JPS62500851A - 絵の束の収容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 絵の束の収容器 〔技術分野〕 本発明は、積め重ねた絵、例えば同じ形状の四辺形の絵、望まし２くは写真の束 を収容する収容器に関する。

このような収容器の一般的な例としては、絵を循環的に再配列するピクチャ・チ ェンジャとして段別され、アメリカ合衆国特許明細書第４２３８８９８号、第４ ２３８８９９号、第４２４１５２８号、第４２４１５２９号、第４２４５４１７ 号、第５２５９８０２号および第、４３７６３４８号に開示されている。

これらの公知のピクチャ・チ１．ンジャは、覗き窓を備え、この覗き窓の下に絵 の束を収容し、この覗き窓を通Ｌ２てこれに面した絵の全領域を見ることができ る。窓により定義される面と平行に、ハウジングに対１．２て、絵の束を収容す る滑動部材の引き出Ｌ７および押し、戻しができる。滑動部材の個々の動作サイ クルＧごは、束の一方の端面から一枚の絵が取り出されてハウジング内に残り、 束の他方の端部に再び加えられる。絵が写真プリントの場合には、絵が一般的に 撓んだ形状であるため、特別のステップがとられていない場合には、引き出され た滑動部からはみ出てしまう。しかし、収容器を例えば頭上で開いた場合には、 平坦な絵でさえ滑動部材から落下してシ２１：う。従来技術では、このような落 下やはみ出しを防ぐために滑動部材に抑え部材を取り付け、滑動部材を引き出す 方向と平行またはこれを横切る方向で束の端部を押さえている。

信頬性を確保するためには、これらの抑え部材の幅を大きくする必要がある。こ のため、絵の外側表面領域を覆い、しかもこの絵のできるだけ広い領域を覗き窓 から見えるようにする。さらに、前端抑え部材を用いて、窓に面した写真と窓自 身とが相対的に移動するときに、窓の内側が傷付かないように写真を窓から離す 場合にも、」二連の問題が生し、抑え部材は対応する写真の端部のしっかりと接 していなければならない。

〔発明の開示〕

これらの問題点を解決するため、本発明は、長方形または正方形の同一形状の絵 を積み重ねて収容する収容器を提案するものであり、この収容器は、絵の形状に 整合する形状で束の最も上の絵を見るための覗き窓が設けられたハウジングと、 このハウジング内に上記覗き急の面と平行に引き出しおよび押し戻しが可能で、 少なくとも一枚の絵を上記ハウジングから取り出すための滑動部材とを備え、上 記滑動部材はその前壁の領域に移動可能な抑え部材を含み、この抑え部材は、滑 動部材を引き出したときに、バネにより突出位置に押されて少なくとも一枚の絵 に接する構成である。

したがって抑え部材は、滑動部材を引き出したときに上述の機能を満足し、滑動 部材内によりハウジングの外に運搬された絵が落下することがなく、窓と絵との 空間的要求も満たす。これに対して滑動部材をハウジング内に押し入れたときに は、望ましくは停止部材に当接することにより、窓の覗き領域から離れることが できる。この移動位置では、抑え部材が絵の束に重なったままであることが望ま しい。さらに付加的に、または選択的に、絵の束の同じ端部に作用する別の抑え 部材をハウジングに設け、絵の束の同し端部に動作し、窓と絵とを離す空間機能 を補助する。

本発明はピクチャ・チェンジャに利用するに適するが、このような配列替え機能 のない収容器でも同様に実施できる。

本発明の望ましい形態は従属クレームで定義され、添付図面を参照して詳細に説 明する。

〔図面の簡単な説明〕

第１図は平面図を示し、滑動部材を部分的に引き出した状態のピクチャ・チェン ジャを部分的に切り欠いて示す６第２図ないし第１θ図は第１図のピクチャ・チ ェンジャを詳細に示す断面図である。

