JPS62273265A - ピロリン系化合物、その製造法及びそれを用いる染色又は着色法 - Google Patents

ピロリン系化合物、その製造法及びそれを用いる染色又は着色法

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JPS62273265A
JPS62273265A JP61114682A JP11468286A JPS62273265A JP S62273265 A JPS62273265 A JP S62273265A JP 61114682 A JP61114682 A JP 61114682A JP 11468286 A JP11468286 A JP 11468286A JP S62273265 A JPS62273265 A JP S62273265A
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    • C07D207/262-Pyrrolidones
    • C07D207/2632-Pyrrolidones with only hydrogen atoms or radicals containing only hydrogen and carbon atoms directly attached to other ring carbon atoms
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
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    • C09B23/0091Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes having only one heterocyclic ring at one end of the methine chain, e.g. hemicyamines, hemioxonol

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はビi リン系化合物、その製造法及及びそれを
用いる繊維角の染色又は樹脂6色法に関する。
従来の技術 従来、疎水性繊維の染色、合成樹脂の着色に於て、青色
乃至緑青色の深い色調の染色物又は着色物を得るにはモ
ノアゾ系分散染料、アントラキノン系分散染料、ナフト
キノン系分散染料、フタロ/アニン系顔料、多環縮合系
顔料等が使用されているが、樹脂の着色力、線維への親
和性、樹脂への相容性及び染色物又は着色物の耐光性、
耐湿−性、耐溶剤性等種々の要求に対応し得るものは少
ない。
発明が解決しようとする問題点 上述の状況に鑑み、既知の合成染顔料以外の着色剤を開
発し、色価が高く、鮮明にしてp維又は樹脂への親和性
に富み、且つ堅牢度に優れた着色剤の開発が望まれてい
る。
問題点を解決する為の手段 、鮮明にして線維又は樹脂に対する着色力の高い着色剤
を得るべく鋭意研究の結果1本発明に至った。即ち本発
明は、 下記式(1) (式中、R,、R,2は夫々独立してアルキル(C+〜
、)、アリル、アルコキシ(C+〜6)エチル、アリロ
キシエチル、フェノキ/エチル、フェニルアルキル(C
+〜3)、 アルコキシ(C+〜6)カルボニルアルキ
ル(01〜3)、フェノキシエトキノカルボニルアルキ
ル(02〜3)をR3は水素、アルキル(C+〜6)、
アリル、ベンジル、クロロベンジル、ニトロベンジル、
フェネチル、アルコキ/(CI〜6)カルボニルアルキ
ル(C+〜3)、フェノキシエトキシカルボニルアルキ
ルCC2〜3)、シアノアルキル(C+〜2)を表す。
但し、R3が水素の時、R,、R2がメチル。
エチル、メトキシエチル、エトキシエチルの各々同時及
び組合せる場合を除く。)で表されるピロリン系化合物
及びこれを使用する疎水性線維の染色及び合成樹脂類の
着色方法を提供する。更に本発明は式(旧 R3X          (1m) (式中R3は前記と同じ意味を表し、XはCI、される
ピロリン系化合物及び 式(IV)で表される化合物を クロル化して 式(V)で表される化合物を得 次いで(Vl)で表される化合物を縮合させる事を特徴
