JP2003198344A - 高周波スイッチ回路 - Google Patents

高周波スイッチ回路

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JP2003198344A
JP2003198344A JP2001399093A JP2001399093A JP2003198344A JP 2003198344 A JP2003198344 A JP 2003198344A JP 2001399093 A JP2001399093 A JP 2001399093A JP 2001399093 A JP2001399093 A JP 2001399093A JP 2003198344 A JP2003198344 A JP 2003198344A
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high frequency
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fet
switching
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Koichi Muroi
浩一 室井
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の高周波スイッチ回路では、出力端子に
接続される外部回路に対してインピーダンス不整合を生
じ、高周波信号の反射が大きくなるという問題があっ
た。 【解決手段】 入力端子1と第1出力端子2間の前記高
周波信号の通過と減衰の切り替えを行なう高周波フィル
タ20と、前記高周波信号に対して、第1出力端子2に
接続される外部回路とインピーダンス整合となる整合回
路16と、前記高周波信号に対して2端子間の通過と減
衰の切り替えを行なう切替回路18、19とを含んで成
り、第1の切替回路18の一端は入力端子1に接続さ
れ、他端は第2出力端子3に接続され、第2の切替回路
19の一端は第1出力端子2に接続され、他端は整合回
路16を介して接地15に接続されている高周波スイッ
チ回路を用い上記課題を解決できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高周波スイッチ回路
に関するものである。詳しくは、所定の高周波信号に対
して、入力端子から第1出力端子又は第2出力端子への
出力を切り替える高周波スイッチ回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電界効果型トランジスタ(以下、FET
という)を用いた高周波スイッチ回路は、マイクロ波帯
やミリ波帯におけるフェーズドアレイアンテナや各種伝
送回路において広く用いられている。例えば、IEIC
E Tarans.ELECTRON、vol.E75
−C、No.2(1992)に、図13に示す従来の高
周波スイッチ回路が掲載されている。
【0003】図13に示す高周波スイッチ回路は入力端
子1から第1出力端子2又は第2出力端子3のいずれか
一方に選択的に所定の高周波信号が伝送されるように出
力端子を切り替える回路である。
【0004】第1のFET4のドレイン電極とソース電
極間には並列に線路5が接続されている。同様に、第2
のFET6のドレイン電極とソース電極間には並列に線
路7が接続されている。FET4及びFET6のゲート
電極は抵抗8を介してゲート端子9に接続されている。
FET4のドレイン電極とFET6のドレイン電極は高
周波信号の波長に対して(2m−1)/4波長の線路長
を有する高周波線路10によって接続されている。ここ
で、mは1以上の整数である。さらに、FET4のドレ
イン電極及びソース電極はそれぞれ入力端子1及び第2
出力端子3に接続されている。FET6のドレイン電極
及びソース電極はそれぞれ第1出力端子2及び接地(ア
ース)に接続されている。
【0005】FET4及びFET6のドレイン電極及び
ソース電極に対してゲート電極に負電圧を印加するとオ
フ状態となる。線路5及び線路7をドレイン電極とソー
ス電極間と並列共振回路を形成するように選定すると、
ドレイン電極とソース電極間は容量性の高インピーダン
スとなる。逆に、ドレイン電極及びソース電極に対して
ゲート電極に同電位の電圧を印加するとオン状態とな
り、ドレイン電極とソース電極間は抵抗性の低インピー
ダンスとなる。この特性により、FETを高周波信号に
対するスイッチ素子として利用することができる。オフ
状態の容量値とオン状態の抵抗値はFETの接合部の構
造や印加電圧等に依存しており、使用周波数に応じて予
め所望の値を選定することができる。
【0006】図13において、FET4及びFET6の
ゲート端子9にドレイン電極及びソース電極と同電位の
電圧を印加すると、FET4及びFET6のドレイン電
極とソース電極間は抵抗性の低インピーダンス(オン状
態)となる。
【0007】この状態で、入力端子1から高周波信号を
入力すると、高周波信号は低インピーダンスのFET4