第１１図はピクチャ・チェンジャの別な実施例を平面図で示し、引き出した滑動 部材を図面の半分で部分的に切り取って示す。

第１２図ないし第１５図は断面図を示し、第１１図のピクチャ・チヱンノヤの詳 細を示す。

第１６図ないし第１８図は第１図ないし第１０図の実施例の抑え部材の動作の詳 細を示す。

第１９図および第２０図は抑え部材の別の実施例を示す。

〔発明を実施するための最良の形態〕

第１図ないし第１０図に示したピクチャ・チェンジャは、第一のフレーム部材と してハウジング１２を備え、第二のフレーム部材として積み重ねた絵の束を収容 する滑動部材１２を備え、滑動部材に設けられた停止部材１８およびハウジング に設けられた停止部材１日により制限される距離だけ、滑動部材１４をハウジン グの外に引き出すことができ、再び押し戻すことができる。分離手段は分１ｉｉ １ｉ！２０により構成される。供給手段は、板バネ形のバネ腕２４に設けられた 鉤状部材２２により実現される。滑動部材内に残った束を保持する保持手段は分 離棒により形成され、ハウジング内に固定的に配置され保持被膜２６が設けられ レールと、レールに対して一枚のシートを押しつけてしかもこのレールとの接触 により回転するローラ２８との相互動作により、上記一枚のシートをハウジング 内に保持する。さらに、誘４手段は一対の板バネ３０およびハネ＠３２により実 現され、バネ腕３２はバネ＠２４に一体に形成されている。

滑動部材１４を挿入した状態では、バネ腕２４および３２が絵の束（第１図では 示していない）を覗き窓に押し付けるにの覗き窓の内側の境界を参照番号３４で 示す。このとき、束の一番上の絵、写真プリントをできるだけ平坦に保持ｒるた め、その周辺の端を滑動可能な停止具３８により下側から保持し、反対側からハ ウジングにモールドされたリブ４０で保持して、横方向のリブ３Ｇにより定義さ れる平面で保持する。

第１図は滑動部材１４を部分的に引き出した状態を示す。挿入された状態では、 分離棒はリブ４０の別の側に配置されるが、分離棒がさらにリブ４０の高さに対 応する窓３５に向かって突出しているため、分離棒には、リブが通過できるよう に凹部４２が設けられている。

束の端部は、滑動部材の側部品４４により、横方向（引き出す方向と平行）に保 持される。前面すなわち滑動部材を引き出したときのハウジングから遠い面では 、端部が、使用者が掴むことができるように中央に配置されたグリップ部４８の 停止面４６と、滑動部材上の横方向の停止面５０とにより保持される。反対側の 終端では、写真の端部がハウジングにモールドされた停止部材５２により保持さ れ、この停止部材５２を分離棒が通過できるように、分離棒にはリブ４０のため の四部より実質的に深い凹部５４が設けられている。

リブ３６はさらに、写真が滑動部材の側部品を越えて横方向に滑ることがないよ うに、滑動部材の側部品の頂縁５５により定義される高さで、滑動部材の内側に 延長される。分離棒とリブとの関係も同様である。

グリップ部４８は、ハウジングの窓側に配置された頂部５６と、頂部より広い底 部５７とを備え、フレーム状に窓を取り囲むハウジングの天井壁５８には頂部の 領域に切り欠き５９が設けられ、反対側のハウジング壁には、底部５７に対して 相補的に、参照番号６０の位置に窪みが設けられている。したがって、閉じた状 態のときには、この装置は突出した部分を除いて実質的に長方形の形状をしてい る。

ハウジングおよび滑動部材はプラスチックを射出成形して製造される。滑動部材 は単一の部品として成形され、側部品、分離棒、グリップ部およびグリップ部を 側部品に連結する前壁６１を含み、Ｌ字型の断面形状をもつ。

ハウジングは三つの部分、基底部６３に設けられた底部６２、窓開口を備えたフ レーム状の上部６４、およびこれに設けられた窓３５で構成される。ハウジング は滑動部材の移動方向に補強され、第６図に示すように、底壁と天井壁との間が 二重構造の支柱で保持される。ハウジングを組立てるには、互いに融着してもよ く、嵌め込み式で組み立ててもよい。

