JPS61271648A - カセツト式記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。

Ａ　産業上の利用分野 Ｂ　発明の概要 Ｃ従来の技術 Ｄ　発明が解決しようとする問題点 Ｅ　問題点Ｙ解決するための手段 １作用 Ｇ　実施例 Ｇ１移動シャーシの構造説明 （第４図） Ｇ、ガイドレールの構造説明 （第４図〜第７図］ Ｇ、移動シャーシ及びテープローディング手段の駆動機
構の説明 （第１Ａ図〜第３図］ Ｇ６テープローディング及びテープアンローディング動
作の説明 （第１Ａ図〜第７図］ Ａ、産業上の利用分野 本発明は１例えばカメラ一体型の８ミリビデオに適用す
るのに最適なカセット式記録再生装置であって、テープ
カセット内から引出したテープを回転ヘッドドラムにロ
ーディングして記録又は再生を行うものく関する。

Ｂ　発明の概要 本発明は、テープカセットをシャーシ上に装着して内部
の左右一対のチーブリールな左右一対のリール台に係合
させた後、テープローディング手段によつエテー１カセ
ット内からテープｌ引出して回転ヘッドドラム忙ローゲ
イングさせるようにしたカメラ一体型の８ミリビデオ等
のカセット式記録再生装置において、テープカセットが
装着された後シャーシを移動してテープカセットを回転
ヘッドドラムに近接させるようにす、ることにより。

テープ走行の安定性及び配録、再生の精度が非常に高い
ものでありながら、カセット式記録再生装置全体の大巾
な小型化を図ることができるようにしたものである。

Ｃ従来の技術 周矧の如く、カメラ一体型の８ミリビデオ等の従来のカ
セット式ビデオテープレコーダは、テープカセット馨シ
ャーシ上に装着して内部の左右一対のチーブリールを左
右一対のリール台に係合させた後、テープローディング
手段によってテープカセット内からテープｌ引出して回
転ヘッドドラムにローディングさせ、この状態で、テー
プなローディング経路に沿って定速走行させながら、回
転ヘッドドラムの回転によって記録又は再生を行うよう
に構成されている。

Ｄ　発明が解決しようとする間Ｉ！１点従来のカセット
式ビデオテープレコーダでは。

テープカセット馨シャーシ上に装着して左右一対のリー
ル台等に係合させる際に、そのテープカセットや内部に
収納されているテープ等を回転ヘッドドラムに不測に当
接させて、これらを相互に損傷（特に、上ドラムが回転
ドラムの場合は問題］させてしまわないように、テープ
カセットを回転ヘッドドラムから充分に離間した安全な
位置でシャーシ上に装着している。

しかし、テープカセットな回転ヘッドドラムから離間さ
せた距離だけ、ビデオテープレコーダ全体が大型化して
いた◎ 従って、ビデオテープレコーダ全体の小型化を図る上で
テープカセットと回転ヘッドドラムとの間の距離の縮小
方法は非常に重要である。

そこで従来、回転ヘッドドラムをシャーシ上で移動自在
に構成し、シャーシ上へのテープカセットの装着後に、
ｒＭＪ転ヘッドドラム？シャーシ上で移動してテープカ
セットに近接させる方法が一応考えられてはいた。しか
しながら回転ヘッドドラムはビデオテープレコーダの心
臓部であり１ミクロンオーダなる極めて高精反に管理さ
れる部分である。従って実際には１回転ヘッドドラムを
シャーシ上で移動する構造を採用した場合、テープ走行
の不安定要素が増し、記録、再生の精度が非常に低くな
ってしまうために、この方法は現在に至っても実用化さ
れてはいない。

本発明は、テープ走行の安定性及び配録、再生の精度が
非常に高いものでありながら、シャーシ上に装着された
テープカセットと回転ヘッドドラムとの間の距ｌＩ！を
大巾に縮小することができるよプにするものである。

Ｅ　問題点ケ解決するための手段 本発明の第１発明ヲ：１回転ヘッドドラムが上部に取付
けられた固定シャーシと、左右一対のリール台が上部に
取付けられた移動シャーシとを真備し、左右一対のリー
ル台を回転ヘッドドラムに対する遠近方向に移動すべく
移動シャーシ馨固定シャーシ上に移動自在に取付け、テ
ープカセットを移動シャーシ上に装着して内部の左右一
対のテープリールン在石一対のリール台に係合させた後
。

テープカセットを移動シャーシによつ℃移動して回転ヘ
ッドドラムに近接させ、テープローディング手段によっ
てテープカセット内のテープを引出して回転ヘッドドラ
ムにローディングさせるように構成したものである。