のドレイン電極とソース電極間を通過し、第2出力端子
3から出力される。
【0008】一方、FET6のドレイン電極とソース電
極間も低インピーダンスとなり、入力端子1は高周波信
号の(2m−1)/4波長の線路長の高周波線路10を
介してFET6によって接地されて成るショートスタブ
回路に形成する。このとき、高周波線路10及びFET
6からなるショートスタブは高周波信号に対して高イン
ピーダンスを示す。そのため、入力端子1からみた第1
出力端子2は高インピーダンスとなり、第1出力端子2
への高周波信号の伝送は遮断される。
【0009】次に、FET4とFET6のゲート端子9
にドレイン電極及びソース電極に対して負電位の電圧を
印加すると、FET4及びFET6のドレイン電極とソ
ース電極間は容量性の高インピーダンス(オフ状態)と
なる。
【0010】この状態で、入力端子1から高周波信号を
入力すると、高周波信号は高周波線路10を通過して第
1出力端子2より出力される。一方、FET4のドレイ
ン電極とソース電極間を介して入力端子1と接続された
第2出力端子3への高周波信号の伝送は遮断される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のような、従来の
高周波スイッチ回路では、FET6をオン状態とした場
合に、第1出力端子2はFET6のドレイン電極とソー
ス電極間が低インピーダンスとなるためにほぼ接地され
た状態となり、第1出力端子に接続される外部回路(図
示せず)に対してインピーダンス不整合を生じ、高周波
信号の反射が大きくなるという問題があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る高周波
スイッチ回路は、伝送対象の高周波信号に対して、入力
端子から第1出力端子又は第2出力端子への出力を切り
替える高周波スイッチ回路であって、入力端子と第1出
力端子間の前記高周波信号の通過と減衰の切り替えを行
なう高周波フィルタと、前記高周波信号に対して、第1
出力端に接続される外部回路とインピーダンス整合とな
る整合回路と、前記高周波信号に対して2つの切替端子
間の通過と減衰の切り替えを行なう第1及び第2の切替
回路とを含んで成り、第1の切替回路の切替端子の一端
は入力端子に接続され、他端は第2出力端子に接続さ
れ、第2の切替回路の切替端子の一端は第1出力端子に
接続され、他端は整合回路を介して接地されているもの
である。
【0013】第2の発明に係る高周波スイッチ回路は、
第1の発明において、前記高周波フィルタは、1以上の
整数であるmに対して、前記高周波信号の(2m−1)
/4波長の線路長を有する高周波線路を接続点で直列に
接続して成り、一端が入力端子に接続され、他端が第1
出力端子に接続された主線路と、前記高周波信号に対し
て2つの切替端子間の通過と減衰の切り替えを行なう第
3の切替回路とを有し、第3の切替回路の切替端子の一
端は前記接続点に接続され、他端は接地された回路を含
んで成るものである。
【0014】第3の発明に係る高周波スイッチ回路は、
第1の発明において、前記高周波フィルタは、高周波線
路とインダクタとを直列に接続した2つのインダクタ付
高周波線路及び電界効果型トランジスタを有し、インダ
クタ付高周波線路は、互いにインダクタ接続端を接続点
で接続され、開放端の一端は入力端子に接続され、他端
は第1出力端子に接続された主線路を構成し、その主線
路の接続点は該電界効果型トランジスタのドレイン電極
及びソース電極間を介して接地された回路を含んで成る
ものである。
【0015】第4の発明に係る高周波スイッチ回路は、
第1の発明において、前記高周波フィルタは、ドレイン
電極及びソース電極間をインダクタを介して接続した電
界効果型トランジスタを有し、その電界効果型トランジ
スタのドレイン電極及びソース電極は入力端子又は第1
出力端子のいずれか1つ毎に接続された回路を含んで成
るものである。
【0016】第5の発明に係る高周波スイッチ回路は、
第1の発明において、前記高周波フィルタは、1以上の
整数であるmに対して、前記高周波信号の(2m−1)
/4波長の線路長を有する第1及び第2の高周波線路
と、インダクタと、第1及び第2の電界効果型トランジ
スタとを有し、第1の高周波線路はインダクタと第1の
接続点で接続され、第2の高周波線路とインダクタの他
端は第2の接続点で接続されてインダクタ付高周波線路
を構成し、そのインダクタ付高周波線路の開放端の一端
は入力端子に接続され、他端は第1出力端子に接続さ
れ、第1の接続点は第1の電界効果型トランジスタのド
レイン電極及びソース電極間を介して接地され、第2の
接続点は第2の電界効果型トランジスタのドレイン電極
及びソース電極間を介して接地された回路を含んで成る
ことを特徴とする請求項1に記載の高周波スイッチ回
路。
【0017】第6の発明に係る高周波スイッチ回路は、
第1から第5のいずれかの発明において、前記切替回路
は、ドレイン電極及びソース電極間をインダクタを介し
て接続した電界効果型トランジスタを有し、その電界効