とする 式(It)で表されるビロリン系化合物の製造方法を捷
供する。
而して本発明におけるビロリン系化合物(I)は、下記
工程に示す如く (v) 1.1.3−トリシアノ−2−イミノ−プロパン(マロ
ノニトリルダイマー) f ト!Jウム塩とオキサル酸
ンエチルをアルコール中ナトリウムアルコラードの存在
下、縮合して、化合物(IV)となし、これに有機溶媒
中クロル化剤を作用せしめて(■)となし、これを単離
もしくは単離する事なく連続して化合物(W)を反応さ
せて化合物(II)となし更に所望により。
化合物(ffl)を反応させて、式(1)とする事によ
り製造される。
化合物(■)の具体例としてはN、N−ジエチルアニリ
ン、N、N−シフロピルアニリン。
N、N−ジブチルアニリ/、N、N−ジベンチルアニリ
ノ、N、N−シヘキフルアニリン、N、N−ジアリルア
ニリン、N、N−ジ(メトキノエチル)アニリン、N、
N−ジ(エトキメエチル)アニリン、N、N−ジ(ブト
キノエチル)アニリン、N、N−:;(ヘキ/ルオキ/
エチル)アニリン、N、N−ジ(アリロキノエチル)ア
ニリン、N−エチル−N −ペンジルアニI)/、N−
エチル−N−フェネチルアニリン、N−メチル、N−(
3−フェニルプロピル) −7ニリン、N−エチル−N
(3−フェニルプロピル)−7ニリン、N−フチルーN
(3−フェニルプロピル)アニリノ、N、N−シ(フェ
ノキシエチル)−アニリノ、N、N−ジ(メトキシカル
ボニルメチル)アニリン、N、N−シ(エトキンカルボ
ニルメチル)アニリン、N、N−ジ(ブトキシカルホ゛
ニルメチル)−アニリン、N、N−ジ(メトキンカルボ
ニルエチル)アニリン、N、N−ジ(エトキシカルボニ
ルエチル)アニリン、N、N−ジ(メトキシ力ルポニル
グロピル)アニリン、N、N−ジ(エトキ7カルポニル
グロピル)アニリン、N、N−ジ(フェノキシエトキシ
カルボニルプロビル)−アニリン、N、N−ジ(フェノ
キシエトキシカルボニルエチル)−アニリン等が例示さ
れる。クロル化剤の例としては、オキシ塩化リン、チオ
ニルクロライド、ホスゲン等が挙げられる。クロル化の
反応は有機溶媒の例としては、N、N−ジメチルホルム
アミド、ジメチルホルホキンド、N−メチルピロリドン
、アセトニトリル、スルホラン、テトラヒドロフラン、
等が挙げられる。式(TV)のクロル化反応は−10〜
50℃好ましくはO′C〜10°Cにて容易に進行し、
そのクロル化物(V)が得られる。反応生成物<V)を
氷水に注ぎ、アルカリで中和する事によりML離する事
もできるが瞥餌せず、連続して次の工程、即ち化合物(
Vl)を−10〜50°C1好ましくは0〜10℃で反
応させ容易に化合物(II)を得る事ができる。連続反
応で(II)を得る場合の有機@媒としては、N、N−
ジメチルホルムアミドが特に好適である。又、化合物(
ff)を有機、@亦、たとえばN、N−ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキノド、N−メチルピロリドン
、スルホラフ等の中で塩基の存在下に化合物(刷を30
0C−120℃、好ましくは50〜100℃で反応せし
めて、化合物(r)を得る事ができる。なお塩基の具体
例としては炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナ
トリウム、酸化マグネ/ウム、ピリジン等があげられる
。又、化合物(III)の具体例としてはヨウ化メチル
、エチルブロマイド、フチルブロマイド、ヘキンルプロ
マイド、アリルブロマイド、ベンジルクロライド、クロ
ルベンジルクコライド、ニトロベンジルクロライド、フ
エネルクロライド、メトキノカルボニルメチルクロライ
ド、メトキノカルボニルメチルブロマイド、エトキシカ
ルボニルメチルブロマイド、3−(メトキンカルボニル
)プロピルブロマイド、3−(エトキノカルボニル)−
プロピルブロマイド、3−(フェノキ/エトキンカルボ
ニル)プロピルブロマイド、2(フェノキ/エトキンカ
ルボニル)エチルブロマイド、2−シアノエチルブロマ