本発明の第２発明は１回転ヘッドドラムが上部に取付け
られた固定シャーシと、左右一対のリール台が上部に取
付けられると共にテープローディング手段の案内用ガイ
ドレールが設けられた移動シャーシとを臭備し、左右一
対のリール台及びガイドレールン回転ヘッドドラムに対
する遠近方向に移動すべく移動シャーシな固定シャーシ
上に移動自在に取付け、テープカセットを移動シャーシ
上に装着して内部の左右一対のテープリールを左右一対
のリール台に係合させた後、テープカセット及びガイド
レールン移動シャーシによって移動して回転ヘッドドラ
ムに近接させ、ガイドレールによって案内されて移動さ
れるローディング手段によってテープカセット内のテー
プを引出して回転ヘッドドラムにローディングさせるよ
うに構成したものである。

２作用 本発明の第１発明は１回転ヘッドドラムン固定シャーシ
上に固定したｆ＼で、移動シャーシ上に装着したテープ
カセットを左右一対のリール台ごとその移動シャーシに
よって移動して回転ヘッドドラムに近接させるものであ
る。従つ′１：、回転ヘッドドラムン何等移動させない
ので、その回転ヘッドドラムを移動させることによるテ
ープ走行の不安定要素が増すようなことが全くなく、テ
ープ走行の安定性及び紀碌、再生の精度が非常に高いも
のでありながら、テープカセットと回転ヘッドドラムと
の間の距離を大巾に縮小することができる。

本発明の第２発明は、移動シャーシによってテープカセ
ツｌ’移動しながら、その移動シャーシに設けられてそ
の移動シャーシと一体に移動されるガイドレールによっ
てテープローディング手段〉案内するので、その移動さ
れるテープカセットに対するテープローディング手段の
移動軌跡を正確に規定することができると共に、ガイド
レールの長さを非常に短くすることができる。

即ち、テープカセットを移動シャーシによって移動させ
る一方、テープローディング手段は固定シャーシ上に設
けた固定のガイドレールによって案内させて移動させる
方法ン採用した場合には。

移動されるテープカセットに対するテープローディング
手段の移動軌跡１正確に規定することが非常に困Ｊｌｉ
（設計、製作上）となると共に、固定のガイドレールの
長さを非常に長くしなければならない。そしてテープカ
セットに対するテープａ〜ディング手段の移動軌跡が正
確に規定されないと。

移動シャーシ上へのテープカセットの装着時にテープカ
セット内のテープがテープローディング手段に干渉し℃
損傷されたり、テープローディング手段によってテープ
カセット内のテープリールす際に無理を生じてテープを
損傷させたりし易い。

また固定のガイドレールの長さが非常に長くなると、移
動シャーシによって移動されるリール台やその他の部品
がその固定ガイドレールに干渉され易くなって、移動シ
ャーシの移動ストロークが短く制限され易くなり、チー
゛プカセットを回転ヘッドドラムに大きく近接させ難く
なり易い。

しかるにこの第２発明によれば、そのような不都合ン発
生しない。

Ｇ　実施例 以下１本尭明Ｚカメラ一体里の８ミリビデオに適用した
一実施例を図面に基づき説明する。

ＧｓＲ初に、移動シャーシの構造を第４図によって説明
する。

移動シャーシｌはステンレス板等の金属板によって構成
されたものであり１周辺部に一体に折曲げ加工された複
数のリプ２によって補強されて、精度の高い水平な平面
板に加工されている。そして移動シャーシｌの後端側の
上部には供給リール台３ａと巻取リール台３ｂとからな
る左右一対のリール台が回転自在に取付けられており、
これら両す−ル台３ａＳＳｂ間には後述するリール台駆
動機構が配置される開口４が設けられている。また移動
シャーシ１の前後、左右の４箇所には前後方向に延びる
長孔からなるガイド孔５が互いに平行状沈設けられてい
る。また移動シャーシ１の上部にはそれぞれ左右一対の
カセット位置決めピン６とカセット散置台７とが取付け
られている。

０３次に、ガイドレールの構造ケ第４図〜第７図によっ
て説明する。

移動シャーシ１の前端側には後述するテープローディン
グ手段の案内用の左右一対のガイドレールＱａ、９ｂが
それぞれ水平に設けられている。

これら両ガイドレール９ａ、９ｂは金属板からなる移動
シャーシ１にポリアセタール樹脂等の合成樹脂によつ℃
アウトサート成形したものである。

そしてこれら両ガイドレール９ａ、９ｂにはこれらの中
央部に沿って適宜彎曲されたガイド溝１０がそれぞれ設
けられてお夕、これら両ガイド溝ｌＯの先端（前端）１
０ａは両ガイドレール９ａ。