この装置の表の面の周囲には、窓から少し外側に突出する狭い境界部６６が設け られ、これを取り囲むフレームからいくらか上に突出している。反対側の底壁の 外側には、参照番号６７で示した端部に相補的な形状の凹部が設けられ、複数の ハウジングを互いに積み重ねることができる。

滑動部材をハウジングから引き出すときには、グリップ部の上下の部分を片手で 掴み、もう一方の手でハウジングを閃む、鉤状部材２２がバネ腕の終端に配置さ れた写真の前端部、すなわち分離棒から離れた端部に接し、これにより、鉤状部 材の高さに依存して所定枚数の写真を分離手段に供給する。分離手段は基本的に は通過空隙として構成され、この通過空隙は、片側が（この実施例では）ハウジ ングの基底部の内側にモールドされた二つの台地状領域６日により定義され、も う一方の側が台地状領域と向き合うシュー６９の底面により定義される。このシ ューは分離棒内に挿入されており、これの断面図を第７図に示し、前面図を第８ 図に示す。

それぞれの台地状領域６８がそれぞれ一個のシュー６９と関連し、装置の対称面 ７０の両側に台地状領域とシューとの組み合わせが配置される。シューは分離棒 内で縦に誘導され、ナイフェツジ状のベアリングで保持され、分離棒に挿入され たワイヤバネ７１により押しつけられている。それぞれのシューには、付加的に 、引き出し方向に直交する軸を中心に回動可能な小さいローラ２８が収容され、 このローラ２８はシューかられずかに突出している。

第３図は台地状領域６８の位置を示すが、この台地状領域６日のハウジングの基 底部からの高さは、写真の厚さ分だけ保持被膜２６の表面から高くなっている。

滑動部材の収納位置すなわち閉した位置では、シューの最も下の位置は台地状領 域の端部７２からいくらか離れ、分離棒の東側の面が喫状に傾斜しており、分離 棒が束の端部に当接したときに、写真の反対側の端部では釣上部材２２が動作し 、写真の束に面している台地上領域の端部７２に向いている傾斜面に沿って、写 　〜真が下方向に移動（マイグレート）させることができる。ンユー６９と保持 被膜２６との間には、一枚の（束の一番下の）写真が通過できる程度の空間が設 けられ、上述のように台地状領域６８でこの空間を保持している限り、この空間 に一枚の写真を入れることができる。

鉤状部材２２で運搬された他のすべての写真は、分離棒自身またはシューに突き 当たり、この結果、鉤状部材が写真の終端部から外れる。

シュー６９の後端部（引き出し方向において）が台地状領域６８のエツジ７２を 通過したときには、ワイヤバネ２１の動作によりシューが落下し、これにより分 離された一枚の写真の上にローラ２８が移動し、この写真を保持被膜に押し付け 、ハウジングすなわち第一のフレーム部に確実に保持する。束の残りの部分は、 滑動部材が完全に引き出されるまで、滑動部材と共に移動する分離棒により運搬 される。

ここで、分離棒がバネ腕３２の」二を通過することに注意する必要がある。ハネ 腕３２の終◇：ち部が束に接することにより分離された写真に対して下側からの 応力が生じないように、引き出し動作のある位置で、バネ腕３２がハウジングの 基底部方向に機械的に押される。この目的で、滑動部材の側部品４４にモールド されたハネ押し下げ部材７３が用いられる。これらのバネ押し下げ部材は、バネ 腕から横方向に伸びた突出部７４の上を通過し、バネ押し下げ部材の長さに対応 して引き出し動作のある間だけバネ腕を保持する。さらに、滑動部材の側部品に 設けられたバネ押し下げ部材７５が拡張部７６においてバネ腕２４の上を通過す るときには、分離された写真を保持被膜とローラとの間に安全に保持し、バネ腕 ２４を同様に覗き窓から離れる方向に押すことにより、さらに別の写真の導入が 可能となり、妨害なしに写真を取り除くこともできる。