イド、/アノメチルブロマイド等が挙げられる。
更に1..1.3−トリシアノ−2−イミノ−プロパン
(マロンニトリルダイマー) −)−1= IJウム塩
とオキサル酸ジエチルとの、@合は、たとえばナトリウ
ムエトキ/ド、ポタシウムプトキ/ド、ナトリウムメト
キ/ド等の金属アルコラードの存在下、エチルアルコー
ル等のアルコール溶媒中、室温(20〜30°C)で攪
拌する事により容易に進行し、化合物(IV)を得る事
ができる。
而して、これらのピロリン系化合物([)は新規であり
、鮮明な青色乃至緑青色であって、疎水性繊維例えばポ
リエステル繊維、トリアセテート#?雄、ポリアミド繊
維の染色、捺染、更にはアルカリ抜染、防染に適し、染
色にあたっては式(1)のビロリン系化合物を単独に、
又は任意に混合して用いる事ができる。次に染色方法に
ついて説明する。
式(I)のピロリン系化合物はナフタレンスルホン酸の
ホルマリン縮合物、リグニンスルホン酸等のアニオン性
分散剤又はアルキルアミンのエチレンオキサイド付加物
、アルキルフ又はす/ドミルで充分粉砕し必要に応じて
液状であるいは乾燥して粉末状で使用に供される。
実際の染色にあたっては例えば次のようなそれ自体公知
の方法が採用される。
(1)高温染色法 水媒体中で加圧下120〜140°Cで染色を行なう。
(2)  キャリー染色法 メチルナフレタノ、モノクロルベンゼン等の助剤の存在
下で水弾体中100°Cで染色を行なう。
(3)サーモゾール染色法 粉砕染料を含む液に布をパッディングし、次いで中間乾
燥し引き続き乾熱処理を施す。
(4)捺染法 粉砕染料及びその他の薬剤からなる捺染帥を印捺し引き
続き、HTスチーミング(高温蒸熱)、あるいはHPス
チーミング(高温蒸熱)を行なう。
(5)  アルカル抜染法 前記(1)又は(2)によって得られた染色布に炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム等を含有する抜染剤を所望の模
様に印捺し次いでHTスチーミング又はHPスチーミン
グを行なう。
(6)  アルカリ防染法 炭fくナトリウム、炭酸カリウムのような防染剤を含ん
だ糊剤を予め所望の模様に印捺してHTスチーミング又
はHPスチーミングを行う。
あるいは粉砕染料を含んだパッド液にテトロン布を浸漬
、中間乾燥後防染糊を所望の模様に印捺し、HTスチー
ミング又はHPの スチーミングを行なう。これらん方法は最も代表的な例
をあげたものであり、本発明の適用法はこれらの方法に
限定されるものではない。
本発明によって得られる染色物は青色〜緑色の鮮明な色
調であり、耐光堅牢度、昇華堅牢度、後加工耐性に優れ
、且つアルカリ防抜染性に優れる。
又、式(1)のビOIJン系化合物は合成樹脂類、例え
ばポリスチレン系、ポリオレフィン系、ポリアクリレー
ト系、ポリアミド系、アクリロニトリル−スチレン共重
合系、アクリロニトリル−ブタンエン−スチレン共重合
系樹脂等の着色にも好適であり、例えば式(1)のビロ
リン系化合物の所要量を前記合成樹脂に配合し加熱、混
裡し該樹脂の溶融温度に応じた温度で圧縮成型法、射出
成型法、カレンダー成型、去等により成型する事によっ
て行われ、高い着色性を示し2鮮明な青色〜緑青色の染
色物はすぐれた堅牢度(特に日光堅牢+8″)を有して
いる。
実施例 実施例により本発明を更に詳細に説明する。
尚、実施例中「部」及び「係」はそれぞれ重量部、重量
%を意味する。
実施例1 エチルアルコール250部にナトリウムメトキ/ド11
.3部を溶解後1,1.3−  トリノアノー2−イミ
ノ−プロパンのナトリウム塩30.8部を加えて、次い
でオキサル酸ジエチル35.0部を加えて20〜300
Cにて4時間ろ押下、反応させ、析出した黄色結晶を廣
別後エチルアルコールで洗浄しiWc%して下記構造の
化合物(1’V) 40.0部が黄色結晶として得られた。
式(IV)の化合物9.2部をN、N−ジメチルホルム
アミド40.0部に溶解し、氷冷下O〜5°Cにてオキ
/塩化リン18.4部を1時間を要して滴下する。0〜
5°Cにて3時間反応させ下記式(V)の化合物を含む
反応液が得られた。
式(V)の化合物を含む反応液を0〜5℃に保ちなから