９ｂの先端（前５Ｉｉｌ）　１１部分でそれぞれ開放さ
れている。また両ガイドレール９ａ、９ｂは移動シャー
シｌに設けられた溝部１２の内側に沿ってアウトサート
成形された基部１３の上方の所定高さ位置に水平に一体
に成形されたものであり、この基部１３は溝部１２０周
辺部で移動シャーシｌ−上下から挾持する上下７ランジ
部１３ａと溝部１２０周辺部の複数箇所で移動シャーシ
１９上下に買通して上下フランジ１３ａ間を連結する複
数の接続ピン部１３ｂとによって移動シャーシｌに強固
に結合されている。なお両ガイドレール９ａ。

９ｔｌ’移動シヤーシ１にアウトサート成形すると。

両ガイドレール９ａ、９ｂを合成樹脂にて単独で成形し
た後移動シャーシ１に組、立てるもの＼ような１組立て
工程ン省くことができる上に、事後において両ガイドレ
ール９ａ、９ｂが移動シャーシ１に対してガタッキを生
じたり、脱落したりする危険がなくて都合が良い。なお
両ガイドレール９ａ％９ｂの先端１１でガイド溝１０の
先端１０ａの左右両側にはそれぞれ上下一対の接続用爪
１４ａ、１４ｂが一体に成形されており、かつこれら各
爪１４ａ、１４ｂの先端の内側には傾斜面１５ａ、１５
ｂが形成されている。

０１次に、移動シャーシ及びテープローディング手段の
駆動機構’ｋｊｌｌＡ図〜第３図図工第３図明する。

先ｆ、　固定シャーシ１７はアルミニウム等の金属によ
って構成されたものであり、この固定シャーシ１７の＃
端側の上部に回転ヘッドドラム１８がドラム基台１９’
？介して取付けられている。なおこの回転ヘッドドラム
１８は上ドラム１８ａが回転ドラムに構成され、下ドラ
ム１８ｂはドラム基台１９上に固着された固定ドラムに
構成されている。そしてこの回転ヘッドドラム１８は第
１Ａ図に示す如く後述するテープカセットの前面と平行
な基準線Ｐに対して所定の角度θ１に傾斜された矢印ａ
方向に所定の傾斜角度に傾斜されて取付けられている。

またこの固定シャーシ１７の上部には前後、左右の４箇
所にガイドピン２０が固着されていて、移動シャーシ１
が４つのガイド孔５によってこれら４つのガイドピン２
０の上端に係合されて水平に取付けられている。そして
移動シヤーン１は固定シャーシ１７上にあって、４つの
ガイドビン２ｏとガイド孔５とによって案内されて回転
ヘッドドラム１８に対する遠近方向である矢印す、　　
ｃ方向に水平に移動自在に構成されている。

次に、固定シャーシ１７の上部に部分ギアからなる駆動
ギア２１が回転自在に軸支され℃お５゜この駆動ギア２
１の外周の偏心位置上には駆動ビン２２が取付けられて
いる。そしてこの駆動ビン２２が下方から係合されたガ
イド孔２３を有するガイド板２４が複数の止ねじ２５に
よって移動シャーシｌの下面に固着されている。このガ
イド孔２３は長孔からなるものであって、移動シャーシ
ｌの移動方向である矢印ａ、ｂ方向に対して直角な直４
１部２３ａと駆動ギア２１の中心軸２６を中心とする円
弧部２３ｂとを有している。

次に、左右一対のテープロープインク手段２７８％２７
ｂはそれぞれ移動ブロック２８上に取付けられた回転ロ
ーラかうなる垂直な回転ガイド２９と固定ビンからなる
傾斜ガイド３０とによってＳ放されている。なおＭ５ｒ
ｌＪ〜第７図に示す如く、角移動ブロック２８の下面に
はそれぞれ一対のガイドビン３１ａ、３１ｂが取付けら
れている。

そしてこれら両テープローディング手段２７ａ。

２７ｂはこれらの移動ブロック２８によって移動シャー
シ１の両ガイドレール９ａ、９ｂ上に載置され１両ガイ
ドビン３１ａ、３１ｂＹ両ガイド溝１０によって案内し
ながら駆動することにより。

これら両テープローディング手段２７ａ、２７ｂが角移
動ブロック２８によって両ガイドレール９ａ、９ｂ上で
回転ヘッドドラム１８に対する遠近方向である矢印ｄ、
ｅ方向に水平に移動されるように構成されている。