果型トランジスタのドレイン電極又はソース電極は前記
切替回路の2端子のいずれか1つ毎に接続された回路を
含んで成るものである。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1に本発明の実
施の形態1における高周波スイッチ回路の構成図を示
す。本実施の形態の高周波スイッチ回路は、入力端子1
から第1出力端子2又は第2出力端子3のいずれか一方
に選択的に所定の高周波信号が伝送されるように出力端
子を切り替える回路である。
【0019】第1のFET4のドレイン電極とソース電
極間には並列に線路5が接続されている。同様に、第2
のFET6のドレイン電極とソース電極間には並列に線
路7が接続されている。第3のFET11のドレイン電
極とソース電極間には並列に線路12が接続されてい
る。線路5、7及び12はいずれも高周波信号に対して
インダクタンス成分を有する線路とする。FET4、F
ET6及びFET11のゲート電極は抵抗8を介してゲ
ート端子9に接続されている。FET4のドレイン電極
とFET6のドレイン電極は高周波スイッチ回路で伝送
される高周波信号の波長に対して(2m−1)/4波長
の線路長を有する高周波線路10によって接続されてい
る。また、FET6のドレイン電極とFET11のドレ
イン電極も高周波信号の波長に対して(2m−1)/4
波長の線路長を有する高周波線路13によって接続され
ている。ここで、mは1以上の整数である。また、線路
長は(2m−1)/4波長に近い線路長であれば本実施
の形態の効果を得ることができる。
【0020】さらに、FET4のドレイン電極及びソー
ス電極はそれぞれ入力端子1及び第2出力端子3に接続
されている。FET6のドレイン電極及びソース電極は
それぞれ高周波線路10と高周波線路13の接続点14
及び接地(アース)15に接続されている。FET11
のドレイン電極は第1出力端子2に接続されている。F
ET11のソース電極は第1出力電極2の外部に接続さ
れる外部回路(図示せず)とインピーダンス整合する整
合回路16を介して接地15に接続されている。図1で
は、整合回路16は抵抗要素として示してあるがこれに
限られるものではない。また、FET4、FET6及び
FET11のドレイン電極とソース電極をそれぞれ入れ
替えた回路としても本実施の形態と同様の効果を得るこ
とができる。ゲート端子9はバイパスコンデンサ17を
介して接地15に接続されている。
【0021】FET4と線路5は第1の切替回路18を
構成し、FET11と線路12は第2の切替回路19を
構成する。FET6、線路7及び高周波線路10、13
は高周波フィルタ20を構成している。
【0022】以下に本実施の形態の高周波スイッチ回路
の動作を詳細に説明する。
【0023】FET4、FET6及びFET11のドレ
イン電極及びソース電極に対してゲート端子9に負電圧
を印加すると各FETはオフ状態となる。このとき、ド
レイン電極とソース電極間は容量性のインピーダンスと
なる。逆に、ドレイン電極及びソース電極に対してゲー
ト電極に同電位の電圧を印加するとオン状態となり、ド
レイン電極とソース電極間は抵抗性のインピーダンスと
なる。この特性により、FETを高周波信号に対するス
イッチ素子として利用することができる。オフ状態の容
量値とオン状態の抵抗値はFETの接合部の構造や印加
電圧等に依存しており、使用周波数に応じて予め所望の
値を選定することができる。
【0024】本実施の形態の高周波スイッチ回路におい
て、FET4、FET6及びFET11のゲート端子9
にドレイン電極及びソース電極に対して負電位の電圧を
印加すると、各FETのドレイン電極とソース電極間は
容量性のインピーダンス(オフ状態)となる。このと
き、高周波スイッチ回路は通過状態となる。図2に、通
過状態の高周波スイッチ回路の等価回路を示す。
【0025】高周波スイッチ回路を伝送する高周波信号
に対して、各FETのドレイン電極とソース電極間に並
列に接続された線路5、7、12をFETの容量性イン
ピーダンスと並列共振するものに選定すると、FETと
高周波線路の各組全体は高インピーダンスを示す。この
状態では高周波スイッチ回路は通過状態となり、入力端
子1から高周波信号を入力すると、高周波信号は高周波
線路10、13を通過して第1出力端子2より出力され
る。一方、入力端子1と高インピーダンスを示すFET
4及び線路5を介して接続された第2出力端子3への高
周波信号の伝送は遮断される。
【0026】一方、FET4、FET6及びFET11
のゲート端子9にドレイン電極及びソース電極と同電位
の電圧を印加すると、FET4、FET6及びFET1
1のドレイン電極とソース電極間は抵抗性の低インピー
ダンス(オン状態)となる。FETがオン状態では、高
周波スイッチ回路は減衰状態となる。図3に、減衰状態
の高周波スイッチ回路の等価回路を示す。
【0027】減衰状態で、入力端子1から高周波信号を
入力すると、高周波信号は低インピーダンスのFET4
のドレイン電極とソース電極間を通過し、第2出力端子
3から出力される。