N、N−ジブチル−アニリン8.2部とN、N−ジメチ
ルホルムアミド20部からなる溶液を30分を要して滴
下し友。0〜5°Cにて3時間攪拌下反応させ緑青色の
反応液を得た。次いでO〜10 ’Cにて水40部を1
時間を要(〜で滴下、5〜10°Cにて1時間攪拌し得
られた青色結晶を濾別水洗、更に湯洗し乾燥して下記式
のピ01Jン系化合物(■)7.7部が得られた。
71max   602部m  (アセトン中)実施例
2 実施例1で得られた化合物(■)3.7部をN。
N−ジメチルホルムアミド20部に溶解させ、次いで炭
酸カリウム1.6部を加え、70〜75°Cに加秋しア
リルブロマイド2.4部を同温度で30分を要して滴下
した。同温度にて1時間反応させ、反応を完結させ友。
次いで水冷下O〜5°Cにてメタノール60部を30分
を要して滴下、0〜5°Cにて1時間攪拌して緑色結晶
を析出させた。析出した結晶を濾別し、メタノール50
部で洗浄し次いで水砕、乾燥して下記式(■)の化合物
2.7部を緑色結晶として得之。
CH2CH: CH2 λmax   638部m   (アセトン中)実施例
3 実施例1で用いたN、N−ジブチル−アニリンのかわり
に、N−ブチル−N−(3−フェニル・プロピル)−ア
ユ9フ10.フ部ヲ用イて実施例1と同様に反応させた
。反応後、水20部を0〜5℃にて1時間を要して滴下
し次いでメタノール60部を30分を要して滴下し10
〜20°Cにて1時間攪拌し結晶を析出させた。濾別し
メタノール100部で洗浄後、水洗、湯洗乾燥して、下
記(IX)の化合物8.0部を青色結晶として得之。
λmax   602部m   (”7セトン中)実施
例4 実施例2と同様にして、実施例2で用いたアリルブロマ
イドのかわりに、ブチルブロマイド2.7部を用いて9
0〜100°Cにて5時間反応させ、次いで水冷下O〜
5°Cにてメタノール80部を滴下し、1時間攪拌後瀘
別し、メタノール80部で洗浄、次いで水洗、乾燥し下
記式(X)の化合物1.7部を緑色結晶として得た。
4H9 λmax   636部m   (アセトン中)実施例
5゜ 実施例1で用い7jN、N−ジブチルアニリンのかわシ
にN、N−ジ(3−エトキシカルボニル−プロピル)−
アニリン11.9 mヲ用いて実施例1と同様に反応さ
せ、下記式(XI)の化合物7.8部を青緑色結晶とし
て得た。
λmax  583nm  (アセトン中)実施例6゜ 実施例1で得られた化合物(■)1.9部をN。
N−ジメチルホルムアミド10.0部に溶解させ、炭酸
カリウム0.8部を加え、90〜95℃にて3−(エト
キンカルボニル)−フロビルブロマイド2.0部を30
分を要して滴下し同温度で2時間反応し1反応完結させ
友。水冷下O〜5℃にてメタノール30部を加え1時間
借拌しJ別、メタノール40部で洗浄、次いで水洗し下
記式(Xll)の化合物1.2部を緑青色結晶として得
た。
λmax  638nm   (アセトン中)実施例7 実施例1〜6と同様にして下記の化合物を合成し、後記
の実施例64と同様にポリエステル繊維の染色を行ない
、青色乃至緑青色の染色物を得た。
実施例64゜ 実施例2で得られた式(■)の化合物3部をデモールN
(花王アトラス社製、分散剤)4部とデモールC(同)
3部とで湿潤状態にて5時間挿漬処理した後乾燥し微粒
子染料を得た。この微粒子染料0.1部を100部の水
に分散せしめ酢酸でpH5に調整した後ポリエステル繊
維製布5部を加え130℃で60分保った後取り出し水
洗し、次いで水1000部中に苛性ソーダ2部、ハイド
ロサルファイド2部、モノゲン(第−工業製薬製)1部
を溶かし念液100部で80℃、15分間処理し水洗、
乾燥後鮮明な緑青色の染色物を得た。このものは耐光堅
牢度、昇華堅牢度、後加工耐性に優れていた。
実施例65 実施例1で得られた式(■)の化合物を用いて実施例6
4と同様に処理して微粒子化染料を得た。
次いで上記微粒子化染料   3部 カルボキンメチルセルローズ系 20%糊剤    60部 塩素酸ソーダ    0.5部 酒石酸       0.2部 均染剤        2部 湯              34.3部の組成から