次に、固定シャーレ１７の上部で回転ヘッドドラム１８
の外局の近傍位置にはソ半円弧状ｔなす左右一対の駆動
リング３２　ａ、　　３２　ｂが上下から互いにオーバ
ーラツプされた状態で左右対称状に配置され℃いる。そ
してこれら動駆動リング３２ａ、３２ｂは外周ギア３３
ａ、３３ｂと円弧状のガイド孔３４ａ、３４ｂと馨有し
ており、固定シャーシ１７上に固着されている左右一対
のガイドビン３５に両ガイド孔３４ａ、３４ｂによって
係合されて矢印ｆ、ｇ方向に水平に移動自在に構成され
ている。

次に、固定シャーシ１７の上部には１両駆動リング３２
ａ、３２ｂの外周ギア３３ａ、３３ｂにそれぞれ噛合さ
れた一対の駆動ギア３７ａ、３７ｂが互いに噛合された
状態で回転自在に軸支されており、一方の駆動リング３
２ａの外局ギア３３ａと駆動ギア２１との間χ伝動する
ギアトレイン３８が取付けられている。また固定シャー
シ１７の上部には、これらの駆動用モータ３９が取付け
られ℃おり、そのモータ３９と一方の駆動ギア３７ａと
の間を伝動するギアトレイン４０が取付けられている。

なお、第５図〜第７図に示す如く１両テープローディン
グ手段２７ａ、２７ｂの一方の両ガイドビン３１ａは動
駆動リング３２ａ、３２ｂにそれぞれリミッタ−ばね４
２．スライダー４３及びリンク４４等ケ介して連結され
℃い１１両駆動リング３２ａ、３２ｂが第３図で矢印ｆ
、ｇ方向に駆動されることによって、これらリミッタ−
ばね４２、スライダー４３及びリンク４４等Ｙ介して両
テーグ電−デイング手段２７ａ、２７ｂが両ガイドレー
ル９ａ、９ｂ上で第１Ａ図及び第１Ｂ図で矢印ｄ、ｅ方
向に押し引き駆動されるように構成されている。

また、第１Ａ図１ｇＩＢ図、第３因及び第５因〜第７因
に示す如く、ドラム基台１９の左右両端部には水平な左
右一対のガイド位置決め基台４６ａ、４６ｂが一体に設
けられている。モしてこれら両ガイド位置決め基台４６
ａ、４６ｂには両ガイトレール９ａ、９ｂの両ガイド溝
１０の先端１０ａが接続される一対のガイド溝４７が設
けられ℃おり、その先端（後端］４７ａは開放され℃い
る。！た第５図及び第７図に示す如く両ガイドレール９
ａ、９ｂの先９１１は両ガイド位置決め基台４６ａ、４
６ｂの両ガイド溝４７の先端４７ａの両側に接続される
が、その接続端４８の上下角部には上下爪１４ａ、１４
ｂの傾斜面１５ａ。

１５ｂと対向する傾斜面４９ａ、４９ｂが設けられ℃い
る。

また、第４図に示す如く、移動シャーシ１の前端側の一
側部上にはテンション検出ビン５１がアーム５２及び支
点軸５３ケ介して回動自在に取付けられてお夕、また移
動シャーシ１の１Ｉｔｒ端側の他側部上にはテープ引出
しビン５４とピンチローラ５５とがそれぞれアーム５６
．５７及び支点軸５８．５９を介してそれぞれ回動自在
に取付けられている。なおテンション検出ビン５１は移
動シャーシ１上に取付けられて供給リール台３ａのブレ
ーキカＹｌ！ｌｉｔ整するバンドブレーキ６０と連結さ
れている。

また、第１Ａ図及び第１Ｂ図に示す如く、固定シャーシ
１７上で回転ヘッドドラム１８の左右両側位置にはキャ
ブスタン６２とインピーダンスローラ６３とがそれぞれ
回転自在に取付けられている。また固定シャーシ１７上
で両リール台３ａ。

３ｂの中間位置にはリール台駆動機構６４が取付けられ
ている。このリール台駆動機構６４は駆動ギア６５と、
それに常時噛合された首振クギアロ６と、駆動ギア６５
の中心軸６７に回動自在に枢支されて光電に首振クギア
ロ６が回転自在に軸支された揺動レバー６８とによって
構成されたものであり、移動シャーシ１の開口４内に配
置されている。そしてキャブスタン６２の駆動用モータ
（図示せず］によって駆動ギア６５が正逆回転駆動され
ることにより１首ｍクギ７６６がその駆動ギア６５の回
転方向に応じて矢印り、１方向に首蚕り（揺動］運動さ
れ１両リール台３ａ、３ｂの下面に設けられた一対のリ
ール台ギア６９ａ。