【0028】FET6のドレイン電極とソース電極間も
低インピーダンスとなり、入力端子1は高周波信号の
(2m−1)/4波長の線路長の高周波線路10を介し
てFET6によって接地され、第1出力端子2も高周波
信号の(2m−1)/4波長の線路長の高周波線路13
を介してFET6によって接地されたショートスタブ回
路を形成する。このとき、高周波線路10及びFET6
並びに高周波線路13及びFET6からなるショートス
タブは高周波信号に対して高インピーダンスを示す。そ
のため、入力端子1及び第1出力端子2からみた接続点
14は高インピーダンスとなり、入力端子1と第1出力
端子2間の高周波信号の伝送は減衰、さらには遮断され
る。
【0029】さらに、FET11のドレイン電極とソー
ス電極間も低インピーダンスとなり、第1出力端子2は
FET11と整合回路16を介して接地される。従っ
て、第1出力端子2に接続された外部回路からみた高周
波スイッチ回路のインピーダンスは、整合回路16で終
端されたものとなる。
【0030】以上に説明したように、本実施の形態の高
周波スイッチ回路を用いることにより、高周波信号の通
過状態では入力端子1と第1出力端子2は高い伝送特性
を有し、減衰状態では入力端子1と第1出力端子2は減
衰又は遮断され、入力端子1と第2出力端子3は高い伝
送特性を示すスイッチ回路を構成できる。さらに、遮断
状態では、第1出力端子2に接続される外部回路に対し
て整合回路16で終端され、インピーダンス整合がで
き、高周波信号に対して低反射な回路を実現できる。
【0031】実施の形態2.図4に本発明の実施の形態
2における高周波スイッチ回路の構成図を示す。本実施
の形態の高周波スイッチ回路も、入力端子1から第1出
力端子2又は第2出力端子3のいずれか一方に選択的に
所定の高周波信号が伝送されるように出力端子を切り替
える回路である。
【0032】第1のFET4のドレイン電極とソース電
極間には並列に線路5が接続されている。第3のFET
11のドレイン電極とソース電極間には並列に線路12
が接続されている。線路5及び線路12はいずれも高周
波信号に対してインダクタンス成分を有する線路とす
る。FET4、FET6及びFET11のゲート電極は
抵抗8を介してゲート端子9に接続されている。
【0033】入力端子1と第1出力端子2は所定の線路
長の高周波線路21、22及びインダクタ23、24に
よって接続されている。入力端子1から第1出力端子2
に向けて順に、高周波線路21、インダクタ23、イン
ダクタ24及び高周波線路22が直列に接続される。イ
ンダクタ23とインダクタ24の接続点14には、FE
T6のドレイン電極が接続され、ソース電極は接地15
に接続される。
【0034】さらに、FET4のドレイン電極及びソー
ス電極はそれぞれ入力端子1及び第2出力端子3に接続
されている。FET11のドレイン電極は第1出力端子
2に接続されている。FET11のソース電極は第1出
力電極2の外部に接続される外部回路(図示せず)とイ
ンピーダンス整合する整合回路16を介して接地15に
接続されている。図4では、整合回路16は抵抗要素と
して示してあるがこれに限られるものではない。また、
FET4、FET6及びFET11のドレイン電極とソ
ース電極をそれぞれ入れ替えた回路としても本実施の形
態と同様の効果を得ることができる。ゲート端子9はバ
イパスコンデンサ17を介して接地15に接続されてい
る。
【0035】FET4と線路5は第1の切替回路18を
構成し、FET11と線路12は第2の切替回路19を
構成する。FET6、高周波線路21、22及びインダ
クタ23、24は高周波フィルタ20を構成している。
【0036】以下に本実施の形態の高周波スイッチ回路
の動作を詳細に説明する。
【0037】FET4、FET6及びFET11のゲー
ト端子9にドレイン電極及びソース電極に対して負電位
の電圧を印加すると、各FETのドレイン電極とソース
電極間は容量性のインピーダンス(オフ状態)となる。
このとき、高周波スイッチ回路は通過状態となる。図5
に、通過状態の高周波スイッチ回路の等価回路を示す。
【0038】高周波スイッチ回路を伝送する高周波信号
に対して、FET4及びFET11のドレイン電極とソ
ース電極間に並列に接続された線路5、12をFETの
容量性インピーダンスと並列共振するものに選定する
と、各FETと各高周波線路の各組は高インピーダンス
を示し、減衰又は遮断される。また、FET6は容量性
のインピーダンスを示し、高周波線路21、22及びイ
ンダクタ23、24とからなるT字回路を形成する。こ
のとき、このT字回路が高周波信号の周波数を通過帯域
をもつT字フィルタとなるように、高周波線路21、2
2、インダクタ23、24を選定する。この状態で、入
力端子1から高周波信号を入力すると、高周波信号はT
字フィルタを通過して第1出力端子2より出力される。
一方、入力端子1と高インピーダンスのFET4及び高
周波線路5を介して接続された第2出力端子3への高周
波信号の伝送は遮断される。
【0039】一方、FET4、FET6及びFET11
