続された伝送線路50a,50bがそれぞれ設けられている。なお、スイッチ回路6のその他の構成は、スイッチ回路5と同様である。
各ブランチにおいて、互いに直列に接続された2つの単位回路は、それらの間に位置するキャパシタを共有している。すなわち、経路P1a,P1b側のブランチでは、それぞれキャパシタ14a,14bが共有されている。それゆえ、経路P1a側のブランチでは、キャパシタ12a,14a、インダクタ20a、FET30aおよび伝送線路32aが1つの単位回路を構成し、キャパシタ14a,15a、インダクタ20c、FET30cおよび伝送線路32aがもう1つの単位回路を構成している。同様に、経路P1b側のブランチでは、キャパシタ12b,14b、インダクタ20b、FET30bおよび伝送線路32bが1つの単位回路を構成し、キャパシタ14b,15b、インダクタ20d、FET30dおよび伝送線路32bがもう1つの単位回路を構成している。
スイッチ回路6において、容量値等のパラメータはスイッチ回路1について説明したものと同様であり、動作もスイッチ回路5と同様である。
かかる構成のスイッチ回路6によれば、スイッチ回路1と同様の効果を奏するSPDTが実現される。なお、本実施形態では、第1実施形態で説明したT型回路を単位回路に用いたが、第2実施形態で説明したT型回路を用いてもよく、第3乃至第4実施形態で説明したπ型回路を用いてもよい。π型回路を用いる場合、隣り合った単位回路のうち一方のインダクタを省略しても、省略しない場合と同様の効果が得られる。また、本実施形態においては、各ブランチに2つの単位回路を設ける例を示したが、3つ以上の単位回路を設けてもよい。本実施形態と同様な方法により、本発明はSPnTスイッチあるいは、mPnTスイッチにも容易に拡張することができる。
本発明によるスイッチ回路は、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、上記各実施形態においてはFETの代わりにダイオードを用いてもよい。例として、図1においてFET30の代わりにダイオード60を用いた場合を図12に示す。同図においては、ダイオード60のアノードが接地され、カソードがインダクタ20に接続されている。また、ダイオード60のカソードは、伝送線路32を介して制御端子96に接続されている。なお、同図において、ダイオード60の向きは反対でもよい。すなわち、ダイオード60のカソードが接地され、アノードがインダクタ20に接続された構成であってもよい。
また、上記各実施形態においては、キャパシタとして配線間容量を用いてもよい。また、上記各実施形態においては、経路P2,P2a,P2b中のインダクタ(またはインダクタとして機能する伝送線路)とFETとの配置は互いに入れ替わってもよい。例として、図1においてインダクタ20とFET30との配置を入れ替えた場合を図13に示す。同図においては、接続点NにFET30のドレイン(またはソース)が接続され、FET30のソース(またはドレイン)にインダクタ20の一端が接続されている。インダクタ20の他端は接地されている。
また、上記各実施形態においては、互いに直列に接続された複数の単位回路が設けられていてもよい。例として、図1において単位回路を2つ直列接続した場合を図14に示す。これにより、スイッチ回路のアイソレーション特性を一層向上させることができる。
本発明によるスイッチ回路の第1実施形態を示す回路図である。 (a)は、図1のスイッチ回路のオン状態における等価回路を示す回路図である。(b)は、図1のスイッチ回路のオフ状態における等価回路を示す回路図である。 (a)および(b)は、図1のスイッチ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 本発明によるスイッチ回路の第2実施形態を示す回路図である。 (a)および(b)は、図4のスイッチ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 本発明によるスイッチ回路の第3実施形態を示す回路図である。 (a)および(b)は、図6のスイッチ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 本発明によるスイッチ回路の第4実施形態を示す回路図である。 (a)および(b)は、図8のスイッチ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 本発明によるスイッチ回路の第5実施形態を示す回路図である。 図10のスイッチ回路の等価回路を示す回路図である。 実施形態の変形例に係るスイッチ回路を示す回路図である。 実施形態の変形例に係るスイッチ回路を示す回路図である。 実施形態の変形例に係るスイッチ回路を示す回路図である。 特許文献1に記載のスイッチ回路を示す回路図である。 図15のスイッチ回路のオン状態における等価回路を示す回路図である。 特許文献2に記載のスイッチ回路を示す回路図である (a)は、図17のスイッチ回路のオン状態における等価回路を示す回路図である。(b)は、図17のスイッチ回路のオフ状態における等価回路を示す回路図である。 本発明によるスイッチ回路の第6実施形態を示す回路図である。
符号の説明
1 スイッチ回路
2 スイッチ回路
3 スイッチ回路
4 スイッチ回路
5 スイッチ回路
12,14 キャパシタ
16 キャパシタ
20 インダクタ
20a,20b インダクタ
22a,22b 伝送線路
22 伝送線路
22a,22b 伝送線路
30 FET
30a,30b FET
32 伝送線路
42,44 伝送線路
42a,42b,44a,44b 伝送線路
50a,50b 伝送線路
60 ダイオード
92,94 入出力端子
96 制御端子
96a,96b 制御端子

Claims (9)

  1. 入出力端子間を結ぶ第1の経路中に設けられたキャパシタと、
    一端が前記第1の経路に接続されるとともに他端が接地された第2の経路中に設けられたインダクタと、
    前記第2の経路中に設けられ、前記インダクタと直列に接続されたスイッチング素子と、
    を有する単位回路を備えることを特徴とするスイッチ回路。
  2. 請求項1に記載のスイッチ回路において、
    前記単位回路の前記第1の経路中には、互いに直列に接続された2つの前記キャパシタが設けられており、
    前記第1の経路と前記第2の経路との接続点は、当該2つの前記キャパシタの間に位置するスイッチ回路。
  3. 請求項1に記載のスイッチ回路において、
    前記単位回路には、前記キャパシタの両側それぞれで前記第1の経路に接続された2つの前記第2の経路が設けられているスイッチ回路。
  4. 請求項1乃至3いずれかに記載のスイッチ回路において、
    複数の前記単位回路を備え、
    当該複数の前記単位回路は、互いに直列に接続されているスイッチ回路。
  5. 請求項4に記載のスイッチ回路において、
    互いに直列に接続された前記複数の単位回路によって構成される単位回路群を複数備え、
    当該複数の前記単位回路群は、前記入出力端子の一方を共有し、
    前記各単位回路群の前記第1の経路中には、一端が前記入出力端子の前記一方に接続された1/4波長線路が設けられているスイッチ回路。
  6. 請求項1乃至3いずれかに記載のスイッチ回路において、
    複数の前記単位回路を備え、
    当該複数の前記単位回路は、前記入出力端子の一方を共有し、
    前記各単位回路の前記第1の経路中には、一端が前記入出力端子の前記一方に接続された1/4波長線路が設けられているスイッチ回路。
  7. 請求項1乃至6いずれかに記載のスイッチ回路において、
    前記インダクタは、分布定数線路によって構成されているスイッチ回路。
  8. 請求項1乃至7いずれかに記載のスイッチ回路において、
    前記スイッチング素子は、電界効果トランジスタであり、
    前記電界効果トランジスタのゲートは、RF分離回路を介して、当該電界効果トランジスタの導通と非導通とを切り換えるための制御電圧が入力される制御端子に接続されているスイッチ回路。
  9. 請求項1乃至7いずれかに記載のスイッチ回路において、
    前記スイッチング素子は、ダイオードであり、
    前記ダイオードのアノードおよびカソードのうち一方は接地され、他方は、RF分離回路を介して、当該ダイオードの導通と非導通とを切り換えるための制御電圧が入力される制御端子に接続されているスイッチ回路。
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