６９ｂに選が的に噛合されてこれらのリール台ギア６９
ａ％６９ｂを選択的に駆動するよつにｍ成されている。

また、ｊｌＥＩＡ図〜第２Ｂ因に示す如く、８ミリビデ
オカセツトであるテープカセット７１内には供給リール
７２ａと巻取り−ル７２ｂとからなる圧右一対のリール
に巻装されたテープ（磁気チー１）７３が収納されてお
り、当初このテープ７３はテープカセット７１内の左右
一対のチーブガイド７４にて案内されてテープカセット
７１の前面間ロア５に沿ってパスされ℃いる。またテー
プカセット７】には前面間ロア５を開閉する回動自在の
開閉蓋７６と前面間ロア５に接続された底面間ロア７と
が設けられている。

０６次に、テープローディング及びテープアンローディ
ング動作な第１Ａ図〜第７図によって説明する。

先ス、カセット装着前においては、移動シャーシ１が第
１ＡＩＩ及び第２Ａ因に示す復動位置まで矢印す方向に
復動されていて１両リール台３ａ。

３ｂは回転ヘッドドラム１８から大きな距離！。

たけ離間されている。なおこの復動状態では、駆動ギア
２１の駆動ビン２２が第３図に１点鎖線で示す復動位置
まで矢印ｊ方向に復動されていて、この駆動ビン２２は
ガイド板２４のガイド孔２３の直線部２３ａ内に位置さ
れている。またこのカセット装着前には１両テープロー
ディング手段２７ａ、２７ｂｙａ／始めとして、テンシ
ョン検出ビン５１．テープ引出しビン５４及びピンチロ
ーラ５５が第］Ａ囚に示す復動位置にそれぞれ復動され
ている。

次にこの状態で、テープカセット７１がカセット装着装
置（図示せず］Ｋよって第１Ａ図及び第２Ａ図に示す如
く移動シャーシ１上に上方から装着されて１両カセット
位置決めビン６及び両力セット載置台７上に水平に装着
されて位置決めされる。すると、両テープローディング
手段２７ａ。

２７ｂ、テンション検出ビン５１．テープ引出しビン５
４及びピンチローラ５５がテープカセット７１の底面間
ロア７からテープ７３の内側に挿入されると共に、開閉
蓋７６が開蓋手段（図示せず）によって上方に突き上げ
られて第２Ａ図で矢印ｍ方向に回動されて、テープカセ
ット７１の前面間ロア５が開放される。

なおこの際、テープカセット７１は回転ヘッドドラム１
８に対して充分な距Ｗａｌ　ｍだけ離間された位置で移
動シャーシｌ上に安全に装着されるので、そのカセット
装着時に、テープカセット７１やテープ７３が回転ヘッ
ドドラム１８（特に１回転ドラムである上ドラム１８ａ
）に不測に当接されて、これらが相互に損傷されるよう
な危険が全くない。

次に、テープローディング動作は、上記カセット装着の
完了後にモータ３９が正回転駆動されることによって行
われる。

即ち、モータ３９が正回転駆動されると、ギアトレイン
４０を介して面駆動ギア３７ａ、３７ｂが互いに逆回転
駆動されて、これら面駆動ギア３７ａ、３７ｂによ９両
駆動リング３２８．３２ｂが第３図で矢印ｇ方向にそれ
ぞれ駆動される。

また、−万の駆動リング３２ａの外周ギア３３ａにより
ギアトレイン３８ン介して駆動ギア２１が駆動されて、
駆動ビン２２が第３図で矢印に方向に所定角度θ、たけ
回転駆動される。

しかしてこの際、駆動ビン２２が第３図で１点鎖線の復
動位置から点線の中間位置まで角度〃１だけ矢印に方向
に回動される間に、この駆動ビン２２がガイド板２４の
ガイド孔２３の直線部２３ａχ矢印Ｃ方向に押す。この
結＊、駆動ビン２２によって移動シャーシ１が駆動され
Ｃ，この移動シャーシ１がＭＩＡ図及び第２Ａ図の復動
位置から第１Ｂ図及び第２Ｂ図の往動位置まで矢印Ｃ方
向に水平に移動される。そして移動シャーシ１が往動位
置に達して停止された後、駆動ビン２２は第３図で点線
の中間位置から実線の往動位置までガイド孔２３の円弧
部２３ｂＰｇ’にその円弧に沿って矢印に方向に残りの
角度θ４分回動される。

そして、この移動シャーシｌによつ℃テープカセット７
１が両リール台３ａ、３ｂごと矢印Ｃ方向に移動されて
、ＩｇｌＢＦ１！Ｊ及び第２Ｂ図に示す如く１両リール
台３ａ、３ｂと回転ヘッドドラム１８との間の距離が小
さな距離ｊ１に縮小されて。