のゲート端子9にドレイン電極及びソース電極と同電位
の電圧を印加すると、FET4、FET6及びFET1
1のドレイン電極とソース電極間は抵抗性の低インピー
ダンス(オン状態)となる。このとき、高周波スイッチ
回路は減衰状態となる。図6に、減衰状態の高周波スイ
ッチ回路の等価回路を示す。
【0040】オン状態で、入力端子1から高周波信号を
入力すると、高周波信号は低インピーダンスのFET4
のドレイン電極とソース電極間を通過し、第2出力端子
3から出力される。
【0041】FET6のドレイン電極とソース電極間も
抵抗性の低インピーダンスを示す。このとき、入力端子
1からみた接続点14が高インピーダンスとなるように
高周波線路21を選定しておく。同様に、第1出力端子
2からみた接続点14も高インピーダンスとなるように
高周波線路22を選定しておく。したがって、入力端子
1及び第1出力端子2からみた接続点14は高インピー
ダンスとなり、入力端子1と第1出力端子2間の高周波
信号の伝送は減衰、さらには遮断される。
【0042】さらに、FET11のドレイン電極とソー
ス電極間も低インピーダンスとなり、第1出力端子2は
FET11と整合回路16を介して接地される。従っ
て、第1出力端子2に接続された外部回路からみた高周
波スイッチ回路のインピーダンスは、整合回路16で終
端されたものとなる。
【0043】以上に説明したように、本実施の形態の高
周波スイッチ回路を用いることにより、高周波信号の通
過状態では入力端子1と第1出力端子2は高い伝送特性
を有し、遮断状態では入力端子1と第1出力端子2は遮
断され、入力端子1と第2出力端子は高い伝送特性を示
すスイッチ回路を構成できる。さらに、遮断状態では、
第1出力端子2に接続される外部回路に対して整合回路
16で終端され、インピーダンス整合ができ、高周波信
号に対して低反射な回路を実現できる。
【0044】また、従来の高周波スイッチ回路に対し
て、高周波線路21、22を短いものにできるので高周
波スイッチ回路を小型化できる。
【0045】実施の形態3.図7に本発明の実施の形態
3における高周波スイッチ回路の構成図を示す。本実施
の形態の高周波スイッチ回路も、入力端子1から第1出
力端子2又は第2出力端子3のいずれか一方に選択的に
所定の高周波信号が伝送されるように出力端子を切り替
える回路である。
【0046】第1のFET4のドレイン電極とソース電
極間には並列に線路5が接続されている。第2のFET
6のドレイン電極とソース電極間には並列に線路7が接
続されている。第3のFET11のドレイン電極とソー
ス電極間には並列に線路12が接続されている。線路
5、7及び12はいずれも高周波信号に対してインダク
タンス成分を有する線路とする。FET4、FET6の
ゲート電極は抵抗8を介してゲート端子9に接続されて
いる。FET6のゲート電極は抵抗8を介して切替端子
25に接続されている。
【0047】入力端子1と第1出力端子2はFET6の
ドレイン電極とソース電極間を介して接続されている。
【0048】さらに、FET4のドレイン電極及びソー
ス電極はそれぞれ入力端子1及び第2出力端子3に接続
されている。FET11のドレイン電極は第1出力端子
2に接続されている。FET11のソース電極は第1出
力電極2の外部に接続される外部回路(図示せず)とイ
ンピーダンス整合する整合回路16を介して接地15に
接続されている。図7では、整合回路16は抵抗要素と
して示してあるがこれに限られるものではない。また、
FET4、FET6及びFET11のドレイン電極とソ
ース電極をそれぞれ入れ替えた回路としても本実施の形
態と同様の効果を得ることができる。ゲート端子9はバ
イパスコンデンサ17を介して接地15に接続されてい
る。
【0049】FET4と線路5は第1の切替回路18を
構成し、FET11と線路12は第2の切替回路19を
構成する。FET6と線路7は高周波フィルタ20を構
成している。
【0050】以下に本実施の形態の高周波スイッチ回路
の動作を詳細に説明する。
【0051】FET4及びFET11のゲート端子9に
ドレイン電極及びソース電極に対して負電位の電圧を印
加すると、FET4及びFET11のドレイン電極とソ
ース電極間は容量性のインピーダンス(オフ状態)を示
す。また、FET6の切替端子25にドレイン電極及び
ソース電極に対して同電位の電圧を印加すると、FET
6は抵抗性の低インピーダンス(オン状態)を示す。こ
のとき、高周波スイッチ回路は通過状態となる。図8
に、通過状態の高周波スイッチ回路の等価回路を示す。
【0052】高周波スイッチ回路を伝送する高周波信号
に対して、FET4及びFET11のドレイン電極とソ
ース電極間に並列に接続された線路5、12をFETの
容量性インピーダンスと並列共振するものに選定してお
くと、各FETと各高周波線路の各組は高インピーダン
スを示す。この状態で、入力端子1から高周波信号を入
力すると、高周波信号はFET6のドレイン電極及びソ
ース電極間を通過して第1出力端子2より出力される。
一方、入力端子1と高インピーダンスのFET4及び線