なる色糊を調製した。この色糊をポリエステル摺、維上
に印捺し、80°Cにて乾燥後、170°Cの過熱蒸気
中で5分間保持し。
次いで水洗、還元洗浄し水洗、乾燥を行っ之。
色糊を印捺1〜た部分が鮮明な青色に発色した染色物を
得た。この染色物の耐光堅牢度、昇華堅牢度、後加工耐
性がすぐれていた。
実施例66゜ 実施例3で得られt式(IX)の化合物を用いて実施例
64と同様に処理して微粒子化染料を得た。パッド槽に
上記の微粒子化染料20g/llとマイグレーンヨン防
止剤としてのアルギン酸ノーダ1g/lを加えてパッド
液としポリエステル/木綿混紡布を室温でパッドして重
量増加率65条に絞った。中間乾燥を行った後200°
C190秒の乾燥固着を行う。次いで還元洗浄、水洗、
乾燥して鮮明青色の染色物を得た。この染色物の耐光堅
牢度、昇華堅牢度、後加工耐性がすぐれてい友。
実施例67 炭酸ナトリウム     5部 グリセリン      10部 ファインガムD −251520係糊 (第−工業製薬製)55部 水                 30部の組成よ
りなるアルカリ防染糊を部分的にテトロン布に印捺し、
中間乾燥後実施5で得られた式(Xl)の化合物を用い
て実施例64と同様に処理して微粒子化染料を得1次い
でこの微粒子化染料を用いて実施例65と同様にして調
製した色糊を全面にオーバープリントし之。中間乾燥後
130°Cで20分間飽和蒸気によるスチーミングを行
った。次いで水洗、還元洗浄して乾燥した。
アルカリ防染糊を印捺した部分の白変が優れた鮮明青色
の染色物を得た。
実施例68 実施例5で得られた式(XI)の化合物を用いて、実施
例64と同様にして得られた鮮明青色の染色布に下記組
成のアルカリ抜染糊を部分的に印捺し、中間乾燥の後、
180°Cで8分間の加熱蒸気によるスチーミングを行
った。
次いで水洗、湯洗、還元洗浄、乾燥した。アルカリ防染
糊を印捺した部分の白変が優れた染布が得られた。
くアルカリ抜染糊〉 炭酸ナトリウム      3部 水酸化ナトリウム     2部 ジンアンジアミド     2部 ファインガムD−251420チ (第−工業製薬製) 及び水より成る元糊    70部 カラーファインAD     10部 (第−工業製薬製) 水                   8部実施例
69゜ 実施例6で得られ之式(X[I)の化合物を用いて実施
例64と同様にして得られた微粒子化染料      
     40部 スノーアルギンSQL     1部 (富士化学製) クエン酸         2部 サク7ノールC3−K   O,5部 (日本東北製) 水                956.5部の組
成からなるバッド液にテトロンジョーゼット布を浸漬し
、マングルで80%に絞った後80 ”Cで3分間中間
乾燥を行った。次いでこの布上に下記組成のアルカ1)
防染糊を部分的にプリントし、再度80°Cで3分間の
中間乾燥を行った後、175℃で7分間のHTスチーミ
/グを行った。次いで水洗、湯洗、還元洗浄、水洗乾燥
し念。アルカリ防染糊を印捺した部分の白変が優れた鮮
明な緑青色の染色物が得られた。
〈アルカリ防染糊〉 ファインガムD−251420% (第−工業製薬製) 及び水より成る元糊    55部 炭酸ナトリウム       5部 カラーファインAD     10部 (第−工業製薬製) 水                  30部実施例
70゜ 実施例4で得られた式(X)の化合物0.1部とステア
リン酸カル/ウム0.1部を200部のポリスチロール
ベレットと共にロータリーミキサーで混合し、次いでこ
れを射出成型機を用いて200℃で成型し、諸堅牢度の
優れ之鮮明緑青色の成型物を得た。
発明の効果 疎水性繊維の染色並びに合成樹脂の着色に有用な色価の
高い鮮明堅牢な青乃至緑青色のピロリ/系化合物が得ら
れ友。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中R_1、R_2は夫々独立して、アルキル(C_
    1_〜_6)、アリル、アルコキシ(C_1_〜_6)
    エチル、アリロキシエチル、フェノキシエチル、フェニ
    ルアルキル(C_1_〜_3)、アルコキシ(C_1_