テープカセット７１が回転ヘッドドラム１８ｔＣ近接さ
れる。なおこの際、テープカセット７１はその前面間ロ
ア５からテープカセット７１内に回転ヘッドドラム１８
の一部が挿入される距Ｊ１１まで回転ヘッドドラム１８
に大巾に近接されて、第１Ｂ図に１点鎖線で示す如く両
テープガイド７４間に直線的にバスされていたチーグア
３がその回転ヘッドドラム１８の局面の一部に接触され
る。

１７’ｓ、移動シャーシ１と一体罠両ガイドレール９ａ
、９ｂも矢印Ｃ方向に移動されて、これら両ガイドレー
ル９ａ、９ｂが第１８図、＠５・図及び第７因に示す如
く回転ヘッドドラム１８の両側罠近１１！ｉ、され、こ
れら両ガイドレール９ａ、９ｂの先端１１が両ガイド位
置決め基台４６ａ、４６ｂの接続端４８にそれぞれ接続
される。そして両ガイド溝１０と４７とがこれらの先端
１０ａ、４７ａによってそれぞれ接続される。なおこの
際１両ガイドレール９ａ、９ｂが合成樹脂にて成形され
ていて、適度な弾性ケ有していること及び１両ガイドレ
ール９ａ、９ｂの各々４個の爪１４ａ、１４ｂがこれら
の傾斜面１５ａ、１５ｂとガイド位置決め基台４６ａ、
４６ｂの接続端４８の傾斜面４９ａ、４９ｂによって相
互に案内されてその接ａ端４８の上下に係合されること
によって１両ガイドレール９ａ、９ｂが両ガイド位置決
め基台４６ａ、４６ｂに安全かつ確実に接続される。

一方、移動シャーシ１の矢印Ｃ方向への移動と共に、第
３図で矢印ｇ方向にそれぞれ駆動される面駆動リング３
２ａ、３２ｂによって両テーグローデインク手段２７ａ
、２７ｂｉｔＸ第１Ａ図及び第２Ａ＠の復動位置から第
１８図及びｊｆ！２　Ｂ＠の往動位置である回転ヘッド
ドラム１８の両側近傍位置まで矢印ｅ方向にそれぞれ水
平に移動される。

即ち１両テープローディング手段２７ａＳ２７ｂは、移
動シャーシＩと一体に矢ＦｉＪｃ方向に移動される両ガ
イドレール９ａ、９ｂ上をこれらの両ガイド溝１０によ
って案内されて矢印ｅ方向にそれぞれ移動される。そし
て両テーグローデインク手段２７ａ、２７ｂが往動位置
に達した時には、これらの移動ブロック２８が両ガイド
レール９ａ。

９ｂ上から両ガイド位置決め基台４６ａ、４６ｂ上に乗
り移り、かつこれらの各一対のガイドビン３１ａ、３１
ｂが両ガイド溝１０から両方イド溝４７内に入り込んだ
状態となり、これらのりミツターばね４２のばね力等に
よってそれぞれその往動位置に位置決めされる。なお往
動位置に達して位置決めされた両テープローディング手
段２７ａ。

２７ｂの両回転ガイド２９は垂直であるが１両傾斜ガイ
ド３０は回転ヘッドドラム１８に対してそれぞれ所定の
傾斜角度に傾斜される。またこの際。

両ガイドレール９ａ、９ｂが合成樹脂にて成形されてい
て、金属に比べて摩擦係数が低いので５両テープローデ
ィング手段２７ａ、２７ｂＹ両ガイドレール９ａ、９ｂ
上で低トルクで極めて日清に移動させることができて、
モータ３９の小型化を−り得る。

そして１両テープローディング手段２７ａ１２７ｂの先
行する垂直な両回転ガイド２９によって、テープカセッ
ト７１内のテープ７３が前面間ロア５から水平に引出さ
れて第１Ｂ図及び第２Ｂ囚に示す如く傾斜されている回
転ヘッドドラム１８の局面に所定の巻付は角を有する螺
旋状態では’ＮＭ形にローディングされる。なおこの際
１両テープローディング手段２７ａ、２７ｂの両傾斜ガ
イド３０によつ１回転ヘッドドラム１８に対するチー１
７３の巻付は角と螺旋角とが規定され。

両回転ガイド３０は回転ヘッドドラム１８とチー１カセ
ツ）７１との間でテープ７３を水平に折り返すガイドと
なる。またこの際、移動シャーシ１の矢印Ｃ方向への移
動に同期して、テンション検出ビン５１．テープ引出ビ
ン５４及びピンチローラ５５が別の駆動機構（図示せず
］によってそれぞれ駆動されて、これらが第１Ａ図の復
動位置から第１Ｂ図の往動位置までそれぞれ矢印ｎｋ　
Ｏ＆ｑ方向に移動され、これらによってテープ７３がイ
ンピーダンスローラ６３やキャブスタン６２にバスされ
る。以上によｐ、一連のテープローディング動作が完了
して、モータ３９が停止される。