分離棒の束と反対の側では、短い距離だけ移動した後にバネ腕３２が再び解放さ れ、分離された写真を再び下側から押し上げ、この写真の後端部を徐々に窓の方 向に誘導する。最終的には、バネの影響により、この後端部がハウジングの上側 に接する。バネ腕の自由端は丸みが付けられているが、この端が達した位置でこ れをしっかりと保持しなければならないので、第４図の参照番号７７で示すよう に、バネ腕の一部が付加的に短い直線形状になっている。丸みが付けられたバネ 腕の終端部は、第５図に示したハウジングの天井壁の内側の凹部７８に収納され る。

二つの鉤状部材２２、二つのシ：１．−６９、保持被膜２Ｇおよびバネ腕３２は 装置の中心面に対してそれぞれ対称に配置され、二つの鉤状部材２２はこの対称 面に直角な線上に可能な限り正確に配置される。これにより、写真の寸法が公称 値より小さくて滑動部材の側部品で誘導できない場合でも、配列替え動作の間に 写真を回転させることなしに移動させることができる。写真の寸法は、公称の大 きさが同じ場合でも、実際には縦方向と横方向とで異なる。これは、製造会社で 幅が非常に正確に決められたロール紙から写真用紙をｖＭ造し、この写真用紙を 異なる長さに切り出すことによる。滑動部材が移動する方向で写真の寸法が正確 であることが望まし７い。

完全に分離された一枚の絵は、以」二で説明したように一方の端部だけで保持さ れ、窓側に持ぢ上げられる。この持ち上げのために、上述の仮ハネ３０として、 前方の位置に腕７９を含み、後方の位置に椀８０を含むものを用い、これらの腕 ７９．８０が、第５図に示したように分離された写真を保持し、滑動部材を押し 戻すときにこの分離された写真を束に戻すことができる。装置が閉じた状態およ び滑動部材の引き出し移動中、少なくとも引き出し移動の初期の間には、／Ｎｌ 不腕７９．８０は、滑動部材の側部品により、第６図に示したハウジングの基底 部の相補的な溝に押し入れられる。

滑動部材の戻り移動の開始時には、バネ腕３２により、分離された写真がハウジ ングにモールドされた停止部材５２の前に保持され、分離棒の方向では、バネ腕 ７９．８０の四点により保持されている。分離棒に面している写真の横方向の端 部は下げられ、分離棒の写真側の面は樹状に傾斜し、これにより、分離棒が移動 するときにこの写真の端部を徐々に持ち上げる。分離棒の上端部とハウジングの 天井壁との間には、写真が通過できる程度の空隙が設けられている。この空隙を 通過した写真の端部が滑動部材により運搬される写真の束に突き当たる危険を防 ぐために、ハウジングの天井壁の内側に抑え突起８１を設け、束を分離棒の上側 の縁の高さ以下に保持する。これらの抑え突起はリブ４０と一直線に並び、これ らが滑動棒の相補的な凹部４２．５４を通過できる。

第３図に示すように、グリップ部に滑り込むことできるように滑動可能な止め具 ３日が取り付けられ、バネによりハウジングの方向に押されている。滑動部材を 挿入したときに、滑動可能な止め具３８の自由端８２がハウジングに設けられた 止め具８３に突き当たり、この結果、滑動可能な止め具がグリップ部内に押し戻 され、ハウジングの窓を通して見ることのできる空間に飛び出すことがない。し かし、滑動部材が引き出されたときには、滑動可能な止め具が滑動部材に載置さ れた写真の落下を防ぐ。写真を交換するために、滑動可能な止め具を手動で押し 戻すことができ、指で引っ掛けることのできるエツジ８４が設けられている。側 部品の間で写真の束を保持することにより写真の束を滑動部材の下側から押し出 すことができ、また、グリップ部の近傍で上から掴むことができる。