路5を介して接続された第2出力端子3への高周波信号
の伝送は減衰、さらには遮断される。
【0053】一方、FET4及びFET11のゲート端
子9にドレイン電極及びソース電極と同電位の電圧を印
加すると、FET4及びFET11のドレイン電極とソ
ース電極間は抵抗性の低インピーダンス(オン状態)と
なる。また、FET6の切替端子25にドレイン電極及
びソース電極に対して負電位の電圧を印加すると、FE
T6は容量性のインピーダンス(オフ状態)を示す。こ
のとき、高周波スイッチ回路は減衰状態となる。図9
に、減衰状態の高周波スイッチ回路の等価回路を示す。
【0054】減衰状態で、入力端子1から高周波信号を
入力すると、高周波信号は低インピーダンスのFET4
のドレイン電極とソース電極間を通過し、第2出力端子
3から出力される。
【0055】FET6のドレイン電極とソース電極間に
並列接続された線路7をFET6の容量性インピーダン
スと並列共振するものに選定しておくと、FET6と線
路7は高インピーダンスを示す。したがって、入力端子
1と第1出力端子2間は高インピーダンスとなり、入力
端子1と第1出力端子2間の高周波信号の伝送は減衰、
さらには遮断される。
【0056】さらに、FET11のドレイン電極とソー
ス電極間は抵抗性の低インピーダンスとなり、第1出力
端子2はFET11と整合回路16を介して接地され
る。従って、第1出力端子2に接続された外部回路から
みた高周波スイッチ回路のインピーダンスは、整合回路
16で終端されたものとなる。
【0057】以上に説明したように、本実施の形態の高
周波スイッチ回路を用いることにより、高周波信号の通
過状態では入力端子1と第1出力端子2は高い伝送特性
を有し、遮断状態では入力端子1と第1出力端子2は遮
断され、入力端子1と第2出力端子3は高い伝送特性を
示すスイッチ回路を構成できる。さらに、遮断状態で
は、第1出力端子2に接続される外部回路に対して整合
回路16で終端され、インピーダンス整合ができ、高周
波信号に対して低反射な回路を実現できる。
【0058】また、従来の高周波スイッチ回路の高周波
線路10に代えて、FET6を用いることで高周波スイ
ッチ回路を小型化できる。
【0059】実施の形態4.図10に本発明の実施の形
態4における高周波スイッチ回路の構成図を示す。本実
施の形態の高周波スイッチ回路も、入力端子1から第1
出力端子2又は第2出力端子3のいずれか一方に選択的
に所定の高周波信号が伝送されるように出力端子を切り
替える回路である。
【0060】第1のFET4のドレイン電極とソース電
極間には並列に線路5が接続されている。第3のFET
11のドレイン電極とソース電極間には並列に線路12
が接続されている。線路5及び12はいずれも高周波信
号に対してインダクタンス成分を有する線路とする。F
ET4、FET6、FET11、FET26のゲート電
極は抵抗8を介してゲート端子9に接続されている。
【0061】FET4とFET6のドレイン電極は入力
端子1は高周波信号の(2m−1)/4波長の線路長の
高周波線路10を介して接続されている。FET11と
FET26のドレイン電極は高周波信号の(2m−1)
/4波長の線路長の高周波線路13を介して接続されて
いる。ここで、mは1以上の整数である。さらに、FE
T6のドレイン電極は第1の接続点27でインダクタ2
8の一端と接続され、FET11のドレイン電極は第2
の接続点29でインダクタ28の他端と接続されてい
る。
【0062】さらに、FET4のドレイン電極及びソー
ス電極はそれぞれ入力端子1及び第2出力端子3に接続
されている。FET11のドレイン電極は第1出力端子
2に接続されている。FET11のソース電極は第1出
力電極2の外部に接続される外部回路(図示せず)とイ
ンピーダンス整合する整合回路16を介して接地15に
接続されている。図7では、整合回路16は抵抗要素と
して示してあるがこれに限られるものではない。FET
6及びFET26のソース電極は接地15に接続されて
いる。ゲート端子9はバイパスコンデンサ17を介して
接地15に接続されている。
【0063】ここで、FET4、FET6、FET11
及びFET26のドレイン電極とソース電極をそれぞれ
入れ替えた回路としても本実施の形態と同様の効果を得
ることができる。
【0064】FET4と線路5は第1の切替回路18を
構成し、FET11と線路12は第2の切替回路19を
構成する。FET6は高周波フィルタ20を構成してい
る。
【0065】以下に本実施の形態の高周波スイッチ回路
の動作を詳細に説明する。
【0066】FET4、FET6、FET11及びFE
T26のゲート端子9にドレイン電極及びソース電極に
対して負電位の電圧を印加すると、各FETのドレイン
電極とソース電極間は容量性のインピーダンス(オフ状
態)を示す。このとき、高周波スイッチ回路は通過状態
となる。図11に、通過状態の高周波スイッチ回路の等
価回路を示す。
【0067】高周波スイッチ回路を伝送する高周波信号
に対して、FET4及びFET11のドレイン電極とソ