なおこのテープローディング時には、リール台駆動機構
６４の首根クギアロ６が第１Ａ図に点線で示す如く両リ
ール台ギア６９ａ％６９ｂのはソウ間位置に位置規制さ
れていて１首Ｓクギアロ６は両リール台ギア６９ａ、６
９ｂの何れにも噛合されない。またこのテープローディ
ング時には通常テープ力セツ）７１の巻取り−シフ２ｂ
側からチーグア３が繰り出される。

次に、上記テープローディングの完了後に、第１Ｂ図に
示す如くピンチローラ５５によってチーグア３がキャブ
スタン６２に圧着され、テープが供給リール７２ａから
供給されて巻取り−ル７２ｂに巻取られるべくローディ
ング経路上ン定速で走行されて１回転ヘッドドラム１８
の上ドラム１８ａの回転によって記録、再生が行われる
。そしてこの配録、再生時には、テンション検出ビン５
１によってテープ７３のテンションが検出されて、供給
リール台３ａのバンドブレーキ６０のブレーキ力が自動
調整されて、テープ７３のバックテンションが一定に保
持される。またこの記録、再生時や早送り時には、リー
ル台駆動機構６４の駆動ギア６５が正回転駆動されて１
首根クギアロ６が第１Ｂ図に点線で示す如く矢印り方向
に揺動されて巻取リール台３ｂのリール台ギア６９ｂに
噛合され、その巻取リール台３ｂン回転駆動する。−万
１巻戻し時には、駆動ギア６５が逆回転駆動されて１首
根クギアロ６が第１Ｂ図に１点鎖線で示す如く矢印ｉ方
向に揺動されて供給リール台３ａのリール台ギア６９ａ
に噛合され、その供給リール台３ａｙａｌ−回転駆動す
る。

なお、テープアンローディング動作は、モータ３９が逆
回転駆動されることによって、上述したテープローディ
ング動作の逆動作によって行われる。但しこの際、両駆
動リング３２ａ、３２ｂの第３図で矢印ｆ方向への移動
開始によって１両テープローディング手段２７ａ、２７
ｂが両ガイド位置決め基台４６ａ、４６ｂ上から両ガイ
ドレール９ａ、９ｂ上に乗り移るまでは、第３図で矢印
ｊ方向に回動される駆動ギア２１の駆動ビン２２がガイ
ド叛２４のガイド孔２３の円弧部２３ｂ内をその円弧に
沿って矢印ｊ方向に移動されるために、移動シャーシ１
には矢印す方向への移動力は与えられない。そして１両
テープローディング手段２７ａ、２７ｂが両ガイドレー
ル９ａ、９ｂ上に乗り移った後に、駆動ビン２２がガイ
ド孔２３の直線部２３ａ内に入り込み、以後この駆動ビ
ン２２によって移動シャーシｌが駆動されて、この移動
シャーシ１が第１Ｂ図及び第２Ｂ図の往動位置から第１
Ａ図及び第２Ａ図の復動位置まで矢印す方向に移動され
るように構成されている。

そして、移動シャーシ１によってテープカセット７１が
両リール台３ａ、３ｂごと矢印す方向に移動され℃、テ
ープカセット７１が第１Ａ図及び第２Ｂ図に示す如く回
転ヘッドドラム１８から再び充分な距離ｊ！だけ離間さ
れる。そして１両テープローディング手段２７ａ、２７
ｂ、テンション検出ビン５１．テープ引出しビン５４及
びピンチローラ５５がそれぞれ第１Ｎ図の復動位置へ復
動された後にモータ３９が停止され℃、一連のテープア
ンローディング動作が完了する。なおこのテープアンロ
ーディング時には１言損りギ７６６が第１Ｂ図に点線で
示す如く巻取リール台３ｂのリール台ギア６９ａに噛合
されて、その巻取リール台３ｂ’Ｙ低トルクで回転駆動
し、テープ７３が巻取リール７２ｂに巻取られて、テー
プカセット７１内に引戻される。

以上１本発明の実施例に付き述べたが１本発明は実施例
に限定されることなく１本発明の技術的思想Ｔ／ｃ基づ
いて各種の有効な変更が可能である。

例えば実施例では、移動シャーシ１乞金属板で構成し１
両ガイドレール９ａ、９ｂをその金属板にアウトサート
成形した合成樹脂罠よって構成したが、移動シャーシ１
と一体に両ガイドレール９ａ、９ｂ’に’強高度の合成
樹脂によって一体成形したものであっても良い。