    〜_6)カルボニルアルキル(C_1_〜_3)、フェ
    ノキシエトキシカルボニルアルキル(C_2_〜_3)
    をR_3は水素、アルキル(C_1_〜_6)、アリル
    、ベンジル、クロロベンジル、ニトロベンジル、フェネ
    チル、アルコキシ(C_1_〜_6)カルボニルアルキ
    ル(C_1_〜_3)、フェノキシエトキシカルボニル
    アルキル(C_2_〜_3)、シアノアルキル(C_1
    _〜_2)を表す。 但し、R_3が水素の時、R_1、R_2がメチル、エ
    チル、メトキシエチル、エトキシエチルの各々、同時及
    び組合せる場合を除く。) で表されるピロリン系化合物。 2、式(II)で表されるピロリン系化合物に▲数式、化
    学式、表等があります▼(II) (式中R_1、R_2は後記の意味を表す。)R_3−
    X(III) (式中R_3は後記の意味を表しXはCl、Brlを表
    す。) を塩基の存在下に縮合させる事を特徴とす る式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中R_1、R_2は夫々独立してアルキル(C_1
    _〜_6)、アリル、アルコキシ(C_1_〜_6)エ
    チル、アリロキシエチル、フェノキシエチル、フェニル
    アルキル(C_1_〜_3)、アルコキシ(C_1_〜
    _6)カルボニルアルキル(C_1_〜_3)、フェノ
    キシエトキシカルボニルアルキル(C_2_〜_3)を
    R_3は水素、アルキル(C_1_〜_6)、アリルベ
    ンジル、クロロベンジル、ニトロベンジル、フェネチル
    アルコキシ(C_1_〜_6)カルボニルアルキル(C
    _1_〜_3)、フェノキシエトキシカルボニルアルキ
    ル、シアノアルキル(C_1_〜_2)を表す。 但し、R_3が水素の時、R_1、R_2がメチル、エ
    チル、メトキシエチル、エトキシエチルの各々、同時及
    び組合せる場合を除く。) で表されるピロリン系化合物の製造方法。 3、式(IV)で表される化合物を ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) クロル化して 式(V)で表される化合物を得 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) 次いで式(VI)で表される化合物を縮合させる事を特徴
    とする。 ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) 式(II)で表されるピロリン系化合物の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 4、式( I )で表されるピロリン系化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中R_1、R_2は夫々独立してアルキル(C_1
    _〜_6)、アリル、アルコキシ(C_1_〜_6)エ
    チル、アリロキシエチル、フェノキシエチル、フェニル
    アルキル(C_1_〜_3)、アルコキシ(C_1_〜
    _6)カルボニルアルキル(C_1_〜_3)、フェノ
    キシエトキシカルボニルアルキル(C_2_〜_3)を
    、R_3は水素、アルキル(C_1_〜_6)、アリル
    、ベンジル、クロロベンジル、ニトロベンジル、フェネ
    チル、アルコキシ(C_1_〜_6)カルボニルアルキ
    ル(C_1_〜_3)、フェノキシエトキシカルボニル
    アルキル(C_2_〜_3)、シアノアルキル(C_1
    _〜_2)、を表す。 但しR_3が水素の時R_1、R_2がメチル、エチル
    、メトキシエチル、エトキシエチルの各々同時及び組合
    せる場合を除く。) を使用する事を特徴とする疎水性繊維の染色及び合成樹
    脂類の着色方法。
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