ース電極間に並列に接続された線路5、12をFETの
容量性インピーダンスと並列共振するものに選定してお
くと、各FETと各高周波線路の各組は高インピーダン
スを示す。
【0068】また、FET6及びFET26の容量性イ
ンピーダンスとインダクタ28はπ型回路を形成する。
このπ型回路が高周波信号の周波数を通過帯域をもつπ
型フィルタとなるように、インダクタ28を選定する。
この状態で、入力端子1から高周波信号を入力すると、
高周波信号はπ型フィルタを通過して第1出力端子2よ
り出力される。一方、入力端子1と高インピーダンスの
FET4及び線路5を介して接続された第2出力端子3
への高周波信号の伝送は減衰、さらには遮断される。
【0069】一方、FET4、FET6、FET11及
びFET26のゲート端子9にドレイン電極及びソース
電極と同電位の電圧を印加すると、各FETのドレイン
電極とソース電極間は抵抗性の低インピーダンス(オン
状態)となる。このとき、高周波スイッチ回路は減衰状
態となる。図12に、減衰状態の高周波スイッチ回路の
等価回路を示す。
【0070】減衰状態で、入力端子1から高周波信号を
入力すると、高周波信号は低インピーダンスのFET4
のドレイン電極とソース電極間を通過し、第2出力端子
3から出力される。
【0071】FET6のドレイン電極とソース電極間も
低インピーダンスとなり、入力端子1は高周波信号の
(2m−1)/4波長の線路長の高周波線路10を介し
てFET6によって接地され、第1出力端子2も高周波
信号の(2m−1)/4波長の線路長の高周波線路13
を介してFET26によって接地されたショートスタブ
回路を形成する。このとき、高周波線路10及びFET
6並びに高周波線路13及びFET26からなるショー
トスタブは高周波信号に対して高インピーダンスを示
す。そのため、入力端子1及び第1出力端子2からみた
第1の接続点27及び第2の接続点29は高インピーダ
ンスとなり、入力端子1と第1出力端子2間の高周波信
号の伝送は減衰、さらには遮断される。
【0072】さらに、FET11のドレイン電極とソー
ス電極間も低インピーダンスとなり、第1出力端子2は
FET11と整合回路16を介して接地される。従っ
て、第1出力端子2に接続された外部回路からみた高周
波スイッチ回路のインピーダンスは、整合回路16で終
端されたものとなる。
【0073】以上に説明したように、本実施の形態の高
周波スイッチ回路を用いることにより、高周波信号の通
過状態では入力端子1と第1出力端子2は高い伝送特性
を有し、遮断状態では入力端子1と第1出力端子2は遮
断され、入力端子1と第2出力端子3は高い伝送特性を
示すスイッチ回路を構成できる。さらに、遮断状態で
は、第1出力端子2に接続される外部回路に対して整合
回路16で終端され、インピーダンス整合ができ、高周
波信号に対して低反射な回路を実現できる。
【0074】
【発明の効果】本発明の高周波スイッチ回路を用いるこ
とにより、通過状態では入力端子1と第1出力端子2は
高い伝送特性を有し、遮断状態では入力端子1と第1出
力端子2は遮断され、入力端子1と第2出力端子3は高
い伝送特性を示すスイッチ回路とすることができる。さ
らに、遮断状態では、第1出力端子2に接続される外部
回路に対して整合回路16で終端され、インピーダンス
整合ができ、高周波信号に対して低反射な回路とするこ
とができる。
【0075】さらに、高周波スイッチ回路を小型化する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における高周波スイッ
チ回路の構成図を示す。
【図2】 本発明の実施の形態1における高周波スイッ
チ回路の通過状態の等価回路を示す。
【図3】 本発明の実施の形態1における高周波スイッ
チ回路の減衰状態の等価回路を示す。
【図4】 本発明の実施の形態2における高周波スイッ
チ回路の構成図を示す。
【図5】 本発明の実施の形態2における高周波スイッ
チ回路の通過状態の等価回路を示す。
【図6】 本発明の実施の形態2における高周波スイッ
チ回路の減衰状態の等価回路を示す。
【図7】 本発明の実施の形態3における高周波スイッ
チ回路の構成図を示す。
【図8】 本発明の実施の形態3における高周波スイッ
チ回路の通過状態の等価回路を示す。
【図9】 本発明の実施の形態3における高周波スイッ
チ回路の減衰状態の等価回路を示す。
【図10】 本発明の実施の形態4における高周波スイ
ッチ回路の構成図を示す。
【図11】 本発明の実施の形態4における高周波スイ
ッチ回路の通過状態の等価回路を示す。
【図12】 本発明の実施の形態4における高周波スイ
ッチ回路の減衰状態の等価回路を示す。
【図13】 従来の高周波スイッチ回路の構成図を示
す。
【符号の説明】
1 入力端子、2 第1出力端子、3 第2出力端子、
4 第1の電界効果型トランジスタ、5 線路、6 第
2の電界効果型トランジスタ、7 線路、8抵抗、9
ゲート端子、10 (2m−1)/4波長の高周波線
路、11 第3の電界効果型トランジスタ、12 線
路、13 (2m−1)/4波長の高周波線路、14