以上で説明し図示したハネ装置の構成は、バネで作られ、−片に切り出され、二 枚−組で対称に配置されたハネ腕２４．３２を備え、合計五つの機能を実行する 。第一に、ハネ装置にモールドされた鉤状部材が供給手段を構成し、鉤状部材は シートを一枚だけ分離手段に運ぶ。第二に、双方の腕、より正確には二つのバネ の四つの腕が押しつけ装置を構成し、装置が止まっていると八に束を窓に押しつ ける。第三に、腕３２は、分離棒が通過した後に分離されたシートをハウジング の天井壁に運び、第四に、この位置でシートを確実に保持する。第五に、腕３２ は、保持被膜２６の十分に近傍に配置され、その押しつけ力により、静的な力に より保持被膜に密着し５たシートを保持被膜から外すまたは剥がすことができる 。椀３２は、分離棒が滑らかに通過できるように構成され、配置されている。

第１１図ないし第１５図はピクチャ・チェンジャの他の実施例全示す。

滑動部材１４はハウジング１２に滑動可能に収容され、ハウジング１２は第一の フレーム部を構成し、滑動部材１４が第一のアレーン、部を構成する。引き出し 移動は滑動部材の側部品４４にモールドされた軸受開口１１６により制限され、 ハウジング内の停止部材１８に突き当たる。

ハウジングは上部６４および底部６２が互いにねじ込まれた構造であり、滑動部 材の側部品４４とこれに平行なハウ・ソングの側端部との間の領域で、その外側 の周辺部が互いのインクロック手段で嵌合されている。このため底部は、スクリ ューシャンク１２０のためのモールドされた誘導スリーブ１１８と、スクリュー ヘッド１２４のための外側の凹部１２２とを備え、これに対してに殻は、同軸に モールドされたねし山の切られたブ、ンユ１２６を備えている。窓３５は上部６ ４に開けられ、その外側の境界領域の下の上部の部分は、そ、この窓の領域が不 透明なので外から見えない。第１１図は窓の中央の透明部分の輪郭を参照番号３ ４で示す。

動作については第１図ないし第１０図に示した実施例と比較してほとんど差異は なく、特に異なる部分について説明するだけで十分である。

この実施例では、ハネ腕２４．３２および８０は突出部１２８により位置決めさ れ、熱を加えずにひだを付けて固定され押し付けられて曲げられた部分で連結さ れる。しかし、バフ腕７９は分離された構成要素であり、モールドされた突出部 により底部に配置され、熱を加えずにひだを付けて固定されている。このバネ腕 の構成が分離された写真をできるだけ速やかに持ち上げることができるように、 滑動部材の対応する側部品に凹部１３０を備える。ハネ腕８０による配列替えサ イクルの間には、バネ腕８０により上向きの括弧状に滑動部材から離れた写真の 端部を運び、分離された写真を確実に保持する。

二側の保持被膜２６は、それぞれ別個に製造された棒１３４にそれぞれ配置され る。保持被膜２６の両側では、分離棒２０が上を通過した後に持ち上げられて絵 の端部を持ち上げる弾性的なブリッジ部がモールドされるか、または別個に金属 板ハネが設けられる。

棒１３４の形状は鏡面対称であり、両端にエツジ７２が設けられた台地状領域６ ８を備える。この台地状領域６８の目的は、棒に保持被膜を自動塗布するときに 区分けの必要をなくすものである。さらに、開口部１３８が設けられ、これを通 ってハウジングの終端部に底部にモールドされた分離棒のための誘導具、すなわ ち樹状突出部１４０が突出し、この終端部を使用者が掴むことができる。ハウジ ングの底部に設けられた対応するチャネルにラグを押し入れることにより棒を底 部に固定シ、二つのピンの一方、すなわち滑動部材のグリップ部から離れたピン により正確に位置決めを行い、他のピンをハウジングのスロットに連結する。