また本発明は、カメラ一体型の８ミリビデオに限定され
ることな′＜、その他の各種のカセット式配碌再生装置
に適用可能である。

Ｈ発明の効果 本発明は、カセット装着時に、テープカセットを回転ヘ
ッドドラムから充分に離間した安全な位置に装着するこ
とができるので、このカセット装着時に、テープカセッ
トや内部に収納されているテープ等を回転ヘッドドラム
に不測に当接させて。

これらｔ相互に損傷させ”（ｔ、４５危険が全くない。

本発明は１回転ヘッドドラムを固定したま＼で。

装着されたテープカセットを左右一対のリール台ごと移
動シャーシによって移動して回転ヘッドドラムに近接さ
せるので、テープ走行の安全性及び記録、再生の精度が
非常に高いものでありながら。

テープカセットと回転ヘッドドラムとの間の距離を大巾
に縮小することができて、テープカセットを回転ヘッド
ドラムと干渉するように近接させた位置に装着するもの
と同様又はそれ以上に、カセット式記録再生酸化全体ン
大巾に小型化することができる。

本発明は、移動シャーシによってテープカセット乞移動
しながら、その移動シャーシに設けられてその移動シャ
ーシと一体に移動さｎるガイドレールによってテープロ
ーディング手段〉案内するようにして、その移動される
テープカセットに対するテープロープインク手段の移動
軌跡を正確に規定することができると共に、ガイドレー
ルの長さを非常に短くすることができるようにしたので
、移動シャーシ上へのテープカセットの装着時にテープ
カセット内のテープがテープローディング手段に干渉し
″′Ｃ損傷されたり、テープローディング手段によって
テープカセット内のテープを引出す際に無理ケ生じてテ
ーグｙａ−損傷させたりすることが全くなくて、安全性
が極めて高い上に、移動シャーシの移動ストロークを大
きくとり易く、テープカセットを回転ヘッドドラムによ
り大きく近接させることができる。

本発明は、実施例で示したように、移動シャーシに設け
たガイドレールを合成樹脂にて成形すると、このガイド
レール上でのテープローディング手段の移動を低トルク
で極めて日清に行うことができて、テープローディング
手段を駆動するモータの小型化を図り得る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示したものであって。 第１Ａ図及び第１８図は要部の平面図、第２Ａ１９及び
第２Ｂ図は要部の側面図、第３図は固定シャーシの平面
図、第４図は移動シャーシの斜視図。 第５図は部分拡大平面図、第６図は第５図■−■線矢視
肉、第７因は第６図■−■線矢視図である。 また図面に用いられた符号において。 １・・・・・・・・・・移動シャーシ ３ａ・・・・・・・・リール台 ３ｂ・・・・・・・・　　Ｉ ９ａ・・・・・・・・カイトレール ９ｂ・・・・・・・・ １７・・・・・・・・固定シャーシ １８・・・・・・・・回転ヘッドドラム２７ａ・・・・
テープローディング手段２７ｂ・・・・ ７１・・・・・・・・テープカセット ７２ａ　・・・・　リール ７２ｂ・・・・　Ｉ ７３・・・・・・・・テープ である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、回転ヘッドドラムが上部に取付けられた固定シャー
   シと、左右一対のリール台が上部に取付、けられた移動
   シャーシとを具備し、 左右一対のリール台を回転ヘッドドラムに対する遠近方
   向に移動すべく移動シャーシを固定シャーシ上に移動自
   在に取付け、 テープカセットを移動シャーシ上に装着して内部の左右
   一対のテープリールを左右一対のリール台に係合させた
   後、テープカセットを移動シャーシによつて移動して回
   転ヘッドドラムに近接させ、テープローディング手段に
   よつてテープカセット内のテープを引出して回転ヘッド
   ドラムにローディングさせるように構成したカセット式
   記録再生装置。 ２、回転ヘッドドラムが上部に取付けられた固定シャー
   シと、左右一対のリール台が上部に取付けられると共に
   テープローディング手段の案内用ガイドレールが設けら
   れた移動シャーシとを具備し、 左右一対のリール台及びガイドレールを回転ヘッドドラ
   ムに対する遠近方向に移動すべく移動シャーシを固定シ
   ャーシ上に移動自在に取付け、テープカセットを移動シ
   ャーシ上に装着して内部の左右一対のテープリールを左
   右一対のリール台に係合させた後、テープカセット及び
   ガイドレールを移動シャーシによつて移動して回転ヘッ
   ドドラムに近接させ、 ガイドレールによつて案内されて移動されるローディン
   グ手段によつてテープカセット内のテープを引出して回
   転ヘッドドラムにローディングさせるように構成したカ
   セット式記録再生装置。 ３、前記少なくともガイドレールを合成樹脂にて成形し
   てある特許請求の範囲第２項に記載のカセット式記録再
   生装置。