接続点、15 接地、16 整合回路、17 バイパス
コンデンサ、18 第1の切替回路、19 第2の切替
回路、20 高周波フィルタ、21高周波線路、22
高周波線路、23 インダクタ、24 インダクタ、2
5切替端子、26 第4の電界効果型トランジスタ、2
7 第1の接続点、28インダクタ、29 第2の接続
点。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送対象の高周波信号に対して、入力端
    子から第1出力端子又は第2出力端子への出力を切り替
    える高周波スイッチ回路であって、 入力端子と第1出力端子間の前記高周波信号の通過と減
    衰の切り替えを行なう高周波フィルタと、 前記高周波信号に対して、第1出力端に接続される外部
    回路とインピーダンス整合となる整合回路と、 前記高周波信号に対して2つの切替端子間の通過と減衰
    の切り替えを行なう第1及び第2の切替回路と、を含ん
    で成り、 第1の切替回路の切替端子の一端は入力端子に接続さ
    れ、他端は第2出力端子に接続され、 第2の切替回路の切替端子の一端は第1出力端子に接続
    され、他端は整合回路を介して接地されていることを特
    徴とする高周波スイッチ回路。
  2. 【請求項2】 前記高周波フィルタは、1以上の整数で
    あるmに対して、前記高周波信号の(2m−1)/4波
    長の線路長を有する高周波線路を接続点で直列に接続し
    て成り、一端が入力端子に接続され、他端が第1出力端
    子に接続された主線路と、 前記高周波信号に対して2つの切替端子間の通過と減衰
    の切り替えを行なう第3の切替回路と、を有し、 第3の切替回路の切替端子の一端は該主線路の該接続点
    に接続され、他端は接地された回路を含んで成ることを
    特徴とする請求項1に記載の高周波スイッチ回路。
  3. 【請求項3】 前記高周波フィルタは、高周波線路とイ
    ンダクタとを直列に接続した2つのインダクタ付高周波
    線路及び電界効果型トランジスタを有し、 インダクタ付高周波線路は、互いにインダクタ接続端を
    接続点で接続され、開放端の一端は入力端子に接続さ
    れ、他端は第1出力端子に接続された主線路を構成し、 その該主線路の該接続点は該電界効果型トランジスタの
    ドレイン電極及びソース電極間を介して接地された回路
    を含んで成ることを特徴とする請求項1に記載の高周波
    スイッチ回路。
  4. 【請求項4】 前記高周波フィルタは、ドレイン電極及
    びソース電極間をインダクタを介して接続した電界効果
    型トランジスタを有し、 その電界効果型トランジスタのドレイン電極及びソース
    電極は入力端子又は第1出力端子のいずれか1つ毎に接
    続された回路を含んで成ることを特徴とする請求項1に
    記載の高周波スイッチ回路。
  5. 【請求項5】 前記高周波フィルタは、1以上の整数で
    あるmに対して、前記高周波信号の(2m−1)/4波
    長の線路長を有する第1及び第2の高周波線路と、イン
    ダクタと、第1及び第2の電界効果型トランジスタとを
    有し、 第1の高周波線路はインダクタと第1の接続点で接続さ
    れ、第2の高周波線路とインダクタの他端は第2の接続
    点で接続されてインダクタ付高周波線路を構成し、 そのインダクタ付高周波線路の開放端の一端は入力端子
    に接続され、他端は第1出力端子に接続され、 第1の接続点は第1の電界効果型トランジスタのドレイ
    ン電極及びソース電極間を介して接地され、 第2の接続点は第2の電界効果型トランジスタのドレイ
    ン電極及びソース電極間を介して接地された回路を含ん
    で成ることを特徴とする請求項1に記載の高周波スイッ
    チ回路。
  6. 【請求項6】 前記切替回路は、ドレイン電極及びソー
    ス電極間をインダクタを介して接続した電界効果型トラ
    ンジスタを有し、 その電界効果型トランジスタのドレイン電極又はソース
    電極は前記切替回路の2端子のいずれか1つ毎に接続さ
    れた回路を含んで成ることを特徴とする請求項1から請
    求項5のいずれかに記載の高周波スイッチ回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007150520A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Mitsubishi Electric Corp 高周波スイッチ
JP2011223390A (ja) * 2010-04-12 2011-11-04 Japan Radio Co Ltd 減衰器
CN110247635A (zh) * 2018-03-08 2019-09-17 住友电工光电子器件创新株式会社 可变衰减器

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