圧縮ハネ６００は、絵の束の上の抑え部材として動作する滑動可能な止め具３Ｂ を押す。圧縮バネ６００は交差ピン素子６０２により滑動部材の横に配置され、 中空ハウジング６０４により滑動可能な止め具３８の横に配置される。滑動可能 な止め具３８は溝６０６により誘導され、このａ６０６にはリブ６０８が収容さ れる。滑動可能な止め具３８は、その上側に配置されたリブ６１０または横方向 のフルーティング６１２のどちらによっても引き戻すことができる。滑動可能な 止め具３８内の二つのスロット６１４は、グリッド部４８の誘導リブ６１６を誘 導する。

移動距離は、グリップ部４８および滑動可能な止め具３８」二の各停止部材６１ ８．６２０により制限され、これらの停止部材６１８．６２０は互いに嵌合でき る。

滑動部材１４を引き出した状態では、滑動可能な止め具３８は絵の束の方向に可 能な限り突出し、束が落下するのを防ぐ。この位置で、滑動可能な止め具３８を グリップ部４Ｂの方向に引き戻して写真の束を露出させるために、滑動可能な止 め具３８を上または横から掴むことができる。滑動部材がハウジング１２内に押 し戻されたときには、滑動部材１４がハウジング１２内に完全に押し入れられる 前に、リブ６１０が停止部材８３に当接する。滑動部材１４を完全に押し入れる ことにより、滑動可能な止め具３８が中央の引き出し位置に運ばれ、そこで、そ の自由端８２が抑え突起８１の領域に配置され、この結果、窓３５から見えなく なる。この位置において、滑動可能な止め具３Ｂの末端領域が写真の束から離れ て配置されているので、滑動部材１４が押し入れらでいるときににも滑動可能な 止め具により抑え機能が動作し、さらに、抑え突起８１により束のＩｄも」−の 写真と窓との空間を保持できる。

第１６図ｔ【いし第１８図はハウジング１２と共同動作を行う滑動可能な止め具 ３８を示し、第１７図は第１図に示した位置に対応し、滑動可能な止め具３８が 外に出た状態を示す。滑動部材１４を押し７入れると、滑動可能な止め具３８が エツジ形の停止部材８３に当接し、これによりグリップ部４８にわずかに押し入 れられる。写真の束を取り除くために、束が除去されるまで、滑動可能な止め具 ３８を手動により押し戻すことができる。

第１９図および第２０図は、グリップ部４８内に自動的にロ、クサレル滑動可能 な止め具３８の実施例を示す。この目的のため、滑動可能な止め具３８に二つの バネ腕５２Ｇが連結され、これらのバネ腕５２Ｇは、通常の配置替え動作時には 内側に曲げられるが、誘４手段５２８内ニ口・ツクされることはない。滑動可能 な止め具３８が完全に押し入れられたときには、段が設けられた部分５３０にロ ックされる。滑動部材１４が再びハウジング１２内に導入されると、バネ腕５２ ６がリブ８１に当接してこれらが解除される。矢印５３２および５３４は、滑動 可能な止め臭３Ｂがそれぞれ部分的に押し入れられた位置および完全に押し入れ られた位置を示す。

ＩＧ６ ＦＩＧ、１４ ＦＩＧ、　２０ ＦＩＧ、１９ 国際調査報告 Ａ１１１ＮＥＸ　Ｔｏ　’Ｌ’ＨＥ　ｒＮＴＥＲＮＡＴＩＯＨＡＬ　５ＥＡＲＣ ＨＲＥ？ＯＲＴ　ＯＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．絵の形状に整合する形状で束の最も上の絵のための覗き窓（３５）が設けら れたハウジング（１２）と、 このハウジング（１２）に対して上記覗き窓の面と平行に引き出しおよび押し戻 しが可能で、少なくとも一枚の絵を上記ハウジングから取り出すための滑動部材 （１４）と を備え、 上記滑動部材は、その前壁の領域に移動可能な抑え部材（３８）を含み、 この抑え部材は、滑動部材を引き出したときに、バネにより突出位置に押し出さ れて少なくとも一枚の絵を上から抑える構成である長方形または正方形の同一形 状の絵の束の収容器。 ２．抑え部材は、少なくとの一枚の絵を滑動部材から取り出すことができる位置 に、バネの力に逆らって移動可能な構成である請求の範囲第１項に記載の収容器 。 ３．抑え部材（３８）は、ハウジング（１２）に設けられた停止部材（８３）に 突き当たることにより、バネの力に逆らって移動可能な構成である請求の範囲第 １項に記載の収容器。 ４．抑え部材（３８）は、滑動部材（１４）がハウジング（１２）内に完全に押 し入れられたときに、少なくとも一枚の絵と重なり合う位置に移動する構成であ る請求の範囲第３項に記載の収容器。 ５．抑え部材は、その下側で少なくとも一枚の絵を抑え、これにより窓（１５） の下側からの空間を保つ構成である請求の範囲第１項に記載の収容器。 ６．ハウジングはその内側に嵌め込まれた部材（８１）を含み、この部材は、滑 動部材が押し入れられたときに抑え部材と同様に少なくとも一つの写真の同じ側 の端部に重なり、抑え部材と同様に窓（３５）からの距離を保つ構成である請求 の範囲第５項に記載の収容器。 ７．抑え部材（３８）の位置は、抑え部材の突出位置と写真を取り出すことので きる位置との間に配置された停止部材（８３）により決定される構成である請求 の範囲第１項に記載の収容器。 ８．滑動部材はハウジング（１２）に取り付けられたグリップ部（４８）を含み 、抑え部材（３８）はこのグリップ部に取り付けられた請求の範囲第１項に記載 の収容器。 ９．グリップ部は抑え手段を押しつける押しつけバネ（６００）を収容する構成 である請求の範囲第８項に記載の収容器。 １０．抑え部材（３８）は、滑動部材の移動方向に平行に移動可能に、グリップ 部に取り付けられた請求の範囲第８項に記載の収容器。 １１．抑え部材（３８）は、滑動部材が押し入れられた状態のときには、少なく とも部分的にハウジングの壁により覆われる構成である請求の範囲第３項に記載 の収容器。 １２．抑え部材（３８）は、少なくとも一枚の写真からはなれた終端部に、指を 掛けることのできるエッジ（８４）を含む請求の範囲第３項に記載の収容器。 １３．抑え部材（３８）は、横方向のグリップ利用構造（６１２）を含む請求の 範囲第１項に記載の収容器。 １４．抑え部材（３８）は、モールドされた溝およびリブ（５０６、６０８）に より誘導される構成である請求の範囲第１０項に記載の収容器。 １５．抑え部材（３８）は、その自由端が楔状の形状であり、少なくとも一枚の 絵の端部に当接する構成である請求の範囲第１項に記載の収容器。 １６．抑え部材は、バネの力に対抗して取り出し位置にロックされる構成である 請求の範囲第２項に記載の収容器。 １７．抑え部材は、滑動部材（１４）をハウジング（１２）内に押し入れること により取り出し位置から解除される構成である請求の範囲第１６項に記載の収容 器。 １８．抑え部材（３８）は、横方向に突出したこの抑え部材をロックするための バネ腕（５２６）を含み、このバネ腕は、ハウジングの誘導面（８１）に突き当 たることにより解除位置に曲げられる構成である請求の範囲第１７項に記載の収 容器。 １９．ハウジング（１２）からの滑動部材（１４）の引き出しおよびハウジング （１２）への滑動部材（１４）の押し戻しにより絵の束の循環再配列を行うピク チャ・チェンジ機構を備えた請求の範囲第１項に記載の収容器。 ２０．ハウジング（１２）から滑動部材（１４）を引き出したときには束の一方 の端面の一枚の絵がハウジング内に残り、この一枚の絵以外の束は滑動部材によ り運搬され、滑動部材を再び押し戻したときには上記一枚の絵を束の他方の端面 に重ねる構成である請求の範囲第１９項に記載の収容器。 ２１．抑え部材は絵の縁の中心領域で少なくとも一枚の絵に重なる構成である請 求の範囲第１項に記載の収容器。